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2021年1月

2021年1月31日 (日)

(予約必要)(3.24)オルタナティブな日本をめざして(第56回): 「菅政権グリーン成長戦略は「グリーン」か(あやしいカーボンニュートラル)」(上岡直見さん:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


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(2021年3月の「新ちょぼゼミ」のご案内です)

(別添PDFファイル)(チラシ)(3.24)オルタナティブな日本をめざして(第56回)「菅政権グリーン成長戦略は「グリーン」か(あやしいカーボンニュートラル)」(上岡直見さん)
ダウンロード - efbc88efbc93efbc8eefbc92efbc94efbc89e88f85e694bfe6a8a9e382b0e383aae383bce383b3e68890e995b7e688a6e795a5e381afe3808ce382b0e383aae383bce383b3e3808de3818befbc88e4b88ae5b2a1e79bb4e8a68be38195e38293efbc89.pdf

昨年末、菅政権は2050年の脱炭素社会実現に向けた「グリーン成長戦略」を発表し、その実行計画で14の重点分野を設けました。電源構成を再生エネ50~60%目標とし、風力発電やアンモニア利用発電の大幅拡大に加え、住宅やビル屋根での太陽光発電パネルの大量導入などを計画し、また、電力以外の分野でも、自動車の脱ガソリン化や製鉄における水素活用など、今後の技術革新と設備投資に大きく期待する内容です。政府は「50年カーボン実質ゼロは成長の制約ではなく戦略だ」とし、経済の好循環を生み出したいとしています。しかし他方では、全産業にわたり水素活用が強調され、その水素の大量生産は実は新型原子炉に依存した形で展開されそうであるとか、現在ある旧型原子炉を選択的に温存しながら、新たに小型炉(SMR)や高温ガス炉(HTTR)などの新型原子炉を開発して、引き続き原発依存を続けていく方針も掲げています。この菅政権の「グリーン成長戦略」をどう評価すればいいのか、今回は特に原発と水素に着目しつつ、この問題に詳しい上岡直見さんにご講演をいただきます。是非、お聞き逃しなく、みなさまのご参加をお待ちします(最初の1時間弱は主催者側より事務連絡やプレゼンを行う予定です)。

講師:上岡直見(かみおか なおみ)さん 
1953年東京都生まれ。環境経済研究所代表。1977年早稲田大学大学院修士課程修了。技術士(化学部門)。1977年~2000年化学プラントの設計・安全性評価に従事。2002年より法政大学非常勤講師(環境政策)。2004年国立市「自転車の似合うまちづくり委員会」委員。2005年国土交通省中国運輸局「環境負荷に配慮した瀬戸内海スローツーリズム創出検討委員会」委員。2005年松本市「松本・四賀直結道路市民意向確認研究会」委員。2007年荒川区「荒川区環境交通省エネルギー詳細ビジョン策定委員会委員」委員。2006年~2018年交通エコロジー・モビリティ財団「環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会」委員

 <次 第>
日 時:3月24日(水)18時~21時(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビルの4階 JR水道橋駅西口から5分:水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、
 グローバルスポーツビル、セブンイレブン、鉄建建設本社ビルを過ぎて、
 次の交差点(酒屋さん)を右折、ケバブ店の隣
 東京都千代田区神田三崎町3-1-1  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/    


 <上岡直見さんのご著書>
(1)原発避難はできるか-上岡直見/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034045487&Action_id=121&Sza_id=GG
(2)新型コロナ禍の交通-上岡直見/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034134307&Action_id=121&Sza_id=GG
(3)自動運転の幻想-上岡直見/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033934291&Action_id=121&Sza_id=GG
(4)日本を潰すアベ政治-上岡直見/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033888367&Action_id=121&Sza_id=GG
(5)Jアラートとは何か-上岡直見/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033776508&Action_id=121&Sza_id=GG
(6)JRに未来はあるか-上岡直見/著(緑風出版)
 https://cutt.ly/ndVQFYz
(7)鉄道は誰のものか-上岡直見/著(緑風出版)
 https://cutt.ly/QdVRX25
(8)脱・道路の時代-上岡直見/著(コモンズ)
 https://cutt.ly/jdVRDOw
(9)持続可能な交通へ シナリオ・政策・運動-上岡直見/著(緑風出版)
 https://cutt.ly/kdVE0OO
(10)高速無料化が日本を壊す-上岡直見/著(コモンズ)
 https://cutt.ly/cdVELvo


 <関連:別添PDFファイル>
(1)50年脱炭素へ重点14分野、再生エネ 電動車に本腰、政府成長戦略(東京 2020.12.26)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/67a062e6aa5fb916ed4c791079db5ae3988e860c
(2)2050年までに「脱炭素社会」の実現へ、原発に頼らない道はある(東京 2020.12.24)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/71952
(3)再生エネ5割超明記、政府 グリーン成長戦略決定、2050年に脱炭素実現(日経 2020.12.26)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODF2492P0U0A221C2000000/
(4)新車販売、軽含む全て電動車に、HVなど 30年代半ばまでに、政府計画(朝日 2020.12.24)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14742158.html
(5)世界の関心 30年目標に、脱炭素へ痛み伴う改革も(日経 2020.12.26)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODB2573U0V21C20A2000000/
(6)脱炭素 2050年へ政府計画、洋上風力4500万キロワットに、原発新型炉を開発(日経 2020.12.24)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO67630770U0A221C2MM8000/
(7)脱炭素 原発新増設に含み、2050年グリーン成長戦略 政府発表(朝日 2020.12.26)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14744893.html
(8)経産省有識者会議、原発支持続々、段階的廃止求める世論と溝、エネルギー基本計画改定論議(東京 2021.1.20)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/80859
(9)「脱ガソリン車」目標を掲げた政府は本気度120%(毎日 2021.1.23)
 https://mainichi.jp/premier/business/articles/20210112/biz/00m/020/011000c

*水素・燃料電池戦略協議会 (METI-経済産業省)
 https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/suiso_nenryo/index.html

 <関連サイト>
(1)「温室効果ガス排出ゼロ」を目指すも自然エネルギーに立ちはだかる「送電線の容量不足問題」「先着優先ルール」 試される政府の本気度〈AERA〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7e63bae0054873e3355c74ca728514592c6dd790
(2)原発:「温室効果ガス実質ゼロ」を隠れ蓑に菅政権が原発再稼働にまい進するワケ - 週刊エコノミスト Online
 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20201215/se1/00m/020/045000c
(3)2050年の電源構成参考値、再生可能エネが6割 原子力の位置づけが実現のカギ握る?(THE PAGE) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a98a741bc792b21699b9d5b8232c0a5ce5b0db4e
(4)エネルギー基本計画見直し―原発や石炭火力依存から脱却し、システムチェンジを!| FoE Japan
 https://www.foejapan.org/energy/eshift/201218.html
(5)もう「ムダな研究」とは言わせない…脱炭素社会では「水素エネルギー」が大活躍する(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6f5c6cebc624f222be338caa6e5c09b804bc42d5
(6)止まらぬ日本のCO2排出、原因は「粗悪な住宅」にあると言えるワケ(ビジネス+IT)
 https://www.sbbit.jp/article/cont1/49842
(7)脱炭素化~2050年の社会像:「電力幕藩体制」で続く原発依存 IT活用で脱却を 立憲・阿部知子衆院議員 - 毎日新聞
 https://bit.ly/39BTlY5
(8)炭素の価格付け推進 首相、経産相・環境相に指示へ- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE200YS0Q0A221C2000000/
(9)排出ゼロ実現へ、水素製鉄で世界に先行 日本製鉄社長- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ146K70U0A211C2000000/
(10)林中電社長:脱炭素化に全力 再エネ電源拡充:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010400140&g=eco

*Vancouver Save Article 9- 気候変動と原発
 http://vsa9.blogspot.com/2020/08/blog-post.html


 <「いちろうちゃんのブログ」より>
(1)菅義偉スカ政権の「カーボンニュートラル」とは「原発偏向政策」のことだ:放射能とCO2のどっちが危ないのか、ちょっと考えればわかること=「温暖化ガス排出ゼロ」より先に「放射能排出ゼロ」を実現しろ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-78495a.html

(2)(報告)(新ちょぼゼミ 「オルタナティブな日本を目指して」第3回企画)討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策 当日録画 & レジメ(2017年9月7日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/201797-9b54.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々 

2021年1月30日 (土)

(報告)(1.27)オルタナティブな日本をめざして(第54回)「新型コロナ・パンデミックの「真実」」(岡田幹治さん:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


さる2021年1月27日(水)、水道橋のたんぽぽ舎(移転後事務所学習室)におきまして、ジャーナリストの岡田幹治さんをお迎えして、下記の「新ちょぼゼミ」を開催いたしました。以下、当日の録画やレジメ、および関連資料などを添付して簡単にご報告申し上げます。

(イベント情報)(1.27)オルタナティブな日本をめざして(第54回)「新型コロナ・パンデミックの「真実」」(岡田幹治さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-2c39dd.html

世界を揺るがしている新型コロナ・パンデミックは、なぞの多い感染症です。

・WHOが「ほとんどの感染者は軽症または中等症の呼吸器疾患を経験し、特別な治療を必要とせずに回復する」と公表している程度の感染症なのに、なぜ大騒動になっているのか。

・季節性インフルエンザより感染者も死者も少ない感染症なのに、なぜSARSやMERSと同等の厳しい措置が取られ続けているのか、などなど。

講演では、新聞やテレビが報じないパンデミックの「真実」をお話し、これらのなぞを解き明かします。お話の柱は次のように考えています。

1 新型コロナ・パンデミックとはどんなものか
2 新型コロナ・パンデミックにはどんな問題があるか
3 感染による被害より対策による被害がはるかに甚大だ
4 ワクチンで解決できるのか
5 10年前にどんなことが起きていたか
6 いま何をなすべきか

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
講師:岡田幹治(おかだ もとはる)さん                   
1940年新潟県高田市(現・上越市)生まれ。1964年、一橋大学社会学部を卒業後、朝日新聞社に入社。ワシントン特派員・論説委員などを勤めて定年退社。『週刊金曜日』編集長を経て、フリーに。近著に『香害 そのニオイから身を守るには』(金曜日)、『ミツバチ大量死は警告する』(集英社新書)。


(当日録画)20210127 UPLAN 岡田幹治「新型コロナ・パンデミックの「真実」」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=7bU-dWoL3rk&t=5s
 https://www.youtube.com/watch?v=7bU-dWoL3rk&t=5s

 <レジメおよび資料:別添PDFファイル>
(1)(レジメ1)コロナ・パンデミックの「真実」(岡田幹治 2021.1.27)
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(2)(レジメ2)スライドショウ:コロナ・パンデミックの「真実」(岡田幹治 2021.1.27)
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(3)(講演録)新型コロナパンデミックの「真実」(岡田幹治さん)(『市民アクション・じょうえつ通信 NO.14』2020.12.21)
ダウンロード - efbc88e8ac9be6bc94e98cb2efbc89e696b0e59e8be382b3e383ade3838ae38391e383b3e38387e3839fe38383e382afe381aee3808ce79c9fe5ae9fe3808defbc88e3808ee5b882e6b091e382a2e382afe382b7e383a7e383b3e383bbe38198e38287e38186e38188e381a4efbc89.pdf
https://digital.j-times.jp/Contents/20201117/2b571d9d-83d8-4a1b-848b-b30ca8ea941a


◆(必読参考書)PCRは、RNAウイルスの検査に使ってはならない-大橋眞/著(ヒカルランド)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034144966&Action_id=121&Sza_id=F2

(関連)(別添PDFファイル)書評 PCRは、RNAウイルスの検査に使ってはならない 大橋眞著(冨塚元夫 たんぽぽ舎ボランティア 2021.1.24 )
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 <岡田幹治さんのご著書>
(1)香害 そのニオイから身を守るには-岡田幹治/著(金曜日)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033593376&Action_id=121&Sza_id=C0
(2)ミツバチ大量死は警告する-岡田幹治/著(集英社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033022842&Action_id=121&Sza_id=C0
(3)アメリカ産牛肉から、食の安全を考える-岡田幹治/〔著〕(岩波ブックレット)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031854353&Action_id=121&Sza_id=G1


 <関連サイト>
(1)(別添PDFファイル)新型コロナ感染者数「大幅水増し」疑惑報道は本当か - DOL特別レポート - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/articles/-/250443
(2)新型コロナ感染で、日本はすでに「集団免疫状態」にあるという説の根拠 - DOL特別レポート - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/articles/-/248087?page=2
(3)新型コロナの「指定感染症」は過剰。インフルエンザと同じ「5類感染症」に-岡田幹治|論座
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2020101800001.html
(4)(別添PDFファイル)新型コロナのワクチンは超スピード開発でウイルスよりむしろ危険? - 岡田幹治|論座
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2020110400009.html
(5)(別添PDFファイル)英国で接種が始まった新型コロナワクチン 日本への導入は慎重にすべき理由-岡田幹治|論座
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2020120300003.html
(6)「八ッ場ダム運用開始 利水も治水も必要性なくなった危険な水がめ」(岡田幹治、週刊金曜日) - 八ッ場(やんば)あしたの会
 https://yamba-net.org/51479/
(7)(別添PDFファイル)特集ワイド:この国はどこへ コロナの時代に、日本赤十字看護大名誉教授・川嶋みどりさん 看護師軽視しないで(毎日 2021.1.12夕刊)
 https://mainichi.jp/articles/20210112/dde/012/040/019000c

*岡田幹治 - 著者ページ - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/ud/authors/5a3b5be477656107e8000000

*岡田幹治|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?s=%E5%B2%A1%E7%94%B0%E5%B9%B9%E6%B2%BB

*岡田幹治 | 検索結果- | 週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?s=%E5%B2%A1%E7%94%B0%E5%B9%B9%E6%B2%BB


 <いちろうちゃんのブログ>
(1)(拡散希望)(メール転送です)新型コロナ感染者数「大幅水増し」疑惑報道は本当か - DOL特別レポート - ダイヤモンド・オンライン(岡田幹治:ジャーナリスト)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-8951ac.html

 (2)(報告)(11.12)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-21863a.html

(3)新型コロナ関連の「医療科学」一般文献ご紹介(3):新型コロナ&PCR法 異説の驚愕内容- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-e283d0.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
早々

 

2021年1月29日 (金)

(報告)(1.27)「日本の検察(&法務省)を抜本改革する(その1)」(新ちょぼゼミ:田中一郎)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


さる2021年1月27日(水)、水道橋のたんぽぽ舎(移転後事務所学習室)において「新ちょぼゼミ」を開催し、私から「日本の検察(&法務省)を抜本改革する(その1)」をプレゼンさせていただきました。以下、当日の録画や資料を添付して簡単にご報告申し上げます。なお、この日だけではプレゼンの全部が終了しませんでしたの、次回(2月25日)の「新ちょぼゼミ」において続きのプレゼンを行います。みなさまのご参加をお待ちしております(2/25は「3密」(密閉、密集、密接)防止のため予約が必要です)。

(前前回)(報告)(11.12)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-63dc76.html

(前回)(報告)(11.17)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-da08b2.html

(次回)(予約必要)(2.25)オルタナティブな日本をめざして(第55回):「霞が関の官僚組織:外務省の意思決定」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-6ea08a.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆(当日録画)20210127 UPLAN 田中一郎「検察庁(&法務省)の抜本改革」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=0oFt45jHEMo
 https://www.youtube.com/watch?v=0oFt45jHEMo

 <当日のレジメ:別添PDFファイル他>
(1)(レジメ)検察庁(&法務省)の抜本改革(田中一郎 2021.1.27新ちょぼゼミ)
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(2)(レジメ補足)巨悪・権力犯罪を見逃す日本の検察(不起訴一覧)(田中一郎 2021年1月27日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1e8a39ce8b6b3efbc89e697a5e69cace381aee6a49ce5af9fefbc88e4b88de8b5b7e8a8b4e4b880e8a6a7efbc89efbc882021e5b9b41e69c8827e697a5efbc89.pdf
(3)「118回ウソ」証拠なき弁明 安倍氏「後援会が契約」認める「桜」答弁訂正(東京 2020.12.26)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/76810
(4)法務省機構図
 http://www.moj.go.jp/content/001276308.pdf
(5)検察庁の機構:検察庁
 http://www.kensatsu.go.jp/soshiki_kikou/kikou.htm
(6)東京地方検察庁機構
 http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/tokyo/page1000076.PDF
(7)法務省:検察官適格審査会
 http://www.moj.go.jp/shingi1/shinsakai_tekikakushinsa.html
 http://www.moj.go.jp/shingi1/shingi01400040_00001.html
(8)甘利事件 不起訴(『安倍・菅政権VS検察庁』村山治 文藝春秋 2020.11)
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(9)森友事件 不起訴(『安倍・菅政権VS検察庁』村山治 文藝春秋 2020.11)
ダウンロード - e6a3aee58f8be4ba8be4bbb620e4b88de8b5b7e8a8b4efbc88e3808ee5ae89e5808de383bbe88f85e694bfe6a8a9vse6a49ce5af9fe5ba81e3808fe69d91e5b1b1e6b2bbefbc89.pdf
(10)(社説)検察の「刷新」うやむやでは済まない(朝日 2021.1.15)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14763702.html?iref=pc_rensai_long_16_article


 <関連資料:別添PDFファイル>
(1)安倍・菅が固執「黒川検事総長」に期待した桜捜査(村山治『週刊文春 2020.12.3』)
 https://bunshun.jp/articles/-/41991
(2)検察審査会「不起訴」市民がチェック(朝日 2020.12.25)
https://www.courts.go.jp/links/kensin/index.html
ダウンロード - e6a49ce5af9fe5afa9e69fbbe4bc9ae3808ce4b88de8b5b7e8a8b4e3808de5b882e6b091e3818ce38381e382a7e38383e382afefbc88e69c9de697a5202020.12.25efbc89.pdf
(3)袴田さん審理差し戻し 再審理認めぬ決定を最高裁が取り消す(東京 2020.12.24)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/76237
(4)黒川元検事長「起訴相当」、検審 賭けマージャン再捜査へ(東京 2020.12.25)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/76363

◆(関連図書)安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル-村山治/著(文藝春秋)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034141453&Action_id=121&Sza_id=E2

 <当日の関連サイト>
(1)検察庁「ペンキぶち撒き事件」は安倍政権への怒りのあらわれか(伊藤博敏)現代ビジネス
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/51886
(2)安倍氏公設秘書ら略式起訴へ「桜」3千万円不記載か:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASND37RD2ND3UTIL04K.html
(3)安倍前首相を不起訴処分 秘書は略式起訴「桜」前夜祭費用問題-琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-1246733.html
(4)甘利氏は「絵に描いたようなあっせん利得」をどう説明するのか
 https://ironna.jp/article/2752
(5)吉川元農水相を在宅起訴、鶏卵大手から500万円収賄罪:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14765264.html?ref=mor_mail_newspaper
(6)「無罪の心証」自責の人生、袴田さん一審の元裁判官・熊本さん死去:中日新聞Web
 https://www.chunichi.co.jp/article/159623
(7)再審の在り方 無実の人救う法整備を:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/73907?rct=editorial
(8)西川元農相は立件見送り、特捜部 職務に関する賄賂と認定は困難:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/79466
(9)桜を見る会は「検察の試金石」前夜祭で安倍氏側「差額補填」報道、識者の見方は... J-CAST ニュース
 https://www.j-cast.com/2020/11/24399576.html
(10)「雲隠れ」を続ける甘利明氏を刑事告発!あっせん利得罪の構成要件「請託」「権限行使」「財産上の利益を収受」すべて揃った滅多にない事件だ ~岩上安身によるインタビュー 第631回 ゲスト 宮里邦雄弁護士 - IWJ Independent Web Jou
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/293990


 <いちろうちゃんのブログ>
(1)(メール転送です)(報告)黒川元東京高検検事長の賭けマージャン問題で検察審査会が起訴相当議決=権力悪を正すことができない「機能喪失」の腐敗官庁・検察庁を解体せよ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-70ad3c.html

(2)(安倍晋三のための)GO TO PRISON キャンペーン開始=嘘つき総理は監獄へ行け!(その2):秘書を略式起訴して終り? ふざけんな!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-afce3b.html

(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)-いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々 

2021年1月28日 (木)

(他のMLでの議論です)(1)核兵器禁止条約を政治的に考える(2)国旗・国歌の押付け・強要は憲法違反の前近代的信条弾圧(3)腐った大学の「クサレ学長選挙」への居直りと朝日カバカバ新聞の「お気楽報道」他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.キャンペーン ·
(1)(別添PDFファイル)(チラシ)第12期沖縄意見広告へのご賛同お願いいたします
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89e7acac12e69c9fe6b296e7b884e6848fe8a68be5ba83e5918ae381b8e381aee38194e8b39be5908ce3818ae9a198e38184.pdf
http://www.okinawaiken.org/

(2)困窮者を生活保護制度から遠ざける不要で有害な扶養照会をやめてください! · Change.org
 https://bit.ly/3t3EZHv

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 賛同は3万2千人を突破!扶養照会の弊害が広く知られるようになりました。 · Change.org
 https://bit.ly/39pHgVH

(関連)(別添PDFファイル)10万円特別定額給付金 再給付しない論理とは(東京 2021.1.26)
ダウンロード - e789b9e588a5e5ae9ae9a18de7b5a6e4bb98e9879120e5868de7b5a6e4bb98e38197e381aae38184e8ab96e79086efbc88e69db1e4baac202021.1.26efbc89.pdf

(関連)10万円の定額給付金、菅首相「再支給考えてない」最終的には「生活保護ある」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/82394 

(田中一郎コメント)
 今度は東京新聞「こちら特報部」が現金バラマキ(ヘリコプターマネー)キャンペーンのお先棒を担いでいる。どうしてこの国のマスコミはこうなんでしょうね。ネット上でこの記事は読めないけれど「10万円特別定額給付金 再給付しない論理とは」という記事見出しを見れば、その主旨は明らか。「将来に不安 考えれば(給付は)当然」などと小見出しもある。

記事によると、NPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」の大西達理事長は(中略)「広く外出自粛を求める代わりとして、一律の給付金を再び出してもいいのでは」と語り、経済ジャーナリストの萩原博子さんは「(中略)五万円や十万円の給金では足りない人も多いだろうが、金額の問題ではない」と、まるで浪花節のような根性論もどきを展開する。

何を言っているのか! である。金額こそが問題なんですよ。「五万円や十万円の給金では足りない」のだから、こんなことをしてもほとんど経済的に無意味なのに、日本国民全員1億2千万人全員に配ろうとするものだから巨額の財源が必要となり、また時間もかかるし、更に給付事業下請けのハイエナ業者に巨額の手数料も中抜きピンハネされる。もう昨年に、少額現金のバラマキとは、バカ丸出しの「政策とも言えない」ような「愚策」だったことを経験したじゃないですか。一過性の現金バラマキは無意味なんです。役に立たない割に財源が浪費され、こんなことをくり返せば、いざ、ホンモノの対策をする際には財源がない、などということになりかねません。

では、どうするのか。もうこれまで何度も申し上げてきましたが、再度言いますと、①「必要な人に必要なだけ」給付する仕組みを恒久制度化する、②対策の基本は個人(自然人)の生活保護改め生活保障の制度化(フリーランスや自営業者を含む)と失業保険制度の抜本拡充、③法人の中小零細企業支援の柱は無利息超長期融資や各種支払いの猶予+大企業には直接支援しない、④正規公務員を数百万人単位で採用し公共サービスの拡充(地方振興公社を新設し、ロスジェネ世代を中心に採用した人を地方定住派遣し地方振興の仕事へ)、などです。詳しくは下記をご覧ください。

(関連)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー) いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
(このサイトの下の方をご覧ください)

(関連)ロスジェネ世代の救済(正規職員として安定雇用)は日本経済の救済・再建と同義である=ニュー・ニューディール政策(NND)による「地方振興公社」(新設)を軸に経済政策の抜本転換をはかれ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-5333dd.html

(関連)(再論)ベーシックインカムについて(他のMLでの議論です:勘違いしてはいけない=「ベーシックインカム」は「生活保護」や「社会保障制度」とは似て非なるものです)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-5603.html


2.沖縄に新たな難儀を平然と押付ける自衛隊のシビリアンコントロール無視
 シビリアンコントロールも、沖縄地元の意向も完璧に無視されている。こんなもの、関係責任者を処分して、白紙に戻せ! 何を勝手なことをやってんだ!

(1)辺野古の新基地に自衛隊を常駐 海兵隊と自衛隊のトップが極秘合意-沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/697461
(2)(別添PDFファイル)辺野古新基地を造りたいのは米軍よりもむしろ陸上自衛隊(高野孟 日刊ゲンダイ 2021.1.28)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/284435
(3)辺野古に陸自離島部隊で極秘合意、2015年に米海兵隊と:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/81851
(4)名護市民「恐ろしい事態」 辺野古への陸自部隊に困惑、反発  - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1261475.html
(5)玉城知事「県民感情として認められない」辺野古陸自常駐 国は計画を否定(琉球新報) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/08118a08f52a33e387cfe44db4f8cc7f0d5f8e83

(関連)沖縄に謎の立て札「LZ17A」を設けたのは米軍「理由は答えられない」 - 沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/698453
(関連)沖縄の世界遺産候補地に米軍の実弾 住民は「射撃訓練をしていたなら大変なこと」沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/698452

(日本はアメリカの属国か? 植民地か? 日本政府は何をしている!? アメリカの手先なのか? :田中一郎)


3.大手ゼネコンが住民説明会で陳謝、台風19号で被災、千曲川護岸工事で『施工不良』全面やり直し(NBS長野放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9b1c6864b54295760fd631bc4f3be7096128ab28

(ダム治水安心神話は上記のようなゼネコンに依存することを意味します。そしてそれは嘘八百の「神話」です。川辺川では熊本県知事の椛島郁夫が「逆立ち」して先祖返りし「バカシマ」になってしまっています。次の県知事選で落選させましょう。また、川辺川沿線で「ダム万歳!」をやっていた地方政治家どもも、みな落選させましょう。ダム建設で治水!? いつまでやってんだ、このドアホども! です。はるかに低コストでもっと有効な方法はいくらでもあるでしょうに。:田中一郎)


4.まだオリンピックとか言ってるバカがいる!
(1)【菅政権】菅首相はどうする? 世界中から「五輪やめろ」の大合唱|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/284267
(2)辻元議員が首相猛批判 医師など1万人必要で五輪は(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4b710c1ba244ca886fcbe9d9b33f94dae6e628bf
(3)東京五輪のゴリ押し開催はやはりカネのため…菅総理には中止こそ「悪夢」(日刊ゲンダイDIGITAL) - goo ニュース
 https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/sports/nikkangendai-702081.html
(4)東京五輪へ反旗と不安としらけムード…「強行だ!」は森・バッハ両会長と周辺だけ(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2bf345c128242680ec29cbd9c1f73dd6339dba70
(5)バッハ会長、東京五輪「開催する。プランBはない」強調するも“具体策もなし”(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f3383f254e6f4a4eb6c6d4699ad3fbdeeb58989f
(6)【菅政権】頑なな菅政権 GoTo、五輪に“しがみつき”では収束不可能|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/284433
(7)暮らし大変「もう熱冷めた」五輪への特別な感情が消えた-東京オリンピック 朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP1T2H1BP1KUTIL00T.html?ref=hiru_mail_topix1

◆村田光平元スイス大使からのメールです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
五輪中止に向かう流れ

皆様、13日付英紙「The Gardian」に続き、米有力紙「ニューヨーク・タイムズ」は15日、東京五輪の開催見通しが日々厳しさを増しており、第二次大戦後、初の五輪開催中止に追い込まれる可能性があると伝えました。IOCの最古参委員のDick Pound氏の五輪開催の先行きを懸念する新たな立場にも言及しております。16日付産経新聞もこれを報じました。

特に注目されるのは2月27日に予定されたIPPNWドイツ支部主催による専門家会議”10 Years Living with Fukushima"の開催です。
https://www.fukushima-disaster.de/information-in-english/program.html

同会議では福島原発事故のもたらした放射能災害の実態の詳細が汚染水の海洋放出問題を含め、取り上げられることになっております。IPPNWにより「放射能東京五輪」とまで呼ばれていることに鑑みれば、この場で「事故隠し」及び「放射能の危険性無視」は厳しく批判されることが予見されます。最近の発信に対しては傑出した専門家の方々からコメントが寄せられておりますので紹介させていただきます。

(その1)日本的意思決定のあり方が正に問われています。関係者の殆どが東京五輪は「もはや実施できない」と思っているにも関わらず誰も言い出しません。言い出せません。あの戦争ですら原爆2発落とされてようやく決めたくらいですから。IOCの誰かが言い出してくれるのをじっと待っているのではないですか。

(その2)東京五輪は開催を強行しても、日本の国民体育大大会(国体)か、それよりやや勝る程度のさびしい催しとなるかもしれません。アメリカでワクチン接種が行われていますが、1日あたり 20万人です。このペースでは、日本でも全国民に接種するには 1年 9か月かかります。バイデン政権はアメリカから選手団を送らないかもしれません。発展途上国では、優れた選手がいても、事情により選手団を送ることができない可能性が高くなっています。NBCは、スポンサー企業からテレビ放映のコマーシャル料 12.5億ドル(1,300 億円)をもらっていて、すでに使い込んでいますが、 スポンサー企業としては、コマーシャル料を支払った意味がだんだんなくなってきています。

(その3)最近になって、ようやく『コロナ災厄は自然災害と同じ』する意見が出始め、『救える命から真っ先に救う』という『トリアージ』などという災害用語まで散見されるようになりました。地震や火山噴火などと同じように、誰もコロナ災厄の発生を予知・予測することができませんし、厄介なことに収束&終息の見通しもたちません。どこが発生源か、責任があるのか?を追及するのではなく、先進各国が手を携えて、コロナ災厄に立ち向かわなければならないのに、日米ともに数々の失政によって、人為的災害に発展してしまいました。

上述の通りコロナ禍が深刻化する中で五輪中止に向かう流れが確実に看取されるに至っております。東京五輪は福島事故収束及びコロナ禍対策への全力投球を阻害しております !一日も早い中止の決定が求められます。日本の潮目の変化をももたらしうる中止決定後に思いを馳せるとき、これによる3兆円規模の財政負担の軽減をコロナ禍により生活を脅かされるに至った数百万人規模と言われる弱者救済に回す体制を早急に樹立する必要性が今から痛感されます。

皆様の格段のご理解とご尽力をお願い申し上げます。
村田光平(元駐スイス大使)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


5.「これが自民党でんがな」
 あの石原伸晃がPCR検査で陽性になったとして、3万人の待機を飛び越えて入院しています。無症状なんだそうです。オレサマは「上級国民」だと言わんばかりです。他方で多くの感染者が入院できず、治療も受けられずになくなっているのに、です。「最後はカネメ」だったのでしょうか? これが自民党の正体です。

(1)石原伸晃氏入院に疑念の声紹介 野党議員「なぜ無症状で」(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1bf2f6437541b64a97c638f12ad385444341ffba
(2)陽性→即入院 石原モデルと同じ待遇を全国民にしてほしい|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/284445
(3)自公議員が銀座でハシゴ酒…芸能人は“音沙汰なし”のナゼ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/284465
(4)与党幹部ら深夜、銀座のクラブに 自民・松本氏、公明・遠山氏 | 共同通信
 https://this.kiji.is/726796051866386432?c=39546741839462401
(5)二階氏「ケチつけるな」に見え隠れする「権力集中の弊害」 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210120/k00/00m/040/221000c?cx_fm=mailcp&cx_ml=article&cx_mdate=20210127
(6)案里議員、逮捕後の歳費2000万円超 失職・当選無効でも返還請求できず 専門家、法改正訴え(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/962077341d69d874d7a9f966506c634813085f4a

*(おまけ)公明党のホープ・遠山清彦前財務副大臣「深夜に銀座高級クラブ」で党から厳重注意
 https://bit.ly/2NxXGCL


6.「これが菅義偉スカ政権でんがな」
(1)(別添PDFファイル)菅内閣支持33%、不支持57% 緊急事態遅すぎる71% 毎日新聞世論調査(毎日 2021.1.17)
 https://mainichi.jp/articles/20210116/k00/00m/010/127000c
(2)(別添PDFファイル)独裁気質と異論排除 菅首相と河野大臣のおぞましい共通項(日刊ゲンダイ 2021.1.26)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/284318
(3)【菅義偉】国会答弁でまだ下がる 菅支持率は「底なし」の様相|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/284376
(4)<菅政権に頼っていたら命はないぞ>日本は もはや「無政府状態」の自覚が必要(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/643.html
(5)元経産官僚古賀茂明氏 菅総理の能力のなさがますます浮き彫りに…国会答弁-デイリースポーツ online
 https://www.daily.co.jp/gossip/2021/01/26/0014033072.shtml 

*日刊IWJガイド・非会員版「菅政権はアニメ映画『鬼滅の刃』の煉獄杏寿郎の生き方に学べ! 歴史的な災害のコロナ禍に第3次補正予算は火事場泥棒! 必要のない内閣府新庁舎建設計画が進行中!政権与党幹部は銀座高級クラブで豪遊!」2021.01.28号~No.
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48210
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他のMLでの議論です。私が発信したものや、お送りいただいたものを、いくつかご紹介申し上げます。

1.(メール転送です)「日本語版ウィキペディアで『歴史修正主義』が広がる理由と解決策」の紹介
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皆様、大学で学生たちにも紹介していただければと思い、投稿します。米国在住の佐藤由美子さんが「日本語版ウィキペディアで『歴史修正主義』が広がる理由と解決策」という問題提起を来月、Interaction 21という国際学会で行うそうです。その要約が日本語で下記ブログにかかれています。
 https://sable.madmimi.com/c/7493?id=67304.16085.1.e3ceed32ace1e34e8b0c512058c872d5

佐藤さんは米国でホスピス緩和ケアの音楽療法を実践されている方です。その中で戦争のトラウマを抱えている様々な方と出会ってこられました。そのことは『戦争の歌がきこえる』(柏書房)で書かれています。私は直接お会いしたことはありませんが、ZOOMでの講演をお聞きし、その真摯な生き方に感銘を受けました。

上記ブログのまとめに佐藤さんはこう書かれています。「日本語版ウィキペディアはディスインフォメーションで溢れています。特に日本の戦争犯罪などセンシティブな歴史に関するページでは、問題の趣旨を曖昧にしてごまかし、事実を隠す傾向があります。ウィキペディアが歴史修正主義を生み出したわけではありませんが、それを加速していることは明らかです。日本語版ウィキペディアは1か月間で10億ページ以上が閲覧されるほどの人気サイトであるため、その影響力は計り知れません。」そのことを佐藤さんは英語版との記述の比較などを通して実証的に考察しています。

そもそもウィキペディアを鵜呑みにするべきではないというのは当然ですが、ウィキペディアが目指した「公共圏(public sphere)において社会問題を自由に議論することによってトゥルース(真実・事実)にたどり着くという考え」には一定の意味があると私も思います。しかし、佐藤さんが指摘するように、日本には「公の場で社会問題を自由に議論する」伝統はありません。ネット上でも実名でオープンに議論し合う機会はとても少ないのです。そして日本版ウィキペディアの編集者も40%以上が未登録で匿名のユーザーで、主要10言語のウィキペディアのうちで最も高いそうです。日本語版ウィキペディアは「公共圏」ではなく、むしろ「匿名掲示板」のようになっていると佐藤さんは言っています。

この問題について佐藤さんはウィキペディアを運営するウィキメディア財団や日本語版編集者コミュニティに問い合わせ、問題のあるページの間違いを修正して投稿したそうですが、すべて消されてしまいました。そもそも「南京事件(南京大虐殺)」のページは編集できないようになっていたのです。このページを編集できるのは管理者だけですが、多言語版と比べても日本語版はユーザーに対する管理者数が最も少ないそうです。(登録ユーザー118,000人、「管理者」はわずか56人0.29%)。ごく少数の人々がプラットフォームをコントロールしているのです。

佐藤さんは、「テクノロジープラットフォームで起きている事は、最終的にはそのプラットフォームを作り、運営している会社や団体の責任であるはずです。ウィキペディアの場合も同じく、日本語版ウィキペディアで起きている問題の責任は、ウィキメディア財団にあります。まずは私たちがそのことを認識し、財団に改善を要求する必要があるでしょう」としています。それと共に日本にいる私たちは、歴史修正主義的記述がある場合、繰り返し日本版ウィキペディア編集者に是正を求めていくことが必要だと思います。ぜひ上記のブログをご覧ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2.(メール転送です)こんな政府に任せられますか。内閣官房パンフ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021年1月22日に核兵器禁止条約が発効しました。これによって核兵器の使用・開発・製造・実験・保有・貯蔵を含め、核兵器に関わるあらゆる装置・部品などの製造・移譲・受領のほか、配備・設置・展開などを禁止しています。ご存じの通り、日本はアメリカの核の傘の下にいるため、戦争による唯一の被爆国でありながらこの条約に参加していません。それは、単に核の傘の下にいるだけでなく、日米安保によってアメリカが日本の領域内において核兵器を展開していることに他ならないからだと思います。

つまり、これまでも指摘されてきたように、アメリカ軍は空母などへの核兵器の搭載についてはあるともないとも言ってきませんでしたが、空母タイコンデロガの核搭載機が沖縄から横須賀に向かう途中で太平洋に落下させた事件では、日本政府は、「沖縄にいたときは核兵器はなかったが、太平洋上(日本の領海外)で落としてしまったので横須賀ではもうすでになかった」と答弁しているのです。

核兵器禁止条約を批准するとこんな事は許されません。そのために、日本政府は批准しようとしないのですが、日本政府の核兵器に対する認識がどのようなものなのかを具体的に現す資料を添付します。是非見てください。この資料は以前にもお送りしたことがありますが、是非もう一度思い出してください。

一例として、②留意点◎核爆発の場合
閃光や火球が発生した場合には、失明する恐れがあるので見ないでください。
とっさに遮蔽物の陰に身を隠しましょう。近隣に建物があればその中に避難しましょう。コンクリート建物であればより安全です。
上着を頭から被り、口や鼻をハンカチで覆うなど・・・・・・

こんなパンフを作った役人の「無知」さ加減には呆れるばかりですが、今の政府のクソ官僚・役人、自民公明の政治家の頭の中はこんなものなのです。まさかはと思いましたが、彼らは核戦争など怖くないと思っているのか、核戦争が起きてもこの程度だよ、だから北朝鮮、中国と戦争をしても怖くないよ、アメリカが核で反撃してくれるから、と国民を洗脳しようとしているのでしょう。

こんな程度の連中が、コロナ対策をやって、辺野古新基地を建設し、核迎撃ミサイル配備に大金を使い、公共事業で多額の金を使い、工事をやらせているのです。

当然のこととして、このままではコロナの収束は不可能ですし、庶民を助けることなど不可能だと思います。まして、私権を制限するような感染症法改正や特措法改正など絶対に認められませんし、ワクチンの接種も私は心配しています。(中略)今の日本の政治家、官僚達には私達の生命・財産・生活を委ねることは出来ないと思います。

◆内閣官房ポータルサイト「武力攻撃・テロなどから身を守るために」
 http://www.kokuminhogo.go.jp/pdf/hogo_manual.pdf
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(一瞥して、背筋が寒くなりました。タイムマシンで75年前に戻ったような気分です。そのうち、核兵器攻撃に備えて「防空壕」を家の床下の掘れ、核兵器攻撃で火災が起きたらバケツをもって集合、などと言いかねません。少し前にも、アラームサイレンを鳴らして、北朝鮮から核ミサイルが発射されました、身を隠してください、頭から座布団をかぶってしゃがみ込んでください、などと喚き散らし、これは訓練です、などと説明していました。私が驚いたのは、こんなものは誰も相手にしないだろうと思っていましたが、真顔で言われるとおりにやっている人たちがいたことです。世も末か、末法の世の日本です。絵師に「令和鳥獣戯画」でも書いてもらわなければいけません。:田中一郎)


3.(私が発信したメールです)憲法違反の似非右翼・権威主義的権力乱用が教育現場でまかり通り、司法までもがそれを追認する「前近代国家」ニッポン & 腐った大学の「クサレ学長選挙」への居直りと朝日カバカバ新聞の「お気楽報道」(一部加筆修正)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前略,田中一郎です。

看過できない2つの記事をご紹介します。
反論の仕方が「生ぬるい」と思います。

怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒

(別添PDFファイル)都教委、今春卒業式で都立校に指示、感染防止へ声出しての君が代斉唱なし、でも・・一同 起立せよ(東京 2021.1.25)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/43611


(上記URLは古い記事=昨年の卒業式 に関するものです。今年は、歌わないが、大音響のCDを流し、それを全員起立して国旗に向かって敬意を表して聞け、という指示を出したようです。1/25東京新聞記事(こちら特報部)はネット上にはありませんので図書館などでご覧ください)

(そもそも日本国憲法違反の重大な人権侵害であり、前近代的な政治的弾圧・思想統制である。「強要は致しません」と言って国旗国歌法なる邪法を制定したのに、やっぱり嘘八百だったかということだ。カエルとでもいうべき有権者・国民は、ゆっくりとゆでていけばいい、ということを絵に描いたように実践している。君が代や日の丸というものの「意味」を少しは考えてみればいいし、日本の過去の歴史を振り返ってみればいい。天皇を賛美する歌を歌い、アジア侵略戦争のシンボルとなった「旗」に首を下げることを拒否することは「当たり前」のことであって、子どもたちには、それこそを教えなければいけない。まるで文部科学省や都教委がサカサマの教育を強要している。どっちが「政治的に偏っている」のか!?

こんなものが「教育」の名のもとに「指導要領」を口実に公然と行われ、それが社会的な大問題にもなっていないのは、この国がおかしくなっている明白なる証拠である。いまや発展途上国でも、かようなことは大問題となる。この国は発展途上にもないということか。この国の著名人たちは何をしているのか! 野党どもは何をしているのか。マスごみは何をしているのか=次はお前たちの番だというのに。危機感もないのか!? 石原慎太郎知事時代の東京都教育委員会10.23通達から、もうかれこれ20年近くが経過しているというのに、未だに改まらない。

しかも、司法・裁判所が、かような権力暴力を正すこともせずに追認している始末である。日本の司法・裁判所は解体的出直しをさせなければならない。日本国憲法を守ることもしなければ、有権者・国民の基本的人権を権力悪・権力の暴力から守ろうともしない、お粗末な大日本帝国時代の遺物と化している。都教委の幹部クラスや全委員と、文部科学省の担当セクションの幹部クラスに、出勤時に「君が代」ではなく「インターナショナルの歌を大声で歌え」という業務命令を出してみたらどうか。さすれば、自分たちがやっていることがどういうことなのか、少しは理解できるだろう。それでもわからぬ奴は、威力教育妨害罪でも適用して監獄へ送り込め! ふざけるなという話である。:田中一郎)


◆(別添PDFファイル)国立大で騒動相次ぐ、学長選考会議 透明性確保を(朝日 2021.1.25)無料会員になれば読めます
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14775365.html

(典型的な「朝日カバカバ新聞」記事である。大学自治を踏みつぶし、学問・研究の自由や、そのための財政的バックアップをつぶして、政府や財界に都合のいい研究だけを大学にさせるために(逆に言えば、そうではない教員や研究者をじわじわと大学から追い払うために)、政府(支配権力)や経済界の意向を大学運営にストレートに反映させようと、大学運営の法改正までやって、その「手下」を大学のトップに据えようとした、それに対して、大学内の心ある教授・教員陣から異議が出て騒動になったというのが事の実態である。それに対して、この朝日新聞のすっとこどっこい記者は「透明性の確保」をしなさいだと!? お前はアホか!? 

このお目出たくもチョコザイなことを書いて済ませている朝日新聞の「カバカバ性」が私には吐き気を催す。そんな程度の問題なのか? 筑波大学などに至っては、大学長は3日やったらおいしくてやめられねえ、と言わんばかりの無節操・無法そのもののありようではないのか。筑波大学の選考会議の議長とやらは「変な会がいちゃもんをつけた」などとほざいている。「変な会」とはお前らのことだ、ボケ! こんな奴が関西大学の元学長だったという。関西大学もまた同類ということで、類は友を呼ぶ、ではないか。

東京大学は文字通りの「頭狂」大学に成り下がっている。元学長で三菱に天下った小宮山宏とかいう財界の小間使いのようなのが選考会議の長をやるという利益相反を平然と行い、検証第三者委とかいう御用組織が「小宮山さんはやや疑問」とか何とか言ってごまかして終りの茶番劇、こんなものが日本の大学の最高峰と言われる頭狂(東京)大学のトップ運営なのか。呆れて開いた口がふさがらんワ。

こんな事態になっても、大半の「大学教授」とかいう連中は、知らぬ存ぜぬのダンマリ・無視を決め込んでいる。既に日本学術会議のことも大問題になっていることでもあるし、みなで物事が適正化するまで無期限ストライキでもやったらどうか。「選ばれた学長」とやらの言うことは一切従わない、「学長選をやり直せ」をみなでやればいい。そして、こうしたことをやっている連中を大学から叩き出し、返す刀で、「こんなことでは大学の学問や研究は悪性政治ウィルスにむしばまれていくばかり、大学管理関連法の抜本改正が必要だ、大学の学問の自由と自治を守れ」と、大学教授全員が立ち上がったらどうか。ヘルメットくらいなら、貸してやってもいいぞ! それとも腰が抜けて立つこともできぬのか!?

魚と組織は頭から腐る。日本の大学はとうの昔に腐っている。存在そのものが「悪」となりつつある。日本の大学は、今こそ解体されるべきである。
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4.(私が発信したメールです)核兵器禁止条約を政治的に考える(その1)(一部加筆修正)
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前略,田中一郎です。
(メール転送です)

(関連)2021122 おめでとう!「核なき世界へスタート」
 https://tokyo-chiki-net.jimdofree.com/

(関連)「原爆」って何? 学習動画で分かりやすく 長崎大「ピースキャラバン隊」長崎新聞
 https://this.kiji.is/726442372163158016?c=39546741839462401

政治的リアリズムの問題として、今日の立憲民主党が、どこまでの力量や覚悟や外交を含む政策能力があるのか、よく見極める必要があります。仮に立憲民主党を中核とする「市民と野党の共闘」が、衆参両方の選挙で勝って、政権交代が実現したとして、さて、その政権が抱える大きな課題は何でしょうか?

私は次の5つが「もっとも重たく困難である」と考えて注目しています。(これ以外のものは、政権がやると判断すればだいたい実現可能ではないか)

(1)原発・核燃料サイクル即時廃棄・脱原発(再稼働中止)
(2)消費税問題と財政
(3)外交と日米関係
(4)司法・検察改革
(5)日銀金融政策及び公的年金基金のリスク運用のアンワインド

核兵器禁止条約は(3)=対米関係の問題です。対米関係では、大きな問題として、日米地位協定、在日米軍負担金問題、辺野古基地および在日米軍基地問題などがあり、また、自衛隊と在日米軍の関係の在り方問題もあります。経済問題では、日米FTAやTPP協定の問題があります。

(関連)(別添PDFファイル)史上初の核実験でがん千例増 原爆投下直前、米研究所(東京 2021.1.25夕刊)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/81908

私は、今日の立憲民主党の力量や野党の政治力の乏しさから鑑みて、(鳩山由紀夫内閣も辺野古をはじめとする日米関係問題で倒れました。)あれもこれも、が無理だとすると、重要事項の改革には優先順位をつけて、少しずつ、粘り強くやっていくしかないだろうと思います。

そう考えた場合に、市民運動・社会運動で盛り上がっている核兵器禁止条約の批准については、優先順位は低いような気がします(実際、先進国で加盟・批准した国はほとんどない状態で、おそらくは米国との関係を考慮してのことではないかと推測します)。他にも核兵器関連では「包括的核実験禁止条約(CTBT)」や「核兵器不拡散条約(NPT)」運用検討会議の問題や、諸外国との原子力協定、あるいは国際原子力機関(IAEA)などの問題もあります。非核3原則の実効性の問題もあります。

日米関係をどうするのか、どういう覚悟で、どういう順序で、どういうふうにやっていくのか、今の立憲民主党は、おそらく何にも考えていないように思います。私は、後回しでいい、という考え方もありかなと思っています。むしろ、政権交代して、即刻実施すべきは、上記で言えば(1)と(2)です。それさえも、今日の立憲民主党は、まともにできていませんからね。(2)には、衰退・疲弊していく「地方」再建・再生と、「ロスジェネ世代を中心に2000万人非正規」のちゃんとした雇用と所得保障、そして生きがいの問題も含まれていると考えておいてください。

いろいろな課題があることは重々承知していますが、希望を並べるだけでは実現しません。その課題を、政権交代後にどういう風に、どう動いて、どう政策を打ち出して、実現していくのか、「市民と野党の共闘」は、現段階では「スッカラカン」ではありませんか? つまり、菅義偉スカ政権を批判する「スッカラカン」は、「市民と野党の共闘」もまた、しかり、ということではないでしょうか?

これでは「世直し」はできません。覚悟の決まった、人を見る目のある総大将(人を使うのがうまい)と、その総大将を助ける優秀な参謀が必要です。本当は、これが組織的にできるのがいいのですが、まずは個人・固有名詞から始めていくしかないでしょう。新政権幼稚園だった2009年の政権交代=民主民進党政権をくり返せば、自滅となります。
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5.(私が発信したメールです)核兵器禁止条約を政治的に考える(その2)(一部加筆修正)
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前略,田中一郎です。

私から申し上げようと思ってメールをいたしましたのは、この核兵器禁止条約をめぐる議論についてですが、端的に申し上げますと、私は「もう一つの議論」が必要ではないかと感じているということです。先般、「核兵器禁止条約を政治的に考える」というメールをお送りしましたが、それも同主旨のことです。

今現在進められている圧倒的多数の市民運動・社会運動は、その多くがそうですが、核兵器禁止条約を倫理的道徳的にとらえ、純粋にそれだけをもとめる「クリーン」な運動として展開されています。私は市民運動・社会運動は、それでもいい、そういう運動もまた必要不可欠だ、と思っております。ですから、このメールは、今の核兵器禁止条約制定運動への反対や批難ではありません。

では、何が言いたいのか、ということですが、私は、この日本においては、特に、核兵器禁止条約について考える場合には、現実の国内政治に加えて、核と軍事をめぐる国際政治についても、市民運動・社会運動の内部でよく議論し、核兵器禁止条約の政治的実現の方法も検討しておく必要があるのではないか、と申し上げたいのです。

先般の「核兵器禁止条約を政治的に考える」でも申し上げましたが、現在の日本の改革勢力として一定の政治力があるのは立憲民主党を総大将とする「市民と野党の共闘」ですが、これが悲しいかな、いかにも頼りない・覚悟が決まっていない・いつ何時日和見を決め込み、政権を取ったら真逆をやる背信行為をするかもしれない(2009年のように)、そんな状態にあります。これは国会議員や政党人だけでなく、市民運動・社会運動に参加している人たちにも言えることです。

この不安定な「改革勢力」の状態で、どう考えるのか、が私は政治的考察として重要ではないかと思うのです。ストレートに申し上げて、私は「目前にある危機」は核兵器ではなくて原発・核燃料サイクル施設だと見ています。もしもの時の放射能の量も、原爆よりも原発・核燃料サイクルの方がすさまじいです。その脱原発が今やあやうい状態になっています。原発と核兵器とが表裏一体であることは、もはや市民運動・社会運動の常識に近くなってきましたが、それでも日本社会全体でみたら、まだ怪しいものがあります。

この情勢を念頭において、核兵器禁止条約や脱原発をどう政治的に実現するのか、それもまた考慮しなければいけないことだろうと思っています。また、日米安保や日米軍事同盟もそうです。朝日新聞の記者が言うように「核抜き日米安保条約」などが、果たしてリアリティを持っているのでしょうか? 現実性があるとすれば、どのように実現していくのでしょうか? 

北朝鮮の核の方が少なくとも日本の多くの有権者・国民にとってはリアリティがあるのかもしれません。しかし、バイデン新政権のアメリカの出方・在日米軍の北朝鮮への動き方次第では、在日米軍基地めがけて北朝鮮の中距離核ミサイルが飛んでくるというリアリティは大きな脅威です。また、南西諸島では日本はアメリカに代わって中国と事を構える態勢づくりを急いでいますが、あのエリアでの日米・中国間の限定核戦争(武器の有効性確認が目的)もあり得ない話ではありません。

そうすると、こういう日本周辺での「核の危機」にどう対応するのかという議論や検討が市民運動・社会運動の側にもなければ、ことが起きるとショック・ドクトリンで一気に持っていかれてしまう可能性が高まります。私は今の市民運動・社会運動や平和運動を見ていて、それが大きな懸念の一つです(もう一つは、一部のオレサマ活動家(スターリンのミニブタ)や、その連中と仲良しクラブを形成している人たちの、旧態依然たる左翼的・スターリニズム的体質です。菅義偉をスガーリンなどと批判し始めているようですが、他人ごとではありません)。

要するに、核兵器が、それ自体として単純に存在しているのではなく、極めて政治的に存在している以上、その核をめぐる政治についても十分に調査され、議論され、対処策が検討されていなければ、私は危ないように思っています。これは国内政治ならまだしも、国際政治となると、日本の有権者・国民は、とんとだめ、になってしまうので、なおさらです。対米従属から隷属へ、長いものに巻かれておけば一安心、冷戦体制がそれを合理化する、のまま、戦後70年間にわたり思考停止をしてきた「惰性」がデファクトとして重く、かつやっかいです。

私は、人権侵害の権威主義国家=ロシアの核兵器も非常に気になります。千島列島や北方領土への核兵器配備もありうるでしょう。また、先制不使用を宣言し、米ロに比べれば数も少ないけれども、同じくスターリンのブタ国家の中共中国の核もまた、将来へ向けて大きな懸念です。こうしたロシア・中国の核に対してどうするのか、という議論や検討が、日本ではほとんどありません。核抑止論ではよくない、というだけの話にとどまっています。

インドとパキスタンの核も同様です。日本から離れているから、あまり関係ないわ、という認識が一般的のような気がしますが、そのインドと原子力協定を結び原発を輸出しようとしているのが日本であり、アメリカです。これももっと議論され、問題視されなければいけません。

つまり、国内政治ももちろんですが、国際政治については更に、緻密に情報を入手し、日本の政権交代後の外交の在り方を検討しておかなければ、私はうまくいかないように思っています。少し前に、外交問題で市民運動・社会運動の参加者の方々と議論しましたが、大変失礼ですが、そのレベルは決して高かったとは言えない状態です。要するに日常的に議論が足りなくて、きれいなことだけ言って済ませている、そんな気配が濃厚のような気がしています。ネトウヨどもから「お花畑」などと言われているのは、まったく見当違いのことではないように思います。(ネトウヨの方こそ「お花畑」なんですが)

核兵器禁止条約でいえば、当面は、先進国と言われている国々の動きや、中ロあるいは米国などの核兵器武装国内部の動きが注目されます。アンテナを高くしたいものです。日本国内の方は、私は政治日程に乗せるべきは、核兵器禁止条約ではなくて、完全不可逆の脱原発・再稼働禁止と使用済み核燃料の安全対策だと考えています。対米関係をどうするのか、日米地位協定に代表される対米隷属関係をどう転換するのか、北朝鮮核問題にどう対応するのか、中国政策はどうか、こうしたことが、バイデン政権の外交・軍事方針が明らかになってきた段階で、立憲民主党を中心に、しっかりとした方針が固まるまでは、核兵器禁止条約の批准は難しいだろうと私は見ています。そして、それに加えて、経済政策です。脱原発と経済、この2つがきちんとできないような政権・野党・「市民と野党の共闘」・市民運動・社会運動に、核兵器禁止条約が実現できるとは、私には思えないからです。


6.(私が発信したメールです)核兵器禁止条約を政治的に考える(その3)(一部加筆修正)
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前略,田中一郎です。下記はご参考までにお送りいたします。

(1)バイデンはトランプよりも恐ろしい
 下記の3つのレポートはバイデン新政権を見定めていく際に、ご覧になるといいと思います。アメリカの有権者・国民=特に民主党支持者は、私から言わせると「どうどうめぐり」をしていて、優柔不断なままに「同じところを行ったり来たりしている」ように見えます。クリントン夫妻やオバマの政治がダメだった・ひどすぎた・反国民的だった、からトランプのようなデマゴーグ・悪性ポピュリズムが生れたのに、今般の大統領選では、そのトランプを大統領から引きずり下ろすために、再びクリントン・オバマ直系のバイデンを大統領に選ぶという「愚」をしてしまっています。

核兵器のことで申し上げれば、ノーベル平和賞という、佐藤栄作でももらえる空疎な賞を得たオバマ(当時大統領)が、他方で1兆ドルものカネをつぎ込んで核兵器の刷新=使える核兵器の開発促進を始めています。この核兵器の刷新=小型化・ステルス化・精密化こそが危険極まりなく、私が南西諸島で実験的に対中国向けで使われるのではないかと危惧するものです。ノーベル平和賞ではなくて、ノーベル核戦争準備賞とでも名を変えたらどうかと思いますね。ともあれ、バイデン新政権は、政治資金の面でも軍産情報複合体から巨額のバックアップを受けており、その行動様式はクリントン・オバマの好戦的で攻撃的な態度をとるのではないかと推測されます。『週刊金曜日』の記事によれば、新任の国務長官がタカ派で危険な人物らしいです。

(関連)米国務長官にブリンケン氏 上院承認、外交方針を転換へ | 共同通信
 https://this.kiji.is/726941764255023104?c=39546741839462401

それにしても、このアメリカの政治の動きは、日本やヨーロッパの主要国(英・独・仏・伊など)とよく似ています。いずれの国でも、社会民主主義勢力ないしはリベラル勢力が市場原理主義に走り、あるいは戦争肯定のタカ派路線に走り、有権者・国民を裏切ってロクでもないことを繰り返し、その結果政権を追われて下野した後に、右派ポピュリズムないしは危険なファシズム的政治勢力が台頭してくるという構図です。歴史は繰り返す、ということなのでしょうか。

日本は二度目の政権交代へのチャレンジ中ですが、見通しは非常に暗い。小さなことですが、現在展開中の東京都千代田区の区長選挙では、立候補者の中にリベラル勢力も社民勢力もなく、都民F・自公・維新の3つからの選択という、ゴミ・クズ・カスの選択を有権者が余儀なくされる状態です。我が国の政治主導による没落は止まりそうにありません。そんな中での市民運動・社会運動・平和運動であることを、私は強く意識されるべきであると考えております。

(別添PDFファイル)危惧されるタカ派寄りのバイデン新政権(樫田文彦『週刊金曜日 2021.1.15』)
ダウンロード - e58db1e683a7e38195e3828ce3828be382bfe382abe6b4bee5af84e3828ae381aee38390e382a4e38387e383b3e696b0e694bfe6a8a9efbc88e6a8abe794b0e3808ee98791e69b9ce697a52021.1.15e3808fefbc89.pdf

*ヒロシマで「核なき世界」誓うオバマ「使える核兵器」に1兆ドル(木村正人) - 個人 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20160527-00058125/

(関連)オバマ大統領の「核兵器のない世界」 ダブルスタンダードを批判~オバマ氏の広島訪問を受けて~ - 国際環境NGOグリーンピース
 https://www.greenpeace.org/japan/connect/press-release/2016/05/26/1413/

*(別添PDFファイル)バイデンはトランプよりも恐ろしい(孫崎享『サンデー毎日 2020.11.22』)
 https://mainichi.jp/sunday/articles/20201109/org/00m/030/001000d

(関連)日本外交と政治の正体|孫崎享|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/2185/33

(関連)(予約必要)(2.25)オルタナティブな日本をめざして(第55回):「霞が関の官僚組織:外務省の意思決定」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-6ea08a.html

(2)(メール転送です)六ヶ所再処理工場に関する青森の最近の動き
 再処理工場+高速増殖炉=核兵器用プルトニウム製造装置です。核燃料サイクルへの固執は日本を潜在的核兵器武装国とするための政治的判断であり、発電など、そのための口実にすぎません。採算を度外視してことが進められるものと思われます。しかし、核兵器禁止条約では、原発・核燃料サイクルは「対象外」となっており、大きな弱点の一つと言えます。およそ世界の再処理工場で、純粋な民間ビジネスとして展開されているものは1つもありません。すべて軍事がらみです。そして下記の説明から分かる通り、青森県六ケ所村再処理工場および核燃料サイクル施設は、日本ののど元に突き付けられた「時限爆弾付巨大核兵器」とみなした方がいいと思われます(とりわけ危険なのは高レベル放射性廃液タンクです)。下北半島を巨大地震・巨大津波・火山噴火が襲った時が「日本最後の日」となるかもしれません。放射能の量は核兵器の比ではありませんから。

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核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団は新しい訴訟を起こしました
 青森では、昨年7月の原子力規制委員会による六ヶ所再処理工場の新規制基準合格を受けて、従来の1万人訴訟に加えて、日本原燃の再処理事業の変更許可の取り消しを求める新たな訴訟が起こされました。
 大雪の残る先週1月22日㈮には、原告団が青森地裁に新訴状を提出しました。

 訴状の内容は以下の通りです。

1
 原子力規制委員会が、日本原燃株式会社に対し、2020年7月29日付でなした、日本原燃株式会社再処理事業所における再処理の変更許可は、これを取り消す。

2 訴訟費用は、被告の負担とする。

*東電、2007年にすでに再処理工場内の汚染セル、耐震補強困難との認識
 訴状提出のあとの記者会見で、原告団弁護士から、今回の訴訟資料で新たにわかった大きな問題点が発表されました。昨年の規制委の審査の中で450ガルから700ガルへ引き上げられた基準地震動に対応する耐震補強が必要となりましたが、東電は2006年に行われた六ヶ所再処理工場のアクティブ試験(最終試運転)で汚染されたセル(密閉された部屋)について、すでに2007年の内部資料で「耐震補強は困難」との見解を示していることが判明しました。

これについて、訴訟代理人の一人、海渡雄一弁護士は「再処理工場はこれから安全工事を行うための認可審査に移るが、東電は当時から耐震補強が困難だとはっきり『自白』している」と述べました。

以下、東奥日報の関連記事を引用いたします。
ご参照ください。

<東奥日報2021年1月21日(木)朝刊>
▼「再処理工場「汚染セルの耐震困難」東電、07年内部資料に見解」

 東京電力が2007年、日本原燃・六ケ所再処理工場が想定する地震動が引き上げられた場合、放射性物質で汚染されたセル(厚いコンクリートで密閉された部屋)内の機器の耐震補強が必要となるものの、セルに近づくことは困難─と内部資料に記載していたことが20日、分かった。当時、再処理工場が設定していた基準地震動(耐震設計の目安となる揺れ)は450ガルで、一部機器は耐震性に「ほとんど余裕がない」との認識も示している。資料を入手した核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団は「再処理工場の耐震補強は著しく困難であることが分かる」としている。

 東電ホールディングスは取材に、同日中に回答できないとした。原燃は「人が立ち入れないセルはあらかじめ余裕を持って設計されており、耐震補強工事を行う必要はない」と答えた。

 資料は07年12月、新潟県中越沖地震を受け、原発などの耐震性を再確認するバックチェックの内部会議で示されたもの。福島第1原発事故を巡り東電の旧経営陣3人の刑事責任を問う裁判で、検察官役の指定弁護士が証拠として提出し、その後、東京地裁の取り寄せを経て、民事の株主代表訴訟でも証拠提出された。原告団は22日、再処理工場の事業許可取り消しを国に求めた訴訟(青森地裁)の口頭弁論で詳細を公表する。  原燃の株主でもある東電の内部資料では、再処理工場について「450ガルに対しほとんど余裕のない機器が存在」と記載。680ガルに引き上げれば、放射線量が高く人が立ち入ることができないセル内の機器が「要補強となるが、アクセス困難」と指摘している。

 再処理工場は06年から、使用済み核燃料を用いたアクティブ試験(最終試運転)を開始した。昨年7月に原子力規制委員会の安全審査に合格し今後、耐震を含む安全対策工事を計画している。原燃は審査の過程で、基準地震動を700ガルに見直した。

 原告団の訴訟代理人の一人、海渡雄一弁護士は「再処理工場はこれから安全工事を行うための認可審査に移るが、東電が当時から耐震補強が困難だとはっきり『自白』している」と述べた。

<東奥日報2021年01月23日(土)朝刊 >
▼「再処理変更許可取り消し求め 新たな訴訟提起 1万人原告団」

 日本原燃・六ケ所再処理工場が新規制基準の適合性審査に合格したことを受け、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団(代表・浅石紘爾弁護士)は22日、昨年7月に出された事業変更許可の取り消しを国に求める新たな訴訟を青森地裁に起こした。原告には県内の31人を含む106人が名を連ねた。訴状では「審査基準は合理性に欠け、審議や判断の過程には看過しがたい過誤、欠落がある」と主張している。

 原告団は、再処理事業の指定処分が出た1993年に提訴したが、その後、東京電力福島第1原発事故を教訓とした新たな基準が原子力施設に課され、再処理工場は昨年7月に原子力規制委員会から事業変更許可を受けた。原告団によると、これまで行ってきた従来の訴訟と新訴訟はいずれ併合される見通し。新たな訴訟の第1回口頭弁論は3月に予定されている。

 22日は原告団のメンバーら約20人が横断幕を手に青森地裁前を行進した。県庁で会見した浅石弁護士は、断層評価、同工場の基準地震動(耐震設計の目安となる地震の揺れ)、火山評価、航空機落下などが重要な論点になると想定。「福島原発事故のような原子力災害が二度と起きないよう、司法の場で核燃サイクルの白紙撤回を勝ち取らなければならない」と話した。

▼「「耐震補強は困難」核燃裁判で原告団」

 22日、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団が六ケ所再処理工場の事業指定処分取り消しを国に求めた従来の訴訟の口頭弁論が青森地裁(鈴木義和裁判長)で行われた。原告側は、東京電力が放射性物質で汚染された再処理工場のセル(コンクリートで密閉された部屋)内で機器の耐震補強を行うことは困難─と2007年に記した内部資料を示し、「耐震補強は事実上、困難であることは明らか」(訴訟代理人の海渡雄一弁護士)と主張した。

 資料は07年12月、新潟県中越沖地震を受け、原発などの耐震性を再確認するバックチェックの会議で出された。電気事業連合会が集約した見通しとして、再処理工場では、原燃が想定していた450ガル(ガルは加速度の単位)の地震動に対し耐震性にほとんど余裕のない機器が存在すること、680ガルに引き上げた場合は補強が必要になるがセルに近づくことが困難であると記されていたという。

 また現在、原燃が設定している基準地震動700ガルに対しても、活断層の評価を誤っているなどとして「大幅な過小評価である」と訴えた。被告側は、基準地震動などに関する原告の主張に準備書面で反論した。
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草々 

2021年1月26日 (火)

お知らせ いろいろ:(1)イベント情報(2)キャンペーン(3)図書紹介(4)しょうもないオッサン・オバハンの悪口 他

前略,田中一郎です。
(お知らせその他です)


1.イベント情報
(1)(別添PDFファイル)(チラシ)(2.5)函館市大間原発建設差止裁判(東京地裁#103)
 https://bit.ly/3iRDGXl
(2)(2.6)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)「子ども脱被ばく裁判」応援! シンポジューム 放射能被ばくの現状と山下俊一尋問の再現
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2021/01/26.html
(3)(別添PDFファイル)(チラシ)(2.19)福島原発千葉訴訟第一陣控訴審 判決公判(東京高裁#101)
ダウンロード - efbc88efbc92efbc8eefbc91efbc99efbc89e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae58d83e89189e8a8b4e8a89fe7acace4b880e999a3e68ea7e8a8b4e5afa920e588a4e6b1bae585ace588a4.pdf
(4)(2.12)福島原発かながわ訴訟 控訴審第5回公判(東京高裁 #101)
 https://bit.ly/3qXdddZ
(5)(予約必要)(2.25)オルタナティブな日本をめざして(第55回):「霞が関の官僚組織:外務省の意思決定」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-6ea08a.html
(6)(3.1)福島地裁「子ども脱被ばく裁判」判決公判(当日の詳細スケジュール未定)
 http://datsuhibaku.blogspot.com/
(7)(別添PDFファイル)(チラシ)(3/2~3/10)福島原発事故10年(ふくかな 2021.1.14)
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc93efbc8fefbc92efbd9eefbc93efbc8fefbc91efbc90efbc89e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae4ba8be6958510e5b9b4efbc88e381b5e3818fe3818be381aa202021.1.14efbc89.pdf
(8)(別添PDFファイル)(チラシ)(3.10)東日本大震災 かなわが追悼の夕べ
 http://www.bashamichi-law.jp/wp/wp-content/uploads/2018/02/20180222090056-0001.jpg
(9)(別添PDFファイル)(チラシ)(3.24)オルタナティブな日本をめざして(第56回)「菅政権グリーン成長戦略は「グリーン」か(あやしいカーボンニュートラル)」(上岡直見さん)
ダウンロード - efbc88efbc93efbc8eefbc92efbc94efbc89e3808ce88f85e694bfe6a8a9e382b0e383aae383bce383b3e68890e995b7e688a6e795a5e381afe3808ce382b0e383aae383bce383b3e3808de3818befbc88e4b88ae5b2a1e79bb4e8a68be38195e38293efbc89.pdf


2.キャンペーン
(1)サナテックシード株式会社- 配らないで!植えないで!ゲノム編集高GABAトマト苗 · Change.org
 https://bit.ly/3iZ1oBj
(2)インターネット署名:青森県を高レベル放射性廃棄物の最終処分地としない県条例を制定すること
 https://bit.ly/3ccbYTP
(3)内閣総理大臣- 唯一の戦争被爆国 日本政府は核兵器禁止条約に署名・批准してください! · Change.org
 https://bit.ly/2Ns6eLp
(4)ご寄付・カンパのお願い - IWJ Independent Web Journal - 岩上安身責任編集
 https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
(5)(別添PDFファイル)(署名用紙)宗教者共同声明:戦没者の遺骨が含まれている土砂を辺野古新基地建設に使わせてはなりません(2020.12.10)
 https://bit.ly/3a4QoOz
(6)(別添PDFファイル)原発事故避難者の住まいの確保に関する陳情署名用紙&解説資料(2020.12)
 http://431279.com/news/shomei.html
(7)(別添PDFファイル)止めよう再処理!100万人署名(用紙)
http://gensuikin.peace-forum.com/wp-content/uploads/2020/08/9e825d3a840ace9b06efbd3eabffc23b.pdf
(8)困窮者を生活保護制度から遠ざける不要で有害な扶養照会をやめてください! · Change.org
 https://bit.ly/3pm0pgD

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 賛同者が3万人突破!国会でも議論が始まりました。 · Change.org
 https://bit.ly/39kv9ZU

(9)市民意見広告運動 - 2021年期市民意見広告運動「コロナ禍から命を守れ! 軍備はいらない!」をスタートしました!
 https://www.ikenkoukoku.jp/news/715/

(関連)市民意見広告運動
 https://www.ikenkoukoku.jp/


3.図書紹介
(1)(別添PDFファイル)(広告)カムイ伝全集 全38巻(白戸三平著)
 https://www.shogakukan.co.jp/books/volume/19675
(2)PCRは、RNAウイルスの検査に使ってはならない-大橋眞/著(ヒカルランド)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034144966&Action_id=121&Sza_id=F2
(3)ベ平連とその時代 身ぶりとしての政治-平井一臣/著(有志舎)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034088338&Action_id=121&Sza_id=GG
(4)まんがでわかる日米地位協定 - 小学館
 https://www.shogakukan.co.jp/books/09388781
(5)自衛隊も米軍も日本にはいらない!「災害救助即応隊」構想で日本を真の平和国家に-花岡しげる著(花伝社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034024718&Action_id=121&Sza_id=C0
(6)地域衰退-宮崎雅人/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034153094&Action_id=121&Sza_id=A0
(7)地域を変えるソーシャルワーカー-朝比奈ミカ/編 菊池馨実/編(岩波ブックレット)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034150408&Action_id=121&Sza_id=B0
(8)日米安保と砂川判決の黒い霧 最高裁長官の情報漏洩を訴える国賠訴訟-吉田敏浩/著(彩流社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034123905&Action_id=121&Sza_id=C0
(9)福島が沈黙した日 原発事故と甲状腺被ばく-榊原崇仁/著(集英社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034157247&Action_id=121&Sza_id=A0


4.しょうもないオッサン・オバハンの悪口
(1)質問15項目に菅首相答弁わずか10分 野党反発、与党も「さすがにまずい」 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210121/k00/00m/010/211000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210122
(2)社長が口にしたら3日で会社がつぶれる3つの「菅首相用語」|NEWSポストセブン
 https://www.news-postseven.com/archives/20210123_1629860.html?DETAIL
(3)自民党の人材不足、野党も共倒れで菅政権延命の「最悪シナリオ」も(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1a01f39f12e471b7708670019a8897e6d423315d
(4)菅氏答弁に議場爆笑「私は高齢者」ワクチン接種巡り(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6399469fdfcb7f5e161fc293b53cb108a98599ab
(5)【小池百合子】安倍前首相に小池都知事…日本人はウソに鈍感になったのか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/284245
(6)菅総理と自民党との間で軋轢、官邸も機能不全に「ポスト菅」候補は(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/28dd06f028640a6bab098dc59c5b6d88372d95f6
(7)相次ぐ首相発言「自滅の刃」 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6383173
(8)案里議員、現実味増す失職 「仕事もせず…」支援者落胆:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNCX65WFNCWPTIL00K.html?ref=mor_mail_topix3_6
(9)二階俊博幹事長 年末講演会で「会食批判はアホらしい」の驚愕発言(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7ece79ff76a3a5d8360e31ca6f3f14b3d25d8cff
(10)闘病の立民小川氏「特権かよ」石原伸晃氏の即入院に(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/120f214dfe2c60837970a622037987a800ef5049


5.日刊ゲンダイ
(1)【小池百合子】コロナ禍で蠢く小池都知事“天敵”との手打ちと囁かれる密約|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/284108
(2)【菅義偉】結局、国民が被害…スガ発言が意味不明なのは他人事だから|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/284228
(3)【菅政権】海外から酷評相次ぐ 本家ロシアも認めたスガーリンの独善|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/284222
(4)【菅政権】菅政権がマイナンバー普及に躍起 医師・看護師も一元管理|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/284158
(5)【東京五輪】“組織委に中止計画”発言裏で電通専務と菅氏がステーキ会食|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/284157
(6)【麻生太郎】“後世の借金”増やした麻生政権 10万円再支給どの口で反論?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/284255
(7)<「醜悪」「異様」な代表質問>菅首相だけでなく自民党の下野が必要(日刊ゲンダイ)赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/629.html
(8)<菅政権に頼っていたら命はないぞ>日本は もはや「無政府状態」の自覚が必要(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/643.html


6.その他
(1)内閣支持率33%に続落、不支持45%(朝日 2021.1.25)
 https://www.asahi.com/articles/ASP1S7F03P1PUZPS001.html
(2)新型コロナ- 路線価をコロナで減額補正 大阪3地点、景気変動では初- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOHC221370S1A120C2000000
(3)特集ワイド:軍事知り主権守れ「まんがでわかる日米地位協定」出版「ゴルゴ13」原作、平良隆久さん - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20201001/dde/012/040/018000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20201001
(4)特集ワイド:選挙プランナー・三浦さん 解散どう見る コロナと五輪、カギに - 毎日新聞
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20210118/dde/012/010/015000c?cx_fm=maildigital&cx_ml=article&cx_mdate=20210124
(5)復興五輪「役立たぬ」64% 被災者「東京中心」に懐疑的 コロナ拡大に不安も:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/82038?rct=national
(6)底が抜けた貧困、届かぬ公助~コロナ禍の年越し炊き出し会場の異変 - 稲葉剛|論座 - 朝日新聞社の言論サイト 
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2021012500002.html


◆東京都議選の前哨戦か?「全員が本命」?新人4人出馬の千代田区長選がアツい!(選挙ドットコム) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1b841363228396feddf13008c5b04cb1741c8621

(自公推薦候補と、都民F推薦候補と、維新推薦候補が争う選挙だそうである。立憲民主党・共産・「市民と野党の共闘」は何をしているのでしょう? ここは前職の石川なにがしとかいうジジイが小池百合子タヌキ女の推薦で当選して区長をやっていましたたが、マンション業者から利益供与を受けていた問題で辞任・再出馬をやめたところです。こんな候補者たちでは投票すべき人物がいない状態で、いよいよ日本もここまで来たかという印象です。今のまんまの政治情勢では、いずれ日本国中こうなるのでは? ゴミか、クズか、カスか、この中からどれか選んでください、それが選挙というものです、・・・・こんなの納得できますか? :田中一郎)

(関連)千代田区長選で自民党内は大混乱 乱心か計算か都議会のドンの真意は(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/77c7a9f78189889a63db2d4ce1661d07b9dd8bdd
草々 

2021年1月24日 (日)

福島原発事故損害賠償「群馬」訴訟で国や東電の事故責任を免罪:東電3幹部に対する刑事裁判の無罪判決(永渕健一裁判長)と並ぶ、到底許すことのできない極悪判決を下した東京高裁(足立哲裁判長)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(予約必要)(1.27)オルタナティブな日本をめざして(第54回)「新型コロナ・パンデミックの「真実」」(岡田幹治さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-2c39dd.html

(この日は最初の1時間弱で主催者側より「日本の検察、その抜本改革をどうするか」のテーマでプレゼンを行います。安倍晋三元総理や「あまりにひどい甘利」や西川公也、あるいは福島原発事故の事故責任者など、いわゆる権力犯罪・巨悪の容疑者に対する不起訴処分がやたらと乱発されており、他方では罪なき人々の冤罪が後を絶ちません。この歪み切った日本の検察をどうするのか、みなさまと共に考えてみたいと思っております。ご参加をお待ちしています。「3密」(密閉、密集、密接)防止のため予約が必要となります。なお、これまでの2回の「日本の司法・裁判所の改革」については下記サイトをご覧ください。今回のこのメールの主題である「福島原発事故損害賠償「群馬」訴訟」とも密接に関係しております:田中一郎)

(関連)(報告)(11.12)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-63dc76.html

(関連)(報告)(11.17)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-da08b2.html


2.キャンペーン · 困窮者を生活保護制度から遠ざける不要で有害な扶養照会をやめてください! · Change.org
 https://bit.ly/2KE5DFp

(関連)生活保護利用に関する東京都の情報提供のあり方についての都庁記者クラブ記者会見(2020年12月28日) - 宇都宮けんじ公式サイト 希望のまち東京をつくる会
 http://utsunomiyakenji.com/4766

(東京都へ要請をするよりも、知事を変える方が手っ取り早くて効果的です。女帝タヌキを都庁舎から追い出し、私たちのための都政をしてくれる人を知事にいたしましょう。今年は都議選もあるようですから、まずは都議会から自民・公明のハラグロ利権集団と、都民ファーストならぬ小池百合子ファーストのタヌキ幼稚園児たちを都議会から一掃することです。女帝タヌキ=小池百合子に「馬のクソまんじゅう」政策をたらふく食わされているマヌケ有権者・都民の諸君、おわかりですか? :下記のネット記事をご覧になったらいかがでしょう? これが女帝タヌキが言うところの「東京大改革」です。あなた方は小池百合子(現都知事)に完璧にバカにされてますよ! こんどは「馬の小便酒」政策でも飲みますか? :田中一郎)

(関連)小池百合子とドン内田が手打ちしていた【全文公開】(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b97fa257de1957c1683c8192c543599e8b0987b8

(関連)まさかの小池知事との共闘 “都議会のドン”内田茂が明かした「本当の関係」文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/42933?page=2


3.(別添PDFファイル)河井案里議員に有罪判決 懲役1年4月、執行猶予5年(東京 2021.1.22)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/81198

(関連)領収書「いらなーい」口裏合わせも 金権選挙の一端認定 河井案里議員有罪判決-毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210121/k00/00m/040/328000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210122

(関連)河井被告有罪で問われる菅、二階氏の政治責任 - 国内政治 - 東洋経済オンライン - 経済ニュースの新基準
 https://bit.ly/39RJtbq

(田中一郎コメント)
 金権選挙重罪犯=河井夫婦のうち、罪の軽い方の案里被告に有罪判決が下った。当たり前の話である。どこぞの世界に何の下心もなく陣中見舞いや祝い金として数百円ものカネを配って回るバカがいるか、という話だ。その河井案里の法廷での言動について、東京新聞記事は次のように報じている。「現金を受け取ったとされる広島県議の一人が、「案里議員から口裏合わせの電話があった」として当時の状況を説明している際、「うふふ」と笑いだし、弁護人からたしなめられた。被告人質問では、夫で元法相の克行被告(五七)との逮捕前のやりとりを弁護人に問われ、「『あんたは知らない方がいい』と言われ、間違ったお金なんじゃないかと思った」と涙を流しながら説明。一方、検察官の質問には淡々と「記憶にない」と繰り返した。」「買収はお札で相手の頬を張り飛ばすような下品なこと。私を信じてほしい」

自分でも「下品」であると思っていたのなら、やめておけばよかったのだ。その案里は左胸に議員バッチを付けたまま法廷に臨んでいたという。まるで広島県民をカネで釣り上げたそのシンボルとして、広島県民と日本の民主主義を侮辱するかの如く、地元広島を含む圧倒的多数の有権者から「国会議員を辞職しろ」との批判をせせら笑うかのように、議員バッチを離さなかった。言い渡された判決は懲役1年4カ月、執行猶予5年である。事の内容から鑑みて軽すぎる。その10倍=懲役14年(執行猶予なし)・政界から永久追放が妥当な量刑だ。

しかし、この東京地裁判決もまた、ご多分に漏れず最重要事項については避けて通っている。それは安倍晋三自民党本部から河井夫妻に送られた選挙資金(その原資の大半は政党交付金である)1億5千万円もの大金の主旨と行方だ。自民党本部が当時の参院選広島選挙区のもう一人の自民党推薦候補=溝手顕正(みぞてけんせい)に対しては,その1/10の1500万円しか送っていないことと対比すれば、自民2人立候補による激戦の情勢と併せて鑑みて、このカネのアンフェアと不透明さは重大疑惑事項である。未必の故意による「地元買収資金」を自民党本部が「そのつもりで送金していた」ことは常識として判断されること、この安倍晋三(当時自民党総裁)や菅義偉(当時官房長官)や二階俊博(当時自民党幹事長)に直結する「黒い霧」については、巨悪や社会正義実現の問題からトンズラ判決ばかりを出し続けている東京地裁は、またもや「ほうかむり」をして逃げ去った。日本の司法は腐っている。

蛇足ながら、この案里有罪判決について問われた菅義偉ことスガーリン(スターリンではありません)は「政治家は国民の負託を受け、疑念を抱かれないよう襟を正して活動することが大事だ」「(1億5千万円については党で所定の手続きを経た上でルールに基づいて交付されている」(スガーリンは参議院選当時には複数回の河井案里応援に駆け付けていた)と言い、二階俊博は「党は常に襟を正し引き続き緊張感を持って国民の信頼回復に努めていく」と居直った。ありきたりの決まり文句で説明責任を回避するのは常套手段、その本音は下記の毎日新聞報道にもあるように「いちいちケチつけるもんじゃない」(二階俊博)である。つまり「何が悪いんだ、ボケ、つべこべぬかすな」の居直りである。これは河井案里金権選挙のおかげで落選となった溝手顕正候補と広島有権者への最大限の侮辱であり、また日本の有権者・国民への侮辱でもある。自民党に投票をしたり選挙で棄権をしているバカ者有権者は、このことをよく認識しておくことだ。次期衆院選は間もなくである。

河井夫婦のもう片方の河井克行の裁判も同時並行で進められているが、被告の河井克行は「裁判引き延ばし作戦」に出ている様子である。はたして、腐れヒラメ裁判官養殖場となっている東京地裁が、河井克行の裁判を適切に運営・進行させられるのか、怪しい限りの情勢である。

(関連)河井元法相の結審、見通せず「百日裁判」証人多く長期化:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021012100809&g=soc
(関連)河井被告有罪で問われる菅、二階氏の政治責任(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8e69726cc64385e0477af7bf821aa47b3fdc4e3c

(関連)二階氏「ケチつけるな」に見え隠れする「権力集中の弊害」 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210120/k00/00m/040/221000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210121

(関連)(別添PDFファイル)「政治とカネ」「学術会議会員任命拒否」・・・甘い幕引き許されない(東京 2021.1.22)

日刊IWJガイド・非会員版「東京地裁が河井案里参議院議員に有罪判決!」2021.01.22号~No.3053号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48169


4.東京五輪はまもなくご臨終(五輪終)
 森喜朗元総理と小池百合子から、この愚かなる「カネカネカネの祭典」「利権と土建とセキュリティのバカ騒ぎ」に使った税金を返却してもらいましょう。他のことに使えば、どれだけたくさんの方々の命を救い、生活を改善できたでしょうか。

(1)東京五輪、今夏は「中止と日本政府が結論」…英紙タイムズ衝撃報道、2032年開催案も(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7d42efe99984cac8d30c87c6f55e3916125b2585
(2)東京オリンピック 無観客含む3案を政府検討 「日本は中止判断」英紙が報道 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210122/k00/00m/050/056000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20210122
(3)日本政府、コロナのため五輪中止が必要と非公式に結論=タイムズ紙 - ロイター
 https://jp.reuters.com/article/olympics-japan-covid-idJPKBN29Q35U
(4)東京五輪いずれ中止判断? 坂井副長官発言が火に油(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f99071c18c9193c44cdbbea9470e8142139ab581
(5)「日本政府が東京五輪・パラの中止と結論」と英紙報道 2032年の開催目指す? 東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/81382
(6)「中止」決めきれぬ東京五輪 競技数を減らし〝ミニリンピック〟強行も(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a0c4e8d887d79225a07d9507da172f5a4ebb78c3
(7)【東京五輪】“組織委に中止計画”発言裏で電通専務と菅氏がステーキ会食|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/284157
(8)東京オリンピックに懐疑論 IOC会長の思惑、バイデン新政権の影響は- - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210122/k00/00m/050/329000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210123


*日刊IWJガイド・非会員版「『東京五輪は中止せざるを得ないと非公式に結論づけ』英紙タイムズが『連立与党幹部』の発言を暴露報道!」2021.01.23号~No.3054号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48176


5.(メール転送です)DHCスラップ訴訟・「反撃」訴訟 勝訴確定のご報告と御礼
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
東京・23期弁護士の澤藤です。

デマとヘイトとスラップとステマとで著名な極右企業DHCとそのオーナーである吉田嘉明から6000万円請求のスラップ訴訟を提起されてこれに勝訴し、引き続く「反撃」訴訟でも勝訴して1月14日に確定しました。昨日(1月21日)のブログ「澤藤統一郎の憲法日記」に、その顛末の記者レク資料を掲載しました。DHC・吉田嘉明と澤藤との争いの全経過や勝訴の意義がこれでお分かりいただけると思います。問題領域は、表現の自由・DHC政治資金規正・消費者の利益・規制緩和・裁判を受ける権利・民事訴訟のありかた等々に関わっています。スラップ訴訟に関心のある方は、是非ご活用ください。

*DHCスラップ訴訟・「反撃」訴訟 勝訴確定の記者レクー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第181弾
 http://article9.jp/wordpress/?p=16217

なお、多くの方にご支援をいただき、感謝に堪えません。この場を借りてお礼申しあげます。

澤藤統一郎 <sawafuji@article9.jp>

改憲への危機感から、「憲法日記」毎日連載しています。
http://article9.jp/wordpress/


6.スッカラカンの菅義偉スカ政権=退陣へのカウントダウン進行中
(1)「短命首相リスト入り?」 菅政権の支持率急落 海外メディアは… - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210121/k00/00m/010/118000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20210121
(2)【河井案里】案里被告に有罪判決…菅政権「4.25補選」3連敗がトドメに|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/284220
(3)【二階俊博】二階幹事長と麻生氏に国民の怒り爆発!怨嗟の16万ツイート|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/284221
(4)<国民愚弄政権にトドメを>この国会は政治をマトモに戻す天王山(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/609.html
(5)黄信号点灯の菅首相、「4月政局」に現実味!? 支持率急落の中、再浮上の手はあるか…(47NEWS) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e5f67c0c8d693a8520d8141d4803410ccbfc0a4c
(6)下村博文・政調会長、茂木敏充・外相が蠢動する 菅降ろしの裏側 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/sunday/articles/20210118/org/00m/010/001000d?cx_fm=mailasa&cx_ml=column&cx_mdate=20210121
(7)国民をバカにするだけのお仕事?菅首相「棒読み施政方針演説」の異常性 - まぐまぐニュース!
https://www.mag2.com/p/news/483854?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000001_thu&utm_campaign=mag_9999_0121&trflg=1
(8)室井佑月「つづく失敗の原因は?」 〈週刊朝日〉|AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2021012000007.html
(9)菅政権の「支持率急落」のウラで、「安倍ブレーンたち」の反撃が始まっていた…!(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8907ce857e65b96f0cbc93f8474b28fc057103d6
(10)利権はあっても理論なし。竹中平蔵氏と菅首相の哀しき共通点 - まぐまぐニュース!
https://www.mag2.com/p/news/484030?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000001_fri&utm_campaign=mag_9999_0122&trflg=1

*日刊IWJガイド・非会員版「バイデン米大統領就任式はトランプによる一時的な『狂乱』の終わりではなく米国没落の始まり!- トランプ氏は2024年の大統領選に出馬示唆! トランプ氏が影の大統領として影響力を振るう!- バイデン政権はコロナ禍と対中対立とト
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48147
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さる2021年1月21日、東京高裁において福島原発事故損害賠償「群馬」訴訟(以下「群馬訴訟」)の判決公判が開かれ、多くの関係者が考えもしなかった東京電力や国の原発事故責任を免罪して被害者を切り捨てる許しがたい判決が下されました。それはまるで原発・核燃料サイクルを推進していくためならば、いかような安全管理の手抜きや不注意も許され、危険な欠陥原発でも稼働してかまわず、それで被害にあった人たちに対してはロクすっぽ賠償も補償も支援もしないで切り捨ててよいという、およそ司法・裁判所として、あるまじき判断であると言えます。

(関連)原子力損害賠償群馬弁護団
 https://gunmagenpatsu.bengodan.jp/

申し上げるまでもありませんが、司法・裁判所が最も重視すべき使命は、第一に、有権者・国民の基本的人権が侵害されることのないように、特に権力犯罪や権力による一般市民への加害行為に対しては厳しい目で司法のチェックを入れることに加え、第二には、ともすれば行政権力や政治権力の濫用によって社会正義がないがしろにされることを防ぎ、この国の社会に公正・公平や安全・安心を確保し、もって有権者・国民の福祉や幸福の礎となる法治を実現することです。

しかしながら、今回のこの「群馬訴訟」の判決は、その対極に位置する、どうしようもないくらいに出鱈目な判決であり、また、ことが原発・核燃料サイクルの事故にかかるものであるだけに、「原発・核燃料サイクルならば何をしてもいいのだ、手抜きも、いい加減も、デタラメも、それがもとで大事故になったとしても、後から屁理屈で予見不可能・不可抗力・未曽有の想定外などと抗弁しておけば、罪も責任も問われることはない」という「悪のお墨付き」=深刻なるモラルハザードを与えるものになっています。そして被害者は、救われることなく、償われることもなく、加害者・東京電力や事故責任者・国によって踏みつぶされるのです。かような判決を看過するわけにはいきません。かような判決を放置しておけば、それはそのまま近未来における福島第1原発事故並みの、いやそれ以上の原発・核燃料サイクル施設過酷事故を用意することになるでしょう。

以下、簡単に裁判報告を兼ねて、このクソ判決についてコメントを申し上げます。最初に、この判決を報道する各新聞紙記事をご覧いただきましょう(別添PDFファイル)。

(1)(別添PDFファイル)津波対策、国の責任を認めず 原発避難、東京高裁が一審覆す(東京 2021.1.22)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/81228?rct=national
(2)(別添PDFファイル)福島第1原発事故、原発事故訴訟、国の責任否定 東京高裁、仙台と判断割れる(毎日 2021.1.22)
https://mainichi.jp/articles/20210121/k00/00m/040/132000c
https://mainichi.jp/articles/20210121/k00/00m/040/318000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210122
(3)(別添PDFファイル)原発事故、東京高裁は国の責任否定、「津波予見できず」、東電だけに賠償命令(朝日・日経 2021.1.22)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG20DJ10Q1A120C2000000
 https://www.asahi.com/articles/ASP1P4W6HP1PUTIL016.html
(4)(別添PDFファイル)原発避難者群馬訴訟、国の責任認めず 東京高裁が不当判決(赤旗 2021.1.22)
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2021-01-22/2021012213_01_1.html

ネットサイトの記事内容ではよくわかりませんが、新聞の原文にあたると見えてきます。似非右翼団体機関紙の「3K新聞」(産経)と首相官邸広報紙の「ゴミ売り新聞」は読む価値がないので除外し、それ以外の大手4紙に目を通してみた。各紙とも、この裁判の判決が如何に重大な意味を持ち、また、如何にその内容がデタラメでひどいのか、記事を書いている記者も、それを編集して紙面に掲載している編集デスクも、ともによくわかっていないようである。

4紙のうち、最も字数が多くて内容がくだらなかったのが毎日新聞で、簡単に言えば、この判決を書いたクソヒラメ裁判長=足立哲のエクスキューズを事細かく説明している記事だということだ。批判的観点がほとんどない。また、朝日と日経に至っては、この裁判が日々、日本社会のどこにでも起きている事件の1つ=つまりはワンオブゼムであり、あたかも多々ある三面記事の1つであるかのように通り一遍のことをスラスラと書いて、ハイ1件落着、のような記事になっている。これもこの裁判の正体というか、重大性というか、持つ意味の重みを全く理解していない記事である。この3紙は日本の新聞の「マスごみ」化を象徴しているような取材ぶりであり、記事の書きぶりである。既存の新聞で唯一、一読に値するかと思えたのは東京新聞(それと赤旗)くらいなものだが、それもまた、不十分極まりなく、結局、私からは、この裁判の判決報道として、下記のOur PlanetーTV をご紹介しておきたい。コンパクトだが、物事の核心を突いて、適切に判決を伝えていると思われる。

◆群馬の原発避難者訴訟で国の責任認めず〜東京高裁 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2538

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)これに対し2審の判決は、津波の発生を予見できなかったとして一審の内容を棄却。2002年の国の「長期評価」による津波の予見は不可能だったとした上で、もし「長期評価」を前提に防潮堤などを設置したとしても津波による原発内の浸水は防げず、また建屋の水蜜化も十分な技術が確立していなかったとして、原発事故の発生を回避することはできなかったと指摘。「国の津波対策に関する対応に問題があったとまではいえない」と国の責任を認めなかった。また東京電力についても、津波を予見したり、事故を回避することは難しかったとして、民法上の過失責任は認めなかった。

一方、東京電力については賠償責任があるとし、事故当時生まれていなかった原告1人をのぞく90人に対して、一審よりも多い約1億1900万円を賠償するよう命じた。一審より最も賠償額が増えたのは、帰還困難区域に隣接した居住制限区域の住民で、最高額は1500万円。一方、避難区域外の住民の中には、賠償額が減額されたケースもある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

要するに、津波は予見できなかった、事故対策も不可能で事故は回避できなかった、国や東京電力に落ち度はない、ただ東京電力は原子力損害賠償法に従って無過失責任で賠償をしなければならず、その額は前橋地裁の判決金額よりも若干ばかり増やしたが、それでもたったの1億2千万円程度=1人当りにして、わずか130万円余にすぎない、ということである。いい加減な手抜き管理を行って福島第1原発事故という未曽有の大事故を引き起こし、東日本一帯を放射能だらけにし、福島県を中心に周辺県も含めて地域住民の全てを奪って生活や仕事や生存を破壊した、この「国家的犯罪」とも言うべき事件が、東京高裁の足立哲とかいうクソヒラメ官僚裁判官他3名の裁判官によって無罪放免され、同時に被害者が事実上切り捨てられた、ということである。かような賠償金額では、被害者は人生も生活も仕事も再建することは不可能であり、更に、原発事故による被ばく影響で、今後は健康被害が表面化してくる可能性に恐怖しながら生きていかなければならないことになる、からである。上記で申し上げたように、こんな判決を黙って看過するわけにはいかないことは申し上げるまでもない。


 <群馬訴訟で見られた被告・国や東京電力の態度の悪さ>
 更に、報道だけでは知ることのできない被告側の態度の悪さを2つばかり指摘しておきたい。私は何故、この被告側の態度をマスごみどもはきちんと取材し報道しないのか、理解に苦しむ。福島第1原発事故は「もう終わったもの」くらいにしか思っていないのではないか。しかし、そんな批判力・迫真力に乏しい報道で、権力を濫用する者たちを覆い隠すことに加担するようなことでは報道機関とは言い難い。原発・核燃料サイクル施設が再びの大事故を起こしてもいいのか!? それを止めるのが、司法の役目であり、マスコミの役目ではないのか!? そのためには、かような被告=国や東京電力の劣悪な態度を見て見ぬふりをしていていいのか、という話である。

(1)被告・国の弁護代理人が行なった原告を侮辱する「暴言」陳述
 数日前の私のメールに書いたことを再度転記しておく。この「暴言」陳述は許されない。今後も徹底追及する。

以下はメール転記です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なお、群馬の裁判については、被告・国側より下記のような看過できない不届き千万の法廷陳述が行われていたことを付記しておきます。如何に法廷とはいえ、ものごとには言っていいことと悪いことがあるのであって、この陳述を行った被告側の法律家どもは、そうした常識さえもわきまえていない許しがたい「専門バカ」と言っていいでしょう。この連中については、後日、その陳述の責任を追及するとともに、質の悪い御用人間達として「公職追放」していく必要があると思います(日弁連はこの法律家どもの処分を検討せよ)。

いい加減な管理で原発事故を引き起こし、福島県をはじめ東日本一帯を放射能で汚染したのはいったい誰なのか。また、下記に見るようにホット・パーティクルによる内部被曝の危険性がある中で、まともな被害者対策も放射線防護政策も行わず、もちろん損害賠償・補償もロクすっぽせず、「子ども・被災者支援法」にも違反して、被害者に対する不当極まる行為を繰り返しているのは誰なのか、よく考えてみろ、という話である。こういう「御用人間」たちは、もはや不届き千万のみならず、今日の原子力翼賛社会においては「危険」でさえあるのです。

(関連)国側が裁判所に主張した【第8準備書面】加害者が避難者を“加害者”にして分断を図る暴挙(丹治杉江さん:群馬原告 2019.10.11)
 https://bit.ly/2XVaLbl

(関連)俺たちが「住民の心情を害す」?汚染は「国土に対する不当な評価」? 国が「群馬訴訟」の準備書面で〝自主避難〟を強烈に否定、福島県内外から怒りの声 - 民の声新聞
 http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-368.html
 http://oshidori-makoken.com/?p=4082
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-09-18/2019091814_01_1.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(120):改めてホット・パーティクル(不溶性放射性微粒子・CsMP)の危険性に万全の注意と備えを!- いちろうちゃんのブログ(このブログの「最初に若干のこと」のところです)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-72461c.html

(2)(別添PDFファイル)判決公判日の裁判所前集会レジメ(原賠裁判を支援する群馬の会ニュース NO.15 2021.1.21)
ダウンロード - e588a4e6b1bae585ace588a4e697a5e381aee8a381e588a4e68980e5898de99b86e4bc9ae383ace382b8e383a1.pdf

 これのP5~7にある「5 この期に及んでこんな主張をする国に原発の安全規制を任せて本当に大丈夫なのか?」をご覧ください。「支援する会」が作成したこのレポートにもあるように、裁判の過程における被告・国や東京電力側のかような言い逃れ・虚偽陳述を見逃しておくわけにはいかないし、そもそも裁判は、このようなデタラメ・インチキのたぐいを公開の場で問いただし、徹底して叩くために行われるものだと考えるべきである。しかし、日本の司法もマスコミも、こうした公開裁判の役割や意義をないがしろにして「結論だけ」に走っていく傾向が非常に強い。


 <何故、かようなどうしようもなく出鱈目な判決が出るのか>
 もったいぶって体裁つけてんじゃねーぞ、このバカヤロー、江戸っ子風に啖呵を切ればこうなる。足立哲以下、このクソヒラメ官僚裁判官たち3人が、かような歪み切った(「忖度」どころの話ではない)判決を下す理由は単純明快であって、このアホウどもにとっては、原発事故の損害賠償のことなどどうでもよくて、ただただ自分の飯のタネである裁判を、自分の(官僚)裁判官ヒエラルキーの中での地位の保全や今後の自己栄達(昇進)にマイナスにならぬように、できればプラスになるように、という、くだらない私事を最優先にして判決文を書いているからこうなるのである。

もっと具体的に書けば、原発差止を認めて家庭裁判所に左遷されていく裁判官を横目で見ながら、自分は無理しない無理しない、ああにはなりたくないから、最高裁人事総局が気に入ってくれそうな判決文を想像して考えて、それを文章にする、という判決の出し方である。しかも最高裁の判事は今や全員がアベ友である。これに逆らって判決を書いたところで、全ての事件は最高裁まで行くから、どうなるということでもない、だから無難に、上位組織に尻尾を思い切り振って、また次の転勤時に上席クラスに行けるようにしておこう、この官僚裁判官としての普遍的行動様式が、かようなゲス判決を生み出すのだ。

今日では、こうした日本の司法・裁判所の腐敗・堕落は、もはや裁判官1人1人の倫理感や道徳に訴えたところで何の効果もない。そんなレベルの話で解決する問題ではないのである。しかし、だからと言って、今回のような出鱈目な判決を「やむなし」として容認し、判決を下した裁判官を「大勢の裁判官の中の1人」として見逃すわけにはいかない。これについては、最後のところで再論したい。


 <福島第1原発事故の責任と賠償をめぐる裁判・判決のどこがおかしいか>
 日本の司法や裁判官をどうするのか、今回のような出鱈目な判決が出るに任せて、我々市民は平身低頭してかしこまっていればいいのか。その議論に行く前に、今までも何度も何度も申し上げてきたが、再度、「福島第1原発事故の責任と賠償をめぐる裁判・判決のどこがおかしいか」について、簡単に下記に箇条書きにしておきたい。

(1)「可能性」ではなくて「義務」を問え
 原発過酷事故という、国が滅びてしまいかねない、絶対に起こしてはいけない事故を起こした場合には、おのずと厳しい基準でもってその事故が裁断されなければならない。そうしなければ、原発・核燃料サイクル施設の過酷事故は再発する。しかし、この日本で行われている福島第1原発事故の責任を問う裁判では、1つの例外を除き(*)、すべてで、あたかも単純な業務上過失の一般事故のごとくに扱われ、それに対応して「津波の予見可能性」と「事故の回避可能性」が裁判の争点とされている。この裁判の在り方が間違いである。

原発の過酷事故は許されない、その許されない事故が起きたのなら、それは「津波の予見可能性」ではなくて「津波の予見義務」を、「事故の回避可能性」ではなくて「事故の回避義務」を、それが万全にしっかりと行われていたのかどうかが検証され問われなければいけない。そして、焦点の福島第一原発事故(2011.3.11)については、その結論は、被告・国も東京電力も、そうした義務をきちんと果たしていなかった、ということである。詳しくは下記の図書をごらんいただきたいし、また、下記の「東電福島原発事故刑事裁判 東京地裁判決「全員無罪」」を批判して書いた私のブログをご覧いただきたい。

(関連)福島原発、裁かれないでいいのか-古川元晴・船山泰範/著(朝日新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033212619&Action_id=121&Sza_id=C0

(*)上記で唯一の例外と申し上げたのが下記の「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)」であり、また、上記新書の著者の古川元晴氏は、その裁判の弁護団長である。

(関連)井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会
 http://idogawasupport.sub.jp/

(関連)東電福島原発事故刑事裁判 東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その3):真相究明も、社会正義の実現も、日本を亡ぼす原発・核施設過酷事故再発防止も実現できない日本の裁判- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-679855.html

(2)手抜き管理は明々白々
 福島第1原発の非常用電源は、太平洋に向かって、わずか標高数mのところの建物の地下室に、2つの電源を一緒にして、配電盤と共に置いてあり、その部屋は水密構造にもなっていなかった。これだけで原発の安全管理が如何にいい加減な手抜き状態であったかが明々白々ではないか。3.11事故の前には、その地下室に水が入り「ヒヤリハット」の事故も起きていたというから、こうした管理状態が許されていいハズはない。

2つの非常用電源を別々に、もっと標高の高いところに移動し、配電盤も高い場所へ移動して電源とは別に配置し、更に、その設備を水密にして防水性を高め、更に加えて移動式電源も用意しておけば、福島第一原発事故のような悲惨なことにはならなかっただろう。欲を言えば、事故原発現場を外部から支援・補給する体制も整えておけばよかった(事故当時は原発の非常事態対応体制が東京電力として全くと言っていいほどできていなかった=これも厳罰にすべき罪である)。

こんな程度のことは誰にでもわかることなのに、全国の裁判所は、何をつべこべ屁理屈をこねて長期間にわたりやっているのか、ということだ。私から言わせれば、原発過酷事故の責任を問う場合の「ハードル」を上げないでくれとい言いたい。あとからつべこべ言い訳をしたら通るような仕組みや判例は絶対にマズイ。かような手抜き管理は、つべこべ言わさず、即刻有罪、でいいではないか。

(3)メーカー責任が不問
 メーカー訴訟は最高裁で敗訴している。おかしな話である。その原因となった原子力損害賠償法(責任を電力会社に集中させる法制)を抜本的に改正する必要がある。福島第1原発は欠陥原発だったから過酷事故に至ってしまった。その欠陥はたくさんある(例:ECCSの機能不全、配管の破損、水位計などの計器類が正常に作動しない、水素爆発防止メカニズムの不十分、使用済み核燃料プールの危険性などなど)。それなのに、それを造って東京電力に提供した原発メーカーがいっさい責任を問われないというのは全く理不尽な話である。ふざけるな! だ。

(4)事故が起きる前だけでなく、起きてからも大問題
 事故が起きる前も問題だったが、事故が起きてからも、加害者・東京電力や事故責任者・国の対応はひどかった。そのため、地域住民は無用の大量被ばくをさせられ、かつ、ふるさとも住居も失って路頭に迷うこととなった。加害者・東京電力も事故責任者・国も、その被害者に対してまともな救済・支援を行っていないし、「子ども・被災者支援法」についても「棚上げ」にされて有効に機能していない。これらについても、その罪と罰、責任と賠償を追及する必要がある。今のところ、私が知る限りでは、事故の後の国や東京電力の責任を問うている裁判は2つしかなく、1つは上記の「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)」であり、もう一つが「子ども脱被ばく裁判」である。その「子ども脱被ばく裁判」の福島地裁判決が、来たる3月1日にある。

(関連)「子ども脱被ばく裁判」
 http://datsuhibaku.blogspot.com/
 http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.com/

(4)避難指示区域の区分けに根拠なし
 警戒区域だの、計画的避難区域だの、緊急時避難準備区域だの、特定避難勧奨地点だの、事故当時の霞が関の官僚たちが考案し、背信的政権だった民主党政権が承認して決めた、かような避難指示の区域分けは、放射能の汚染実態とはかけ離れており、従ってまた、それぞれの区域の住民が受けた被害も区域分けとは無関係にバラバラで、何の科学的根拠も実態的根拠もない、ただの形式的区分けである。しかし裁判では、この避難指示の区分けが賠償・補償金額の多寡に結び付けられて判決が書かれている。まったくナンセンスな被害者そっちのけの賠償算定方法である。

賠償・補償は、こうした形式的な避難指示区域の区分けに準拠して行うのではなく、被害実態に合わせて、きちんと受けた損害の全てと、未来へ向けての必要経費や慰謝料・迷惑料が支払われるよう、改められなければならない。そもそも、この区分けが、加害者・東京電力や事故責任者・国の損害賠償金額を極小化するために造られた官僚の作文であることを、もっと意識すべきである。(だから避難させるべき人々に避難指示を出さず、そのために多くの人々に無用の被ばくをさせてしまった国の責任もある)

(関連)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/cat01-more.html

(5)原子力損害賠償紛争審査会の指針は「切捨て」指針=低すぎる賠償額
 詳しくは書かないが金額が少なすぎる。特に避難指示区域外の被害者に対しては、一般人12万円、妊婦60万円、だという、この金額は一体何だという話である。原子力損害賠償紛争審査会の指針については、見直せとの声が高まっている。さっさと見直せ! 人をバカにするのもいい加減にしろ! そして、裁判はそれを先取りして、少し多めの金額で判決を出せばいい。さすれば、見直しへの強い刺激になるだろう。

(関連)(別添PDFファイル)福島原発事故10年へ、賠償指針の見直しを(京都 2020.12.26)
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100100984&g=soc

関連)(報告)オルタナティブな日本をめざして(第23回):「これでいいのか!? 原子力損害賠償法」(福島原発事故の教訓から)(竹村英明さん)(2019年1月30日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/23-2019130-d8a3.html


 <日本の司法は腐っている>
 日本の司法・裁判所・裁判官の「オールヒラメ化」=「行政権力への追従」を防ぐにはどういう仕組みが必要なのか、私の主催する「新ちょぼゼミ」で2回にわたり試論的に展開してみました。下記のサイトをご覧いただければ幸いです。中でも私が最も重要と考えていることは、①裁判官を「官僚」裁判官にしない=最高裁をヒエラルキーの頂点とする第2の法務省にしないで、裁判官一人一人が良識と良心と法律知識を持つ「個人」として裁判でふるまえるよう、裁判官人事制度を抜本転換する。具体的には「法曹一元化」を行い、裁判官は実務経験10年以上の弁護士が「当番制」(希望者優先)で着任し、10年で終了・再任はしない、という仕組みにする、最高裁判事の国民審査の実効性を高めるとともに、高裁以上の判事に対する有権者・国民の関与(リコール・弾劾裁判その他)を制度化する、です。詳しくは下記をご覧ください。

(関連)(報告)(11.12)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-63dc76.html

(関連)(報告)(11.17)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-da08b2.html


 <不当な下劣判決を下した裁判官の「処分」について>
 私がこの「群馬訴訟」の東京高裁第1回公判を監視(世の中では「(裁判)傍聴」と言っているようだが不適切な表現だ)しに行った際に、初めてクソヒラメ官僚裁判官(裁判長)の足立哲を見たが、その印象は悪い。話しぶりが「慇懃無礼」そのもので、しかもペラペラしゃべる、裁判の経過を真剣に受け止めるという感じではなく、ただ司法事務屋として、事務処理として、裁判をこなしているという印象だった。私は毎度毎度の公判に出ていたわけではないが、何か「ヌカに釘を刺している」ような、原告の訴えをちゃんと誠心誠意で受け止めているのかどうかがあやしげな、そんな「いやーな」雰囲気が漂っていた。それで今回の出鱈目判決である。

この判決は、権力悪・巨悪を無罪放免し、その犠牲者である一般市民を踏みつぶす判決である。その主旨は上記で申し上げたように、自分自身の地位保全・自己栄達・昇進である。この3人の裁判官どもにとっては、原発事故やその賠償のことなど、所詮はどうでもよくて、司法官僚として事務的に裁判をこなす一過性の材料・題材に過ぎない。それで今後、原発・核燃料サイクル施設が甘い管理責任の下で過酷事故を引き起こそうが、まともな賠償・補償がなされなかった原告をはじめとする原発事故被害者がどうなろうが、知ったことではない、あとは野となれ山となれ、これがこの足立哲以下3人の裁判官の本音である。

原発・核燃料サイクル施設の過酷事故を引き起こし、その罪を問われた裁判で、本来下すべき有罪判決・相応の賠償判決を下さずに、その逆の判決を書いて、この国家的犯罪を追認した裁判官は、もはや司法権力の濫用者として、原発事故を引き起こした罪人たちと同レベルの犯罪人である。この許しがたい振る舞いについては看過せず、事故加害者や責任者と共に厳罰に処さねばならない。今はその制度が未整備のままだが、いずれその制度を整えて、過去にさかのぼって、このロクでもない判決を下した裁判官どもを罰する必要がある。

およそ現代社会において、原発・核燃料サイクルの過酷事故は、場合によっては国を破滅させ、更にはその影響が一国内ではおさまらずに広く地球環境を破壊していく。放射能はそれぞれの半減期に対応した長さで環境中に消えずに残り、人間を含むたくさんの生物群を被ばくさせ、その生命を破壊していく。これは単なる業務上過失などのレベルで罪や罰・処分が決められるべきものではなく、かつて第二次世界大戦後の戦争裁判で問われたナチスドイツや大日本帝国による「人道に対する罪」、あるいは新たに設ける「地球に対する罪」とでも言うべきもので処断していくべきではないかと思われる。

それを考えた場合、事故を引き起こした当事者と同様に、その事故の責任を無罪放免して被害者を踏みつぶすような判決を書いた者もまた、この普遍的な罪と罰で処罰されていくべきで、具体的には、時効なしの過去に訴求しての罪状にて裁判官弾劾裁判にかけられるべきである。そういう制度を日本は今後創設していかなくてはいけない。ともかく、社会正義を踏みにじり、被害者・有権者の基本的人権を守ろうとしないクズ裁判官の、自己保身・自己栄達のために書かれた判決で犠牲になっていく人たちのことに思いをはせれば、この弾劾裁判は何としても実現しなければならないと私は考えている。社会正義とは、そういうことだ。

「群馬裁判」の裁判長=足立哲よ、キサマがどこへ転勤しようが、どこへ行こうが、どのように逃げ隠れしようが、先般、東京電力刑事裁判で無罪判決を下した権力犯罪者=永渕健一(当時の裁判長)とともに、どこまでも追いかけて、お前が犯した「国家犯罪の追認・無罪放免というもう一つの重大(権力)犯罪」を暴露し公開し、その罪を有権者・国民に問うていくので、覚悟しておくことだ。


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◆その他 昨今の関連する原発情報を若干
(1)(別添PDFファイル)(チラシ)福島原発事故避難者、福島県が住宅から追い出し:生活の基本、住まいを奪わないで(2020.11)
https://masa2616.wixsite.com/website
ダウンロード - e38381e383a9e382b7efbc9ae7a68fe5b3b6e58e9fe799bae4ba8be69585e981bfe99ba3e88085e38081e7a68fe5b3b6e79c8ce3818ce4bd8fe5ae85e3818be38289e8bfbde587ba.pdf
(2)「国に忖度した判決」 福島原発訴訟の原告落胆(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ac2337ebe82e7c05321b41adc5c43d10d34fd4d1
(3)東電にだけ賠償 国の責任を否定する高裁判決は初 原発事故で群馬県に避難した住民の集団訴訟(福島テレビ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e914d025bb60b4ea9a40084b23a243203f999446
(4)国責任「非常に甘い認定」 避難者訴訟、仙台高裁と結論正反対(福島民友新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/75dde0c2d8a3dbc586a907cad2ae34f410b603fb
(5)原発事故は人類の悲劇、まだ終わってない 坂本龍一さん:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNDY76JYNCJULFA021.html?ref=hiru_mail_topix1
草々 

2021年1月21日 (木)

4つあります:(1)斎藤幸平『人新世の「資本論』(2)原発再推進の新エネルギー基本計画をめぐる時代錯誤と反国民性(3)河野太郎ワクチン担当相(4)バイデン新政権の外交と日本 他いろいろ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(1.27)オルタナティブな日本をめざして(第54回)「新型コロナ・パンデミックの「真実」」(岡田幹治さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-2c39dd.html

(「3密」(密閉、密集、密接)防止のため予約が必要です。最初の1時間で主催者側より「検察の抜本改革」についてプレゼンを行います。:田中一郎)


2.キャンペーン · 困窮者を生活保護制度から遠ざける不要で有害な扶養照会をやめてください! · Change.org
 https://bit.ly/2KwwenP


3.沖縄・宮古島市長選、知事側の新顔当選、菅政権支援の現職敗れる(朝日 2021.1.19 他)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14768346.html

(「オール沖縄」団結の勝利です。これからが本番です。有権者・市民を裏切らず、誠心誠意島民・市民のための政治を貫くことです。島の経済を中央政府やヤマトンチューに依存する形ではなく、従ってまた、自衛隊基地などに依存することなく、地場産業や観光などでやりくりしていく平和な美しい島を目指してほしいと思います。魅力的な「小さな幸せ」を積み上げていくやり方です。また、政治的には、まずは今回の市長選で投票に来なかった・来れなかった人を意識して、丁寧に支持を広げていき、市議会の構成も大きく転換していく展望を持って動いてほしいと思います。頑張ってください。南西諸島への自衛隊基地配備は戦争の際に「標的の島」となるだけの愚かな自殺行為です。今のままだと、近未来にその基地をめぐって米中日の戦争が十分にあり得ます。二度と戦場の島とならないための日常活動を、頭でっかちの理屈ではなく、日々の生活や経済活動の盛り上げの中で少しずつ理解を求めていくのが正解です。:田中一郎)

(関連)宮古島市長に新人座喜味氏 現職下地氏に2782票差 「市民本位の施策へ」(琉球新報) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8995de5fff5e3b1faab81337f4b83c272bdad841
(関連)宮古島市長選 「市民の力が当選勝ち取った」 当確の新人座喜味氏 - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1257883.html
(関連)宮古島市長選 初当選の座喜味さん「市民のための市政を実現」 - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1257905.html
(関連)市民の勝利 沖縄・宮古島市長選 座喜味氏当選/幅広い共闘 官邸・自民本部のテコ入れはね返す・・・今日の赤旗記事 - (新版)お魚と山と琵琶湖オオナマズの日々
 https://blog.goo.ne.jp/uo4/e/70cc247708f52876e48d7d4f2a0b0238

*(次の選挙はこれです)軍港は発展を阻害 浦添市長選 伊礼氏が政策発表 - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1258872.html

(清く美しく、すがすがしい若い人たちの力と風で、沖縄を基礎自治体の市町村から変えていきましょう! 美ら(ちゅら)さんたちの美ら島へ向けてガンバレ「オール沖縄」! :田中一郎)


4.サンフランシスコ講和-佐々木隆爾/〔著〕(岩波ブックレット)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000005564585&Action_id=121&Sza_id=F3

(現在の自衛隊の前身=警察予備隊は、米軍占領下の1950年に国会審議を通さずにポツダム政令によって創設された、ということをご存知でしたでしょうか? 知らなかった、という方は、このブックレットをお読みください。コンパクトに平易に書かれたいい本です。サンフランシスコ講和条約は戦後日本の基本となった条約です。図書館でご覧になれます。:田中一郎)


5.新型コロナをめぐる悲惨な事態の原因は100%菅義偉スカ政権
 先般の菅義偉の国会での施政方針演説の際、菅義偉が「新型コロナに対しましては、これまでいろいろとやってまいりましたが・・・」と発言した時、議場から「何もやってねえよ」というヤジが飛んだそうです。まさにそうです。新型コロナPANDEMICをひどくすることはしたけれど、新型コロナから有権者・国民の命と健康を守ることは何もやっておりません。

(1)「コロナ以外の救急、もう手いっぱい」病院内ルポ 優先順位付け、患者のたらい回しも:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/80452
(2)救急、決まらぬ搬送先 「困難」件数、先月の2.3倍:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14769656.html?ref=mor_mail_newspaper
(3)古賀茂明「異次元のコロナ救済措置が必要だ」〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/bab549b7faeea70c7a2b6b880730bfa338aa5217
(4)山口二郎教授が予測、コロナ感染抑えられなければ政府の姿勢は「国民が悪いから」に(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e6b903a5d803701f579bf495591e9ae1187097dc
(5)神奈川では独居コロナ患者が孤独死…一人暮らしで自宅療養の盲点と恐怖(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/37a2a0bb267e82413f7dfc685b289a78db72d316


6.東京五輪は五輪終(ご臨終)
(1)止まらない森喜朗会長 批判噴出でも五輪開催へとブレない理由(女性自身)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/41ca1527e0cf277e43e95a7b033680419f926585
(2)「東京五輪、希望的観測だけでは無責任」 野党追及も菅首相は“プランB”提示せず
 https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/kokkai-210120
(3)高まる東京オリンピック中止論 政府関係者「無観客ならできると言うべきだ」 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210119/k00/00m/050/225000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210120
(4)【東京五輪】東京五輪「中止」正式決定へ“秒読み”…デッドラインは2月|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/283727


7.菅義偉スカ政権:退場までのカウントダウン開始!
(1)【菅内閣】菅内閣「不支持49%」で「支持」を逆転 読売新聞世論調査|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283990
(2)【甘口辛口】内閣支持率「黄信号」灯った菅首相 棒読みの施政方針演説では支持率回復は望めない - その他 - SANSPO.COM(サンスポ)
 https://www.sanspo.com/etc/news/20210119/amk21011905000001-n1.html
(3)4月総選挙の条件は「政権支持率40%」菅総理の春解散シナリオが急浮上 - まぐまぐニュース!
https://www.mag2.com/p/news/483657?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000001_wed&utm_campaign=mag_9999_0120&trflg=1
(4)ガースー孤立で官邸機能不全 事実上の「二階『傀儡』政権」に〈週刊朝日〉AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2021011900036.html
(5)<悪夢の自民党・菅政権>国民に広がる「不安」と「絶望」 しゃべればしゃべるほど国民感情を逆撫で(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/596.html
(6)首相が無能だからではすまない 自民党政権の末期症状(2021年1月18日配信『日刊ゲンダイ』) - 障害福祉&政治・社会・平和問題ニュースサイト
 https://gogotamu2019.blog.fc2.com/blog-entry-19776.html
(7)前川喜平氏 「即刻菅首相をやめさせるべき」…自民に政権担当能力あるなら(デイリースポーツ)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ef916fe7fd7bac8e131c85976be7399fc7cf7f50
(8)徹底的-限定的- 言い間違え続ける首相、頭抱える自民:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP1L6JVYP1LUTFK00V.html?ref=mor_mail_topix2
(9)二階幹事長“政府にケチつけるな”発言に「引退して」と批判殺到(女性自身)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/40d741ba19c38fc28b3df733dfe2a7c72038347e
(10)二階幹事長に麻生財務大臣…コロナ対策の足引っ張る自民党の二大重鎮 女性自身Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4ed30200742ddb4a80282b36376dd8dd920b389a

*20210119 UPLAN 罰則付きコロナ特措法改悪をやめろ!1.19緊急国会行動 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=v_9dPTRCL4Y
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直近の情報から少しばかり選んでコメントいたします。

1.(別添PDFファイル)はじめに:SDGsは「大衆のアヘン」である!(一部抜粋)(斎藤幸平『人新世の「資本論」』集英社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034111188&Action_id=121&Sza_id=Z1
ダウンロード - efbcb3efbca4efbca7efbd93e381afe3808ce5a4a7e8a186e381aee382a2e38398e383b3e3808de381a7e38182e3828befbc81efbc88e68a9ce7b28be6968ee897a4e5b9b8e5b9b3e3808ee4babae696b0e4b896e381aee3808ce8b387e69cace8ab96e3808fe3808defbc89.pdf

(関連)(別添PDFファイル)コロナ禍、気瞑変動への切り札を語る:資本主義を終わらせれば豊かな社会がやってくる(イントロ部分)(斎藤幸平・水野和夫『週刊金曜日 2021.1.8』)
http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003162.php
ダウンロード - e8b387e69cace4b8bbe7bea9e38292e7b582e3828fe38289e3819be3828ce381b0e8b18ae3818be381aae7a4bee4bc9ae3818ce38284e381a3e381a6e3818fe3828befbc88e382a4e383b3e38388e6968ee897a4e383bbe6b0b4e9878ee3808ee98791e69b9ce697a5e3808fefbc89.pdf

(関連)エコノミーとエコロジー 広義の経済学への道-玉野井芳郎/〔著〕(みすず書房)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000030968372&Action_id=121&Sza_id=F3
(関連)成長の限界 ローマ・クラブ「人類の危機」レポート-ドネラ・H・メドウズ/〔ほか〕著 大来佐武郎/監訳(ダイヤモンド社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000000314459&Action_id=121&Sza_id=C0

(田中一郎コメント)
 若い経済学者=斎藤幸平氏については、正直申し上げて私はあまり評価していなかった。まずもって彼の議論のベースにある「二酸化炭素大量排出=地球温暖化原因」説を無批判に前提にしてしまっていることに加え、その二酸化炭素大量排出を資本主義経済が宿命として持っている「無限の価値増殖=利益追求」のための「産めよ増やせよ」の大量生産・大量消費・大量廃棄の「象徴」として論じ、環境制約から資本主義の廃棄を論じていることも、私からは「古くからある議論の二番煎じ」にしか見えなかったからだ。

「古くからある議論」の典型例が上記でご紹介した2つで、1つは東京大学のマル経学者=玉野井芳郎氏の「エコノミーとエコロジー」論で、資本主義経済と生態系・エコロジーの話をリンクさせて論じている。大昔の私が学生だった1970年代の話だが、不勉強な私は結局、玉野井芳郎氏の著作をきちんと読むことをしなかった。着眼点としては面白いと思ったが、どうも資本主義を「外から抽象的に論じている」感じがして、それよりも先に読むべき文献は他にたくさんあるという思いが先行してしまったからだ。もう一つは、ローマクラブの「成長の限界」、こちらはゼミの先生から教わって知ったもので、資本主義経済の拡大再生産はまもなく「資源制約」の壁にぶち当たり停滞を余儀なくされる、というもの、結論部分は「そうだそうだ」と思いつつ、こちらも結局は読みこなすことをしなかった。

それから数十年がたち、論壇に登場した斎藤幸平氏の議論の様子をちらちらと拝見するに、私には何だか大昔の議論のぶり返しを、根拠不透明な地球温暖化にかこつけてやっているという印象しかなかった。従ってまた、私が斎藤幸平氏の議論を評価することもなかったわけである。そもそも私は抽象論があまり好きではなく、徹底して各論が検証されていない総論や、世直し処方箋に「当たり前」の一般論を持ち込む議論には、強い抵抗感・反感がある。斎藤幸平氏もそのたぐいの軽率なる若い学者、というイメージだった。

(関連)(他のMLでの議論)地球温暖化は真実か、地球温暖化の原因はCO2なのか、原因ではなく結果なのではないか、いずれも確たることを科学的実証的に論じるのは困難=結論は化石燃料大量使用はやめる、だけでいい- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-c430b7.html

(関連)地球温暖化説はSF小説だった その驚くべき実態-広瀬隆/著(八月書館)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034055718&Action_id=121&Sza_id=GG


ところが、昨今、斎藤幸平氏著作の新刊書『人新世の「資本論」』がよく売れているという話を耳にし、かつ、私が日頃尊敬申し上げている先生から推薦のお言葉もいただいたので、それではということで、先般、書店に積み上げてあった同書を手に取って、最初のところを開いて立ち読みをしてみた。それが別添PDFファイルの「一部抜粋」である。私はそこに書かれていた次の文章に着目し、大いに気にいった。まさにその通りで、これなら少し読んでみるかという気になった。

<(別添PDFファイル)はじめに:SDGsは「大衆のアヘン」である!(一部抜粋)(斎藤幸平『人新世の「資本論」』集英社新書)より>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「温暖化対策として、あなたは、なにかしているだろうか。レジ袋削減のために、エコバッグを買った? ペットボトル入り飲料を買わないようにマイボトルを持ち歩いている? 車をハイブリッドカーにした? はっきり言おう。その善意だけなら無意味に終わる。それどころか、その善意は有害でさえある。なぜだろうか。温暖化対策をしていると思い込むことで、真に必要とされているもっと大胆なアクションを起こさなくなってしまうからだ。良心の呵責から逃れ、現実の危機から目を背けることを許す「免罪符」として機能する消費行動は、資本の側が環境配慮を装って私たちを欺くグリーン・ウォッシュにいとも簡単に取り込まれてしまう。」

「かつて、マルクスは、資本主義の幸い現実が引き起こす苦悩を和らげる「宗教」を「大衆のアヘン」だと批判した。SDGSはまさに現代版「大衆のアヘン」 である。アヘンに逃げ込むことなく、直視しなくてはならない現実は、私たち人間が地球のあり方を取り返しのつかないほど大きく変えてしまっているということだ。」

(別添PDFファイルのこのあとの後半2枚は、欧米諸国では有権者の監視の目も法規制も厳しいので、巨大多国籍企業が途上国に進出し、多くの注告に耳を傾けることなく、安全性を無視してやりたい放題をやった末に大事故を引き起こして、地域住民に被害を出したり環境破壊をしている、という「巨大企業の資本主義的生産の犯罪的無政府性」を指摘している部分である。書かれていることはその通りだが、私としては、それを遠い海外のことではなく、我が国で起きた全く瓜二つの犯罪事件・事故である東京電力・福島第1原発事故を伝える形で説明していただきたかった。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は作家で市民活動家だった故小田実氏の言葉を借りて「ちょぼちょぼ市民」論を持論にしている。「人間はみな、ちょぼちょぼや」というその人間観・人生哲学は含蓄が深く、例えば一方では、「赤く、より赤く、もっと赤く」を旗印に掲げた毛沢東(「もうたくさん」と読む)の文化大革命に「そんなん、とてもできまへん」と反論しつつ、もう一方では、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」(教育勅語)で「天皇と国家に尽くし奉る勇猛果敢なる覚悟の決まった臣民としてあれ」という超国家主義のたわごとにも、「命が大事ですし、痛いことや怖いことはいやです」と、これまたNO!を突き付ける、言ってみれば「左右両方からのエクストリーミスト」に対する「二正面作戦」の根拠とすることもできる。

(参考)教訓Ⅰ /加川良 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=lt4T8FJNyFk

だから、斎藤幸平氏が自著の最初のところで事例に挙げている行為(「レジ袋削減のためにエコバッグを買った」など)は、それ自体、私は大いに結構なことで、ちょぼちょぼ市民は、ちょぼちょぼしたことから始めていくのがいい、と思っている。日々の買い物で何を買うのか、よく考える、毎月の給料日に何でこんなに少ないのかと嘆く、毎日の勤労がしんどいし職場の雰囲気もよくないが何でや、と悩む、選挙には必ず行って自民党や維新の連中を落選させるように投票する、TVのアホ番組を見てゲラゲラ笑うけれどTVは信用しない、ちょぼちょぼ市民にとっては当たり前のことで、中森明菜に歌わせれば「誰でも似たようなことをしているのよ」(少女A)である=だって人間みな、ちょぼちょぼや、からだ。

が、しかし、である。だから、人間はちょぼちょぼのまんまでいい、ちょぼちょぼしながら、力のある者にすがりつき理不尽に押さえつけられてヒイヒイ言いながら生きていて、それでそのままヒイヒイ言っておればいい、ということではない。マルクスが言っているように、創価学会や統一教団や幸福の科学などのように、アホダラ教宗教に染まって「アヘン」(教義)でも吸って、その場しのぎの「なぐさめ」にでもしがみついていればいい、ということにはならない。それは「ちょぼちょぼ」形態ではあるけれど、残念ながら「滅びのちょぼちょぼ」「屈辱のちょぼちょぼ」である。

オルタナティブな「ちょぼちょぼ」人間論・人生観=「生きる喜びへ向かうちょぼちょぼ」は、簡単に言えば、「ちょぼちょぼ始めて人生と社会を知る」「小さくいろいろ知って、似た者同士のみんなとともに、ちょぼちょぼと突き崩す」ということ、多くのちょぼちょぼ人間たちの「蟻の一穴」の積み上げが、世の中を不可逆的に変えていく、ということだ。「グローバルに考えてローカルに行動する」という言葉が、数十年前に反グローバリズムの市民運動・社会運動の中で言われていたが、それと通底する考え方である。

斎藤幸平氏が言うように、私はSDGsを理屈として信奉して一般論・抽象論でそれを振り回しているうちは、世の中は何も変わらないと思うし、それで事足れりと思っていたとしたら、かえってそれは、何もできない・非力のままの自分への「大きなエクスキューズ」になるだけだろうと思う。言い換えてみれば、信念展開型で演繹法的に行動するのではなく、試行錯誤的に帰納法的にちょぼちょぼと行動せよ、ということでもある。

下記に昨今のニュースから「子どもの権利を守る基本法」制定運動をご紹介しておきたい。これなどはまさにSDGs運動と瓜二つの動きだろうと私は見ている。確かに「子どもの権利を守る基本法」制定は必要でしょうし、そうしたものがあれば、たくさんの子どもたちをめぐる社会問題にとっては有力な武器になりうる、と思うでしょう。でも、これもまた、「子どもの権利」を守る各論や個々の市民運動・社会運動がしっかりと展開されていなければ、そんな基本法があっても何の役にも立たないかもしれない。具体例は山のようにある。

子どもの貧困は、いつになったら解消されるのか、福島第一原発事故に伴う環境放出放射能による子どもたちの被ばくだが、何故、子どもたちをだしに使って「安全・安心キャンペーン」などをやっているのか、DVやいじめに苦しむ子どもたちがいるのに、児童相談所や教育委員会のあの体たらくはいったいどうなっているのか、こういう具体的な各論が十分に熟慮され、その解決のために真剣な取組がなされた上での「子どもの権利守る基本法」でなければ意味がないのである。

しかし私は、この報道で紹介されている「子どもの権利を守る基本法」制定運動はそんなものではなくて、世の中を超越したような、いい子ぶりっ子の「偽善丸出し運動」ではないかと疑っている。それはこの運動を進めている人たちの多くに、上記で申し上げたような各論への関心が今ひとつ高くないからである。またそれは、立憲民主党が提唱して久しい「原発ゼロ法案」についても言えることである。「原発ゼロ法案」もまた「基本法」であり、それを実現していく各論法律や各種政策・施策がなければ、何の役にも立たない「口先やるやる詐欺」法になってしまう。それでは「子ども・被災者支援法」の二の舞になる。「ちょぼちょぼ市民」は「虚偽」や「偽善」や「欺瞞」を強く嫌う。

(別添PDFファイル)子どもの権利守る基本法を、国連条約採択から30年(東京 2021.1.12)
 https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/message/15325/

(関連)広げよう!子どもの権利条約キャンペーン|Campaign for Convention on the Right of the Child
 https://crc-campaignjapan.org/
 https://bit.ly/3bX274d
(関連)子どもの権利条約フォーラム - 2019年は、子どもの権利条約国連採択30年周年・日本政府批准25年周年です
 http://crc-forum.net/

(関連)子どもの権利条約30周年 - 日本ユニセフ協会
 https://www.unicef.or.jp/crc30/
(関連)日本弁護士連合会:子どもの権利条約に基づく第1回日本政府報告に関する日本弁護士連合会の報告書
https://www.nichibenren.or.jp/activity/international/library/human_rights/child_report-1st_jfba.html

ということで、ともかく巻頭言を大いに気にいったので、斎藤幸平氏の新著を私も読んでみることにいたしました。読み終えましたら、また、その感想などをみなさまにお伝えしたいと思っております。


2.(別添PDFファイル)不都合な真実 無視ですか、エネルギー基本計画改定議論、原発礼賛なおも(榊原崇仁 東京 2021.1.17)
ダウンロード - e4b88de983bde59088e381aae79c9fe5ae9f20e784a1e8a696e38081e382a8e3838de383abe382aee383bce59fbae69cace8a888e794bbe694b9e5ae9ae8adb0e8ab96e38081e58e9fe799bae7a4bce8b39be381aae3818aefbc88e6a68ae58e9fe5b487e4bb81efbc89.pdf

(関連)(別添PDFファイル)経産省有識者会議、原発支持続々 段階的廃止求める世論と溝、エネルギー基本計画改定論議(東京 2021.1.20)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/80859

(関連)「新増設準備を」「運転延長が必要」 原発推進に息潜める反対意見 経済産業省の分科会:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/80862
(関連)再生エネは5~6割に、2050年電源構成で経産省が「参考値」示す 原発は「一定規模の活用」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/75796
(関連)再生可能エネルギーや原発の比率は? 基本計画改定へ議論始まる:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/61618

(何が「エネルギー基本計画」だ! 何が「総合資源エネルギー調査会」だ! 原子力ムラやその「ご親戚」筋の、頭と根性が腐った「原発またやれ。またやろう」じじい・ばばあが集まってワイワイガヤガヤやってるだけのい会合ではないか。あの小泉純一郎が「安全、安い、クリーン、これみんなウソ」と言うておるのがわからんのか。その小泉純一郎は「だまされた私がバカだった」などと演歌のセリフのようなことを言っているが、有権者・国民の方はそんなことは重々承知の上で、みな「原発なんぞクソくらえ」と思っている。要するに、この経済産業省という役所と、その背後にいる自民党とかいうガラクタ・ゴミの政治家集団は、有権者・国民のことなどバカにして、その意向など聞く気もないということなのか。だったら、自民党は今度の選挙で全員、落選させてやり、経済産業省はかつての大蔵省のように解体してしまえばいいのだ。かような「エネルギー基本計画」など、決定則廃棄、しかない。:田中一郎)

(関連)神戸新聞NEXT|総合|小泉純一郎氏「だまされた私があほ」 姫路で講演
 https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201907/0012503817.shtml


3.(別添PDFファイル)原発立地自治体 支援延長へ、特措法改正案 福島事故後では初(朝日 2021.1.19)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14768340.html

(関連)原発特措法延長、はらむ矛盾 政府は「防災」強調 進む廃炉:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14768274.html

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)この法律は「原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法」(原発立地特措法)。原発の立地自治体が道路や港湾を整備したり、企業誘致のための減税をしたりする際、国が通常よりも手厚く補助するものだ。所管する内閣府によると、19年度は計144億円が投じられている。

1999年に核燃料会社JCOで起きた臨界事故で、全国の立地地域が原発の新増設に慎重になったため、原発推進派の国会議員が中心になって00年に議員立法で成立した。当初から10年間の期限があり、原発事故直前の民主党政権下で期限が21年3月末まで延長された。今回は議員立法ではなく、政府が期限を31年3月末まで延長する改正案を月内にも閣議決定し、今国会に提出する方針だ。

制度の延長を前提に公共事業などを進めている立地自治体も多く、政府は延長が必要と判断した。だが、その是非についてはこれまで、公の場でほとんど議論されていない。原発の立地・周辺地域の振興策には、ほかにも70年代から続く「電源三法交付金制度」がある。政府が原発の依存度を可能な限り低減するという計画を掲げているいま、さらに振興策が必要かどうかは議論がありそうだ。また、補助金の交付などの担当が複数の省庁にまたがるため、毎年どのような事業にいくら使われているかが、国民から見えにくいという課題もある。

原発立地特措法に詳しい千葉商科大学の原科幸彦学長は「原発の廃炉が主流になっている時代。立地地域の振興のためには、今後は原発依存ではなく自立性のある発展を遂げられるよう、別の法制度を作るべきだ」と指摘する。
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(こっちも「開いた口がふがらない」ほどにバカバカしい。上記2.は経済産業省が主導だが、こちらは自民党のガラクタ・ゴミ・クズ・カスの議員どもが音頭を取っている。その座長が、なんとあの福井県敦賀市の「女性パンツドロボー」と報道された高木毅(元復興相)だというから驚きだ。福島第1原発事故後、多くの原発が廃炉になり、また、今後も原発からは一刻も早く脱却するなどと、当の自民党が公約にしているにもかかわらず、これからまた10年、原発を誘致した自治体に電源3法に上乗せして「つかみ金」をくれてやる、という法律を続けていこうというのである。原子力ムラとタカリ自治体のデュエットをもう一度というのだ。

どのツラ下げて、かようなことを言うておるのかと思いきや、この自民党のゴミクズどもは、さすがに原発推進奨励法のようなものをあと10年続けろというのも気が引けると見えて、検討会議は非公開の秘密会議にしているのだそうである。ふざけとるよ、まったく。パンツでも頭からかぶって引っ込んでろ、ボケども! 立憲民主党他の野党諸君は、この法案が国会に出てきたら徹底的に叩いてほしい、そして街頭に出て、自民党をのさばらせるからかような時代錯誤の原発推進法が白昼堂々と国会に出てくるのだと、広く有権者・国民に訴えてくれ。来たる衆院選の大きな争点の一つにすべし。:田中一郎)


4.(別添PDFファイル)河野氏 ワクチン担当、首相方針(毎日 2021.1.19他)
 https://mainichi.jp/articles/20210119/ddm/005/010/065000c

(関連)首相、河野氏の突破力に期待 「ゼロスタート」と力量は未知数 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210119/k00/00m/010/172000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210120
(関連)河野規制改革相、ワクチン「一日も早い接種に全力」- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE191310Z10C21A1000000
(関連)河野氏、政権の命運握るワクチン担当 遅れ回避なるか:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP1M6KCVP1MUTFK00G.html?ref=hiru_mail_topix1

(関連)西村大臣ブレブレ…コロナ感染「徹底対策」の空虚な説得力|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/284047

(西村康稔(やすとし)、こいつは安倍晋三が再び総理大臣にでもならない限り、そろそろ終わりだな。元経済産業省役人のチョコザイ尻軽男で宴会要員、少し前には、集中豪雨被害を受け、たくさんの人たちが苦しんでいる時に、自民党赤坂亭のどんちゃん騒ぎ宴会を携帯カメラで写してネットに掲載し、ド顰蹙を買っていたのもこの人物である。:田中一郎)

(関連)【新型コロナウイルス】子飼い河野氏が担当相 菅政権ワクチン信仰に不都合な事実|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/284049
(関連)【菅義偉】河野行革相なのにワクチン担当兼務 菅首相の真の狙いは|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/284085
(関連)河野規制改革相、ワクチン「一日も早い接種に全力」- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE191310Z10C21A1000000

(関連)ワクチン接種後、高齢者23人死亡 持病も ノルウェー [新型コロナ]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP1N34Z3P1NUHBI00F.html?ref=hiru_mail_topix2_6

(関連)新型コロナワクチンは危険です:人体実験とも言うべき「安全性未確認」の「ゲノム編集技術活用型」ワクチンが登場しようとしています(水面下で巨額の医薬品利権が蠢いている可能性があります)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-204aa9.html

(関連)(別添PDFファイル)異論封じの河野大臣、元は「異端児」なのに、ツイッター 直接言及なくてもブロック(東京 2021.1.20)
ダウンロード - e795b0e8ab96e5b081e38198e381aee6b2b3e9878ee5a4a7e887a3e38081e38384e382a4e38383e382bfe383bc20e79bb4e68ea5e8a880e58f8ae381aae3818fe381a6e38282e38396e383ade38383e382afefbc88e69db1e4baac202021.1.20efbc89.pdf

(ワクチンだか、フリチンだか、チョウチンだか、知らないけれど、こんなチョコザイな奴をつかって物事がうまく回るはずがない。河野洋平さん、あなた「子育て」に失敗しましたね。こんなデキソコナイを、あなたの後継の政治家にしたらいけませんよ。今度は、あのガラクタの菅義偉が、あなたの息子を自分に都合よく使おうとしてますよ。それに反アベ・非アベの自民党クソダメ議員どもが、河野太郎を次の総理に、などと動いているような気もしますね。でも、コレって、アベ4選を邪魔するためだけに、河野太郎をただの棒切れ扱いするようなものです。やっぱり、この河野太郎、もう政治家を辞めさせた方がいいですよ、河野洋平さん、そう思いませんか?:田中一郎・・・・・・・・・・・・・

但し、河野洋平さん、河野太郎が有権者・国民の圧倒的多数の支持を受けて、名宰相・偉大な政治家として歴史に名を遺す方法が唯一つあります。それは総理大臣になって「原発・核燃料サイクル」の即時廃棄を宣言し、そのための具体的対策に野党と協力しながら着手することです。覚悟を決めて脱原発の日本を築く礎をつくること、これが河野太郎をホンモノの政治家にします。そう考えれば、河野太郎は「チャンス目前」と言っていいでしょう。)


5.(別添PDFファイル)危惧されるタカ派寄りのバイデン新政権(イントロ部分)(樫田文彦『週刊金曜日 2021.1.15』)
ダウンロード - e58db1e683a7e38195e3828ce3828be382bfe382abe6b4bee5af84e3828ae381aee38390e382a4e38387e383b3e696b0e694bfe6a8a9efbc88e382a4e383b3e38388e6a8abe794b0e69687e5bda6e3808ee98791e69b9ce697a5202021.1.15e3808fefbc89.pdf

(私は国際政治情勢については、とんとダメな人間ですが、でも、この記事は重要だと思いました。是非ご一読ください。:田中一郎)

(関連)【ジョー・バイデン】バイデン次期大統領が拉致問題に協力する可能性は低い|孫崎享 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281569
(関連)【ジョー・バイデン】バイデン政権は国際的に軍事介入を行う体制を整えている|孫崎享 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282813
(関連)【ジョー・バイデン】米日両国民に厳しい現実を突き付けるバイデン新大統領|孫崎享 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281220
(関連)バイデン大統領誕生でジャパンハンドラーがまた動き出す|孫崎享 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281858

(関連)アメリカ大統領選を総括する - 内田樹の研究室
 http://blog.tatsuru.com/2020/12/30_1710.html
(関連)アングル:米次期政権、金融当局トップに強硬派 ウォール街に逆風 - Reuters
 https://jp.reuters.com/article/usa-biden-wallstreet-idJPKBN29O0P5
(関連)トランプ大統領、支持率29%に 過去最低 議会襲撃影響か:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/80260

*トランプを武装解除した統治機構の意思 - 「ディープステート」の陰謀論を排す - 世に倦む日日
 https://critic20.exblog.jp/31944315/

*米議事堂乱入事件とトランプ弾劾の意味(田中宇)
 https://tanakanews.com/210115trump.htm

(久しぶりに田中宇氏のサイトを覗いてみたが、このレポートを発見して大いにがっかり、これでは、日本のトランプびいきの「ネトウヨはみだし人士」という以外にないようなことが書かれている。先般の国会議事堂突入事件を民主党中間派(バイデン支持の軍産情複合勢力)がトランプ追い落としのために政治利用しようとしているとか、民主党バイデン新政権が、かつて1990年代初頭には否決されて未成立だった「国内テロ対策法」(内容的にはブッシュ・ジュニア政権時の「反アルカイダ・アメリカ愛国者法」と酷似)を復活させ、今度こそ法制化しようとしているとか、そういうことは確かにありうる話である。

しかし、それならそれで書き方というものもあるだろう。上記サイトの文章は、まさに先般の国会議事堂突入事件を「民主党バイデン派の策略・陰謀」であって、諸悪は悪意に満ちたバイデン側にある、というような議論を展開しているように見える。こんなもの、まともには読んでいられないだろう。書くならきちっとしたエビデンスを添えて、誰にでもわかるような形でお願いしたいものである。このレポートにがっかりした私は、当分の間、田中宇氏のサイトを見ることはないだろうと思う。
草々 

2021年1月20日 (水)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(120):改めてホット・パーティクル(不溶性放射性微粒子・CsMP)の危険性に万全の注意と備えを!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.福島原発事故損害賠償訴訟
 1月から2月にかけて福島第1原発事故に対する損害賠償訴訟の公判が連続して開催されます。そもそも何の非もない原発事故の被害者が、事故後にまともな賠償や補償が受けられず、生活の再建もできなければ、仕事や子どもの教育も破壊されたままで、避難している住宅までもが奪われる事態となっています。加害者・東京電力や事故責任者・国は「口先だけ」で「誠意ある対応」などと欺瞞的な言辞を弄していますが、実際には多くのADR(裁判外和解案)を拒否したり、原子力損害賠償紛争審査会の「被害者切捨て指針」の「はした金」しか払わないなど、その人権踏みにじりにはひどいものがあります。交通事故による損害程度の賠償・補償も受けられず、ある日突然全てを奪われた被害者の方々を、この国は平然と切り捨てようとしています。かようなことを看過すれば、原発・核燃料サイクルなら「何をやっても許される」無法の国を作ってしまうことになるでしょう。ところが、情けなくも腹立たしいことに、日本の司法・裁判所は原発事故被害者への理不尽極まる人権蹂躙を「屁理屈で追認する」ような判決を出し続けています。とにもかくにも、司法が認める賠償金額では、被害者の生活再建は不可能です。みなさまの原発裁判監視(傍聴ではありません)を切にお願い申し上げます。

(1)(別添PDFファイル)(1.21)福島原発事故損害賠償 群馬 訴訟 控訴審判決公判:群馬弁護団ニュース NO.43 2021.1.1
https://gunmagenpatsu.bengodan.jp/
ダウンロード - efbc88efbc91efbc8eefbc92efbc91efbc8920e7bea4e9a6ac20e8a8b4e8a89f20e68ea7e8a8b4e5afa9e588a4e6b1bae585ace588a4efbc9ae5bc81e8adb7e59ba3e3838be383a5e383bce382b920no.43.pdf

(関連)”国の賠償責任認めて”【福島原発事故で避難】/群馬訴訟控訴審 21日判決 東京高裁
 https://blog.goo.ne.jp/uo4/e/5d751cd3cfaf860527ec8c84884a39f9

 なお、群馬の裁判については、被告・国側より下記のような看過できない不届き千万の法廷陳述が行われていたことを付記しておきます。如何に法廷とはいえ、ものごとには言っていいことと悪いことがあるのであって、この陳述を行った被告側の法律家どもは、そうした常識さえもわきまえていない許しがたい「専門バカ」と言っていいでしょう。この連中については、後日、その陳述の責任を追及するとともに、質の悪い御用人間達として「公職追放」していく必要があると思います(日弁連はこの法律家どもの処分を検討せよ)。いい加減な管理で原発事故を引き起こし、福島県をはじめ東日本一帯を放射能で汚染したのはいったい誰なのか。また、下記に見るようにホット・パーティクルによる内部被曝の危険性がある中で、まともな被害者対策も放射線防護政策も行わず、もちろん損害賠償・補償もロクすっぽせず、「子ども・被災者支援法」にも違反して、被害者に対する不当極まる行為を繰り返しているのは誰なのか、よく考えてみろ、という話である。こういう「御用人間」たちは、もはや不届き千万のみならず、今日の原子力翼賛社会においては「危険」でさえあるのです。

(関連)国側が裁判所に主張した【第8準備書面】加害者が避難者を“加害者”にして分断を図る暴挙(丹治杉江さん:群馬原告 2019.10.11)
 https://bit.ly/2XVaLbl

(関連)俺たちが「住民の心情を害す」?汚染は「国土に対する不当な評価」? 国が「群馬訴訟」の準備書面で〝自主避難〟を強烈に否定、福島県内外から怒りの声 - 民の声新聞
 http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-368.html
 http://oshidori-makoken.com/?p=4082
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-09-18/2019091814_01_1.html

(2)(別添PDFファイル)(チラシ)(1.22)福島原発事故損害賠償 千葉訴訟 第二陣控訴審(14時 #101)
https://bit.ly/35ZePMe
ダウンロード - efbc88efbc91efbc8eefbc92efbc92efbc89e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae4ba8be69585e6908de5aeb3e8b3a0e5849f20e58d83e89189e8a8b4e8a89f20e7acace4ba8ce999a3e68ea7e8a8b4e5afa9.pdf

(3)(2.12)福島原発神奈川訴訟 第4回控訴審
 https://sites.google.com/site/fukukanaweb/home

(4)(2.19)福島原発千葉訴訟第一陣(控訴審) 判決言渡日のお知らせ - 原発被害救済千葉県弁護団
 https://bit.ly/35ZfeOK

(5)福島原発被害東京訴訟第1陣訴訟の控訴審の今後の裁判期日について-福島原発被害首都圏弁護団
 http://genpatsu-shutoken.com/blog/archives/774

(関連)国の責任問う原発訴訟、「本丸」高裁判決の行方(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4940c2e0ce0a47bd68f61ebb26266d2d31ad86de


2.【政府・与野党連絡協議会】「われわれの特措法改正案の丸のみを」泉政調会長 - 立憲民主党
 https://cdp-japan.jp/news/20210105_0487

 上記は立憲民主党のサイトにある新型コロナ特措法・感染症法の改悪案についての同党の見解です。書かれていることがおかしいというわけではありませんが、私から見ると「肝心なことが抜け落ちている」と申し上げなければいけません。最も肝心なことは、PCRなどの検査強化ではなく、新型コロナに対応できる医療体制の整備です。特に、重症患者・中程度症状患者の受入病院が決定的に不足していますし、医療や医療関連に従事する方々への財政他の支援が全く不十分です(医療関係者の「やりがい搾取」でやり過ごそうというのは下劣です)。このままでは早晩、医療崩壊します。また、新型コロナ対策でお願いをする事業者に対して実施するのは「補償」ではなくて「保障」ですので、その点も申し上げておきます。ご参考までに下記をご覧ください。

(関連)(重要必読)(別添PDFファイル)特集ワイド:この国はどこへ コロナの時代に、日本赤十字看護大名誉教授・川嶋みどりさん 看護師軽視しないで(毎日 2021.1.12夕刊)
https://mainichi.jp/articles/20210112/dde/012/040/019000c?cx_fm=maildigital&cx_ml=article&cx_mdate=20210117

(関連)「月給50万円でも看護師集まらない」日本の窮地 - ニューズウィーク日本版 - 東洋経済オンライン
 https://bit.ly/2Ma60YA

 <立憲民主党サイト:肝心なことが抜け落ちている>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 最も重要な医療体制の抜本的拡充や保健所をどうするのか
(緊急:重症者用・中程度症状者用の個室医療ベッドや医療機関が足りないのをどうするのか)
(緊急:医療や医療関連に従事する方々への財政他の支援が全く不十分)
(保健所への仕事の負荷を落とさないと新型コロナ対応が回らない)

(2) 新型コロナウィルス変異への警戒と防衛をどうするのか
(今のところ、新型コロナが危険なウィルスに変異したという話は聞こえてこないが、ありえない話ではない。どのようにモニタリングして、もし強毒性に変異した場合にはどうするのか、決めておく必要あり=この場合は、かなり厳しい措置になるかもしれない)

(3)PCR検査について、
 その定義は統一されたのでしょうか?(「熱してさます」方式の増殖回数など)
 新型コロナと診断する場合、肺のレントゲン写真などとの総合判断はどうでしょうか?
 また、保健所が媒介しないと検査が受けられないなどということはもうないのでしょうか?
 医師が必要と判断したら直ちに検査できる態勢になったのでしょうか?

(4)新型コロナの公表統計数字について
 感染者数と死者数だけでなく、年齢別の検査者数と死者数、
 年齢別の重症者数(うち回復した人)、死者の基礎疾患の有無、などなど、
 新型コロナの有害性の概要がわかる情報を公表をすべき
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)野党 医療者に20万円再給付案 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6382592

(また、かような安直なるその場しのぎの小手先給付でお茶を濁そうとしている。物事をちゃんと考えろ、それが野党第1党の使命だ!:田中一郎)

(関連)【新型コロナウイルス】「コロナ死&病床使用率」衝撃実態リスト…医療危機に直面|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/283729

(関連)医療体制は根本的な立て直しが急務、今こそ動くべき「自民党厚労族」(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/df09fd31f0ceb36d1347988a9f05fa19f13e424f

(開業医の利益を代表している日本医師会や各都道府県の医師会の言い分には「距離を取っておく」(頭から否定するという意味ではない)必要があるし、ましてや、その医師会と長きにわたり癒着して腐敗している「自民党厚労族」なんぞに期待しても時間無駄である。新型コロナに対応する病院は、大学病院を含む公立病院と、有志の大型民間病院で手分けして対応するしかないだろう。施設については、下記の湘南地域にできた仮設病棟のようなものを大都市周辺にたくさん作るしかないだろうし、人繰り(医師、看護婦・看護士、医療関連従事者)については私は素人なのでよくわからないが、政治主導で、財政的なバックアップ付きで、大至急決めていくしかないだろう。そしてかえす刀で、これまでの公立病院や保健所の統廃合・人員削減の政策をやめ、公立病院や保健所の医師や看護師・看護婦の数を増やす政策=当然ながら処遇も改善、に転換すべきである。政治がなすべきことをしていないだけでなく、そのサカサマをやっているところに諸悪の根源がある。百害あって一利なしの政党=自民党は撲滅あるのみだ。:田中一郎)

(関連)新型コロナ- 神奈川県のコロナ仮設病棟18日稼働、国内初- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59041250T10C20A5L82000
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFB185Z50Y1A110C2000000


3.菅内閣「不支持」49%・「支持」39%で初の逆転、コロナ対策に強い不満か…読売世論調査(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/26e3dc2c0a3512ca7b273f3fba2ab74837217980

(関連)【菅義偉】くじ引きで決める首相の方が菅首相よりも立派になるのでは|孫崎享 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283562
(関連)【菅内閣】菅内閣に早くも黄色信号が点滅…自民党内の擁護勢力が消滅|孫崎享 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283117
(関連)【菅政権】囁かれる「菅首相退陣」シナリオ 二階幹事長が見捨てる時|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283987
(関連)首相が無能だからではすまない 自民党政権の末期症状(2021年1月18日配信『日刊ゲンダイ』) - 障害福祉&政治・社会・平和問題ニュースサイト
 https://gogotamu2019.blog.fc2.com/blog-entry-19776.html
(関連)<菅政権では国はメチャクチャ>列島を覆う 未曽有の混乱 渦巻く怨嗟 - 伊達直人-4th
 https://ameblo.jp/tigermaskfighter-4th/entry-12650730858.html
(関連)自民・下村氏「官房長官の手法だけでは難しい」 - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/politics/news/210118/plt2101180057-n1.html
(関連)菅首相こだわりの「自助」、施政方針演説から消える 国民の反発意識 「政治とカネ」にも触れず:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/80626?rct=politics
(関連)対応遅れ、五輪固執…「菅首相はコロナ対策より自己都合を優先」 - 女性自身
 https://jisin.jp/domestic/1940956/?rf=2

(関連)日刊IWJガイド・非会員版「通常国会開幕! コロナで医療崩壊目前の危機に際して菅総理が施政方針演説で打ち出した政策にあ然! 支持率33%へ急落! 」2021.01.19号~No.3050号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48111
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このほど原発裁判で著名な元裁判官で弁護士の井戸謙一さんが、別添PDFファイルにある「福島原発事故で放出されたセシウム含有不溶性放射性徴粒子による健康リスクについて」という論文を『日本の科学者』(2021/1)という月刊誌に掲載されました。非常に重要な内容の論文で、かつ、幸いにして、とても分かりやすく平易に書かれています。みなさまも是非、原本を入手されたうえでご一読いただければと思います。なお、私の方で、井戸謙一さんが論文中にご紹介されているホット・パーティクル(放射性微粒子)に関するいくつかの文献も別添PDFファイルにして添付しておきました。

ホット・パーティクル(=(不溶性)放射性微粒子=セシウムボール=CsMP)の正体とその危険性については、だいぶ前に私の方でもメールで仔細をお送りし、その一部を私のブログに掲載していますので、それも付記しておきます。また今般、ある方よりメールにて、広島・長崎の原爆にかかる「黒い雨」に関する情報もいただきましたので、それも併せて転記します。よろしくお願い申し上げます。

別添PDFファイルのいずれの論文も必読と思われますので、みなさまにおかれましては、原本を入手の上、是非ご一読ください。このホット・パーティクル=(不溶性)放射性微粒子の問題は、内部被曝の危険性を無視・軽視してきた国際放射線防護委員会(ICRP)などが並べている屁理屈や虚偽の体系では説明が出来ず、一からきちんとその危険性について考え直す必要があります。ネット上で、ホット・パーティクルや放射性微粒子やCsMPなどをキーワードで検索してみると、従来見られなかったようなサイトがヒットするようになりました。東京大学をはじめ、いわゆる原子力ムラ・放射線ムラ、あるいはその「ご親戚」のような学者・研究者が、このホット・パーティクルについては従来「理論」(科学的実証性に乏しい嘘八百物語)では説明がつかないと自覚していて、いろいろと「ご研究」をなさっている様子がうかがえます。結論は怪しい限りですが、いずれまとめて、これらについても批判したいと考えています。

ホット・パーティクルによる被ばくは、端的に申し上げれば、放射性セシウム137やその他の放射性核種が原子炉の構造物質である金属などと結合して環境に拡散しており、その中にはナノサイズのごくごく微小なものもたくさんある、その放射性微粒子が水に溶けない不溶性であるため、人体内(生物体内)に入ると付着した場所から動かなくなり(肺胞奥深く)、そこで長期間にわたり内部被曝をもたらす、というものです。放射線被曝の形としては呼吸被ばくがメインです(食物連鎖による経口被ばくや外傷経由の皮膚からの被ばくもあり得ない話ではありません)。従ってまた、不織布マスクをつけることでかなりの被ばくは防ぐことができるのですが、福島県はもちろん、それ以外の周辺都県でも、放射線感受性の高い子どもたちや若い人たちに対して「マスク着用」の注意喚起もなされず、内部被曝の危険性さえも伝えられておりません。あるのは、いつもながらの嘘八百「安全・安心キャンペーン」なのです。

このホット・パーティクルの問題は、井戸謙一さん他の弁護団により、「子ども脱被ばく裁判」においても問題にしてきています。その判決がきたる2021年3月1日にありますので、それについてもみなさまのご注目をお願い申し上げます。

(なお、このホット・パーティクルについては、福島第一原発事故の3号機爆発が「核額発」であったことの1つの証拠であるという説も存在します。1号機のように、単純な原子炉建屋における水素爆発の場合は、かような(不溶性)放射性微粒子は発生しない、と主張されています=3号機の爆発の謎については、依然として、反原発・脱原発の市民運動・社会運動も含めて、「謎のまま」放置されています)

(関連)【子ども脱被ばく裁判が結審 被ばくと安全な環境を焦点化 福島地裁の判決は来年3月1日】
 http://www.mdsweb.jp/doc/1637/1637_67m.html

(関連)子ども脱被ばく裁判のブログ子ども脱被ばく裁判のブログ
 http://datsuhibaku.blogspot.com/

(関連)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 2・6「子ども脱被ばく裁判」応援! シンポジューム 放射能被ばくの現状と山下俊一尋問の再現
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2021/01/26.html


 <別添PDFファイル>
(1)福島原発事故で放出されたセシウム含有不溶性放射性徴櫨子による健康リスクについて一(イントロ部分)(井戸謙一『日本の科学者 2021.1』)
ダウンロード - e382bbe382b7e382a6e383a0e590abe69c89e4b88de6bab6e680a7e694bee5b084e680a7e5beb4e7b292e5ad90e381abe38288e3828be581a5e5bab7e383aae382b9e382afe381abe381a4e38184e381a6e4b880efbc88e382a4e383b3e38388e4ba95e688b8e8ac99e4b880efbc89.pdf
(2)広島原爆被爆者における健康障害の主要因は放射性微粒子被曝である(イントロ部分)(大瀧慈・大谷敬子『科学 2016.8』)
ダウンロード - e58e9fe78886e8a2abe78886e88085e581a5e5bab7e99a9ce5aeb3e381aee4b8bbe8a681e59ba0e381afe694bee5b084e680a7e5beaee7b292e5ad90e8a2abe69b9defbc88e382a4e383b3e38388e5a4a7e780a7e383bbe5a4a7e8b0b7e3808ee7a791e5ada6e3808fefbc89.pdf
(3)核実験による放射性降下物:広島・長崎原爆の被爆影響を基礎にして(イントロ部分)(沢田昭二『日本の科学者 2021.1』)
ダウンロード - e6a0b8e5ae9fe9a893e381abe38288e3828be694bee5b084e680a7e9998de4b88be789a9efbc9ae5ba83e5b3b6e383bbe995b7e5b48ee58e9fe78886e381aee8a2abe78886e5bdb1e99fbfefbc88e382a4e383b3e38388e6b2a2e794b0efbc89.pdf
(4)不溶性Cs粒子企画にあたって(イントロ部分)(五十嵐康人『科学 2020.8』)
ダウンロード - e4b88de6bab6e680a7efbca3efbd93e7b292e5ad90e4bc81e794bbe381abe38182e3819fe381a3e381a6efbc88e382a4e383b3e38388e4ba94e58d81e5b590e5bab7e4babae3808ee7a791e5ada6202020.8e3808fefbc89.pdf
(5)不織布製マスクの着用による不溶性放射性微粒子の吸入対策(桧垣正吾『科学 2020.9』)
ダウンロード - e4b88de7b994e5b883e8a3bde3839ee382b9e382afe381aee79d80e794a8e381abe38288e3828be4b88de6bab6e680a7e694bee5b084e680a7e5beaee7b292e5ad90e381aee590b8e585a5e5afbee7ad96efbc88e6a1a7e59ea3e3808ee7a791e5ada6e3808fefbc89.pdf
(6)不溶性Cs粒子の溶解や加熱による変化(高宮幸一『科学 2020.11』)
ダウンロード - e4b88de6bab6e680a7efbca3se7b292e5ad90e381aee6bab6e8a7a3e38284e58aa0e786b1e381abe38288e3828be5a489e58c96efbc88e9ab98e5aeaee5b9b8e4b880e3808ee7a791e5ada6202020.11e3808fefbc89.pdf
(7)不溶性Cs粒子中のウランおよびセシウムの同位体比の測定と放出源推定の可能性(イントロ部分)(栗原雄一・高橋嘉夫『科学 2020.11』)
ダウンロード - e4b88de6bab6e680a7efbca3se7b292e5ad90e4b8ade381aeefbcb5e4bb96e381aee6b8ace5ae9ae381a8e694bee587bae6ba90e68ea8e5ae9ae58fafe883bde680a7efbc88e382a4e383b3e38388e6a097e58e9fe383bbe9ab98e6a98be3808ee7a791e5ada6e3808fefbc89.pdf

(関連)謎に包まれた「セシウムボール」の脅威、未知の放射性物質と汚染実態が明らかに:吉田千亜さん-週刊女性PRIME
 https://www.jprime.jp/articles/-/15516


(関連)20190602 セシウムボールのゆくえ 郷地秀夫 医師 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=uQJ4Ne9UjMA&feature=youtu.be

(関連)20200215 UPLAN【後半】河野益近「セシウムボールの被ばく影響」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=J8mZ8Xp7X9o


 <」いちろうちゃんのブログ」より>
(1)(セミナー報告)PM2.5とナノ粒子=次世代へのリスクを減らすために知っておきたいこと(& ナノサイズの放射性物質=ホットパーティクルの危険性を推測する)いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/pm25-e3f5.html

(2)ついに 「ホット・パーティクル」 が表面化 : 茨城の「ちり」にウラン 東京理科大と気象研究所 溶融燃料が拡散 いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-8621.html

(3)本日(11/24)のいろいろ情報(メール転送含む)です (1)ホットパーティクル (2)ため池の除染(農林水産省) (3)敦賀原発 他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-832e.html

(4)NHK放送番組 「サイエンスZERO : 謎の放射性粒子を追え!」のどこがおかしいか=きちんと伝えられないホット・パーティクル(放送では「セシウム・ボール」と名付けていた)の危険性  いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-f552.html

(5)「子ども脱被ばく裁判」で明らかになった重要なこと3つ:(1)責任棚上げで被害者に牙をむき始めた被告・国 (2)ホット・パーティクルについて有識者2人が意見書 (3)初期被ばく総線量推計モデル(山田國廣氏) いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/2-3a54.html


 <参考:CsMPで検索したところヒットしたサイト>
 内容不問のまま、下記に並べておきます。いずれ批判的に見直す必要があると考えています。

(1)3.11から7年 初めて福島第一原発由来のウラン酸化物が発見された (飯塚真紀子) - 個人 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20180311-00082567/
(2)放射性微粒子被ばくの特徴:Microsoft PowerPoint - CsBall-佐藤竜彦-public.pptx
 http://anshin-kagaku.news.coocan.jp/hobutsu2018.1satoh.ppt.pdf
(3)先端X線分析により原発事故由来の不溶性セシウム粒子の生成・放出過程を解明-東京大学大学院理学系研究科・理学部
 https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/info/6956/
(4)福島第一原発原子炉から地上に降り注いだ放射性微粒子の正体を解明 - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部
 https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2016/4596/
(5)日本放射線影響学会 - m3.com学会研究会
 http://jrrs.kenkyuukai.jp/special/index.asp?id=5556
(6)福島原発から飛散した高濃度放射性セシウム含有微粒子の定量法を開発 - 研究成果 - 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)
 https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/246
(7)福島事故から東京へ降下した放射性セシウムの主要化学形態~ガラス状微粒子への濃集~ - EurekAlert! Science News
 https://www.eurekalert.org/pub_releases_ml/2016-06/gc-5062616.php
(8)福島第一原発由来の土壌中セシウム微粒子の分析に成功│研究成果│国立極地研究所
 https://www.nipr.ac.jp/info/notice/20171027.html
(9)放射性セシウム含む微粒子 「3.11」後、都内にも飛来- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXLZO16870290V20C17A5CR8000
(10)放射性微粒子の謎に迫る 201612
 https://www.jsac.or.jp/bunseki/pdf/bunseki2016/201612wadai.pdf
(11)未知の放射性粒子「セシウムボール」を探る(その2)
http://www.jaif.or.jp/cms_admin/wp-content/uploads/understanding/eco-radiation/radiation_column103.pdf
(12)未知の放射性粒子「セシウムボール」を探る(その3)
http://www.jaif.or.jp/cms_admin/wp-content/uploads/understanding/eco-radiation/radiation_column104.pdf
(13)未知の放射性粒子「セシウムボール」を探る(その4)
https://www.jaif.or.jp/cms_admin/wp-content/uploads/understanding/eco-radiation/radiation_column105.pdf
草々

 <追>(メール転送です)「黒い雨はどこまで降ったかー気象専門家 増田善信の約束-」(28分Youtube)紹介
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皆様、「黒い雨はどこまで降ったか 気象専門家 増田善信の約束」(28分)をぜひ見ていただきたいと思いメールをします。
 https://www.youtube.com/watch?v=7FpGAFnkdEo&feature=youtu.be

昨年7月の『黒い雨訴訟判決」のことを覚えていられるでしょうか。広島地裁が、原爆投下後に降った黒い雨の雨域を国の判断より広げ、被爆者健康手帳の交付を認めた画期的な判決でした。その判決で採用されたのが「増田雨域」です。元気象研究所研究室長の増田善信さんが1985年、被爆者の訴えを受けて再調査して発表したものです。今回の判決はそれを採用したのですが、国・広島県・市は控訴しました。

そのことを巡って、97歳の増田先生が昨年8月90分の講演をされました。その講演をもとに、分かりやすく28分にまとめたのがこの動画です。制作は「黒い雨」動画作成チーム(増田善信、権上かおる、日野川静枝、西脇久美子、佐藤国仁)作画、音楽、ナレーションは元中学教員の西脇さんが担当されています。手作りの動画ですが、それだけに思いがこもっています。ぜひご覧いただき、黒い雨訴訟で問われたことを知っていただきたいと思います。

この動画はまた、科学者の生き方について考えさせられるものです。増田さんは35年前の被爆者との約束を97歳の今日まで守ろうと努力されているのです。増田さんについて、2020年10月18日の朝日新聞が「97歳の元学術会議会員がSNS発信 軍支えた過去反省」と報じています。
 https://digital.asahi.com/articles/ASNBJ7J7TNBHUTIL04V.html?iref=pc_ss_date

1942年に気象専門学校に入った増田さんは、その後、島根県の海軍大社基地に配属されました。天気図を作成し、風向きや雲の高さなどの情報を出撃する爆撃機の乗員に伝える任務でした。終戦間際には帰還の見通しもなく沖縄方面へと飛び立つ仲間を連日のように見送ったのです。「なんとも気の毒な気持ちになった。軍隊はデタラメばかりだった」と語られています。

そして「科学者が望むと望まざるとにかかわらず、すべてが戦争のための科学になる。そんな戦前を知るからこそ科学者・技術者が軍に協力したことを反省し、二度と科学を戦争には使わせないことを誓ってつくられた学術会議に対する今回の政府による任命拒否は、「絶対に認めることはできない」と語られます。そのような気骨のある増田さんの『黒い雨』の研究、そして今、その研究が戦後の政府の被爆者政策のまやかしを鋭くついていることをぜひ知っていただきたいと思います。

小寺隆幸(明治学院大学国際平和研究所研究員)
軍学共同反対連絡会ホームページ http://no-military-research.jp
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(田中一郎コメント)
 その黒い雨がもたらしたものはホット・パーティクルによる内部被曝であること、それが入市被ばく者の健康を害した大きな原因であること、そしてそれは今日の福島原発事故後と類似していること、つまり、福島県民やその周辺都県の住民は、ナノサイズの微小なホット・パーティクルによる内部被曝の危険性にさらされ続けており、これは子どもたちや若者にとっては、その放射線感受性の高さから見て深刻な事態であること、(土壌にある微小な粒子が風で舞い上がり呼吸被爆する危険性:マスクはある程度有効)、いわゆる「安全・安心キャンペーン」の犯罪的インチキ性は看過できないこと、等を申し上げます。(ホット・パーティクル=放射性微粒子=CsMP=セシウムボール)

 

2021年1月16日 (土)

憲法違反の権利侵害インチキ法「大深度地下使用法」に基づく外環道・リニア新幹線工事を直ちに中止せよ!:外環道で新たに3つ目の地下空洞発見、NEXCO2社と国土交通省は被害者に万全の賠償・補償を行え!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.キャンペーン · 国土交通大臣- 住宅地陥没!東京外環道路事業・工事の中止を求めます。 · Change.org
 https://www.change.org/StopGaikan

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · トンネル工事との因果関係認める · Change.org
 https://bit.ly/3qnZI6x
(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 東京web 調布陥没で新証言「砂が噴き出たような跡」液状化が起きた証しか · Change.org
 https://bit.ly/2LFcbEn
(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 道路陥没で住民が家屋被害調査、物的被害は58軒。 · Change.org
 https://bit.ly/3bKivF2

(関連)リニア工事中止求める裁判始まる JR東海は争う姿勢(静岡県)(静岡放送(SBS)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/18420f086f21dfd678c7eb54cd4a8ae185ade66f


2.#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 2・6「子ども脱被ばく裁判」応援! シンポジューム 放射能被ばくの現状と山下俊一尋問の再現
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2021/01/26.html


3.内閣支持34.2% 不支持と逆転 新型コロナ対応評価せず61%―時事世論調査:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011500839&g=pol

(関連)「不戦敗」でリスクを回避?北海道の補選、自民擁立せず:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP1H6WW0P1HUTFK00V.html?ref=mor_mail_topix3_6
(関連)補選「不戦敗」で痛撃回避 内閣支持急落、苦境一段と 春解散論下火に〔深層探訪〕(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ee8ac8431c19de6ada2f2a94f85bb8fea435ccfa

(菅義偉スカ政権が早くも「終りの始まり」を開始です。こんな人間、所詮は総理大臣の資格も能力もなかっただけの話です。:田中一郎)


4.感染症法等の改正に関する緊急声明 - 一般社団法人日本医学会連合
 https://www.jmsf.or.jp/news/page_822.html

(関連)「罰則は、効果がないどころか公衆衛生を破壊する」 東大の公衆衛生教授が感染症法の改正に反対する理由
 https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-hashimoto-2
(関連)特措法改正案「予防的措置」の意味不明 菅政権、責任取らずに罰則課す狙いか | 47NEWS
 https://this.kiji.is/722717810514690048
(関連)金子勝教授「政府には処罰がないのか?」…特措法改正案「罰則」等に(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3ab4506d82f06cf504f394799c5e3f59dc13b427


5.旧優生保護法 強制不妊訴訟 原告の請求棄却 札幌地裁判決(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/dc4fdfa3b79a43d7e7f3f8479acd4f2e494a8834

(関連)またも時の壁、「悔しくてどうしようもない」 旧優生保護法・札幌地裁判決(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/cd80e7bd4d74c8caa547335aed608be75ef7012a
(関連)旧優生保護法訴訟 国への賠償請求は退けられる 札幌の男性「元気なうちは頑張って戦い続ける」(HBCニュース) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7c0db96ce4f93f0cfd59668a9f7d5a1a36e6131b

(おい、札幌地裁のクソヒラメ裁判官野郎、おめえの仕事は有権者・国民の基本的人権を守ることだ。日本国憲法の字が読めねえのか、このボケ! こういう司法権力乱用の行政追従判決を出したような奴は、近々、必ずや弾劾裁判にかけて司法界から追放するから、よく覚えておけ! こちとらは、もうプッツン状態で怒り狂ってんだからよ! :田中一郎)


6.菅義偉スカ政権はやっぱり「スカ」だった
(1)台本を読むだけの“茶番劇”。「緊急事態」でも菅首相の言葉が響かない理由(HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9dae68984aaec2b0fb3e2e899fc5f57cf90dd412
(2)菅政権とは、政治記者文化が作り出したモニュメント- 織伊友作の『時事巷談』
 http://olii-yuusaku.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-71ffed.html
(3)「ホテル朝食自粛で菅首相がストレス」読売新聞記事に批判殺到(女性自身)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/360130437f8a76ee9babea9c4167738e05f4965f
(4)緊急事態宣言拡大、菅首相発言が「絶対にアカン」理由(郷原信郎) - 個人 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20210116-00217869/
(5)菅政権のコロナ対策の方が安倍政権の時よりも悪い|孫崎享 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283853
(6)「緊急事態宣言」拡大でも有観客…国内スポーツ界と東京五輪の露骨なソロバン勘定(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3820da4d5162a06b98250bb01ceb9a1ce0ba6f5c
(7)外国人選手も入国一時停止 東京オリ・パラに影響は?(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/5771858985466d771560aec19a1b03f90a05b671

(やることが遅いんだよ、新型コロナ変異ウィルスが既に日本に入ってしまったではないか! 2021年東京オリンピックにこだわって何やってんだ!)


7.有権者・国民のみなさま、こんなのほっといていいんですか?
 あとでやっかいなことになりますよ! 諸悪の根源は政治です。あなた方がロクでもない人間達を国会議員や地方議員に選んでいるから、その連中が主導して日本をどんどんおかしくしているのです。自分で自分の首を絞めてうれしいですか? 今時、自民党や維新や公明党や国民民主党に投票したり、選挙に行かない有権者なんて、愚の骨頂の金メダリストですよ。早う目を覚ましんしゃい!

それでもバカとは戦え|適菜収|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3524/454

(1)BSL4研究棟の建設費計上 国の本年度補正予算案 来年度末完成へ 長崎大発表(長崎新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0083b86a4bdaa9a067ade29bff145bd0d4a78aaf

(長崎市内の人口密集地域のど真ん中にこんな危険なものを建設するなど、非常識甚だしき。そもそも大学や研究所のBSL施設の管理状態も手抜き・いい加減・無責任。住民から強い懸念や反対の声が出ているのに、馬耳東風でこうやって強引に押し進めている理油は3つ(推定)、①特許狙い、②生物兵器開発(軍学共同)、③大学が腐っている(福島第1原発事故に伴う放射線被曝の問題について、長崎大学の似非科学による犯罪的行為の数々は強く批判されている=長瀧重信、山下俊一や高村昇も長崎大学だ)。長崎市や長崎県が住民を守るために動いていないというのも問題だ。自治体が国や企業などと一緒になって住民を無視したり踏みつけたりするのは、今日の日本全国の自治体に見られる傾向でもある。この国の劣化を示している。:田中一郎)

(2)吉村府知事「陽性者と感染者は違う」また飛び出したドヤ顔“妄言”! 専門家も「ナンセンス」と一刀両断(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0a482a323e83440028baa8dd01451e2ab4f0e7e0

(「昔は水の都、今はアホの都」の若大将ならぬ青大将=吉村洋文、こんなゴミクズみたいな政治家しか選べないの? 大阪は私の生まれ育った故郷で、昔はこんなことはなかったぞ!:田中一郎)

(3)自宅療養者の死亡相次ぐ 都 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6382280

(緑のタヌキに騙されて世界遺産ともいうべき築地市場はなくなるワ、外環道工事は強行されて大きな穴が開くワ、羽田空港の飛行機が23区の住宅街・オフィス街の真上を低空飛行するワ、新型コロナで貧困に苦しむ人が食料などの配布を支援団体から受けているのに嫌がらせをして都庁敷地から追い払おうとするワ、オリンピック選手村用地だとか何とか言って時価1300億円の1/10の値段で貴重な都有地を土建屋・不動産屋の投げ売りするワ(湘南地域でなされているように緊急新型コロナ仮設病棟でも立てればいいのに)、情報公開の東京大改革だとか何とかぬかして不都合なことは皆隠しまくっているワ、都民の税金・財源を湯水のように使って新型コロナへの対応を無内容なパフォーマンスレベルで自分の自己宣伝に使うワ、もう馬の糞まんじゅうと小便酒で腹いっぱいにされて、そして最後は新型コロナで殺される。小池百合子と「都民ファーストという小池ファースト幼稚園党派」を支持し続け投票し続けているオバカ都民・有権者、何とかは死ななきゃなおらない、なの??? それとも「ゆでガエル」状態か!? :田中一郎)

(関連)新型コロナ- 神奈川県のコロナ仮設病棟18日稼働、国内初- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59041250T10C20A5L82000

(関連)女帝小池百合子-石井妙子/著(文藝春秋)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034072786&Action_id=121&Sza_id=C0

(関連)仮面 虚飾の女帝・小池百合子-横田一/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034098011&Action_id=121&Sza_id=C0

(オバカ有権者・都民の諸君、上記はもう読んだか? 今度、都知事選・都議会選(今年夏)に行く時までに、どっちか1つくらいは読んどけよ! :田中一郎)

(4)政治や社会問題を「重たい」と避けている不感症なあなたへ(ウーマンラッシュアワー:村本大輔)(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fa5ff824342c8ed6d10708543f2fcd26710ccc02

(関連)(新刊書)おれは無関心なあなたを傷つけたい - 書籍 - ダイヤモンド社
 https://www.diamond.co.jp/book/9784478111444.html
(関連)「風景」だった原発、お笑い使いリアルに 村本大輔さん:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP15532WNCJULFA024.html

(関連)内田樹氏の現代若者論 「日本社会の生きづらさに“現状維持”を望む若者 負のスパイラルの始まりだ」をどう見るか + その他若干のいろいろ(安倍晋三GO TO PRISON(その3)+スガもPRISON他)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-18d8a6.html
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 大深度地下を巨大シールドマシンで掘り進む危険な工事で、沿線住民の多くが反対をし、また、費用対効果の経済性についても、数兆円の巨額投資の建設効果がほとんどないと評価されている、時代遅れのトンチンカン街づくり土建事業である外環道で、3度目の巨大地下空洞が発見されました。これまでも地域住民は、何度も何度も辛抱強く事業主体のNEXCO2社(東日本・中日本)や監督官庁の国土交通省、あるいは東京都に対して、この外環道工事の問題点について、他の地域での工事事例なども紹介しながら、きちんとした説明と対応をするように申し入れをしてきました。

かし、この外環道を強引に進める役所とその外郭団体は、そうした住民の問題提起を歯牙にもかけず、右から左へ聞き流すようなその時限りの場当たり対応をくり返し、全く真摯に対応する姿勢に欠けたまま今日に至っています。その結果が今回の地表陥没事故であり、巨大な地中の「穴(空洞)」です。住民からしてみれば、それ見ろ、言わんこっちゃない、ということですし、「お詫びします、補償します」などと今頃になって口先だけの申し訳程度に言いつくろっているNEXCO2社や国土交通省・東京都、あるいは有識者委員会の態度に対しては、ふざけるなと怒鳴りつけたい気持ちでいっぱいでしょう。それほど、この外環道工事の地域住民無視はひどかった。

もはや弁解の余地はありません。地下40m以下の大深度地下で行う工事は地上に影響をもたらすことはありませんので、地上権者・地権者への詳しい説明も、承諾も、補償も、必要ありません、などという内容でつくられている「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法(大深度地下使用法)」は、事実と正反対のインチキ根拠で塗り固められた権利侵害の憲法違反法であり、これ以上、この法律の工事を進めることは許されることではありません。また、このインチキ法は直ちに廃止しなければいけません(立憲民主党は何をしているのか!?)。

(関連)「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法(大深度地下使用法)」について - 都市・公園 - 国土交通省 関東地方整備局
 https://www.ktr.mlit.go.jp/city_park/chiiki/city_park_chiiki00000089.html
(関連)大深度地下利用 - 国土交通省
 https://www.mlit.go.jp/toshi/daisindo/index.html

(関連)道路陥没招いた東京“地下開発”の闇 地下40m以下は「開発し放題」? 週刊朝日AERA dot.
https://dot.asahi.com/wa/2020120100047.html?fbclid=IwAR1WhcjhpLjuQrRqHNnOKktDBjoOa05ZxniGOBOMN4RC46tfMFcPhQVbCjI

そして、今後最も重要なことは、①外環道工事は中止し、今まで掘り進んだところは全部埋め戻すとともに、ゆるんでしまった地盤の改良工事を行わないと地震や集中豪雨などの時に二次災害を引き起こす、②この外環道工事によって被害・損害を受けた全ての被害者が、その損害を万全な形で賠償・補償を受けること(具体的に言えば、家の壁のひび割れや地表陥没などをちょこっと修理したり埋め戻したりするだけでなく、土地建物自体の時価の下落分(当然ながら外環道沿線の不動産の時価は大幅に下落している=買い手がつかない)を賠償するとともに、迷惑料・慰謝料を上乗せする、また、賠償・補償の対象者は外環道の真上の地上権者・地権者のみならず一定範囲内の外環道沿線周辺住民も含まれ、かつ土地所有権者だけでなく、借地借家権者などの利害関係人も含まれる(移住・移転の補償も含む)、更に、工事に伴う振動や低周波音などによる健康被害なども賠償対象である、③この外環道工事の進め方について、過去にさかのぼって検証する第三者委員会を設置し、徹底して調査・公表する、④この工事を進めたNEXCO2社および国土交通省・東京都の責任者を処分するとともに、御用人間の集まりだった有識者会議メンバーを公職追放する、⑤今後の東京都の街づくり(基本は首都機能の分散又は首都移転と東京一極集中の解消・地方分散型ネットワーク社会の形成です)や新しい時代の交通のあり方について、新たなフレッシュメンバーで検討を開始する、などであると考えられます。

まずは外環道工事、および同じく「大深度地下使用法」に基づくリニア新幹線工事の中止を決断させなければいけません。NEXCOやJR東海、あるいは国土交通省や東京都など、今日の日本における土建業利権の巣窟のような組織が牛耳っているこの工事を、有権者・市民の良識と未来志向の決断で、やめさせていくことが最も重要なことです。この外環道やリニア新幹線に限りませんが、2021年東京オリンピックだの、万博だの、カジノだの、MICE建設だの、高速高規格道路網建設だの、新幹線網建設だの、巨大防潮堤建設だの、震災復興だの、ダム建設復活推進だの、農林水産土木と土地改良事業だの、都市再開発だの、原発・核燃料サイクル推進だの・・・・この国のバカ丸出しの旧態依然発想の「人よりコンクリート優先」の政策が、没落していくこの国の経済余力・活力を細らせながら、国土をメチャクチャにしていきます。これまで何度もかような土建政策・ゼネコン強靭化政策はダメだ・見直せと言われ続けてきているにもかかわらず、まだ、従来方針をやめられず、全くノーナシで腐った政治家や官僚どもに引きずられながら、税金の巨額無駄遣いと環境破壊が続けられているのです。

もういい加減にしとけ、ドアホども、これがこのメールの結論です。外環道とリニア新幹線=百害あって一利なし、進める者たちは皆、現実を見ない、無責任な利権屋ばかりです。


20201219 UPLAN 調布・陥没事故で明らかになった外環事業の問題点・住民会見 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=7bancYwa8Vw&t=2s

(その他動画)
東京・調布の道路陥没「納得できる説明になっていない」住民訴え【報道特集】 - YouTube 他
 https://www.youtube.com/watch?v=HYy6nIt8pfo
 https://www.youtube.com/watch?v=Z1lZIIVKeTA
 https://www.youtube.com/watch?v=cR6A8GzjyNg

 <別添PDFファイル>
(1)空洞 住民「またか」調布3カ所目 長さ10m幅4m(東京 2021.1.15夕,16他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/80053
(2)<調布陥没>流砂現象の発生か 不十分な事前調査、ずさんな施工管理 トンネル専門家ら指摘(東京 2021.1.11)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/79177
(3)東京・調布の道路陥没:東日本高速のあまりニモの対応(『サンデー毎日 2021.1.17』)
 https://mainichi.jp/sunday/articles/20201228/org/00m/040/014000d
(4)調布陥没 住民が被害調査、家屋損傷58軒、騒音・振動102軒(東京 2020.12.28)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/77000
(5)調布の陥没「工事認可延長の差し止めを」 住民ら提訴(朝日 2020.12.26)
 https://www.asahi.com/articles/ASNDT73FCNDSUTIL06G.html
(6)調布陥没 説明会、補償など質問相次ぐ、東日本高速 住民に謝罪(東京 2020.12.21)
 https://response.jp/article/2020/12/21/341490.html
(7)調布陥没 トンネル工事が原因…有識者委が分析 NEXCO東日本、住民に補償へ(東京 2020.12.19)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/75237
(8)「大深度」工事直後に地表沈む 外環道、衛星で解析、補償・ルール見直しに影響も(日経 2020.12.18)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO67446500Y0A211C2MM8000
(9)大深度工法の落とし穴=外環道とリニアの共通項(イントロ部分)(樫田秀樹『世界 2021.1』)
ダウンロード - e5a4a7e6b7b1e5baa6e5b7a5e6b395e381aee890bde381a8e38197e7a9b4efbc9de5a496e792b0e98193e381a8e383aae3838be382a2efbc88e382a4e383b3e3838820e6a8abe794b0e7a780e6a8b9e3808ee4b896e7958c202021.1e3808fefbc89.pdf
(10)外環道事業・工事の中止をもとめます(外環ネット 2020.12.6)
ダウンロード - e5a496e792b0e98193e4ba8be6a5ade383bbe5b7a5e4ba8be381aee4b8ade6ada2e38292e38282e381a8e38281e381bee38199efbc88e5a496e792b0e3838de38383e38388202020.12.6efbc89.pdf

*(各種資料)Dropbox - 20201225中間報告声明等 - 日常をシンプルに
 https://www.dropbox.com/sh/p82co4gdl63oe1n/AACjv_p_BWAbZn2cZfjFQTxaa?dl=0


◆(メール転送です)外環トンネル上で第3の空洞発見、ネット署名のお願い
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皆様、緊急のお願いです。

1月14日に第3の空洞が発見されました。昨年から、外環道トンネル直上で、道路および住宅敷地の陥没、住宅の真下に2つの空洞が発見され、ネクスコ・国交省もトンネル工事に起因することは認めましたが、その原因をこれから検証するとしていましたが、その検証のためのボーリング調査で、またまた巨大な空洞が地下16mで発見されました。場所は、第1空洞の北側のトンネル直上部です。

詳しいことはまだ分かりませんが、これまで、ネクスコはトンネルから陥没・空洞部へ煙突状に地盤が緩んだと言ってきました。私は、そうではなくてトンネルの直上部に帯状に地盤の緩みが生じており、これからも空洞や地盤沈下がトンネルの上の広い範囲で起こることを主張してきました。残念ながらそれが証明された形となってしまいました。1月11日の東京新聞の記事を添付します(上記の別添PDFファイル(2))。

外環道の工事は、大深度法と言う違憲な法律を作り、地権者の権利を踏みにじって、無許可、無補償で工事を強行してきました。しかも、私達は危険な工事の中止と地表に陥没が起こったときの住民避難の計画についてこれまで追求してきたのですが、ネクスコ・国交省は地表には何らの影響は与えない。と言ってきました。2018年に野川の河床などで酸欠空気はジャグジー状に噴出した時も、シールドの工法を変えれば問題ないとして工事を続行し、元の工法に戻して強行した場所で起こした事故でした。しかも、法律の立て付けが、「地表には何ら影響を与えない」というものな為、実際にこのような事故が起こっても地上に住む住民を守る条項が何もないのです。

大深度法は公共工事を計画したらすぐに着工できて、金もかからない大深度法は、利権まみれの政治家、官僚(国土交通省の糞役人の多くが大手ゼネコンに天下り)、大手ゼネコン(政治家に献金と票を与えている)にとって「打ち出の小槌」です。こんな法律は廃止するしかありません。私達は、1月末日を第1次集、2月10日を2次集約として外環道工事の中止署名を集めています。是非、以下のネット署名にご協力ください。紙による署名も集めています。用紙は、「外環ネット」のブログからお願いします。署名は、都知事宛と国交大臣宛の2枚となっています。

TBSニュース
 https://m.youtube.com/watch?v=aQAnuovI0OM

*外環ネット署名(外環道の建設中止を求める署名)
 https://www.change.org/StopGaikan

*署名用紙
ダウンロード - efbc88e7bdb2e5908defbc89e4bd8fe5ae85e59cb0e999a5e6b2a1efbc81e69db1e4baace5a496e792b0e98193e8b7afe4ba8be6a5ade383bbe5b7a5e4ba8be381aee4b8ade6ada2e38292e6b182e38281e381bee38199.pdf
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外環ネット
 http://gaikan.net/index.html

*「市民による外環道路問題連絡会・三鷹」の活動から » 外環道路トンネル上部の市街地で地盤陥没!!
 http://www.gaikangaikan.info/blog/?p=2421


 <「いちろうちゃんのブログ」より>
(1)(報告)(10.23)「東京外環道」真上の住宅地陥没事故について緊急申し入れ 院内集会:NEXCO東日本および国土交通省の居直り・ゴマカシ工事続行を断固として許すな!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-fb2dfc.html

(2)(大深度地下開発特措法のデタラメ)沿線住民を無視して踏みつけ、地権者の権利を侵害して進められる環境破壊で危険な2つのアナクロ巨大公共事業=リニア新幹線 &(東京)外環道:一刻も早く建設工事をストップさせよ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-2f7d8d.html

(3)(報告)(12.9)オルタナティブな日本をめざして(第38回):「外環道訴訟と大深度地下開発問題」(新ちょぼゼミ:武内更一弁護士)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-a65e68.html


 <関連サイト>
(1)<調布陥没>資産価値の下落、補償を明言せず 東日本高速が2度目の住民説明会:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/75582
(2)調布の道路陥没、「次から次へと」住民恐怖訴え(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/57c0cc037c72146f569907303fc0a9c3adb29eef
(3)調布の陥没 3つ目の空洞発見 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6382276
(4)大深度地下工事 技術への過信はないか - 信毎web - 信濃毎日新聞
 https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2021010700190
(5)調布の陥没「工事認可延長の差し止めを」 住民ら提訴:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNDT73FCNDSUTIL06G.html
(6)「健康被害、資産価値の下落も補償を」 被害住民連絡会が会見<調布陥没>:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/75430
(7)調布陥没で「工事が要因の一つ」報告 NEXCOが謝罪:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNDL6X5YNDLUTIL03Y.html
(8)【独自】調布陥没 トンネル工事が原因…有識者委が分析 NEXCO東日本、住民に補償へ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/74718
(9)「なぜここを掘った」「元通りの生活を」東京・調布道路陥没、報告にも募る不信感(毎日新聞)
 https://mainichi.jp/articles/20201218/k00/00m/040/332000c
(10)調布陥没で新証言「砂が噴き出たような跡」液状化が起きた証しか:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/73455
(11)調布の空洞、調査拡大へ NEXCOが緊急の有識者委:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNCW73FZNCWUTIL03V.html
(12)工事・陥没の因果関係認める 調布事故で東日本高速- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO67504270Z11C20A2EA1000

*東京外環道本線トンネル工事現場の真上、調布市の住宅街で陥没発生!! 住民たちはトンネル工事着工の2017年以前からトンネル工事による陥没事故の危険性を指摘し続けていた!! ~11.21 外環道・陥没事故の緊急報告集会 - IWJ Independen
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485158
草々 

2021年1月15日 (金)

六ケ所村再処理工場の技術水準が「完全規制」をクリアできないので規制基準そのものを丸ごと廃止するとともに、法律改正までして「使用前検査」を骨抜きにした原子力ムラ&原子力「寄生」委・「寄生」庁 他いろいろ重要事項

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(別添PDFファイル)(チラシ)(2.5)函館市大間原発建設差止裁判(東京地裁#103)
ダウンロード - efbc88efbc92efbc8eefbc95efbc89e587bde9a4a8e5b882e5a4a7e99693e58e9fe799bae5bbbae8a8ade5b7aee6ada2e8a381e588a4efbc88e69db1e4baace59cb0e8a381efbc83103efbc89.pdf
https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014031100330/

(関連)大間原発に係わる主な経過 - 函館市
 https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014031100330/


2.キャンペーン · 国土交通大臣- 住宅地陥没!東京外環道路事業・工事の中止を求めます。 · Change.org
 https://bit.ly/3sttZ63

(関連)【独自】東京・調布の道路陥没で新たな空洞か 確認されれば3つ目【Nスタ】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=aQAnuovI0OM
(関連)調布の陥没 3つ目の空洞発見 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f17d1ff34fa19357b306f9ed048661f106a86f0b


3.キャンペーン
(1)キャンペーン · 沖縄ジュゴンを守るため、鳴音録音データの公表と埋め立て土砂運搬船の夜間航行中止を求めます! · Change.org
 https://bit.ly/3qnk2VW

(2)キャンペーン · 日本初認定!「辺野古・大浦湾 ホープスポット」〜 #希望の海 のサポーターになろう!〜 #ホープスポット #辺野古 #サンゴ礁 #HopeSpots #Henoko #Okinawa · Change.org
 https://bit.ly/3bDPpqT

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 辺野古・大浦湾の海を守るためにご協力お願いします(1-11〆) · Change.org
 https://bit.ly/3oMZwxl


4.枝野幸男オフィシャルサイト 立憲民主党衆議院議員|国民との約束
 https://www.edano.gr.jp/manifesto.html

(枝野幸男さん、なかなかいい公約ですね。これで行きましょう。これに 消費税減税(=山本太郎「れいわ新選組」との選挙協力)、正規公務員の大幅採用増( 生活関連行政へ配属)、地方再生計画(リノベーション推進+農林水産業+地場産業:地方振興公社)を加えて(疲弊する地方を必ず再建するという公約は極めて重要です)、既に枝野さんの公約にある「1日も早く原発ゼロへ」を前面に押し出して、衆院選へむけてアクセルを踏みましょうよ。これをスタートさせて、立憲民主党全党員と「市民と野党の共闘」(山本太郎「れいわ新選組」を含む)が全国で街宣活動を展開すれば必ず勝利できます。

立憲民主党が迷いを捨てて本気を見せれば、有権者・国民は必ずやそれに応えてくれると思います。衆議院選だけで勝っても参議院があるので、あせらずに、まずは当面の衆院選で菅義偉スカ政権を退陣に追い込む程度の勝利、そしてその次の参議院選挙で自公維新に圧勝、そしてその次の衆院選で今度こそ「ホンモノの政権交代」です。国民民主党・御用組合「連合」頼りにならずで、敵対しなくてもいいですが、テキトーに聞き流しておけばいいでしょう。断固として有権者・国民のために「世直し」に立ち上がる・末法の世を救世(くぜ)する、その、あなたの決意と覚悟が求められています。:田中一郎)


5.「カジノ王」アデルソン氏死去 トランプ氏に大口献金:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP1F2GX5P1DUHBI02S.html

(関連)市長の帯状疱疹(三木義一 東京 2021.1.14)
 https://bit.ly/2XG6ZlV


6.国民皆保険見直し-迷走の首相 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6382151

(関連)内田樹氏 菅首相の「国民皆保険」発言に「意味不明です」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9a0e9d59b4e7add599fb86cd5cc396463095c9ce
(関連)【菅義偉】正気か? 菅首相いきなり「国民皆保険見直し」示唆の真意|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283841

(要するに、ただのノータリンのドアホだということです。まさにアベに続く「すっからカンのスガスカスカカスカス」です。こういう人間たちを首相や国会議員にしている国の国民が世界に向かって恥をさらし続けているということです。:田中一郎)


7.パッパラパーの菅義偉スカ政権
(1)<「バカな大将」ではさらに地獄絵>コロナ絶望的拡大 2月政局の超リアル(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/512.html
(2)<逃げる総理には退陣を>菅首相という腫れ物に触るかの大マスコミ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/492.html
(3)黒川定年延長問題で「つい言い間違えた」答弁の官僚が出世|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283794
(4)菅首相・安倍首相の“自爆”…日本のコロナ対策、昨夏から「決定的に準備不足だったこと」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a75fe01e26c9211da7932b674cf0fa330f8e3022
(5)菅首相の継続「固執」で迷走 ビジネス往来停止の舞台裏 新型コロナ:時事通信 Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ff10233a624141b31627ceb74b79735145dafec0

*再燃する安倍前首相の「桜を見る会」買収疑惑。下関市長選や次期総選挙への影響も(HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/392f2ff7bbbc9c6e728b6b75e836caa419be86b8

*【トランプ大統領】安倍晋三氏は「米国憲政史上最悪の大統領を支えた総理」に|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283751
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10年前の福島第1原発事故を忘れたかのような原子力ムラ勢力による安全無視のデタラメが続いています。自民党では菅義偉スカ政権の「カーボン・ニュートラル」政策に便乗して、温暖化ガスを減らすには原発は絶対に必要不可欠などと「悪乗り」をしているようですし、公明や日本維新は、ただそれに追随して、ずるずる原発推進の体たらく状態から脱することができません。こういう連中を選挙で選ぶから、こうなるのです。そして今や、原発ゾンビ現象は与党各党だけでなく、「市民と野党の共闘」の総大将である立憲民主党の中からも頭をもたげてきています。泉健太を筆頭格とする元国民民主党の国会議員たちと、その背後にいて自民党補完への道を掃き清めている特権的労働貴族集団の御用組合「連合」です。

(関連)原発「新設」にも照準…自民党推進派が“復権” 首相の脱炭素宣言で勢い(西日本新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a4f3dfda9a37e56124d0cf38f66550b50da69918

原発・核燃料サイクルは政治の力だけで推進されています。「安い、安全、クリーン、これみんなウソ」の小泉純一郎発言が示す通りの原発・核燃料サイクルは、このロクデモナイ政治を転換しなければ、いつまでたっても廃止できません。来たる衆院選・参院選へ向けて全力をあげましょう。まずは、獅子身中の虫=泉健太以下、立憲民主党内の元国民民主党原発推進派ないしは容認派どもを一掃いたしましょう。こんな連中と妥協などして政権交代を実現してみても、2009年の民主民進党政権の二の舞となるだけです(圧倒的多数の有権者・国民には、それが見えているので、立憲民主党の支持率は今日に至るもジリジリと下がる一方です。このまま行けば、泡沫政党として消滅していくでしょう)。いかに下等動物と言えども「学習効果」はあるですから、私たちもまた、同じ過ちを繰り返してはいけないのです

以下、昨今の原発・核燃料サイクル関連の情報をお送りいたします。虫唾が走るようなデタラメぶりです。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は解体しなければいけません。

 <別添PDFファイル>
(1)「止めよう!再処理」天恵の海 第213号:国の検査態勢 大幅退歩、プルトニウム・ウランの回収率に疑義あり(2020.12)
(2)原子力安全規制の一層の充実:原子力事業者等に対する検査制度の見直し他(一部抜粋)(『時の法令 NO.2043 2018.2.15』)
(3)(報告)(11.27)原発・核燃料サイクルの即時中止を! 省庁・議員・全国市民の院内集会(脱原発実現ネット)
(4)(レジメ)(12.13)止めよう!六ヶ所再処理工場!「新“原告”募集」集会(一部抜粋)
(5)長官来県に「いよいよ来た」東電と経産省、再稼働へ着々(朝日 2020.12.27)
(6)東電旧経営陣を尋問へ、株主代表訴訟(毎日 2020.12.26)
(7)寿都町,神恵内村で明らかになった「核のゴミ」地層処分の問題(イントロ部分)(小野有五『科学 2021.1』)
(8)川内原発再稼働阻止へ、市民らが師走の緊急行動、テロ対策名目の「特重」許すな(『週刊金曜日 2021.1.8』)
(9)美浜・高浜、再稼働プロセス 老朽原発、拭えぬ不安 地元同意「生活のため」(毎日 2021.1.11)


1.(別添PDFファイル)「止めよう!再処理」天恵の海 第213号:国の検査態勢 大幅退歩、プルトニウム・ウランの回収率に疑義あり(2020.12)
 http://sanriku.my.coocan.jp/no.213.pdf

(関連)原子力安全規制の一層の充実:原子力事業者等に対する検査制度の見直し他(一部抜粋)(『時の法令 NO.2043 2018.2.15』)
 http://www.garyusha.com/wp/

(関連)(報告)(11.27)原発・核燃料サイクルの即時中止を! 省庁・議員・全国市民の院内集会(脱原発実現ネット)
ダウンロード - efbc8811.27efbc89e58e9fe799bae383bbe6a0b8e78783e69699e382b5e382a4e382afe383abe381aee58db3e69982e4b8ade6ada2e38292efbc8120e79c81e5ba81e383bbe8adb0e593a1e383bbe585a8e59bbde5b882e6b091e381aee99b86e4bc9a.pdf

(関連)20201127 UPLAN【前半・院内集会】原発・核燃サイクルの即時中止を!省庁・議員・全国市民の院内集会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=5aBQkk2p9UU&t=5s
(関連)20201127 UPLAN【後半・省庁交渉】原発・核燃サイクルの即時中止を!省庁・議員・全国市民の院内集会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ddIzgOiQufg&t=5s

メールの表題に書きました通りです。「六ケ所村再処理工場の技術水準が「完全規制」をクリアできないので規制基準そのものを丸ごと廃止するとともに、法律改正までして「使用前検査」を骨抜きにした原子力ムラ&原子力「寄生」委・「寄生」庁」ということです。法律改正については、上記(別添PDFファイル)「(2)原子力安全規制の一層の充実:原子力事業者等に対する検査制度の見直し他(一部抜粋)(『時の法令 NO.2043 2018.2.15』)」をご参照ください。『時の法令』は図書館でも借りて読めます。

なお、「「止めよう!再処理」天恵の海 第213号:国の検査態勢 大幅退歩、プルトニウム・ウランの回収率に疑義あり(2020.12)」
http://sanriku.my.coocan.jp/no.213.pdf

の中で「すっぽりとなくなった基準項目」については、下記の「三陸の海を放射能から守る岩手の会」の永田文夫さん(上記集会でも発言されています)のご説明をご覧ください。

以下はメール転送です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「六ケ所再処理工場の使用前検査の基準項目がすっぽりなくなっていた」その基準項目は3/11前の「使用済燃料の再処理の事業に関する規則」の
https://www.taisei-shuppan.co.jp/support/code1487/1487/dat/data.files/00190.htm

第六条の二(性能の技術上の基準)であり 以下の通りです。
(性能の技術上の基準)

第六条の二 法第四十六条第二項第二号の経済産業省令で定める技術上の基準は、次の各号に掲げるとおりとする。
一 申請書等及びその添付書類に記載した警報装置、非常用動力装置その他の非常用装置、安全保護回路及び連動装置(一定の条件が充足されなければ機器を作動させない装置をいう。)が、申請書等及びその添付書類に記載した条件において確実に作動すること。

二 放射性廃棄物の廃棄施設の処理能力が、申請書等及びその添付書類に記載した能力以上であること。

三 主要な放射線管理施設の性能が、申請書等及びその添付書類に記載した性能を満足するものであること。

四 再処理施設中人が常時立ち入る場所、再処理施設の使用中特に人が立ち入る場所その他放射線管理を特に必要とする場所における線量当量率及び空気中の放射性物質の濃度が、申請書等及びその添付書類に記載した値以下であること。

五 核燃料物質が臨界に達することを防ぐ能力及び使用済燃料等を限定された区域に閉じ込める能力が、申請書等及びその添付書類に記載した能力を満足するものであること。

六 製品中の原子核分裂生成物の含有率が、申請書等及びその添付書類に記載した値以下であること。

七 製品の回収率が、申請書等及びその添付書類に記載した値以上であること。

アンダーラインを引いたところが日本原燃のアクティブ試験で達成されていません。
このまま国の「使用前検査」を受けると不合格になります。

特に七について日本原燃は事業指定申請書にウラン,プルトニウムの製品の回収率は98.2%以上と申請しています。実際の使用済燃料を用いたアクティブ試験の定期報告書により計算するとウランの回収率は約91%,プルトニウムの回収率は約78%程度になりました。
 ※計算根拠 http://sanriku.my.coocan.jp/2012actUPurec.pdf

それでこの回収率について日本原燃へ昨年9月質問しました。11月の文書回答は「商業機密に該当し公開できない」とのことでした。

二についてはガラス固化体の製造について「連続運転ができること」「溶融炉が所定の処理能力(約70L/h)以上」等の性能に達していないこと(特にA溶融炉)があります。その他上記各項目に掲げる「申請書等及びその添付書類に記載した値」が達成していないものがあると思われます。

日本原燃は使用前検査が全て終了していることがアクティブ試験の終了条件だと計画書に明記しています。これでは使用前検査が不合格になることは明確であり,いつまで経ってもアクティブ試験を終えさせることができず,国と日本原燃は法改正し、国の「使用前検査」を止めて、事業者による「使用前事業者検査」に切り替えたのだと思います。

11月27日に脱原発政策実現ネットワークによる院内集会時に,この「性能の技術上の基準」7項目は新規制法では、どこでどのように担保されているのか聞いたところ,担当官は答えられなくなり,後日文書回答がありましたが,法改正の経緯だけの回答であり,基準の担保は答えられていませんでした。

※福島原発事故前の原子炉等規制法第46条(使用前検査)には「・・・及び性能について経産大臣の検査を受け,これに合格した後でなければ,再処理施設を使用してはならない。・・・」とありました。旧法については本は持っているのですが,ネットで探せずにいました。もし所在をご存知の方は教えていただけると幸いです。

※事業者が法律をクリアできないことがわかり,法律を改正(改悪)し合格させようとするのですから、もう何でもありの再処理事業であり,このようなことが許されることは重大事故への道です。

※気になるのはプルトニウムやウランがかなりの量未回収になっていることです。これは高レベル廃液に移行しガラス固化体に混入してきます。いずれも半減期が長く,このようなものを埋設することは未来世代の環境を汚染させることであり到底許されることではありません。何がどれだけ含まれているかわからないものを最終処分することは絶対にしてはいけないと思います。
以上です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)「六ケ所再処理場に関する質問と要望書」回答2020.9.29 提出 同年1126回答(日本原燃)
 http://sanriku.my.coocan.jp/201126JNFLANS.pdf

(関連)「六ケ所再処理
場に関する質問と要望書」回答のコメント(概要) 2020.9.29 提出 同年1126回答(永田文夫)
 http://sanriku.my.coocan.jp/201126RPQ&A&C.pdf


2.12-13 止めよう!六ヶ所再処理工場 新原告募集します! - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/9617

(青森県六ケ所村再処理工場をめぐって、新しい訴訟が立ち上がります。原告募集をされています。みなさまのご理解とご協力をお願い申し上げます:田中一郎)

原告団入会案内
 http://www5a.biglobe.ne.jp/~genkoku/nyukai.htm

(関連)核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団
 http://www5a.biglobe.ne.jp/~genkoku/
 (このサイトも必ずご覧ください)

以下はメール転送です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
止めよう!六ヶ所再処理工場 新“原告”募集します。
核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団 代表(弁護士) 浅石 紘爾

六ヶ所再処理工場の行政訴訟を担ってきた核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団(以下「原告団」)が、新たに “原告”を募集いたします。世界でも類を見ない商業再処理工場をめぐる行政訴訟に、ぜひあなたもご参加ください。

六ヶ所再処理工場は、1992年 12月に国の事業許可を得て建設が開始されました。原告団は 1993 年 12月に事業許可処分取消訴訟を青森地裁に提起し、以来 27 年間、今日まで 111回の口頭弁論が行われてきました。2011年の東日本大震災によって福島第一原発事故が発生し、その教訓から新規制基準が策定され、六ヶ所再処理をめぐる法律や規則は大きく変更されました。今年 2020 年 7月に、新規制基準に対応する新たな事業変更許可処分が原子力規制委員会によって下されています。新しい論点(重大事故対策など)が加わり、裁判の審理の内容も大きく変わることになりました。

原告団と弁護団は、この新たな許可処分に対してどのように対処すべきかを検討した結果この処分に対して、現在係属している取消訴訟(以下、「旧訴」)とは別に、新たな取消訴訟(以下、「新訴」)を提起することになりました。この「新訴」の原告を募集しております(申込みは 12 月 20 日頃までにお願い致します)。旧訴は無くなる訳ではなく、原告の地位もそのままです。今後は新訴に併合されて一体の裁判として審理されてゆくことになり、勿論判決も一緒です。

六ヶ所再処理訴訟は、新しい局面に突入します。この裁判は、国の核燃料サイクル政策に風穴を開ける我が国初の行政訴訟であり、被告の国と電力も総力をあげて抵抗してきます。原子力ムラが息を吹き返し、反撃をかけている現状の中で、新しい原告の参加を得て、なんとしても「危険で不要な再処理」を廃止に追い込み、悲惨な原子力災害の再発を未然に防がなければならないと決意しております。全国の皆様の「新訴」への参加を心からお願いします。参加ご希望の方は、下記事務局にご連絡をお願いいたします。委任状等は HPにも掲載して おりますのでご参照ください。

核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団
住所 〒039-1166 青森県八戸市根城 9-19-9 浅石法律事務所内
TEL・FAX 0178-47-2321
Eメール・1man-genkoku@mwe.biglobe.ne.jp
http://www5a.biglobe.ne.jp/~genkoku
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)(当日録画)20201213 UPLAN 止めよう!六ヶ所再処理工場 新原告募集します! - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=TDB3zBLjExA&t=12s

(関連)(別添PDFファイル)(レジメ)(12.13)止めよう!六ヶ所再処理工場!「新“原告”募集」集会(一部抜粋)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e6ada2e38281e38288e38186efbc81e585ade383b6e68980e5868de587a6e79086e5b7a5e5a0b4efbc81e3808ce696b0e2809ce58e9fe5918ae2809de58b9fe99b86e3808de99b86e4bc9a.pdf

(上記集会で私から質問・発言をしています:1時間29分のところ & 1時間45分のところ、です。司会をしている元原子力資料情報室の澤井正子さんにはいつも「簡潔に、手短に」と忠告を受けておりまして、なんだか内閣官房記者クラブのかつての菅義偉官房長官による記者会見時の望月衣塑子さんのような(司会進行役の長谷川栄一という経済産業省官僚に質問妨害をされ続けていました)気分にさせられております。澤井さん、どうぞお手柔らかにお願いします)

(関連)シリーズ:六ヶ所再処理のここが問題(美浜の会)
 http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/rokkasho_series.htm
(関連)使用済燃料の再処理等に係る制度の見直しについて(資源エネルギー庁 2016年2月)
https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/020/pdf/020_006.pdf

(関連)核燃料再処理、原子力委方針通り実施-と再処理機構・佐藤理事長/計画策定は操業具体化後(Web東奥)
 https://www.toonippo.co.jp/articles/-/441768
(関連)原発事故後にできた規制基準の審査に事実上合格した青森県六ヶ所村再処理工場で異変-抜き技
 https://senmaya.at.webry.info/202011/article_11.html

(関連)六ケ所再処理工場の本格稼働に対する政策提言|New Diplomacy Initiative(新外交イニシアティブ)
 https://www.nd-initiative.org/topics/9020/


3.大飯原発設置許可の効力停止申し立て 取り消し判決受け(朝日新聞デジタル) Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/da8f7582525732629fb71220a61c5430d6d2fd62

(関連)関西電力2カ月半ぶり原発運転再開へ 大飯4号機を15日起動:時事通信 Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/226cd48022b8e8cda974ff8149181a88b95afa5c
(関連)(別添PDFファイル)美浜・高浜、再稼働プロセス 老朽原発、拭えぬ不安 地元同意「生活のため」(毎日 2021.1.11)
 https://mainichi.jp/articles/20210111/ddm/002/040/060000c

(このあいだの裁判判決で大飯原発は設置許可が取り消しになっているというのに、この関西電力の態度の悪さはあきれるばかりである。故森山栄治から小判をもらって「おぬしも悪ヨのう」とほくそ笑み返しごっこをやっていた当時の関西電力と何も変わっていない。東レからやってきたとかいう榊原定征(さかきばらさだゆき)とかいうジジイも同じ穴のムジナだったということだ:田中一郎)

(関連)大阪地裁が大飯原発設置許可を取り消し=規制委・関西電力が決めた基準地振動は過小評価:設置許可取消判決は当然だが、判決理由には、もっと書いておくべきことが多くあるはずだ(原発のデタラメ極まれり)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-c2d3ce.html

(関連)福井県はいつから「上級原発県」となり、青森県はいつから「下級原発県」になったのか:「最後はカネメでしょ」で、福井県の使用済み核燃料を青森県に押し付ける電気事業連合会・経済産業省・関西電力の態度が気に食わない- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-dcd7dc.html


4.20210113 UPLAN 日本原電本店・東電本店合同抗議 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ap34W7COMG8

(関連)(報告)(11.13)首都東京が危ない! 徹底検証 東海第二原発再稼働容認(緊急ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-ab41.html


5.原発事故めぐる避難生活に関する検証 取りまとめを知事に報告
 https://www.teny.co.jp/nnn/news114gfylqldss8r7k6sl.html
 https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20210112/1030015332.html

(いい加減な安全管理で福島第1原発事故を引き起こし、経営破たんしている東京電力に原発を再稼働する資格はありません。新規制基準にも、原発を運転運営する組織は相応の財務内容を持っていなければいけないと書かれていて、この会社に再稼働OKを出す行為そのものが新規制基準違反です。福島第1原発事故の被害者への賠償・補償もロクすっぽしもしないで、柏崎刈羽原発を再稼働するだとか、柏崎刈羽原発に経営資源やカネをつぎ込むというのなら、東京電力に投入されている我々の税金を全額引き上げろ! ふざけるんじゃねえ!:田中一郎)

(関連)原発事故に関する3つの検証について - 新潟県ホームページ
 https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/genshiryoku/kensyo.html
(関連)新潟県原子力発電所事故による健康と生活への影響に関する検証委員会(生活分科会) - 新潟県ホームページ
 https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/shinsaifukkoushien/1356877762498.html
(関連)新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会 - 新潟県ホームページ
 https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/genshiryoku/gijyututop.html

(関連)(別添PDFファイル)長官来県に「いよいよ来た」東電と経産省、再稼働へ着々(朝日 2020.12.27)
 https://www.asahi.com/articles/ASNDV5T89NDCULFA03D.html
(関連)原発安全対策工事を自治体に報告|NHK 新潟県のニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20210112/1030015335.html?fbclid=IwAR2O04wxWpLTtr6-BdBOKUt9oLT6riK8Zz_btigyx_LOb3yLEXon-9Nnxeo

(関連)東電・柏崎刈羽原発差止め市民の会 - ホーム - Facebook
 https://bit.ly/3qrzaBD
 http://www.cnic.jp/wp/wp-content/uploads/2014/03/2855f1ee22453586b5233c149a3d7d15.pdf

(関連)『柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会』
 http://kkheisa.blog117.fc2.com/

(このサイト、ずいぶん長い間、更新されていませんね、どうしたんでしょう?)


6.(別添PDFファイル)東電旧経営陣を尋問へ、株主代表訴訟(毎日 2020.12.26)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14745013.html

(関連)東電株主代表訴訟
 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/

(最近、東電株主代表訴訟の裁判傍聴席ならぬ監視席がガラガラで寂しいのですが、みなさま、そろそろ裁判を監視しに来てくれませんか? まもなく東京電力元幹部の極悪人5人の証人尋問が始まります。原発・核燃料サイクルの今後のことを考えた場合、事故を起こした張本人たちへの罰としては、この東電株主代表訴訟が最もパンチの効いた内容であり、この裁判で有罪判決を出させ、厳しい罰金を会社に支払わせることが、今のたるみ切った原発電力9社の経営者どもへの「いい薬」になること間違いなしです。よろしくお願い申し上げます。:田中一郎)


7.(別添PDFファイル)寿都町,神恵内村で明らかになった「核のゴミ」地層処分の問題(イントロ部分)(小野有五『科学 2021.1』)
https://www.iwanami.co.jp/kagaku/
ダウンロード - e5afbfe983bde794baefbc8ce7a59ee681b5e58685e69d91e381a7e6988ee38289e3818be381abe381aae381a3e3819fe3808ce6a0b8e381aee382b4e3839fe3808de59cb0e5b1a4e587a6e58886e381aee5958fe9a18cefbc88e5b08fe9878ee3808ee7a791e5ada6201e3808fefbc89.pdf

(北海道大学名誉教授の小野有五さん(地質学・地震学がご専門)の非常に重要な必読論文です。少し長いですが内容は平易で、一般市民にも理解できます。必ず原本を入手されて目を通していただければと思います。なお、この論文の内容については、来週以降の経済産業省前定例抗議行動(毎週金曜日)の際にご紹介いたします。:田中一郎)

<「いちろうちゃんのブログ」より>
(関連)(広めてください)知ってましたか? いま地層処分してはいけない8つの理由 & ほくそ笑む原子力ムラと北海道寿都町・神恵内村の地方政治・行政を私物化している「無責任タカリじじい」たちをめぐる直近の報道- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-00175a.html

(関連)利権まみれ原子力ムラ代理店政府にも、一握りの無責任タカリじじい達にも、「核ごみ」受入で北海道全土を核汚染の破滅的リスクにさらす権利はない(その1)=道知事・道議会・道庁は政府と調査2町村に対して断固たる態度をとれ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-32d414.html

(関連)利権まみれ原子力ムラ代理店政府にも、一握りの無責任タカリじじい達にも、「核ごみ」受入で北海道全土を核汚染の破滅的リスクにさらす権利はない(その2)=道知事・道議会・道庁は政府と調査2町村に対して断固たる態度をとれ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-ecfa81.html 


8.川内原発再稼働阻止へ、市民らが師走の緊急行動、テロ対策名目の「特重」許すな(『週刊金曜日 2021.1.8』)
ダウンロード - e5b79de58685e58e9fe799bae5868de7a8bce5838de998bbe6ada2e381b8e38081e38386e383ade5afbee7ad96e5908de79baee381aee3808ce789b9e9878de3808de8a8b1e38199e381aaefbc88e3808ee98791e69b9ce697a5202021.1.8e3808fefbc89.pdf

(今や九州電力は関西電力とならぶ最も悪質な原発電力会社となってしまっている。一握りのロクでもない経営陣に、社員や関係会社・下請けらに加え行政・自治体までもが、全てひれ伏すような状況に陥っている。九州人の意地を見せようではないか! ゲリラ的に、九州電力の原発をめぐり、あらゆる営みに、NO! を突きつけ、経営陣を世論喚起で追い詰めよう! また、選挙では、地方選挙も含めて、自民党や公明党や国民民主党を落選させよう! :田中一郎)
草々 

2021年1月14日 (木)

本日(1/14)の ちょっとだけ いろいろ情報:(1)日本国憲法の使いみち(2)朴槿恵・トランプ・安倍晋三(3)コロナ現況(4)「メモを読む まぶたばかりを 見せられる」(菅義偉)他

前略,田中一郎です。


本日(1/14)の ちょっとだけ いろいろ情報です(メール転送を含む)。
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1.新春「新ちょぼゼミ」の予定
 人数を制限して「3密」(密閉、密集、密接)を防止し消毒もしながら、今年も「新ちょぼゼミ」を続けていきます。ご参加をお待ちしております。(それぞれ最初の1時間弱で主催者側から時事問題に関するプレゼンを予定しています。1/27は「日本の検察 抜本改革」をテーマにしたプレゼンを行います。

(1)(予約必要)(1.27)オルタナティブな日本をめざして(第54回)「新型コロナ・パンデミックの「真実」」(岡田幹治さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-2c39dd.html

(2)(予約必要)(2.25)オルタナティブな日本をめざして(第55回)「霞が関の官僚組織:外務省の意思決定」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-6ea08a.html

(3)(予約必要)(3.24)オルタナティブな日本をめざして(第56回)「菅政権グリーン成長戦略は「グリーン」か(あやしいカーボンニュートラル)」(上岡直見さん:新ちょぼゼミ)


2.お勧めの本
(1)(新刊書)福島が沈黙した日 原発事故と甲状腺被ばく-榊原崇仁/著(集英社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034157247&Action_id=121&Sza_id=A0

(関連)(報告)(7.8)オルタナティブな日本をめざして(第30回):「福島原発事故と初期被ばく」(新ちょぼゼミ:榊原崇仁さま)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-81dd71.html

(東京新聞で望月衣塑子さんと並んで大活躍の榊原崇仁(たかひと)さん(特報部)に待望の初出版本です。日本のマスコミは、ずいぶん前から首相官邸や支配権力に対するゴマスリや忖度をくり返していて、時流迎合の記事や記者クラブなどでの権力側の広報ばかりを垂れ流すようになりました。まさに「ゴミの山」の「マスごみ」となってしまっているのですが、そんな中でも勇気を持って頑張って、批判的ジャーナリズム精神を発揮したり、鋭い内容の調査報道に全力を挙げる記者も数は少ないですがいらっしゃいます。榊原崇仁さんもそんな記者の1人です。これからも頑張ってもらえるよう、みんなで応援いたしましょう。:田中一郎)

(2)(別添PDFファイル)(広告)カムイ伝全集 全38巻(白戸三平著:小学館)
https://amzn.to/35F1vMy
ダウンロード - efbc88e5ba83e5918aefbc89e382abe383a0e382a4e4bc9de585a8e99b8620e585a838e5b7bbefbc88e799bde688b8e4b889e5b9b3e89197efbc89.pdf


3.(メール転送です)オンライン集会「原発事故から10年 ここまで明らかになった真実」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
支援団のオンライン集会の第3弾、「原発事故から10年 ここまで明らかになった真実」を開催します! ゲストとして科学ジャーナリストの添田孝史さんの講演や、海渡雄一弁護士による東電株主代表訴訟の報告、原発事故被害者のスピーチ、武藤類子告訴団長から福島の現状報告などを予定しています。コロナ禍の折、実際に集まる集会が開けずに残念ですが、オンライン集会による共有をしていきたいと思います。ぜひご参加ください!

>>1月24日(日曜日)13時~15時
■添田孝史さん講演「裁判が明らかにした事実、事故調が隠し続ける事実」
■海渡雄一弁護士「東電株主代表訴訟の報告」
■原発事故被害者のスピーチ(3名を予定)
■武藤類子「福島の現状」

ZOOMを使用したオンライン集会です。当日時刻になりましたら、下記URLよりご参加ください。
https://us02web.zoom.us/j/84112128175?pwd=b1QrUi9jM3dUTzAxQ3pYNGE1U0RIdz09
(ウェビナーID:841 1212 8175   パスコード:868484)

*事前の申込みは必要ありません。
*集会の参加費は無料です。先着500人まで視聴できます。
*質問がある方は「チャット」機能を使って書き込んでください。後日支援団のHPに回答を掲載いたします。

ZOOMを初めて使用される方へ
*スマートフォン・タブレットをお使いの方は、事前にZOOMアプリをインストールしてください(無料)。
App StoreやGoogle Playから「ZOOM」で検索し、「ZOOM Cloud Meetings」というアプリをインストールしてください。
集会開始時間になりましたら上記の集会参加URLをタップしてください。

*パソコンやMacをお使いの方は、参加URLをクリックすると自動的にダウンロードを要求しますので、許可してインストールしてください(無料)。

集会開始時間になりましたら、再度参加URLをクリックして参加してください。
集会は録画してYoutubeで配信する予定ですので、この日時に参加できない方は後日Youtubeでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/channel/UCM7AUqVVaS3XntMfN7_k5qg

■■福島原発刑事訴訟支援団■■
福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1 
info@shien-dan.org
080-5739-7279
https://shien-dan.org/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


4.(メール転送です)(別添PDFファイル)こんなにあるある「日本国憲法」の使いみち
ダウンロード - e38193e38293e381aae381abe38182e3828be38182e3828be3808ce697a5e69cace59bbde686b2e6b395e3808de381aee4bdbfe38184e381bfe381a1.pdf

「「日本国憲法」を読み直してみました」という方からいただいたものです。おっしゃる通り、「末法の世」の現代日本の「世直し」は、1に日本国憲法、2に日本国憲法、です。日本国憲法を「守る」ではなくて、積極的に生かす、という{新}日本国憲法主義です。

日本国憲法は、一般的に、国民主権、基本的人権の尊重、(徹底)平和主義、といわれますが、それ以外にも、三権分立、地方分権自治、国際協調主義、などがあります。日本国憲法でいらない条文は天皇条項ぐらいでしょう。私はこうした日本国憲法の中でも、基本的人権の尊重を経済政策で裏付けることが、今は最も重要と考えています。


5.(別添PDFファイル)遺贈寄付広告:日本財団(毎日 2021.1.12)
https://izo-kifu.jp/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&yclid=YSS.EAIaIQobChMI7Pq2kbab7gIVwrmWCh1JrADtEAAYASAAEgLS4fD_BwE
ダウンロード - e981bae8b488e5af84e4bb98e5ba83e5918aefbc9ae697a5e69cace8b2a1e59ba3efbc88e6af8ee697a5202021.1.12efbc89.pdf

(日本財団の応援をしたいのではありません。脱原発・反原発を含む多くの市民団体が財政難で苦しんでいます。日本財団がやっているように「遺贈寄付」を活用する方法がありますので、ご検討されてはいかがでしょうか? 上記は「その見本」です。:田中一郎)


6.大統領の弾劾とは 米上院、裁判で罷免判断- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM1262I0S1A110C2000000

(関連)トランプ氏弾劾訴追、上院裁判へ 新政権に火種残す―米:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011400824&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto


7.韓国の朴前大統領、懲役20年の実刑が確定 - BBCニュース
 https://www.bbc.com/japanese/55657679

(関連)安倍前首相、東京地検が不起訴へ 任意聴取で関与否定か:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNDQ76J8NDQUTIL053.html
(関連)西川元農相は立件見送り、特捜部 職務に関する賄賂と認定は困難 - 中国新聞デジタル
https://www.chugoku-np.co.jp/news/article/article.php?comment_id=717093&comment_sub_id=0&category_id=24
(こいつはこれで何度目だ?)

(関連)東京地検特捜部は「桜を見る会前夜祭」事件で公訴時効を事実上短縮して政治屋に恩を売ったのではないか!? – 政府の公文書のあり方を問う弁護士・研究者の会
 https://kokuyuuti-sinsoukaimei.com/8109/

(韓国や米国と日本の、この違い、まさに先進国と後進国の差でしょ。日本には他にも、安倍晋三関連で、森友・加計不起訴、桜を見る会不起訴、河合克行・案里向け自民党政治資金不起訴、それ以外にも、甘利不起訴、菅原一秀不起訴、福島第一原発事故責任者全員不起訴、橋本龍太郎不起訴、・・・・過去にさかのぼればなんぼでもある。この国は法治国家をとうの昔に返上してしまい、司法・検察は「権力犯罪放免合理化機関」に成り下がっている。:田中一郎)


8.(メール転送です)アベノモマケズ、スガニモマケズ、ジジミンニモマケズ、コロナニモマケズ
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つなぐ・つながる通信2021//1/14(転送歓迎、重複ご容赦)

■ 緊急事態宣言の下での宣伝は、どのようにしたらよいでしょうか? 「市民連合 めぐろ・せたがや」では、世論の反応を見る目的と、宣伝スタイル開発の目的で、1/14(木)の昼時に下北沢駅前で、サイレント・スタンディングを13名参加で行いました。
写真多数 https://tunagaru-tokyo.jimdo.com/

■反応:プラカードをまじまじと読む人、チラシを受け取りに来る人、PCR検査が受けられるのかと質問する人、「私、政府に怒ってるんです」という人等がおられました。反感を示す人は、全くいませんでした。

■宣伝スタイルの教訓
1. サイレント・スタンディングは有効な方法である。雰囲気柔らかく目を引く風船等も有効。
2. 大きな横断幕があって良かった。それが無いと何のアピールか、通行人に分からない。
3. プラカードは、各自持ち寄るのもよいが、統一性のあるものでアピールするのもよい。文字はデカく。

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■市民連合あだち 作成の 店舗支援プラカード
■ZENKO関東コロナプロジェクト(医療問題研究会)のPCR検査拡大に関する報文も同HPでお読みください。
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9.(メール転送です)コロナ現況:事態の真相はどこにあるのか
 下記は他のMLに発信したものに加筆修正を加えたものです。

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菅義偉スカ政権の悪政とマスごみのピンボケ報道のおかげで、事態の真相がどこにあるのかが見えなくなっているように思えます。

(1)医療体制については、先般お送りした『選択』(2021/1)の記事をご覧ください(下記ブログ参照)。そこには「軽症者用の病床は余っている」などと書かれていて、こんな記事を見ると、いったいぜんたいどうなっているのかと混乱するばかりです。それでもその記事には、肝心な重症者用の病床が決定的に不足しているとも書かれていて、公立病院を中心にコロナ専用病院を用意せよと書かれています。このことは真実なような気がします。そして、この記事からは菅義偉スカ政権の新型コロナ病院支援政策がトンチンカンになっているようにも感じられます。しかし、マスごみは、この菅義偉スカ政権の対病院支援政策について、ほとんど批判的な報道をしていないように思えます。調査報道の能力がなくなってきているのでしょう。記者クラブで権力側が垂れ流す「広報」を、持ち込んだPCにペチペチと打ち込む「ペチペチ屋」の若造記者ばかりになっているのではないかと推測します。その記事を、編集デスクにいる「処世術だけが取り柄」のおやじ編集係が、くだらぬ記事の見出しを付けて報道しているのでしょう。まさに「ゴミの山」です。

本日(1/11)のいろいろ情報:(1)衆院選結果予想(2)「原発ゼロ」を衆院選公約に入れられない立憲民主党の末路(3)カジノ女・林文子と横浜市民(4)末法政治情勢他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-309e50.html
(このブログサイトの「5.新型コロナ 3報」のところです:田中一郎)

(関連)<新型コロナ>病床は世界最多、感染は欧米より少ないのに…なぜ医療逼迫?:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/79752
(関連)起こるはずのない「医療崩壊」日本で起きる真因(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/94ab429b045c0d26fe45ec0aa079ecf041bb92e6
(参考)日医会長「医療受けられない医療壊滅の恐れ」…全国的な緊急事態「検討すべき情勢」|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/domestic/society/12213-927483/

(2)PCR検査が依然としてきちんとできていないのは、感染症利権のせいではないかと推測します。ガンは国立感染症研究所と厚生労働省、およびそれに逆らえない「専門馬家(バカ)会議」です。体制的に無理であるのが分かっているのに、未だに保健所にコアな仕事をさせている点も問題です。PCR検査は医者が必要だと認めた外来患者に対しては、全て即時にできるような体制になっていなければいけませんし、それ以外では、昨日のメールで申し上げたように、医療・介護・エッセンシャルワーカーを中心に定期的に実施する体制を整えなければいけません。また、PCR検査で有病者だと分かった人を施設に振り分けるような仕事は、各都道府県の一般職員でもできる話であって、なんで保健所に押し付けているのか全く理解できません。また、無症状や軽症者の自宅療養などというのは、単身者以外はまずいでしょう。旅行客などはいないはずなので、ホテルや旅館は空いているようにも思いますが・・・。また、病院に入れずに死亡した人のニュースもありましたが、あれも具合が悪くなったら直ちに電話してくれという体制を取っていたら防げたように思えます。行政の対応が国も都道府県もデタラメではないですか? 

(関連)受け入れ先が見つからず、自宅療養中の80代男性が死亡|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/domestic/society/12213-927530/

(こちらの方は「未必の故意」による殺人であり、東京都の犯罪行為ではないかと思われます。ただの1つの受け入れ先もない、というのは「ありえない話」だと私は思います。この老人が、たとえば安倍晋三でも「受け入れ先が見つからず」となるのですか? 年齢が年齢ですから、何としても受け入れ先を見つけなければいけなかったはずです。この事件を曖昧にせず、その実態解明と責任追及が必要です。:田中一郎)

(3)医療・介護従事者への支援が全然足りないのではありませんか? ひどいものだと思います。更には、新型コロナで経済的に苦境の陥った人への対策ですが、こちらはさらに輪をかけてひどい。都庁前で貧困家庭に支援物資を配っていた市民団体を、都庁役人が三角コーンを立てて追い払うなどということをやっていて、昔なら日本刀をもって殴り込みですよ。そして、それを見て見ぬふりをしている政治家は、自公や維新だけでなく、立憲民主党・国民民主党もそうで、菅義偉スカ政権が打ち出すガラクタ対策に尾びれ背びれをつける程度の対案しか出せていないでしょう。何をやっとるのかと思いますね。金子勝立教大学教授がいみじくもいうように、社会や経済の体制は「危機が深刻化」したときこそ、大きく転換する機会が訪れるのです。ここで大胆な貧困救済対策と「世直し」提案ができないような政党は、所詮はニセモノ・まがいものの類ですよ。(但し、一過性のバラマキはダメ)

(4)国境措置がきちんとできていません。ビジネスで来日する外国人は受け入れるなどと言っていますが、アホかという話です。海外との間でこそ、リモートワークやテレワークにしろよ、ということでしょう。会議なんてTV電話でできますよね。東京電力が福島第1原発事故の時に、菅直人政権に隠れてやっていたではないですか。こんな調子では、海外から変異した悪性ウィルスが近々輸入されてしまうでしょう。何が緊急事態宣言なのかと思います。そもそも、与党自民党の国会議員どもが、緊急事態宣言で菅義偉スカ政権がやめてくれと言っている「会食」をくり返していて(萩生田光一その他などは芸者や女性コンパニオンまで連れ込んでやっている)、見つかって追及されると「国会議員の仕事は会食をすることだ」などと居直っているそうです。こんな奴らを国会議員に選び出したアホウの有権者の顔を見てみたいものです。(その後、一転して、急きょ、外国人の入国を一時ストップすることにしたようです=当たり前です・遅い!)

(関連)外国人の新規入国、全面停止へ 首相が方針転換 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP1F6QX3P1FUTFK00F.html

警戒しなければいけない最大のことは、ウィルスの悪性度を高める形での変異です。(昨年秋くらいまでの日本や東アジアでの新型コロナは過去のインフルエンザと比べても、大騒ぎするほどのものではなかったように思えてなりません。水面下で何かあるように思えます。ただ、欧米など海外の新型コロナの状況と、どうして大きく違うのかはよくわかりませんから、気持ちが悪い状態です。「ファクターX」など、あるのかないのか???ですから。昨年末から第3波できているものの正体はまだ断言できませんが、用心するに越したことはないでしょう。怖いのは変異です。しかし、過剰反応はしなくていいと思います。

(関連)インフルエンザによる年間死者数はどれくらい?コロナとの致死率の違いは?医師が解説します。 - CLINIC FOR
 https://www.clinicfor.life/articles/covid-072/

(5)昨日のメールでも書きましたが、この新型コロナのドタバタの中で、立憲民主党が「原発ゼロ」を捨てるような動きを見せています。どうしようもない政党だなという印象を強くします。こうしたニセモノ野党しかつくれなかった有権者・国民の責任は重大です。自民党支配の悪政は、このままいくと、まだまだひどい方向で続いていきそうな気配です。再びの原発・核燃料サイクル施設過酷事故により、ホンモノの政権交代よりも日本滅亡が先に来るかもしれません。政局だけで動く人間や政治家ばかりになっていて、物事をきちんと考えて、その実現に動く勢力が寂しい限りです。

(参考)米でワクチン接種後死亡 調査 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6382168
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)パルスオキシメーターは何が測れるの?本当に必要な方への供給が優先されることを願って - コニカミノルタ
 https://www.konicaminolta.com/jp-ja/newsroom/topics/2020/0424-01-01.html

(高齢者や基礎疾患のある方=つまり新型コロナ感染リスクが高い方は、この小さな器械を使って体調を診るのが「早期発見」になっていいのだそうです。TVでやっていました:田中一郎)

(関連)Q8 パルスオキシメーターを使っていますが、じつは何を測っているのかよく知りません。わかりやすく教えてください。|COPD Q&A|慢性閉塞性肺疾患(COPD)基礎知識|ぜん息などの情報館|大気環境・ぜん息などの情報館|独立行政法人環境再生保全機構
 https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/copd/qa/08.html

(関連)厚労省「PCR拡充にいまだ消極姿勢」にモノ申す - 新型コロナ、長期戦の混沌 - 東洋経済オンライン
 https://bit.ly/3bDD1al

(PCR検査が医師の判断で直ちにきちんと実施されるようになることは当然だと思いますが、しかし、上記の議論には私は賛同していません。この意見をおっしゃる前に、日本や東アジアにおける新型コロナというウィルスの危険性の度合いを詳しく説明していただきたい。:田中一郎)


10.【菅義偉】心の通う対話の要諦は相手の目を見て自分の言葉で語ること|高野孟 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283801

(一部抜粋)
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9日付の朝日川柳に「メモを読む まぶたばかりを 見せられる」という句があり、菅義偉首相がこの職務に向かない不適格性の核心を見抜いていると感心した。

(中略)ジャーナリストの仕事に就いて、最初に教えられたことのひとつもそれで、先輩から「人にインタビューする時にメモを見ながら質問するな。相手の答えをメモするのも駄目だ。相手の目を見てどんな表情の変化も見逃すな」と言われた。

(中略)人と心の通う対話をしようと思えば、視線を上げて、自分の内面から湧き出す言葉で語らなければならず、まして一国の指導者ともなれば、全国民に自分の思いを届けて国を動かしていくのが仕事なのだから、人一倍そう努めなければならない。

ところが、菅のこの4カ月を振り返ると、国会はできるだけ開かない、開いても答弁はできるだけ短くするというふうだし、記者会見もできるだけ開かず、開いてもメモを読み上げるだけにして質問は短時間で打ち切るという具合で、国会議員とも記者とも国民とも、まともな対話が成り立っていない。それが、共同通信調査で12月に12・7ポイントのマイナス、1月に9ポイントのマイナスと内閣支持率が暴落し続けている最大の理由なのだが、自分が視線を下げたままなので国民の自分に対する視線にも気がつかないのだろう。
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11.その他
(1)コロナ感染拡大阻止には政治への信頼が不可欠だ - - 田中均 - 毎日新聞「政治プレミア」
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20210108/pol/00m/010/013000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=premier&cx_mdate=20210114
(2)外国人入国こだわった菅首相、一転「停止」 二階氏の影と「水浸し」批判 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210114/k00/00m/010/001000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20210114
(3)東京五輪、海外選手も信用せぬ組織委の開催可能論(JBpress) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4918677a01b959f9115985b28c8c8543f8179212
(4)羽鳥慎一アナ、西村経済再生相の「誤解もあるが」発言に「こっちが悪いみたい」(スポーツ報知) Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/dd8ab1fb69bca64a71eeba1821685187754a64ef
(5)片山善博氏 菅内閣の支持率下落の要因「すべてが後手に回り、先の見通しがない」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3432ff6276f15bcac13566aecacce59ffbc275c9
(6)古賀茂明と望月衣塑子が徹底考察…なぜ、菅首相は国民に寄り添うことができないのか(現代ビジネス編集部) - 現代ビジネス
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/78890

*小池都知事、緊急事態宣言要請で責任転嫁? 「犬猿の仲」菅首相と責任のなすり合い〈AERA〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/28b7ddb3206510c5096b23ac3ae5b2e7e24687de
草々 

2021年1月13日 (水)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(119):福島第1原発事故10年(その1)=福島原発事故は終わらない

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(1.21)福島原発事故損害賠償 群馬 訴訟 控訴審判決公判:群馬弁護団ニュース NO.43 2021.1.1
https://bit.ly/3oyIS4p
ダウンロード - efbc88efbc91efbc8eefbc92efbc91efbc89e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae4ba8be69585e6908de5aeb3e8b3a0e5849f20e7bea4e9a6ac20e8a8b4e8a89f20e68ea7e8a8b4e5afa9e588a4e6b1bae585ace588a4.pd


2.【ふくかな通信】東京高裁第5回控訴審は2月12日(金)午後1時集合です(第60号)
 https://bit.ly/38yovis


3.コロナ禍による困窮者急増があらわにした「公助」が貧弱な日本の実態 - 岡田幹治|論座
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2021010900001.html

(当面する「反貧困」の4本の柱は、生活保障制度抜本改善、失業保険制度大幅拡充、正規公務員の大量新規採用(数百万人)、労働法制の抜本改革、です。決して巨額の現金バラマキではありません。もちろん、ベーシックインカムやヘリコプターマネーでもありません。今はやりのベーシック・サービスを展開するにしても、この4つは先行的に整備しなければいけません。:田中一郎)


4.岩波ブックレット シリーズ昭和史 全15冊
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032098377&Action_id=121&Sza_id=F2

(田中一郎コメント)
 少し前のTV放送で、日本と韓国の大学生が交流する番組があり、その時にTVに出ていた韓国の若者たちが、自国や朝鮮半島のみならず東アジアや世界の近現代史をよく勉強して知識が豊富なのに対して、日本の若者たちは世界や東アジアの近現代史どころか自国日本の歴史さえ、近現代史を含めて全く知らないといった状態だったことに驚きました。かつて大日本帝国が朝鮮半島やアジア大陸を侵略した歴史を知らないで、どうして韓国やアジア諸国ときちんとした外交や交流ができるでしょうか? 日本の学校教育における歴史教育の貧困・お粗末には唖然とするばかりです。ここ20年くらい前からは、歴史歪曲主義者たちが作成した「自国うぬぼれ史観」に基づく歴史歪曲教科書までが政治的な圧力の中で採用されるといった「末期症状」まで現れていました。

ところが、です。今日の日本にとって、日本の近現代史をきちんと知ることが極めて重要な社会情勢が出来てしまっているにもかかわらず、その肝心かなめの日本の近現代史・昭和史を教えてくれる図書がない、という悲惨な状態にあることが昨今分かりました。実は私も、再度、GHQ下での「戦後改革」の内容を詳しく知りたいと思って図書を探したのですが、何と1冊も見当たらない状態であることに気が付いたのです。岩波書店が2005年頃にシリーズで出していたこともありましたが、それは論文の寄せ集め全集のようなもので、戦後改革を一貫した視点で書いたものではありません。大学にいる学者どもは何をしているのかと改めて思った次第です。これでは若者たちが日本の近現代史を学ぼうと思っても学べないではないかというのが現実になっています。

そんな中、偶然、上記でご紹介する「岩波ブックレット シリーズ昭和史 全15冊」に、ふとしたことから出会うことになりました。この15冊はブックレットなので平易に書かれていて読みやすく、しかも薄いパンフレットのような冊子なので、構えて読む必要もありません。歴史を知りたい人には格好の入門書です。なお、日本の近現代史については、作家の広瀬隆さんがかなりお書きになっているので、ネットで図書検索してみてください。

(関連)(報告)(4.12)「明治150年の驕慢を斬る:日本近現代史の本当の話」(広瀬隆さん):オルタナティブな日本をめざして(新ちょぼゼミ 第10回)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/150-10-ce21.html


4.(他のMLでの議論:メール転送です)日本学術会議人事への政治介入問題について
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日本学術会議人事に対する歪んだ政治介入が、日本で全国民的な問題に広がっていかない大きな理由は、日本のマスごみの報道がゴミ化し、出来事のポイントをきちんと有権者・国民に伝えるという使命を果たしていないことから来ています。ポイントを伝えるどころか、問題のありかを見えなくする「攪乱作戦」(日本学術会議自身の組織が問題だ=抜本改革・刷新しなければいけない)を拡声器のように大宣伝しており、有権者・国民を惑わし、おかしな方向へと導いていくデマゴーグの端くれを演じています。

歪んだネット言論>TV>一部のゴミ売り新聞>東京・朝日・毎日の順で、マスコミ報道がゴミ化しています。TVでは、たとえばTBS「報道特集」のような政府に批判的なニュース番組であっても、その特集報道の中で「法律に総理の任命が書かれているのだから、総理や政府が任命しないことについては問題ではない。説明しないことが問題だ」などと発言する若い女性市民を登場させたりしていました。物事をきちんと考える訓練ができておらず、また、歴史についての勉強をほとんどしたことがない、若者ならぬバカ者が氾濫しているこの国で、こうした「形式論」が若い世代に無批判的に受け入れられてしまう土壌ができてしまっているのです。頂点盲従主義や横へ向かっての同調圧力の強い翼賛社会的体質をかかえつつ、現在日本が新しいタイプのファッショ社会の一歩手前にあるということを意味しているように思えてなりません。あの著名なニーメラー牧師の「ナチス繁殖への反省」の言を思い出してみればいいでしょう。

(関連)マルティン・ニーメラーのことば
 http://www.syuppan.net/kyoto/s2-kan-07.htm

しかし、問題はそれだけではありません。アベスカ政権や自民党から攻撃を受けている当事者の日本学術会議自体が「ヘタレ牛」状態にあり、世の理不尽ときちんと対決し、おかしなことは了解しない・徹底して抵抗する、という姿勢を示していないことです。へっぴり腰の牛を後ろから押しても、所詮はヘタレです。応援しがいがありません(日本学術会議の「ヘタレ牛」化のプロセスは池内了氏(名古屋大学名誉教授)の岩波新書の2冊目に詳しく書かれています)。今から100年近く前の大日本帝国時代、滝川事件や美濃部事件があった時の、当時の学者たちや学生たちの、その勇気ある断固とした抵抗や闘いを伝え聞くに、戦後の日本の学術界・学問の世界の堕落・腐敗は目を覆わんばかりです。学者はいかに乞食たりうるか、これを実践できないような奴は、さっさと学者などやめて、自民党政権や企業にでも雇ってもらえばいいでしょう。

(関連)歴代会長・副会長一覧|日本学術会議
 http://www.scj.go.jp/ja/head/kakolist.html

(関連)科学者と軍事研究-池内了/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033694036&Action_id=121&Sza_id=E1
(関連)科学者と戦争-池内了/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033446844&Action_id=121&Sza_id=E1

たとえば、日本学術会議の会長の態度を見てみれば、現会長の梶田隆章が典型的な「ヘタレ牛」であることは、既に前川喜平元文部科学次官が批判したところでもあります。また、その前の山極壽一会長(元京都大学長)はともかく、その前の太西隆会長(元豊橋技術科学大学長)などは、豊橋の大学長時代に「安全保障技術研究推進制度」への応募を推進したり、また、日本学術会議会長として、その委員人事について事前に官邸へお伺いを立てたりしていた、まさに「日本処世術会議」の会長のような人物だったわけで、こんな組織が、こんな連中が、さてはたして、これからきちんとした日本の科学や技術の発展や日本国民の平和と福祉のための研究開発を推進していけるのかという、根本的な疑問が出ているのです。

(関連)前川喜平氏 学術会議梶田会長に「腰砕け」…菅首相の思うつぼ(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3476ff3dde2b65a9b12e0bbcfda009b2a5351c1e

日本という国の不幸は、欧米社会とは違い、医者、学者、弁護士、という「3大自由知識業」を担う人間たちの多くが、ロクでもない人間達である(頂点盲従主義=こんな態度で真実探求の研究活動ができるのか?)、というところにあります。


5.菅義偉スカ政権 早く消えてしまえ!
(1)菅内閣の支持率41.3%、前回から9.0ポイント急落 不支持率は42.8% 世論調査:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/79137
(2)JNN世論調査、内閣支持と不支持が逆転 コロナ対応で軒並み厳しい評価|TBS NEWS
 https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4170858.html
(3)【菅義偉】「失言恐れて…」菅首相が緊急事態宣言発令説明をトンズラ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283552
(4)松尾貴史 菅首相を痛烈批判「『仮定の質問』に答えられない無能はトップに立つべきではない」(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a74e44894ee1f6c53a553fb4d6be456a238b307d
(5)菅義偉首相の緊急事態宣言が遅れた言い訳がもはやホラー!「専門家と医療業界が年末年始に感染者が少なくなると考えたから」|LITERA/リテラ
https://lite-ra.com/2021/01/post-5757.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push
(6)菅首相 緊急事態宣言の記者会見で露呈したヤバさ!支援策打ち切りを隠し、結婚式の祝辞のような締め台詞|LITERA/リテラ
https://lite-ra.com/2021/01/post-5758.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push
(7)専門家や組織委理事が「五輪は無理」…それでも菅首相は開催強行、医療逼迫を無視して1万人の医師・看護師を無償で五輪に動員|LITERA/リテラ
https://lite-ra.com/2020/12/1-2.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push
(8)【2020年読まれた記事】菅首相に抵抗し飛ばされた元総務官僚・平嶋彰英がジブリの雑誌で青木理に語った恐怖支配の実態!「あそこまでひどい人はいない」|LITERA/リテラ
https://lite-ra.com/2020/12/post-5747.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push

*日刊IWJガイド・日曜版「『錯乱』したトランプに核ボタン押させるな!と下院議長が軍トップと協議! ロンドン感染拡大『制御不能』! 国内新規感染過去2番目7775人!」2021.01.10号~No.3041号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48071
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「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(119):福島第1原発事故10年(その1)をお送りいたします。爆発を伴った福島原発事故のすさまじさと放射能汚染の広がりに震え上がり、私ども一家は事故後まもなく実家のある大阪に避難しました。あれから早10年です。しかし、悲しいかな情けないことに、この国では未だに原発・核燃料サイクル施設は止まらず、何度も実施された国政選挙で脱原発が「争点」になることもなく、ただただ被害を受けた福島県民やその周辺県の人たちを踏みつけにして、放射能安全神話・被ばく安心神話の上に新たな「原子力翼賛社会」が形成されつつあります。まるでアジア太平洋戦争時の大日本帝国のごとしです。このまま放置すれば、今ある日本の原子力施設は、近未来に必ず過酷事故を再び引き起こします。我々が、原子力ムラ・放射線ムラの原発・核燃料サイクルによって物理的に滅ぼされるか、我々が彼らを社会的に永久に葬り去るか、二つに一つの最終戦争が本格化しています。妥協や話し合いによる解決などないのです。

 <別添PDFファイル>
(1)「原発事故、起こるべくして起きた」東電元エースの告白(朝日 2021.1.12)
(2)新基準適合見込みは1基、今年の原発審査、島根2号機以外 終了見通せず(東京 2021.1.8)
(3)福島原発事故、幕引きの動き あらがう:木村真三独協医科大准教授(東京 2021.1.9)
(4)原子力推進の看板展示へ 福島・双葉の伝承館に(東京 2021.1.9)
(5)福島第一に高濃度汚染部分 2・3号機 廃炉工程見直しも(朝日 2020.12.30)
(6)置いて染水の海洋放出は必要ない:デブリ保管をめぐって(イントロ部分)(筒井哲郎『世界 2021.2』)
(7)これは「復興」ですか?(第45回)ホープツーリズム(豊田直巳『科学 2020.12』)
(8)原発事故で天皇避難を打診 当時の菅直人政権、宮内庁断る(東京 2020.12.30)
(9)原発「持続可能」は変だ(東京 2021.1.8)


1.(別添PDFファイル)「原発事故、起こるべくして起きた」東電元エースの告白(朝日 2021.1.12)
 https://www.asahi.com/articles/ASNDS2HMPNC5ULFA036.html

(一部抜粋)
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(中略)3カ月後、政府などの調査とは別に、東電は自らも「福島原子力事故調査委員会」を立ち上げ、事故の究明に乗り出した。計画停電の対応などに忙殺されていた男性は、上司から調査報告書をとりまとめるよう命じられた。しかし、調査は事故の経過や現場で起きていた事実の積み上げに多くの時間が割かれ、肝心の事故原因の分析になかなか進まない。男性が報告書の原案で事故原因に触れようとすると、会長の勝俣恒久ら経営陣からは厳しい言葉が飛んできた。(中略)男性は「事故は天災で防ぎようがなかっだというシナリオを求めている」と感じたという。

(中略)「細かい不具合をゼロにすることばかりに集中し、大きな視点で安全を考える余裕がなくなっていました。それで、津波という最も肝心なリスクに向き合えなかった。不具合を何件減らしたということの方が重要になっていったんです」

(中略)「04年ごろ、男性が全社の危機管理を担う部署の担当だったときのことだ。想定しうる最も重大で影響度の高いリスクを各部門から聞き出すのが任務だったが、原子力部門はいくら催促しても小さなリスクしか出してこなかった。あるとき、男性は原子力の担当者に問いかけた。「原発が事故を起こし、放射能を外部に放射するようなリスクシナリオはあるのではないですか」(中略)返ってきた答えは「そういうリスクは全部排除されていますのであり得ません。安全はすでに確立されています」

(中略)その後も07年に東電を含む電力各社で原発の検査データの改ざんなどが相次いで発覚。東電は同年7月に新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発での対応も後手に回り、批判された。何度もリスク管理を抜本的に改めるべき契機があったか、そうはならなかった。
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(関連)新作短編映画『東電刑事裁判 不当判決』を公開しました!
 https://youtu.be/VY-iMQsxkNU

(関連)福島原発告訴団
 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.com/
(関連)福島原発刑事訴訟支援団|東京電力福島原発事故の真実と責任の所在を明らかに
 https://shien-dan.org/

(田中一郎コメント)
 この記事によれば、勝俣恒久他元東電幹部たちは、福島第一原発事故に関連した取材には一切応じていないそうである。裁判では「オレは知らない、関係ない、全て任せていた」などと言い逃れを続け、見苦しいまでに逃げ回っている。単なる無責任のみならず人間としての品性が疑われる連中だ。しかし、このロクデモナイ東京電力元幹部3人に対して、東京地裁の永渕(ながふち)健一裁判長・今井理判事・柏戸夏子判事補は無罪判決を下しているし、そもそも福島第1原発事故の責任者たちについては、日本の検察はただの一人も起訴しなかった。巨悪を放免する検察の責任者や、それに追従して無罪判決を下す裁判官どもは、いずれ「処分」する必要があることを申し上げておく。

かつてアジア太平洋戦争を引き起こした昭和軍閥どもを日本が自分自身の手で裁くことができずに、東京裁判がそれを代行するような形で行ったにもかかわらず、その東京裁判にいちゃもんを付けているバカがいるが、今日でも、それと同じようなことが福島第1原発事故で起きている。およそ有識者などと言っている連中で、福島第一原発事故の責任とその追及に関してキチンとしたことが言えないような人間達は皆ニセモノであると心得た方がいい。そして今日の日本が、そんなニセモノだらけであふれかえって、再びの原発・核燃料サイクル施設の過酷事故を再発させようとしていることについても警告を発したい。


2.(別添PDFファイル)新基準適合見込みは1基、今年の原発審査、島根2号機以外 終了見通せず(東京 2021.1.8)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/78744/

(関連)中国電力・島根原子力発電所3号機の運転をやめさせる訴訟の会
 http://sayonara.daynight.jp/shimanegenpatsu/3goro/
(関連)さよなら島根原発ネットワーク
 http://sayonara.daynight.jp/shimanegenpatsu/network/index.htm

(関連)「県都消失」にもなりかねない 中国電力・島根原発再稼働を許さない(党島根県委員会政策委員長(共産党県常任委員) 遠藤秀和)
 https://bit.ly/3iaMAPf
(関連)山陰中央新報社|原発2基稼働 反対が最多 本社世論調査 島根38.2%、鳥取37.6%
 https://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1563427687137/index.html
(関連)再稼働反対 4万人署名 島根原発 - ヒロシマ平和メディアセンター
 http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=6227
(関連)(社説)島根原発3号 「30キロ圏」が地元だ:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13522087.html

(関連)土光均:米子市議会議員公式ホームページ
 http://dokohitoshi.mimoza.jp/
 http://dokohitoshi.mimoza.jp/profile.html#

(島根原発が再稼働審査OKの予定だなどと、ご冗談でしょう!? 東京新聞には、こんな記事を書く前に、ちゃんと現地を取材していただきたいですね。:田中一郎)


3.(別添PDFファイル)福島原発事故、幕引きの動き あらがう:木村真三独協医科大准教授(東京 2021.1.9)
 https://bit.ly/3nDfloT

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
東北道二本松インターら車で数分。もとは保健所だった少し古い二階に、木村真三の研究拠点がある。

(中略)事故当時、厚生労働省所管の労働安全衛生総合研究所に勤めていた。職場に「勝手な行動を慎むように」と指示が出た。事故の二日後、辞表を総務課長の机に置いて福島に向かった。それほどスピードにこだわった。一九九九年の茨城県東海村のジェー・シー・オー(JCO)臨界事故で、当時勤務していた放射線医学総合研究所(放医研)の初動が遅く、満足な調査結果を得られなかったからだ。

(中略)測定は市の事業で、無料。だが、人々の原発事故の記憶が薄れているのは否めない。測った市民は二〇一三年度の年間九千二百人がピークで、一九年度は七百人程度にまで減った。

放射能汚染の実態はどうか。木村らは一階にある測定器で、市民が食べている物や地元の土、コケなどの放射性セシウム濃度を測り続けている。飯館村で昨秋採れた物を使ったマツタケごはんから、一㌔当たり4000ベクレルを検出した。同100ベクレルの食品基準を大幅に超え、食べれば内部被ばくする。山は除染されていないので、野生のキノコや山菜の汚染は続く。住宅地でも除染作業はほとんどの市町村で終わったものの、局地的に線量が高いホットスポットが点在する。

(中略)地球環境科学の博士号を事故翌年に取得。「現地で何が起きているのかを研究すれば、日本で事故が起きたときに備えられる」と考え、同じ年から旧ソ連・ウクライナやベラルーシのチェルノブイリ原発事故の被災地を調査し始めた。研究員の任期が切れると、幼なじみのつてで、東京で塗装作業員をして生活費と研究費を稼いだ。

一年の四分の一は現地に滞在。空間や土壌、作物などの汚染状況、住民の食べ物のセシウム濃度と内部被ぼく量を調べる。移住先になじめず故郷に戻ったお年寄りらの愚痴に耳を傾け、食料や医薬品を届ける。汚染状況や被ばく量を調べるのは「住民への放射線の影響や被ばくのリスクを調べるための道具。データをきちんと吟味するために、根拠のある値を自分で集める」という。
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(木村真三氏=覚悟が決まった人、というイメージがある。覚悟が決まった人のリベラルは美しいが、その逆のウロウロ型似非リベラルは不快感・失望感が漂う。立憲民主党の現執行部とそのトリマキたち=枝野幸男、福山哲郎、岡田克也、泉健太、長妻昭、平野博文、安住淳、・・・・、もういい加減に「脱原発」の覚悟を決めたらどうか! この期に及んで見苦しい真似はするな! :田中一郎)

(関連)合流新党の理念、議員獲得を優先? 原発ゼロ明記せず:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN8W6RPBN8WUTFK005.html

(関連)原発ゼロが嫌なら一緒にならなくていい - 武蔵野市議 川名ゆうじ blog
 http://blog.livedoor.jp/go_wild/archives/52567166.html


4.(別添PDFファイル)原子力推進の看板展示へ 福島・双葉の伝承館に(東京 2021.1.9)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/78780

(こんなインチキ伝承館なんぞではなくて、福島県庁の入り口に1つ、JR福島駅正面入り口(東口)に複製をもう一つ、大きく目立つように展示しておいたらどうや。福島県民の「原発は絶対にダメ」という総意のシンボルとしてだ。:田中一郎)

(関連)菅政権は第三次安倍政権にすぎない。原発推進政策はまったく変わらない!-(HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fa6c62ef8ef139508577502ff9c7b8c348cd0d83?page=2

(関連)国や東電の批判NG- 伝承館語り部に要求、原稿添削も:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN9Q63FQN9CUGTB00H.html


5.(別添PDFファイル)福島第一に高濃度汚染部分 2・3号機 廃炉工程見直しも(朝日 2020.12.30)
 https://www.asahi.com/articles/ASNDY6J6SNDGULBJ013.html

(関連)(別添PDFファイル)汚染水の海洋放出は必要ない:デブリ保管をめぐって(イントロ部分)(筒井哲郎『世界 2021.2』)
ダウンロード - e6b19ae69f93e6b0b4e381aee6b5b7e6b48be694bee587bae381afe5bf85e8a681e381aae38184efbc9ae38387e38396e383aae4bf9de7aea1e38292e38281e38190e381a3e381a6efbc88e382a4e383b3e38388e7ad92e4ba95e3808ee4b896e7958ce3808fefbc89.pdf

(できもしない廃炉に巨額の税金を突っ込んで「やってまっせ」のアリバイ仕事、原子力ムラ連合が福島県民に対して「美人局:つつもたせ」の詐欺行為を働いて「その気にさせ」、片方で「安全・安心キャンペーン」やら「復興五輪」やらを展開してフクシマ復興を演出し、原発事故は克服されたなどと嘘八百を宣伝しまくる。福島第一原発事故後に悪質な国家犯罪が進行中だ。炉心溶融デブリをめぐる技術的な問題については、岩波月刊誌『世界』(2021/2)の筒井哲郎氏の論文をご覧いただきたい。ところで、苦労して取り出した危険な溶融デブリを、いったいどこへもっていくの? どうせどこも受け入れてくれないから福島第1原発に置いておけとなるに決まっているのだから、そんなもの取り出してどうするのか? また、上記朝日新聞記事にもあるように、原子炉の取り出し口のところが猛烈な放射能汚染だという。どうするの? 格納容器に横穴を開けるなんて、バカなことを考えてんじゃないでしょうね! :田中一郎)


6.東電が多核種除去設備を8年近く“試験”運転 「仮設」という指摘も(木野龍逸) - 個人 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/kinoryuichi/20201227-00214692/

(関連)木野龍逸の記事一覧 - 個人 - Yahoo!ニュース(必読記事満載:田中一郎)
 https://news.yahoo.co.jp/byline/kinoryuichi/ 


7.(別添PDFファイル)これは「復興」ですか?(第45回)ホープツーリズム(豊田直巳『科学 2020.12』)
ダウンロード - e38193e3828ce381afe3808ce5bea9e88888e3808de381a7e38199e3818befbc9fe3839be383bce38397e38384e383bce383aae382bae383a0efbc88e8b18ae794b0e79bb4e5b7b3e3808ee7a791e5ada6202020.12e3808fefbc89.pdf

(関連)豊田直巳写真展『フクシマ~尊厳の記録と記憶』を世界中で!プロジェクト - クラウドファンディングのMotionGallery
 https://motion-gallery.net/projects/fukushima7yearsphoto


8.(別添PDFファイル)原発事故で天皇避難を打診 当時の菅直人政権、宮内庁断る(東京 2020.12.30)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/77331

(コレ、本当の話なの? どうも脚色臭いのよね。東京新聞は「ウラ」取ってあるのかな?:田中一郎)


(9)(別添PDFファイル)原発「持続可能」は変だ(東京 2021.1.8)
ダウンロード - e58e9fe799bae3808ce68c81e7b69ae58fafe883bde3808de381afe5a489e381a0efbc88e69db1e4baac202021.1.8efbc89.pdf

(関連)原子力は持続可能なエネルギーか? 市場・デモクラシー・倫理が決める原子力の行く末(環境エネルギー政策研究所 飯田 哲也)
 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaesjb/54/2/54_97/_pdf


10.【災害】雪なしの不気味な富士山…「地震と噴火の前兆」って本当?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/283012

(富士山噴火=真っ先に浜岡原発が念頭に浮かぶ。原発が全基止まっていても使用済み核燃料があるから、危険極まりないことには変わりがない。火山灰が降るだけでも危ないのに、そこに火砕流や溶岩流が流れてきたら、これまた静岡も神奈川も東京も「一巻の終わり」となる。理解されているのかな? :田中一郎)


11.更田委員長が虚偽説明--原子力規制委の事前会議問題 | 週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2020/05/19/genpatsu-15/

(関連)原子力規制委 更田委員長の「虚偽説明」明白に 事前会議の音声記録入手 資料を基に議論主導 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200325/k00/00m/040/232000c

(国会では共産党の議員が追及したようだが、他の野党は何をしているのか? こいつは、これ以外にも、口先だけの「リップサービス規制」をしているだけで、肝心かなめの原発・核燃料サイクル施設の安全確保のことなど微塵も重視していない。常識で考えて、絶対にOKをしてはいけない柏崎刈羽原発と東海第二原発にまで、再稼働OKの審査結果も出した。おまけに福島第1原発のトリチウム汚染水を海に棄てろ、棄てろ、と繰り返し煽りまくっている。上記にあるように、関西電力の若狭湾原発の再稼働審査で大山火山噴火の危険性(降灰量評価)をゴマかしてウソこいだのだから、規制委員長は解任されてしかるべき。国会は何をやっとるのか!? 原子力に「寄生」して、原子力の「規制」はできない。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は解体しなければいけない。

(関連)関電火山灰問題:美浜の会
 http://www.jca.apc.org/mihama/News/news159/news159kazanbai.pdf
 http://www.jca.apc.org/mihama/News/news161/news161kazanbai.pdf


12.その他
(1)(東日本大震災10年へ 3・11の現在地)再稼働へ東電・国、根回し着々 事故処理費用、柏崎刈羽カギ:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14746348.html?ref=mor_mail_newspaper
(2)「ヤクザもんは社会のヨゴレ、原発は放射性廃棄物というヨゴレ」潜入記者が見た福島の“異様”さ(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b2a65d9887d2510fec729112f210eded1adc9791
(3)「原子炉容器、60年程度の劣化なら安全」市民の疑問をHPで回答、京都・舞鶴市 国や関電説明も(京都新聞) - Yahoo!ニュース
 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/457046
(4)関電、中間貯蔵施設候補地示せず 2度目の約束反故 福井知事「議論入れない」(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://mainichi.jp/articles/20201226/k00/00m/040/118000c
(5)使用済み核燃料の搬出先探し時間切れ…白紙になった関西電力の福井県内原発再稼働:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/78991
(6)時代に流された日立 賭けに敗れた東芝(日経ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/40cf5157be63b5fc78b8a336b55ce2e8aab5510b
(7)菅政権は第三次安倍政権にすぎない。原発推進政策はまったく変わらない!-(HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fa6c62ef8ef139508577502ff9c7b8c348cd0d83?page=2
(8)大飯原発で7人目の感染者 福井県内で新たに2人の感染を確認(福井テレビ)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/5cda646fa85bc84a2ceddc57dcb5bc8056af31b9
(9)長官来県に「いよいよ来た」東電と経産省、再稼働へ着々:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNDV5T89NDCULFA03D.html?ref=mor_mail_topix2
(10)福井・高浜原発 舞鶴市議会、再稼働容認 市民団体、反対訴え 市役所前 京都 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20201226/ddl/k26/040/291000c

*鹿児島・諏訪之瀬島が噴火 気象庁、警戒レベル3に- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG273RQ0X21C20A2000000

(川内原発が危ない。火山大噴火が来るか、それとも南海大震災・大津波か? 上記はそれを「予告」している。:田中一郎)
草々 

2021年1月11日 (月)

本日(1/11)のいろいろ情報:(1)衆院選結果予想(2)「原発ゼロ」を衆院選公約に入れられない立憲民主党の末路(3)カジノ女・林文子と横浜市民(4)末法政治情勢他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(別添PDFファイル)(チラシ)(1.22)福島原発事故損害賠償 千葉訴訟 第二陣控訴審(14時 東京高裁#101)
ダウンロード - efbc88efbc91efbc8eefbc92efbc92efbc89e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae4ba8be69585e6908de5aeb3e8b3a0e5849f20e58d83e89189e8a8b4e8a89f20e7acace4ba8ce999a3e68ea7e8a8b4e5afa9.pdf

 千葉第二陣訴訟・控訴審(東京高裁)の公判のお知らせです。千葉地裁・一審判決があまりにも出鱈目だった裁判ですが、日本の司法がきちんと機能するかどうか、市民の監視が必要です。日本の裁判は傍聴ではなくて監視です。なお、第一陣の控訴審については、きたる2/19に判決公判があります。

(関連)「あまりにひどい判決」国免責に怒りと失望 原告「千葉では無理か」【原発訴訟第2陣】-千葉日報オンライン
 https://www.chibanippo.co.jp/news/national/578804

(関連)2021年2月19日東京高裁にて「福島原発被害千葉集団訴訟第一陣」判決が出されます。|生協・コープ(COOP)を千葉県でご利用するならパルシステム千葉へ
 https://bit.ly/3saXJEz


2.(別添PDFファイル)(チラシ&振込用紙)2021年期市民意見広告運動:コロナ禍から命を守れ! 軍備はいらない
https://www.ikenkoukoku.jp/news/715/
ダウンロード - 2021e5b9b4e69c9fe5b882e6b091e6848fe8a68be5ba83e5918ae9818be58b95efbc9ae382b3e383ade3838ae7a68de3818be38289e591bde38292e5ae88e3828cefbc81.pdf


3.現職はまだ態度明らかにせず…名古屋市長選 脱原発掲げる政治団体の女性役員が出馬表明 今年4月任期満了 - 東海テレビNEWS
https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20210107_154284?fbclid=IwAR26Aoxp8L6-bzMqZsI-SmRs8rUmBmIVyIBSdNJY2QFbh1TdEOAGWsPmlqY

(東京、大阪、名古屋、という日本の三大都市の首長が3人とも似た者同士で頭がイカレた連中だから、この国の政治が如何に狂っとるかがよくわかるというもの。下記のリコールは、河村たかし名古屋市長も関係あるのではないのか? 名古屋の有権者、あんまり変わってないようにも思えるから、この女性候補がどこまで頑張れるか、注目だ。:田中一郎)

(関連)大村知事リコールに不正疑い 愛知県選管、全署名調査へ:中日新聞Web
 https://www.chunichi.co.jp/article/174224


4.一般社団法人 命・地球・平和産業協会(LEPIA) - LEPIA(命・地球・平和産業協会)
 http://www.lepia.org/

 

5.コロナ禍で全米図書賞受賞作に共感「絶望のレンズで東京五輪を見る人が増えたのでは」柳美里さんが語る福島:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/76691

(関連)仮面の国-柳美里/著(新潮文庫)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000030662345&Action_id=121&Sza_id=F4

(もうだいぶ前のことなので記憶も薄れているが、確かこの本だったと思う。柳美里という在日韓国人の女性作家の本性が出ていたように思った著作だ。情けなくも根性が曲がってリベラルから右翼に転落した当時の小林よしのりに対して「あんた(小林よしのり)の書くマンガが汚くなっている」と批判し、それは大日本帝国末期の様子と似ているぞ、と鋭い突っ込みを入れていた記述があったように思う。が、しかし、それだけではなく、この時評本を読み進むにつれて、この作家に対する嫌悪感が増していった記憶がある。あれから20年近くが経過したが、はたして柳美里という人物は、その後変わったということか。ともかく、手放してこの作家を称賛する気にはなれない。:田中一郎)
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本日(1/11)のいろいろ情報です(メール転送を含む)。

1.2021年衆議院選挙結果予想
(1)(別添PDFファイル)総選挙全議席予測(『サンデー毎日 2021.1.17』)
 http://mainichibooks.com/sundaymainichi/society/2021/01/17/20211013.html

(2)(別添PDFファイル)総選挙全議席予測(『週刊ポスト』 2021.1.15,22)
 https://www.news-postseven.com/archives/20210104_1624350.html?IMAGE&PAGE=2
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8e69c12958d509b984e48599d61d6248c7dcff0b

(関連)菅内閣支持率が続落41% 共同 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6381843
(関連)政局は解散がらみ 菅首相で選挙なら自民安定多数割れ必至|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283357

(国会の中で「コップの嵐」を演出するにとどまり、有権者・国民への「オルタナティブな政治」を訴えることをしない「市民と野党の共闘」の総大将=立憲民主党、この期に及んで下記にある致命的な振る舞いを始めていることなどを勘案すると、上記のような選挙結果は「やむをえなくも情けない結果」というべきか。特に『サンデー毎日』のようなことなら、お話にならないではないか。アベ政権の時から言われているが、あまりに無力でダメな野党が、今回も無為無策のまま総選挙で負けていく、そんな悲劇ならぬ喜劇が演じられようとしているようだ。自民党政治がここまで行き詰まり、二世・三世議員のゴロツキ・タカリ・チンピラのたぐいばかりが集まった「日本のゴミクズ政治家たちのサロン」と化しているにもかかわらず、これを転換できない日本の政治、まるで戦前の滅亡前の大日本帝国のごとしである。このいまいましい政治情勢の責任は、もちろん国会与野党の当事者たちにあるのだけれど、他方で、投票に行かなかったり、依然として自民・公明・維新・国民民主党などに投票を続ける「おバカ丸出し」の有権者・国民にもある。有権者・国民は、頭から冷水でもかぶって、よく考えてみればいい。:田中一郎)


2.(別添PDFファイル)「原発ゼロ」立憲続く苦悩 基本政策、記載決まらず 旧立憲「立党の精神」/旧国民「労組逆なで」(毎日 2021.1.7)
 https://mainichi.jp/articles/20210107/ddm/005/010/106000c

(関連)「野党は終わった」夜回り先生が野党を痛烈批判 「独自の対案なく、政権奪取ばかり考えている」(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4bf1269fd43dbb704c0f78012861f176d817d7a0

(こんなボンクラから、こんないい加減な批判までされて、立憲民主党の議員たちは自分がミジメだとは思わないのかな?)

(田中一郎コメント)
 立憲民主党のレゾンデートルでもある「原発ゼロ」を、来たる衆議院選の公約として掲げない、などということを本気で考えているのなら、この政党は「もうおしまい」である。原発や核燃料サイクルは、それ自体が「違憲」であり、有権者・国民の命と健康と生活を踏みつぶし、巨額のコストを有権者・国民に強いるものであることが、福島第一原発事故で明らかとなっている。再びの原発・核燃料サイクル施設過酷事故は日本にとっては「ありえない話」であり、それと同レベルで「原発ゼロを掲げない」というのも野党第一党として「あり得ない」話である。立憲民主党がかつての民主民進党のごとく、原発・核燃料サイクルについて再度の「口先やるやる詐欺」を働くというのなら、東京や大阪の今日の地方議会のごとく、泡沫詐欺政党として歴史のゴミ箱へ消えていただくしかない、特に、この数年間、国政選挙で負け続けてきた「ダメ執行部」の枝野幸男・福山哲郎についてはラストチャンスと心得よ、ということだ。

かつて、平成の小早川秀秋・元祖「口先やるやる詐欺」の「すっとこどっこい」男=前原誠司と、彼らをたぶらかして、まんまと政権をかすめ取ろうとしたタヌキ女帝の「自分が第一」女=小池百合子に引きずられ、まるでバビロンの虜囚のごとく、自分たちの国会議員としての地位保全だけを念頭に2017年衆院選に臨んだ当時の民主民進党に対して、「お仲間に入れてもらえない」怒りをバネにして、ビール箱の上に立って決然と新党・立憲民主党を立ち上げ、背水の陣で臨んだ当時の枝野幸男、その潔さと覚悟のほどが多くの有権者・国民の共感と支持を生み出し、また、民主民進党のリベラルな議員たちの心も引き付けて、準備期間も選挙資金もほとんどなかったにもかかわらず、バビロン捕囚政党の「希望という名の絶望の党」を上回る議席を得ることができた。そんなついこの間のことも忘れて、いまや枝野・福山の立民は、もとのまんまの民主民進党に先祖返りしているかのごとしである。

(参考)坂本冬美 - 夜桜お七 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=f3cmggPaQMw

(参考)「野党議員は気楽な稼業と来たもんだ」(「会社」を「国会」と入れ替えてください)
 https://www.youtube.com/watch?v=cixsnYn58ls

♪「いつまでたっても来ぬ人と、死んだ人とは同じこと」♪の「夜桜お七」(坂本冬美)の歌にもあるように、「いつまでたっても(オルタナティブ政治改革・原発ゼロを)せぬ党と、死んだ党とはおなじこと」なのであって、今日の危機の時代の日本には、国会でもっともらしい批判だけをしていれば「気楽な稼業」の国会野党議員が続けられると、楽してタカをくくっているような政党に、その居場所はないのである。何度、政権交代のチャンスを見逃せば気が済むのか、何をやっとるのかという話である。元国民民主党のガラクタ議員どもや、その背後にいる御用組合「連合」など、相手にしなくていいと言っているのがわからんのか。そんな特権的な労働貴族集団に依拠して日本の改革「世直し」ができると思っていることが「ドアホ」なのだ。もう時間がないぞ。山本太郎「れいわ新選組」との選挙協力=候補者調整もできていない。目の前に衆議院選敗北が迫ってきているのが、今の立憲民主党には見えていないのか? 以下、今回の毎日新聞記事を逐条的にコメントしてみましょう。(何度も申し上げてきたが、原発・核燃料サイクルが政治の力だけで推進されているのだから、政治を変えなければ、原発・核燃料サイクルは止まらない)

(一部抜粋)
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*「原発がないと生きる道がなくなる労働者がいる。そこに責任を持てる表現にしてほしい」

 ⇒「原発がないと」ではなく、実際はその逆で、「原発があると(電力自由化の下で企業間コスト競争に負けて)(やがて再びの大事故を引き起こし会社が破綻して)生きる道がなくなる」である。労働者だけでなく、圧倒的多数の広範囲な地域住民もまた、生きる道を奪われる。これは犯罪なのだ。原発とはその存在自体が悪であり違憲である。

*党政務調査会が示した基本政策のたたき台「地元合憲がなければ「原発再稼働を認めない」」

 ⇒ 今と何が違うのか。今のまま原発推進を続けさせろと言っているのと同じである。かような「たたき台」を出してくる「党政務調査会」こそを徹底的にたたいて、その全員を解任しろ。本来ならば出してくるべき原案とは、「原発・核燃料サイクル施設過酷事故の際に被害を被るであろう全ての自治体(80~100km圏内)の承諾がなければ「原発再稼働を認めない」」である。

(関連)立憲民主党 政務調査会役員 - 立憲民主党
 https://cdp-japan.jp/about/policy-research-council
(関連)立憲、リベラル色後退 赤松氏引退、旧国民合流で:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010200121&g=pol

(関連)(報告)(新ちょぼゼミ 「オルタナティブな日本を目指して」第3回企画)討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策 当日録画 & レジメ(2017年9月7日)-いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/201797-9b54.html

*「原発ゼロを入れれば、衆院選で立憲を支援してくれる民間労組を逆なでする。国民民主との将来的な合流も難しくなる」

 ⇒ それでいいのだ。国民民主党など、第三の自民党補完政党であり(未だにあの前原誠司が在籍しているぞ)、「第5列」のマイナスにしかならない存在だ。国民民主党と「もたれ合う」ことは、そのまま立憲民主党の広範な支持の低下をもたらす。逆効果だ。その国民民主党の背後にいる御用組合「連合」にいたっても更にどうしようもなくロクデモナイ。特権的労働貴族集団の「連合」組合員の圧倒的多数の支持政党は自民党である。そんなところの「支援」もいらないし、国民民主党などというニセモノ政党と「合流」などしてはいけないのだ。逆に立憲民主党党内にいる「隠れ国民民主党」「ゾンビ民主民進」を叩き出せ。「オルタナティブな日本」創設の妨げになるだけの話である。危機の時代の改革は覚悟が決まった信念のある者がなせることだ。

*党内には、岡田克也元副総理のように「仮に原子力をゼロにすると石炭火力が増えてしまう。石炭火力を増やすわけにはいかないと考えれば、50年度の段階では原子力にある程度は依存せざるをえない」と、脱炭素の立場から原発ゼロに慎重な意見もある。

 ⇒ 鳩山政権時代の外相で、辺野古基地建設を止めるためアメリカと交渉すべき立場にありながら、北澤俊美防衛相と二人三脚で、「ああ無理だ、もうダメだ、とてもできない、やりきれない」と、口を開けばグータレを続けていた岡田克也、今度は辺野古基地問題ではなく「原発ゼロ」で同じことをやっている。「ピーチク岡田・パーチク北澤」の再現だ。この人物は、福島第1原発事故から何の教訓も得られない様子であるし、日本のエネルギー政策について、全くと言っていいほど勉強もしていない様子である。今度は「北澤俊美」のところが「泉健太」に入れ替わり、「ピーチク岡田、パーチク泉」となった。ああ、あほらしや、バカらしや。

*「枝野氏は政権交代を優先させている。スローガン先行を避けるつもりだ」との見方が広がる。

 ⇒ 「市民と野党の共闘」総大将=枝野幸男が、尻尾を股の間に入れて真っ先に逃げの姿勢なのか。戦国時代最後の大イクサ=関ケ原の合戦では、西軍総大将の毛利輝元は豊臣秀頼と共に大阪城にいたままで戦場には出てこず、その代理大将率いる毛利軍は南宮山の上で高みの見物をしていたし、裏切ればイクサの去就を決する位置にあった松尾山には小早川秀秋が陣取っていた。関ヶ原の戦いでのこの状態は、まさに今日の「市民と野党の共闘」と立憲民主党の状態とそっくりではないのか。歴史は繰り返すぞ。茶番としてだ。「市民と野党の共闘」は、戦国時代の大名たちのイクサの仕方を見習え、と言うとるのがわからんのか!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)<民主主義のあした>「面倒くさく手間がかかるものを みんなでつくり、育て、強くする」辻元清美衆院議員:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/78337

(立憲民主党にはこういう女性議員もいて、人材はまだまだ豊富だ。執行部を辻元清美氏に代わってやってもらったらどうか?:田中一郎)


3.党勢失速の象徴? れいわ新選組、安価な場所に党本部移転 献金集まらず - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210109/k00/00m/010/167000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210110

(関連)山本太郎氏「コロナに打ち克った証としての五輪」は寝言でしかない(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f0bedced007b07082249dfb2f75978beb5f684e4

(田中一郎コメント) 
 山本太郎「れいわ新選組」が今現在、足踏み状態にあるのは、新型コロナPANDEMICのため街宣活動を中心に自分たちのPR活動や「世直し」運動が自由に展開できないためであって(また、マスごみどもがNHKも含めて山本太郎「れいわ新選組」を報道・放送しないために)、決して山本太郎「れいわ新選組」から有権者・国民の支持や応援が離れたわけではない。たとえば、昨年秋に大阪維新の都構想のインチキを暴露して、関西で山本太郎氏が展開した街宣活動は見事なもので、その目的を見事に達成して成功裏に終わっている。また、その前に全国展開した地方街宣も、多くの有権者の胸を打ち、心を引き付ける「力」があった。山本太郎氏は、今日の危機の時代の日本を救出できる能力を持ち合わせる稀有の政治家である。目先のことに一喜一憂しないで、引き続き自信を持って頑張ってほしいと願う。ただ、これまでも申し上げてきたように、今の山本太郎「れいわ新選組」は、次のような問題を抱えていて、これを転換したり乗り越えたりしていかないと、その発展拡大は難しいだろうと私は見ている。一刻も早く、より優れた政治集団に成長してほしい。

(1)2019年春の「東京都知事選挙」立候補のような「ダボハゼ立候補」=「佐賀の乱」(明治初期)的行為は今後絶対にしないこと(私が予想した通り、当選してもしなくても、山本太郎氏にも都政にも、いいことは何もなく、結果として、左翼を中心に今まで「味方」だった人達が「敵」にまわる形で「れいわ嫌い」が少なからずできてしまった。イクサの大将として政治判断の誤りである)。なすべきことは、全力で国政選挙で、しかるべき議席を取ること、これに集中することだ。一点突破・集中展開である。

(2)ベーシックインカムやヘリコプターマネーを含む一過性の巨額現金バラマキを、あっちにもこっちにもそっちにも、するというのは、経済政策を知らない愚か者の「やさしさ」であり、そのウォームハートは事態を改善しないまま挫折して、ことをよりひどくしてしまう結果に終わる。山本太郎「れいわ新選組」は、「必要な人に必要なだけの支援の実現」をモットーにして、法的制度化を築きながら、一歩一歩進んでいってほしい。脱原発・エネルギー革命、生活保障制度、失業保険制度、労働法制の抜本改革、公務員正規職員採用の大幅増(数百万人)、地方振興と農林水産業復興、TPP他市場原理主義国際協定との決別などがポイント政策だ。必要ならば国債を発行してもいいが、それを単純な巨額現金バラマキに使ってはいけない(左派リフレ派とは距離を取ること:左派リフレ派にもいいところはあるが、しかし「反緊縮」なら何でもいいということにはならない。財政政策は税制や財政支出内容の抜本改革・転換が伴っていなければいけない)。

(3)「市民と野党の共闘」への協力姿勢をもっと強く打ち出していただきたい。政治決戦は多数派工作の勝負だから、最後の最後まで、多数派工作をおろそかにしてはいけない。我慢我慢の連続で、精神的におかしくなるかもしれないが、しんぼうして粘り強くやってほしい。頼りない「市民と野党の共闘」の総大将=立憲民主党への批判は我々有権者・市民が引き受ける。山本太郎「れいわ新選組」は、政治的妥協も覚悟して、とにもかくにも、自民党撲滅作戦の「野党選挙共闘」の先頭に立ってほしい。もし、かつての細川内閣のような形が取れたら、山本太郎氏は最有力の総理大臣候補である。世間知らずの殿様だった細川護煕などよりは山本太郎氏の方がずっとずっといい。

(4)「れいわ新選組」党の体制を「山本太郎個人商店」から脱皮させ、政党としての組織的な枠組みをそろそろ創り上げていってほしい。走りながら少しずつでいい。大上段に構えた理屈・理論で党づくりをするのではなく、必要に応じて、現場実態に合わせて、新しい政治集団の在り方を形作ってほしい。活動費調達もまた、その1つである。政治資金はやり方を間違うと政治生命にかかわるので、慎重にやってほしい。


4.(別添PDFファイル)IR住民投票実施せず、横浜市議会が条例案否決(東京 2021.1.9)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/78806

(関連)(別添PDFファイル)横浜市のIR誘致で住民投票を 是非巡り市民団体が直接請求(東京 2020.12.24)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/76131/
(関連)カジノ住民投票案を否決、横浜 委員会で自公反対、8日本会議:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/78609
(関連)カジノ誘致は「市民に判断を委ねる問題ではない」横浜市議会が住民投票条例案を否決 市民団体「残念無念」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/78869
(関連)議決日ドキュメント 横浜市議会本会議、IR住民投票条例案を否決 市民「法・理にかなってない」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/78895

(田中一郎コメント)
 自民・公明・維新で議会の多数派が形成されていて、市長の林文子は菅義偉の腰巾着としてカジノをやることに決めているのだから、住民投票条例案が市議会で否決されることは最初から分かっていた話である。この結果を受けて次にどうするのか、住民投票条例制定運動を推進してきた人たちは、当然ながら「次の手」を考えてあるのだろうね。ひょっとして、そんなことは考えたこともなく(考えても口にしたことはなく)、「勝手に決めないで、横浜の街の未来はみんなで考えよう」なんて「いい子ぶりっ子」をやって、ガンバローなんて気勢も挙げて、記念写真かなんかを撮影して、そんでもって市議会で否決されて、あとはグー垂れて終り、なんじゃないだろうね。

横浜市民の方も問題だ。この住民投票案の署名はそこそこ集まったけれど、肝心かなめの林文子市長のリコールには署名は集まらなかった。横浜市民は本気でカジノはダメだ、と思っているのかな? リコール署名運動をしていたグループも問題だ。何故、住民投票条例グループと一緒に、まずは住民投票運動をやって(ダメだとわかってはいるが)、その後に、その否決を受けて「リコール運動」へと発展させなかったのか? 何故、別々に展開するのか? どうも横で見ていて歯がゆいくらいにやっていることがトンチンカン、のような気がする。それで、この後どうするのか? 林文子市長のリコール運動を再度やるのか? それとも市議会のリコールか? いやいや、もうあきらめて終わりか!? どうするのか!?


5.新型コロナ 3報
(1)(別添PDFファイル)闘論席:新型コロナ(小林よしのり『週刊エコノミスト 2021.1.12』)
 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20210112/se1/00m/020/002000c

(田中一郎コメント)
 小林よしのりがいいからご紹介したのではない。今や右翼の大御所にでもなったような雰囲気のある漫画家だが、この人物がこの記事で申し立てている新型コロナをめぐる「事実」について、本当かどうか、本当ならそれをどう考えるのかを、新型コロナが何をさておいても危険極まりない、と考えている諸君は、これに対して丁寧に答えて説明をする必要がある。特に、リベラル系で影響力がある児玉龍彦東京大学先端科学技術研究センター名誉教授などは、ちゃんと説明責任を果たすべきである。

私の考えは以前から申し上げている通りで、新型コロナは過去に流行したインフルエンザなどと比べると、感染の広がりも、病状や死者数も、いまのところ1/10程度なので、過剰に心配して大騒ぎするのはかえって日本社会をおかしくしてしまうので、やめたほうがいい(マスごみに煽られるな!)。ただ、新型コロナのウィルスは変異して危険なものに転換する可能性は否定できないため、まずは医療体制=特に中程度および重症患者への受け入れ態勢に万全を期すとともに、国境措置をしっかりと取って、少なくとも変異新型コロナのウィルスの輸入だけは避けることが最重要、PCRその他の検査については、のべつくまなく実施するのではなく、医療・介護関係者や病院外来患者(症状あり)、あるいはエッセンシャルワーカーを優先して実施し、無症状、軽度、中程度、重症の4タイプくらいで、検査結果に対応した対応が取れるようにしておくことが肝要。PCR検査がいまだにきちんと受けられないというのは論外である。(死亡者の死因についてもきちんと調べて集計しないと、新型コロナ患者だったらなんでもかんでも死因は新型コロナでは判断を間違うことになる)

また、申し上げるまでもなく2020年東京オリンピックや万博、GO TO キャンペーンは直ちに中止(医療機関への負担増となるから)、医療・介護・エッセンシャルワーカーへの支援を強化し、経済対策は、自然人個人への生活保障制度と失業保険制度を抜本的に制度改革して大幅拡充すること、正規公務員を大幅に増やすこと、がポイント、ということである。大企業には政策支援ではなく、その内部留保を今こそ使わせて「国家的危機」に対応させる、現状では体制に無理がある保健所はなるべく使わないこと(仕事を限定する)、有権者・国民はPCR検査の意味を知ること(咽喉などにへばりついているウィルスのRNAを採取して増殖させているだけ)、新型コロナワクチンは安全性に懸念があり人体実験と言ってもいいような内容なので回避すること(特に子どもや若い世代はやめておくのがいい:子宮頸がんワクチンのように一生が台無しにされてしまう可能性がある)、などを申し上げておく。そして、今日の菅義偉スカ政権が、上記のようなことをきちんとしないばかりか、その逆を行っていて、事態を悪化させるばかりであることも申し添える。

(注)小林よしのりについて
 この漫画家を知ったのは1980年代の後半、TV朝日の「朝まで生テレビ」の討論番組によく出ていて、なかなか切れ味のいいリベラルな発言をしていたので注目するようになった。その頃、同氏の著作マンガに「ゴーマニズム宣言(ゴー宣)」という時事問題解説型のものがあり、週刊誌「モーニング」に連載されるとともに、ある程度まとまると冊子になって販売されていた。私はその冊子を全て購入して隅から隅まで読んだが、なかなかいい内容の漫画だったことを記憶する。

しかし、小林のリベラルは長くは続かなかった。1990年代半ばの厚生労働省や安倍英(たけし)医師(故人)らを相手にした血友病患者のHIV闘争で、小林もそれに加勢応援する形で加わったのだが、しかし、その運動の途中で、左翼系の弁護士やその支援者たちと運動のやり方について意見が対立、左翼系の連中が小林をマンガ家だということでバカにしたことから、小林の怒りが爆発してしまった。進め方に対立があったわけではなく、イベントの中身やPRの仕方など、小林がユーモアなども入れた形で斬新にやろうとしたのが受け入れられず排除されたことに腹を立てたというのが実態のようである。何もプッツンすることはないのにとも思うが、当時も今も変わらない「狭量なる左翼」の欠陥が、小林をしてリベラルから右翼へと突き落としてしまったということのようである。

その後の小林よしのりはいただけない。自分をバカにして排除した左翼が憎いから、敵の敵は味方だとばかりに、まさに似非右翼である「歴史教科書を作る会」らの歴史歪曲主義者たちと歩調を合わせたり、その連中がしばらく付き合ってみたら実にひどい出来損ないだったことを悟って再び離反、今度は西部邁と歩調を合わせてみたが、この西部邁も妙な癖のある皮肉屋で、いっちょ前に理屈が立つものだから、その西部邁とも離反、今は独立孤軍奮闘の形で「ゴー宣道場」などをやり、歴史歪曲を含むロクデモナイ右翼的言論を展開している。(マンガ「ゴーマニズム宣言」(週刊モーニング)は「新ゴーマニズム宣言」(週刊SAPIO)に変わった)

しかし、小林よしのりの場合は、過去のリベラルだった頃の名残も引きずっていて、たとえば、原発・核燃料サイクルには断固として反対、TPP協定などの市場原理主義アホダラ教への批判もなかなかのものである。「ゴー宣」には、その愛読者が数十万人はいるそうで、ちょっとしたミニ政党・個人的政治団体を形成していると言ってもいいくらいのパワーを持っている。小林は今の言動を死ぬまでやるのかな? ちょっともったいない気もする。その右翼的言動を捨てて、また再びの「純粋真っ直ぐ」のリベラルに戻ったらどうかと思うのだが、小林はこの「純粋真っ直ぐ」が嫌いで、自身の漫画の中では手厳しい批判を加えている。

(2)(別添PDFファイル)パンタレイ パングロス:2021コロナはどうなる(福岡伸一『週刊文春 2021.1.14』)
 http://shukan.bunshun.jp/articles/-/14351

(関連)コロナワクチン「3つの副反応」リスクに免疫学の第一人者が警鐘(ダイヤモンド・オンライン)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/62f38bf3edf082801680a145d086ebbf76b37bc1

(関連)(報告)(11.12)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-21863a.html

(関連)新型コロナワクチンは危険です:人体実験とも言うべき「安全性未確認」の「ゲノム編集技術活用型」ワクチンが登場しようとしています(水面下で巨額の医薬品利権が蠢いている可能性があります)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-204aa9.html

(3)(別添PDFファイル)第三波「医療崩壊」の真相:「人災」を広げる厚労省の重罪(『選択 2021.1』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/20619

(関連)「入院相当」対応せず死亡、神奈川県 自宅療養の60代男性(東京 2021.1.9夕刊)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/78881
(関連)陽性も入院できず 待機者悲痛 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6381856
(関連)病床の多い日本でなぜ「医療崩壊」が起きるのか(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/99ba15216569d6309e84ea88f4778ed350ce6ece

(この通信販売月刊誌『選択』(2021/1)の記事に書かれている新型コロナPANDEMIC下の日本の医療体制や、それに対する菅義偉スカ政権の支援の状況というのは本当の話なのか? 脚色されていないのか? もし本当なら、いったいぜんたい、政府も厚生労働省も専門家委員会も、何をやっとるのか、ということになる。『選択』は図書館でも見れますから、是非ご一読になってみてください。どうも日本では、頭がパープリンの自民党ガラクタ政治家どものおかげで新型コロナに対する医療体制が全然ダメ状態に追い詰められていて、良心的な医療関係者の献身的な努力でなんとか崩壊が回避されている、というのが実態のようだ。有権者・国民よ、自分の愚かな投票行動を、今度は新型コロナPANDEMICでよく反省してみることだ。10年前の福島第1原発に続いて二度目、リーマンショック時の非正規労働者の悲惨な生活を入れたら3度目だが、仏の顔も3度までだ。自民党に投票をして、あるいは投票に行かずして、自滅したいのか!?:田中一郎)

(関連)新型コロナ- 雇用難、非正規・若者に集中 格差固定化も- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODF0495A0U0A201C2000000


6.沖縄を平和の島にするには政権交代しかない
 沖縄のニュースを見聞きするたびに胸が痛む。日米地位協定を改定できない・しようとしない売国奴たちを政治家などにしてはいけない。沖縄には米軍も軍事基地もいらない。一刻も早くその実現を!

(1)【動画】低空・爆音、旋回何度も…米軍機か - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト
 https://ryukyushimpo.jp/movie/entry-1252462.html
(2)防衛相の米軍機訓練容認に反発 座間味村長「冗談じゃない」知事「地位協定の改定必要」琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1253825.html
(3)社説[米軍機低空飛行]国内法適用し異常正せ-沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/690112
(4)普天間爆音訴訟の原告募る 訴訟団、追加提訴で5000人目標 2月末まで-琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1254042.html


7.創価学会「記念の年・2020年」に露呈した最強教団の構造的危機(ダイヤモンド・オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b73689b8d2ccbc51c6ae01390776d37d53d6d5e
https://diamond.jp/articles/-/258300?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor&utm_content=free

(今日の公明党・創価学会の体たらくを歴代の会長=牧口常三郎、戸田城聖、池田大作らが嘆き悲しみ、みな草葉の陰で涙を流しておるぞ。何のために創価学会ができ、何のために公明党という政党を作って政界へ進出したのか。「世直し」のための国会議席であったのが、いつの間にやら逆転して、国会議席のための「(似非)世直し」になっているではないか! 創価学会員は、こんな政党からは離反するか、今の原田稔会長・谷川佳樹事務総長を更迭したらどうか。公明党をもはや「福祉と平和の党」などと思う人はいなくなってしまったぞ。:田中一郎)


8.菅義偉スカ政権
(1)「お答えは差し控える」のは「国民を冒涜する」ことではないのか? 10年前と今年の菅首相の言葉を読む - 2020年の言葉 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/42463
(2)【菅義偉】菅首相 官房長官時代に使った機密費“86億8000万円”の衝撃|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/283551
(3)菅首相が官房機密費のうち87億円を領収証なしで支出! 総裁選出馬表明前日には9000万円を自分が自由に使える金に振り分け|LITERA/リテラ
https://lite-ra.com/2021/01/post-5755.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push
(4)【菅義偉】仏記者が酷評「菅首相は本当の記者会見をしたことがない」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/283278
(5)【菅政権】菅政権の支持率は危険水域に 総選挙前の政権交代に現実味|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283351
(6)<デタラメ政治のケジメが先だ>自分には罰はなしか 菅首相 フランスだったら暴動だぞ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/401.html
(7)<記者会見、国会釈明も どうせ嘘ばかり>ペテン師がペテン弁明の国民愚弄(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/218.html
(8)<国会がイヤなら もう辞めろ>この国難に この首相という「緊急事態」(日刊ゲンダイ)赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/436.html
(9)<菅首相がやっている限りダメだ>緊急事態宣言 大失敗に終わる懸念(日刊ゲンダイ)赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/418.html
(10)公安担当だったジャーナリスト・青木理氏がみた菅政権の本質「戦後初の警察官僚に牛耳られた政権だ」AERA dot.
 https://dot.asahi.com/dot/2020123100010.html

◆フルオープン【12-21 20時~録画配信】モリ・カケ・サクラ・・・私たちは闘いつづける!! - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=E-LPXM904Go


9.その他
(1)コロナで変わる世界:株価最高値に沸く街の食料配布に長蛇の列 タワマンの足元走る料理宅配 無視できぬ格差 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210109/k00/00m/030/216000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210110
(2)黒岩祐治・神奈川県知事は混乱に乗じて転身したデマゴーグ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283618
(3)書籍の「総額表示」義務化、なぜ必要? 出版界に危機感(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/287f703aac407bb223ef4f840127c19f6e96b73f
(4)女性が政治や社会の話をすると絡んでくる“自称保守”の人々|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283578
(5)浜矩子「権力者と対峙できない者は政治家という職業名を剥奪されるべきだ」(AERA dot.)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a4c3461704a20888b5115126d4e800af90809723
草々 

2021年1月 8日 (金)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(118):福島第1原発3号機の爆発に「核爆発説」があるのに、その是非を無視して3号機の使用済み核燃料をプールから撤去するのは「証拠隠滅」と言われてもしょうがない

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.20201225 UPLAN 国家公務員住宅に居住する「福島原発事故区域外避難者」に対する追い出し行為に抗議する記者会見 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=0McXo0DqmXo

(関連)(別添PDFファイル)原発賠償 時効再延長せず(朝日 2020.12.22)
 https://www.asahi.com/articles/ASNDP7R24NDHUGTB00B.html
(関連)原発賠償、時効再延長せず 東電にはクギ「時効理由に一律に断らない」 政府・与党方針:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14739461.html

(福島第1原発事故の加害者・東京電力や事故責任者・国は何をしているのか? ちゃんと原発事故の責任を取り、被害者に対して礼節ある態度を取れ! また、損害賠償請求権の時効についても国会がこれを延長ならぬ、時効なし、の特別法をつくるのが筋というもの。原発事故の被害は健康被害も含めて、10年やそこらで解消するわけがない。:田中一郎)


2.キャンペーン
(1)キャンペーンについてのお知らせ · 今年もよろしくお願い申し上げます✨✨ · Change.org
 https://bit.ly/35gafZm
(2)キャンペーンについてのお知らせ · 中曽根元首相葬儀設営受託企業は「桜を見る会」会場設営した企業 · Change.org
 https://bit.ly/2MyaMiS
(3)キャンペーンについてのお知らせ · ダブル公募?公募の時期が迫っています! · Change.org
 https://bit.ly/3hMBYGk
(4)キャンペーンについてのお知らせ · 世界レベルで貴重な辺野古・大浦湾を守ろう(1-11〆) · Change.org
 https://bit.ly/3q0rkOS


3.海苔、コンビニ不振で大苦戦 コア需要にコロナ直撃(食品新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2c3dbce2590303608274a9d5c4a9b44f4a2706df

(関連)海苔:生産から消費まで
 http://www.j-nori.com/ryutu.html
 https://dic.nicovideo.jp/a/%E6%B5%B7%E8%8B%94

(海苔は世界に誇る日本の伝統食、その海苔が新型コロナの影響でピンチです。みなさま、コンビニでおにぎりを買う必要はありませんが、自宅でコメを炊いて、海苔をおかずにして、どんどん食べてください。海苔産業は宮城県以南の沿岸で営まれる貴重な伝統漁業です。このままでは廃業になってしまいます。みんなで「食べて応援・買って支援」いたしましょう。放射能汚染の危険性がある福島県産食品などを買うのではなく、海苔を買って食べてください。とても美味です。ノリノリ海苔でまいりましょう。:田中一郎)


4.白井聡氏 再び登場
 どうも白井聡氏は私と波長が合うようです。下記もなかなかの内容のレポートです。是非ご一読下さい。

(1)国民の自画像としての安倍/菅政権(上) - 白井聡|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020123100003.html?page=1

(2)国民の自画像としての安倍/菅政権(下) - 白井聡|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020123100005.html

(関連)4つあります:(1)落合栄一郎さんから(カナダ在住科学者)(2)オーフス条約(3)白井聡時事評論「社会は存在しない」(4)水蒸気爆発とセレナプロジェクト(伊方原発広島訴訟)他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-add3b0.html


5.(メール転送です)村田光平さんからのメールです:露呈したPCR検査抑制の背景
 http://kurionet.web.fc2.com/murata.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
皆様、一日付ガーディアン紙は日本における新型コロナ感染危機の深刻化を伝え、東京五輪が強引に開催される可能性は残るにせよ、コロナ疲れの国民の五輪熱は冷めきっているとの趣旨を伝えております。
https://www.theguardian.com/sport/2021/jan/01/fresh-fears-for-tokyo-olympics-as-host-city-sees-surge-in-covid-19-infections

2日、東京近隣の3知事は事態の急速な悪化を前に緊急事態宣言の発令を政府に要請するに至っております。このような事態を招いた責任の一端がココロナ対策への全力投球を妨げている東京五輪にあることは明白となりました。五輪配慮から政策としてPSR検査を抑制しているとの広く共有されている憶測を根拠付ける情報が下記の通り寄せられております。経済界出身の中国通の方がこのほど発信されたメッセージです。

「これはあくまでも笑い話と思っているが、巷の噂話として安倍政権は本年2月に東京都知事とIOCから来年への東京オリンピック延期の言質を取るための話し合いを行い、日本での感染者発生数を減らすためPCR検査能力を低く抑える方針を決定したとの話が存在している。その結果かどうかは不明だが、5月末現在のPCR検査能力はドイツの一日20万件、中国の484万件に対して日本は僅か1万5千件のみであり、その感染者数の少なさから「アジアの奇跡」と称された。」

上記に鑑みれば、もはや五輪中止決定を引き延ばす正当な理由は皆無と言わざるえません。コロナ感染の飛躍的増加は遂に潮目の変化を生み出そうとしております。このように、歴史の法則に沿う「世直しコロナ」の実績は増える一方です。コロナ後が到来する暁には、倫理、哲学に立脚した新世界秩序の構築を目指すべきだとの見解が有力になるものと確信いたします。

村田光平(元駐スイス大使) 
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1都3県に緊急事態宣言 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6381546

(関連)コロナ後手後手対応の元凶 これ以上の五輪固執は命取り(2020年12月28日配信『日刊ゲンダイ』) - 障害福祉&政治・社会・平和問題ニュースサイト
 https://gogotamu2019.blog.fc2.com/blog-entry-19125.html

(関連)東京2020はなぜ中止にならないか?五輪生存をかけたIOCの「信念」 - 日本と世界の重要論点2021 - ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/257564?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor&utm_content=free

(関連)東京オリンピックは本当にあるのか? 揺れるアスリート ほころぶ強化策 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210102/k00/00m/050/080000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210103

(関連)東京五輪ホストタウン、不安は“医療・検査体制” 新型コロナ対策は(日本テレビ系(NNN)) Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/58c2d14b6e73aacfcf03643e7f64b16683ad3d3b

(関連)東京五輪「いつでも諦められる、最後まで最善を」山下泰裕JOC会長インタビュー:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/77870 

(山下泰裕JOC会長=この人物にはがっかりさせられた。早くおやめいただくのが日本のため、スポーツのため、柔道のため。:田中一郎)


6.アベスカ・スカスカカスカス内閣:お前はクビだ!
 どうせ建設的で立派なことなどやり遂げる能力も知恵もないのだから、せめて原発とか、核燃料サイクルとか、オリンピックとか、カジノとか、万博とか、ロクでもないことをやめたらどうや。特に「カーボン・ニュートラル」と「グリーン成長戦略」を打ち出したのだから、その中の原発・核燃料サイクルについては全廃・即時廃棄で行くことにしました、と言ってみたらどうや。そしたら、今の低迷した菅義偉内閣支持率は一気に70%以上に吹き上がるぞ。小泉純一郎にでもよく話を聞いてみろ。菅義偉の名前をプラスイメージで歴史に刻むにはそれしかない! 決断しろ!(田中一郎)

(1)仲畑流万能川柳:原稿がなくて言えるのヤジだけか - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20210105/ddm/003/040/049000c
(2)菅政権の無策 「馬鹿な大将、敵より怖い」と国民は悲鳴 - 伊達直人-4th
 https://ameblo.jp/tigermaskfighter-4th/entry-12648306573.html
(3)【菅義偉】菅総理は判断不可能?田原総一朗氏が語った衝撃エピソード|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/283466
(4)田原総一朗「国民甘く見たしっぺ返し 今さら焦るあきれた菅内閣」週刊朝日AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2021010400046.html
(5)菅首相が官房機密費のうち87億円を領収証なしで支出! 総裁選出馬表明前日には9000万円を自分が自由に使える金に振り分け|LITERA/リテラ
https://lite-ra.com/2021/01/post-5755.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push
(6)またも内閣記者会は菅政権の広報・宣伝に…元NHK政治部記者も「崩壊」とバッサリ(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/742824290e618379d4de4549cd897569f50e3695


7.ニワトリ汚職は吉川・西川の「カワカワどぶ川コンビ」と思っていたらもう一人いた(ニワトリ汚職「三川」)
 通信販売月刊誌『選択』(2021/1)記事は必見です。図書館でご覧ください。農林水産省ももう終わりだな。まともな人はみな左遷されたり退職したりして、残ったのはクズばかり。

(1)(別添PDFファイル)復活「畜産局」は嵐の船出、鶏卵汚職「接待漬け」の農水省(『選択 2021.1』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/20661
(2)(別添PDFファイル)吉川氏に現金、さらに1300万円 農水相在任前後に 鶏卵業者供述(朝日 2021.1.1)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6d2dcd5099eb3a88f470aeb6addfc7ddac68365b
(3)(別添PDFファイル)西川元農水相も1500万円超受領か 鶏卵大手から(朝日 2021.1.3)
 https://www.asahi.com/articles/ASP126VXKP12UTIL00D.html
(4)(別添PDFファイル)吉川元農相辞職 北海道2区、野党攻勢 調整急ぐ与党(毎日 2020.12.26)
 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20201226/ddm/005/010/120000c

(「市民と野党の共闘」の統一候補で出てきそうなのが、このままいくと立憲民主党の松木謙公らしい。こんな奴、応援する気になれんな。下記サイトで、こいつのこれまでの政党遍歴を見てよ。政治家としての信念のかけらもない「完全風見鶏」であることが見て取れる。なんでこんな奴の立憲民主党への入党を認めたのか!? 他の候補を立ててほしいですな。:田中一郎)

松木謙公 WIKIPEDIA
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%9C%A8%E8%AC%99%E5%85%AC

(関連)自民・下村氏「補選負ければ政局に」 党内に波紋広がる:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP167J0WP16UTFK00R.html
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「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(118):福島第1原発3号機の爆発に「核爆発説」があるのに、その是非を無視して3号機の使用済み核燃料をプールから撤去するのは「証拠隠滅」と言われてもしょうがない、をお送りいたします。

(原発過酷事故時の爆発:4つの種類)
(1)水素爆発
 福島第1原発1号機で2011年3月12日午後に起きた爆発が水素爆発です。ドンという大きな音がして白い煙が横へ広がる映像が録画されていました(下記サイトの映像をご覧ください)。原子炉炉心冷却に失敗をすると、炉心は3000度以上の灼熱の塊となって溶け出しますが、その際に、水ジルコニウム反応により、炉心が放つ放射線による水の分解(電離作用)、などにより水素ガスが大量に発生します。これが格納容器をいっぱいにして水蒸気などと共に容器内圧力を高め、原子炉建屋に漏れ出て、それに引火して爆発したのが1号機の水素爆発です。なお、水素爆発は格納容器内においてもありえる極めて危険なものですが、福島第一原発のような沸騰水型原子炉の場合は、格納容器が小さいという欠陥を抱えているため、水素爆発が発生する限度ラインとも言うべき「(格納容器内)空間気体中の水素濃度が13%を超える」状態が起きやすく、それを防ぐために格納容器内に人為的に窒素を充満させ、水素と酸素の結合(これが水素爆発です)を防ぐように工夫されています。(なお、福島第1原発1号機の水素爆発は、同じような危険性に直面していたスリーマイル島原発事故(1979年)の教訓が活かされていなかったため、とも思われます)

しかし、加圧水型原子炉の場合には格納容器が大きく、水素が発生しても爆発に至るまでには時間があるから対策できるとして、窒素の封入がなされていません(加えて加圧水型の格納容器は沸騰水型に比べて薄っぺらくできています=容器内の圧力上昇や爆発にはいたって弱い構造です)。そして、その加圧水型の水素爆発防止対策とやらがマユツバで、「点火プラグのようなもの(イグナイター)で早めに火花を散らして水素ガスを燃やす」などとしているのです。こんなことをやれば、これこそが格納容器内での水素ガス大爆発を誘導しかねないでしょう。窒素ガスを図体がでかい加圧水型に充満させれば手間暇やカネがかかるという理由でそれをせず、自己都合だけの屁理屈で水素ガスに火をつけるというのですから、狂気の沙汰と言っていいと思います。

申し上げるまでもなく、福島第一原発事故の場合は、1号機水素爆発が建屋で起き、格納容器内での爆発ではありませんでした。これは不幸中の幸いです。万が一、格納容器が水素爆発で吹き飛び破壊されていたら、事故原発から放出される様々な種類の放射性物質が周辺環境に際限なくバラまかれ、事故原子炉一帯に人が近づけなくなります。福島第1原発もそうですが、日本の原発はそのほとんどが同一敷地内に複数基の原発を並べていますから、そのうちの1つでも格納容器の爆発を起こしてしまうと、その原発にあるすべての原子炉が制御できなくなり、同じようなことになるのです。現在再稼働されている加圧水型の原子炉は、みな、水素爆発の防止対策が全く不十分で危険な状態であり、またそれは、同時に過酷事故ドミノ現象を引き起こす「日本破滅のシナリオ」の上で再稼働されていることを意味します。やめさせなければいけません。

(もう一つ、追加で申し上げておきますと、福島第一原発2号機では、建屋についても水素爆発は起きませんでした。これは、2号機建屋のブローアウトパネル(空気を入れ替えるための窓)が、隣接する1号機の水素爆発の爆風で吹き飛ばされて「建屋が開放状態」となったためです。しかしこのことは、今後、建屋での水素爆発を防止する手段として活用できそうです。つまり、過酷事故時に建屋に水素が充満している危険性が察知されたら、ブローアウトパネルを手動で動かせるようにしておいて、窓を開けてやることで建屋での水素爆発は防げるでしょう。過酷事故時は全電源喪失(SBO)になっている可能性もあるので、それでも手動で開け閉めできれば、対応できることになります)

(2)水蒸気爆発
 数千度の灼熱状態にある金属などを水に接触させると爆発的な反応を示します。これが水蒸気爆発です。ネットで「水蒸気爆発」で検索すると、原発ではないですが、その実例を動画で見ることができます。原子炉における水蒸気爆発の懸念は、炉心溶融の際に、その炉心デブリが圧力容器の底を突き抜け、更に格納容器の底も突き抜けて原子炉建屋の下部に落ちてきた際、そこに置かれている貯水槽の水の中にドボンと落ちて、それで大爆発を引き起こすというものです。福島第1原発のような「マーク1型」と言われる原子炉は、いわゆるドーナツ型の圧力抑制室内に水がためてあり、その圧力抑制室がフラスコのような原子炉をぐるっと取り囲むようになっていて、原子炉建屋の底には水も水槽もありませんでした。これもまた不幸中の幸いと言っていいでしょう。

しかし、です。その後改良された沸騰水型原子炉は、逆に圧力容器の真下に水を大量に貯めた圧力抑制室を置くような構造になっており、わざわざ水蒸気爆発を誘導するような構造になっています。チェルノブイリ原発事故の時も、この水蒸気爆発が懸念されていたのに、そこから何の教訓も得ていないということなのでしょう。そしてこの水蒸気爆発の懸念が最も大きいのが、あの首都圏原発であり、耐用年数40年も過ぎてしまった、東日本大震災被災のオンボロ原発=東海第二原発です。日本原電も、東京電力も、東北電力も、経済産業省も、そして原子力「寄生」委員会・「寄生」庁も、かような危険な老朽原発に再稼働OKを出しているのですから、これもまた狂気の沙汰です。そしてその東海第二原発のそばには東海村再処理工場の高レベル放射性廃液貯蔵タンクまであります。関東地方を直下型大地震や巨大津波、あるいは巨大火山噴火が襲った時が「首都東京の終わり」「日本原子力帝国の終わり」となるでしょう。愚か極まることだというほかありません。

更に申し上げておけば、福島第一原発事故後、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、シビアアクシデント対策として、炉心溶融のような事態になった場合には、従来から実施することとされていた「炉心冷却」をギブアップして炉心が溶け落ちるに任せ、他方で、原子炉下部に水槽を置いてそこに急きょ水を貯め、そこへ溶融炉心を落として冷却するという「新たな対策」を打ち出しています。ご冗談でしょう! という「対策」ですが、こんなことをすれば、それこそ水蒸気爆発を起こして格納容器ごと吹き飛んでしまうであろうと懸念されるところです。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、実際には水蒸気爆発は起きないし、起きても大したことはない、と言っているようですが、先般私がメールでご紹介した「伊方原発運転差止・広島訴訟」で原告側から紹介・提起された「セレナレポート」(OECD)が、そうした安易な判断にNO! を突き付けています。

(関連)4つあります:(1)落合栄一郎さんから(カナダ在住科学者)(2)オーフス条約(3)白井聡時事評論「社会は存在しない」(4)水蒸気爆発とセレナプロジェクト(伊方原発広島訴訟)他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-add3b0.html

(3)一酸化炭素爆発
 ええ、なんで? と思われる方もいらっしゃるかもしれません。一酸化炭素が爆発するって、都市ガスでもあるまいに、ということですが、これもありうる爆発です。灼熱状態の溶融炉心が圧力容器・格納容器から溶け落ちて、さらにその下の建屋基礎部分に達すると、そこはコンクリートでできていますから、そのコンクリート成分である石灰石と溶融炉心が反応して、一酸化炭素が大量に発生するのです。これは「MCCI反応:コア・コンクリート反応」と呼ばれています。少し前ですが、福島第一原発3号機の爆発は、このMCCI反応により大量に産生された一酸化炭素による爆発だったのではないかという説も出されていました(岩波月刊誌『科学』掲載論文)。可能性は否定できません。ちなみに海外で原発・核施設に使われているコンクリートの原料には石灰石は使われていません。日本でもそうすべきですが、それをやるとコンクリート原料の大量輸入となりコスト高となるため、見向きもされていないのです。

(関連)溶融燃料とコンクリートとの相互作用(MCCI)による生成物の相および硬さ:大型試験からの知見(2018年2月14日)((国立研究開発法人日本原子力研究開発機構、福島研究開発部門福島研究開発拠点:廃炉国際共同研究センター 燃料デブリ・炉内状況把握ディビジョン 燃料デブリ取扱技術開発グループ 池内宏知)
 https://fukushima.jaea.go.jp/report/document/pdf/pdf1802/hokokukai03.pdf


(4)核(臨界)爆発
 原子炉の核(臨界)爆発には、大きく分けて2タイプがあり、1つは原発事故の原因型とも言うべきもの=いわゆる「核暴走事故」です。ウランやプルトニウムなどの核分裂物質は一定量以上が集まると自動的に核分裂連鎖反応が瞬時に起きて爆発してしまうことはよく知られています(臨界爆発)。このタイプの事故の典型がチェルノブイリ原発事故です。制御されているはずの原子炉が瞬時にして制御不可能となって大爆発を引き起こすのです。高速増殖炉「もんじゅ」についても、このような事故が懸念されていました。プルサーマル原子炉(特に青森県で建設中の大間原発のようなフルMOX)でもありうる暴走事故です。

もう一つは、原発事故の結果起きる核爆発です。私はこれについて詳しくありません。しかし常識的に考えて、1つは溶融炉心に含まれる核分裂物質が再臨界を起こす場合や、もう1つには、使用済み核燃料プールにある使用済み核燃料、あるいは未使用の核燃料が臨界反応を起こして爆発することはあり得ない話ではないでしょう。そして、2011年3月14日の正午前に起きた、まさに福島第1原発3号機の爆発がこれではなかったのかという疑いが出ているのです。

当時の3号機爆発の映像も下記サイトにありますから、ご覧になってみてください。3号機爆発については、どうも原子力ムラ側でも「単純な水素爆発」として片づけてはいないようで、残されていた録画を最新技術で加工して、よりその実態がビジブルになるように工夫したりして、あの3号機爆発の正体を探っている様子がうかがえます。画像のキャプションにある説明は「福島第一原発「最新処理映像」“爆発複数”か」となっており、どうも爆発は少なくとも2回あったのではないかと見られているようです。そうしますと、下記にご紹介している藤原節男さん(原子力ドン・キホーテ)がおっしゃっていた3号機核爆発説(*)に近い話になってきます。事故を引き起こした当事者たち=原子力ムラ=原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の今後の3号機爆発の究明内容が注目されます。

(*)藤原節男さん(原子力ドン・キホーテ)の3号機核爆発説
 詳細はこのメールの最後の藤原節男さんのメール(抜粋)の転記をご覧いただきたいのですが、私が本人から聞いた話を簡単に要約して申し上げますと、最初に建屋で水素爆発が起き、その風圧で3号機使用済み核燃料プールに上から強い風圧がかかってプールの水の中にあったボイド(泡)が潰され、それが核燃料の核分裂反応を加速させて臨界に至ってしまった、というものでした。


(問題の所在)
 福島第1原発事故時における1号機の爆発と3号機の爆発は、何故、あれほど違うのか。1号機の爆発は白い煙が横へ広がったのに対して、3号機の爆発はピカッと光ったのちにドーンと真上に黒い煙が噴き上げています。まるで原爆が落ちた時のような爆発の仕方です。少なくない人たちが、前者1号機は水素爆発だけれど、後者3号機爆発は核爆発ではないのか、と疑っています。私もその一人です。福島第1原発事故直後に東京電力のTV電話でなされていた東京本社と福島第1原発現地とのやり取り会話の中で、高橋フェローという東京電力の技術系幹部が3号機爆発の報告を受けて「水素爆発だと政府や原子力安全保安院が言っているのだから、それでいいではないか」という発言をしていたのが聞き取れます。真実は水素爆発ではない、何かあるな、と思わせるような発言です。

しかし、驚くべきことに、この問題は、その後発足した原子力「寄生」委員会・「寄生」庁や政府・経済産業省をはじめ、原子力関係者やNHKなどを含むマスコミも一切取り上げていません。それどころか、原子力市民委員会や原子力資料情報室など、脱原発の市民団体や、それを応援してきた著名な科学者・技術者さえ、全く相手にしようとしない=頭から否定するだけの態度を取り続けています。これは異常というほかありません。

私は、3号機爆発が核爆発だったと断定したいのではありません。その疑いが払しょくできないから、きちんと調べていただきたいと申し上げているのです。このメールの最後に藤原節男さん(原子力ドン・キホーテ)のメール(抜粋)を転記しておきましたが、私は藤原節男さんの主張に賛同しているのではありません。簡単に言えば、藤原節男さんの主張について、どうなのか、を脱原発・反原発派の人々も含めて、きちんと調べてお答えいただきたい、ということを申し上げています。

福島第1原発事故のような原発・核施設過酷事故を二度と繰り返さないためには、沸騰水型の原発である福島第1原発で起きたことの実態解明・真相究明は必要不可欠なのであって、それが原発事故後10年になるも「なおざり」「棚上げ」にされたまま、新規制基準、なろものがでっち上げられ、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、この安全根拠に乏しいインチキ文書と実際の原発・核施設との「適合性」しかチェックしないという態度をとっているのですから、およそ再稼働される原発・核燃料サイクル施設の安全性など全く担保されていないわけです。それを「おかしい」と申し上げているのです。その「なおざり」「棚上げ」にされたままのものの1つが3号機爆発だということです。もちろんそれ以外にも、福島第一原発事故の不可思議はたくさんあり、こんな状態で再稼働なんぞを進めて行っていいのか、という、かなり深刻な事態だと申し上げていいと思っています。


*使用済み核燃料プールの「リラッキング」と3号機爆発
(例えば、現在の全国の原発では使用済み核燃料が積み上がって、それを格納しておくスペースがだんだんと残り少なくなってきています。しかし他方では、使用済み核燃料などという危険極まる核のゴミ(冷却できなくなると溶融して事故原発と同じような事態となります:福島第1原発事故時の4号機使用済み核燃料プールをめぐる大騒動を思い出してください)など、受け入れる自治体は存在しませんから、困った原発電力各社は、当面の対策として「リラッキング」という、これまたご都合主義的なことをやってお茶を濁しています。「リラッキング」というのは、簡単に言えば、風呂に入る人が増えてきたので、入る人がもっと詰め合って「イモ洗い状態」で入浴して頂戴という方式=つまり、使用済み核燃料をプールに従来以上に詰め込んで入れて、従来以上にたくさんの使用済み核燃料を原発敷地においておけるようにする、ということです。

しかし、こんなことをしたら、もしかしたら福島第1原発3号機のように臨界を引き起こして核爆発や核分裂の連鎖反応を引き起こすのではないか、との懸念が高まります。今は脱原発・反原発の市民運動・社会運動も「リラッキング」の危険性を訴えてはいますが、しかし、これを一般論で言うのと、実際に福島第1原発3号機で使用済み核燃料プールが臨界事故を引き起こしていることを事例に挙げて訴えるのとでは、その迫力や効果はおのずと違ってきます。3号機核爆発説の是非は、今後の原発の使用済み核燃料とその貯蔵プールの安全対策上、必要不可欠の情報となるのです。)


藤原節男さんの話で申し上げれば、彼の主張は数年前に原子力市民委員会内で議論されたそうですが、委員会では結果的に受け入れられなかったそうです。私はそれは藤原節男さんの説明の仕方や主張の仕方にも問題があったのだろうと見ています。現段階で断定できないものを断定し強引に主張をするから多くの人が受け入れられないのだろうと推測します。そうではなくて、3号機水素爆発説がおかしいのではないかと疑わせる証拠を提出し、それに代わる核爆発説を仮説として披露し、その両方をもって、「こういうことなので、3号機爆発の真相究明をやっていただきたい」という、調査要求として意見を出せば、通らぬ話でもないでしょう。

他方、原子力市民委員会や原子力資料情報室など、既存の脱原発団体の態度もかたくなです。私はこうした団体を構成している幹部たちが世代交代とともに、運動の進め方に「好き嫌い」を優先させ、藤原節男さんはその主張の仕方で嫌われて、相手にされなくなってしまったのではないかと疑っています。そんな狭量なことでどうするのか、ということです。

原子力市民委員会や原子力資料情報室他の脱原発市民団体は、藤原節男さんの主張やこれまでの経緯はともかく、それぞれの考え方で、「3号機爆発の真相を究明し、その爆発の内容はどういうものだったのかを明らかにせよ」という要請を、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁や政府・経済産業省に対して出してほしいと思っています。水素爆発であるという確たる証拠もないままに、原子力ムラの水素爆発説を受入れているようでは、反原発・脱原発を闘ってこられた私たちの諸先輩に対して背信行為になると私は思っています。ともかく「好き嫌い」で事を進めないでいただきたい。

下記サイトにもあるように、福島第一原発3号機では、使用済み核燃料プールから使用済み核燃料の取り出しが行われています。取り出し用の機械がトラブルを起こして作業がたびたび中断している旨の報道がなされていますが、ほんとかな? というのが私の見方です。そうではなくて、3号機の爆発が、実は水素爆発に続いて起きた核爆発であり、その証拠を隠滅するための様々な策を弄しなけければいけないから、作業がストップ&ゴーになっているのではないかと疑っています。しかし、そんな疑念も、このプールから取り出される使用済み核燃料がどういう状態なのかがはっきりすれば、3号機爆発が核爆発であったのか否かは明らかになるでしょう。脱原発・反原発の市民運動・社会運動は、今こそ、今ここでこそ、この3号機真相究明のアピールを皆で声をそろえて発信しなければいけない時です。しかし実際は、そんな声は皆無です。私はこれもまた、脱原発・反原発市民運動・社会運動の劣化の1つではないかと懸念しています。いったい全体、誰一人として問題にする人がいないというのはどういうことなのでしょうか?


◆福島第1原発 3号機の燃料取り出し1ヵ月ぶり再開(河北新報)
 https://kahoku.news/articles/20201221khn000009.html

(関連)福島第一原発一号機爆発映像
 https://www.youtube.com/watch?v=jFQDAfATNGE
 https://www.nicovideo.jp/watch/sm13846771

(関連)福島第一原発「最新処理映像」“爆発複数”か(2020年11月12日放送「news every.」より) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=igD_I-VnkOE
 https://www.dailymotion.com/video/xkx8ph

*(別添PDFファイル)福島3号機爆発が核爆発である証拠(西尾正道 元(独)国立病院機構北海道がんセンター院長:2013年9月7日)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/files/nisio_kakubakuhatu_evidence.pdf

(原子力「寄生」委員会・「寄生」庁も、経済産業省も、原子力委員会も、脱原発・反原発市民運動・社会運動も、マスコミも、西尾正道(独)国立病院機構北海道がんセンター名誉院長が上記に提示されている3号機核爆発の疑いの状況証拠について、それぞれどうなのか、是なのか非なのか、水素爆発だというならこうしたことはどういう風に理解するのかを、実証的にしっかりと説明する必要があります。しかし、福島第一原発事故後の日本では、まるで翼賛社会であるかの如く、この問題が避けて通られてしまっています。明らかにおかしい。)


(結論です)
 原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、現在、3号機プールからの使用済み核燃料取り出し作業を進めている。また、福島第一原発の事故原発の放射線量がだいぶ下がってきたということから、原発事故原因の究明へ向けて作業チームを作ってやり始めているという。であれば、まず真っ先に福島第1原発3号機の当時の爆発の真相を究明していただき、核爆発説について、確たる実証的な証拠を伴う形で「決着」を付けていただきたい。それは、今般プールから取り出した3号機の使用済み核燃料の状態をつぶさに観察すればおのずとわかることだろうと思われる。また、この福島第1原発事故の真相究明の作業が終わり、それが新規制基準にしっかりと反映され、更に、新規制基準の様々な欠陥が是正・改正されるまで、原発・核燃料サイクル施設の再稼働へのOKは出さないでいただきたい。

他方、脱原発・反原発の市民団体には、一方で、福島第一原発3号機爆発の真相究明を求める運動を開始するとともに、これまで福島第1原発事故後10年間の再稼働認可のデタラメを集大成する形で、新規制基準の矛盾やおかしさを一般市民にもわかる形でまとめるチーム作業をしていただきたいと思う。そしてマスコミは、上記のような動きについて、日本全国の有権者・国民に対して、きちんとした批判的観点を持った報道をくり返し、福島第一原発事故が今後のエネルギー政策に対して持っている意味や、今進められている原発・核燃料サイクル施設再稼働の危険性を、もう一段高いレベルの観点から報道していただきたいと思う。今のままでは、原発事故前よりもよりグロテスクな形での、権力的原発安全神話、のようなものが形成され、今度こそ、この日本を再びの原発・核施設過酷事故により破滅させてしまう事態へと突き進んでいってしまうような気がするからである。


(メール転送です)福島3号水素爆発のウソ(福島3号核爆発の証拠隠ぺい)を許すな(藤原節男さん)
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お世話になっています。頭書の件、第47回原子力規制委員会(2020年12月23日)の状況を連絡します。福島3号水素爆発のウソをつきとおしたまま、福島3号核爆発の証拠を隠ぺいしたまま、幕引き、または、事故原因解明のさらなる引き延ばしを図ろうとしています。以下の文章は、藤原節男(原子力公益通報者、原子力ドン・キホーテ改め原子力ガリレオ)からの、原子力規制委員会に対する申し出でです。

第47回原子力規制委員会(2020年12月23日)の動画は次のURLを参照ください。
https://www.youtube.com/watch?t=2306&v=UPYFXpe6KYk&feature=youtu.be

福島3号爆発メカニズムの説明の場面は
https://youtu.be/UPYFXpe6KYk?t=1549
https://youtu.be/UPYFXpe6KYk?t=2306

添付資料「東京電力福島第一原子力発電所事故に係る調査・分析の中間取りまとめ(仮称)」に向けた対応について

https://www.nsr.go.jp/data/000338599.pdf

添付資料の36/39ページには、次の記述がある。
◎爆発0秒時の写真:爆発の最初に水素爆発(前駆爆発)があり、原子炉建屋の変形後、原子炉建屋南東部の屋根に発生した火炎(水素を含む可

燃性ガスによるもの)。※映像処理前に火炎が最初に確認された時点を0秒としている。

◎爆発1秒後の写真:原子炉建屋中央天井部から第2段階の爆発燃焼による爆煙が上昇

多段階事象説:
上記動画「福島3号爆発メカニズムの説明」では「福島3号の爆発燃焼は、長い時間にわたって、燃焼が続いており、いくつかの爆発や燃焼が連続的に起きている多段階の事象と考えられる(多段階事象説)」とのこと。核爆発には言及しないで、爆発0秒時の火炎(爆轟)と爆発1秒後の爆煙(黒い煙)は、別の事象が連続的に生じたと説明している。「3階フロア、4階フロアは爆轟ではなかった(水素爆発、爆燃であった)」と明言しているが、「(5階フロアは)一部、爆轟の部分があったかもしれませんが…」と言い、「(5階フロアでの)多段階爆発燃焼の原因になった水素以外の物質は、これから究明していく」としている。

なお、東電の報告では、「福島3号使用済み燃料プールの燃料取り出し作業を2020年度中の完了に向けて実施中」とのこと。2021年3月までに、福島3号使用済み燃料プール内の破損燃料を撤去しようとしています。すでに、福島3号核爆発の証拠となるガレキ類の撤去は終了しており、ガレキ類の証拠写真は隠ぺいしたままです。すなわち、福島3号核爆発の現場証拠は、すべて隠ぺいしたまま、事故原因解明のさらなる引き延ばしを図ろうとしています。
https://www.tepco.co.jp/decommission/progress/removal/unit3/index-j.html

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【転送歓迎】藤原節男(原子力公益通報者、原子力ドン・キホーテ改め原子力ガリレオ)のキャンペーン

◎フェイスブックグループ「福島3号核爆発!」
https://www.facebook.com/groups/2286440331615868/

 ガリレオ・ガリレイは、カトリック教会の「天動説」に異を唱え、「地動説」を主張した。私(藤原節男)は、政府、東電の「福島3号水素爆発説」に異を唱え、「福島3号核爆発説」を主張している。「核爆発」となれば、それは、明らかな東電の規制基準違反(東電の犯罪)となり、欠陥原子力発電所が、業務上過失の事故を起こしたということになります。現在、福島原発事故は、規制基準違反を明確にせず、「異常に巨大な天災地変による事故」に準ずる事故、つまり、「想定外事故」ということで、東電存続となっている。しかし、明確な「業務上過失事故」となれば、原子力事業者には無限責任が適用される。つまり、東電は破産、または会社更生法による会社再建となる。欠陥原子力発電所の再稼働など、もっての外です。政府、東電の「福島3号水素爆発」は、責任をあいまいにして、東電を破産させないための姑息な方便(ウソ)なのです。福島原発事故被害者への賠償金を少なくするための姑息なウソなのです。欠陥原子力発電所再稼働のための姑息なウソなのです。今は、この「福島3号水素爆発」というウソが、まかり通っています。

原子力損害の賠償に関する法律⇒ http://bit.ly/2MbkLsY

 問題解決は、姑息なウソがまかり通る安倍政治を阻止することです。司法、行政、立法の国家組織に、安全マネジメントシステム(品質マネジメントシステム、信頼性マネジメントシステム)を適用することです。議事録など、全ての情報を記録として残し、監査、審査、検査組織を正常機能に戻すことです。骨抜きとなっている「公益通報者保護法」を正常機能に戻すことです。

◎原子力公益通報および「原子力ドン・キホーテ」単行本全文掲載⇒ http://bit.ly/2ObyTAA

◎北海道大停電、真のリスクは泊原発「チェルノブイリ級核爆発」だ⇒ http://bit.ly/2FketTm


【原爆と原発の原理は同じ。福島3号機で核爆発!】
 2011年3月8日、いつまでも公益通報を記事にしない経産省記者クラブの記者たちに、藤原節男は「このまま公益通報を記事にしないで、無視している状態が続けば、明日にでもチェルノブイリ級の大事故が生じる。すぐに記事にしてください」と警告メールを送った。東日本大震災、そして福島原発事故が発生したのは、その3日後、3月11日のことだった。福島3号核爆発は、まさに原子力公益通報[泊3号減速材温度係数測定検査]と同じ原理であった。福島原発事故は、天災や想定外の事故ではなく、東電の規制基準違反、業務上過失の事故である。

【福島3号核爆発の理論】
産経デジタル「iRONNA(イロンナ)」2018/09/12 https://ironna.jp/article/10679

 福島3号使用済み燃料プールは、満水状態で未臨界となるように設計していた。しかし、沸騰状態で臨界になる欠陥設計であった(上図のとおり)。最適臨界点に到達するまでは、軽水のボイド(気泡)反応度係数は正(プラス)。最適臨界点に到達した後の、軽水のボイド反応度係数は負(マイナス)。欠陥設計は、使用済み燃料稠密(ちゅうみつ)保管、ボロンステンレス(またはボロンアルミニウム)採用、MOX燃料保管にも関係がある。

 実際に発生した現象は、以下のとおりだ。

(1)全交流電源喪失により、使用済み燃料プール冷却用ポンプが作動しなくなり、使用済み燃料からの崩壊熱除去ができなくなった。それで使用済み燃料プール水は、崩壊熱により、沸騰を始めた。

(2)徐々にボイド率が増し、A点(臨界)に達すると、使用済み燃料からの崩壊熱に、核反応熱が追加となり、ボイド率がすぐにA点からB点に移行して、安定的な遅発臨界状態となった。これは、以下に示す図1での「原子炉の固有の安全性(自己制御性)あり」の状態である。

(3)福島3号5階(オペレーションフロア)では、水の放射線分解による水素ガスが蓄積してきた。原子炉格納容器からの水素ガス漏れも追加されたと推測される。その水素ガスが発火して、水素爆発が生じた。発火原因は、制御用直流電源と制御装置スイッチ作動と推測される。

(4)水素爆発により、急激な圧力が使用済み燃料プール水面から水中に向かい発生した。そのため、急速にボイドが減少し、反応度が急激に増加した。反応度が増加して発生熱が増えても、深さ10mの水の慣性により、臨界場所の圧力は減少しなかった。さらに圧力が増加して、さらにボイドが減少し、最適臨界状態に近づいた。このため、即発臨界(核爆発)となった。これは、図1での「自己制御性なし」の状態である。

(注1) ボイド率:
気体が VG、液体が VLの体積を占めている場合、
気液混合体のボイド率 α は、α= VG/(VG+ VL)

(注2)
反応度 (原子力) - Wikipedia http://bit.ly/2Fhzm1j

中性子増倍率 κ
 原子炉内の核分裂によって発生した高速中性子は、減速材によって減速されて熱中性子になり、他のウラン235原子核に吸収されて核分裂反応を起こさせる。核分裂反応で発生した高速中性子 n1個が熱中性子になり、次の核分裂反応を起こさせて n2 個の高速中性子を発生させるとする。この時、κ= n2/n1を中性子増倍率と呼ぶ。 κが 1 未満の時、発生する中性子は時間の経過と共に減ってゆき、やがて連鎖反応は停止する。 が 1 より大きい時、中性子は急激に増えてゆき、連鎖反応が増大してゆく。κ=1 の時、中性子の増減はなく、連鎖反応は持続する。この状態を臨界と呼ぶ。

 実際の原子炉では発生した全ての高速中性子を核分裂反応に使用することができない。発生した高速中性子の一部は、減速材、制御棒や原子炉構造物へ吸収されたり、周囲のウラン238に吸収されたり、原子炉の外へ飛び出したりする。したがって中性子増倍率は、κ にある係数をかけた実効(中性子)増倍率 κeff として考えねばならない。

反応度 ρ
 実際の運用に当たっては実効増倍率 κeffを、以下の式によって反応度 ρ に変換して使用する。

ρ= (κeff-1)/κeff
ρ=0 の時、原子炉は臨界状態であり、正の値の時は臨界超過、負の値の時は臨界未満と考えることができる。原子炉の制御に当たっては、この反応度を用いて臨界状態を制御する。

反応度は中性子増倍率の比率であり、実際の値をそのまま使用する他、「余剰反応度は20%」のように百分率で表されることもある。

反応度係数
 原子炉内での過渡変化に伴う反応度の増減効果を正または負の反応度効果と言い、その増減率を反応度係数と呼ぶ。例えば沸騰水型原子炉において、減速材の温度上昇に伴う蒸気の泡(ボイド)の発生量の増加現象は、減速材の密度低下による中性子減速効果の減少をもたらすので、負の反応度効果である。すなわち温度が上がってボイドが多くなると核分裂が減って温度が下がる。また燃料集合体の温度上昇はウラン238の中性子吸収確率を増加させる(ドップラー効果)ので、やはり負の反応度効果である。すなわち燃料ペレットの温度が上がるとドップラー効果で核分裂が減って温度が下がる(自己制御性)。

原子炉の温度変化に伴う反応度係数を反応度温度係数と呼び、通常は温度係数と略称される。温度係数には燃料の温度変化による燃料温度係数、減速材の温度変化による減速材温度係数、ボイド発生量によるボイド係数がある。その他には原子炉出力による反応度出力係数や反応度質量係数などがある。

 原子炉を安全に運転するためには、原子炉全体の出力の増加に伴う反応度出力係数が負の値となるように原子炉が設計されていなければならない。旧ソ連のRBMK-1000型原子炉は正の出力反応度係数を持つ原子炉であったため、常に何本かの制御棒を原子炉内に挿入しておく必要があった。そのため規定以上の数の制御棒引き抜きは禁止されていて、運転規定にも明記されていたものの理由の説明が操作員に徹底されていなかった。蒸気タービンの惰力運転試験のために操作員が原子炉出力を上げようとして規定以上の数の制御棒を引き抜いたことがチェルノブイリ原子力発電所事故の原因とされる。

 沸騰水型原子炉で、主蒸気の流れが遮断され原子炉圧力が急上昇した場合には、ボイドがつぶれ、正の反応度が添加され、原子炉出力が急上昇する。この場合、実際の運転では、制御棒、タービンバイパス弁、主蒸気逃がし安全弁を作動させて、原子炉圧力の急上昇を防止する自動制御が行われる。この自動制御に失敗すると、沸騰水型原子炉でも核爆発の可能性がある。福島3号使用済み燃料プールは、自動制御装置のない沸騰水型原子炉となっていた。

【映像証拠キャンペーン】福島3号核爆発 http://bit.ly/2FcljJh
 福島3号爆発は、チェルノブイリ爆発と同じ核爆発。設計ミスによる原子炉格納容器外の核爆弾、使用済燃料プールでの核爆弾。原発が原爆になった。広島、長崎に次ぐ原子爆弾。「福島3号核爆弾の論拠集および証拠集(word版)」は、次のURL http://bit.ly/2THSu1r

映像証拠は、以下のURLです。

(中略)

(1)【映像証拠】仏独共同の国営放送局ARTE 「フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実」 Part3/4 http://www.dailymotion.com/video/x41nwqg

(2)【映像証拠】福島3号核爆発の新証拠、セシウムホットボール http://bit.ly/2Y5eDVW
 空中水蒸気が温度低下で凝縮し、表面張力で真球の水滴となり、虹ができる。これと同様、核燃料が核爆発でガス化、プラズマ化して、爆発後は、断熱膨張で内部温度が下がり凝縮し、表面張力で真球のセシウムホットボールができたと考えるのが自然です。真球のセシウムホットボールは、核爆発以外では生じない。

(3)【映像証拠】福島3号核爆弾の証拠集 http://www.dailymotion.com/video/x41nzc3

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草々 

2021年1月 7日 (木)

自衛隊・防衛大学内にはびこる「イジメ」「私的シゴキ」「リンチ」と、これを黙認して被害者を切り捨てる防衛省:(自殺自衛官後を絶たず)日本の防衛とは無関係なアメリカの「二軍・雑用係」のこんな軍隊に入るのはやめましょう

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.イベント情報・新ちょぼゼミ
(1)(予約必要)(1.27)オルタナティブな日本をめざして(第54回)「新型コロナ・パンデミックの「真実」」(岡田幹治さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-2c39dd.html

(2)(1.21)福島原発事故損害賠償 群馬訴訟判決公判
 https://gunmagenpatsu.bengodan.jp/

(3)(別添PDFファイル)(チラシ)(2.5)函館市大間原発建設差止裁判(東京地裁#103)
ダウンロード - efbc88efbc92efbc8eefbc95efbc89e587bde9a4a8e5b882e5a4a7e99693e58e9fe799bae5bbbae8a8ade5b7aee6ada2e8a381e588a4efbc88e69db1e4baace59cb0e8a381efbc83103efbc89.pdf

(4)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 2・6「子ども脱被ばく裁判」応援! シンポジューム 放射能被ばくの現状と山下俊一尋問の再現
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2021/01/26.html

(5)(予約必要)(2.25)オルタナティブな日本をめざして(第55回):「霞が関の官僚組織:外務省の意思決定」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-6ea08a.html

(6)(NEW!)(別添PDFファイル)(チラシ)(3.24)オルタナティブな日本をめざして(第56回)「菅政権グリーン成長戦略は「グリーン」か(あやしいカーボンニュートラル)」(上岡直見さん)
ダウンロード - efbc88efbc93efbc8eefbc92efbc94efbc89e88f85e694bfe6a8a9e382b0e383aae383bce383b3e68890e995b7e688a6e795a5e381afe3808ce382b0e383aae383bce383b3e3808de3818b.pd


2.キャンペーン
(1)キャンペーンについてのお知らせ ·   宝の海、辺野古・大浦湾を守りたい(1-11〆)   · Change.org
 https://bit.ly/2JQdWO2

(2)キャンペーンについてのお知らせ · 賛同者5万人目前、来年1月半ばにいよいよ署名提出! · Change.org
 https://bit.ly/3no3gE5

(3)キャンペーンについてのお知らせ · 祝福知山パーム油発電所廃止を歓迎します! · Change.org
 https://bit.ly/3bkc9ft


3.(メール転送です)山本太郎「れいわ新選組」:NHKは不公正な扱いを改めよ
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NHKの「日曜討論」から、1月10日放送回への出演依頼がきた。スタジオでの討論ではない。スタジオでの討論は、自民、立憲、公明、維新、共産、国民が生出演をする。それ以外の政党はVTR収録(1分30秒)である。れいわ新選組が2019年の参議院選挙で政党要件を満たしてから、同番組より出演依頼が何度かあったが、全てVTR収録での依頼のみ。そもそも依頼がくるのは節目企画のみで、上記政党がそろい踏みの回でも、VTR収録の依頼すら無いことが多い。

同番組のスタジオでの参加については、NHKが独自の出演基準を設定したため、私たち「れいわ新選組」をはじめ、国会に議席を有する複数の政党が、参加を許されていない。独自の出席基準とは何か? 一貫した基準ではない。言葉を選ばずに言わせて頂けば、コロコロと何かしらの都合によって変わる独自ルールだ。

現在、採用されている基準は、立憲と国民の合流後の放送で、新党である新立憲と新国民が出演していることから、公職選挙法第86条の1項を満たす政党がスタジオ生出演、ということになっている模様。
https://twitter.com/nhk_touron/status/1332804191585112064?s=20

公職選挙法第86条の1項とは何か? ざっくりいうと、政党の所属国会議員が5人以上いる、ということ。しかし、公職選挙法第86条における「政党の定義」は、下記の各号の「いずれか」に該当するもの、と規定されている。

一 当該政党その他の政治団体に所属する衆議院議員又は参議院議員を五人以上有すること。

二 直近において行われた衆議院議員の総選挙における小選挙区選出議員の選挙若しくは比例代表選出議員の選挙又は参議院議員の通常選挙における比例代表選出議員の選挙若しくは選挙区選出議員の選挙における当該政党その他の政治団体の得票総数が当該選挙における有効投票の総数の百分の二以上であること。

つまり、公職選挙法第86条には2項があり、これは直近に行われた選挙で2%以上の得票を得たことを意味する。れいわ新選組はこの2項を満たしているので、公党として認められている。しかし、NHKの摩訶不思議なルールとやらではそれを認めない、ということである。なぜ、摩訶不思議か。過去のNHK日曜討論では、政党要件のいずれかを満たしていれば、スタジオでの討論に参加できていた。直近の選挙で2%の得票を得た、というひとつの要件を満たしていただけの社会民主党、新党改革、まだ政党ですらなかった結党前のおおさか維新の会が討論に参加した事例もある。それどころか、新党改革に至っては、2%要件も失い、議員数が代表一人のみにもかかわらず、討論に参加していた前例もある。

何に忖度した結果、緩められたルールなのだろうか。摩訶不思議である。これだけの前例がありながら、2019年参議院選挙後に政党要件のいずれかを満たす政党を、国家の緊急事態における重要な局面で放送から締め出し、極端に不公正な出演のさせ方でお茶を濁すやりかたは、公共放送にあるまじき行為であり、許されるものではない。この件についておかしい、と感じる方は、ぜひNHKにあなたのご意見を届けていただきたい。

0570-066-066
https://www.nhk.or.jp/css/goiken/call_center.html
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4.山本太郎氏「コロナに打ち克った証としての五輪」は寝言でしかない(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f0bedced007b07082249dfb2f75978beb5f684e4

(関連)コロナ後手後手対応の元凶 これ以上の五輪固執は命取り(日刊ゲンダイ) 赤かぶ 
 http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/270.html
(関連)危ぶまれる東京大会 理想と理念を失い五輪持続の意義なし|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/283354
(関連)「#東京五輪の中止を求めます」拡散も…菅首相は「五輪を実現」と断言 森喜朗会長も「中止はできない」 強行の背景に2人の五輪買収疑惑|LITERA/リテラ
https://lite-ra.com/2021/01/post-5754.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push

小池百合子劇場に騙されるな。感情論を煽る「コロナ猿芝居」の情報操作 - まぐまぐニュース!
https://www.mag2.com/p/news/481029?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000001_wed&utm_campaign=mag_9999_0106&trflg=1

(未だにこんなタヌキ女に騙されて、牛のクソまんじゅうを食わされ、馬の小便酒を飲まされて喜ぶバカがいるのか!? 世界に誇る築地市場がどうなったか思い出してみろ、ボケ!:田中一郎)


5.(別添PDFファイル)「金」売却 苦肉の財源捻出、大学競争力向上へ10兆円基金(日経 2020.12.12)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODB073BS0X01C20A2000000

(一部抜粋)
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(中略)大学ファンドは政府の出資金と財政投融資を元手に4兆5千億円規模の基金を国立研究開発法人の科学技術振興機構(JST)の下に設け、2022年度から運用を始める。その後、大学から出資を募ったり、JST債を発行したりする。23年度にも10兆円規模に増やすという。運用益は世界的な研究開発や人事・経営改革に取り組んでいる大学に分配する仕組みだ。萩生田光一文部科学相は「大学の研究力強化を長期的な視点で安定的に支援する」と狙いを説明する。

市場の心配は、財務省が心配する財政規律以外の部分にある。一つは官の資金頼みを本当に脱却できるかだ。手本とするハーバード大は4・5兆円を株式やヘッジファンドで運用し、7%の利回りを確保する。原資の大半は寄付で集めた自己資金だ。政府は中期的に複数大学が約1000億円を出資し、いずれは大学出資だけで基金を運用する絵を描く。現実には寄付が少なく、資金力の乏しい日本の大学がどれだけ参加するかは未知数だ。国の資金が9割近くを占める構造は当面続く可能性がある。「財投は安全性が高いものに充てるのが前提で、リスク資産への大規模利用はおかしい」(野村証券の西川昌宏氏)との声も出る。
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(「資金運用」とかいう「バクチ」で儲けた金で大学での研究支援だそうだ。学業や研究などとは縁もゆかりもないようなゴロツキ・タカリ・クズ・カス・ゴミの政治家集団=自民党が考えるのはこの程度の話。考えたというよりは、ハーバード大学のまねごとをしたらどうかと誰かに助言されて飛びついただけの話だろう。情けないというか、、お粗末というか、ポン助野郎というか、この国の末期症状の1つだ。大学研究をカジノ資本主義の手にゆだねる=既に公的年金基金(GPIF)や日銀が先行してカジノ資本主義のバクチに手を出してにっちもさっちもいかなくなっているが、この「大学研究ファンド」はその金額規模から見て、「第三の無責任マネーゲームFUND」になるのは必定だ。税金でバクチをするな! ドアホ!(それにしても大学の教授どもからは異議も何にも出てこないのか、カネくれたら何でもやります屋、だから、しょうがねえ、ということか!? カネ貰う方も腐っとるもんな。:田中一郎)


6.アベスカ・スカスカ政治(アベスカ批判なら日刊ゲンダイです)
(1)(別添PDFファイル)菅政権「早期退陣論」を助長、自民党「地方選挙」の苦境続発(『選択 2021.1』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/20601
(2)「菅降ろし」の引き金? 下村政調会長「補選負けると政権大ダメージ」発言の波紋(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e39ef94f07883e7d587047e665b7315f7293a50a
(3)【菅義偉】解散“秋”は本音?菅首相「言い間違え」が与野党に臆測呼ぶ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283504
(4)<これはもう人災だ>「どの面下げて…」が国民感情 ステーキ首相が飲食店に〝死刑宣告〟(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/387.html
(5)首相「安倍氏は説明した」と擁護 「桜」前日の夕食会問題 - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト
 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1251912.html
(6)菅義偉首相の緊急事態宣言が遅れた言い訳がもはやホラー!「専門家と医療業界が年末年始に感染者が少なくなると考えたから」|LITERA/リテラ
https://lite-ra.com/2021/01/post-5757.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push

*【菅義偉】安倍政権から急増…国会答弁「答えは差し控える」の常習化|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283443

(「答えは差し控える」のではなく、権力を振り回してロクデモナイ政治をするのを「差し控えろ」! 自分たちの「存在悪」としての宿痾を自覚しろ!:田中一郎)
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「イジメ」「私的シゴキ」「リンチ」は、戦前・大日本帝国軍隊の「悪しき伝統」であり、とりわけ陸軍内部の新兵への暴力制裁は自殺者を出すほどだった。♪「兵隊さんはつらいのだよ、また寝て泣くのだよー」♪などという俗歌まであったくらいで、それは大日本帝国軍隊の建前や軍規に反して、ひどい実態が続いてた。しかし、そんな「文化と伝統」が、いまもなお自衛隊や防衛大学校の内部ではびこっていて、たくさんの自殺自衛官まで出しているというのに(一般公務員の倍の割合)、防衛省はこれを黙殺、逆に被害者を「訓練に耐えられない弱い隊員」などとして切り捨てるトンデモ人事マネジメントを継続して居直っている。信じがたい話である。自殺した自衛官の遺族らが、防衛省に対して真相究明などを求めても、調査結果は「海苔弁当」の真っ黒けの文書しか公開しないし、抗議する被害者や遺族に対しては、その場限りのテキトーで慇懃無礼な言葉を繰り返すだけで、ちっとも事態は改善されないし、真相もわからない。

また、許しがたいことに、その自殺の原因となった「イジメ」「私的シゴキ」「リンチ」を行った加害者や、見て見ぬふりをした上官・教官が誰なのかもわからぬまま、闇から闇へと葬り去られているのである。そして、彼ら防衛省・自衛隊・防衛大学の「本音」は、被害者や遺族らが損害賠償裁判を提訴した時に、露骨に赤裸々に現れてくるのである。もはやかような理不尽は看過するわけにはいかない。国会議員は、この問題を徹底して国会で追及をしてほしいし、また、さまざまな街宣活動や宣伝を通じて、このことを広く有権者・国民に知らせていただきたい。こんな軍隊が、こんな自衛隊が、国を守るなど、ちゃんちゃらおかしいし、いざという時には、まともな仕事もできないであろうことを推測させる。

以下、今般、被害者(幸いにして自殺などせず、勇気をもって告発・損害賠償裁判に立ち上がった)が裁判で加害者=防衛省・自衛隊・防衛大学に完全勝訴した事例をご紹介し、この問題で私が発信した簡単なコメントも付記しておきます。ご参考になれば幸いです。また、併せて昨今の「戦争する国 絶対反対!」関連の情報も若干くっつけておきますので、ご覧いただけましたら幸いです。

防衛大いじめ 元学生逆転勝訴 国に268万円賠償命令 福岡高裁判決 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20201209/k00/00m/040/186000c

(関連)防大いじめ訴訟、国が上告断念 高裁で逆転敗訴「再発防止に努める」(毎日新聞)
 https://mainichi.jp/articles/20201223/k00/00m/040/194000c

(田中一郎コメント)
 賠償金額に大いに不満は残るけれども、一応、原告が勝訴し、かろうじて被害者の基本的人権と日本の社会正義は守られることとなった。それにしても、一審地裁で原告・被害者を敗訴させた裁判官を「弾劾裁判」にかけて有罪としたうえで、日本の司法から追放せよ! こんな馬鹿野郎がいるから、日本の裁判所はいつまでたっても有権者・国民のために仕事が出来ず、また、信頼を得ることもできない。日本の司法・裁判所は叩き直す必要がある。

(関連)(報告)(11.12)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-63dc76.html

(関連)(報告)(11.17)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-da08b2.html


◆クローズアップ現代+「相次ぐ“自衛官の自殺”▽自衛隊の内部で何が?徹底取材」 0310 202101062200 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x7yiu68
 https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/WV5PLY8R43/

(私が発信したメール:転送&一部加筆修正)
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クローズアップ現代の番組をたった今、見終わりました。正直申し上げて歯切れの悪い番組で、ゲストの柳沢協二氏(元防衛庁人事教育局長)もやはり歯切れが悪いままで、自己満足的な発言しかできていなかったように思います。NHKというか、マスコミというか、今のTVというか、そういうものの限界が、この程度の放送なのかもしれません。

現場はもっとひどい状態なのではありませんか? ちゃんと調べれば、もっと悲惨でひどい事例もあって、それを放送することも可能だったのではないかと思えてなりません。その意味ではNHKもまた、自衛官自殺事件の真相の隠蔽共犯者でもあると言えるでしょう。実際、少し前にはTVで、自殺した自衛隊員の親御さんが元自衛隊員で、そこに詫びに来た自衛隊の人間に対して激しい怒りをぶつけていた放送も見たことがあります。親御さんは自衛隊を定年退職した人ですから、自衛隊のことを十分すぎるくらいに知っているので、詫びに来た自衛隊の人間もウソを言っても通用しないので、絶句していました。

しかし、自衛隊はその後もちっとも変っていません。それどころか、どんどん不祥事を隠すようになり、マスコミもそれを社会正義の観点から告発するような番組を放送したり報道したりしなくなり、被害者が闇から闇へと消されていく、そんな事態になっているようです。こんな軍隊は、いざ本番の有事となれば、ロクなことをしませんよ。かつての大日本帝国軍隊が中国大陸その他の占領地域で何をしてきたか、思い出してみればいいと思います。おそらく、今の自衛隊もまた、そうしたことをくり返すのではないかと懸念されます。

番組でやっていた「研修」など、ほとんど何の役にも立たないだろうと、私は思います。一応、対策らしきものを「やってまっせ」の組織的アリバイ行為ではないかと推測します。自衛隊内部の「イジメ」「私的シゴキ」「リンチ」をなくすというのが本当に組織としての最重要事項になっているのなら、本気でやる気があるというのなら、もっと別のやり方をしなければいけない。

特に肝心な点は、
(1)入隊時に「イジメ」「私的シゴキ」「リンチ」は違法行為であり、自分がされても、他人がされているのを見ても、「○○」にこっそり言いに来い、ということを徹底し、誰が言いに来たかは断固として秘密にする、

(2)自殺のみならず、その一歩手前の自傷行為やケンカやもめごとがあった場合も、人事異動(加害者と被害者両方を異動させる)も含めて慎重に対応し、特に管理職クラスや上官クラスの管理責任を、降格処分までを含む罰則付きで「処分」する、というペナルティも用意しておかなければいけません、

(3)ドイツのようにオンブズマンを派遣することも一方法ですが、同時並行で、「イジメ」「私的シゴキ」「リンチ」をあぶりだすようなさまざまな仕掛けも必要だと思います、

(4)ことの仔細を全部隊に明らかにして加害者を厳しく処断し、かつ、再発防止を徹底する=「イジメ」「私的シゴキ」「リンチ」は自衛隊内部における最悪の悪事=犯罪だということを徹底すること(自衛隊・防衛大学・防衛省の組織文化を変える)、などです。自衛隊内の厳しい規律と、自衛隊員個々人の基本的人権や人格の尊厳は、両立させられなければいけません。NHKクローズアップ現代の放送の中で、同じことをドイツ人の女性が発言しています。

そして、自殺を含む不祥事を出した組織のトップは、降格される形で更迭されるべきでしょう。1人の人間の命は「重いのだ」ということを、自衛隊組織の中で徹底しなければいけません。処分はその証です。

今の防衛省・自衛隊・防衛大学は、こうしたことをしていない=つまり、「イジメ」「私的シゴキ」「リンチ」は黙認・黙殺する、それでやられる隊員は弱い隊員として排除してもいい、という、とんでもない低レベルの人事思想を未だに維持しているということではないかと思います。組織マネジメントがなっていない、のみならず、人間失格ですよ!

私は、今の自衛隊の在り方に断固として反対しています。自衛隊は自衛の軍隊どころではなく、アメリカの手下となって海外に侵略行為を働く「アメリカの二軍・雑用係」的な組織に成り下がったトンデモ隊と見ています。特に幹部クラスの総入れ替えや、隊内部の文化を抜本転換しなければいけません。民主主義教育や日本国憲法の精神も叩きこむ必要があります。現状では、自衛隊の文化が戦前と「連続形」になっているのです。日本の自衛隊組織も、防衛省も、防衛大学校も、かなりの程度までおかしくなっていて、人事マネジメントもしっかりできなくなっているということなのだと思います。

私としては、今の自衛隊の不祥事やロクでもない振る舞いをどんどん世の中へ向けて明らかにして、こんな組織には就職などしてはいけない・やめたほうがいい、ということをPRしていきたいと考えています。こんなひどい組織で「イジメ」「私的シゴキ」「リンチ」を受けながら、日本の平和や防衛・安全保障とは無関係な、広く海外の日本から遠く離れた場所で、アメリカによるアメリカのための戦争に駆り出され、命を落としたり傷ついたりすることは、あまりに理不尽であり残念なことです。やめましょう。自分の命や生活を大切にしましょう。

日本国憲法第9条:戦争放棄
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
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昨今の「戦争する国 絶対反対!」関連の情報

 <別添PDFファイル>
(1)(広告)暴力は失敗する(日経 2021.1.6)
(2)(パンフ)立川基地「防災基地」から軍事基地へ(立川自衛隊監視テント村 2020.12)
(3)(賛同のお願い)宗教者共同声明:戦没者の遺骨が含まれている土砂を辺野古新基地建設に使わせてはなりません(2020.12.10)
(4)無人戦闘機2035年配備、有人機と一体運用 防衛省方針(日経 20201.1.1)
(5)「からゆきさん」見た地獄、60年前の証言テープ発見、汚物にまみれ密航/1日に客49人(毎日 2020.12.30)
(6)「民間人」が見た戦地(4)インドネシア人の陸軍元兵補、殴打され服は麻袋 個人補償なく問題今も(毎日 2020.12.30)


1.(別添PDFファイル)(広告)暴力は失敗する(日経 2021.1.6)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001102.000005069.html
ダウンロード - efbc88e5ba83e5918aefbc89e69ab4e58a9be381afe5a4b1e69597e38199e3828befbc88e697a5e7b58c202021.1.6efbc89.pdf

(少なくとも誰が出した広告なのかはわかるようにしておくべきです。実物は無記名のままでした。また、暴力に反対はもちろん異議などありませんが、しかし、その暴力が権力側の理不尽な暴力なのか、それとも広範な人々の自然発生的なやむを得ぬ抵抗なのかは、キチンと区別して認識する訓練をしておく必要があります。今日の「スターリンのブタ」(*)どもに支配され翻弄される香港や中共中国など、世界には現在進行形の「権力による理不尽な暴力」が横行しています。それに対して無関心のまま「暴力反対」は欺瞞です。:田中一郎)

(*参考)「スターリンのブタ」とジョージオーウェルの小説「アニマルファーム」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9%E8%BE%B2%E5%A0%B4
 https://www.youtube.com/watch?v=cGzRf0Ow1qU


2.(別添PDFファイル)(パンフ)立川基地「防災基地」から軍事基地へ(立川自衛隊監視テント村 2020.12)
http://tentomura.web.fc2.com/
ダウンロード - efbc88e38391e383b3e38395efbc89e7ab8be5b79de59fbae59cb0e3808ce998b2e781bde59fbae59cb0e3808de3818be38289e8bb8de4ba8be59fbae59cb0e381b8efbc88e7ab8be5b79de887aae8a19be99a8ae79ba3e8a696e38386e383b3e38388e69d91efbc89.pdf

(関連)陸自立川駐屯地ヘリ着陸に失敗 住宅地隣接 市民に不安、怒り:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/25622


3.(別添PDFファイル)(賛同のお願い)宗教者共同声明:戦没者の遺骨が含まれている土砂を辺野古新基地建設に使わせてはなりません(2020.12.10)
 https://www.shukyosha9jonowa.org/news/yobikake_201210_1.pdf

(関連)キャンペーン · 内閣総理大臣 菅義偉殿- 「戦没者の遺骨が含まれている土砂を辺野古新基地建設に使わせてはなりません」 · Change.org
 https://bit.ly/3pXOupm
(関連)新年特別号紙面:戦没者の遺骨が含まれる土砂を辺野古新基地建設に使うな 宗教者らが共同声明 – クリスチャン新聞オンライン
 https://xn--pckuay0l6a7c1910dfvzb.com/?p=29889

*201210 「戦没者の遺骨が混じった土砂を辺野古新基地建設に使わせてはなりません」宗教者 共同声明 発表 記者会見 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=HYVK3FBqHrw


4.無人戦闘機2035年配備、有人機と一体運用 防衛省方針(日経 20201.1.1)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE241DB0U0A221C2000000

(SF映画「ターミネーター」と似たような情勢になってきました。戦争はWARゲームではありません。無人戦闘機にAIをつけて人を殺すなど、考えただけでもぞっとします。AIの戦争への利用を止める国際協定の実現へ向けて、日本は平和国家として先頭に立つべきです。:田中一郎)

(参考)映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』REV-9&グレース キャラクター映像 11月8日(金)公開 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=zrlXl6Ecw1w


5.沖縄戦、32軍司令部に「特殊軍属」 留守名簿に記載 本土の女性ら動員、識者「慰安婦」と指摘 - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1252064.html

(関連)<社説>第32軍留守名簿 軍の罪と責任鮮明にした - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト
 https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1252014.html
(関連)[日本語]日本軍'慰安婦'損害賠償訴訟について - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=GsRxRLtqEOk&feature=share&fbclid=IwAR07fr903JRdPK0TF-YHxZ1Ox4FYKuMhHijC3yJPOQlf7X22Q8nwHjbDtCY

(関連)(別添PDFファイル)「からゆきさん」見た地獄、60年前の証言テープ発見、汚物にまみれ密航/1日に客49人(毎日 2020.12.30)
 https://mainichi.jp/articles/20201230/ddm/041/040/051000c

(関連)「からゆきさん」の悲劇を伝える 南島原市「口之津歴史民俗資料館」 - 長崎県 - LINEトラベルjp 旅行ガイド
 https://www.travel.co.jp/guide/article/26851/
 https://tabinaga.jp/column/view.php?category=5&hid=20140226202514&offset=1

(長崎県の島原半島の南端の小さな港町に、このような記念館があるのには驚きました。島原半島を一周旅行している時に見つけた記念館です:田中一郎)


6.「民間人」が見た戦地(4)インドネシア人の陸軍元兵補、殴打され服は麻袋 個人補償なく問題今も(毎日 2020.12.30)
 https://mainichi.jp/articles/20201230/ddm/012/040/068000c

(今日の防衛省・自衛隊・防衛大学と「そっくり」です。かようなことをしていて「大東亜共栄圏」だなどと、ちゃんちゃらおかしいのです。アジアの人々はかつての大日本帝国を許していないということを、我々日本人は肝に銘じるべきでしょう。それが自覚できないような人間のゴミ・クズ・カスを国会議員や地方議員にしてはいけないのです。:田中一郎)


7.731部隊
(1)20201205 UPLAN【前半・PART】 西里扶甬子「生物戦部隊731研究の現在地~今を生きる日本人が知るべきこと」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=NKBHk9tqp0Y

(2)20201205 UPLAN【後半・PART】 西里扶甬子「生物戦部隊731研究の現在地~今を生きる日本人が知るべきこと」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=6GX7ZAvEeQg


8.20201212 UPLAN 加藤哲郎「ゾルゲ事件」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=EAclpuJ8E9I


9.映画『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』公式サイト
 https://unitedpeople.jp/shadow/

(関連)上映情報 – 映画『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』公式サイト
 https://unitedpeople.jp/shadow/theater


 <関連サイト>
(1)《独自》「核の傘」日米共同声明に明記へ 首脳会談に向け、政府調整(産経新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9648c27e7e01b7317f6fa00f561fb5411e0458c9
(2)「イージス・システム搭載艦」は本当にベストな選択か? イージス・アショア代替問題(乗りものニュース) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/dc8166789fec812815ba7ffb7d353a0ef2f48b06
(3)「つかみ金乱発」「使途拡大」防衛マネー、国会で過去にも問題視|【西日本新聞ニュース】
 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/678775/
(4)軍用機が超低空飛行 米軍機か、座間味で目撃(琉球新報) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/54ab5a9d348751b0f2dd91b4e1251f8800382820
(5)現在の核兵器は広島・長崎の1千倍以上 核兵器禁止条約の発効で「絶対悪」のルールを AERA dot.
 https://dot.asahi.com/aera/2020122100030.html
(6)住宅団地のはずが米軍住宅に…住民複雑 山口県岩国の愛宕山開発完了へ(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/428b5f57f0fae8692f1ed64e708d8618999e3347
(7)馬毛島 自衛隊基地整備めぐり25項目 市民団体が防衛省に質問状(KKB鹿児島放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fd7dd283893dacec021b33d59877bec6151599a9
(8)米軍機容認で給食費丸抱え 岩国への“土産”「菅氏がゴーサイン」|【西日本新聞ニュース】
 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/678773/

*年のはじめに考える 民主主義が死ぬ前に:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/78262?rct=editorial

(「権力が正しさを決めるな」よりも「権力に正しさを決めてもらおうとするな!」です。:田中一郎)
草々 

2021年1月 5日 (火)

「日本共産党の政権参画に向けた課題を分析する(上・下) - 田中信一郎|論座」をめぐって

前略,田中一郎です。


◆「日本共産党の政権参画に向けた課題を分析する(上・下) - 田中信一郎|論座」
(上)https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020122900001.html
(下)https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020122900002.html?page=1

私とよく似た名前の人が書いた
興味深いサイトを見つけました。
ご覧になってみてください。
私の考えは下記の通りです。
前半は反対、後半は賛成=その通り、だと思います。


(1)3.11福島第1原発事故以降の共産党を高く評価
 既に何度か申し上げてきたように、私は3.11福島第1原発事故以降の共産党の動きを高く評価している。それまでの原子力の平和利用路線をきっぱりと捨て去り、原発・核燃料サイクル施設の即時廃棄=原発ゼロ方針を打ち出したこと、アベ戦争法が強行採決されて以降は立憲民主党とともに立憲主義と「市民と野党の共闘」を高く掲げ、その先頭に立ってきたこと、またその他の政治的諸問題においても、共産党の国会議員や地方議員はよく頑張っていて、私は既成政党の中では共産党がもっともまともだと、今のところ見ている。私の地元、東京都北区でもしかりで、生活相談や脱原発など、日々の活動もしっかりしている。共産党を「好き嫌い」だけで判断して「嫌いだからダメ」式に動いている市民運動・社会運動の参加者もいるけれど、その行動様式は、戦前のアカ呼ばわりや、自民党後援会・自民党支持層の行動様式とほとんど変わらず、まるで「AKB総選挙」然としたふるまいであることを自覚すべきである。世直しを実現せんとする時に、好き嫌いが最優先の判断基準になっているようでは、お話にならない。

しかし、他方で、共産党に問題がないわけではない。ないどころか、3.11以前の共産党については問題だらけと言ってもよく、しかも党としての無謬性を誇るようなところが強く感じられるため、年配者の中には共産党のその組織体質を忌み嫌う人も少なくない。今回、このサイトに書かれている「組織の問題」もそのひとつであり、また、最近の事例で申し上げれば、福島第一原発事故で浮かび上がった放射線被曝の危険性に対する見解の問題がある(党の中が2つに割れている様子がうかがえる)。ただ、こうした過去のさまざまなことや、当面現在進行形の問題は、「市民と野党の共闘」を成功させてホンモノの政権交代(形だけの政権交代=ニセモノ政権交代=2009年民主党政権のようなものは、今度は絶対にダメ、それをやったら、その後に、もっとグロテスクな、アベスガ政権以上に危険な反動政権が成立してくる危険性が高い)を実現させるための障害物にしてはいけない。こうした問題に慎重にうまく対応していくことが、当面は重要で、言い換えれば、小異を捨てずに大同に付き、見解の相違は早期に決着をつけるのではなく、辛抱強く検討を続け、そして自分が願う政策の実現率は60%(2/3)程度でしんぼうする、という「妥協的態度」=政治性・政治力が必要だろうと私は考えている。(それが嫌な人は「市民と野党の共闘」の外側にいて、「市民と野党の共闘」も含めて、既存の政治勢力による政治の展開に対して批判を続ければいい。私はそれはそれで存在意義があると思っている。)(それから、共産党の名誉のために申し上げておけば、3.11以前、特にバブル崩壊と細川護煕似非改革政権成立以降の共産党は、一部の社会党議員や無所属議員らとともに、既に腐敗を極めていた自民党など他の政党や政治勢力に比べればずっとずっとマトモであったのであって、決して「悪の帝国」のソ連共産党や東欧諸国の共産党のような政党ではなかったことも申し上げておく)


(2)前半:共産党は安保条約と自衛隊について、党の見解を転換すべきである=反対
 政権に参加するのなら安保と自衛隊についての従来の党の見解を転換せよと、まるで共産党に「踏み絵」を踏ませるような主張がなされている。これは事実上、共産党にも1990年代の社会党・村山政権のようにしろ、と言っているのと同じで、それはそのまま同じ失敗につながるだけ。私はまったく逆にとらえていて、共産党が戦後一貫して貫いてきた安保解消・自衛隊違憲の主張を撤回したり転換したりするのではなく、それを「棚上げ」にしてでも、アベスガ政権又はその後の自公暴走政治を止めるべく、立憲野党で一致協力すると打ち出し、「市民と野党の共闘」の先頭に立っている、それを高く評価している。よくぞ「棚上げ」「新政権=内閣には安保・自衛隊の自党の主張を持ち込まない」と無念の妥協をして、政権交代に協力する方針を取ってくれたと、絶賛したいくらいである。昔々、宮本顕治(共産党TOP)が現役の頃・生きていた頃では考えられなかったようなことである。私があまり信用をしていないジャーナリストの田原総一朗は『サンデー毎日』での志位和夫共産党委員長との対談の中で「野党の中では共産党が最も柔軟」とほめていた。私もそう思う。

実際問題として、今の自公政権を相手に、立憲民主党勢力と共産党勢力が、安保は破棄かそうでないか、自衛隊は合憲か違憲か、で論争したり争ったりしてみても、政治的には無意味どころかマイナスでしかない。そもそも安保も自衛隊も、その本当のこと=その実態がほとんどの国民に伝わっておらず、日本の有権者・国民は、外交も含めて、自国の安全保障や軍備、あるいは対米関係について、きちんと考えたこともなく、考えようともしていない。そんな中で、野党や一部の有識者だけで、安保や自衛隊について、ああでもない・こうでもない、と言っていても何も始まらない。議論のための議論、あるいは共産党を政権から排除するための道具にしかならず、論争すればするだけ、自公政権や維新の側から、「市民と野党の共闘」内部の不一致を突かれ、政権担当能力がない勢力と批判されるタネを提供するようなもの。やってはいけないことである。そんな中、共産党が一歩引いて「棚上げ」論を展開し、安保・自衛隊の問題では立憲民主党とともに、違憲のアベ政権戦争法制は即時破棄で一致した、それだけで十分である。仮に政権交代がなり、共産党が入閣して、安保や自衛隊の存続を前提として政策決定がなされ、それに共産党が反対をしなかったからと言って、直ちにそれが問題になるわけではない。立憲民主党も、対米隷属の日米安保でいいとは言っていないので、日米対等関係になるような方向性の中で、一歩一歩改善が進むのなら、共産党はそれでいい、と言ってくれるものと信じている。

そして、願わくば、共産党には、当分の間は、その「棚上げ」を続けていてほしいと思う。何故なら、ホンモノの政権交代を実現するためには、新政権は持続可能型で長期政権でなければいけないからだ。そしてその改革政権が、多くの有権者・国民に「これが有権者・国民のためのホンモノの政治です」というものを継続して見せてくれた時、自民党や維新、そして公明党などは、もはや政治勢力としては、圧倒的多数の有権者・国民から相手にされなくなり(一部のアホだけが支持する)、日本の政治は不可逆的に変わる。私はこの、自民党・維新・公明をほぼ政治勢力として、取るに足らぬ程度まで撲滅できた段階まで、安保・自衛隊の「そもそも論」は「棚上げ」にし、その状態で、日本の政治を極限にまで有権者・国民のためのものにしてほしいと願っている。そしてそれは、立憲民主党が心を入れ替えて共産党と本気で連立政権をやっていく覚悟を決めればできることであって、共産党がかつての社会党のような無様な真似をしなければいけないということではない。(むしろ連立政権の成立如何の問題は、共産党ではなくて、「市民と野党の共闘」の総大将である立憲民主党=とりわけ現執行部にあるのであって、枝野幸男・福山哲郎らとそのトリマキ幹部たちの覚悟のなさ・中途半端さ・展望力も政治力も判断力も乏しい、ところにこそ、ある。物事を見誤ってはいけない。ここでも、ものごとは、政党のスキキライの問題ではないのである)

自公維新が壊滅的な状態となり、ホンモノの政治とはどういうものかが有権者・国民に現実のものとして理解された時(理屈ではなくて)、共産党はあらためてそこで安保と自衛隊の問題を提出し、政治的に成長し成熟した多数の有権者・国民と、日本の進むべき外交や安全保障について議論してほしいと思っている。その時まで、我慢をお願いしたい。このサイトの著者のように、共産党は他党に比べて、書いたものに対して誠実である、というのなら、なおさら共産党に踏み絵を踏ませるようなことは不要だろうし、他の党とのバランス論から言ってもおかしな話である。共産党を安保・自衛隊論で攻めるよりも、たとえば政権党である自民党のTPPに反対という明々白々の公約違反こそを徹底的に叩くべきではないか。2009年民主党政権の背信行為などについても同様だ。


(3)上記の系:北方領土問題=これもおかしな議論だ
 「他にも、現実との調整が丁寧になされている内政と比べ、外交・安全保障では検討の不十分さが目につく。例えば、綱領で「国連憲章に規定された平和の国際秩序を擁護し、この秩序を侵犯・破壊するいかなる覇権主義的な企てにも反対」としつつも「千島列島と歯舞群島・色丹島の返還をめざす」と書いているのは矛盾である。日本政府は、千島列島の領有権をサンフランシスコ平和条約に伴って放棄しており、それを国際社会に要求することは、国連憲章第107条に抵触する。」(田中信一郎)

まず、色丹島は微妙ながら、歯舞諸島は千島列島には入らない、旧ソ連やロシアの歯舞諸島占拠は国際法に違反する不当なもの、そして千島列島も、もともとは全島が日本固有の領土であり、これは第二次世界大戦の末期に米ルーズベルトとソ連スターリンがヤルタで密約を結び、ソ連が対日参戦をするのなら千島をソ連に譲る、などと、これまた国際法違反で、かつ連合国全体の方針=領土的野心は持たない・領土侵略はしない、という基本方針から大きく逸脱したものだったこと、ここに根本問題がある。共産党はそれを問題にしているのであって、その考え方は正論だ。サンフランシスコ条約は、この千島領土問題で言えば、戦勝国が暴力的に日本から領土を奪う条約を、当時の日本の主権回復と引き換えに押し付けたのであって、それ自体が不当。今の国際情勢の中で千島全島を返還せよ、というのがどこまで通用するかはともかく、論理的には、千島全島返還論が正論である。もちろん、共産党は、野党連立政権に参加した場合には、こうした北方領土のそもそも論を政権内に持ち込むことはなく、これも「棚上げ」してくれるだろうと私は見ている。ただ、現段階で、綱領に書いてあること自体は私は問題はないと思う。


(4)共産党の政権参画に向けた最大の課題は組織にある=賛成、その通り
 下記に一部抜粋をしておきますが、私の考えとサイトの文章はおおむね一致します。まさにその通りで、共産党は「民主集中制」というレーニン主義的な党組織論からそろそろ脱皮しなければいけません。少なくとも政権参加するならです。共産党規約の「党の諸決定を自覚的に実行する」はともかく、「党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない」は、現代市民社会・民主主義政治体制下の政党としては、ご冗談でしょう! という内容で、こんなことをしていたら、共産党という組織は今後未来に向かって、どんどん小さく非力になっていきますよと、申し上げなければいけません。鉄の団結は20世紀型の革命政党にとっては重要なテーゼであっても、現代市民社会の民主主義政治の下では、むしろマイナスであることに早く気が付いてほしい。そして、この延長上に、同じく「党内に派閥・分派はつくらない」「意見がちがうことによって、組織的な排除をおこなってはならない」という相矛盾する規約が存在している。サイトの著者である田中信一郎氏が言うように、この規約の内容は、政権参加した共産党が政権崩壊の、あるいは政権離脱のタネになりかねない問題であり、更に言えば、共産党の今後の発展や党勢拡大のためにも、決してプラスにはならない、ということである。共産党には、複雑な現代社会の民主主義政治政党として、多様な考え方を可能な限り尊重し、自由闊達で活力のある「使命共同体」としての政党へと成長していただきたいと願うものである。

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略) 共産党の組織は、できる限り属人性を排し、論理的かつ計画的に運営する方向で形成されている。規約は「民主集中制を組織の原則」とし、具体的には「意思決定は、民主的な議論をつくし、最終的には多数決で決める」「決定されたことは、みんなでその実行にあたる。行動の統一は、国民にたいする公党としての責任である」「すべての指導機関は、選挙によってつくられる」「党内に派閥・分派はつくらない」「意見がちがうことによって、組織的な排除をおこなってはならない」としている。とりわけ、「党内に派閥・分派はつくらない」とすることで、役職に基づかない有力者の出現を抑制している。役職と影響力が必ずしも一致しない、派閥政治の自民党とは真逆である。

一方、議院内閣制は属人性を前提としている。内閣に入る政治家が、その人格・識見を最大限に発揮して、内閣を運営することが期待されている。彼ら・彼女らが、それにふさわしいのかチェックする責任が国会にあり、ふさわしくなければ不信任することが期待されている。

内閣の実務においても、民意を反映させようとするほど、内閣の一員である政治家の力量が問われる。内閣の運営方法は、形式として存在するものは儀式に近く、実際にはほとんど政治家の属人性に依存している。閣僚委員会の設置のように、ある程度は制度化できるものの、内閣内部の信頼関係に依存する面が大きく、完全には難しい。

連立与党内での意思形成においても、同様の問題が発生する。野党のときと比べものにならないくらい、与党では様々な事柄について意思形成が求められる。それも突発的に発生したり、急いで決めなければならなかったりと、機動性も求められる。

そうなると、大臣や議員である党員は、党の判断をあおぐ間もないまま、自らの責任で微妙な判断を迫られるようになる。特に、内閣・行政の内部においては、メンバーシップが極めて重視され、大臣、副大臣、大臣政務官は、外部から一切の助けを得ずに、困難な判断や交渉しなければならない局面がある。大臣秘書官として党から連絡役を送り込んでも、閣僚間の折衝や外交交渉など、決定的な局面では陪席すら難しく、ましてや発言や助言はできない。

内閣に入った党員に対して、党が予め白紙委任をしていれば問題はなかろうが、現在の組織文化からすると難しいのではないか。例えば、規約の「党の諸決定を自覚的に実行する」「党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない」という党員の義務が、大臣としてのギリギリの判断や交渉に関して、抵触するおそれがある。こうした問題は、自民党や立憲民主党では起きがたい。党運営に属人性が織り込まれ、入閣しての属人性も暗黙の了解事項となっているからだ。自民党に至っては、常設の最高意思決定機関である総務会が、派閥代表で実質的に構成されるほどだ。

共産党の望む「民主主義的な改革」を実現できる政権では、政権内での信頼関係を維持することが不可欠となるが、形式の決定者と実際の決定者が異なる人事配置は、それを決定的に損なう。かつての民主党政権では、そのことに伴う政権内での相互不信の増大が、政権の崩壊に直結した。共産党から内閣に入った政治家には裁量がなく、すべて党にお伺いを立てているという状態では、政権内での信頼関係が維持されないだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

みなさまはどうお考えになられますか?
特にこのメールをご覧になった共産党のみなさまには、是非、活発で建設的な議論をお願いしたい。
草々

2021年1月 2日 (土)

4つあります:(1)落合栄一郎さんから(カナダ在住科学者)(2)オーフス条約(3)白井聡時事評論「社会は存在しない」(4)水蒸気爆発とセレナプロジェクト(伊方原発広島訴訟)他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(イベント情報)(チラシ)(2.6)放射能被ばくの現状と山下俊一尋問の再現(脱被ばく実現ネット)
 https://bit.ly/3b1MI2i

(関連)「脱被ばく実現ネット」
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/
(関連)「子ども脱被ばく裁判」
 http://datsuhibaku.blogspot.com/
 http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.com/

(「脱被ばく実現ネット」が支援する「子ども脱被ばく裁判」の判決が来年3月1日、福島地裁で出ます。ご注目ください:田中一郎)


2.終わりのない原子力災害│PARC NPO法人アジア太平洋資料センター
 http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/311.html

(関連)オンライン視聴が可能な作品一覧│PARC NPO法人アジア太平洋資料センター
 http://www.parc-jp.org/video/onlineichiran.html
(関連)PARCオンライン - コロナ禍人権侵害を許さない-労働者支援のためのカンパのお願い
 https://ssl.parc-jp.org/e/html/products/detail.php?product_id=143


3.TieLabs HomePage - level7
 https://level7online.jp/

(貴重なサイトですので、時折ご覧ください)


4.(メール転送です)【あさこはうすに支援をお願いします】
 「あさこはうす」がピンチということを、類子さんが「反貧困ネットワーク」の瀬戸さんから聞いて、一昨日、類子さん、十三子さん、私でカンパと食料を送ったところ、昨晩届いたと電話がありました。今年に入ってコロナのため、ボランティアが一人も来なくなり、お金や食料、水、犬猫の餌にも大変困っているから、とても助かったとのこと、ネットが使いこなせないため発信ができない、車がないので買い物は歩いて30分かかるが買うことはできるとのことでした。

このことが全国に伝わっているのかと思っていましたが、伝わっていないように思いましたので、みなさんにもお知らせし、支援をお願いします。昆布やわかめなどの通販を行って活動費などに充てていたが、今年は申し込みが少なかったとのことです。通販のチラシも載せましたので、海産物の注文があればお願いします。

★あさこはうす 熊谷厚子さん
〒039-4602 青森県下北郡大間町字小奥戸396 あさこはうす
携帯:090-9528-4168
Eメール:asakohouse1016@gmail.com
通販代金/カンパ送り先:
     ゆうちょ 02760-3-66063
     銀行振込 二七九 当座 0066063


5.東電福島復興本社・大倉代表「風評に適切な賠償したい」汚染処理水処分 毎日新聞)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/31d415fb537c4eb9d75c55d9b95d4be0415643d7

(自分たちで問題のタネをバラ撒いておいて、よくもかようなことを言うておるものだ。「最後はカネメでしょ」(石原伸晃:自民党)と同じ態度で、福島県民や漁業者、有権者・国民をバカにしているのではないか。福島第1原発事故の前も後も、このロクでもない会社の姿勢に変化はない。そもそも原発被害者に対する損害賠償・補償は全くと言っていいほど終わっとらんぞ。まずは居住地を離れて避難をしている方々に対して、住宅の提供と職業あっせんをきちんとやったらどうだ! 東京電力の態度は、とてもあの大事故の加害者のものとは思えないような慇懃無礼で「口先だけ」の不誠実極まるもの、許しがたい。:田中一郎)


6.(別添PDFファイル)(パンフ)立川基地「防災基地」から軍事基地へ(立川自衛隊監視テント村 2020.12)
http://tentomura.web.fc2.com/index.html
ダウンロード - efbc88e38391e383b3e38395efbc89e7ab8be5b79de59fbae59cb0e3808ce998b2e781bde59fbae59cb0e3808de3818be38289e8bb8de4ba8be59fbae59cb0e381b8efbc88e79ba3e8a696e38386e383b3e38388e69d91efbc89.pdf


7.政権の支持率急落 “3つの壁”とは…解散はいつ?(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a159d5b69368869ec84b767a16edde289d187156

(関連)【菅政権】菅政権の支持率は危険水域に 総選挙前の政権交代に現実味|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283351
(関連)(社説)「1強」の終わり 危機に立ちすくむ強権政治:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14749984.html
(関連)(別添PDFファイル)おじさん政治の終焉(三木義一 東京 2020.12.31)
 https://bit.ly/38TlPe3
(関連)(別添PDFファイル)言い訳の仕方(斎藤美奈子 東京 2020.12.30)
 https://twitter.com/shinsato0130/status/1344041759421026305
(関連)政局は解散がらみ 菅首相で選挙なら自民安定多数割れ必至|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283357
(関連)【立憲民主党】野党は「だらしない」脱却へ 乾坤一擲の大勝負を懸ける年|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283356

満天下にさらされたデタラメ 安倍菅コンビはもう逃げ切れない(2020年12月26日配信『日刊ゲンダイ』) - 障害福祉&政治・社会・平和問題ニュースサイト
 https://gogotamu2019.blog.fc2.com/blog-entry-19067.html

*日刊IWJガイド「2020年大晦日東京都の新規感染者が1337人でついに初の千人超え! 全国では4千人超え! 年末年始に感染爆発の日本列島!その責任は過ったPCR検査抑制政策を続ける菅政権にあり! 2021年は菅政権に政策転換させるべく 、国民が決起
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48045
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新年明けましておめでとうございます。
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

1.落合栄一郎さんから(カナダ在住科学者)
 是非ご覧ください。わかりやすく書かれています。

(1)Vancouver Save Article 9- 気候変動と原発
 http://vsa9.blogspot.com/2020/08/blog-post.html

(2)Vancouver Save Article 9- 放射線って危険、どうしてなの?
 http://vsa9.blogspot.com/2020/10/blog-post_29.html


2.(必読)水蒸気爆発とセレナプロジェクト(伊方原発広島訴訟 2020.12)
 https://saiban.hiroshima-net.org/pdf/honso/jyunbi_32.pdf

(関連)準備書32「水蒸気爆発とセレナプロジェクト」:伊方原発運転差止広島裁判-本訴(2020.12)
 https://saiban.hiroshima-net.org/honso/20_20201014.html

(田中一郎コメント)
 裁判言葉で読みにくい文章ですが、内容は一読に値します(日本の法曹界もいい加減、こういう文章を書くのをやめたらどうかと思う。日本の司法は裁判所も検察も弁護士も市民のためにあるのではない実態と本音が、こうした裁判関連の文章の分かりにくさによく現れている。少なくとも自分たちの世界だけでしか通用しないようなジャーゴンはやめることだ)。話の大筋は、原発反対勢力ではないOECDが原発における水蒸気爆発の危険性を懸念し(3000度以上に熱せられた溶融炉心が圧力容器の下に置かれている水のプールに落ちた時に大爆発を起こす危険性のこと=高温に熱せられた金属塊などを水に入れると大爆発をすることはよく知られていて、製鉄の高炉工場などでは水は厳禁とされている)、「セレナプロジェクト」という組織を長期間にわたって立ち上げ、調査検討や研究が進む段階に応じて合計4回のレポートを公表したというもの。そこには、一部の実験では水蒸気爆発が起きなかった・起きても大したことはなかったとされるが、しかし、それは安定的確定的なものではなく、水蒸気爆発の起きる条件によっては格納容器を破壊してしまうほどの大きな衝撃荷重が発生するため、その防止対策は未解決のままだ、との主旨のことが書かれていた。また、国際原子力機関(IAEA)なども水蒸気爆発回避のためには溶融炉心を水に落とすなと提言までしている。

(参考)-蒸気爆発 [JSME Mechanical Engineering Dictionary]
 https://www.jsme.or.jp/jsme-medwiki/10:1005760

にもかかわらず、四国電力および原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、この「セレナレポート」(1~4)を全く無視して伊方原発にOKを出すという、とんでもない安全軽視の判断をしている。実際問題、信じがたいことに、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁も各原発電力会社も原子炉メーカーも、福島第一原発事故後は過酷事故時に炉心溶融が起きれば、それを冷却することはもうあきらめて、原子炉下部に置いたプールに急いで水をためて、そこへ溶融炉心を落とすなどという、トンデモ方式を採用し始めている。まさに自殺行為と言わざるを得ない。そして、このことは日本全国全ての原発についての話であり、当面最も懸念されているのが老朽化した首都圏原発の東海第二原発である。海外では水蒸気爆発防止対策としてコアキャッチャーが導入されているが、日本ではコスト高となるため見向きもされていない現実がある。今や原発・核燃料サイクル施設は日本を破滅させる危険の塊である(上記「準備書32」に書かれている被告側の原告追及に対する言い訳がデタラメで、そのデタラメぶりがこの国の原発の危険性をよく物語っている。是非ご覧ください)。


3.(別添PDFファイル)社会は存在しない、新自由主義がもたらした廃墟(イントロ部分)(白井聡『情況 2020冬』)
http://www.mosakusha.com/newitems/2020/01/_202057.html
ダウンロード - e7a4bee4bc9ae381afe5ad98e59ca8e38197e381aae38184e38081e696b0e887aae794b1e4b8bbe7bea9e3818ce38282e3819fe38289e38197e3819fe5bb83e5a29fefbc88e382a4e383b3e38388e799bde4ba95e881a1e3808ee68385e6b381202020e586ace3808fefbc89.pdf

(関連)内田樹氏の現代若者論 「日本社会の生きづらさに“現状維持”を望む若者 負のスパイラルの始まりだ」をどう見るか + その他若干のいろいろ(安倍晋三GO TO PRISON(その3)+スガもPRISON他)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-18d8a6.html

(田中一郎コメント)
 久しぶりの白井聡氏の鋭い現代社会分析である。この論文が掲載されている『情況』という雑誌は書店や図書館で手に入れられるので是非ご一読されるといいでしょう。東京大学の愚かな教員の差別発言事件、「セカイ系」とネーミングされた現代の若者に多い「現実からの逃走」とヒット映画作品「君の名は」、「デジタル・パノプティコン」(全展望監視システム:刑務所の監視塔がその一例)化する現代社会などなど、同氏の鋭い分析が記憶に残る。


4.オーフス条約(日本は未加盟)⇒ 一刻も早く加盟して原発や軍事基地などに使うべき(田中一郎)
 http://www.aarhusjapan.org/

(関連)オーフス条約とは
 http://www.aarhusjapan.org/convention.html

「環境に関する、情報へのアクセス、意思決定における市民参画、司法へのアクセス条約(The UNECE Convention on Access to Information, Public Participation in Decision-making and Access to Justice in Environmental Matters)」(以下「オーフス条約」といいます)は、欧州諸国、ロシア、米国、カナダなどからなる国連欧州経済委員会の枠組みにおいて、1998年6月25日、デンマークのオーフス市で開催された「第4回欧州のための汎欧州環境閣僚会議」が採択した条約です。 オーフス条約は、2001年10月30日に発効し、2012年3月10日現在、ベルギー、デンマーク、イギリス、フランス、EUなど、45の国と地域が批准しています(批准国一覧)。
https://treaties.un.org/Pages/ViewDetails.aspx?src=TREATY&mtdsg_no=XXVII-13&chapter=27&lang=en

(関連)オーフス条約パンフ 2012.11.03
 http://www.aarhusjapan.org/aarhusconvention151101.pdf
(関連)オーフス条約日本語版
 http://www.aarhusjapan.org/convention_jpn.html

(関連)日本弁護士連合会:環境に関わる市民参加を保障するためにオーフス条約への加入と国内法制の拡充を求める意見書
 https://www.nichibenren.or.jp/document/opinion/year/2017/170216_9.html

(関連)環境アセスメントとは何か 対応から戦略へ-原科幸彦/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032560599&Action_id=121&Sza_id=E1

(日本は環境アセスメント制度もダメな国です:アセス対象範囲が狭く、また「実施を決めてから装飾品のようにアセスをする」仕組=アワスメントになっている)


5.その他
(1)(別添PDFファイル)「止めよう!再処理」天恵の海 第213号:国の検査態勢 大幅退歩、プルトニウム・ウランの回収率に疑義あり(2020.12)
 http://sanriku.my.coocan.jp/no.213.pdf

(関連)(別添PDFファイル)原子力安全規制の一層の充実:原子力事業者等に対する検査制度の見直し他(『時の法令 NO.2043 2018.2.15』)
http://www.garyusha.com/wp/?page_id=4509
ダウンロード - e58e9fe5ad90e58a9be4ba8be6a5ade88085e7ad89e381abe5afbee38199e3828be6a49ce69fbbe588b6e5baa6e381aee8a68be79bb4e38197efbc88e3808ee69982e381aee6b395e4bba420no.2043202018.2.15e3808fefbc89.pdf

(『時の法令』は図書館で借りれます)

(原発・核燃料サイクル施設の使用前検査や定期検査が、これまでのように原子力「寄生」庁が実施するのではなく、事業者が実施して原子力「寄生」庁がそれを確認するという形で「骨抜き・形骸化」されてしまっています。その結果、核燃料サイクル施設や再処理工場について、(現状に合わせるようにして)従来あった規制基準がいつのまにか撤廃され、現場実証検査のとんでもない手抜きもなされて、プルトニウム・ウランの回収率に疑義が出ています。必読のレポートです。「三陸の海を放射能から守る岩手の会」からのアラームです。:田中一郎)

(関連)核燃料サイクル政策、行き詰まり露呈 電事連、苦肉のプルサーマル新計画 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20201217/k00/00m/040/377000c

(2)(ちょっと待って核のゴミ)今なら間に合う応募撤回(常田益代北大名誉教授 THE HOPPO JOURANAL 2020.12) https://tomari816.com/blog/wp-content/uploads/2020/12/20201230_tokita_kakugomi_kikoukiji.pdf

(関連)核のごみ、安全になるまで10万年 処分場の選定調査に応募する利点とは? :東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/60660
(関連)北海道「核のごみ」処分場の候補地ってどんな所? 町の住民に本音を聞いた(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d22cf0fb373236c650c053ab453ab3f08f753d22

(関連)(広めてください)知ってましたか? いま地層処分してはいけない8つの理由 & ほくそ笑む原子力ムラと北海道寿都町・神恵内村の地方政治・行政を私物化している「無責任タカリじじい」たちをめぐる直近の報道- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-00175a.html

(関連)福井県はいつから「上級原発県」となり、青森県はいつから「下級原発県」になったのか:「最後はカネメでしょ」で、福井県の使用済み核燃料を青森県に押し付ける電気事業連合会・経済産業省・関西電力の態度が気に食わない- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-dcd7dc.html

(関連)(報告)(11.13)第10回 核ごみに関する政府との会合 & 「三陸の海を放射能から守る岩手の会」からのコメント (おまけ= 「核ごみ地下ポイ捨て計画による北海道全土破滅工作」を批判できない朝日カバカバ新聞)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-2a951c.html
草々 

(予約必要)(2.25)オルタナティブな日本をめざして(第55回):「霞が関の官僚組織:外務省の意思決定」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)

(2021年2月の「新ちょぼゼミ」のご案内です)


(別添PDFファイル)(チラシ)(2.25)オルタナティブな日本をめざして(第55回)「霞が関の官僚組織:外務省の意思決定」(孫崎享さん)
ダウンロード - efbc88efbc92efbc8eefbc92efbc95efbc89e3808ce99c9ee3818ce996a2e381aee5ae98e5839ae7b584e7b994efbc9ae5a496e58b99e79c81e381aee6848fe6809de6b1bae5ae9ae3808defbc88e5adabe5b48ee4baabe38195e38293efbc89.pdf

日本はアジア太平洋戦争の惨憺たる結末を深く反省し、戦後は平和国家としての強い決意をもって新たなスタートを切りました。しかし、その後は世界的な米ソ冷戦体制の中に組み込まれ、かつサンフランシスコ講和条約により主権を回復したのちも、日米安全保障条約締結をアメリカとの関係で余儀なくされ、同時に日米行政協定から日米地位協定へと続く、対米従属型の外交・安全保障政策を取り続けることとなりました。また長く続いた自民党政権も、アメリカとの関係を最優先に考える政策を取り続け、それは1991年の旧ソ連崩壊と冷戦体制終結ののちにも続いていくこととなって今日に至っています。こうした戦後日本の歩みの中で外交や安全保障政策を担ってきた外務省は、この対米従属型の外交方針をどう考えていたのでしょうか。また、外務省という役所は政治との関係をどの様に持ち、どのような意思決定の仕組みをもって仕事をしてきたのでしょうか。今回は外務省出身の有識者=孫崎享さんにおいでいただき「外務省の意思決定」についての詳しいお話をうかがいます(なお、最初の1時間弱で主催者側よりプレゼンを行う予定です)。

講 師:孫崎享(まごさき うける)さん                   
日本の外交官、評論家。東アジア共同体研究所理事・所長。満州国の奉天省鞍山市の生まれ。金沢大学教育学部附属高等学校を卒業。東京大学法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。大学を中途退学し外務省に入省。外務省国際情報局長、駐イラン大使などを歴任。著書『戦後史の正体1945-2012』(創元社)、共著『「対米従属」という宿痾(しゅくあ)』(飛鳥新社)他多数

 <次第>
日 時:2021年2月25日(木) 18時~21時(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ(昨年末に引っ越しました:下記参照) 
参加費:(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビル1F JR水道橋駅西口から5分:
 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、セブンイレブン、
 鉄建建設本社ビルを過ぎて次の交差点を渡って反対側すぐ(カバブ店隣)。            
 東京都千代田区神田三崎町3-1-1
 tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/  


 <孫崎享さんのご著書>
(1)朝鮮戦争の正体 なぜ戦争協力の全貌は隠されたのか-孫崎享/著(祥伝社)
 https://cutt.ly/JgD79Sr
(2)日本国の正体 「異国の眼」で見た真実の歴史-孫崎享/著(毎日新聞出版)
 https://cutt.ly/FgD75v4
(3)日米開戦の正体 なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか 下-孫崎享/著(祥伝社)
 https://cutt.ly/pgD5q9x
(4)日米開戦へのスパイ 東條英機とゾルゲ事件-孫崎享/著(祥伝社)
 https://cutt.ly/3gD5tgm
(5)21世紀の戦争と平和 きみが知るべき日米関係の真実-孫崎享/著(徳間書店)
 https://cutt.ly/4gD5iy5
(6)日本外交 現場からの証言-孫崎享/著(創元社)
 https://cutt.ly/pgD5arW
(7)戦後史の正体 1945-2012-孫崎享/著(創元社)
 https://cutt.ly/3gD5flh


 <関連サイト:その1>>
(1)外務省ホームページ(日本語)-トップページ
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/
(2)外務省- 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/jyoyaku.html
(3)日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第6条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定(日米地位協定)及び関連情報|外務省
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/sfa/kyoutei/index.html
(4)地位協定ポータルサイト/沖縄県
 https://www.pref.okinawa.jp/site/chijiko/kichitai/sofa/index.html
(5)他国地位協定調査概要(沖縄県 2019.4)
 https://www.pref.okinawa.jp/site/chijiko/kichitai/sofa/documents/190411-2.pdf

 <関連サイト:その2>
(1)孫崎享のコラム記事一覧|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/authors/33
(2)孫崎享 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/magosakiukeru
(3)孫崎享のつぶやき-孫崎享チャンネル(孫崎享) - ニコニコチャンネル-社会・言論
 https://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga
(4)孫崎享氏 - 週刊エコノミスト Online
 https://weekly-economist.mainichi.jp/%E5%AD%AB%E5%B4%8E%E4%BA%AB%E6%B0%8F/
(5)孫崎享さん (@magosaki_ukeru) - Twitter
 https://twitter.com/magosaki_ukeru

 <別添PDFファイル>
(1)バイデン政権は軍事介入を行う体制を整えている(孫崎享 日刊ゲンダイ 2020.12.18)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282813
(2)(いちからわかる!)外務省が毎年公開する外交文書って?(朝日 2020.12.24)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14742181.html
(3)外交官「青ナンバー」駐車違反の罰金支払い「わずか25%」 警察庁答弁(毎日 2020.11.20)
 https://mainichi.jp/articles/20201119/k00/00m/040/278000c


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々

 

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