(福島原発事故)食べものの放射能汚染を甘く見てはいけない:食べる人の安全を最優先に考えず、放射性セシウムだけをわずかばかりのサンプルで測っているだけの検査=飲食品のホット・スポットへの警戒を高めましょう
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.(イベント情報)(別添PDFファイル)(チラシ)(1.16)帝銀事件と日本の秘密戦:山田朗明治大学教授)
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(関連)帝銀事件と日本の秘密戦 - 山田朗【著】-紀伊國屋書店ウェブストア
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784406064828
(関連)(レジメ)企画展2018・帝銀事件と登戸研究所
https://www.meiji.ac.jp/noborito/event/6t5h7p00000gn1xj-att/6t5h7p000032n2vl.pdf
2.昭和の選択 「太平洋戦争 東條英機 開戦への煩悶(はんもん)」 - 英雄たちの選択 - NHK
https://www.nhk.jp/p/heroes/ts/2QVXZQV7NM/episode/te/18R81PGNYL/
(関連)「聖戦完遂」を叫んだ東條英機……敗戦後に見せた「躊躇なく『私』を選ぶ精神性」 - 文春オンライン
https://bunshun.jp/articles/-/39305
(東條英機はナチスドイツのヒトラーと並んで、第二次世界大戦を引き起こした世界最大クラスの極悪人であり、その罪科や悪行の責任を相対化したりエクスキューズするような報道・放送は許されるものではない。この2人とイタリア・ムッソリーニ(及びスペイン・フランコ)により、いったいどれだけの無辜の人々が残虐にも命を奪われ、理不尽にも傷つけられていったか知れない。特に私が許せないと思うのは「生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかしめ)を受けず」などと言い、多くの下級兵士たちに戦死を強要しておきながら、自分は敗戦に至りて自殺に失敗をし「生きて虜囚の辱を受けた」どうしようもないほどにお粗末な人間だったことだ。昭和軍閥という質的に劣化した人間集団を象徴している。
我々の世代が歴史を紐解く中でしなければいけないことは、今現在の社会情勢が、この東條英機が登場してきた時代とよく似てきているということを受け(「1930年代現象」)、その1930年代において東條英機たちが行なった愚か極まる悪逆非道の振る舞いが当時の社会にどういったインパクトを及ぼし、また、そうしたことが現代において表面化した様々な事件と、どう類似し、どう違うのか、丁寧に検証していくことである。そうした観点から見て、このNHK番組は失敗であったと私は評価したことをご報告しておく。コメンテーターとして登場したある学者が、アジア太平洋戦争の日本敗北が決定的になってから「戦争終結」を求める昭和天皇を「平和を求める人物」などと表現しているのを聞いて、「お前はアホか」と言いたくなったことも付記しておきたい。:田中一郎)
3.五輪・パラ追加経費 都1200億円 政府710億円などの負担で合意 - オリンピック・パラリンピック - NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201204/k10012746621000.html
東京都 5970+1200=7170億円
JOC 6030+1030=7060億円 ⇒ このJOCの負担分のかなりの部分が東京都負担へ回る可能性大
政府 1500+ 710=2210億円
計 16440億円
上記は「見えるカネ」、上記以外に「オリンピック関連予算」がワンサとあり、その内容が、利権構造がらみと同時並行で、不透明極まりなし。築地市場もむしり取られてサイナラになり、オリンピック直接経費だけでも1兆円弱のムダ金が消え、それ以外にも、よく見えないカネの支出がある。また、オリンピック招聘費用も1千億円単位で使っているはずで、そのかなりの部分がアングラ化している可能性もある。帳簿は消えてしまったらしい。長野冬季オリンピックの時と同じだ。
資本主義社会では、お人好しやマヌケは、徹底してむしり取られることになっている。2020年東京オリンピックもまた、電通が取り仕切り、しかるべきところには都民の税金が労せずして流れ込み「笑いが止まらない」はず。オリンピックの後は、都民用の福祉予算・民生用予算などをカットして財政再建をする算段になっている。
(関連)「むしりとりますとも! 最期まで! 自由民主党」(2014.6)
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/files/facist_2_mmusiritoru.pdf
お人好しやマヌケとは、そんなインチキ興行を仕組んだ石原慎太郎をはじめ、猪瀬直樹、舛添要一、小池百合子とつづく都知事を選挙で選んできた都民ということになる。また、こうした利権と未必の故意による悪事に対するチェック機能ゼロの自民・公明・都民Fの都議を選んできた都民ということになる。
日本が、東京が、世界に誇る築地市場まで奪われて、オリンピックでバカ騒ぎしていてどうするんだ。早う目を覚ませ、東京都のボケ有権者たちよ!!
(関連)2020年オリンピックおことわり! - 2020年オリンピックおことわり!
http://www.2020okotowa.link/
4.米中の狭間における日本の採るべき進路は(前半)――Don’t make us choose との連帯|コンテンツ|New Diplomacy Initiative(新外交イニシアティブ)
https://www.nd-initiative.org/contents/9102/
(続き)米中の狭間における日本の採るべき進路は(後半)――Don’t make us choose との連帯|コンテンツ|New Diplomacy Initiative(新外交イニシアティブ)
https://www.nd-initiative.org/contents/9102/
5.(別添PDFファイル)アベノホウカムリ&スガノホウカムリ(東京 2020.12.26)
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(関連)<何から何まで狂ったこの国>世紀の恥知らずと幕引き加担の大メディア(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/194.html
(関連)【安倍晋三】選挙イヤーの自民に打撃「安倍前首相を起訴に」の無間地獄|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283061
(関連)菅総理がNHKに「ヤバすぎる圧力」…現場は警戒レベルをあげている(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/474e4425eac52f04ce1d4994eec0b2950a367f3c
(関連)【菅義偉】菅首相にブーメラン…問題解決しない人はリーダーではない|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282824
(関連)「桜」陳謝 開き直った菅首相 - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6380378
(関連)菅首相“8人ステーキ会食”のモヤモヤ 欧州では閣僚続々辞任|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282906
(関連)世界レベルの知的書物を書けるか、せめて理解できる人を|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283072
(関連)秘書官も慌てた「ガースー」発言 空回りする「万全」まるで精神論 2代続けて崩れた言葉への信頼(withnews) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f051090170c7410bd23b949ea3da2c1dec30d9c?page=1
*(メール転送です)(報告)黒川元東京高検検事長の賭けマージャン問題で検察審査会が起訴相当議決=権力悪を正すことができない「機能喪失」の腐敗官庁・検察庁を解体せよ!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-70ad3c.html
6.その他
(1)【小泉進次郎】「今年のバカ」トップ10-前編-「ステージ4」に迫る拡大|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282548
(2)【安倍晋三】「今年のバカ」トップ10-後編-桜に森友…安倍問題の解決を|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282870
(3)日本はいつまでアメリカの“言いなり”なのか…安倍前首相「負の遺産」の末路(半田滋)現代ビジネス
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77722
(4)河野行改相「資本金1円でも公証人に5万円」…起業手数料軽減に意欲(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/36be1bfd97dac74ea01bc11c9d62d6643787c462
(5)【吉川貴盛】現ナマ受領事件の吉川氏 歳費・ボーナスで433万円受け取る|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283108
(佐川宣寿(のぶひさ)も、河井案里・克行ゼニゲバ夫婦も、こいつも、さんざん悪事を働いて、まるでそのことについて国から「ご褒美」を貰うかのように数百万円の給与や賞与、あるいは数千万円の退職金を懐に入れているではないか! 国会議員や幹部官僚どもの給与規定・退職金規定を改定し、不祥事の当事者に対しては給付を一部ないしは一時的にストップするとか、違法行為が確定した場合には退職後に事後的に返却させる定めを入れておけ! 新型コロナで明日の生活費もままならない人たちが数えきれないくらい増えているのに、他方で、この国会議員や政治家、幹部官僚どもへの税金支給は一体何なのだ! 許せるものではないぞ! :田中一郎)
7.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)ゲロゲロゲノム編集食品(フランケンシュタイン・フード)がいよいよ登場か:安全審査なし、表示義務なし、認可・届出義務なし・花粉飛散防止義務なし、何にもなしで日本国は間もなく遺伝子汚染地帯へ=ふざけんじゃねーぞ!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-aa24a2.html
(関連)キャンペーン · サナテックシード株式会社- 配らないで!植えないで!ゲノム編集高GABAトマト苗 · Change.org
http://chng.it/YgMRCMXTjy
(2)選挙戦は「戦国大名のイクサ」の仕方を見習え=「市民と野党の共闘」総大将の立憲民主党が、協力野党各党へ万全の謝礼と礼節をもって多数派を形成し、共通政策綱領を掲げながら「NEXTキャビネット」を創りプレゼンスを高めよ- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-79ee40.html
(3)(他のMLでの議論です)農地とソーラーパネル:食と農・住は21世紀の地域再生の大黒柱です=農地や漁場や森林を守り活かすことが基本中の基本、目先の「間に合わせ」対策に振り回されてはいけない- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-44d00e.html
(4)日本の森林・林業政策のどこがおかしいのか=森林を木材生産畑としか見ない産業至上主義が「人工単一樹種針葉樹単層林」という貧相な生態系森林を「拡大造林」と称して造り続けたところに根本問題がある- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-c69e.html
(5)日本漁業を衰退させるもの=昨今のマスコミ報道から垣間見る日本漁業の実態、そこには「事なかれ政策」と流通を寡占化した企業・資本に苦しめられる日本漁業の姿があった(その1)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-b277.html
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原子力資料情報室がここ3カ月ばかりで「福島原発事故以降の食品放射性セシウム濃度検査と結果まとめ」という特集記事を掲載したことを契機にして、久しぶりに福島第一原発事故による食べものの放射能汚染について、再考してみたいと思います。
<別添PDFファイル>
(1)長寿命放射性元素体内取込み症候群について(西尾正道 2020.12.22)
http://www.com-info.org/medical.php?ima_20201222_nishio
(2)福島原発事故以降の食品放射性セシウム濃度検査と結果まとめ(全3回)第1回 基準値と検査体制・食品カテゴリごとの傾向(谷村暢子「原子力資料情報室通信」No.556 2020.10.1)
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(3)福島原発事故以降の食品放射性セシウム濃度検査と結果まとめ(全3回)第2回 農産物・流通品(谷村暢子「原子力資料情報室通信」No.557 2020.11.1)
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(4)福島原発事故以降の食品放射性セシウム濃度検査と結果まとめ(全3回)第3回 水産物・畜産物・野生鳥獣肉(谷村暢子「原子力資料情報室通信」No.558 2020.12.1)
https://cnic.jp/9661
(5)東京湾の放射能汚染は今(東京 2020.11.25)
(東京湾の全体編)https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/1734
(千葉・花見川編)https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/1729
(6)「福島原発事故、農地回復訴訟コメ農家、2審も敗訴、仙台高栽」(毎日 2020.9.16)
https://mainichi.jp/articles/20200916/ddl/k07/040/046000c
(7)福島避難者、65%戻らない 孤立化懸念の世帯増える(東京 2020.11.28夕刊)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/71026
(8)風評対策に5億円、福島処理水法放出で広報予算 経産省(東京 2020.12.16)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121500965&g=eco
(最初に西尾正道(独)国立病院機構北海道がんセンター名誉院長の放射線被曝に関する講演をご覧ください)
*20201222 UPLAN 西尾正道「トリチウムの健康被害」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=hEBOHb2xtqY&t=3s
(関連)(別添PDFファイル)長寿命放射性元素体内取込み症候群について(西尾正道 2020.12.22)
http://www.com-info.org/medical.php?ima_20201222_nishio
(関連)『隠蔽され続ける内部被曝の恐ろしさ』(西尾正道:市民のためのがん治療の会 2020.11.24)
http://www.com-info.org/medical.php?ima_20201124_nishio
(関連)市民のためのがん治療の会
http://www.com-info.org/
(また、私がだいぶ前に書いた放射線被曝の危険性に関するレポート)
*ICRP国内メンバーによる内部被曝論はいかなるものか- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-2747.html
*放射性ストロンチウムをなぜ調べないのか(放射性セシウムの数百倍の危険性を警戒しよう)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-4cee.html
2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原発過酷事故により、原子炉に閉じ込められていた大量の放射能が環境にバラ撒かれ(幸いにして、日本列島では、たいていが西から東へと風が吹いていることから、その2/3は太平洋の方へ降下して行ったそうである)、早くも3月20日過ぎには福島県やその周辺県の畑で獲れる露地野菜から高濃度の放射性物質(放射性セシウム134・137や放射性ヨウ素131)が検出された。それ以降、西は静岡県や長野県、東は青森県までの広い地域に渡って、野菜や果樹はもちろん、コメなどの穀物やキノコ・山菜・木の実、あるいは牛乳・畜産物など、様々な食べものから放射性物質が検出されるようになり、また、水道から提供される飲料水もまた、放射性ヨウ素に汚染されるなど、東日本全域が一時は騒然となった。東京の金町浄水場の水が危険な放射性物質で汚染されているというニュースが伝わった時は、いよいよ東京も人が住めなくなるのかと思い詰めたほどだった。
また、田畑や森林で獲れる「山の幸」「村の幸」だけでなく、福島沿岸海域を含む広く東日本の太平洋側で獲れる海産物・魚介類からも、危険な放射性物質が検出され、コウナゴ、タラ、コモンカスベ、アイナメ、ヒラメ、クロダイ、カサゴ、イカの内臓などなど、沿岸魚や底魚など、さまざまな「海の幸」からも放射性物質が検出されるようになった。更に、牛乳や畜産物にも放射能汚染は波及し、汚染した飼料で育てられた福島県産の牛肉から高い濃度の放射性セシウムが検出されて大騒ぎになるなど、福島第一原発事故のもたらした環境汚染の放射性物質は、福島県を中心に広い地域の農林水産業・食品産業を機能マヒさせる事態となったのである。(その後、山から流れ落ちてくる放射性物質により、日本海側の海も汚染されていることが判明した。しかし、日本海で獲れる魚介類についての放射能汚染検査はほとんど行われていない)
◆西の松井一郎・吉村洋文(維新)と並ぶ東の村井嘉浩宮城県知事(どうしようもなくロクデモナイ自治体首長の東西横綱)
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2011年3月下旬、福島第一原発事故の放射能による食品汚染が深刻となる中、当時の村井嘉浩宮城県知事が、県産品の放射能汚染について、ロクすっぽ事態の調査もしないままに「宮城県産の農産物も食品も安全であり心配いらない」などと言い放っていたことを記憶する。当時は宮城県南部地域の「いちご産地」(亘理町等)が出荷シーズンを迎えており、本人としてはそれを守りたかったのだろうけれど、その消費者無視の態度にはいささか呆れてしまい、この言葉を聞いて我が家では宮城県産品を買うことを控えるようになった。嘘つき知事が采配しているような県の産品を安心して買うことなどできないからだ。
ところで、この村井嘉浩という自衛隊上がりの単細胞バカ知事は、その後の震災復興でもロクなことをせず、ただただ首相官邸の方へ向かって自分の尻尾を思い切り振ることしか能のない人物だということが赤裸々に見えるようになった。私が思いつくことだけでも、①漁港再建の放棄(選択と集中を上から押付け)、②浜の漁業者の大反対を踏みつけて漁業特区制度を国に導入要請(漁業法改悪へ)・石巻市で補助金まで使って実施(カキ養殖)、③住民無視の巨大防潮堤の建設(土建屋重視)、④上下水道のコンセッション方式による民営化、⑤東北電力女川原発再稼働容認など、県民を権力を使って踏みつけながら自分の栄達を求めて首相官邸・与党自民党・東京へ向けてゴマをするようなことをくり返している。
日本列島の西には、私が生まれ育った故郷の大阪に「大阪維新」というチンピラ・ゴロツキ・デマゴーグの集まる政治集団と、それに騙されて喜ぶ「大阪府市あわせ(不幸せ)有権者」がおり、「昔は水の都・今はアホの都」となってしまっているが、どうも日本列島の東にも、村井嘉浩という単細胞バカ知事に引率される「ドアホの有権者」により「昔は杜の都・今は単細胞バカの都」となってしまった宮城県があるようだ。一方で、宮城県は私が学生時代を過ごした大切な土地、故郷の大阪に続いて思い出の地・宮城県が自滅していくのを見せつけられるのは、まことに哀しくも忍びないものを感じさせられる。
それはともかく、私は今でも、基本的に宮城県産の食品(特に宮城県南部産)は、それと分かっている限り避けることにしている。
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ところで話を戻すと、食品の放射能汚染騒動を受けて、政府・厚生労働省は急きょ、食品の残留放射能規制値を定め(最初の1年間は暫定規制値:一般食品の放射性セシウム残留限度は500ベクレル/kg ⇒ 2012年春からは新規制値:一般食品の放射性セシウム残留限度は100ベクレル/kg)、これを超えるものを食品衛生法違反として取締り管理するようになった。しかし、その規制値の水準は、人間の健康を守る上では「ユルユル」(高すぎる)で、これではとてもではないが、政府・厚生労働省が規制値以下だという食品であっても、とても口にするのははばかられる、そんな「食品の放射能規制値」だった。現在も使われている厚生労働省の定める「飲食品の残留放射性セシウムに関する限度規制値」について、どこが問題なのかを下記に箇条書きにしておきます。
<規制値:体内蓄積や内部被曝の危険性の考慮が全く足りない>
・規制されているのは事実上放射性セシウムだけ。放射性ストロンチウム、トリチウム、放射性ヨウ素129、プルトニウム、ウランなどの危険核種は無視されている(規制値なし)。特に放射性ストロンチウムに規制値がなく、検査や計測もロクすっぽなされていないことは危険極まりない。
・100ベクレル/kgは高すぎる。内部被曝だけで1ミリシーベルト(呼吸被爆や外部被曝を無視)の基準。しかも内部被曝の実態をあらわさない「シーベルト」単位で考察。
・そもそも100ベクレル/kgは低レベル放射性廃棄物のクリアランスレベル(裾切り基準)だったもの、それを超える汚染ゴミは専用のドラム缶に入れて表面に注意書きして厳重保管。
・100ベクレル/kgを食べ続けると体内に数万ベクレルが恒常的に蓄積、とんでもないレベルの内部被曝を恒常的に受けることになる。
・子どもや若年層の被ばく感受性を考慮していない=むしろ「子どもはたくさん食べないから規制値は緩くていい」という発想
・「放射線のホント」という嘘八百パンフで悪質なインチキ説明を国を挙げて実施(日本の平常規制値と欧米の非常時規制値を比較して日本が厳格な規制値だとウソをつく他)
・体内蓄積は特定臓器へ集中し疾患を誘発(放射性ストロンチウム=骨、イットリウム=膵臓、放射性ヨウ素=甲状腺、トリチウム=脂肪・脳他)
<少し前に書いた「食べものの放射能汚染」に関係する私のブログ>
(1)食べものの放射能汚染(1)(近況報告:厚生労働省公表の検査結果から)
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-85a7.html
(2)食べものの放射能汚染(2)韓国の日本産水産物輸入禁止・試験操業再開 いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-44e1.html
(3)食べものの放射能汚染(3) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-f186.html
(4)食べものの放射能汚染:子どもたちまで「出し」にして放射能汚染物を商売に使う日本の食品産業の「罰あたり」 いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-ebc4.html
(5)食べものの放射能汚染に関して、(1)韓国国会議員が福島訪問 水産物検査に「お粗末」、(2)農林水産省-避難指示区域等における26年産米の作付に係る取組について いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/-26-4383.html
(6)食べものの放射能汚染は終わってはいない- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-f763.html
(7)(再論)食べものの放射能汚染:汚染のホット・スポットが見過ごされる危険=放射能汚染地域産の飲食物は極力避けましょう- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-d742.html
(8)放射能汚染地帯で農業をしてはいけない=諸悪の根源は、生産者・農家を含む原発事故被害者への賠償・補償をきちんとしないことだ、そして、生産者・農家の被ばく防護をどうして国はきちんとしないのか!!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-4198.html
(9)「覆土せず野菜栽培」実証へ NHK福島県:こういうことをやっている産地の食品は絶対に買わない・食べない、そして買わない・食べないことを口コミで広げる、これが最も有効な対応策です + Our PlanetーTV 報告(宮崎早野論文撤回)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-fa62af.html
食べものの放射能汚染について語る時、もう一つ重要なことを申し上げておかなければいけない。それは食品の安全検査のありようの問題だ=ほとんど検査が実施されていなくて、産地からノーチェックのまま市場に出ていることが多く、かつ、検査もいい加減で信頼できない、という問題である。一般論で言えば、原発事故から10年近い歳月が経過した現在では、事故直後からしばらくの間に実施すべき「できる限りたくさんの産品の悉皆的な検査・調査」を切り替え、危なそうなところを推定して狙いをつけ、ホット・スポット汚染を見つけ出すという目的意識で検査すべき段階となっている(但し、福島第一原発事故後の福島県をはじめ日本全国では、コメと牛肉だけが悉皆的な検査を受けただけで、それ以外の食品は生鮮も加工品も、ほとんど検査がなされていない。外食に至っては全くのノーチェックである。なので、単純に「選択的検査」に移行していいのかどうかは十分な検討が必要だ)。
しかし実際には「できるだけ汚染が表面化しないように」検査を絞り込むスタンスが年々強くなっており、下記に見るように、毎年3月頃に、翌年度の検査対象品目を可能な限り絞り込めといわんばかりの内容の厚生労働省通知とも相まって、食べ物の放射能汚染検査は、その実効性を疑わせるような状態になってきている。昨今では、野生動物の肉(ジビエ)ばかりが検査に引っかかるような状態が続いており、本来なら、われわれが日常的に多く口にする食品群(コメやムギ、大豆やソバ、野菜や果樹、牛肉だけでなく豚肉や鶏肉や卵や牛乳など)を、もっと頻度高く丁寧に調べてほしいのだが、そんなことは歯牙にもかけられずに「汚染が表面化しないことを最優先」に検査が続けられている状態である。
(関連)食品中の放射性物質の検査結果について(1201報)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13293.html
(関連)食品中の放射性物質の検査結果について(1214報)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15166.html
(関連)原子力災害対策特別措置法第20条第2項の規定に基づく食品の出荷制限の解除
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15582.html
そもそも検査対象品目も種類も少なすぎて放射能汚染の実態把握ができないだけでなく、検査するのも放射性セシウムだけで、それ以外の危険な放射性物質は無視されてしまっている。規制値さえ存在しないというデタラメぶりだ。私は放射性セシウム以外の放射性物質の中でも、放射性ストロンチウム(カルシウム類似物質で骨や歯に蓄積し、半減期29年で崩壊して放射性イットリウムに変身、そのイットリウムは膵臓に溜まる)、放射性ヨウ素129(半減期1560年、甲状腺に猛烈な倍率で集中蓄積する:何百万倍)、トリチウム(半減期12年、有機物と結合し深刻な内部被曝を長期にわたってもたらす、活性酸素発生リスクもあり)の3つが危険極まりないと考えているが、いずれも検査・調査されたためしがない。(放射性ストロンチウムだけは、ほんの僅かばかり調査が続いているが、その調査の仕方が悪く汚染実態はつかめていない=何故、家畜や魚介類の骨だけを集めて検査しないのか?)
(関連)食品中の放射性物質に関する「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」の改正(厚生労働省 2020年3月)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10331.html
(関連)放射性ストロンチウムをなぜ調べないのか(放射性セシウムの数百倍の危険性を警戒しよう)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-4cee.html
更に、厚生労働省の定める規制値超過の産品が発見されても、それがどの地域の産品であるかは不明だし、また、その汚染物を産出した産地地域でその後、土壌汚染が除染され、森林から放射能が再び降り注ぐことがないように手当てされるという話も聞いたことがない。汚染物の再発防止対策は全くと言っていいほどなされていないし、そもそも宅地や農地や森林の土壌汚染調査なども実施されたことは一度もない状態である。
以下、食品の放射能汚染検査をめぐる問題点=欠点・欠陥を下記に列記しておきます。福島第一原発原発事故以降、10年間、事態は改善されることなく今日に至っています。それは、そもそも、食べ物の放射能検査が、食べる人の身の安全や健康を最優先にして実施されているのではなく、食品を生産し出荷する側の都合や利益、事業や産業の継続を優先して検査が行われてきた・行われているからにほかなりません。つまり、福島第一原発事故後の食べものの放射能汚染対策は、一貫して「本末転倒」をくり返してきています。そのなれの果てが、あまりにもバカバカしい「安全・安心キャンペーン」であり、また「放射線のホント」という犯罪的ともいえる嘘八百冊子だと言えるでしょう。
(関連)「放射線のホント」と「放射線副読本」 - 原子力資料情報室(CNIC)
https://cnic.jp/8394
<不十分極まりなく食の安全を担保できない「放射能汚染検査」>:
・ロクすっぽ調べていない(流通量対比でみた検査サンプル数は統計学的に見て「ゼロ」と同じ)
・放射性セシウムしか検査していない=放射性ストロンチウム、トリチウム、放射性ヨウ素129、プルトニウム、ウランなどは極めて危険なのに無視されている(残留規制値もない)
・ホット・パーティクル汚染については全くノーチェック
・検査対象の食品群を絞りに絞ってしまっていて、事実上、私たちが日常口にするものはほとんど調べられていない(毎年3月の見直しのたびに対象品目が減る)
・検査対象品目の大半がコメと牛肉、野菜や果樹やコメ以外の穀物などはほとんど調べていない
・キノコ・山菜は日本全国すべからく危険(原発事故で汚染された栽培土やほだ木が事故後かなりの期間全国に向けて出荷された)
・食品表示=特に産地表示がほとんどない・あってもいい加減で罰則がないに等しい(チェックされない)=特に加工食品や外食は汚染が隠れている可能性高い
・流通過程での検査がほとんどない(東京都が僅かばかりやっている程度)
・直売店の農林水産物は汚染されている可能性がある(特にキノコ・山菜・木の実や魚介類など)
・農地の土壌汚染状況を調べていない & 規制値を超える汚染が出た農産物の出荷地域の農地土壌や近隣森林や水源・水路の汚染状況なども調べない
・出荷制限解除の基準が甘い
・検査で規制値を超えてしまった汚染物が、ひょっとすると捨てられるのではなく食品として転売されているかもしれないという懸念が払しょくできない
・危なそうな産品は検査されないまま西日本へ出荷されたりしている可能性がある
(関連)「南三陸町で採取された野生きのこ」の出荷自粛要請について(林野庁 2020.12.10)
https://www.rinya.maff.go.jp/j/tokuyou/kinoko/kensakekka/attach/pdf/miyagiken-3.pdf
◆食べものの放射能汚染移管する現段階での私の結論を書いておきます。また、最後尾には、私の処方箋も付記しておきました。ご参考にしていただければ幸いです。
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(1)食べものの安全性は放射能汚染についても担保されていない。現状では、外食や加工品も含めてあちこちに食の放射能汚染のホット・スポットが存在している可能性がある(念のために申し上げれば、放射能汚染以外にも、日本の食品については、遺伝子組換え・ゲノム編集食品、農薬や抗生物質・成長ホルモン汚染、虚偽表示リスク、温度管理デタラメリスク、放射線照射リスク、その他があります。神経質なのではありません。本当に危ないのです。ある専門家が言うところによれば「日本は世界の残飯市場」と言われていて、円高で高く売れる割には食品の安全や表示の規制が甘くて、ほとんどノーチェックだから、発展途上国でも禁止されているような食品も日本へもっていけば高く売れるということで、世界中から危険で汚くて低品質の「食品」というよりも「人間向け飼料」が集まってくるのだそうです。末期的症状です)。
(2)放射線被曝は外部被曝よりも内部被曝の方がはるかに危険。インチキな放射線被曝評価単位であるシーベルトの数字の大きさで判断してはいけない。特に内部被曝はシーベルトでは評価できない。食品は呼吸と並んで内部被曝の2大要因だから、日々、徹底して気をつけることが必要。少しくらいなら大丈夫だろう、というのは甘い。放射線被曝の原理(巨大なエネルギーが細胞を破壊するが、超ミクロの世界なので人間の五感に感じない=五感に感じ始めたころには手遅れであり、また、放射線被曝による健康障害に治療法はない)から鑑みると、特に内部被曝は危険で、いい加減な態度をとることは、いわば「死のルシアン・ルーレット」となると心得た方がいい。
(3)放射線被曝の感受性は、胎児や子どもが大人や老人に比べて一段と高いので、妊婦や子ども・青年たちの飲食物には要注意である。また、放射線被曝による健康障害は子々孫々にまで遺伝するリスクがある(隔世遺伝を含む)。既に動物実験では、ゲノム不安定性と言って、一般の被ばくしていない固体よりも頻度高く突然変異が現れやすくなる現象が見られ、これが人間にも当てはまると見ておくのが無難だと思われる。ちなみに政府や原子力ムラ・放射線ムラは、放射線被曝の遺伝的障害に関して、何の調査も疫学的調査も行っておらず、ただアプリオリに根拠なく遺伝的障害はないと強弁しているだけである。水俣病患者の実態調査を今もって行わない政府は、放射線被曝の遺伝的影響の実態調査も行おうとはしない。
(4)政府も自治体も、多くの企業も生協・農協・漁協も、原子力ムラも放射線ムラも、マスごみも御用学者も、口をそろえて「安全・安心キャンペーン」に全力を挙げている。いわば原子力翼賛社会=被ばく翼賛国家が出来上がりつつある。人間の健康や命を棚上げにして、経済復興ばかりを言い立てている、愚か者ばかりの国になりつつある。頂点に向かって盲従をし、横に向かって同調圧力の強い日本社会では、常に自分の頭に冷水をぶっかけて、良識とリスク回避を念頭に置かなければいけない。こんな社会は「下へ向かって無限の無責任社会」だから、上記の連中に騙されて放射能汚染物を口にして、自分や子どもや孫の体を取り返しのつかない障害状態に置いてしまっては元も子もない。自己責任を押付けられることになる。放射線被曝は徹底して避ける、逃げる、退ける、この3原則を日常的に徹底することが大事で、放射能や被ばくを甘く見ることは禁物だ。
(関連)経済産業省に緊急申し入れ「汚染水を海に流さないで!」|FoE Japan
https://www.foejapan.org/energy/fukushima/201020.html
(5)下記に見る報道にもあるように、昨今では、環境省あたりが中心になって、「できもしない除染」を無理やり巨額税金を使ってやった結果出てきた汚染土を処理しきれないくらいに大量に積み上げてしまい、その負担を少しでも減らそうとして、何とこれを全国の公共事業に使って日本国中を放射能汚染にしてしまう「事業計画」をやり始めている。そして、その返す刀で、今度は帰還困難区域のようなひどい放射能汚染地域で稲作農業をやってみたり、汚染がひどい田畑で覆土もしないで野菜や穀物を植えてみたりして、汚染地域での農林業を奨励するような政策を開始し始めている。環境省とは何のための役所なのか、よく考えろ、と言いたくなるような愚かな行為である。また、こうした場合も、放射能汚染の中で働く生産者・農家の被ばくのことなどはみじんも配慮されていないことにも注意する必要がある。かような「危険農業」から産出される「危険農産物」は、自分のためにも、また、生産者・農家のためにも、絶対に買ってはいけないし、貰って食べてもいけないのである。
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(私の処方箋:私よりも食の安全に厳しい妻のやり方)
1.福島第一原発事故による環境の放射能汚染は、天然キノコ・山菜が厚生労働省の定める規制値を超えた地域で深刻であると考え、その地域で産出される食品について、極力避けるか要注意でかまえることにしている。具体的には、東(北)は青森県青森市、西(南)は静岡県の富士山の西側ー山梨県八ヶ岳の東側ー長野県佐久市・軽井沢町・中野市、を境にして、その範囲の中で獲れたり作られたりしているものに注意をする。
2.福島県を中心に、宮城県、茨城県、栃木県、千葉県、群馬県、埼玉県の各県産出の生鮮品・加工品は買わない・食べない、また、観光地にもいかない。食べ物ではないが、花きも買わない(農薬と放射能とのダブル汚染の危険性あり)。木材も危ないが縁がない(新築住宅を買う場合は線量計を持って行った方がいい)。
3.日本全国どこでも、キノコ・山菜、ジビエ、川魚(淡水魚)、内臓肉(ホルモン焼きなど)、ヒラメ、タラ、カスべ(えい)、アイナメ、コウナゴは食べない(外食含む)
4.「安全・安心キャンペーン」で宣伝をしたものは逆に徹底して避ける=そもそも「安全・安心キャンペーン」など信用していない。
5.コメ、飲料水、野菜、果実を中心に、北海道または西日本に「産直」先を見つけて、そこと直接取引をする(我が家では、北海道=コメ(ゆめぴりか・ジャガイモなど)、飲料水(西日本各地)、など)。また、生活クラブ生協など、比較的信頼のおける流通業者を利用する(東京市民生協や福島の生協は信用できない)。
6.魚介類については、放射性セシウムよりも放射性ストロンチウムの方が危険である。魚介類については、骨は絶対に食べない・飲み込まないことを徹底している。特に骨ごと食べてしまう小魚は要注意で、できれば食べない方が無難。放射性ストロンチウムは骨に蓄積する。(畜肉についても同様で、福島第一原発事故以降、牛テールスープは食べなくなったし、豚骨スープもなるべく避けている)
7.外食や加工食品は極力避ける。清涼飲料水や菓子類の甘味料は遺伝子組換えなので極力飲まない・食べない(ブドウ糖果糖)。また、輸入食品は別の危険性が国産に比べて高いので、国産から逃げて外国産を買うのは逆効果。
8.食品を買う際には、その表示を徹底してチェックする。
9.いちばん困っているのは、近所の食品スーパーでは、野菜のほとんどが関東・東北産で、それ以外の産地となるとほとんど手に入らないこと。
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<関連サイト>
(1)サケふ化施設再建へ 震災の津波で被災 富岡町(福島民報) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/11c053dd82d131500a60a5bfa27d8d92998ba6e5
(2)汚染牧草275トンすき込み 来月処理開始 宮城・南三陸 - 河北新報オンラインニュース
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1090/20201011_01.html
(3)原発除染土、覆わずに栽培試験 飯舘村で環境省が方針転換(共同通信) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/3073fd7c32d218f80cd10111d2ab9595e7005eb1
(4)除染土で栽培の野菜、食用基準満たす 福島・飯舘 環境省が作物の分析値を公表 - 河北新報オンラインニュース
https://bit.ly/3ps980G
(5)福島・大熊町の帰還困難区域で試験栽培米を初収穫…「安全という結果積み上げたい」読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201001-OYT1T50218/
(6)野生キノコから「健康に害与える可能性」の放射性セシウムを検出…2011年福島第一原発事故の影響か 静岡県(静岡朝日テレビ) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/51a52cd27d06e65db00814475448c872acc554e6
(7)<ふくしまの10年・元牛飼い2人の軌跡>(1)外に出るな 汚染されている:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/67420
(8)<ふくしまの10年・元牛飼い2人の軌跡>(2)原乳を捨て続ける日々:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/67697?rct=national
(9)<ふくしまの10年・元牛飼い2人の軌跡>(3)牛の姿は村から消えた:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/67915?rct=national
(10)除染で出た土「安全性問題ない」 農地利用の手引き作成へ-注目の発言集- NHK政治マガジン
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/27753.html
*「原発汚染水を飲んでもよいか」=福島を訪れた菅義偉首相の質問が韓国でも報道(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bee0479e1ce92c0d9aa2660132881b5eee9b84d
(毎日、福島原発汚染水を届けてもらって、それで飲料水を含め、食器洗い、食品洗い、洗濯、風呂、庭の水やり など、生活用水として使え。また、福島から放射能で汚染された土を運んでもらって、自分の家の周りや役所の自分の執務室や廊下の床にも敷き詰めて、これからずっと生活してみろ。福島の人たちの気持ちが少しはわかるようになるぞ。:田中一郎)
草々
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