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2020年11月

2020年11月29日 (日)

(メール転送)新しい政権の経済政策を語ろう(つなぐ・つながる通信2020/11/27)& (安倍晋三のための)GO TO PRISON キャンペーン開始=嘘つき総理は監獄へ行け! その他いろいろ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(12.22)オルタナティブな日本をめざして(第54回):「霞が関の官僚組織:外務省の意思決定」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-a47053.html

(上記当日は「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その3)として、検察の抜本改革について主催者側よりプレゼンを予定しています。それにしても、またロクでもない裁判官による、ロクでもない裁判のやり方を経て、ロクでもない判決が出ています。下記をご覧ください。国土交通省による法制度の濫用(行政不服申立制度)であるこの事件を司法が適正化しなくてどうするのかという話ですが、まともな口頭弁論も審査もせず、門前払いにしています。有権者・国民がしっかりしなければ、こんなことはいつまでも続きます。:田中一郎)

(関連)辺野古で県敗訴 あまりに形式的では:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/71108/
(関連)辺野古訴訟 沖縄県の訴えを却下 国交相の裁決の是非 判断せず 沖縄タイムス+プラス
 https://cutt.ly/nhhX2T0
(関連)(必読)社説[辺野古抗告訴訟却下]重大な欠陥放置するな(沖縄タイムス)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/873e6ee8af4208aeb82cd0d43e67375c2a1b8b09

(関連)(報告)(11.12)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-63dc76.html

(関連)(報告)(11.17)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-da08b2.html


2.(別添PDFファイル)衆院1月解散 見送り、首相、来夏以降探る(日経 2020.11.28)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66732920X21C20A1MM8000

(関連)政権交代「二度あることは三度ある」立憲・枝野氏(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d9efbd71e0bc86722399517de932d2c413b7ffc6
(関連)安倍命 次は菅に雪崩…でこのザマ 自民党政権 もはや下野が当たり前:日刊ゲンダイ 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/529.html
(関連)菅政権への怒りに震えた「11・3」国会前で約800人が抗議 週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2020/11/27/antena-851/

(野党は、「市民と野党の共闘」は、来たる衆議院選挙を勝ち抜く準備はできたのか、攻勢活動は始めたのか!? 私が見るところ貧弱な限りで、枝野幸男立憲民主党代表のように、神風が吹く、みたいなことを言っていてもしょうがないし(上記)、マンネリ化した国会周辺の集会をただ繰り返しているだけでは話にならないでしょうに(やるなとは言わないけれど)。このままだと、また選挙で負けますよ。もう何回目の敗北ですかね。選挙で負けが続けば続くほど、野党支持率はどんどん落ちていき悪循環になるのだということが、まだわかっとらんのでしょうか!?:田中一郎)


3.(イベント情報)院内学習会申込みフォーム~原発事故から10年 新型コロナ災害下の避難者の暮らしと心の不安~
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdyXfWDA4TFgTbND4QGRI-N3Z0OAEWC_B9YX_efnMIrpf_hbQ/viewform

(関連)(別添PDFファイル)新型コロナ災害緊急アクション:「自助」も「共助」ももう限界:瀬戸大作(イントロ部分)(大原一城『週刊金曜日』 2020.11.27)
ダウンロード - e3808ce887aae58aa9e3808de38282e3808ce585b1e58aa9e3808de38282e38282e38186e99990e7958cefbc9ae780ace688b8e5a4a7e4bd9cefbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e5a4a7e58e9fe3808ee980b1e5888ae98791e69b9ce697a5e3808f20efbc89.pdf


4.キャンペーン
(1)#MakeAmazonPay 【国際キャンペーンへの賛同お願い】Amaonは公正な経費を支払え!
 https://makeamazonpay.com/ja/

(2)キャンペーン · 菅義偉内閣総理大臣- 児童手当の削減によらない待機児童の解消を求めます · Change.org
 https://cutt.ly/ThhCYaC

(関連)公明、児童手当縮小を批判 「通したら選挙負ける」:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNCW75PWNCWUTFK00T.html


5.(別添PDFファイル)注目の人 直撃インタビュー:辻元清美(日刊ゲンダイ 2020.11.27)
ダウンロード - e6b3a8e79baee381aee4baba20e79bb4e69283e382a4e383b3e382bfe38393e383a5e383bcefbc9ae8bebbe58583e6b885e7be8eefbc88e697a5e5888ae382b2e383b3e38380e382a4202020.11.27efbc89.pdf


6.コロナ交付金、使い方で論争「医療現場の支援に使うべき」TBSの情報番組、佐賀県を批判「使途の自由度は高い」「事業の趣旨に合致」佐賀県(佐賀新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/aba5df3a869499f9de5a17268fdccb2d07f1b408

(関連)(別添PDFファイル)コロナ交付金で「対策」? 佐賀、空港に宇宙コーナー/北海道、スキー場ライトアップ(毎日 2020.11.28)
 https://mainichi.jp/articles/20201128/ddm/041/040/074000c 

(今後、佐賀県には、この件の「落とし前」をつけるまで「交付金」なるものを一切交付するな! 我々の税金を何だと思ってやがる! しかし、こんな都道府県や知事は佐賀県以外にもワンサといるはずだ。新型コロナ対策を語って有権者への低レベルのご機嫌取り施策をやって税金をドブに捨て、来たる自分の選挙を有利にしようという算段=つまりはこれこそが劣悪極まるポピュリズムというものだ。だからちょっと前の「新ちょぼゼミ」で、知事会から要請のある数兆円規模の「新型コロナ交付金」は、ロクでもない知事どもの「つかみ金」になるから駄目だ、と申し上げたのだ。案の定、予想したとおりになっている。佐賀県民も、こんなことは佐賀県知事や佐賀県庁・佐賀県議会にバカにされたと思わなければいかんぞい! :田中一郎)

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1.(安倍晋三のための)GO TO PRISON キャンペーン開始=嘘つき総理は監獄へ行け!
 息を吐くようにウソをつく総理大臣、「偽造、捏造、安倍晋三」の総理大臣、こんな奴が8年間も日本の首相を続け、日本政治史上「最長就任期間」だというから「情けない限り」である。日本の民主主義が衆愚主義に変質していることが見事に顕在化した内閣だった。政権交代を経て、その「清算」ができるかどうかが問われているが、今のところ、菅義偉スカ政権の動きや、その菅義偉スカ政権に対する有権者・国民の姿勢を見ている限りでは望み薄である。日本の「夜明け前」はまだ続くような気がする。これを転換するカギは、「市民と野党の共闘」による来たる衆議院選での勝利だが、上記でも申し上げたように、批判する側の危機感の不足・欠如や情勢認識の甘さが目立つ。さしあたり、「(安倍晋三のための)GO TO PRISON キャンペーン=嘘つき総理は監獄へ行け!」でも始めたらどうか。

(関連)偽装、捏造、安倍晋三 - 佐高信【著】-紀伊國屋書店ウェブストア
 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784861827532

「アベセイケン モリカケサクラ ヤジコロナ カワイモバレテ クロカワシクジリ」だから、安倍晋三の総理時代の権力犯罪は山のようにある。「桜」問題はその序の口に過ぎない。こうした刑法上その他の犯罪のみならず、安倍晋三には日本国憲法違反の同時多発犯罪も並行していた。許しがたい人物である。安倍晋三の盟友・トランプ米大統領が言うように「YOU ARE FIRED!」(おまえはクビだ!)で国会議員を辞任・引退させなければいけない。法治国家なら「当たり前」のことである。

 <別添PDFファイル>
(1)「桜」前日夕食会補填 安倍氏を振り返る、迷答弁 荒唐無稽(東京 2020.11.28)
ダウンロード - e3808ce6a19ce3808de5898de697a5e5a495e9a39fe4bc9ae8a39ce5a1ab20e5ae89e5808de6b08fe38292e68cafe3828ae8bf94e3828be38081e8bfb7e7ad94e5bc8120e88d92e59490e784a1e7a8bdefbc88e69db1e4baac2011.28efbc89.pdf
(2)安倍氏側「記載義務を認識」、「桜」夕食会補填 秘書、聴取に説明(東京 2020.11.28他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/71043
(3)安倍前首相「桜」疑惑、立件の可否判断へ(片岡伸行『週刊金曜日 2020.11.27』)
ダウンロード - e5ae89e5808de5898de9a696e79bb8e3808ce6a19ce3808de79691e68391e38081e7ab8be4bbb6e381aee58fafe590a6e588a4e696ade381b8efbc88e78987e5b2a1e3808ee980b1e5888ae98791e69b9ce697a5e3808fefbc89.pdf

 <関連サイト>
(1)「桜を見る会」安倍前首相の秘書ら聴取、説明拒む菅首相の責任は|東京新聞 特報Web
 https://cutt.ly/OhhV5Tp
(2)山口二郎教授「秘書のせいにするのは卑怯だ」…桜を見る会前夜祭の補てん疑惑に(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b9264566bb4c3602643ed487855da57a8be29dd8
(3)桜前夜祭 違法性を認識で証拠隠滅、虚偽答弁の極めて悪質(2020年11月27日配信『日刊ゲンダイ』) - 障害福祉&政治・社会・平和問題ニュースサイト
 https://gogotamu2019.blog.fc2.com/blog-entry-18104.html
(4)<「子供だまし」はいい加減にした方がいい>桜疑惑 菅首相が知らなかったとは言わせない(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/541.html
(5)【甘利明】どの口が言うのか…自民・甘利税調会長「安倍擁護」の唖然|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281939
(6)【安倍晋三】検察が安倍前首相の“悪事”を暴かなければ国民は許さない|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281913

*日刊IWJガイド・非会員版「『桜を見る会』問題の新展開! 桜は安倍前総理主導で公金の裏金が存在する可能性も! IWJは上脇博之神戸学院大教授と郷原信郎弁護士に直接取材!」 2020.11.26号~No.2996号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47844

 <いちろうちゃんのブログ>
(関連)(報告)(9.24)「新しい民主主義の実現」(その1)(「新ちょぼゼミ」:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-7efc6b.html

(関連)(報告)(10.15)「新しい民主主義の実現」(その2)(「新ちょぼゼミ」:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-9857ac.html


2.(メール転送です)新しい政権の経済政策を語ろう(つなぐ・つながる通信2020/11/27)

つなぐ・つながる通信2020/11/27(転送歓迎、重複ご容赦)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
議員も市民も、経済政策(庶民の一番の関心事)を語らねばなりません。

■ 立憲野党の全議員216名(衆議院136、参議院80(無所属の一部も含む))に第8回 99%フォーラム「withコロナの経済政策を語る」議員シンポジウムの記録(38ページ冊子)をお届けしました(両面4600枚印刷(;^_^)汗だく)。皆さんも下記HPで写真と内容をご覧ください。
 https://99forum.jimdofree.com/

・落合貴之議員(銀行員出身)のGAFA税逃れ国際規制論。
・末松義規議員(商学部出身、元官僚)の衆議院財務金融委員会の野党筆頭理事とは思えない(?)夢のある大胆な経済提言(←これは必見)
・山添拓議員の消費税、格差、コロナ禍補償の話
・柿沢未途議員(無所属)の日本版ベーシックインカム論

それぞれ活発なご発言を頂きました。シンポジウムでは、安倍・菅政権に代わるべき新しい政権の経済政策の基本理念が見えてきたことも大きな成果でした(運営委員会纏め。HP参照)。

                     【菅政権】            【野党】
①成長戦略        利潤拡大/金融偏重    賃金上昇/投資拡大
②需要              外需重点              内需主導
③経済・くらし  効率最優先/規制緩和  いのち・くらし最優先/適正に規制
④格差              拡大                  縮減
⑤税制              逆進性/不公正        累進制/公正
⑥福祉              個人責任              社会責任
⑦財政支出        旧式の土建型偏重    新型の雇用創出ニューディール
⑧中小企業        統合/半減            発展させ地方経済の核に/起業促進
⑨地方              東京一極集中          地方分権・分散で経済かさ上げ
⑩環境・エネルギー   原発温存           自然再生エネルギー立国
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 (田中一郎コメント)
GOOD JOB! です。私からは次の4点を申し上げておきます。

(1)柿沢氏=竹中平蔵もこよなく愛するベーシックインカムは絶対にダメ。ただの巨額現金バラマキにすぎず、こんなものは「政策」ではありません。必要財源巨額にして効果薄であり、財政破たん必至でしょうし、結果として、社会保障・福祉が破壊されてしまいます。ベーシックインカムはそれが狙いでもあるのです。究極の市場原理主義政策です。

(関連)(増補版)ベーシックインカム待望論の危うさ(大崎明子『週刊東洋経済 2020.7.18』)と『週刊エコノミスト』のベーシックインカム特集=竹中平蔵もこよなく愛する究極の市場原理主義政策、それがベーシックインカムです。- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-2c2fe4.html

(2)落合氏・山添氏=一過性の現金バラマキはダメ、制度化をして、今後襲ってくる様々なことに対応できる「社会保障・福祉」のしっかりとした仕組みを構築することが肝要。基本は、生活保護改め、生活保障制度と、失業保険制度と雇用拡大政策の大幅拡充を「基本的人権」の保障として確立することがまず先決。それと、法人への現金給付は無意味、断腸の思いでやめなければいけない(基本は融資+家賃補助など)。

(3)山添氏=「コロナ補償」ではなくて「コロナ保障」です。意味が全く違います。

(4)末松氏=VERY VERY VERY GOOD! 各種日本版ニューディールに、私が申し上げている「抜本的雇用対策+地方再生政策」のセット政策をご採用願いたい。「地方振興公社」(新設)によりロスジェネ世代を中心に数百万人を正規雇用、この方々を地方定住条件で地方に派遣し、そこで様々なニーズにこたえていただく。仕事は、巨大ダムや高速道路、あるいはハコモノの建設などではなくて、地方の生活に関連した循環型社会形成に寄与するもの(各種インフラの更新など小型土建事業を含む)にしていただきたい。農林水産業の再生・復活などはその最たるもの。そしてもう片方で、東京一極集中の解消を徐々に進めていく=これは新型コロナ対策でもあります。

詳しくは下記の私のブログをご覧ください。

オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
(このサイトの下の方に「新型コロナ経済対策」について、何回かに分けて報告をしています)

ロスジェネ世代の救済(正規職員として安定雇用)は日本経済の救済・再建と同義である=ニュー・ニューディール政策(NND)による「地方振興公社」(新設)を軸に経済政策の抜本転換をはかれ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-5333dd.html


 <別添PDFファイル>
(1)2020-10-1(第8回99%シンポ)カラー 全記録9
ダウンロード - 2020101efbc88e7acac8e59b9e99efbc85e382b7e383b3e3839defbc89e382abe383a9e383bce38080e585a8e8a898e98cb29.pdf
(2)金融所得の課税増 見送り、「格差是正」置き去り、自民方針(東京 2020.11.28)
(3)富裕層の追徴課税最多、259億円 海外資産を積極調査、19事務年度(日経 2020.11.28)

1.(別添PDFファイル)金融所得の課税増 見送り、「格差是正」置き去り、自民方針(東京 2020.11.28)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/71042

(関連)金融所得課税(5訂)やはり見送り - 民間税制調査会(民間税調)
 https://cutt.ly/ZhhBn3L

(自民党税調を「甘利にひどい甘利」のようなのが牛耳っているのだから、最初から改正の見込みはゼロです。今日の自民党政権が、いったい誰のためを最優先として政治をしているかが、ここに赤裸々に現れています。「税金なんてもんはナ、正直でお人好しの貧乏人がせっせと働いて納めるもんや。そんなことは江戸時代からずっと続いとるこの国の伝統と文化なんや、わかったか! わかったらつべこべぬかすな! 消費税、ちゃんと払えよ!」=大金持ちでこの国を支配する連中の「高笑い」が聞こえてくる。早くこいつらをぶち倒しましょう。:田中一郎)


2.(別添PDFファイル)富裕層の追徴課税最多、259億円 海外資産を積極調査、19事務年度(日経 2020.11.28)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66717170X21C20A1CR8000

(田中一郎コメント)
 上記1.の記事とウラハラの関係にあるのがこの記事。やる気の疑わしい税務当局が摘発した納税逃れと追徴税額はわずかに1132億円、おそらくはタックスヘイブンなどを利用した納税逃れ金額の1%にも満たない額で、こんなものは納税逃れをしている連中にとっては「痛くもかゆくもない」金額だ。要するに、税務当局に「容易に発見できる」ように「見せ金」ならぬ「見せのがれ」を出しておいて税務調査をすり抜ける、いつものパターンの猿芝居、と見ておくのがいいだろう。要するに税務調査をする当局への「ご苦労様チップ」としての「エサ」ということだ。水面下に隠されているカネはこんなものではない。

記事の中に事例として挙げられているものを見てみよう。問題の富裕層だが、たったの4463件しか調べずに、それでも不正は3837件あり、追徴した税金はたったの259億円だそうだ。笑わせんじゃねーぞということ。そしてその中の1例は、申告漏れ2億7900万円で、6800万円を追徴したという。税率で言えばたったの24%、税金逃れして、たったのこれだけしか追徴されないのか=だったらみんなで税金逃れした方がいいのではないか。まさにふざけるなという話である。そして肝心かなめの大企業をはじめとする企業群の法人税その他の税金逃れはどうなってるのか? 非居住者・外国企業はどうした!? 調べてもいないということか? 

(一般の貧乏庶民や中小零細企業の納税については、重箱の隅をつつくようなことまでして徹底して搾り上げ、身ぐるみはがしても税金や社会保険料は払え! と怒鳴りつけてくるこの国の政府や自治体が、大企業・富裕層・外国企業という「税逃れ3傑」に対しては、手もみしてゴマすって、気持ちが悪いほど、お優しい。ものごとがサカサマだから、これを選挙でひっくり返しましょう、と申し上げている。我々カネも権力もない一般庶民の「世直し」の原動力は「怒りと悲しみ」である。権力にやられたら、選挙でやり返す、これが民主主義というものの基本である) 

これで、どのツラ下げて、我々日々の生活費に追われまくられている一般庶民・有権者に、10%もの消費税を払えと言うとるのか!? ということ。そもそも消費税は、導入以来一貫して社会保障のためなんぞには使われず、法人税と高額所得者の所得税減税のために使われてきた。その消費税を、世間知らずの、経済知らずの、ドアホの経済学者どもが、いまだに税と社会保障の一体改革などと、ボケたようなことを言っている。現実を見てみろ、という話である(最近はベーシックインカムならぬ、ベーシックサービスなどという美辞麗句を発明して、消費税増税にいそしむヤカラも現れている:井出英策慶応大学教授他 別メールで徹底批判します、だまされたらアカンで、ホンマニ)

富裕層も大企業も、そして非居住者・外国企業も(この3つが納税逃れの3傑)、彼らのこの税金からの逃亡行為を適正化するために、まず真っ先にしなければいけないことは、納税逃れに対して巨額罰金の厳罰で臨むことである。納税回避した金額の3倍~5倍程度を納付させる法制度を作っておけば、根絶することは難しいかもしれないが、相当の程度まで、納税回避はやめさせることができる。この巨額罰金による納税回避の抑止効果は大きい。抑止力とは、戦争の時に使うのではなくて、こういう時に使うものだ。そして、こうした厳しい罰則の効果は、納税回避を抑止することにより、税務調査の手間が省ける、そのためのマルサ要員を減らせる、税務調査費用も不要となる、最初の数年間は税収が大きくアップする、などなど、1石3鳥も、1石4鳥もの効果が見込めるのだ(ただし、納税回避罰則強化を含む税制の抜本改正から当分の間は逆に税務調査体制(マルサ体制・「マルサの女」体制)を上記3者を対象に大きく強化し(一般庶民は無関係)、税金逃れ根絶運動を展開する必要がある=税金文化の抜本転換が狙い)。

(参考)マルサの女 - 作品 - Yahoo!映画
 https://movies.yahoo.co.jp/movie/150033/

野党の政治家の中で、この不公正税制の是正をしっかりと主張できる議員が、現在のところ1人もいないというのは、いささか情けない。民主主義とは、その基本が租税民主主義であることを忘れているのではないか。しっかりしてくれよ、野党諸君!

(注)たしか現在の税制では、富裕層や大企業が一定金額以上の海外資産を所有する場合は、その明細を税務当局に提出しなさい、というルールがあったはず。これがしっかりしていれば、タックスヘイブン対策だって容易に可能なはずである。しかし、その大半が虚偽申告になっているから役に立たないのだろう。だったら、まずは金融口座情報の交換も大事だが、こうした虚偽申告に対しても厳罰を課したらいいではないか。嘘ついたらハリセンボン飲ますという言い回しがあるのだから、虚偽申告がバレたら、その財産の80%を国が没収するということにしておけばどうか。さすれば、これもまた根絶は難しいけれども、相当程度まで虚偽申告は減るのではないか。納税逃れの退治は、理屈ではなくて「やる気」の問題だ。
草々 

2020年11月26日 (木)

(他のMLでの議論です)農地とソーラーパネル:食と農・住は21世紀の地域再生の大黒柱です=農地や漁場や森林を守り活かすことが基本中の基本、目先の「間に合わせ」対策に振り回されてはいけない

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.政治資金規正法を軸に捜査 「桜」夕食会費問題で特捜部:朝日新聞(MSNニュース)
 https://cutt.ly/ShsI8Fq
 https://www.asahi.com/articles/ASNCT6RWZNCTUTIL03Z.html?ref=hiru_mail_topix2_6

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)東京地検特捜部が、収支報告書に収支を記載しなかった政治資金規正法違反罪を軸に調べていることがわかった。有権者らへの寄付を禁じた公職選挙法違反罪の適用は難しいとみている模様だ。夕食会は「安倍晋三後援会」が都内のホテルで開き、地元支援者らが5千円の会費制で参加。関係者によると、2015~19年の5回の費用総額は計約2343万円で、安倍氏側が計約916万円を負担していた。各年ごとに、単純計算で1人当たり2300~3800円ほどを安倍氏側が補塡(ほてん)したことになる。

こうした行為は選挙区内の有権者らに対する寄付を禁じた公選法に触れるおそれがあるが、寄付行為と認定するには、拠出する側と受け取る側の双方が「寄付」と認識していたという証明が必要とされる。複数の参加者は特捜部の任意の調べに「食事も物足りず、寄付を受けた認識はない」「5千円と言われて払っただけで、本来の金額なんて知らない」などと説明し、会費を上回る利益供与を受けた認識を否定。安倍事務所の関係者も調べに対し、「選挙のために差額を寄付した意識はなかった」と供述した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)(別添PDFファイル)「桜」前日夕食会、安倍氏側 800万円補填か、会費不足 5年分領収書(東京 2020.11.25)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/70369
(関連)【安倍晋三】“桜疑惑”突然の捜査…安倍応援団「菅首相裏切り」への疑心|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281801
(関連)首相、「桜見る会」の再調査拒否 答弁「事実違えば責任」、参院 - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1231154.html


2.(予約必要)(12.22)オルタナティブな日本をめざして(第54回):「霞が関の官僚組織:外務省の意思決定」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-a47053.html

(上記の朝日カバカバ新聞の「言われたままの垂れ流し記事」にもあるように、検察は早くも腰砕け・へっぴり腰で、安倍晋三の巨悪の放免方針で「桜」問題に臨む気配です。このどうしようもない日本の検察、どう治療すれば検察をまともなものにできるのか、この日の「新ちょぼゼミ」で主催者の方からプレゼンいたします。みなさまのご参加をお待ちしています。:田中一郎)


3.衆院憲法審 国民投票法改正案あすの採決見送り 初の実質審議へ - 憲法 - NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201125/k10012730961000.html

(関連)国民投票法の改正案、26日採決が浮上!自民党が提案とNHK 日本維新の会も与党に賛同方針│情報速報ドットコム
 https://johosokuhou.com/2020/11/24/40536/
(関連)国民投票法なお平行線 衆院憲法審、菅政権で初討議(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/218cc09f24b450a8effc1c7a62113a9c3841e9bf

(「国民民主の山尾志桜里氏は「先行採決に応じる」と明言」⇒ 国会を小中学校のホームルームと勘違いしているこの幼稚な女は次回選挙で落選させなければなりません。自分が結果として憲法改悪を狙う自民党のゴロツキどもの助っ人になっているということが理解できていないままです。この人物は立憲民主党を「家出」した検察エリート官僚上がりのトンチンカンな女政治家ですが、危機の時代には、こういう「世迷い人」のようなのが多く現れてくるものです。かような人間に振り回されてはいけません。厳しい目で見ていきましょう。:田中一郎)

愚かなり、山尾志桜里の「新九条論」=すべての戦争は「自衛」を大義名分とする! 現行憲法に明記されていることすら守らないアベ自民党を相手に憲法の条文いじりをして何の意味があるのか!+ 憲法改悪関連情報- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-163e.html


4.新刊書紹介:東電刑事裁判 福島原発事故の責任を誰がとるのか - 彩流社
 https://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-2641-3.html


5.(イベント情報)12月6日 どうする? 日本の食料!/安田節子さん講演会のご案内
 http://greens.gr.jp/event-info/29265/

(関連)食卓の危機 遺伝子組み換え食品と農薬汚染-安田節子/著(三和書籍)
 https://cutt.ly/hhsO7oE
(関連)食べものが劣化する日本 命をつむぐ種子と安心な食を次世代へ-安田節子著:食べもの通信社
 https://cutt.ly/ThsO65r

(関連)食政策センターVsion21公式サイト
 https://www.yasudasetsuko.com/vision21/

*(報告)(5.27)オルタナティブな日本をめざして(第45回):「食べものが劣化する日本:命をつむぐ種子と安心な食を次世代へ」(新ちょぼゼミ:安田節子さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-068652.html

*(報告)(9.10)「グローバル資本主義を乗り越える日本の食料・農業政策」(安田節子さん)(オルタナティブな日本をめざして:第16回新ちょぼゼミ )(当日資料・VTR)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/16-vtr-5f73.html


6.その他イベント情報
(1)(11.27)原発核燃サイクルの即時中止を 省庁・議員・全国市民の院内集会 参議院議員会館
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1604619732111matuzawa
(2)(チラシ)(11.27)日本原電 東海第二原発を止めよう! 集会(文教区民センター)
 https://cutt.ly/1hsPdOC
(3)(チラシ)(11.30)学術会議任命拒否 緊急院内集会(衆院第1議員会館 地下大会議室)
 https://cutt.ly/mhsPaHG
(4)(別添PDFファイル)(チラシ)(12.1)ストップリニア訴訟原告適格中間判決 東京地裁
ダウンロード - efbc88efbc91efbc92efbc8eefbc91efbc89e382b9e38388e38383e38397e383bbe383aae3838be382a2efbc8120e8a8b4e8a89fe58e9fe5918ae981a9e6a0bce4b8ade99693e588a4e6b1ba.pdf
(5)(チラシ)(12.4)福島原発かながわ訴訟 第4回控訴審
 https://cutt.ly/QhsPjXE


7.キャンペーン
(1)人事院- ハローワーク非正規相談員を毎年解雇の恐怖にさらさないで!! · Change.org
 https://cutt.ly/ghsPnLZ

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 非常勤職員の公募廃止、無期転換権を · Change.org
 https://cutt.ly/fhsPcUo

(2)東海旅客鉄道(株)- リニア送電線工事のために樹齢約300年のブナの木を伐採するのは止めてください! · Change.org
 https://cutt.ly/ThsPW9c

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 隣村、松川の状況〜 · Change.org
 https://cutt.ly/hhsPRZP


8.その他直近情報から
(1)山口二郎教授 菅政権のコロナ対策を見て「戦争に負けた理由がよく分かる」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/203d7c6e461318d27f4556a9a36a02304e910a94
(2)上野千鶴子氏 自民党内で「菅首相では選挙戦えない」との動き「時間の問題」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/df14142f85b20c3840a24f8176970e809909dc88
(3)松尾貴史のちょっと違和感:税金の無駄遣い 会計検査院はガス抜きだけか - 毎日新聞
 https://cutt.ly/fhsPPaF
(4)宇都宮健児氏 イタリア学会の声明を紹介「説明と情報公開が民主主義の命」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/785c28257f60f30a12540e814d2f9be0c2583bcb
(5)新自由主義の権化!弱者切り捨ての竹中に支配された「今だけ、カネだけ、自分だけ」のスガ政権の陰湿な体質-穀田恵二「日本共産党」国対委員長、定例会見 2020 10 21 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=lf3hXdZqdio
(6)日本人が即刻捨てるべき「経済大国」という幻想 - 経済学 - 東洋経済オンライン
 https://cutt.ly/lhsPH3B
(7)評論家・佐高信氏 「中小企業が生き延びる道は“大”にならないこと」(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4cc6065b71542380cac09b17d588c827d1139942

*日刊IWJガイド・日曜版「本日、午後7時から2019年収録『ここが問題 日米FTA ―各党・議員に聞く― ― 鈴木宣弘東京大学大学院教授、山本太郎れいわ新選組 代表、川田龍平参議院議員、元農水大臣山田正彦氏ほか』を再配信します!」2020.11.22
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47823
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他のMLでの議論で私が発信したメールをご紹介いたします。下記はその時のメールに大幅に加筆修正しております。テーマは耕作放棄地が増大している農村において、経済再生の方法として、また、再生エネ推進の手段として、農地へのソーラーパネル敷設をどう考えるかという問題です。結論を先に申し上げれば、私は一部の例外を除いて、基本的には賛同しがたい、というものです。以下、2つのメールを並べてお送りするとともに、関連した情報を若干添付しておきます。ご参考にしていただければ幸いです。なお、「たんぽぽ舎」さんの軒先をお借りして毎月開催している「新ちょぼゼミ」では、来年には、日本の農業政策についての勉強会もやってみようかなと思っているところです。

とりあえず下記には「経営所得安定対策等の概要(農林水産省 2020年度版)」のサイトをご紹介しておきます。これは主に基幹穀物(コメ、麦、大豆など)の耕種農業を営む生産者・農家向けの経営安定対策として実施されている現行の政策を詳細に説明した生産者・農家向けのパンフレットです。食料自給率が4割を切り、しかも国内農業を国際的な価格競争=国際市場原理主義政策に裸のままさらし続けている我が国の農業政策としては、いささか貧弱すぎて不十分極まりないのですが、こうした自公政権により長く続けられてきた「農業潰し政策」(農業安楽死政策)に対して断固たる反対を貫き、21世紀の日本経済や地方社会を再建・再興していく大黒柱の1つとして農林水産業を位置付けていく、そんな「オルタナティブな日本」を目指したいと考えています。乞うご期待です。

 <別添PDFファイル>
(1)種苗法改定でコメはどうなる?(安田節子『いのちの講座 NO.125 2020.10.31』)
(2)洗っても落ちないネオニコ系農薬、リンゴは果肉に8割が残留(安田節子『いのちの講座 NO.125 2020.10.31』)
(3)「小麦粉(国内製造)」の意味(安田節子『いのちの講座 NO.125 2020.10.31』)
(4)観光立国 いま言うこと? 首相「GO TO 継続」「感染急増 きっかけ」批判も(東京 2020.11.20)
(5)TPP新聞 VOL3(2020.10)
(6)ものづくり最前線:食べる人が身近にいる幸せ(『生活と自治 2020.11』)
(7)牛乳ピンチ(上下)(朝日 2020.10.23,24)
(8)抗生物質で腸内細菌数減少、自然農業の必要性説く(環境農業新聞 2020.6.15)

 <関連サイト>
(1)経営所得安定対策等の概要(農林水産省 2020年度版)
 https://www.maff.go.jp/j/seisaku_tokatu/antei/attach/pdf/keiei_antei-47.pdf
(2)農地・耕作放棄地面積の推移(内閣府 経済財政諮問会議 資料 2016.11)
 https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/2030tf/281114/shiryou1_2.pdf
(3)耕作放棄地の現状と課題(農林水産省 2007年3月)
 https://www.maff.go.jp/j/study/nouti_seisaku/03/pdf/ref_data2.pdf
(4)コメ転作支援を拡充へ 主食用需給引き締めで 政府・与党検討(時事通信)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9b700c23f43bc4201132c0f6120c7412da925a93
(5)20191015 UPLAN 種苗法についての勉強会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-3Mxq6Po7Jk
(6)農業競争力強化支援法:農林水産省
 https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/sienhou/
(7)ソーラーシェアリングの仕組みとは?制度と手続きを徹底解説
 https://www.tainavi-pp.com/investment/solar/44/
(8)ソーラーシェアリングの設置費用や収益性について徹底解説!
 https://www.tainavi-pp.com/investment/solar/25/
(9)ソーラーシェアリングとは|業者が言わない11の問題点と成功の秘訣
 https://sorasapo.com/solar-sharing-is-not-so-easy


1.農地とソーラーパネル(その1):水田稲作農業は日本農業の最後の「砦」です

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前略,田中一郎です。

みなさまへ、
食料自給率が37%となり、ほとんどの食料が海外から輸入され、その大半が怪しげなる危険物であるこの国にとって、伝統的な稲作農業は食料自給の最後の「砦」です。稲作農家は露地野菜や果樹、あるいは他の地方特産作物なども手掛けていて、いわば日本農業を支える最後の担い手にもなっているのです。

自分たちの主食を粗末にするような国が繁栄することなどありません。食料を自給できない国が安全保障など担保されることもない。日本列島に原発・核燃施設を50基も60基も並べておいて、アメリカから武器を爆買いして、敵基地攻撃まで想定して、国を守る、などとバカ丸出しのリアリティ喪失政策を振り回しているのが、安倍晋三や宮城県の小野寺五典(元防衛相)ら、自民党の亡国政治家どもです。彼らは他方で、アメリカを中心とする巨大多国籍ビジネス資本に日本の「食」を売り渡し、伝統的農業(及び漁業や林業)を潰そうとしています。

日本農業復活・復興の切り札は、やはり水田稲作農業です。そのためには今日の農業政策を抜本的に転換しなければいけません。下記にいくつか方策を書いておきましょう。こうしたことを実現するためには、自民党・公明党・日本維新・国民民主党らのガラクタ議員どもを政治の世界から一掃しなければなりませんし、それは脱原発の達成とも共通しています。つまり、脱原発=日本農業の再生、なのです。政策の目的は4つ、①生産者・農家が農業で立派に食っていけるようにする、②多様な農業を妨害するさまざまな人為的な制度や政策を取り払う(規模拡大一辺倒の政策はナンセンス)、③自給率80%程度を法制化して義務化する、東京一極集中を時間をかけて解消していく、などです。

具体策は下記のようなことです。

(1)国産米への需要喚起に全力を挙げる=最大のポイントは学校給食における米飯給食を100%とし、かつ自校方式を徹底する。野菜や魚食、みそ汁など日本型食事をおいしく子どもたちに提供し、食育も徹底する。食育とは、つまらない「子どもたちへの説教」のことではない。食べることの喜びや楽しさや意味と、食料生産の大切さ、農業労働の大変さ、すばらしさを、子どもたちに具体的な実践体験を通して自然に身につくように教えていくことだ。また、米飯食を中心にした日本型食事の普及推進活動をもっと活発化させる必要があり、影響が大きいTVなどでももっとPR強化をしなければいけない。(NHKの人気番組「ためしてガッテン」などがその一例)

(関連)(別添PDFファイル)牛乳ピンチ(上下)(朝日 2020.10.23,24)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14668135.html
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14669564.html

(2)コメの等級制度を廃止するなど(生産者・農家を買いたたいたり農薬大量使用を強要したり(カメムシ対策)すること以外に何の意味も効果もない=そもそも等級は消費者にはわからない仕組み)、コメの検査制度を抜本的に見直し、安全性や表示の適正性に絞った検査とする。また、コメなどの食品流通制度を消費者主権を強化する方向で大きく転換し、主食のコメ(及び麦と大豆)については流通業者は認可制とし、魑魅魍魎のおかしな業者を徹底排除する。許認可業務はNPO/NGOが監視する(有料監視)。

(3)また、食品の表示制度も抜本的に改善する必要がある。消費者の適切な選択を可能にするような食品表示を義務化し、違反業者に対しては巨額の罰金を支払わせるなど、厳しい対応で尻抜けを防ぎ、今日のデタラメがはびこる食品流通文化を一変してしまう必要がある。具体的には、成分表示の拡充(食品添加物、使用農薬・抗生物質・成長ホルモン(畜産物や養殖魚など)、アレルギー物質など)、有機表示、製造年月日、産地表示(加工食品や外食では原料原産地表示)、遺伝子組換え・ゲノム編集食品表示、その他であり、コメで申し上げれば、検査米であるか否かに関わらず、銘柄、産地、産年、混米の内容、使用農薬または有機表示、などの表示の義務化である。

(関連)(別添PDFファイル)「小麦粉(国内製造)」の意味(安田節子『いのちの講座 NO.125 2020.10.31』)
ダウンロード - e3808ce5b08fe9baa6e7b289efbc88e59bbde58685e8a3bde980a0efbc89e3808de381aee6848fe591b3efbc88e5ae89e794b0e7af80e5ad90e3808ee38184e381aee381a1e381aee8ac9be5baa720no.125e3808fefbc89.pdf

(4)水田でのネオ・ニコチノイド系農薬使用を禁止し、有機稲作を補助金を含む様々な形で奨励・支援する。日本列島の農業は数十年かけて、全部有機農業に転換する大きな計画を立てる。

(関連)(別添PDFファイル)洗っても落ちないネオニコ系農薬、リンゴは果肉に8割が残留(安田節子『いのちの講座 NO.125 2020.10.31』)
ダウンロード - e6b497e381a3e381a6e38282e890bde381a1e381aae38184e3838de382aae3838be382b3e7b3bbe8beb2e896ace38081e383aae383b3e382b4e381afe69e9ce88289e381abefbc98e589b2e3818ce6ae8be79599efbc88e5ae89e794b0efbc89.pdf

(関連)(別添PDFファイル)抗生物質で腸内細菌数減少、自然農業の必要性説く(環境農業新聞 2020.6.15)
 https://kankyounougyou.jimdofree.com/

(5)当面は、国産農産物の需要と供給を一致させるべく、水田農業の転作奨励を強化する。飼料米生産は畜産振興とセットでなければ意味がない。国産麦や国産大豆への潜在的な需要は大きい。問題は値段なので、これを政策的に調整する必要あり。転作奨励金の金額を上げる必要がある。また、麦や大豆の産地形成を政策的に支援強化する(輸入大豆や輸入トウモロコシのほとんどは遺伝子組換えであるので、ゆくゆくは輸入禁止にしていく。また、輸入の小麦や大麦はポストハーベスト農薬で農薬まみれなので、これも厳しく検査を行って輸入禁止とする。なお、輸入大豆の大半は食用油の原料に使われ、搾りかすは飼料になり、輸入トウモロコシの大半は人工甘味料(ブドウ糖液)と飼料に使われている)。

(関連)コメ転作支援を拡充へ 主食用需給引き締めで 政府・与党検討(時事通信) Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9b700c23f43bc4201132c0f6120c7412da925a93

(6)市場原理主義的国際協定(TPP、日欧EPA、日豪EPA、日米FTA、RCEPなど)からは基本的に脱退する方向で動く。そもそも「ブロック経済化」を防ぐという第二次世界大戦後の世界経済の基本原則に真っ向から違反している(一握りの巨大多国籍資本の金儲けのための協定)。全世界が加入しているWTOについては、多様な農業や産業の共存を可能にする「管理された緩やかな自由貿易体制」へ向けて、改善提案を粘り強く訴え続けることだ。「食料主権」や「予防原則」の概念を全世界で「共通認識」にしていく必要がある(注)。

しかし、こうした既締結の国際経済協定の改定は、いきなりは難しいので、まずは協定で日本に強制的に入ってくるコメ(ミニマムアクセス米など)は国内では使わず、すべて途上国・最貧国向けの援助米として使用する。輸入の際には「安全性のチェック」を徹底して行い(そうすれば、ほとんどが輸入禁止となるでしょう。それくらい今は輸入食品の内容がひどい。遺伝子組換え作物・ゲノム編集食品などは全部アウト)、そのための体制を万全にとる。今現在は、世界最大の食料輸入国であるこの日本の「輸入検疫体制」は、1980年代からずっと、わずか400名の輸入検疫官で実施されている。要するに、ほぼノーチェックだということ。ふざけるな、ということだ。

(関連)(別添PDFファイル)TPP新聞 VOL3(2020.10)
ダウンロード - efbcb4efbcb0efbcb0e696b0e8819e20volefbc93efbc882020.10efbc89.pdf

(ひと昔前は「貿易歪曲的農業政策」はダメだ、などと、御用学者やマスごみらを含む市場原理主義アホダラ教に頭がイカレた連中に、さんざん日本の農業や生産者・農家が批判され悪口を言われたものである。しかし、物事は逆なのであって、一部の企業が潤うに過ぎない洪水輸出偏重型貿易よりも食料や農業の方が私たち消費者・国民にとってはずっとずっと重要なのだから、正しくは「農業歪曲的貿易政策」はダメだ、亡国政策だ、というべきなのである)

(注)「食料主権」とは、具体的に下記の4つであると私は考えている。
(1)食料自給の自己決定権(「量」や自給率のみならず、食料の「質」についても自己決定権を持つ)
(2)「食の安全」の判断基準の自己決定権(国内外のダブルスタンダードはダメ)
(3)食料供給の「持続可能性の確保」(そうでないものを排除する権利)
(4)食料に関する消費者主権と表示原則の徹底(そうでないものを排除する権利)

(7)種子法を復活させ(対象品目をコメ・麦・大豆から拡大して重要な野菜や果樹あるいは耕種作物に拡大する、畜産・酪農なども対象にして、法改正を一緒にやってしまうのがベター、都道府県支援を拡充することもセット)、種苗法を廃止にするか抜本改正する。今はその逆が行われている。1991年UPOV条約からは脱退。また、アベ政権時代に制定された農林水産業に関係した悪法を一括してスクラップすることも重要である(農地法・農業委員会法、農協法、農業競争力強化支援法、国家戦略特区法・構造改革特区報、漁業法・水産特区法、森林法、国有林野関連法など)。

(関連)(別添PDFファイル)種苗法改定でコメはどうなる?(安田節子『いのちの講座 NO.125 2020.10.31』)
ダウンロード - e7a8aee88b97e6b395e694b9e5ae9ae381a7e382b3e383a1e381afe381a9e38186e381aae3828befbc9fefbc88e5ae89e794b0e7af80e5ad90e3808ee38184e381aee381a1e381aee8ac9be5baa720no.125e3808fefbc89.pdf

(関連)20191015 UPLAN 種苗法についての勉強会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-3Mxq6Po7Jk

(関連)農業競争力強化支援法:農林水産省
 https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/sienhou/

(8)当分の間は、生産者・農家への農業者戸別所得補償制度を設けて(自民党政権下の「経営所得安定対策」(下記)に該当する)、その経営維持を図る必要がある。その制度は、民主党がやっていたようなデカップリング型ではなく(生産を刺激しない形)、その逆のカップリング型(生産を刺激して食料自給率を高める)で制度化し、農業を食っていける産業に転換する必要がある。

(関連)経営所得安定対策等の概要(農林水産省 2020年度版)
 https://www.maff.go.jp/j/seisaku_tokatu/antei/attach/pdf/keiei_antei-47.pdf

(9)農業の周辺産業=食品産業やその関連産業を地域振興の切り札の一つとし、これに私が申し上げてきたNND(ニューニューディール)で、地方振興公社によるロスジェネ世代の数百万人規模での正規職員としての採用と地方への定住派遣、それによる地方・地域の様々なニーズに対応する一大サービス産業を構築して地域振興を図る。他方で、東京一極集中の解消のための様々な政策をスタートさせる。(更にこれに漁業や水産業・海業、および林業・森業も組み込んでいけばよい)

(関連)日本漁業を衰退させるもの=昨今のマスコミ報道から垣間見る日本漁業の実態、そこには「事なかれ政策」と流通を寡占化した企業・資本に苦しめられる日本漁業の姿があった(その1) いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-b277.html

(関連)日本の森林・林業政策のどこがおかしいのか=森林を木材生産畑としか見ない産業至上主義が「人工単一樹種針葉樹単層林」という貧相な生態系森林を「拡大造林」と称して造り続けたところに根本問題がある いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-c69e.html

(10)生産者と消費者の提携を推進し、特に中山間地域での農業振興を消費者とともにやっていく仕組みを全国各地につくる。ポイントは、安全、美味、おもしろい、そして美しい景観などだ。観光と農業振興が混合しているようなイメージで、無理なく、しんどくなく、長続きさせることが大事。大人のための食育である。

(関連)(別添PDFファイル)ものづくり最前線:食べる人が身近にいる幸せ(『生活と自治 2020.11』)
 https://seikatsuclub.coop/news/detail.html?NTC=1000001056

(11)農林水産省の再建と農林水産政策の抜本的な見直しが必要だ。まず、農林水産省の若手官僚や地方の代表らを中心にチームを作らせ、最初は予算制限なしで、どうしたら日本の農業を再生させ、食料自給率を80%程度まで引き上げられるか、全ての考えられる政策を出させてみたらどうか。そこから費用対効果などを考慮しながら政策を絞り込んでいけばいい。また、農業だけでなく、漁業や林業の再生も必要不可欠である。

(12)原発・核燃料サイクルはいらない。ソーラーは電気だけでなく熱供給もできる形にして、まずは民家の屋根に取り付けることを最優先にして推進し、その次は高速道路の中央分離帯など、公共施設での活用だ。農地利用はいただけない。農地は農地として利用する、耕作放棄地は耕作を復活させる、ことを主眼にした農業政策が必要である。そうしなければ食料自給率は上がるはずもない。

諸悪の根源は日本の政治・政治家である。今では、日本社会の他の分野では、とても相手にされないような、ゴミ・クズ・カスのような連中が日本の政治を牛耳っている。中央も地方も両方ともそうである。チンピラ・ゴロツキ支配体制だ。これを何とか変えない限りは、日本の農林水産業の再生どころか、脱原発や核燃料サイクル廃絶も私はできないだろうと見ている。
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2.農地とソーラーパネル(その2):食と農・住は21世紀の地域再生の土台であり大黒柱です=農地や漁場や森林を守り活かすことが地域再生の基本中の基本、目先の「間に合わせ」対策に振り回されてはいけない=自民党農業安楽死政策(=地方安楽死政策とほぼ同義)に終止符を!

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前略,田中一郎です。

昨日の議論をもう少ししておきます。下記は数日前に掲載された「GO TO キャンペーン」に関する東京新聞「こちら特報部」の記事です。なかなかいい内容です。そしてここに書かれていることが、耕作放棄地を含む農地へのソーラーパネル設置問題と共通しているように思えます。記事の2枚目の見出しには「農林水産業の軽視 背景に」とあります。まさにその通りで、「GO TO なんとか」も、農地へのソーラパネル設置も、ともに「農林水産業の軽視が背景に」あると私は思っています。

(別添PDFファイル)観光立国 いま言うこと? 首相「GO TO 継続」「感染急増 きっかけ」批判も(東京 2020.11.20)
 https://tokuho.tokyo-np.co.jp/n/nfbc031552667

(関連)社説:GoTo事業 ブレーキを踏む時だ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/69515?rct=editorial

仮に今から10~20年後に、全国の耕作放棄地が50万haを超え、広大な農地が放置された状態になり、そこにソーラーパネルを敷き詰めたとしましょうか。それでその地域に何が起きると思いますか? 再エネによるエネルギーの自給が出来て良かったとなると思いますか? 私はそういう風には全く思わないのです。

おそらくそういう地域では農業は衰退の一途をたどり、その時農村にいる人たちがかろうじて農業をやり(農村の外で現金収入を得る職を見つけることができないので、やむを得ず農業を続けていて、しかも後継者がなく高齢化している)、その人たちがリタイアーした時点で農業は廃業=つまり、耕作放棄地はどんどん増えていく、そんな状態になっているのでしょう。今もそうですが、農作物を苦労して育てても、それを販売してられる収入はごくわずか、しかも流通業者にたんまりとピンハネされ、時折襲ってくる自然災害にも悩まされ、場合によっては農作業でケガをしたりして、本当に農業は割に合わないなと思っていても、先祖代々の農地を自分が生きている間だけは守ろうと、覚悟をして頑張る生産者・農家、でもそういう方々も年齢には勝てず、一人、また一人と、農業の担い手は消えていくのです。その結果、使われなくなった農地にソーラーパネルを敷く、そんな考え方ですね。

(関連)農地・耕作放棄地面積の推移(内閣府 経済財政諮問会議 資料 2016.11)
 https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/2030tf/281114/shiryou1_2.pdf

(関連)耕作放棄地の現状と課題(農林水産省 2007年3月)
 https://www.maff.go.jp/j/study/nouti_seisaku/03/pdf/ref_data2.pdf

それで、その地域は豊かになりますか? そもそも、今進行している上記のような事態をそのまま放置して、再エネをやってみたところで、その地方・地域の人口減少は止まらないのではありませんか? そうすると、再エネ・ソーラーパネルで生み出した電気は、いったい誰が使うのでしょうか? また、そもそもソーラー設置の費用は恐らくは地域外の業者から買うので、その地域からは費用の持ち出しとなり、経済的には困窮化を加速する一因ともなります。地域に電気を使う人間の生活があまり存在しない・まもなく無人化に近い状態になっていく、そうすれば、その再エネは、電力会社の送配電網につないで、大都市居住の人々に使ってもらうということになりかねない。つまり、今原発でやっている電力の消費構造は、電源が再エネに代わるだけで、何にも変わらないで、地方・地域は大都市に従属し、支配される、その形が変わらないままになります。

そして極めつけは、そうした過疎化と農林水産業の衰退が一体で進む地域は、農地が耕作放棄地化して荒廃しますから、景観が荒れてすさんだ雰囲気がまん延し、そこに大都市の様々な廃棄物の処分場(ゴミ捨て場)が押し付けられてくることになるのです(あるいはランダムなゴミの不法投棄が増える)。一般ごみ、産業廃棄物、高レベル放射性廃棄物、低レベル放射性廃棄物、有害物質などなどです。また、こうしたゴミ廃棄は水面下で暴力団関係者と地元のボスとが癒着しやすく、その地域は環境荒廃から更なる荒廃した社会状況へと転落し、最終的には「敷き詰められたソーラーパネル」の土地に誰も人が住まない寄り付かない地域となって滅んでいく、そういう結末が見えているのではないでしょうか?

一見、再エネ・ソーラーパネルを使われない農地に敷き詰めて、いいように見えるかもしれませんが、それは一過性のものでしかありません。そもそも、それぞれの地域や地方が、自立した循環型の経済社会を築きえていなければ、時間の経過とともに、その地方は衰退し滅びていくことになるのです。再生エネは、電力会社の送配電網への接続によって生かすのではなく、いわゆるオンサイト電源=つまり発電した場所で、その地域の人たちが、自分たちでその電力を使う、という、地域完結型の自給電力として使うというのが基本であるべきです(送配電網につないではいけないとは言いませんが、それはあくまで電力が余った場合の予備としての活用の位置づけです)。

その再生エネ電力を使う地元の人間生活や産業、その基本というか基礎というか、それが農林水産業であり、食品産業である、ということです。そしてそれを実現するための土台が農地であり、漁場=海であり、森林であるということなのです。これを徹底して大切にする、活かす、それなくして、地域の自立的で循環的な経済社会はあり得ず、また、その地域や地方の再生や繁栄もないのです。そして「活かす」とは、その産業や職業で従事者が立派に「食っていける」「生活していける」ということを意味しています。

上記の東京新聞記事にある、アベ・スカ内閣の「観光立国」論の薄っぺらさ、海外からのインバウンド需要に地方経済を依存させる安直さ、記事をご覧になれば容易に理解できます。記事の最後には「恵まれた自然環境や食文化がないようなところに誰が観光に来ますか」という一文もあります。そうです。農林水産業や食品産業が、自律的に地域循環型に形成されて、ぜいたくではなくても様々な意味での豊かさがその地域に存在していてこそ、人は観光を目的として、更には、農山漁村の文化や生活にあこがれて、やってくるのです。地域の再生や振興は、従ってまた観光やツーリズムのにぎわいは、その地域の多様な産業や生活の在り方が輝いていてこそ可能になるのであって、自民党のアホウどもや、アベスカ政権のロクでない政治家たちが考える一過性のご都合主義的な「間に合わせ政策」では、その右肩下がりの衰退傾向を転換することはできません。そして、その衰退傾向を転換できなければ、いずれ今般、寿都町や神恵内村のように、地方政治や行政を牛耳る一握りの無責任タカリじじいやオヤジたちによって、様々なゴミが都会から持ち込まれ、その衰退・破滅が決定的となってしまうのです。

青森県六ケ所村には山の様な核のゴミとともに風力発電設備が林立しています。六ヶ所村の地方政治や行政のあり様と、寿都町・神恵内村のそれとは瓜二つのようです。耕作放棄地を含む農地の上のソーラーパネルもまた、私は様々な廃棄物の山積みの横に敷き詰められた「悲しい地方衰退のシンボル」となっていくような気がしてなりません。そもそも、ソーラーパネルは、農地に設置しなくても、民家の屋根や公共施設など、設置する場所はいくらでもありますし、また、電気だけでなく、太陽光を熱として利用していくこともまた、基本中の基本です。

くり返しますが、食と農・住、これは地域再生・振興の基本中の基本であり、農地と海と山はそのための土台であり、人材としてのそこに住む人々とともに、地域の貴重な資源です。これをこれからどうやって活用していくか、それを地域の人たちが主役となって考えていかなければいけません。外から何かを持ってくるとか、一過性の現金収入になるようなものにしがみつくとか、そんなことをしていても、地域が活性化することなどありえないのです。

そして、国の政治も地方自治体の行政も、それに寄与する形で展開される必要があります。そのためには、原発を推進してやめようとはせず、「観光立国」だの「GO TO なんとか」だの、自治体の平成大合併だの、新型コロナ交付金だのと、水面下で巨大な利権を形成して甘い汁を吸い続けている今日の自民党政治と、その補完勢力(公明・維新・国民民主党、および全国各地の自治体にいる首長や地方議員どももロクでもないのが少なくない)を政治の世界から一掃しない限り、地方が救われる道はありません。そしてこれは早ければ早いほどいい。つまり地方衰退が決定的になってしまうまでに、日本の農林水産業やその地域関連産業が、その担い手と共に消滅してしまうまでに着手をし、日本の経済や社会の在り方を大きく転換していくこと、これが強く求められているのです。

そのためには、耕作放棄地にソーラーパネルを敷き詰めるのではなく、農地を農地として生かして(耕作放棄地は再び耕作する方向で計画を立て)、それを地域・地方の自立した循環型の仕組みに切り替えていく、その算段なり中長期計画なりを一刻も早く打ち立てて、多くの人々が力を合わせることが必要なのです。

拙い文章でうまく申し上げたいことが伝わっていないかと思いますが、ご一読いただければ幸いです。
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3.ソーラーシェアリングについて
 昨今、農地・農業とソーラーパネル(太陽光発電)との共存をたたえる「ソーラーシェアリング」が注目されるようになりました。これならば、農地や農業を潰すことなく、かつ再生エネの普及推進にも役に立つということで絶賛されているようです。私も「こういう形ならば」条件付きでいいのかな、とも思います。私はソーラーシェアリングについては実務的に詳しくないので、あまり具体的詳細には申し上げられませんが、しかし、次のようなことならば、大いに取り入れたらいいと思います。

(1)導入したソーラーパネルが農作業の邪魔にならないこと
(2)ソーラーパネルによって農作物に必要な日光の量が減少することがないこと
(3)ソーラーパネルの管理に時間や手間暇がとられてしまって、農業経営に支障が出るようなことにならないこと

しかし、ここでも強調しておかなければならないことは、農地のソーラーパネルを導入した生産者・農家にとっては、農業が主であって、再生エネ・ソーラーはあくまで副業=従であること、電力販売を経営の主目的にして、農業生産を片手間で補助金狙いのものにしない、ということです。そして、電力は地産地消を心掛け、地域で使って地域で管理し活用する発想を強く持ってことに臨む、ことが望ましいと言えるでしょうか。しかし、今日の日本で、こうした形での農地のソーラーパネル設置がどれくらい可能なのかは、私は未知数ではないかと思っています。

(少し前に北海道を地震が襲い、北海道電力の巨大火力発電所が被害を受けた時に、全道がSBO(長期停電)状態となりました。北海道と言えば再生エネの宝庫なのに、どうして再生エネの自家発電によって、せめて夜の明かりや電気製品の電源の確保くらいはできなかったのでしょうか? 今現在、北海道に導入されているソーラーパネルなど、いろいろな再生エネ電源が、実は北海道電力の送配電網につなげて売電収入を得るためのものであり、電力の地産地消の形をとっていない、ということだったのではないでしょうか。もしそうだとすれば、そもそも再生エネの活用の仕方についての認識がおかしいのではないかと私は思います。農地へのソーラーパネル設置推進よりも、まずは既存の再生エネの在り方の見直しの方が先ではないかという感じがします。

 <関連サイト>
(1)ソーラーシェアリングの仕組みとは?制度と手続きを徹底解説
 https://www.tainavi-pp.com/investment/solar/44/
(2)ソーラーシェアリングの設置費用や収益性について徹底解説!
 https://www.tainavi-pp.com/investment/solar/25/
(3)ソーラーシェアリングとは|業者が言わない11の問題点と成功の秘訣
 https://sorasapo.com/solar-sharing-is-not-so-easy
草々 

2020年11月23日 (月)

日本の大学は腐っている(5):(メール転送です)京都大学宛「要望書」第3報(人骨問題公開学習会)=京都大学は投げかけられた疑問に対して、どうしてきちんと対応しないのか・できないのか

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.インターネット署名:青森県を高レベル放射性廃棄物の最終処分地としない県条例を制定すること
 https://cutt.ly/phuR18K


2.自民党が1月解散を準備「1月26日公示、2月7日投開票」想定か
 https://cutt.ly/ohuYUkS

(関連)<1月選挙を探る妄動>「今なら勝てる」と思っているオメデタサ 自民党議員約100人が当落線上(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/404.html


3.全トヨタ労連、与党と連携 連合会長「おかしいことではない」 - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/politics/news/201119/plt2011190031-n1.html

(関連)「有力労組離反か」立憲動揺 連合、選挙支援への影響否定:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020111901119&g=pol

(当然予想されたことが表面化しているだけの話。労働貴族の御用組合「連合」など、足手まといになりこそすれ、ホンモノの政権交代にとっては障害物になるだけだと申し上げてきたではないか。何をいまさら立憲民主党は「動揺」するのか!? 御用組合「連合」は、ホンモノの政権交代を支持して推進していく「まともな労組」と、経営者・資本側の手下となって自分たちだけ甘い汁を吸いたい「似非労組」とに峻別して解体していく方向でいい。立憲民主党は、御用組合「連合」ではなく、その下の「単産」単位との付き合いを深めるとともに、非労組員や非正規を含むすべての働く者たちのために全力を尽くすことが肝要。それにしても、立憲民主党も「市民と野党の共闘」も、次期衆院選は近いけれども、そのための準備ができている様子は今のところうかがえない。山本太郎「れいわ新選組」との選挙協力協議もしている様子はない。このままだと、また国政選挙で敗北かな!? いい加減にしていただきたいものである。戦国大名のように死ぬ気になれよ!:田中一郎)

(関連)最低賃金、全国一律に 自民議連がコロナ後へ提言検討  -日本経済新聞
 https://cutt.ly/ihuJyRl

(全国一律最低賃金1500円、こんなものは立憲民主党や「市民と野党の共闘」が、最も早くから、最も熱心に、世の中に訴えていなければいけないことだが、またぞろ自民党に「先を越されてしまって」いる。何をやっとるのかということだ。他方で、福山哲郎立憲民主党幹事長は、最低賃金は1200円で、などと、要求水準を働く者に向かって「値切る」ような腰抜けぶりである。これでは有権者の支持が集まるはずもなく、従ってまた、総選挙に勝てるはずもないのである。どっち向いて政治やってんだ!! :田中一郎)


4.ワーカーズ・コレクティブ法(労働者協同組合法)
 まもなく国会で成立するそうだ。一般論としては歓迎ながらも、こういう制度であっても悪用する人間や組織は必ず存在する。その意味でも、昨日11/22付東京新聞掲載の今野晴貴氏のコメントは貴重である。かつてNPO法人が法制化された時には、NPO・NGOなら何でもいい、というような情緒的な動きが市民運動・社会運動にも少なからず見られた記憶がある。情報公開法制定や環境アセスメント法制定の時も似たような「ぬか喜び」が見られた。今回こそ、そういうことのないように、厳しい市民監視の下で、この新法制度を生かしていきたいものである。

(関連)(別添PDFファイル)ワーカーズコープ、やりがい創る働き方(東京 2020.10.11)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/61100
(関連)(別添PDFファイル)協同労働法案の争点(今野晴貴 東京 2020.11.22)
ダウンロード - e58d94e5908ce58ab4e5838de6b395e6a188e381aee4ba89e782b9efbc88e4bb8ae9878ee699b4e8b2b420e69db1e4baac202020.11.22efbc89.pdf

(関連)良い条件で安定した仕事を 社民・福島瑞穂参院議員<協同労働 各党に聞く>:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/69292
(関連)全会一致で法案成立しても「質疑の場を」 共産党・宮本徹衆院議員<協同労働 各党に聞く>:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/66125
(関連)地域に戻り持続可能な力を出していく 国民・舟山康江参院議員<協同労働 各党に聞く>:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/68263


5.都庁が生活困窮者に嫌がらせ?食品配布会に三角コーン設置|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281625

(関連)都庁が無情のコーン再び設置 「これでは弱者の敵だ」 困窮者はよけながら食品受け取り:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/69870


6.菅義偉スカ政権:アベ政権に続いてコレか! もうウンザリだ!
(1)<バブル株価に浮かれる銭ゲバたち>ますます横行 金持ちだけが得する政治(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/426.html
(2)それをあなたが言いますか? 菅首相の「ビジョン」に抱いた違和感 - 望月優大 - コラム - ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
 https://www.newsweekjapan.jp/mochizuki/2020/11/post.php
(3)自民こそ既得権益集団だ。学術会議バッシングに勤しむ政治屋の面々 - まぐまぐニュース!
 https://cutt.ly/ThuOPPc
(4)菅政権とパソナ 規制緩和という名の利益誘導が進むカラクリ(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4d2fbf38a573c4268e7a980af9a54f1a6a804579
(5)安倍前首相の秘書ら 任意聴取 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6377304

(「アベセイケン モリカケサクラ ヤジコロナ カワイモバレテ クロカワタノムゾ」の安倍晋三、他にもいっぱい違法容疑があるのだから、検察は早く逮捕して取り調べろ!)
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日本の大学は腐っている(その5)をお送りいたします。今回は2つの事例をお伝えいたしましょう。日本の大学は今こそ解体されるべきです。昨日11/22、NHK大河ドラマ「麒麟が来る」では、「比叡山に棲む魔物」という題で、織田信長による比叡山焼き討ちにいたるプロセスを面白おかしく描いて放送していました(下記参照)。ドラマに描かれたことが当時の室町戦国時代16世紀後半の史実と同一なのかどうかは怪しいところですが、しかし、そのドラマの中で描かれていた「比叡山延暦寺」のありさまは、私は今日の日本の大学に似ているなと思った次第です。

仏に仕える僧侶たちが禁欲生活の中で修行に励む聖なる場所であるべき山寺・延暦寺が、世俗的な金銭欲と酒池肉林に浸りきって腐っている、そんな虚像としての俗寺を織田信長は武力で叩き潰し、関係者たちの皆殺しを命じたというのがあらすじである。織田信長に抵抗して、比叡山延暦寺や大阪石山本願寺を利用しつつ、武力包囲網を築いていこうとした封建領主たち(浅井・朝倉・六角・三好・松永・筒井ら)は、やがて織田信長に滅ぼされていくことになる。

それとのアナロジーで現代の日本の大学をとらえれば、まさに「大学に棲む魔物」としての大学教授たちであり、その魔物の巣窟で世俗欲・金銭欲に溺れて「御用学問」をさも貴重な科学的事実であるかの如く振る舞い、その魔物=大学教授どもの上に君臨し、その巣窟たる大学を私物化して、やりたい放題の甘い汁を吸い続けようとする「俗物法主」こそが大学学長であり、理事長である。もしこれが戦国時代であり、私が織田信長であれば、直ちに手勢を率いて、この魔物の巣窟を叩き潰し焼き払っただろうと想像する。現代社会ではそのようなことはままならぬが故、まずは大学を解体し、魔物たちを大学から永久に追い払ってしまわねばならないのではないか。

麒麟がくる大河ドラマ「比叡山に棲む魔物」のあらすじ説明 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=xn4aEBQLbAc

 <日本の大学は腐っている>
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(1)日本の大学は腐っている(1):学問や真理の探究、大学の自治など何処へやら=今や「反社会的勢力」の端くれに成り下がったのか!? 日本の大学- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-8d00.html

(2)日本の大学は腐っている(2):正体を現した似非アカデミズム=「住民に背を向けたガラスバッジ論文ー7つの倫理違反で住民を裏切る論文は政策の根拠となりえない」(宮崎真&早野龍五論文)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-5dd5.html

(3)日本の大学は腐っている(3):科学者と軍事研究(池内了:岩波新書から)+ 地球温暖化と石炭火力に関する議論について(続報:最近の日経記事他)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-c21b05.html

(4)日本の大学は腐っている(4):軍学共同猛進で居直る筑波大学&国大協(2)伊達市被ばくデータ巡り市議会が批判:福島医大&東大(3)日本大学「暗黒大陸」裁判(4)真っ黒真っ暗の東京大学学長選他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-9d46c6.html
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1.3日やったらやめられねえ、おいしくてたまらない「俗物仕事」の大学学長職をめぐる腐った大学内の見苦しい動き
 これが「学問・知性の府」や「真実探求の理性の城」がやるようなことなのか!? 記事を読んでいて反吐が出そうになった。こんな大学で、一部の心ある教員たちが反旗を翻してはいるものの、大きな反乱の動きにはなっておらず、大半の大学教員どもは、へいへいと日常の腐った生活に寄生しているに違いない。日本学術会議でも、排除された6人以外の99人は「オレはカンケーネーもん」とばかりに、そ知らぬふりをしているのと同じような状況だ。他方、私物化路線を突っ走る方は、例えば筑波大学のように、異議申し立てに対して「いちゃもんだ」などと、チンピラのようなことを言っては居直っている。情けない限りである。こんな比叡山延暦寺ならぬ日本の腐った大学は解体してしまえばよろしい。存在そのものがもはや「悪」となって来つつある。

(別添PDFファイル)筑波大学長選への批判は「いちゃもん」再任の永田恭介学長ら正当性訴える(東京 2020.11.23)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/63374

◆(別添PDFファイル)学長選び、教員不満噴出 現場の意向と「選考会議」、対立,東大・筑波大(朝日 2020.11.23)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14704902.html

(一部抜粋)「国立大の学長は教員の投票で選ばれていた。2004年に国立大が法人化されてからは法律で、学外の企業経営者らを含む「選考会議」が学長を選ぶ仕組みに。最終的には、大学側の申し出に基づいて文部科学相が学長を任命する。文科省は選考に外部の視点を入れ、より指導力のある人物の選出を求めた。」(何が「指導力のある人物の選出」だ、ボケ!)

 ⇒ こういう「大学の自治」を踏みにじり、大学のトップに企業のカネをもらうことにたけた俗物を据えて、大学を文字通りの大企業の下僕にしてしまう、大学を金儲けの場にしてしまう、そんな法律を制定したことが、そもそもの誤りである。この頃から、日本の大学や日本の学術や科学は、その輝きを失って、世界のランキングで下落を始めている。自民党の政治家どもが先頭を切って質的に低下をきたし、その政治家どもに頭を押さえつけられた霞が関官僚たちは、それに「適応」して行政の質をどんどんと落とし、その政治家と官僚によって法律で支配下に置かれる大学や大学教授たちもまた「みんなで腐れば怖くない」とばかりに、大学の凋落に手を貸して安穏とした目先の生活に甘んじているというわけである。これでは科学や学術が発展するはずもない。腐ってしまったものは、食あたりしないうちにさっさと切り捨てるしかないではないか。今日の日本の大学は今こそ解体されるべきである。


2.(メール転送です)京都大学宛「要望書」第3報(人骨問題公開学習会)=京都大学は投げかけられた疑問に対して、どうしてきちんと対応しないのか・できないのか

 以下はメール転送です。
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From: 人骨問題公開学習会
Sent: Saturday, November 21, 2020 9:25 AM
Subject: 京大宛「要望書」第3報

このメールは京都大学宛「要望書」に賛同くださった方々にお送りしています。

前回の報告では、10月28日付の京大総務部総務課の回答について、さらなる正式回答があるものと期待してお知らせしていましたが、結局、その後そうしたものはありませんでした。

ただ、10月28日付の「回答」は、わたしたちの「要望書」に対する回答には全くなっていませんので、11月19日(木)に下記のような申し入れを再度おこないました。大学の方針や取り組みについて要望しているのに、その回答はあり得ないのではないかということで、「要望書」に対して答えるべきことをより具体的にまとめたものです。万が一これにすら答えられないとすれば、京大には遺骨をはじめとしたhuman remainsに関する研究の倫理指針が存在せず、それを策定する計画もないということになり、それはそれで、そうしたものを大量に保有する大学としては非常に大きな問題となります。

なお、『京都大学新聞』11月16日(月)付にも、本件について詳報が掲載されました( https://honetori.exblog.jp/29269685/ )。また、直接この「要望書」に言及されているわけではありませんが、『京都新聞』11月20日(金)朝刊の1面トップに、「京大の琉球遺骨返還問題、別の学者が74体収集 大学側の「手続き経た」根拠揺らぐ」という見出しの記事が掲載されましたので、合わせて報告しておきます。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/419395

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2020 年11 月19 日
京都大学総長 湊 長博 殿
京都大学前総長 山極壽一 殿

「要望書」呼びかけ人
駒込武(京都大学)
重田眞義(京都大学)
永原陽子(京都大学)
藤原辰史(京都大学)
松田素二(京都大学)
板垣竜太(同志社大学)
冨山一郎(同志社大学)


「要望書」にかかわる再度申し入れ

京都大学が保有する遺骨に関して、私たちは去る10 月16 日に「要望書」を提出しました。その後、10 月29 日に第2 次集約した賛同人名簿(研究者172 名、一般個人160 名、21 団体)を合わせて再度「要望書」を提出しました。私たちとしては、この要望書に関する京都大学としての見解をうかがいたいと考え、懇談に応じていただけるか、文書で回答するかについてのお返事を10 月28日までにいただきたいと申し入れました。

それに対し、貴学総務部総務課から10 月28 日付けで次のような回答がありました。

本学総合博物館が所蔵する人類学資料については、順次調査を進めているところであり、現時点で回答できることはありません。

私たちはこれについて、まだ貴学が懇談か文書回答か決めかねているため、さしあたって上記のような回答を10 月28 日時点で送ってきたものと理解し、正式な回答をお待ちしていました。

ところが、その後音沙汰がなかったため総長室に確認したところ、上記の回答が全てだという理解でおられたとのことでした。私たちは驚愕の念を禁じ得ません。

私たちは、個別の遺骨について要望や質問をおこなったものではありませんし、法廷で現在係争中の特定の遺骨の処遇についての回答を求めているわけでもありません。あくまでも大学が保有する遺骨にかかわる一般的な方針や取組みの現状および計画について要望したものです。上記の回答は私たちの要望に何も答えていません。賛同人たちの思いに対して、このような回答は不誠実なものだと言わざるを得ません。また、研究倫理にかかわる要望に対して事実上の無回答を貫くということは、研究機関として責任ある態度とは言いがたいものです。

そこで、私たちが何を要望し、どのような回答を求めているのか、「要望書」にある4 点の要望事項に即して下記に整理しました。これらに対して一つ一つ真摯に回答いただけますよう、再度お願い申し上げます。

なお、懇談に応じていただけるか、文書で回答するかについてのお返事を、あらためて12 月4 日(金)までにお寄せください(連絡は事務局の駒込武〔メールアドレス省略〕までメールにてお願いします)。懇談の機会を設けていただける場合には、ご都合のつく日時をお示しください。もしも懇談の機会を設けることが難しいという場合には、12 月18 日(金)までに文書にてご回答いただきますようにお願い申し上げます。

         記

1.遺骨の由来、収集、保管等に関し、徹底した真相究明を、第三者をまじえつつ、大学が責任をもって積極推進すること。

⇒京都大学のなかで、人間の遺骨がどこに所蔵されていて、それがどのような由来をもち、どのような過程を経て収集され、どのように保管されてきたのか、そこに研究倫理上および法律上の問題点がないかについて、現在どのような方針でどのような検証の取り組みがおこなわれているのか、具体的に回答してください。そこに第三者の客観的な視点を入れているのか、文部科学省をはじめ、外部から要請されなくても自主的に責任をもって真相究明をおこなう体制になっているのかどうか、回答してください。なお、京都大学が人間の遺骨を保有しているのは総合博物館だけではありません。他の部局でも、同様にそのような検証がなされているのかについても回答してください。

2.法令ないし倫理上不当な収集が明らかになった遺骨、または問題を払拭しきれない遺骨の研究利用を一切禁止し、謝罪と原状回復のための取り組みを大学が率先しておこなうこと。

⇒法令ないし倫理上不当な収集が明らかになった遺骨、または問題を払拭しきれない遺骨について、研究利用を禁止ないし停止するような制度的枠組や方針が存在しているかどうか、回答してください。また、不当な収集が明らかになった場合、謝罪や原状回復をおこなうための枠組や方針があるかどうかについても回答してください。

3.遺骨の遺族、墳墓を宗教感情の対象とする住民、死者あるいは遺骨由来地に深くゆかりをもつ人々から返還等の要請があった場合は、それに真摯に応じ、返還等のあり方について協議すること。

⇒遺族や住民等から遺骨の返還等の要請があった場合、どのように協議に応ずるのかについて、京都大学の体制と基本方針について回答してください。

4.国に対し、非倫理的に収集された遺骨の調査や返還を進める方針を策定し、国の責任と大学・研究機関の責任の範囲を定めるよう、要請すること。

⇒まず大学として遺骨の調査や返還についての方針を策定しているか、していないとすれば今後策定する計画があるか、回答してください。そのうえで国に対しても、そうした方針の策定を求める計画があるか、回答してください。
以上
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(田中一郎コメント)
 この申し入れを京都大学にされている「人骨問題公開学習会」の方々がどういう方がたかは私は存じ上げない。推測としては大学の教員の方々かなと思う次第である。しかし、それがどうであれ、京都大学に対して申し入れされていることがらは、ごくごく当たり前のことで、学問研究を進める上での最低限守られるべき倫理上のことではないかと思われる。それに対して京都大学の態度がいただけない。京都大学は、あの前日本学術会議会長の山極壽一が学長をこの間までやっていた大学であり、また、東の東京大学と並んで、西の国立大学を代表するような名門の国立大学であるのだが、その京都大学がおかしな行動を続けている。一体全体、理由がわからないし、京都大学も説明責任をはたさない。まったく理不尽な振る舞いである。

これと似たようなことが「アイヌ人の遺骨問題」でも起きている。下記のサイトがそれを伝える1つの事例である。私は少し前に北海道大学の人間が遺骨をアイヌの人たちに返還しに来る際の様子がTVで放送されるのを見たことがありますが、その時の北海道大学の人間の態度の悪さ、ふてぶてしさにはすっかり呆れてしまい、また腹立たしく思った記憶があります。ひょっとして、京都大学もまた、北海道大学をはじめとした諸大学がアイヌの人たちに対して行ったような、無礼千万の礼節と尊厳を欠いた対応をしているのではないかと危惧するものです。

(関連)アイヌ民族の遺骨返還問題について - 今日ドキッ!Life
 https://www.doki-life.com/posts/7286473/

(関連)本学が保管するアイヌ遺骨に関する声明について(2019年11月5日) - アイヌ遺骨等返還室 - 広報・公開 - 北海道大学
 https://www.hokudai.ac.jp/pr/johokokai/ainu/post-33.html
草々

2020年11月22日 (日)

新型コロナワクチンは危険です:人体実験とも言うべき「安全性未確認」の「ゲノム編集技術活用型」ワクチンが登場しようとしています(水面下で巨額の医薬品利権が蠢いている可能性があります)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(12.22)オルタナティブな日本をめざして(第54回):「霞が関の官僚組織:外務省の意思決定」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-a47053.html

(関連)原告が反論中に閉廷 裁判長は耳貸さず立ち去る 高裁那覇(沖縄タイムス)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/16d6b426161e4698f8cdbd73c96b58b605c5ec07

(この日は最初の1時間弱で「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その3)として「検察改革」について主催者側からプレゼンいたします。日本の司法は裁判所もひどいですが、検察はそれに輪をかけてひどい状態です。なお、司法改革の(その1)(その2)は下記をご覧ください。:田中一郎)

(関連)(報告)(11.12)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-63dc76.html

(関連)(報告)(11.17)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-da08b2.html


 <イベント情報>
東京外環道訴訟第9回口頭弁論
 11月24日(火)14時~ 東京地方裁判所1階103号法廷(傍聴約50席)
 傍聴抽選券配布13時20分~40分。13時30分頃(まで)に建物入口の外付近お越しください。
 裁判終了後(15時30分予定~) 報告集会 こちらにもお越しください。
 衆議院第2議員会館(地下1階) 第1会議室 (15:10頃~1階ロビーで入館証配布します)

(関連)調布の道路陥没で周辺住民怒り「外環道工事を中止せよ」:週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2020/11/17/antena-845/


2.キャンペーン(ネット署名)
(1)国土交通大臣 赤羽一嘉殿- リニアのために私たちの未来を犠牲にしたくありません! · Change.org
 https://cutt.ly/6htzsyC

(2)東海旅客鉄道(株)- リニア送電線工事のために樹齢約300年のブナの木を伐採するのは止めてください! · Change.org
 https://cutt.ly/YhtzfYV

(3)浪江町長 吉田数博殿- 浪江町の各小中学校解体を延期し、町民・卒業生にお別れの機会となる閉校式の開催を求める請願署名 · Change.org
 https://cutt.ly/qhtzh2z

(関連)(浪江町の各小中学校解体を延期)キャンペーンについてのお知らせ · オンライン署名は一日だけ延長します、そして。 · Change.org
 https://cutt.ly/ChtzlFl


3.(必見)「都構想」ゾンビ化 寿都町核ゴミ住民投票せず 女川再稼働【横田一の現場直撃】No.86 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=6OE6FAmJofo

(寿都町長の片岡春夫が核ごみ調査受入を申し立てる際に、町議会の議決を経ないで独断で勝手にやっていたことが判明=これは地方自治法違反にあたるという。ジャーナリストの横田一氏が発見し追及をし始めた。詳しくは上記VTRをご覧ください。この町長、とんでもない独断専行ワンマンの無責任タカリじじいである。町民の意向を踏みにじっても何とも思っていないロクでなしであり、また、北海道全体のことなども微塵も念頭にないヤカラだ。こんな奴は(町議会にいるトリマキ連中と一緒に)リコールで町政から引きずり下ろす以外にない。:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)北海道寿都町「核のごみ」処分場をめぐる住民投票案を否決、町長暴走、住民の意見黙殺(横田一『週刊金曜日 2020.11.20』))
ダウンロード - e5afbfe983bde794bae3808ce6a0b8e38194e381bfe3808de587a6e58886e5a0b420e4bd8fe6b091e68a95e7a5a8e6a188e38292e590a6e6b1bae38081e794bae995b7e69ab4e8b5b0efbc88e6a8aae794b0e3808ee98791e69b9ce697a511.20e3808fefbc89efbc89.pdf

(関連)核ごみ処分場、初の文献調査 経産相、北海道2町村で認可 交付金、最大20億円:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14699213.html?ref=mor_mail_newspaper

(関連)(報告)(11.13)第10回 核ごみに関する政府との会合 & 「三陸の海を放射能から守る岩手の会」からのコメント (おまけ=「核ごみ地下ポイ捨て計画による北海道全土破滅工作」を批判できない朝日カバカバ新聞)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-2a951c.html


4.種苗法改正案が衆院通過、成立へ 海外へ不正持ち出しを禁止:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/69352?rct=politics

(関連)20201119 UPLAN【国会前抗議行動】種苗法「改正」案は廃案に! - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=XmhCezs2AgQ

(関連)日刊IWJガイド・非会員版「衆院農水委員会で種苗法改正案可決! 11月中にも参院可決、成立か!- 他方、新型コロナ感染 北海道は、連日100人越え!! 全国では1699人、東京都は298人!!」 2020.11.18号~No.2988号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47798


5.前原元国交相「ダムが必要ないと言ったことは一度もない」 川辺川ダム計画復活 - 毎日新聞
 https://cutt.ly/whtzSUg

(今ごろになって、よくもまあ、かようなことをヌケヌケと言えたものである。脱ダム宣言のマニフェストを掲げて、2009年国土交通大臣就任直後、真っ先に川辺川ダムと八ッ場ダムの工事中止を宣言した政治家が言うことなのか!? まさに「私は元祖「口先やるやる詐欺」の詐欺師でございます」と自ら白状したようなもの。国民民主党に在籍しているこの人物をはじめ、国民民主党という政党は間もなく日本維新に合流し、それを経て近未来に自民党へと流れていくでしょう。要するに、この詐欺師・前原誠司を含めて、国民民主党とは「(公明・維新に次ぐ第3の)自民党補完勢力」だということです。かような政党に期待をして投票する有権者は、みなオバカということです。投票が無駄どころか逆効果になります。原発も推進の立場です。市場原理主義アホダラ教の信者たちでもあります。:田中一郎)


6.迷走を始めた菅義偉スカ政権=一刻も政権から追い払いましょう
(1)(別添PDFファイル)首相ら連発「お答えは差し控える」、隠し通し 国民の忘却待つ?(東京 2020.11.21)
 https://www.asahi.com/articles/ASNC66FTBNC5UTIL03Z.html
(2)首相官邸ツイッター 総ツッコミ状態「具体的な対策を発信して」「情けなくて涙」デイリースポーツ
 https://www.daily.co.jp/gossip/2020/11/21/0013881902.shtml
(3)菅政権とパソナ 規制緩和という名の利益誘導が進むカラクリ(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4d2fbf38a573c4268e7a980af9a54f1a6a804579
(4)米山隆一元知事「これが本当に民主主義国家のリーダーか」記者会見しない菅首相に-デイリースポーツ
 https://www.daily.co.jp/gossip/2020/11/21/0013881796.shtml
(5)【菅義偉】菅さんはまだ金が欲しいって? 夢見が悪くないのかな?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281588
(6)それをあなたが言いますか? 菅首相の「ビジョン」に抱いた違和感 -望月優大 ニューズウィーク日本版
 https://www.newsweekjapan.jp/mochizuki/2020/11/post.php
(7)学術会議任命拒否 宇野重規教授が朝日の書評欄に書いた「暴君」論が「菅首相のことを書いているとしか思えない」と話題|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2020/11/post-5702.html
(8)菅首相が生出演『ニュースウオッチ9』の質問に激怒し内閣広報官がNHKに圧力!『クロ現』国谷裕子降板事件の再来|LITERA/リテラ
 https://cutt.ly/ShtxiDL
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新型コロナの第三波が襲ってきています。菅義偉スカ政権は、それに対する備えもせず、「今後の感染者数は神のみぞ知る…」(西村康稔・経済再生相)などと、有権者を小ばかにした発言をして、その無責任体制への追及を肩すかしにしています。(下記は他のMLに発信したものを加筆修正しています)

*今後の感染者数は「神のみぞ知る…」西村担当相が発言 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNCM755SNCMUTFK017.html?ref=mor_mail_topix3_6

しかしです。「末法の世」を迎えた令和・ニッポンのマスごみどもは、その菅義偉スカ政権への追及も不十分なままに、まるで救世主が現れたのごとき報道姿勢で、海外の巨大医薬品資本が「開発」した新型コロナワクチンの絶賛報道のようなことを始めています。いつものパターンとはいえ、愚か極まる振る舞いと言わざるを得ません。

(関連)(別添PDFファイル)ワクチン使用許可「申請」、ファイザー発表 米、来月にも接種か(朝日 2020.11.21)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14703393.html
(関連)新型コロナ-ファイザーのワクチン95%有効 数日内に使用申請 (写真=ロイター) -日本経済新聞
 https://cutt.ly/Ihtcumf

(関連)新型コロナ-新技術でコロナワクチン開発加速 モデルナも高い有効性 (写真=AP) -日本経済新聞
 https://cutt.ly/ShtcibL
(関連)米ファイザー、コロナワクチン有効率95%確認 - ロイター - 東洋経済オンライン
 https://cutt.ly/shwMnws

(関連)米モデルナのワクチン(日刊ゲンダイ 2020.11.19)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/281517
(関連)ワクチンの有効性95% 米製薬 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6376920


今回登場してくる新型コロナのワクチンは、これまでにはなかった新しい技術=ゲノム編集が使われており、人間を含む生物への安全性については「全くの未知数」状態です。簡単に言えば、これまでのワクチンのように、弱毒性化されたウィルスや死んだウィルス(抗原)を人間の体に注入するのではなくて、人間の体の中にDNAやRNAを注入して、人間の体をいわば遺伝子組み換えして、人間の体自身が「抗原」を創り出して、自己免疫を体に造らせるという、おそるべき「人体改造ワクチン」なのです。これが人体にどのような影響をもたらすのかは未知数で、特に中長期的な健康影響や遺伝的影響が懸念されるところです(法制度的には「生物多様性条約・カルタヘナ議定書違反」「カルタヘナ国内法違反」です)。
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/treaty156_6.html

しかし、下記の記事などにもあるように、開発している製薬メーカーは「拙速に次ぐ拙速」で早くも実用化に踏み出そうとしており(背景には「早ければ早いほど巨額の利益につながる」という思惑があります)、他方で、新型コロナPANDEMICに苦慮する各国政府は、水面下では医薬品資本との利権共存体制を築きながら、この危険な「拙速開発」を容認・追認する動きを示しています。日本は既に1兆円近い契約を医薬品資本であるアメリカのファイザー社やイギリスのアストロゼネカ社と交わしたという報道もあるほどに、菅義偉スカ政権は「前のめり」状態です。危険と無責任が一体化しています。国民の健康のことなど、本気で考えてはいないのでしょう。来たる衆議院選挙を前にして、かつてアベ政権がマスクや学校一斉休校で失敗したような「しっかり国民のためにやってまっせのパフォーマンス」の一環としてやっているのだろうと推測できます。それは、菅義偉総理や西村康稔担当相の言動からも見て取れるのです。

(既にロシアと中国は、その人権軽視体制の下で、新型コロナワクチンを実証不十分のまま見切り発車させ、巨大規模の人体実験を始めています。恐ろしい話です)

今回注目されているファイザー社とモデルナ社の開発したワクチンは「RNA」型といわれているもので、人体内にたんぱく質を作らせるためにリボゾームへと情報を運ぶメッセンジャーRNAを人間の体内に注入するというタイプのものです。このワクチンの効果は未知数ですし、その副作用も未知数です。危険なのは、それを実証するプロセスがあまりにも短時間であり、あまりにも安直だからです。RNAはDNAの2本鎖とは違って1本鎖なので、すぐに壊れてしまうという弱点があります。おそらくこれをカバーするために、ものすごい量のRNAを注入しようとするのではないかと推測します。また、その壊れやすさから、ワクチンの運搬には超低温冷蔵が必要でやっかいだったのですが(ファイザー:マイナス70度以下)、それを一定程度克服して、超低温までしなくてもいいというのがモデルナのワクチンです(マイナス20度くらいまで)。マスごみたちは、その程度のことを「画期的だ」などと騒いでいるというわけです。

先般、科学ジャーナリストの天笠啓祐さんに、この新型コロナワクチンの危険性について、ワクチンのイロハから教えていただきました。改めて下記にその報告(当日のVTRやレジメなどを添付)を転記しておきます。また、ジャーナリストの岡田幹治さんも、新型コロナワクチンについて警告を発信しています。岡田さんの場合はさらに突っ込んで、日本や東アジアにおいては、新型コロナはその死者数から見て、数年に一度流行するインフルエンザよりも危険度は低そうだ、従って、今日のような大騒ぎをするようなことではない、という見方をされているようです。ウィルスは変異するので警戒を続けた方がいいとは思いますが、私もまた岡田さんと同様に、新型コロナへの有権者・国民や市民運動・社会運動の反応は「過剰かな」という印象を受けています。最近では市民運動・社会運動の中にも「マスク自警団」のような連中まで現れています。昔ながらの「隣組意識」、ないしは「スターリニズム現象」の一種と見ていいでしょう。

私は今現在新型コロナで最も重要なことは、ワクチンでもなければ、PCR検査でもなく、感染症に対する医療体制の抜本拡充ではないかと考えています。特に、中程度の症状の人や重症患者に対する医療体制が如何にも心もとない状態です。また、PCR検査で陽性となったけれど症状はない、という人を一定期間隔離する施設も貧弱でお粗末です。この肝心かなめの医療体制や隔離施設が不十分で貧弱・お粗末なまま、菅義偉スカ政権は、GO TO 何とか、などと大言壮語をぶち上げて「新型コロナ対策と経済対策の両立」などという、とぼけたハッタリ政策を続けているのです。GO TO なんとかは、現状ではやめた方がいい、感染拡大の大きな契機になる、と専門家たちが提言しても聞く耳を持っていないようです。

何故なら、GO TO 何とかの正体は、まさにスガトモ・ニカイトモたちと菅義偉スカ政権との「利権の蜘蛛の巣城」になっているからにほかなりません。そんなカネがあるのなら、緊急医療体制の抜本拡充のために使え、と彼らを怒鳴りつける必要がありそうです。(抗ウィルス薬の開発も重要・優先事項ですが、これは「容易ではない」というのが一般的な認識です。アビガンならぬアベガンもまた、副作用があるのに対して、その効果は怪しいとの評価が出ています。レムデシビルについてもWHOはその効用を否定しました=もちろん反論もありますが)(それから、GO TO 何とかについては、11/22の新聞朝刊に、ようやく「見直し」の記事が一斉に載りました。今後の動向が注目されます。:このメールの最後に記事を抜粋して掲載しています)

(関連)コロナ禍で病院経営も「重症化」 設備経費が圧迫「やればやるほど赤字…」|東京新聞 特報Web
 https://cutt.ly/Jhtx4WY

(関連)(別添PDFファイル)レムデシビル推奨せず、WHO指針 致死率下げる効果なし(東京 2020.11.21)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/69530

くり返します。新型コロナワクチンは危険です。人体実験とも言うべき「安全性未確認」の「ゲノム編集技術活用型」ワクチンが登場しようとしています(水面下で巨額の医薬品利権が蠢いている可能性があります)。ワクチンとは健康な人の体に打つものです。そのワクチンで重篤な副作用が出て、一生引きづらなければならないことになったら、後悔しても後悔しきれないではありませんか。ましてや、かつての薬害のように、遺伝的障害が出てしまったら、とんでもないことになってしまいます。

そしてこれも付け加えましょう。有権者・国民の命と健康を守る気もなく、選挙目当てのパフォーマンスばかりを繰り返し、アメリカ政府のみならず欧米系多国籍資本の利権にも平身低頭して追従し、甘い汁を吸おうとしている、この菅義偉スカ政権・自民党ゴロツキ集団に対して、来たる衆議院選挙において、断罪の投票をいたしましょう。菅義偉よサヨウナラ、自民党政権よサヨウナラ、それが有権者・国民の命と健康を守り、新型コロナPANDEMICを克服していく、最も有効な近道なのです。騙されてはいけません。

(報告)(11.12)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-21863a.html
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-21863a.html

*ジャーナリスト・岡田幹治さん
(1)新型コロナのワクチンは超スピード開発でウイルスよりむしろ危険? - 岡田幹治|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2020110400009.html
(2)新型コロナの「指定感染症」は過剰。インフルエンザと同じ「5類感染症」に - 岡田幹治|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2020101800001.html
(3)(別添PDFファイル)新型コロナ感染者数「大幅水増し」疑惑報道は本当か(岡田幹治 ダイヤモンド・オンライン 2020.10.7)
 https://diamond.jp/articles/-/250443

*落合栄一郎さん(カナダ在住の科学者):この4つの記事も非常に興味深い内容で必読です
(1)日刊ベリタ - 記事 - (28)科学とニセ科学の相克 コロナ禍で顕著に 落合栄一郎
 http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202010190848431
(2)日刊ベリタ - 記事 - (29)新コロナウイルスによる感染者数・死亡者数 実数はまだ不明 落合栄一郎
 http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202010220837044
(3)日刊ベリタ - 記事 - (30)新コロナウイルスによる感染者数・死亡者数 実数はまだ不明─2 抗体検査・抗原検査・集団免疫 落合栄一郎
 http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202011090954401
(4)日刊ベリタ - 記事 - (31)新コロナウイルス禍の実態まだ不明−3 インフルエンザとの比較 落合栄一郎
 http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202011171103272

(関連)(別添PDFファイル)「9割効果」でも慎重さ必要,RNAワクチン相次ぎ報告(東京 2020.11.19)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/69166/


(関連)米コロナワクチン「当面は私は打たない」免疫学の第一人者が憂慮する「禁じ手」-毎日新聞
 https://cutt.ly/OhtcaC8

(一部抜粋)
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免疫学の第一人者、宮坂昌之・大阪大名誉教授が17日、毎日新聞の取材に対し、新型コロナウイルスのワクチンを開発中の米製薬大手2社が競うように「90%超の有効性確認」との驚異的な治験結果(初期データ)を示したことに絡み、「このワクチンが使えるようになっても、当面は私は打たない」と明言した。

宮坂氏は同日あった衆院厚生労働委員会で参考人として「有効性がかなり高いのは間違いないが、安全性は全く担保されていない」と述べ、期待先行の現状に警鐘を鳴らした。「90%超」という数字をどう読み解くべきか、どのような懸念を抱いているのか、真意を聞いた。【聞き手・横田愛】

有効性9割超には「私も驚いている

Q ファイザーとモデルナが相次いで「90%超の有効性確認」という発表をしました。どう受け止めたらいいのでしょうか。

A 間違えて理解しがちだが「100人にワクチンを打ったら、90人には効く」という意味ではない。「有効性」とは、ワクチンを打たなかった人(非接種者)の発病率を1としたときに、接種してその発病率がどのぐらいの割合に下がるかを推定したものを言う。「9割の有効性確認」を言い換えると「ワクチンを打たずに発病した人の9割は、ワクチンを接種していたら発病しなかったはず」ということを表している。

Q インフルエンザワクチンの有効性は3~5割と言われます。専門家から、一般的にコロナウイルスのワクチン開発は難しいと聞いていたので「9割超」という数字に驚きました。

A 私も驚いている。予想では開発に成功しても、インフルエンザのワクチンと同様に発症予防の効果が多少あるか、重症化予防にとどまるぐらいだと考えていた。だが、どうもそうではないようだ。どうしてあのような数字が出たのか今後も注目する必要がある。
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 <別添PDFファイル:新型コロナ関連>
(1)ファイザー、COVID-19ワクチンで中間解析、90%にも残る有効性への疑問(『日経ビジネス 2020.11.23』)
 https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/depth/00832/
(2)新型コロナ感染者数「大幅水増し」疑惑報道は本当か(岡田幹治 ダイヤモンド・オンライン 2020.10.7)
 https://diamond.jp/articles/-/250443
(3)「9割効果」でも慎重さ必要,RNAワクチン相次ぎ報告(東京 2020.11.19)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/69166/
(4)ワクチン使用許可「申請」、ファイザー発表 米、来月にも接種か(朝日 2020.11.21)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14703393.html
(5)医療逼迫回避 自治体探る、病床を有効利用(日経 2020.11.21)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66511750Q0A121C2EA2000/
(6)レムデシビル推奨せず、WHO指針 致死率下げる効果なし(東京 2020.11.21)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/69530

 <関連サイト>
(1)米ファイザーのワクチン超低温管理問題、マグロが日本を救う?:日経ビジネス電子版
 https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00119/111800050/?n_cid=nbpnb_mled_mre
(2)日本で新型コロナ対策はもう不要?「日本は集団免疫を獲得」説の中身(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2e9a04c8c94d561f5aa7fe1dd73e5124d0b5601c?page=5
(3)新型コロナ-アストラゼネカのコロナワクチン、高齢者にも強い免疫 (写真=ロイター) -日本経済新聞
 https://cutt.ly/5htcTTo
(4)ワクチン接種は個人判断 加藤氏 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6377030
(5)ワクチンの有効性95% 米製薬 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6376920

 新型コロナをめぐるマスコミ報道などは、政治的な思惑や国際的な医療・医薬品利権(検査、ワクチン、治療薬、医療組織など)がからんだ権力者や御用学者や開発メーカーたちの怪しげな発言を、そのまま垂れ流している様子がうかがえ、極めていい加減、かつ疑わしいものになっています。そのまま信じ込むのは危険です。相当のリテラシイーを持って臨まないと、真実は当分の間つかめそうにありません。そんな中で、私が現段階で申し上げられることは、

①新型コロナワクチンは危険である、自分のみならず、子どもや孫に打たせてはいけない、

②日本における新型コロナの危険性は、今のところ死亡者数から見てインフルエンザの程度かそれ以下であり、過剰反応はよろしくない、

③新型コロナの医療体制が貧弱なまま放置されている、検査体制の問題よりもこっちの方が深刻な問題である(PCR検査については、その意味をしっかりと理解すること)

④検査については陽性と陰性の判断基準を統一してしっかりと定義すること(現状は過剰判断基準あるいは無政府的ではないか?)、

⑤GO TOなんとか、のようなロクでもない「利権政策」は直ちにやめること、

⑥電通やパソナやリクルートなど、いわゆる政商グループに新型コロナ対策を丸投げして甘い汁を吸わせるな、ということ、

⑦ウィルスは変位するので今後も警戒が必要、新型コロナだけでなく他の感染症についても注意、

⑧海外からの新型コロナ輸入を止めるべく国境措置を厳重化すること=2020年東京オリンピックは直ちに中止せよ(引き延ばせば伸ばすほど都民の税金をドブに捨てることになる)、

などです。
草々

 <追>GO TO なんとか、が見直しへ
 11/22新聞朝刊で、ようやく「見直し」の動きが報道されました。遅すぎますし、不正・不公正だらけです。他の新型コロナ対策も同じです。菅義偉スカ政権にも、現状の自公政権にも、今日の霞が関各官庁にも、新型コロナ感染症拡大を含む「危機対応態勢」が全くダメ状態です。彼らは本気で、腹の底から、有権者・国民の命と健康を守ることが最優先だとは思っていないから、こういうことになるのです。これに対する治療は「ホンモノの政権交代」以外にありません。自公や維新・国民民主党の政治家に投票をするということは、自分で自分の首を絞めるという、愚か極まる行為であり、また、近未来において日本を破滅させてしまう「亡国行為」でもあるのです(原発・核燃料サイクルの再びの過酷事故近し)。

 <別添PDFファイル>
(1)GO TO 見直し提言、政府分科会 感染拡大地域で(朝日 2020.11.21)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14703435.html
(2)GO TO 食事券 不安抱え、東京で発売 購入に列(東京 2020.11.21)
 https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4131606.html

 <関連サイト>
(1)コロナ拡大、GoTo見直し…我慢の3連休「基準分からず」トラベル困惑、イートは打撃懸念:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/69884
(2)感染地域へのGoTo一時停止、イートも制限要請 菅首相、4日連続2000人超コロナ感染で転換:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/69829
(3)経済重視で菅首相後手=「小出し」効果不透明―GoTo修正
 https://cutt.ly/Ehtvst2
(4)GoTo一時停止、首相表明 感染拡大地域への旅行予約対象 食事券発行停止も、知事に検討要請:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14704703.htmlGoTo?ref=mor_mail_newspaper
(5)「GoToで観光立国」にこだわる菅首相の裏に農林水産業軽視の歴史|東京新聞 特報Web
 https://cutt.ly/3htvr5v
(6)山口二郎教授 菅政権のコロナ対策を見て「戦争に負けた理由がよく分かる」デイリースポーツ
 https://www.daily.co.jp/gossip/2020/11/21/0013881524.shtml
(7)大阪もGoToトラベル一時停止の方向 吉村知事「今は立ち止まるべきだ」琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-1229375.html
(8)経済重視 ⇒ 一転GoTo見直し…「専門家無視できない」 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNCP6X56NCPUTFK00C.html?ref=mor_mail_topix3_6
(9)菅政権の無策がまねく“高齢者クラスター” 施設「一斉検査」の政府方針を3カ月放置(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/76ca33a49af894ae09bfbc297568adfcff905a09?page=2
(10)“日本の第3波は深刻化しない”専門家が指摘する4つの根拠(女性自身)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/df3f55388b209e477b7404902cff9f9c3fcefc75
草々 

2020年11月19日 (木)

(報告)(11.17)オルタナティブな日本をめざして(第53回) 「再び戦場の島とさせないために:沖縄・南西諸島への自衛隊基地建設を巡って」(伊波洋一参議院議員:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


さる2020年11月17日(火)、水道橋のたんぽぽ舎におきまして、伊波洋一参議院議員をお迎えして、下記の「新ちょぼゼミ」を開催いたしました。以下、当日の録画やレジメ、および関連資料などを添付して簡単にご報告申し上げます。

(イベント情報)(11.17)オルタナティブな日本をめざして(第53回) 「再び戦場の島とさせないために:沖縄・南西諸島への自衛隊基地建設を巡って」(伊波洋一参議院議員:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-58d8da.html

「安倍政権のもと提言された「敵基地攻撃論」は、米国の対中国軍事戦略に追従するものであり、それは米国の覇権を維持するために日本、とりわけ沖縄を含む南西諸島を戦場にするものであって、国民の生命財産を守るという意味での安全保障にはつながらない。」「日本は日中平和友好条約を基盤に、「東シナ海を平和・協力・友好の海」にすることをめざして、早期に中国との対話を開始すべきだろう。習近平氏の来日などを通して、尖閣問題についての対話を開始するなど、「敵基地攻撃論」より柔軟な外交方針が必要ではないだろうか」(伊波洋一「再び戦場の島とさせないために」(岩波月刊誌『世界 2020.10』))。 今回はご多忙中のところ、伊波洋一参議院議員においでいただき、沖縄・南西諸島への自衛隊基地建設をめぐる問題についてお話いただきます。

講 師:伊波洋一さん(いは よういち) 
参議院議員(選挙区:沖縄県、所属会派:沖縄の風)2020年10月27日現在の役職等
外交防衛委員会、行政監視委員会、沖縄および北方問題に関する特別委員会、国際経済・外交に関する調査会 


(当日録画)20201117 UPLAN 伊波洋一「再び戦場の島とさせないために」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=M9fgzjuo4I4
 https://www.youtube.com/watch?v=M9fgzjuo4I4

 <当日レジメ、及び関連資料:別添PDFファイル>
(1)(レジメ)南西諸島基地建設&敵基地攻撃能力論・たんぽぽ舎講演 (伊波洋一さん 2020.11.17)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e58d97e8a5bfe8abb8e5b3b6e59fbae59cb0e5bbbae8a8ad26e695b5e59fbae59cb0e694bbe69283e883bde58a9be8ab962028e4bc8ae6b3a2e6b48be4b880e38195e382932029.pdf
(2)再び戦場の島とさせないために(イントロ部分)(伊波洋一『世界 2020.10』)
 http://www.okinawaiken.org/wp13/wp-content/uploads/2020/09/YI_iwanami_202009.pdf
(3)敵基地攻撃論と沖縄(1)(2)(伊波洋一『コモンズ 2020.10.15&11.10』)
 http://com21.jp/topics/okinawa
(4)普天間問題の解決はすぐにも可能だ(イントロ部分)(屋良朝博『世界 2020.11』)
ダウンロード - e699aee5a4a9e99693e5958fe9a18ce381aee8a7a3e6b1bae381afe38199e38190e381abe38282e58fafe883bde381a0efbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e5b18be889afe69c9de58d9aefbc89.pdf


 <伊波洋一参議院議員のサイト>
(1)伊波洋一オフィシャルサイト - 沖縄の声を国会へ
 http://ihayoichi.jp/
(2)伊波洋一(いはよういち)さん (@ihayoichi) - Twitter
 https://twitter.com/ihayoichi?lang=ja
(3)国会議員情報:伊波 洋一(いは よういち):時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/giin?d=e163391403869ba3812138ee7cbaf0e4&c=san
(4)伊波洋一の記事一覧 - 沖縄タイムス+プラス
 https://www.okinawatimes.co.jp/subcategory/%E4%BC%8A%E6%B3%A2%E6%B4%8B%E4%B8%80
(5)伊波洋一 - IWJ Independent Web Journal
 https://cutt.ly/RgTcxlG
(6)「伊波洋一」のニュース一覧- 日本経済新聞
 https://r.nikkei.com/persons/%E4%BC%8A%E6%B3%A2%E6%B4%8B%E4%B8%80

 <伊波洋一参議院議員のご著書>
(1)対論普天間基地はなくせる 日米安保の賛成・反対を超えて-伊波洋一/著 柳澤協二/著(かもがわブックレット)
 https://cutt.ly/6gTcWzN
(2)沖縄とヤマト 「縁の糸」をつなぎ直すために-小森陽一/編著 新崎盛暉/証言 伊波洋一/証言 石川真生/証言 我部政明/証言(かもがわ出版)
 https://cutt.ly/EgTcOwR
(3)沖縄の真実、ヤマトの欺瞞 米軍基地と日本外交の軛-神保哲生/著 宮台真司/著 真喜志好一/著 伊波洋一/著 大田昌秀/著 我部政明/著(春秋社)
 https://cutt.ly/FgTcVK6
(4)普天間基地はあなたの隣にある。だから一緒になくしたい。-伊波洋一/著(かもがわ出版)
 https://cutt.ly/ugTcHyY
(5)地域から平和をきずく オキナワ・イワクニからみた日本-池尾靖志/著 伊波洋一/著 井原勝介/著(晃洋書房)
 https://cutt.ly/AgTcZkD

 <伊波洋一参議院議員の連載記事>
(1)沖縄の「自己決定権」その歴史と現在(1)/伊波洋一 琉球国の成立から「琉球処分」まで - 月刊コモンズ
 http://com21.jp/archives/35473
(2)沖縄の「自己決定権」その歴史と現在(2)/伊波洋一 政府の沖縄分割案への抵抗から沖縄戦・敗戦まで - 月刊コモンズ
 http://com21.jp/archives/35431
(3)沖縄の「自己決定権」その歴史と現在(3)/伊波洋一 米軍統治下での基地建設と返還への想い 幻の屋良建議書 - 月刊コモンズ
 http://com21.jp/archives/35323
(4)沖縄の「自己決定権」その歴史と現在(4)/伊波洋一 400年間、奪われた歴史再発見の時 - 月刊コモンズ
 http://com21.jp/archives/36391


 <沖縄・南西諸島関連の報道:その1>
(1)宮古・下地島空港の自衛隊利用認めないで市民が沖縄県に要請「屋良覚書の順守を」琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1196412.html
(2)現地ルポ「宮古島を戦場にするな」 ミサイル配備の最前線に立たされる島 - 長周新聞
 https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/16322
(3)宮古島・保良ミサイル弾薬庫の現在―300日もの座り込みを続ける保良の人々!|小西誠|note
 https://note.com/makoto03/n/nd67173c1f202
(4)宮古島配備の地対艦ミサイル部隊は「幽霊部隊」か?―なぜ、このミサイル部隊は駐屯地に看板を掲げないのか!|小西誠|note
 https://note.com/makoto03/n/n93ebad4f9b35
(5)敗訴の陸自配備めぐる石垣住民投票訴訟 「人権救済の役割放棄」 原告市民ら落胆(琉球新報) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7a1913b4e29fa79a373a6292cb15732dbd000214
(6)弾も弾薬庫もない最前線「お粗末」配備招いた国の失態:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN4G4T26N49TPOB004.html
(7)自衛隊誘致、その後米軍もやってきた 問われる日米安保 - 沖縄:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASL9G4HLKL9GTIPE015.html
(8)与那国島の陸自駐屯地に弾薬庫 防衛省 住民に周知せず資料は「貯蔵庫施設」沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/425201
(9)石垣島現地ルポ 自衛隊配備の最前線に立たされる南の島から - 長周新聞
 https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/16160
(10)奄美大島に建設中の広大な自衛隊基地の実態(2018年10月撮影) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=4q3Lxrday7M

*石垣島に自衛隊基地が必要ないわけ(中学生にも分かりやすく)
 http://loveishigaki.jp/archive/argument/rontenFB.pdf

 <沖縄・南西諸島関連の報道:その2>
(1)菅首相 中国の海洋活動に懸念 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a382c8e129b6e80f76fa4ee40459be5105a658e4
(2)米大統領選、バイデン氏が選挙人306人獲得 トランプ氏逆転困難
 https://cutt.ly/Sg23N88
(3)【米大統領選2020】バイデン氏の勝利は世界にとって何を意味するのか - BBCニュース
 https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-54858256
(4)バイデン氏は「尖閣」にも安保条約適用表明も米側発表には含まれず 菅首相と初の電話協議:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/68050?rct=politics
(5)尖閣 バイデン氏に中国猛反発 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6376341


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々 

2020年11月18日 (水)

(報告)(11.17)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


さる11月17日(火)、水道橋のたんぽぽ舎において「新ちょぼゼミ」を開催し、私から「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その2)をプレゼンさせていただきました。以下、当日の録画や資料を添付して簡単にご報告申し上げます。

(前回)(報告)(11.12)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-63dc76.html


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(当日録画)20201117 UPLAN 田中一郎「有権者・国民のための裁判所を目指して(第二次司法民主化)」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-nhH52GacnA
 https://www.youtube.com/watch?v=-nhH52GacnA

 <当日のレジメ:別添PDFファイル>
(1)(MEMO)日本の司法改革 5つのポイント(総論)(2020年11月12日)
ダウンロード - efbc88efbcadefbca5efbcadefbcafefbc89e697a5e69cace381aee58fb8e6b395e694b9e99da920efbc95e381a4e381aee3839de382a4e383b3e38388efbc88e7b78fe8ab96efbc89efbc882020e5b9b411e69c8812e697a5efbc89.pdf
(2)(レジメ)司法・裁判所の改革構想(第二次司法民主化)(2020年11月12日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e58fb8e6b395e383bbe8a381e588a4e68980e381aee694b9e99da9e6a78be683b3efbc88e7acace4ba8ce6aca1e58fb8e6b395e6b091e4b8bbe58c96efbc89efbc882020e5b9b411e69c8812e697a5efbc89.pdf

 <関連資料:別添PDFファイル>
(1)最高裁でも人事圧力、前政権「複数人示せ」(毎日 2020.11.13)
 https://mainichi.jp/articles/20201113/ddm/005/010/088000c
(2)非正規格差「不合理とまでは言えない」賞与・退職金の不支給で最高裁判決(東京 2020.10.14)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/61561
(3)非正規待遇格差5項目に「不合理」扶養手当や休暇など、日本郵便訴訟で最高裁(東京 2020.10.16)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/62138
(4)コロナ対策名目で裁判所が傍聴席の使用を大幅制限、28団体が改善の要請書提出(『週刊金曜日 2020.10.2』)
ダウンロード - e382b3e383ade3838ae5afbee7ad96e5908de79baee381a7e8a381e588a4e68980e3818ce5828de881b4e5b8ade381aee4bdbfe794a8e38292e5a4a7e5b985e588b6e99990efbc88e3808ee98791e69b9ce697a52010.2e3808fefbc89.pdf

*日本国憲法
 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/shiryo/dl-constitution.htm

(第64条(「第4章国会」のいちばん最後)及び「第6章司法」のところを必ず目を通してください)


 <当日の関連サイト>
全員アベ友裁判官の最高裁以下、日本の裁判所に生息する腐ったヒラメ裁判官が下した「ヘドロ判決」陳列台=衆院選時の最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」をつけ続けましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-f89fc8.html

(1)法曹一元制とは - コトバンク
 https://kotobank.jp/word/%E6%B3%95%E6%9B%B9%E4%B8%80%E5%85%83%E5%88%B6-182062
(2)法曹一元について(参考説明)
 https://www.kantei.go.jp/jp/sihouseido/dai18/18bessi6.html
(3)危機的な司法で法曹一元化が必要な理由 - 瀬木比呂志|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2015111800005.html

(関連)絶望の裁判所-瀬木比呂志/著(講談社現代新書)
 https://cutt.ly/Ag2lTxf

 <その他参考サイト>
(1)判決ダイジェスト
 https://www.hanreihisho.com/user-cgi-bin/digest/judgelist.cgi?years=2017&mode=
(2)裁判例結果一覧 - 裁判所 - Courts in Japan
 https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/list2?page=1&filter%5Brecent%5D=true


 <いちろうちゃんのブログ>
(1)(報告)(2.13)オルタナティブな日本をめざして(第40回):「日本の司法制度と裁判官:何故おかしな判決が相次ぐのか」(新ちょぼゼミ:澤藤統一郎弁護士 )- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-ab6361.html

(2)東電福島原発事故刑事裁判 東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その3):真相究明も、社会正義の実現も、日本を亡ぼす原発・核施設過酷事故再発防止も実現できない日本の裁判- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-679855.html

(3)(福島原発事故)生業(なりわい)訴訟仙台高裁判決をどう見るか:「責任論」ではほぼ完勝(但し、予見・回避義務は依然不問)、「損害論」では一歩前進あるも依然として敗訴- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-c5fe0c.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々 

(報告)(11.13)第10回 核ごみに関する政府との会合 & 「三陸の海を放射能から守る岩手の会」からのコメント (おまけ= 「核ごみ地下ポイ捨て計画による北海道全土破滅工作」を批判できない朝日カバカバ新聞)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.「紅葉(もみじ)♪」
 https://www.youtube.com/watch?v=StSJhqvJ-eo
 https://www.youtube.com/watch?v=cppbd8qPiJw

(懐かしいこの歌がピッタリくる季節になりました。私たちの故郷=日本列島は四季の変化に恵まれてとても美しいですね。都会はダメだけれど、田舎に行けば空気もすがすがしく、深い青色の秋の空とひんやりとした空気につつまれて瞬間的に幸せな気持ちになるものです。でも、それももう、福島原発事故によって、東北南部や関東では深呼吸することさえ憚られるようなことになり、かなわぬ過去の夢となってしまいました。ホット・パーティクルが漂っている可能性がありますから。そして今、全国各地で、そのロクデモナイ原発を再稼働し、更にその結果出てくる核のごみを地下にポイ捨てしようとする原子力ムラの亡国策動が強まっています。許せんなと思っています。腹の底から怒りが込み上がってきます。:田中一郎)(上記の動画曲が流れる前の最初のところで変な広告が出てくることがありますが無視してスキップしてください)


2.イベント情報
(1)(別添PDFファイル)(昼)(チラシ)(11.27)原発・核燃サイクルの即時中止を! 省庁・議員・全国市民の院内集会
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1604619732111matuzawa

(2)(別添PDFファイル)(夜)(チラシ)(11.27)日本原電 東海第二原発を止めよう! 集会(文教区民センター)
 https://cutt.ly/hg4WyiD


3.(予約必要)(12.22)オルタナティブな日本をめざして(第54回):「霞が関の官僚組織:外務省の意思決定」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-a47053.html


4.キャンペーン · 種苗法改定 自家増殖(採種)”一律” 禁止法案 に反対→廃案の声を上げよう! (2020-.-3-.-3閣議決定。【拡散希望】11-.-12 審議入り -17採決) · Change.org
 https://cutt.ly/Ig4ElqB

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · ~種苗法改定案~審議入りから採決の間に思うこと · Change.org
 https://cutt.ly/Bg4EfI7

(関連)種苗法改正案、立憲は反対 「自家増殖」制限、修正できず 国民は賛成方針(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7a6d0c1e84cdc5d54734f9bd4c2525ef63a13ea7
(関連)立民、種苗法改正案で党内対立「零細農家の負担増える」「負担増は考えにくい」- 読売新聞オンライン
 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20201107-OYT1T50192/

(国民民主党は、いよいよ市場原理主義アホダラ教の自民党第3補完勢力(公明、維新の次)となることがはっきりしてきた。あの平成の小早川秀秋であり、元祖「口先やるやる詐欺」の前原誠司がいる政党だから、さもありなんである。驚きは立憲民主党内に種苗法改悪法案に賛成するバカがいるということ。先が思いやられる。早めに立憲民主党から叩き出せばどうですか!? 今日の野党ないしは「市民と野党の共闘」が政権交代を実現できないのは、ただただ、しっかりとした信念と覚悟を持ち、どういう「国民のためのオルタナティブな」政治を実現するのかを有権者に具体的かつ明確に示し、それを野党ないしは「市民と野党の共闘」が一丸となって有権者・国民に訴えていく、繰り返し繰り返し訴えていく、そういう行動をとろうとしないからである。あっちウロウロ、こっちウロウロ、自民のケツなめ政党では、支持率はどんどん落ちていくばかりである。そもそも選挙で負け続けるということ自体が、その政党の有権者からの信頼が減衰していく最大の原因だということを、「市民と野党の共闘」、とりわけその総大将である立憲民主党の現執行部は理解しているのか!? :田中一郎)


5.菅内閣支持微減48.3% 学術会議「説明不足」6割超―時事世論調査:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020111300810&g=pol

(関連)衆院解散「来年1月か9月以降」 自民・下村政調会長 - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1226327.html
(関連)<この政権のきれいごとには裏がある>バイデンに便乗 原発再稼働の悪辣(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/335.html 

(立憲民主党と山本太郎「れいわ新選組」に申し上げます。早く候補者調整をして共倒れを防いでください。来年1~2月にも総選挙になるかもしれませんよ。そんな程度のこともできないのなら、選挙に勝てるはずもないです。戦国大名たちのイクサの仕方を見習ってください。彼らは戦いに負ければ一族郎党全員が殺されます。だからイクサに臨むときは真剣そのもので、様々な事前対策に手を尽くしていました。今の野党勢力は「市民と野党の共闘」も含めて、真剣味=本気度が足りないのではありませんか!? 主観的にはともかく、屁理屈並べて結果的に自民党政治にもたれかからないでいただきたいですね。:田中一郎)
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さる11月13日(金)、参議院議員会館において「第10回 核ごみに関する政府との会合」が開催されました。いろいろと大変な時期に北海道から複数の市民が上京し、幌延の「深地層研究」施設や青森県の核燃料サイクル関連施設、更に今般、大騒動となっている寿都町・神恵内村の核ごみ最終処分場調査受入問題などについて、関係する政府各省庁や政府関連組織に多くのことを問いただしました。そして早くも、主催された北海道の方より当日の報告メールが届きましたので、以下それを転送する形で報告したいと思います。(11/13当日は福島瑞穂参議院議員とその秘書の石川さんに会場の確保や各関係省庁その他のセッティングのご尽力をいただき、また、会合にも参加していただいてご意見を頂戴しています。感謝申し上げます)

また、このメールの後に、私から、①「三陸の海を放射能から守る岩手の会」(永田文夫さん)のコメント、②「核ごみ地下ポイ捨て計画による北海道全土破滅工作」を批判できない朝日カバカバ新聞(別添PDFファイル)に対する私の逐条的批判、③「いちろうちゃんのブログ」の関連サイト、④直近情報、なども添付してお送りいたします。ご参考にしていただければ幸いです。

結論を先走って申し訳ありませんが、地殻変動激しく火山と地震と津波の島々=日本列島において、核ごみの深地層処分などトンデモない話だということを強調しておきます。未来世代への冒涜どころか、場合によっては、地下に核ごみを入れて間もなくの北海道全土壊滅もまた、絵空事ではないことを指摘しておきたいと思います。私たちは、そして北海道知事や道庁や道議会や北海道民は、毅然たる態度で、心を鬼にしてでも、断固としてこの出鱈目な核ごみ計画を退けていかなければなりません。右も左もないのです。原子力の狂気に頭がイカレタ連中に対して、そしてそれにへばりついて、一時だけ、自分だけ甘い汁を吸って「ヤク中毒」(原発マネーへのタカリ中毒)になろうとする連中に対して、力を合わせて、それを阻止していきましょう。原発・核をめぐる最終戦争はこれからも続きます。


◆(必見)「都構想」ゾンビ化 寿都町核ゴミ住民投票せず 女川再稼働【横田一の現場直撃】No.86 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=6OE6FAmJofo

(寿都町長の片岡春夫が核ごみ調査受入を申し立てる際に、町議会の議決を経ないで独断で勝手にやっていたことが判明=これは地方自治法違反にあたるという。ジャーナリストの横田一氏が発見し追及をし始めた。詳しくは上記VTRをご覧ください。この町長、とんでもない独断専行ワンマンの無責任タカリじじいである。町民の意向を踏みにじっても何とも思っていないロクでなしであり、また、北海道全体のことなども微塵も念頭にないヤカラだ。こんな奴はリコールで町政から引きずり下ろす以外にない。:田中一郎)


 <別添PDFファイル>
(1)第10回核ゴミに関する政府との会合 質問内容(2020年11月13日)
ダウンロード - e7acac10e59b9ee6a0b8e382b4e3839fe381abe996a2e38199e3828be694bfe5ba9ce381a8e381aee4bc9ae5908820e8b3aae5958fe58685e5aeb9efbc882020e5b9b411e69c8813e697a5efbc89.pdf
(2)関連資料抜粋(北海道における特定放射性廃棄物に関する条例他)(2020.11.13)
ダウンロード - e996a2e980a3e8b387e69699e68a9ce7b28befbc88e58c97e6b5b7e98193e381abe3818ae38191e3828be789b9e5ae9ae694bee5b084e680a7e5bb83e6a384e789a9e381abe996a2e38199e3828be69da1e4be8be4bb96efbc89.pdf
(3)第10回核のごみに関する政府との会合 本会提出質問事項についてQ&A&C(永田文夫「三陸の海を放射能から守る岩手の会」2020.11.14)
ダウンロード - e69cace4bc9ae68f90e587bae8b3aae5958fe4ba8be9a085e381abe381a4e38184e381a6q26a26cefbc88e6b0b8e794b0e69687e5a4ab2020.11.14efbc89.pdf
(4)子どもたちのために核のゴミのない寿都を!(NO.1)(2020.9.10)
ダウンロード - e5ad90e381a9e38282e3819fe381a1e381aee3819fe38281e381abe6a0b8e381aee382b4e3839fe381aee381aae38184e5afbfe983bde38292efbc81efbc88no.efbc91efbc89efbc882020.9.10efbc89.pdf
(5)子どもたちのために核のゴミのない寿都を!(NO.2)(2020.9.11)
ダウンロード - e5ad90e381a9e38282e3819fe381a1e381aee3819fe38281e381abe6a0b8e381aee382b4e3839fe381aee381aae38184e5afbfe983bde38292efbc81efbc88no.efbc92efbc89efbc882020.9.11efbc89.pdf
(6)子どもたちのために核のゴミのない寿都を!(NO.3)(2020.9.29)
ダウンロード - e5ad90e381a9e38282e3819fe381a1e381aee3819fe38281e381abe6a0b8e381aee382b4e3839fe381aee381aae38184e5afbfe983bde38292efbc81efbc88no.efbc93efbc89efbc882020.9.29efbc89.pdf
(7)寿都町は核のゴミの地層処分には不適:町に活断層があることを国の「地震調査研究推進本部」が既に認めている(美浜の会 2020.9)
 http://www.jca.apc.org/mihama/nuclear_waste/suttu_nw20200821.pdf
(8)核ごみ処分場は安全か(朝日 2020.11.16)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14696205.html


(下記のメールにもありますが、11/13当日の録画です)
(当日録画)20201113 UPLAN 第10回核ごみに関する政府との会合 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=0U-gCFTXlZQ
 https://www.youtube.com/watch?v=0U-gCFTXlZQ

(上記VTRの最後のところで私からまとめて質問や意見を申し上げております。ご参考にしていただければ幸いです:田中一郎)


以下はメール転送です。
==================================
11月13日午後の会合の最中に「政府との会合参加者」は、寿都町のj住民投票条例制定に関する決議結果(否決)を会場で聴きました。会合には北海道選出議員や秘書の皆さんが参加してくださいました。主催側は北海道各地、青森県、東京エリア、愛知県から参集しました。

また、会合当日になって経産省から「予定時間よりも30分も早く退室したい」との申し出のため、ただでさえ3時間のうちに多くの質問事項に回答していただく進行を工夫していましたのに、更に高速で質問を読み上げるなど、進行の工夫を余儀なくされました。その場で追質問などがしづらい状態に至りましたが、結果、予定より15分早く会合を閉じました。

微妙に回答の中心をずらしながら発言される省庁の方に対し、わざと時間を消費しているのではないかと感じる方もいらしたようです。※動画や制止画像では経産省だけが顔の撮影を禁じました。会合は3つの民間ジャーナルが録画記録をし、IWJさんが同時ライブ中継をされました。

ユープランさんの動画
https://www.youtube.com/watch?v=0U-gCFTXlZQ&feature=youtu.be&fbclid=IwAR3T4v6HsqAWKkooX1xmPG2Lv_iAbjPmEH3Uq_4Sp3nWov3Fg94Icz8CnSs


https://becquerelfree.hatenadiary.jp/entry/2020/11/16/124115
報告①【第10回核ゴミに関する政府との会合】報告 幌延(深地層処分研究計画)・寿都・神恵内(最終処分地選定手順)

https://becquerelfree.hatenadiary.jp/entry/2020/11/16/124115
報告②【第10回 核ゴミに関する政府との会合】報告 放射性廃棄物の深地層処分に関する技術的質問と回答

11月13日の「第10回核ごみに関する政府との会合」の動画報告が出ています。現在、文字起こし中ですが、ベクレルフリー北海道と核ゴミ問題研究会は本日、ダイジェスト報告をしました。

会議の翌日午後(11月14日)、北海道連絡会の全体会議では私は会議の中のトピックとして

①国や国や関係機関は相変わらず、「再処理、プルサーマルは実現する。ガラス固化技術は確立している深地層処分は最善」と主張した。

②規制委員会は、「深地層処分にかかる法律はまだできていない項目や配慮すべきことが多く、これから作られていく」とし、国が監督する中でこれから(法律が)作られていくと言いました。

③経産省(エネ庁 加島さん/寿都町でのNUMO説明会に経産省担当官として行った人物)の発言
「寿都町長が交付金を貰い逃げできるかのように発言していた」という情報に対し、「寿都町長は調査後に最終処分地にするかどうかは、30年後の住民が決めればよいと言っていたのであり、
調査しかしないとは言っていない。寿都町の文献調査応募は最終処分への道のりにあるという状態だ」と説明していました。

④特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律には3章6,7,8条は2項目であり、事業者であるNUMOを縛るものである。住民意思の反映については第4条の条項の中に自治体首長の意向が反映されるかどうかにわずかに触れているのみ。法律を指して「一度乗ったら降りられない」とまでは書いてあるわけでもない。「応募取り下げが可能かどうか」でいえば、「寿都町は、東洋町のように取り下げることは、いまならまだできる」。ただ、道民が驚いている間に交付金が支払われてしまった場合、国の税金がつぎ込まれるのだから、断りづらくはなっていくでしょう。

⑤使用済核燃料は全量を深地層処分しなければならないとまでは法律(特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律)には書かれていない。乾式貯蔵は電力会社が今日からわが社はそれをやりたいと言えば原子力規制委員会の監視のもとで、可能。

⑥これまで経産省とのやり取りでは、北海道には条例があるので国から申し入れることはないと、発言していましたが、今回、国側から村議会の決議を聞きつけて神恵内村に申し入れたのはなぜか? これまでの説明とは違うのではないか

⑦知事の意向 文献調査から配慮すべきではないか? なぜ概要調査からなのか

⑧文献調査は理解活動とセット

核ごみ問題について、最終処分ロビーイング活動がとても大切だと思います。

■会合参加者の声から
・「寿都の件は風評被害ではなく、住民権利の侵害という実害だ」。寿都町民の会の方々は何故、住民投票を優先し、町長に拒否権がない解職請求を先にしなかったのか?

・「住民投票は両刃の刃」 いま住民投票をして町長案に賛成と出てしまったら、それこそ住民側が「お墨付きをわざわざ与えてしまうようなもの」であり、「時間と手間ばかりを必要とするのに良い結果が得られないのではないか」という声がありました。(※最終処分地候補選定にかかる調査応募の是非を問うよりも、首長の強行を許さない姿勢を示すべきでは?という指摘)

いただいた質問の回答(もちろん満足できないものなので追質問します)が、あります。参加者、質問提供者からはすでに、追質問内容が届いています。以下に共有します。

1)これまで経産省とのやり取りでは「北海道には条例があるので国から申し入れることはない」と、発言していましたが、今回はなぜ神恵内村に申し入れたのか?

2)NUMOがこれから寿都町で設定しようとしている「対話の場」は現地事務所を置いてのことか?

3)高レベル廃液のガラス固化が必要であることに異議はないが、そもそも廃液タンクの耐用年数は何年か? 東海再処理工場と六カ所再処理工場、それぞれ知りたい。

4)埋め戻しについて、原子力機構は海外事例を参考にしていると答えていましたが、海外事例を具体的に知りたい。

5)確認会議で確認できた内容について、2.妥当性の、埋め戻しの項で、この確認は国や原子力機構の外部評価委員会〜となっていますが、国はどのように確認するのか。また、500mでの研究について、研究を行うことが必要とされた場合には〜となっているが、誰が必要を判断するのか(国と機構の外部評価委員会が必要と認めるという意味だろうか・・・)

※3の技術的質問に関する回答部分はブログに岩手の海を守る会の永田文夫さんからのコメントを御覧ください。
※経産省の担当官が質問趣旨とは微妙に違うことを回答として答えるやり方は、幌延の件での北海道の回答やJAEA(原子力機構)と同じセンスだと感じます。

以上 ダイジェストの報告終わり
報告者: マシオン恵美香(ベクレルフリー北海道/核ごみ問題研究会)
==================================


(別添PDFファイル)第10回核のごみに関する政府との会合 本会提出質問事項についてQ&A&C(永田文夫 「三陸の海を放射能から守る岩手の会」2020.11.14)
ダウンロード - e69cace4bc9ae68f90e587bae8b3aae5958fe4ba8be9a085e381abe381a4e38184e381a6q26a26cefbc88e6b0b8e794b0e69687e5a4ab2020.11.14efbc89.pdf

(とてもレベルの高い内容のコメントになっています。しかし、難解ではありませんので、是非ご覧ください:田中一郎)


(別添PDFファイル)核ごみ処分場は安全か(朝日 2020.11.16)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14696205.html

(田中一郎コメント)
 朝日カバカバ新聞のカバカバ記者が、(独)日本原子力研究開発機構(JAEA)の「幌延深地層研究センター」の地下坑道を見学してきたとして、その報告がてら特集記事を書いている。この内容がひどい。まるで(独)日本原子力研究開発機構(JAEA)や原子力発電環境整備機構(NUMO)、あるいは原子力ムラ代理店政府の「核のごみ深地層埋葬処分」を合理化し、代弁して説明するかのごときものとなってしまっている。まさにカバカバぶりを発揮しているのだ。読んでいて腹が立ったので、以下、逐条的にこの記事にコメントを付しておきたい。かような記事を載せる新聞や新聞記者など、まったく不要の「粗大ごみ」にすぎないので、記者も編集デスクもさっさと消え去ればよろしい。

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)核のごみとは、原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃液を、ガラス原料と高温で溶かし合わせてつくる「ガラス固化体」のこと。直径約40センチ、高さ約1.3メートルの円柱状のステンレス製容器に流し込んで固める。製造直後の表面の温度は約200度。放射線量は毎時約1500シーベルトと、人が真横に立てば約20秒で死に至るほどの強さ。半減期の長い放射性物質を多く含むため、固化体1本の放射能量が天然のウラン鉱石並みに下がるには数万~10万年かかる。1千年たっても鉱石の10倍程度(約1万ギガベクレル)の放射能を持つ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*(朝日新聞)「この危険なごみを、人間の生活環境から長期間安全に隔離する方法として国際的に認められているのが、地下深い岩盤に埋める「地層処分」だ。地上の変化の影響を受けず、物をさびさせる酸素が少なく、地下水の動きが非常に遅い、といった地下深部の特徴を生かす。」

⇒「国際的に認められている」って、どこの誰がどうやって決めたのだ!? そんなもの、聞いたことがない。原子力ムラないしは国際原子力マフィアが勝手に言っているだけの話だろうに

⇒「地下水の動きが非常に遅い」って、どうやって調べたのだ!? 時と場所によって地下水の動きなどは大きく違う。いい加減なことを言うな!

*(朝日新聞)「日本も300メートルより深い岩盤で最終処分することに決めている。この安全性を科学的に裏付けるのが幌延の施設の狙いだ。」

⇒「深い岩盤で最終処分することに決めている」って、どこの誰がどうやって決めたのだ!? 今回の会合で、原子力「寄生」委員会は、高レベル放射性廃棄物の深地層処分に関する規制基準を今現在は持っていないと言っている。にもかかわらず「決めた」というのなら大問題である。この話が本当なら、安全基準も持たぬままに、アホの政治家どもが先走って決めた、くらいの批判記事を書け。実際は決めてなんかいない。

⇒「この安全性を科学的に裏付ける」って、そんなもの裏付けられるわけがないだろう。たとえば、福島第一原発の地下水でさえ、まともに制御できていないこの国の技術が、どうして深地層における地下水の制御を完璧にできるというのだ。寝言は寝て言え、の話である。記事にウソを書くな!

*(朝日新聞)「地下水のリスクには「多重バリア」で備える。ガラス固化体はまず、厚さ約20センチの金属製容器に収め、さらに約70センチの粘土の緩衝材で包む「人工バリア」で閉じ込める。それが損なわれても、地下深くの地層が「天然バリア」となって食い止める、という考え方だ。」

⇒ 要するに「金属製容器」と「粘土」が壊れたらおしまいで、その後は「天然バリア」という「あとは野となれ山となれ」方式の「無責任バリア」だということなのだな。こんなものが、10万年どころか、100年でさえ持続できるかどうか、怪しい限りの話ではないか。どこが「多重バリア」だ、ボケ!

*(朝日新聞)「放射能を10万年近く閉じ込めておけるのか、測定データをもとに将来の状況を予測して安全性を確かめるという。佐藤稔紀副所長(54)は、「これまでの実測値と、シミュレーション上の値はおおむね合っている。将来も安全性は問題ない」と強調する。」

⇒「測定を始めたのは2015年1月。5年ほどのデータで10万年という途方もない未来を「安全」と言えるのか」(朝日新聞)

*(朝日新聞)「佐藤さんは「科学的に安全、と自分たちの土俵で語っても、市民に理解してもらわなければ地層処分はうまくいかない。我々もどう説明すればいいか悩んでいる」と打ち明ける。」

⇒「科学的に安全、と自分たちの土俵で語っても」って、「土俵」の問題じゃないだろ。嘘八百なんだよ、どこが安全なのか!? 根拠なんてないだろ! 10万年だぞ!

*(朝日新聞)「研究では、花崗岩に含まれる「斜長(しゃちょう)石」に開いている微細な穴が、漏れた放射性物質を閉じ込める「天然バリア」として働く可能性が高いことが分かったという。今年2月に坑道を埋め戻す工事を始め、27年度に事業を終える見通しだ。」

⇒「花崗岩に含まれる「斜長(しゃちょう)石」に開いている微細な穴」が「放射線量は毎時約1500シーベルトと、人が真横に立てば約20秒で死に至るほどの強さ」の高レベル放射性廃棄物を「閉じ込める天然バリア」だって!? お前、アホでねえのか!? 想像力もないのか!? 頭腐っているのか!?

*(朝日新聞)「幌延の施設は今年1月、研究期間を延長した上で事業を28年度で終える計画を策定。8月には地下500メートルまで坑道を掘り下げて試験を行う意向を明らかにした。道や地元住民らは、研究期間がさらに延長されないか懸念を示している。」

⇒ このカバカバ記者は、この問題について、懸念する住民側を取材して話を聞いたのか? 地下500mまで掘っていくとなると、事業は28年度で終えることは恐らくできないだろうと言われている。そのことに何故言及をし、それについて、何故(独)日本原子力研究開発機構(JAEA)に突っ込んで聞かないのか? おそらく、(独)日本原子力研究開発機構(JAEA)に言われるがままに記事の文章にして、垂れ流したんだろうな、この記事は。それが新聞記者のすることなのか!? かようなダボラ記事を紙面に乗せた編集デスクも同様だ。

*(朝日新聞)「<活断層やマグマを避け>地層処分は数万年先のことまで考える必要があり、活断層や、マグマや熱水がある火山の近くは好ましくない。有用な鉱物の分布する地域も将来世代が掘り返すおそれがあるため不適とされる。国はこれらの特性を示した「科学的特性マップ」を2017年に公表した。」

⇒ その「科学的特性マップ」を完璧に無視して、今般の寿都町・神恵内村の核ごみ処分場調査が始まっとるではないか。なぜ言及して批判せんのか!?

核ゴミ深地層処分に限らず、新聞記事を書くときは、しっかりした批判的ジャーナリズムの精神を持ち、少しは勉強もして、常に被害を受ける側・無理難題を押付けられる側に立って、物事を見て、その上で権力への批判的な観点を盛り込みながら記事を書いていけよ。さすれば、かようなダボラ記事が紙面を汚すこともないだろう。朝日新聞が朝日カバカバ新聞になって久しいが、一体全体、カバカバを放棄せんとする気力は持ち合わせているのかな?


「いちろうちゃんのブログ」より
(1)利権まみれ原子力ムラ代理店政府にも、一握りの無責任タカリじじい達にも、「核ごみ」受入で北海道全土を核汚染の破滅的リスクにさらす権利はない(その1)=道知事・道議会・道庁は政府と調査2町村に対して断固たる態度をとれ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-32d414.html

(2)利権まみれ原子力ムラ代理店政府にも、一握りの無責任タカリじじい達にも、「核ごみ」受入で北海道全土を核汚染の破滅的リスクにさらす権利はない(その2)=道知事・道議会・道庁は政府と調査2町村に対して断固たる態度をとれ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-ecfa81.html


 <関連サイト:その1>
(1)「10万年の大うそ 核のゴミ」~ 幌延・北海道を「核のゴミ」の最終処分場にしないために ~ – 市民ネットワーク北海道
 https://snet21.jp/blog/2019/11/30/2340/
(2)幌延町の「核のごみ」研究延長、痛しかゆしの容認判断- 日本経済新聞
 https://r.nikkei.com/article/DGXMZO53182400Q9A211C1L41000?s=6
(3)どうする“核のゴミ”〜北海道・幌延から
 http://fc2node0314blog.blog.fc2.com/
(4)幌延問題への取り組み 生活クラブ生協
 https://www.s-coop.or.jp/datsu/noatmic2.html
(5)「核のごみ」返還 5年ぶり再開へ 再処理委託のイギリスから
 https://www.fnn.jp/articles/-/105298
(6)1号機、2号機、3号機、すべてが廃炉の可能性? 北海道電力泊原発 - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/9380
(7)経産省・NUMOの失敗 - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/9572

*北海道を核のゴミ捨て場にしないことを強く求める署名 - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/9447

 <関連サイト:その2>
(1)“核のごみ”に揺れるマチで…小泉元首相“脱原発”熱く語る (HBCニュース)
 https://news.line.me/issue/oa-hbcnews/b058qii88ma1
(2)「いまだに核のごみの処分場がない あきれる」小泉元総理が文献調査誘致の寿都町で講演「原発ゼロ」訴え(HTB北海道テレビ放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/76fdc2111f42d706e1741a8899f7d52e02ceb627
(3)「核のごみ」賛否の住民投票、実現せず 町議会が案否決(朝日新聞デジタル)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4ff213de35bc135a7860b9f8b80fade9f44a7433
(4)北海道から:核のごみ処分地応募問題その後 道内で抗議集会相次ぐ 地元では住民投票への動き
 https://transportation.sakura.ne.jp/column/201025kakugomi2.html
(5)北海道から:泊原発近隣2自治体で「核のごみ最終処分地応募」問題が相次ぎ表面化 闘い始まる
 https://transportation.sakura.ne.jp/column/200925kakugomi.html
(6)核ごみ住民投票 北海道寿都町議会が否決 同数、議長裁決で 反対派は町長リコールへ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2f613212ff7ab22c3104f11eedc2cb2849d7f5ed
(7)-核ごみ-住民投票条例案 寿都町議会「反対多数で否決」住民団体「肌感覚ではなく町民の意見確認が必要」(北海道ニュースUHB) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fea50979223aef34277c7b87d0d78ce6c2a81741
(8)-核のごみ-決定過程の議事録・録音資料はすべて「非開示」反対する町民の請求認められず 北海道寿都町(北海道ニュースUHB) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/123c54b7b6dad8c5877f33d0e092e8244d8ecd18
(9)北海道内有志ら活動「核のごみ」反対 情報交換会を開催(STVニュース北海道)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/60ae81bae5ef60b8c1ea84c83ca7161bead658ac
(10)最終処分場選定 北海道の首長に聞く 寿都町長「このままでは町が疲弊」(産経新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/afeed9e8c2b95c5cc7a2e7e24f1ba873b0c9b415

(⇒ 逆だ、バカ! 調査を含めて、核ごみなど受け入れたら、それこそ疲弊どころか廃墟となるのだ!:田中一郎)

【原子力資料情報室声明】応募・申し入れ制度を根本的に見直せ - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/9520

(寿都町および神恵内村の住民のみなさまは、有権者・住民を無視して核ゴミ調査受入を進める町村長や町村議会議員どもを一刻も早くリコールして、町村役場から追い出してください。北海道のみならず、全国の多くの方々からの支援も期待できます。原子力ムラ代理店政府は、核ゴミ調査受入は当該調査受入自治体や北海道が「NO!」といえば、いつでも撤回可能だなどと言って、この話を進めようとしていますが、北海道条例が核ゴミ持ち込みを拒否し、また道知事も反対を表明しているにもかかわらず、それらが無視されていることに注目してください。

法律の立て付けは、一旦国からカネをもらってしまったら、その後の撤回希望を認めるか認めないかは国が判断するような形になっています。危険です。君子危うきに近寄らずです。一刻も早く、町村行政の担い手の転換を行って、この核ごみ受入話を返上してしまいましょう。将来、こんなものが寿都町や神恵内村にやってきたら、この町や村は廃墟となり、寄り付く人もいなくなります。今、町村でことを強引に進めている連中の大半は、その頃にはもういないのです。無責任極まりないタカリ行為というほかありません。:田中一郎) 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*♪♪核ゴミ禁区♪♪
 https://www.youtube.com/watch?v=tQ8oNWZGV7M
 https://www.youtube.com/watch?v=Ip9KNLA9qck

 私からサヨナラしなければ
 この事業(核ゴミ最終処分) 終わらないのね
 ずるい人(原子力ムラ代理店政府)…いつものやりかたね
 ため息ひとつ またワナかける
 見せ金が ココロに目隠しする
 これ以上 ハ 進んだら ハ 危険が危ないわ

 戻りたい 戻れない 気持ちうらはら
 とまどいはしょうじきね…そろそろ禁区
 あそびならまだましよ 救われるから
 他のこと取り組めば いいのだけれど
 それはちょっとできない 相談ね
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
草々

(追)今朝(11/18)のニュースから
 地域住民や有権者・国民の関心が高まって騒ぎ出さないうちに、罠にかかった獲物はさっさと始末してしまおうという姿勢がミエミエ、拙速どころの話ではない。

(1)全国初 経産省 -核のごみ-最終処分場選定「文献調査」を認可…第一段階のステップ移行 データ収集へ(北海道ニュースUHB) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fab3b46a067dda155b536b0137f4080efe3d55d6

(2)核のごみ、国が処分場選定に向けた第1段階を許可 初の文献調査開始(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9f451df41be9102c5ef1a154ed822119ad97f486

(3)文献調査、実態は地元の地ならし「対話の場」と交付金(朝日新聞デジタル) Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f5badd2fe362ffa1f8d3374a09e6d197154e6149

(4)北海道寿都町の「核のゴミ」最終処分場受け入れの是非を問う住民投票否決に、独裁的町長リコールの動き(HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/48a874fb936f72ac1f46ab6a5d79591b8071b9e1

 

2020年11月15日 (日)

(報告)(11.12)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


 さる2020年11月12日(木)、水道橋のたんぽぽ舎におきまして、科学ジャーナリストの天笠啓祐氏をお招きして、下記の「新ちょぼゼミ」を開催いたしました。以下、当日の録画や資料を添付して簡単にご報告申し上げます。

(イベント情報)(予約必要)(11.12)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-89177c.html

講 師:天笠啓祐(あまがさ けいすけ)さん 
環境問題を専門とするフリージャーナリスト、市民バイオテクノロジー情報室代表、 


(当日録画)20201112 UPLAN 天笠啓祐「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=bXQ4L0J99QE
 https://www.youtube.com/watch?v=bXQ4L0J99QE

 <当日レジメ:別添PDFファイル>
(1)(レジメ)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん 2020.11.12)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e6849fe69f93e79787e588a9e6a8a9e381a8e696b0e59e8be382b3e383ade3838ae383afe382afe38381e383b3e381aee58db1e999bae680a7efbc88e5a4a9e7aca0202020.11.12efbc89.pdf
(2)新型コロナワクチンの大規模契約で心配される将来のワクチン禍(天笠啓祐『週刊金曜日 2020.8.28』)
ダウンロード - e696b0e59e8be382b3e383ade3838a20e5bf83e9858de38195e3828ce3828be5b086e69da5e381aee383afe382afe38381e383b3e7a68defbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e5a4a9e7aca0e3808ee98791e69b9ce697a5208.28e3808fefbc89.pdf
(3)世界各国で加速するワクチン開発、競争激化で「人体実験」進む(天笠啓祐『週刊金曜日 2020.10.30』)
ダウンロード - e58aa0e9809fe38199e3828be383afe382afe38381e383b3e9968be799bae38081e3808ce4babae4bd93e5ae9fe9a893e3808de980b2e38280efbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e5a4a9e7aca0e3808ee98791e69b9ce697a52010.30e3808fefbc89.pdf


  <天笠啓祐さんの著書>
(1)ゲノム操作と人権 新たな優生学の時代を迎えて-天笠啓祐/著(解放出版社)
 https://cutt.ly/afYRs2f
(2)ゲノム操作・遺伝子組み換え食品入門 食卓の安全は守られるのか?-天笠啓祐/著(緑風出版)
 https://cutt.ly/tfYRgnn
(3)ゲノム操作食品の争点-天笠啓祐/著(緑風出版)
 http://urx.space/Wa5b
(4)TPPの何が問題か-天笠啓祐/著(緑風出版)
 http://urx.space/fW9C
(5)子どもに飲ませたくない清涼飲料-天笠啓祐/編著 食べもの文化編集部/編著(芽ばえ社)
 http://urx.space/Zv54
(6)子どもに食べさせたくない遺伝子組み換え食品-天笠啓祐/編著 食べもの文化編集部/編著(芽ばえ社)
 http://urx.space/DVAX
(7)子どもに食べさせたくない食品添加物-天笠啓祐/編著 食べもの文化編集部/編著(芽ばえ社)
 http://urx.space/Z09a
(8)『ゲノム編集とは何? 何が問題?』(天笠啓祐 市民のためのがん治療の会 2019.4.23)
 http://www.com-info.org/medical.php?ima_20190423_amagasa


 <別添PDFファイル:新型コロナ関連>
(1)(必読必見:重要)コロナワクチンを娘や息子に打たせてはいけない(『週刊現代 2020.10.24,31』)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8f7d84c707c99395d86523143de2a64a9e829cca?page=4
(2)ワクチン 過大な期待禁物、安全と効果 見通せず(東京 2020.11.14)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/68276
(3)医者が使わないコロナワクチン(『週刊朝日 2020.11.6』)
 https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22309
(4)コロナ・ワクチンの残念な現状、欧米系企業より中国の方が有望(『選択 2020.10』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/20396
(5)厚労相、ワクチンの「集団接種」検討、超低温の輸送・管理難しく 新型コロナ(毎日 2020.11.14)
 https://mainichi.jp/articles/20201113/k00/00m/010/250000c
(6)新型コロナウイルス:ワクチン問題とハンデミック後の世界の動向(イントロ部分)(木村黒田順子『JEPAニュース VOL125 2020.10』)
http://kokumin-kaigi.org/?page_id=159
ダウンロード - e696b0e59e8be382b3e383ade3838ae383afe382afe38381e383b3e381a8e3838fe383b3e38387e3839fe38383e382afe5be8ce381aee4b896e7958cefbc88e382a4e383b3e38388e69ca8e69d91e9bb92e794b0e3808ejepae3838be383a5e383bce382b92012520e3808fefbc89.pdf


 <関連サイト:岡田幹治さん>
(1)新型コロナのワクチンは超スピード開発でウイルスよりむしろ危険? - 岡田幹治|論座
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2020110400009.html
(2)新型コロナの「指定感染症」は過剰。インフルエンザと同じ「5類感染症」に - 岡田幹治|論座
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2020101800001.html
(3)日本で新型コロナ対策はもう不要?「日本は集団免疫を獲得」説の中身(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2e9a04c8c94d561f5aa7fe1dd73e5124d0b5601c?page=5
(4)岡田幹治 - 著者ページ - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/ud/authors/5a3b5be477656107e8000000
(5)岡田幹治 | 検索結果- | 週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?s=%E5%B2%A1%E7%94%B0%E5%B9%B9%E6%B2%BB

*報道特集「ワクチン開発最前線、その問題は?」20200905 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x7vzinq


 <関連サイト:その他>
(1)「自分だったら怖くて打ちたくない」国産ワクチン開発に挑む研究者の“意外な本音”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/5bf840390b2bdee9b35b03b3b2992a128a7a04ce
(2)コロナワクチンの早期開発が難しい理由 開発で大事な4つのポイントとは?|AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2020102800048.html
(3)ワクチンが全世界に行き渡るのは2024年以降…世界最大のワクチン製造会社CEOが警告 - Business Insider Japan
 https://www.businessinsider.jp/post-220232
(4)ワクチン開発、焦りは禁物 免疫学・宮坂氏に聞く:中日新聞Web
 https://www.chunichi.co.jp/article/101664
(5)新型コロナワクチン、過度な期待は禁物?政府分科会・尾身会長が「理想的なものになる保証はない」と念押し(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/66231dd1edca83f52931586db4aba81a66473bb2


 <「いちろうちゃんのブログ」より>
(1)新型コロナ関連の「医療科学」一般文献ご紹介(3):新型コロナ&PCR法 異説の驚愕内容- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-e283d0.html

(2)(拡散希望)(メール転送です)新型コロナ感染者数「大幅水増し」疑惑報道は本当か - DOL特別レポート - ダイヤモンド・オンライン(岡田幹治:ジャーナリスト)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-8951ac.html


 <追>西尾正道(独)国立病院機構北海道がんセンター名誉院長から
 当日、北海道から11/13の「核ごみ対政府会合」に出席予定の西尾正道氏がこの講演会に参加され、下記資料をいただき、コメントも頂戴いたしました。下記資料にあるそれぞれの論文等はリンクされていますので、ダブルクリックすると見ることができます。

(別添PDFファイル)現在の市民の会HP掲載リスト(西尾正道 2020.7.21)
ダウンロード - e78fbee59ca8e381aee5b882e6b091e381aee4bc9aefbca8efbcb0e68eb2e8bc89e383aae382b9e38388efbc88e8a5bfe5b0bee6ada3e98193202020.7.21efbc89.pdf


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々

2020年11月14日 (土)

(報告)(11.12)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


さる11月12日(木)、水道橋のたんぽぽ舎において「新ちょぼゼミ」を開催し、私から「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その1)をプレゼンさせていただきました。以下、当日の録画や資料を添付して簡単にご報告申し上げます。

既にみなさまご承知のことと存じますが、今日の日本の司法・裁判所・裁判官は「ひどい状態」にあり、社会正義や日本国憲法に反する耳目を疑いたくなるような判決を濫造しては被害者を苦しめ日本社会をおかしくし、また無実の人を有罪に落とし入れる一方で権力者による巨悪を無罪放免するという、許しがたい司法権力濫用を続けています。最高裁の裁判官はアベ政権長期化に伴い「アベ友」ばかりとなり、また、下級裁判所の裁判官は「キャリア官僚」として養成されることにより、その独自性・独立性を喪失して、最高裁や首相官邸に額づく「養殖ヒラメ」、のごとしとなっています。更にまた、検察もこれに輪をかけてひどく、独占する起訴権限を濫用して、起訴すべきものを起訴せず、他方で起訴する必要のない冤罪事件をでっちあげ、併せて、微罪を理由付けにしながら市民運動・社会運動の弾圧を警察権力と一体となって推し進めています。

さならが、日本の司法・検察は、今日のデタラメな自公政治と波長を合わせつつ、暗黒時代の日本へ向かって「先祖返り」を遂行しているかのごとき様相を呈してきています。私が見るところ、これはもはや裁判官や検察官個々人の倫理感や裁量の範囲を超え、構造的な問題=言い換えれば「制度や仕組みの決定的な歪み」の問題となって顕在化してきているものと思われます。今回から複数回に分けてプレゼンをさせていただく「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」が、この問題を単なる精神論や総論レベルで終わるのではなく、具体的な制度改正の問題としてもとらえ、今後、ホンモノの政権交代を経て、どのように日本の司法や検察を転換していけばいいのかの試論を試みるものです。みなさまのご参加を期待しております。

まずは、衆議院選挙において行われている最高裁判事の国民審査において、その候補者全員に「×××××」を付けて投票いたしましょう(現行ルールでは白票は「〇」と同じになります)。今日の最高裁判事の国民審査は形がい化しており、一人一人の裁判官を有権者・国民が審査できる仕組みになっておりません(そもそもどういう人物が候補者なのかさっぱりわからないし、少し前に加計学園の元監事が最高裁判事に就任した時のように、候補者の不都合な履歴が隠蔽されたりしているのです)。私たち有権者・国民がこの仕組みの中で今できることは、その候補者全員に「×××××」をつけることで、今日の司法・裁判所のあり様に「NO!」を突き付けることです。もし、みなさまの投票行動により(あるいはPR宣伝活動により)「×××××」が増え始めれば、これは司法改革へ向けた「大きな第一歩」となること必定です。よろしくお願い申し上げます。

(注)「第一次司法民主化」は、2000年代の初頭に実施され、検察審査会制度や裁判員制度、民事・刑事の各訴訟法改正などにつながっています。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(当日録画)20201112 UPLAN 田中一郎「有権者・国民のための裁判所を目指して(第二次司法民主化)」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=2HpgmY_qJyk
 https://www.youtube.com/watch?v=2HpgmY_qJyk


 <当日のレジメ:別添PDFファイル>
(1)(MEMO)日本の司法改革 5つのポイント(総論)(2020年11月12日)
ダウンロード - efbc88efbcadefbca5efbcadefbcafefbc89e697a5e69cace381aee58fb8e6b395e694b9e99da920efbc95e381a4e381aee3839de382a4e383b3e38388efbc88e7b78fe8ab96efbc89.pdf
(2)(レジメ)司法・裁判所の改革構想(第二次司法民主化)(2020年11月12日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e58fb8e6b395e383bbe8a381e588a4e68980e381aee694b9e99da9e6a78be683b3efbc88e7acace4ba8ce6aca1e58fb8e6b395e6b091e4b8bbe58c96efbc89.pdf

 <関連資料:別添PDFファイル>
(1)非正規格差「不合理とまでは言えない」賞与・退職金の不支給で最高裁判決(東京 2020.10.14)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/61561
(2)非正規待遇格差5項目に「不合理」扶養手当や休暇など、日本郵便訴訟で最高裁(東京 2020.10.16)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/62138
(3)コロナ対策名目で裁判所が傍聴席の使用を大幅制限、28団体が改善の要請書提出(『週刊金曜日 2020.10.2』)
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2020/10/16/antena-818/
(4)RBG判事死去とご都合主義の後任人事(『週刊金曜日 2020.10.2』)
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003106.php

*日本国憲法
 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/shiryo/dl-constitution.htm

(第64条(「第4章国会」のいちばん最後)及び「第6章司法」のところを必ず目を通してください)


 <当日の関連サイト>
全員アベ友裁判官の最高裁以下、日本の裁判所に生息する腐ったヒラメ裁判官が下した「ヘドロ判決」陳列台=衆院選時の最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」をつけ続けましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-f89fc8.html

(1)法曹一元制とは - コトバンク
 https://kotobank.jp/word/%E6%B3%95%E6%9B%B9%E4%B8%80%E5%85%83%E5%88%B6-182062
(2)法曹一元について(参考説明)
 https://www.kantei.go.jp/jp/sihouseido/dai18/18bessi6.html
(3)危機的な司法で法曹一元化が必要な理由 - 瀬木比呂志|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2015111800005.html

(関連)絶望の裁判所-瀬木比呂志/著(講談社現代新書)
 https://cutt.ly/Ag2lTxf


 <その他参考サイト>
(1)判決ダイジェスト
 https://www.hanreihisho.com/user-cgi-bin/digest/judgelist.cgi?years=2017&mode=
(2)裁判例結果一覧 - 裁判所 - Courts in Japan
 https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/list2?page=1&filter%5Brecent%5D=true


 <いちろうちゃんのブログ>
(1)(報告)(2.13)オルタナティブな日本をめざして(第40回):「日本の司法制度と裁判官:何故おかしな判決が相次ぐのか」(新ちょぼゼミ:澤藤統一郎弁護士 )- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-ab6361.html

(2)東電福島原発事故刑事裁判 東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その3):真相究明も、社会正義の実現も、日本を亡ぼす原発・核施設過酷事故再発防止も実現できない日本の裁判- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-679855.html

(3)(福島原発事故)生業(なりわい)訴訟仙台高裁判決をどう見るか:「責任論」ではほぼ完勝(但し、予見・回避義務は依然不問)、「損害論」では一歩前進あるも依然として敗訴- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-c5fe0c.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々 

2020年11月12日 (木)

これは福島県庁という役所の「組織犯罪」です=福島原発事故、県の文書管理 雑、開示請求に「廃棄」(東京 20201108):「森友学園問題」文書を隠蔽・改ざん・廃棄した財務省も顔負けの福島県庁の公文書管理

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
================================
1.(お詫び)昨日の私のメールの誤記載を訂正いたします
 下記の通り、誤りがありましたので、お詫びして訂正いたします。私のブログは既に訂正済みです。

(福島原発事故)生業(なりわい)訴訟仙台高裁判決をどう見るか:「責任論」ではほぼ完勝(但し、予見・回避義務は依然不問)、「損害論」では一歩前進あるも依然として敗訴- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-c5fe0c.html

(誤)事実、既に福島県庁は、その出鱈目極まる原発事故後の振る舞いが事後的に検証されないよう、関係する公文書類を廃棄してしまっており、さながら森友文書を廃棄していた財務省顔負けの状態にある(東京新聞「こちら特報部」2011.11.9記事)

(正)事実、既に福島県庁は、その出鱈目極まる原発事故後の振る舞いが事後的に検証されないよう、関係する公文書類を廃棄してしまっており、さながら森友文書を廃棄していた財務省顔負けの状態にある(東京新聞「こちら特報部」2020.11.8記事)。

なお、上記の東京新聞記事については、このメールで下記にコメントをしておりますので、ご参照いただければ幸いです。


2.(予約必要)(11.17)オルタナティブな日本をめざして(第53回) 「再び戦場の島とさせないために:沖縄・南西諸島への自衛隊基地建設を巡って」(伊波洋一参議院議員:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-58d8da.html


3.キャンペーン
(1)国土交通大臣- 東京・調布市の住宅地で陥没!空洞!住民の知らない地下トンネル大深度地下法の廃止と認可取消を求めます! · Change.org
 https://cutt.ly/HgNyDOR

(2)内閣総理大臣- 唯一の戦争被爆国 日本政府は核兵器禁止条約に署名・批准してください! · Change.org
 https://cutt.ly/ggNyZEL


4.録画 11.3東京集会(国会前)
(1)20201103 UPLAN 平和といのちと人権を!11.3大行動 憲法が生きるコロナ後の社会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Ca2b_uHTb8w

(2)20201103 UPLAN 菅首相の学術会議への政治介入に抗議し、任命拒否撤回を要求する 学問の自由を守れ 学者・学生・市民による抗議行動 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=iTlg1CJ0cGs


5.中国政府が始めた香港議会の翼賛「全人代化」三権分立「破壊」の実情とは - 毎日新聞
 https://cutt.ly/6gNy9zC

(三権分立など存在しないのは日本も同じだし(日本の立法・行政・司法は「役割分担」だという人もいる)、気に入らない言論や活動を妨害したり排除したりする「スターリンのブタ」(中共中国や香港)ならぬ「スターリンのミニブタ」は、日本の市民運動・社会運動の中にも少なからずいる。他国の話じゃないのよね、コレ! :田中一郎)


6.菅義偉スカ政権
(1)菅政権の「答弁控える」はや80回 最も多かったのは…:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNC97FQ0NC9UTFK009.html?ref=hiru_mail_topix2_6
(2)学術会議問題めぐり 政府側“曖昧答弁”に終始(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0d1ef0b9ae4bfd3e74c93cb0a2bb876905312095
(3)任命拒否の学者が語った「核心」 軍事との根深い問題 [アナザーノート]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNC94175NC6UTFK01L.html
(4)菅首相後援者の神奈川県有地転売疑惑 反社会勢力も関与か
 https://cutt.ly/mgNuaQH
(5)国会質問も行われた「菅総理」密接業者の公有地転売問題 神奈川県知事の苦しい言い訳 - デイリー新潮
 https://www.dailyshincho.jp/article/2020/11110556/
(6)【菅義偉】世論調査と現実の乖離 菅首相の答弁は小学生並み支離滅裂|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281107

 (「無料会員」登録をすれば記事が読めます)
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(別添PDFファイル)福島原発事故、県の文書管理 雑、開示請求に「廃棄」(東京 2020.11.8)
ダウンロード - e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae4ba8be69585e38081e79c8ce381aee69687e69bb8e7aea1e7908620e99b91e38081e9968be7a4bae8ab8be6b182e381abe3808ce5bb83e6a384e3808defbc88e69db1e4baac202020.11.8efbc89.pdf

(1)スクリーニング(体表面汚染測定)関連データ=初期被ばく量の検証に不可欠
(2)SPEEDIデータ(政府は真っ先に在日米軍に報告していたが、福島県庁は入手データを廃棄して県民に知らせず)
(3)「東日本大震災・原子力災害伝承館」(このインチキ館の展示内容議論の議事録を廃棄)

(関連)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(116):原子力翼賛社会への道を掃き清める福島県の「原発事故(歪曲)伝承館」オープン、これでは教訓を後世に残せない他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-0722de.html


いずれも原子力推進や行政側にとって不都合な真実の記録を廃棄している「組織犯罪」であり、「森友学園問題」文書を隠蔽・改ざん・廃棄した財務省も顔負けの福島県庁の公文書管理だ。関係責任者を厳罰に処すべきである。時効なしの「法制化」を目指せ。

(関連)森友公文書改ざん、赤木雅子さんの独白「職員に真実を話させない財務省の罪深さ」 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/41361

特に(1)は極めて重要。スクリーニングを受けた方々は、まだ多くが生存されておられるので、事故直後のスクリーニングの状況に関する証言を集めて録音しておいた方がいいと思います。貴重なエビデンス資料となるでしょう。

県議会での責任追及も、徹底して、しつこく、やってもらわなければいけません。福島県議会は、今、どうなっているのでしょう? また、これまで何度も申し上げてきましたが、事故の被害者である福島県の県庁のクソ役人どもが、かような被ばくのもみ消し工作をしているということが、もうこの県の、この県庁の「末期的症状」を示しています。

県知事を替えることだけでなく、県議会もすべてメンバーを入れ替え、徹底して住民の側に立って動く、そんな「@自分たちのための県庁・県政」をつくらなければ、時の経過とともに、福島第一原発事故は「大したことはなかった」ことにされてしまうでしょう。

福島県民の政治的な覚醒が強く求められています。まず、ともかくも、全ての選挙で、自民党、公明党、日本維新、国民民主党の4つの政党の議員を全員落選させることです。彼らはすべて原発推進・容認ですから。

たとえばこんな奴は二度と政治の世界に出てこないように、落選運動を続ける必要があります。

増子議員に対し市民グループが辞職要求(福島県)(テレビユー福島) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/23871e6c065c0e53ac6477073a73e86f94f026bb


<追>昨今の報道その他から
(1)(別添PDFファイル)(チラシ)高レベル放射性廃棄物の最終処分と北海道・寿都町(2020.11.9)
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89e9ab98e383ace38399e383abe694bee5b084e680a7e5bb83e6a384e789a9e381aee69c80e7b582e587a6e58886e381a8e58c97e6b5b7e98193e383bbe5afbfe983bde794baefbc882020.11.9efbc89.pdf
(2)交付金で核ごみ処分場 小泉元首相「米百俵の精神と逆」:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNC34DYCNBLIIPE00W.html?ref=opinion_mail
(3)誰も語らない日本学術会議に政府が介入する理由。それは「核ゴミ処理」問題だ!週プレNEWS
 https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2020/10/27/112302/
(4)「事故あったのに10年で逆戻り」 女川原発再稼働「同意」、消えぬ住民の不安 - 毎日新聞
 https://cutt.ly/8gNiHiA
(5)東北電力女川原発2号機再稼働 宮城県知事が“同意”表明「原発は必要」今週中にも経産大臣に正式回答(KHB東日本放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a97b0534b641861711de40021b37a531f6ddb642

(宮城県民のみなさま、「原発は必要」やなんて、こんなアホを知事にしといたらあきまへんで。女川原発なんか存続させといたら、近未来に宮城県も福島県のようになりますよ。東日本大震災を上回る巨大規模の地震や津波は必ず来ます。その時が宮城県の終わりですワ。よろしいんですか? :田中一郎)

#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 第15回 新宿デモ 沢山の人たちに「原発事故は終わっていない」と訴えました!
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2020/11/15.html
草々

 

2020年11月11日 (水)

(福島原発事故)生業(なりわい)訴訟仙台高裁判決をどう見るか:「責任論」ではほぼ完勝(但し、予見・回避義務は依然不問)、「損害論」では一歩前進あるも依然として敗訴

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.イベント情報
(1)(予約必要)(11.12)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-89177c.html

(2)(11.13)第10回【核ごみに関する政府との会合】質問内容とタイムテーブル - becquerelfree’s blog
 https://becquerelfree.hatenadiary.jp/entry/2020/10/31/085541

(3)(予約必要)(11.17)オルタナティブな日本をめざして(第53回) 「再び戦場の島とさせないために:沖縄・南西諸島への自衛隊基地建設を巡って」(伊波洋一参議院議員:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-58d8da.html

(4)(11.27)原発・核燃サイクルの即時中止を! 省庁・議員・全国市民の院内集会(参議院議員会館)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1604619732111matuzawa

(5)(11.27)日本原電 東海第二原発を止めよう! 集会(文教区民センター)
 https://cutt.ly/agVVn76

(6)(11.30)学術会議任命拒否 緊急院内集会(衆院第1議員会館 地下大会議室)
 https://cutt.ly/jgVnvCC


2.新刊書ご案内:新型コロナ禍の交通-上岡直見/著(緑風出版)
 https://cutt.ly/QgXRVRu
 http://sustran-japan.eco.coocan.jp/datafile/mokuji.pdf

(関連)池袋暴走事故に関する早川芳夫氏の記事を読んで気づいたこと(たんぽぽ舎MG)
 |  重大交通事故の人的要因は7%だけ
 |  不適切な道路構造や制限速度の設定が62%、
 |  車の安全装備不良が15%
 |  行政・メーカーなどの責任が問われないように
 |  ドライバー個人の問題に押しつけているのではないか
 └──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕

◎【TMM:No4051】(2020年10月12日)の池袋暴走事故に関する早川芳夫氏の記事を読んで気づいたことがあるので補足したい。最近の車はやたらと電子装置がついているだけにトラブルも発生しやすい。高速道路で車間距離維持機能を使用して走行していると、ブレーキランプが頻繁に点灯するため後続車から嫌がらせと思われて脅されたというトラブルも報告されている。

しかし、ディーラーに持ち込んでも異常はないとして相手にされず、「国民生活センター」に持ち込んでも「説明書をよく読んで利用して下さい」という無責任な回答で門前払いされた。「国民生活センター」の自動車担当の職員は自動車メーカーからの出向だという。このメルマガは原子力のテーマが中心だが、こうした日本の「無責任文化」が原子力などあらゆる分野に共通して国民の安全を妨げているのではないか。

◎外国ではもっと科学的な分析がされている。スウェーデンで「ビジョンゼロ」というプロジェクトがある。人間が運転している以上ミスは避けられないという前提で、ミスがあっても死亡・重傷に至らない対策をすべきだという発想である。

多くの死亡事故を科学的に分析したところ、人間の重大なミスに起因するのは7%に過ぎず、不適切な道路構造や制限速度の設定が62%、車の安全装備の不良が15%、残りは複数の要因が複合という結果が得られた。車の基本的な構造は世界共通であり、日本にも適用できるはずだ。

◎これに対して日本では「加害者がけしからん」「被害者がかわいそう」という感情論に持ち込まれて科学的な分析がされない。重大な事故が起きたら、予断を持たずあらゆる可能性を検討すべきだ。もっと踏み込んでいえば、道路構造や制限速度(行政)や車の安全装備(メーカー)などの責任が問われないようにドライバー個人の問題に押しつけているのではないか。

◎こんな状態で自動運転が拡大したら重大事故が続発して大変なことになる。現に米国では、自動運転中に前方のトレーラーを認識せず衝突、歩行者を認識せず衝突、分離帯に激突など重大事故が発生している。この比率を当てはめると自動運転が拡大したら現状よりはるかに交通事故死者が多くなる。この問題は拙著(※)で取り上げているので参照していただきたい。

◎(※)上岡直見『自動運転の幻想』緑風出版
 http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1911-9n.html


3.(他のMLでの議論)日本学術会議:注目すべきは6人ではなくて99人です(6人の方のうち4人は既に闘っています。問題はあと残り101人です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みなさま、今回の菅義偉スカ政権による日本学術会議人事への政治介入=政府に対する異論排除の動きについて、大事なことは、抗議活動を開始している4人(新聞報道やネットで具体的な動きを見てください。とりあえず抗議集会などに出られています)ではなくて、態度がはっきりしない2人を含む残り101人が、どういう振る舞いをするのかが重要なのです。

かつて戦前の滝川事件では、大日本帝国の治安維持法体制下にあり、既に昭和ファシズムの動きが顕著になってきていたにも関わらず、時の文部大臣=鳩山一郎の京都大学への権力的介入に対して、当時の京大法学部は全教授が抗議をして立ち上がっています。また、京大の学生たちもそうで、教授たちに続いて文部省・文部大臣に対して怒りのこぶしを挙げました。

しかし、今回の日本学術会議問題ではどうでしょうか? 曲がりなりにも日本国憲法で基本的人権はかろうじて守られているにもかかわらず、101人は何をしているのでしょう? 新聞報道では、既にへたれ牛会長と共に、菅義偉スカ政権に言われるがままに、日本学術会議の組織の在り方や運営の仕方などについて検討を始めるようなことが伝えられています。政府の人事への不当介入問題を棚上げにしたい・話をそらしてうやむやにしてしまいたい、そんな菅義偉スカ政権や自民党らの思惑に沿って動き始めているではありませんか。なぜ日本学術会議は、一致団結して、今回の人事介入に対して組織を挙げた強い抗議行動をとらないのでしょう?

排除された6人の教授が在籍する大学もそうです。それぞれの大学での教員や学生は何をしているのでしょう? 全学抗議集会でも開催されましたか? 大学の教員と学生が共に手を取り合って立ち上がる時ではないのですか? 日本学術会議のヘタレ牛会長に続けとばかりに、われ関せず、の態度ではないのですか? 自分たちの学問の自由が脅かされ、菅義偉スカ政権はもちろん、今後は政府に逆らえば排除する、という見せしめのようなことが行われていても、抗議の声一つ上げられないのでしょうか? それは今日の大学が、まさに腐っていて、政府の御用聞きのようなことしかできなくなっている明白な証拠ではないのですか。

上野千鶴子氏 「日本学術会議から「学術」を取れば日本会議」
田中一郎   「日本学術会議あらため日本処世術会議へ」

(関連)前川喜平氏「腰砕け」学術会議会長の首相への対応に - 社会 - 日刊スポーツ
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202010170000554.html

腐った大学には、似非学問・似非科学が繁殖し、それはゆくゆく軍学共同や研究の支配権力・大資本下請け化を経由して、人類や地球の破壊・破滅へとつながっていくのです。原発・核とゲノム編集などのバイオテクノロジーがその典型です。

日本国憲法には、よく知られた次の条文があります。
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

この憲法の条文に自ら率先して違反をし、「不断の努力」を放棄し、自ら進んで時の支配権力や大資本に額づいて、わずかばかりのカネと、みすぼらしいプライドや世俗的栄誉にしがみついている、それが今日の日本の大学教授・教員たちではないですか? ならば、自滅していくしかないでしょう。日本の大学はいまこそ解体せよ、それが私の当面の結論です。

違うというのなら、大学人たちは、学生も含めて、行動で示せ!


4.ワセクロ探査報道ジャーナリスト養成学校が開校、1期生は全国の若手記者やNGO職員ら43人ーニュース:ワセダクロニクル
 https://www.wasedachronicle.org/information/c20201107/


5.菅義偉スカ政権
(1)<野蛮な米国にも驚かされるが、この国はそれ以上>安倍、菅がやってきた周到 狡猾 言論統制 おぞましい全容(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/196.html
(2)米国は4年でトランプ追放 日本は安倍継承のスッカラカンでいいのか(日刊ゲンダイ)赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/216.html
(3)スッカラカン答弁は早くも限界 国民は支離滅裂の新首相に愕然としている 日刊ゲンダイ 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/165.html
(4)【森友学園】真実知りたいが…誰も夫のように追い詰められませんように|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280959
(5)【菅義偉】菅首相魂胆透ける 学術会議任命拒否“黒幕クビ”のシナリオ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280898
(6)室井佑月「声をあげよう」〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/eb55b9af247aa89d91471a305065cf4ac832eae1
(7)誰も語らない日本学術会議に政府が介入する理由。それは「核ゴミ処理」問題だ!|週プレNEWS
 https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2020/10/27/112302/
(8)浜矩子「信じるところが語られず、自助頼みの所信表明演説は僭越極まりない」 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)
 https://dot.asahi.com/aera/2020110400054.html


6.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)本日(10/31)のいろいろ情報:(1)デジタル監視社会(2)立憲民主党・枝野幸男氏の代表質問(3)菅政権が目指す恐るべき「反知性主義的統制」(4)11/1大阪市破壊構想住民投票(続)他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-e2996a.html

(2)本日(11/7)のいろいろ情報:(1)外環道陥没事故(続報:巨大空洞見つかる)(2)製薬会社と大学教授(3)人骨問題を考える公開学習会@京都大学(4)アメリカ大統領選挙 他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-4c3a28.html

(3)全員アベ友裁判官の最高裁以下、日本の裁判所に生息する腐ったヒラメ裁判官が下した「ヘドロ判決」陳列台=衆院選時の最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」をつけ続けましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-f89fc8.html

(来たる11/12の「新ちょぼゼミ」(上記)から複数回にわたり、「有権者・国民のための裁判所を目指して(第二次司法民主化)」をテーマにプレゼンを始めます。丁寧に、しかし、しっかりとご説明したいと考えています。是非ご参加ください。日本国憲法問題にも関連しています。:田中一郎)
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「東京電力福島第一原発事故時に住んでいた福島県、隣接する宮城、茨城、栃木3県で被災した約3650人が国と東電に損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁(上田哲裁判長)は9月30日、国と東電に対し、原告3550人に計約10億1000万円を賠償するよう命じた。約2900人への計約5億円の賠償を命じた1審福島地裁判決より救済範囲を広げた。」(東京新聞 2020.10.1)

福島第一原発事故をめぐる損害賠償裁判でも最大規模の訴訟の判決が仙台高裁で下され、控訴審では初めて東京電力や国の事故責任を完全な形で認める、これまでの判決では「もっともいい判決」となりました。原告団・弁護団をはじめ、全国の支援者の方々からも「完全勝訴」との声が上がるほどで、「福島地裁への提訴から約7年半と長い闘いの末に勝ち取った司法判断に、原告らは涙を流して喜んだ。」(毎日新聞 2020.10.1)とあります。記事を読んでいるだけで目頭が熱くなります。きっと私も判決日に仙台高裁に駆け付けていたら、原告の方々と共に涙していたように思います。

まだ最高裁での上告審があり、裁判闘争はこれからも続きますが、原告のみなさまには引き続きお元気でご奮闘されんことを祈願いたしております。また、馬奈木厳太郎弁護士をはじめ、この訴訟の原告弁護をお引き受けされた弁護団のみなさまには、心より敬意と感謝の意を表したいと思います。本当にご苦労様です。上告審においても何卒よろしくお願い申し上げます。

それにしても、何の非もない福島原発事故の被害者の方々が、何ゆえに理不尽極まる困苦にさいなまれ、何年もかかる裁判まで起こして自分たちの権利を守らなければいけないのでしょうか? 原告の方々の求めるものは、原発事故前に戻してほしい、原発事故で奪われた平穏な生活やふるさとを返してほしい、という、ごくごく当然のつつましいものです。その求めを(いい加減な原発管理をしていた)加害者・東京電力や事故責任者・国が、原発事故後において真摯に対応することなく、責任を背負うこともなく、誰一人として罰せられることもなく、まるで被害者を踏みにじるようにして再びの原発・核燃料サイクル施設再稼働に踏み出していることはみなさまご承知の通りです。原発や核燃料サイクルなら何をしてもいいとでも言うのでしょうか? この国は明らかに狂っています。今回の仙台高裁判決は、その歪んだ日本社会に一石を投じるものとなったように思います。

しかし、事はそれでは済みそうにありません。メールの表題にも書きましたように、この裁判は福島原発事故にかかる刑事責任を追及する裁判ではなく、事故による被害の賠償・補償を求める民事裁判であり、その観点から見た場合には、依然として賠償・補償を受ける金額が少なすぎて、とてもこれでは被害者の生活や人生を再建することはかないません。その金額算定の根拠となっている理屈は不当なものと言わざるを得ません。

また、福島原発事故の責任に関しても、裁判の争点となった事項については原告側の主張を全面的に認めてはいるものの、しかし、真の事故の責任は、それで完全に追及されたとも言えないのです。また、裁判所は、原発事故の損害賠償額を極端に絞り込むことにより、いわば「名を捨てて実を取った」とも言えなくはなく(加害者・東京電力や事故責任者・国の原発事故に関する責任を認めながらも、それに反して「逆方向に」東京電力や国の損害賠償額を極小化した)、依然として、有権者・国民や原発事故被害者の基本的人権を守る姿勢において、消極的であり不十分な判断を続けています。許せんな、というのが正直な印象です。

以下、私から見た「生業(なりわい)訴訟」仙台高裁判決についての問題点を、簡単な形で箇条書きにし、みなさまに問題提起したいと思います。私は原発・核燃料サイクル施設の過酷事故を二度と起こさないためにも、福島第一原発事故にかかる刑事および民事の裁判は非常に重要であると考えており、被害を受けられた方々の救済のみならず、将来へ向けての(再発防止の)「布石」としても、まっとうな判決をしっかりと勝ち取り、正すべきものは正していくべし、と考えています。


 <別添PDFファイル>
(1)2審も国の責任認める「規制役割果たさず」高裁初判断 福島原発被災者訴訟(東京 2020.10.1)
http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/1694
ダウンロード - efbc92e5afa9e38282e59bbde381aee8b2ace4bbbbe8aa8de38281e3828b20e3808ce8a68fe588b6e5bdb9e589b2e69e9ce3819fe38195e3819ae3808de9ab98e8a381e5889de588a4e696adefbc88e69db1e4baac202020.10.1efbc89.pdf
(2)東日本大震災、原発事故、高裁も国に責任初認定 福島集団訴訟(毎日 2020.10.1)
 https://mainichi.jp/articles/20201001/ddm/001/040/172000c
(3)生業訴訟仙台高栽判決を読む(京都民報 2020.11.1)
ダウンロード - e7949fe6a5ade8a8b4e8a89fe4bb99e58fb0e9ab98e6a0bde588a4e6b1bae38292e8aaade38280efbc88e4baace983bde6b091e5a0b1202020.11.1efbc89.pdf

 <福島原発訴訟原告団・弁護団>
(1)【勝訴】仙台高裁 判決要旨
 https://cutt.ly/YgVmf7V
(2)【勝訴】仙台高裁【勝訴】 - 2020年度 - 生業訴訟原告団・弁護団
 http://www.nariwaisoshou.jp/progress/2020year/entry-845.html
(3)【勝訴】仙台高裁 判決文【勝訴】 - 2020年度 - 生業訴訟原告団・弁護団
 http://www.nariwaisoshou.jp/progress/2020year/entry-846.html
(4)『生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!』福島原発訴訟原告団・弁護団
 http://www.nariwaisoshou.jp/

(参考)【速報!国と東電に勝訴!】判決要旨・骨子 - 2017年度 - 生業訴訟原告団・弁護団(一審福島地裁判決)
 https://cutt.ly/PgVDg53


 <関連サイト>
(1)「完全勝利」原告団長中島さん 原発頼みの国に怒り<原発被災者訴訟>:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/58870
(2)「国の責任明確」「賠償基準の不十分」認める画期的な判決 原発被災者訴訟 東京新聞TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/58877
(3)「止めよう!再処理」天恵の海 第211号
 http://sanriku.my.coocan.jp/no.211.pdf
(4)原発事故で国の責任認める 仙台高裁 2審で初めて - NHKニュース
 https://cutt.ly/ZgVmxzs
(5)生業訴訟の高裁判決について報道(東京合同法律事務所)
 https://www.tokyo-godo.com/blog/2020/10/post-180-752870.html
(6)福島原発集団訴訟、控訴審で初の「国に責任」認める判決(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b3e918b431cdfdcd94dfc051e5dbd72e4810d53c
(7)福島原発訴訟、国と東電が「全面敗訴」の衝撃 - 災害・事件・裁判 - 東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/380187
(8)9月30日 原発事故の責任はどこにあるのか。国と東電を訴えた「生業訴訟」判決の行方  #福島を忘れない - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=WqNwfL-fMLE&feature=youtu.be

◆日刊IWJガイド・非会員版「福島第一原発事故をめぐる『生業訴訟』で第2審判決!! 仙台高裁は『国が東京電力に対策を求める権限を行使しなかったのは違法』として、総額10億1000万円の支払いを命じる!」2020.10.1号~No.2940号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47529

◆仙台高裁勝訴の生業訴訟原告団が東電、原子力規制委員会、国に上告断念を要請! しかし原子力規制庁は原告団庁内立ち入りを拒む非礼!~10.7 #生業訴訟 #国と東電は上告するな 生業訴訟原告団・弁護団 による申し入れ・座り込み - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/482265


1.責任論
 一審福島地裁判決のように、国の責任は認めたものの、その重さは東京電力の1/2だなどという、まるでトンチンカンのバカバカしい忖度ヒラメ判決ではなく、加害者・東京電力と事故責任者・国の福島原発事故にかかる責任を等しく認めたことは、大いに評価されていいと思われる。しかし、この責任論についても、今回の判決をもってしても、まだ問題点として、下記のような諸点が指摘できる。

(1)刑事上、民事上、行政法上の責任と再発防止
 福島原発事故は文字通り国を滅ぼしてしまいかねない大事故であり、それまでの原発推進派たちが提唱していた「絶対安全」(過酷事故は起きない)は真っ赤な大ウソであったことが明らかとなった。また、事故に至る過程を検証してみると、東京電力や原子力安全保安院あるいは原子力安全委員会など、原発推進関係当事者・責任者たちの実にいい加減で弛み切った管理姿勢が明白となった。従って、当然のことながら、この福島第一原発事故にかかる責任を追及し、その償いをさせるための営みは、刑事、民事、行政法の3つの次元で徹底してなされる必要があり、それがまた原発・核燃料サイクル施設の過酷事故再発を防ぐ最も重要な取組の1つでもあるが、しかし、この国での事故後のあり様は、そうした必須事項を避けて通る「総無責任体制」を追認するようなありさまとなっている。まるでアジア太平洋戦争敗戦後の日本社会の対応の仕方と酷似している。今回の裁判は、この3つの次元の責任のうちの民事責任の追及とその償いを求めるものであるが、下記にも見るように、主に「損害論」(賠償補償論)で不十分なままである。

また、他の2つ、①刑事責任については、福島原発の運営維持や規制管理、あるいは製造に関係していた責任者たちの多くが起訴されなかったことに加え、起訴された唯3人の東電幹部の刑事裁判でさえもが、永渕健一裁判長、今井理、柏戸夏子という典型的な腐ったヒラメ裁判官達によって無罪放免とされ(東京地裁判決)、また、東京電力という会社自体の組織的犯罪性も不問状態となっている。要するに、今のところ、福島第一原発事故というとてつもない巨大事故についての刑事的責任をだれも取らない状態に陥っており、日本という国のデタラメな無法状態が放置されているということだ。

また、②行政法上の責任についても、原発過酷事故を引き起こした東京電力については、原発の運転免許は当然のごとく剥奪されてしかるべきが、これを許認可官庁の経済産業省は放置したままにし、逆に、今やその経済産業省の出先機関・下請組織のようになってしまった原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が、逆に東京電力に柏崎刈羽原発の再稼働を認めるという、トンデモ決定を行って居直っている状態である。こうした事態を鑑みれば、原発・核燃料サイクルをめぐる情勢は、福島第一原発事故前よりも一段とひどくなり、ハチャメチャの状態にあると言っても過言ではないのである。再びの原発・核燃料サイクル施設過酷事故が現実味を帯びてきている。

(関連)東電福島原発事故刑事裁判 東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その2):東電幹部3人を最初から無罪放免する方針で起訴・裁判に臨んでいた日本の司法・裁判所・検察- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-3ee520.html

(2)証明責任
 裁判官の訴訟指揮において、被告(東京電力と国)に「福島原発事故の責任がある」ことを原告側に立証させるよりも、原発に関する情報を独占していた被告側に「福島原発事故の責任はない」ということを実証させる説明責任を大きく背負わせたことは実に適切な判断だった。かつて1970年前後の公害裁判においても、たとえば富山「イタイイタイ病」の原因物質がカドミウムであることについて、「そうだ」という説明を原告側がするのではなく、原告側は「そうだと思われる一般的な蓋然性・妥当性を示せばよい」とされ、それ以上のことは、つまり「カドミウムが原因ではない」ということは、情報を独占している被告企業側に立証責任を負わせた「判例」が定着していた。これが今回の裁判で踏襲されたことは大きな前進であった。

(3)予見可能性・回避可能性
 問題は、この裁判の「責任論」が、一般の業務上過失事故の場合と同じように(事故の)「予見可能性」と「回避可能性」という「可能性」の是非について争われた点である。原発・核燃料サイクル施設は、万が一の過酷事故を引き起こせば、深刻な放射能汚染が広域にわたって広がり、一国を滅亡させるほどの被害や損害をもたらすが故に、絶対に引き起こしてはならない事故でもある(そんなものを発電用に使うこと自体が犯罪であるが、それはさておき)。であればこそ、こうした施設に関しては、一般の施設よりもより厳格な責任論が適用されなければ、万が一の事故も起きかねない故に、この裁判を含めて福島第一原発事故の責任を問う裁判では「予見可能性」ではなく「予見義務」、「回避可能性」ではなくて「回避義務」が、事故前に十全に果たされていたのかどうかが問われなくてはならない。

従って、この裁判で「予見可能性」と「回避可能性」という「可能性」の是非について争われたこと自体が、既に被告を無罪放免せんとする隠された意図を半分実現しているようなものと言えなくもない。これはこの裁判への批判というよりは、東京電力刑事裁判を含むすべての福島原発事故関連の裁判の「責任論」に共通したことであり、つまりは日本の法曹界の原発・核燃料サイクル施設への危機感の欠如と批判力の乏しさ、あるいは従来踏襲主義の悪弊を示していると言える。

この点に関して適切な対応をしておられるのが、井戸川裁判(福島被ばく訴訟)の弁護団長を引き受けておられる古川元晴弁護士である(下記参照)。なお、昨今では、いくつかの福島原発事故関連裁判で、被告側が「原発の危険性とそれが大事故につながるリスク」に関する情報について、もっと十分に注意を払う必要と責任があったという「関連情報注意義務」論を原告側が展開し始めている様子もあり、一歩前進かなと思っているところである。

(関連)井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会
 http://idogawasupport.sub.jp/
(関連)福島原発、裁かれないでいいのか-古川元晴/著 船山泰範/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
 https://cutt.ly/2gVQ1Oc

(関連)東電福島原発事故刑事裁判 東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その3):真相究明も、社会正義の実現も、日本を亡ぼす原発・核施設過酷事故再発防止も実現できない日本の裁判- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-679855.html

それからもう一つ申し上げておくべきは、(事故の)「予見可能性」と「回避可能性」を追及するため、原告側がこの2つを立証せんとして、東京電力の内部資料や政府事故調査委員会の証言録など、あらゆる資料を使って論陣を張ったことについてである。私はこの努力自体を高く評価していて、こうした裁判での取組によって、福島第一原発事故の実態やその原因と結果について、私たち一般市民にも詳しく「見える」形にしてくれたことが非常に重要で価値のあることだったと認識している。膨大な資料を読み解き、まるでジグゾーパズルをつなぎ合わせるかのようにして真相の解明にあたってくれた多くの弁護士やジャーナリストには心から感謝している。また、その中で併せて、原発事故後も原子力ムラ勢力に占拠されている原子力規制当局その他の政府関係機関が、口先では耳障りのいいことを繰り返しながらも、実際は安全対策の手抜きを隠蔽したり、なすべきことの歪曲・矮小化・先送りなどを繰り返してきたあり様も明らかにされ、福島第一原発事故の全貌が浮かび上がってきたのである。

しかし、残念ながら他方では、これが裁判での証拠として提出されることにより、上記の「2つの義務」論とも関連して、原発過酷事故を引き起こした犯罪者たちを有罪に追い込むための「立証ハードル」が結果的に高くなってしまうことを恐れるのだ。つまり、「ここまで立証しないと有罪には追い込めない」という判例というか、既成事実が出来てしまうということだ。

これは実にマズイ。何故なら、今回は「初めての原発過酷事故」だったために被告たちが混乱し、その事故に至るまでの経過を示す証拠類が残存していたのだけれど、次回以降は「福島第一原発事故の教訓」として、被告=原子力ムラ連合は、事故後に責任追及の材料となるであろう資料類はさっさと破棄してしまうと考えられるからである。事実、既に福島県庁は、その出鱈目極まる原発事故後の振る舞いが事後的に検証されないよう、関係する公文書類を廃棄してしまっており、さながら森友文書を廃棄していた財務省顔負けの状態にある(東京新聞「こちら特報部」2020.11.8記事)。

つまり、(事故の)「予見可能性」と「回避可能性」の追及のための立証活動が、原発事故責任者の有罪ハードルを引き上げてしまうという皮肉な結果となるということである。従ってまた、古川元晴弁護士がなさっているように、「可能性」ではなくて「義務」の追及=過酷事故を予見して防止するという「原発・核燃料サイクル施設運営者・監督者の順守すべき義務」が十全に果たされたのかどうかを、原告側ではなく、事故を引き起こした被告側が立証しなければ有罪となる、という「判例」を、原発事故をめぐる裁判では積み重ねなければならないのである。私は日本の法曹界に「早く目を覚ませ」と申し上げたい。

(5)原発メーカーの責任
 福島第一原発事故の責任論で欠落していることの一つに、過酷事故を引き起こして深刻化させてしまうような欠陥原発を造った原発メーカーの製造物責任がある。このメーカー責任は原子力損害賠償法という歪み切った法律により(アメリカからの技術輸入で原発実用化が始まった1960年代に、アメリカの原発メーカーを免罪するために創られた法律で、原発過酷事故の責任は原発運営を行う電力会社に無過失無限責任として集中させるという違憲立法)、あらかじめ「免罪」されているというのが法曹界の一般的な認識であるという。しかし、この法律が違憲立法であるのだから、当然、免罪してはいけない。しかし残念ながら、既に、この原発メーカーの責任を追及した「メーカー訴訟」は最高裁で敗訴してしまっている。従って、今後のことを念頭に、原子力損害賠償法の改正は必要不可欠である(無限責任とされながらも、電力会社がその責任を遂行する・できるための保険付保義務など、損害賠償規定についても全くの形だけの法律になっている点も改正が必要だ)。

(6)原発事故後の対応のひどさへの責任
 この点も被告の東京電力や国の責任論から欠落している点である。具体的な事例は山ほどある。SPEEDIの情報隠し、スクリーニングをはじめとする初期被ばく測定の妨害、避難指示の出し方の決定的なおかしさとその範囲の狭さ、除染事業のデタラメ、ADR拒否など賠償・補償への不誠実と水面下での賠償額つぶしの動き、放射能汚染地帯の学校教育現場での子どもたちの放射線被曝回避の取組の欠如、事前の原発防災訓練や緊急時の申し合わせ事項(約束)を一方的に反故にしてしまったこと、東京電力の株主や大口債権者の責任免罪などなど、許しがたい「総無責任体制」という国策遂行の犯罪性と、原告を含む原発事故被害者へのひどい「しうち」などが挙げられる(生活の再建もままならないままに原発事故被害者・避難者への支援住宅を取り上げるなど言語道断の人権侵害だ)。これらの「原発事故後責任」の追及も欠かせない点である(上記でご紹介した「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)」や「子ども脱被ばく裁判」が、この原発事故後の政府や東京電力のひどい対応責任を追及している)。


2.損害論
(1)原状回復義務と損害額算定
 この裁判の「判決要旨」を見ると、原告側は損害賠償として、具体的に①「原状回復請求」②「平穏生活侵害に基づく損害賠償」③「ふるさと喪失による損害賠償」の3つを求めていたとある。このうちの「原状回復請求」については、この判決では「被告らに求める作為の内容が特定されていないから不適法な訴えだ」として門前払いを食らわせた。ふざけるなという話である。「具体的な作為は被告側で考えて、一刻も早く原状回復を計れ」とするのが正当な判決である。そしてそれに付け加えるとすれば、放射能汚染が深刻で原状回復がかなわない場合には、原状回復に相当する状態を原告各位に保障できる金銭的補償をもってそれに代替することができる、とすべきである。

また、この①「原状回復請求」は、②や③の賠償請求とセットになって初めて、理不尽な原発事故の被害を受けた方々の救済が可能となるのであって、①だけを切り離して、まともな検討もせずに切り捨てることは、裁判所自らが人権侵害を追認することになる。賠償・補償とは、あくまで被った被害を回復させることが主目的であり、それに迷惑料や慰謝料や悪質性加算などが加わる。この①は、まさに「被った被害を回復させること」を表現した請求なのであって、ここを切り捨てたら損害賠償訴訟は否定されたも同然となる。何度も申し上げるが、裁判官どもよ、ふざけんじゃねーぞ、ということだ。お前たちも同じような目にあってみればよく理解できるだろうということだ。

(2)賠償すべきは直接損失の全て(再構築コスト)と機会費用
 上記で申し上げた「被った被害」とは、被害者の全ての被害でなければならず、その損害額の算定は「時価」ではなく「再構築コスト」(同様のものを同様のレベルで回復させるために要する費用)でなければならない。たとえば(減価償却が終わった)中古の農機具が放射能汚染などで使えなくなれば、それと同等の農機具を用意する(できなければ新品で代替する)ことが必要で、間違っても減価償却終了後の二束三文の時価では「償う」ということにはならない、ということだ。

そして更に申し上げておくべきは、理不尽な原発事故に突然巻き込まれたが故に、多くの時間や機会を奪われたこと、それに対しても機会損失の賠償を受ける権利がある。例えば、レンタカーで事故を起こせば、そのレンタカーの修理代金に上乗せして「休業補償」が請求される。それと同様のことを申し上げている。しかし、日本のクソ裁判所・裁判官どもは、どういうわけか原発・核燃料サイクル施設からみの賠償や補償では、こうした「機会費用」を全く払わせようとはしていない。判断を政治的にしていて、弱い立場で従順な被害者・住民を踏みにじっても問題にはならないだろうとタカをくくっているということだ。

ここでも「裁判官どもよ、ふざけるな」と申し上げなければいけない。(農業者の所得機会損失を補償するのに、放射能で汚染された農地で耕作を継続していなければ、賠償・補償をしない、などという許しがたい人権侵害も行われている!! どうなっとんダ、この国は!!)

(3)無用の放射線被曝をさせられたことへの慰謝料(被ばくをしない権利の侵害)
 「NO NUKES RIGHT」という言葉で福島第一原発事故後に市民運動・社会運動に広がった概念であり、全く当然のことである。自然態で既に存在している放射能や放射線被曝に少したりとも原発推進に伴う放射線被曝を上乗せされること(追加被ばく)は拒否する権利、言い換えれば、加害者がいて、その追加被爆を広範な人々にさせることで巨額の利益まで得ている状態などは許さない、という権利の主張のことである。これはこれからの日本や世界では重要な人権の1つとなっていくだろう。この裁判で言えば、「平穏生活侵害に基づく損害賠償」の中に包含されていると言ってもいい。

(4)地域全体が居住困難になるなどコミュニティ喪失の損害(ふるさと喪失)
 ③「ふるさと喪失による損害賠償」がこれにあたる。今回の裁判では、②「平穏生活侵害に基づく損害賠償」とともに一定程度が認められた。大きな前進の1つである。また、多くの原発事故損害賠償裁判で、この損害賠償を原告側が主張しているが、そこでもこの生業訴訟の判例が踏襲されていくことを強く望む。私はそれだけでなく、原発事故後の被害者救済を含む大震災・大災害の事後支援政策において、このコミュニティの可能な限りでの維持や、培われてきた人間関係の継続などが、十分すぎるくらいに配慮され尊重されることを強く望みたい。

昨今の劣化した無責任な自治体行政では(災害復旧の仕事は自治体の仕事)、事なかれ主義や形式的平等主義がはびこり、仮設住宅や災害復興住宅への入居を単純抽選で決めたりしていて、どうもそのサービスの質的低レベルに苛立ちを覚える。東日本大震災の場合は、その前の阪神淡路大震災の時の教訓が有効に活かされていないのだ。また、お粗末仮設住宅の問題や、その仮設に超長期間放置される理不尽、あるいはそうした避難所施設にはコミュニティ活動を担保するものが何もない問題、などなど、有権者・住民をないがしろにするような災害行政は、もういい加減にしろ、と言いたい現状がある。

(5)原子力損害賠償紛争審査会の賠償指針とその位置づけ確認
 原子力損害賠償紛争審査会の賠償指針については、審査会自身が「これは最低限度の共通事項を書いたもの」であって、実際の賠償はその被害実態に合わせて柔軟に増額すべきである、と何度も表明しているにもかかわらず、加害者・東京電力や事故責任者・国は、これを無視して、賠償指針をあたかも「最高限度額」であるかのように扱っている。ここでも、ふざけるな、である。この裁判では、原告への賠償・補償について、この賠償指針を超えて、その地理的範囲や金額を上回るものを認めており、一定程度評価できる。

しかし、そもそもこの賠償指針の内容自体が事実上、被害者切捨て的な内容となっており、原発事故に伴う被害実態とは大きくかけ離れている状態にある。これを適正化することこそが物事の本命である。現行の賠償指針(中間報告など)を廃棄し、原子力損害賠償紛争審査会のメンバーを総入替して新たな賠償指針を策定し、被害者救済に国として全力を挙げる必要がある。にもかかわらず、下記の原子力損害賠償紛争審査会の鎌田薫会長は「直ちに指針を改定するものではない」などと消極的態度を示しており、大問題である。(特に避難指示区域外への賠償・補償がひどい)

(関連)国指針、強まる見直し要求 広範に賠償認定―福島原発事故避難訴訟・仙台高裁判決:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020093001272&g=soc
(関連)復興拠点の整備状況確認 原賠審委員、浜通り3市町視察 - 福島民報
 https://www.minpo.jp/news/moredetail/2020090378627

(6)避難指示区域 
 賠償金額が小さすぎることについては、これまでも繰り返し申し上げてきたが、更に問題は、その賠償金額が事故後の避難指示区域の区分けに従って決められていることである。国が賠償金額の極小化を強く意識して事故直後に決めた「警戒区域」「計画的避難区域」「緊急時避難準備区域」「特定避難勧奨地点」及び福島県内・県外と、その後それを再編した「帰還困難区域」「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」については、その区分けに科学的根拠はない。放射能の汚染はこうした区分けとは無関係に、県境を越えて広範に広がっており、従ってまた、被害者の損害・被害の度合いも、この区分け線引きによっては合理的に区分できない。しかし、これまでの福島原発事故損害賠償裁判では、この非科学的で無意味な「区分」「線引き」に従って賠償金額が決められていることに異を唱えた判決は、今回の仙台高裁判決を含めて皆無である。これは全くいただけない。損害論を矮小化する不当判決と言わざるを得ない。

(関連)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/cat01-more.html

なかでも「特定避難勧奨地点」をめぐるデタラメぶりはすさまじく、それについては「南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟」において告発され、責任追及されているので、詳しくはそちらの裁判状況をご覧いただきたい(下記サイト参照)。

(関連)南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会
 http://minamisouma.blogspot.com/

(7)無過失、過失、未必の故意
 民事・民法上の損害賠償訴訟において、原発以外の事件における訴訟の場合と同様に、加害者・東京電力や事故責任者・国は「無過失なのか、過失なのか、未必の故意なのか」が厳しく問われなくてはならない。そして当然ながらその結論が、支払われるべき損害額や補償金額に反映されて、無過失よりも過失、過失よりも未必の故意、の方が金額が大きくなってしかるべきである。しかし、この裁判でも、他の多くの裁判でも、このことが厳しく問われた様子はうかがえない。明らかにおかしい。私は、東京電力も国も、原発安全神話に立脚して、総無責任体制の下で、地域住民のことを甘く見て、未必の故意でやっていたと考えている。許せんワ、こんなもの!

(8)証明責任
 損害の有無や損害額算定の証明は簡素なもので良い。東京電力は、賠償請求の際には詳細な資料を被害者に要求して、請求そのものを抑止する姿勢にあるが、許されることではない。簡素な事実の証明で事足りる。それ以上のことは(賠償しない根拠など)、加害者・東京電力や事故責任者・国の側で立証せよということである。

(9)経過時間の問題(法定利息以上の利率で払え)
 裁判の長期化に伴う賠償金の遅延利息については、既に原告側が請求をしているが、これがきちんと扱われた様子はない。私は福島第一原発事故が被害者らにもたらした悲惨な現実を鑑みた場合、この賠償・補償支払いの遅延・長期化については、法定利率を上回る「加害者加算利率」で計算すべきであると思う。


3.最高裁での上告審
 既に申し上げてきたように、アベ政権長期化の帰結として、最高裁判事が全員「アベ友」となってしまっており、中には元加計学園の監事だった人物までいる状態だ。上告審における審理と判決に対しては万全の警戒と全力投球が必要である。特に、今回の仙台高裁の生業訴訟判決を下回るような判決は出させないような、広範な世論の喚起が必要不可欠である。市民運動・社会運動は、福島第一原発事故に伴う被害者救済の運動は、これからが本番、と考えるべきである。われら支援者は、つまらぬことでもめている場合ではなく、一致団結・一丸となって、この最高裁上告審を応援・支援しなければならない。また、日本の司法改革については11/12から複数回にわたり、私の方からご説明したいと考えている。

(関連)生業訴訟原告団が上告しました(東京合同法律事務所)
 https://www.tokyo-godo.com/blog/2020/10/post-188-754214.html
(関連)生業訴訟最高裁へ 国と東電、住民双方上告 - 福島民報
 https://www.minpo.jp/news/moredetail/2020101480005

(関連)原発事故「生業訴訟」最高裁へ 原告一部と国、東電が上告:福島民友新聞社
 https://www.minyu-net.com/news/sinsai/news/FM20201014-546563.php
(関連)東京電力 控訴審判決は不服 原発事故をめぐる集団訴訟で最高裁判所に上告へ FNNプライムオンライン
 https://www.fnn.jp/articles/-/94829


4.福島原発事故損害賠償裁判に関連した今後取り組むべき課題
(1)原発・核燃料サイクル施設の過酷事故への備え
 原発・核燃料サイクル施設の立地条件や原子力工学上の安全の確保、避難計画の実効性の確保や事故後の被害者の適切な疎開・移住の補償・支援体制、原発事故被害者の実態把握(避難した人としていない人について、その実態把握をきちんとしなければいけないのだが、福島第一原発事故の場合は、今日に至るも避難した人々の実態把握どころか、その人数さえも把握されていない状態だ=国や福島県及びその隣接被害都県の怠慢と不作為に強い憤りを感じる)、事故後の賠償・補償に関するきちんとした取り決め、事故後の被害者の生活フォローやメンタルケアー、放射能汚染防止法の制定(環境法制上で放射能汚染防止をきちんと定める=現状は原発・核燃料サイクル推進法制の中での決め事しかない、また、過失又は未必を含む故意により放射能汚染をもたらした者を法律で罰するという刑事罰法を含む)、放射線被曝に伴う健康への影響への対応(被ばく手帳の配布や定期的健康診断・医療の無料化など)などである、そしておそらくは、こうした決め事をきちんと作れば、そんなことをしてまで原発・核燃料サイクルを推進する意味はないということになり、我が国の脱原発を促進する最も有力な決め事になるものと推測される。

(関連)制定しよう放射能汚染防止法 総理!逃げた後はどうなりますか-山本行雄/著(ブイツーソリューション)
 https://cutt.ly/JgVPw1Y

(2)原子力損害賠償法の改正
 原発・核燃料サイクル施設過酷事故被害者の救済がきちんと進まない大きな原因の1つに「原子力損害賠償法」のおかしな取り決めがある。これについては、既に過去に「新ちょぼゼミ」でも取り上げて、竹村英明さんに詳しくご説明いただいている(下記)。それらを参考に、今後は脱原発の市民運動・社会運動も真剣に取り組んでいかなければならない課題である。

私が念頭に置く原子力損害賠償法の改正事項とは、例えば次のようなことである。①被害実態把握の適正化(放射能汚染や被害実態に対応した損害賠償の規定)、②無限責任を担保する保険などの義務化、③メーカー責任の明記、④無過失、過失、未必の故意で差を設ける、⑤原子力損害賠償紛争審査会の抜本改善、⑥原発事故損害にかかるADRの改善(加害者・東京電力や事故責任者・国のADR提案への服従義務)などだ。これを実現していくには、脱原発と同様に、どうしてもホンモノの政権交代が必要となる。今日の原発推進・容認政党である自民党、公明党、日本維新、国民民主党などにはとても遂行出来ない課題である。

(関連)(報告)オルタナティブな日本をめざして(第23回):「これでいいのか!? 原子力損害賠償法」(福島原発事故の教訓から)(竹村英明さん)(2019年1月30日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/23-2019130-d8a3.html

(関連)福島第1原発事故 中間指針見直し否定的 原賠審会長「直ちに必要なし」毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190126/ddl/k07/040/154000c
(関連)原発賠償 救済進まず 東電、和解案を次々拒否 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190304/k00/00m/040/172000c

(関連)福島:中間指針見直し踏み込まず 原賠審:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN1Y5X2YN1YUGTB00M.html
(関連)原発をなくす湯沢の会- 原陪審は何故中間指針を見直そうとしないのか
 https://yuzawagenpatu.blogspot.com/2019/02/blog-post_90.html

(3)「子ども・被災者支援法」
 今現在、事実上の棚上げ状態となっているこの法律を再び再生させる必要がある。賠償や補償とは別動の仕組み・制度として機能させ、被害者=特に子どもたちに対して万全の対応をしなければいけない。今日の日本は、ゴロツキどもが政治や政権を牛耳っており、憲法守らない、法律守らない、自己都合優先と縁故主義的不正の横行が目に余る事態となっている。この「日本版トランプ現象」を解消するためにも、「子ども・被災者支援法」の再生は必要不可欠である。

(4)損害賠償請求権時効
 最後に、来年2021年3月に、福島第一原発事故による損害賠償請求権の時効が到来する。多くの被害者が当面の生活苦に追われて原発事故の償いを受けられない・請求できない状態が続いている中、このことは由々しき事態と言わざるを得ない。東京電力は、時効に関係なく原発事故の賠償を行うなどと、殊勝なことを言っているが、こんなものは全く信頼が置けない。私はずいぶんと前から、福島第一原発事故に伴う賠償・補償を万全な形で実施させるために、福島県を中心に、その周辺の被害都県の住民が100万人単位で損害賠償訴訟を提訴することをお勧めしており、そうすることが原発問題の様々な点で、大きな前進を実現することができるだろうと思っている。

(関連)原子力損害賠償債権の消滅時効に関する当社の考え方について|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
 https://www.tepco.co.jp/press/release/2019/1519277_8709.html

日本全国の弁護士たちは、あと残された数か月間、全力で「福島原発事故損害賠償請求訴訟」の新追加訴訟原告団を結成するよう、PRや訴訟相談その他に取り組んでいただきたいことと、国会議員には時効の再延長の法制化をお願いしたい。また、各自治体は、住民を代表して損害賠償訴訟の組織づくりに尽力し、一人の「泣き寝入りも許さない」体制を構築していただきたいと思う。そして、福島第一原発事故をめぐり、その教訓をしっかりと活かしながら、脱原発・脱被ばく・被害者完全救済の三位一体の実現に、これからも取り組んでいきたい・いただきたいと考えている。何卒よろしくお願い申し上げます。


5.最近の原発事故賠償関連の報道
 全部ではありませんが、いくつかご紹介しておきます。日本の司法・裁判所のデタラメぶり・腐ったヒラメ裁判官ぶりが赤裸々に顕在化しています。情けない限りです。かような司法・裁判所は、必ずや我々の手で叩き直しましょう。

 <別添PDFファイル>
(1)原発事故訴訟 福島地裁判決「農地所有者が汚染除去を」(東京 2019.11.10)
 https://lituum.exblog.jp/29769231/
(2)福島原発事故、農地回復訴訟コメ農家、2審も敗訴、仙台高栽(毎日 2020.9.16)
 https://mainichi.jp/articles/20200916/ddl/k07/040/046000c
(3)原発避難 札幌地裁「国と東電責任」164人棄却 原告「不当」控訴へ(東京 2020.3.11,10夕)
 https://www.47news.jp/news/4600511.html
(4)原発避難賠償 ほぼ認めず、山形地裁判決 80億円請求、44万円のみ(朝日 2019.12.18)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14298429.html
(5)東電が和解勧告拒否の訴訟、住民側の賠償請求認める、福島地裁判決(朝日 2020.2.20)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14372211.html
(6)原発で自主避難、国の責任認めず、千葉地裁判決、原告「納得できない」(朝日 2019.3.15)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13933950.html
(7)群馬訴訟での国の主張に対する抗議声明(4団体:2019.12.10)
http://www.mdsweb.jp/doc/1602/1602_07g.html
ダウンロード - e7bea4e9a6ace8a8b4e8a89fe381a7e381aee59bbde381aee4b8bbe5bcb5e381abe5afbee38199e3828be68a97e8adb0e5a3b0e6988eefbc88efbc94e59ba3e4bd93efbc9a2019.12.10efbc89.pdf

(いくら裁判とは言え、言っていいことと悪いことがある。こうした無礼千万の主張をして居直る被告国側の弁護士たちは懲罰にかけるべきである:田中一郎)

(参考)原子力損害賠償群馬弁護団
 https://gunmagenpatsu.bengodan.jp/


 <関連サイト>
(1)【福島原発】汚染農地回復訴訟「呆れた判決」の全容|月刊 政経東北|note
 https://note.com/seikeitohoku/n/nb67b60689301
(2)東電、原発避難住民との和解拒否 福島地裁の訴訟、2月の判決へ(共同通信)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7a97eb9fc62a3bc2f32192233791992b4712bdaf
(3)原発事故の賠償費、負担額を申請 大手9社、新電力からも回収(共同通信)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9ab1b5059b70ea4270adfef9c9467a379b44f047
(4)原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会 9-5 アンコール講演会
 http://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto/event/2000905gakushukai.html
(5)原発避難、東電に賠償命令 国の責任は認めず、仙台地裁(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4534eb3266284ea8d04b6453fba5143ed0bb788c

(6)原発避難、二審は賠償大幅減額 福島・南相馬の住民ら、東京高裁 - 琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1091753.html
(7)原発避難者九州訴訟 東電に賠償命令、国への請求は棄却 福岡地裁判決 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200624/k00/00m/040/241000c
(8)東電に4億3千万円請求 原発事故後の放射能対策費 我孫子市(千葉日報オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c08f9a8aa859bd7e6354b930f208fd2eee6dd93c
(9)福島の409世帯、原発ADR打ち切り 東電が和解拒否 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200425/k00/00m/040/060000c
(10)福島第1原発事故 ADR 相馬・玉野で打ち切り 和解案、東電4回拒否- 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191224/ddl/k07/040/116000c

(重要必読)福島第一原発事故の賠償負担金と廃炉円滑化負担金の託送料金への上乗せ開始、2020年10月1日から|FoE Japan
 https://www.foejapan.org/energy/eshift/200831.html

(↑ こんなふざけたことを平然とやっているのが、今日の自民党・菅義偉スカ政権であり、それに知恵出しをしているのが経済産業省です。解体いたしましょう。:田中一郎)

草々
 

2020年11月 6日 (金)

本日(11/7)のいろいろ情報:(1)外環道陥没事故(続報:巨大空洞見つかる)(2)製薬会社と大学教授(3)人骨問題を考える公開学習会@京都大学(4)アメリカ大統領選挙 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.今年中の「新ちょぼゼミ」
 それぞれの「新ちょぼゼミ」の際、最初の1時間弱で主催者側よりプレゼンを予定しています(テーマは「日本の司法改革」&「新しい民主主義の実現」です)。

(1)(予約必要)(11.12)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-89177c.html

(関連)新型コロナの「指定感染症」は過剰。インフルエンザと同じ「5類感染症」に - 岡田幹治|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2020101800001.html

(新型コロナはウィルスよりもワクチンの方が危険です。新型コロナワクチンはゲノム編集技術が使われており、これまでにはなかった全く新しいタイプの「薬?」です。既に副作用も出ている様子ですが、水面下で巨額のワクチン国際利権と新型コロナをめぐる政治圧力が蠢いていて、どこまで安全性が確保されているのか定かではありません。さながら巨大な人体実験の様相です。この問題に詳しいジャーナリストの天笠啓祐さんに詳しくお話していただきます。:田中一郎)

(2)(予約必要)(11.17)オルタナティブな日本をめざして(第53回) 「再び戦場の島とさせないために:沖縄・南西諸島への自衛隊基地建設を巡って」(伊波洋一参議院議員:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-58d8da.html

(沖縄・南西諸島に配備されつつある自衛隊基地は、これらの島を守るための基地ではありません。既にアメリカは国際的な軍事戦略として同盟国に自らの戦争を肩代わりさせる方針を打ち出しており、この沖縄・南西諸島への自衛隊基地配備は、対米隷属を深める日本が、その方針に沿って、台湾有事などの際に中国と事を構えるための基地として建設しているものです。今回は沖縄選出の参議院議員の伊波洋一さんにおいでいただき、詳しくお話を伺います。:田中一郎)

(3)(予約必要)(12.22)オルタナティブな日本をめざして(第54回):「霞が関の官僚組織:外務省の意思決定」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-a47053.html

(外交安保のことだけでなく、外務省のことは、この方にお聞きするのが一番いいと思います。今年最後の「新ちょぼゼミ」です。ふるってご参加ください。:田中一郎)


2.イベント情報
(1)(11.13)第10回【核ごみに関する政府との会合】質問内容とタイムテーブル - becquerelfree’s blog
 https://becquerelfree.hatenadiary.jp/entry/2020/10/31/085541
 https://www.facebook.com/events/397334118309713/
(2)(チラシ)こんどう正道を支えてください!! 柏崎市長選挙(11月15日投開票)
 https://cutt.ly/rgGMgJ3
(3)PARCオンライン - 【11-19】『共生の原理―「二者性」について』
 https://ssl.parc-jp.org/e/html/products/detail.php?product_id=135
(4)(11.27)東海第二原発を止めよう! 11.27集会(文教区民センター)(チラシは画面の下の方です)
 https://www.facebook.com/stoptokaidai2/
(5)(別添PDFファイル)(11.29)ZOOM学習会:ゲノム編集技術の現状と今後(ゲノム問題検討会議)
 
https://cutt.ly/1gG1Lf7


3.キャンペーン
(1)株式会社ビーケージャパンホールディングス- バーガーキングさん、鶏の虐待を支援するのをやめてください! · Change.org
 https://cutt.ly/fgGMHz1
(2)キャンペーンについてのお知らせ · 横浜市長のリコール署名活動に参加しよう! · Change.org
 https://cutt.ly/RgGM20M
(3)キャンペーンについてのお知らせ · 杉田水脈議員発言 署名は受取拒否。しかし抗議の声は可視化され、フラワーデモは続きます · Change.org
 https://cutt.ly/qgGM6pj
(4) キャンペーンについてのお知らせ · 菅首相に日本学術会議会員任命拒否の撤回を求めます! 10月26日の記者会見のテキストです · Change.org
 https://cutt.ly/igG1izZ
(5)キャンペーンについてのお知らせ · 少人数学級の実現を求める署名 パンフレットを作成しました。ご活用ください。 · Change.org
 https://cutt.ly/5gG1z9z

(関連)横浜・住民投票求め署名15万超 IR誘致巡り、市民団体(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/81ee28260c5e6eefeffb587e04af107f9ded0d4a


4.新刊書他ご推薦
(1)食卓の危機 遺伝子組み換え食品と農薬汚染-安田節子/著(三和書籍)
 https://cutt.ly/KgG14tw
(2)地球をめぐる不都合な物質 拡散する化学物質がもたらすもの-日本環境化学会/編著(講談社ブルーバックス)
 https://cutt.ly/LgHtvvB
(3)(別添PDFファイル)」電子書籍「10万年の大うそ 核のゴミ」出版しました。オンデマンド版お届けします(山本行雄弁護士 2020.4)
https://becquerelfree.hatenadiary.jp/entry/2020/10/07/031204
ダウンロード - e99bbbe5ad90e69bb8e7b18de3808c10e4b887e5b9b4e381aee5a4a7e38186e3819d20e6a0b8e381aee382b4e3839fe3808de587bae78988e38197e381bee38197e3819fe38082efbc88e5b1b1e69cace8a18ce99b84202020.4efbc89.pdf

(関連)(別添PDFファイル)種子を企業に明け渡す種苗法改定案は廃案に(農民 2020.10.26)
ダウンロード - e7a8aee5ad90e38292e4bc81e6a5ade381abe6988ee38191e6b8a1e38199e7a8aee88b97e6b395e694b9e5ae9ae6a188e381afe5bb83e6a188e381abefbc88e8beb2e6b091202020.10.26efbc89.pdf


5.米大統領選 開票速報 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/story/1829

(この大統領選挙が「接戦」になっていること自体がアメリカ社会の「深刻なビョーキ」を顕示しています。それはトランプや共和党支持者の「ビョーキ」のみならず、現在の民主党勢力の「ビョーキ」でもあるのです。私は勝利しそうなバイデンには、ほとんど何も期待できないと思っています。何故なら、彼は二流・三流のクリントンであり、オバマであると思うからです。アメリカ民主党が、かようなつまらない人物しか大統領候補として立候補させられないところに根本的な問題があります。そしてその「政治の構図」は、そのまま日本にも当てはまります。危機の時代に、その危機を克服して行ける政治家や政治勢力を育てることができない有権者、それこそが根本的な大問題です。日米ともに同じ状況にあります。:田中一郎)

(1)インチキ陰謀論「Qアノン」がばらまく偽情報を科学は止められるか- ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/11/q-1.php
(2)「Qアノン」信奉候補が初当選 米下院、共和党の女性実業家 - 琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1219551.html
(3)「トランプ票が捨てられた」激戦州で偽情報飛び交う 米大統領選 - 毎日新聞
 https://cutt.ly/BgG2wms 
(4)【トランプ大統領】トランプ ケチ連発の悪あがき…敗北後に待つ“破産と逮捕”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280960
(5)【トランプ大統領】米大統領選で内戦勃発?双方支持者「武装」という異常事態|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280791

(6)トランプ陣営、開票巡り提訴連発 バイデン陣営は「政権移行チーム」準備 - 毎日新聞
 https://cutt.ly/TgG2sZO
(7)大混乱の大統領選、三流に成り下がった米国の民主主義:日経ビジネス電子版
 https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00057/110500058/?n_cid=nbpnb_mled_epu
(8)米大統領がどちらになってもきっと米国は変わらない:日経ビジネス電子版
 https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00119/110500047/?n_cid=nbpnb_mled_enew
(9)東海アマブログ - 興味深い記事を見つけた…… アメリカの正体
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1301.html
(10)玉川徹氏、投票不正を訴えるトランプ大統領の会見に「むちゃくちゃ…知性を持っている人間が書いているはずがない」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7fe1e28761852dbcfddadcd736e837fc00617405
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本日(11/7)のいろいろ情報です(メール転送を含む)。

1.(ユーチューブ)辻元清美(立憲民主党)VS菅義偉内閣総理大臣 2020年11月4日衆議院予算委員会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=chRrv_hNo84&feature=youtu.be

(関連)前川喜平氏 「ソーリの追及は辻元さんにかぎる」…辻元清美氏と菅首相のやり取りに-芸能-デイリースポーツ online
 https://www.daily.co.jp/gossip/2020/11/05/0013841334.shtml
(関連)辻元氏「私の言うことは絶対…」首相に「鬼滅返し」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3b9b652a0e9771c43c769af125a24266e57d8e6a
(関連)(別添PDFファイル)鬼滅の刃(東京 2020.10.28)
 https://tokuho.tokyo-np.co.jp/n/n06a23a0857ab


2.外環道 住宅地陥没事故(続報):インチキ違憲法=大深度地下開発法の工事を直ちに永久中止せよ
(1)調布陥没近くの地下に巨大空洞 トンネル掘削の振動原因か:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/66377

(関連)わが家の真下に空洞、近隣住民「いつ崩れるか」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/66386

(こうした空洞は、外環道の真下だけではなく、沿線に沿って多くできてしまっている可能性があるし、また、これからできてくる可能性もある。シールドマシンが掘り進んでいる地下の地層は、数万年から数十万年前に海の砂が積み重なってできた軟弱で流動的な地層であり、こんなところに大きな穴をあければ当然ながら地下の地層は動いてしまう。この状態で首都直下型地震が襲ってくればどうするのか。阪神大震災の時の神戸の地下鉄を見てみればいい。工事の仕方が違うなどというのは抗弁にはならない。地下水の動きも気になる。公園などの池や沼などが水枯れを起こす可能性もある。地上には何の影響もありません、などというインチキ違憲法=大深度地下開発法の工事を直ちに永久中止せよ・法は廃止だ=外環道&リニア。

そして外環道ルート上および沿線住民は、一致団結して工事中止訴訟と損害賠償訴訟を起こすべきです。黙って泣き寝入りをしていたら、NEXCO東日本と国土交通省は、そのうち時を見計らって御用学者たちに、陥没や空洞は、そこに砂を入れておけば大丈夫、危険は限定されている、などと、いい加減な結論を出して工事を再開してしまうでしょう。力を合わせて提訴して、彼らの前で立ちふさがないと工事は恐らく止まりません。数十万人の訴訟にして、東京の街づくりの大問題の1つに浮上させましょう:田中一郎)

(参考)「責任は免れない」中央道NEXCO耐震補強工事、元請け業者が「鉄筋なし」認める(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/cecb2c764941e2fc7ceed419df35a665de02379a
(参考)「鉄筋は入っていない」高速道手抜き工事、NEXCO中日本の調査結果が判明 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/41255
(参考)高速道「手抜き」判明でも悪徳業者に13億円支払いの怪【全文公開】(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6dbeecbf23c35a78f9c92f6da94633324bb76d9b

(外環道とは別会社とはいえ、両社は同じ「元道路公団」であり、監督官庁は国土交通省だ。小泉純一郎政権下での道路公団民営化がニセモノ改革だったことが、今ごろになって顕在化してきている。これはJRも同じ。リニアは国鉄分割民営化の「成れの果て」と言っても過言ではない。葛西敬之(よしゆき)というおかしな人物を祭り上げた結果、JR東海があのようなロクデモナイ会社になってしまっている。政治の国鉄への歪んだ介入という根腐れ部分は手つかずのまま、不当労働行為だけが突っ走ったのが国鉄分割民営化だった。:田中一郎)


(2)調布・陥没道路近くの空洞、地表への影響否定 有識者委:朝日新聞デジタル
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/nation/asahi_region-ASNC56FPYNC5UULB001.html 
https://digital.asahi.com/articles/ASNC56FPYNC5UULB001.html?pn=4

(関連)調布陥没近くの地下に巨大空洞 トンネル掘削の振動原因か:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/66377

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略) 有識者委員会の小泉淳委員長は会見で、この周辺が独特の地盤であることを示唆した。同社は今後の調査結果を踏まえ、他のトンネル区間に類似の地盤が存在しないかを改めて調査する可能性に言及した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

やはり私が予想した通りです。
何が「有識者」か!? 御用人間どもが!!

今回の陥没事故や新発見の地下の大穴についての検証は、外環道を強引に推し進めるバックボーンになってきた御用有識者委員会ではなく、批判的な学者や弁護士、それに関係する地上権者や地域住民も入れた「新検証委員会」を組織し、その事務局も新検証委員会が担う形にして、NEXCOや国土交通省の「利益相反検証」を排除する形で進められなければいけない。また、発見された大穴の地上権者(大穴は地下わずか5m程度のところにあり大深度でも何でもない)はあきらかに土地所有権を侵害されており、工事の差し止めと原状復帰請求権、大深度地下開発法の違憲性と当該法律廃止請求、の権利を持っている。それ以外にも、都市開発法上の問題もありそうだ。外環道工事完全ストップの上で、新検証委員会をつくり、他方では、法廷での巨大訴訟を展開すべきである。

 <いちろうちゃんのブログ>
(報告)(10.23)「東京外環道」真上の住宅地陥没事故について緊急申し入れ 院内集会:NEXCO東日本および国土交通省の居直り・ゴマカシ工事続行を断固として許すな!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-fb2dfc.html

*(大深度地下開発特措法のデタラメ)沿線住民を無視して踏みつけ、地権者の権利を侵害して進められる環境破壊で危険な2つのアナクロ巨大公共事業=リニア新幹線 &(東京)外環道:一刻も早く建設工事をストップさせよ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-2f7d8d.html


(3)(メール転送です)(11.21)緊急報告集会「外環道真上陥没事故どうなってる?!どうする!!」のお知らせ
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 外環道工事の真上で道路・宅地の陥没事故発生! 新たな空洞発見。沿線全体に不安が!

 2020年10月18日午後12時半ごろ、調布市東つつじヶ丘2丁目で道路と宅地の一部が陥没する事故が発生、その規模は6m5深さ5mに及びました。人身事故がなかったのは、不幸中の幸いでした。外環工事に沿った野川では、酸欠気泡が3月以来継続的に噴き出しています。今年8月初め頃から騒音・振動、そして低周波音による健康被害に悩んでいるとの声が、また、外壁のひび割れ、外床の亀裂などの被害を訴える声が、国土交通省・東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社3社の窓口や、地元自治体に多く寄せられていました。3社がそうした声にきちんと対応しない中、陥没事故が発生したのです。

住民の被害状況は?避難はしたのか?
その後の処置はどうなっているのか。工事は止まったのか?
陥没事故が再発する可能性はないのか?
原因究明はされたのか?
全長30mもの新たな空洞を発見!

発生当時の模様、地元の被害など、現在、わかっていることを沿線の皆さんと共有し、生活と財産を守るために、以下の集会を開催いたします。ぜひ、ご参加ください。

外環道・陥没事故の緊急報告集会
日時:2020年11月21日(土)午後6時より
場所;南町コミュニティセンター 地下ホール
武蔵野市吉祥寺南町3131 中央線・井の頭線吉祥寺下車11分

主なプログラム
*現地の写真、動画と事故発生の時間経過
*地元住民の皆さんの声
*事業者の対応とその分析 など
主催:外環ネット 問合せ先:岡田 090-6174-9722

(関連)(別添PDFファイル)スクープ 陥没直下で重大トラブル、外環道工事で施工ミスか、国交相報告後も住民に隠す(赤旗 2020.11.8)
ダウンロード - e999a5e6b2a1e79bb4e4b88be381a7e9878de5a4a7e38388e383a9e38396e383abe38081e5a496e792b0e98193e5b7a5e4ba8be381a7e696bde5b7a5e3839fe382b9e3818befbc88e8b5a4e69797202020.11.8efbc89.pdf
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(4)(メール転送です)陥没地点の延長上に巨大空洞
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 2020年10月18日午後12時半ごろ、調布市東つつじヶ丘2丁目で道路と宅地の一部が陥没する事故が発生し、その規模は6m5深さ5mに及びました。人身事故がなかったのは、不幸中の幸いでした。(既報)

外環工事に沿った野川では、酸欠気泡が3月以来継続的に噴き出しています。今年8月初め頃から騒音・振動、そして低周波音による健康被害に悩んでいるとの声が、また、外壁のひび割れ、外床の亀裂などの被害を訴える声が、国土交通省・東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社3社の窓口や、地元自治体に多く寄せられていました。3社がそうした声にきちんと対応しない中、陥没事故が発生したのです。

このような中で、周辺8箇所でボーリング調査を始めていた最中の11月2日(月)12:00頃陥没地点の北側約40mのボーリング調査で巨大空洞が発見されました。調査会社によると、ボーリング地点の地下5m付近で固い粘土層を過ぎた地点でボーリング機器が一気に落下したために空洞を発見し、直ちにネクスコ東日本に連絡し、地下空洞調査に入り、翌々日の4日に記者発表を行いました。小生は直ちに現地に赴いて、地元のトンネル直上に住む仲間と空洞発見地に行きました。そこにいた国土交通省の外環工事事務所副所長という男に、外環道工事について追及したところ、興奮して「トンネル工事が原因とは決まっていません。決めつけるな」と怒鳴り始めました。

これまでも、何度も住民に対して嘘をつき、真摯に対応して来なかった、と言うと、ますます興奮して「嘘なんかついたことはない、嘘を言ったとしたらそれは何年の何月何日だ」と怒鳴って言ったのです。私達が、「振動は、震度1程度が起こることはありますが、震度1では揺れは感じません」と言ったじゃないか。と言いますと、スマホをいじりだして、ほら震度1では敏感な人は揺れを感じることがあるって書いてあるじゃないか」と興奮して話しました。(自分で嘘を証明したのにそれを分かっていない)現場の役人、責任者はこの程度の連中です。それが住民を苦しめてきたし、今も苦しめています。

また、空洞上の家の住民には避難を呼びかけないのは何故だ。(空洞の上にはアパートが建っている)との質問には、「当面崩れる心配はないと委員の専門家が言っているから避難は必要ない」と応え、ここは盛り土地だから危険だというと、「専門家が言うから」を繰り返すだけでした。この場所を小生はよく知っているのですが、現場も知らない「専門家」が安全だとお墨付きを与えています。小生は、この入間川の1㎞上流の田んぼで小学生の頃遊んでいたし、このすぐ近くの東つつじヶ丘3丁目(事故現場は2丁目)に住んでいたこともあります。

さて、検討委員会の資料を見ると、この空洞の直上に固い粘土層があるから崩落の危険性はないと言っているのですが(資料6ページ図)、盛り土地にそんな地層があるわけがありません。どこかの土をダンプで運んできて盛り土をしたのです。固い部分があったとしてもそれはボーリング部分だけであって、幅4m、長さ30mの上面全体に固い粘土層が存在していると考えるのが非科学的です。また、資料4ページを見ていただくと陥没地点と空洞の底面は一致しています。当然、両者は関係しています。ではその部分の土層は何処に流れたかと言うことです。

私は、今年の6月に2度新横浜駅付近で起きた道路陥没同様、シールドトンネルで掘削時に砂層を取り込みすぎた事によって起こった現象がここで起こったと考えるべきだと思います。確かに、新横浜では、地下約20数mのトンネル工事でした。外環では、地下47mでの工事ですが、新横浜同様上総層群上部の砂層で、表面は盛り土、沖積層、礫層、砂層となっているところは共通です。

地層断面図にも見られるシールド工事現場の砂礫層を掘り込むときに、騒音、振動、取り込みすぎが起こる可能性が高いのです。しかも、この真下を掘り込んだ約1ヶ月前にはシールド機の進行が極端に遅くなっていることが分かっています。トンネル上面に取り込みすぎによる空洞が出来て、約1ヶ月間にその空洞が上へと移動して事故に繫がったと考えるべきだと思います。調査結果が出たわけではありませんが、また御用学者を使って、すぐ直下の礫層に流れ出たとか、空洞北端から約50m北側でかつて掘られた入間川の地下放水路工事に起因すると言い出すのではないかと危惧しています。しかし、盛り土地に10年以上も空洞が空いていたと考えるのには無理があります。とうに崩落しているでしょうし、礫層への流れ出しは50年以上経ってからこのような現象が起こることも無理があると思います。

私達は、住宅地の下に直径16m、この先500mでは直径40mとなる巨大トンネルを掘ること自体が、憲法25条の健康な生活保障と、憲法29条の財産権の保障に違反する違憲な「大深度法」が廃止させなければならないと考えています。また、すでに認可され工事が始まっていてもこのような市民に命の危険を晒すような工事は中止すべきと考えています。さらに、リニア新幹線工事も同様の方法で巨大トンネルを掘ろうとしています。これが、出来てしまうと、次々に住宅の下を無許可・無補償で掘り抜ける公共工事の「打出の小槌」を手に入れることとなり、次々にこのような暴挙が行われることとなるでしょう。例えば、道路・鉄道だけでなく地下放流路(管)、下水道などでも考えられるようになるでしょう。

*****以下資料*****
第3回東京外環道トンネル施工等検討委員会議事概要
https://www.e-nexco.co.jp/assets/pdf/company/info_public/other/gaikan_tunnel/3nd/outline.pdf

*検討委員会資料
https://www.e-nexco.co.jp/assets/pdf/company/info_public/other/gaikan_tunnel/3nd/event.pdf

*調布陥没近くの地下に巨大空洞 トンネル掘削の振動原因か:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/66377

(関連)わが家の真下に空洞、近隣住民「いつ崩れるか」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/66386
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3.(メール転送です)クラウドファンディングへのご支援ありがとうございました(ワセダクロニクル)
 60日間に渡る製薬マネーデータベース作成費用のためのクラウドファンディングが、昨日終了いたしました。102人の方から計1,410,001円をいただきました。ご支援いただいた皆様、誠にありがとうございます。少ないメンバーで作成作業を行うのは負担も大きいですが、改めてデータベースの意義を感じました。公開を続けられるよう頑張っていきたいと思います。また、製薬データベースを使用した新たな記事を公開しています。第一三共の認知症治療薬の治験に関わった医師の論文は、評価を「ごまかし」て「効果あり」とする内容でした。医師は第一三共から多額の謝金をもらっています。ぜひお読みください。

(前編)香川大教授、認知症薬の製薬6社から年間1900万円超の副収入
 
https://www.wasedachronicle.org/articles/docyens/e14/

(後編)第一三共の認知症薬を「ごまかし」評価、香川大教授が論文で
 
https://www.wasedachronicle.org/articles/docyens/e15/


4.(メール転送です)人骨問題を考える公開学習会@京都大学
 このメールは京都大学宛「要望書」に賛同くださった方々のメール・アドレスにお送りしています。第2次集約(10月27日)までに、研究者172名、一般(個人)160名、21団体の賛同が得られました。あらためて感謝申し上げます。10月19日(月)に、第1次集約分の名簿とともに、京都大学の総長室に要望書を提出していましたが、10月29日(木)に、第2次集約分の賛同者名簿も総長室の職員に手渡しました。これについて、次の3点を報告申し上げます。

【1.京都大学からの第1次回答】
 第1次提出時(10/19)に、総長・前総長や担当者との懇談の機会を設けてほしい、懇談ができないという場合も要望書に対して文書で回答してほしい、懇談か文書回答かについての返事を10月28日までにほしい、という要求をしていました。これに対し、10月28日(水)付で「要望書」呼びかけ人に対し「京都大学総務部総務課」名義で次のような回答が届きました。

-----
「2020年10月 日」付け要望書につきましては、下記のとおり回答させていただきます。
   記
本学総合博物館が所蔵する人類学資料については、順次調査を進めているところであり、現時点で回答できることはありません。
-----

今回の要望書は、京都大学の遺骨問題に対する基本姿勢について要望したものであって、「総合博物館が所蔵する人類学資料」を特定し、その個別の情報開示を請求したものではありません。それに、まずは懇談するか、文書回答かについての回答を10月28日までに求めていたわけですから、これが回答になっていないことは言うまでもありません。

【2.記者会見】
 10月29日(木)の昼12:30から約1時間、この要望書についての記者会見を京都大学構内で発表しました。発言したのは、呼びかけ人のうち、駒込武、藤原辰史、松田素二、板垣竜太の4名です(下記に写真を掲載しました)。早速、京都新聞と毎日新聞が報じてくれました。
 
https://honetori.exblog.jp/29241305/

不当に収集した遺骨、返還求め京大に要望書 京大教授ら呼び掛け、国内外332人が賛同(京都新聞)
 
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/395104

遺骨収集、経緯究明を 京大研究者ら、学長宛てに要望書 /京都 (毎日新聞)
 https://mainichi.jp/articles/20201030/ddl/k26/040/309000c

【3.第2次集約分の提出】
 記者会見終了後の10月29日午後2時頃、京都大学の本部棟に行き、総長室の職員に対し、第2次集約分までの賛同人名簿をあらためて提出しました(上記ブログに写真掲載)。提出前の電話で確認したところによれば、懇談か文書回答かについての結論については、もう少し待ってほしいということでしたので、引き続き懇談の実現を求めながら、総長室からの連絡を待つことにします。賛同者の方々には、進展があり次第、また第3報をさしあげます。

(京都大学第26代総長山極壽一、第27代.湊長博、マスコミに出てカッコばかりつけてるだけがノーじゃねえだろうに、なんで「総長・前総長や担当者との懇談の機会を設けてほしい」という要望に対して真摯に「OK」と言わないのか!? ロクでもないことをしているのはお前たちの方だろう。そういう態度が結局は731部隊のようなことにつながっていくのではないのか? 研究者として、大学として、態度がなってねえぞ!:田中一郎)


5.菅義偉スッカラカン
(1)「菅総理」密接業者が公有地を異例の好条件で入手 行政の不自然な譲歩のナゾ-デイリー新潮
 https://www.dailyshincho.jp/article/2020/11050556/
(2)「菅官房長官に話しに行く」と神奈川県を“恫喝” 「菅総理」密接業者が公有地を転売 - デイリー新潮
 https://www.dailyshincho.jp/article/2020/11050556/
(3)『政治家の覚悟』で見えた菅義偉に決定的に欠けているもの - 大槻慎二|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/culture/articles/2020110400006.html
(4)【大阪維新の会】大阪都構想 菅首相の政権運営に後々まで響く“維新の挫折”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280855
(5)脱炭素めざす首相、原発の新増設「現時点で想定しない」(朝日新聞デジタル)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d0f198a863135ad4276064d21a20893934178d51
(6)国民の期待「そこそこにある」…首相答弁で言い間違いか、議場ざわつく - 政治 - ニュース - 読売新聞オンライン
 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20201029-OYT1T50219/
(7)<スッカラカン答弁は早くも限界>国民は支離滅裂の新首相に愕然としている(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/165.html
(8)「原発汚染水を飲んでもよいか」=福島を訪れた菅義偉首相の質問が韓国でも報道(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1bee0479e1ce92c0d9aa2660132881b5eee9b84d

*菅内閣の支持率は軒並み低下 10月世論調査まとめ | 日本最大の選挙・政治情報サイトの選挙ドットコム
 https://go2senkyo.com/articles/2020/11/05/55188.html


6.その他
(1)「NHKから国民を守る党」の内幕|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3685
(2)「コロナ禍で全国の病院はノックアウト寸前」日本病院会会長が“未曾有の危機”を激白(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f22d9ca38e42c18126ea8f27d75a6188c356aee6
(3)新型コロナ-フランス、全土で1カ月外出制限 コロナ拡大で春に続き2度目 (写真=ロイター)-日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65589500Z21C20A0MM0000/?n_cid=NMAIL007_20201029_A
(4)世界的な国家の機能不全と戦後デモクラシーの劣化 - 欧州議会選挙では右派ポピュリスト勢力が台頭 - フォーカス政治 - 週刊東洋経済プラス
 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/20745
(5)石木ダム 土砂搬入で深まる対立 私物申告、あす撤去期限(長崎新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2bfe09bfc4852abe3cf56ca36eff3afaba0ae5ec
(6)【新型コロナウイルス】公用車にジビエ…コロナ交付金に“便乗”地方自治体の言い訳|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/280903
(7)7年8カ月かけて「政治の私物化」にならされた私たち…内田樹がそれを「野蛮」と呼ぶ理由AERA dot.
 https://dot.asahi.com/dot/2020102900073.html
(8)外資の土地買収 情報集約 法整備へ 首相主導で閣僚会議(産経新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f695d8e502f27a2dc2c080ec205011fd2b813942
(9)「人文・社会科学」研究にも政府が介入? 科学技術振興の改正法、来年4月に施行:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/65742
(10)何をしたいのかわからない野党に支持は集まらない - 菅原琢さんのまとめ - 菅原琢 - 毎日新聞「政治プレミア」
 https://cutt.ly/9gHyklF
草々

2020年11月 5日 (木)

(予約必要)(12.22)オルタナティブな日本をめざして(第54回):「霞が関の官僚組織:外務省の意思決定」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。
(2020年12月の「新ちょぼゼミ」のご案内です)

●(別添PDFファイル)(チラシ)(12.22)オルタナティブな日本をめざして(第54回)「霞が関の官僚組織:外務省の意思決定」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)
ダウンロード - efbc88efbc91efbc92efbc8eefbc92efbc92efbc89efbc88e7acac54e59b9eefbc89e3808ce99c9ee3818ce996a2e381aee5ae98e5839ae7b584e7b994efbc9ae5a496e58b99e79c81e381aee6848fe6809de6b1bae5ae9ae3808defbc88e5adabe5b48ee4baabefbc89.pdf

日本はアジア太平洋戦争の惨憺たる結末を深く反省し、戦後は平和国家としての強い決意をもって新たなスタートを切りました。しかし、その後は世界的な米ソ冷戦体制の中に組み込まれ、かつサンフランシスコ講和条約により主権を回復したのちも、日米安全保障条約締結をアメリカとの関係で余儀なくされ、同時に日米行政協定から日米地位協定へと続く、対米従属型の外交・安全保障政策を取り続けることとなりました。また長く続いた自民党政権も、アメリカとの関係を最優先に考える政策を取り続け、それは1991年の旧ソ連崩壊と冷戦体制終結ののちにも続いていくこととなって今日に至っています。こうした戦後日本の歩みの中で外交や安全保障政策を担ってきた外務省は、この対米従属型の外交方針をどう考えていたのでしょうか。また、外務省という役所は政治との関係をどの様に持ち、どのような意思決定の仕組みをもって仕事をしてきたのでしょうか。今回は外務省出身の有識者=孫崎享さんにおいでいただき「外務省の意思決定」についての詳しいお話をうかがいます(なお、最初の1時間弱で主催者側よりプレゼンを行う予定です)。

講 師:孫崎享(まごさき うける)さん                   
日本の外交官、評論家。東アジア共同体研究所理事・所長。満州国の奉天省鞍山市の生まれ。金沢大学教育学部附属高等学校を卒業。東京大学法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。大学を中途退学し外務省に入省。外務省国際情報局長、駐イラン大使などを歴任。著書『戦後史の正体1945-2012』(創元社)、共著『「対米従属」という宿痾(しゅくあ)』(飛鳥新社)他多数

 <次第>
日 時:12月22日(火) 18時~21時(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 たんぽぽ舎のあるダイナミックビルの4階 JR水道橋駅西口から5分
 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、
 GS跡地(セブンイレブン)を過ぎて鉄 建建設本社ビルを過ぎたら左折。
 東京都千代田区神田三崎町2-6-2  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/     


 <孫崎享さんのご著書>
(1)朝鮮戦争の正体 なぜ戦争協力の全貌は隠されたのか-孫崎享/著(祥伝社)
 https://cutt.ly/JgD79Sr
(2)日本国の正体 「異国の眼」で見た真実の歴史-孫崎享/著(毎日新聞出版)
 https://cutt.ly/FgD75v4
(3)日米開戦の正体 なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか 下-孫崎享/著(祥伝社)
 https://cutt.ly/pgD5q9x
(4)日米開戦へのスパイ 東條英機とゾルゲ事件-孫崎享/著(祥伝社)
 https://cutt.ly/3gD5tgm
(5)21世紀の戦争と平和 きみが知るべき日米関係の真実-孫崎享/著(徳間書店)
 https://cutt.ly/4gD5iy5
(6)日本外交 現場からの証言-孫崎享/著(創元社)
 https://cutt.ly/pgD5arW
(7)戦後史の正体 1945-2012-孫崎享/著(創元社)
 https://cutt.ly/3gD5flh

 <関連サイト:その1>>
(1)外務省ホームページ(日本語)-トップページ
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/
(2)外務省- 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/jyoyaku.html
(3)日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第6条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定(日米地位協定)及び関連情報|外務省
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/sfa/kyoutei/index.html
(4)地位協定ポータルサイト/沖縄県
 https://www.pref.okinawa.jp/site/chijiko/kichitai/sofa/index.html
(5)他国地位協定調査概要(沖縄県 2019.4)
 https://www.pref.okinawa.jp/site/chijiko/kichitai/sofa/documents/190411-2.pdf

 <関連サイト:その2>
(1)孫崎享のコラム記事一覧|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/authors/33
(2)孫崎享 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/magosakiukeru
(3)孫崎享のつぶやき-孫崎享チャンネル(孫崎享) - ニコニコチャンネル-社会・言論
 https://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga
(4)孫崎享氏 - 週刊エコノミスト Online
 https://weekly-economist.mainichi.jp/%E5%AD%AB%E5%B4%8E%E4%BA%AB%E6%B0%8F/
(5)孫崎享さん (@magosaki_ukeru) - Twitter
 https://twitter.com/magosaki_ukeru


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々 

2020年11月 4日 (水)

菅義偉「スカ」政権(3):モリカケサクラ IRコロナ カワイモバレテ スガガモミケシ(空っぽ首相に雪崩を打つ自民党の狂乱と5Gジジイ政権:日刊ゲンダイ)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.NNNドキュメント「幸せチンドン」 0510 202010260055 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x7x3jjm

(感動しました。私の若いころのあこがれの職業だったチンドン屋、もう少し私に音楽やリズム感の才能があれば、きっとプロを目指していたかもしれません。この地域のチンドン仲間、いいですね、とてもうらやましいです。:田中一郎)


2.(メール転送です)柏崎市長選(こんどう政道さん)へのご支援のお願い
 下記のように柏崎市長選が予定されております。弁護士のこんどう政道さんが立候補予定です。「柏崎刈羽原発の再稼働を止める!」ためにも、皆さまのご支援をよろしくお願い致します。

◆(別添PDFファイル)(チラシ)こんどう正道を支えてください!! 柏崎市長選挙(11月15日投開票)
 https://cutt.ly/KgAmoix
◆立候補表明会見映像
 https://www.nsttv.com/news/news.php?day=20201007-00000009-NST-1.xml

----------------------------------------------------------
◆新潟県柏崎市長選挙
 告示日 2020年 11月8日(日)
 投票日 2020年 11月15日(日)
◆こんどう正道(73歳)
(柏崎高校出身、元新潟県議会議員、元参議院議員)
◆連絡先
 住所:柏崎市大字藤橋296-1
 E-mail: Kondo.masamichi2020@gmail.com
◆FB
 https://www.facebook.com/profile.php?id=100056055979946
◆決意
 ひとり一人にやさしい、希望に満ちた街
「誰ひとり取り残さない」
 そんな柏崎を市民の皆さんと共にめざします。
 柏崎刈羽原発の再稼働に反対します。
◆作成中のリーフレット参照
 https://www.facebook.com/photo?fbid=109502324261633&set=a.109502390928293

(関連)近藤正道元参院議員擁立へ 柏崎市長選 市民団体が最終調整- 新潟日報モア
 https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20200924569952.html


3.世直しコロナと国連倫理サミット(村田光平:元駐スイス大使)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
皆様、日本の現状に深く失望しております。

政治家の原発に対する姿勢の模範を示しているのは、マレイシアのマハティール元首相です。2014年に3通の親書をいただいておりますが、人間は放射能を無害する技術を有さず、廃棄物の処理もできないことなどの理由からマレイシアは原発を導入することにあくまでも反対の立場を堅持しているとの素晴らしい見解を同親書でお伝えいただき、感銘を受けたことが想起されます。

原発の安全に責任を負わないと公言する原子力規制委員会に再稼働を許可する権限を与えているのが日本の嘆かわしい現状です。原子力村は存続し『出鱈目』がまかり通っております。市民社会の懸命の提言は無視されるのみです。

しかし、福島事故がなかったかのように東京五輪を利用しようとした企ては頓挫しました。無責任・不道徳な五輪中止は不可避となったのです。しかし、五輪と原発とは表裏一体と見抜かれており、国際社会での日本の名誉は深く傷つきました。これを放置してきた国民は反省を迫られているといえます。不道徳の永続を許さない歴史の法則(天地の摂理)はすでに表面化しております。

この法則に沿う「世直しコロナ」の存在が看取されだしており、国民が反対する諸プロジェクトの挫折を生んでおります。リニア新幹線、カジノ等々同様にその照準に収められつつあるのは原子力独裁だと認識しております。罪深い原発の新設が許される筈がありません。世界が直面する真因が倫理の欠如であるとの認識が広まりつつあります。この認識については米大統領選挙の現状との関連で米国の知人からも賛同のメッセージが寄せられております。

地球倫理の確立、そして力の父性文明から和の母性文明への移行を目指す国連倫理サミットは、日本の歴史的使命である核廃絶への入り口とみなされるもので、すでに国際的支持も強まりつつあります。日本の尽力で国連倫理サミットを実現させることにより、傷ついた日本の名誉挽回を図ることが望まれます。先日お届けした菅総理宛メッセージで同サミットの実現に中国との協力を提言した所以です。

同サミットは危険な430余基の残存原発対策として今後の重大課題となっている脱原発の国際化にも貢献すると思われます。原発の過酷事故再発の可能性が軽視されている現状は早急に改める必要があると確信いたします。皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


4.安倍晋三への刑罰:モリカケ3年、サクラ8年、アベの大馬鹿18年
 https://www.dwc.doshisha.ac.jp/research/faculty_column/2019-02-15-15-55


5.吹き飛ぶ真実・蔓延するフェイク・奪われるプライバシー=拝金主義企業や「スターリンのブタ」どもが主導するデジタル社会の恐るべき現実
 必見の驚愕内容の放送でした。自分についての情報は自分のものであるという、ごくごく当たり前のことを社会的に実現することを念頭に、我が国の個人情報保護法をもっと抜本的に強化する必要があります。それと同時に、デジタル庁やデジタル推進法ではなく、デジタル規制法を厳しい罰則付きで制定し、その規制管理を市民目線で実践していく新しい組織が必要となっています。まずはみんなでFACEBOOKとツウィッターとスマホをやめませんか!?(私はこの3つは全くやりませんが、日常生活において何の支障もありません=こんなものを見たり手にしたりすることが、そもそも時間の無駄という認識です)

(1)NHKスペシャル デジタルVSリアル 第1回 フェイクに奪われる“私”20200405 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x7t8rp9
 https://www.dailymotion.com/video/x7wprl2

(2)NHKスペシャル デジタルVSリアル 第2回 さよならプライバシー20200412 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x7t9v16


6.その他若干
(1)見る探る:記者の開示請求が追い込んだ- 目黒区議会「裏会議」休止の一部始終 - 毎日新聞 まるで「福島県民健康調査検討委員会」とそっくりです。
 https://cutt.ly/agAnsfP
(2)法人税と所得税の不公平是正で消費減税はできる - - 江田憲司 - 毎日新聞「政治プレミア」
 https://cutt.ly/sgAnk7H
(3)大統領選後の日米関係 対中緊張緩和 働きかけを(新外交イニシアティブ NDI)
 https://www.nd-initiative.org/contents/8888/
(4)「蜜月・経産省にサヨナラ」菅政権の政策プロセス一変 - 経済記者「一線リポート」 - 工藤昭久 - 毎日新聞「経済プレミア」
 https://cutt.ly/PgAEiFk

利権まみれ原子力ムラ代理店政府にも、一握りの無責任タカリじじい達にも、「核ごみ」受入で北海道全土を核汚染の破滅的リスクにさらす権利はない(その1)=道知事・道議会・道庁は政府と調査2町村に対して断固たる態度をとれ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-32d414.html

*利権まみれ原子力ムラ代理店政府にも、一握りの無責任タカリじじい達にも、「核ごみ」受入で北海道全土を核汚染の破滅的リスクにさらす権利はない(その2)=道知事・道議会・道庁は政府と調査2町村に対して断固たる態度をとれ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-ecfa81.html
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「菅義偉「スカ」政権(3):モリカケサクラ IRコロナ カワイモバレテ スガガモミケシ(空っぽ首相に雪崩を打つ自民党の狂乱と5Gジジイ政権:日刊ゲンダイ)」をお送りします。「悪夢の民主党政権」ならぬ「悪夢のアベ政権」がやっと終わったかと思ったら、その後がコレかよ、やってられねえぞ、まったく、です。次の選挙で、こいつら皆まとめてぶっ飛ばしましょう。

<空っぽ首相に雪崩を打つ自民党の狂乱>これほど異様な総裁選がかつてあったか(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/553.html


 <別添PDFファイル>
(1)2冊の本(斎藤美奈子東京 2020.10.28)
ダウンロード - efbc92e5868ae381aee69cacefbc88e6968ee897a4e7be8ee5a588e5ad90e69db1e4baac202020.10.28efbc89.pdf
(2)スガ首相のズカズカ行為(浜矩子 東京 2020.10.18)
 https://seisakukenkyukai.blog.ss-blog.jp/2020-10-21
(3)官邸主導弊害正すには、独立機関 権限強化を(牧原出 東京 2020.10.26)
 https://www.chunichi.co.jp/article/143204
(4)国富を外資に売り飛ばす菅政権(イントロ部分):水野和夫X山口二郎(『週刊金曜日 2020.10.30』)
ダウンロード - e59bbde5af8ce38292e5a496e8b387e381abe5a3b2e3828ae9a39be381b0e38199e88f85e694bfe6a8a9efbc88e382a4e383b3e38388efbc89e6b0b4e9878exe5b1b1e58fa3efbc88e3808ee98791e69b9ce697a5202020.10.30e3808fefbc89.pd
(5)自著『政治家の覚悟』からの削除問題、都合よく解釈やルールを変え、一方的な言い分を押し通す(イントロ部分)(望月衣塑子『週刊金曜日 2020.10.30』)
ダウンロード - e887aae89197e3808ee694bfe6b2bbe5aeb6e381aee8a69ae6829fe3808fe3818be38289e381aee5898ae999a4e5958fe9a18cefbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e69c9be69c88e3808ee98791e69b9ce697a5202020.10.30e3808fefbc89.pdf
(6)日本学術会議「任命拒否」問題、候補者が会見で訴え、菅首相の行為「明らかに違法」(『週刊金曜日 2020.10.30』)
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003122.php
(7)首相、任命拒否変えず 学術会議「多様性が大事」代表質問(毎日 2020.10.29)
 https://mainichi.jp/articles/20201029/ddm/001/010/095000c
(8)年末年始17連休案 なぜ炎上、生活苦しく「非現実的」(東京 2020.10.29)
 https://tokuho.tokyo-np.co.jp/n/na2740e25fc03
(9)(必読)菅政権が目指す恐るべき「反知性主義的統制」:白井聡(『サンデー毎日』 2020.11.8)
 https://ameblo.jp/gunjyo01/entry-12635074669.html

(上記の別添PDFファイル記事、および下記サイト記事について、私からは特にコメントは致しませんので、適宜選択して原本にあたってみてください。中でも『週刊金曜日』の熱い報道が目立ちます:田中一郎)


1.日刊ゲンダイ:アベスカ徹底批判ではピカイチです。
 下記の記事が菅義偉の正体をいみじくも顕現化させています。漢字読めないアベ・アホウ(麻生太郎)に続いて、かような人物を一国のトップに据えて「世界に向かって大恥だ」と思わないような有権者・国民なら、これからも没落・破滅への道を歩むしかないでしょう。もはや日本の政治は諸悪の根源どころの話ではなくなっています。日本国中でサイテー・サイアクのゴロツキ・チンピラ・クズ・カス・ゴミどもが政治を牛耳っているのです。

【菅義偉】菅首相が所信表明で言い間違い連発…予算委“火だるま”必至|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280543

(1)【菅内閣】菅内閣は個別政策のみで長期的ビジョン・社会像が見えない|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280608
(2)【菅義偉】菅首相の“オトモダチ”に「公有地払い下げ」の異様な経緯|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280645
(3)【菅義偉】「政治家の覚悟」唯一まともなのはカットしたこの文脈だけ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280677
(4)【菅義偉】スガ政策はスカスカだ 国会で野党が追及すべき3つの問題|金子勝立教大学教授 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280548
(5)<この首相では国が持たない>所信表明演説 歴史に残るスッカラカン(日刊ゲンダイ)赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/817.html
(6)<こんなフザけた答弁を続けるのか>菅政権と自民党 総選挙に向けて自壊の運命(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/862.html
(7)<ビジョンなき経済政策の目くらまし>携帯値下げこそ菅政権の危険な本質(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/897.html
(8)<空っぽ首相に雪崩を打つ自民党の狂乱>これほど異様な総裁選がかつてあったか(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/553.html
(9)<国会論戦の前から支離滅裂>嘘に嘘を重ねる 前政権のペテン踏襲(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/842.html
(10)菅首相「代表質問」答弁でブチ切れたヤジは「独裁者!」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/872.html


2.LITERA/リテラ他、注目サイト記事
(1)アマゾンに日本政府のIT基盤を丸投げする菅政権~NTTデータはなぜ敗北したのか - 佐藤章|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020092600003.html?page=1
(2)デジタル庁に忍び寄るアマゾン~国家の機密情報や国民の個人情報は大丈夫か? - 佐藤章|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020092600002.html
(3)新潮が報道 菅首相と「第二の森友事件」の相手とのもうひとつの疑惑 所有ビルを事務所費問題発覚後に買い取ってもらっていた|LITERA/リテラ
 https://cutt.ly/FgSOenN
(4)菅・竹中コンビは何をやるのか 国民が気づいていない怖さ 菅・竹中に「大阪維新の会」が絡む動きが - 94288421caのブログ
 https://ameblo.jp/94288421ca/entry-12633029418.html
(5)菅首相「代表質問」答弁でブチ切れたヤジは「独裁者!」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/872.html
(6)菅政権「成長戦略会議」恐怖の顔ぶれ! 竹中平蔵、三浦瑠麗、「中小企業は消えるしかない」が持論の菅首相ブレーン・アトキンソンも|LITERA/リテラ
https://lite-ra.com/2020/10/post-5677.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push
(7)菅総理の所信表明「グリーン社会実現」と「50年温暖化効果ガスゼロ宣言」がまったく中身がない理由(週プレNEWS) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/56982d2e808f78db6007650d687998ec6b519189
(8)内田樹氏 菅首相を会社に例えてみた「市場に投入する商品に興味ないメーカーの社長」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2295a4913d77c2b1a083bd04f8af9c42c673f9be
(9)平野啓一郎氏 菅首相の出世術、人事による恫喝と密室権力を国民にも用いている(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/383c34bb550e4ee01ddacd40e82754bc75ceb187
(10)菅首相のゴリ押しか「ぐるなび」滝会長が「文化功労者」に! 初当選以来のタニマチ、山口敬之氏の雇用を依頼した特別な関係|LITERA/リテラ
 https://cutt.ly/ogSOxYl

*菅総理に学ぶ「都合が悪いときに論点をずらす3つのコツ」
 https://cutt.ly/VgSOdYT

【都合が悪いときに論点をずらすための3つのコツ】
その1「『そもそも論』を持ち出して対象全体を悪者にする」
その2「支離滅裂でも何でもいいので問題ないと言い張る」
その3「事実無根でも何でもいいので適当な理由を付ける」


3.日本学術会議 関連
(1)日本学術会議の梶田隆章会長の菅義偉首相との面談についての報告メール(全文)
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-10-28/2020102802_01_1.html
(2)【日本学術会議】日本学術会議の会見で露呈…気になる追及野党との“温度差”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280706
(3)「まるで戦前戦中だ」気に入らぬ者は飛ばして異論封じる…官僚も辟易する菅首相の強権ぶりAERA dot.
 https://dot.asahi.com/aera/2020102600007.html
(4)古賀茂明氏 アベスガ政治に特有の問題ではない…日本学術会議への政治介入(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/163aa826a7268da2c815d1855e9b492f340a1ca8
(5)首相、任命拒否の答弁に矛盾続出 初の衆院予算委、野党反発 - 琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1218510.html
(6)首相、迷走する任命拒否理由 野党「国会国民を愚弄」学術会議問題:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/65985
(7)菅首相、任命拒否の判断変えず 学術会議会員で多様性重視(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1dbe3c89db7308a0d70bc20922b5ebcd8d858135
(8)菅首相、防戦一方 学術会議問題、疑問答えず―初の予算委:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110201035&g=pol
(9)青木理氏、菅首相の学術会議の任命拒否問題の答弁に「語れば語るほど本当に矛盾だらけ」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/61d78a84e3eedf44066f67ea89b1ab1d87688ae2
(10)仏メディアも「なぜもっと抗議しないの?」学術会議問題、菅首相が“逃げ切れる”理由(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b2fdb70fea62c54181e6f30e37381d2cccef90e6

*「再々登板でポスト菅」の声も 再始動の安倍氏、目指す所は? - 毎日新聞
 https://cutt.ly/vgSIVN7

(今やかつての自民党とは違い、ガラクタ政治家のたまり場となった今日の自民党に、総理大臣はおろか、その他の閣僚の重責を担えるような人物はいない、ということを、上記の記事は示していると思われます。ポスト菅が「マタアベ」=末法の世なり。:田中一郎)


4.その他
(1)「蜜月・経産省にサヨナラ」菅政権の政策プロセス一変 - 経済記者「一線リポート」 - 工藤昭久 - 毎日新聞「経済プレミア」 この次は経済産業省をなくしましょう。
 https://cutt.ly/FgSI9Ot
(2)あまりにお粗末。「安心の社会保障」詐欺と菅首相の所信表明演説 - まぐまぐニュース!
 https://cutt.ly/0gSI87o
(3)官邸主導の弊害正すには 豊田洋一・論説委員が聞く:中日新聞Web
 https://www.chunichi.co.jp/article/143204
(4)試される首相の答弁能力 予算委一問一答で洗礼 「差し控える」連発で質疑中断 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20201102/k00/00m/010/188000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20201103
(5)小泉環境相『国立公園で再生エネ発電』に専門家「軽率すぎる」(女性自身)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9a4fe698e6ecffe90d4cbc48d486f21c926d7466
(6)菅氏は「憲政の神様」に合わせる顔があるのか。
 https://okita2212.blogspot.com/2020/10/blog-post_29.html
(7)菅首相:菅義偉と竹中平蔵の蜜月の仲 小泉政権では〝部下と上司〟が進める各論政治の危うさ - 毎日新聞
 https://cutt.ly/tgSOuQs
(8)菅首相は安倍首相に続き自滅か-小幡績 -ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
 https://www.newsweekjapan.jp/obata/2020/10/post-60.php
(9)政府の情報システム全体に責任 デジタル庁概要、是正勧告権も:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/65136?rct=politics
(10)前川喜平氏「30年先のことは国民的な議論と立法を」…菅首相所信表明演説に(デイリースポーツ)-Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c0e2c3f8b5c98b8e95667ad1b8fc22b526faf725

*辻元清美氏、菅義偉首相に宣戦布告「私の質問、答弁ばっかり読まずに、全集中の呼吸で答えてくださいね」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ea16ae37c1116c7e2d36340566176bee953dfaae
草々 

2020年11月 2日 (月)

利権まみれ原子力ムラ代理店政府にも、一握りの無責任タカリじじい達にも、「核ごみ」受入で北海道全土を核汚染の破滅的リスクにさらす権利はない(その2)=道知事・道議会・道庁は政府と調査2町村に対して断固たる態度をとれ!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


●「大阪都構想」再び否決 松井氏は政界引退表明:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/65771
 https://news.yahoo.co.jp/articles/daaa96aa7fa4b014bf5929a5e4d89e9a803f9f09

(よかった、大阪市が首の皮1枚で生き残りました。大阪市に生まれ育った者として、大阪市を故郷に持ち大阪市を大切に考えている者として、反対運動を展開して下さった関係者のみなさまに心より感謝申し上げます:田中一郎)


(最初に若干のことです)
================================
1.イベント情報
(1)(11.7)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 第15回新宿デモ開催 なかったことにはさせない! 福島原発事故と被ばくの事実!
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2020/10/15117.html

(関連)マンガ・イラストを集めました。さまざまな市民運動・社会運動にお使いください- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-ad35.html

(2)(11.13)「第10回核ごみに関する政府との会合」のお知らせ
 https://becquerelfree.hatenadiary.jp/entry/2020/10/31/085541

特定放射性廃棄物(核ごみ)の最終処分地選定問題に注視するみなさま。「核ごみ問題研究会」(ネットワーク組織3288名)が11月13日に開催予定の政府との院内会合の詳細(質問内容、タイムテーブル)をお知らせいたします。

先月10月8日、北海道の自治体2つが応募したことが報じられました。また、本年1月24日には昨年、JAEAが北海道と幌延町に申し入れた研究計画の長期延長に、北海道知事が受け入れの回答書を出しました。この2つの件を中心に、核ごみを取り巻く問題について管轄する省庁や関係機関に対し、北海道から出向いて質問をします。我が国の放射性廃棄物処分問題は処分方法、安全性、処分地選定の進め方など、国民には分かりづらいことが多くあります。特に、文献調査から最終処分地決定に至るまでの法的規定については住民の意思が反映されず、自治体首長の意向や自治体議会の決議だけで進められることに対して、住民権が侵害されているのではないかと感じます。

今回の会合では主に、法律に照らし、住民権がどのように守られるのかあるいは、計画の可逆性や回収可能性について確認したいと考え、全国の仲間に質問項目を募り、前回会合の回答への追質問をまとめました。

(関連)核ごみ問題研究会
 https://www.facebook.com/groups/208165279392934

(関連)「500m掘削案」を認めるな!~6市民団体の代表が道に申し入れ - どうする“核のゴミ”〜北海道・幌延から
 https://cutt.ly/jgOdD44

(3)(11.27)東海第二原発を止めよう! 11.27集会(文教区民センター)
 https://cutt.ly/YgU7UG4


2.20201029 UPLAN 高田秀重「海洋プラスチック汚染の現状と国内外における対策について」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ZQnMX1ZXVTU

(関連)地球環境と平和を守る | 国際環境NGOグリーンピース・ジャパン
 https://cutt.ly/5gI9M1V


3.新潮が報道 菅首相と「第二の森友事件」の相手とのもうひとつの疑惑 所有ビルを事務所費問題発覚後に買い取ってもらっていた|LITERA/リテラ
 https://cutt.ly/IgI90lz


4.2020年東京オリンピックは五輪終(ご臨終)
 海外がこんな状態で新型コロナPANDEMICの第二波・第三波に襲われて四苦八苦している時に、また日本国内だって危うい限りなのに、アスリート・ファーストとか何とか見え透いた嘘八百を並べて、まだオリンピック開催を言うとるオバカが、この日本にはワンサといる。オリンピック開催禁止法でも制定するか!?

(1)【東京五輪】IOCが中止を通知か 東京五輪「断念&2032年再招致」の仰天|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/280394
(2)【東京五輪】やっぱり?組織委&警察「五輪中止」折り込みドタバタ人事|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280652
(3)コロナ対策で課題山積の東京パラリンピック 「五輪だけ」開催は可能? - 毎日新聞
 https://cutt.ly/OgI95WG
(4)米、感染者900万人超 コロナ、大統領選前に急増 - 共同通信 ニュース - 沖縄タイムス+プラス
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/655909
(5)フランス、外出制限を再び実施 パリ・シャンゼリゼは活気失う:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/65427?rct=world
(6)欧州コロナ第2波 ドイツ・フランス規制強化 イタリアなども夜間外出禁止 東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/65125


5.核兵器禁止条約
(1)核兵器禁止条約が発効へ 批准数「50」に到達、不参加日本の姿勢問われる:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/64180
(2)「核兵器は悪」核禁条約が迫る大転換 傘の下 日本は [核といのちを考える]朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNBT6JMDNBPPTIL011.html?ref=mor_mail_topix3_6
(3)「傘の下」日本に強まる圧力 核兵器禁止条約の効果は 軍縮迫られる保有国 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20201025/k00/00m/030/117000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20201026
(4)核大国や日本不参加、条約参加の中小国と分断解消、実効性が課題<核兵器禁止条約>:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/64200
(5)日本が変われば世界が変わる サーロー節子さんの憤り:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNBT2PTPNBTPTIL001.html?ref=mor_mail_topix1
(6)核禁止「板挟み」の日本、迫られるオブザーバー参加 公明「何らかの貢献を」- 毎日新聞
 https://cutt.ly/3gI3qgX

(3度にわたる原水爆被害を受け、フクシマを入れて4度の核被ばく被害国の日本が「核兵器禁止条約」会議のオブザーバ=傍観者、つまり横で指を加えて見ています、というのか!? 「平和と福祉の党」の公明党はどうした!? こんなことでいいのか? あんたたちの言う「平和」を願う心とは、こんな程度のものか、傍観者でいいのか? いまこそ公明党が核兵器禁止条約への日本参加を強力に推進する時ではないのか? それがかなわないのなら自民党との連立をやめればいいではないか? 何のために政治してるの?:田中一郎)
================================


(最初に)10万年の大うそ 核のゴミ|著者:山本行雄 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-XHIQSheUuk
 https://cutt.ly/pgI6djb

 さる10月22日にお送りした私のメールの「利権まみれ原子力ムラ代理店政府にも、一握りの無責任タカリじじい達にも、「核ごみ」受入で北海道全土を核汚染の破滅的リスクにさらす権利はない(その1)=道知事・道議会・道庁は政府と調査2町村に対して断固たる態度をとれ!」の続き(その2)です。いろいろと申し上げたいことはあるのですが、最も大事なことは、高レベル放射性廃棄物は超危険物であり、そんなものを地殻変動の激しい北海道西部の地下深くに埋設するなどということは、愚かにも超巨大なリスクを半永久的に背負うということであること(北海道全土はもちろんのこと日本列島の大部分が激烈な放射能汚染に見舞われて人が住めなくなる可能性があります)、②かような危険を、北海道をはじめとする将来の被害可能性ありの自治体及び住民を無視して、原子力ムラ代理店政府や寿都町・神恵内村の一握りの人間たちで決める権利も権限もないこと(違憲行為)、③「調査の受入」はいつでも返上できるような報道がなされていますが、一旦受け入れて原発マネーの「ヤク」(麻薬)をもらってしまえば、返上は政府が認めなければ撤回できないような法律の立て付けになっていること、です。

(関連)北海道における特定放射性廃棄物に関する条例
 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kke/horonobe/data/zyourei.htm

そもそも北海道には「核のごみ」を受入れない・持ち込ませないという道条例が制定されており、今回の国やNUMO、及び寿都町・神恵内村の「核ゴミ調査」受入・対応行為は、明確に条例に違反しています。日本が法治国家だというのなら、まずはこの条例が廃止されてからの話になるでしょうし、また、この条例を廃止することなど、北海道のだれも望んではいないことでしょう。つまり、原子力ムラ代理店の現政府やNUMOの人間達、ならびに寿都町・神恵内村の一握りの無責任タカリじじい=ドブネズミどもは、いったい何を勝手なことをしているのかということです。そもそも、原発や核燃料サイクル事業は今も中止されずに、しぶとく利権政治をバックに生き残っていますから、こんな状態で核ごみ受入などを認めたら、それこそ北海道には全国から全ての核ゴミがどんどんと持ち込まれてくることになるでしょう。核のごみ捨て場となる北海道に「明るい未来」などないことは自明です。許しがたい話です。デタラメもいい加減にしておけという話でしょう。

以下、簡単に、(その1)に加えて追加的に箇条書き的に申し上げていきます。


(前回)利権まみれ原子力ムラ代理店政府にも、一握りの無責任タカリじじい達にも、「核ごみ」受入で北海道全土を核汚染の破滅的リスクにさらす権利はない(その1)=道知事・道議会・道庁は政府と調査2町村に対して断固たる態度をとれ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-32d414.html

(あわせてこれも見ておいてください)
*更田委員長が虚偽説明--原子力規制委の事前会議問題 | 週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2020/05/19/genpatsu-15/

*原子力規制委 更田委員長の「虚偽説明」明白に 事前会議の音声記録入手 資料を基に議論主導 - 毎日新聞
 https://video.mainichi.jp/detail/video/6144581463001
 https://mainichi.jp/articles/20200325/k00/00m/040/232000c

(虚偽の説明までして、あの犯罪会社の関西電力に原発を再稼働させようとする、この「原子力ムラ猿回しのサル人間」の「コング更田豊志」=原子力「寄生」委員会、こんな連中が原発や核施設の安全規制などできるわけがない。ましてや超巨大リスクの核ゴミ最終処分場の是非判断など、できるわけもないし、させるわけにもいかない。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、その使命や付託を果たせていないし、果たそうとはしていない故に、即時に解散・廃絶だ。立憲民主党さん、おわかりですか?:田中一郎)

(そもそも、このコング更田豊志は、あの没落した原発企業・東芝のトップだった石坂泰三の親族(義理の甥の子ども)であり、父親など一族郎党は多くが原子力ムラの住民たちである。本人も日本原子力研究所出身で、前原子力「寄生」委員長の田中俊一の手下のような雰囲気があり、原子力ムラ丸出しの男である。こんな人物を規制委の委員にしたり委員長にしたりして、まともに原発や核施設の安全規制や管理ができるわけがない。しかし、更田豊志は原子力「寄生」委員会・「寄生」庁発足時からの委員であり、この人物を委員に選んだのは民主党政権(菅直人政権から野田佳彦政権への移行期)であったことも忘れてはならない。立憲民主党さん、ちゃんと責任取ってよね。:田中一郎)
 https://twitter.com/setukotokoutaro/status/969517434741784582


 <別添PDFファイル>
(1)「核ゴミ」処分場に名乗り、北海道2町村の思惑と波紋(『週刊東洋経済 2020.10.31』)
 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/25045
(2)「核のごみ」のゆくえ、原発の方向性、まずは合意を(朝日 2020.10.5)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14646234.html
(3)核ごみ処分場「文献調査」、神恵内、国の申し入れ受諾(朝日 2020.10.10)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14653343.html
(4)核ごみ調査、2町村受け入れ 北海道・神恵内と寿都(毎日 2020.10.9)
 https://mainichi.jp/articles/20201009/ddm/001/040/114000c
(5)核ごみ文献調査 神恵内村も受諾、寿都町は適地と確認(東京 2020.10.16)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/61998
(6)核のごみ 処分場道険し 道内2町村、調査に名乗り 国の先送り姿勢に問題(日経 2020.10.10)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO64819900Z01C20A0EA4000/
(7)核のごみ処分どうなる? 地下深く保管検討(日経 2020.10.5)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64544170S0A001C2EAC000/
(8)原発のたたみ方(13)核ごみ処分、深まらぬ理解 文献調査、地域を二分(毎日 2020.10.22)
 https://mainichi.jp/articles/20201022/ddm/016/040/006000c
(9)「核のごみ」揺れる寿都町、反対住民に「道の駅使うな」、小泉元首相講演会の整理券配布(東京 2020.10.23)
 https://cutt.ly/kgOqgYC
(10)核ごみ調査に誹謗中傷、役場に電話やメール 住民分断に懸念(京都 2020.10.19他)
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100801050&g=eco

(関連)原発のたたみ方 - 毎日新聞
 https://cutt.ly/UgOquox


1.科学的特性マップ:神恵内村はほぼ100%が「不適地」、寿都町も街の大半が「不適地」
 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/462711

(関連)10万年後は「海底→陸地」?"核のごみ"処分場には不適地の神恵内村…地震のたびに活断層で隆起した歴史:北海道ニュースUHB
 https://www.uhb.jp/news/single.html?id=14822
 https://www.youtube.com/watch?v=_k23_pf4kqo

(関連)核のごみ処分場 北海道2町村の調査「可能」 NUMOが伝達 国マップ「適地わずか」 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20201015/k00/00m/040/173000c
(関連)寿都町は核のゴミの地層処分には不適:町に活断層があることを国の「地震調査研究推進本部」が既に認めている(美浜の会 2020.9)
 http://www.jca.apc.org/mihama/nuclear_waste/suttu_nw20200821.pdf

(関連)NUMO - ニューモ - 原子力発電環境整備機構
 https://www.numo.or.jp/
(関連)高レベル放射性廃棄物 処分場選定へ マップ公表|NHK NEWS WEB
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/kakunogomi/?utm_int=detail_contents_news-link_001

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)北海道大学 小野有五名誉教授:「ここは崖になっている。崖の上に建物が建っている。そこは昔の海底だった所。それが地震で持ち上がって、今、あの高さになっている。過去から何度も地震が起きて、そのたびに地盤が隆起した場所」

小野名誉教授は、寿都町から長万部町にかけて走る活断層「黒松内低地断層帯」の存在を指摘してきました。しかし、それだけではありません。神恵内村のすぐ沖合には、また別の断層があるといいます。北海道大学 小野有五名誉教授:「地震の元になっている活断層がこの沖合の海底にある。近い所にあるので、地層処分には向いているとは思えない。(核のごみの保管で言われる)10万年というと、あそこが12万5000年前は海底だった。10万年たったら30メートルくらい持ち上がる。それくらい考えていなければいけない」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(何のための「科学的特性マップ」だったのか。単に過疎地域で経済的な困難に苦しむ自治体を「核ごみ」受入に追い込むための政治的「仕掛け」にすぎなかったということか。日本の原発・原子力推進がやること・やってきたことは、こういうことばかりである。インチキ産業の典型だ。神恵内村はほぼ全域が不適地なので「お話にならない」(にもかかわらず、原子力ムラ代理店政府とNUMOは、自分たちの方から神恵内村に「調査」を申し入れしている。調査などしなくったって「(似非)科学的特性マップ」で不適地なのは明白だ。一方の寿都町も似たり寄ったりで、町全体に占める不適地の面積は神恵内村ほどではないけれど、町の中心部とその周辺に複雑な形で不適地が広がっている。こんな土地は全部が不適と見るのが科学というよりも常識と考えた方がいい。こっちは一部の町議会議員と共に町の行政や地方政治を私物化している町長(片岡春雄)がNUMOに受入申し入れを行っている。まさに町民に対しても、北海道民に対しても、日本国民に対しても、許しがたい背信行為のドブネズミである。)

(関連)寿都町は核のゴミの地層処分には不適:町に活断層があることを国の「地震調査研究推進本部」が既に認めている(美浜の会 2020.9)
 http://www.jca.apc.org/mihama/nuclear_waste/suttu_nw20200821.pdf


2.寿都町・神恵内村ともに「調査受入」決定の仕方がどうしようもないほどひどい
 下記のネットニュースにもあるように、この2町村とも、調査受入を極めて拙速に、独断的に、無責任に行っている。政治家の風上にも置けぬほどに出鱈目だ。受入までにやったことと言えば、NUMOその他の核ゴミ最終処分を推進する政府側の人間たちを呼びつけて、形だけの町村民向け「説明会」を行い、疑問への回答もまともにしないままに、あっというまに「OK」を出してしまっている。本来であれば、こうした事業推進側だけでなく、これに疑問を持つ側の学者や市民活動家や有識者も招いて、様々な観点から(経済的な中長期的効果も含む)検討を行い、賛成・反対それぞれの立場の人々の間で討論集会や住民との対話集会なども幾度となく行った上で、最終的には町村議会だけでなく住民に直接その意向を聞き、かつ、少なくとも北海道知事や北海道庁・道議会、そして最重要の北海道民の意向をきちんと押さえた上で意思決定すべきものである。

しかし、この二つの町村の首長や議会は、そうしたことは一切行っていない。それどころか、下記のような発言を繰り返しており、両町村住民も、北海道民も、日本国民も、すべて無視して排除して、自分たちだけの独断と「タカリ欲」だけで決定を下してしまっている。この問題について、真実も、問題点も、危険性も、欠陥欠点も、いっさいがっさい詳しく知らせる必要などなく、さっさと国やNUMOと相談して決めてしまえばいいのだという独善的な態度である。しかし、メールの表題にも書いたように、利権まみれ原子力ムラ代理店政府にも、一握りの無責任タカリじじい達にも、「核ごみ」受入で北海道全土を核汚染の破滅的リスクにさらす権利はないのである。

(関連)神恵内も寿都も、北海道2町村「核のごみ」スピード決着  -日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64558190S0A001C2L41000/
(関連)「核のごみ」なぜスピード決着- 北海道の村の1カ月:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNB975FBNB9IIPE010.html

(関連)核ごみ調査 北海道・寿都町長の「町民に聞くと面倒になる」発言巡り住民団体抗議-毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200924/k00/00m/040/027000c
(関連)「町民に伺いを立てて勉強会をするっていったらかえって面倒な話になる」(北海道寿都町の片岡町長) - Togetter
 https://togetter.com/li/1595476
(関連)「核のごみ」応募、町民支持は「肌感覚」- 町長に批判:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASNB66GFWNB6IIPE00S.html
(関連)「町民以外の意見は聞かない」【放射性廃棄物最終処分場が急浮上/北海道寿都町受け入れ表明にNO】
 http://www.mdsweb.jp/doc/1640/1640_02c.html


3.原子力ムラ代理店政府が仕掛けた「原発マネー」というエサがほしいだけの「タカリ・ドブネズミ」
 しかも「調査受入」とはいえ、町長らの発言を聞いていると、そもそも「核ごみ」など受け入れるつもりは全くなく、ただ「調査」を受け入れることで、それに伴ってもらえる原子力ムラ代理店政府が「ドブネズミ」の「ネズミ捕り用」にしかけた「罠のエサ」に食いついて、その(麻薬の)カネだけがほしいという本音が見え見えの様子である。簡単に言えば税金ドロボウであり、口先でテキトーなことを言って、目先数年間の間に2桁億円のエサガネをもらえばそれでいいという態度である。調査の段階が1段階から2段階、そして3段階へと進んでいき、核ごみがこの町村にリアルに迫ってくる頃になると、今回この「調査」の受け入れを決めた連中は、そのほとんどが年齢からみてこの世にいない(生存いても政治や行政からはリタイアーしている)、つまりは「後は野となれ山となれ」という本音の態度なのである。無責任極まりない。

確かにこの北海道西部の2町村だけではなく、日本の多くの過疎地域や離島の自治体は経済的・社会的に衰退を極めている。最大の原因は2000年代初頭に、小泉純一郎政権下で実施された「地方分権改革」詐欺=三位一体の改革と平成の大合併である。大雑把に言って、地方に財源らしい財源も与えず、当然ながら権限もほとんど与えず、逆に国庫補助金や地方交付税など、地方の当時の財源を10兆円近く国が吸い上げて、地方自治体=とりわけ過疎地域の自治体の困窮を決定的とさせ、その衰退を加速化させた。政府はその対策として「平成の大合併」を進め、自治体の数を減らすことで地方公務員の数を減らし、その分の財源カットで何とかしのぐように全国の自治体を指導した。自治体は税源不足に加えて、人員不足・権限不足の二重苦三重苦に見舞われ、ほぼ回復不能な事態に落とし入れられたのである。地方衰退の原因というか、諸悪の根源は中央政府=つまりは自民党政治にあるのである。

しかし、だからと言って、今回この北海道2町村が見せたような「無責任タカリ行為」が正当化・合理化されるわけではない。かような「核ごみ」押付けのエサに食いつくということは、二重の意味でその自治体や地域の衰退を回復不可能なものにしてしまう。第一に、まるでタナボタで与えられる「エサガネ」であっても、その数十億円という金額は過疎地域の自治体にとっては巨額であり、とりあえずもらい始めた時にはハコモノ建設その他の事業で潤ったように見えるだろう。しかし、そんなものは長続きしない。逆に月日が経るにつれて、やはり自治体財政は困窮したまま、建設済みの施設のメンテナンスに費用が掛かり過ぎたり、労せずして収入があることに慣れて、地域独自の産業や地域活性化への努力不足が慢性化して、ますます交付金依存状態の自治体経済構造が深刻化していく。所謂原発マネーへの依存による「ヤク中毒」経済である。寿都町や神恵内村に隣接している泊村の北海道電力原発依存がそれと類似の事態であり、それと合わさって、この地帯一帯は町村外のカネや経済力に依存する「自立できない」貧相な地域として将来へ向けて衰退していくことになる。

そして第二には、核のごみ処分場として、まさに超危険物のゴミ捨て場として固定化されてしまうことにより、この町村=この地域一帯の衰退は決定的になるだろう。町村内には核ごみ関係の業者ぐらいしか定住しなくなり、若者を中心に、かような地域から一般住民は去っていくことになるだろう。自分の住む町や村に誇りや生きがいを持てなくなり、仕事と言えば核のごみ処分しかないという状態、更に核ごみ施設の過酷事故の危険性に日々脅かされ不安にさせられる、そんな日常生活には通常の神経では耐えられるものではないからだ。上記で申し上げたように、今回の「調査」受け入れを決めた無責任タカリじじいたちは、調査は受け入れるが核ごみを受け入れるつもりはない様子だが、それを決めるのは将来の世代であり彼らではないし、そうした税金食い逃げを許すかどうかも、今の政府・政権を牛耳る人間達ではなく将来の政府・政権である。

そしてそれ以上に、いったん身の丈にも余る巨額の「つかみガネ」(麻薬)をもらった過疎の町や村が、相当の期間が経過したのちに、はたしてそのカネを放棄して核ごみ受入を拒否できるのかどうか、その時に経済的にやっていけるのかどうか、私は決定的に怪しいと思っている。つまり、原子力ムラ代理店政府が仕掛けた「ネズミ捕り」につかまったドブネズミは、もはや様々な仕掛けやしがらみでがんじがらめにされ、逃げるに逃げられない状態で、核ゴミを最終的に受け入れさせられていく、そういう運命になっていると見ておいて間違いないのではないのか。そして、それがよくわかっているからこそ、現政府もこれまでの政府も、原子力ムラの代理店として、耳さわりのいい、受け入れ自治体をあたかも尊重して大切にしているかのごとき言葉や態度でふるまっているのではないのか。

下記に若干の記事をご紹介しておくが、この2町村の首長、特に寿都町の片岡春夫町長の言動は許しがたい。まともに聞いていたら反吐が出る思いがする。口先だけの御用言論・ご都合主義で吐いているタワゴトに過ぎないものばかりだ。しかし、残念なことながら、日本の地方、特に過疎地域や離島には、有権者の経済的疲弊や政治的無関心をいいことに、首長や地方議会議員や役場幹部たちなど、一部のものが地方政治や行政を私物化して食いものにしているところが少なくない。最近、著名な映画監督だった故黒澤明氏の生誕記念で「生きる」という演劇が公開されるようだが、まさにこの故黒澤明の映画作品「生きる」に描かれていた地方自治体の姿が、今現在においてなお、日本各地に少なからずあるのである。悲しいかなそれが現実で、おそらくは寿都町や神恵内村もまた、そのような自治体の1つなのではないのかと思ってしまう。

(関連)黒澤明 生誕110年記念作品『ミュージカル 生きる』公式サイト
 http://www.ikiru-musical.com/

(関連)核のごみ 寿都町で反対署名提出も町長は… - HTBニュース
 https://www.htb.co.jp/news/archives_8953.html
(関連)「入学手続きのようなもの」寿都町長-核のごみ-文献調査応募の申し入れ…全国2例目 経産相にも意思伝達
 https://www.fnn.jp/articles/-/93527
(関連)「20億円欲しさに進めているわけではない」核のごみ文献調査へ応募検討の北海道寿都町長が語る真意:北海道ニュース UHB
 https://www.uhb.jp/news/single.html?id=14585
(関連)「核のごみ」北海道寿都町 非公開の議事録に書かれていたこと - NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200918/k10012624801000.html
(関連)「最低10市町村は手を挙げてほしい」核ごみ調査に重い住民負担 - SankeiBiz
 https://www.sankeibiz.jp/macro/news/201027/mca2010270650001-n1.htm
(関連)寿都・片岡町長 交付金、洋上風力誘致に活用 来年の6選出馬意欲:北海道新聞 どうしん電子版
 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/470030
(関連)「核ごみ」第2段階の調査に意欲 北海道寿都町長「そこまでやらないと」 - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト
 https://www.sankeibiz.jp/business/news/200821/bsc2008210500004-n1.htm

(関連)寿都町長、住民投票に否定的見解「大半が賛成」、核ごみ巡り(共同通信)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/23574d1e13c9cf75376cd7199a4cf03cf5e8e38b
(関連)核ごみ調査応募、町民57%反対 最終処分場受け入れに不安 - 共同通信- 沖縄タイムス+プラス
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/629701

(関連)-核のごみ調査-北海道神恵内村でも応募の動き…商工会が議会へ請願「人と仕事が目的」寿都町長も歓迎の意 (20-09-11 12-00) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=vwFnVbMzZqo
(関連)"核のごみ"調査検討に向け神恵内村議会で国側が説明「理解深まった」議会は納得か…地下坑道の構想案も:北海道ニュース UHB
 https://www.uhb.jp/news/single.html?id=14585
(関連)神恵内村長「批判は一身に受ける」 核ごみ調査受け入れで住民報告会 - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/life/news/201011/lif2010110032-n1.html
(関連)核ごみで初の住民説明会 北海道神恵内村、村長「一定の理解得られた」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/58034
(関連)「文献調査に限定」-核のごみ-調査受け入れ文書を国に提出へ…神恵内村長第2段階「今は検討していない」(北海道ニュースUHB)
 https://www.youtube.com/watch?v=btGL8l7ntQE
(関連)「絶対漏らすな」町長は言った 核のごみ処分場 応募し撤回、東洋町の教訓 - 毎日新聞
 https://cutt.ly/BgOsyeZ


4.核ごみ調査受入反対は「住民投票」ではなく「首長・地方議会議員のリコール」で
 ともあれ、今回のこの核ゴミ調査受入騒動は、原子力ムラ代理店政府が仕掛けたワナにはまり込んだ一握りの無責任タカリじじい達が引き起こしたトンデモ事件である。住民無視・道民無視・国民無視・有権者無視も甚だしきである。こういう連中は許しておいてはいけない。寿都町と神恵内村の住民・有権者は、ただちに受け入れを表明した現在の首長と、それに賛成をした町村議会議員のリコール運動を進めるべきである。またあわせて、この連中の先兵となっている役場の幹部たちも許しておいてはいけない。かような「故郷を核ごみで滅ぼす」ような人間達を、およそ地方政治や行政に関わらせてはいけないのだ。

(関連)地元漁協、北海道寿都町に抗議 「核ごみ」処分場問題:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN8P5HSGN8PIIPE016.html
(関連)住民投票条例を請求 核ごみ調査で住民団体 北海道寿都町(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a6ccb56c3cc92cf4abcf2c9bf34a1cfe77a3beed
(関連)文献調査応募検討ならリコールも 核ごみ、北海道寿都町の住民団体(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/dbfb3085b46162418a90217694bb4bb15b3af9b8

しかし、聞くところによれば、寿都町では町長リコールの動きはさっそく萎んでしまったというし、神恵内村でも、そもそもそうした動きよりも「やむを得ない」などと寝ぼけたようなことをつぶやいている動きが目立つというから絶望的な気持ちになる。これらのことの真偽は定かではないが、各町村住民には、高知県東洋町のように、町村民で力を合わせてリコール運動を盛り上げてほしい。そして今度からは、あらゆる選挙で原発や核ごみに賛同しているような政治家・政党や、それに曖昧な態度をとるような政治家・政党には絶対に投票しないという態度を明確にしてほしい。そして一刻も早く、既成事実が積み上がらないうちに、核ゴミ調査受入を返上してしまってほしい。その後は「非核施設宣言・非核ごみ宣言」を出し、隣接する泊原発の即時廃炉にもご尽力をしていただきたい。それが、この地方・地域の将来へ向けての唯一の「生き残る道」である。

(関連)人口820人の神恵内村 観光、漁業先細り…「やむなし」の声 核ごみ調査応募へ - 毎日新聞
 https://cutt.ly/QgOd1jy

(マスごみのこういうチョウチン記事に惑わされてはいけない:福島第一原発事故も、こういうゴミ報道の積み重ねの結果、起きている)

町村の態度を決めるのに「住民投票」をすることは悪いことではない。しかし、「住民投票」は、①まず、首長や町村議会が反対して前に進まない、②仮に「調査取り下げ」の投票結果が出ても、これを首長が守るかどうかも定かではない、ことに加え、③そもそも「核ごみ」はその最終処分場調査も含めて、受入の直接地元自治体と政府だけで決められるものではない、からだ。万が一の過酷事故が起きた場合に被害を受ける全ての地域や自治体と住民がOKを出さない限りは、進める権利など誰にもない。こんなことは当たり前のことである。現在の原子力ムラ代理店政府は、こうしたあたり前のことを踏みにじって原発や核施設再稼働を強引に推し進めているが、もちろんそれは重大な人権侵害であり、財産権の侵害であり、憲法上も法律上も許されることではないのである(日本は原発に関しては、まるで無法国家のごとしである)。北海道の場合には、これに条例違反も加わる。刑事罰が必要な犯罪行為でもある。


5.北海道知事・道議会・道庁は政府と調査受入2町村に対して断固たる態度をとれ!
 今回2町村が核ゴミ調査受入を表明した際に、北海道の鈴木直道知事は、それぞれ寿都町長と神恵内村長と面会し、核ゴミ調査受入を思いとどまるよう説得したと報道されている。そもそも北海道条例に違反しており、知事としても調査受入は許容しがたいという態度であるという。こういう場合に多くの都道府県知事がとるであろう態度と比べれば、条例があるせいなのか、反対の姿勢がはっきりしていて結構なことだと思う。しかし、その後、下記の記事にもあるように、核ごみ反対の態度がトーンダウンしているらしい。おそらくは水面下で自民党の道議会議員や国会議員、あるいは北海道鈴木知事と関係が深いと言われている菅義偉首相官邸周辺から圧力がかけられているのかもしれない。怪しむべき話である。

北海道の有権者は、泊原発や今回の核ゴミ調査、あるいは幌延での核ゴミ研究などなど、許容できない核施設を押付けられ困り果てているわけだから、当分の間は、そうした核施設を押付けてくる側に立つ自民党の県議や国会議員を一人残らず落選させる決断をしなくてはいけない。中途半端な態度を取り続けて、挙句の果てに核施設の過酷事故を食らったのでは、もう手遅れだからだ。そしてまたそれが北海道知事への何よりの支援・応援となるだろう。

また、鈴木直道北海道知事は、トーンダウンなどせずに、原発や核ごみ施設に反対をする圧倒的多数の道民の付託と信頼をがっちりと受け止め、明確に核ゴミ反対・調査も反対の態度を強く示し続けていただきたい。現在の原子力ムラ代理店政府に対しては、核ごみ施設を含む核施設の破局的な危険性をゴマカシ、ウソ偽りで塗り固めて、地方にその押し付けを行い、一方では、経済的困窮で苦しむ地方・地域の人たちのホホを札束で叩くようなことをして汚い誘導を行い、他方では、水面下で自民党の国会・地方議員なども使いながら、様々な圧力や恫喝をかけるという「原発・原子力推進の3点セット=嘘八百+黒いカネ+恫喝」をやめ、一刻も早く脱原発を実現して核ごみ問題を解決するよう、公開の場で働きかけを続けていただきたい。

そしてかえす刀で、核ごみ調査受入を申し出た両町村との対話もいいけれど、それだけでは彼らは変わらないので(対話で変わるくらいなら、最初から手を挙げたりはしない)、この2町村には、調査返上を申し出るまで、徹底して政治上・行政上の非協力・批判の態度をとってほしい。特に北海道単独でする町村へのサポートや補助などの行政サービスや支援は、心を鬼にして打ち切ってほしい。何故なら、両町村の政治や行政を握る連中の態度は、まさに核ゴミ調査を受入れている限りは、自分たちだけが「エサのカネ」をもらえばそれでいいという、全くもってけしからぬ身勝手な振る舞いであり、そのリスクは全北海道民の、特に未来世代に丸投げされているからである。彼らが厳しい処分を受けるべき理由は明確だ。甘い顔をしてはいけない。(彼らに対して甘い姿勢を示していると、北海道内で、第三・第四の調査受入の基礎自治体が出ないとも限らない=そうなると収拾がつかなくなる)。

鈴木直道北海道知事には、広く北海道全域に、全有権者に、国の核廃棄物処理方針と核ごみの押付けに反対を呼び掛けるとともに、この2町村に対しては説得・批判・非協力・不買運動などで「調査受入取り下げ」の強い世論圧力がかかるよう、リーダーとしてふるまっていただきたい。そして、断固として「核ごみ」について、北海道民の側に立って闘うことの覚悟を決めてほしい。

(関連)核ごみ、寿都町長「一石投じる」 北海道知事とは平行線:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN937D8LN93IIPE00L.html
(関連)「対話続けたい」 寿都町の核ごみ調査応募表明で―北海道知事:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100801176&g=pol
(関連)北海道知事 核のごみ処分場で神恵内村長と会談 “条例順守を” - 「核のごみ」処分場選定 - NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201007/k10012652771000.html
(関連)知事、核ごみ反対トーンダウン 国や自民道議の反発影響:北海道新聞 どうしん電子版
 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/465892/


6.脱原発・反原発市民運動・社会運動のとるべき対応
 既に上記で申し上げてきたことから、市民運動・社会運動の今後のとるべき方針は概ねお察しのことと思うが、以下、簡単に略記したい。これに関して私が最も大事だと思っていることは、「核ごみ」最終処分問題や核施設の問題には「行政区域の境界」は無意味であるということだ。核ごみ最終処分場や核施設が過酷事故を起こせば、市町村や都道府県の「境界」など、何の意味もなく、環境に放出された放射能は際限なく空に海に広がっていく。福島第一原発事故の教訓の一つと言ってもいい。

従ってまた、こうした施設の是非を考える場合には、過酷事故の際にどこまでその被害が広がるのかを想定し、その範囲内にある自治体や住民はすべて、その是非について判断を下す「平等な権利」を持っているということだ。それは言い換えれば、過酷事故被害が予定されている地域の自治体や住民は、そうした核施設の直接の立地自治体と同等のレベルで発言権や決定権を持っているということである。私は、これが現在の日本において、いつまでたっても法制化されていないということは、重大な人権侵害であり、民主主義の否定であると考えているし、その法制化を行わない政治家たちを、怠慢であり反国民的であるとも考えている。原発ゼロを提唱している立憲民主党他の野党には、一刻も早く、原発や核関連施設の設置や(再)稼働に関する自治体・住民の適切な意思決定への参加の法制化を急いでいただきたい。都道府県知事や設置地元自治体だけで核施設に関する意思決定が行われることは重大な違憲行為であり、かつ背信行為である。

(1)政府の原子力ムラ代理店行為をやめさせるために、現在の自公政権を除去し、脱原発を大きな柱の1つとする「オルタナティブな政治」を実現させる。原発・核燃料サイクルや核ごみ施設は、政治の力だけで推進されているのだから、その政治の息の根を止めない限り脱原発が実現することはない。脱原発・反原発の市民運動・社会運動は、自公政権打倒と「オルタナティブな政治」を実現させるホンモノの政権交代を目指さなければいけない。

(2)核ごみ最終処分場や核施設の是非に関しては、上記で申し上げたように「行政区分」や市町村・都道府県の境界は意味がない。全道民のみならず全日本有権者はこの問題にコミットする権利を持っている。市民運動・社会運動は、原子力ムラ代理店政府や核ゴミ調査を受入れた2つの町村に対して、はばかることなく反対の意思表示を強く示し続け、かつ、その両者に対して、あらゆる方法で翻意を促す行動をとるべきである。私は、今般核ゴミ調査受入を表明して世の中を騒がしている2町村に対しては、徹底した不買運動(単に2町村産品を買わないだけでなく、2町村産品を扱う業者とも取引をやめる、という徹底した対応が必要と考えている)が必要で、言ってもわからない者達には態度で示すしかないのではないかとも思っている。またそれが、核ゴミ調査受入の翻意につながれば、この2町村やこの地域のためでもある。当面の痛みは必要悪と考えるしかない。

(3)今般の調査受入を画策した2町村の一握りの無責任タカリじじい達は、少なくとも地方政治や地方行政からは追放する必要がある。北海道民のみならず地元町村の住民の意思の確認もせず、ただただエサのカネがほしいだけで受け入れを表明して、絵空事を口先だけで並び立てているロクでもないドブネズミども、こんな連中は、町村の首長、地方議会、商工会その他の経済団体役員、町村役場などから追い払う必要がある。そしてこれは、今回のこの2町村に限った話ではない。似たような状況にある地方自治体は少なくない。

(4)地方の経済的苦難や衰退は自然現象ではない。諸悪の根源は政治にある。地方振興=過疎地域や離島の真の意味での振興は、農林水産業をはじめとする地場産業や地域資源・地域人材を大切にするところから始まる。そしてこの地道で真っ直ぐな地方の努力を国が全力で応援し支援する必要がある。原発マネーの麻薬(ヤク)中毒を招くような「あぶく銭」に吸い取られていくのではなく、自分たちの力で自立した経済や地域社会・共生の生活を一歩一歩築いていくことが肝要である。市民運動・社会運動は、こうした地域の活動に惜しみなく支援を行うとともに、その妨害物となっている一握りの無責任タカリじじい達の「追放運動」(リコールなど)へも積極的な支援を行うべきである。

(5)脱原発・反原発は、それを叫んでいるだけでは実現しないことは、これまでの運動の結果を見れば明らかだ。更なる第2・第3の福島第一原発事故を防ぐためにも、脱原発・反原発の市民運動・社会運動は、①「オルタナティブな政治」を実現する政権交代運動を同時並行で展開すること、②過疎地域など経済的に苦しむ地方について、その再建・復興・振興を真剣に共に一緒になって考え行動すること、の2つが重要だ。私は、地域振興の大きな柱として、またロスジェネ世代を中心に非正規労働の理不尽処遇問題解消のためにも、国が地域振興公社を設立してロスジェネ世代を中心に数百万人を正規職員として採用し、その方々を地方に派遣して地方で定住してもらい、様々な形で地方振興の仕事をしてもらう、という「NNW:ニューニューディール政策」を提唱している。

(関連)原発施設建設は住民の力で止められる…北海道ではどうなる|東京新聞 特報Web
 https://tokuho.tokyo-np.co.jp/n/n67223c0d0667
(関連)「10万年の大うそ 核のゴミ」~ 幌延・北海道を「核のゴミ」の最終処分場にしないために ~ - 市民ネットワーク北海道
 https://snet21.jp/blog/2019/11/30/2340/


7.寿都町や神恵内村に抗議する人たちを非難するのはお門違いである(京都新聞・東京新聞)
 下記記事が、粗大ゴミ化するマスコミ新聞報道のなかでは「まとも」と見られている京都新聞と東京新聞に掲載された。私は驚きの目でそれを読んだ。批判する相手が違っている。下記のような記事は、まさに「お門違い」である。この2町村を批判する人たちは、この2町村の振る舞いによって近未来の核事故の巨大リスクを理不尽にも背負わされる身にある。核ごみ施設の過酷事故は「全存在・生存の否定」であり「生活の完璧なる破壊」となる。その危機感の強さは並大抵ではないであろうことは容易に想像できる。核ごみ施設過酷事故で被害を被るであろう人々が、この2町村に対して厳しい批判を加えるのは「当然のこと」であり、また、それに対して、この2町村は真摯に対応しているとはとても思えないので、抗議する人たちが激怒するのも自然の成り行きである。

要するに、この問題の解決は簡単なことで、この2町村が一旦は核ゴミ調査受入(上記でも申し上げたように、法律の立て付けは、一旦ワナにかかったドブネズミは逃げられないような仕組みになっている)を早々に返上し、広く門戸を開いて、調査に賛成・反対の両サイドの人々を招いて公開討論や議論を重ね、経済や目先のカネのことだけでなく、2町村の未来のことや若い世代のこれからのことも併せて考察し、何がこの2町村にとってベスト又はベターな行動選択なのかを、真摯に検討し尽くすことである。また、調査取り下げの暁には、こうした議論の場を支える意味でも、全国の市民運動・社会運動が、この2町村を経済的に支援していく必要もあるだろう。

下記のサイトは1960年の安保闘争の時に、岸政権の暴挙に憤る学生たちやデモ隊に向かって、日本の主要なマスコミが、逆噴射型の声明を出したことを伝えるものだ。「1960年6月15日に全学連をはじめとするデモ隊が国会議事堂に突入して機動隊と衝突し、その混乱の中で樺美智子が死亡するという事件が発生すると、報道各社は態度を一変させ、6月17日に東京に本拠を持つ朝日新聞・毎日新聞・読売新聞・産経新聞・日本経済新聞・東京新聞・東京タイムズの主要紙7社が「暴力を排し議会主義を守れ」と題する共同宣言を発表した。」とある。今回の京都新聞や東京新聞の「2町村への批判」非難の報道は、これと瓜二つの「あるまじきもの」であると私は考えている。それは香港の人々が、中共中国のスターリンのブタどもとその手下によって、香港の民主主義が潰されようとしていることに対して必死に抵抗を続けていること、それに対してスターリンのブタ新聞が、香港の抵抗運動を批判している報道に酷似している。新聞ジャーナリズムとして、やってはいけない報道である。報道すべきことは、この問題については、原子力ムラ代理店政府の暴挙から始まって、2町村の無責任タカリじじい達の不届き千万の振る舞いにいたるまで、山のようにある。それを報じろということだ。

(関連)安保報道 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E4%BF%9D%E5%A0%B1%E9%81%93
(関連)60年安保 メディアにあらわれたイメージ闘争 - 伊東良徳の超乱読読書日記
 https://blog.goo.ne.jp/shomin-law/e/71339943c04b573c808f548a6691cb2f

(関連)講演会の整理券を配ったら、副町長が中止を求めてきた。「核のごみ」で揺れる北海道寿都町|東京新聞 特報Web
 https://tokuho.tokyo-np.co.jp/n/n25b2e9fc20c7
(関連)核ごみ反対派の講演会 寿都町「町施設で入場券配布ダメ」、反発受け一転了承(北海道新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/bd2eca8286e7e13aa52fbf5c8c7379bb6fab066f


 <関連サイト>
(1)「核のゴミ」最終処分場の前に、原発廃止か継続かを決着せよ! - 石川智也|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020082700010.html
(2)核ごみ 根強い不安 全道調査「反対」66% 都市部と町村で開き(北海道新聞) - Yahoo!ニュース
 
 https://news.yahoo.co.jp/articles/61fa8aad666546ada62324cb7963094b52b721c6
(3)核ごみ文献調査反対66% 処分場誘致賛成11% 全道調査(北海道新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/128b8ab24b6d8b4cc8da1bf16ea1f641c04d24c5
(4)核ごみ文献調査応募表明 異論顧みぬ前進は危うい:北海道新聞 どうしん電子版
 https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/468802?rct=c_editorial
(5)核のごみ、安全になるまで10万年 処分場の選定調査に応募する利点とは? 東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/60660/
(6)社説[核ごみ調査受け入れ]国民的議論が足りない(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b4fb24dfc90ab7aad3cff19674cb5c7f247e5b79
(7)寿都町長宅を放火…核のゴミと20億円がもたらしたドロドロ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/279768
(8)文献調査、交付金のうまみ 核ごみ立地2町村名乗り 阻めなかった北海道 - kororoko1のblog
 http://blog.livedoor.jp/kororoko1/archives/1078035581.html
(9)核のごみ最終処分場で渦中の寿都町長が激白「4、5年先を考えたら今から手を打たねば」AERA dot.
 https://dot.asahi.com/aera/2020100800082.html
(10)1号機、2号機、3号機、すべてが廃炉の可能性? 北海道電力泊原発 - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/9380
草々

2020年11月 1日 (日)

脱原発脱被曝バック・ナンバー(48)(抜粋)(2020年9月~10月)

1.(速報)(8.31)第39回「福島県民健康調査」検討委員会 結果:小児甲状腺ガン246人(ほぼ確実の疑いを含む)、手術200人、経過観察4227- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-a3f7dc.html


2.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(115):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その16- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-61a3aa.html


3.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(116):原子力翼賛社会への道を掃き清める福島県の「原発事故(歪曲)伝承館」オープン、これでは教訓を後世に残せない他- いちろうちゃんのブロ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-0722de.html


4,(メール転送です)小児甲状腺がんに関する公開質問状の共同提出のお願い(山田耕作京都大学名誉教授他の科学者・研究者の方々より)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-36033d.html


5.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(117):老朽原発や老朽石炭火力に巨額のカネを流し込んで延命を図る経済産業省の「悪知恵」制度=日本版「容量市場」- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-3281f7.html


6.(拡散希望)(「黒い雨」必読2論文)(1)樋口英明元福井地裁裁判長(2)「増田雨域」制作者の増田善信氏:広島・長崎原爆の「黒い雨」内部被曝を今もってゴマカし続ける原子力ムラ代理店政府- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-80e03c.html


7.利権まみれ原子力ムラ代理店政府にも、一握りの無責任タカリじじい達にも、「核ごみ」受入で北海道全土を核汚染の破滅的リスクにさらす権利はない(その1)=道知事・道議会・道庁は政府と調査2町村に対して断固たる態度をとれ!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-32d414.html


8.インチキ研究所「放射線影響研究所(RERF)(ABCC)による放射線被曝の遺伝的影響調査=遺伝的影響否定とフクシマ事故被ばく心配無用の一石二鳥を狙うトンデモ研究の可能性
+ 昨今の放射線被曝関連情報- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-0d674f.html


 (その他)
● 新型コロナ関連の「医療科学」一般文献ご紹介(3):新型コロナ&PCR法 異説の驚愕内容- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-e283d0.html

●立憲民主党・国民民主党が合流へ(その1):選挙のたびにウロチョロをくり返す「烏合の党」から脱却し、改革派市民とともに「オルタナティブな日本」を目指せ!(枝野幸男・福山哲郎他の立民執行部は今回の総選挙がラストチャンス)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-8721df.html

●(他のMLでの議論です)松尾匡立命館大学教授「連載最終回:支配エリートが進める現代版「帝国主義」と闘うにはどうすべきか? 現代新書」をめぐって- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-6c3fc4.html

●選挙戦は「戦国大名のイクサ」の仕方を見習え=「市民と野党の共闘」総大将の立憲民主党が、協力野党各党へ万全の謝礼と礼節をもって多数派を形成し、共通政策綱領を掲げながら「NEXTキャビネット」を創りプレゼンスを高めよ- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-79ee40.html

●菅義偉「スカ」政権(1):内容スカスカ、メンバーカスカスで、アベ政権継承を自称する史上「サイテー更新」政権が誕生へ=選んだのは自民党「派閥談合」のガラクタ政治家たち(次期衆院総選挙で自民党議員全員を落選させましょう)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-016edf.html

●(大深度地下開発特措法のデタラメ)沿線住民を無視して踏みつけ、地権者の権利を侵害して進められる環境破壊で危険な2つのアナクロ巨大公共事業=リニア新幹線&(東京)外環道:一刻も早く建設工事をストップさせよ!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-2f7d8d.html

●(報告)(9.24)「新しい民主主義の実現」(その1)(「新ちょぼゼミ」:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-7efc6b.html

●(報告)(9.24)オルタナティブな日本をめざして(第50回):「スーパーシティ構想の危険性:後退させられる自治と民主主義」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-70ec69.html

●5つあります:(1)羽田空港新ルート設定の取消訴訟(2)不動産評価をゴマカス鑑定士(森友&晴海選手村都有地)(3)国際連帯税がつぶされた(4)法人税見直しの着眼点(5)リニア新幹線解説
- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-6fa919.html

●(拡散希望)(メール転送です)新型コロナ感染者数「大幅水増し」疑惑報道は本当か - DOL特別レポート - ダイヤモンド・オンライン(岡田幹治:ジャーナリスト)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-8951ac.html

●本日(10/9)のいろいろ情報:(1)イベント情報(2)キャンペーン(3)内橋克人さん(4)日本学術会議への菅義偉スカ政権による人事介入を批判する=日本学術会議はその組織存続をかけて徹底抗戦せよ!- いちろうちゃんのブログ
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●日本の大学は腐っている(4):軍学共同猛進で居直る筑波大学&国大協(2)伊達市被ばくデータ巡り市議会が批判:福島医大&東大(3)日本大学「暗黒大陸」裁判(4)真っ黒真っ暗の東京大学学長選他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-9d46c6.html

●(他のMLでの議論)実現不可能なバラマキ政策を強調すればするほど政権交代は遠のくことを強く自覚することが必要:「左派リフレ派」は山本太郎氏に歪んだ経済政策認識を移植した責任を果たせ +大阪府警が街宣妨害犯罪- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-a9a74a.html

●(報告)(10.15)「新しい民主主義の実現」(その2)(「新ちょぼゼミ」:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-9857ac.html

●菅義偉「スカ」政権(2):史上サイテーがアベ政権かと思っていたら、まだその下があった=菅義偉がゴミ・クズ・カス・ガラクタの政治家集めて創った新内閣- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-c633cd.html

●4つあります:(1)「ミュニシパリズム」と日本の社会運動(2)日本学術会議問題をそらしまくるデマゴーグたち(3)外環道工事でついに調布市街地陥没(大深度地下法のインチキ)(4)朝日カバカバ新聞の「ごもっとも社説」他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-c3d9fa.html

●(報告)(10.15)オルタナティブな日本をめざして(第51回)「21世紀の交通のあり方を問う~リニア・高速交通から低速交通の時代へ」(上岡直見さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-cb4738.html

●大阪維新のデマにだまされるな!:11/1住民投票は「都構想」投票ではない=大阪市を細切れに壊して財源と権限を取り上げるためのもの=住民サービスの低下は確実・基礎自治体を壊して、いいことなど何もない- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-75b972.html

●全員アベ友裁判官の最高裁以下、日本の裁判所に生息する腐ったヒラメ裁判官が下した「ヘドロ判決」陳列台=衆院選時の最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」をつけ続けましょう- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-f89fc8.html

●(報告)(10.23)「東京外環道」真上の住宅地陥没事故について緊急申し入れ 院内集会:NEXCO東日本および国土交通省の居直り・ゴマカシ工事続行を断固として許すな!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-fb2dfc.html

●(念押し)11/1大阪住民投票は「都構想」じゃありまへん=歴史と伝統のある立派な大阪市をぶち壊してカネと権限を取り上げるための「シカケ」(大阪維新のウソにだまされたらアカン:「×」(反対)つけてきて!)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-4c65de.html

●本日(10/31)のいろいろ情報:(1)デジタル監視社会(2)立憲民主党・枝野幸男氏の代表質問(3)菅政権が目指す恐るべき「反知性主義的統制」(4)11/1大阪市破壊構想住民投票(続)他- いちろうちゃんのブログ
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草々

脱原発脱被曝バック・ナンバー(48)(抜粋)(2020年9月~10月) 脱原発脱被曝バック・ナンバー(48)(抜粋)(2020年9月~10月) 脱原発脱被曝バック・ナンバー(48)(抜粋)(2020年9月~10月)

1.(速報)(8.31)第39回「福島県民健康調査」検討委員会 結果:小児甲状腺ガン246人(ほぼ確実の疑いを含む)、手術200人、経過観察4227- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-a3f7dc.html


2.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(115):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その16- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-61a3aa.html


3.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(116):原子力翼賛社会への道を掃き清める福島県の「原発事故(歪曲)伝承館」オープン、これでは教訓を後世に残せない他- いちろうちゃんのブロ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-0722de.html


4,(メール転送です)小児甲状腺がんに関する公開質問状の共同提出のお願い(山田耕作京都大学名誉教授他の科学者・研究者の方々より)- いちろうちゃんのブログ
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5.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(117):老朽原発や老朽石炭火力に巨額のカネを流し込んで延命を図る経済産業省の「悪知恵」制度=日本版「容量市場」- いちろうちゃんのブログ
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6.(拡散希望)(「黒い雨」必読2論文)(1)樋口英明元福井地裁裁判長(2)「増田雨域」制作者の増田善信氏:広島・長崎原爆の「黒い雨」内部被曝を今もってゴマカし続ける原子力ムラ代理店政府- いちろうちゃんのブログ
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7.利権まみれ原子力ムラ代理店政府にも、一握りの無責任タカリじじい達にも、「核ごみ」受入で北海道全土を核汚染の破滅的リスクにさらす権利はない(その1)=道知事・道議会・道庁は政府と調査2町村に対して断固たる態度をとれ!- いちろうちゃんのブログ
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8.インチキ研究所「放射線影響研究所(RERF)(ABCC)による放射線被曝の遺伝的影響調査=遺伝的影響否定とフクシマ事故被ばく心配無用の一石二鳥を狙うトンデモ研究の可能性
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 (その他)
● 新型コロナ関連の「医療科学」一般文献ご紹介(3):新型コロナ&PCR法 異説の驚愕内容- いちろうちゃんのブログ
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●立憲民主党・国民民主党が合流へ(その1):選挙のたびにウロチョロをくり返す「烏合の党」から脱却し、改革派市民とともに「オルタナティブな日本」を目指せ!(枝野幸男・福山哲郎他の立民執行部は今回の総選挙がラストチャンス)- いちろうちゃんのブログ
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●(他のMLでの議論です)松尾匡立命館大学教授「連載最終回:支配エリートが進める現代版「帝国主義」と闘うにはどうすべきか? 現代新書」をめぐって- いちろうちゃんのブログ
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●選挙戦は「戦国大名のイクサ」の仕方を見習え=「市民と野党の共闘」総大将の立憲民主党が、協力野党各党へ万全の謝礼と礼節をもって多数派を形成し、共通政策綱領を掲げながら「NEXTキャビネット」を創りプレゼンスを高めよ- いちろうちゃんのブログ
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●菅義偉「スカ」政権(1):内容スカスカ、メンバーカスカスで、アベ政権継承を自称する史上「サイテー更新」政権が誕生へ=選んだのは自民党「派閥談合」のガラクタ政治家たち(次期衆院総選挙で自民党議員全員を落選させましょう)- いちろうちゃんのブログ
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●(大深度地下開発特措法のデタラメ)沿線住民を無視して踏みつけ、地権者の権利を侵害して進められる環境破壊で危険な2つのアナクロ巨大公共事業=リニア新幹線&(東京)外環道:一刻も早く建設工事をストップさせよ!- いちろうちゃんのブログ
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●(報告)(9.24)「新しい民主主義の実現」(その1)(「新ちょぼゼミ」:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
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●(報告)(9.24)オルタナティブな日本をめざして(第50回):「スーパーシティ構想の危険性:後退させられる自治と民主主義」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
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●5つあります:(1)羽田空港新ルート設定の取消訴訟(2)不動産評価をゴマカス鑑定士(森友&晴海選手村都有地)(3)国際連帯税がつぶされた(4)法人税見直しの着眼点(5)リニア新幹線解説
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●(拡散希望)(メール転送です)新型コロナ感染者数「大幅水増し」疑惑報道は本当か - DOL特別レポート - ダイヤモンド・オンライン(岡田幹治:ジャーナリスト)- いちろうちゃんのブログ
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●本日(10/9)のいろいろ情報:(1)イベント情報(2)キャンペーン(3)内橋克人さん(4)日本学術会議への菅義偉スカ政権による人事介入を批判する=日本学術会議はその組織存続をかけて徹底抗戦せよ!- いちろうちゃんのブログ
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●日本の大学は腐っている(4):軍学共同猛進で居直る筑波大学&国大協(2)伊達市被ばくデータ巡り市議会が批判:福島医大&東大(3)日本大学「暗黒大陸」裁判(4)真っ黒真っ暗の東京大学学長選他- いちろうちゃんのブログ
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●(他のMLでの議論)実現不可能なバラマキ政策を強調すればするほど政権交代は遠のくことを強く自覚することが必要:「左派リフレ派」は山本太郎氏に歪んだ経済政策認識を移植した責任を果たせ +大阪府警が街宣妨害犯罪- いちろうちゃんのブログ
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●(報告)(10.15)「新しい民主主義の実現」(その2)(「新ちょぼゼミ」:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ

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●菅義偉「スカ」政権(2):史上サイテーがアベ政権かと思っていたら、まだその下があった=菅義偉がゴミ・クズ・カス・ガラクタの政治家集めて創った新内閣- いちろうちゃんのブログ
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●4つあります:(1)「ミュニシパリズム」と日本の社会運動(2)日本学術会議問題をそらしまくるデマゴーグたち(3)外環道工事でついに調布市街地陥没(大深度地下法のインチキ)(4)朝日カバカバ新聞の「ごもっとも社説」他- いちろうちゃんのブログ
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●(報告)(10.15)オルタナティブな日本をめざして(第51回)「21世紀の交通のあり方を問う~リニア・高速交通から低速交通の時代へ」(上岡直見さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
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●大阪維新のデマにだまされるな!:11/1住民投票は「都構想」投票ではない=大阪市を細切れに壊して財源と権限を取り上げるためのもの=住民サービスの低下は確実・基礎自治体を壊して、いいことなど何もない- いちろうちゃんのブログ
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●全員アベ友裁判官の最高裁以下、日本の裁判所に生息する腐ったヒラメ裁判官が下した「ヘドロ判決」陳列台=衆院選時の最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」をつけ続けましょう- いちろうちゃんのブログ
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●(報告)(10.23)「東京外環道」真上の住宅地陥没事故について緊急申し入れ 院内集会:NEXCO東日本および国土交通省の居直り・ゴマカシ工事続行を断固として許すな!- いちろうちゃんのブログ
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●(念押し)11/1大阪住民投票は「都構想」じゃありまへん=歴史と伝統のある立派な大阪市をぶち壊してカネと権限を取り上げるための「シカケ」(大阪維新のウソにだまされたらアカン:「×」(反対)つけてきて!)- いちろうちゃんのブログ
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●本日(10/31)のいろいろ情報:(1)デジタル監視社会(2)立憲民主党・枝野幸男氏の代表質問(3)菅政権が目指す恐るべき「反知性主義的統制」(4)11/1大阪市破壊構想住民投票(続)他- いちろうちゃんのブログ
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脱原発脱被曝バック・ナンバー(48)(抜粋)(2020年9月~10月) 脱原発脱被曝バック・ナンバー(48)(抜粋)(2020年9月~10月) 脱原発脱被曝バック・ナンバー(48)(抜粋)(2020年9月~10月)

1.(速報)(8.31)第39回「福島県民健康調査」検討委員会 結果:小児甲状腺ガン246人(ほぼ確実の疑いを含む)、手術200人、経過観察4227- いちろうちゃんのブログ
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2.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(115):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その16- いちろうちゃんのブログ
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3.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(116):原子力翼賛社会への道を掃き清める福島県の「原発事故(歪曲)伝承館」オープン、これでは教訓を後世に残せない他- いちろうちゃんのブロ
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5.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(117):老朽原発や老朽石炭火力に巨額のカネを流し込んで延命を図る経済産業省の「悪知恵」制度=日本版「容量市場」- いちろうちゃんのブログ
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6.(拡散希望)(「黒い雨」必読2論文)(1)樋口英明元福井地裁裁判長(2)「増田雨域」制作者の増田善信氏:広島・長崎原爆の「黒い雨」内部被曝を今もってゴマカし続ける原子力ムラ代理店政府- いちろうちゃんのブログ
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7.利権まみれ原子力ムラ代理店政府にも、一握りの無責任タカリじじい達にも、「核ごみ」受入で北海道全土を核汚染の破滅的リスクにさらす権利はない(その1)=道知事・道議会・道庁は政府と調査2町村に対して断固たる態度をとれ!- いちろうちゃんのブログ
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8.インチキ研究所「放射線影響研究所(RERF)(ABCC)による放射線被曝の遺伝的影響調査=遺伝的影響否定とフクシマ事故被ばく心配無用の一石二鳥を狙うトンデモ研究の可能性
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 (その他)
● 新型コロナ関連の「医療科学」一般文献ご紹介(3):新型コロナ&PCR法 異説の驚愕内容- いちろうちゃんのブログ
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●立憲民主党・国民民主党が合流へ(その1):選挙のたびにウロチョロをくり返す「烏合の党」から脱却し、改革派市民とともに「オルタナティブな日本」を目指せ!(枝野幸男・福山哲郎他の立民執行部は今回の総選挙がラストチャンス)- いちろうちゃんのブログ
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●(他のMLでの議論です)松尾匡立命館大学教授「連載最終回:支配エリートが進める現代版「帝国主義」と闘うにはどうすべきか? 現代新書」をめぐって- いちろうちゃんのブログ
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●選挙戦は「戦国大名のイクサ」の仕方を見習え=「市民と野党の共闘」総大将の立憲民主党が、協力野党各党へ万全の謝礼と礼節をもって多数派を形成し、共通政策綱領を掲げながら「NEXTキャビネット」を創りプレゼンスを高めよ- いちろうちゃんのブログ
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●菅義偉「スカ」政権(1):内容スカスカ、メンバーカスカスで、アベ政権継承を自称する史上「サイテー更新」政権が誕生へ=選んだのは自民党「派閥談合」のガラクタ政治家たち(次期衆院総選挙で自民党議員全員を落選させましょう)- いちろうちゃんのブログ
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●(大深度地下開発特措法のデタラメ)沿線住民を無視して踏みつけ、地権者の権利を侵害して進められる環境破壊で危険な2つのアナクロ巨大公共事業=リニア新幹線&(東京)外環道:一刻も早く建設工事をストップさせよ!- いちろうちゃんのブログ
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●(報告)(9.24)「新しい民主主義の実現」(その1)(「新ちょぼゼミ」:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
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●(報告)(9.24)オルタナティブな日本をめざして(第50回):「スーパーシティ構想の危険性:後退させられる自治と民主主義」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
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●5つあります:(1)羽田空港新ルート設定の取消訴訟(2)不動産評価をゴマカス鑑定士(森友&晴海選手村都有地)(3)国際連帯税がつぶされた(4)法人税見直しの着眼点(5)リニア新幹線解説
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●(拡散希望)(メール転送です)新型コロナ感染者数「大幅水増し」疑惑報道は本当か - DOL特別レポート - ダイヤモンド・オンライン(岡田幹治:ジャーナリスト)- いちろうちゃんのブログ
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●本日(10/9)のいろいろ情報:(1)イベント情報(2)キャンペーン(3)内橋克人さん(4)日本学術会議への菅義偉スカ政権による人事介入を批判する=日本学術会議はその組織存続をかけて徹底抗戦せよ!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-f6de01.html

●日本の大学は腐っている(4):軍学共同猛進で居直る筑波大学&国大協(2)伊達市被ばくデータ巡り市議会が批判:福島医大&東大(3)日本大学「暗黒大陸」裁判(4)真っ黒真っ暗の東京大学学長選他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-9d46c6.html

●(他のMLでの議論)実現不可能なバラマキ政策を強調すればするほど政権交代は遠のくことを強く自覚することが必要:「左派リフレ派」は山本太郎氏に歪んだ経済政策認識を移植した責任を果たせ +大阪府警が街宣妨害犯罪- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-a9a74a.html

●(報告)(10.15)「新しい民主主義の実現」(その2)(「新ちょぼゼミ」:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-9857ac.html

●菅義偉「スカ」政権(2):史上サイテーがアベ政権かと思っていたら、まだその下があった=菅義偉がゴミ・クズ・カス・ガラクタの政治家集めて創った新内閣- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-c633cd.html

●4つあります:(1)「ミュニシパリズム」と日本の社会運動(2)日本学術会議問題をそらしまくるデマゴーグたち(3)外環道工事でついに調布市街地陥没(大深度地下法のインチキ)(4)朝日カバカバ新聞の「ごもっとも社説」他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-c3d9fa.html

●(報告)(10.15)オルタナティブな日本をめざして(第51回)「21世紀の交通のあり方を問う~リニア・高速交通から低速交通の時代へ」(上岡直見さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-cb4738.html

●大阪維新のデマにだまされるな!:11/1住民投票は「都構想」投票ではない=大阪市を細切れに壊して財源と権限を取り上げるためのもの=住民サービスの低下は確実・基礎自治体を壊して、いいことなど何もない- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-75b972.html

●全員アベ友裁判官の最高裁以下、日本の裁判所に生息する腐ったヒラメ裁判官が下した「ヘドロ判決」陳列台=衆院選時の最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」をつけ続けましょう- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-f89fc8.html

●(報告)(10.23)「東京外環道」真上の住宅地陥没事故について緊急申し入れ 院内集会:NEXCO東日本および国土交通省の居直り・ゴマカシ工事続行を断固として許すな!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-fb2dfc.html

●(念押し)11/1大阪住民投票は「都構想」じゃありまへん=歴史と伝統のある立派な大阪市をぶち壊してカネと権限を取り上げるための「シカケ」(大阪維新のウソにだまされたらアカン:「×」(反対)つけてきて!)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-4c65de.html

●本日(10/31)のいろいろ情報:(1)デジタル監視社会(2)立憲民主党・枝野幸男氏の代表質問(3)菅政権が目指す恐るべき「反知性主義的統制」(4)11/1大阪市破壊構想住民投票(続)他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-e2996a.html
草々

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