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2020年7月16日 (木)

(増補版)ベーシックインカム待望論の危うさ(大崎明子『週刊東洋経済 2020.7.18』)と『週刊エコノミスト』のベーシックインカム特集=竹中平蔵もこよなく愛する究極の市場原理主義政策、それがベーシックインカムです。

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
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1.(予約優先)(8.25)「山本太郎「れいわ新選組」の経済政策と衆議院選挙」(ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-dda34a.html

(関連)れいわ新選組
 https://reiwa-shinsengumi.com/

(山本太郎政権実現のためには、私たち市民がどのように彼を、「れいわ新選組」を、応援すべきかを探りたいと考えています。:田中一郎)


2.キャンペーン
(1)拙速に成立した、私達の尊厳を奪う「スーパーシティ法」の廃止を求めます #スーパーシティ法の廃止を求めます · Change.org
 https://cutt.ly/waq840Q

(2)法務大臣森まさこ殿、東京出入国在留管理局福山宏殿- 東京出入国在留管理局に収容されているトランス女性のパトさんに、一日も早く仮放免許可を出し、無期限収容及び差別的な処遇という人権侵害から解放してください · Change.org
 https://cutt.ly/qaq4saJ

(3)キャンペーンについてのお知らせ · 日清食品「署名受け取り拒否」は会社方針 株主総会で判明 · Change.org
 https://cutt.ly/saq4U98


3.【コラム・天風録】私たちに増税を! | 中国新聞
 https://this.kiji.is/656239769910051937

(田中一郎コメント)
(一部引用)「実際、現代社会は富裕層がより豊かに、貧者はさらに困窮してしまう。」=これを人呼んで「K・マルクスの資本の蓄積法則」という。「一方の極に巨万の富が蓄積し、他方の極に貧困が沈滞していく、そしてこの矛盾が絶対的総需要不足に伴う全般的経済恐慌となって現れる」、まあざっとこういうことです。さすがに今は産業資本主義時代ではなくなっていますから、(商品)過剰生産恐慌論というのは現代経済にはマッチしませんが、ことの本質は変わっておりません。19世紀という今から150年近く前に生きたK・マルクスの偉大さ・天才的慧眼には驚くばかりです。資本論は今こそ読み直されるべき時です。全世界的に新しい「階級社会」が形成されつつあります。この経済・社会の暗黒化を打ち破って行くカギは「人々の階級的(経済的)利害」への覚醒であり、その理不尽さや矛盾への燃えたぎるような怒りです。それにしても、この日本には、上記サイトにあるような富豪は1人もいないのでしょうか? 成金国家ニッポンの哀しい宿命かもしれませんね。

(関連)資本論 1-カール・マルクス/〔著〕日本共産党中央委員会社会科学研究所/監修(新日本出版)
 https://cutt.ly/CaqCklI

(上記『資本論』の読書会を開催中です。今現在は新型コロナPANDEMICのためお休みしていますが、今年秋以降、様子を見て再開します。まだ第1巻の商品論のところですので、これからご参加いただいても全然大丈夫です。ご希望の方は私までご一報ください。:田中一郎)

(関連)武器としての「資本論」-白井聡/著(東洋経済新報社)
 https://cutt.ly/daqC0RR
(関連)書評・白井聡「武器としての「資本論」(東洋経済新報社刊) - 内田樹の研究室
 http://blog.tatsuru.com/2020/06/12_1352.html
(関連)ピケティはマルクスを超えられるか──映画『21世紀の資本』を考察する - 野口旭 - コラム - ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
 https://www.newsweekjapan.jp/noguchi/2020/07/post-24.php


4.赤木さんの妻が裁判で「安倍首相は逃げている」と陳述! 直前には真相解明の覚悟を小川彩佳に…「刺せるもんなら刺してみろ、と」|LITERA
 https://cutt.ly/1aq7lwM


5.打ち続く集中豪雨と水害を受けて「ダムつくれ」と言うておるバカどもがいる
 巨額の血税を投入し、河川の自然環境を破壊し、多くの人々の居住地やコミュニティをダム湖の下にうずめて、多目的ダムなどをつくったところで、そんなものは「人工的鉄砲水」をつくって水害の度合いをひどくするのが関の山である。治水はまずもって、頑丈な堤防の建設、河川流域の整備(川中の雑木林くらいは刈り払いしとけよな、国土交通省よ)、河川の浚渫、川上森林に広葉樹林を造成、水田の保全確保、居住建物や集落を水害と共存できる形に切り替え、などによって対応すべきもの。「ダムつくれ」「民主党の脱ダムがだめだった」などの「為にする屁理屈」は叩き伏せよう。ダムに費やしている無駄な税金を上記で申し上げた「ホンモノの治水対策」に充当すれば、しっかりと水害から生活を守って、かつオツリがくる。今はそのカネがダム建設を通じてゼネコンのフトコロに入り、それの見返りに国土交通省や県庁の役人どもが天下りポストを確保しているという事態となっている。(また、ひょっとすると水面下では、政治家のポケットにも「毒まんじゅう」が行き渡っているのかもしれない)

流域治水の最前線シンポジウムー7-22、参議院議員会館 - 八ッ場(やんば)あしたの会
 https://yamba-net.org/52086/

(関連)球磨川水害受けて、川辺川ダム計画めぐる議論再燃も - 八ッ場(やんば)あしたの会
 https://yamba-net.org/52092/
(関連)長崎県の石木ダムめぐり、水害に便乗するダム推進論 - 八ッ場(やんば)あしたの会
 https://yamba-net.org/52200/
(関連)大戸川ダムめぐり、国交省と淀川水系6府県が調整会議 - 八ッ場(やんば)あしたの会
 https://yamba-net.org/52197/

(関連)長野市の決壊した堤防強化・住民が求めた鋼の板は「必要性なし」と国が見解(SBC信越放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/33f6f5e60289a05edcc4291e0bc6e59f2800425d
(関連)国交省、ハザードマップに5万超の「大規模盛土造成地」。災害リスク把握に(Impress Watch) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0a8e0bcd44b96b8ae6c8ea4a2b6340006e1a73f8
(関連)滋賀・大津市の大戸川ダム 建設反対から一転、滋賀県が早期の着工求める 大阪府は慎重な姿勢(読売テレビ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ea430590054098d057a89f363ba8237d963ee4a8

(また、三日月大造とかいう旧民主民進系の滋賀県知事が「裏切り」をしとるぞ。前原誠司に続く「脱ダム・口先やるやる詐欺」だ。こんな野郎は滋賀県庁から追い払ってしまえ! :田中一郎)
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市民運動・社会運動の中には、いまだに批判に対して馬耳東風のまま、市場原理主義アホダラ教さながらの政策論であるベーシックインカム(毎年続けて現金をのべつくまなくバラまくこと)やヘリコプターマネー(1回限りの現金バラマキ)を提唱してやまない人たちがいます。

愚かにも、今般の新型コロナPANDEMIC経済対策で、役に立たない現金バラマキ(特別定額給付金:個人向け、持続化給付金:事業者・法人向け)が行われたことを受けて、それを煽り立てるように『週刊エコノミスト』の今週号がベーシックインカムの特集を組んでいます。「選別給付」から「全員給付」などと、例によって例のごとく、市場原理主義アホダラ教さながらの「イデオロギー用語」まで使っています(下記の「新ちょぼゼミ」報告を参照)。『週刊エコノミスト』は毎日新聞系ですが、この毎日(忖度腰抜)新聞がやりそうなことです。愚論の盛り上がりに便乗して、それに拍車をかける報道をくり返す、まさにマスごみの哀しいサガとでも言えるかもしれません(こんな調子だから、同じように、例えば橋下徹・維新や小池百合子ら、悪質ポピュリストたちが巨大化しているのです)。

(関連)コロナ禍の今なぜ「ベーシックインカム論」なのか-週刊エコノミスト・トップストーリー-毎日新聞「経済プレミア」
 https://mainichi.jp/premier/business/articles/20200714/biz/00m/020/012000c

(関連)(VTR)「選別主義」という言葉について(最初の5分くらいのところからです)
 https://www.youtube.com/watch?v=g_ISO_ZJTrs&t=375s

(関連)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
(このサイトの下の方に経済政策に関するものがあります)

しかし、他方で、今週号の『週刊東洋経済』に、ようやくベーシックインカムに関する「正論」が掲載されました。それをご紹介しておきます。およそ、経済学をきちんと学んだ人は、一部の例外(アホダラ教信者)を除いて、ベーシックインカムについては、ここに書かれているような認識になります。こんな政策にもならぬただの現金バラマキなどは、昔からある議論であって、ベーシックインカムなどとネーミングを変えて体裁を整えたら、それを軽率な人たちが新しい社会保障論の一種だと勘違いをして市民運動・社会運動の中に広がっていったような様子があります。不勉強のなせる業です。

ベーシックインカム(&ヘリコプターマネー)=社会保障充実論 ではありません。その逆です。究極の小さな政府をつくるために、政府から有権者・国民への「施し」は、ばら撒かれる現金だけですよ、それ以外の政府の仕事は全部整理して片付けてしまいますから、あとは自己責任でやってください、というのがベーシックインカムなのです。

両方やればいいじゃん、という、これまたノーテンキで物事をきちんと考えられない人もいるようですが、カネは天から降ってくるわけではありませんから、巨額増税するか(金を集めてバラマクことになる、バカみたい)、バラマキ現金以外をあきらめるかのいずれかです。1年間の1人当り最低限度の生活費=200万円を日本国民全員にバラマケば240兆円のカネが必要ですから、今の年間国家予算の2.5倍の金額です。これ増税するのですか? 財源はどうするのですか? 仮にその半分にしたら生活していけませんが、それでも今の国家予算の金額を超えます。

 200万円/1人×1億2500万人=250兆円

市民運動・社会運動が愚かな経済政策論を提唱すればするほど、本来実現されなければいけない経済政策の実現が遠のいていきます。社会保障論で言えば、実現すべきは、「必要な人に必要なだけ」(現金+公共サービス)を支給し、憲法第25条にある(生存権)権利としての生活保障(健康で文化的な最低限度の生活)、を実現することであり、その「最後のセイフティネット」の手前のところで、山のようにやらなければいけないことがあるのです。

(関連)日本国憲法 第25条
第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

(関連)(レジメ2)バラマキ政策の根拠となったアメリカ生まれの「納税者反乱論」(2020年4月27日)
 https://cutt.ly/2awebpg

バカバカしい巨額現金バラマキ(ベーシックインカム&ヘリコプターマネー)なんぞをやって、財源を浪費している余裕などないのです。もういい加減にしろよ、という話です。山本太郎「れいわ新選組」には特に厳しく申し上げておかなければなりません。

●(必読必見・注目)
ベーシックインカム待望論の危うさ(大崎明子『週刊東洋経済 2020.7.18』)
 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/24066


(関連)(再論)ベーシックインカムについて(他のMLでの議論です:勘違いしてはいけない=「ベーシックインカム」は「生活保護」や「社会保障制度」とは似て非なるものです)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-5603.html

(関連)コロナPANDEMICの経済対策とベーシックインカムについて(まだ「BI」だなどという人たちがいる!) 世界の株価が暴落を始めた! いよいよ待ったなしの危機に突入か!?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-0025d3.html


 <『週刊エコノミスト』>
ベーシックインカム入門:竹中平蔵 ベーシックインカムは究極のセーフティーネット、今が一気に導入する好機 - 週刊エコノミスト Online
 https://cutt.ly/Up0TYlm

(竹中平蔵もこよなく愛するベーシックインカム=そりゃそうでしょう。ベーシックインカムとは究極の小さな政府論であり、まさに市場原理主義アホダラ教の極致だからです)
草々

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