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2020年8月 9日 (日)

「覆土せず野菜栽培」実証へ NHK福島県:こういうことをやっている産地の食品は絶対に買わない・食べない、そして買わない・食べないことを口コミで広げる、これが最も有効な対応策です + Our PlanetーTV 報告(宮崎早野論文撤回)

前略,田中一郎です。
(最初に若干のことです)


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1.(新刊書)ドキュメント感染症利権 医療を蝕む闇の構造-山岡淳一郎/著(ちくま新書)
 
https://cutt.ly/XdBQ4sN


2.(メール転送です)「不透明な『宮崎早野論文』撤回~宮崎氏は博士号取り消し」
 
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2514

福島県立医科大学の宮崎真講師と東京大学の早野龍五名誉教授が、福島県伊達市住民の被曝データを使って執筆した2つの論文について、英国の学術雑誌が7月28日付で撤回を公表しました。

「倫理的に不適切なデータが使用された」として論文の撤回を決定したのはJournal of Radiological Protection(JRP誌)。撤回されたのは、宮崎氏と早野氏が2016年と2017年に投稿した2つの論文です。

福島医大は、宮崎氏の学位論文撤回が決定されたことの報告と学位取り消しの申し出があったため、今月15日に審査を実施。博士号の学位取消しを承認したことを明らかにしました。OurPlanet-TVが2018年から継続取材している「宮崎・早野論文」問題。最新記事をご覧ください。
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(関連)日本の大学は腐っている(2):正体を現した似非アカデミズム=「住民に背を向けたガラスバッジ論文ー7つの倫理違反で住民を裏切る論文は政策の根拠となりえない」(宮崎真&早野龍五論文)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-5dd5.html


(田中一郎コメント)
 福島県立医大の宮崎真の方は博士号がはく奪されましたが、早野龍五(東京大学名誉教授)の方は今日に至るも何のお咎めもありません。東京大学当局は何をしているのでしょうか? 事は海外の学術誌でおきていることですから、この事件は世界に向けて日本の科学の恥をさらしているようなものです。名誉教授職はく奪どころか、厳正なる処分がなされてしかるべきです。そしてそれだけではなくて、黒川眞一氏(高エネルギー加速器研究機構名誉教授)をはじめ、このインチキ論文の問題点を指摘した科学者の疑問に対して、宮崎真も早野龍五も全く応えようとしていないだけでなく、このいい加減な論文を掲載した海外の学術誌もまた、きちんとした対応をしないまま幕引きを図ろうとしているかのごときです。世界的に科学がおかしくなっているということの1つの証拠として見ておけばいいでしょう。

(上記Our PlanetーTV サイトから一部抜粋)
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(中略)
宮崎氏と早野氏の論文について2018年8月に第2論文の問題点を指摘する批判論文をJRP誌に投稿した黒川眞一高エネルギー加速器研究機構名誉教授は、その後 5人の研究者との共著でさらに3本の批判論文を今年2月と3月に投稿したことを明かした上で、これらの批判論文が受理されておりながら、論文そのものと、批判に対する宮崎氏と早野氏の回答がJRP誌の掲載されないのは極めて異例と問題視した上で、次のように述べた。

「最初の批判論文について2018年11月には編集部が著者に回答するようにと要求したのにかかわらず今回論文が撤回されるまでのほぼ2年間、著者たちは回答を回避してきたこと、そして今年の4月初めまでにJRP誌の編集部が著者に回答を求めた3本の批判論文に対しても、著者たちは回答しなかった。」

「論文撤回は通常では考えられないプロセスを経ており、政治的な意図があるのではないかと疑われれる。私たちは、式の間違い、論文内の不整合、データや図の捏造や改竄の疑いなど数十点について指摘してきた。通常なら、論文撤回前か撤回時に、これらの批判論文と著者の回答が掲載されなければならないが、一 切なされていない。編集部による撤回コメントに記載されている2014年3Q の対象者数の誤りは、私たちが批判論文で指摘した中の一部のみを勝手に盗用していると見られる。大変遺憾に思う。」
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「覆土せず野菜栽培」実証へ NHK 福島県 2020年08月08日(日)12時39分
 https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200808/6050011295.html

(関連)原発除染土、覆わずに栽培試験 飯舘村で環境省が方針転換(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3073fd7c32d218f80cd10111d2ab9595e7005eb1
(関連)原発除染土、覆わずに栽培試験 飯舘村で環境省が方針転換|全国のニュース|京都新聞
 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/325817
(関連)除染土の再利用地で、野菜の試験栽培開始 環境省:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN517VFVN4XULBJ00X.html


こういうことをやっている産地の食品は絶対に買わない・食べない=買わないこと・食べないことを口コミで広げる、これが最も有効な対応策です。ことは放射能汚染に限りません。農薬や有害物質、遺伝子組換えやゲノム編集などなど、現代日本は出鱈目な政治やいい加減な行政によって、食べ物が世界中で最も危険な国の1つになっています。昨今では発展途上国よりもひどい状態です。円高で世界中から、外国では食品にはできない危険なものが「食品」として日本に集まってきます。貿易自由化のバカバカしい「恩恵」です。しかし私たちは、食品を買う際に消費者主権を持っています。自分のお金で何を買うのかという意思決定は極めて重要で、選挙でだれを選ぶのかと同じくらいの意味があります。

食べものは安全であって当たり前です。危険だ危険だという人間たちが、その証拠を示せ、などと言っているドアホがいますが、話は逆です。食品を売る人間達・会社こそが、その食品が安全であることをきちんと示せ(さまざまな実験・実証試験をすればよろしい)ということです。また。それをきちんとさせるために厚生労働省や自治体などの役所があり、そこが業者に代わって実験や実証をしたりもしますが、その「安全行政」が企業の利益を優先するあまり、出鱈目なのです。また、輸入食品についても貿易港での検疫(安全と表示のチェック)がまともにされておりません。

「安全・安心キャンペーン」やそれと裏腹の関係にある「風評被害」論がいかにおかしいかは、上記のような「安全の証明」が全くなされてない中で、情緒的に「俺たちの作った食べ物を買ってくれ、買ってくれない奴は偏見持ちだ」などと、かつての大政翼賛会の様なパフォーマンスを繰り返しているからです。まともな安全性基準も持たず、まともな安全性実証試験もせず、それどころか検査もほとんどやらないで、政治的に私たちの口の中に危険物・放射能汚染物を放り込もうとしているキャンペーン=それが「安全・安心キャンペーン」です。

かつては「どくろマーク」をつけたドラム缶に密封して厳重に保管しておくべき放射性廃棄物の基準が100ベクレル/kgでした。それが福島第一原発事故後は飲食品の放射能残留規制値になっています(しかも放射性セシウムだけ)。かようなバカな話があるかと怒らなければいけません。その「出鱈目基準」を「安全基準」だとマスごみのバカどもが宣伝を毎日のように繰り返す、そのマスごみ宣伝を、そのまんま信じ込んで、食べて応援・買って支援、などというチョロイ宣伝文句に乗せられて福島県産品を買っていい気になっている、そんなオバカが日本にはたくさんいます。「安全・安心キャンペーン」は、そういう軽率で情緒的な人間たちを増殖させるための悪質なる原子力ムラ・放射線ムラの「思想洗脳」活動なのです。こんなものに騙されてはいけません。一種の「フクシマ・エートス」です。

私は福島第一原発事故以降、福島県産のみならず関東及び南東北産の飲食品は、加工食品も含めて原則として買わない・食べないを続けています。安全とは言えないものを平気で人に売ろうとする人間達、そういう人たちが作ったものは絶対に買わない・口にしない、それを頑固に守り通すことが、脱被ばくの運動を成功させる秘訣です。多くの人々の購買行動の影響は決定的です。これに逆らえる産業はありませんし、これを押さえつける政治や行政も成功しません。放射能汚染物はNO! これを頑固に日々の生活の中で貫き通すことが、いずれ大きな脱被ばくのウネリとなるのです。「放射NO! やさいの気持ち」という歌までできています。

(関連)(再論)食べものの放射能汚染:汚染のホット・スポットが見過ごされる危険=放射能汚染地域産の飲食物は極力避けましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-d742.html

(関連)(報告)(5.27)オルタナティブな日本をめざして(第45回):「食べものが劣化する日本:命をつむぐ種子と安心な食を次世代へ」(新ちょぼゼミ:安田節子さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-068652.html
草々 

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