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2019年10月26日 (土)

(報告)(10.21)オルタナティブな日本をめざして(第35回):「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」(新ちょぼゼミ:河田昌東さん)

前略,田中一郎です。


去る10月21日、水道橋のたんぽぽ舎におきまして、「オルタナティブな日本をめざして(第35回):「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」(新ちょぼゼミ:河田昌東さん)を開催いたしました。当日は河田昌東さんから、難解なこの問題をわかりやすく、よく整理された形でお話をしていただき、私を含めて会場参加者にもよく理解できる、とてもいい解説講演となりました。そしてその驚くべき危険性というか、驚愕というか、恐ろしく想像力に欠けたゲノム編集当事者や、あるいは日本政府・監督責任官庁や政治家どものご都合主義と無責任が浮き彫りとなるお話でした。

簡単に言えば、何ら従来の遺伝子組換え(GM)技術と変わるところのないゲノム編集技術が、事実上の全くの無規制・やりたい放題で解禁され、食料品に至っては安全性も確認検証されず何の表示もされないで我々の食卓に上がってくる他、環境を遺伝子汚染して取り返しがつかない状況を生み出し(特に微生物、植物、昆虫の繁殖力はすさまじく非常に危険です)、更にはヒト受精卵をいじくりまわすことで人類の遺伝的汚染や倫理上の大問題まで発生させてしまう、まさに「原子核」利用技術と並ぶ「もう一つの核(細胞核)」の「人類滅亡可能性技術」として、そのグロテスクなスタートを切りそうだということです。ゲノム編集当事者や日本政府の狙いはカネ儲けと対米隷属盲従(ゲノム編集商品を販売するのは米系(多国籍大)企業が多い)です。

私たち「常識を持つ市民」連合は、一致協力・連帯して、この「金儲け至上主義」「対米隷属盲従」の暴挙を「断固としてやめさせる」まで、徹底して闘う必要があります。それはとりもなおさず私たちと私たちの子孫の命と生存と健康を守る闘いだからです。まずはゲノム編集食品の不買運動や、医療その他(非食品)へのゲノム編集応用の厳格な法規制導入論議への参加から始めましょう。そして一刻も早い「ホンモノの政権交代」です。原子力(核)技術に次ぐゲノム編集=バイオ技術という似非科学との、これまた「最終戦争」が始まります。この「最終戦争」に妥協などありません。彼ら似非科学者・技術者とその追従者たちを社会的に葬り去るか、我々がその子孫も含めて物理的に息の根を止められるか、二つに1つの「戦争」なのです。再びの原発過酷事故や、それに匹敵する(それ以上に)悲惨さを伴う巨大バイオハザードは、もうすぐそこまで来ています。

以下、当日の河田昌東さんご講演を、当日の録画やレジメを添付して簡単にご報告いたします。


(イベント情報)(10.21)オルタナティブな日本をめざして(第35回):「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」(新ちょぼゼミ:河田昌東さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-2a7414.html

 分子レベルでの生命の営みは近年発達したと言ってもまだまだ「未知の暗黒大陸」とも言われ、現在の科学者・研究者たちが持つ経験知識や技術的知見は限られたものにすぎません。にもかかわらず、未熟な遺伝子切り張り技術である「ゲノム編集」が、あたかもこれまでの遺伝子組換え・遺伝子操作とは全く別物であるかのごとき粉飾を施され、日本社会に無規制・無政府的に拡散されようとしています。本来であれば、未知の危険性に対しては慎重に構え、食品としての安全性と適正な表示の確保、環境の遺伝子汚染の未然防止、そしてこの技術の人間受精卵や生物への適用に対する倫理的問題などを、真剣深刻にとらえて適切な法的規制対応をすべきであるにも関わらず、日本政府・各省庁(特に厚生労働省と環境省)は、この技術の商業的活用に暴走する国内の産業界や米系企業群、それをバックアップする米国政府に萎縮・忖度をして、ほとんどまともな議論や検討もせずに、事実上、何の規制も管理もせずにゴーサインを出してしまっています。危険極まりないこと限りなしです。今回は6月の天笠啓祐さんのお話の続編・発展編として、バイオテクノロジーにお詳しい河田昌東さんに名古屋からおいでいただき、ゲノム編集が持つ様々な危険性を中心にお話をしていただきます。ふるってご参加ください。(なお、当日の最初の1時間弱で、事務連絡その他、主催者側からのプレゼンを行います)

講 師:河田昌東さん(かわた まさはる)さん 
 2004年名古屋大学理学部定年退職。現在、NPO法人チェルノブイリ救援・中部理事。遺伝子組換え情報室代表。専門は分子生物学、環境科学。活動暦多数。2011年4月福島原発事故被災者の救援運動

(当日録画)20191021 UPLAN 河田昌東「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Fsi6xjhvN7Q
 https://www.youtube.com/watch?v=Fsi6xjhvN7Q

(UPLANさんにはいつもお世話になり感謝しております。みなさまもUPLANさんに資金カンパを含めご支援をお願い申し上げます)

 <当日レジメ:別添PDFファイル>
(1)(レジメ)(10.21)「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」(河田昌東さん 2019.10.21)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89efbc8810.21efbc89e3808ce382b2e3838ee383a0e7b7a8e99b86e38081e381a9e38193e381abe58db1e999bae3818ce6bd9ce38293e381a7e38184e3828be3818be3808defbc88e6b2b3e794b0e6988ce69db1efbc89.pdf
(2)ゲノム編集の夜明けと原発の末路(遺伝子の核と原子の核)(河田昌東 2019.5.23)
ダウンロード - e382b2e3838ee383a0e7b7a8e99b86e381aee5a49ce6988ee38191e381a8e58e9fe799bae381aee69cabe8b7afefbc88e981bae4bc9de5ad90e381aee6a0b8e381a8e58e9fe5ad90e381aee6a0b8efbc89efbc88e6b2b3e794b0e6988ce69db1efbc89.pdf


(前回)(報告)(6.24)オルタナティブな日本をめざして(第29回):今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)(新ちょぼゼミ:天笠啓祐さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-058231.html

(河田昌東さんの著作から)
(1)ゲノム編集の多角的考察(河田昌東:法学館憲法研究所)
 http://www.jicl.jp/old/hitokoto/backnumber/20181015.html
(2)ゲノム編集とは何か(河田昌東)-オルター通信-安全な食べものネットワーク【オルター】
 https://alter.gr.jp/magazine/detail.php?id=6208
(3)ゲノム編集を考える:安全性と生命倫理(河田昌東 2019.3.10)
 http://urx.space/V5JW
(4)”暴走するゲノム操作技術” (前編) ~分子生物学者からの警告~ 河田昌東氏 - シャンティ・フーラの時事ブログ
 https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=163050
(5)”暴走するゲノム操作技術” (中編) ~分子生物学者からの警告~ 河田昌東氏 - シャンティ・フーラの時事ブログ
 https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=163388
(6)”暴走するゲノム操作技術” (後編) ~分子生物学者からの警告~ 河田昌東氏 - シャンティ・フーラの時事ブログ
 https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=163420
(7)チェルノブイリと福島-河田昌東/著(緑風出版)
 http://urx.space/wJVS

*遺伝子組み換え情報室
 http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/

*河田昌東 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B2%B3%E7%94%B0%E6%98%8C%E6%9D%B1


(参考)「ゲノム編集」に関連する直近情報です(2019年10月9日)-いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-011934.html

 <関連情報:別添PDFファイル>
(1)ゲノム編集技術の拙速な推進を憂慮する学者声明文
ダウンロード - e382b2e3838ee383a0e7b7a8e99b86e68a80e8a193e381aee68b99e9809fe381aae68ea8e980b2e38292e68682e685aee38199e3828be5ada6e88085e5a3b0e6988ee69687.pdf
(2)ゲノム編集技術の拙速な推進を憂慮する学者声明呼びかけ文
ダウンロード - e382b2e3838ee383a0e7b7a8e99b86e68a80e8a193e381aee68b99e9809fe381aae68ea8e980b2e38292e68682e685aee38199e3828be5ada6e88085e5a3b0e6988ee591bce381b3e3818be38191e69687.pdf

 <関連サイト>
(1)焦点:ゲノム編集、法議論開始 ヒト受精卵、どこまで - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190807/ddm/012/040/062000c?fm=mnm
(2)質問なるほドリ:遺伝子改変、どう規制? 一部に国承認が必要 違反には懲役・罰金も=回答・柳楽未来 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190811/ddm/003/070/154000c?fm=mnm
(3)遺伝子組み換えが怖いのは、目先の利益で行っていること - 社会・ライフ - Meiji.net(メイジネット)明治大学
 https://www.meiji.net/life/vol241_tomohiro-shimada
(4)ヒト受精卵ゲノム編集「未来永劫禁止でいいのか…」法規制の範囲で議論 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190806/k00/00m/040/263000c?fm=mnm
(5)[ゲノム編集食品] 予防原則の観点から規制をかけるEUやニュージーランドに対して、根拠なく安全であるとして流通させようという日米~表示の義務化すら見送る日本 - シャンティ・フーラの時事ブログ
 https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=203412


(参考)オルタナティブな日本を目指して(バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ  
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-99f4.html
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