日本の大学は腐っている(5):(メール転送です)京都大学宛「要望書」第3報(人骨問題公開学習会)=京都大学は投げかけられた疑問に対して、どうしてきちんと対応しないのか・できないのか
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.インターネット署名:青森県を高レベル放射性廃棄物の最終処分地としない県条例を制定すること
https://cutt.ly/phuR18K
2.自民党が1月解散を準備「1月26日公示、2月7日投開票」想定か
https://cutt.ly/ohuYUkS
(関連)<1月選挙を探る妄動>「今なら勝てる」と思っているオメデタサ 自民党議員約100人が当落線上(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/404.html
3.全トヨタ労連、与党と連携 連合会長「おかしいことではない」 - 産経ニュース
https://www.sankei.com/politics/news/201119/plt2011190031-n1.html
(関連)「有力労組離反か」立憲動揺 連合、選挙支援への影響否定:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020111901119&g=pol
(当然予想されたことが表面化しているだけの話。労働貴族の御用組合「連合」など、足手まといになりこそすれ、ホンモノの政権交代にとっては障害物になるだけだと申し上げてきたではないか。何をいまさら立憲民主党は「動揺」するのか!? 御用組合「連合」は、ホンモノの政権交代を支持して推進していく「まともな労組」と、経営者・資本側の手下となって自分たちだけ甘い汁を吸いたい「似非労組」とに峻別して解体していく方向でいい。立憲民主党は、御用組合「連合」ではなく、その下の「単産」単位との付き合いを深めるとともに、非労組員や非正規を含むすべての働く者たちのために全力を尽くすことが肝要。それにしても、立憲民主党も「市民と野党の共闘」も、次期衆院選は近いけれども、そのための準備ができている様子は今のところうかがえない。山本太郎「れいわ新選組」との選挙協力協議もしている様子はない。このままだと、また国政選挙で敗北かな!? いい加減にしていただきたいものである。戦国大名のように死ぬ気になれよ!:田中一郎)
(関連)最低賃金、全国一律に 自民議連がコロナ後へ提言検討 -日本経済新聞
https://cutt.ly/ihuJyRl
(全国一律最低賃金1500円、こんなものは立憲民主党や「市民と野党の共闘」が、最も早くから、最も熱心に、世の中に訴えていなければいけないことだが、またぞろ自民党に「先を越されてしまって」いる。何をやっとるのかということだ。他方で、福山哲郎立憲民主党幹事長は、最低賃金は1200円で、などと、要求水準を働く者に向かって「値切る」ような腰抜けぶりである。これでは有権者の支持が集まるはずもなく、従ってまた、総選挙に勝てるはずもないのである。どっち向いて政治やってんだ!! :田中一郎)
4.ワーカーズ・コレクティブ法(労働者協同組合法)
まもなく国会で成立するそうだ。一般論としては歓迎ながらも、こういう制度であっても悪用する人間や組織は必ず存在する。その意味でも、昨日11/22付東京新聞掲載の今野晴貴氏のコメントは貴重である。かつてNPO法人が法制化された時には、NPO・NGOなら何でもいい、というような情緒的な動きが市民運動・社会運動にも少なからず見られた記憶がある。情報公開法制定や環境アセスメント法制定の時も似たような「ぬか喜び」が見られた。今回こそ、そういうことのないように、厳しい市民監視の下で、この新法制度を生かしていきたいものである。
(関連)(別添PDFファイル)ワーカーズコープ、やりがい創る働き方(東京 2020.10.11)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/61100
(関連)(別添PDFファイル)協同労働法案の争点(今野晴貴 東京 2020.11.22)
ダウンロード - e58d94e5908ce58ab4e5838de6b395e6a188e381aee4ba89e782b9efbc88e4bb8ae9878ee699b4e8b2b420e69db1e4baac202020.11.22efbc89.pdf
(関連)良い条件で安定した仕事を 社民・福島瑞穂参院議員<協同労働 各党に聞く>:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/69292
(関連)全会一致で法案成立しても「質疑の場を」 共産党・宮本徹衆院議員<協同労働 各党に聞く>:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/66125
(関連)地域に戻り持続可能な力を出していく 国民・舟山康江参院議員<協同労働 各党に聞く>:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/68263
5.都庁が生活困窮者に嫌がらせ?食品配布会に三角コーン設置|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281625
(関連)都庁が無情のコーン再び設置 「これでは弱者の敵だ」 困窮者はよけながら食品受け取り:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/69870
6.菅義偉スカ政権:アベ政権に続いてコレか! もうウンザリだ!
(1)<バブル株価に浮かれる銭ゲバたち>ますます横行 金持ちだけが得する政治(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/426.html
(2)それをあなたが言いますか? 菅首相の「ビジョン」に抱いた違和感 - 望月優大 - コラム - ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
https://www.newsweekjapan.jp/mochizuki/2020/11/post.php
(3)自民こそ既得権益集団だ。学術会議バッシングに勤しむ政治屋の面々 - まぐまぐニュース!
https://cutt.ly/ThuOPPc
(4)菅政権とパソナ 規制緩和という名の利益誘導が進むカラクリ(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d2fbf38a573c4268e7a980af9a54f1a6a804579
(5)安倍前首相の秘書ら 任意聴取 - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6377304
(「アベセイケン モリカケサクラ ヤジコロナ カワイモバレテ クロカワタノムゾ」の安倍晋三、他にもいっぱい違法容疑があるのだから、検察は早く逮捕して取り調べろ!)
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日本の大学は腐っている(その5)をお送りいたします。今回は2つの事例をお伝えいたしましょう。日本の大学は今こそ解体されるべきです。昨日11/22、NHK大河ドラマ「麒麟が来る」では、「比叡山に棲む魔物」という題で、織田信長による比叡山焼き討ちにいたるプロセスを面白おかしく描いて放送していました(下記参照)。ドラマに描かれたことが当時の室町戦国時代16世紀後半の史実と同一なのかどうかは怪しいところですが、しかし、そのドラマの中で描かれていた「比叡山延暦寺」のありさまは、私は今日の日本の大学に似ているなと思った次第です。
仏に仕える僧侶たちが禁欲生活の中で修行に励む聖なる場所であるべき山寺・延暦寺が、世俗的な金銭欲と酒池肉林に浸りきって腐っている、そんな虚像としての俗寺を織田信長は武力で叩き潰し、関係者たちの皆殺しを命じたというのがあらすじである。織田信長に抵抗して、比叡山延暦寺や大阪石山本願寺を利用しつつ、武力包囲網を築いていこうとした封建領主たち(浅井・朝倉・六角・三好・松永・筒井ら)は、やがて織田信長に滅ぼされていくことになる。
それとのアナロジーで現代の日本の大学をとらえれば、まさに「大学に棲む魔物」としての大学教授たちであり、その魔物の巣窟で世俗欲・金銭欲に溺れて「御用学問」をさも貴重な科学的事実であるかの如く振る舞い、その魔物=大学教授どもの上に君臨し、その巣窟たる大学を私物化して、やりたい放題の甘い汁を吸い続けようとする「俗物法主」こそが大学学長であり、理事長である。もしこれが戦国時代であり、私が織田信長であれば、直ちに手勢を率いて、この魔物の巣窟を叩き潰し焼き払っただろうと想像する。現代社会ではそのようなことはままならぬが故、まずは大学を解体し、魔物たちを大学から永久に追い払ってしまわねばならないのではないか。
*麒麟がくる大河ドラマ「比叡山に棲む魔物」のあらすじ説明 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=xn4aEBQLbAc
<日本の大学は腐っている>
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(1)日本の大学は腐っている(1):学問や真理の探究、大学の自治など何処へやら=今や「反社会的勢力」の端くれに成り下がったのか!? 日本の大学- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-8d00.html
(2)日本の大学は腐っている(2):正体を現した似非アカデミズム=「住民に背を向けたガラスバッジ論文ー7つの倫理違反で住民を裏切る論文は政策の根拠となりえない」(宮崎真&早野龍五論文)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-5dd5.html
(3)日本の大学は腐っている(3):科学者と軍事研究(池内了:岩波新書から)+ 地球温暖化と石炭火力に関する議論について(続報:最近の日経記事他)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-c21b05.html
(4)日本の大学は腐っている(4):軍学共同猛進で居直る筑波大学&国大協(2)伊達市被ばくデータ巡り市議会が批判:福島医大&東大(3)日本大学「暗黒大陸」裁判(4)真っ黒真っ暗の東京大学学長選他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-9d46c6.html
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1.3日やったらやめられねえ、おいしくてたまらない「俗物仕事」の大学学長職をめぐる腐った大学内の見苦しい動き
これが「学問・知性の府」や「真実探求の理性の城」がやるようなことなのか!? 記事を読んでいて反吐が出そうになった。こんな大学で、一部の心ある教員たちが反旗を翻してはいるものの、大きな反乱の動きにはなっておらず、大半の大学教員どもは、へいへいと日常の腐った生活に寄生しているに違いない。日本学術会議でも、排除された6人以外の99人は「オレはカンケーネーもん」とばかりに、そ知らぬふりをしているのと同じような状況だ。他方、私物化路線を突っ走る方は、例えば筑波大学のように、異議申し立てに対して「いちゃもんだ」などと、チンピラのようなことを言っては居直っている。情けない限りである。こんな比叡山延暦寺ならぬ日本の腐った大学は解体してしまえばよろしい。存在そのものがもはや「悪」となって来つつある。
◆(別添PDFファイル)筑波大学長選への批判は「いちゃもん」再任の永田恭介学長ら正当性訴える(東京 2020.11.23)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/63374
◆(別添PDFファイル)学長選び、教員不満噴出 現場の意向と「選考会議」、対立,東大・筑波大(朝日 2020.11.23)
https://www.asahi.com/articles/DA3S14704902.html
(一部抜粋)「国立大の学長は教員の投票で選ばれていた。2004年に国立大が法人化されてからは法律で、学外の企業経営者らを含む「選考会議」が学長を選ぶ仕組みに。最終的には、大学側の申し出に基づいて文部科学相が学長を任命する。文科省は選考に外部の視点を入れ、より指導力のある人物の選出を求めた。」(何が「指導力のある人物の選出」だ、ボケ!)
⇒ こういう「大学の自治」を踏みにじり、大学のトップに企業のカネをもらうことにたけた俗物を据えて、大学を文字通りの大企業の下僕にしてしまう、大学を金儲けの場にしてしまう、そんな法律を制定したことが、そもそもの誤りである。この頃から、日本の大学や日本の学術や科学は、その輝きを失って、世界のランキングで下落を始めている。自民党の政治家どもが先頭を切って質的に低下をきたし、その政治家どもに頭を押さえつけられた霞が関官僚たちは、それに「適応」して行政の質をどんどんと落とし、その政治家と官僚によって法律で支配下に置かれる大学や大学教授たちもまた「みんなで腐れば怖くない」とばかりに、大学の凋落に手を貸して安穏とした目先の生活に甘んじているというわけである。これでは科学や学術が発展するはずもない。腐ってしまったものは、食あたりしないうちにさっさと切り捨てるしかないではないか。今日の日本の大学は今こそ解体されるべきである。
2.(メール転送です)京都大学宛「要望書」第3報(人骨問題公開学習会)=京都大学は投げかけられた疑問に対して、どうしてきちんと対応しないのか・できないのか
以下はメール転送です。
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From: 人骨問題公開学習会
Sent: Saturday, November 21, 2020 9:25 AM
Subject: 京大宛「要望書」第3報
このメールは京都大学宛「要望書」に賛同くださった方々にお送りしています。
前回の報告では、10月28日付の京大総務部総務課の回答について、さらなる正式回答があるものと期待してお知らせしていましたが、結局、その後そうしたものはありませんでした。
ただ、10月28日付の「回答」は、わたしたちの「要望書」に対する回答には全くなっていませんので、11月19日(木)に下記のような申し入れを再度おこないました。大学の方針や取り組みについて要望しているのに、その回答はあり得ないのではないかということで、「要望書」に対して答えるべきことをより具体的にまとめたものです。万が一これにすら答えられないとすれば、京大には遺骨をはじめとしたhuman remainsに関する研究の倫理指針が存在せず、それを策定する計画もないということになり、それはそれで、そうしたものを大量に保有する大学としては非常に大きな問題となります。
なお、『京都大学新聞』11月16日(月)付にも、本件について詳報が掲載されました( https://honetori.exblog.jp/29269685/ )。また、直接この「要望書」に言及されているわけではありませんが、『京都新聞』11月20日(金)朝刊の1面トップに、「京大の琉球遺骨返還問題、別の学者が74体収集 大学側の「手続き経た」根拠揺らぐ」という見出しの記事が掲載されましたので、合わせて報告しておきます。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/419395
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2020 年11 月19 日
京都大学総長 湊 長博 殿
京都大学前総長 山極壽一 殿
「要望書」呼びかけ人
駒込武(京都大学)
重田眞義(京都大学)
永原陽子(京都大学)
藤原辰史(京都大学)
松田素二(京都大学)
板垣竜太(同志社大学)
冨山一郎(同志社大学)
「要望書」にかかわる再度申し入れ
京都大学が保有する遺骨に関して、私たちは去る10 月16 日に「要望書」を提出しました。その後、10 月29 日に第2 次集約した賛同人名簿(研究者172 名、一般個人160 名、21 団体)を合わせて再度「要望書」を提出しました。私たちとしては、この要望書に関する京都大学としての見解をうかがいたいと考え、懇談に応じていただけるか、文書で回答するかについてのお返事を10 月28日までにいただきたいと申し入れました。
それに対し、貴学総務部総務課から10 月28 日付けで次のような回答がありました。
本学総合博物館が所蔵する人類学資料については、順次調査を進めているところであり、現時点で回答できることはありません。
私たちはこれについて、まだ貴学が懇談か文書回答か決めかねているため、さしあたって上記のような回答を10 月28 日時点で送ってきたものと理解し、正式な回答をお待ちしていました。
ところが、その後音沙汰がなかったため総長室に確認したところ、上記の回答が全てだという理解でおられたとのことでした。私たちは驚愕の念を禁じ得ません。
私たちは、個別の遺骨について要望や質問をおこなったものではありませんし、法廷で現在係争中の特定の遺骨の処遇についての回答を求めているわけでもありません。あくまでも大学が保有する遺骨にかかわる一般的な方針や取組みの現状および計画について要望したものです。上記の回答は私たちの要望に何も答えていません。賛同人たちの思いに対して、このような回答は不誠実なものだと言わざるを得ません。また、研究倫理にかかわる要望に対して事実上の無回答を貫くということは、研究機関として責任ある態度とは言いがたいものです。
そこで、私たちが何を要望し、どのような回答を求めているのか、「要望書」にある4 点の要望事項に即して下記に整理しました。これらに対して一つ一つ真摯に回答いただけますよう、再度お願い申し上げます。
なお、懇談に応じていただけるか、文書で回答するかについてのお返事を、あらためて12 月4 日(金)までにお寄せください(連絡は事務局の駒込武〔メールアドレス省略〕までメールにてお願いします)。懇談の機会を設けていただける場合には、ご都合のつく日時をお示しください。もしも懇談の機会を設けることが難しいという場合には、12 月18 日(金)までに文書にてご回答いただきますようにお願い申し上げます。
記
1.遺骨の由来、収集、保管等に関し、徹底した真相究明を、第三者をまじえつつ、大学が責任をもって積極推進すること。
⇒京都大学のなかで、人間の遺骨がどこに所蔵されていて、それがどのような由来をもち、どのような過程を経て収集され、どのように保管されてきたのか、そこに研究倫理上および法律上の問題点がないかについて、現在どのような方針でどのような検証の取り組みがおこなわれているのか、具体的に回答してください。そこに第三者の客観的な視点を入れているのか、文部科学省をはじめ、外部から要請されなくても自主的に責任をもって真相究明をおこなう体制になっているのかどうか、回答してください。なお、京都大学が人間の遺骨を保有しているのは総合博物館だけではありません。他の部局でも、同様にそのような検証がなされているのかについても回答してください。
2.法令ないし倫理上不当な収集が明らかになった遺骨、または問題を払拭しきれない遺骨の研究利用を一切禁止し、謝罪と原状回復のための取り組みを大学が率先しておこなうこと。
⇒法令ないし倫理上不当な収集が明らかになった遺骨、または問題を払拭しきれない遺骨について、研究利用を禁止ないし停止するような制度的枠組や方針が存在しているかどうか、回答してください。また、不当な収集が明らかになった場合、謝罪や原状回復をおこなうための枠組や方針があるかどうかについても回答してください。
3.遺骨の遺族、墳墓を宗教感情の対象とする住民、死者あるいは遺骨由来地に深くゆかりをもつ人々から返還等の要請があった場合は、それに真摯に応じ、返還等のあり方について協議すること。
⇒遺族や住民等から遺骨の返還等の要請があった場合、どのように協議に応ずるのかについて、京都大学の体制と基本方針について回答してください。
4.国に対し、非倫理的に収集された遺骨の調査や返還を進める方針を策定し、国の責任と大学・研究機関の責任の範囲を定めるよう、要請すること。
⇒まず大学として遺骨の調査や返還についての方針を策定しているか、していないとすれば今後策定する計画があるか、回答してください。そのうえで国に対しても、そうした方針の策定を求める計画があるか、回答してください。
以上
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(田中一郎コメント)
この申し入れを京都大学にされている「人骨問題公開学習会」の方々がどういう方がたかは私は存じ上げない。推測としては大学の教員の方々かなと思う次第である。しかし、それがどうであれ、京都大学に対して申し入れされていることがらは、ごくごく当たり前のことで、学問研究を進める上での最低限守られるべき倫理上のことではないかと思われる。それに対して京都大学の態度がいただけない。京都大学は、あの前日本学術会議会長の山極壽一が学長をこの間までやっていた大学であり、また、東の東京大学と並んで、西の国立大学を代表するような名門の国立大学であるのだが、その京都大学がおかしな行動を続けている。一体全体、理由がわからないし、京都大学も説明責任をはたさない。まったく理不尽な振る舞いである。
これと似たようなことが「アイヌ人の遺骨問題」でも起きている。下記のサイトがそれを伝える1つの事例である。私は少し前に北海道大学の人間が遺骨をアイヌの人たちに返還しに来る際の様子がTVで放送されるのを見たことがありますが、その時の北海道大学の人間の態度の悪さ、ふてぶてしさにはすっかり呆れてしまい、また腹立たしく思った記憶があります。ひょっとして、京都大学もまた、北海道大学をはじめとした諸大学がアイヌの人たちに対して行ったような、無礼千万の礼節と尊厳を欠いた対応をしているのではないかと危惧するものです。
(関連)アイヌ民族の遺骨返還問題について - 今日ドキッ!Life
https://www.doki-life.com/posts/7286473/
(関連)本学が保管するアイヌ遺骨に関する声明について(2019年11月5日) - アイヌ遺骨等返還室 - 広報・公開 - 北海道大学
https://www.hokudai.ac.jp/pr/johokokai/ainu/post-33.html
草々
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