(メール転送です)12月25日(金)18~21時、「#生活保護は権利」Twitt erキャンペーンの呼びかけ
前略,田中一郎です。
(メール転送です)
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下記の全国一斉キャンペーンについて、メール転送いたします。生活保護をめぐる情勢は、この国の政治や行政、そして社会のおかしさを典型的に示しています。生活保護制度は基本的人権の行使のためにあるものです。生活保護が嫌われているのは、自治体や国が嫌われるように仕向けている・そういう制度にしているからです。けしからん話だと思っています。ましてや、生活保護受給者や申請者に対して、誹謗中傷や嫌がらせをする人間たちは、まさに人間のクズと言っていいでしょう。
*日本国憲法(生存権)
第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
しかし他方で、反貧困や社会保障充実を言う人たちの中には、生活保護や生活保障の制度を「選別政策」などとイデオロギッシュなネーミングをしている人たちがいて、社会保障をするには「選別政策」ではなくて、区別なく全員にバラマク形でなければいけないなどと言っているようです。まさに市場原理主義アホダラ教そのもので、何を言っとるのか、バカ者、と申し上げています。(藤田孝典氏、井出英策他)
また、その返す刀で「普遍主義」政策などと称して、単なる「のべつくまなく現金をバラマクだけ」の「ベーシックインカム」なるものを社会保障政策の1つと勘違いをしている人もいます。竹中平蔵が何故ベーシックインカムを提唱しているのか、よく考えてみればいいでしょう。
(関連)【最低所得保障 竹中氏インタビュー】拙速な提案に危惧の声 佐賀新聞ニュース
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/594461
(関連)今ごろベーシックインカム(BI)の特集を組む岩波月刊誌『世界』編集部の知的錯誤と時流迎合:特集すべきはBIではなく、新型コロナ大失業時代における「(権利としての)生活保障」や「雇用・労働政策」のあるべき論だ- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-12905f.html
新型コロナ経済対策の中で、最も基本で最も重要の政策が生活保護ならぬ生活保障制度です。最後のセーフティネットです。福島第一原発事故で被害を受けられた方々にも言えることです(本来は加害者・東京電力や事故責任者・国の賠償・補償がきちんとなされるべきですが、それも出鱈目状態です、司法がその出鱈目を追認している状態です)。これがしっかりしていなければ、人々の不安は消えません。今さしあたり必要でない人も同様で、現代社会はいつ何時生活苦に転落するかわかりませんから、もしもの時でも「健康で文化的な最低限度の生活」が政府によって保障されているということが、基本的人権を守るためにも、社会安定のためにも絶対に必要なことです。にもかかわらず、これをきちんと議論する政治家は一人もいないのでしょうか!?
そして、その生活保護ならぬ生活保障制度がきちんと機能するためには、自治体の財政負担をなくし、ケースワーカーの人数を数万人単位で増やさなくてはいけません。自治体がケースワーカーを正規で採用増とすることで、大きな失業対策の1つにもなるでしょう。費用は内部留保を抱える大企業を中心に特別法人税で徴収すべきです。(大半が地方譲与税です)
制度も抜本的に改正して、ホンモノの生活保障制度としなければいけません。
(報告)(4.27)新型コロナに対する緊急経済対策について(1):個人の生活保障(「新ちょぼゼミ」)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-b3c498.html
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●生活保護を申請したい方へ(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatsuhogopage.html
(関連)生活保護制度 |厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatuhogo/index.html
(関連)「生活保護、ためらわないで相談を」コロナ禍で厚労省が異例の呼びかけ:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/76217
(参考)「生活保護の申請は国民の権利です」生活困窮者向け情報を新たに発信…厚労省に理由を聞いた(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9cf1ec41ea6e5a03a792f737cf6db3023827eb4
(参考)厚労省、生活保護は「ためらわず相談を」とサイトで広報⇒支援者から歓迎の声-ハフポスト
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5fe2eafcc5b6e1ce8336ffa8
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いただいた下記メールは転送・拡散しておきます。
「権利としての生活保護ならぬ生活保障制度」を実現していきましょう。
●(パンフ)権利性が明確な「生活保障法」の制定を!(日本弁護士連合会)
https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/190520_seikatsu_hosyo.pdf
(関連)日本弁護士連合会:生活保護法改正要綱案(改訂版)
https://www.nichibenren.or.jp/document/opinion/year/2019/190214_2.html
(関連)生活保護から「生活保障」へ 「権利」としての法制化を日弁連が提起 | 週刊金曜日オンライン
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2019/06/04/antena-487/
草々
(追)直近の東京新聞社説です(2020.12.21)。
*生活保護の増加 貧困ビジネス切り離せ:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/75648?rct=editorial
厚生労働省の通知を守らない自治体がかなりあるという。許しがたい違法行政、出鱈目行政だ。これまでもいくつかの自治体で生活保護行政のデタラメが明らかとなっているのに、まだかようなことをやっている自治体がある。怒りがこみあげてくる。
損害賠償提訴と刑事告発、そして国会での追及による行政処分と、民事、刑事、行政の3方向から、徹底的に叩くべきだ! ふざけるな! という話である。
-----Original Message-----
Subject: 12月25日(金)18~21時、「#生活保護は権利」Twitt erキャンペーンの呼びかけ
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(クロスポスト申し訳ありません。転送歓迎です)
稲葉さんの以下の呼びかけ、今、まさに必要な運動だと思います。
「はっしゅたぐ」運動って、僕もやったことありませんが、ツイッターで、25日18~21時の3時間の間に「 #生活保護は権利 」というのをつけて、利用を呼び掛けるツイートを集中させるということです。厚労省も一歩前に動き出しているということは保護課の中に私たちと危機感を共有している人もいるということではないかと思います。ぜひ、ご協力をよろしくお願い致します。
生活保護問題対策全国会議事務局長
弁護士 小久保哲郎
Subject: [seiho-taisaku-zenkoku :7061] 12月25日(金)18~21時、「#生活保護は権利」Twitterキャンペーンの呼びかけ
つくろい東京ファンドの稲葉です。 クロスポスト、ご容赦ください。このメールは転送歓迎です。
今春以降、コロナ禍の経済的影響で生活に困窮する人が急増していますが、生活困窮者支援の現場では生活保護への忌避感を表明される方が多く、対応に苦慮しています。 所持金が数十円、数百円になっており、路上生活の状態になっていても、「生活保護だけは受けたくない」とお話される方は少なくありません。忌避感が広がっている背景は様々ありますが、大きな要因として、バッシングの影響もあり、生活保護を自分も利用できる、利用してもよいと思えない、という問題があると思います。
この間、さまざまな団体・個人が政府に働きかけた結果、ようやく12月下旬から厚生労働省がウェブサイト上で生活保護制度の積極的な広報を始めました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatsuhogopage.html
この機を捉え、年末が押し迫る中、生活に困窮している人たちに向けて、「#生活保護は権利」と伝えるTwitter上のキャンペーンを行ないたいと思います。以下は、Twitterアカウントを持っている方へのお願いです。
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「#生活保護は権利」Twitterキャンペーンの概要
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◆キャンペーン時間:12月25日(金)18~21時の3時間
◆方法:#生活保護は権利 というハッシュタグの入ったツイートを一斉におこなう(1人何回でもOK)。
◆内容:生活に困窮しているが生活保護の申請をためらっている方を対象に、生活保護の利用を呼びかけるメッセージ(130字くらいまで)をハッシュタグと共に書いて、発信してください。制度や政策の要求をメインにするのではなく、生活困窮の当事者向けの言葉を中心にお願いします。特に思いつかなければ、#生活保護は権利 だけでもOKです。
※多くの人が短時間に集中的にツイートすることで大きな効果が得られます。また、長時間になると、アンチ派がハッシュタグを悪用して混乱することがあるので、それを避ける意味もあります。
※日付は憲法25条にかけて、25日(金)にしました。また、ほとんどの役所で12月28日(月)が最後の開庁日になるので、その日に申請に行くことを促す意味もあります。生活保護申請自体は閉庁期間中もファクス申請や夜間休日窓口での申請書提出で可能ですが、当面の生活費貸付や宿泊先の確保を考慮すると、28日(月)中に申請するのがベターです。
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ハッシュタグ初心者の方へ
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Twitterでハッシュタグを作るのに特別な申請や登録などは一切必要ありません。「#」に続けて設定したいキーワードを入力し、前後にスペースをあければ、システム側で自動的にハッシュタグと認識されます。今回は、 #生活保護は権利 というハッシュタグをお使いください。
タグの始めにつける「#」は必ず半角でお願いします。全角だとタグとして認識されません。ハッシュタグを付けるのは、文頭でも、末尾でも、途中でも構いません。ただ、#生活保護は権利 の前後に半角以上のスペースをあけてください。Twitterの投稿画面上で、#生活保護は権利 という部分だけが青で表示されたらOKです。同じハッシュタグを使ったツイートが増えれば、Twitter上で話題になり、ニュースで取り上げられることもあります。最近では「#検察庁法改正案に抗議します」が非常に広がり、政治にも影響を与えました。
ご協力よろしくお願いいたします。
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稲葉 剛 INABA Tsuyoshi
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