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2020年4月20日 (月)

本日(4/19)のいろいろ情報です:新型コロナ騒動の陰で進められるアベ政権の反国民的出鱈目政策=監視と異議申し立てを続けましょう、そして「オルタナティブな日本」を高く掲げて「一気に世直し」です(その1)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(6.4)オルタナティブな日本をめざして(第46回):「ジャーナリズムと日本の危機:ワセダクロニクルの挑戦」(新ちょぼゼミ:渡辺周さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-21b154.html

(関連)ジャーナリズムNGO:ワセダクロニクル - Watchdog Japan
 https://www.wasedachronicle.org/


2.キャンペーン
(1)【団体賛同急募】東海第二原発の再稼働工事の中止を! - 原子力規制を監視する市民の会
 http://kiseikanshi.main.jp/2020/04/19/1505/

(2)内閣総理大臣 安倍晋三- #緊急事態宣言 なのに政府が病院・ベッド削減を支援!?#新型コロナ による医療崩壊 を防ぐための緊急署名 · Change.org
 https://cutt.ly/Et5D0Sh

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 厚労省が公立・公的病院とベッドの数の削減を見直す可能性が出てきました。 · Change.org
 https://cutt.ly/5t5D99l

(3)都立病院独法化反対・都立病院の充実を求める連絡会|東京都の都立病院独立法人化に反対します
 https://t-renraku.com/

(もう一つ、「保健所体制の抜本的拡充を要請します」旨のネット署名も欲しいですね。:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)国がつぶしてきた感染症対策、感染爆発に対応できない保健所の現状(イントロ部分)(天笠啓祐『週刊金曜日 2020.4.17』)
ダウンロード - e6849fe69f93e78886e799bae381abe5afbee5bf9ce381a7e3818de381aae38184e4bf9de581a5e68980e381aee78fbee78ab6efbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e5a4a9e7aca0e3808ee98791e69b9ce697a5202020.4.17e3808fefbc89.pdf

(4)キャンペーン · 議員、国民- 「新非常事態特措法」反対署名運動 · Change.org
 https://cutt.ly/St5Fy1R
(このサイトはインフル特措法が成立する前のもののようですが、誰か成立後のものはご存じありませんか? :田中一郎)

(関連)緊急事態条項とは…過度な私権の制限はファシズムへの回帰|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/271728


3.2020 140J ウイルス禍とのグローバルな闘いを通じて平和を(世界平和アピール七人委員会 2020.04.13)
 http://worldpeace7.jp/?page_id=384

(関連)世界平和アピール七人委員会 - World Peace 7
 http://worldpeace7.jp/wp/
(関連)これまでの記録 – ゲノム問題検討会議
 https://00m.in/1UMGI


4.黒いキツネと緑のタヌキ
(1)(黒いキツネ)横浜市長「ギリギリの判断」 IR事業2カ月延期正式表明 - 政治行政 - カナロコ by 神奈川新聞
 https://www.kanaloco.jp/article/entry-330351.html

(2)(緑のタヌキ)小池百合子の“血税9億円CM”、隠しきれない「出たがりな性分」(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200416-00017692-jprime-ent

(かような女が、日本の首都・東京と第2番目の大都市・横浜の首長なのか!? 小池タヌキなんぞは「カジノ」を隠して都知事選に臨むような感じだ。いったいどこのどいつが、かような女に選挙で投票をしておるのか!? 頭からバケツで水でもぶっかけてやれば、少しは目が覚めるかもな:田中一郎)


5.新刊本:緑風出版│身回りの電磁波被曝
 http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1907-2n.html

(関連)(別添PDFファイル)お薦めしたい本『身回りの電磁波被曝』(山田耕作さん 2020.4)
ダウンロード - e3818ae896a6e38281e38197e3819fe38184e69cace3808ee8baabe59b9ee3828ae381aee99bbbe7a381e6b3a2e8a2abe69b9de3808fefbc88e5b1b1e794b0e88095e4bd9ce38195e38293202020.4efbc89.pdf


6.(別添PDFファイル)韓国総選挙 与党圧勝、コロナ対応 追い風(毎日 2020.4.17他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020041702000120.html
 https://mainichi.jp/articles/20200416/k00/00m/030/066000c

(関連)韓国与党勝利に祝意示さず 菅氏「徴用工で是正要求」  -日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58141760W0A410C2000000/
(関連)東京新聞-韓国与党圧勝 今こそ日韓協力の時だ-社説・コラム(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020041802000173.html

(関連)コロナで文在寅政権「大逆転」韓国総選挙 与党圧勝の舞台裏(牧野愛博)現代ビジネス 講談社
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71903
(関連)ポスト文在寅争いに李氏が浮上、対日強硬姿勢は続く:日経ビジネス電子版
 https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00023/041600161/

私の感想は下記です。
(1)小選挙区では与党勝利だが、比例では事実上敗北しているのではないか? これは意外な印象を受ける。
(2)韓国は地域によって当選者の偏りがひどい。ソウルを含む朝鮮半島の西側の地域は与党、プサンを含む東側の地域は野党
(3)上記を克服する努力はなされているのでしょうか?
(4)保守「未来統合党」の社会的支持基盤はどこにあるのでしょうか?
(5)現ソウル市長の朴元淳(パク・ウォンスン)氏は国政には出てこないのでしょうか?
(6)気になった報道その1「共に民主党は、全羅道地域では、金大中元大統領側近らで作る中道の「民生党」と争ったが、1議席を除く27議席を独占。前回の総選挙から続いた進歩系勢力内での主導権争いにも終止符を打った。」(民主党は選挙前の20議席をすべて失い議席ゼロとなった)
(7)気になった報道その2「大統領候補同士の対決となったソウル市の選挙区では李洛淵前首相が当選して一歩リード、他方、最大野党の大統領有力候補だった黄教安代表は李氏に敗れ、党代表辞任を表明」
(8)アベ政権は文在寅政権へ祝辞も送らず敵対関係を増幅させる方針=愚か極まりなし

運命 文在寅自伝-文在寅/著 矢野百合子/訳(岩波書店)
 https://cutt.ly/vt6r3Zu


7.日刊ゲンダイ
(1)<首相がただのバカだと分かった衝撃>列島に溢れる「安倍辞めろ」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/563.html
(2)税金を使って…小池都知事の宣伝でしかないコロナ対策CM|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/272055
(3)苦難の時に机上の空論ではない知恵を出せる政治家を求む|高野孟 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271915
(4)466億円かけたアベノマスク 厚労省がメーカーヒタ隠しの怪|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272028
(5)<格差を放置し、今一番苦しい人々に「我慢しろ」>彼らを見殺しにすればおそらくクーデターになるだろう(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/625.html
(6)<コロナ特需に浮かれるテレビ報道の大罪>怪しい数字とコメントが溢れている(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/596.html
(7)【新型コロナウイルス】結託か?“日本人42万人死亡”推計に潜む安倍政権の黒い思惑|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271970
(8)「働かざるもの」って、あんたんとこのボスと女房では?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272001
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新型コロナPANDEMICがいよいよひどくなり、無能でボンクラなアベ政権と忖度腰抜け報道のマスごみが毎日のように大騒ぎをしています。しかし、その陰で進められるアベ政権の反国民的出鱈目政策には許しがたいものがあり、新型コロナで苦しめられる有権者・国民のことなど歯牙にもかけず、彼らの悪政をあくまで押し通す態度のようです。他方で、市民運動・社会運動は「お休み」の雰囲気が漂っていますが、それではよろしくなくて、こういう時だからこそ、アベ政権のロクでもない振る舞いに対して監視と異議申し立てを続けましょう。そして、次期衆院選へ向けて「オルタナティブな日本」実現を高く掲げて「一気に世直し」を進めましょう。(その1)

今般の新型コロナPANDEMICと、それに伴う騒動は、今日の日本経済や社会が抱える欠陥・欠点・短所、脆弱性・弱点、矛盾・理不尽、政治や行政の至らなさ、などなどを浮き上がらせました(下記参照)。今現在、経済対策を含む新型コロナ緊急対策がアベ政権の手で打ち出されようとしていますが、その対策は、まさに下記のようなことを克服し、不幸にして感染された方の治療や救済から始まって、コロナ不況で経済的に苦境に陥った方々への支援も含めて、しっかりと政府や自治体がサポートし、今後再びの失敗や悲劇や不幸を繰り返さないようにすることが肝要です。そのためには、対策・政策は下記のようなことを時間がかかっても克服していくものでなければならないはずです。緊急対策は「シームレス」に恒久対策につながなくてはいけません。しかし、事態の進行はそのようには進んでいないように思われます。以下、複数回に分けて、具体的な問題を取り上げてコメントしたいと思います。

 <今般の新型コロナ騒動が浮き上がらせた日本経済・社会の問題点>
(1)政府の危機管理体制が確立しておらず、危機対応能力があまりに低い、そもそも有権者・国民の健康・生命・財産のことを第一に考えていない。

(2)長く続く市場原理主義政策の結果、医療機関や保健所などの現場が疲弊し、具体的な実践対応機関が期待されるように動けなくなってしまっている。

(3)セイフティネットがボロボロである(少なくとも「生活保障制度」(生活保護)や「失業保険制度」を拡充する必要あり)。

(4)過度のグローバリズム迎合によりサプライチェーンが脆弱となり、海外で大きな経済変動が起きると、国内の供給態勢がマヒしてしまう。

(5)カジノ資本主義に振り回されている。

(関連)次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その2):新型コロナウィルスPANDEMICによる景気停滞に対する緊急経済対策について- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9167d6.html


 <別添PDFファイル>
(1)コロナ禍で辺野古移設反対運動は、抗議 苦渋の中断、工事止めぬ政府(東京 2020.4.18)
(2)隠蔽される調査データ、このままでは護岸は崩壊する(イントロ部分)(北上田毅『世界 2020.5』)
(3)復興予算26兆円の行方(上)人ではなくハコモノへ(イントロ部分)(古川美穂『世界 2020.4』)
(4)復興予算26兆円の行方(下)国策プロジェクト「福島イノベ構想」(イントロ部分)(古川美穂『世界 2020.5』)
(5)世界が危ぶむ井の中の蛙ニッポン:田中康夫 令和風景論(『サンデー毎日 2020.4.19』)
(6)特集ワイド:改憲「緊急事態」の強権危惧、石田勇治東大大学院教授 ナチ前夜と相似点ないか(毎日 2020.4.15夕刊)
(7)米大統領選2020:保守派、トランプ氏に圧力、政府支援、膨張に不満(日経 2020.4.18)


1.(重要・必見)コロナ危機のウラで法改悪…「働く高齢者」が危なくなりそうなワケ(竹信三恵子)講談社
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71314

(労働問題で定評のあるジャーナリスト・竹信三恵子さんの貴重なレポートです。コレはアベ自公政権による「働き方改悪」の「第2ステージ」開始を告げる「宣戦布告」とだ見た方がいい。こんなものが広がってしまうと、日本の勤労者は労働関連法による保護も、行政的支援も受けられず、裸のまま「資本のジャガノートの車輪の下」に投げ入れられることになるでしょう。日本の労働者よ、団結せよ。闘わなければ徹底的にむしり取られるだけです。労働貴族・御用組合「連合」など役に立ちませんし、闘う労働者の味方などでもありません。新しい労働組合を結成しましょう! :田中一郎)

(関連)【竹信三恵子さんの信じられないホントの話】 労組破壊:「関西生コン事件」とは何か=ここまで来ている「異議申し立て」「労働運動」への権力弾圧と「治安維持法再体制」前夜- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-d369f0.html

(関連)(報告)(1.22)オルタナティブな日本をめざして(第39回)「企業ファースト化する日本とアベ政権」(新ちょぼゼミ:竹信三恵子さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-130a1b.html

*「むしりとりますとも! 最期まで! 自由民主党」(2014.6)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/files/facist_2_mmusiritoru.pdf


2.(別添PDFファイル)コロナ禍で辺野古移設反対運動は、抗議 苦渋の中断、工事止めぬ政府(東京 2020.4.18)
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(関連)鹿島や大林組などが全国で工事中止へ 緊急事態拡大受け [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN4K62GTN4KULFA027.html

(関連)(別添PDFファイル)(必見必読)隠蔽される調査データ、このままでは護岸は崩壊する(イントロ部分)(北上田毅『世界 2020.5』)
ダウンロード - e99aa0e894bde38195e3828ce3828be8aabfe69fbbe38387e383bce382bfe38081e38193e381aee381bee381bee381a7e381afe8adb7e5b2b8e381afe5b4a9e5a38aefbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e58c97e4b88ae794b0e3808ee4b896e7958c20.5e3808fefbc89.pdf

(ひどいものです。大手ゼネコンが軒並み新型コロナの影響で工事をストップしているにもかかわらず、ここ沖縄の辺野古だけは防衛省が工事を止めようとはしません。河野太郎防衛相は「工事を受注している業者からは何も言ってこないので工事は止める必要もない」旨の発言までする始末です。加えて、そもそもこの基地建設については、水深90mまで軟弱地盤だということが明らかであるにもかかわらず、また、海底地盤改良をする技術も水深70mまでしかないにもかかわらず、辺野古基地建設を強引に押し通そうとしているアベ自公政権、その他の諸問題に関する民主的手続きも常識的判断も、すべて棚上げにして「意地だけで」辺野古基地建設をやろうというのですから許しがたいものがあります。その費用たるや沖縄県の試算では(うまくいったとしても)2兆数千億円にもなるといいます。沖縄の方たちをバカにしているのではないのでしょうか。岩波月刊誌『世界』(2020/5)掲載の北上田さんの論文(上記)は、辺野古基地建設にかかる出鱈目を具体的にパーフェクトな形で記述・告発した必見必読の文献ですので、みなさまにも是非、原本を入手の上、ご一読願いたいです。:田中一郎)

(関連)北上田毅 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8C%97%E4%B8%8A%E7%94%B0%E6%AF%85

(関連)辺野古工事停止など要請|NHK 沖縄県のニュース
 https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20200413/5090009865.html
(関連)(6.29)警視庁機動隊の沖縄への派遣中止を求める住民監査請求・住民訴訟をおこないます
 https://juminkansaseikyu.wordpress.com/
(関連)「『警視庁機動隊の沖縄派遣は違法』住民訴訟」住民訴訟原告団・石川 亜衣 | 論壇
 http://gendainoriron.jp/vol.16/rostrum/ro05.php
(関連)辺野古住民訴訟 一部の原告の訴え却下(沖縄ニュースQAB) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-00010001-qab-oki

(関連)東京新聞-受注業者に助言、報酬 辺野古工事、防衛省の有識者2人-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020041502000142.html

(工事業者と癒着しているとみられる人物が、この出鱈目工事のお墨付きを与える防衛省の「技術検討会」の委員をしているという、何とも唖然とする腐った話である。やることなすこと全部出鱈目だ。防衛省は東京新聞からこのことの是非を聞かれて「そんなのシラネー、カンケーネー」と回答、まさにゴロツキ集団だ!:田中一郎)


3.黒川氏人事「撤回ない」、政府 定年延長法案審議入り(東京 2020.4.17)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202004/CK2020041702000127.html

(関連)東京高検黒川検事長の定年延長に関する閣議決定撤回と黒川氏の辞職を求める賛同署名の呼びかけ - 安倍9条改憲NO!全国市民アクション
 http://kaikenno.com/?p=1391


4.復興予算26兆円の行方(上下)(岩波月刊誌『世界』より)
(1)(別添PDFファイル)復興予算26兆円の行方(上)人ではなくハコモノへ(イントロ部分)(古川美穂『世界 2020.4』)
ダウンロード - e5bea9e88888e4ba88e7ae9726e58586e58686e381aee8a18ce696b9efbc88e4b88aefbc89efbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e58fa4e5b79de7be8ee7a982e3808ee4b896e7958c202020.4e3808fefbc89.pdf

(2)(別添PDFファイル)復興予算26兆円の行方(下)国策プロジェクト「福島イノベ構想」(イントロ部分)(古川美穂『世界 2020.5』)
ダウンロード - e5bea9e88888e4ba88e7ae9726e58586e58686e381aee8a18ce696b9efbc88e4b88befbc89efbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e58fa4e5b79de7be8ee7a982e3808ee4b896e7958c202020.5e3808fefbc89.pdf

 多くの被災者・被害者の命と生存、生活と人生を救済し、再建することが可能な金額だった「復興財源」が、できもしない「廃炉」や「除染」、あるいはくだらない「安全・安心キャンペーン」、あるいはまた、原子力ムラ企業その他の原発寄生虫たちの利権事業や食い扶持事業に浪費されていく様が、別添PDFファイルの古川美穂さんの岩波月刊誌『世界』掲載レポートに、綿密な取材にもとづき書かれています(2020年東京オリンピックやカジノ・万博などもまた、その延長上にあります)。とてもいいレポートです。

申し上げるまでもなく、こうした「真逆の背信政策」「出鱈目行政」を率先してきたのは、国であり、福島県その他の県庁であり、地元基礎自治体などでした。しかし、そうした行政機関のトップや議員どもを選挙で選んできたのもまた、被災者・被害者であったことを忘れてはいけないでしょう。そしてその政治家どもは、自民党や公明党のみならず、「コンクリートから人へ」を公約に掲げていた民主党もであったことも忘れてはいけないと思います。

災害があるたびに繰り返されている、こうした「貧しい土建国家ニッポン」の税金の浪費やバカ騒ぎにストップをかけ、危機管理体制の整備を含む「災害に強く人にやさしい国づくり」をするためには、政治を抜本転換するしかありません。今現在進められようとしている新型コロナ対策もまた、東日本大震災・福島第1原発事故の時と同様の動きになってきています。腹立たしいかぎりですが、これが現実です。今度は共産党や山本太郎「れいわ新選組」までもが一緒になって、持続可能な社会形成を棚上げするかの如く「巨額現金バラマキ」を主張しています。

(関連)「コロナ緊急経済対策」は各省庁の予算案を見るとやはりガッカリな理由(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200417-00234909-diamond-bus_all

(↑書かれていること全てに賛同するわけではありませんが、新聞等では見れない興味深い記述も散見されます。これを見ると、早くも緊急経済対策の中に、いわゆる「霞が関シロアリ政策」が紛れ込んでいることがわかります)

なお、「薔薇マークキャンペーン」(今では「バラマーキキャンペーン」となっています)への批判を含めて、オルタナティブな経済対策については、追って詳しく丁寧にお話していきたいと考えています。さしあたり、4/25と4/27の「新ちょぼゼミ」(延期の可能性あり)からスタートします。

*(4.25)(番外編)オルタナティブな日本をめざして:「討論集会:次期衆院選へ向けた経済政策と当面する緊急経済対策について」(ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9055b7.html

*(4.27)オルタナティブな日本をめざして(第43回):「走る原発 怪しいエコカー:水素社会への疑問(交通分野とエネルギー体系)」(新ちょぼゼミ:上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-4c608c.html


5.(別添PDFファイル)世界が危ぶむ井の中の蛙ニッポン:田中康夫 令和風景論(『サンデー毎日 2020.4.19』)
 https://mainichi.jp/sunday/articles/20200407/org/00m/040/005000d

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)「感染症予防」を大義名分に掲げ、人体実験で細菌兵器開発に勤しんだ(いそしんだ)旧日本陸軍の秘密組織・関東軍防疫給水部=731部隊。その残党が幹部に名前を連ねた国立予防衛生研究所を名称変更したのが、新宿区戸山の国立感染症研究所。同じく陸軍省医務局が積極関与の国立伝染病研究所を改組したのが、港区白金台の東京大学医科学研究所。文京区本郷の東大医学部とは全く別系統の組織です。

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議を構成する12名の大半は、これら帝国陸軍DNAと呼ぶべき「知らしむべからず」精神を脈々と受け継ぐ組織内での栄達者。「深い知見」に裏打ちされた「的確で具体的な先手先手の提言」に、良民常民が「全幅の信頼」を寄せるのも宜なる哉(むべなるかな)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(田中一郎コメント)
 田中康夫氏の『サンデー毎日(2020.4.19)』掲載の時事評論は、あいかわらず趣味的な書きぶりで少し読みにくいですが、このレポートの最初のところに、「国立感染症研究所」と「東京大学医科学研究所」(旧[国立伝染病研究所」)についての記述があります。この2つの我が国における感染症問題の中核組織について、同氏が書いていることは必読です。いずれもアジア太平洋戦争時の「731部隊」の幹部たちと人脈的なつながりがある組織です。かつてHIV問題を引き起こした「ミドリ十字」という会社もそうでした。


6.(別添PDFファイル)特集ワイド:改憲「緊急事態」の強権危惧、石田勇治東大大学院教授 ナチ前夜と相似点ないか(毎日 2020.4.15夕刊)
https://mainichi.jp/articles/20200415/dde/012/040/019000c?cx_fm=maildigital&cx_ml=article

(関連)ヒトラーとナチ・ドイツ-石田勇治/著(講談社現代新書)
 https://cutt.ly/5t6qxLA

(関連)感染拡大の混乱に乗じて改憲を主張する自民党の不謹慎|小林節 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271916
(関連)新型コロナは「憲法改正の実験台」? 緊急事態の裏で“改憲派”が盛り上がっている理由 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/37236

(関連)”緊急事態宣言”をあらゆるテレビ局が同時に中継する「大本営発表」日本は大丈夫なのか?(水島宏明)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/mizushimahiroaki/20200408-00172060/
(関連)2020-4-9 緊急事態宣言に異議あり!改憲利用とんでもない!- - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=xerubzUW_-c&t=22s
(関連)緊急事態宣言後のテレビの勘違い 街の人手取材で市民監視|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/272083

(関連)緊急事態宣言で支持率上がらず 若年層にも広がる不安・不満(毎日新聞)-Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/326395a29d2c33b57fbb8013b4689355f14d2d09
(関連)東京新聞-全国に緊急事態宣言 命守る対策を広く速く-社説・コラム(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020041702000147.html

(現在の日本政府は危機管理体制が確立できていません。その日本政府を今、牛耳っているのが、みなさまご承知の無能でゴロツキでタカリ集団のアベ自公政権です。こんな連中に、あたかも「すべてをお任せいたしますので、どうかよろしくお願い申し上げます」などという「全権委任法」のような形で、緊急事態宣言を許してしまってどうするのですか!? 新型コロナPANDEMICがかなり広がってきた現段階においても、現場を無視・軽視し、現場へのまともな支援も医療物資の提供も財政支援も行わず、小田原評定の会議ばかりを繰り返し、片方では、お友だちや支援団体の利益や利権を優先させる「私物化行政」までを対策に潜り込ませているのです。そして極めつけは、チンピラ日本維新が旗を振り、それに応える格好でアベ自民党のロクでもない連中が「壊憲」への推進ドライブをかけてアクセルを踏んでいきます。インフル特措法に賛成をしたバカ者野党もいたと聞ききました。危機の時に「アホ」「ボケ」「バカ」「カス」にすがってどうするのですか!? その返す刀が与野党そろってのバラマキ政策ですか!?(下記サイト参照) まさに末法の世です。:田中一郎)

(関連)野党「政権統治能力なし」コロナ補正予算、組み替え動議へ(毎日 2020.4.17)
 https://mainichi.jp/articles/20200417/ddm/005/040/073000c


7.昭恵さん 大分に旅行に行って、また叱られています。
 「安倍晋三、早く離婚しろ」なんて、ひどいことを言う人もいるようです。そうじゃなくてですね、安倍晋三さん、あなたが首相も国会議員も辞めれば、全ては解決すると思いますが、いかがですか? そうした方が昭恵さんも幸せでしょ!?

(1)昭恵氏、首相の警戒表明翌日に大分へ 50人で神社参拝(朝日新聞デジタル)Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00000055-asahi-pol
(2)安倍首相、昭恵氏の神社参拝は「3密じゃない」問題ないとの認識 大分訪問 事前に把握-ライブドアニュース
 https://news.livedoor.com/article/detail/18136850/

(3)またも昭恵さん…コロナ渦中の旅行報道に政権支持者「離婚して」 – アゴラ
 http://agora-web.jp/archives/2045474.html
(4)昭恵さんに呆れる安倍首相「離婚できるならとっくにしてる」|NEWSポストセブン
 https://www.news-postseven.com/archives/20180401_663320.html

安倍首相は昭恵夫人の大分旅行を「事前に知っていた」!「私が自粛呼びかけた日より前」と強弁も、加藤厚労相と専門家会議は呼びかけ済|LITERA/リテラ
 https://cutt.ly/Ot6rEvO


8.(メール転送です)新型コロナに対する緊急対策:他のMLでの議論です
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以下、私見を若干申し上げます。

1.東京では、ユーチューブにアップされた児玉龍彦氏(東京大学教授)の新型コロナ対策批判のVTRが話題となり人気を博しています。確かに私たちが今まで知らなかったような感染症対策に関連したことが語られていて、非常に興味深いものがあります。しかし、だからといって、現段階で、市民運動・社会運動が感染症対策のイロハも知らない中で、児玉龍彦氏の議論だけに肩入れをして提言をしていくことには危うさを感じます。今はこうしたことは禁欲すべきで、どうしてもやりたければ「感染症対策問題研究会」を別途立ち上げ、そこで取り組んでいくべきでしょう。

(関連)新型コロナ重大局面 東京はニューヨークになるか 20200403 WeN - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=r-3QyWfSsCQ

2.むしろ、医療機関や保健所などの現場で必死に新型コロナと闘っておられる方々の「現場からの声」を届けることの方が重要ではないかと思います。私が報道などから感じることは次のようなことです。

(1)医療機関や保健所への財政支援はしっかりなされているのか、たとえば臨時で来てもらう方などへの賃金その他は支払えるのか、また、施設を維持管理されている清掃業者その他の方々への処遇や感染防止などはどうなのか、私の直感は、政府は医療機関や保健所の運営を守ることについて財政面からは何もしていないのではないか、それどころか、地方の公立医療機関などの統廃合方針や独法化を維持継続するなどと言っていますし、保健所の予算を増やそうなどという動きも皆無です(保健所については別添PDFファイルをご覧ください)。

(関連)キャンペーン · 内閣総理大臣 安倍晋三- #緊急事態宣言 なのに政府が病院・ベッド削減を支援!?#新型コロナ による医療崩壊 を防ぐための緊急署名 · Change.org
 https://cutt.ly/Lt4ZTDG

(関連)(別添PDFファイル)国がつぶしてきた感染症対策、感染爆発に対応できない保健所の現状(イントロ部分)(天笠啓祐『週刊金曜日 2020.4.17』)
ダウンロード - e6849fe69f93e78886e799bae381abe5afbee5bf9ce381a7e3818de381aae38184e4bf9de581a5e68980e381aee78fbee78ab6efbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e5a4a9e7aca0e3808ee98791e69b9ce697a5202020.4.17e3808fefbc89.pdf

(2)上記と裏腹の関係ですが、医療資材の供給はどうなっているのでしょう。これが十分に提供されなければ、大日本帝国が竹やりでB29を落とせと言っていたことと同じになります。PCR検査も、まずは医療機関や保健所や、役所の窓口など、新型コロナ対策に取り組む機関で100%実施できるようにしなければ、集団感染や院内感染が起きて、医療現場や対策現場が崩壊してしまいます。私は児玉龍彦氏が言うような「クラスター発見のための大規模一律のPCR検査」は現段階では時期尚早ではないかと感じます。優先順位をつけてやっていただきたい。

(3)軽症ないしは無症状感染者をどうするのか、ホテル隔離でいいのかどうか? 私には判断がつきかねます。隔離するのなら、ちゃんとアフターケアする体制が整っていなければなりませんが、現状では「疑似監獄」になっているのではありませんか?

(4)人の外出禁止については、まず、真っ先に役所や大企業に対して政府から「臨時休業」にしてもらって、出勤しなくてもいいようにしてもらったらいいのではありませんか(テレワークなど例外を除く)。そうすれば通勤電車のすし詰め満員状態は解消されるでしょう。返す刀で、経済的理由から働かなくてはいけない方々に対して手厚い財政支援が必要です。ここが決定的に現政権はダメで、ダメであるだけでなく、方針が定まっていないために(要するに国民のことなどどうでもいいと思っているから)、迷走までし始めています。そのため、緊急にお金が必要な人がたくさん出てきているのに、いつまでたっても支援の手が差し伸べられません。

(5)国会承認もない緊急事態宣言には反対です。これを「壊憲」につなげる動きがアベ総理以下で表面化していて危険な兆候です。かような「宣言」など発しなくても、なすべきことをきちんとすれば、感染症拡大は食い止められると私は思います。なすべきことをしないで後手後手に回ったから、今日の事態があるのだと思います。自公政権のような支配権力に「すべて一任」式の「緊急事態宣言」などは逆効果しかないのではありませんか?

(6)日本の感染症予防や対策の現場総括総本山は「国立感染症研究所」ではないかと思いますが、ここはご承知の通り、731部隊の生き残りたちにつながる人脈が牛耳ってきた組織で、昨今では武蔵村山市でP4施設を使ったウィルス研究を行おうとしています。私は生物兵器開発と特許狙いとにらんでいますが、それはともかく、この「国立感染症研究所」が期待される役割を果たしていないように思います。徹底追及の必要があるように思います。

3.緊急経済対策
(1)個人に対しては、のべつくまなく10万円の支給、中小零細企業に対しても、のべつくまなく100~200万円の現金支給、という、バラマキ政策になっています。これはダメです。おそらくこの両方で15兆円以上の財源が必要となるでしょう。しかし、こんなものでは、こんな金額では、もらっても、本当に困っている人や企業には役に立ちません。砂漠に水を撒くようなものです。大騒ぎして財源の浪費をするだけの話で、しばらくすればまた、のどが渇いて水がほしくなります。しかし、財源には限りがあるのです。これからは経済活動の停滞のため、税収も激減します。そんな中でどうするかをもっと真剣に考えないといけません。それは一言で言えば、緊急対策と持続可能な社会保障や中小零細支援を「シームレス」につなげるということです。

(2)生活支援(現金給付)の基本は個人(自然人)です。個人事業主やフリーターが中小零細企業に入れられているのは誤りです。個人として支援・救済されるべきです。そして、貯蓄と収入(所得)が一定水準(憲法第25条:健康で文化的な最低限度の生活水準)を下回ってしまった方々には、差別区別なく、くまなく「生活保障」(権利としての生活保障)のための現金やサービスを提供するということです。そしてそれは、一過性でなく、各人が自立できるまで、しっかりとしたサポート付きで持続されて行かなければなりません。

(関連)(パンフ)権利性が明確な「生活保障法」の制定を!
https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/190520_seikatsu_hosyo.pdf

(3)一方、中小零細企業の方は、有限責任法人のことを言います。こちらへの支援は、あくまで①さまざまな債務期限の延長(徳政令)、②無利息資金貸出、③雇用維持補助金の交付(現金)の3本立てです。例外的に特定の分野に対して補助金交付はあり得ます(今回で言えば民間医療機関や医療資材提供会社など)が、特定分野への現金交付は、その背後で政治家が介入して利権や汚職が絡みがちですので、十分に注意をしなければいけません(政府の緊急経済対策にも利権政策が混入している様子あり)。そして加えて、増大してくる失業者に対しては、国や自治体が公共サービス拡充を目的として正規職員の大きな雇用拡大をすべきですし、労働法制や失業保険の抜本拡充改革、その他の社会保障・福祉の充実も並行して欠かせない政策となります。

(参考)「コロナ緊急経済対策」は各省庁の予算案を見るとやはりガッカリな理由(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200417-00234909-diamond-bus_all

(4)具体的にどうすればいいのかは、今、まとめていこうと思っているところですが、既にそのメモ書きを2度にわたってお送りしましたので、それをご覧いただければ幸いです。その2つは私のブログにも掲載いたしました(下記)。

*新型コロナへの対応失敗の結果(人災)としての緊急事態宣言と、医療・公衆衛生の拡充整備計画や社会保障などのセイフティネット制度抜本改正が伴わない「その場しのぎ」の対症療法的施策を徹底批判せよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-1a8f30.html

*新型コロナ:企業向けの緊急経済対策について(素案メモ)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-99d42b.html

(参考)(報告)(3.31)新ちょぼゼミ 「次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と当面する緊急経済対策について(その4)」& 中野剛志さん「目からウロコが落ちる奇跡の経済教室」について(最終回)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-1874ee.html
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9.(メール転送です)これは日本の近未来でもあると思います
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(別添PDFファイル)米大統領選2020:保守派、トランプ氏に圧力、政府支援、膨張に不満(日経 2020.4.18)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58166760X10C20A4FF8000/

別添PDFファイルは本日付の日本経済新聞記事です。アメリカのトランプ大統領が、保守派から財政膨張に対して歯止めをかけろと圧力をかけられているという報道です。いい加減な初動対応と対中国排外主義ヘイトの結果、アメリカ国内に新型コロナ感染が広がり、あわてて経済対策も含めて緊急対応を打ったところ、今度は財政負担が一気に膨張し、保守派からクレームが来たという話です。しかもその緊急対応は、巨額の現金バラマキであったり、ボーイングなどの巨大企業を優先して救済するものであったりと、どうもその中身が怪しげなもののようです。

この構図は今日の日本の事情と酷似しています。この記事の日本経済新聞の見出しも「政府支援、膨張に不満」となっていて、これはアメリカの様子を伝えるだけでなく、これから(政策効果がほとんどないどころか財源喪失でマイナス効果の方が大きい)巨額の現金バラマキをやろうとしているアベ政権へ向けても見せつけるように書かれた「日本財界忖度記事」ではないかとも思わせるものです。

バラマキ団子4兄弟の野党を含むバラマキ翼賛議会に押されて、アベ政権が巨額現金バラマキを始めると、別添PDFファイルのような市場原理主義の保守派からの猛烈な巻き返しは十分に予想されます。日本の場合はここに財務省や御用学者も加わります。その政治力は無視しがたく、別添PDFファイルの新聞記事が伝えるトランプ大統領の苦悩は(苦悩しているのは今年秋に大統領選挙があるからです)、近未来の日本の「先取り現象」でもあるのだと私は思います。

結局、1人・1社あたりにするとわずかばかりの現金を(ただし全国民・全減収企業にばら撒きますから総額は巨額です。企業向けも含めて14兆円超と新聞報道では伝えられています)ばら撒いているうちに再び財政問題が浮上し、結局、経済対策は、その後に何にも残らずにわずかな現金をばら撒いて終了、となりかねません。私はこういうことではダメだ、と申し上げているのです。当面の現金給付は深刻に困っている人に十分な形で行い、他方で、この生活支援を「生活保障制度」や「失業保険制度の拡充」など、いくつかの社会保障制度や福祉事業、医療・病院・保健所への抜本的拡充支援、あるいは公共サービス雇用拡大・労働法制改善など、後々に残る形で、制度として、また、できるだけ大きな財源を厳格な資金使途制限のある基金などの形にして、セットで残していくこと、言い換えれば、緊急政策をシームレスに恒久的なセイフティネットの拡充につなげていくこと、が必要であり重要だ、と申し上げています。

ここでも日本の緊急経済対策に対するマスコミの批判的報道が欠落しています。「薔薇マークキャンペーン」ならぬ「バラマーキキャンペーン」を最も熱心にやっているのが今日のマスごみたちです。「バラマキ翼賛社会」ができあがりつつあり、これは間もなく「財政危機深刻化論と小さな政府論=市場原理主義政策徹底論=貧困や経済問題で苦しむ人々自己責任切り捨て論」に転化していくでしょう。
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10.その他関連サイト
(1)「コロナ格差」許さない 井崎圭|【西日本新聞ニュース】
 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/601627/
(2)スポーツ推薦は?奨学金は?…貧困母子家庭「コロナ教育格差」への不安(FRaU編集部)
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71979
(3)東京新聞 新型コロナ 家にいられない少女救え 虐待悪化 外では性被害懸念-(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020041902000115.html
(4)【新型コロナウイルス】SNS監視に24億円 安倍政権イメージ戦略にカネじゃぶじゃぶ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271841
(5)【安倍政権】なぜコロナ非常時に…「75歳年金法案」審議入りの汚い計算|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271911

*<首相がただのバカだと分かった衝撃>列島に溢れる「安倍辞めろ」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/563.html
草々

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コメント

田中様

現在、私のGメールは乗っ取られていて受信できません。送だけでもできるかどうか試してみます。

 コロナ対策財源について、(これは福島瑞穂さんの政策秘書の中島さんに電話で提案したものです。)

景気に関係なく決まった月給を貰っている人たちから、2~3割ぐらいカンパさせたらどうか。

例えば公務員、議員、自衛隊、警察、消防 あるいは病院関係者、医師、看護師、その他医療技術者、それから年金生活者(高額受給者のみ)、大企業管理職etc他にも有るかもしれませんが思いついたものです。

 如何でしょうか?

それと25日は集会あるのですか? お電話下さい。 07013867700迄

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