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2020年2月 5日 (水)

(報告)(2.2)原発被害者訴訟の全面解決を目指すつどい:脱原発=脱被ばく=被害者完全救済の三位一体で運動を発展させましょう

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
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1.#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 2.14鈴木真一福島県立医科大学教授、3.4山下俊一 証人尋問が行われる。
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2020/02/21434.html

◆第25回期日に向けて弁護団からのアピール:子ども脱被ばく裁判弁護団 井戸 謙一

 子ども脱被ばく裁判もいよいよ大詰めを迎えています。次回第25回口頭弁論では、福島県立医科大学鈴木眞一教授の証人尋問が、次々回第26回口頭弁論では、同大学副学長山下俊一氏の証人尋問が行われます。私たちは、国や福島県に対し、無為無策によって子どもたちが無用な被ばくを強いられたことよって受けた「精神的苦痛」に対する慰藉を求めています。これに対し、国は、原 告らのいう「精神的苦痛」は、健康被害に対する一般的、抽象的な危惧感や不安感にすぎず、法的に保護すべき法益に当たらないと主張しています。

しかし、100万人に1~2人にしか発生しないはずの小児甲状腺がんが福島県内で200人以上発生している事実は、原告らの「精神的苦痛」に科学的、事実的根拠があることを基礎づけています。私たちは、福島県民健康調査で発見された小児甲状腺患者の大部分に対して摘出手術を執刀した鈴木教授に対し、摘出の必要のないケース(過剰診療)があったのか否か、多数の小児甲状腺がん発症の原因が何なのか、被ばくと関係があるのかについて、率直なお考えをお話しいただきたいと考えています。是非、ご注目ください。

◆子ども脱被ばく裁判第25回裁判の日程
日 時:2020年2月14日(金)13:30〜19:00
裁 判:福島地方裁判所 〒960-8512   福島市花園町5-38 024-534-2156
報告会:福島市市民会館301号室 〒960-8021福島市霞町1番52号 024-535-0111

日程:
13:30 地裁前集合 アピール
14:00 傍聴券配布
14:50 開廷 証人尋問 鈴木眞一氏
17:00 閉廷
17:30 記者会見
18:00 報告集会
19:00 終了

💛東京からはご一緒に3号車自由席に乗り合い福島駅前で裁判チラシ等を配布し、
  裁判に臨みたいと思います。  下記の電車でいかがでしょう。

東京駅発 10時  JR新幹線やまびこ133号・仙台行 23番線発
上野駅  10時06分
大宮駅  10時26分
福島駅  11時33分

どうぞご一緒に参加しましょう!


2.イベント情報
(1)(2.12)砂川事件裁判国家賠償請求訴訟 第3回口頭弁論、記者会見、報告会のお知らせ
 http://chikyuza.net/archives/100769
(2)(2.13)オルタナティブな日本をめざして(第40回):「日本の司法制度と裁判官:何故おかしな判決が相次ぐのか」(新ちょぼゼミ:澤藤統一郎弁護士 )
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-0a90f5.html
(3)(2.26)オルタナティブな日本をめざして(特別編):「日本の河川行政では私たちの命と生活を守れない!水害防災を市民の側から考える!!」(新ちょぼゼミ:早川芳夫さん)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-b94107.html
(4)(2.28)福島原発千葉訴訟第1陣 控訴審 第7回口頭弁論期日のお知らせ
 https://00m.in/BCr93
(5)(3.7)事故から9年 第78回東電本店合同抗議/日本原電抗議(東京・千代田区)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1579503122427matuzawa
(6)(3.31)オルタナティブな日本をめざして(第41回):「幻想の新型原子炉:超高温ガス炉(VHTR)と小型原子炉」(後藤政志さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-66e445.html


3.キャンペーン
(1)キャンペーン · 筑波大学長 永田恭介様- 筑波大学(国立大学協会 会長校)の大規模軍事研究に抗議し、その中止を求める! · Change.org
 https://00m.in/4kPS5

(関連)軍学共同反対連絡会 – Japanese Coalition Against Military Research in Academia
 http://no-military-research.jp/

(2)キャンペーン · 四国電力株式会社 代表取締役 長井啓介殿- 四国電力は、南海トラフ巨大地震警戒情報が出ても伊方原発を動かし続けるという方針を撤回して下さい。 · Change.org
 https://00m.in/1oqZ2

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 四電、事故の原因究明前に高裁決定に異議申し立ても?! · Change.org
 https://00m.in/HpzXy


4.司法抹殺=令和の「指揮権発動」は政権による検察人事の私物化だった!?:「モリカケ」「甘利」に続き「桜」「IRカジノ」「河井・菅原」を不起訴に持ち込むためには検事総長の人事を押さえ込め!?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-f818aa.html

(福井県や関西地方では、この黒川弘務の(検事総長含みの)不公正人事は、関西電力の「森山毒まんじゅう(ブラックマネー還流)事件」をも「もみ消す」ための原子力ムラならびにアベ政権の布石だとの見方も強まっているようです。長期化するアベ自公政権は「何でもあり」の「不正まみれ・私物化だらけ」となっています。ふざけた話です。:田中一郎)

(関連)検察の反乱が官邸に潰された! 安倍内閣が“官邸の番犬”黒川弘務・高検検事長を違法に定年延長、検事総長に就任させIR捜査潰し|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2020/02/post-5238.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push

(関連)官邸の毒が回った検察 肺炎騒動の間に無法国家がもう完成(2020年2月3日『日刊ゲンダイ』) - 障害福祉&平和ニュースサイト
 https://gogotamu2019.blog.fc2.com/blog-entry-6994.html
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さる2月2日(日)、東京・日比谷コンベンションホールにおいて、標記「(2.2)原発被害者訴訟の全面解決を目指すつどい」が開催されました。以下、当日の資料ならびに録画を添付して簡単にご報告申し上げます。福島第1原発事故後9年目を迎え、原発事故損害賠償訴訟においても、あるいは福島現地の被害者救済や被ばく防護政策においても、加害者・東京電力や事故責任者・国の態度がだんだんとひどくなり、福島原発事故は「既に終わったもの」だ、事故は「やむを得なかったから責任はない」、「放射能汚染は大したことはなく人体に影響はこれまでも今後もいっさいない」、「避難したり移住したりしている人たちは放射能に過剰反応しているだけで賠償や補償にはなじまない」などなど、許しがたい言動を堂々とふるまうようになってきています。ふざけんじゃねーぞ、と私たちはこれまで以上に声を上げていく必要がありそうです。

釈迦に説法の様で恐縮ですが、脱原発は脱被ばくや被害者完全救済との三位一体で、これからも私たちの運動を発展させましょう。福島県では、原子力ムラ・放射線ムラやその代理店である現在の政府・霞が関省庁の口車に乗せられて、「原発安全神話」に代わる「放射能安全神話」「放射線被曝安心神話」を信じ込む、あるいは「すがりつく」愚かな振る舞いが目立ってきていますが、そんなことはやめなければいけません。原発事故で生活の全てを奪われた上に、今度は自身やその子供・孫・子孫の命と健康までもを奪われてしまうことになりかねません。

放射線被曝を難しく考える必要はありません。私たちの体をつくっている細胞を構成する分子や原子の結びつきのエネルギーをはるかに上回る巨大なエネルギーを持った放射線(アルファ線、ベータ線、ガンマ線、中性子線=これらは危険と言われているレントゲンのX線のエネルギーよりもはるかに大きいエネルギーを持っています)が体に当たれば、私たちの体はボロボロになってしまいます。ちょうど硬式野球の剛速球を自分の顔面で受け止める(外部被曝:ボールの運動エネルギーを顔面が吸収することで飛んできたボールが顔面で止まり、ボールは地面に落下するが、顔面はボロボロになる)、あるいは、燃え盛る焚火を拾って口の中に入れて飲み込む(内部被曝:大やけどをします)、ことと、放射線被曝とは、基本的に同じようなことだと思っていただければいいのです。

ただ、両者の違う点は、放射線被曝は超ミクロの世界で少しずつ、しかし、ひっきりなしに続けられるという点であり(特に内部被曝が危険)、従ってまた、①(あまりに小さな世界での出来事なので)五感に感じるまでに至るには相当の時間がかかること、②五感に感じるようになった時には、既に相当程度の放射線被曝が進行していて「手遅れ」=治療方法なし、という状態に陥ってしまう、という点に十分注意しておく必要があります。言い換えれば、五感に感じないから大丈夫、などという判断は、極めて危険で愚かである、ということです。

放射能や放射線被曝に関する基本的な認識は21世紀を生きる我々にとっては不可欠なものです。原子力ムラ・放射線ムラの嘘八百に騙されることなく、「核と人類、原子力と全生命とは共存できない」という「恒久的原理」をしっかりと身に着けて諸問題に挑んでいきましょう。(少し古いですが、下記を参考までにご紹介しておきます)

(関連)放射線被曝の単位「シーベルト」はどのようにインチキなのか?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-1ba9.html

(関連)(セシウムの百倍の危険性)放射性ストロンチウムをなぜ調べないのか-いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-cc7b.html

(関連)内部被曝のメカニズム(1):生物学的半減期(長山淳哉著 『胎児と乳児の内部被ばく: 国際放射線防護委員会のカラクリ』より)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-cc7b.html

(関連)内部被曝のメカニズム(2):ICRPによる内部被曝線量の計算手順 (長山淳哉著 『胎児と乳児の内部被ばく: 国際放射線防護委員会のカラクリ』より)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-0b4f.html


(以下、2.2集会の報告です)
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(当日録画:その1)20200202 UPLAN ~国・東電の加害責任を徹底的に追及する~原発被害者訴訟の全面解決をめざすつどい - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=GC1e6sWc_SU

●(当日録画:その2)20200202 UPLAN【新橋SL広場スタンディングアピール】~国・東電の加害責任を徹底的に追及する~原発被害者訴訟の全面解決をめざすつどい - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=E2_5kIdl2eY

 <別添PDFファイル:当日配布資料の抜粋>
(1)原発被害者訴訟の全面解決を目指すつどい(チラシ、PROGRAM、レジメ抜粋 2020.2.2)
ダウンロード - e58e9fe799bae8a2abe5aeb3e88085e8a8b4e8a89fe381aee585a8e99da2e8a7a3e6b1bae38292e79baee68c87e38199e381a4e381a9e38184efbc88programe38081e383ace382b8e383a1efbc89.pdf
(2)復興五輪と原発事故(伊東達也 2019.12.26)
ダウンロード - e5bea9e88888e4ba94e8bcaae381a8e58e9fe799bae4ba8be69585efbc88e4bc8ae69db1e98194e4b99f202019.12.26efbc89.pdf
(3)原発事故被害いわき市民訴訟:署名ご協力のお願い(2020年2月)
ダウンロード - e58e9fe799bae4ba8be69585e8a2abe5aeb3e38184e3828fe3818de5b882e6b091e8a8b4e8a89fefbc9ae7bdb2e5908de38194e58d94e58a9be381aee3818ae9a198e38184efbc882020e5b9b42e69c88efbc89.pdf
(4)応援してください:原発賠償関西訴訟&京都訴訟(2020年2月2日)
ダウンロード - e5bf9ce68fb4e38197e381a6e3818fe381a0e38195e38184efbc9ae58e9fe799bae8b3a0e5849fe996a2e8a5bfe8a8b4e8a89fefbc86e4baace983bde8a8b4e8a89fefbc882020e5b9b42e69c882e697a5efbc89.pdf

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 <署名用紙:ご協力をお願い申し上げます>

(5)(署名用紙)原発事故被害いわき市民訴訟:真の被害者救済のために公正で正義あふれる判決を求める署名(2020年2月)
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(6)(署名用紙)福島原発さいたま訴訟の公正な判決を求める署名(2020年2月)
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(7)(署名用紙)福島原発千葉訴訟第一陣控訴審:原告が希望の持てる判決を求める署名(2020年2月)
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(8)(署名用紙)建物部分明波等請求事件:公正な判決を求める署名(山形地裁)(2020年2月)
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(9)(署名用紙)ノーモア・ミナマタ第2次訴訟:公正な判決を求める要請署名(2020年2月)
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 <関連サイト>
(1)原子力損害賠償控訴審 第9回公判:群馬弁護団ニュース第37号他
 https://00m.in/dHMXC
 https://gunmagenpatsu.bengodan.jp/
(2)『生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!』福島原発訴訟原告団・弁護団
 http://www.nariwaisoshou.jp/
(3)福島原発事故損害賠償愛知弁護団
 http://genpatsu-aichi.org/
(4)福島原発事故損害賠償 - IWJ Independent Web Journal
 https://00m.in/VUDxl
(5)全国の弁護団による活動状況
 https://00m.in/YiMzH
(6)原発被害 全面救済を-訴訟原告団など全国集会-「国と東電は謝れ」駅前アピール
 http://jcp.or.jp/akahata/aik19/2020-02-03/2020020313_01_1.html
草々


 <追1>(メール転送です)公害犯罪処罰法を改正せよ(山本行雄『制定しよう:放射能汚染防止法』星雲社)=脱被ばく運動における今後の課題と法改正運動
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.放射能汚染防止法の制定
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033545713&Action_id=121&Sza_id=C0

(関連)(別添PDFファイル)公害犯罪処罰法を改正せよ(抜粋)(山本行雄『制定しよう:放射能汚染防止法』星雲社)
ダウンロード - e585ace5aeb3e78aafe7bdaae587a6e7bdb0e6b395e38292e694b9e6ada3e3819be38288efbc88e68a9ce7b28befbc89efbc88e5b1b1e69cace8a18ce99b84e3808ee694bee5b084e883bde6b19ae69f93e998b2e6ada2e6b395e3808fefbc89.pdf

 札幌の山本行雄弁護士が著作された本です。必読です。別添PDFファイルは、その中から抜粋しました。原発事故を引き起こして放射能で環境を汚染した人間や組織を刑事罰で罰する法律です。「公害犯罪処罰法」は1970年ころの「公害国会」で制定された法律で、当時の反公害の市民運動・社会運動の盛り上がりが、こうした法律を制定させたのです。しかし、その後、最高裁がこの法律の「骨抜き判決」を出して、この法律自体が実質的に機能しなくなっていることに加えて、そもそも放射能汚染がこの法律に言うところの「公害」として認定されて、この法律に基づく処罰の対象になるかどうかはわかりません(多分ダメ)。従って、あの日集会で話題になった「放射能汚染をもたらしたものを罰することができるのか」どうかは、この法律を適正に改正できるかどうかにかかっています。

 山本行雄弁護士の解説をご覧いただければ、どのように改正すればいいのかが一目でわかります。但し、私からは山本弁護士の説明に、もう一つ追加する必要があると思っています。それは、罰する対象に、放射能の排出のみならず、排出されたのちに、その放射能への放射線被曝防護の不適切な対応に対しても罰則を追加する必要がある、という点です。そして、その放射能汚染への被ばく防護について、責任部署を決めておく必要もあるでしょう(国と自治体)。その点も法律で義務化する必要があります。国の場合には、経済産業省(この役所は解体すべきです)や文部科学省や環境省ではだめで、私は厚生労働省ではないかと考えています。

2.原子力災害救助法(新法の制定)
 福島第1原発事故による被害者の救済は、下記の災害救助法によって実施されていますが、同法の想定を超えることが次々と起き、核施設事故災害への対処法としては極めて不十分です。福島第1原発事故のこれまでの教訓を踏まえて、被害者が泣かされることなく、万全の形で救済されるよう、新法の制定が必要です。基本法である「子ども・被災者支援法」の各法の一つとして、また、「日本版チェルノブイリ法」として制定されるべきものです。

(関連)災害救助法 - 防災情報のページ - 内閣府
 http://www.bousai.go.jp/taisaku/kyuujo/kyuujo.html

 そして上記に関連して、原子力損害賠償法についても抜本改正が必要になります。この法律は少し前に改正されましたが、自民党の政治家どもや政府関係省庁の役人どもにごまかされて、役に立たないままの法律になっています。ポイントは、原発事業者に「金額無制限の損害保険をかけることを義務化する」ということです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 <追2>裁判官自らが語った「原発停止を決めるまで」その恐るべき苦悩と葛藤(現代ビジネス)=井戸謙一弁護士のことに加えて、前回公判後(「子ども脱被ばく裁判」:福島地裁)の集会で私から申し上げた2つのことがバッチリ出ています
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裁判官自らが語った「原発停止を決めるまで」その恐るべき苦悩と葛藤(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200131-00070167-gendaibiz-soci
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70167

(井戸謙一弁護士のことに加えて、前回公判(「子ども脱被ばく裁判」:福島地裁)後の集会で私から申し上げた「立証責任の転換」や立証における「疫学的事実」のことがバッチリと書かれています。また、疫学的事実の問題については、津田敏秀岡山大学大学院教授(疫学・公衆衛生学)の下記の名著をご覧ください。必読です。:田中一郎)

(関連)医学的根拠とは何か-津田敏秀/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033010460&Action_id=121&Sza_id=E1

(生きている人間を解剖したり臓器を取り出して調べたりすることはできません。つまり、医学的根拠は、何か分析的に、実験的に求められるものではなく、もっぱら疫学的な事実により確認され、その結果に対応して迅速に、すなわち手遅れにならないように対応していくことが肝要です。たとえば食品衛生法と食中毒への対応などは、この考え方によって対応されています。こうしたことを理解できていないのは、世界広しと言えども日本の医者たちだけである、という話も聞いたことがあります。いずれにせよ、科学・科学と鳴くスズムシならぬ「したり顔の詐欺師」には十分に気を付けた方がよさそうです。「医学的根拠とは何か」も知らずに幼稚な理屈を並べてたてていることが多いのです。放射能や被ばくの世界では、この日本には、そうした詐欺師たちがワンサといますから騙されないようにいたしましょう。:田中一郎)
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