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2019年10月 9日 (水)

「ゲノム編集」に関連する直近情報です(2019年10月9日)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(直近のゲノム編集関連情報)
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1.NHKスペシャル シリーズ人体 - 遺伝子
 https://www.nhk.or.jp/kenko/jintai/

(関連)NHKスペシャル シリーズ人体の第二弾!「人体遺伝子」 - NHK健康チャンネル
 https://www.nhk.or.jp/kenko/special/jintai/sp_10.html
(関連)NHKスペシャル 人体II 遺伝子 PV - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=BQxh2H0iaio

(関連)NHKスペシャル - シリーズ 人体遺伝子第1集 あなたの中の宝物“トレジャーDNA”
 https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20190505
(関連)NHKスペシャル - シリーズ 人体遺伝子第2集 “DNAスイッチ”が運命を変える
 https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20190512

(関連)山中伸弥が「人類は滅ぶ可能性がある」とつぶやいた「本当のワケ」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191005-00067554-gendaibiz-bus_all


2.別添PDFファイル
(1)ゲノム編集技術の拙速な推進を憂慮する学者声明文
ダウンロード - e382b2e3838ee383a0e7b7a8e99b86e68a80e8a193e381aee68b99e9809fe381aae68ea8e980b2e38292e68682e685aee38199e3828be5ada6e88085e5a3b0e6988ee69687.pdf
(2)ゲノム編集技術の拙速な推進を憂慮する学者声明呼びかけ文
ダウンロード - e382b2e3838ee383a0e7b7a8e99b86e68a80e8a193e381aee68b99e9809fe381aae68ea8e980b2e38292e68682e685aee38199e3828be5ada6e88085e5a3b0e6988ee591bce381b3e3818be38191e69687.pdf
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(3)ゲノム食品 表示義務なし(東京 2019.9.20他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019092002000179.html
(4)ゲノム編集食品 表示なし?(日経 2019.9.27)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO50240920W9A920C1TJN000/
(5)耕論:ゲノム食品 不安ですか(朝日 2019.9.20)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14185580.html
(6)ゲノム編集って、何?(1)~(4)(朝日 2019.9.24-27 夕刊)
https://www.asahi.com/topics/word/%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0%E7%B7%A8%E9%9B%86.html
(7)ゲノム編集食品が年内にもスーパーに(『女性自身 2019.9.3』)
 https://jisin.jp/domestic/1768543/
(8)蚊の撲滅のため放たれたDNA操作オスの反逆(NEWSWEEK 2019.10.1)
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/09/post-13019.php

(一部抜粋)
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(中略)個体数は当初は減少したが、18カ月ほどたつとほほ以前の水準に回復してしまった。

(中略)さらに問題なのは、ハイブリッド蚊が殺虫剤など他の防虫策に対してもより強力な耐性を備えるようになったことだ。これは、研究所内でキューバとメキシコの個体を用いて作成された遺伝子組み換え蚊がブラジルの個体と交配したことから、3種の融合で予想を超える強靭な生命力を持つ蚊を誕生させてしまったためだと考えられる。
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3.その他関連サイト
(1)東京新聞-ゲノム編集食品 選ぶ権利を奪うのか-社説・コラム(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019100702000141.html
(2)社説:ゲノム食品 許されない「見切り発車」 (京都新聞)
 https://web.smartnews.com/articles/hvQavMi4rCq
(3)社説:ゲノム編集食品 消費者が選べるルールに - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190923/ddm/005/070/075000c?fm=mnm
(4)「ゲノム編集食品」の拙速な市場流通は、必ず消費者の混乱を招く!(佐藤達夫) - 個人 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/satotatsuo/20190330-00120119/
(5)東京新聞-ゲノム編集食品の表示 消費者庁「義務付け困難」-政治(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201906/CK2019062102000305.html

(消費者庁という看板を下ろせばよろしい(「産業代弁庁」「消費者踏みにじり庁」とでもしますか?)。とうの昔にこの役所は賞味期限が切れている。もちろん、この軟弱腰抜け省庁の背後には日米のバイオ産業の手先と成り果てた自民党・公明党ら、腐った政治家たちがいることは間違いない。原発もゲノムも「ホンモノの政権交代がなければ、流れを変えることはできない」ことはすでに証明済みである。:田中一郎)


4.有機農業ニュースクリップ速報版 2019.09.27
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■ゲノム編集食品 年内にも届け出 ダウ・デュポンのワキシーコーン

 厚労省は10月からゲノム編集食品の届け出の受付を始めるが、米国のコルテバ・アグリサイエンス(元ダウ・デュポン)は、同社のゲノム編集によるデンプンを改質したトウモロコシであるワキシーコーンを年内にも届け出する、と日経が報じた。21年にも菓子や調味料の原料として輸入される見通しだという。いよいよゲノム編集食品が現実のもになってくる。しかし、このトウモロコシを原料として使った製品には表示は不要であり、消費者は選択できない。このゲノム編集トウモロコシは、でんぷんのアミロペクチン量が多くモチモチ感を増えているという。

 ・日経, 2019-9-27
  米大手、ゲノム編集食品で日本進出 新制度で届け出へ 21年にも輸入
  https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50282440X20C19A9EAF000/

コルテバ・アグリサイエンスが手続きを進めるというトウモロコシは、同社が2015年12月に、関連会社のパイオニア・ハイッブレッド名で米国農務省に確認を求めたワキシー・コーンのようだ。同社の文書によれば、このゲノム編集トウモロコシは、クリスパー・キャス技術(CRISPR-Cas)を使ったとしている。また、外部から遺伝子の挿入はないとしている(ノックアウト)。

これに対して米国農務省は16年4月、規制不要との文書を発出している。

 ・Pioneer Hi-Bred International, Inc., 2015-12-14
  Confirmation of Regulatory Status of Waxy Corn Developed by CRISPR-Cas Technology
  https://www.aphis.usda.gov/biotechnology/downloads/reg_loi/15-352-01_air_inquiry_cbidel.pdf

 ・USDA APHIS, 2016u-4-18
  Confirmation of Regulatory Status of Waxy Com Developed by CRISPR-Cas Technology
  https://www.aphis.usda.gov/biotechnology/downloads/reg_loi/15-352-01_air_response_signed.pdf

コルテバ・アグリサイエンスは昨年、ダウとデュポンの合併に伴い農業部門が事業分割されて設立された。

 ・コルテバ・アグリサイエンス
  https://www.corteva.jp/
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5.
━ No.1004 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  有機農業ニュースクリップ   
           2019.09.08
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≪ 今日の目次
■ゲノム編集の牛に組み込まれた抗生物質耐性遺伝子

≪ ゲノム編集

■ゲノム編集の牛に組み込まれた抗生物質耐性遺伝子
 米国食品医薬品局(FDA)の研究グループは7月28日、2016年に作出が発表された、米国・リコンバインテックス社のタレン(TALEN)技術を使ったゲノム編集による角のない乳牛(除角牛)に、ゲノム編集に使ったプラスミド由来の遺伝子の組み込みを見つけた、と専門誌に発表した。細菌由来のさまざまな遺伝子配列ととも、2つの抗生物質耐性遺伝子が見つかったという。この除角牛の作出の発表(2016年)では、オフターゲットはなかったとされていたという。

 ・bioRxiv, 2019-7-28
  Template plasmid integration in germline genome-edited cattle
  https://www.biorxiv.org/content/early/2019/07/28/715482.full.pdf
  https://www.biorxiv.org/content/10.1101/715482v1

 ・Nature Biotechnology, 2016-5-6 (タイトルのみ)
  Production of hornless dairy cattle from genome-edited cell lines.
  https://www.nature.com/articles/nbt.3560

 ・Independent Science News, 2019-8-12
  FDA finds unexpected antibiotic resistance genes in ‘gene-edited’ dehorned cattle
  https://www.independentsciencenews.org/news/fda-finds-unexpected-antibiotic-resistance-genes-in-gene-edited-dehorned-cattle/

 見つかった抗生物質耐性遺伝子は、カナマイシン耐性遺伝子とアンピシリン耐性遺伝子だったという。このような外来遺伝子が組み込まれた除角牛について、リコンバインテックス社は2016年、米国食品医薬品局に「一般に安全と認められる食品(GRAS)」としての承認を求めたが、FDAは拒絶したという。

 リコンバインテックス社は、昨年からブラジルの国家バイオ安全技術委員会(CTNBio)とともに、この除角乳牛についてのプロジェクトを進めていた。Wiredによれば、3月にこのオフターゲットを知ったリコンバイネティクスの関連会社アセリジェンは、ブラジルの国家バイオ安全技術委員会(CTNBio)に連絡を取り、除角乳牛のプロジェクトを終了したという。一方、同じようなゲノム編集による肉牛のプロジェクトは進められているという。

 ・Wired, 2019-8-26
  https://www.wired.com/story/brazils-plans-for-gene-edited-cows-got-scrappedheres-why/
  Brazil's Plans for Gene-Edited Cows Got Scrapped - Here's Why

 今回のオフターゲットの発覚について、アセリジェン社のCEOであるソンテスガード氏は、「それは予想されたものではなく、私たちはそれを探しませんでした。(より完全なチェックは)行われるべきでした」と語り、チェックが不十分だったことを認めているという。MIT Technology Reviewは、ゲノム編集は、その推進派が言うほど予測可能でも信頼できるものではなく、誰も気付かずに重大な予期しない変更を導入する可能性があるとして、「場当たりエンジニアリング」と酷評している。

 ソンテスガード氏は、根拠は示されていないが、このゲノム編集除角牛の肉を食べても問題はないという。一方、除角牛の子孫のうち5頭を飼育していたカリフォルニア州立大学は、既に3頭を焼却処分したという。

 TestBiotechによれば、このゲノム編集除角牛に追加された遺伝子が生物学的に活性であるかどうかに関する研究は行われていないという。

 ・MIT Technology Review, 2019-8-29
  Gene-edited cattle have a major screwup in their DNA
  https://www.technologyreview.com/s/614235/recombinetics-gene-edited-hornless-cattle-major-dna-screwup/

 ・TestBiotech, 2019-8-6
  Genetically engineered hornless cattle: flaws in the genome overlooked
  https://www.testbiotech.org/en/news/genetically-engineered-hornless-cattle-flaws-genome-overlooked

 今回のゲノム編集除角牛の問題は、「場当たりエンジニアリング」(MIT Technology Review)によるオフターゲットを含むゲノム編集動物が市場に出る寸前で発覚したということだ。日本でも進むゲノム編集作物の商業化について農水省など規制当局は、外来遺伝子を持ち込まない(ノックアウト)のであれば、義務のない届出で許可しようとしている。今回の一番の原因は、杜撰なリコンバインテックス社のチェックにあることは間違いない。オフターゲットの確認と判断が開発企業に任されるような制度は「ザル」といわざるを得ない。安心して食べるものを選ぶことができなくなる。
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草々

 

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