(メール転送です)(これと同じようなことが市民運動・社会運動内でも行われていることを強く意識いたしましょう)RE: 兵器は最大の粗大ゴミ 武器見本市・入場者を強制排除の暴挙!
前略,田中一郎です。
(メール転送です:一部加筆修正)
1.これと同じようなことが市民運動・社会運動内でも行われていることを強く意識いたしましょう
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(前略)ところで、下記の件ですが、許しがたい暴挙ですね。
こんなことが21世紀の日本で罷り通っていることが大問題だと思います。
しかし他方では、
これと同じようなことが、市民運動・社会運動内でも行われていることを、
私たちは強く意識しておく必要があります。
私が3.11福島原発事故以降、市民運動・社会運動に参加して約8年になりますが、
この8年間で、私の言論活動を含む、当たり前の市民活動を、何のことはない、
チンピラ右翼でもなければ、オマワリでもなく、木っ端役人でもない、
市民運動・社会運動内の自称オレサマ活動家たちによって、妨害され、排除されたことは
枚挙にいとまがないくらいに多いのです。
かつては、こうした市民の活動への妨害は、右翼、木っ端役人、オマワリと、
一部の左翼団体と、相場が決まっていました。
しかし、今日では、こうした市民活動妨害の「1丁目1番地」が、
市民運動・社会運動へも伝播しているかの観があります。
その典型事例は「日本弁護士連合会」会館と一部の弁護士たちであることを
付記しておきましょう。(嘘だと思われる方は、弁護士会館内・あるいは敷地内で、
チラシの配布をしてみて下さい。ガードマンが飛んできます)
他にも、活動妨害の団体や個人は山のようにあります。あきれるばかりです。
私たちは、言論・表現の自由や「日本国憲法を守れ」を叫ぶ前に、
私たちの足元をよく見る必要があります
私たちの運動が、ジョージオーウェルの小説「アニマルファーム」にならないように
です。アニマルファームの(スターリン)「ブタ」は今日の市民運動・社会運動内部に
結構たくさんいるものです。唖然とするばかりですが。
草々
-----Original Message-----
Subject:兵器は最大の粗大ゴミ 武器見本市・入場者を強制排除の暴挙!
転 送
*兵器は最大の粗大ゴミ
*新たな戦争孤児を生んではならない
*排除すべきは武器見本市である。
*税金は反貧国・反差別平和に使うもの
*武器と軍人は何も生産しない
*全世界から外国人基地を撤去を
主催者の浅利眞が入場者を強制排除の暴挙! ・
<「DSEI JAPAN」主催者の浅利眞が入場者を強制排除の暴挙!
https://kosugihara.exblog.jp/239786595/
東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT)です。[転送・転載歓迎/重複失礼]
11月20日、幕張メッセでの武器見本市「DSEI JAPAN」最終日。初日に続いて入場し、武器展示を見ていると、突然、日本側主催者である浅利眞「クライシス・インテリジェンス」代表取締役が、「あなたを入れるわけにはいかない。退去しろ」と恫喝してきました。私は、「千葉県営の公共施設での武器展示を市民がチェックするのは当然の権利だ。恣意的な排除は許されない。排除する根拠を示せ。あなたはイエメンの子どもを殺している"死の商人"の共犯者だ。恥を知れ」と反論しました。
浅利は「説明責任はない」「見解の相違だ」と居直り、警備員を動員して、私を暴力的に会場の外へと排除しました。浅利眞は、陸上自衛官出身で元防衛省経理装備局装備政策課長。「死の商人」の共犯者に堕した最悪の元防衛官僚です。彼は『軍事研究』10月号のインタビュー記事で、「高水準の防衛生産基盤を持っているアジア唯一の国、しかも装備移転が可能になった日本は諸外国の防衛メーカーから見て計り知れない可能性を秘めていて、DSEI japanがアジアにおけるネットワーキングの拠点となっていく事が期待されている」と述べたうえで、
「(DSEI JAPANの)成功の暁には更に専門的かつユニークな展示会も立ち上げ、日本を防衛交流の拠点とし、世界中の関係者を日本に集める」と前のめりの発言を行っています。
*既に、会場では、2021年5月19日~21日に幕張メッセで再び「DSEI JAPAN」を開催することが予告されていました。幕張メッセの予約は1年前からでしか取れないはずであり、予告は大問題です。こうした「武器取引フィクサー」の台頭を許すわけにはいきません。
※ブログの写真をご覧ください。浅利は私を排除した後、慌ててパソコンをチェックしていました。
<参考>
【報道まとめ】
幕張メッセでの総合武器見本市「DSEI JAPAN」と市民の抗議行動
https://kosugihara.exblog.jp/239787324/
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2.(追)「イージスアショア」反対集会で主催者の「平和フォーラム」「戦争させない1000人委員会」が「署名活動」を排除・妨害
(関連)(別添PDFファイル)(チラシ&PROGRAM)(11.19)イージス・アショアの配備は何のため(参議院講堂)
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc86programefbc89efbc88efbc91efbc91efbc8eefbc91efbc99efbc89e382a4e383bce382b8e382b9e383bbe382a2e382b7e383a7e382a2e381aee9858de58299e381afe4bd95e381aee3819fe38281efbc88e58f82e8adb0e999a2e8ac9be5a082efbc89.pdf
さる11月19日、参議院議員会館講堂において、別添PDFファイルの「イージスアショア」反対集会がありました。私は平和運動や脱原発など様々な市民団体が集めている様々な署名活動の応援をしていますので、この日もいつものようにたくさんの種類の署名をもって会場に行きました。ところが受付にいた主催者側の事務員(「平和フォーラム」なのか「戦争させない1000人委員会」なのかは不明)から、署名活動の妨害を受け、署名用紙の机上配置を排除されてしまいました。排除した事務員に理由を聞いても、「署名を集める場ではない」とか「国会議員でやっている集会だから」だとか、訳の分からないことを言っていて要領を得ません。しまいには「主催者は我々だから(オレサマたちがやってんだから、どう決めたっていいだろ、文句あるか!?)」という態度でした。「何の署名だ」とか聞くので、いろいろあるよと見せてやりましたが、まともに見ようともせずに「署名はやってない」という言いぶりです。要するに、この主催団体の「平和フォーラム」「戦争させない1000人委員会」は、自分たちの主催する集会に参加する一般の市民の署名活動など協力する気はさらさらないよ、という態度です。(なにも手伝ってくれと言っているのではなくて、署名を置いておく机を確保してくれと頼んでいるだけ=それも「できない」「いやです」というのが彼らの態度です)
これで何度目でしょう? 今回対応した事務員ではありませんが、入り口の受付のところにいたに事務員の中には、以前に何度も署名やチラシ配布の妨害をした男もいました。どうもこの団体は(少なくとも「平和フォーラム」の方は)、イベントに参加する一般市民の活動や言論などを自分たちの思い通りに統制し、取捨選択して排除する傾向が強い「オレサマ団体」の様子がうかがえます。しかし、現状での市民運動・社会運動の中では、こうしたタイプの市民団体は少なくないのです。それでいて、自分たちが集める署名は「集めてくれ」といい、自分たちのイベントのチラシは「配布させてくれ」というわけですから、ジコチュー、というか、いささか自分勝手なものです。そもそも別添PDFファイルのチラシだって、他団体の集会でもらったものですから。そして、世間様に向かっては、偉そうにも「言論・表現の自由を守れ」「市民的自由を守れ」「日本国憲法改悪反対」などと叫んでいます。そんなことを言う前に、お前たちこそが「言論・表現の自由を自分で守れ」「市民的自由を自分たちこそが守れ」「日本国憲法を事実上改悪するな」でしょう。
これまでも私から何度も申し上げてきたように、今日の日本では、政権・政府・支配権力によって、政府や権力側に異議を申し立てるような市民の言論・表現や活動などは、彼らが牛耳っている「公共の場」からは徹底して排除されるようになっています。市民集会が毎日のように開催されている議員会館がそうですし(会館に入る時は「9条バッチ」を外せ、が有名です:別添PDFファイル)、東京都の集会施設や各地自治体の施設などでも、一般市民の活動や言論が徹底して排除される事態が起きているのです。愛知トリエンナーレや埼玉の憲法俳句を事例として挙げるまでもなく、今日の日本には、事実上、言論・表現の自由や市民運動・社会運動・政治活動の自由など存在していません。由々しき事態が進行しています。上記の幕張メッセでの武器見本市「DSEI JAPAN」最終日での杉原氏の経験もその1つです。
(関連)(別添PDFファイル)(チラシ)国会議員会館 9条タグ着用入館×(東京 2015.10.7)
https://00m.in/7IWKp
こういう事態であるからこそ、私たち市民は、自分たちが主催して開催する集会では、文字通りの「言論・表現の自由」「市民運動・社会運動・政治活動の自由」をお互いが保障し合い、考え方に少々の違いがあっても、それを多様性として認めて、可能な限り一致点をもとめて力を合わせていく、そういう多様性に立脚した市民運動・社会運動が強く求められているのです。そしてそうした努力の積み重ねが、参加市民の友情関係を生み、ともに力を合わせていくことの原動力となり、次第に大きな政治的なパワーとなって、鬱屈する自公政治の下での困難な情勢を打ち破っていくエネルギーとなっていくのだと私は思っています。私の言葉で言えば「市民運動・社会運動は市民の社交場であり、お互いが礼節をもって関係を持ち、見解や情報を交流し合って相互に自身を高め合い、そして楽しく時間を過ごすことで、知恵と知識とパワーとエネルギーを得ていく場」ということになります。そうした上で「言論・表現の自由を守る」「市民運動・社会運動・政治活動の自由を守る」「日本国憲法を守り継承し発展させる」を訴えることが、世の中に対して説得力を持つのだと私は思うのです。まさに「隗より始めよ」です。
しかし、今回のこの集会の主催者である「平和フォーラム」「戦争させない1000人委員会」は、このことと正反対のようなことをやっているということになります。上記のジョージオーウェル著の小説「アニマルファーム」で申し上げれば、私の署名活動を妨害した事務員は、さしずめ(ミニ・スターリン)「ブタ」ということにでもなるのでしょう。
私は、この人たちに限らないと思いますが、こうした市民運動・社会運動の上に胡坐をかいて上から目線で君臨し、参加する一般市民の言論・表現や活動を統制し、自分たちの気に入らなければ排除して平然としている人たち(集会などのイベントだけでなくML(メーリングリスト)などでも似たようなことが起きています)を、かの旧ソ連や東欧諸国、あるいは現在の中共中国や北朝鮮の、いわゆる「スターリニスト(似非社会主義)官僚」と同じアナロジーでとらえてしまいます。彼らは野党的立場にある今でさえ、集会開催主催者・ML管理人などの「小さな権力」をもつと、それを理不尽に振り回す性向がありますから、こんな人たちが政権交代をして与党側に立ち、支配権力を持つようになれば、今度はその支配権力を同じように濫用するのは至極当然に予想されることだと思います。まさに「アニマルファーム」の「ボスブタ」に変身していくのです。
かような市民運動・社会運動の在り方を、私はのさばらせておいてはいけないと考えています。もし、かようなことが、日本の市民運動・社会運動で「当たり前」のことになれば、それは今の安倍政権・自公政治の時代よりも、ずっとうっとうしい、統制管理された「動員された運動」に変質していくと思うからです。そしてその先には、かの「スターリニズム国家」が待ち受けています。現在の香港の悲劇は、アベ政権・自公政治継続に伴ってだけでなく、それとは反対の意味で、つまり市民運動・社会運動の運動の在り方次第では、中共中国的状況が現出するするかも知れない、という意味で、二重の意味で他人事ではありません。
みなさまには、市民運動・社会運動内部での、こうした一般参加者の言論・表現、あるいは活動への妨害、容喙、統制に対して、厳しいスタンスを取っていただきたいと思っています。ただ、厳しいスタンスと言っても、今回を含む「オレサマ活動家」たちとケンカをして下さいと申し上げているのではありません。「盗人にも三部の理」とかいうように、彼らに抗議してみたところで、彼らは彼らの屁理屈を山のように持っていて、ああでもない、こうでもないの、「ああいえば上祐」のようになってしまうこと必定です。そんな時間つぶしの無意味なことをしても仕方がありません。唯一点、お願いしたいことは、こうした市民運動・社会運動を上から目線で統制しようとする連中が牛耳っている、あらゆる運動・集会・活動などに参加することを見合わせていただきたいということです。大勢の一般市民が黙って無視する、これが「支配権力側にいない」彼らにはもっとも有効な薬になるだろうと私は思います。自分たちが主催するイベントに、かつてのようには人が来なくなれば、彼らも少しは反省をすることでしょう。
長くなりましたが、私たち一般市民は、気持ちよく「市民の社交場」としての市民運動・社会運動の場をできる限り多く作り、ともに協力し合って、楽しく気持ちよく、お互いがお互いを助けたり、支えたり、励ましたり、なぐさめたりしながら、これからもやっていきませんか。そういうことで、私は当分の間、「平和フォーラム」「戦争させない1000人委員会」の主催するイベントには参加しないことにしたいと考えております。
なお、最後になりましたが、11/19集会当日にご講演をくださった前田哲男さん、桜田憂子さん、森上雅昭さんのお話は、大変優れた立派なものでした。3人の方の名誉のために付記して、その録画を下記にご紹介しておきます(私は当日、「総がかり行動」に参加するため、前田哲男さんの講演の途中で退席しましたので、その後の方のお話は聞いておりません)。
(関連)20191119 UPLAN 安倍政治を終わらせよう!11.19院内集会イージス・アショア配備予定地現地報告&講演「イージス・アショアの配備は何のため?」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=hjp3OlDGBkU&t=40s
草々
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