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2020年4月

2020年4月30日 (木)

スキャンダル化する「アベノマスク」と、新型コロナウィルスと共に感染が拡大する悪性「アベノウィルス」:お粗末私物化政治とお笑いファシズムへの道=問題政治家に全権を委任せよと声を上げることの危険性と愚かさ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(5.14)オルタナティブな日本をめざして(第44回):「羽田離発着旅客機の都心低空飛行問題と東京都政」(新ちょぼゼミ:奈須りえさん)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-37f02f.html

(今のところ開催の予定ですが、情勢によっては中止・延期、または入場人数を制限する可能性があります。今後のご連絡にご注目ください)


2.キャンペーン
(1)内閣総理大臣【要請】東京高検・検事長黒川弘務氏の違法な定年延長に抗議し、辞職を求めます · Change.org
 https://cutt.ly/SydSLni

(関連)検察官勤務延長問題弁護士共同アピール - アピール全文
 https://ruleoflawcrisis.myportfolio.com/15e9dbe36796d3
(関連)検察官勤務延長問題弁護士共同アピール - ホーム
 https://ruleoflawcrisis.myportfolio.com/work
(関連)福岡県弁護士会 宣言・決議・声明・計画-検察庁法の改正の一部に反対する会長声明
 https://www.fben.jp/suggest/archives/2020/04/post_381.html

(2)総理大臣- コロナ感染疑いのPCR検査を医師の判断でやらせてください · Change.org
 https://cutt.ly/dydS1Nb

(3)厚生労働大臣【新型コロナウイルス】集団感染・クラスター発生防止のため 《3密》コールセンターの労働環境改善を要請します。 · Change.org
 https://cutt.ly/oydSBpp


3.(別添PDFファイル)玉ねぎ内閣(斎藤美奈子 東京 2020.4.29)
https://cutt.ly/xyfQlhR
ダウンロード - e78e89e381ade3818ee58685e996a3efbc88e6968ee897a4e7be8ee5a588e5ad9020e69db1e4baac202020.4.29efbc89.pdf

(「「玉ねぎ内閣」=玉ねぎを切って涙が出るように、剥いても剥いても人材不足の内閣閣僚に涙が出る。」、ほんとですネ:田中一郎)


4.新型コロナ:補正予算案審議入り、対策 医療より消費(東京 2020.4.28)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202004/CK2020042802000132.html

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略) 政府は二十七日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急経済対策のための補正予算案を国会に提出した。しかし、崩壊にひんする医療体制の増強策や医薬品開発など新型コロナ封じ込め対策より、実施時期も不明な終息後の消費喚起策に多額の予算を計上しており、専門家から疑問の声が続出している。

緊急経済対策は五本柱。(1)感染拡大防止と医療体制整備、医薬品開発に一兆八千九十七億円(2)給付金など個人や事業者への経済支援に十九兆四千九百五億円(3)「Go To キャンペーン」など消費喚起策に一兆八千四百八十二億円(4)ITインフラの整備など経済構造の強化策に九千百七十二億円(5)今後に備えた予備費に一兆五千億円-を計上する。

消費喚起策よりも少額に抑えられた医療対策費。半分以上を占める一兆円は地域の実情に合わせて利用できる地方への交付金で、自治体は休業した事業者への協力金にも転用できるため、医療に回る資金はさらに減る。梶山弘志経済産業相は二十四日の閣議後記者会見で、「終息後も見据えることで希望を持てるという意見もあったので(消費喚起の)対策をした」と言った。

これに対して、NPO法人「医療ガバナンス研究所」理事長の上昌広(かみまさひろ)医師は「いま消費喚起策などを考える余裕があるなら、医療に回すべきだ」と厳しく批判する。国内ではPCRや抗体の検査を実施できる体制が手薄なため検査が遅れており「幅広い機関が診療報酬を受けて柔軟に検査できるようにすれば、もっと増えるだろう」と分析。「厳しい現場で闘っている医師や看護師らが辞めてしまっては元も子もない。特別な手当も出すべきだ」などと話す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(田中一郎コメント)
「感染拡大防止・医療体制整備」の名目で合算予算を組んでゴマカシ、その大半を地方の知事連中の自由な「つかみ金」にしているような補正予算案だ。その知事連中は、つかみ金=臨時交付金を細切れにして、少額の「休業補償金」名目の現金を県内の事業者にバラ撒こうとしている。そんなものは個々の事業者にとっては少額すぎて何の役にも立たない。しかし、そのあおりで、新型コロナと必死で格闘している医療現場や医療関係者への支援の予算額は、新型コロナ鎮静化後のツーリズム振興クーポン券交付の予算額よりも小さく、トンチンカンな予算となってしまっているのである。「Go To キャンペーン」とか何とかキャッチフレーズを掲げているが、これって「新型コロナに感染して一緒に天国に行こう」とでも言いたいのか? しかし、この出鱈目な予算もまた、次期衆議院選挙をにらんだ有権者のご機嫌取り政策だと思えばナルホドなとも思えてくる。典型的なポピュリズム政策であり、バカバカしくも腹立たしい限りである。(その他にも無駄の塊とも言うべきキャッシュレス推進政策なども盛り込まれたようだ)


5.新型コロナPANDEMIC情勢
(1)【小池百合子】戦犯・小池知事を褒めそやす論調 愚かなメディアの大本営|金子勝 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272527
(2)PCR検査の現状と課題 「検査可能」なぜ増えない-(フジテレビ系(FNN))- Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200428-00137505-fnn-soci
(3)PCR躊躇しまくった日本がこの先に抱える難題(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200428-00347364-toyo-bus_all
(4)コロナ軽症者はPCR「陰性」確認せず…療養解除の仰天事実|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272469
(5)経済苦の大学生「学費を半分に」 ネット署名、5日間で9000件集まる - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
 https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-1114473.html


6.新型コロナPANDEMIC異論
(1)イギリス都市封鎖で新型コロナ「以外の原因」の死者が急増?この悪夢は世界に波及する=In Deep - マネーボイス
 https://cutt.ly/5ydDAja
(2)新型コロナウイルスへの「ロックダウンという愚行」のほどを、強固な封鎖を貫徹する英国と、ほとんど何もしないスウェーデンの数字の比較から見てみる - In Deep
 https://indeep.jp/this-is-real-lockdown-uk-and-non-lockdown-sweden/
(3)日本も追従すべき?都市封鎖を放棄してウイルスと共存するスウェーデンの戦い方=矢口新 - ページ 2 - 2 - マネーボイス
 https://www.mag2.com/p/money/909053/2

*(メール転送です)「ロックダウンは国家による人殺し」
 |ロックダウン以降の英国の死者数は、新型コロナによる死も、それとは異なる要因の死も、どちらも加速度的に増え続けている
 └────  冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

 3月19日のたんぽぽ舎メルマガ(【TMM:No3887】)で、私は、「免疫が落ちている人が感染し重態になる。世界中の専門家は人々にストレスを与え、パニックを誘発するような発言をしている」と述べました。4月6日のメルマガでは「人々にストレスを与える政策、行動の自由の束縛は事態を悪化させる政策だと思います。」と述べました。そのことを、詳しいデータに基づいて証明されたのが、岡 靖洋氏のブログ、「In Deep」4月22日です。イギリス都市封鎖で新型コロナ「以外の原因」の死者が急増?この悪夢は世界に波及する=「In Deep」

<https://www.mag2.com/p/money/914502?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000003_fri&utm_campaign=mag_9999_0424&trflg=1>

以下重要な論点を抜粋します。(☆が抜粋文章、◎は私の文章)

☆人命を優先するためには、封鎖や外出禁止等の対策はやめるべきだ。☆理由としては、医学誌ランセット
 <https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)30460-8/fulltext>

からの引用にあるように、医学的に「隔離や封鎖に代表される《人を孤独に追い込む政策》は、人体への大きなリスクを含む」ことがはっきりとしているのです。

その影響度は決して小さなものではなく、2013年11月のアメリカの研究での
 <https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3871270/>

医学論文には、「社会的つながりやコミュニティとの接点を失うことで死亡率が50%上昇することが示された」とあるように、心身に与える影響は小さなものではない。

☆封鎖を行っている各国で「最悪の死亡数の上昇」が描かれているのです。そして、ロックダウンによる人的被害は、予想していた以上にひどいものであることを
<https://www.ons.gov.uk/peoplepopulationandcommunity/birthsdeathsandmarriages/deaths/bulletins/deathsregisteredweeklyinenglandandwalesprovisional/weekending10april2020>

イギリス国家統計局が発表した数値により知るところにもなりました。ロックダウンが、ほとんど「国家による人殺し」となっていることを示す数値が、国家統計局から発表され続けているのです。

☆4月21日に発表されたのは、2020年の第15週の英国の死亡に関する統計で、4月10日までの1週間の統計です。国家統計局は、この1週間について、以下のように記しています。第15週の死者数は1万8,516人で、前週(14週)より2,129人増加した。これはつまり、4月10日までの1週間は、その前の週よりさらに死亡数が増加したことを意味します。

◎筆者より
イギリス国家統計局のグラフを見ていただきたいのですが、4月10日までの1週間のイングランドとウエールズの全死者数は過去5年の平均1万人に比べて約8千人増加しています。同じく新型コロナの死者数も6千人を示して、前週の4千人、前々週(3月23日ロックダウン開始の週)の数100人から45度の角度で急増しています。

☆孤立と隔離は、脳卒中を32%増加させ、ガンの罹患率を25%上昇させ、感染症にかかりやすくさせ、認知症の発生率を50%上昇させ、糖尿病を極端に悪化させることなどが、数々の医学論文でわかっています。極端に書けば、「封鎖をおこなった国は、その後、国民の死亡率と精神疾患罹患率が上昇する」ことになることは確実なのです。

☆今回はイギリスでの例を取り上げていますが、ロックダウンや外出禁止をおこなっている「すべての国と地域」で、同じような死亡率の増加が確実にあらわれているはずで、今度、推定値をご紹介したいとも思いますが、「ロックダウンは、世界的な強制的大量死を引き起こしている」と考えられます。

◎こうした事実に無知な日本政府・専門家会議・東京都知事は「自宅から出るな、スーパーに行く回数を減らせ、接触機会を8割減らせ、7割では足りない等々」とストレスを与え続けています。それに同調する人々も多く、他者に強制する「過剰自粛」が作られています。4月26日東京新聞「新聞を読んで」欄の筒井清忠氏の言う通りで、例年1千万人がかかり関連死者数1万人以上と言われるインフルエンザではこれまで何の宣言もなかったのはなぜか疑問です。

◎また、厚生労働省のクラスター班から「感染防止策を何も行わなかった場合、約42万人が死亡する」という驚くべき数字が出されたとあります。まず、もう対策が打たれているから論点がおかしいと同時に、このような数字の明確な根拠も示されていないことに疑問を呈している。当然の疑問です。私の考えではこのような日本の専門家はWHOの言っていることを繰り返しているだけだと思います。しかし、大げさな数字で国民を脅してストレスを与えるのは殺人行為です。

◎そもそも欧米の感染者・死者数よりも日本およびアジア人が一桁から二桁少ないのは、過去二度のパンデミック(1918年、2009年)が示しており、この点を考慮していないのはあきれるばかりです。農耕民族は狩猟民族よりも細菌・ウイルスの多い生活環境で歴史的に「共存して」してきたからだと思います。現在世界では、感染者増加はピークを打った、次はいつ封鎖を解除するかという議論になっています。すぐに解除するのが死者を減らす道です。
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危機管理能力も乏しければ危機管理態勢もなってない、ボンクラ内閣・アベ政権は、新型コロナ対策で後手後手に回って感染者を爆発的に増やしてしまい、それでもPCR検査を増やすこともなく、医療現場への支援やテコ入れを未だにしようともしないで、「専門バカ会議」という頭のおかしな連中を集めた小田原評定で、ロクでもないことをくり返しています。

2020年東京オリンピック開催最優先でやってきて、PCR検査による感染者数表面化を回避し、結果として、その延期に追い込まれたものの、今度は医療崩壊防止を理由に依然として検査をしない・させない方針を続けているというお粗末さ、こんなことをしている国は世界中を見渡してもどこにもありません。安倍晋三首相は国会や記者会見で追及されると「検査は大きく増やします」などと口先では言うものの、その方針なるものは行政の現場へは浸透していません。特定の人間集団が妨害している様子がうかがえますが、しかし、その集団は「アベ友」だから排除されることもありません。

お粗末な対応が取り返しのつかないひどい結果を生み、それに対して又、お粗末な対応を接ぎ木していく、そんなアベ政権得意の「お粗末私物化政治」が今回も展開されているようです。時の政権は違うけれども、福島第1原発事故後の政府の対応と非常によく似ているように感じるのは私だけでしょうか。情報公開も全く不十分です。共通しているのは、政治や行政に有権者・国民が不在だということ、言い換えれば、有権者・国民のために政治や行政が行われていないということです。

(関連)玉川徹氏 新型コロナ禍の専門家会議を疑問視「本当に政府から独立できているんだろうか」― スポニチ Sponichi Annex
 https://cutt.ly/sydDRe9


1.スキャンダル化する「アベノマスク」
 そのロクでもないことの一つが、今ではすっかり冷笑の対象となっている「アベノマスク」です。バカバカしいことをやっているなと思って、「アベノマスク」を軽蔑しながら見ていましたが、ここにきて、配られるマスクに欠陥がたくさん発見され、一言で言えば不潔極まりない不良品だったことから、多くの人たちが憤りを表明するようになりました。しかし、この話はそれだけにとどまらず、またしてもこの「アベノマスク」においても、首相官邸やその周辺、あるいは一握りの与党政治家どもが我田引水で税金を私物化しているのではないかという疑いが濃厚の事実が浮上してきたのです。「アベノマスク」が嘲笑の対象から汚職スキャンダルのタネへと政治的に発展してきています。以下、昨今の「アベノマスク」関連の情報をご紹介いたしましょう。

(時世の句)アベセイケン、モリカケサクラ、ヤジコロナ、マスクモバレテ、クロカワタノムゾ

 <別添PDFファイル>
(1)ナゾノマスク業者、遅れて公表ユースビオ、覆い隠さず説明を(東京 2020.4.29)
ダウンロード - e3838ae382bee3838ee3839ee382b9e382afe6a5ade88085e38081e98185e3828ce381a6e585ace8a1a8e383a6e383bce382b9e38393e382aae38081e8a686e38184e99aa0e38195e3819ae8aaace6988ee38292efbc88e69db1e4baac204.29efbc89.pdf
(2)布マスク納入2社を公表、福島の商社 公表遅れ「分からない」(朝日 2020.4.28)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14458576.html
(3)全戸用マスクにも不良品、異物混入など200件、政府公表せず(毎日 2020.4.22)
 https://mainichi.jp/articles/20200421/k00/00m/040/185000c
(4)配布マスク やまぬ批判(朝日 2020.4.21)
 https://www.asahi.com/articles/photo/AS20200421000448.html
(5)未配布マスク全て回収、不良品問題 政府と興和・伊藤忠(東京 2020.4.25)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020042490135553.html

 <関連サイトその1:必読必見7傑>
(1)本誌入手のアベノマスク「仕様書」でわかった“欠陥”と国内生産の謎 「命取りになる」と自民党幹部〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200428-00000016-sasahi-soci
(2)アベノマスク 布マスク配布 466億円が90億円に 厚生労働省 日本 20200424|極論空手形 - Extreme Argument Fictitious Bill|note
 https://note.com/fictitiousness/n/n84cd16438f5c
(3)【菅義偉】社長を直撃! 妊婦向けアベノマスク「謎の4社目」と献金先|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272522
(4)ユースビオ 樋山茂代表の詳細が明らかに 復興庁事業では国から助成金 過去に樋山ユースポットは脱税で告発 - まとめダネ!
 https://cutt.ly/qyfQ0Ud
(5)Mika Takatsu - はぁ… みんなが騒いでたのコレか。 製造元も仕様も明かさない #アベノマスク... - Facebook
 https://cutt.ly/6yfQ2Mc
(6)#アベノマスク - Facebook:総統閣下がお怒りだ!
 https://cutt.ly/2yfQ3sV
(7)アベノマスクはやはり利権だった!~「疑惑の1社」の驚愕の事実
 http://www.labornetjp.org/news/2020/0429kuro
 https://blog.goo.ne.jp/hitorasiku/d/20200429

上記(1)の『週刊朝日』の記事を一部抜粋
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)4月17日から全戸配布が始まったが、これに先行して配布が始まっていた妊婦向けの布マスクについて、虫や髪の毛の混入、カビの付着や縫製のミスがあるなどの「不良品」が次々と発見されたのだ。全戸配布用からも検品中に同様の問題事例が約200件見つかったという。

政府が公表した情報などによれば、アベノマスクの発注先は興和(契約額54.8億円)、伊藤忠商事(同28.5億円)、マツオカコーポレーション(同7.6億円)、ユースビオ(同4.7億円)、横井定(契約金額不明)の5社。ユースビオはベトナムで生産した布製マスクを1枚135円で350万枚、政府に納入したことがわかっている。だが、それ以外の4社は、生産地は海外であるとされているものの、1枚あたりの単価や生産枚数は公表していない。

政府はアベノマスの配布に掛かる費用を466億円と算定していた。だが、4社の契約金額の合計は95億円ほどだ。配送を請け負う日本郵政の受注額は26億円で、合計121億円。ここまで大きな差額が生じていることも不可解だが、本誌が入手した資料からも、さらなる“謎”が浮上した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(田中一郎コメント)
(1)配送費まで入れたコストが121億円なのに、なんで466億円もの予算が必要なのか? 水増し予算なのか?(これは不正のにおいがプンプンするぞ。まさか水面下で汚いカネ(例えばキックバック)が動いているのではないだろうな!?)

(2)横井定(契約金額不明)への発注内容や納品状況はどうなのか?

(3)興和(契約額54.8億円)、伊藤忠商事(同28.5億円)、マツオカコーポレーション(同7.6億円)の大手3社だってクリーンなんてもんじゃない。この3社の向こう側=つまり、海外だとか言われている下請けさせた会社や業者(媒介流通業者を含む)、それに製造メーカーには、一体どこで、いくらで、どれくらいの枚数を請け負わさせていたのか。国民の税金を使って発注しているのだから、全部明らかにせよ。

(そもそもマスクの発注先やその内容をなぜ隠そうとするのか!? やましいことがあるのではないのか!? ネット情報では、生産を請け負った海外のマスク製造業者がビルマの企業で、そこは麻生太郎の息がかかったところではないかという疑いまで出ている。大口の大手3社の「向こう側」でマスクを造っていた会社や業者がどんなところで、そこと安倍政権や与党政治家たちとの関係も全部オープンにする必要がある。そして「配送費まで入れたコストが121億円なのに、なんで466億円もの予算がつけられたのか?」を、合理的に説明してもらわなくてはいけない。国会ではこの問題を徹底的に追及していただきたい。まさに「アベセイケン、モリカケサクラ、ヤジコロナ、マスクモバレテ、クロカワタノムゾ」状態だ。:田中一郎)

(関連)東京新聞-黒川氏人事「撤回ない」 政府 定年延長法案審議入り-政治(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202004/CK2020041702000127.html

 <関連サイトその2>
(1)”アベノマスク”の最後の1社『ユースビオ』って何の会社? ネットもざわつく 社民党の福島瑞穂党首がツイッターで社名判明と公表(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-00010033-chuspo-ent
(2)アサヒノマスク批判首相がアベノマスクで踏んだり蹴ったりの悲劇 - まぐまぐニュース!
 https://cutt.ly/kydKfbF
(3)アベノマスク また新会社が出てきた「シマトレーディング」国会答弁で突然…-芸能-デイリースポーツ online
 https://www.daily.co.jp/gossip/2020/04/28/0013304121.shtml
(4)アベノマスク4社目・ユースビオ社長 政府との癒着の噂全否定、脱税有罪も激白-芸能-デイリースポーツ online
 https://www.daily.co.jp/gossip/2020/04/27/0013302814.shtml
(5)あんくるトム工房 アベノマスクで見えてきたこと
 https://uncletom71.blog.fc2.com/blog-entry-108.html
(6)安倍首相と布マスク回収ミステリー 「不安はパッと」“官邸の金正恩”の発案が裏目に出た理由 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/37508
(7)内田樹さんが“アベノマスク”批判 不良品続出に「こんな屑マスクを466億円も出して買った理由は…」-芸能・社会-中日スポーツ(CHUNICHI Web)
 https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2020042202100165.html
(8)内田樹氏があざ笑う「発注先4社だと思っていたら5社でした…ありえない」”アベノマスク”の発注先が急に増えちゃった…(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-00010052-chuspo-ent
(9)布マスク受注商社、「5億円で随意契約」経産省が選定(朝日新聞デジタル)- Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200428-00000052-asahi-pol
(10)不良品相次ぎ「全品回収」 “アベノマスク”466億円のナゾ TBS NEWS
 https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3964205.html


2.新型コロナウィルスと共に感染が拡大する悪性「アベノウィルス」
 新型コロナPANDEMICで右往左往する日本社会、アベ政権をはじめ、政治や行政はこれに対してほとんど何もできず、ただひたすら有権者・国民に向かって「あれしろ、これしろ」「あれするな、これするな」と、事細かく指示を出すだけだ。無能で、傲慢で、慇懃無礼で、公私混同のアベ政権の赤裸々な正体が、こうした一種の社会パニックないしは大騒動の中で浮かび上がっている。が、しかしだ。

(関連)狂った火事場ドロボーたちのシナリオに乗ってはいけない|斎藤貴男 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272177

((一部引用)「憲法を改正して「緊急事態条項」を新設することに「賛成」と回答した人は65・8%で、「反対」の3倍近くに達した――。産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が11、12の両日に行った合同世論調査の結果だ。恐れていた事態が招かれつつある。実施主体の特性を割り引く必要はあるにしても、「緊急事態条項」がここまでの支持を集めたのは初めてだ。」)

これだけ時の政権がダメで、日本の政治がここでも諸悪の根源になっているのが明々白々であるにもかかわらず、どういうわけか、この国の少なくない有権者・国民は、そしたら政治も政治家も変えちゃおう、とはならずに、そのバカ丸出しの政治家たちに向けて「全部お任せいたしますから、何とかしてください」などと、自分の命も生活も生存も権利も何もかも投げ出して、まるでヒトラーの全権委任法のごとき緊急事態条項を日本国憲法に盛り込んでくださいと願い出てくるのである。アホもここまでくると救いようがない。まさに、お粗末私物化政治完全版とお笑いファシズムへの道が、今回の新型コロナPANDEMICに伴う安倍政権の不手際と無能対応により、掃き清められようとしているのだ。この「逆説的」とも言える「衆愚」の恐ろしさは、もはや筆舌に尽くしがたいものがある。

日本人よ、いったいどうしたのだ!? 新型コロナでさえ、これまでまともな対応が出来なかったような無能で愚かで危険な人間集団(アベ政権や自公政治家たち)に、全てを預けて何がどう変わるのか!? 事態は決定的に悪化するくらいしか考えられないではないか!? 少しきちんと考えれば、それくらい容易に見えてくるではないか!? 何故、物事をよく考えないのか!?

(関連)緊急事態宣言へ 危ういのは“お上”に強制を求める思考停止 連帯が必要な時に職業差別で国民を分断する政府(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/361.html

「良識と常識と歴史を知るもの」は、問題政治家に全権を委任せよと声を上げるオバカな人間達に対してどう対峙すればいいのか、真剣に考えなければならない事態に追い込まれている。日本の危機的社会状況が深刻化し始めている。原発・核燃料サイクル施設も非常に危ないけれども、感染症などの疾患流行に対しても脆弱で危ない日本社会は、もう一つ、自らが危機に際して思考を停止して、よりによって「無能で愚かで危険な政治家たち」に全権を委任して、その統領とも言うべき人間に「一致結束」して付き従うことを「避けがたい選択」だと思い込むようになってきている。

それはまるで日米開戦に突入していった「あの時」の大日本帝国と瓜二つであることを感じさせるものがある。当然ながら、隣組・報国町内会や大日本国防婦人会のような組織も現れてきて、「ぜいたくは敵だ」「お上に逆らう奴は非国民だ」などと喚き始めるような、そんな悲惨なファシズム体制が新しい形で、もう目の前に来ているのである。いつまでも、あると思うな、親と民主主義、である。

(関連)ヒトラー「成功」の正体。すべてを賭けて手に入れた法律とは?|今日のおすすめ|講談社BOOK倶楽部
 https://news.kodansha.co.jp/20160205_b02
(関連)「マルティン・二―メラーの詩」 - 西南学院バプテスト教会
 https://cutt.ly/UydZloP

新型コロナウィルスと共に感染が拡大する悪性「アベノウィルス」が、形骸化した日本の民主主義を破壊していく。これに対する日本社会の免疫は、果たして強力に形成されていくだろうか。前面のコロナウィルス、後門のアベノウィルス、そして頭上には原発・放射能と日米軍事同盟、それはまるで、水面上に敷かれた薄いガラス張りの板の上を歩くかのごとき危機的な状況が出現しているような情勢だ。ガラスを割ることなく厚い板で補強して生き残れるのか、それとも、ガラスが割れて絶滅するか、いよいよその正念場となる。覚悟を決めなくてはならない。

(関連)(メール転送です)インフル法改正、緊急事態宣言について(山本太郎「れいわ新選組」から来たメールです:GOOD!!)いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-826759.html


 <別添PDFファイル>
(1)緊急事態条項 賛否二分、共同通信世論調査、改憲61%が肯定(東京 2020.4.29)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020042801002759.html
(2)権力行使待望の危うさ、自由制約の常態化に注意(中島岳志 東京 2020.4.28夕刊)
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(3)緊急事態宣言の私権制限について懸念表明が総じて短い、「副作用」を軽視しすぎではないか(臺宏士『週刊金曜日 2020.4.17』)
ダウンロード - e7b78ae680a5e4ba8be6858be5aea3e8a880e381aee7a781e6a8a9e588b6e9999020e687b8e5bfb5e8a1a8e6988ee3818ce7b78fe38198e381a6e79fade38184efbc88e887bae5ae8fe5a3ab20e98791e69b9ce697a5204.17efbc89.pdf
(4)新型肺炎:無策ごまかす緊急事態宣言(イントロ部分)(田島泰彦『週刊金曜日 2020.4.10』)
ダウンロード - e696b0e59e8be882bae7828eefbc9ae784a1e7ad96e38194e381bee3818be38199e7b78ae680a5e4ba8be6858be5aea3e8a880efbc88e382a4e383b3e38388e794b0e5b3b6e6b3b0e5bda6e3808ee98791e69b9ce697a5204.10e3808fefbc89.pdf

 <関連サイト>
(1)特集ワイド:コロナショック 改憲「緊急事態」の強権危惧 ナチ前夜と相似点ないか 石田勇治・東大大学院教授 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200415/dde/012/040/019000c?cx_fm=maildigital&cx_ml=article
(2)新型コロナ緊急事態宣言の課題は 識者「同調圧力強まる懸念」「知事要請の監視を」|社会|地域のニュース|京都新聞
 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/212269
(3)新型コロナは「憲法改正の実験台」? 緊急事態の裏で“改憲派”が盛り上がっている理由 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/37236
(4)緊急事態宣言後のテレビの勘違い 街の人手取材で市民監視|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/272083
(5)緊急事態条項とは…過度な私権の制限はファシズムへの回帰|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/271728
(6)2020-4-9 緊急事態宣言に異議あり!改憲利用とんでもない!- - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=xerubzUW_-c&t=22s
(7)(インタビュー)「緊急」の魔力に抗する 新型コロナ 憲法学者石川健治さん 朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14444668.html?ref=opinion_mail
(8)<このままじゃ罹患しなくても殺される>生煮え「緊急宣言」で未曾有の混乱 この政権に危機対応は無理だ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/471.html
(9)感染拡大の混乱に乗じて改憲を主張する自民党の不謹慎|小林節 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271916
(10)緊急事態宣言でも「報道の自由尊重を」国境なき記者団 [新型コロナウイルス]朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN483CYHN47UHBI035.html

*緊急事態条項の賛否二分 憲法改正「必要」は61% - 琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1114772.html

(メール転送です:一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)共同通信社は28日、憲法記念日の5月3日を前に郵送方式で実施した憲法に関する世論調査の結果をまとめた。大規模災害時に内閣の権限を強め、個人の権利を制限できる緊急事態条項を憲法改正し新設する案に賛成51%、反対47%だった。新型コロナウイルス感染拡大で自民党内に議論活性化を求める意見がある一方、国民の賛否は二分している現状が浮かんだ。

改憲の必要性に関し「どちらかといえば」も含め61%が肯定。だが安倍政権下での改憲は、反対58%、賛成40%だった。調査は3~4月、全国の18歳以上の男女3千人を対象に実施した。有効回答は1899――と「共同」です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 <「アベノウィルス」が蝕むのは日本国憲法だけではない>
 「アベノウィルス」は日本社会のさまざまな部位に食い込んで、その部分をメチャクチャにしてしまう、きわめて毒性の強いウィルスである。また、このウィルスは、その先頭に「細菌維新」をアンテナ的に立たせて「斥候」の役割を担わせたり、「公明バクテリア」や「国民民主酵母菌」などにも、自分たちの種族が肥え太るために、わずかなエサを与えて飼いならす、近隣種共存利用本能も併せ持った生命力の強いウィルスでもある。この「アベノウィルス」に対する特効薬・ワクチンは、「良識」や「バランス感覚」という、さして珍しくもない誰もがその気になれば手に入れられる「精神薬」なのである。

(関連)新型コロナ 改憲で「緊急事態条項」明記 自民、議論急ぐ - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200411/ddm/005/040/067000c

(関連)都市封鎖も出来ず…憲法の限界あらわ 安倍首相「緊急事態条項」明記に前向き 国家の危機に備え:イザ!
 https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/200410/plt20041015330014-n1.html

(関連)新型コロナは「憲法改正の実験台」? 緊急事態の裏で“改憲派”が盛り上がっている理由-au Webポータル国内ニュース
 https://article.auone.jp/detail/1/2/3/136_3_r_20200416_1586984634119708

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(さまざまな部位に広がる「アベノウィルス」の事例)

(1)本日(4/19)のいろいろ情報です:新型コロナ騒動の陰で進められるアベ政権の反国民的出鱈目政策=監視と異議申し立てを続けましょう、そして「オルタナティブな日本」を高く掲げて「一気に世直し」です(その1)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-424fee.html

(2)コロナ危機のウラで法改悪…「働く高齢者」が危なくなりそうなワケ(竹信三恵子)講談社
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71314

(3)東京新聞-辺野古、国が設計変更申請 軟弱地盤 県は認めない方針-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020042202000133.html

(4)日本農業新聞 - 種苗法改正案を了承 農家負担減で指摘 自民農林合同会議 
 https://www.agrinews.co.jp/p50066.html

(5)安倍政権「13万病床削減」撤回せず ドケチ路線で医療崩壊の危険性 (2020年3月31日)  
 https://www.excite.co.jp/news/article/Gendai_621856/

(6)東京五輪は「五輪中」(ご臨終)にいたしましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-c1d624.html

(7)「間違った道、刑事裁判で直す」福島原発告訴団の武藤さん問い続ける|【西日本新聞ニュース】
 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/602634/

(8)赤木さんを勇気づける世論調査 自民支持者も「再調査せず」を“許さない”(相澤冬樹) Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/aizawafuyuki/20200428-00175747/


(関連)本日(4/19)のいろいろ情報です:新型コロナ騒動の陰で進められるアベ政権の反国民的出鱈目政策=監視と異議申し立てを続けましょう、そしてオルタナティブな日本を高く掲げて「一気に世直し」です(その1)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-424fee.html
草々

2020年4月29日 (水)

出来もしない「ベーシックインカムやるやる詐欺」にご注意を!:日本経済や社会を立て直すのに必要な財源を浪費して、放漫財政への道を掃き清める「愚か者論者」たち

前略,田中一郎です。


すでに何度も何度も申し上げてきておりますが、依然として「物事の道理」が頭の中に入っていかない人たちがいるようですので、再度、簡単に申し上げておきます。昨今のサイトをいくつかご紹介しておきます。

<日本国憲法>
第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。


1.【コロナ不況】ベーシックインカムは実現可能なのか?「一律10万円給付」の今こそ考える(BUSINESS INSIDER JAPAN)
 https://www.businessinsider.jp/post-212009
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200428-00000004-binsiderl-pol

 日本における「健康で文化的な最低限度の生活」のために1年間で必要な金額は、1人当たり200万円程度ではないかと推定しますと(これでは少なすぎるというご意見の方が多いと思いますが、今回の議論では少なめに見ておきます)、これを国民総人口1億2700万人+在日外国人約300万人全員にバラマクために必要な財源は、

 200万円×1億3000万人=260兆円

この金額が毎年必要になります。上記サイトの記事は、この点について何の言及もありません。つまり、ベーシックインカムばやりの「流行」に押し流されて、情緒的にテキトーなことを書いているにすぎないのです。仮に1回だけのバラマキ(ヘリコプターマネー)でも、この金額ではとても無理でしょう。

更に申し上げておけば、ベーシックインカムやヘリコプターマネーを、社会保障制度の一環だと勘違いをしている人も結構多いのですが、全く違います。ベーシックインカムやヘリコプターマネーという政策の原型は、その見返りとして、極端な夜警国家論を前提にしています。つまり、警察や軍隊を除くあらゆる政府の機能を無用のものとし、国家官僚や自治体官僚をほぼ全員解雇して、政府や国家の経済的機能を消去することが前提になっています。そうすることで、政府・自治体機能を維持するための役人の人件費その他が大幅にカットされ、この政策のための財源が確保できるというわけです(原型は、その財源の限りでやれ、というものです=つまり、給付の水準が「健康で文化的な最低限度の生活」を保障するか否かはカンケーネーということです)。

昨今は、さすがにこのような究極の「小さな政府」論=市場原理主義政策論は受け入れられないので姿を消していますが、しかし、ベーシックインカムやヘリコプターマネーの「バラマキ的」本質のところは変化ありません。そしてその根底には、少し前に批判した「どん底への競争」という、全ての人間がかかえもつ「ねたみ、そしり」あるいは「支配権力への抵抗放棄」「世直し絶望感」のたぐいに基づく愚かな「経済弱者バッシング」があるのです。つまり誰もが持つ「ゲス根性」がその土台です。人間はみな「ちょぼちょぼ」ですから、誰にもこういう感情が潜在的にあっても仕方がありません(しかし、そのまんま放っておいていいはずはないのです)。

いわば、ベーシックインカムやヘリコプターマネーといった経済政策は、市場原理主義アホダラ教(究極の小さな政府論)と、「経済弱者バッシングによるどん底へ向けた競争」と、そして、政策の実現可能性をしっかりと考えようとしない、あるいは当該政策の悪性なインパクトを考慮しない、流行に流される情緒的な感覚、との共同合作であると言えるでしょう。無理に実行に移せば、間違いなく財政は破たん状態となるでしょう。

注:「ターゲット分野」を決めて行う「普遍主義的政策」はベーシックインカムやヘリコプターマネーとは違いますが、しかしこれも巨額の財源が必要になることが多いです。最近では、2009年の旧民主党政権が「子ども給付金」支給に必要となる財源(約5兆6千億円)を確保できず、公約を守れないで挫折した事例があります。私はこの普遍主義的政策を頭からは否定しませんが、財源確保や他の政策とのバランスなどをしっかりと考慮に入れて検討し、慎重な態度で臨むべきだと考えています(2009年旧民主党政権の失敗を繰り返さない)。当面は、たとえば小中学校の完全給食実現と給食の無償化や、大学授業料の大幅引き下げ、などが検討されていいと思います。保育園の無償化は待機児童がたくさんいる中では時期尚早です。保育園を増設し、保育士の給与を大幅に引き上げる支援政策・補助金行政改善が先です。

国債の発行は、現状の日本の国家財政から見て、まだかなりの金額で可能です。また、市場原理主義アホダラ教やバブル経済崩壊、あるいは福島第1原発事故などで痛めつけられた日本の経済や社会の現状を再生し、有権者・市民の生活や生存をきちんとしたものにしていくためには、単なる財政支出の増額ではなくて、制度改正を伴う財政支出構造の転換や歪み切った税制の抜本改革が必要です(消費税は減税してのち廃止し奢侈品物品税に転換)。つまり、財政支出を積極化させ、同時並行で制度改正も行って、日本経済や社会を転換していけばいいという考え方です。金融政策はもうだめです。日銀がやっている今のようなことは、やればやるほど益々おかしくなり、泥沼にはまっていくだけです(ねずみ講=金子勝立教大学教授)。


2.「コロナ危機」から国民を救う政治家を登場させる方法【中野剛志:国民を救う強力な経済対策ワクチンを処方する】(BEST TIMES) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200428-00011613-besttimes-bus_all

中野剛志さんの著書『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』については、私の「新ちょぼゼミ」で取り上げて複数回にわたってご説明してきました(下記サイトを参照)。全くの机上の空論に過ぎない現代経済学に比べれば、中野剛志さんの議論はずっとずっといいのですが、それでも、80%正しく、20%は間違っている、と私から「感覚的に」コメントしています。

今回の上記サイトでの議論も、80%OK、20%×、といったところです。1つはMMTに対する評価が甘い、2つ目は財政支出を提唱するのはいいのですが、それがマクロ経済的な「量」の問題としてだけ論じられているのがよろしくない=制度化改革という「質」の問題としても論ずるべき、3つめは、中央銀行の日銀に積み上がっている巨額の保有国債と銀行の預け金(ブタ積み預金)のリスクについて言及も懸念も示されていない、4つ目は、日銀と公的年金基金の巨額の購入株式という時限爆弾、5つめは、放漫財政という政治的な潜在的危険性の軽視(ケインズのハーヴェイロード仮説に関する無警戒)、などが、私から見ると甘い=つまり、20%×、の部分ということです。

(関連)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
 (上記サイトの下の方をご覧ください)

(関連)コロナPANDEMICの経済対策とベーシックインカムについて(まだ「BI」だなどという人たちがいる!) 世界の株価が暴落を始めた! いよいよ待ったなしの危機に突入か!?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-0025d3.html

(関連)次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その6):新型コロナPANDEMICに対する緊急経済対策の基本的な考え方- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-180bde.html


3.関連サイト
(1)金子勝教授「アベ恐慌が来る」とツイート(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200428-00000140-dal-ent
(2)【金子勝の言いたい放題】No10 アベ「大恐慌」に備えよ 20200403 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=tkOjN1da5dk

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(下記が「日本経済や社会を立て直すのに必要な財源を浪費して、放漫財政への道を掃き清める「愚か者論者」たち」)

(1)森永卓郎が提言「毎月10万円給付を!」~誰も負担せずにできるというその仕組みは(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200422-00000014-nshaberu-soci
(2)国債発行で100兆円の給付を 全業種支援で自民山本・安藤氏提言(ロイター)Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-00000125-reut-bus_all
(3)西田 昌司 氏 自民党参議院議員:FACTA ONLINE
 https://facta.co.jp/article/201907020.html
(4)“禁じ手”に手を染めた「中央銀行の不安」と「中央銀行への不安」(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200428-00236013-diamond-bus_all
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
草々 

2020年4月28日 (火)

次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その6):新型コロナPANDEMICに対する緊急経済対策の基本的な考え方

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(6.4)オルタナティブな日本をめざして(第46回):「ジャーナリズムと日本の危機:ワセダクロニクルの挑戦」(新ちょぼゼミ:渡辺周さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-21b154.html


2.キャンペーン
(1)キャンペーンについてのお知らせ · 【カジノよりコロナ対策です! 市民の血税を、カジノと新劇場に今年の予算計7億円!長期に兆円!職員計63人を使おうとし、コロナで苦しむ市民には使わない市長! もはや市長リコールしかありません!】 · Change.org
 https://cutt.ly/IyshOgF

(関連)横浜にカジノはいらない!ギャンブル依存と貧困を防ぎ、介護・福祉・医療こそ充実を!(全国からご署名いただけます) 介護福祉医療関係者(当事者・家族・支援者・従事者)に限らず、大勢の皆さまのご署名をお願いいたします · Change.org
 https://cutt.ly/9yskKUA

(2)キャンペーンについてのお知らせ · 亀井亜紀子議員により国会へ質問主意書が提出されました。 · Change.org
 https://cutt.ly/MysloMs

(関連)キャンペーン · 山口県知事 村岡嗣政 様- 萩・むつみへのイージス・アショア配備計画の撤回を求めます! · Change.org
 https://cutt.ly/3yslauJ

(3)キャンペーンについてのお知らせ · 45,000人分の署名とコメントを提出! さらに大きな世論で厚労省の姿勢を変えさせよう · Change.org
 https://cutt.ly/xyshPfJ

(関連)内閣総理大臣安倍晋三- #緊急事態宣言なのに政府が病院・ベッド削減を支援!?#新型コロナ による医療崩壊を防ぐための緊急署名 · Change.org
 https://cutt.ly/IysjuHM

(4)厚生労働大臣- 【新型コロナウイルス】集団感染・クラスター発生防止のため 《3密》コールセンターの労働環境改善を要請します。 · Change.org
 https://cutt.ly/wysV27i


3.衆院静岡4区補選 自民党の新人 深澤陽一氏が当選 - NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200426/k10012406641000.html

(関連)静岡補選の投票率は34.10%で過去最低(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200426-00000089-kyodonews-pol
(関連)補選 同名で区別不能3708票 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6358248
(関連)自民党新人が当選確実 衆院静岡4区補選 野党統一候補及ばず 衆院解散に影響か(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200426-00000036-mai-pol
(関連)緊急事態宣言下で選挙活動制限、野党「残念な結果」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200426-24260727-nksports-soci

(田中一郎コメント)
 低投票率の下、組織票中心の選挙となり、与党圧勝で「市民と野党の共闘」が敗退するという、ここ数年続いているパターンと同様の選挙になったようです。ついこの間の東京都目黒区の区長選挙と同じ形です。目黒区長選の場合は、立憲民主党系のピカピカの候補者だったので、そこそこ集票して接戦となりましたが、静岡衆院補選の方は、候補者が国民民主党でさえない候補者だったこともあり、ダブルスコアを付けての敗北でした。浜岡原発を抱える静岡県で、脱原発の公約もはっきりせず、経済政策もダメ、有権者・市民に徹底して寄り添い、有権者・市民のために身を粉にして頑張るという気配もうかがえない、そんな候補者で勝てるはずもないのです。「緊急事態宣言下で選挙活動制限、野党「残念な結果」」など、言い訳にはなりません。

(関連)田中龍作ジャーナル - 【衆院静岡4区補選】野党共闘の名を借りた政治ショー
 https://tanakaryusaku.jp/2020/03/00022604

所謂浮動層や無党派層と言われる有権者が投票に来ない(低投票率)というのは、わざわざ候補者に投票に行くだけの魅力がない=今の「市民と野党の共闘」の候補に投票したって、どうせ政治なんぞ変わるはずもない、そう思われているからにほかなりません。「市民と野党の共闘」はいわば「負け組互助会」のようになっていて、今日の停滞し憂鬱となっている政治情勢を打ち敗れるだけの「改革パワー」や「具体的政策」を持ち合わせていない=PRされていない=有権者に伝わっていない、ということを意味しています。

そもそも山本太郎「れいわ新選組」との共闘はどうなっているのでしょうか? 目黒区長選でもそうでしたが、今回の静岡の選挙でも、山本太郎「れいわ新選組」の名前も姿もありませんでした。私が見るところ、今日的な情勢の中で、これを打ち破って自公政権を打倒していける政治的パワーを持っているのは、今のところ山本太郎「れいわ新選組」しかないのではないかと思っています。その山本太郎「れいわ新選組」と、「市民と野党の共闘」はどうして一致団結して闘おうとはしないのでしょう。消費税減税など、あたり前のあたり前だと、申し上げているではありませんか。

(関連)『山本太郎から見える日本』から - 内田樹の研究室
 http://blog.tatsuru.com/2020/04/10_1141.html

かつて犬猿の関係と言われた自民党と公明党が連立政権をつくって、早20年近くが経過しました。この自公連立こそが(保守反動側の)現代政治の典型事例の一つなのです。世界的に見ても「連立政権」が多くの国で通常化している今日において、選挙に勝てぬ弱小野党が「オレはオレは」でバラバラでいる、これこそが政権放棄の政治的未熟に他なりません。さっさと山本太郎「れいわ新選組」および改革派市民代表と既成野党4党(立民、国民、共産、社民)がオルタナティブ政策をベースに新政権構想を打ち立て、自公政治に代わる新しい日本を創っていく共闘体制を整えていただきたいものです。選挙のたびに敗北している政党や政治勢力は、次第に有権者・国民の期待や信頼を喪失していくという「負のスパイラル」が起きることを肝に銘じておくべきです。

私は「市民と野党の共闘」の総大将である立憲民主党と、その立憲民主党の現在の枝野幸男・福山哲郎執行部に大問題があるのではないかと見ています。新型コロナPANDEMICにより、深刻な危機的状態が現出している今こそ、逆説的に「世直し」のチャンスが到来しているにもかかわらず、この数カ月を含む前回参議院選挙以降、立憲民主党執行部は、来たる衆議院選挙に「市民と野党の共闘」が勝利するための具体的アクションをほとんど何もしてこなかったという、情けなくも危機感欠如の「実績」があります。

加えて今回の新型コロナPANDEMICに対する緊急経済対策においても、さまざまな方面で苦しむ人たちがたくさん出てしまっているにもかかわらず、そうした方々を脇において、わずが10万円を全国民に配るという巨額現金バラマキ政策などを提唱しています。苦難の数多有権者・国民を無視して、効果の疑わしい政策に巨額の財源を浪費し、肝心なことに回すべき財源を失ってしまうという、まさに愚か極まる愚策です。こんな調子では、次回衆院選では再び大敗北となること必定です。目黒と静岡はその前兆だと見ておいて間違いありません。こんな「市民と野党の共闘」に無党派層や浮動層が投票するはずもないのです。

(関連)立民の支持率急落 維新が野党トップ 産経・FNN合同世論調査- SankeiBiz
 https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200413/mca2004131558008-n1.htm

先般、サンケイ新聞の世論調査で、立憲民主党と日本維新の支持率が逆転し、日本維新が野党第1党に躍り出ています。立憲民主党の支持率は、何と3.7%まで下落してしまいました。これまでの同党の振る舞いを見ていれば「さもありなん」です。かつての社会党よりも、まだひどい状態です。枝野幸男・福山哲郎とそのトリマキの執行部諸君は、次回の衆院選がラストチャンスだとお考えいただかいないといけません。いつまでたっても政権がとれぬ野党第1党、そんなものは、今日のように政治が諸悪の根源となって日本を破壊しているような時代には「無用の長物」と言えるでしょう。演歌歌手の坂本冬美さんが
「いつまでたっても来ぬ人(政権取れぬ野党第1党)と、死んだ人とは同じこと」だと歌っています(私も冬美さんの大ファンの一人)。よく耳を澄ませて、虚心坦懐にてお聞きいただければと思います。

夜桜お七- 坂本冬美 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=1gSH1BK7lKw


4.東京新聞-「20メートルの津波」論文除外 内閣府 東通原発近くの砂丘-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020042702000219.html

(関連)内閣府が津波20m痕跡論文除外 専門家は批判、東通原発周辺砂丘(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/32c9845fbeb4c39676a64c1830e0a7590ba1f3ec

(自分たちに都合の悪い情報は見ない・無視する・隠蔽する・捻じ曲げる、かつての大日本帝国の昭和軍閥と現代日本の原子力ムラ・放射線ムラとは瓜二つのパフォーマンスです。「滅亡一直線」のこのふるまいが、やがて日本を破滅に陥れることになるでしょう。原発・核燃料サイクル施設は即時廃棄、それ以外に日本を破滅から救う方法はないのです。明日にでも、新型コロナPANDEMICで大騒動中の日本列島を大地震・大津波・巨大噴火が襲ってこないとも限りません。そうなれば、避難する場所もなく、新型コロナと放射能とに攻め立てられ、まさに阿鼻叫喚の地獄絵が現出します。想像するだけでも恐ろしい話です。念のために申し上げておきますが、電気は十分に足りています。:田中一郎)


5.東京新聞-日銀、国債購入の上限撤廃 追加緩和 社債買い入れ3倍-経済(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020042790135813.html

(関連)日銀の国債購入 透ける限界 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6358349

(田中一郎コメント)
 いつまでお粗末なことをやって日本経済や金融システムを破壊し続けるのかね、このバカどもは! 国債の大量買入れを中心にする量的金融緩和や超緩和などは、長期デフレ不況に苦しむ日本経済には何の役にも立っていないことは、20年以上にもわたる日本経済の過去を振り返れば明らかである。それどころか、その役にたたない金融政策を、黒田東彦(はるひこ)が日銀に来て以降は「異次元緩和」だの「黒田バズーガ」だのと言って、更に極端にやってきて、今般新型コロナPANDEMICを受けて、こんなバカバカしい政策を打ち出したというわけである。

市場原理主義アホダラ教という宗教の特徴の一つは、自分たちの政策や処方箋が実証的にダメだと明らかになっても、それを認めようとしないどころか、逆に、やり方が甘くて徹底していないからうまくいかないのだと「逆の方向」に曲解し、ますますダメ政策のアクセルを踏むという「アホダラ狂信」へとのめり込んでいく特徴がある。この黒田日銀もその類だ。一刻も早くやめさせること、それ以外にない。更迭が遅れれば遅れるだけ、黒田の後の金融政策の修復=所謂「出口政策」がますます苦しく困難なものになっていくだけである。

(関連)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミバックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html

(このサイトの下の方の経済政策をめぐるプレゼン報告をご覧ください)

(関連)【金子勝の言いたい放題】No10 アベ「大恐慌」に備えよ 20200403 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=tkOjN1da5dk

(関連)体育会系 日本を蝕む病-サンドラ・ヘフェリン/著(光文社新書)
 https://cutt.ly/NysxWFn

(おそらく市場原理主義アホダラ教信者やインフレターゲット論者(リフレ派)たちは、そのほとんどが「体育会系」ではないかと推察します。「根性出してやれば、何かがうまくいく、というもんじゃないのよね。ほとんどビョーキですよ、でなければ、根性モノの少年漫画の読みすぎです。:田中一郎)


6.汚れた桜 「桜を見る会」疑惑に迫った49日 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/yogoretasakura/?cx_cp=2020haru&cx_plc=bnr&cx_cls=mail_html04_v1

(この出鱈目・私物化政治も見逃すわけにはいきません。モリカケとともに徹底追及あるのみです。:田中一郎)


7.その他
(1)「安倍のために死ぬのはイヤだ」 失業者や学生が私邸にデモ - 伊達直人-4th
 https://cutt.ly/ZysZbnD
(2)「感染は自己責任」事業主に同意を求められた コロナ労働相談、半数が非正規 - 沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/564882
(3)貿易黒字99%減の衝撃。新型コロナはこのまま日本経済を潰すのか - まぐまぐニュース!
 https://cutt.ly/fysZQBy
(4)池田清彦氏「辞めて」医療従事者への祀りあげに苦言 - 芸能 - 日刊スポーツ
 https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202004270000081.html
(5)精神論と戦力の逐次投入ばかり コロナ司令塔は誰なのか 能力がないなら首相を辞すべし(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/763.html
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新型コロナPANDEMICが我が国のみならず世界中で人間の経済活動を大きく縮小させ、今後かなりの長期にわたり大不況が来るのではないかとの予測がネットやマスコミ情報を通じて伝えられています。原油の先物取引相場がマイナスになるとか、米国のGDPが約40%縮小するとか、唖然とするような前代未聞の情報が既に出始めています。どうも今回の新型コロナPANDEMICと、その経済への影響は、一過性の軽いものでは終わらなさそうな気配です。

(関連)新型コロナ-米GDP、4~6月は40%減 議会予算局が予測下げ(写真=AP)日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58503470V20C20A4000000/

(関連)NY商品 原油が初のマイナス価格に急落 損失覚悟の投げ売り 金は反発-日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXLASQ2INYPC_R20C20A4000000/

(関連)3月有効求人倍率は1.39倍 3年6か月ぶり低水準 失業率は0.1%悪化 - 毎日新聞
 https://cutt.ly/DysXaml

そんな中、日本の政府はまもなく新型コロナPANDEMICに対する緊急経済対策とそのための補正予算を国会で議決し、実施する算段のようです。しかし、この緊急経済対策の中身が実にひどく、先般来世の中を騒がせている、たった2枚の「アベノマスク」と相合わさって、ネット上などではアベ政権の緊急経済対策や新型コロナ対応について、厳しい批判が飛び交っています。数多の有権者・国民が新型コロナ不況で、失業したり収入を失ったりして苦しみ始めている時に、現アベ政権と日本政府はこの窮状にしっかりと手を差し伸べて支援しサポートする様子もなく、また、新型コロナPANDEMICを封じ込めるための病院や保健所などの仕事への支援、あるいはその大変な仕事に携わっている医師や看護婦・看護師に対する直接的な支援も不十分なまま、緊急対策を平々凡々と国会に提出してくる有様です。

そして、私が更に問題だと思っているのは、このアベ政権の緊急経済対策や新型コロナ対策について、これを批判する既成野党(これには残念ながら山本太郎「れいわ新選組」も含みます)や一部の市民運動・社会運動が、全国民に一律の現金配布をせよ(巨額の財源が必要になります:所謂ヘリコプターマネー)と強く押し出してみたり、政府が休業要請をする対象企業などの有限責任法人に対して同様に一律に現金を支給して補償せよなどと批判してみたりと、的外れで、財源をいたずらに失ってしまうだけの巨額の現金バラマキ政策を掲げていることです。しかし、アベ政権は、この巨額現金バラマキ政策を、自民党の一部の議員や公明党からの強いプッシュもあったために、しぶしぶながらも受入れ、閣議決定を経て国会に提出された緊急経済対策(補正予算案)の内容を一部変更するという、これもまた前代未聞の挙に出てしまっています。非常にまずい展開になっているのです。

強い危機感を持った私は、このメールも含めて、今後幾度かに渡り、緊急経済対策についての基本的な考え方を示し、新型コロナPANDEMICで現出した日本経済の危機的状況に対して、どのように対応していけばいいのかを少し丁寧に論じてみようかと思っています。1つのメールにあまりたくさんのことを書きますと、多くの方に読んでいただけなくなる可能性もありますので、テーマごとに小分けして、少しずつ申し上げます。どうかみなまさにも、ご覧いただけたら幸いと考えています。第1回目のこのメールでは、新型コロナPANDEMICで経済的困窮に陥れられた方々(個人(自然人)や有限責任法人)に対する経済対策の在り方の基本スタンスから始めたいと考えています。

(実は昨日(4/27)、水道橋のたんぽぽ舎において開催いたしました「新ちょぼゼミ」で、新型コロナPANDEMICに対する緊急経済対策の話をプレゼンさせていただきました。その報告は別途いたしますが、下記はその中の一部です)


 <別添PDFファイル>
(1)補正予算案25兆円、閣議決定 一律10万円計上、10万円給付 迅速重視(毎日 2020.4.21)
(2)新型コロナ:民間病院6月危機「資金底つく」(東京 2020.4.24他)
(3)コロナ 医療を守ろう:地域の病院 苦悩、負担重・経営難(東京 2020.4.28)
(4)保育士感染 非公表要望、横浜市 開園の継続も求める(東京 2020.4.15)
(5)学生困窮、「支援ないと退学か休学」(朝日 2020.4.24)
(6)野党「政権統治能力なし」コロナ補正予算、組み替え動議へ(毎日 2020.4.17)
(7)休業補償、家賃猶予、医療支援、野党 補正審議で要求へ(毎日 2020.4.24)
(8)新型コロナ:補正予算案審議入り、対策 医療より消費(東京 2020.4.28)
(9)10万円「5月の早い時期」首相 給付開始目標示す(朝日 2020.4.28)
(10)高齢者住宅 介護崩壊か、職員二十数人5人 入居29人要介護(朝日 2020.4.28)


1.今般の新型コロナ騒動が浮き上がらせた日本経済・社会の問題点
 新型コロナPANDEMICに対する緊急経済対策や、それに続く衆院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」が掲げるべき経済政策は、今回の新型コロナ騒動が浮かび上がらせた下記のような日本経済・社会の問題点に対して、十分な財政的裏付けを持った諸制度の抜本改善・改革を伴いつつ、優先順位を決めて丁寧に対応していくものでなければなりません。しかしながら、今現在、既成野党や「市民と野党の共闘」が提唱しているものは、こうしたことに程遠い「一過性」で「その時限り」で、「国民受けのする人気取り政策」のようなものの域を出ておらず、それでいて巨額の現金バラマキが伴っているためもあって、財政負担は重いものとなっています。

こうしたことでは、いずれ「巻き返しが」やってきて「財政破たん懸念論」が再び台頭してくると、結局わずかばかりの現金が配られただけで、あとには何も残らない(自己責任で対応しろ)という、惨憺たる結果が待ち受けているように思えてなりません。日本経済は、市場原理主義者たちが言う意味とは別の意味で「構造改革」が強く望まれており、そのためには、下記のようなことが経済制度的にも社会的にも克服されていなければならないのです。言い換えれば、経済のために人間があるのではなく、人間のために経済があるということを、文字通り実現していく「政治軌道」に具体的政策で乗せる、そういう「オルタナティブな緊急経済対策」であり「選挙公約としての共通経済政策」でなくてはいけないのです。

(1)政府の危機管理体制が確立しておらず、危機対応能力があまりに低い、そもそも有権者・国民の健康・生命・財産のことを第一に考えていない。

(2)長く続く市場原理主義政策の結果、医療機関や保健所などの現場が疲弊し、具体的な実践対応機関が期待されるように動けなくなってしまっている。

(3)セイフティネットがボロボロである(少なくとも「生活保障制度」(生活保護)や「失業保険制度」を拡充する必要あり)。

(4)過度のグローバリズム迎合によりサプライチェーンが脆弱となり、海外で大きな経済変動が起きると、国内の供給態勢がマヒしてしまう。

(5)カジノ資本主義に振り回されている。


2.新型コロナPANDEMICなど経済激変時の支援政策の基本形(優先順に列記)
 上記を念頭に考えられる経済政策の具体的内容と、その優先順位が下記です。(1)が最重要で、それに(2)(3)(4)の順で重要度が続いていきます。現在、既成野党や「市民と野党の共闘」が掲げているコロナ対策には、(1)の部分がないという決定的におかしなことになっています。また(2)や(3)についても、わずかばかりの現金を中小零細企業に交付することが最重要であるかのようなムード(「政府が休業要請するなら補償しろ」という一見もっともな主張)が創り出され、バラマキ色の強い企業支援策となっています。しかし、そんなわずかな金額では、事業体である中小零細企業は救えないのです。

(1)個人生活保障(含フリーランスや個人自営業者)=生活保護を生活保障制度へ
(2)雇用の維持・確保(①(改正後)雇用調整助成金、②公共機関の雇用大幅拡大(地方振興公社他)、③失業保険拡充)
(3)企業や事業の維持継続(有限責任法人:フリーランスや個人自営業者を除く)    
  様々な支払債務(*)のジャンプ(1年間期限延長)+政府系金融機関などによるバックファイナンス
  無利息貸出金(つなぎ&超長期+審査/担保)、
  雇用調整助成金(内容拡充、休業補償の義務化、直接公布他)
(4)景気回復・経済活性化
(*)「様々な支払債務」=税金、社会保険料、各種公的負担金、家賃・地代、水光熱費、金融機関借入、手形小切手、大企業からの債務など
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「必要な人に必要なだけ給付」の原則を現状の生活保護制度抜本改正を伴いつつ実施、現場主義の徹底
支給する行政側の体制整備と人員大幅増(例:ケースワーカー、労働基準監督官、オマワリ減らせ)
危機の時代こそ「世直し」「制度の抜本改革」をする時=市民運動・社会運動は今こそ行動を!
絶対にやってはいけないこと=バラマキ(ヘリコプターマネーやBI等)、利権化・私物化、支援・支給の遅延、選挙対策優先


(田中一郎コメント)
 現状がどうなっているかというと、

(1)個人生活保障(含フリーランスや自営業者)がどこかへ吹き飛び(野党側の対案の中にもない)、コロナで経済的に困窮する個人への救済があまりに薄すぎるにもかかわらず、全国民にわずかばかりの現金一律支給などという愚かなことをするので巨額の財源が必要になってきている。

(関連)キャバクラに休業補償するのがいいのか、それともキャバクラ嬢個人を生活保障するのがいいのか
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 4/25の「討論集会」で議論しました。私からは、キャバクラ(という経営体に対して)休業補償で支援するよりも、そこで働くキャバクラ嬢個人に対して公的資金で生活保障をし、その上で、彼女を公的機関が正規職員として採用して、公共サービスの仕事をしっかりやっていただく方が、彼女にとってもずっとずっといいのではないか? つまり、キャバクラ支援で現金を風俗営業経営体にバラマクのではなく、そこで働く人を直接、生活保障した方がいい。
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(2)及び(3)有限責任法人の中小零細企業に対しては、わずかばかりの現金(上限200万円:名目は補償金だが内実は見舞一時金)をバラまくことに専念して、上記で申し上げている3つの柱の政策の中身が薄い=中小零細企業の救済にならない。

(4)外出自粛を要請している段階であるにもかかわらず、たとえばツーリズム振興のためのクーポン券交付など、「景気回復・経済活性化」対策が紛れ込み、当面の政府の新型コロナ感染防止対策(外出・旅行・帰省などの自粛)と矛盾して、危機感の欠如するものになっている。しかし、その金額たるや1兆8千億円超と巨額で、今緊急に必要な医療現場への支援など、肝心かなめの予算金額を上回るものになっている。明らかにおかしい( 来たる衆院選挙の選挙対策として優先したと考えられる)。

(5)経済対策の現場となる基礎自治体への支援予算が乏しい。窓口対応を強化するためにも、苦しい方々をしっかりとフォローするためにも、公共サービスを担っていける公務員の大量採用が必要なことは言うまでもない。しかし、自治体向けの臨時交付金などは、愚かにも一過性の現金バラマキに使われようとしている。(1兆円では全然たりないなどと、野党は政府に「もっと出せ」と迫っている。問題はその使われ方だ)

(6)絶対にやっていはいけないことに、①利権化・私物化、②支援・支給の遅延、③選挙対策優先、があるが、たとえば①私物化・利権化は、既に皆様ご承知の通り、「アベノマスク」でさっそく発覚しているような状態である。他の2つについても、既に批判が出始めている。アベ政権よ、もういい加減にしろよ、という話である。

(関連)あんくるトム工房 アベノマスクで見えてきたこと
 https://uncletom71.blog.fc2.com/blog-entry-108.html

(7)「必要な人に必要なだけ給付」の原則を、現状の生活保護制度の抜本改正を伴いつつ実施することや、その際には「現場主義を徹底」するという危機対応の原則がないがしろにされてしまっている。これでは、巨大な財源を使う割には効果が薄く、近未来において、肝心かなめの改革や改善をするための財源を枯渇させてしまう愚策に終わってしまいそうである。大きな財源が必要なところは、たとえば、医療や検査・公衆衛生はもちろんとして、保育・教育・学生支援、介護(老人・障害者)、生活保障、社会福祉、失業・労災保険拡充、健保支援、失業者の公的機関による大量採用と公共サービスの拡充、地域経済回復再生、基礎自治体の体制整備などなど、たくさんあって、こうした新型コロナPANDEMIC対策以外についても、たとえば老朽化した上下水道や橋梁・トンネル・生活道路の修復など、まだまだ巨額の予算を求めるものも多いのである。そんなときに、愚かにもヘリコプターマネー政策で10~30万円をのべつくまなくバラマク巨額現金拡散政策などは、まさに愚の骨頂と言わざるを得ない。そんなことをしている余裕は今の日本にはないのである。


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*(別添PDFファイル)補正予算案25兆円、閣議決定 一律10万円計上、10万円給付 迅速重視(毎日 2020.4.21)
 https://mainichi.jp/articles/20200421/ddm/001/040/098000c

(アベ政権の緊急経済対策(修正後)の全体像です)

(別添PDFファイル)新型コロナ:民間病院6月危機「資金底つく」(東京 2020.4.24他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020042402000166.html
*(別添PDFファイル)コロナ 医療を守ろう:地域の病院 苦悩、負担重・経営難(東京 2020.4.28)
ダウンロード - e382b3e383ade3838a20e58cbbe79982e38292e5ae88e3828de38186efbc9ae59cb0e59f9fe381aee79785e999a220e88ba6e682a9e38081e8b2a0e68b85e9878de383bbe7b58ce596b6e99ba3efbc88e69db1e4baac202020.4.28efbc89.pdf

(医療現場・検査現場への現金支援、資材支援、人的支援が、絶対的に足りない、このままでは医療崩壊する)

(別添PDFファイル)保育士感染 非公表要望、横浜市 開園の継続も求める(東京 2020.4.15)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020041502000285.html

(記者会見では屁理屈を言って居直るなど、横浜市の態度は許せないが、しかし、こうしたことの背景には保育士の絶対的不足問題がある)

(別添PDFファイル)学生困窮、「支援ないと退学か休学」(朝日 2020.4.24)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14453741.html

(日本の将来を担っていく若者たちを、この国は、この国の政府は、どうして大切にしないのか? 没落したいのか!?)

(関連)東京新聞-<新型コロナ>学費減額運動 100大学に拡大「生活苦しい…授業受けられない学生いる」-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020042702000124.html

*(別添PDFファイル)野党「政権統治能力なし」コロナ補正予算、組み替え動議へ(毎日 2020.4.17)
 https://mainichi.jp/articles/20200417/ddm/005/040/073000c

*(別添PDFファイル)休業補償、家賃猶予、医療支援、野党 補正審議で要求へ(毎日 2020.4.24)
 https://mainichi.jp/articles/20200424/ddm/005/040/057000c

(野党対案の中には個人に対する生活保障はどこにもない。あるのは人気取り目的の巨額現金バラマキ策、しかもその現金は1人当たり・1社あたりにするとごくわずかで、ほとんど何の役にも立たない。これでは「政権統治能力なし」は政府与党だけでなく野党も同じだ。)

(別添PDFファイル)新型コロナ:補正予算案審議入り、対策 医療より消費(東京 2020.4.28)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202004/CK2020042802000132.html

(東京新聞は、今般の政府の補正予算案に対して「医療より消費を優先した対策に見える」とコメントしています。その通りです)

(別添PDFファイル)10万円「5月の早い時期」首相 給付開始目標示す(朝日 2020.4.28)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14458593.html

*(別添PDFファイル)高齢者住宅 介護崩壊か、職員二十数人5人 入居29人要介護(朝日 2020.4.28)
 https://www.asahi.com/articles/ASN4W7FJVN4WIIPE02R.html

(保育や介護や教育などの分野は、医療や公衆衛生と並んで人手不足や体制脆弱で新型コロナへの対応に苦慮しており、十分な財政支出を含む政府支援が必要です。10万円の巨額現金バラマキなどをしている財政的余裕はないはずです)


 <関連サイト>
(1)東京新聞-学童保育 64%が利用自粛要請 新型コロナ拡大で 85市区調査 (TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020042601001561.html
(2)知的障害者施設、集団感染の現場はいま「常に緊張感」:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN4V6WL6N4VUTIL00X.html?ref=hiru_mail_topix2_6
(3)医系技官がPCR検査抑制の元凶(ニュースソクラ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6ba4761430de8a93e855f040350042b3ec2c19db
(4)ごみ袋の防護服 緊迫の介助 千葉の障害者施設 集団感染との闘い 新型コロナ 朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14456875.html?ref=mor_mail_newspaper
(5)新型コロナでついに勃発!「世界同時多発食料危機」が自給率4割の日本を襲う=柴田明夫(資源・食糧問題研究所)【週刊エコノミストOnline】(mainichibooks.com) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200425-00000002-economist-bus_all

(6)ごみ収集車、昼になっても来ない 集積所からあふれる袋 [新型コロナ]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN4V67GZN4VPPTB001.html?ref=hiru_mail_topix2_6
(7)【新型コロナ】休業要請で打撃を受ける雇用と生活 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2496
(8)「私が感染して入院したら子どもは・・・」シングルマザーの切実すぎる不安-新型コロナ沖縄の今-沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/564697
(9)西村担当相PCR検査に批判続出 「要人だから」「ずるい」(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-00000068-jij-pol
(10)タクシー運転手600人解雇…会社も従業員も法の無知は大損のもと【「表と裏」の法律知識】(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200426-00000015-nkgendai-life

*PCR検査をしなかったことが感染の蔓延を招いたのは明らか! 緊急事態宣言の全国拡大は不適切で無責任! ~ 4.21 岩上安身によるインタビュー 第990回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長上昌広医師 第3弾 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473266
草々 

2020年4月26日 (日)

本日(4/26)のいろいろ情報です:(1)福島の親子招く保養「3密」に該当 苦渋の自粛(2)山本太郎から見える日本(3)自民党議員らセクハラ訪問(4)コロナ緊急ささえあい基金 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(5.14)オルタナティブな日本をめざして(第44回):「羽田離発着旅客機の都心低空飛行問題と東京都政」(新ちょぼゼミ:奈須りえさん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-37f02f.html

(お知らせ)(4.24)南相馬・避難20ミリ撤回訴訟・第18回口頭弁論期日~延期に
 4月24日に予定されていた南相馬避難解除訴訟の結審ですが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、6月8日(月)14:00となりました。お間違えのないようよろしくお願いいたします。支援の会ブログはこちらです。
 http://minamisouma.blogspot.com/


2.ジャッキー吉川さん死去 「ブルー・シャトウ」が大ヒット - NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200421/k10012399641000.html

(関連)ジャキー吉川とブルーコメッツ - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=LiCSCTxCvCw

(♪森トンカツ、泉ニンニク、囲まれテンプラ、静かに眠ルンペン、ブルーブルーシャトウがらし♪ 昔よく歌いました。こういう方がまた一人また一人となくなっていきます。さようなら、ブルー・シャトウ、寂しいですね。どうぞ安らかに。:田中一郎)

3.キャンペーン
(1)東京都知事小池百合子殿【新型コロナ】住まい・居場所を失った人のために「オリンピック選手村」を開放してください · Change.org
 https://cutt.ly/NyayG2e

(関連)お知らせ【#ムラをあけて 緊急署名キャンペーンPVをリリースしました!】 · Change.org
 https://cutt.ly/2yayLsn

(2)安倍晋三内閣総理大臣- 安倍さんに、ただ総理大臣辞めて欲しいだけの署名 · Change.org
 https://cutt.ly/byayXpV

(関連)お知らせ · 5月2日に一度締め切ります · Change.org
 https://cutt.ly/PyayBeZ

(3)九州電力池辺和弘社長- 新型コロナウイルス感染緊急事態宣言下での玄海原発の稼働は許されません。直ちに止めて下さい。 · Change.org
 https://cutt.ly/iyay2CX

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · コロナ緊急事態・玄海止めて!緊急署名 ありがとうございました · Change.org
 https://cutt.ly/cyayMUY
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本日(4/26)のいろいろ情報です(メール転送を含む)。

1.福島第1原発事故関連
(1)4.「I・B TOKYO」:村田光平さん(2020年4月20日)
 http://kurionet.web.fc2.com/ibtokyo20200420.html

(2)(別添PDFファイル)福島の親子招く保養「3密」に該当 苦渋の自粛「私たちだけ リスク倍に」(東京 2020.4.26)
ダウンロード - e7a68fe5b3b6e381aee8a6aae5ad90e68b9be3818fe4bf9de9a48ae3808cefbc93e5af86e3808de381abe8a9b2e5bd9320e88ba6e6b88be381aee887aae7b29befbc88e69db1e4baac202020.4.26efbc89.pdf

(3)報告集「止めよう!放射能のばら撒き」第2弾発行しました - ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)
 http://chikurin.org/wp/?p=5720


2.『山本太郎から見える日本』から - 内田樹の研究室
 http://blog.tatsuru.com/2020/04/10_1141.html

(内田樹(たつる)氏とは、日ごろ、あまり考え方が一致しないのですが、久しぶりに、この件では見解一致です。ただし、山本太郎「れいわ新選組」も、巨額バラマキはいけません。松尾匡立命館大学教授とその仲間たち=左派リフレ派に、あまりのめり込むのはいただけません。政権から遠い間は甘く見てもらえますが、さて、いよいよ政権まじかともなれば、現状で掲げている政策のいくつかは、徹底してやっつけられてしまいます。早く気が付いて、修正してほしいですね。:田中一郎


3.(新刊書)孤塁 双葉郡消防士たちの3・11-吉田千亜/著(岩波書店)
 https://cutt.ly/KytIGPB


(関連)新刊書推薦:『孤塁 双葉郡消防士たちの3・11』(吉田千亜 岩波書店)
 http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/book_korui.pdf
(関連)〈特別公開〉危機には消防士が守られてこそ ――『孤塁』刊行、その後 - WEB世界
 https://websekai.iwanami.co.jp/posts/3273

(原発・核燃料サイクル施設が過酷事故を引き起こした際、いったい誰がそれの面倒を見るのか、なぜ命がけで取り組まなければいけないのか、問題は残されたままです。消防士だけの問題ではありません。私は、原発・核燃料サイクル施設が大事故を起こせば、原発を推進すると言ってきかない自民党や公明党の議員ども、あるいは原発電力会社や原発メーカーの役員や幹部ども、そして原子力ムラ御用学者たちが直ちにはせ参じて、最前線でその現場対策に当たることを義務付ける法律をつくればいいと考えている。さんざん「やめろ」と言っているのにやめないで大事故を起こしたのだから、この連中が命がけで対応すればいいのだ。

ついでに申し上げておけば、現代版「肉弾三勇士」のような映画「FUKUSHIMA50」を見て感動しているような「単細胞」頭ではどうしようもないぞ。原発事故が起きてから命をかけるのではなく、原発事故を起こさないことに命をかけろ、原発が事故を起こさぬ前に廃棄することに命をかけろ、ということだ。しかも吉田昌郎所長(故人)は福島原発事故の原因(地震・津波対策の手抜き)をつくった張本人ではないか!:田中一郎)


4.北海道、岩手に30mの津波想定 「切迫した状況」と有識者会議

東京新聞-北海道、岩手に30mの津波想定 「切迫した状況」と有識者会議-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020042101001374.html

*岩手、北海道で津波最大30メートル 日本海溝・千島海溝地震 内閣府想定 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200421/k00/00m/040/044000c

青森県六ケ所村再処理工場、東通原発、女川原発、福島第1原発・福島第2原発、東海第2原発、茨城県東海村再処理工場は大丈夫なのでしょうか? 私が最も心配なのは、高レベル放射性廃液タンク(東海村と六ヶ所村)です。

(関連)新型コロナウイルス禍と原発重大事故(河合弘之:脱原発弁護団全国連絡会共同代表).pdf - Google ドライブ
 https://drive.google.com/file/d/1Y_g7lhlllNBeZzLkv9SU6Q2L3396J5EY/view


5.(NHK)激動の世界をゆく「韓国 “隣人の素顔”を探して」
(1)part1 20200329 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x7t6qlu?playlist=x66fid
(2)part2 20200329 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x7t6qmd?playlist=x66fid

(関連)街場の日韓論-内田樹-平田オリザ他(晶文社)
 https://cutt.ly/LytPycJ
(関連)特集ワイド:「おしん」で問うた戦争責任:脚本家 橋田寿賀子さん94歳(毎日 2020.4.20夕刊)
 https://mainichi.jp/articles/20200420/dde/012/040/014000c

(「激動の世界をゆく「韓国 “隣人の素顔”を探して」」でNHKがどこまで突っ込んで取材できるかと思って見てみたが、予想通り全然ダメだった。歴史を学んでいない日本のバカモノとは違い、韓国の青年たちは男女とも東アジアの近現代史や朝鮮半島と日本との関係史をよく学んで勉強している。「日本が朝鮮に対して過去に行ったことをきちんと総括もしないで、そのようなことを聞く(未来に向けた新しい日韓関係の在り方)こと自体が失礼である」と韓国の若い女子学生が発言していたのが記憶に残る。この取材、何のために韓国に行ったのか、よくわからないボケたような番組で、考えられるのは、今日のアベ排外主義政権へのゴマスリが目的だったのではないかと、ふと思った次第である。NHKのソウル支局幹部のような男の発言も「あたりさわりのない」逃げの発言だった。バカバカしくて見ているのが嫌になる番組です。「お前や、お前の家族が、かつての朝鮮の人たちのような目にあったら、お前は何というのか、お前は加害国日本に対してどういう態度をとるのか」、それを踏まえてから言動せよ、ということだ。:田中一郎)


6.(メール転送です)自民党議員らによる 10 代女性を支援する『Tsubomi Cafe』視察における問題のある言動や少女に対するセクシャルハラスメント行為についての抗議文と要望書

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皆様、もうご存じかと存じますが、様々な問題を抱えている少女達への支援活動に対し、自民党国会議員などが問題のある行動を取りました。それに対し、抗議文が公表されましたので、添付させていただきます。

以下がメールです。

4月24日 18:00
自民党議員らによる10代女性を支援する『Tsubomi Cafe』視察における問題のある言動や少女に対するセクシャルハラスメント行為についての抗議文と要望書を該当議員にお送りしました。こちらで公開しています。
 https://00m.in/yEuuI
 https://00m.in/yEuuI

4月22日に受け入れた自民党国会議員などによる視察の際に、少女たちや活動を尊重しない言動や、男性議員からのセクハラがありました。10代のメンバーとも対応を協議し何が問題なのか理解し、改善いただくためにも、抗議文を作成し、文書での謝罪を求めることにしました。文書には、視察受け入れの経緯や当日の様子、セクハラ被害などについて、どのような行動が10代の女性たちを傷つけ、活動に悪影響を及ぼしているかを詳細に記しました。

この文書の内容も、10代のメンバーとともに考え、彼女たちの声も掲載しています。ぜひ、ご覧ください。視察に来られたみなさまからは、回答を5月1日までにいただきたいとお伝えしています。

(関連)【馳浩】「3密」少女視察で炎上 セクハラ疑惑馳氏らの呆れた言い分|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272431


7.(メール転送です)(早めにご覧ください)(NHK放送番組)バリバラ|民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」
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下記のNHK番組が放送延期(中止?)になったようです。早めにご覧ください。

バリバラ|民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」
 https://tver.jp/corner/f0050418

(関連)NHK バリバラ - 放送予定(上記の続き)
 http://www6.nhk.or.jp/baribara/next/#top

(関連)NHK「バリバラ」再放送が直前差し替え 伊藤詩織さんら出演分が別の回に - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200426/k00/00m/040/009000c

弁護士の師岡さんのメッセージです。
「今回の放送程度の政治的なパロディとマイノリティによる被害の表明も許されないなら
 真の意味の表現の自由の危機で、大変な事態です。
 ツイッターなどネット上での番組への応援、ネトウヨたちへの反撃と、番組のウェブサイトからの
 直接の応援メッセージの両方が重要です。
 https://cgi2.nhk.or.jp/css/mailform/mail_form.cgi?prg_cd=0026

 どうぞよろしくお願いします。                      師岡康子」


8.(メール転送です)(別添ファイル)「新型コロナウイルス:緊急ささえあい基金」にご協力お願いします
ダウンロード - e3808ce696b0e59e8be382b3e383ade3838ae382a6e382a4e383abe382b9efbc9ae7b78ae680a5e38195e38195e38188e38182e38184e59fbae98791e3808d.jpg

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【拡散願います】反貧困ネットワーク
「新型コロナウイルス:緊急ささえあい基金」を発足させます。
 反貧困ネットワーク 代表世話人 宇都宮健児

反貧困ネットワークでは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い仕事や住まいを失ったり、、大学に通えることができなくなったりする状況を踏まえ、拡大する貧困問題を解決するために活動する団体に呼びかけ、「新型コロナ災害緊急アクション」を3月24日に急遽結成しました。参加団体が取り組んでいる電話ダイヤルや路上相談会などでは、既に悲痛な声が寄せられています。公的支援策が次々と具体化していますが、公的支援が受けられる間の「緊急小口給付」や「一時宿泊費支援」や無料で宿泊できるシェルターの提供などを行なっていますが、各地域の支援団体が自己財源を切り崩しながら捻出している状況にあります。

各地に拡がっているフードバンクによる食糧支援しかありません。しかしフードバンクも大変厳しい運営を強いられています新型コロナウイルス感染の影響による貧困問題は長期化します。各支援団体の活動も長期化します。日々の生活費に事欠く人達のSOSも長期化します。

反貧困ネットワークでは「新型コロナウイルス災害:緊急連帯基金」を発足させ、各支援団体が取り組む緊急経済支援や一時居住支援に役立ててもらうよう支援する事とします。

反貧困ネットワーク「新型コロナウイルス:緊急ささえあい基金」の仕組みと用途

*反貧困ネットワークが中心となり、「新型コロナ災害緊急アクション」に参画する協働団体を通じて助成します。それぞれの活動の中で、住まいを喪失し、行き場のない人に対して緊急宿泊支援を実施したり、日々の生活費に事欠いても「生活福祉基金」が借りれずに水道光熱費が払えなったりする方々への緊急小口給付などをおこなっている団体が対象です。

*協働団体から週単位で「給付実績申請書」を提出して頂き、支援当事者1人当たり最大20,000円を10日以内に拠出します。給付実績は毎月、反貧困ネットワークのホームページで公開します。

基金へのご寄附のお願い
郵便振替
口座番号:001705594755
加入者名:反貧困ネットワーク
※通信欄に、「ささえあい」と記入ください。
銀行振込 (ゆうちょ銀行以外の金融機関からのお振り込み)
銀行名:ゆうちょ銀行
金融機関コード:9900 店番:019 店名:〇一九 店(ゼロイチキュウ店)

預金種目:当座
口座番号: 0594755
受取人名:ハンヒンコンネットワーク

問い合わせ  反貧困ネットワーク
〒113-0033 東京都文京区本郷1-4-6 ヴァリエ後楽園303
TEL/FAX: 03-3812-3724
メールアドレス: office@antipoverty-network.org
URLhttp://www.antipoverty-network.org/
基金担当 瀬戸大作(反貧困ネットワーク事務局長)
TEL 090-1437-3502 setodaisaku7@gmail.com


9.いまこそ国民全員にPCR検査を! なぜ日本は検査数を絞るのか(文春オンライン)
 https://cutt.ly/0yaibLr


10.その他
(1)教育も科学技術も…世界で競争できない日本の未来は暗い|古賀茂明 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272383
(2)【安倍政権】囁かれる安倍首相の「コロナ辞任」…第1次政権末期に酷似|日刊ゲンダイDIGITAL
 
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272374
(3)【小池百合子】都内でまた買いだめ集中「小池発言」にスーパー現場の憤り|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272430
(4)【新型コロナウイルス】実録! PCR受検の難しさ…保健所の対応とたらい回しの恐怖|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/272321
(5)<過ちを認めず「自粛がまだ足りない」とは恐れ入る>緊急事態延長なら「安倍政権」と「専門家」の検証が必要(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/825.html

(6)東京圏の病院は「感染患者でひっ迫」新型ウイルス専用治療室の内部 - BBCニュース
 https://cutt.ly/ByaiKrX
(7)命の砦ICU圧迫 感染者入院で一変「まさに戦場状態」新型コロナ:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14455167.html
(8)東京新聞-<コロナ 医療を守ろう>中核病院 綱渡り 墨東病院、救命救急を一部停止-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020042602000132.html
(9)田中龍作ジャーナル - 都立墨東病院の内側から見た二階・小池の野望
 https://tanakaryusaku.jp/2020/04/00022826
(10)東京新聞-集中治療室、45都道府県で不足 コロナ流行ピーク想定時-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020042501001764.html
草々 

2020年4月24日 (金)

東京五輪は「五輪中」(ご臨終)にいたしましょう(1):新型コロナPANDEMICの下、電通「劇場」に乗せられて、カネ・カネ・カネの利権と土建とセキュリティ会社の祭典=単細胞パトリオティズムのバカ騒ぎ=2020年東京オリンピックを中止せよ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.キャンペーン
(1)東京都知事小池百合子殿【新型コロナ】住まい・居場所を失った人のために「オリンピック選手村」を開放してください · Change.org
 https://cutt.ly/zyuSOTw

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 【#ムラをあけて 緊急署名キャンペーンPVをリリースしました!】 · Change.org
 https://cutt.ly/iyuSKDu

(2)日本の発電所が沢山のオランウータンや象など熱帯雨林の生きものたちを苦しませる事をあなたは知っていますか? · Change.org
 https://cutt.ly/7yibk39

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · (祝)パーム油発電所から投資会社が撤退しました! · Change.org
 https://cutt.ly/fyibvuZ


2.(メール転送です)【玄海原発】コロナ緊急事態・玄海止めて!緊急署名
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【転送・転載歓迎】
 http://chng.it/hRSfkMHBXv
<緊急署名:締切4月29日>

新型コロナウイルス感染緊急事態宣言下での玄海原発の稼働は許されません。直ちに止めて下さい。
九州電力株式会社代表取締役社長 池辺和弘様

新型コロナウイルスの感染拡大の対処方法がいまだ分かっていません。一方で、九州電力は玄海原発3・4号機を稼働し続けています。4月14日には玄海原発の特定重大事故対処施設の工事関係者の中から新型コロナウイルス感染者が出たことが判明、九電はすべての工事を一時中断し、九電や請負業者・大林組の社員ら約510人を一時自宅待機としました。

今回は「運転に直接影響はない」として運転が継続されましたが、もし中央制御室の運転員らに感染者が出た時は当該シフトの職員もちろんのこと、交代時に接触する他のシフトの職員も濃厚接触となり、勤務停止です。保安規定では「当直12名、重大事故対応40名、計52名の人員が確保できない状態になれば運転を停止する」となっていますが、要員を確保できる保証はない上、停止後も冷却するために人が必要であり、感染者が発生してからでは対処できない危険があります。

さらに、感染拡大の状況下で、もし原発で重大事故が起きれば、住民は避難途中や避難所で「密閉、密集、密接」の「3密」を避けるのは困難です。コロナ感染防止と原発事故による放射能被ばく防止の両立は極めて困難となります。

「コロナ緊急事態宣言」が出されました。9年前の東京電力福島原発事故で出された「緊急事態宣言」も今なお発令中のままです。これらは同じ命の問題です。原発で働く労働者と住民の命と健康を守るために、稼働中の玄海原発3・4号機をただちに停止すること求めます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会★
〒840-0844 佐賀県佐賀市伊勢町2-14
TEL:0952-37-9212 FAX:0952-37-9213
E-mail:saiban.jimukyoku@gmail.com
http://saga-genkai.jimdo.com/
http://www.facebook.com/genkai.genpatsu
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3.(メール転送です)世界とつながる、視点がひろがるPARC映像作品の期間限定無料公開!
 http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/free_edu.html

NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)では、新型コロナウイルスの感染拡大防止にともない、多くの学校が長期の休校措置をとり、図書館をはじめとする市民の利用施設も休館となっている現状を受けて、PARC制作の映像作品の期間限定無料公開を先週より実施中です。

今週新たに、人気の翻訳ドキュメンタリー作品『種子 みんなのもの? それとも企業の所有物?』を含む2作品を2週間限定で公開いたします。ぜひこの機会に作品をご覧になり、多くの方にご紹介いただければ幸いです。
 http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/free_edu.html

【無料公開開始 4/22~5/6】
『種子 みんなのもの? それとも企業の所有物?』『海と森と里と つながりの中に生きる』

【お見逃しなく 4/15~4/29】
『スマホの真実 紛争鉱物と環境破壊とのつながり』
『パームオイル 近くて遠い油のはなし』

【PARCのオーディオ・ビジュアル作品について】
PARCは、アジアの市民団体や研究者とのネットワークを活かして、エビやバナナ、水やスマホ、バイオ燃料など私たちの身近な題材を切り口に、50本以上の作品を制作してきました。これらの作品は、全国の高校、大学、開発教育の現場での環境・開発・国際理解教育の教材として活用されています。
 http://www.parc-jp.org/video/index.html

また、PARCでは現在、「日本とアジアの森林」をテーマに新作2本の制作を進めており、その製作費の一部についてクラウドファンディングを通した支援を募っております。作品をご覧いただいて、「こういった作品をもっと見たい」と思っていただけましたら、ぜひご支援いただければ幸いです。
 https://motion-gallery.net/projects/parc2020


4.新型コロナPANDEMICに対する緊急経済対策が出鱈目です。
 長期化が見込まれるこの問題に対して、巨額の税金を使って現金バラマキ政策(ヘリコプターマネー)が打たれようとしています。他方で、医療現場や検査体制にはカネをかけず、また、生活苦で追い詰められる多くの人たちはハシタガネで切り捨てられようとしています。本来は、今般の新型コロナPANDEMICで浮き上がった日本経済や社会の欠陥や矛盾を抜本的に改善し転換する方向で、恒久的な制度化を伴いつつ対策が打ち出されて行かなければいけません。しかし、そんなことなどロクすっぽ検討しようともせず、一過性の現金バラマキで事足れりとしそうな気配です。愚か極まりなしです。(野党各党や一部の市民運動・社会運動までがこれに便乗しようとしていることは情けない限りです)

この問題について、来たる4/25(土)、午後2時より(開場は午後1時30分)、たんぽぽ舎(水道橋)において討論集会を開催いたします。体調が良好な方に限り、可能であればご参加ください。なお、それ以降も、可能な限り「新ちょぼゼミ」でこの問題を取り上げ、録画などの形でみなさまにプレゼンをお届けしたいと考えています。よろしくお願い申し上げます。

 <別添PDFファイル>
(1)新型コロナ:民間病院6月危機「資金底つく」(東京 2020.4.24他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020042402000166.html
 https://mainichi.jp/articles/20200423/k00/00m/040/076000c
 https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20200422/3000010320.html
(2)コロナ検査 機能不全、結果まで1週間も、民間拡大カギ(日経 2020.4.24)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58426540T20C20A4MM8000/
(3)海外 大量検査の対応強化、PCR 民間連携や簡易法併用(日経 2020.4.24)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO58430190T20C20A4EA1000/
(4)景気「急速に悪化」、月例報告 リーマン以来11年ぶり(東京 2020.4.24他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/202004/CK2020042402000163.html

*(4.25)(番外編)オルタナティブな日本をめざして:「討論集会:次期衆院選へ向けた経済政策と当面する緊急経済対策について」(ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9055b7.html
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別添しました昨日の東京新聞「こちら特報部」記事が2020年東京オリンピックをめぐる昨今の情勢を伝えています。2020年東京オリンピックの開催延期を巡る費用負担の、IOC側と日本側との押し付け合いの話が書かれています。私たちは日々、コロナウィルスと生活に追われて大変な毎日を送っているのに、この連中は、この期に及んで、まだ、かようなふざけたことをしているのかと思うと、記事を読みながら猛烈な怒りがこみ上げてきました。

東京五輪は「五輪中」(ご臨終)にいたしましょう。この2020年東京オリンピックは、最初からブラックマネーまみれで、誘致する際にも「ブラックタイディングス」などという「ブラック」の名前がある幽霊会社のようなところに、広告代理店・電通の媒介で巨額のカネが流れたりしていました。そして、誘致を巡る買収・汚職の話は終わったわけではなく、フランスの検察当局が今でも追いかけている「刑事事件」なのです。

(参考)東京オリンピックは裏金で買収した!ブラック・タイディングス社の謎 - NAVER まとめ
 https://matome.naver.jp/odai/2146357037005424101

そもそも、新型コロナPANDEMICは短期間で終息しそうにありません。出場予定や出場希望のアスリートたちは、場所がなくて練習もできず、選抜大会も開催されないまま、いつになったらスタンバイの態勢がとれるのか、不安定な状況に置かれたまま、ずっと1年間引っ張られていくことになります。また、海外選手たちの事情も、1年後の7月に、新型コロナPANDEMICのことはすっかり忘れて日本にオリンピックのためにやってくる、などということがありうるのでしょうか? 今では日本は、新型コロナPANDEMIC対策では世界最悪の1つだと言われ始めている国です。そんなところに、しかも福島第1原発事故による放射能が散らばっているようなこの国に、トップクラスのアスリート達がそろってやってくるなどとは、常識的に考えて難しいと見るべきではありませんか。

新型コロナPANDEMICの下、電通「劇場」に乗せられて、カネ・カネ・カネの利権と土建とセキュリティ会社の祭典=単細胞パトリオティズムのバカ騒ぎ=2020年東京オリンピックなど、もういらないでしょう。最初は「コンパクト五輪」とか何とか言って、総費用は7千億円程度でやりますと言っていたのが、今では3兆円規模に膨らんでいます。これの大半は東京都民の税金と国の税金から出されるカネです。それに加えて、1年延期すれば、会場確保のための費用だけでも数千億円規模の費用が追加でかかることになります。何故なら、今後も1年間以上借り続ける施設もあるので、直接的な施設使用料だけでなく、その施設でオリンピック終了後にイベントを予定していた団体や会社などに巨額の補償金の支払いや代替施設を用意しなければいけないからです。

2020年東京オリンピックをやろうとしている連中は、安倍政権も小池百合子も、みな典型的な「タカリ」たちです。有権者・国民・都民の税金にタカって「小さく生んで大きく育て」(巨大ダム建設と同じ)、カネ・カネ・カネの利権と土建を「山分けしている」だけなのです。物事をよく考えて行動しない単細胞のオバカたちが、それに乗せられてバカ騒ぎをする、そんな「祭典」がオリンピックです。舞台装置をつくり上げる黒子が広告代理店・電通で、このオリンピックに「寄生」する会社にとっては、オリンピックはしこたま儲けが出る、笑いが止まらないイベントなのです。

1つだけ、そのエビデンスを申し上げておきましょう。今般の2020年東京オリンピックの1年延期で、いったいいくらの追加費用が必要となるのか、その請求書明細が明らかにされましたか? 本来ならば、それが明らかにされ、それについて民意を問うて、それから延期なのか中止なのかを決めるというのが本来の意思決定の在り方ではありませんか? しかし、そんなことをしたら、中止世論が噴き出すことは十分に予想されますから、しないのです。既成事実をどんどん積み上げて行って、ハイ、これだけかかることになりました、(単細胞の)都民・国民のみなさま、ここまで来たらもう引き返せません、やむをえません、どうぞよろしく、とやるのは目に見えています。

こんなもの、もう中止にいたしましょう。都民・国民の税金にタカルのも、もういい加減にしろ、ということです。2020年東京オリンピックなどに巨額の税金をこれ以上浪費することをやめ、目前にある新型コロナPANDEMICの対策に、医療・検査の態勢強化・組織支援や、失業して困窮する方々への経済対策などに、もっとしっかりと税金を投じていくべきではないかと思います。

(2020年東京オリンピックを中止にさせないために、政府と東京都がグルになって、新型コロナPANDEMICのPCR検査件数を絞り込み、感染者数多数が表面化しないよう画策していたことが、状況証拠として明々白々となっています。あのタヌキ女の小池百合子などは、オリンピック延期が決まるまでは「タヌキ寝入り」をしていた、どうしようもない「自分ファースト」のトンデモ知事です。少し前は情報公開を柱にした「東京大改革」をやるなどと言っていたにもかかわらず、肝心な重要情報はほとんどが都民に対して隠されてたままです。たいしたもんだぜ屋根屋のフンドシ、ならぬ、タヌキのフンドシ、です。くれぐれも都知事選挙なんぞで再びタヌキに騙されて投票しないよう、お心がけ下さい)


 <別添PDFファイル>
(1)五輪やっぱり中止すべき、「数千億円」重い追加負担(東京 2020.4.23)
ダウンロード - e4ba94e8bcaae38284e381a3e381b1e3828ae4b8ade6ada2e38199e381b9e3818de38081e3808ce695b0e58d83e58484e58686e3808de9878de38184e8bfbde58aa0e8b2a0e68b85efbc88e69db1e4baac202020.4.23efbc89.pdf
(2)参加型権力、排除が支える参加(小笠原・山本「やっぱりいらない東京オリンピック」岩波ブックレット)
https://cutt.ly/wyiEJwT
ダウンロード - e58f82e58aa0e59e8be6a8a9e58a9be38081e68e92e999a4e3818ce694afe38188e3828be58f82e58aa0efbc88e3808ce38284e381a3e381b1e3828ae38184e38289e381aae38184e69db1e4baace382aae383aae383b3e38394e38383e382afefbc89.pdf


 (関連サイト)
(1)「全ては五輪延期が発表されてから…」久米宏が『外出自粛要請』の裏事情「かなりの確信」持って語った-芸能・社会-中日スポーツ(CHUNICHI Web)
 https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2020032802100054.html
(2)コロナ禍で未知のマイナス成長期へ 内田樹「五輪、万博、リニアなどはむしろ害に」 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)
 https://dot.asahi.com/aera/2020042100035.html
(3)東京五輪は国民の怒りと5000億円の延期費用で破綻寸前  WEDGE Infinity(ウェッジ)
 https://wedge.ismedia.jp/articles/-/19384
(4)「東京五輪 中止すべき」平野啓一郎氏が訴え「日本が感染拡大抑えたとしても…世界中から人来る」(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200421-00010072-chuspo-ent

*世界がコロナ禍を乗り越える意思を示す東京五輪 - - 馳浩 - 毎日新聞「政治プレミア」
 https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20200422/pol/00m/010/013000c

(↑ こういうのに乗せられているとバカを見るのです。よーく考えよー、お金は大事だよー、なんて宣伝歌、ありましたね)
 https://www.youtube.com/watch?v=40ysN8KPY-Y
草々 

2020年4月23日 (木)

「税務署よいとこ一度は・・・」(帰ってきたヨッパライ=三木義一元青山学院大学長)=新型コロナばらまき現金交付にマイナンバーを使えばいいのに、なんて、ロクなことを言わない酒飲み老人

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(4.25)(番外編)オルタナティブな日本をめざして:「討論集会:次期衆院選へ向けた経済政策と当面する緊急経済対策について」(ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9055b7.html

(その次)(4.27)オルタナティブな日本をめざして(第43回):「走る原発 怪しいエコカー:水素社会への疑問(交通分野とエネルギー体系)」(新ちょぼゼミ:上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-4c608c.html


2.イベント情報
(1)(別添PDFファイル)(チラシ)(5.22)福島原発かながわ訴訟 第2回控訴審
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc95efbc8eefbc92efbc92efbc89e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae3818be381aae3818ce3828fe8a8b4e8a89f20e7acac2e59b9ee68ea7e8a8b4e5afa9.pdf
(2)(別添PDFファイル)(チラシ)(6.22)止めよう辺野古新基地建設!辺野古裁判勝利!首都圏集会
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc96efbc8eefbc92efbc92efbc89e6ada2e38281e38288e38186e8bebae9878ee58fa4e696b0e59fbae59cb0e5bbbae8a8adefbc81e9a696e983bde59c8fe99b86e4bc9a.pdf
(3)(別添PDFファイル)(チラシ)(平和力フォーラム2020企画)「にっぽん診断」
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88e5b9b3e5928ce58a9be38395e382a9e383bce383a9e383a02020e4bc81e794bbefbc89e3808ce381abe381a3e381bde38293e8a8bae696ade3808d.pdf


3.(別添PDFファイル)(パンフ)警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法 住民訴訟「違法だが適法」の怪 控訴しました!
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019121600732&g=soc
ダウンロード - efbc88e38391e383b3e38395efbc89e8ada6e8a696e5ba81e6a99fe58b95e99a8ae381aee6b296e7b884e381b8e381aee6b4bee981a3e381afe98195e6b39520e4bd8fe6b091e8a8b4e8a89fe68ea7e8a8b4e38197e381bee38197e3819fefbc81.pdf

(関連)政府、辺野古新基地設計変更を申請 軟弱地盤改良工事を追加 沖縄県は承認しない見通し - 琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1110899.html

(関連)東京新聞-辺野古設計変更「不要不急」の極みだ-社説・コラム(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020042202000166.html


4.(別添PDFファイル)福島原発千葉訴訟第一陣控訴審:原告が希望の持てる判決を求める署名
https://cutt.ly/PyykuYC
ダウンロード - e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae58d83e89189e8a8b4e8a89fe7acace4b880e999a3e68ea7e8a8b4e5afa9efbc9ae58e9fe5918ae3818ce5b88ce69c9be381aee68c81e381a6e3828be588a4e6b1bae38292e6b182e38281e3828be7bdb2e5908d.pdf


5.キャンペーン
(1)キャンペーン · 総理大臣- コロナ感染疑いのPCR検査を医師の判断でやらせてください · Change.org
 https://cutt.ly/byykvzp

(2)キャンペーン · Mr. Kajiwara Hiroshi, Minister of Economy, Trade and Industry- Please do not throw the water generated by the Fukushima Nuclear Disaster into the sea · Change.org
 https://cutt.ly/Ayykggl


6.最も人命を奪うのは、「感染症」ではなく「間違った経済政策」である(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200423-00034659-president-bus_all&p=1


7.その他
(1)狂った火事場ドロボーたちのシナリオに乗ってはいけない|斎藤貴男 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272177
(2)厚労省が休校補償の手続きをパソナに委託! 申請書送付先がパソナ本社ビルに…一方 会長の竹中平蔵はコロナで“他人事”発言 批判殺到|LITERA
 https://lite-ra.com/2020/04/post-5384.html
(3)厚労省天下りの巣窟…国立感染研は原子力村同様の感染症村 中村敦夫 怒りん坊の閻魔堂会議(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/717.html
(4)<さながらコロナ・バンザイ突撃>この政府と専門家では収束不可能 機能不全と暴走でコロナ対応は空中分解(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/719.html
(5)精神論と戦力の逐次投入ばかり コロナ司令塔は誰なのか(2020年4月22日『日刊ゲンダイ』)障害福祉&政治・社会・平和問題ニュースサイト
 https://gogotamu2019.blog.fc2.com/blog-entry-9825.html

*日刊IWJガイド「アベノマスク最大の発注先・興和にIWJが直撃取材! 安倍昭恵氏のコネによる契約は完全否定! 予算466億円の残り375億円のゆくえは『国に聞いて』と回答!」2020.4.23日号 ~No.2779号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40037
================================


*(別添PDFファイル)税務署よいとこ一度は・・・(三木義一 東京 2020.4.23)
 https://cutt.ly/xyyjP1E

 この酔っ払いのおじいちゃん、毎週、東京新聞の「こちら特報部」コラム欄に現れては、ダジャレや小話をくり返しているんだけれど、こう見えても、このおじいちゃんは日本では税制・税法研究の第一人者と言われている人らしいのよ。その割には話がすべて日本の税法の「急所」というか、根本欠陥というか、重要矛盾というか、要するに肝心なことを(意図的に)避けて通って「重箱の隅」をつついては「ワハハハハ」なんてお笑いのタネにしている、どうも胡散臭いオイボレピエロのようなのよね。いっそのこと、落語界にでもお入りになればよかったのに、人生の選択をお間違えになったのかな・・・?

それはそうと、今日は何を言うとるのかと思ってみてみたら、どうも新型コロナ経済対策でマイナンバーを使えばもっと速く簡単に現金バラマキができたのに、政治がウソツキで国民のためだとは思われてないから「せっかくのマイナンバー」がいかされてない、なんて酒飲んで嘆いてるわけ。

しかし、このおじいちゃん、ちゃんとマイナンバーの欠陥など重々承知で言っているから、ゆるせん奴だと思うのよ。簡単に言えば、①マイナンバーを税制の中だけで「納税者番号」管理制度として使っていればまだよかったものを、それを「あれもこれも」と、いろいろなものの「共通番号」にしたのが決定的にダメ、②更にそれをさまざまな身分証明書のようにして使って汎用性を高めようとしているのがさらにダメ、これやると「なりすまし」の被害が出てくるし、そのうちにハッカーにやられて、日本全国民の個人情報が全世界に向かってオープンになるでしょう=時間の問題ですね、犯罪者は泣いて喜ぶと思います、

③マイナンバーのトラブルは「なりすまし」も含めてすべてマイナンバー保持者の自己責任、言い換えれば、マイナンバーで「なりすまし」されて大損しても、そんなこと、国は知ったこっちゃねえ、お前らで始末しろ、支援もしねえ、とさ、④マイナンバーを管理しているコンピュータシステムが旧態依然の図体デカデカ恐竜の前近代モノのようなんだそうだ、ITゼネコン利権が大きく絡んでいる、⑤それにマイナンバーを扱っている会社や役所の事務がハチャメチャで、個人情報さらけ出し制度、さながらだそうでもある、などなど、不勉強な私でもこれくらいは言える。

まあ、このおじいちゃん、もうこの年になれば人間変われるものでもないから、酒でも飲みながら、ゆっくりと天国への階段でも登って貰ったらどうかなとも思いますね。天国は酒もうまいし、ネエちゃんもきれいだそうですから。でも、足踏み外して、落っこちたらダメですよ。
 https://www.youtube.com/watch?v=HgW5KUyJarw
 https://www.youtube.com/watch?v=K-tq6Z5jKtI

(♪「なあ、おまえ、税金・税制というもんワ、そんなあまいもんやおまへんのや、もっとまじめにやれ~~!!???」♪)
草々 

2020年4月21日 (火)

(VTR)新型コロナPANDEMICとアベ政権で没落を加速する日本:児玉龍彦、金子勝、山本太郎、志位和夫(立民・社民の直近VTRはユーチューブに発見できず)=わずか10万円のバラマキ政策を喜んでいてどうするのか!?

前略,田中一郎です。

活字ばかりでは疲れますので、ネット上でユーチューブ録画を探してみました。(敬称略)児玉龍彦、金子勝、山本太郎、志位和夫の各氏の発言録画は見つかりましたが、何と「市民と野党の共闘」総大将の立憲民主党や、リベラルの星・社会民主党の直近VTRは、ユーチューブには発見できませんでした(3月下旬~今日までのもの)。もちろん、「市民と野党の共闘」が全協力政党と共に記者会見している録画も見つけられません。「市民と野党の共闘」が、野党共闘が、選挙で勝てない原因が、こんなところにもあるように思われます(共産党もたった1つだけ)。下記では各党のHPにあった録画をご紹介しておきました。(今年7月の東京都知事選挙も気になりますが、そんな話はどこかへ吹き飛んでしまったようです)

それはともかくとして、安倍政権下で圧倒的多数の有権者・国民が疲弊し、多くの日本のより良きインフラ的社会制度が市場原理主義アホダラ教により破壊され、そして、一方で安全規制を骨抜きにした「安上り」の危険極まる原発・核燃料サイクル推進に猪突猛進しながらも、他方では、おぼっちゃま2世・3世議員たちの「対米隷属下での戦争ごっこ」で危険な「余計な戦争を抱え込む政策」を続けるこの日本が、思考停止のまま、コロナ大不況の深海底に沈みこもうとしている様子です。

国が亡びる時というのは、こういう風にして滅びていくものなのかもしれません。今、たとえば巨大地震・津波・火山噴火が発生して、日本列島に並べられた原発・核燃料サイクル施設がやられて火を噴けば、新型コロナPANDEMICと合わさって、まさに地獄絵が現実のものとなるでしょう。原発・核燃料サイクル施設が稼働しているかどうかなど、関係ありません。使用済み核燃料プールや高レベル放射性廃液タンクがやられたら、一巻の終わりですから。そして、そんな不幸なハプニングが起きなくても、このままでは、日本経済・社会は、深刻な大恐慌現出の下で、多くの「社会的犠牲者」を生み出し、容易なことでは立ち直れない「不幸列島」に陥っていきそうです。今、まさに「日本の危機」が顕在化しはじめています。

そんなときに、10万円のバラマキはした金をもらって喜び騒ぎマスごみのバカさ加減が、私は腹立たしくてしょうがありません。それでも全国民にバラマクわけですから、必要財源総額は中小零細企業向けの交付金を含めて15兆円は超えるでしょう。財源が必要なところは山のようにある中で、全くの浪費・散財にすぎません。バカバカしい限りです。私たちは、今般の新型コロナPANDEMICが浮き上がらせた日本経済・社会の欠陥・欠点・問題点や弱点・矛盾に対して、しっかりと向き合って、これを根本から転換する、そういう覚悟がなければ、この国はやがて本当に滅び去ってしまうでしょう。「第二の敗戦」を指をくわえてみているわけにはいきません。市民運動・社会運動の真価が問われているのです。

(4.25)(番外編)オルタナティブな日本をめざして:「討論集会:次期衆院選へ向けた経済政策と当面する緊急経済対策について」(ちょぼゼミ)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9055b7.html

(さきほどメールでご案内申し上げました通り、予定通りの開催をいたします:田中一郎)

(関連)本日(4/19)のいろいろ情報です:新型コロナ騒動の陰で進められるアベ政権の反国民的出鱈目政策=監視と異議申し立てを続けましょう、そしてオルタナティブな日本を高く掲げて「一気に世直し」です(その1)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-424fee.html


1.新型コロナPANDEMIC風景
(1)首都圏の通勤風景は- 緊急事態宣言 全国に拡大 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Wutyh5wadmw
(2)緊急事態宣言拡大でも多くの人出 商店街、潮干狩りに - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=f75OHNEC2d4
(3)パチンコ店に県外から多くの客 茨城県知事が危機感(20-04-16) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=XYwj2gkXP-Q


2.児玉龍彦東京大学教授・金子勝立教大学教授
(1)新型コロナ重大局面 東京はニューヨークになるか 20200403 WeN - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=r-3QyWfSsCQ
(2)自分で考え いのちを守れ! 新型コロナと闘う その先の未来へ200408 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=RUrC57UZjYk&feature=youtu.be
(3)自粛で東京は救えるか~ウイルスは変異した!PCRと抗体検査【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】20200412 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=7EtDPtKd4L0
(4)【金子勝の言いたい放題】No10 アベ「大恐慌」に備えよ 20200403 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=tkOjN1da5dk


3.「市民と野党の共闘」協力の既成政党 その1(立憲民主党、社会民主党、日本共産党)
(1)【ご意見募集】新型コロナウイルス感染拡大による影響について声をお聞かせください - 立憲民主党
 https://cdp-japan.jp/news/20200312_2715
(2)社民党OfficialWeb│トップページ -
 http://www5.sdp.or.jp/
(3)志位和夫委員長の会見 2020.3.26 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=iLfWCEs8D8I
(4)新型コロナウイルス 国の責任で抜本対策を|エントリー│日本共産党中央委員会
 https://www.jcp.or.jp/web_info/post-11.html
(5)生放送 とことん共産党 多彩なゲストと生トーク!|日本共産党
 https://www.jcp.or.jp/web_info/tokoton.html


4.「市民と野党の共闘」協力の既成政党 その2(山本太郎「れいわ新選組」)
(1)【麻生さん、正解!】れいわ新選組代表 山本太郎 2020年4月17日 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=aMJEdZ9aOeQ
(2)小池都知事、ちょっといいですか? れいわ新選組代表 山本太郎 2020年4月16日 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=fnWJEUpRiAY
(3)【緊急事態宣言前夜】政府対策108兆円のカラクリ れいわ新選組代表 山本太郎 2020年4月6日 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=taMDdEcwq4k
(4)れいわ新選組 - YouTube
 https://www.youtube.com/channel/UCgIIlSmbGB5Tn9_zzYMCuNQ/videos


(はやく一致協力体制をつくって、来たる衆議院総選挙や東京都知事選挙に勝てるような形を創っていただけませんかねえ! 何してんですか!? :田中一郎)
草々

2020年4月20日 (月)

本日(4/19)のいろいろ情報です:新型コロナ騒動の陰で進められるアベ政権の反国民的出鱈目政策=監視と異議申し立てを続けましょう、そして「オルタナティブな日本」を高く掲げて「一気に世直し」です(その1)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(6.4)オルタナティブな日本をめざして(第46回):「ジャーナリズムと日本の危機:ワセダクロニクルの挑戦」(新ちょぼゼミ:渡辺周さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-21b154.html

(関連)ジャーナリズムNGO:ワセダクロニクル - Watchdog Japan
 https://www.wasedachronicle.org/


2.キャンペーン
(1)【団体賛同急募】東海第二原発の再稼働工事の中止を! - 原子力規制を監視する市民の会
 http://kiseikanshi.main.jp/2020/04/19/1505/

(2)内閣総理大臣 安倍晋三- #緊急事態宣言 なのに政府が病院・ベッド削減を支援!?#新型コロナ による医療崩壊 を防ぐための緊急署名 · Change.org
 https://cutt.ly/Et5D0Sh

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 厚労省が公立・公的病院とベッドの数の削減を見直す可能性が出てきました。 · Change.org
 https://cutt.ly/5t5D99l

(3)都立病院独法化反対・都立病院の充実を求める連絡会|東京都の都立病院独立法人化に反対します
 https://t-renraku.com/

(もう一つ、「保健所体制の抜本的拡充を要請します」旨のネット署名も欲しいですね。:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)国がつぶしてきた感染症対策、感染爆発に対応できない保健所の現状(イントロ部分)(天笠啓祐『週刊金曜日 2020.4.17』)
ダウンロード - e6849fe69f93e78886e799bae381abe5afbee5bf9ce381a7e3818de381aae38184e4bf9de581a5e68980e381aee78fbee78ab6efbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e5a4a9e7aca0e3808ee98791e69b9ce697a5202020.4.17e3808fefbc89.pdf

(4)キャンペーン · 議員、国民- 「新非常事態特措法」反対署名運動 · Change.org
 https://cutt.ly/St5Fy1R
(このサイトはインフル特措法が成立する前のもののようですが、誰か成立後のものはご存じありませんか? :田中一郎)

(関連)緊急事態条項とは…過度な私権の制限はファシズムへの回帰|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/271728


3.2020 140J ウイルス禍とのグローバルな闘いを通じて平和を(世界平和アピール七人委員会 2020.04.13)
 http://worldpeace7.jp/?page_id=384

(関連)世界平和アピール七人委員会 - World Peace 7
 http://worldpeace7.jp/wp/
(関連)これまでの記録 – ゲノム問題検討会議
 https://00m.in/1UMGI


4.黒いキツネと緑のタヌキ
(1)(黒いキツネ)横浜市長「ギリギリの判断」 IR事業2カ月延期正式表明 - 政治行政 - カナロコ by 神奈川新聞
 https://www.kanaloco.jp/article/entry-330351.html

(2)(緑のタヌキ)小池百合子の“血税9億円CM”、隠しきれない「出たがりな性分」(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200416-00017692-jprime-ent

(かような女が、日本の首都・東京と第2番目の大都市・横浜の首長なのか!? 小池タヌキなんぞは「カジノ」を隠して都知事選に臨むような感じだ。いったいどこのどいつが、かような女に選挙で投票をしておるのか!? 頭からバケツで水でもぶっかけてやれば、少しは目が覚めるかもな:田中一郎)


5.新刊本:緑風出版│身回りの電磁波被曝
 http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1907-2n.html

(関連)(別添PDFファイル)お薦めしたい本『身回りの電磁波被曝』(山田耕作さん 2020.4)
ダウンロード - e3818ae896a6e38281e38197e3819fe38184e69cace3808ee8baabe59b9ee3828ae381aee99bbbe7a381e6b3a2e8a2abe69b9de3808fefbc88e5b1b1e794b0e88095e4bd9ce38195e38293202020.4efbc89.pdf


6.(別添PDFファイル)韓国総選挙 与党圧勝、コロナ対応 追い風(毎日 2020.4.17他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020041702000120.html
 https://mainichi.jp/articles/20200416/k00/00m/030/066000c

(関連)韓国与党勝利に祝意示さず 菅氏「徴用工で是正要求」  -日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58141760W0A410C2000000/
(関連)東京新聞-韓国与党圧勝 今こそ日韓協力の時だ-社説・コラム(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020041802000173.html

(関連)コロナで文在寅政権「大逆転」韓国総選挙 与党圧勝の舞台裏(牧野愛博)現代ビジネス 講談社
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71903
(関連)ポスト文在寅争いに李氏が浮上、対日強硬姿勢は続く:日経ビジネス電子版
 https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00023/041600161/

私の感想は下記です。
(1)小選挙区では与党勝利だが、比例では事実上敗北しているのではないか? これは意外な印象を受ける。
(2)韓国は地域によって当選者の偏りがひどい。ソウルを含む朝鮮半島の西側の地域は与党、プサンを含む東側の地域は野党
(3)上記を克服する努力はなされているのでしょうか?
(4)保守「未来統合党」の社会的支持基盤はどこにあるのでしょうか?
(5)現ソウル市長の朴元淳(パク・ウォンスン)氏は国政には出てこないのでしょうか?
(6)気になった報道その1「共に民主党は、全羅道地域では、金大中元大統領側近らで作る中道の「民生党」と争ったが、1議席を除く27議席を独占。前回の総選挙から続いた進歩系勢力内での主導権争いにも終止符を打った。」(民主党は選挙前の20議席をすべて失い議席ゼロとなった)
(7)気になった報道その2「大統領候補同士の対決となったソウル市の選挙区では李洛淵前首相が当選して一歩リード、他方、最大野党の大統領有力候補だった黄教安代表は李氏に敗れ、党代表辞任を表明」
(8)アベ政権は文在寅政権へ祝辞も送らず敵対関係を増幅させる方針=愚か極まりなし

運命 文在寅自伝-文在寅/著 矢野百合子/訳(岩波書店)
 https://cutt.ly/vt6r3Zu


7.日刊ゲンダイ
(1)<首相がただのバカだと分かった衝撃>列島に溢れる「安倍辞めろ」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/563.html
(2)税金を使って…小池都知事の宣伝でしかないコロナ対策CM|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/272055
(3)苦難の時に机上の空論ではない知恵を出せる政治家を求む|高野孟 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271915
(4)466億円かけたアベノマスク 厚労省がメーカーヒタ隠しの怪|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272028
(5)<格差を放置し、今一番苦しい人々に「我慢しろ」>彼らを見殺しにすればおそらくクーデターになるだろう(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/625.html
(6)<コロナ特需に浮かれるテレビ報道の大罪>怪しい数字とコメントが溢れている(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/596.html
(7)【新型コロナウイルス】結託か?“日本人42万人死亡”推計に潜む安倍政権の黒い思惑|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271970
(8)「働かざるもの」って、あんたんとこのボスと女房では?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272001
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新型コロナPANDEMICがいよいよひどくなり、無能でボンクラなアベ政権と忖度腰抜け報道のマスごみが毎日のように大騒ぎをしています。しかし、その陰で進められるアベ政権の反国民的出鱈目政策には許しがたいものがあり、新型コロナで苦しめられる有権者・国民のことなど歯牙にもかけず、彼らの悪政をあくまで押し通す態度のようです。他方で、市民運動・社会運動は「お休み」の雰囲気が漂っていますが、それではよろしくなくて、こういう時だからこそ、アベ政権のロクでもない振る舞いに対して監視と異議申し立てを続けましょう。そして、次期衆院選へ向けて「オルタナティブな日本」実現を高く掲げて「一気に世直し」を進めましょう。(その1)

今般の新型コロナPANDEMICと、それに伴う騒動は、今日の日本経済や社会が抱える欠陥・欠点・短所、脆弱性・弱点、矛盾・理不尽、政治や行政の至らなさ、などなどを浮き上がらせました(下記参照)。今現在、経済対策を含む新型コロナ緊急対策がアベ政権の手で打ち出されようとしていますが、その対策は、まさに下記のようなことを克服し、不幸にして感染された方の治療や救済から始まって、コロナ不況で経済的に苦境に陥った方々への支援も含めて、しっかりと政府や自治体がサポートし、今後再びの失敗や悲劇や不幸を繰り返さないようにすることが肝要です。そのためには、対策・政策は下記のようなことを時間がかかっても克服していくものでなければならないはずです。緊急対策は「シームレス」に恒久対策につながなくてはいけません。しかし、事態の進行はそのようには進んでいないように思われます。以下、複数回に分けて、具体的な問題を取り上げてコメントしたいと思います。

 <今般の新型コロナ騒動が浮き上がらせた日本経済・社会の問題点>
(1)政府の危機管理体制が確立しておらず、危機対応能力があまりに低い、そもそも有権者・国民の健康・生命・財産のことを第一に考えていない。

(2)長く続く市場原理主義政策の結果、医療機関や保健所などの現場が疲弊し、具体的な実践対応機関が期待されるように動けなくなってしまっている。

(3)セイフティネットがボロボロである(少なくとも「生活保障制度」(生活保護)や「失業保険制度」を拡充する必要あり)。

(4)過度のグローバリズム迎合によりサプライチェーンが脆弱となり、海外で大きな経済変動が起きると、国内の供給態勢がマヒしてしまう。

(5)カジノ資本主義に振り回されている。

(関連)次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その2):新型コロナウィルスPANDEMICによる景気停滞に対する緊急経済対策について- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9167d6.html


 <別添PDFファイル>
(1)コロナ禍で辺野古移設反対運動は、抗議 苦渋の中断、工事止めぬ政府(東京 2020.4.18)
(2)隠蔽される調査データ、このままでは護岸は崩壊する(イントロ部分)(北上田毅『世界 2020.5』)
(3)復興予算26兆円の行方(上)人ではなくハコモノへ(イントロ部分)(古川美穂『世界 2020.4』)
(4)復興予算26兆円の行方(下)国策プロジェクト「福島イノベ構想」(イントロ部分)(古川美穂『世界 2020.5』)
(5)世界が危ぶむ井の中の蛙ニッポン:田中康夫 令和風景論(『サンデー毎日 2020.4.19』)
(6)特集ワイド:改憲「緊急事態」の強権危惧、石田勇治東大大学院教授 ナチ前夜と相似点ないか(毎日 2020.4.15夕刊)
(7)米大統領選2020:保守派、トランプ氏に圧力、政府支援、膨張に不満(日経 2020.4.18)


1.(重要・必見)コロナ危機のウラで法改悪…「働く高齢者」が危なくなりそうなワケ(竹信三恵子)講談社
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71314

(労働問題で定評のあるジャーナリスト・竹信三恵子さんの貴重なレポートです。コレはアベ自公政権による「働き方改悪」の「第2ステージ」開始を告げる「宣戦布告」とだ見た方がいい。こんなものが広がってしまうと、日本の勤労者は労働関連法による保護も、行政的支援も受けられず、裸のまま「資本のジャガノートの車輪の下」に投げ入れられることになるでしょう。日本の労働者よ、団結せよ。闘わなければ徹底的にむしり取られるだけです。労働貴族・御用組合「連合」など役に立ちませんし、闘う労働者の味方などでもありません。新しい労働組合を結成しましょう! :田中一郎)

(関連)【竹信三恵子さんの信じられないホントの話】 労組破壊:「関西生コン事件」とは何か=ここまで来ている「異議申し立て」「労働運動」への権力弾圧と「治安維持法再体制」前夜- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-d369f0.html

(関連)(報告)(1.22)オルタナティブな日本をめざして(第39回)「企業ファースト化する日本とアベ政権」(新ちょぼゼミ:竹信三恵子さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-130a1b.html

*「むしりとりますとも! 最期まで! 自由民主党」(2014.6)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/files/facist_2_mmusiritoru.pdf


2.(別添PDFファイル)コロナ禍で辺野古移設反対運動は、抗議 苦渋の中断、工事止めぬ政府(東京 2020.4.18)
ダウンロード - e382b3e383ade3838ae7a68de381a7e8bebae9878ee58fa4e7a7bbe8a8ade58f8de5afbee9818be58b95e381afe38081e68a97e8adb020e88ba6e6b88be381aee4b8ade696adefbc88e69db1e4baac202020.4.18efbc89.pdf

(関連)鹿島や大林組などが全国で工事中止へ 緊急事態拡大受け [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN4K62GTN4KULFA027.html

(関連)(別添PDFファイル)(必見必読)隠蔽される調査データ、このままでは護岸は崩壊する(イントロ部分)(北上田毅『世界 2020.5』)
ダウンロード - e99aa0e894bde38195e3828ce3828be8aabfe69fbbe38387e383bce382bfe38081e38193e381aee381bee381bee381a7e381afe8adb7e5b2b8e381afe5b4a9e5a38aefbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e58c97e4b88ae794b0e3808ee4b896e7958c20.5e3808fefbc89.pdf

(ひどいものです。大手ゼネコンが軒並み新型コロナの影響で工事をストップしているにもかかわらず、ここ沖縄の辺野古だけは防衛省が工事を止めようとはしません。河野太郎防衛相は「工事を受注している業者からは何も言ってこないので工事は止める必要もない」旨の発言までする始末です。加えて、そもそもこの基地建設については、水深90mまで軟弱地盤だということが明らかであるにもかかわらず、また、海底地盤改良をする技術も水深70mまでしかないにもかかわらず、辺野古基地建設を強引に押し通そうとしているアベ自公政権、その他の諸問題に関する民主的手続きも常識的判断も、すべて棚上げにして「意地だけで」辺野古基地建設をやろうというのですから許しがたいものがあります。その費用たるや沖縄県の試算では(うまくいったとしても)2兆数千億円にもなるといいます。沖縄の方たちをバカにしているのではないのでしょうか。岩波月刊誌『世界』(2020/5)掲載の北上田さんの論文(上記)は、辺野古基地建設にかかる出鱈目を具体的にパーフェクトな形で記述・告発した必見必読の文献ですので、みなさまにも是非、原本を入手の上、ご一読願いたいです。:田中一郎)

(関連)北上田毅 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8C%97%E4%B8%8A%E7%94%B0%E6%AF%85

(関連)辺野古工事停止など要請|NHK 沖縄県のニュース
 https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20200413/5090009865.html
(関連)(6.29)警視庁機動隊の沖縄への派遣中止を求める住民監査請求・住民訴訟をおこないます
 https://juminkansaseikyu.wordpress.com/
(関連)「『警視庁機動隊の沖縄派遣は違法』住民訴訟」住民訴訟原告団・石川 亜衣 | 論壇
 http://gendainoriron.jp/vol.16/rostrum/ro05.php
(関連)辺野古住民訴訟 一部の原告の訴え却下(沖縄ニュースQAB) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-00010001-qab-oki

(関連)東京新聞-受注業者に助言、報酬 辺野古工事、防衛省の有識者2人-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020041502000142.html

(工事業者と癒着しているとみられる人物が、この出鱈目工事のお墨付きを与える防衛省の「技術検討会」の委員をしているという、何とも唖然とする腐った話である。やることなすこと全部出鱈目だ。防衛省は東京新聞からこのことの是非を聞かれて「そんなのシラネー、カンケーネー」と回答、まさにゴロツキ集団だ!:田中一郎)


3.黒川氏人事「撤回ない」、政府 定年延長法案審議入り(東京 2020.4.17)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202004/CK2020041702000127.html

(関連)東京高検黒川検事長の定年延長に関する閣議決定撤回と黒川氏の辞職を求める賛同署名の呼びかけ - 安倍9条改憲NO!全国市民アクション
 http://kaikenno.com/?p=1391


4.復興予算26兆円の行方(上下)(岩波月刊誌『世界』より)
(1)(別添PDFファイル)復興予算26兆円の行方(上)人ではなくハコモノへ(イントロ部分)(古川美穂『世界 2020.4』)
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(2)(別添PDFファイル)復興予算26兆円の行方(下)国策プロジェクト「福島イノベ構想」(イントロ部分)(古川美穂『世界 2020.5』)
ダウンロード - e5bea9e88888e4ba88e7ae9726e58586e58686e381aee8a18ce696b9efbc88e4b88befbc89efbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e58fa4e5b79de7be8ee7a982e3808ee4b896e7958c202020.5e3808fefbc89.pdf

 多くの被災者・被害者の命と生存、生活と人生を救済し、再建することが可能な金額だった「復興財源」が、できもしない「廃炉」や「除染」、あるいはくだらない「安全・安心キャンペーン」、あるいはまた、原子力ムラ企業その他の原発寄生虫たちの利権事業や食い扶持事業に浪費されていく様が、別添PDFファイルの古川美穂さんの岩波月刊誌『世界』掲載レポートに、綿密な取材にもとづき書かれています(2020年東京オリンピックやカジノ・万博などもまた、その延長上にあります)。とてもいいレポートです。

申し上げるまでもなく、こうした「真逆の背信政策」「出鱈目行政」を率先してきたのは、国であり、福島県その他の県庁であり、地元基礎自治体などでした。しかし、そうした行政機関のトップや議員どもを選挙で選んできたのもまた、被災者・被害者であったことを忘れてはいけないでしょう。そしてその政治家どもは、自民党や公明党のみならず、「コンクリートから人へ」を公約に掲げていた民主党もであったことも忘れてはいけないと思います。

災害があるたびに繰り返されている、こうした「貧しい土建国家ニッポン」の税金の浪費やバカ騒ぎにストップをかけ、危機管理体制の整備を含む「災害に強く人にやさしい国づくり」をするためには、政治を抜本転換するしかありません。今現在進められようとしている新型コロナ対策もまた、東日本大震災・福島第1原発事故の時と同様の動きになってきています。腹立たしいかぎりですが、これが現実です。今度は共産党や山本太郎「れいわ新選組」までもが一緒になって、持続可能な社会形成を棚上げするかの如く「巨額現金バラマキ」を主張しています。

(関連)「コロナ緊急経済対策」は各省庁の予算案を見るとやはりガッカリな理由(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200417-00234909-diamond-bus_all

(↑書かれていること全てに賛同するわけではありませんが、新聞等では見れない興味深い記述も散見されます。これを見ると、早くも緊急経済対策の中に、いわゆる「霞が関シロアリ政策」が紛れ込んでいることがわかります)

なお、「薔薇マークキャンペーン」(今では「バラマーキキャンペーン」となっています)への批判を含めて、オルタナティブな経済対策については、追って詳しく丁寧にお話していきたいと考えています。さしあたり、4/25と4/27の「新ちょぼゼミ」(延期の可能性あり)からスタートします。

*(4.25)(番外編)オルタナティブな日本をめざして:「討論集会:次期衆院選へ向けた経済政策と当面する緊急経済対策について」(ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9055b7.html

*(4.27)オルタナティブな日本をめざして(第43回):「走る原発 怪しいエコカー:水素社会への疑問(交通分野とエネルギー体系)」(新ちょぼゼミ:上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-4c608c.html


5.(別添PDFファイル)世界が危ぶむ井の中の蛙ニッポン:田中康夫 令和風景論(『サンデー毎日 2020.4.19』)
 https://mainichi.jp/sunday/articles/20200407/org/00m/040/005000d

(一部抜粋)
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(中略)「感染症予防」を大義名分に掲げ、人体実験で細菌兵器開発に勤しんだ(いそしんだ)旧日本陸軍の秘密組織・関東軍防疫給水部=731部隊。その残党が幹部に名前を連ねた国立予防衛生研究所を名称変更したのが、新宿区戸山の国立感染症研究所。同じく陸軍省医務局が積極関与の国立伝染病研究所を改組したのが、港区白金台の東京大学医科学研究所。文京区本郷の東大医学部とは全く別系統の組織です。

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議を構成する12名の大半は、これら帝国陸軍DNAと呼ぶべき「知らしむべからず」精神を脈々と受け継ぐ組織内での栄達者。「深い知見」に裏打ちされた「的確で具体的な先手先手の提言」に、良民常民が「全幅の信頼」を寄せるのも宜なる哉(むべなるかな)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(田中一郎コメント)
 田中康夫氏の『サンデー毎日(2020.4.19)』掲載の時事評論は、あいかわらず趣味的な書きぶりで少し読みにくいですが、このレポートの最初のところに、「国立感染症研究所」と「東京大学医科学研究所」(旧[国立伝染病研究所」)についての記述があります。この2つの我が国における感染症問題の中核組織について、同氏が書いていることは必読です。いずれもアジア太平洋戦争時の「731部隊」の幹部たちと人脈的なつながりがある組織です。かつてHIV問題を引き起こした「ミドリ十字」という会社もそうでした。


6.(別添PDFファイル)特集ワイド:改憲「緊急事態」の強権危惧、石田勇治東大大学院教授 ナチ前夜と相似点ないか(毎日 2020.4.15夕刊)
https://mainichi.jp/articles/20200415/dde/012/040/019000c?cx_fm=maildigital&cx_ml=article

(関連)ヒトラーとナチ・ドイツ-石田勇治/著(講談社現代新書)
 https://cutt.ly/5t6qxLA

(関連)感染拡大の混乱に乗じて改憲を主張する自民党の不謹慎|小林節 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271916
(関連)新型コロナは「憲法改正の実験台」? 緊急事態の裏で“改憲派”が盛り上がっている理由 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/37236

(関連)”緊急事態宣言”をあらゆるテレビ局が同時に中継する「大本営発表」日本は大丈夫なのか?(水島宏明)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/mizushimahiroaki/20200408-00172060/
(関連)2020-4-9 緊急事態宣言に異議あり!改憲利用とんでもない!- - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=xerubzUW_-c&t=22s
(関連)緊急事態宣言後のテレビの勘違い 街の人手取材で市民監視|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/272083

(関連)緊急事態宣言で支持率上がらず 若年層にも広がる不安・不満(毎日新聞)-Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/326395a29d2c33b57fbb8013b4689355f14d2d09
(関連)東京新聞-全国に緊急事態宣言 命守る対策を広く速く-社説・コラム(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020041702000147.html

(現在の日本政府は危機管理体制が確立できていません。その日本政府を今、牛耳っているのが、みなさまご承知の無能でゴロツキでタカリ集団のアベ自公政権です。こんな連中に、あたかも「すべてをお任せいたしますので、どうかよろしくお願い申し上げます」などという「全権委任法」のような形で、緊急事態宣言を許してしまってどうするのですか!? 新型コロナPANDEMICがかなり広がってきた現段階においても、現場を無視・軽視し、現場へのまともな支援も医療物資の提供も財政支援も行わず、小田原評定の会議ばかりを繰り返し、片方では、お友だちや支援団体の利益や利権を優先させる「私物化行政」までを対策に潜り込ませているのです。そして極めつけは、チンピラ日本維新が旗を振り、それに応える格好でアベ自民党のロクでもない連中が「壊憲」への推進ドライブをかけてアクセルを踏んでいきます。インフル特措法に賛成をしたバカ者野党もいたと聞ききました。危機の時に「アホ」「ボケ」「バカ」「カス」にすがってどうするのですか!? その返す刀が与野党そろってのバラマキ政策ですか!?(下記サイト参照) まさに末法の世です。:田中一郎)

(関連)野党「政権統治能力なし」コロナ補正予算、組み替え動議へ(毎日 2020.4.17)
 https://mainichi.jp/articles/20200417/ddm/005/040/073000c


7.昭恵さん 大分に旅行に行って、また叱られています。
 「安倍晋三、早く離婚しろ」なんて、ひどいことを言う人もいるようです。そうじゃなくてですね、安倍晋三さん、あなたが首相も国会議員も辞めれば、全ては解決すると思いますが、いかがですか? そうした方が昭恵さんも幸せでしょ!?

(1)昭恵氏、首相の警戒表明翌日に大分へ 50人で神社参拝(朝日新聞デジタル)Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00000055-asahi-pol
(2)安倍首相、昭恵氏の神社参拝は「3密じゃない」問題ないとの認識 大分訪問 事前に把握-ライブドアニュース
 https://news.livedoor.com/article/detail/18136850/

(3)またも昭恵さん…コロナ渦中の旅行報道に政権支持者「離婚して」 – アゴラ
 http://agora-web.jp/archives/2045474.html
(4)昭恵さんに呆れる安倍首相「離婚できるならとっくにしてる」|NEWSポストセブン
 https://www.news-postseven.com/archives/20180401_663320.html

安倍首相は昭恵夫人の大分旅行を「事前に知っていた」!「私が自粛呼びかけた日より前」と強弁も、加藤厚労相と専門家会議は呼びかけ済|LITERA/リテラ
 https://cutt.ly/Ot6rEvO


8.(メール転送です)新型コロナに対する緊急対策:他のMLでの議論です
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以下、私見を若干申し上げます。

1.東京では、ユーチューブにアップされた児玉龍彦氏(東京大学教授)の新型コロナ対策批判のVTRが話題となり人気を博しています。確かに私たちが今まで知らなかったような感染症対策に関連したことが語られていて、非常に興味深いものがあります。しかし、だからといって、現段階で、市民運動・社会運動が感染症対策のイロハも知らない中で、児玉龍彦氏の議論だけに肩入れをして提言をしていくことには危うさを感じます。今はこうしたことは禁欲すべきで、どうしてもやりたければ「感染症対策問題研究会」を別途立ち上げ、そこで取り組んでいくべきでしょう。

(関連)新型コロナ重大局面 東京はニューヨークになるか 20200403 WeN - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=r-3QyWfSsCQ

2.むしろ、医療機関や保健所などの現場で必死に新型コロナと闘っておられる方々の「現場からの声」を届けることの方が重要ではないかと思います。私が報道などから感じることは次のようなことです。

(1)医療機関や保健所への財政支援はしっかりなされているのか、たとえば臨時で来てもらう方などへの賃金その他は支払えるのか、また、施設を維持管理されている清掃業者その他の方々への処遇や感染防止などはどうなのか、私の直感は、政府は医療機関や保健所の運営を守ることについて財政面からは何もしていないのではないか、それどころか、地方の公立医療機関などの統廃合方針や独法化を維持継続するなどと言っていますし、保健所の予算を増やそうなどという動きも皆無です(保健所については別添PDFファイルをご覧ください)。

(関連)キャンペーン · 内閣総理大臣 安倍晋三- #緊急事態宣言 なのに政府が病院・ベッド削減を支援!?#新型コロナ による医療崩壊 を防ぐための緊急署名 · Change.org
 https://cutt.ly/Lt4ZTDG

(関連)(別添PDFファイル)国がつぶしてきた感染症対策、感染爆発に対応できない保健所の現状(イントロ部分)(天笠啓祐『週刊金曜日 2020.4.17』)
ダウンロード - e6849fe69f93e78886e799bae381abe5afbee5bf9ce381a7e3818de381aae38184e4bf9de581a5e68980e381aee78fbee78ab6efbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e5a4a9e7aca0e3808ee98791e69b9ce697a5202020.4.17e3808fefbc89.pdf

(2)上記と裏腹の関係ですが、医療資材の供給はどうなっているのでしょう。これが十分に提供されなければ、大日本帝国が竹やりでB29を落とせと言っていたことと同じになります。PCR検査も、まずは医療機関や保健所や、役所の窓口など、新型コロナ対策に取り組む機関で100%実施できるようにしなければ、集団感染や院内感染が起きて、医療現場や対策現場が崩壊してしまいます。私は児玉龍彦氏が言うような「クラスター発見のための大規模一律のPCR検査」は現段階では時期尚早ではないかと感じます。優先順位をつけてやっていただきたい。

(3)軽症ないしは無症状感染者をどうするのか、ホテル隔離でいいのかどうか? 私には判断がつきかねます。隔離するのなら、ちゃんとアフターケアする体制が整っていなければなりませんが、現状では「疑似監獄」になっているのではありませんか?

(4)人の外出禁止については、まず、真っ先に役所や大企業に対して政府から「臨時休業」にしてもらって、出勤しなくてもいいようにしてもらったらいいのではありませんか(テレワークなど例外を除く)。そうすれば通勤電車のすし詰め満員状態は解消されるでしょう。返す刀で、経済的理由から働かなくてはいけない方々に対して手厚い財政支援が必要です。ここが決定的に現政権はダメで、ダメであるだけでなく、方針が定まっていないために(要するに国民のことなどどうでもいいと思っているから)、迷走までし始めています。そのため、緊急にお金が必要な人がたくさん出てきているのに、いつまでたっても支援の手が差し伸べられません。

(5)国会承認もない緊急事態宣言には反対です。これを「壊憲」につなげる動きがアベ総理以下で表面化していて危険な兆候です。かような「宣言」など発しなくても、なすべきことをきちんとすれば、感染症拡大は食い止められると私は思います。なすべきことをしないで後手後手に回ったから、今日の事態があるのだと思います。自公政権のような支配権力に「すべて一任」式の「緊急事態宣言」などは逆効果しかないのではありませんか?

(6)日本の感染症予防や対策の現場総括総本山は「国立感染症研究所」ではないかと思いますが、ここはご承知の通り、731部隊の生き残りたちにつながる人脈が牛耳ってきた組織で、昨今では武蔵村山市でP4施設を使ったウィルス研究を行おうとしています。私は生物兵器開発と特許狙いとにらんでいますが、それはともかく、この「国立感染症研究所」が期待される役割を果たしていないように思います。徹底追及の必要があるように思います。

3.緊急経済対策
(1)個人に対しては、のべつくまなく10万円の支給、中小零細企業に対しても、のべつくまなく100~200万円の現金支給、という、バラマキ政策になっています。これはダメです。おそらくこの両方で15兆円以上の財源が必要となるでしょう。しかし、こんなものでは、こんな金額では、もらっても、本当に困っている人や企業には役に立ちません。砂漠に水を撒くようなものです。大騒ぎして財源の浪費をするだけの話で、しばらくすればまた、のどが渇いて水がほしくなります。しかし、財源には限りがあるのです。これからは経済活動の停滞のため、税収も激減します。そんな中でどうするかをもっと真剣に考えないといけません。それは一言で言えば、緊急対策と持続可能な社会保障や中小零細支援を「シームレス」につなげるということです。

(2)生活支援(現金給付)の基本は個人(自然人)です。個人事業主やフリーターが中小零細企業に入れられているのは誤りです。個人として支援・救済されるべきです。そして、貯蓄と収入(所得)が一定水準(憲法第25条:健康で文化的な最低限度の生活水準)を下回ってしまった方々には、差別区別なく、くまなく「生活保障」(権利としての生活保障)のための現金やサービスを提供するということです。そしてそれは、一過性でなく、各人が自立できるまで、しっかりとしたサポート付きで持続されて行かなければなりません。

(関連)(パンフ)権利性が明確な「生活保障法」の制定を!
https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/190520_seikatsu_hosyo.pdf

(3)一方、中小零細企業の方は、有限責任法人のことを言います。こちらへの支援は、あくまで①さまざまな債務期限の延長(徳政令)、②無利息資金貸出、③雇用維持補助金の交付(現金)の3本立てです。例外的に特定の分野に対して補助金交付はあり得ます(今回で言えば民間医療機関や医療資材提供会社など)が、特定分野への現金交付は、その背後で政治家が介入して利権や汚職が絡みがちですので、十分に注意をしなければいけません(政府の緊急経済対策にも利権政策が混入している様子あり)。そして加えて、増大してくる失業者に対しては、国や自治体が公共サービス拡充を目的として正規職員の大きな雇用拡大をすべきですし、労働法制や失業保険の抜本拡充改革、その他の社会保障・福祉の充実も並行して欠かせない政策となります。

(参考)「コロナ緊急経済対策」は各省庁の予算案を見るとやはりガッカリな理由(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200417-00234909-diamond-bus_all

(4)具体的にどうすればいいのかは、今、まとめていこうと思っているところですが、既にそのメモ書きを2度にわたってお送りしましたので、それをご覧いただければ幸いです。その2つは私のブログにも掲載いたしました(下記)。

*新型コロナへの対応失敗の結果(人災)としての緊急事態宣言と、医療・公衆衛生の拡充整備計画や社会保障などのセイフティネット制度抜本改正が伴わない「その場しのぎ」の対症療法的施策を徹底批判せよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-1a8f30.html

*新型コロナ:企業向けの緊急経済対策について(素案メモ)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-99d42b.html

(参考)(報告)(3.31)新ちょぼゼミ 「次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と当面する緊急経済対策について(その4)」& 中野剛志さん「目からウロコが落ちる奇跡の経済教室」について(最終回)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-1874ee.html
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9.(メール転送です)これは日本の近未来でもあると思います
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(別添PDFファイル)米大統領選2020:保守派、トランプ氏に圧力、政府支援、膨張に不満(日経 2020.4.18)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58166760X10C20A4FF8000/

別添PDFファイルは本日付の日本経済新聞記事です。アメリカのトランプ大統領が、保守派から財政膨張に対して歯止めをかけろと圧力をかけられているという報道です。いい加減な初動対応と対中国排外主義ヘイトの結果、アメリカ国内に新型コロナ感染が広がり、あわてて経済対策も含めて緊急対応を打ったところ、今度は財政負担が一気に膨張し、保守派からクレームが来たという話です。しかもその緊急対応は、巨額の現金バラマキであったり、ボーイングなどの巨大企業を優先して救済するものであったりと、どうもその中身が怪しげなもののようです。

この構図は今日の日本の事情と酷似しています。この記事の日本経済新聞の見出しも「政府支援、膨張に不満」となっていて、これはアメリカの様子を伝えるだけでなく、これから(政策効果がほとんどないどころか財源喪失でマイナス効果の方が大きい)巨額の現金バラマキをやろうとしているアベ政権へ向けても見せつけるように書かれた「日本財界忖度記事」ではないかとも思わせるものです。

バラマキ団子4兄弟の野党を含むバラマキ翼賛議会に押されて、アベ政権が巨額現金バラマキを始めると、別添PDFファイルのような市場原理主義の保守派からの猛烈な巻き返しは十分に予想されます。日本の場合はここに財務省や御用学者も加わります。その政治力は無視しがたく、別添PDFファイルの新聞記事が伝えるトランプ大統領の苦悩は(苦悩しているのは今年秋に大統領選挙があるからです)、近未来の日本の「先取り現象」でもあるのだと私は思います。

結局、1人・1社あたりにするとわずかばかりの現金を(ただし全国民・全減収企業にばら撒きますから総額は巨額です。企業向けも含めて14兆円超と新聞報道では伝えられています)ばら撒いているうちに再び財政問題が浮上し、結局、経済対策は、その後に何にも残らずにわずかな現金をばら撒いて終了、となりかねません。私はこういうことではダメだ、と申し上げているのです。当面の現金給付は深刻に困っている人に十分な形で行い、他方で、この生活支援を「生活保障制度」や「失業保険制度の拡充」など、いくつかの社会保障制度や福祉事業、医療・病院・保健所への抜本的拡充支援、あるいは公共サービス雇用拡大・労働法制改善など、後々に残る形で、制度として、また、できるだけ大きな財源を厳格な資金使途制限のある基金などの形にして、セットで残していくこと、言い換えれば、緊急政策をシームレスに恒久的なセイフティネットの拡充につなげていくこと、が必要であり重要だ、と申し上げています。

ここでも日本の緊急経済対策に対するマスコミの批判的報道が欠落しています。「薔薇マークキャンペーン」ならぬ「バラマーキキャンペーン」を最も熱心にやっているのが今日のマスごみたちです。「バラマキ翼賛社会」ができあがりつつあり、これは間もなく「財政危機深刻化論と小さな政府論=市場原理主義政策徹底論=貧困や経済問題で苦しむ人々自己責任切り捨て論」に転化していくでしょう。
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10.その他関連サイト
(1)「コロナ格差」許さない 井崎圭|【西日本新聞ニュース】
 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/601627/
(2)スポーツ推薦は?奨学金は?…貧困母子家庭「コロナ教育格差」への不安(FRaU編集部)
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71979
(3)東京新聞 新型コロナ 家にいられない少女救え 虐待悪化 外では性被害懸念-(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020041902000115.html
(4)【新型コロナウイルス】SNS監視に24億円 安倍政権イメージ戦略にカネじゃぶじゃぶ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271841
(5)【安倍政権】なぜコロナ非常時に…「75歳年金法案」審議入りの汚い計算|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271911

*<首相がただのバカだと分かった衝撃>列島に溢れる「安倍辞めろ」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/563.html
草々

2020年4月17日 (金)

3つあります:(1)滋賀県警、質問を拒否、記者会見 元看護助手再審無罪(2)(目黒区長選)選挙ポスターで「共産の手から守ります」はアリなのか?(相澤冬樹) (3)リニア新幹線のデタラメ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(4.25)(番外編)オルタナティブな日本をめざして:「討論集会:次期衆院選へ向けた経済政策と当面する緊急経済対策について」(ちょぼゼミ)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9055b7.html

(今のところ開催の予定です。当日は体調の悪い方や熱のある方・咳の止まらない方は参加をご遠慮ください。また、場合によっては入場者数を制限する場合もありますので、参加される方はお早めにおいでください。開場は午後1時30分ですが、私はもう少し早めに会場にいるようにいたします。:田中一郎)


2.(メール転送です)世界とつながる、視点がひろがるPARC映像作品の期間限定無料公開!
 http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/free_edu.html
 http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/free_edu.html

NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)では、新型コロナウイルスの感染拡大防止にともない、多くの学校が長期の休校措置をとり、図書館をはじめとする市民の利用施設も休館となっている現状を受けて、PARC制作の映像作品の期間限定無料公開を実施します。

これらの作品はこれまでに、全国の大学や高校の授業で教材として利用され、市民の学習会でも上映されてきました。感染症への対応に追われるなかで、学生にとってはもちろん、多くの市民にとっても学びの場が失われてしまっているのではないか、と私たちは懸念します。そして、これらの作品をインターネットで無料公開することで、世界とのつながりを多くの方々とともに考え、よりよい未来を描くための議論の輪を作っていくことに貢献できれば、と考えます。

※5月6日まで各週ごとに順次作品を無料公開していきますので、この機会をぜひご活用ください。

【無料公開中 4/15~4/29】
『スマホの真実 紛争鉱物と環境破壊とのつながり』
『パームオイル 近くて遠い油のはなし』

【4/22(水)に無料公開!】
『種子 みんなのもの? それとも企業の所有物?』
『海と森と里と つながりの中に生きる』

【PARCのオーディオ・ビジュアル作品について】
PARCは、アジアの市民団体や研究者とのネットワークを活かして、エビやバナナ、水やスマホ、バイオ燃料など私たちの身近な題材を切り口に、50本以上の作品を制作してきました。これらの作品は、全国の高校、大学、開発教育の現場での環境・開発・国際理解教育の教材として活用されています。
 http://www.parc-jp.org/video/index.html


3.その他いろいろ
(1)杏が加川良の『教訓Ⅰ』の弾き語り動画をアップ! “国のために命を捨てる”バカバカしさを歌う反戦歌に込めた思いとは|LITERA/リテラ
 https://cutt.ly/it8XAFf
(2)古賀茂明「安倍首相よ、まずは国民に謝れ」政治・国際|週プレNEWS
 https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2020/04/17/111132/
(3)全奨学生に生活支援15万円 あしなが育英会、寄付募る(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00000158-kyodonews-soci
(4)労働者協同組合誕生へ 超党派の議連が今国会での成立目指す(福祉新聞) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-00010000-fukushi-soci
(5)茂木健一郎氏、経済同友会の“電子マネー給付”発言にため息「悲しくなる」― スポニチ
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/04/16/kiji/20200416s00041000389000c.html
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1.(別添PDFファイル)滋賀県警、質問を拒否、記者会見 元看護助手再審無罪(毎日 2020.4.17)
 https://mainichi.jp/articles/20200416/k00/00m/040/258000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article

(関連)(別添PDFファイル)湖東記念病院事件、西山美香さんに再審無罪判決、大津地裁、捜査の不当性を断罪(粟野仁雄『週刊金曜日 2020.4.10』)
ダウンロード - e6b996e69db1e8a898e5bfb5e79785e999a2e4ba8be4bbb6e38081e5868de5afa9e784a1e7bdaae588a4e6b1bae38081efbc88e3808ee98791e69b9ce697a5202020.4.10e3808fefbc89.pdf

(関連)(別添PDFファイル)抵抗の拠点から:いつまで同じ過ちを(青木理 『サンデー毎日 2020.4.19』)
 https://booklive.jp/product/index/title_id/20000212/vol_no/494

懸念した通り、警察(滋賀県警)は何の反省もせず説明責任さえも果たしません。湖東記念病院事件で西山美香さんに再審無罪判決を下した裁判長が言ったことなど、滋賀県警の幹部連中は全くの馬耳東風のようです。これでは冤罪再発は必至でしょう。質問を拒否した滋賀県警幹部どもを処分する必要があります。本来は、刑事事件の捜査方針や捜査方法についての抜本的見直しが提起されなければいけません。滋賀県警やその上にいる公安委員会が第三者委員会でも設けてしっかりと取り組む必要があることです。

そのためには、各都道府県の公安委員会から叩き直さなければいけないだろうと推測します。この国は、民主主義国家のふりをした警察権力支配国家であり、オマワリ中心主義であることを、今回のこの事件で具体的にしっかりと認識していきましょう。

(関連)警察の組織と公安委員会制度
 https://cutt.ly/5t8nwSS

こうしたことも、私がつねづね申し上げている「(第二次)日本の司法民主化改革」のメニューの一貫です。どうしようもない国ですよ、この国は。悪の帝国=旧ソ連や中共中国と大差なしです。

(関連)日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」=日本の司法・裁判所(その1):異常な刑事司法(警察・検察・裁判所)が罪なき人々を地獄へ突き落す大量の「冤罪」を生み出す(湖東記念病院事件再審他)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-5636b3.html


2.選挙ポスターで「共産の手から守ります」はアリなのか?(相澤冬樹) Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/aizawafuyuki/20200417-00173842/

(一部抜粋)
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(中略)「描きたい目黒区の将来像や個別の政策は選挙で大いに論戦するにしても、コロナ対応で手を携えなければならないこの時に、不要な区民の分断を生み、不毛な対立を煽る時代錯誤の政治認識に強い怒りを覚えています。こんな人が私たちの目黒区のリーダーだったのかと。」

そう語るのは、目黒区長選挙で立候補届け出番号1番の山本ひろこ候補(43)無所属(立憲民主・共産・社民・生活者ネット推薦)。
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よくできたコメントです。自民党や公明党は、また、京都市長選挙と似たようなことをここでもやっとるわけね。でも、ここで今回やられているのは、今度は元々が立憲民主党の候補者だ。福山哲郎も少しは反省したのかしら。自分たちが京都で天にツバを吐いたこと、思い知ればよろしい。私のようなデキソコナイ有権者は、有志で「自民・公明の区政私物化を一掃いたしましょう」くらいを訴える「落選運動」をやってもいいかなとも思います。彼らの具体的な「墓穴」になるようなものを明らかにして、です。ちなみに私は共産党だけを支持する者ではございませんので、念のために申し上げておきます(「市民と野党の共闘」の支持者)。21世紀のこの日本で、未だに「アカ攻撃」をやっとるバカがいるというのは驚きでもあるし、また、こんなものに投票行動を左右されるようなのが、まだいるのか、と思うと、反吐が出る思いです。 


3.リニアなんぞやめてしまえ! 川勝平太静岡県知事、ガンバレ!
 JR東海というロクでもない会社が、南アルプスの「お腹」に大きな穴をあけて、大井川の水を枯らすだけでなく、南アルプス一帯の貴重な自然をめちゃくちゃにしようとしているのに対して、唯一、静岡県の川勝平太知事だけが孤軍奮闘して、これに「NO!」を突き付けています。昨今は中立調停者を装って国土交通省がしょしょり出てきて、御用学者ばかりを集めた「専門バカ会議」を招集し、静岡県に「YES」と言わせようと画策しているようです。リニアなんぞ、何の利点もない、環境破壊で費用浪費の無用の建造物です。しかも危険極まりない乗り物で、乗組員ゼロの「(事故時の避難は)自己責任列車」というのですから、こんなものはいらないわけです。

 川勝平太静岡県知事さん、頑張ってください。日本の全ての良識と良心はあなたの味方です。それにしても、リニア沿線の他の自治体は何をやっとるのでしょうね。それにその自治体の住民もです。自分の故郷がリニアでボロボロにされても何とも思わないのですかね。リニアなんぞに賛成しているような地方政治家は、みな選挙で落としてしまえばいいのですよ。そしたらこの、南アルプス破壊列車は建設が止まります。下記は昨今の報道から抜き取った若干の情報です。中でも月刊誌『選択 2019.12』の記事は重要ですので、図書館等で原本に当たってごらんになってみて下さい。

 <別添PDFファイル>
(1)JR東海がひた隠す「リニア・リスク」(『選択 2019.12』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/19641
(2)リニア問題「有識者会議」委員の人選めぐりさらに混迷、国交省の中立性に深まる不信(井澤宏明『週刊金曜日 2020.3.27』)
ダウンロード - e383aae3838be382a2e5958fe9a18ce3808ce69c89e8ad98e88085e4bc9ae8adb0e3808de5a794e593a1e381aee4babae981b8e38281e38190e3828ae38195e38289e381abe6b7b7e8bfb7efbc88e3808ee98791e69b9ce697a5202020.3.27e3808fefbc89.pdf
(3)リニア、静岡着工見通せず、JR・国との協議、知事の注文で膠着(日経 2019.11.24)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52544610T21C19A1EA3000/

 <関連サイト>
(1)リニア水問題 国交省専門家会議、静岡県推薦委員は選定せず(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00000025-at_s-l22
(2)リニア専門家会議、知事「委員再考求める」 静岡県推薦者選定されず、国交省に抗議へ(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00000001-at_s-l22
(3)リニア談合裁判、ゼネコン4社とJR東海の壮絶暴露合戦「全傍聴録」【予告編】 - リニア談合 暴露裁判 - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/articles/-/230355
(4)リニア談合 暴露裁判 - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/list/feature/p-lineardango

*【特集】構図は原発と同じ!- IWJが追う「マスコミ最大のタブー」リニア中央新幹線問題 - IWJ Independent Web Journal
 https://cutt.ly/5t8XzyC

*リニア新幹線問題 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/linear-shinkansen-problem
草々

 

2020年4月16日 (木)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(110):(1)日本を破滅させる再処理工場大事故(2)チェルノブイリの森林火災は他人ごとではない(3)原子炉(高温ガス炉)由来水素がクリーン??? 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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新型コロナウイルス感染症まとめ - Yahoo! JAPAN
 https://hazard.yahoo.co.jp/article/20200207

(発覚した感染者数だけでなく、検査した人数も併せて公開して、何人検査して何人感染したかがわからないと、お話にならないし、また、どういう環境での感染が多かったのかが明らかにならないと何の役にも立たなくて、ただ不安を煽るだけの効果しかない。また、死亡者についても、その絶対数だけでなく、性別や年齢構成がわからないと、危険性が性別や年齢と関連があるのかないのか、それもわからない。この国の情報公開は、常に世論操作と一体となっているようである。要するに発表する側の自己都合で操作されている。みなさま、こんなものに騙されてはいけないし、また、こんな数字に踊らされるのはやめましょう。:田中一郎)


1.キャンペーン 内閣総理大臣安倍晋三- #緊急事態宣言なのに政府が病院・ベッド削減を支援!?#新型コロナによる医療崩壊 を防ぐための緊急署名·Change.org
 https://cutt.ly/qt9SlAM

(参考)Dr. 本田の社会保障切り捨て日本への処方せん - 書籍 - 自治体問題研究所(自治体研究社)
 https://www.jichiken.jp/book/9784880376776/

(関連)緊急事態宣言、全国に拡大 政府方針 新型コロナ - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200416/k00/00m/010/145000c?cx_fm=mailsokuho&cx_ml=article
(関連)首相、補正予算案組み替えへ現金10万円一律給付「30万円」は取りやめ方針-毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200416/k00/00m/010/115000c?cx_fm=mailsokuho&cx_ml=article


2.(4.18/19)コロナ災害を乗り越えるいのちとくらしを守るなんでも相談会(無料:全国いっせい)
 https://drive.google.com/file/d/1cwEo7C5F_6bgYQzKAXo0_pDuZEdpGfgy/view

(関連)メール転送です:ネット情報は玉石混交ですから気をつけましょう
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今、新型コロナウイルス感染に関連して、いろんなチェーンメール疑いのモノなどが拡散されています。「日赤医療センターの医師から」の他にも、慶応の副院長である医師(実名)がイントラネットに挙げたというメッセージ(本人に確認した慶応の医者の話では「そんな投稿はしていなくて、迷惑している」とおっしゃっていたそうです)や、まことしやかながら、内容がおかしいジョンズ・ホプキンズ大学からの情報、とか、出所不明のフェイクっぽいメッセージがグルグル回っている現状。なぜ、こんなチェーンメールをする人がいるのやら、不思議でなりません。
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3.新刊書
(1)10万年の大うそ 核のゴミ|著者:山本行雄 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-XHIQSheUuk
(2)地球温暖化説はSF小説だった その驚くべき実態の通販-広瀬隆
 https://honto.jp/netstore/pd-book_30263546.html
(3)武器としての「資本論」-白井聡/著(東洋経済新報社)
 https://cutt.ly/Gt9SHBg

(関連)(報告)(新ちょぼゼミ 「オルタナティブな日本を目指して」第3回企画)討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策 当日録画 & レジメ(2017年9月7日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/201797-9b54.html


4.小池百合子血税9億円CM 条件は「私の出演」(文春オンライン)Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200415-10001180-bunshuns-pol

(関連)♪♪東京(化け)ダヌキの都政小唄♪♪
 https://cutt.ly/Qt9Dp8R
(関連)マンガ・イラストを集めました。さまざまな市民運動・社会運動にお使いください- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-ad35.html

(これは都民の税金を使っての7月都知事選挙の前倒しキャンペーンではないの? このタヌキ女は、オリンピック延期が決まってからドタバタと劇場パフォーマンスを派手にやり始めていますが、それまでは何をしていたのでしょう? オリンピック延期が決まったとたんに新型コロナ感染者が急増するなんて、ちょっとばかりおかしいのと違いますか? 東京都庁記者クラブのマスごみどもは、何故それを徹底して追及しないのか!? :田中一郎)


5,渡辺悦司さんからです:2020年東京オリンピックは「延期」ではなくて「中止」にしろ!
 Beyond Nuclear Inernational の Linda Pentz Gunter さんが、東京オリンピックでの被曝の危険を訴えて延期ではなく完全に中止すルべきであるというわれわれの主張への賛同を、サイトで表明していただきました。
https://beyondnuclearinternational.org/2020/04/05/the-wrong-crisis-stopped-the-olympics/

ぜひ、ご参照いただき、海外への拡散などにご利用いただければと思います。私たちの文書は以下のサイトをご覧下さい。
 https://www.torikaesu.net/data/20191212_watanabe.pdf


6.東京新聞-韓国与党が勝利 総選挙、過半数確実に-国際(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020041602000122.html

(関連)韓国総選挙で与党が圧勝 過半数確保=文政権に追い風(聯合ニュース)Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00256267-yonh-int


7.横浜のネットカフェ利用者避難所、自衛隊が勧誘図る -カナロコ by 神奈川新聞
 https://www.kanaloco.jp/article/entry-328193.html
 https://www.asahi.com/articles/ASN4G724QN4GUTIL04K.html?iref=comtop_8_08

(メール転送です:収容所群島 https://amihappy.exblog.jp/6766143/
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ネットカフェ難民の人々が入った神奈川県武道館に、寿越冬医療班の医師と看護師二人で、医療福祉ボランティアをと伺った。神奈川県スポーツ局の参事監(オリンピック・パラリンピック担当)が受付で、お話しする。

現在28人入っている。食事提供はない。冷暖房はない(武道館なので、板敷きか畳敷きなので寒い)。シャワーはある。水は出る。間隔3~5mを取って大部屋で雑居。

間仕切りは高く設けている。一人毛布二枚を渡している。検温で36.9だった方は、一人部屋で経過観察。ソーシャルワークはしていない。半分は仕事に行っているようだが、半分は行っていないようだ。名前と住所の記載くらいでそれが本当かも突っ込んで確認していない。皆さん色々抱えているでしょうから。住所記載では横浜市の人が殆ど。これから何人にまで増えるか想定していない。

神奈川県と横浜市のネットカフェ床数は把握していないが、把握している部署は把握していると思う。県職員4人ずつ昼夜12時間交代で入っている。オリンピック・パラリンピック担当が多いが、他部署の人もいる。感染対策は接触者センターに相談しているが、今のところ感染疑いの人はいなさそうだからと、ボランティアも特に要らないという様子で、入れず。医療の必要性はあくまで感染対策しか想定していない印象。

→ちょうど3.11直後の被災者が入った場所だが、あの時と同様、先ずは外の支援は拒否的で、場所だけを提供し、後は自分で対応して下さいという雰囲気。

→感染対策としても困窮者対策としてもこれはまずいと驚いた。コロナ潜伏期にある可能性がある人の大部屋雑居は良くなく、個室対応が適切である(今や誰もがコロナ感染者の可能性がある)。公的宿泊所や民間宿泊施設を借り上げて移した方が良い。仕事もない人は収入もなく、食事提供もなければ衰弱し、しかも寒い場所に置いたら、肺炎発症者が大勢出て、一大感染クラスターになってしまう。生活困窮者は実は生活習慣病等の基礎疾患が重篤化していたり、衰弱が進行していたりする人が多く、感染を負い易い。仕事もなくし生計困難な人は、早めに生活保護等の福祉対応をした方が良い。横浜市の人が殆どであれば、横浜市の福祉部局と連携し、早めに一人一人のソーシャルワークをし、福祉支援が必要な人は早めに福祉ルートに乗せ、滞在者を減らすことが望ましい。等と話したが、これから横浜市や港北区との連携を考えようというところ、とのこと。

→横浜市援護対策局の課長と係長に上記を話し、横浜市のソーシャルワーク対応の必要性を訴えたが、神奈川県の管轄だから神奈川県に伝える、こちらは自立支援施設はまかぜの感染対応でいっぱいいっぱい(今のところはまかぜでも寿地区でも感染者は出ていないらしいが)とのこと。

→神奈川県の生活援護局に伺ったところ、課長と生活困窮担当者が今日初めて武道館に行っているとのこと。くらし安全防災局が担当とのことで、生活援護局の担当者と共にお話しする。上記、特に個室対応、食事提供、暖かい環境、毛布より蒲団、初期から横浜市と連携しソーシャルワークを入れた福祉支援、をお願いし、医療福祉等のボランティア対応も可能な旨を伝えるが、まだ武道館開放が始まったばかりで、今日から間仕切りはよりしっかりさせ、簡易ベッドも導入するので、大部屋雑居はしばらくこの形で行いながら、福祉的な対応を考えていく、とのこと。神奈川県はネットカフェ難民はどのくらいの総数を想定しているのかと訊いたが、分からないとのこと。ネットカフェ難民に限らず、来た人は拒まず対応する。女性は1人ぐらいで少ないが、階を分けているとのこと。今一つ感染や困窮の危機感が共有されていないという危機感あり。

→生活援護課長が武道館から帰った時刻に再度伺う。課長も武道館を見て、確かに1~2日なら良いけれども、早めに個室対応や、横浜市との福祉連携が必要と思い、これから対応していくとのこと。

→経過を見ながら、神奈川県や横浜市への申し入れを、寿地区の支援者を中心に関係者と連携を取り、行っていく必要あり。

【報道】
(1)ネットカフェで寝泊まりの利用者に武道館開放 神奈川県 | NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200411/k10012381591000.html
(2)ネットカフェ滞在者、県施設で受け入れへ TBS NEWS
 https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3953556.html
(3)横浜にネットカフェ難民宿泊所 県立武道館に間仕切り設置(共同通信)Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200411-00000081-kyodonews-soci
(4)ネットカフェ休業、利用者を県立武道館で受け入れ |カナロコ by 神奈川新聞
 https://www.kanaloco.jp/article/entry-326117.html


8.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その5):与野党は巨額税金バラマキ合戦ではなく、病院や保健所などを含むセイフティネット強化に総力を挙げて取り組め- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-52c7ad.html

(2)(他のMLでの議論です)新型コロナPANDEMIC:今回の騒動を受けての市民運動・社会運動の役割は何か=福島第1原発事故並みの深刻な社会問題・経済問題に発展しそうな気配に対して「オルタナティブ」を提示せよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-b495a6.html

(3)(報告)(3.31)新ちょぼゼミ 「次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と当面する緊急経済対策について(その4)」& 中野剛志さん「目からウロコが落ちる奇跡の経済教室」について(最終回)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-1874ee.html
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「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開」の第110回目をお送りいたします。福島第1原発事故を経験しても、我が国の原子力ムラ・放射線ムラは全く何の反省も後悔も修正転換もなく、嘘八百と不都合の隠蔽歪曲と権力の濫用により、相も変わらず原発・核燃料サイクル推進の猪突猛進を続けています。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁や経済産業省はその代表格です。この連中は日本を道連れにして滅亡するまで原発・核燃料サイクルをやめないでしょう。彼らとの話し合いや妥協などあり得ません。彼らに私たちが(原発・核施設過酷事故により)物理的生物学的に殺されるか、私たちが彼らを社会的に葬り去るか、二つに一つの「最終戦争」が始まっているのです。

(必見必読)西尾正道(独)国立病院機構北海道がんセンター名誉院長からです
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(1)国際放射線防護委員会(ICRP)は科学的実証性を欠落させた「フェイク」説を拡散する悪質な「風評被害」団体です。

*がん治療の今 > No.414 20200331『被曝影響をフェイクサイエンスで対応する国家的犯罪(前編)』
 http://www.com-info.org/medical.php?ima_20200331_nishio

*がん治療の今 > No.415 20200414『被曝影響をフェイクサイエンスで対応する国家的犯罪(後編)』
 http://www.com-info.org/medical.php?ima_20200414_nishio

(関連)市民のためのがん治療の会 http://www.com-info.org/index.php
(関連)(増補版) 放射線被ばく評価の単位 「シーベルト」 への疑問- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-9ead.html

(関連)「福島第一原発3号機は核爆発だった」原発設計技術者が東電、政府を批判 (1-3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
 https://dot.asahi.com/wa/2020030600008.html?page=1

(2)(別添PDFファイル)コロナウィルス問題に思う(西尾正道さん 2020.4.16)
ダウンロード - e382b3e383ade3838ae382a6e382a3e383abe382b9e5958fe9a18ce381abe6809de38186efbc88e8a5bfe5b0bee6ada3e98193e38195e38293202020.4.16efbc89.pdf
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 <別添PDFファイル>
(1)原発事故処理に再生可能エネルギー財源、政府法案 目的外使用可能に、「原発=安い」論に疑問符(朝日 2020.3.18)
(2)日本海溝 巨大地震時、「福島第一に大震災級津波」、内閣府 3㍍超浸水想定(東京 2020.4.10)
(3)特集ワイド:原子力緊急事態 今も続く:小出裕章さん(毎日 2020.4.2)
(4)再処理工場の補正書再提出 原燃、本格稼働向け(東京 2020.4.14)
(5)「核燃料サイクル」は虚構(フィクション)「核燃料サイクル図」はつながっていない、絵に描いたもち(たんぽぽ舎 2020.4)
(6)富士山降灰なら-首都圏まひ、最大5億立方メートル試算:震災廃棄物の10倍(朝日 2020.4.1)
(7)電力改革は道半ば、発送電分離スタート(毎日 2020.4.1)
(8)新潟・柏崎「核のごみ」に累進課税条例案、捨て場所なく低い実効性(東京 2020.4.7)
(9)再開発で分散型電源、災害時の備え広がる 東ガス・三井不など(日経 2020.4.2)


1.東京新聞-水素で延命?原子力業界 大洗、高温ガス炉運転再開へ 大量生産目指す-茨城(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/202004/CK2020041602000157.html

(関連)(4.27)オルタナティブな日本をめざして(第43回):「走る原発 怪しいエコカー:水素社会への疑問(交通分野とエネルギー体系)」(新ちょぼゼミ:上岡直見さん)-いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-4c608c.html

(原発で水素つくって「クリーン」??? 頭おかしいのと違いますか? 4/27に上岡直見さんから詳しく教えていただきます。:田中一郎)


2.(別添PDFファイル)原発事故処理に再生可能エネルギー財源、政府法案 目的外使用可能に、「原発=安い」論に疑問符(朝日 2020.3.18)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14406691.html

(関連)「原発=安い」論に疑問符 福島の事故処理に再エネ財源 中間貯蔵費、膨張続く恐れ:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14406542.html
(関連)(社説)原発事故処理 見逃せぬ不透明な流用:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14440355.html

(コレ、許せません。再生可能エネルギーのための財源が原発の後始末に使われるというのです。既に全国の原発の廃炉費用の一部もまた、再生可能エネルギーを使う電力消費者からも託送料金に上乗せすることでピンハネされていますが、今回はこれに追撃を加えるものです。対米戦争時にミッドウェイ海戦(福島第1原発事故のようなもの)で大敗北した大日本帝国海軍が、今度はマリアナ沖海戦でも敗北し、レイテ沖海戦で壊滅していく様子と瓜二つです。その時に大本営は全国臣民に対して「鍋や釜などの鉄製品を供出せよ」とハッパをかけていました。大日本原子力帝国を解体せよ! 送配電分離は「法的分離」(送配電会社を独立会社にするだけで電力会社グループの1社のまま)ではなく「所有分離」(電力会社グループから切り離す)とせよ! :田中一郎)


3.(別添PDFファイル)日本海溝 巨大地震時「福島第一に大震災級津波」内閣府 3㍍超浸水想定(東京 2020.4.10)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020040901001886.html

(関連)特集ワイド:原子力緊急事態 今も続く:小出裕章さん(毎日 2020.4.2夕刊)
 https://mainichi.jp/articles/20200402/dde/012/040/017000c

(できもしない(福島第1原発)廃炉、これはできもしない除染と同様、原子力ムラ企業の食い扶持確保のための事業です。福島県民のことなど、まともに考えていません。東京電力の背後には(支配株主として)アベ自公政権=つまりは原子力ムラ権力が控えています。福島第1原発の後始末で最も大事なことの一つは(*)、再びの大地震・大津波で二次災害を招かないことと、これ以上の放射能の環境放出を食い止めることですが、そんなことは棚上げにしたまま、デブリ取り出しだとか、建屋撤去だとか、できもしないことを言っては税金を食い物にして肥え太っているのです。その最たる証拠は、大津波の危険性がある事故原発の福島第1原発をそのままに(形だけ太平洋に向かって土嚢を積む程度にしておいて)、柏崎刈羽原発に巨額の経費(約7000億円)をかけて防潮堤を真っ先に建設しています。原発再稼働がその目的です。私はこの柏崎刈羽原発に建設された防潮堤を直ちに福島第1原発へ移築せよと申し上げています。柏崎刈羽原発はもちろん廃炉です。:田中一郎)

(関連)柏崎刈羽に6800億円 東電、再稼働へ安全対策 防潮堤やフィルター整備 - SankeiBiz
 https://www.sankeibiz.jp/business/news/171017/bsc1710170500004-n1.htm

(*)もう一つは、福島第1原発事故の実態解明や原因究明を行い、その教訓を今後の原子力施設の安全管理規制に反映させ生かしていくことで、再発防止を徹底することです。しかし、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、ご承知の通り「新規制基準」なるものを「にわか作り」ででっち上げ、再稼働や新設されてくる原発・核燃料サイクル施設については、そのでっちあげ新規制基準への適合性審査しか行っていませんから、当然ながら、原発の安全確保などは全くと言っていいほどできていないのです。私が原発再稼働で危ないなと思っていることはたくさんありますが、その1つが使用済み核燃料プール(及び高レベル放射性廃液タンク)です。原発や再処理工場が稼働していなくても、この使用済み核燃料プールや高レベル放射性廃液タンクの冷却が出来なくなれば、日本は破滅することになります。

(関連)「福島第一原発3号機は核爆発だった」原発設計技術者が東電、政府を批判 (1-3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
 https://dot.asahi.com/wa/2020030600008.html?page=1


4.(破綻している核燃料サイクル事業なのに)こんなものに固執していると再処理工場が大事故を起こせば日本は破滅します。
 信じがたいことに、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が青森県六ケ所村再処理工場に「GO」サインを出そうとしています。安全性を完璧にゴマカシ、まともな審査をやらずに、廃炉決定の責任を取りたくない一心で、まるで敵前逃亡するかの如く、審査をパスさせるというのです。稼働させるかさせないかは「政治」の方で決めてくれ、と言わんばかりの態度です。こんなものを許すわけにはいきません。そもそも「再処理事業」など経済的にあいません。目的は潜在的な核兵器製造能力の維持=つまり軍事的思惑です。軍事であれば、カネに糸目はつけないですから。

(関連)日本原燃の再処理工場、主要な審査終了 原子力規制委  -日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55924540R20C20A2000000/
(関連)(別添PDFファイル)再処理工場の補正書再提出 原燃、本格稼働向け(東京 2020.4.14)
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(関連)六ヶ所再処理工場の災害評価に関する覚書(小出裕章 2006.5.9)
 https://cutt.ly/Kt9VHwE
(関連)(別添PDFファイル)「核燃料サイクル」は虚構(フィクション)「核燃料サイクル図」はつながっていない、絵に描いたもち(たんぽぽ舎 2020.4)
ダウンロード - e3808ce6a0b8e78783e69699e382b5e382a4e382afe383abe3808de381afe8999ae6a78befbc88e38395e382a3e382afe382b7e383a7e383b3efbc89efbc88e3819fe38293e381bde381bde8888e202020.4efbc89.pdf

(関連)宗教者らが再処理工場の稼働差し止め求め提訴(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200406-00010000-kinyobi-soci

(関連)再処理工場の高レベル廃液中に臨界量以上のプルトニウム239が含有されていた(三陸の海を放射能から守る岩手の会 2020.3)
 http://sanriku.my.coocan.jp/200402HLW_Pu.pdf
(関連)「三陸の海を放射能から守る岩手の会」 HP( 貴重なサイトです:田中一郎)
 http://sanriku.my.coocan.jp/

(メール転送です:その1)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
青森・六ヶ所に模擬弾落下 米軍三沢基地のF16 - 河北新報オンラインニュース
 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201911/20191108_13028.html
 https://www.asahi.com/articles/ASMC74CMPMC7UTIL01G.html

以前にも米軍戦闘機がエンジントラブルとやらで、燃料タンクを小川原湖に投下していました。私は、エンジントラブル、などというのは嘘八百ではないかと疑っていて、戦闘機のパイロットたちが意図的に遊び半分で投下したのではないかと思っています。

日本のマスごみは米軍の言われるがままを垂れ流し報道していましたが、しかし、日本側から、そのエンジントラブルを起こした戦闘機の実地調査などはできておらず、しばらくすると、何のこともなかったように、その戦闘機はまた飛んでいたように思いました。

しかも小川原湖の後始末や補償は全部日本側がやったわけで、あれだと、まるで日本はアメリカの植民地のようなものです。しかし、これも大した話題にも問題にもならず忘却されてしまったように思います。

(関連)米軍機投下の燃料を自衛隊が回収へ 青森・小川原湖
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000121376.html?r=rss2&n=20180221235505

青森県六ケ所村再処理工場近隣の三沢米軍基地は極めて危険です。しかし、国も青森県も地元自治体も、だんまりを決め込んでいるようで、困ったものだと思います。(既成政党だと、異議を唱えているのは共産党くらいでしょうか?)

日米地位協定・日米合同委員会と核燃サイクルは表裏一体のように思えます。
 https://cutt.ly/9t9BUMS

(メール転送です:その2)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご返信ありがとうございます。おっしゃる通り、アメリカからの日本向けの発信は「ジャパン・ハンドラー」たちの演出によるものです。しかし、その背後には、実は日本政府や自民党政治家たちが存在しているのです。彼ら「ジャパン・ハンドラー」たちは、日本政府から人・モノ・カネ・情報をもらい、それをもとにして日本政府が望むような日本向けの演出をし、それを粗大ゴミとなった日本のマスコミが報道をする、そんな「劇場政治」です。新外交イニシアティブの猿田佐世弁護士は、これを「ワシントン拡声器」とよんでいます。

(関連)「ワシントン拡声器」とは何か-時事オピニオン-情報・知識&オピニオン imidas
 https://imidas.jp/jijikaitai/c-40-099-15-12-g590

(関連)自発的対米従属 知られざる「ワシントン拡声器」 (角川新書) - 猿田 佐世 -本 - 通販 - Amazon
 https://cutt.ly/nt0pj2Z

アメリカのほとんどの政治家たちは、日本のことをよく知りません。そもそもあまり重視していないようです。猿田佐世氏が米国議会に沖縄問題や日米原子力協定のロビイングに回った時に気が付いたそうです。アメリカの歴代政権を担った一部のボス政治家たちは、共和党であれ民主党であれ、日本を「金のなる木」に住むイエローモンキーくらいに考えていて、日米安保による米軍の極東展開についても、日本がカネや基地を提供すると言っているのだから使ってやればいい、くらいにしか思っていません(日米安保条約が日本を守る条約だなどというのは条文も見たことがない人が言うたわごとです、条文の第5条をご覧ください:下記参照)。

沖縄の海兵隊基地(普天間など)も、本来のアメリカの方針は米軍再編の方針のもと、撤退するのが本筋でした。それを日本側が懇願して引き留めた経緯があります。日本政府にとっては、在日米軍がいることで北朝鮮や中国に対して大きな顔をしていられるということが「最重要」なのでしょう。最近では、自衛隊が在日米軍と一体化し、その手下として海外での戦争に加担し、日本の防衛・日本列島の安全保障とは全く無関係どころか、日本を戦争に巻き込むような危険なことをやりだしています。

(関連)外務省- 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/jyoyaku.html

「第5条:各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する」
⇒「自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処する」とありますから、アメリカだと、上院が「日本のための戦争はしない、交渉でやる」と決めれば、いかに日本本土が戦火に見舞われていても、米軍が日本のために武力行使をすることはありません。きっと米軍は日本のために戦ってくれるだろう、というのは、単なる希望的観測にすぎません。

(関連)日米安保条約で「アメリカには日本防衛の義務がある」という誤解:朝日新聞GLOBE+
 https://globe.asahi.com/article/13077339

一方、原発や核燃料サイクルのことになると話は複雑になってきます。アメリカは核拡散防止の観点から、特に核燃料サイクルや再処理に対してはずっと反対で、できればやめてほしい、というスタンスです。日本に対しては再処理は渋々認めるが、韓国に対して認めない、というのが、従来のアメリカのスタンスで、民主党・共和党ともに、あまり違いませんが、特に民主党の方が核拡散防止の意志は強いようです。日本政府の方は、潜在的な核兵器製造能力を保持しておきたいので、再処理やウラン濃縮や高速増殖炉などはやめる気はさらさらありません。あんなものが商業ベースで電力事業としてやっていけるなどとは、一部のアホ政治家を除いて、だれも信じてはいないでしょう。電力会社の本音も、核燃料サイクルはそろそろ経済負担なしで撤退したいというところだろうと想像します。(ところが世代交代に伴い、そうでもなくなってきているところが恐ろしい点です=日本滅亡の兆候です)

他方、原発になると話は変わってきて、アイゼンハワーのアトムズフォアピースではありませんが、基本的には、対ソ冷戦の手段としての原発輸出であり、併せて原発輸出と特許把握による経済的利益の確保が基本的な方針だったように思われます。しかし、それが1990年代に入り、ソ連崩壊と冷戦の終結で変わってしまい、アメリカ国内では原発建設もずっと行われてきませんでした。危険であるということよりも、経済的に割が合わない、というのが本音のようです。

私が、よくわからないのは、アメリカの原子力産業が、民間と軍事とで、今現在はどうなっているのか、WH(加圧水型)は倒産、GE(沸騰水型)は撤退、ということで原子力産業の原発部門は、もうアメリカには存在しないのか? あるいはまた、軍事部門ではどうなのか、いったいどのメーカーが原子力の民間および軍事の技術と体制を抱えているのかがよくわかりません。しかも、トランプ政権になって以降は、アメリカの原発政策がより一層見えなくなりました。この辺の解説を私は見たことがありません。日米原子力協定は、そもそも核拡散防止を主眼とするもので、核燃料をアメリカの支配下に置くことで、核の拡散防止を図ろうとしているものです。日米原子力協定があるから原発をやめられない、というのは私は誤った見方だと思っています。少なくとも青森県六ケ所村再処理工場など、核燃料サイクル事業はアメリカにとっては日本がやめてくれるのが歓迎の方向です。

アメリカの原発・原子力産業と対日原発政策、これがよく見えなくなっています(これまでとあまり変わっていない様子もあります)。トランプ自身は「日本はとにかくカネよこせ」が方針ですが、アメリカ政府やアメリカの政治家たちの原発政策は、アメリカ国内と海外向けとでどうなっているか、そもそもアメリカ国内の原子力産業が民間と軍事でどうなっているか、わからないままです。


5.チェルノブイリの森林火災は他人ごとではない
 https://news.livedoor.com/article/detail/18117150/
 https://jp.sputniknews.com/photo/202004147359426/
 https://news.yahoo.co.jp/articles/cbe1f62a952bd65f684820fb1da396ac5abe4ee3

(関連)「原因は放火」 チェルノブイリ立ち入り禁止区域の火災、1週間余りでようやく鎮火 - Sputnik 日本
 https://jp.sputniknews.com/incidents/202004147362538/

(田中一郎コメント)
森林が放射能で汚染している福島県やその周辺県でも、山火事は一大事です。他国のこと、ではないのです。しかし、私が数年前に林野庁や各県庁の林政課に電話で聞いたところでは、山火事未然防止を真剣に取り組んでいるところは皆無でした。ついでに申し上げれば、林業・木材産業における素材丸太や製材品についても、その放射能汚染をしっかりと管理している県は皆無、わずかに福島県だけが林業・木材産業界と協議をして一応のガイドラインを決めていましたが、それにしたって強制力はありませんし、林業・木材産業の業界は零細業者ばかりで、守られる保障はどこにもないのです。他の県や林野庁は「業界の方でやってるでしょ」というスタンスで、まるでやる気なし、でした。

森林は危ない、木材は危ない(キノコ原木・栽培土を含む)、これが実態です。東日本で木造住宅を買う場合には、あるいは木材を使ってリフォームをする場合には、線量計を必ず持参して、放射線の度合いをチェックするようにしてください。新築の木造住宅に行く時もしかりです。

(関連)木材が危ない・林業木材産業労働者が危ない=森林の放射能汚染を軽視・無視して進められる林業・木材産業復興の危険性(その1) いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-39ca.html

(関連)木材が危ない・林業木材産業労働者が危ない=森林の放射能汚染を軽視・無視して進められる林業・木材産業復興の危険性(その2) いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-4c78.html


6.富士山降灰なら-首都圏まひ、最大5億立方メートル試算:震災廃棄物の10倍(朝日 2020.4.1)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14424852.html

 

(富士山が噴火したら、真っ先に危ないのは浜岡原発であり、浜岡原発にある使用済み核燃料プールでしょう。その次が、茨城県東海村の東海第2原発であり、東海村再処理工場であり、東海村の高レベル放射性廃液タンクであり、東海村の各種核施設ではないですか。しかし、この朝日新聞記事にも、その他のマスごみの記事にも、そうした記述は見当たりません。「平和ボケ」とはこういうのを言うのです。東海第2原発の危険性を街頭で訴えたら、東海村って愛知県か静岡県ですかと私に聞いた人がいました。目の前が真っ暗になりました。:田中一郎)

(関連)原電 申請は再稼働に直結しない 東海第2 使用前検査巡り確約(共同通信)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9a48db16835e7fca09d982ef50210016eeb153e4

(↑これ、アホか、と思いませんか? :田中一郎)


7.電力改革は道半ば、発送電分離スタート(毎日 2020.4.1)
 https://mainichi.jp/articles/20200401/ddm/008/020/057000c

(関連)中国電力、新電力事業者に「4億円」請求…自由化の肝「発送電分離」が事実上破綻
 https://biz-journal.jp/2020/04/post_150217.html

(上記2.でも申し上げましたが、送配電会社が原発巨大電力会社の支配下にある限り、電力改革など絵空事です。福島第1原発事故が起きて間もなくの民主党政権時代、電気事業連合会や経済産業省をはじめ、いわゆる原子力ムラ集団は、民主党政権のロクでもない連中に働き掛けを強め、電力自由化と送配電分離は覚悟するものの、送配電会社の「所有分離」=公的運用だけは阻止すべくロビーイングを強めていたと言います。その状況は、経済産業省官僚だと言われる若杉冽(ペンネーム)著作の、あの著名な小説「東京ブラックアウト」に出ています。:田中一郎)

(関連)東京ブラックアウト-若杉冽/著(講談社)
 https://cutt.ly/Bt97N8Z
(関連)原発ホワイトアウト-若杉冽/〔著〕(講談社)
 https://cutt.ly/Qt979ao


8.新潟・柏崎「核のごみ」に累進課税条例案、捨て場所なく低い実効性(東京 2020.4.7)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020032001001724.html
ダウンロード - e69f8fe5b48ee3808ce6a0b8e381aee38194e381bfe3808de381abe7b4afe980b2e8aab2e7a88ee69da1e4be8be6a188e38081e4bd8ee38184e5ae9fe58ab9e680a7efbc88e69db1e4baac202020.4.7efbc89.pdf

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)問題視するのは、経年累進課税を始める時期。条例案には「使用済み核燃料を原発敷地外へ搬出できるようになったと市長、東電の双方が合意した翌年から加算」とある。搬出先の当てがないか、東電が「まだ確保できない」と主張すれば課税できないと考えられる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(こんな茶番の「猿芝居」をやっている柏崎市長(桜井雅浩)など、はやく更迭してしまったらどうですか。サルには柏崎市を守る能力はありませんよ。:田中一郎)


9.再開発で分散型電源、災害時の備え広がる 東ガス・三井不など(日経 2020.4.2)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57540390R00C20A4TJ1000/

(田中一郎コメント)
 天然ガス・コジェネ・コンバインドマイクロガスタービンのオンサイト型電源(エネルギー効率80%近辺)=これが当面のエネルギー革命・電力改革の本命です。再生可能エネルギー100%などというのは、話としてはきれいですがリアリティがありません。巨大ダムによる水力発電を除く日本の再生エネ電力比率はわずかに数%です。日本における再生可能エネルギー推進は、地方から少しずつ、電力消費構造の抜本改革を伴いつつ進めていけばよくて、概ね21世紀の中頃までに再生エネ比率を50%超にする目標でいいでしょう。上記の日経記事は、そのことを、日本の実業界や経済産業省の若い官僚たちも重々承知していることを示しています。

しかし、記事をよく読むと、このオンサイト・コジェネ電源の推進に対して経済産業省がビタ一文のカネも支援していないことがわかります。原子力・原発にあれだけ湯水のように無駄金を投じているにもかかわらず、肝心のエネルギー革命の本命には財源を投じようとはしません。それどころか、再生可能エネルギー推進については、みなさまご承知の通り、送配電網への接続を邪魔するなどの妨害行為を繰り返しています。妨害行為の張本人は原発巨大電力会社であり、その背後には経済産業省や自民党の政治家どもがいます。また、原発メーカーなども一体化しています。

この事態を転換するためには、もはやホンモノの政権交代しかありません。日本に数多いる居眠り有権者に申し上げておかなければいけないのは、あなた方が寝ても覚めても自民党や公明党に投票をしたり、あるいは選挙で棄権をくり返せば繰り返すほど、この国はどんどんボロボロになっていき、やがてあなた方も道連れでドツボにはまっていくということです。全ての選挙で自民党と公明党を落選させる投票行動を取れ、これが最低限しなければいけない現代日本に生きる有権者・国民の義務であり使命です。


10.第三回裁判 田村バイオマスエナジーはまたもHEPAフィルターの資料提出を拒否 - ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)
 http://chikurin.org/wp/?p=5714


11.その他
(1)「10万年の大うそ 核のゴミ」~ 幌延・北海道を「核のゴミ」の最終処分場にしないために ~ - 市民ネットワーク北海道
 https://snet21.jp/blog/2019/11/30/2340/
(2)原発事故“予言”の広瀬隆が再び警告「近く大事故が起こる」その場所は…週刊朝日AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2017112400040.html
(3)玄海原発 テロ対策工事を中断 大林組社員がコロナ感染(朝日新聞デジタル)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1106237bcf96340f35093939e4e2ffdf887d1583
(4)脱原発めざす市民団体 原子力防災訓練の改善を県に要望(KKB鹿児島放送)-Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/012d671045fcfd4d81314948498cd94e5ea8c4f2
(5)東電が原発取材を縮小、緊急事態に便乗の批判 - コロナ戦争を読み解く - 東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/343762

*東京電力福島第一原子力発電所、プロセス主建屋で作業していた協力企業の20歳男性作業員が内部被ばく!2月に起きた2名の内部被ばく事故は活かされていたのか!- ~4.13 東京電力 定例会見 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/472827
草々 

2020年4月15日 (水)

「壊憲」型アベノウィルスの増殖と直近「世論調査」の政党支持率

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
================================
1.(6.4)オルタナティブな日本をめざして(第46回):「ジャーナリズムと日本の危機:ワセダクロニクルの挑戦」(新ちょぼゼミ:渡辺周さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-21b154.html


2.キャンペーン · 内閣総理大臣 安倍晋三- #緊急事態宣言 なのに政府が病院・ベッド削減を支援!?#新型コロナ による医療崩壊 を防ぐための緊急署名 · Change.org
 https://cutt.ly/Ht1ScKO


3.(新刊書)武器としての「資本論」-白井聡/著(東洋経済新報社)
 https://cutt.ly/Ot1Sm7l


4.(重要)西尾正道(独)国立病院機構北海道がんセンター名誉院長からです
(1)がん治療の今 > No.414 20200331『被曝影響をフェイクサイエンスで対応する国家的犯罪(前編)』
 http://www.com-info.org/medical.php?ima_20200331_nishio

(2)がん治療の今 > No.415 20200414『被曝影響をフェイクサイエンスで対応する国家的犯罪(後編)』
 http://www.com-info.org/medical.php?ima_20200414_nishio

(関連)市民のためのがん治療の会 http://www.com-info.org/index.php


5.流行性感冒-平凡社:今ネット上で話題になっているそうです
 https://cutt.ly/3t1SX87

(今なら無料でダウンロード可能です)(期間限定 2020年4月30日まで)
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新型コロナPANDEMICと平仄を合わせるようにして「壊憲」型アベノウィルスの増殖も始まっています。ここに集中豪雨災害や地震・津波・火山、更には原発・核燃料サイクル施設過酷事故が重なれば、日本は同時多発滅亡事態へ突入することになります。アベ政権や今日の霞が関官僚組織には危機管理能力・危機対応能力は、どうもなさそうです。そもそも有権者・国民を最優先する発想がありません。そんな中、安倍晋三とそのトリマキトカゲたちは、全権委任法的な非常事態条項を、法律のみならず日本国憲法にも導入することを切望しているようです。

こうした同時多発的危機は、すべて「政治が諸悪の根源」であり、それは日ごろ、我々が撒いた種だという認識を強く持つ必要があります。これからが「最終戦争」の山場となります。一刻も早くホンモノの政権交代を実現させましょう。生き残りのための唯一の道です。(ニセモノの政権交代は、そのあとにアベ政権以上のグロテスクな政権を生み出すもとになるので、絶対にダメです。危機の時代の日和見は致命的なマイナスになります)


1.「壊憲」型アベノウィルスの増殖(その1)
(1)特措法の権限強化、国民の総意なら議論やぶさかでない=西村再生相 - ロイター
 https://jp.reuters.com/article/japan-nishimura-idJPKCN21V0EW

(2)現行特措法の下で感染拡大防ぎたい=権限強化の可能性で官房長官 - ロイター
 https://jp.reuters.com/article/suga-emergency-idJPKCN21V0M2

(3)施設制限に罰則「検討やぶさかでない」 西村大臣、参院決算委で答弁:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14440380.html

(4)緊急事態宣言「遅すぎた」81%…読売世論調査(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00050144-yom-pol

(5)緊急事態宣言へ 危ういのは“お上”に強制を求める思考停止 連帯が必要な時に職業差別で国民を分断する政府(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/361.html

*コロナ禍で緊急事態宣言! 見えてきた「安倍独裁」へのシナリオ!- 岩上安身が引き出した総理の「本音」を痛烈解説! 2020.3.27ジャーナリスト浅野健一氏インタビューから - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/472816


2.「壊憲」型アベノウィルスの増殖(その2)
(1)「改憲で危機対応強化」に理解広がる 産経・FNN合同世論調査 - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/politics/news/200413/plt2004130027-n1.html

(2)緊急事態踏まえた改憲議論「極めて重く大切」 安倍首相(産経新聞) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-00000539-san-pol

(3)自民党、改憲論議を「強行」緊急事態の対応巡り推進本部会合 共同通信 沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/558493

(4)首相「緊急事態条項創設」の改憲意欲も野党反発  - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/politics/news/200407/plt2004070060-n1.html

(5)東京新聞-コロナ禍 首相、改憲議論呼び掛け 野党議員「不要ではないが不急」政治(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202004/CK2020040802000141.html

(6)コロナ禍の改憲「不急」 前のめりの首相に党内からも異論(西日本新聞) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00010016-nishinpc-pol


3.直近世論調査より
 掲載している新聞がサンケイや読売といったアベ政権御用系であることがせめてもの救いかもしれません。立憲民主党さん、しっかりしてくださいよ。まもなく衆議院選挙だというのに、ほとんど何のプレゼンスもありません。これでは選挙に勝てませんよ。

(1)産経・FNN合同世論調査 立民の支持率急落 維新が野党トップ  - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/politics/news/200413/plt2004130008-n1.html

(2)内閣支持率42%、不支持率が47%と逆転…読売世論調査(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00050143-yom-pol
草々 

2020年4月14日 (火)

(6.4)オルタナティブな日本をめざして(第46回):「ジャーナリズムと日本の危機:ワセダクロニクルの挑戦」(新ちょぼゼミ:渡辺周さん)

前略,田中一郎です。
(6月の「新ちょぼゼミ」のご案内です)


●(別添PDFファイル)(6.4)オルタナティブな日本をめざして(第46回):「ジャーナリズムと日本の危機:ワセダクロニクルの挑戦」(新ちょぼゼミ:渡辺周さん)
ダウンロード - efbc88efbc96efbc8eefbc94efbc89e3808ce382b8e383a3e383bce3838ae383aae382bae383a0e381a8e697a5e69cace381aee58db1e6a99fefbc9ae383afe382bbe38380e382afe383ade3838be382afe383abe381aee68c91e688a6e3808defbc88e6b8a1e8bebaefbc89.pdf

「特定非営利活動法人ワセダクロニクルは独立・非営利のジャーナリズムNGOです。ワセダクロニクルは私たちの使命と行動原則を次のように明らかにし、これらを自ら守ることを「約束」します。①使命:探査ジャーナリズムの使命を果たします。②実践倫理:探査ジャーナリズムの実践倫理に基づいて行動します。③独立と透明性:財政的自立によってあらゆる権力から独立します。④職能的連帯: 職能的連帯によって権力から独立します」(ワセダクロニクルHPより)。2017年2月に発足以降、ワセダクロニクルは次々と画期的な調査報道や企画を展開し、たちまちのうちに今、注目の的となっている元気溌剌のジャーナリズム機関です。今回はその代表の渡辺周さん他に来ていただき、これまでの取材や活動の概要と、危機に瀕する日本の現状に対する見方、考え方、あるいはジャーナリズムのあり方をお話していただこうと思います。みなさまのご参加とワセダクロニクルへのご支援をお願い申し上げます。


講 師:渡辺周(わたなべ まこと)さん 
 1974年神奈川県生まれ。大阪府立生野高校、早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本テレビに入社。2000年から朝日新聞記者。名古屋本社社会部、東京本社特別報道部などで活躍。高野山真言宗の資金運用や製薬会社の医師への資金提供の実態などを報じたほか、原発事故後の長期連載「プロメテウスの罠」取材チームの主要メンバーとして、高レベル核廃棄物のテーマにした「地底をねらえ」などを執筆した。

 <次 第>
日 時:2020年6月4日(木)18時~21時(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 たんぽぽ舎のあるダイナミックビルの4階 JR水道橋駅西口から5分
 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、
 GS跡地(セブンイレブン)を過ぎて鉄建建設本社ビルを過ぎたら左折。
 東京都千代田区神田三崎町2-6-2  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/


 <ワセダクロニクル>
ジャーナリズムNGO:ワセダクロニクル - Watchdog Japan
 https://www.wasedachronicle.org/
情報提供のお願い:ワセダクロニクル
 https://www.wasedachronicle.org/whistleblower/
情報提供のお願い:ワセダクロニクル
 https://www.wasedachronicle.org/whistleblower/

(1)葬られた原発報道 編集長 - CEO便り- ワセダクロニクル
 https://www.wasedachronicle.org/category/articles/muckrakers/

(2)シリーズ「隠された乳がんマネー」- ワセダクロニクル
 https://www.wasedachronicle.org/category/articles/breastcancer/

(3)シリーズ「消えた核科学者」- ワセダクロニクル
 https://www.wasedachronicle.org/category/articles/nuclearscientist/

(4)シリーズ「製薬マネーと医師」- ワセダクロニクル
 https://www.wasedachronicle.org/category/articles/docyens/

(5)シリーズ「税金を-JUDGIT!-」- ワセダクロニクル
 https://www.wasedachronicle.org/category/articles/judgit/

(6)シリーズ「監視社会ニッポン」- ワセダクロニクル
 https://www.wasedachronicle.org/category/articles/kanshi/

*【ワセクロ探査報道最前線】監視社会ニッポン あなたのDNAも警察庁に?200204 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=hFm4Jq3FQp8


 <いちろうちゃんのブログ>
(1)ホンモノの調査報道に邁進する ワセダクロニクル:みなさまのご注目とご支援で、この若い組織を育ててください- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-4a2fb9.html

(2)挑戦するワセダクロニクル(その2):(1)海外に紹介されるワセクロ(2)【緊急シンポ開催】(1.25)朝日新聞「記事削除要求」事件を解剖する(3)『製薬会社と医師』- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-52909a.html


(ご参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々 

2020年4月13日 (月)

次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その5):与野党は巨額税金バラマキ合戦ではなく、病院や保健所などを含むセイフティネット強化に総力を挙げて取り組め

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

(みなさま、新聞を取るなら東京新聞と日刊ゲンダイです。東京新聞は有料ですがネット購読もできるようです。また、日刊ゲンダイは無料会員登録で回数は限度がありますが、多くの記事は全文をネットで読むことができます。もちろん有料会員になれば全部見れます)


(最初に若干のことです)
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1.(5.14)オルタナティブな日本をめざして(第44回):「羽田離発着旅客機の都心低空飛行問題と東京都政」(新ちょぼゼミ:奈須りえさん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-37f02f.html

(関連)新型コロナ禍で暴かれた安倍政権「観光立国」のなれの果て - 女性自身
 https://jisin.jp/domestic/1849807/

(今のところ開催の予定です。但し、新型コロナの関係で延期や中止になる場合がありますので、今後のご連絡にご注意ください。また当日は、入室の人数制限を行う可能性もありますので、予めご了承ください。上記の「女性自身」の記事ですが、読んでいて非常に腹が立ちました。この国の政府、この国の政権、この国の政治家や官僚ども、そして東京都知事や23区のロクでもない区長どもを、一刻も早く入れ替えませんか? :田中一郎)

 <延期されました>
(別添PDFファイル)4/21公判は7/9に延期(群馬弁護団ニュース NO.39 2020.4)
ダウンロード - efbc94efbc8fefbc92efbc91e585ace588a4e381afefbc97efbc8fefbc99e381abe5bbb6e69c9fefbc88e7bea4e9a6ace5bc81e8adb7e59ba3e3838be383a5e383bce382b920no.39202020.4efbc89.pdf
(別添PDFファイル)「5.17老朽原発うごかすな! 大集会inおおさか」を9月6日(日)に延期します
ダウンロード - e3808cefbc95efbc8eefbc91efbc97e88081e69cbde58e9fe799bae38186e38194e3818be38199e381aaefbc8120e5a4a7e99b86e4bc9aine3818ae3818ae38195e3818be3808de382929e69c886e697a5efbc88e697a5efbc89e381abe5bbb6e69c9f.pdf
4/16福島原発被害東京訴訟 第1陣控訴審の第3回口頭弁論&報告会は延期です(延期期日は未定・追ってご連絡します)
(6/3福島原発被害東京訴訟 第2陣東京地裁は、今のところ予定通りの開催となっています)


2.キャンペーン
(1)キャンペーン · 安倍晋三内閣総理大臣- 安倍さんに、ただ総理大臣辞めて欲しいだけの署名 · Change.org
 https://cutt.ly/FtV7TPL
(2)キャンペーン · 東京都知事 小池百合子殿- 【新型コロナ】住まい・居場所を失った人のために「オリンピック選手村」を開放してください · Change.org
 https://cutt.ly/ztV7Dtx

(関連)北原みのり「安倍さんは早く退場して」週刊朝日AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2020040900010.html


3.全国一斉4-18-19「コロナ災害を乗り越える-いのちとくらしを守る何でも電話相談会」(フリーダイヤル)のお知らせ(拡散のお願い)埼玉総合法律事務所
 https://saitamasogo.jp/archives/86604

(関連)(別添PDFファイル)人権の砦 今こそ出番では、東京3弁護士会 相談センター「休止」(東京 2020.4.10)
ダウンロード - e4bb8ae38193e3819de587bae795aae381a7e381afe38081e69db1e4baacefbc93e5bc81e8adb7e5a3abe4bc9a20e79bb8e8ab87e382bbe383b3e382bfe383bce3808ce4bc91e6ada2e3808defbc88e69db1e4baac202020.4.10efbc89.pdf

(弁護士会の態度には呆れますが、こうして有志の弁護士さんたちが対応して下さるとホッとします。:田中一郎)


4.【動画】住宅地、川に大量の泡… 米軍普天間飛行場から消火剤流出、一夜明けても飛散 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
 https://ryukyushimpo.jp/movie/entry-1105640.html

(関連)有害な物質含む泡消火剤の流出に米司令官「雨降れば収まる」基地内の対策を優先-琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1105835.html
(関連)泡消火剤 市街地に拡散 流出一夜明け 米軍、除去せず放置 - 琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1105838.html
(関連)小沢一郎氏 米国政府に何も言えぬ安倍政権…米軍基地から有害物質含む消化剤流出(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200412-00000050-dal-ent

*(別添PDFファイル)(チラシ&振込用紙)第11期沖縄意見広告運動:コロナ感染拡大! 安倍政権は米軍新基地より命と暮らしを守れ(2020.4)
http://www.okinawaiken.org/
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc86e68cafe8bebce794a8e7b499efbc89e7acac11e69c9fe6b296e7b884e6848fe8a68be5ba83e5918ae9818be58b95.pdf


5.死肉を喰らうハイエナにはなるまい - 金平茂紀|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
(映画『三島由紀夫vs東大全共闘』は何のためにつくられたんだい?)
 https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020041100007.html?page=2


6.またアホなことして批判されとる安倍晋三:だからアホを首相にするなと言うてんねんよ!
(1)優雅にくつろぐ安倍首相に「貴族か」ネット批判殺到(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200412-24120354-nksports-soci
(2)安倍総理大臣 悠長に動画作成して配信している場合ではないですよ(藤田孝典) - 個人 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20200412-00172936/
(3)荻原博子さん怒り「安倍さんに緊急事態宣言を」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200412-24120352-nksports-soci


7.日刊ゲンダイ他
(1)【小池百合子】魔の3連休前 小池都知事が突き返した衝撃試算1.8万人感染|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271751
(2)【新型コロナウイルス】休業要請除外は“カネと票” 自民懲りず支援業界優遇のア然|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271755
(3)<このままじゃ罹患しなくても殺される>生煮え「緊急宣言」で未曾有の混乱 この政権に危機対応は無理だ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/471.html
(4)バカな大将、敵より怖い 非常時こそまっとうなリーダーを|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271711
(5)新型コロナでいよいよヤバくなる日本株、日銀は「債務超過」に陥るか(現代ビジネス)Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200412-00071513-gendaibiz-bus_all
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「次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その5):与野党は巨額税金バラマキ合戦ではなく、病院や保健所などを含むセイフティネット強化に総力を挙げて取り組め」をお送りいたします。他のMLの議論で、私から発信したものに加筆修正しています。ご参考にしていただければ幸いです。今は新型コロナで選挙どころではありませんが、しかし、近未来に必ず衆議院選挙はやってきます。今回の新型コロナで浮き彫りとなった日本経済や社会の欠陥、矛盾、不合理、デタラメ、政治や行政の至らなさや無責任、危機管理態勢の欠如ないしは脆弱、緊急事態宣言の危険性、病院や保健所の現場疲弊と市場原理主義政策の破壊的効果、などなどをしっかりと認識し、こうしたものの抜本改革=つまりは「オルタナティブな日本」を目指して全力で取り組んでまいりましょう。

私の方からは、今後、「新ちょぼゼミ」の中で、今回の新型コロナへの緊急経済対策を含む経済政策の在り方を、来たる衆議院選挙の重大争点としていくべく、丁寧に少しずつご説明・解説をしていきたいと考えています。まずは第1回目として、下記の情報交換・意見交換集会を開催したいと思います。可能な方は是非ご参加ください。(今のところ予定通りの開催を考えていますが、会場が「3密」にならないよう、参加される人数を制限する可能性がありますので、当日はお早目においでください)

(4.25)(番外編)オルタナティブな日本をめざして:「討論集会:次期衆院選へ向けた経済政策と当面する緊急経済対策について」(ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9055b7.html

(なお、このメールの最後に「緊急経済対策」を理解するための最低限の文献を列記しておきました。今回ご紹介するマスコミ報道などと共に、ご参考にしていただければ幸いです)


 <別添PDFファイル>
(1)<新型コロナ>問題だらけ緊急経済対策 給付基準 複雑すぎ(東京 2020.4.10)
ダウンロード - e696b0e59e8be382b3e383ade3838a20e5958fe9a18ce381a0e38289e38191e7b78ae680a5e7b58ce6b888e5afbee7ad9620e7b5a6e4bb98e59fbae6ba9620e8a487e99b91e38199e3818eefbc88e69db1e4baac202020.4.10efbc89.pdf
(2)30万円給付 なお不安、いつ、どうやって、対象は、制度詳細定まらず(朝日 2020.4.11)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14438053.html
(3)108兆円経済対策 不満続々(朝日 2020.4.8)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14433801.html
(4)介護と私たち 変わる家族:綱渡りの息子介護 脅かすコロナ(朝日 2020.4.12)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14439350.html
(5)再編議論の公的病院、53カ所が感染症機関、厚労省は従来通り継続方針(東京 2020.4.11)
ダウンロード - e5868de7b7a8e8adb0e8ab96e381aee585ace79a84e79785e999a2e3808153e382abe68980e3818ce6849fe69f93e79787e6a99fe996a2e38081e58e9ae58ab4e79c81e7b699e7b69ae696b9e9879defbc88e69db1e4baac202020.4.11efbc89.pdf
(6)自粛事業者への休業補償は? 似て非なる「給付金」あり(東京 2020.4.9)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/202004/CK2020040902000132.html

 <必見関連サイト>
(1)東京新聞-新型コロナ 30万円給付「3密」の恐れ 中小融資窓口すでに殺到-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020041002000154.html
(2)東京新聞-新型コロナ 解雇・雇い止め急増 ホテル・製造・飲食他、1600人超-経済(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/202004/CK2020041002000141.html
(3)東京新聞-経済対策「事業規模108兆円」とは 実態反映せず皮算用-経済Q&A(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/economic_confe/list/CK2020041002100005.html
(4)現金給付30万円は「やった感」出すため? 判明した「不合理・不公平」 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200411/k00/00m/040/168000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article
(5)緊急事態宣言へ 危ういのは“お上”に強制を求める思考停止 連帯が必要な時に職業差別で国民を分断する政府(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/361.html
(6)経済対策は見せかけ 緊急事態で何が変わる 終息できるか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271586
(7)新型コロナ どうする医療危機・検査強化-小池晃党対策本部長に聞く
 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-04-11/2020041103_01_0.html


(以下は、他のMLの議論で、私から発信したものに加筆修正しています)

1.発信メール その1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(下記のサイト(VTR)を見ての議論です:この続編もあるようですので、それは後日、私のコメント付でご紹介します)

新型コロナ重大局面 東京はニューヨークになるか 20200403 WeN - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=r-3QyWfSsCQ

動画拝見しました。私の評価を端的に申し上げます。

(1) 児玉龍彦氏が言うところの「PCR検査の拡大」にはほとんどの人が賛成すると思いますが(アベ政権や小池百合子知事東京都以外)、しかし、マス調査型の大規模PCR検査については、現段階ではいかがなものかと思います。感染者を発見しても、今の医療体制ではきちんと対応できないからです。児玉龍彦氏には大量の感染者が見つかった場合にどうすればいいのかについて言及がありません。無責任です。

(2)児玉龍彦氏が言うような形の大規模検査は、もっと早い段階でしなければならなかったこと。今では手遅れで、かえって混乱を招くばかりではないかと思われます。新型コロナは80%くらいの人は自然治癒する=抗体をつくって二度目の感染はしなくなる、という点も念頭に置いておくべきでしょう。動画では、結局そういう形でしか、この新型コロナは克服できず、人間が手を加えてもどうしようもないか、または逆に変位を速めて、より感染力が強く、より毒性・悪性の強いものへと変位させてしまう可能性もあって、要注意だとの発言もあります。(抗体検査を広く実施するということは考えられます)

(参考)小林よしのり氏「自粛を止めて、経済を回す」と持論(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200412-24120073-nksports-ent
(昔と違って、この人の言うことは昨今では神経を逆なですることが多く、あまり信用できなくなっています。:田中一郎)

(3)PCR検査を徹底しなければいけないのは医療機関と保健所です。ここでさえもが、ロクすっぽ検査ができていないようです。これでは院内感染が広がり、コロナ以外の医療も含めて「医療現場」は崩壊してしまうでしょう。医療機関や保健所が体制のままならない孤立無援の中で必死に奮闘した結果がこういう事態だとすると悲しいものがあります。アベ政権や政府はいったい何をしているのか、という印象です。

(4)最も有力なのは、結局は今やっている外出自粛・人混み店舗の一時休業と、今できていない体調不調者への病院対応・検査対応の強化に全力を挙げ、片方で医療・検査・介護従事者を感染から守るということではないかと思われます。医療現場を崩壊させては、どうしようもありません、これが最優先でしょう。問題は、病院に来て感染が分かった人の隔離をどうするのか、ですが、まともに検討されているようには思えません。それと医療資材の供給の方はどうなっているのでしょう。児玉龍彦氏は何とでもなる、などと言っていますが、本当でしょうか?

(5)ただ、児玉龍彦氏の一連の発言は、これまでのアベ政権の新型コロナ対応の拙劣さや無責任、専門家会議や医療関係機関・関係者の無責任や無能さ(感染症対策で世界に後れを取っている)に対する告発の材料にはなるでしょう。しかし、今現段階では、(1)~(5)を含めて、新型コロナ対応医療の在り方提言や要請のような形でまとめ上げていくのは難しいし、あまり意味がないと思われます。

下記は、北区の共産党の方が送ってくれたメールで紹介された小池晃氏の記事です。私の考えに近いですが、しかし、緊急経済対策のところが弱いままです。

新型コロナ どうする医療危機・検査強化-小池晃党対策本部長に聞く
 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-04-11/2020041103_01_0.html

別添PDFファイル(添付できず)は、今日の新聞報道の一部です。私が最も心配なのは、貧困、です。このままいくと、餓死者や自殺者が出てしまうでしょう。新型コロナよりも、そちらの方が危ないと思っています。アメリカでは、貧困層の新型コロナ感染率がダントツに高いというデータもあります。日本だけが例外なわけがないのです。現金バラマケ、営業自粛せよというならカネよこせ、の大合唱、どうしようもないほどに愚かだと思っています。少しは持続可能な社会形成のことを考えろ! ということです。

(関連)東京新聞-<新型コロナ>米感染者、にじむ経済格差 黒人の割合突出-国際(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020040902000126.html


2.発信メール その2
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(市民運動の側から今回の新型コロナPANDEMICについて何かを発信しようということについての議論です)

提言案も含めて拝見しましたが、私からは重ねていくつか申し上げておきます。KEYとなることは、提言のポイントをはずしてはいけないことと、児玉龍彦氏には要注意ということ、です。

(1)下記にある提言案は常識的なことですから、これに反対する人はいないでしょう。しかし、それだけに、文面にはないことで私たちがしっかりしていないと、トンデモ方向にハンドルを切られてしまいます。

(2)当面の新型コロナ医療対策の最大の懸案事項は医療現場に感染を広げて医療崩壊をさせないことです。「医療崩壊」すると新型コロナだけでなく、さまざまな病気やケガも放置されることになります。PCR検査は、まずは「医療機関」窓口に来た人と医療機関や保健所の役職員、あるいは役所の支援受付窓口などに対して徹底して実施することが肝要でしょう。児玉龍彦氏が言う「マス形検査=クラスター感染発見目的」は現段階では混乱を生むだけのような気がします。しかし、このことについて、私たちは具体的な提言をできるだけの知識がありません。生半可で中途半端な知識でああだこうだは時間の無駄であり、また、それに基づいて発せられた提言は迷惑でもあります。

(3)感染防止には「人と人との接触」を極力少なくするというのが一つの方法で、そのために店舗などの一時閉店を要請する場合には補償を行えというのは、一見妥当なように見えますが、ここで「巨額現金バラマキ」をやったら「政策の自殺行為」となるのです。「補償」の仕方をよく考えなければいけません。私の基本的な考え方は、①救済は個人(自然人)が最も重要・最優先で、生活支援は貧困に苦しむ人に対して十分な形で行う(個人事業主やフリーランスを含む)、わずかな金額をバラまくのは愚か極まる財源の浪費、②中小零細企業に対しては、債務期限の延長と無利息貸出し、それに雇用維持補助金です。これらがしっかりしていれば、はした金をばらまく必要などありません(そんなものはもらってもしょうがない=解決しない)、③大企業や富裕層に対しては原則として支援しない(彼らは税金逃れをしてきた張本人たちですから)、④資金公布に時間がかかるのなら「緊急つなぎ融資」を行う、⑤救援を求める個人や企業にきちんと対応できるよう役所の体制を整備する、⑥不正受給には厳しい姿勢で臨む(特に中小零細企業)、などです。

(4)しかし、上記だけでは「一過性・その時限り」に終わってしまいます。私は、今回の新型コロナPANDEMICが浮き彫りにした日本社会や経済の欠陥・理不尽・歪み・おかしな点などを市民運動・社会運動や既成野党がしっかりと把握して認識し、それを今後の「世直し」(社会改革・経済改革)や「政治改革」に生かしていかなくてはならないと考えています。少し時間がかかっても、再発防止のためにも、これをやり抜いていかなければならないのです。市民運動・社会運動や既成野党がこれに取り組まない・検討もしない・発議提案もしないというのは、言ってみれば敵前逃亡のようなものであり、日ごろの「改革運動」が絵空事だったのかと評価されても致し方ないことになってしまいます。

(*)(別添PDFファイル)再編議論の公的病院、53カ所が感染症機関、厚労省は従来通り継続方針(東京 2020.4.11)
ダウンロード - e5868de7b7a8e8adb0e8ab96e381aee585ace79a84e79785e999a2e3808153e382abe68980e3818ce6849fe69f93e79787e6a99fe996a2e38081e58e9ae58ab4e79c81e7b699e7b69ae696b9e9879defbc88e69db1e4baac202020.4.11efbc89.pdf

(*)都立病院独法化撤回を-都議会 和泉議員「感染症で役割」
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2020-02-28/2020022804_05_1.html

(この期に及んで、国も東京都も、かような態度です。要するに、有権者・国民のことなど、基本はどうでもいいと考えているということです。厚生労働省は引き続き、感染症対策や地域医療の中核となる機関病院・公立病院などの統廃合を進めよと言い続け(社会保障経費の削減が目的)、小池百合子・東京都は都立病院の民営化の先駆けとなる独法化(赤字に苦しむ都立病院への支援予算をカットして独立採算を押付ける)方針を変えていません。そしてこれに反対する都議会議員は共産党と一部の議員だけという嘆かわしい状態です。これはこの新型コロナ騒動の最中の話です。しかも世界で最も速い速度で高齢化が進んでいるこの日本でです。高齢者こそが感染症に対して最も弱い弱者なのに、です。信じがたいものがあります。国も東京都も政権党の政治家どもは一掃しなければいけません。:田中一郎)

具体的には、まず真っ先に医療機関や保健所への支援の抜本拡充が必要不可欠ですし(*上記の記事参照)、更に「生活保障制度」と「失業保険制度」の抜本拡充見直しもまた不可欠でしょう。更にまた、その周辺にあるさまざまなこと=労働法制、保育所や介護施設への支援、学校教育現場、社会福祉事業、公的ファクターでの雇用拡大などなど、検討すべきことはたくさんあるのです。原発過酷事故との同時多発災害に対する対応や防止策も極めて重要です。そしてこの中には、緊急事態宣言やそれに便乗した「壊憲」の動きに対する「NO!」と、それに代わるオルタナティブな危機管理体制の問題もあります。今の既成野党や市民運動・社会運動を見ていると、こうしたことに思いが及ばないまま、自粛ならカネよこせ、現金を全員にバラマケ、の大合唱となっています。嘆かわしいこと限りなしです。(既に戦前並みの「翼賛暴力的暴言」が出始めていて危険な兆候も見られます:下記サイト参照、媒体が「夕刊フジ」であることにもご注目ください)

(関連)「国民一丸」阻む敵は誰か? 批判ばかりの左派野党にあぜん、不安あおるワイドショーには罰則を(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200411-00000011-ykf-soci

(6)児玉龍彦氏は「ジギルとハイド」
 同氏は既に福島第1原発事故後の放射能や被ばくの問題に関して「前科」があります。まさに言動が「ジギルとハイド」で、一方で、政府や原子力ムラの姿勢や方針を厳しく批判しながらも、他方では、放射能や被ばくの危険性を軽視し、脱被ばくや被害者完全救済の原則から逸脱している行為も目立ちました。東京大学教授としての限界があるように思えてなりません。今回の下記ユーチューブ掲載VTRも私たちが知らなかったことがいろいろと語られており、世の中で広まっている言論や情報に比べるとレベルが高くていいように思えるかもしれませんが、しかし、あまり思い入れを強くするのは禁物です。市民運動・社会運動が特定個人を推薦するというのは私は控えておいた方がいいと考えます。そもそもこの分野での知識が乏しい中で、彼の発言だけを信じ込んで一方向にのめり込むのは私は危険だと見ています。それは福島第1原発事故の時の経験からも言えます。

(関連)新型コロナ重大局面 東京はニューヨークになるか 20200403 WeN - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=r-3QyWfSsCQ

(7)金子勝立教大学教授の発言の評価を含めて4/25に今回の新型コロナをめぐる緊急経済対策についての意見交換・情報交換の場を設けていますので、可能ならばご参加ください。(但し、議論は経済政策に集中することとし、新型コロナに対する医療をどうするかの話はいたしません)


3.発信メール その3(激怒しながら発信していますので表現が乱暴になっていますが、そのままお送りします。ご容赦ください)
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(バラマキ団子4兄弟?)立憲民主党・社会民主党・共産党・山本太郎「れいわ新選組」

(1)立憲・枝野代表「現金給付、所帯という考え方は古い」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00000067-asahi-pol
 (1人当たり10万円以上(の給付を主張している))

(2)社民・福島氏 「線引きは不公平、現金給付は一律で」:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN466HC5N46UTFK01G.html?ref=yahoo

(3)共産、国民全員に10万円給付を 小池書記局長が政府対応批判(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200411-00000088-kyodonews-pol

(4)れいわ新選組のコロナ緊急提言 - れいわ新選組
 https://reiwa-shinsengumi.com/reiwanews/4670/

(田中一郎コメント)
 バラマキ3野党、これに山本太郎「れいわ新選組」を入れたらバラマキ4野党。自民党・公明党と野党との、バラマキ金額の「せり上がり競争」が、これから衆院選挙へ向けて始まりそうな気配である。安倍晋三は追加経済対策もありうるなどと発言している。1人10万円を1億25百万人にくまなく配れば、それだけで12兆5千億円の財源が必要だ。20万円ならその倍、30万円ならその3倍だ。この人たちは、日頃、口をすっぱくして言っている「社会保障の拡充」など、どうでもよくて、ただ選挙で勝つために、税金バラマキ与野党大競争をしようとしているようである。財政支出内容の見直しはどうしたのだ!? こんな人間達だから、日本の政治はいつまでたってもよくならない。そして、有権者・国民は「しっかりとタカれるような候補に投票をする」というわけだ。

(関連)コロナの陰で、韓国総選挙4.15(上):高齢者の貧困、感染拡大でも働かねば、社会保障の議論置き去り(東京 2020.4.11)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020041102000175.html

上記の東京新聞記事には、韓国の今般の総選挙について、次のように書かれている。「選挙戦では、与野党がコロナ対策として支援金の給付額を競い合い、社会保障や少子高齢化対策の充実を訴える声はほとんど聞こえてこない。(中略)「候補者が関心があるのは、当選できるかどうかだけ。われわれの生活のことなんて、本当は考えていない」。日本と韓国は瓜二つのようです。

この与野党のアホウどもに、私はバケツの水でもぶっかけてやりたい気分です。社会保障どうすんだ、生活保障制度どうすんだ、失業保険制度そのままか? 数十万円の一時金をもらって、2・3か月たったら自己責任か、それとも再びの巨額現金バラマキか、新型コロナ大不況がそんなことで乗り切れるのか!? 自殺者が出たら、お前らの責任だ、よく考えて行動しろよ!!

【生活保護】厚労省から新型コロナ対策で生活保護の積極利用をすすめる事務連絡が出されました。 - 弁護士戸舘圭之のぶろぐ
 https://ameblo.jp/todatelaw/entry-12588308777.html

このサイト、ちゃんと読んではいないけれど、バラマキ野党たちよりは、皮肉にも、厚生労働省の方がよほどマトモということか。情けない限りである。選挙に行く気がなくなるよ、まったく。


4.発信メール その4
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税金バラマキではなくてセイフティネットをきちんと張れ、の具体例

新型コロナPANDEMICに対する緊急経済対策で、私から「巨額税金バラマキ」ではなく、補償や支援はまずもって人(自然人)を最優先し、セイフティネットをしっかりと張り替えることに全力を挙げよ、と申し上げている具体例を1つご紹介します。

別添PDFファイルは昨日付の朝日新聞記事です。こうした境遇にある方々は日本ではたくさんいらっしゃると思いますが、これまでほとんど放置されてきて、そして今般、新型コロナPANDEMICが襲い掛かっています。こうした方々を、サービスレベルの高い介護サービスで救済していくための体制づくりをきちんとする、態勢ができるまでの過渡的な対応もきちんと考える、そういうことが大事であり、また、税金はそういうところに優先して使われるべきだ、と申し上げているのです。担い手の介護士を、まっとうな賃金や労働条件で、大勢確保することも重要な政策です。つまり巨額の税金が必要になるのです。そして明日は自分たちもまた、年老いてお世話になるかもしれません。

私の申し上げていることにピンとこない方は、別添PDFファイルの記事を是非ご覧ください。

(関連)(別添PDFファイル)介護と私たち 変わる家族:綱渡りの息子介護 脅かすコロナ(朝日 2020.4.12)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14439350.html


5.発信メール その5
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「そういう主張があっても良い」ではなくて、こういう方々がデモをしなくてもいいようにしなければいけないのです。

*要請するなら、補償しろ!渋谷ハチ公前集会デモ
 https://www.youtube.com/watch?v=UjigvoYIdXI

このデモは昨日、Yahooのサイトでチラッと見ました。新型コロナ騒動への対応として、「そういう主張があっても良い」ではなくて、こういう方々がデモをしなくてもいいようにしなければいけないのです。そのためには、市民運動・社会運動がどうすればいいかをよく考えて主張し行動しなければいけません。

「会社にそれなりの給付をしなければ」は、どういう会社に、どういう形で給付するのかが問題です。たとえば、内部留保を積み上げている巨大会社に対して、日ごろ税金をロクすっぽ納めず、消費税で仕入れ業者をいじめまくっている巨大会社に対して、なんで税金で支援したり補助したりする必要があるのですか。まずは内部留保を使え、ではないですか?

私が怒っているのは、そうした基本的なことをほとんどきちんと考えることなく、誰彼区別なく全員に現金をバラマケだとか、営業自粛だというのならカネよこせ、だとか、安直で、安きに流れるようなことを言って騒いでいるから駄目だと申し上げているのです。

たとえば、中小零細企業は何度も言いますが海千山千です。中小零細企業に性善説でユルユルに対応すれば、たとえば石原慎太郎の新銀行東京のようになるのです。悪意の企業に不正受給されれば、その金額はそのまま有権者・国民の税金負担となってハネ返ります。下記サイトに書かれていることには私は同意できませんが、しかし、不正受給の問題については書かれている通りです。こういうことは制度設計がとても大事です。

「条件付き現金給付」の筋が恐ろしく悪い理由(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200412-00343463-toyo-bus_all

既に申し上げていますが、新型コロナ騒動が長期化すれば、現金一時支給ではとても間に合いません。また、短期的であったとしても、終息した後も経済は不況を続けるでしょうから、ワーキングプアの生活や生存が危ぶまれる状態は変わりません。それを今回の騒動を契機に転換する方向へ舵を切れと申し上げているのです。30万円を全員にバラマケなどといいますが、それだけで約40兆円くらい必要です(配布事務費を含めて)。これだけの財源があれば、デモをしている方々に集中して対応すれば、生活保障制度として、あるいは拡充された失業保険制度として、あるいは介護施設や保育園の拡充制度として、あるいは今懸案の病院や保健所のバックアップ財源として、立派に制度化し、活用できるでしょう。何故そうしないのか、と言っているのです。

中小零細企業も同じです。経済情勢が激変して苦しくなるから、そのたびにカネよこせ、などといっているのなら、いっそのこと全部国有化したらどうだ、ということになります。資本主義社会ではそんなことはあり得ないのです。中小零細企業への支援の在り方は(非法人の自営業者やフリーランスは個人(自然人)として救済・支援していきますので、政策対応を考える際には中小零細企業には入らない)、基本は雇用の維持と流動性の供給、そして債務期限の延長(ジャンプ)です。100~200万円ばかりもらったって、そんなものはわずかのあいだしか役に立ちません。雇用維持補助金をしっかりと制度化すれば(今は通常時賃金の6割支給に対して9割の国庫補助で、しかも上限金額付きです=不十分極まりない)、失業者は少なくなるでしょうし、また、中小零細企業の倒産や大企業の解雇によって失業した人たちは、国や自治体などの公的ファクターが正規職員として雇用すればいいのです。

守るべきは人間(自然人)であって、企業や事業ではありませんし、財源・財政や役所の縄張りやメンツではないのです。中小零細の倒産防止は、債務期限の延長と無利息資金、そして雇用維持給付金です。この3つがしっかりしていれば現金バラマキなどは必要ありません。しかも不正受給に対しては厳しい態度で臨み(巨額の経済罰)、手続きは簡素で即決するものではければいけません(つなぎ資金+本資金の2段階でやればいい)。

*ついでに言っておきますと、中小零細企業の融資の窓口が「3密」になっているなどと言って騒いでいますが、何故、整理券を出さないのでしょうか? あるいはなぜ受付体制を拡充しないのでしょうか? 歯医者さんは診てもらう時は電話で予約します。役所はそれくらいのことがどうして思いつかないのでしょう? 日頃、役所の受付窓口にくる人々を平気で待たせて屁とも思っていない、そういう態度が根付いているからではありませんか。今回を契機に叩き直せばいい。

(金払えと言うのなら、まず真っ先に、福島第1原発事故の被害者に払っていただきたいですね。未だに国はきちんと払っていませんから、被害者の多くが路頭に迷っています。あるいは危険な放射能まみれの生活を余儀なくされています。あれは東京電力のみならず、国もまた加害者であり責任者です。被害者に万全な賠償・補償をするのが当然です。原発以外でああいう事故が起きたらそうしているでしょう。現金よこせ、カネバラマケ、とか言っている市民運動・社会運動は、それもあまり言わない)

私は「地方振興公社」を立ち上げ、地方へ定住することを条件に、ここでロスト・ジェネレーション世代中心に正規職員として数百万人を採用せよと申し上げています。疲弊する地方で定住してもらって(もちろん住宅の用意も国や自治体がします、古民家もリフォームして活用すればいい)、地方の経済再生に尽力してもらえば、日本経済は再生しますし、ロスト・ジェネレーション世代が高齢化した場合、今のままだと近未来に生活保護へ殺到してきてしまいますが、それも回避できるでしょう。数十兆円を現金バラマキに使うよりも、こちらのほうがずっとずっといい。

そう考えている中で、一部の人たちは、ヘリコプターマネーだ、ベーシックインカムだ、と言って、最近では署名活動まで始める始末。あんたたち、よく考えてくださいよ、というのが私の率直な感想です。こういう人たちは善意でやっているのですが、その善意が、今日の日本の経済再生や貧困に苦しむ人たちの救済のための政策作りに妨害となって現れてきているのです。多くの識者から「ダメ政策」と評価されている公明党の地域振興券をバカでかくしたものと思っておけばいいでしょう。

ヘリコプターマネーやベーシックインカムは、究極の市場原理主義政策だと何度も言っているのですが、無視している様子です。こんな政策は、やっても大した効果がないだけでなく、やるたびに巨額の税金が必要となり、日本財政の破綻を早めて日本経済再生の手段喪失につながっていくのです。ダメなものはダメで、財源を莫大な金額で浪費することで大きなマイナス効果しかありません。いつまでもあるとおもうな親と円高です。

新型コロナPANDEMICが浮き上がらせた日本経済や社会の欠陥や矛盾に着目し、それに対する処方箋について、ていねいにお考えいただけたら幸いです。「要請するなら、補償しろ!渋谷ハチ公前集会デモ」は、今回を最後にしたい、そんな気持ちです。そのためには、社会保障制度の拡充と、私が申し上げているNND/GND(ニューニューディールあるいはグリーンニューディール)が必要なのです。

この辺の話は、これから「新ちょぼゼミ」で取り上げて、少しずつ丁寧に解説していきます。4/25午後2時たんぽぽ舎が1回目のスタートです。よかったら、このメールを他のMLにも転送しておいてください。


6.発信メール その6
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「市民と野党の共闘」を支援して下さっている野党各党のみなさまへ

今、世の中が「国民全員に現金をバラマケ」とか「営業自粛を求めるならカネよこせ」式の補償・補償の大合唱になっていますが、こんな一過性の話ではなくて、まさに今回の新型コロナ騒動が浮かびあがらせた日本社会や経済の欠陥・脆弱性・弱者いじめの構造を、今度こそ抜本改革できるよう、社会保障を中心に、つまり、生活保障制度(抜本改正後の生活保護)、失業保険、介護施設や保育園への支援、その他のセイフティネット、あるいは、健全な中小零細企業の経営支援などに主眼を置いて、持続可能な社会への活動を強めていただきたい、と願っております。言い換えれば、「補償」のやり方・あり方を熟慮していただき、バラマキではなく、しっかりとした財源に裏付けられた持続性のある制度化をしながら、一人の自殺者も出さないスタンスで臨んでいただきたいということです。また、病院や保健所への支援強化や体制拡充のための財政投入については申し上げるまでもありません。中核的病院の再編統合や医療費削減、あるいは公立病院の独法化や保健所の合理化などに対しては断固として反対していただきたいと思っています。よろしくお願い申し上げます。


 <いちろうちゃんのブログ>
 下記の2つに私が考える緊急経済対策とその延長にある経済政策の概要をメモ形式で載せました。ご参考にしていただければ幸いです。文章にすると長くなりますのでメモ形式にしました(少し舌足らずですが、それは「新ちょぼゼミ」でカバーいたします)。個人(自然人:自営業者やフリーランスを含む)に対しては生活保障制度や失業保険制度その他の抜本拡充改革と、それまでの「つなぎ資金」貸付(無利息)、中小零細企業に対しては、「緊急は「流動性の確保」、その次は「雇用の維持」=「事業や企業を潰すな」、その次は「制度の欠陥や弱点の克服」と「日本経済の再生・景気回復」であり、これが発展的に「シームレス」につながらなくてはいけない。大事なのは、企業でも、財政でも、事業でもなく、一人一人の人間、という考え方です。

(1)新型コロナへの対応失敗の結果(人災)としての緊急事態宣言と、医療・公衆衛生の拡充整備計画や社会保障などのセイフティネット制度抜本改正が伴わない「その場しのぎ」の対症療法的施策を徹底批判せよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-1a8f30.html

(2)新型コロナ:企業向けの緊急経済対策について(素案メモ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-99d42b.html

(関連)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
(経済政策については、このサイトの下の方にあります)

(関連)いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/

(これまでの分です)
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次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その1):「消費税5%への減税」を軸にして野党が結束、オルタナティブな政治・政権を打ち出せ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-67f50f.html

*次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その2):新型コロナウィルスPANDEMICによる景気停滞に対する緊急経済対策について- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9167d6.html

*次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その3):新型コロナPANDEMICに対応できない日本の医療・公衆衛生は長きにわたる市場原理主義政策の必然的結果だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-5c871a.html

*(報告)(3.31)新ちょぼゼミ 「次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と当面する緊急経済対策について(その4)」& 中野剛志さん「目からウロコが落ちる奇跡の経済教室」について(最終回)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-1874ee.html

*(他のMLでの議論です)新型コロナPANDEMIC:今回の騒動を受けての市民運動・社会運動の役割は何か=福島第1原発事故並みの深刻な社会問題・経済問題に発展しそうな気配に対して「オルタナティブ」を提示せよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-b495a6.html
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草々

(下記は既にお送りしたメールの転記です:別添PDFファイルは添付できませんでした)
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下記は今般の(新型コロナ対応)「緊急経済対策」を理解する上での最低限の文献です。できる限り事前にお目通しをいただき、ご参加いただければ幸いです。なお、4/25当日は主催者側から下記について簡単なプレゼンを行った上で、その後、フリーディスカッション(質疑応答・意見交換など)を行いたいと考えています。みなさまとともに有意義な時間にしたいと思っておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

(4.25)(番外編)オルタナティブな日本をめざして:「討論集会:次期衆院選へ向けた経済政策と当面する緊急経済対策について」(ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9055b7.html

1.政府が打ち出した「緊急経済対策」
(1)「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」概要(安倍晋三内閣 閣議決定 2020年4月7日)
 https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/2020/20200407_taisaku_gaiyo.pdf
(2)雇用調整助成金 |厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html
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(3)(別添PDFファイル)経済対策、効果は 6兆円超の現金給付が柱 減収世帯30万円/中小企業200万円/個人事業者100万円:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14433753.html
(4)(別添PDFファイル)経済対策「事業規模108兆円」とは、実態反映せず皮算用(東京 2020.4.10)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/economic_confe/list/CK2020041002100005.html
(5)(別添PDFファイル)<新型コロナ>問題だらけ緊急経済対策 給付基準 複雑すぎ(東京 2020.4.10)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2020041002000156.html

(関連)現金給付が柱 過去最大108兆円の緊急経済対策(20-04-08) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=OOew3oIXaHQ

 <詳しく知りたい方は下記>
(1)経済対策等 - 経済財政政策 - 内閣府
 https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/keizaitaisaku.html
(2)「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」について(安倍晋三内閣 閣議決定 2020年4月7日)
 https://cutt.ly/OtXbRdL
(3)「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ雇用調整助成金の特例を拡充します」(2020年4月)
 https://www.mhlw.go.jp/content/000620879.pdf

2.金子勝立教大学教授 岩波月刊誌『世界』掲載論文
(1)(別添PDFファイル)もし君が首相になりたいと言うならば(イントロ部分)(金子勝『世界 2020.4』)
 https://www.iwanami.co.jp/book/b506706.html
(2)(別添PDFファイル)新型コロナ大恐慌にどう立ち向かうか(イントロ部分)(金子勝『世界 20205』)
 https://www.iwanami.co.jp/book/b508897.html

(関連)政策 - れいわ新選組
 https://reiwa-shinsengumi.com/policy/
(関連)れいわ新選組のコロナ緊急提言 - れいわ新選組
 https://reiwa-shinsengumi.com/reiwanews/4670/
以 上 

2020年4月10日 (金)

日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」=日本の司法・裁判所(その1):異常な刑事司法(警察・検察・裁判所)が罪なき人々を地獄へ突き落す大量の「冤罪」を生み出す(湖東記念病院事件再審他)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(4.25)(番外編)オルタナティブな日本をめざして:「討論集会:次期衆院選へ向けた経済政策と当面する緊急経済対策について」(ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9055b7.html

(その次)(4.27)オルタナティブな日本をめざして(第43回):「走る原発 怪しいエコカー:水素社会への疑問(交通分野とエネルギー体系)」(新ちょぼゼミ:上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-4c608c.html

(上記2つのイベントは新型コロナ情勢如何では中止・延期の可能性もありますので、今後のご案内にご注意ください。:田中一郎)


2.市民の意見30の会・東京 - 新型コロナ特措法による緊急事態宣言に反対します
 https://cutt.ly/gtKjcJF

(関連)緊急事態踏まえた改憲議論「極めて重く大切」 安倍首相(産経新聞) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-00000539-san-pol
(関連)緊急事態宣言へ 危ういのは“お上”に強制を求める思考停止 連帯が必要な時に職業差別で国民を分断する政府(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/361.html
(関連)神戸新聞NEXT|総合|「いよいよか」「やむを得ない」緊急事態宣言に市民ら
 https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202004/0013250752.shtml


3.キャンペーン
(1)キャンペーン · 東京都知事 小池百合子殿- 【新型コロナ】住まい・居場所を失った人のために「オリンピック選手村」を開放してください · Change.org
 https://cutt.ly/QtKjOdO

(2)キャンペーン · 私の夫、赤木俊夫がなぜ自死に追い込まれたのか。有識者によって構成される第三者委員会を立ち上げ、公正中立な調査を実施して下さい! · Change.org
 https://cutt.ly/0tKjGOH

(関連)NEW!【森友】財務省と検察がひた隠す「赤木ファイル」の存在…自殺した財務省職員が克明に記録(青木泰/環境ジャーナリスト)
 https://biz-journal.jp/2020/04/post_150758.html


4.映画『精神0』予告編(監督:想田和弘) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=fHKJTHSHG4k

(関連)劇場案内 - シアター・イメージフォーラム
 http://www.imageforum.co.jp/theatre/theater/
(関連)想田和弘監督観察映画第9弾『精神 0』ベルリン国際映画祭正式招待並びにNYのMOMAでの“Doc Fortnight”ではセンターピース作品として選出! -シネフィル映画とカルチャーWebマガジン
 https://cinefil.tokyo/_ct/17334124


5.日刊ゲンダイ他
(1)本当は数十倍? いま必要なのは強権発動よりも正確な数字 専門家は「都も厚労省も統計メチャクチャ」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/365.html
(2)安倍首相「108兆円経済対策」は詐欺だ! 30万円現金給付の説明も嘘だらけ 月収9万円に落ちても資格なし 支払いも夏以降の可能性|LITERA/リテラ
 https://cutt.ly/gtKzDNT
(3)マスクも経済対策も 安倍政権の存続こそが緊急事態|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271419
(4)非常時だからこそ問われる 政権の正統性と為政者の人間性|斎藤貴男 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271532
(5)「緊急事態宣言」発令 小池百合子都知事はなぜ急に騒ぎ出した?(文春オンライン)Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200407-00037088-bunshun-pol
(6)安倍首相の「布マスク2枚」プレゼントを、“自称国際政治学者”のセンセイが必死でありがたがった理由とは?|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2020/04/post-5357.html
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また一つ冤罪が晴らされました。人権軽視の歪んだ日本の司法の下では、無実の罪を着せられた人を救出するのは、針の穴に象を通すくらいの難しさがあります。その難儀な仕事を背負い、裁判資料を精読してその矛盾に気づき、一人の無実の女性を冤罪から解放したのは、あの原発裁判などで著名な弁護士の井戸健一さんです。救われたのは滋賀県の湖東記念病院で働いていた若い看護婦さんでした。

(関連)東京新聞-滋賀・呼吸器事件 元看護助手、再審無罪 自白「信用性に疑義」-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202003/CK2020033102000277.html

冤罪を追認した裁判で有罪が確定したこの看護婦さんは、刑罰として課せられた12年間の刑期をすでに終えています。しかし、娘の無実を信ずる両親により、理不尽な冤罪を晴らすための再審請求がなされましたが、当初はこの再審請求を請け負ってくれる弁護士が滋賀県内では軒並み断られて見つからなかったといいます。再審請求による裁判を開始させ、無実の罪を再審で晴らすということが、この日本では非常に難しいが故に、ほとんど法曹界からは相手にされなかったということを意味しています。

その「火中の栗」を拾い、無実の罪に苦しむ看護婦さんを、まるでホワイトナイト(「白馬の騎士」)のごとく現れて無実の罪から救い出しました。素晴らしい仕事です。私も反原発運動の関係で井戸謙一弁護士のことを個人的に存じ上げていますが、あれだけたくさんの公判を抱えて、こうした難儀極まる偉業を軽々とやってのける、その能力水準の高さには本当に脱帽する思いがしますし、また、損得勘定抜きで社会正義を求める弁護士としての潔さについてもまた、感動的でもあります。井戸謙一弁護士には、心よりご苦労様でした、と申し上げたいと思います。

(関連)(別添PDFファイル)無実の罪 晴れてなお(井戸謙一 朝日 2020.4.1)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14424701.html?ref=opinion_mail_top


以下は、この件で他のMLに発信した私のメールです。
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井戸謙一さんへのインタビュー記事が昨日(4/1)の朝日新聞朝刊に載りました。たくさんの裁判を抱えている中で、本当にご苦労様でした。一人の女性の魂が井戸さんのおかげで救われました。ほんとうによかったと思います。しかし、です。記事の表題にもあるように、「無実の罪 晴れてなお」であり、よかった、よかった、で終わらせるわけにはいかないと私は思っています。

記事を読んで、日本の刑事司法に対する怒りがこみ上げてきました。またやってるのか、また弱い立場の人を踏みつけたのか。また、人の人生や権利や生活や希望や誇りや生きがいや、そんなものをことごとく上から目線で見下して、自分たちのつじつま合わせのために、権力を濫用するのか、と。こんなことを、これまで、いったい何度くり返してきたのか、日本のクソ司法、クソ検察、クソ警察、もういい加減にしろよ、ということだ。

井戸さんが記事の中で述べている刑事司法の制度改革的なプランは全て実現する必要があります。野党の議員たちは、この記事をしっかりと読み、一刻も早く安倍政権を打倒して、ホンモノの政権交代を実現して、司法改革に着手する必要があるのだ。

私は法律も法律家も、みな大嫌いで、法律をやっている連中は、ほぼ間違いなく、体制側の屁理屈屋のようなものだとみなして生きてきました。だから、井戸さんのような人に巡り合うと、ETと遭遇しているような気持になります。まさに「未知との遭遇」だからです。そのご苦労をねぎらう言葉は、私のボキャブラリーの貧困から「ご苦労様でした」という他、ありません。申し訳なく思っています。

それから、もう一つ。今回の再審での被害者無罪が確定したのですから、今度は、彼女を冤罪でひどい目にあわせた日本という国家に対して国家賠償請求をすべきでしょう。人を何だと思っているのかということです。

そして、彼女を12年間の服役に追いやった裁判官どもを弾劾裁判にかけるべきです。冤罪を創作した刑事は逮捕をして取り調べるべきですし、それを見抜けなかった検察官も業務上過失(精神・人生)傷害で罰せられ処分されるべきでしょう。そうしなければ、そうして権力の側を痛い目にあわせなければ、こうした冤罪事件はまた起きるでしょう。若い女性の12年間は、それだけ貴重であり、重い。無罪でした、で済むわけがない。(わかっとるのか! 日本の刑事・検察官・裁判官どもよ!)

しかし、この国賠訴訟というのがまた、どうしようもない「名ばかり制度」なのです。また、裁判官を裁く弾劾裁判制度も形骸化しています。日本の司法の歪んだありようは「根が深い」。私はこんなものは有権者の腕力で、徹底的にぶっ潰すべきだと思っています。日本の有権者が目を覚ませば、それも私は容易だと思っています。

下記は東京電力刑事裁判を契機に、日本の司法・裁判所に対して、怒りをもって告発をしたつもりで書いた「日本の司法・裁判所・裁判官の出鱈目」です。

東電福島原発事故刑事裁判 東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その3):真相究明も、社会正義の実現も、日本を亡ぼす原発・核施設過酷事故再発防止も実現できない日本の裁判- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-679855.html
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 <別添PDFファイル>
(1)検証:滋賀元看護助手再審無罪、県警 好意利用し誘導、事件性否定の証拠提出せず(毎日 2020.4.1)
 https://mainichi.jp/articles/20200401/ddm/012/040/068000c
(2)無実の罪 晴れてなお(井戸謙一 朝日 2020.4.1)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14424701.html?ref=opinion_mail_top
(3)滋賀・呼吸器事件 密室 誘導 なすすべなく、獄中で精神鑑定 小出医師に聞く(東京 2020.4.5)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020040602100054.html
(4)刑事司法対談:木谷・周防(イントロ部分)(『週刊エコノミスト 2019.10.1』)
 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20190920/se1/00m/020/001000d
(5)話題の本 著者に聞く『裁判官も人である』(講談社)(岩瀬達哉『週刊東洋経済 2020.4.4』)
 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000337898
(6)「三鷹事件」:再審認めぬ東京高裁に弁護団が異議申し立て(イントロ部分)(鎌田慧『週刊金曜日 2019.9.27』)
ダウンロード - e3808ce4b889e9b7b9e4ba8be4bbb6e3808defbc9ae5868de5afa9e8aa8de38281e381ace69db1e4baace9ab98e8a381efbc88e382a4e383b3e38388e383adefbc89efbc88e98e8ce794b0e685a7e3808ee98791e69b9ce697a5202019.9.27e3808fefbc89.pdf
(7)戦後最大の冤罪 福島・松川事件70年、元被告「自白頼み 脱却を」(東京 2019.8.17夕刊)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201908/CK2019081702000277.html
(8)権力が作る冤罪、標的になる弱者(里見繁 東京 2020.2.1)
 https://www.chunichi.co.jp/article/feature/anohito/list/CK2020013102000249.html
(9)日本の刑事司法、世界の常識から遠く(東京 2020.2.20)
 https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e0d3677e4b0b2520d1c964b
(10)暴行をプロレスごっこにすり替える司法の罪、佐賀・鳥栖「いじめ」事件の奈落(イントロ部分)(斎藤貴男『サンデー毎日 2020.3.29』)
 https://mainichi.jp/sunday/articles/20200318/org/00m/040/005000d
 http://mainichibooks.com/sundaymainichi/society/2019/12/29/1229-04.html

(田中一郎コメント)
 私が法律や裁判などに関心を傾けるようになったのは、つい最近のことです。大学時代の専攻は経済学部でマル経の経済原論でした。法学系の分野については史的唯物論の土台上部構造論ではありませんが、「あんなものは弁護士稼業の免許を取るための職業訓練か、公務員試験に受かるための受験勉強か、あるいは世の支配権力を握る者たちのために築かれた屁理屈の体系程度のもの」という認識で、無視するだけでなく軽蔑までしていたのが正直なところです。

それが大きく転換したのが福島第1原発事故です。事故後まもなく原発の運転・建設差止訴訟や東電幹部の刑事裁判、あるいは原発事故にかかる損害賠償訴訟や東京電力と国の事故責任を問う訴訟などなど、いろいろな原発関連訴訟の公判を傍聴するようになり、更にその勢いで築地豊洲市場裁判や戦争法関連裁判、外環道差止裁判や憲法関連訴訟など、いろいろな裁判公判とその支援運動にも顔を出すようになりました。おかげで東京地裁高裁と福島地裁だけですが、裁判所や裁判官について少し詳しくなりました。法律の方は依然として「マルデダメオ」のままですが。

そして、その結果は「日本の司法・裁判所は日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」だ」(司法とは警察・検察・裁判所の3つを言います)という認識でした。「こんなものは日本が民主国家である限り、有権者の腕力でぶっ壊す必要があり、裁判官どもの大半は裁判所から追放する必要がある(ひどいのは弾劾裁判にかけて処罰する必要がある)、検察と警察はいったん解体だ」という認識になりました。まったくもって司法権力を濫用しやがって、ざけんじゃねーぞ、という印象です。許しがたいと思っています。

かつては、いろいろな裁判があるなかでも犯罪を裁く刑事裁判は、東電刑事裁判のような例外を除いて、私にとってはますます興味のない分野で、新聞の三面記事として、週刊誌ネタとして、時折報道されては消えていくに人間世界の「鳥獣戯画」にすぎないものでした。ところが、上記のような経緯で法律や裁判に関心を持つようになって、自然に刑事裁判事件にも目をやるようになると、これがまた、この世界でも日本の司法はひどいことをしているというのが目に見えてきたのです。そういえば、私が若いころに騒ぎになっていた石川一雄さんの狭山裁判も刑事裁判だったし、はるか昔のレッド・パージの頃の松川事件や三鷹事件も日本を揺るがすような重大な刑事事件だったことを思い出しました。最近では砂川事件裁判の再審請求もありました。そしてそれらはすべて権力犯罪とでも言うべき冤罪事件(あるいは不正不当な裁判・判決)だったのです(狭山事件と三鷹事件は今も再審請求が続いている「生きている事件」ですし、砂川事件の再審請求については最高裁で却下されて、今は「国家賠償請求訴訟」にシフトしています)。

(関連)砂川事件、最高裁も再審認めず 元被告らの特別抗告棄却:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASL7M46J7L7MUTIL02S.html

今回私の身近なところで起きた冤罪事件は「湖東記念病院事件」でした。再審請求を請け負った弁護士が井戸謙一さんだったからです。関連する報道や記事を見聞きし、また井戸謙一さんからはチョコチョコっとお話を聞いた限りですが、この事件での司法の対応は本当にひどいと思った次第です。発達障害がある若い女性の弱みに付け込んでウソの自白をさせ、それを根拠に起訴して有罪に持ち込んで、12年間もの服役に処するという、絶対にやってはならない権力の濫用をしていたわけですから、こんなものは許せるわけがありません。その警察の取り調べを検察がノーチェックで追認するようにして起訴し、これまた裁判所・裁判官がそれをうのみにしたまま判決を下す、そこには人権を重視したチェック機能は全くと言っていいほど働いていないのです。しかし、よく考えてみれば、これまでの冤罪事件は、常にこんなことだったのでしょうから、要するにこの事件でも「またやってんだべ」ということが繰り返されたということなのでしょう。いったい何人の無実の人を冤罪で刑務所へ送り、又は命を奪うようなことをしたら気が済むのか、です。看過できないと私は思っています。場合によっては「明日は我が身」でもありますし。

(関連)東京新聞-滋賀・呼吸器事件 元看護助手、再審無罪 自白「信用性に疑義」-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202003/CK2020033102000277.html

自白を強要するための人質司法の話はすでに耳タコです。日産ゴーン事件の際もさんざん報道されました。少し前の村井厚子さんの事件では、証拠をでっちあげた検察官らの組織犯罪が告発されています。おまけで申し上げれば、この時に責任を問われて(おそらくは巨額退職金付きで)退職した小林敬とかいう検察幹部が、今度は関西電力の顧問に就任し、あの「関西電力ブラックマネー事件」の社内調査委員会の座長をやって、その悪事の隠蔽に加担していたことも分かっています(下記参照)。

(関連)私は負けない「郵便不正事件」はこうして作られた - 村木厚子 -本 - 通販 - Amazon
 https://cutt.ly/JtZYDUY
(関連)関電経営トップ「居座り」と「関西検察OB」との深い関係(郷原信郎) - 個人 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20191007-00145654/

呆れた話ですが、これが警察や検察の今日的実態の「氷山の一角」であって、まさに法の番人としての社会正義とは対極の位置にある、今や「悪の巣窟」のようなものです。そしてそこが権力濫用の一環で「アベ政権サポート組織」ともなっているわけです。今焦眉の問題となっている「森友学園問題」や、あまりにひどい甘利の「あっせん利得罪」無罪放免など、権力の巨悪を逃がして有権者・国民による告発から権力者を守る、その「本来の役割」についてもしっかりと自覚して忠実に遂行中というわけです。

おかしなのは警察や検察だけではありません。ほとんどの裁判所・裁判官は(例外裁判官はいますが、残念ながら退職直前の人が多い=ここでも世代交代によって裁判官の質的劣化が著しい)、今や支配権力追従機関となった最高裁や、法務省・検察庁のバックアップがなければ、まともな判決は一切下すことができないまでに堕落し、萎縮し、矮小化してしまっています。存在価値ゼロで、このままでは「永遠のゼロ」でしょう。まさに「ちょこざいヒラメ(裁判官)」の養殖場です。

他の行政や政治組織の分野だけでなく、どうも刑事司法も抜本的な制度改正と関係当事者の総入れ替えが必要であるように思います。上記でご紹介した下記の2つの記事が必読ですので、みなさまには是非図書館等で原本に当たってご一読願いたいと思っています。今回の滋賀県の事件を担当された井戸謙一さんがおっしゃっている改善事項や改革項目はすべて実現する必要がありますし、周防正行さんや木谷明さんのおっしゃっていることも、そのほとんどが「その通り」だと思います。

(2)無実の罪 晴れてなお(井戸謙一 朝日 2020.4.1)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14424701.html?ref=opinion_mail_top
(4)刑事司法対談:木谷・周防(イントロ部分)(『週刊エコノミスト 2019.10.1』)
 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20190920/se1/00m/020/001000d

井戸謙一さんの「(再審開始決定が裁判官の恣意にゆだねられたままだから)再審に関する法律が必要だ」というのは「目からウロコ」ですし、私は加えて、冤罪により被害を被った被害者に対する万全の賠償・補償を行う国家賠償制度の確立も重要だと考えています(今は「名ばかり」です)。また、冤罪事件を引き起こした警察・検察・裁判官に対する「弾劾裁判ないしは告発制度」も、今の状態が改められるまでの間は必要ではないかとも感じています。過去の被害者や有識者からなる「冤罪事件陪審裁判制度」でもつくり、虚偽の自白強要その他の権力犯罪を市民が裁いていくようにするのがいいと思います。ともかく、冤罪創作は絶対に許さんぞという「ニラミ」を市民の側から司法権力に突きつけておく必要があるのです。

周防さんは映画監督、木谷さんは元裁判官ですから、世の中にはすごい人もいらっしゃるものだ、物事をよくわかっていらっしゃる人は必ずいるものだと、この対談を読んで思ったものです。「悪の頂点」を形成する最高裁事務総局に支配される裁判所組織内で純粋培養された「ひらひらヒラメ裁判官」養成制度はやめて、いわゆる「法曹一元化」により、弁護士経験を積んだベテランの法曹家を裁判官に任命するとか、証拠の全面開示制度がなく被告に有利な証拠が隠されてしまうとか、裁判員制度で制度化された「公判前整理手続き」が裁判の迅速化を優先するあまり真実の解明に逆行しているとか、論じられていることは、いちいち納得感があるものです。また、毎度の衆議院選挙時に同時実施されている最高裁判事の国民審査を実効性のあるものにすることなども重要だと思われます。

唯一点、周防さんがおっしゃっている点で私が同意できないのは、刑事裁判の一審における裁判員制度の意義づけです。対談の中にも出てきますが、裁判員裁判で一審の判決が出て、それを受けた控訴審では、一審で全く検討されなかった証拠に基づいて一審判決が覆されるなど、この刑事裁判における裁判員制度の意味が全く形骸化しているように思えます。そもそもこの裁判員制度が導入されたのは、2000年前後に行われた司法民主化の一環で、日本の裁判や司法にもっと有権者・国民の声や評価を反映させるためだとされてきました。しかし、私が見る限りでは、そんなことはどこかへ吹き飛んでしまっていることに加え、そもそも専門性が強い刑事裁判に裁判員制度を入れること自体がおかしいのではないかと、常々思ってきました。裁判員となる一般市民に大きな負荷や負担がかかり、苦労多くして益なし、の制度になっているように私は思います。

司法制度をどう変えればいいのか、ただいま思案中で、いずれみなさまにもその具体策をご披露したいと考えていますが、さしあたりこの裁判員制度のことで申し上げれば、私は裁判員制度を刑事裁判に入れることは廃止とし、代わって、国や自治体や行政機関が被告となる「行政法裁判」にこの裁判員制度を入れ、かつ、地裁レベルの一審だけでなく、最高裁の最終審まで裁判員を入れる、そして制度的定着を待って、裁判員制度から陪審員制度に切り替える、という道筋をたどっていくべきであると考えています。このことについては、また、機会を見て議論いたしましょう。

それ以外にも、今日の裁判所・裁判官の出鱈目や権力の濫用は、挙げ始めたらきりがないくらいにたくさんあり、日本の司法は、日本の警察・検察・裁判所と裁判官どもは、完璧に腐っています。これを何とかしなければ、いずれホンモノの政権交代があり、ホンモノの有権者・国民のための政治や政策が展開され始めた時に、日本の司法は今度はその最大の権力的妨害物として、抵抗勢力として、まさに司法怪獣ゴジラとして、私たちの前に現れてくるだろうと私は見ています。

司法権力の出鱈目を絶対に許すな!! 今回は冤罪の刑事事件でしたが、ことは刑事事件に限りません。市民の目で警察・検察・裁判所をしっかりと監視していきましょう。下記は少し前に「新ちょぼゼミ」で取り上げた「司法・裁判所問題」の報告です、併せてご覧いただければ幸いです。東電三幹部に対する福島原発事故にかかる刑事裁判の無罪判決こそが、私は今日の「病める裁判所・裁判官」の実態を赤裸々に露呈する典型的な事例ではないかと思っております。

(報告)(2.13)オルタナティブな日本をめざして(第40回):「日本の司法制度と裁判官:何故おかしな判決が相次ぐのか」(新ちょぼゼミ:澤藤統一郎弁護士 )- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-ab6361.html

*東電福島原発事故刑事裁判 東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その3):真相究明も、社会正義の実現も、日本を亡ぼす原発・核施設過酷事故再発防止も実現できない日本の裁判- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-679855.html


 <関連サイトその1:「再審法改正をめざす市民の会」>
(1)再審法改正をめざす市民の会 - rain-net
 https://www.rain-saishin.org/
(2)「再審法改正をめざす市民の会」結成は、再審をめぐる大きな一歩になる可能性がある(篠田博之) - 個人 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20190521-00126769/
(3)手続き明文化、 証拠開示 再審法整備へ市民の会 冤罪被害者や学者ら|【西日本新聞ニュース】
 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/511914/


 <関連サイトその2:狭山裁判>
(1)狭山事件 石川一雄さんは無実だ(1) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-O3b-7-e90c
(2)狭山事件 石川一雄さんは無実だ(2) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=R0siTymRKVE
(3)狭山事件-前編-冤罪を訴え続け再審請求中の石川一雄さん|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/259674
(4)狭山事件-後編-偽りの自白 きっかけ作った関氏に会いたい|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/260106


 <関連サイトその3:袴田さん>
(1)袴田さん支援クラブ - 袴田巖さんに再審無罪を!
 http://free-iwao.com/
(2)無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会ホームページ - hakamada-sukukai ページ!
 https://www.hakamada-sukukai.jp/


 <関連サイトその4:その他>
(1)「救済の扉」狭まる懸念 大崎事件再審認めず 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190626/k00/00m/040/278000c?fm=mnm
(2)最高裁、新証拠認めず 大崎事件再審請求棄却 地・高裁判断、初めて覆す - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190626/k00/00m/040/229000c?fm=mnm
(3)東京新聞-大崎事件 再審の扉3度閉ざす 弁護団「最高裁の決定は横暴」-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201906/CK2019062702000160.html
(4)「三鷹事件」再審請求を棄却 竹内元死刑囚長男が申し立て 東京高裁 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190731/k00/00m/040/160000c?fm=mnm
(5)電車暴走「三鷹事件」に遭遇、元記者が見た米軍の怪しさ:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM706F5ZM70ULFA035.html?ref=mor_mail_topix2

(6)周防監督「全面的な証拠開示を」 冤罪の松川事件70年で講演 - 琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-993865.html
(7)東京新聞-刑事司法を改革せよ 再審無罪判決-社説・コラム(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020040102000148.html
(8)日本の刑事司法は、国際的な批判に耐えられるのか~ゴーン氏出国は「単なる刑事事件」の被告人逃亡ではない - ハフポスト
 https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e0d3677e4b0b2520d1c964b
(9)芥川賞作家の目取真俊氏拘束 二審も違法 福岡高裁判決 違憲主張認めず - 琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1003230.html
(10)市の責任を不問に…佐賀地裁“いじめ事件”判決の大きな問題|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267530

(11)検察官の独立を侵す検察庁法改正案に反対する声明 (日本民主法律家協会 2020.4.2)
 https://jdla.jp/shiryou/seimei/200402_seimei.pdf
(12)2020年3月5日法律家団体9団体による「東京高検検事長黒川弘務氏の違法な任期延長に抗議する法律家団体共同声明」を発表しました 自由法曹団HP
 https://www.jlaf.jp/04seimei/2020/0305_503.html
(13)緊急事態宣言には「裏メニュー」が存在する!~やはり憲法改正への布石か?
 https://cutt.ly/xtZAlN8
(14)「緊急事態宣言」で裁判どうなる? 当事者ら「判決延期して」最高裁「裁判体ごとに判断」(弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00011028-bengocom-soci
(15)「元の生活に戻れない」特殊詐欺で無罪確定の大学生 勾留10カ月で留年 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191119/k00/00m/040/036000c?fm=mnm


 <参考文献>
(1)絶望の裁判所-瀬木比呂志/著(講談社現代新書)
 https://cutt.ly/ltZAPZx
(2)裁判所の正体 法服を着た役人たち-瀬木比呂志/著 清水潔/著(新潮社)
 https://cutt.ly/wtZAQxI
(3)黒い巨塔 最高裁判所【講談社文庫】-瀬木比呂志
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refBook=978-4-06-516950-6&Sza_id=MM
草々 

2020年4月 9日 (木)

(他のMLでの議論です)新型コロナPANDEMIC:今回の騒動を受けての市民運動・社会運動の役割は何か=福島第1原発事故並みの深刻な社会問題・経済問題に発展しそうな気配に対して「オルタナティブ」を提示せよ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(4.27)オルタナティブな日本をめざして(第43回):「走る原発 怪しいエコカー:水素社会への疑問(交通分野とエネルギー体系)」(新ちょぼゼミ:上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-4c608c.html

(今のところ予定通りの開催です。今後のご連絡にご注意をお願い申し上げます。:田中一郎)


2.♪アベ政権=くたばっちまえ、アーメン♪
 https://www.youtube.com/watch?v=RXpyrX8Q3Gc
 https://www.youtube.com/watch?v=SLvbAMvnEZE


3.NNNドキュメント「防衛大学校の闇 連鎖した暴力…なぜ」 - 動画 Dailymotion。
 https://www.dailymotion.com/embed/video/x7bnmvb
 https://www.dailymotion.com/video/x7bnmvb

(関連)防衛大人権侵害裁判 防大人権侵害裁判 支援する会ニュース・たんぽぽの会 - 防衛大人権侵害裁判のページ
 https://boudaisaiban-web.jimdofree.com/
(関連)たんぽぽの会〜防大裁判の原告を支える市民の会〜 - ホーム - Facebook
 https://cutt.ly/wtLBRyO


4.CNN.co.jp - サンダース氏が撤退表明、米民主党はバイデン氏の指名確実に 米大統領選
 https://www.cnn.co.jp/usa/35152097.html

(アメリカ民主党を支持する愚かな有権者や党員たちの優柔不断の判断により、アメリカの経済や社会や政治が正常化へ向かうのは10年くらい先延ばしになったように思う。何故なら彼らは、誰がアメリカ大統領にふさわしいかを投票せずに、誰がトランプに対して選挙で勝てそうか=みんなが勝てると思うか、に投票したからだ。いわゆる「ケインズの美人投票」である。しかし、仮にバイデンがトランプに大統領選で勝ったとしても、アメリカの政治も経済も社会も、何も変わらないだろう。クリントンの時やオバマの時と同じようになるだけの話で、ただトランプが大統領でなくなるというだけである。

しかし思い出してみなければいけないことは、そもそもトランプを大統領にしてしまうような社会状況をつくったのは、実はバイデンのような連中=クリントン政権やオバマ政権の人間達ではなかったのか。だとすれば、バイデンがアメリカ大統領を最長で8年間やった後、また再びトランプのような人物が、もっとグロテスクな形で台頭してきてアメリカの大統領になっていくということ意味していると考えざるを得ないのではないか。つまり同じことの繰り返しということだ。そうこうしているうちに、アメリカも地球も、滅亡してしまわなければいいのだが・・・:田中一郎)


5.HOT NEWS
(1)いま病院が危ない!感染症病床は20年前の約半分に 厚労省は問題を事実上放置 週刊朝日 アエラドット
 https://dot.asahi.com/wa/2020040100044.html
(2)安倍晋三、年金22兆円損失&森友再燃でも無反省 - 概要 - 日刊大衆 - 社会 - ニュース
 https://taishu.jp/articles/-/73848
(3)自民党・安倍チルドレンの佐々木紀政務官が「感染拡大を国のせいにしないでね」と国民の自己責任を宣言、京産大生には就職先もちだし恫喝 LITERA
 https://cutt.ly/GtLBMR4
(4)山本太郎が警鐘「安倍政権はコロナウイルスを政治利用するな」(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200405-00000003-friday-pol
(5)田中龍作ジャーナル - 【コロナ内部告発】防護服とN95マスクを着けさせない病院 公共交通機関マヒの恐れも
 https://tanakaryusaku.jp/2020/04/00022728
(6)剥がれた化けの皮。安倍首相「やってるフリ」で逃げ切り図る賭け - まぐまぐニュース!
 https://cutt.ly/stLB4Mp
================================


(最初にネット署名です)
キャンペーンについてのお知らせ · 【感染隠蔽での拡大を認めないまま緊急事態宣言! 補償ないまま生活制限! 感染源・ムダ金カジノはやめないまま「感染症対策」!】 · Change.org
 https://cutt.ly/MtLBuSL


(次にこれまでの発信分です)
 下記の1.と2.のメール発信は、これまでの議論の続きです。念のため、これまでの議論をまとめて列記しておきます。

(1)次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その1):「消費税5%への減税」を軸にして野党が結束、オルタナティブな政治・政権を打ち出せ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-67f50f.html

(2)次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その2):新型コロナウィルスPANDEMICによる景気停滞に対する緊急経済対策について- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9167d6.html

(3)(報告)(3.31)新ちょぼゼミ 「次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と当面する緊急経済対策について(その4)」& 中野剛志さん「目からウロコが落ちる奇跡の経済教室」について(最終回)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-1874ee.html

(4)次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その3):新型コロナPANDEMICに対応できない日本の医療・公衆衛生は長きにわたる市場原理主義政策の必然的結果だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-5c871a.html

(5)新型コロナへの対応失敗の結果(人災)としての緊急事態宣言と、医療・公衆衛生の拡充整備計画や社会保障などのセイフティネット制度抜本改正が伴わない「その場しのぎ」の対症療法的施策を徹底批判せよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-1a8f30.html

(6)新型コロナ:企業向けの緊急経済対策について(素案メモ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-99d42b.html


(イベント情報)
(4.25)(番外編)オルタナティブな日本をめざして:「討論集会:次期衆院選へ向けた経済政策と当面する緊急経済対策について」(ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9055b7.html

(この日に少し情報交換・意見交換をしたいと思っております。可能でしたらご参集いただければ幸いです。:田中一郎)


1.発信メール その1(一部加筆修正してメール転送)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちょっときついことを申し上げます。

1.PCR検査を増やせば感染者数は今の数倍規模に膨れ上がることを政府幹部たちは知っているが、しかし、それを受け止める医療体制がないので検査を拡大しないことにしているのではないですか? 今の数倍の感染者数が表面化するとパニックになることを恐れている??? 受け皿体制がないままに前には進めないからごまかしている、のではありませんか? しかし、これも、安倍政権というアホの集団に政治をやらせ、厚生労働省やその下の「国立感染症研究所」にいる腐った役人たちに実務をゆだね、あるいは、これまたおかしな人間集団である知事や地方議会議員と事なかれ主義のボンクラ役人たちが牛耳る都道府県を放置してきた結果、危機管理態勢がこの国では全くできないまま、同じようなことをくり返しているのではありませんか? 福島第1原発事故の時も、集中豪雨・台風被害の時も、似たような状況でした。「臭いにおいは元から絶たなきゃダメ」ではありませんか?

2.何度も言いますが、医療体制や医師・看護婦・看護士が足りないのは、これまでの市場原理主義アホダラ教の積み重ねの結果です。医療資材の自給さえままならない状態になっているのには驚きましたが、これはグローバリズムを無批判に続けてきた結末です。公衆衛生をつかさどる保健所も同じで、2000年の雪印乳業の食中毒事件を契機にその体制が問題だと言って一部の消費者団体が取り上げていたことがありましたが、ほとんど見向きもされないまま立ち消えとなりました。その後、中国産の毒ギョーザ事件などの時にも保健所が一時的に注目されましたが、その体制の貧弱さについては何の反省もありませんでした。はっきり言って、もうどうしようもないのです。現場が疲弊していますから、いくら会議を開いてああだこうだと言っても対応する人も体制もありません。そもそも私たちは、日本の医療体制や保健所の体制が、今どうなっているかさえ知らないままです。これでは適切な提言などできるはずがありません。

3.それでも厚生労働省は全国の機関病院や公立病院の統廃合を進める方針を変えていませんし(要するに医療施設を削減すれば、病院に来たくても来れないから医療費は少なくて済む、年取ったら早く死ね、ということです)、先進国で最低レベルの医療費をさらに削減しようとしています。世界最高レベルの高齢化社会に、これまた世界最高速度で突入していく日本という国で、です。信じがたい話です。医療の現場が疲弊していく一方で、医薬品メーカーは儲けに儲けて笑いが止まらないようですし、医療機器メーカーなどもルンルン経営を続けています。どうなっているのでしょう? 更にまた、東京都も都立病院の独立行政法人化方針を変えていませんし、都議会はその独法化予算が含まれた今年度予算を共産党などの一部議員以外のアホダラ議員どもが賛成して可決成立させています。

(関連)Dr. 本田の社会保障切り捨て日本への処方せん-自治体問題研究所(自治体研究社)
 https://www.jichiken.jp/book/9784880376776/

4.アメリカのCDCにあたるのが日本の「国立感染症研究所」です。ここのトップの脇田隆字所長が専門家会議の座長をやっていますが、何をしているのでしょうか? 下馬評情報ではワクチン利権・検査利権に染まりきっていて、国民のことなど二の次だった、などと言われています。この研究所も(HIVのミドリ十字と同様)かつての731部隊につながる人脈で動いていて、最近では危険極まるP4施設で細菌研究をやろうとしています。私は生物兵器研究+特許狙いだとにらんでいます。しかし、この「国立感染症研究所」についても、市民運動・社会運動はほとんど何も知らないでしょう。今回の新型コロナ問題にしても、この組織が大問題だからこういう事態になっていると私は考えているのです。脇田隆字「国立感染症研究所」所長をもって責めないといけません。

(関連)アメリカ疾病予防管理センター - Wikipedia
 https://cutt.ly/GtL8GxE

5.軽症者を隔離する施設を用意しろ、検査を増やせ、医師や看護師・看護師の体制を強化しろ、医療資材をもっと用意しろ、・・・そんなことは当事者なら言われなくても分かっています。それができないのは何故かを考えなければ、ものごとの核心は見えてこないのです。しかし、それを考えるには私たちは何も知らなさすぎです。今更騒いでも、どうしようもないのが現実なのです。

6.ついこの間も、TPPや日米FTAがスタートしています。あの協定の最大の狙いは医療です。そしてアベ政権以下、売国奴の政治家どもは、経団連に巣食う一部の多国籍型大企業の言いなりとなり、また、いつものようにアメリカに土下座をしながら、医療を含めてこの日本をアメリカの巨大資本に売り渡す、こうした国際経済協定を強引に進めてきたではありませんか。病院の独法化・民営化・株式会社化、医薬品や医療機器類の高額での押し売り、混合医療の推進、アメリカ保険会社による医療保険の売込みと日本の公的健保の徹底利用(むしりとり)、医療特区の設置、医薬品特許の効能や期限の拡大(治療法特許などというのもあると聞いています)などなど、どうしようもないことが進められていて、日本の医療は体制面・財政面からと制度面からボロボロにされようとしています。そんな中での新型コロナPANDEMICであることを、私は市民運動・社会運動が強く意識していないように思えてなりません。

7.既に先般発信したメールにも書きましたが、新型コロナに対する治療薬の開発はどうなっているのでしょう? また、この感染症の危険度はどうなのでしょう? こうした肝心かなめのことさえわからないままです。一部では「煽り過ぎだ」といい、他方では「危機感がなさすぎる、危ない」と言っています。その意味では情報公開は重要ですが、情報公開せよなどと言っても公開などするはずがないのです。もっと低レベルなことでさえ、アベ政権も自治体も東京都も「海苔弁当」の公文書公開を続けているわけですから。

8.緊急経済対策についてもしかりです。今、営業自粛に対してその補償をしろという大合唱になっていますが、中小零細や個人事業主まで入れると、その数はものすごい数ですよ。ここにいったいいくらのカネをばらまけと言っているのでしょう? 数十万円くらいのはした金をもらったって、そんなもの1か月も持たないでしょう。また、他方では、非正規を中心に解雇されて収入が途絶えてしまって、かつ貯金もない、という切羽詰まった人たちがたくさんいらっしゃる。そんな人たちも含めて、日本の全国民にくまなく現金をバラマケと叫んでいるアホウもいる。全部でいくらかかるのですか? 松尾匡立命館大学教授は55兆円などと言っていますが、そんなもので間に合うわけがありません。1人20万円もらって1カ月が過ぎたら、あとは自己責任ですか?

レベルが低すぎますよ。政策にリアリティがない。市民運動・社会運動から出てくる話が安倍政権以上に一過性で、その時限りで、もっとちゃんと考えろ、というようなことばかりです。情けなくなります。いくら経済大国の日本の政府だと言っても、財源には限りがあるでしょう。なんでもかんでも全部面倒見ましょうということにはならないし、財源は国債をドンドン発行すればいい、というものではないのです。経済政策ひとつ、まともに提言もできんのか、と言いたくなりますね。

9.今回のような感染症PANDEMICは今後も襲ってくると見た方がいい。ならば、今回の事件を契機に今後どうしていけばいいのかをちゃんと考えた方がいい。そのためにはまず、私たちは現在の体制や実態がどうなっているかを知らなくてはいけない。その上での提言や要請でなければいけません。先般のメールで「基本的な考え方が必要だ」と申し上げたのはそういう意味です。まずは医療や公衆衛生についてはウォッチや一般論程度にとどめ(既に「市民連合」や「ママの会」から出されているので、それに追加する程度でいいでしょう)、市民運動・社会運動になじみの深い経済政策から着手すべきです。

昨日(4/8)から新聞に掲載され始めた緊急経済対策ですが、どうも中身がスカスカのようです。このままでは自殺者が出ます。緊急を要するでしょう。一時的に閉店を迫られる中小零細企業の補償よりも、そっちの方がはるかに重要です。自公は、この緊急経済対策を、次期衆議院選挙の有権者買収に使おうとしています。その点も念頭に置いておくべきです。

10.緊急事態宣言が「壊憲」に利用され始めます。こっちも危険です。これに対する反撃は、緊急経済対策や医療・公衆衛生政策の見直し、危機管理体制の在り方を含めて、市民運動・社会運動がしっかり検討しなければいけないところです。

現場や実態を知らないド素人の新型コロナ感染症対策提言などは、一般論・常識論のレベルを除いて、私はほとんど無意味だと見ています。市民運動・社会運動は、もっとやるべきことがたくさんあるのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2.発信メール その2(一部加筆修正してメール転送)
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事態があまりにひどく、危機の度合いが一段と深まっています。福島第1原発事故並みの社会的危機に突入している観があります。既成野党がこれまたダメなので、やはりきちんとしたものを出さないといけないと、私は強く思っています。

(1)日頃の市場原理主義アホダラ教、危機管理態勢ゼロ(形だけのお遊び)、初期対応の拙劣と政治や行政の無責任、くだらない思惑先行で国民そっちのけの取組(オリンピック、ワクチンや検査に関する利権、省庁縄張りなど)、挙句の果てが感染の急激な拡大と死者の激増、医療体制の崩壊・公衆衛生の機能マヒ、そして何の意味もなく国民を抑圧し縛り付けるためだけの緊急事態宣言、これが今までの流れです。更に自公政治はこれを、①次期国政選挙に利用、②いよいよ「壊憲」の地ならし、に使おうとしているわけです。

大事なことは、こういう「感染症対応」ではないオルタナティブなやり方があり、そこには緊急事態宣言などいらない、ということが納得する形で書かれている、そんな宣言・声明を出すべきだということです。それはアベ政権や既成政党や国会などに要請や請願の形で出すのではなく、広く有権者・市民に「呼びかけるもの」でなければいけません。自公政治家を政治の場から今度こそ追い払うものでなければなりません。医療現場や治療方法や検査の進め方や感染症対策の具体的なことなど、当面は(あくまで当面は)一般市民は口出しなどしなくてよくて(ほとんど何も知らないから)、一般論で感染拡大を止めろ、万全の治療態勢を早く取れ、と言っておけばいいのです。

(2)緊急経済対策についての市民運動・社会運動側の認識がいけません。既成政党はもっとダメです。政府は振出の小槌ではないのです。現金を全国民や全中小零細企業にばら撒いていてどうするのですか!? 今から襲ってきそうな不況・経済恐慌は、かなりの大きさのような気がしてなりません。その入り口にいる今のような時に、巨額財源を政策効果も怪しげな現金バラマキに使っていてどうするのですか? 先般も申し上げたように、経済的救済の肝心かなめは、人間=自然人、です。企業でもなければ、事業でもなければ、もちろん財源でも財政でもありません。貯蓄もなく収入もなくなってしまった人を早く救済しないと危ないでしょう。何故、これを言わない!? その方々を救済するには、生活保護の窓口を生活保障(権利としての生活保障)に切り替え、態勢を大幅に拡充して、応接態度も制度内容も抜本改正して、地道に丁寧に対応するしかないでしょう。ケースワーカーさんなどは、いまの何倍もの人数が必要です。これには数十兆円の財源が必要です。おそらく蓄えもない生活苦の方々は1000万人以上もいらっしゃるように思うからです。現金バラマキではなく、ここに使えということです。個人事業者やフリーランスもここに入ります。

法人組織である中小零細企業は、債務期限のジャンプと、無利息融資と、雇用維持補助金の3つが基本です。わずかばかりの現金給付など、砂漠に水を撒くのと同じです。そして大事なことは、新型コロナPANDEMIC以前の経営の不振の尻を国や自治体にふかせるな、ということ、言い換えれば、貸したお金は長期間かけても返していただく、ということです。返せないお金は貸さない、無理に貸して貸倒となれば、それは国民の税金負担となって跳ね返るからです。経済不況が深刻になれば、中小零細で倒産するところは出てきます。それを現金給付で救済していてどうするのですか? そうではなくて、失業者は国や自治体などの公的ファクターが公共サービスを充実する形で仕事をつくって雇用を拡大し、日本経済を立て直していけば、いずれ景気が回復して、新しい中小企業が生れてくるのです。その時に、日本の社会や経済の在り方も抜本的に転換させていかなければいけません。(内部留保が巨額の大企業には支援は必要ありません)

(関連)ロスジェネ世代の救済(正規職員として安定雇用)は日本経済の救済・再建と同義である=ニュー・ニューディール政策(NND)による「地方振興公社」(新設)を軸に経済政策の抜本転換をはかれ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-5333dd.html

いまのままでは、大騒ぎをして政府に巨額の現金バラマキをやらせて、その原資が尽きたらそれで終わり、後にはなにものこらず、荒廃した経済や社会が広がるだけ、という有様に転落していくように思えてなりません。愚かです。(中小零細企業への現金支払いを言うのなら、まず真っ先に福島第1原発事故により被害を受けた中小零細企業や個人事業主・フリーランス・生産者農家らに対する賠償・補償を万全に行うことを主張すべきです。こちらは明確に加害者が分かっています=東京電力、国、原発メーカー、そして原子力ムラの御用人間達です)

発信をするのなら、きちんとしたものを出すべきです。
医療や検査のことは「市民連合」や「ママの会」に一般論で抜けているものを追加する程度でいいです。

この新型コロナPANDEMICに市民運動・社会運動がどう対応し、どう運動を進めていくのか、その真価が問われているのです。おっしゃるように、声も出さず活動もしない、これが最悪です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 <別添PDFファイル>
(1)「休業の損失、国が補償を」コロナ対応、知事会が提言へ、休業要請 足踏み3日(朝日 2020.4.9)
 https://www.asahi.com/articles/ASN483HZWN48UTIL00K.html
(2)コロナ対策:なぜここまで違うのか、世界の家計支援(日刊ゲンダイ 2020.4.10
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(3)悪評ぷんぷん臨時給付金、早くて7月か、遅すぎる30万円支給(日刊ゲンダイ 2020.4.10)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271641
(4)感染症対策は素人には無理、「日本版CDC」が必要だ(加藤茂孝『週刊東洋経済 2020.4.4』)
 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/23288
(5)緊急事態宣言で外出自粛、警察使う発想 危うい、強制力より生活支援を(東京 2020.4.10)
ダウンロード - e7b78ae680a5e4ba8be6858be5aea3e8a880e381a7e5a496e587bae887aae7b29be38081e8ada6e5af9fe4bdbfe38186e799bae683b320e58db1e38186e38184e38081e5bcb7e588b6e58a9be38288e3828ae7949fe6b4bbe694afe68fb4e38292efbc88e69db1e4baac202020.4.9efbc89.pdf
(6)緊急事態宣言で指定公共機関、気をつけろNHKの大本営発表(日刊ゲンダイ 2020.4.10)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271652
(7)緊急宣言「評価」72%、本社緊急世論調査 「遅すぎる」70%(毎日 2020.4.8)
 https://mainichi.jp/articles/20200408/k00/00m/010/207000c
(8)憲法論議 与野党呼びかけ、議員の定足数や任期言及(朝日 2020.4.10)
 https://www.asahi.com/articles/ASN487TGLN48UTFK00F.html
(9)雇用助成金 対象は誰? 詳細不明 相談殺到、こぼれる人も(朝日 2020.4.9)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14435091.html
(10)自粛事業者への休業補償は? 似て非なる「給付金」あり(東京 2020.4.9)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/202004/CK2020040902000132.html


(1)(別添PDFファイル)「休業の損失、国が補償を」コロナ対応、知事会が提言へ、休業要請 足踏み3日(朝日 2020.4.9)
 https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000181255.html

(この人たち、仮に国がしないと言ったら、自分たちの都道府県の予算を使ってでも補償をする覚悟はできているのかな? 国が出す金なんだから言った方が得だ、生活支援や中小零細企業支援は国の仕事だ、くらいにしか思っていないのでは? タカリ半分、無責任半分の、いつもの出鱈目知事発言では? そもそも中小零細企業支援や生活支援のことを本気でまじめに考えていないでしょうに。:田中一郎)

(4)感染症対策は素人には無理、「日本版CDC」が必要だ(加藤茂孝『週刊東洋経済 2020.4.4』)
 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/23288

(別添PDFファイルの『週刊東洋経済』記事をご覧ください。私はこの記事がもっともらしく書かれているけれども賛成しがたいと思っています。何故なら「国立感染症研究所」について何のコメントもないからです。また「国立感染症研究所」は武蔵村山市にP4施設をつくって日本国内の感染症とは全く無関係の危険な病原菌を持ち込んで実験をしようとしています。この組織は日本国民のことなどカケラほども考えていないと私は見ています。:田中一郎)

(7)(別添PDFファイル)緊急宣言「評価」72%、本社緊急世論調査 「遅すぎる」70%(毎日 2020.4.8)
 https://mainichi.jp/articles/20200408/k00/00m/010/207000c
(8)(別添PDFファイル)憲法論議 与野党呼びかけ、議員の定足数や任期言及(朝日 2020.4.10)
 https://www.asahi.com/articles/ASN487TGLN48UTFK00F.html

(それから別添PDFファイルは緊急事態宣言に関する今日の東京新聞と毎日新聞の記事です。私はこの国の「地金」である翼賛体質がこれから露骨に表面化してくると思っていて、危険な兆候を感じています。福島第1原発事故後の福島よりももっとひどくなるように思えてなりません。最近は議員会館前や国会議事堂の近くで集会待ちをしていると、オマワリがやってきて、何してんだ、こんなところで立ってないで、座ってないで、さっさとどこかへ行け、と職務質問や指示をしてくるようにもなっています。日本社会が明らかにおかしくなってきています。:田中一郎)
草々 

2020年4月 8日 (水)

新型コロナ:企業向けの緊急経済対策について(素案メモ)

前略,田中一郎です。

まだメモ書きですが、丁寧に書いていると時間がかかるので先に送ります。参考にしてください。一部修正はあり得ます。4/25以降の「新ちょぼゼミ」で詳しく説明していくつもりでいます。4/25の1回だけでは終わりません。


1.個人 
(1)生活保護制度を生活保障制度に切り替えて「生活相談センター窓口」で対応 当初は無利息の緊急融資、生活保障対象となれば返済無用

(2)失業保険制度の大幅拡充、社会保障制度や社会福祉事業の抜本的な見直しとセイフティネットの張替え   


2.中小零細 基本は無利息融資ないしは支払期限のジャンプで対応
(1)税や社会保険料や公的賦課金(例外あり)、公共料金や奨学金などは、1年ジャンプの徳政令法、1年後から分割払い 減免制度はきめ細かく有効なものになるよう見直し

(2)金融機関や内部留保巨額の大企業からの借入や支払債務 1年ジャンプの徳政令法 1年後から分割払い それに対応して無利息の公的貸出し

(3)人件費 当面は雇用維持補給金で対応 中小零細の補填割合をアップし、内部留保巨額の大企業には補填しない

(4)固定費分など新規の運転資金 かなり長い期間の無利息資金貸出(金融機関経由)+協会保証(ただし80%保証程度)

(5)地方振興公社による採用と地方への人材派遣、国や自治体での雇用を大幅に拡大(生活保障窓口など)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-5333dd.html


3.大企業 
基本的に支援はしない、むしろ内部留保をコロナで疲弊する日本経済復活のために使ってもらう 。いつも大企業の経営者たが言っているように自身の会社が「国難に対処し愛国心を発揮せよ」(彼らの発言の真価がわかる)

財政を投入する先の主軸は、①地方振興公社を含む国や自治体の雇用拡大、②生活保障制度および失業保険制度の拡充他の社会保障制度・福祉事業、③中小零細企業を中心に雇用維持のための給付金、の3つ。

推定予算規模は数十兆円、これに貸倒金がおそらく兆円単位で発生か?(審査を厳しくしても、いくらかは発生する)

緊急性は「流動性の確保」、その次は「生活や事業の維持」、そしてその後に「景気回復・経済再生」、さらに「日本経済再生」(中期的課題)の順番、これらが今はやりの言葉でいうと「シームレス」につながらなくてはいけない。そうすれば、災い転じて福となすことができる。


4.上記以外に、対コロナ医療・検査体制の構築があるのでお忘れなく、
 検査態勢、治療態勢、感染防止(国内・国境)の3つの柱
 今後の体制づくりと「国立感染症研究所」

(関連)【図解・行政】BSL4施設のイメージ(2019年7月):時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_seisaku-kouseiroudou20190701j-04-w410

(関連)国立感染症研究所村山庁舎のBSL4施設|武蔵村山市 公式ホームページ
 http://www.city.musashimurayama.lg.jp/shisei/torikumi/kansen/index.html


5.注意すべきは、
中小零細は海千山千が多く含まれている=甘い態度で臨むな(貸出や補助金交付はきちんと審査し不正を排除)

バラマキ型は極力やめる=狙い(ターゲット)をきちんと決めて政策効果を見定めながら進める(バラマキに国債を使うな!)

*巨大企業や富裕層への公的支援はしない(既にあるものはスクラップ)

不正取得に対しては厳しい態度で臨むとともに(重い経済罰)、他方で、本当に困っている人や企業へはきめ細かな対応ができるよう努力

日銀や公的年金の株式購入をやめさせる(指示は水面下で行い、撤退は少しずつだましだまし、安部・塩崎・黒田の責任の徹底追及)

来たる衆議院選挙へ向けた共通政策綱領策定を急ぐとともに、早く消費税5%減税で一致して山本太郎「れいわ新選組」を軸にした全国的な「市民と野党の共闘」体制を構築する(候補者内定、次期連立政権NEXTキャビネットなど)=選挙圧勝の近道

とりあえず以上です。

草々 
 

 

 

 

2020年4月 7日 (火)

新型コロナへの対応失敗の結果(人災)としての緊急事態宣言と、医療・公衆衛生の拡充整備計画や社会保障などのセイフティネット制度抜本改正が伴わない「その場しのぎ」の対症療法的施策を徹底批判せよ

前略,田中一郎です。
詳しく書いている時間がありませんので、以下、メールの表題に沿って簡単に過剰書きします。


1.安倍政権が打ち出す緊急事態宣言は新型コロナへの対応失敗の結果(人災)
 宣言などせずとも、現場重視型の対応をきちんと取れば、新型コロナを抑え込むことはできたはずであり、今後もできるはず。宣言に伴い政権に様々な独裁権限をゆだねても事態は変わらない。現場を知らない・知ろうともしないボンクラ達では手に負えない。逆に彼らにすべてをゆだねることで、憲法改悪の地ならしとして宣言が使われるのは明白。宣言を出すのなら、これまでの政府対応の責任を取り、アベ政権は総退陣せよ。ファシスト安倍晋三・新型コロナよりも危険なアベ菌リスク(アベノリスク)に「この日本の危機対応をお任せいたします」とするわけにはいかない。


2.巨額現金バラマキを回避させる
 数十兆円にものぼる巨額な財源は、今回の新型コロナショックに伴って浮き彫りとなった日本経済・日本社会の欠陥や弱点をリカバーさせるための大事な財源である。この財源は新型コロナ騒動による経済の落ち込みで命や生存の危機に見舞われる方々を救済して、フツウに生活がしていけるよう政策支援するとともに、今後、今回のような大きな社会変動の際にも同じことが繰り返されないための抜本対策費として使うことを念頭に、緊急経済対策を打ち出す必要がある。その主眼は次の5つである。その根幹には市場原理主義(新自由主義)政策との決別と自民党公明党タカリ政治との決別の2つが不可欠だ。

 緊急は「流動性の確保」、その次は「雇用の維持」=「事業や企業を潰すな」、その次は「制度の欠陥や弱点の克服」と「日本経済の再生・景気回復」であり、これが発展的に「シームレス」につながらなくてはいけない。大事なのは、企業でも、財政でも、事業でもなく、一人一人の人間。

(1)危機管理体制の整備(災害・原発事故・感染病など、いくつかをあらかじめシミュレーションし事前計画を策定、訓練も実施など)

(2)脆弱化してしまった医療並びに公衆衛生の体制再建(医師足りない、看護師看護婦足りない、医療資材自給できない、公的病院経営不振、保健所の抜本的拡充と体制整備など)

(3)セイフティネット制度の抜本改正(生活保護を生活保障へ、失業保険制度、各種社会保険・福祉政策拡充など)

(4)サプライチェーンの見直し(自国内での一定レベルの自給の重要性:特に食料など)

(5)カジノ資本主義退治(マネーゲーム・金融バクチ市場にどう対応するか)


3.緊急経済対策評価の5つの基準=財源は現金バラマキではなくココに使え!
(1)租税や社会保険料、公共賦課金、水光熱費、奨学金、金融機関及び大企業への返済債務などは法令により一律1年間の返済猶予(それに対して公的融資で無利息バックファイナンス)

(2)個人(自営業者やフリーランスを含む)は生活保護改め生活保障制度で日本国憲法第25条を保障(生活の自立・再建までフォロー)

(3)中小零細企業へは無利息融資が基本、但し、雇用維持は当面は補助金拡充で対応、売上補償や内部留保を抱える大企業支援は回避(しない)

(4)雇用対策は上記に加え、①失業保険制度の大幅拡充、②地方振興公社(新設)による正規職員の大量採用と地方への派遣=地域振興、公務員採用大幅増による公共サービスの拡充とその質的レベルアップ(称して「NND=ニューニューディール」)

(5)脆弱化してしまった医療並びに公衆衛生の体制再建や上記(生活保護と失業保険)以外のセイフティネットの見直し拡充


4.自民党・公明党内から「バラマキ足りない」の大きな声 彼らは緊急経済対策などを次期国政選挙における有権者買収に使おうと画策、早くも「第2弾」の経済対策が必要だとの声まで出る始末


5.リベラルや野党や市民運動・社会運動からも「のべつくまなく現金をバラマケ」の愚かな大合唱が聞こえてくる。更には、野党第1党執行部が「安倍晋三に緊急事態宣言発令を催促する」という「どうしようもない翼賛型行動」提起まで出る始末。新型コロナで「市民と野党の共闘」崩壊か? 危機の時代に陥った今後の日本を想像するに「先が思いやられる」。考え方と体制を立て直すべし。


舌足らずですが、まず端的に書きました。具体的な施策は上記に限りません。
今こそ市民運動・社会運動の本領発揮の時であり、またその真価が問われるのです。
草々 

2020年4月 6日 (月)

(報告)(3.31)新ちょぼゼミ 「次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と当面する緊急経済対策について(その4)」& 中野剛志さん「目からウロコが落ちる奇跡の経済教室」について(最終回)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

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さる2020年3月31日(火)、水道橋のたんぽぽ舎におきまして、標記「新ちょぼゼミ」(「次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と当面する緊急経済対策について(その4)」& 中野剛志さん「目からウロコが落ちる奇跡の経済教室」について(最終回))を開催いたしましたので、以下、簡単にご報告申し上げます。

なお当日は、後藤政志さんより「幻想の新型原子炉:超高温ガス炉(VHTR)と小型原子炉」のテーマでご講演をいただく予定でしたが、ご承知の通り新型コロナPANDEMICの問題があり、後藤さんとも相談の上、大事を取って延期することといたしました。従いまして、当日はごく少人数のご参集の方にお聞きいただく形で標記「新ちょぼゼミ」のプレゼンだけを行って終了しています。後藤政志さんの講演に期待をしておられた多くの皆様にお詫び申し上げますとともに、新型コロナ問題が片付いたのちには、再び同様の講演会を準備したいと考えております。みなさまにおかれましては、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

(当日録画)「次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と当面する緊急経済対策について(その4)& 中野剛志さん「目からウロコが落ちる奇跡の経済教室」について(最終回)
 https://www.youtube.com/watch?v=icHWH8YhNfs&feature=youtu.be
 https://www.youtube.com/watch?v=icHWH8YhNfs&feature=youtu.be

(当日ご説明したお話のかなりの部分は下記のブログにあります)
次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その2):新型コロナウィルスPANDEMICによる景気停滞に対する緊急経済対策について- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9167d6.html


 <当日レジメ&参考資料:別添PDFファイル>
(1)『奇跡の経済教室』まとめ 〇×付(中野剛志著:KKベストセラーズ)
ダウンロード - e3808ee5a587e8b7a1e381aee7b58ce6b888e69599e5aea4e3808fe381bee381a8e3828120e38087c397e4bb98efbc88e4b8ade9878ee5899be5bf97e89197efbc9aefbcabefbcabe38399e382b9e38388e382bbe383a9e383bce382baefbc89.pdf
(2)GDP、東証、GPIF、日銀ETF(2020.3.31)
 *https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL05HCB_V00C20A3000000/
 *https://mainichi.jp/articles/20200309/k00/00m/020/089000c
 *https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020031801001641.html
 *https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/270210
(3)新型コロナ 経済対策 国内外(2020.3.31)
 *https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202003/CK2020032502000112.html
 *https://www.asahi.com/articles/DA3S14421468.html
 *https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/202003/CK2020032902000131.html
 *https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020032902000127.html
(4)コロナ恐慌 失業率25%超、最悪事態に現実味(日刊ゲンダイ 2020.3.31)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/271127
(5)独経済対策、GDPの2割、国債18兆円を発行(日経 2020.3.24)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57113150T20C20A3FF1000/
(6)米史上最大 237兆円の経済対策、4人家族で最大36.8万円支給(日刊ゲンダイ 2020.3.30)
ダウンロード - e7b1b3e58fb2e4b88ae69c80e5a4a720237e58586e58686e381aee7b58ce6b888e5afbee7ad96efbc88e697a5e5888ae382b2e383b3e38380e382a4202020.3.30efbc89.pdf
(7)鷲尾香一の経済私考:先送りに次ぐ先送り、財政健全化はいつのことか(『週刊金曜日 2020.2.14』)
ダウンロード - e9b7b2e5b0bee9a699e4b880efbc9ae58588e98081e3828ae381abe6aca1e38190e58588e98081e3828ae38081e8b2a1e694bfe581a5e585a8e58c96e381afe38184e381a4e381aee38193e381a8e3818befbc88e3808ee98791e69b9ce697a5202020.2.14e3808fefbc89.pdf
(8)日本の消費増税「大失敗」とボロクソ、米WSJ社説(日刊ゲンダイ 2020.2.20)
ダウンロード - e697a5e69cace381aee6b688e8b2bbe5a297e7a88ee3808ce5a4a7e5a4b1e69597e3808de381a8e3839ce383ade382afe382bde38081e7b1b3efbcb7efbcb3efbcaaefbc88e697a5e5888ae382b2e383b3e38380e382a4202020.2.20efbc89.pdf
(9)日本の経常収支に構造変化、10年後には赤字化も?(イントロ部分)(『週刊東洋経済 2020.2.22』)
 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/22954
(10)消える兼業農家、19年で6割減、専業も高齢化、食料・農地維持に黄信号(日経 2020.2.18)
 https://newstopics.jp/url/10179938


 <関連サイト>
(1)保健所削減が追い討ち 27年間で852カ所から472カ所に半減 コロナ対応の脆さと関係-長周新聞
 https://www.chosyu-journal.jp/shakai/16032
(2)浜矩子「縮減した経済活動を救うためには財政は黒字基調が基本であるべき」AERA dot.
 https://dot.asahi.com/aera/2020032500020.html
(3)ボーイング、株主還元しすぎで債務超過の事情 - 素材・機械・重電 - 東洋経済オンライン
 https://cutt.ly/atFNBzN
(4)田中龍作ジャーナル - 非正規の定年は貯金なし、退職金なし
 https://tanakaryusaku.jp/2020/03/00022676
(5)「必要なのは消費喚起より生活補償」政府のバラマキ対策の矛盾 - Business Insider Japan
 https://www.businessinsider.jp/post-210124


 <私と完全に同じではありませんが概ね同じ見方をされています>
ピープルズ・プラン研究所 - 「コロナ・ショック」への経済対策 何が必要か 白川真澄
 http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=224

 <問題の多い提言です 追って厳しく批判する予定にしています>
(1)「消費税・新型コロナショックへの緊急財政出動を求めます」2020年3月22日薔薇マークキャンペーン提言 - 薔薇マークキャンペーン
 https://rosemark.jp/2020/03/22/rose_shock-1/
(2)提言と財政支出額の根拠解説と補足(松尾匡) - 薔薇マークキャンペーン
 https://rosemark.jp/2020/03/22/rose_shock-2/


 <関連する「いちろうちゃんのブログ」>
(1)次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その1):「消費税5%への減税」を軸にして野党が結束、オルタナティブな政治・政権を打ち出せ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-67f50f.html

(2)次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その2):新型コロナウィルスPANDEMICによる景気停滞に対する緊急経済対策について- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9167d6.html

(3)次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その3):新型コロナPANDEMICに対応できない日本の医療・公衆衛生は長きにわたる市場原理主義政策の必然的結果だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-5c871a.html

(4)コロナPANDEMICの経済対策とベーシックインカムについて(まだ「BI」だなどという人たちがいる!) 世界の株価が暴落を始めた! いよいよ待ったなしの危機に突入か!?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-0025d3.html

(5)ロスジェネ世代の救済(正規職員として安定雇用)は日本経済の救済・再建と同義である=ニュー・ニューディール政策(NND)による「地方振興公社」(新設)を軸に経済政策の抜本転換をはかれ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-5333dd.html

(6)コロコロ変わるコロコロコロナ・ウィルスパニックは人災だ:病原体はコロナよりも「首相官邸アベ・ウィルス」や「国会自民公明維新ビールス」の方が悪性度が高い=一刻も早く駆除・除染が必要だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-0db338.html

(7)市場原理主義政策の行き着く先は「コロコロコロナショックによる日本経済の崩壊」=コロナでイチコロナだった「アホノミクス」、それでもまだ「不十分」だとして更なる「アホ」と「バラマキ」へ走るアベ政権- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-ad4c1b.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)-いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html

(これまでの中野剛志さんの経済政策や税制改革問題など、経済政策に関連したプレゼンのご報告は、このサイトの下の方にあります)
草々 

2020年4月 5日 (日)

次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その3):新型コロナPANDEMICに対応できない日本の医療・公衆衛生は長きにわたる市場原理主義政策の必然的結果だ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(4.25)(番外編)オルタナティブな日本をめざして:「討論集会:次期衆院選へ向けた経済政策と当面する緊急経済対策について」(ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9055b7.html

(関連)次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その1):「消費税5%への減税」を軸にして野党が結束、オルタナティブな政治・政権を打ち出せ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-67f50f.html

(関連)次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その2):新型コロナウィルスPANDEMICによる景気停滞に対する緊急経済対策について- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9167d6.html

(関連)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
(経済政策に関するものは上記サイトの下の方にあります)

(関連)(別添PDFファイル)もし君が首相になりたいと言うならば(イントロ部分)(金子勝『世界 2020.4』)
 https://cutt.ly/athdz6z
(関連)政策 - れいわ新選組
 https://reiwa-shinsengumi.com/policy/


2.(4.27)オルタナティブな日本をめざして(第43回):「走る原発 怪しいエコカー:水素社会への疑問(交通分野とエネルギー体系)」(新ちょぼゼミ:上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-4c608c.html


3.延期・中止のイベント
(1)★延期になりました オルタナティブな日本をめざして(第42回)新ちょぼゼミ「戦後改革の歴史的位相:帝国の解体と象徴天皇制」山田朗さん(4-12、スペースたんぽぽ)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1585899161553matuzawa
(2)★延期になりました (4.19)豊田直巳 講演会「チェルノブイリから福島」(東京・練馬)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1582097171429staff01


4.『被曝影響をフェイクサイエンスで対応する国家的犯罪(前編)』(西尾正道(独)国立病院機構北海道がんセンター名誉院長 市民のためのがん治療の会 2020.3.31)
 http://www.com-info.org/medical.php?ima_20200331_nishio

(3.11以降、私たちが経験してきた放射線被曝のゴマカシである「【調べない】・【知らせない】・【助けない】」や、国際放射線防護委員会(ICRP)のインチキ理論がわかりやすく批判されていて、とてもいいレポートだと思います。追って「後編」もお送りいたします。:田中一郎)


5.極悪企業=関西電力を許さない!:第三者委報告を受けての追加告発(告発人になってください:締め切りは5月20日(水)必着)
 http://kandenakan.html.xdomain.jp/kokuhatu2.html


6.キャンペーン
(1)キャンペーンについてのお知らせ · 【4月6日〆切です!「横浜IR(統合型リゾート)の方向性(素案)」パブコメに皆さまコメントを書いてください!】 · Change.org
 https://cutt.ly/5tAiJOJ

(2)キャンペーンについてのお知らせ · 3-11申し入れに行きました。筑波大学は「研究成果が利用されないという 担保を取ることはできない」「防衛のための研究は軍事研究ではない」と開き直った! · Change.org
 https://cutt.ly/stAiLvK


7.東京新聞-山尾氏の集会にれいわ山本代表ら 自民・中谷氏も、存在感に臆測-政治(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020040301002500.html

(参加メンバーを鑑みるに、山本太郎「れいわ新選組」が、ミイラ取りがミイラにならなければいいがと思ってしまいます。:田中一郎)
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「次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その3)」として、「新型コロナPANDEMICに対応できない日本の医療・公衆衛生は長きにわたる市場原理主義政策の必然的結果だ」をお送りいたします。下記は他のMLでの議論で私が発信したメールに加筆修正を加えたものです。今後の議論のご参考にしていただければ幸いです。

最初に、今回の新型コロナPANDEMIC騒動が、我が国で何故ここまで大きく危機的な事態を招くまでになってしまったのか、その原因を下記に箇条書きにしておきます。ここでもまた、政治が最大の「諸悪の根源」となっており、この政治=つまりはアベ政権・自公政治を何とかしないことには、この国は何事につけてもニッチもサッチもいかなくなっていることを強調しておきます。


 <新型コロナPANDEMIC深刻化の原因とその展開>
(1)1980年代中ごろから続く市場原理主義政策と、開業医の業界団体である日本医師会と結託する自民党政治により、一方で公衆衛生の基礎的拠点である保健所が合理化に次ぐ合理化・統廃合に次ぐ統廃合で整理縮小されたことや、日本の医療組織における機関病院(公的病院など)の拡充支援が行われず、かつ、開業医の商売の邪魔になっていはいけないと、大学医学部の定員を十分に増やさないまま今日に至って医師不足が顕在化し、医療体制がぜい弱化してしまったことが、まず挙げられる。

(関連)保健所削減が追い討ち 27年間で852カ所から472カ所に半減 コロナ対応の脆さと関係 - 長周新聞
 https://www.chosyu-journal.jp/shakai/16032

(関連)(桑江委員提出資料)医師不足に対する病院勤務医の現状と提案、及びその理由について:文部科学省
 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/043/attach/1300770.htm

看護師・看護婦の不足も医療費削減のあおりを受けて改善されず、結果としてPANDEMICがなくても基幹病院は日々多忙の火の車のようになっていた。また、地方においては自治体の財源難から地域の中核病院の予算が絞られて疲弊し、まともに診察や治療を受けられない「医療難民」が増大している。そんな中、社会保障費を削減しようとして病院に独立採算を押付ける厚生労働省や、市場原理主義に頭がイカレた一部の自治体は、今現在、機関病院の統廃合や独立行政法人化を強引に押し進めようとしていて、今回の新型コロナ騒動を経験しても、なお、その方針を改めようとはしていない。

(関連)「公立・公的病院の再編統合」の再検証を厚労省が通知、対象病院は約440に増加―厚労省 - GemMed - データが拓く新時代医療
 https://gemmed.ghc-j.com/?p=31978

(関連)私たちは、都立病院の地方独立行政法人化に断固反対します。 - 都庁職 衛生局支部公式ホームページ
 https://www.eiseikyoku-shibu.com/statement2018_04

(2)危機管理能力が全く欠如しているアベ政権・自公政治が、新型コロナ肺炎の初期発生時に初動対応を怠り(⇒ いつものパターン=有権者・国民のことなどどうでもいいと本音では思っているので、自然災害などを含めて、危機発生時に人命優先・住民安全のちゃんとした対応ができたためしがない)、いたずらに感染を広めてしまった。もっと早くきちんと対応しておけば、今日のような事態は回避できただろうと思われる。

(例:伝聞情報によれば、豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号の換気排出配管が暖房用の配管とつながっていて、感染者がいた部屋の排気が暖房用の配管を通じて全船室に再度暖気として戻りの形で送られていたことが、この船の設計図で確認されたという。これでは感染者に隔離部屋を用意していても、暖房を通じてウィルスを全船内にまき散らしているのと同じで、感染者隔離にはなっていなかったことは自明である。私はその真偽を確認してはいないけれど、あの船内で必要もない隔離・してはいけない監禁・不用意な検査や調査、が行われた結果、たくさんの感染者を出してしまったのは事実ではないか?)

(3)感染の初期段階で検査体制を確立して感染者を早期に見つけ出し、隔離して治療する一方で、感染の広がりも把握して早め早めの対策を打つなど、検査体制の早期確立が必要不可欠だった。しかし、①2020年東京オリンピック開催を優先するあまり、検査によって感染者が表面化することを避けるため、何とか泥縄方式でやり過ごそうとしてきたこと、ワクチン製造や検査試薬利権をめぐり、厚生労働省やその外郭団体の国立感染症研究所が水面下で暗躍し、海外からの検査キットの導入などを退けてしまったことから、今日では日本の検査数不足・検査体制脆弱は国際問題にまでなっている。それはいわば人災のようなものである。

(関連)【新型コロナウイルス】新型コロナ対策よりも五輪開催を重視した日本政府と東京都|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271322

(関連)検査を受けさせない日本政府 - 感染者数をコントロールする「水際対策」 - 世に倦む日日
 https://critic20.exblog.jp/30699474/

(4)公衆衛生や医療の現場を知らない「似非専門家」や、行政能力が目に見えて劣化している霞が関官僚たちに加えて、ゴロツキ・タカリのたぐいのガラクタ政治家どもが、ああでもない・こうでもないの現場無視の小田原評定を繰り返し、いつまでたっても適切なリーダーシップが発揮されない。現場では、マスクや防護服や消毒液といった、基礎医療資材さえ不足して、医療崩壊の危機にさらされるようになってきている。加えて、ただでさえ人員不足で窮地にある医療機関において、院内感染が広がりを見せ始め、危機は一段と深まってきた。

(関連)(別添PDFファイル)新型コロナ 現場機能不全の恐れ、病院悲鳴 物資足りない、感染爆発の備えも(東京 2020.4.3)
ダウンロード - e696b0e59e8be382b3e383ade3838a20e78fbee5a0b4e6a99fe883bde4b88de585a8e381aee68190e3828ce38081e79785e999a2e682b2e9b3b4efbc88e69db1e4baac202020.4.3efbc89.pdf

(関連)特設サイト 新型コロナ対策「医療現場 機能不全も」専門家会議|NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/view/

(関連)新型コロナ 日本も機器不足に 専門家の警鐘 - 医療プレミア特集 毎日新聞
 https://cutt.ly/3tAAqXP

(5)やるべきことをやらず、くだらないパフォーマンスや思い付きのチョイ施策をやって批判を受けたり、口先だけの演説をくり返すアベ政権と、2020年東京オリンピック開催を最優先にしてきたタヌキ女の小池百合子(都知事)が、オリンピック延期が決まると突然プレゼンスを高めて、またぞろ無責任なパフォーマンス劇場をくり返している。彼らの共通言語は「国民は自粛せよ」である。まるでアジア太平洋戦争中の日本社会のごとき様相を呈し始めている。そして挙句の果てが、野党第1党の党首までもが声をあげて「早く緊急事態宣言発動を!」などと言い出している。「将軍さま、安倍晋三さま、全部お任せしますのでよろしくお願い申し上げます」の大合唱が始まる気配となってきた。チンピラ維新はすでにその旗を大きく降り始めている。コロナで頭までイカレたか!?

(関連)枝野幸男氏「全員に給付を」緊急事態宣言発令も要求 SANSPO.COM(サンスポ)
 https://www.sanspo.com/geino/news/20200403/sot20040319590030-n1.html

(関連)大阪知事「国は緊急事態宣言すべきだ」感染拡大受け(朝日新聞デジタル)-Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000041-asahi-sctch

(関連)田中龍作ジャーナル「緊急事態宣言出すべき」ただし「72時間前に告知、十分な減収補償を」
 https://tanakaryusaku.jp/2020/04/00022691


*(別添PDFファイル)アベノマスク(北丸雄二 東京 2020.4.3)
 https://kodomo-hou21.hatenablog.com/entry/20200403/1585874482

(関連)小島慶子 布マスク2枚配布に「みんな マスクに油性ペンで200億円て書いて覚えておこう」スポーツ報知
 https://hochi.news/articles/20200403-OHT1T50093.html
(関連)【新型コロナウイルス】1世帯2枚の“アベノマスク” コロナ予防にも疑問符で大炎上|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271372

(関連)「配布計画は裏目に出た」 アベノマスク批判、米欧主要メディアも報道 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200403/k00/00m/010/289000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article
(関連)「2カ月待たせてマスク2枚」世界中がずっこけたアベノマスク騒動 「官邸官僚」の渾身の提案は大不評(プレジデントオンライン)
 https://president.jp/articles/-/34275

(関連)なぜ布製?どうして2枚? マスク配布に広がる疑問や戸惑い その効果は - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200402/k00/00m/040/196000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article
(関連)マスク2枚配布「情けない」 国民から与党から疑問次々 [新型肺炎・コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN423JF0N42UTFK001.html?ref=mor_mail_topix3_6

(関連)ファクトチェック:マスクは首相の地元・山口県の企業が受注? 「全世帯配布」で駆け巡ったツイート - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200402/k00/00m/010/165000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article
(関連)高田延彦氏、首相の布マスク2枚配布にあ然「エイプリルフールジョークじゃないよね?」-芸能-デイリースポーツ online
 https://www.daily.co.jp/gossip/2020/04/01/0013240652.shtml

(関連)長嶋一茂、布マスク2枚配布を発案した官僚に憤慨「笑いを過ぎると呆れるっていうけど、呆れも通り過ぎているレベル」 - スポーツ報知
 https://hochi.news/articles/20200403-OHT1T50052.html
(関連)東京新聞-<新型コロナ>アベノマスク 不安は覆えず? 1枚200円 200億円超必要-政治(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202004/CK2020040302000147.html
(関連)東京新聞-<新型コロナ>布マスク、与野党批判 空き家に配達の可能性-政治(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202004/CK2020040402000130.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は、今回の新型コロナPANDEMIC騒動により、現代日本社会や日本経済が持つ欠陥や問題点がいずこにあるのかが、目に見える形で浮き上がってきたと見ています。であれば、それに対する処方箋=大きく分けて、「コロナとどう対峙して、それを封じ込め、どのようにして感染者の人命を救うのか」という医療や公衆衛生の対応や態勢の問題と、コロナ騒動により萎縮・収縮してしまった経済活動によってもたらされる不況・恐慌現象に対して、どのような経済政策を打てばいいのか、有効なのか、の2つについて検討する場合には、その現代日本社会や日本経済が持つ欠陥や問題点を抜本的に解決し修繕していくことを、短期的なことと中長期的な取組とに分けて、きちんと考えていくことが大事だと考えています。

しかしながら、現アベ政権・自公政治も、野党を含む既成政党の多くの政治家たちも、そして嘆かわしいことに我ら市民運動・社会運動の内部においても、対症療法的な巨額現金バラマキで当面の苦境をやり過ごそうとしてみたり、目先の選挙を有利に進めるための手段として使おうとしてみたり、医療現場や公衆衛生の仕組みを知らぬままにああしろ・こうしろの要請や指示を出してみたりと、私から見て、腹立たしくも情けない情勢が展開しています。下記メールの発信には、そうした私の憂鬱な気分がにじみ出ています。


1.1つ目の発信メール:長きにわたる市場原理主義政策により、医療体制も公衆衛生体制も疲弊し、対応困難となっている

次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その2):新型コロナウィルスPANDEMICによる景気停滞に対する緊急経済対策について- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9167d6.html

上記に少し書いておきましたが、更に申し上げれば、医療や公衆衛生の現場=つまり機関病院や保健所の現場は長きにわたる市場原理主義政策により、医療体制も公衆衛生体制も疲弊し、対応困難となっていることを忘れてはならないでしょう。人員削減や予算削減で体制が細り、日々のルーチンをこなすだけでも大変な状態が続いている、ということです。そこに今回のようなPANDEMICが襲い掛かってきていますから、緊急対策といっても手も足も出ない状態ではないかと推測します。イタリアやアメリカと同じ事情です。

このことについての反省もないままに、対症療法的な政策を打っても、物事の解決にはなりません。愚かな人たちが、現金10~30万円をのべつくまなくバラマケなどと言っていますが、かような政策は巨額の税金を使うにもかかわらず効果がほとんどないだけでなく、今後の抜本対策の財源を喪失するだけの自滅行為だと私は見ています。既成政党の一部や市民運動・社会運動のなかに、いまでもベーシックインカムやヘリコプターマネーのようなことを言っているバカ者がいることに、情けなくなる思いがしています。松尾匡立命館大学教授や森永卓郎のように、その財源を国債の日銀直接引受で調達せよなどというのは、この期に及んで、もっての外、と言わざるを得ません。

(関連)保健所削減が追い討ち 27年間で852カ所から472カ所に半減 コロナ対応の脆さと関係 - 長周新聞
 https://www.chosyu-journal.jp/shakai/16032

(関連)「公立・公的病院の再編統合」の再検証を厚労省が通知、対象病院は約440に増加―厚労省 - GemMed - データが拓く新時代医療
 https://gemmed.ghc-j.com/?p=31978

(関連)香山リカさんのまとめ 公立病院再編 問題の本質は「市場主義」 - - 香山リカ - 毎日新聞「政治プレミア」
 https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20191217/pol/00m/010/002000c

(関連)具体的対応方針の見直し期限を延期新型コロナで厚労省|ケアマネタイムスbyケアマネドットコム
 http://www.care-mane.com/news/10843.html?CID=&TCD=0&CP=1
(病院の再編・統合や、東京都などの独立行政法人化の方針は、今回のコロナ騒動を受けても変わっていない)⇒ 大問題

(関連)(桑江委員提出資料)医師不足に対する病院勤務医の現状と提案、及びその理由について:文部科学省
 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/043/attach/1300770.htm

(関連)新型コロナウイルスで明らかになった「在日米軍リスク」 - 阿部 藹|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020033000014.html

(関連)山中伸弥の提言
 https://www.covid19-yamanaka.com/cont6/main.html

今回の新型コロナパンデミックは、日本経済や日本社会のどこに弱点や欠陥があるのかを目に見える形で浮き上がらせています。それだけに、そうしたことに言及せず、目もくれず、日々TVや新聞などのマスごみや、専門家会議などの委員どもの言動を見ていると腹立たしい限りです。福島第1原発事故の際の状況と酷似してきています。

また、アベ政権や自公などの支配権力側は、明らかとなった制度欠陥にメスを入れることなく、一過性の対症療法でやりすごそうとしていること、霞が関の官僚どもが質的劣化を起こしており、現場のことを何も知らないまま、会議の資料作りに励んでいることも、事態悪化の大きな原因の一つです。私は現場の体制や実態のことも考慮に入れた緊急対応が打ち出せるような人物は、政権に近いところにはいないのではないかと思っています。東京都など、大きな自治体も含めてです。

厚生労働省の大きな病院の再編・統合方針や、東京都などの自治体病院の独立行政法人化の方針は、今回のコロナ騒動を受けても変わっていません。大問題だと言わざるを得ません。しかし、こうした声が市民運動・社会運動から上がってこない、上がってこないどころか、集会その他のイベントを全部自粛してしまって動きが止まったようになっています。この国の病は深いところにあると思われます。


2.2つ目の発信メール:こういう時は、現場の声を徹底して聞くことです

こういうときは現場の声を徹底して聞いて、その是非を判断の上、緊急対応するものと、中期的に対応するものとに分けて、機動的に動いていくことです。現場は日々に忙殺されていて、それどころではないでしょう。私は医療や公衆衛生のド素人がいろいろ言っても見向きもしてもらえないだけでなく、むしろ的外れで騒ぎ立てると迷惑な話になると思っています。

市民運動・社会運動にとって大事なことは、コロナへの対応について常識的なことを発信するだけでなく、これまでの国の市場原理主義政策がもたらした結果について、徹底して批判をして、同政策によるこれ以上の日本破壊を食い止めることです。先ほども書きましたように、厚生労働省は機関病院・公立病院の統廃合方針を変えておりませんし、また、東京都・小池百合子も都立病院の独立行政法人化方針を転換していません。それどころか、共産党を除き、翼賛化する都議会のほとんどの議員どもが、この独立行政法人化を進める予算を含む今年度予算に賛成している有様です。

(関連)【新型コロナウイルス】ドケチ安倍政権 13万病床削減を撤回せず医療崩壊の危険性|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271187
(関連)具体的対応方針の見直し期限を延期 新型コロナで厚労省|ケアマネタイムスbyケアマネドットコム
 http://www.care-mane.com/news/10843.html?CID=&TCD=0&CP=1

(関連)【新型コロナウイルス】小池知事はコロナでも効率優先? 都立病院“独法化”の弊害|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271298

一方、コロナ騒動はまもなく経済の落ち込みとなって、今以上に悲惨な事態が顕在化してくるでしょう。貧困に苦しむ人々は、コロナに侵される前に経済苦で生命・生存を奪われる可能性が高いのです。これを10~30万円の現金バラマキで対応しろというバカ者が少なからずいます。そのあとコロナが収束して経済が元に戻るという保障はあるのかと聞きたいくらいです。しかし、「10~30万円の現金」と言いますが、これを1億2千万人にのべつくまなく配れば、合計で12兆円~36兆円という金額になります。バカバカしくて相手にもしてられないですね。わずか数千億円のカネ(財政)を出せないから、保育士が足りない、保育園が足りない、失業したら子育てができない、介護士がいないから介護保険が崩れそうだ、などと言っている時にです。あるいは、数百億円レベルで生活保護者への支給を削減している時にです。

簡単な処方箋を書いておきましょう。

(1)各基礎自治体に生活相談窓口センターを置いて、ここで生活に困った人を受け付ける。たくさんの人が来ることが予想されるため、対応人員を大きく増員する必要があり、その費用は国が面倒を見ればいい。各自治体は対応人員を正規職員として採用すればいい(ロスジェネ世代は生活保護の仕事にピッタリではないか=自分が苦労したことを政策に生かせばいい)

(2)事情をお聞きして、まず当座の生活資金を無利息融資の形で公布する(上限は100万円くらいかな:家族構成にもよる)。

(3)収入や資産状況を調査の上、生活保護世帯に該当すれば、生活保護に移行し、上記の融資は返済無用とする。

(4)そのあとは、生活が自律的に営めるまで生活保護でサポートする。

(5)「瀬戸際政策」で申請者の追い払い対応をしている自治体の生活保護課は、その態度を改める(そのため生活保護の必要資金は当分の間、95%まで国が面倒を見る)。親族に連絡するなどのプライバシー侵害は廃止、地方などで通勤に必要なマイカーや居住住宅の冷暖房など、最低限の生活に必要な資産保有は認める、その他柔軟な対応など、制度の改正も行い、自治体側の対応が悪ければ法的に罰則を付ける。

(6)新法を制定し、生活保護制度を生活保障制度に切り替える(下記及び私のブログ参照)
 https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/190520_seikatsu_hosyo.pdf

(7)中小零細企業への支援は別途検討(先ほど紹介した私のブログにも一部掲載)

(8)内部留保を巨額に抱える大企業には一切の支援をしない。むしろ内部留保を使う形で今回のコロナ不況の回復に寄与してもらう方法を考える。

(9)上記大企業が解雇した非正規の人たちは国や自治体が大きく採用をして失業拡大を防ぐ。また、失業保険制度の大幅拡充を制度化する。

(10)地方振興公社を立ち上げ、数百万人の人たちを正規職員として採用し、地方に派遣する。

などです。

(関連)ロスジェネ世代の救済(正規職員として安定雇用)は日本経済の救済・再建と同義である=ニュー・ニューディール政策(NND)による「地方振興公社」(新設)を軸に経済政策の抜本転換をはかれ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-5333dd.html

この辺の議論は4/25にやりたいと考えています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


以下、直近のマスコミ報道などから、新型コロナPANDEMICに関するもののうち、公衆衛生や医療に直接関係するものを抽出して下記に列挙しておきます(緊急経済対策に関するものなどは含まれず)。数が多いですので、記事の見出しをご覧になり、詳しく見る必要が感じられたものだけをご覧になるといいと思います。

(参考)(注目)藤原辰史:パンデミックを生きる指針——歴史研究のアプローチ
 https://www.iwanamishinsho80.com/post/pandemic

(参考)国連特別報告者 新型コロナに関して2つの声明発表 - hyogen-tsutaeru ページ!
 https://cutt.ly/wtAPY6V

(関連)新型コロナウィルス感染症に関して例外はあってはならない「すべての人は人命救助を受ける権利がある」(国連専門家 2020.3.26)
 http://www.nagoya.ombudsman.jp/himitsu/200326.pdf

(参考)「このままでは手遅れに」iPS山中教授が強い危機感(20-04-02) - YouTube
 https://cutt.ly/RtAUqxo


 <別添PDFファイル>
(1)こんな政権の存続自体が非常事態、医療、経済崩壊に打つ手なし(日刊ゲンダイ 2020.4.6)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271419
(2)もはや誰も信じていない安倍政権、世論が封鎖を求め政治がためらう倒錯(日刊ゲンダイ 2020.4.4)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271371
(3)医療崩壊の危機切迫(朝日 2020.4.3)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14427689.html
(4)首都圏 病床確保が急務、現場危機感 広域連携も必要(東京 2020.4.4)
ダウンロード - e9a696e983bde59c8f20e79785e5ba8ae7a2bae4bf9de3818ce680a5e58b99e38081e78fbee5a0b4e58db1e6a99fe6849f20efbc88e69db1e4baac202020.4.4efbc89.pdf
(5)新型コロナ「一斉休校」効果は、むしろ「学校の方が安全」負の面多いのに延長続々(東京 2020.4.4)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2020040402000154.html
(6)軽症は自宅・ホテル療養、厚労省 病床確保へ通知(東京 2020.4.3夕刊)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202004/CK2020040302000301.html

(「軽症は自宅・ホテル療養」とか言いますが、自宅にいる家族に感染したらどうするのですか? また、ホテルの場合は、ルームサービスや室内清掃の従業員はどうすればいいのですか? 寝具やトイレタリーなどから感染するので清掃もできないということですか? どうもきちんと考えられていないように思えてなりません。それに豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号の場合には換気扇や空調が問題になっていました(上述参照)。万事がこんな調子です。:田中一郎)


 <関連サイトその1:日刊ゲンダイ>
(1)思考停止の恐ろしさ “これは戦争なのだ”という危険な風潮|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271316
(2)感染すれば危険な年齢だが…経済と社会の立て直しに尽力を|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/271398
(3)米大使館が帰国強く促す 安倍政権のコロナ対応にダメ出し|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271425
(4)【安倍晋三】安倍首相と小池都知事がリーダーだと頭が混乱してしまう|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271344
(5)【新型コロナウイルス】安倍政権の新型コロナ対応に“反旗” 地方首長「従わない」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/269811

 <関連サイトその2:その他>
(1)PCR検査 関空検疫パンク寸前 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6356124
(2)政府、PCR要否判断を全国調査 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6356092
(3)厚労省「軽症者は自宅」に現場歓迎 医療崩壊への危機感強く 「もっと早い決定なら…」の声も - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200403/k00/00m/040/258000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article
(4)新型コロナウイルス政府専門会議が開かれました! いのちを守る参議院議員 川田龍平公式ブログ
 https://ameblo.jp/kawada-ryuhei/entry-12586582325.html
(5)新型コロナ院内感染、そのとき何が起こったか -コロナショックの大波紋 -東洋経済オンライン
 https://cutt.ly/EtAAmF2
(6)新連載!-「100日で崩壊する政権」1日目。全国民を動揺させた「和牛券」 - ハーバー・ビジネス・オンライン
 https://hbol.jp/216059
(7)専門家「もっとわかりやすく」「まず信頼獲得を」 政府のコロナ情報発信に注文 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200402/k00/00m/010/287000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article
(8)東京の保育園「コロナ」で不安強まる現場の葛藤 -コロナショックの大波紋-東洋経済オンライン
 https://cutt.ly/RtASUDl
(9)東京都の感染者が新たに118人 初の3桁 新型コロナ - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200404/k00/00m/040/080000c?cx_fm=mailsokuho&cx_ml=article
(10)特集ワイド:この国はどこへ コロナ禍に思う 作家・島田雅彦さん 政府批判が自己防衛になる - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200403/dde/012/040/031000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=column

 <関連サイトその3:マスク>
(1)増産マスク なぜ買えない- - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6356125
(2)世界のマスク市場「無法化」 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6356119
(3)全国民が唖然…「マスク2枚」で完全に露呈した安倍政権の「闇」(井戸まさえ)現代ビジネス
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71569
(4)日医会長「布マスクは安心効果」 ウイルス防止役割なし - 琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1101455.html

 <関連サイトその4:海外
(1)(別添PDFファイル)韓国医療 崩壊しないわけ(朝日 2020.4.3)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14427787.html
(2)サンフランシスコとニューヨーク、明暗を分けている理由は…早期の自宅退避命令が功を奏したか - Business Insider Japan
 https://www.businessinsider.jp/post-210495
(3)在日アメリカ大使館、日本の新型コロナ検査不足を指摘「有病率を正確に把握するのは困難」(高橋浩祐) - 個人 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashikosuke/20200403-00171373/
(4)世界に広がる雇用不安 出口見えぬコロナショック さらに悪化の恐れも - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200403/k00/00m/020/256000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article
(5)(別添PDFファイル)未知の闘い出口見えず、感染者100万人超 各国の対応後手に(朝日 2020.4.4)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14429209.html
(6)もぎたて海外仰天ニュース|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/2087
草々 

2020年4月 3日 (金)

【竹信三恵子さんの信じられないホントの話】 労組破壊:「関西生コン事件」とは何か=ここまで来ている「異議申し立て」「労働運動」への権力弾圧と「治安維持法再体制」前夜

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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(至急)関西電力 第三者委報告を受けての追加告発
 http://kandenakan.html.xdomain.jp/kokuhatu2.html

1.(4.25)(番外編)オルタナティブな日本をめざして:「討論集会:次期衆院選へ向けた経済政策と当面する緊急経済対策について」(ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9055b7.html

(関連)次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と、当面する緊急経済対策について(その2):新型コロナウィルスPANDEMICによる景気停滞に対する緊急経済対策について- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-9167d6.html

(関連)(別添PDFファイル)もし君が首相になりたいと言うならば(イントロ部分)(金子勝『世界 2020.4』)
 https://cutt.ly/athdz6z
(関連)政策 - れいわ新選組
 https://reiwa-shinsengumi.com/policy/


2.キャンペーン【4月6日〆切「横浜IR(統合型リゾート)の方向性(素案)」パブコメに皆さまコメントを書いてください!】 · Change.org
 https://cutt.ly/YtUCv7I


3.【東京五輪】(広告代理店・電通幹部OB)高橋理事に五輪招致9億円受領報道「死ぬ前に話してやる」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271259

(関連)東京五輪招致で組織委理事に約9億円 汚職疑惑の人物にロビー活動も   - ロイター
 https://jp.reuters.com/article/olympics-2020-lobbying-idJPKBN21I0RP
(関連)【東京五輪】五輪延期費用は1兆円超の声 来年7.23開幕合意も誰が払う?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/271177
(関連)【東京五輪】森会長がポロリ「神頼み」…延期の五輪7.23開催決定の拙速|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/271235
(関連)【東京五輪】米紙が「見当違い」と一刀両断…東京五輪7.23開催の危うさ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/271244
(関連)東京五輪延期 来年7月23日開幕(その1) 追加費用、駆け引き 収まらぬ新型コロナ - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200402/ddm/010/050/011000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=feature

*IOC宛てオリンピック中止要請(3月26日).pdf - Google ドライブ
 https://drive.google.com/file/d/15I9Gr5NIHYuRq-5bkijLOF_buHIxp9cH/view


4.「森友学園問題」は終わっていない
(1)自殺した赤木さんの妻が『バイキング』生放送中にLINEで…森友改ざん“極秘ファイル”が検察と近財の手で消されてしまう|LITERA/リテラ
https://lite-ra.com/2020/04/post-5347.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push
(2)赤木俊夫さん妻「森友再調査」署名25万人突破に自殺以来「初めて幸せを感じた」 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/36972
(3)4分で解説!ヤバすぎる森友学園問題の公文書改ざんの問題点について【せやろがいおじさん】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=lDze89a1OqE&feature=youtu.be
(4)古賀茂明「森友公文書改ざん事件で自殺した近畿財務局職員の手記でも懲りない高級官僚」〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200330-00000063-sasahi-pol


5.(別添PDFファイル)二つの疑問(三木義一 東京 2020.4.2)
 https://cutt.ly/ltIsruS
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「労組破壊:「関西生コン事件」とは何か=ここまで来ている「異議申し立て」「労働運動」への権力弾圧と「治安維持法再体制」前夜」をお送りいたします。竹信三恵子さんがおっしゃる通り、この事件は、日本国憲法下の民主主義国家・法治国家においてあるまじき「信じられないホントの話」です。ゴロツキ右翼の後からオマワリがやってきた、それでごくごく当然・あたりまえに展開されていた労働運動が権力により弾圧を受け、それをマスごみが無視して取り上げず、ネット上では「ネトウヨ」のようなゴミ虫が悪質な誹謗中傷・ヘイト宣伝を繰り返し、それを愚か者が信じ込むという、近未来の没落国家の小さな典型事例が出来上がっています。ちょうど、1930年前後、昭和ファシズムが露骨な醜態を現わしてくる直前の情勢に酷似してきています。

歴史は繰り返す、一度目は悲劇として、二度目は茶番として、ということでしょうか。下記に見るように、「アベノミクス」は「アホノミクス」を経て「アベノマスク」に代わってしまったようですが・・・・・。

(関連)(別添PDFファイル)アベノミクスからアホノミクスを経てアベノマスクへ「一世帯に二枚のマスク:送料だけで60億円・世紀の愚策」(2020.4)
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 <別添PDFファイル>
(1)ルポ労組破壊:「関西生コン事件」とは何か(上)(イントロ部分)(竹信三恵子『世界 2020.2』)
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(2)ルポ労組破壊:「関西生コン事件」とは何か(中)(イントロ部分)(竹信三恵子『世界 2020.3』)
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(3)ルポ労組破壊:「関西生コン事件」とは何か(下)(イントロ部分)(竹信三恵子『世界 2020.4』)
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(4)労働運動への共謀罪型弾圧が始まっている(イントロ部分)(海渡雄一『世界 2019.5』)
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*(必見)【竹信三恵子の信じられないホントの話】ヘイトの後に警察が来た~関西生コン20200326 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=_E_TTewkhO0&feature=youtu.be
 https://www.youtube.com/watch?v=_E_TTewkhO0&feature=youtu.be


 (関連サイト:「関西生コン事件」)
(1)「真っ当な労働組合が孤立している」 関西生コンが弾圧されるのはなぜか<佐高信×木村真> - ハーバー・ビジネス・オンライン
 https://hbol.jp/212449
(2)「労働組合の自由奪われた」関西生コン労組が国賠訴訟 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー
 http://www.ourplanet-tv.org/
(3)関西生コン労組役員ら延べ81人逮捕に「正当な活動を処罰」労働法研究者らが抗議声明 (京都新聞)
 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/95211
(4)正社員化要求したら「強要未遂」!- 「関西生コン事件」に見る労働三権の危機 (2019年7月22日) - エキサイトニュース
 https://www.excite.co.jp/news/article/Harbor_business_197536/
(5)「関西生コン事件」は国による労組に対する戦後最大規模の刑事弾圧であり壊滅作戦だ!憤る組合員が国家賠償請求訴訟を提訴!~関西生コン事件 ~ 国家賠償請求提訴についての記者会見 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/470073

 (関連サイト:労働問題関連)
(1)今日から「同一労働同一賃金」大企業で義務(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200401-00000016-nnn-soci
(2)4月「同一労働同一賃金」始まっても、非正規の待遇改善進まぬ企業のホンネ - Business Insider Japan
 https://www.businessinsider.jp/post-210013
(3)同一労働同一賃金 年功賃金から「成果主義」「職務給」へ切り替えの動き - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200329/k00/00m/040/137000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=feature
(4)安倍首相「フリーランスにも有給」珍回答で炎上 背景に「官民共同」搾取の構造(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200331-00010000-kinyobi-soci
(5)【新型コロナウイルス】コロナ禍でクビ切り本格化 失業率25%超が現実味おびる|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/271127
(6)【新型コロナウイルス】コロナ解雇すでに1000人超…増加速度リーマン時以上の深刻|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/271260
(7)タクシー運転手「実質残業代ゼロ」は違法 最高裁「割増賃金の本質から逸脱」(弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00010994-bengocom-soci
(8)田中龍作ジャーナル - 非正規の定年は貯金なし、退職金なし
 https://tanakaryusaku.jp/2020/03/00022676

(関連)(報告)(1.22)オルタナティブな日本をめざして(第39回)「企業ファースト化する日本とアベ政権」(新ちょぼゼミ:竹信三恵子さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-130a1b.html

上記(3)(一部抜粋)
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(中略)物流大手の日本通運は同一労働同一賃金の開始をにらみ、勤続年数で賃金を上げる仕組みを廃止した。代わりに職務内容や能力、成果に基づき決める。同社は廃止について「従業員のモチベーション向上」と、法改正による制度開始への対応を理由とした。旅行大手JTBの「年齢の定期昇給は26歳まで」という回答もあった。成果主義を強く打ち出す企業も。繊維大手の帝人は既に成果主義を導入済みとし、営業部門では「個人の営業達成の度合いを給与に反映させる」と回答した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(田中一郎コメント)
 これって、まさしく「同一労働同一賃金」の尻抜け、ないしは「ショックドクトリン」でしょう。「上に政策あれば、下に対策あり」を地で行っています。要するに、「アホノミクス」にだまされてはいけない、ということを意味しています。「同一労働同一賃金」を実現するには、まず恒常的な仕事への非正規労働を禁止することです。職業あっせん法などを改正しなければいけません。ピンハネ会社はいりません。また、非正規労働者を採用することは、正規労働者を採用するよりも、時間単位の時給で見て「コスト高」であることを雇う側に思い知らせる必要があります。もちろん社会保険料負担も税金の形でしっかりと課税していくことが必要です。中小零細企業保護を口実に、非正規労働者を踏みつけにして放置することは許されないのです。人間に対する、人権に対する、冒涜ですから。近日中に、竹信三恵子さんが「同一労働同一賃金」の在り方についてもお話して下さるでしょう。楽しみにして待っていてください。
草々 

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