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2019年10月

2019年10月27日 (日)

(報告)(10.24)公正・公平な税制とは(岡田俊明さん 「99%のための経済政策フォーラム」主催講演会)+ 最近の税制関連情報(薔薇マークキャンペーンがNEW STEGEへ他)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.関電の原発マネー不正還流を告発する会:あなたも告発人になってください
 https://00m.in/xeifV


2.(11.5)東電福島原発事故損害賠償 群馬訴訟 第8回口頭弁論
 2019年11月5日(火)午前10時30分開廷、東京高裁#101号法廷(開廷の30分くらい前においでください)

(関連)原子力損害賠償群馬弁護団
 https://gunmagenpatsu.bengodan.jp/

(関連)「加害者(国)が被害者(自主避難者)に、『お前が加害者だ』とレッテルを貼る」 - 取材 - OSHIDORI Mako&Ken Portal - おしどりポータルサイト
 http://oshidori-makoken.com/?p=4082
(関連)原発事故 自主避難を「国土への不当な評価」-国が暴論「損害認めぬ」-群馬訴訟控訴審
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-09-18/2019091814_01_1.html


3.イベント情報
(1)(10.28)お知らせ · 10-28 16-00~東電前にて抗議アピール「日本原電・東海第二再稼働支援にノー」
 https://00m.in/squL4
(2)(別添PDFファイル)(チラシ&署名)(11.5)シンポジウム:日本郵政と経営委首脳によるNHK攻撃の構図を考える
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1571905446828staff01
ダウンロード - e382b7e383b3e3839de382b8e382a6e383a0efbc9ae697a5e69cace983b5e694bfe381a8e7b58ce596b6e5a794e9a696e884b3e381abe38288e3828befbcaeefbca8efbcabe694bbe69283e381aee6a78be59bb3e38292e88083e38188e3828b.pdf
(3)(11.9)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 第13回新宿デモ みんなつながって、一緒に抗議の声をあげましょう!
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2019/09/13.html
(4)(11.11)オルタナティブな日本をめざして(第36回):「福島原発被害賠償訴訟の現状と課題」(新ちょぼゼミ:中川素充弁護士)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-597e39.html
(5)(延期 2020.1.11へ)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 朗読劇 「線量計が鳴る(中村敦夫さん)」を開催します
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2019/08/blog-post_31.html


4.キャンペーン
(1)キャンペーン · NHK経営委員会- 日本郵政の番組介入に加担した石原進NHK経営委員長の辞任を求める署名 · Change.org
 https://00m.in/bHpZa
(2)キャンペーン・こちらのページだけで2800筆以上になりました!汚染水放出による内部被曝の危険性を知って下さい! · Change.org
 https://00m.in/DkCma
(3)【署名】原発・核燃・プルトニウム利用の中止を求めます
 https://00m.in/0GYTi


5.メロン・チンピラ大臣=菅原一秀(経産相)辞任
 安倍晋三が「任命責任」を認めるのなら、お前も一緒に辞めろ!(これでお前が選んだ閣僚辞任が何人目だと思っとるのか!?)

(1)最初から怪しい正体は割れていた メロン大臣起用の国民愚弄(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/765.html
(2)閣僚更迭続々、痛手最小限に 安倍政権 不祥事や失言…「居座る」例外も (西日本新聞)
 https://web.smartnews.com/articles/hx2Dmip41Pd
(3)【菅原一秀】菅原更迭で辞任ドミノ始まる 初入閣組の醜聞また弾けるか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263829
(4)菅原経産相辞任 閣僚の資格があったのか (西日本新聞)
 https://web.smartnews.com/articles/hxfkfudC5iG
(5)問われる安倍首相の任命責任=経産相辞任、菅官房長官の求心力に影響も (時事通信社)
 https://web.smartnews.com/articles/hx2LvsHyvXN
(6)「秘書が香典を持っていくのは当たり前」 菅原前経産相の元秘書が明かすパワハラ疑惑〈週刊朝日〉AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2019102600023.html
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さる2019年10月24日(木)、衆議院第1議員会館において、標記講演会「公正・公平な税制とは(岡田俊明さん)」が「99%のための経済政策フォーラム」主催で開催されました。当日は多くの市民や国会議員(及び同秘書)らが参集する中、岡田俊明さんより貴重な講演をお聞きすることができました。とりわけ、税務実務に精通しておられることから、納税現場でのさまざまなことについてのご発言・ご指摘や、アベ政権・自公政治が今後目指していこうとしている「トンデモ税制改革」の方向性などが具体的に語られ、この講演のテーマである「公正・公平な税制」とは何か、がくっきりと浮かび上がる、優れもののハイクォリティ講演となりました。

中でも私は、岡田俊明さんの講演内容やレジメの文言から、これまで私からみなさまに「新ちょぼゼミ」やブログ・メールなどを通じて訴えておりました税制改革の方向性について、多くの点で一致するものを拝見拝聴し、大変喜ばしくも頼もしく感じております(以下にその事例をいくつか列記いたします)。これからも岡田俊明さんには、様々な機会を通じてご発言・ご発信をいただき、ご自身の税制改革の考え方や現状のおかしさについてのご指摘を日本国中に広めて行っていただければと願っております。

以下、簡単に今回の講演会の概要をご報告を申し上げるとともに関連した情報を付記・添付いたします。

20191024 UPLAN 岡田俊明「社会保障財源を生み、格差を是正し、消費と景気を拡大する、公正・公平な税制とは-」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=nGCiZL0h-vI&t=7s
 https://www.youtube.com/watch?v=nGCiZL0h-vI&t=7s

 <当日のレジメ:別添PDFファイル>
(1)(レジメ)公正・公平な税制とは(前半)(岡田俊明さん 2019.10.24:「99%のための経済政策フォーラム」主催)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e585ace6ada3e383bbe585ace5b9b3e381aae7a88ee588b6e381a8e381afefbc88e5898de58d8aefbc89efbc88e5b2a1e794b0e4bf8ae6988ee38195e38293202019.10.24efbc89.pdf
(2)(レジメ)公正・公平な税制とは(後半)(岡田俊明さん 2019.10.24:「99%のための経済政策フォーラム」主催)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e585ace6ada3e383bbe585ace5b9b3e381aae7a88ee588b6e381a8e381afefbc88e5be8ce58d8aefbc89efbc88e5b2a1e794b0e4bf8ae6988ee38195e38293202019.10.24efbc89.pdf
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(上記レジメも講演内容と並んで今日の日本の税制を巡る非常に貴重な内容の資料となっています:是非ご覧ください)


 <私の主張とほぼ同内容の具体例:税制改革の方向性>
(1)納税制度における「応能負担原則」を徹底すること
(2)消費税増税はこれまで大企業の法人税減税の原資となってきており社会保障の充実とは無関係
(3)消費税は奢侈品物品税へ移行するのがよい
(4)減税は利益や所得のない・乏しい中小零細企業や自然人個人にとっては無意味
(5)法人税は法人実在説に立ち、しっかりと課税することが肝要(愚かな法人税率引き下げの国際競争にNO!)
(6)所得税の課税最低限の引き上げは重要
(7)所得税における金融所得の分離課税の廃止と総合課税の徹底
(8)課税ベースの拡大と所得控除から交付金(給付)への移行(所得控除は不公平=金持ち優遇)
(9)地方住民税(個人・法人)に累進課税を復活させる
(10)地方税拡充=地方自治体の財源拡充をはかる税制改革を実現する


 <私の主張:「新ちょぼゼミ」での税制改革セミナー>
 下記に、これまでのセミナーの当日録画、配布資料、関連情報などをセットして掲示しております。ご参考にしていただければ幸いです。岡田俊明さんのご講演内容と比べてみて下さい。

(1)(報告)(7.29)新ちょぼゼミ:税制改革が目指すべき方向:不公正・不公平な税制のゆがみを正せ(その1)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-37883f.html

(2)(報告)(8.28)新ちょぼゼミ:税制改革が目指すべき方向:不公正・不公平な税制のゆがみを正せ(その2)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-a8a688.html

(3)(報告)(9.10)新ちょぼゼミ:税制改革が目指すべき方向:不公正・不公平な税制のゆがみを正せ(その3)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-83dd8f.html

(4)(報告)(10.21)新ちょぼゼミ:「2019年度税制改正要望重点項目」(立憲民主党 税制調査会とりまとめ)について-いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-61783c.html

(参考)(傑作マンガ動画)私立Z学園の憂鬱-消費増税を凍結せよ-(1)~(8)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-d85291.html


 <岡田俊明さんのレジメで特に注目した「(アベ政権による)政府の税制改革の行方」>
 レジメのP18~19をご覧ください。下記にその一部を抜き出しておきます。反国民的なロクでもない改悪メニューが目白押しです。

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)要は、年金課税の強化、給与所得課税の強化が目されているのである。そのターゲットは高齢者と労働者である。

▼年金課税の強化
 まず、年金について検討する前に、平成17年から老年者控除が廃止され、公的年金等控除額の引き下げがあったことを思い出しきたい。当時、65歳以上で年間所得が1,000万円以下であれば、一律50万円を所得から控除できる老年者控除が存在した。これが廃止され、さらに、公的年金の受給額に応じて年金収入から控除できる公的年金等控除も、65歳以上の最低保障額が140万円から120万円に引き下げられたのである。その結果、65歳以上の課税最低限は平成16年の約285万円が、平成17年には約205万円まで引き下げられた。これでかなりの増税になったが、「年金課税の適正化」などと呼ばれ、世代間の不公平、高齢者間の不公平の是正とされたものである。この増税にさらに上乗せの増税が狙われていることが知らされていない。

▼賃金課税の強化
 次に、給与所得者への増税である。給与所得の計算は、「収入一必要経費=所得」という計算はできない。あらかじめ決められた「給与所得控除額」を差し引いた計算を年末調整で行い、確定申告をしないで年間所得税の計算を完結するという仕組みになっている。つまり、一般の正規雇用労働者にとっては、「楽な」計算で済むのであるが、申告権を奪われているのが実態である。その「給与所得控除」の額を減らすという増税の動きがある。給与所得控除は、年収180万円以下は40%で最低65万円が保障されている。最高が年々下がっているが、年収1千万円を超えると上限220万円とされている(2020年から年収850万円超は195万円となることが決定済み)。1千万円で22%の控除である。これをどこまで下げようとしているのかというと、10%という議論が過去にされている。労働者が黙っていると、ここまで増税されることが見えているのである。

加えて、退職金への課税も狙われている。まずば退職所得控除額の見直しである。現行は、勤続1年ごとに40万円が控除される。勤続20年を超えると控除額が70万円になる。例えば勤続25年だと1,150万円までの退職金には所得税は課されない。これは、同じ会社に長年働くことを前提とした仕組みであるが、この70万円を廃止しようという議論である。雇用の流動化を促す自民党政治の下では、この退職所得の計算が足かせになるという訳である。さらに、退職所得控除額を超える退職金が支払われても、超えた額の1/2倍が課税になるという現行の制度も廃止すべきだとの動きもある。

上にもみたが、もう一点指摘しておきたい。昨年の税制改正で、誰にでも保障されている基礎控除額38万円が約20年ぶりに48万円に増額された。38万円で一人の人間が暮らせるはずはないが、これが「課税最低限」の保障であり、その額が増額されたことは評価できる。ただし、給与所得控除を10万円下げるので、労働者にはプラスマイナスゼロ(公的年金等控除も10万円下げられた)。そのうえ、高額所得者であるが、年間所得が2,400万円を超えると段階的に縮小され、2,500万円を超えると基礎控除額ゼロ円となるしくみが導入された。「基礎控除は誰にでも保障」は無くなったことの意味は無視できない。
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 <日本の税制における3つの巨大な歪み=不公正・不公平>
(1)税金を払わない大企業(法人税)
(2)税金を払わない富裕層(所得税&相続贈与税)
(3)税金を払わない外国企業(法人税)
 上記3つのベースにタックスヘイブンが存在し放置されている状態

 ⇒ にもかかわらず、経済弱者いじめ・つぶしの消費税を増税する暴挙(逆累進、価格転嫁できない、2023/10のINVOICE導入で零細業者破綻)、物事には順序というものもある。我々一般有権者・国民に消費税増税を言う前に、上記3つをきちんとしろ!! ざけんじゃねーぞ!!

 質疑応答の時間に私からは、上記(3)(GAFAなど外国企業の日本国内源泉所得に対する課税適正化をどうしますか?)と、タックスヘイブン対策をどうしますか? の2つを質問しましたが、取り上げられませんでした。しかし、今日の日本の不公正税制のキモは、まさに上記にあり、これを避けて通っていては、不公正・不公平税制の是正はできないと考えていいと思われます。


以下、関連する参考情報などです
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1.税制関連の市民団体
(1)公正な税制を求める市民連絡会 - 広がる貧困と格差の是正に向けて
 http://tax-justice.com/
(2)不公平な税制をただす会
 http://japan-taxpayers.org/
(3)日本の税制にもの申す組織 - 民間税制調査会(民間税調)
 https://minkan-zei-cho.jp/

(関連)本音のコラム・・(43訂)不正の勝利 - 民間税制調査会(民間税調)
 https://00m.in/diQvl

(三木義一青山学院大学学長のミニ時事評論が、東京新聞の「こちら特報部」のコラム欄に毎週木曜日に連載されています。税制関係の時事評論というよりは「ダジャレくらぶ・小話コラム」のような感じで、三木義一氏には税制度学会よりも落語界へのデビューをお勧めしたい気持ちになります。三木義一さま、日本税制の歪みのキモ=中核部分を避けて通っていてはダメではないですか!? 核心に迫る話で主要患部をズバッと斬っていただけませんか!? 話を横道にそらさずに、です。:田中一郎)


2.(別添PDFファイル)薔薇移行方針(案):薔薇マークキャンペーンを刷新します(代表・松尾匡 2019.10)
ダウンロード - e89694e89687e7a7bbe8a18ce696b9e9879defbc88e6a188efbc89efbc9ae89694e89687e3839ee383bce382afe382ade383a3e383b3e3839ae383bce383b3e38292e588b7e696b0e38197e381bee38199efbc88e69dbee5b0bee58ca1efbc89.pdf

 松尾匡立命館大学教授が執筆のMEMOです。内容は大変もっともなことで、これからも是非こうした方針で頑張っていただきたいと思いますが、唯一点、「公正な税制の実現による税収構造の抜本改革」くらいの文言はないといけないのではないかと思います。特に巷では「薔薇マークキャンペーン」が、いわゆるMMTと一緒にされて誤解を招いている様子もうかがえますので、なおさらです。


3.参考情報:別添PDFファイル
(1)自民税調「甘利カラー」前面、20年度税制改正へ始動(日経 2019.10.18)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51058500W9A011C1SHA000/
(2)消費増税後、そろわぬ野党、廃止? 5%? 8%?(朝日 2019.10.25)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14230693.html
(3)大企業「優遇税制」:政財界の癒着が生んだ「税逃れ天国」(イントロ部分)(『選択 2019.10』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/19382
(4)日本は消費税ゼロでもやれる(イントロ部分)(富岡幸雄『文藝春秋 2019.11』)
 https://booklive.jp/product/index/title_id/20000272/vol_no/185
(5)国際企業課税の新案 対象は・・・・、該当少なく新興国に不満(日経 2019.10.11)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50851550Q9A011C1EE8000/
(6)書評:「税金は何のためにあるの-鶴田廣巳・藤永のぶよ編著(自治体研究社)」(『住民と自治 2019.9』)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033923249&Action_id=121&Sza_id=GG
ダウンロード - e69bb8e8a995efbc9ae3808ce7a88ee98791e381afe4bd95e381aee3819fe38281e381abe38182e3828be381aee9b6b4e794b0e5bba3e5b7b3e383bbe897a4e6b0b8e381aee381b6e38288e7b7a8e89197e3808d.pdf

「自民税調「甘利カラー」前面、20年度税制改正へ始動」(日経記事) アホらしくてコメントする気にもなれませんね。納税者・国民をバカにしています(がしかし、バカにされる納税者・国民も悪いのです)。また、今月号の『文藝春秋』(2019/11)掲載の富岡幸雄さん論文「日本は消費税ゼロでもやれる」は必読ですので、みなさまには原本を入手の上、是非ご一読をお願いしたいと思います。

(関連)文春新書『消費税が国を滅ぼす』富岡幸雄 - 新書 - 文藝春秋BOOKS
 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166612338
(関連)文春新書『税金を払わない巨大企業』富岡幸雄 - 新書 - 文藝春秋BOOKS
 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166609888

(関連)消費増税された庶民が知らない法人税の不合理 -富岡幸雄- 東洋経済オンライン
 https://00m.in/oAF2P


4.その他関連サイト
(1)庶民苛めが英断なのか 悪魔の増税2度の首相を称える倒錯(日刊ゲンダイ 2019.10.5)
 https://blog.goo.ne.jp/sycamore-move3/e/345fdfa1520312de016c699fcfadb006
(2)いずれ議論不可避 消費税の「段階的増税論」とは(産経新聞) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191024-00000506-san-bus_all
(3)企業の内部留保が「463兆円」で過去最高、課税して国民に還元できないのか - 税理士ドットコム
 https://www.zeiri4.com/c_1032/n_850/
(4)山本太郎氏が馬淵氏と減税研究会 消費税5%を旗印に [れいわ新選組]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASMBS55LMMBSUTFK012.html
(5)格差拡大が止まらない…億万長者は所得に対する納税率が普通の人より少ない - BUSINESS INSIDER JAPAN
 https://www.businessinsider.jp/post-200343

(6)支離滅裂の消費増税 「政策」が人々の生活を狂わせている|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263239
(7)安倍一強で税制の「論理」が飛んだ (論座)
 https://web.smartnews.com/articles/hwFsntTzemX
(8)消費税増税で私立大が苦境 授業料や入学金は非課税だけど…施設整備は課税 納入金値上げも - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191024/k00/00m/040/037000c?fm=mnm
(9)消費増税でも推進、キャッシュレス化の先に新たな支配者:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASMBB53LDMBBULFA010.html?ref=hiru_mail_topix2_6
(10)消費税が18%? 帰宅後、レシートながめて気づいた:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASMBL5DWTMBLIIPE013.html?ref=mor_mail_topix3_6


99%経済政策フォーラム - 99%のための経済政策フォーラム
 https://99forum.jimdofree.com/

*オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html

(このサイトの下の方に経済政策に関するセミナー報告があります、ご参考までに)
草々

2019年10月26日 (土)

オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)

(第1回)2017年7月20日
(報告)(「オルタナティブな日本を目指して」第1回企画)金子勝慶應義塾大学教授講演会 「オルタナティブ日本(もう一つの日本)の経済政策(ポスト・アベノミクス)」 録画 & レジメ いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-78c0.html


(第2回)2017年7月25日
(報告)(「オルタナティブな日本を目指して」第2回企画)中野晃一上智大学教授講演会「オルタナティブ日本の政治と政策:⽇⽶関係、東アジア問題を中に」 録画 & レジメ いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-4455.html


(第3回)2017年9月7日
(報告)(「オルタナティブな日本を目指して」第3回企画)討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策 当日録画 & レジメ(2017年9月7日) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/201797-9b54.html


(第4回)2017年10月5日
(報告)(「オルタナティブな日本を目指して」第4回企画)(10.5)棗(なつめ)一郎弁護士講演会:労働法制抜本改革(「働き方改革」のための法制はどうあるべきか)(録画&当日資料他) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-346d.html


(第5回)2017年11月13日
(報告)(11.13)(新ちょぼゼミシリーズ「オルタナティブな日本を目指して」第5回目):TPP11、日米経済対話、日欧EPA.そして、どうする・どうなる日本農業(講師:鈴木宣弘東京大学大学院教授) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/11epa-bbbb.html


(第6回)2017年12月14日
(報告)(12.14)(新ちょぼゼミシリーズ「オルタナティブな日本を目指して」第6回目):広告代理店・電通とオリンピック、そして憲法改正国民投票(本間龍さん)(当日の録画&資料など) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/post-ce90.html


(第7回)2018年1月29日
(報告)(1.29)公正な税制実現とタックスヘイブン:パラダイス文書の衝撃(講師:合田寛氏)(オルタナティブな日本を目指して:第7回目(新ちょぼゼミ)) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/7-66d6.html


(第8回)2018年2月19日
(報告)(2.19)「日本外交のあり方ー新しい日本外交を切り拓くー」(猿田佐世さん:新外交イニシアティブ(ND))(オルタナティブな日本を目指して:第8回目(新ちょぼゼミ)) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/post-6406.html


(第9回)2018年3月14日
(報告)(3.14)「日本国憲法と現代日本」(高橋哲哉東京大教授)オルタナティブな日本を目指して(第9回新ちょぼゼミ)+(おまけ)日米(密約)同盟の実態とその正体(田中一郎) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/9-a9e9.html


(第10回)(2018年4月12日)
(報告)(4.12)「明治150年の驕慢を斬る:日本近現代史の本当の話」(広瀬隆さん):オルタナティブな日本をめざして(新ちょぼゼミ 第10回) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/150-10-ce21.html


(第11回)(2018年5月24日)
(報告)(5.24)「日本国憲法と学校教育ー主権者教育の実態を問う」(高嶋伸欣さん)(オルタナティブな日本を目指して:第11回目(新ちょぼゼミ)) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/11-cf7d.html


(第12回)(2018年6月14日)
(報告)(6.14)「(医療現場から見る)日本の医療政策と厚生労働省=どこにどのような問題があるか」(西尾正道氏)(オルタナティブな日本をめざして:第12回新ちょぼゼミ ) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/12-c783.html


(第13回)(2018年7月5日)
(報告)(7.5)(カネコノミクスが導く)日本経済再生への道:金子勝慶應義塾大学名誉教授(オルタナティブな日本を目指して:第13回新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/13-90bf.html


(第14回)(2018年7月30日)
(報告)(7.30)「国際原子力マフィアと放射線被曝をめぐる国際情勢」(川崎陽子さん)(オルタナティブな日本をめざして:第14回新ちょぼゼミ ) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/14-458b.html


(第15回)(2018年8月20日)
(報告)(8.20)「原発はどのように壊れるか:金属の基本から考える」(井野博満東京大学名誉教授)(オルタナティブな日本をめざして:第15回新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/15-ebcc.html


(第16回)(2018年9月10日)
(報告)(9.10)「グローバル資本主義を乗り越える日本の食料・農業政策」(安田節子さん)(オルタナティブな日本をめざして:第16回新ちょぼゼミ )(当日資料・VTR) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/16-vtr-5f73.html


(第17回)(2018年10月11日)
(報告)(10.11)「日本のダムと河川行政:この旧態依然をどうする?」(嶋津暉之さん)(オルタナティブな日本を目指して:第17回新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/17-67a6.html


(第18回)(2018年10月20日)
(報告)オルタナティブな日本をめざして(第18回):「子どもの甲状腺がんと「県民健康調査」」(白石草さん)・「日本版チェルノブイリ法」(柳原敏夫さん)(2018年10月20日) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/1820181020-542a.html


(第19回)(2018年11月16日)
(報告)(11.16)「社会保障制度改革と財政問題」(伊藤周平鹿児島大学法文学部教授)(オルタナティブな日本を目指して:第19回新ちょぼゼミ)(録画+当日資料) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/19-1993.html


(第20回)(2018年12月17日)
(報告)(12.17)日本の水道が売り飛ばされる!? DVD(映画)上映会「最後の一滴まで:ヨーロッパの隠された水戦争」&勉強会- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-671a.html


(第21回)(2019年1月23日)
(報告)(1.23)第21回新ちょぼゼミ:日本漁業の市場原理主義的再編を許すな(アベ政権による漁業法改悪に断固反対する)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/21-c270.html


(報告)(1.23)オルタナティブな日本をめざして(第21回):「徹底分析 TPP協定」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/21-25e2.html


(第22回)(2019年2月13日)
(報告)(2.13)オルタナティブな日本をめざして(第22回)「徹底検証 日欧EPA&メガFTA:水道事業を外資に売り飛ばしていいのか」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/22-20f7.html


(第23回)(2019年1月30日)
(報告)オルタナティブな日本をめざして(第23回):「これでいいのか!? 原子力損害賠償法」(福島原発事故の教訓から)(竹村英明さん)(2019年1月30日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/23-2019130-d8a3.html


(第24回)(2019年3月14日
(報告)(3.14)オルタナティブな日本をめざして(第24回)「どうする化学物質の管理:環境ホルモンがもたらす危険性から考える」(中下裕子弁護士)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/24-9d62.html


(第25回)(2019年3月28日)
(報告)オルタナティブな日本をめざして(第25回):「「放射線安全神話」とわたしたちの放射線教育:学校現場から」(根岸富男さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-699e.html


(第26回)(2019年4月11日)
(報告)(4.11)オルタナティブな日本をめざして(第26回):「なぜ原発の再稼働は認められないのか-原発の仕組みから安全性の根拠を問う-」(新ちょぼゼミ:後藤政志さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-f02127.html


(第27回)(2019年5月9日)
(報告)(5.9)オルタナティブな日本をめざして(第27回):「教育勅語と道徳教育」(前川喜平さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-91ed7e.html


(第28回)(2019年6月3日)
(報告)(6.3)オルタナティブな日本をめざして(第28回):「容量市場と容量メカニズム:老朽化原発・石炭火力の経済的延命策か!?」(松久保肇さん:原子力資料情報室)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-b14139.html


(第29回)2019年6月24日
(報告)(6.24)オルタナティブな日本をめざして(第29回):今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)(新ちょぼゼミ:天笠啓祐さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-058231.html


(第30回)2019年7月8日
(報告)(7.8)オルタナティブな日本をめざして(第30回):「福島原発事故と初期被ばく」(新ちょぼゼミ:榊原崇仁さま)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-81dd71.html


(第31回)2019年7月29日
(報告)(7.29)オルタナティブな日本をめざして(第31回):「東日本大震災からの復興と人間の幸福」(五十嵐敬喜法政大学名誉教授:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-8274a6.html


(第32回)2019年8月28日
(報告)(8.28)オルタナティブな日本をめざして(第32回):公益通報司法取引・自己認証制度 通報者保護はどこへ! 公益通報者保護制度改正とその問題点(新ちょぼゼミ:光前幸一弁護士)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-5046bb.html


(緊急編)2019年9月10日
(報告)(9.10)オルタナティブな日本をめざして(緊急編):「白熱教室:これが日米FTA交渉の実態だ」(新ちょぼゼミ:鈴木宣弘東京大学大学院教授)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-e08087.html


(第33回)2019年9月26日
(報告)(9.26)オルタナティブな日本をめざして(第33回):「これでいいのか働き方改革:労働現場から」(新ちょぼゼミ:中野麻美弁護士)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-65d363.html


(参考)(報告)(9.26)新ちょぼゼミ:福島第一原発の現状- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-b6824d.html

(参考)(報告)(10.8)新ちょぼゼミ:福島第一原発の現状(続:補足説明)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-4975d2.html


(第34回)2019年10月8日
(報告)(10.8)オルタナティブな日本をめざして(第34回):「STOP水道事業民営化=公益事業の私物化を許さない」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-86ce8b.html


(第35回)2019年10月21日
(報告)(10.21)オルタナティブな日本をめざして(第35回):「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」(新ちょぼゼミ:河田昌東さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-8831d7.html


(第36回)2019年11月11日
(報告)(11.11)オルタナティブな日本をめざして(第36回):「福島原発被害賠償訴訟の現状と課題」(新ちょぼゼミ:中川素充弁護士)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-ae59fe.html


(第37回)2019年11月25日
(報告)(11.25)オルタナティブな日本をめざして(第37回):「日本を潰すアベ政治:巨額の国富喪失と私たちの生活」(新ちょぼゼミ:上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-2ad31e.html


(第38回)2019年12月9日
(報告)(12.9)オルタナティブな日本をめざして(第38回):「外環道訴訟と大深度地下開発問題」(新ちょぼゼミ:武内更一弁護士)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-a65e68.html


(第39回)2020年1月22日
(報告)(1.22)オルタナティブな日本をめざして(第39回)「企業ファースト化する日本とアベ政権」(新ちょぼゼミ:竹信三恵子さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-130a1b.html


(第40回)2020年2月13日
(報告)(2.13)オルタナティブな日本をめざして(第40回):「日本の司法制度と裁判官:何故おかしな判決が相次ぐのか」(新ちょぼゼミ:澤藤統一郎弁護士 )- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-ab6361.html


(参考)(報告)新ちょぼゼミ:東電経営者幹部3人の福島原発事故刑事裁判に見る日本の司法・裁判、裁判所・裁判官のデタラメとそのひどさ(日本の司法を解体・再編せよ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-42c18e.html


(特別編)2020年2月26日
(報告)(2.26)オルタナティブな日本をめざして(特別編):「日本の河川行政では私たちの命と生活を守れない!水害防災を市民の側から考える!!」(新ちょぼゼミ:早川芳夫さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-4a578e.html


(第41回と第42回は新型コロナPANDEMICのため、中止になりました)


(第43回)2020年4月27日
(報告)(4.27)オルタナティブな日本をめざして(第43回):「走る原発 怪しいエコカー:水素社会への疑問(交通分野とエネルギー体系)」(上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-85fdd6.html


(第44回)2020年5月14日
(報告)(5.14)オルタナティブな日本をめざして(第44回):「羽田離発着旅客機の都心低空飛行問題と東京都政」(新ちょぼゼミ:奈須りえさん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-97b30f.html


(第45回)2020年5月27日
(報告)(5.27)オルタナティブな日本をめざして(第45回):「食べものが劣化する日本:命をつむぐ種子と安心な食を次世代へ」(新ちょぼゼミ:安田節子さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-068652.html


(第46回)2020年6月4日
(報告)(6.4)オルタナティブな日本をめざして(第46回)「ジャーナリズムと日本の危機:ワセダクロニクルの挑戦」(新ちょぼゼミ:渡辺周さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-ff83d4.html


(第47回は新型コロナPANDEMICのため延期になりました)


(第48回)2020年7月6日
(報告)(7.6)オルタナティブな日本をめざして(第48回)「「維新の会」って、なんやねん!?」(新ちょぼゼミ:清水ただし衆議院議員)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-e48611.html


(第49回)2020年7月28日
(報告)(7.28)オルタナティブな日本をめざして(第49回)「霞が関改革をどうする:日本の官僚組織」(前川喜平さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-0b595d.html


(第50回)2020年9月24日
(報告)(9.24)オルタナティブな日本をめざして(第50回):「スーパーシティ構想の危険性:後退させられる自治と民主主義」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-70ec69.html


(第51回)2020年10月15日
(報告)(10.15)オルタナティブな日本をめざして(第51回)「21世紀の交通のあり方を問う~リニア・高速交通から低速交通の時代へ」(上岡直見さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-cb4738.html


(第52回)2020年11月12日
(報告)(11.12)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-21863a.html


(第53回)2020年11月17日
(報告)(11.17)オルタナティブな日本をめざして(第53回) 「再び戦場の島とさせないために:沖縄・南西諸島への自衛隊基地建設を巡って」(伊波洋一参議院議員:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-4fcffe.html


(第54回)2021年1月27日
(報告)(1.27)オルタナティブな日本をめざして(第54回)「新型コロナ・パンデミックの「真実」」(岡田幹治さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-c67099.html


(第55回)2021年2月25日
(報告)(2.25)オルタナティブな日本をめざして(第55回):「霞が関の官僚組織:外務省の意思決定」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-56643e.html


(第56回)2021年3月24日
(報告)(3.24)オルタナティブな日本をめざして(第56回): 「菅政権グリーン成長戦略は「グリーン」か(あやしいカーボンニュートラル)」(上岡直見さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-ca9f6f.html


(第57回)2021年4月15日
(報告)(4.15)オルタナティブな日本をめざして(第57回)「どうする日本の司法:裁判員制度の問題点」(武内更一弁護士:新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-dfe6d9.html


(第58回)2021年4月28日
(報告)(4.28)オルタナティブな日本をめざして(第58回)「新型コロナワクチンの正体を知る」(岡田幹治さん「新ちょぼゼミ」)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-07d7d6.html


(第59回)2021年5月20日
(報告)(5.20)オルタナティブな日本をめざして(第59回):「子ども脱被ばく裁判で見えたこと:福島原発事故と放射線被曝」(井戸謙一弁護士)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-ccfc78.html


(第60回)2021年6月7日
(報告)(6.7)オルタナティブな日本をめざして(第60回)「福島原発事故から10年:放射能汚染の実態とその諸問題」(青木一政さん・中村順さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-dc2b22.html


(第61回)2021年6月29日
(報告)(6.29)オルタナティブな日本をめざして(第61回)「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」(永田文夫さん:三陸の海を放射能から守る岩手の会)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-d07347.html


(第62回)2021年7月24日
(報告)(7.24)オルタナティブな日本をめざして(第62回)「東海第二原発運転差止水戸地裁判決:今後の原発裁判へ向けて」(後藤政志さん・上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-cd84b3.html


(第63回)2021年8月25日)
講師の筒井哲郎さんはお休み、田中一郎が「脱原発ロードマップ(再論その2)」を実施 ⇒ このサイトの下の方に「報告」があります。


(第64回)2021年9月11日
(報告)(9.11)オルタナティブな日本をめざして(第64回):「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)は何を問うているのか」(井戸川克隆元双葉町長・古川元晴弁護士)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-855eaf.html


(第65回)2021年10月14日
(報告)(10.14)オルタナティブな日本をめざして(第65回)「幻想の新型原子炉:高温ガス炉(HTGR)と小型原子炉」(後藤政志さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-c2b04c.html


(第66回)2021年10月27日
(報告)(10.27)オルタナティブな日本をめざして(第66回)「電力システム改革と脱原発」(吉田明子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-a3347b.html


(第67回)2021年11月13日
(報告)(11.13)オルタナティブな日本をめざして(第67回):「デジタル政策の陥穽と、その危険性:自治・民主主義の観点から」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-e37931.html


(第68回)2021年12月4日
(報告)(12.4)オルタナティブな日本をめざして(第68回)「UNSCEAR報告書を覆した未公表データと初期被曝:小児甲状腺がんをめぐって何が起きているか」(白石草さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-f20941.htm


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(ご参考)(2018年11月6日)

(報告)(11.6)(福島)原発事故による放射能汚染の実態:隠された汚染とその深刻な現実 いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-c1db.html


(報告)(3.14)新ちょぼゼミ:財政・金融政策を見定める基本(御用経済学者・忖度経済学派を見分けるコツ)(1)(田中一郎 2019年3月14日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/2019314-e86f.html


(報告)(3.28)新ちょぼゼミ:財政・金融政策を見定める基本(御用経済学者・忖度経済学派を見分けるコツ)(その2)(田中一郎 2019年3月28日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-467f.html


(報告)(4.11)新ちょぼゼミ:財政・金融政策を見定める基本(御用経済学者・忖度経済学派を見分けるコツ)(その1)~(その3)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-661fe4.html


(報告)(5.9)新ちょぼゼミ:財政・金融政策を見定める基本(御用経済学者・忖度経済学派を見分けるコツ)(その4):現代の金融システム(基本解説)+ 少し丁寧に補足説明を追記しました- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-b7197e.html


(報告)(6.3)新ちょぼゼミ:財政・金融政策を見定める基本(御用経済学者・忖度経済学派を見分けるコツ)(その5):異次元金融緩和は弊害ばかりで効果なし・日本経済再生への道はどこにあるか- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-03f4ac.html


(報告)(6.24)新ちょぼゼミ:財政・金融政策を見定める基本(御用経済学者・忖度経済学派を見分けるコツ)(その6):「市民と野党の共闘」が掲げるべき経済政策- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-b2a186.html


(報告)(7.8)新ちょぼゼミ:財政・金融政策を見定める基本(御用経済学者・忖度経済学派を見分けるコツ)(その7):国政選挙の争点=「経済政策」まとめ- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-a770b6.html


(報告)(7.29)新ちょぼゼミ:税制改革が目指すべき方向:不公正・不公平な税制のゆがみを正せ(その1)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-37883f.html


(報告)(8.21)反緊縮経済政策Q&A:「市民と野党の共闘」が掲げる経済政策をめぐって(ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-2ecda0.html


(報告)(8.28)新ちょぼゼミ:税制改革が目指すべき方向:不公正・不公平な税制のゆがみを正せ(その2)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-a8a688.html


(参考)(傑作マンガ動画)私立Z学園の憂鬱-消費増税を凍結せよ-(1)~(8)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-d85291.html


(報告)(9.10)新ちょぼゼミ:税制改革が目指すべき方向:不公正・不公平な税制のゆがみを正せ(その3)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-83dd8f.html


(報告)(10.21)新ちょぼゼミ:「2019年度税制改正要望重点項目」(立憲民主党 税制調査会とりまとめ )について- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-61783c.html


(報告)(11.11)新ちょぼゼミ:「目からウロコが落ちる奇跡の経済教室 基礎知識編-中野剛志/著 」について(注目点や問題点など私からのコメント)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-82d813.html


(報告)(11.25)新ちょぼゼミ:「目からウロコが落ちる奇跡の経済教室 基礎知識編-中野剛志/著 」について(その2)(注目点や問題点など私からのコメント)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-341736.html


(2020年)
(報告)(1.22)新ちょぼゼミ:「目からウロコが落ちる奇跡の経済教室 基礎知識編-中野剛志/著 」について(その3)(注目点や問題点など私からのコメント)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-a70b8a.html


(報告)(3.31)新ちょぼゼミ 「次期衆議院選挙へ向けての「市民と野党の共闘」の総合政策と当面する緊急経済対策について(その4)」& 中野剛志さん「目からウロコが落ちる奇跡の経済教室」について(最終回)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-1874ee.html


(報告)(4.27)新型コロナに対する緊急経済対策について(1):個人の生活補償(「新ちょぼゼミ」)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-b3c498.html


(報告)(5.14)新型コロナに対する緊急経済対策について(2):中小零細企業への支援政策と雇用対策(「新ちょぼゼミ 2020.5.14」)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-3ebaf3.html


(報告)(5.27)新型コロナに対する緊急経済対策について(3):中小零細企業への支援政策と雇用対策(「新ちょぼゼミ 2020.5.27」)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-8b912a.html


(報告)(6.4)新型コロナに対する緊急経済対策について(4):中小零細企業への支援政策と雇用対策(「新ちょぼゼミ 2020.6.4」)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-567044.html


(報告)(6.20)マイナンバー&カードの危険性:ウルトラ個人情報監視・管理社会と「成りすまし被害多発事態」への「悪魔のパスポート」(ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-2d0594.html


(報告)(6.20)山下俊一(長崎大学教授・福島県放射線健康リスク管理アドバイザー)証人尋問と「子ども脱被ばく裁判」(ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-638653.html


(報告)(7.6)新型コロナに対する緊急経済対策について(5):各論コメント=第二次補正予算の経済産業省・厚生労働省・文部科学省の具体策(「新ちょぼゼミ 2020.7.6」)+ 都知事選結果と衆院選について- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-3d2d80.html


(報告)(7.28)「山本太郎「れいわ新選組」の経済政策」(その1)(「新ちょぼゼミ」:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-eaddb8.html


(報告)(8.25)「山本太郎「れいわ新選組」の経済政策」(その2):新型コロナPANDEMIC緊急経済対策他(「新ちょぼゼミ」:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-6d044c.html


(報告)(9.24)「新しい民主主義の実現」(その1)(「新ちょぼゼミ」:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-7efc6b.html


(報告)(10.15)「新しい民主主義の実現」(その2)(「新ちょぼゼミ」:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-9857ac.html


(報告)(11.12)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-63dc76.html


(報告)(11.17)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-da08b2.html


(報告)(1.27)「日本の検察(&法務省)を抜本改革する(その1)」(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-78439d.html


(報告)(2.25)「日本の検察(&法務省)を抜本改革する(その2)」(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-27a0e5.html


(報告)(3.24)「「市民と野党の共闘」が掲げるべき経済政策」(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-f683e1.html


(報告)(4.15)「新ちょぼゼミ」核ゴミ地層処分問題:地震・津波・火山活動の多発地帯であるプレート境界地域の地下に超危険物を埋める愚かさと無責任=未来世代に対する冒涜だ(田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-87611b.html


(報告)(4.28)「「マイナンバー制度」の危険性と「デジタル改革関連法案」について」(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-7e36d2.html

(報告)(7.13)脱原発ロードマップ(再論その1)(「新ちょぼゼミ」):「脱原発」は政治(家)を変えなければ実現不可能=「脱原発」を覚悟を決めてしっかりと進められない立憲主義・立憲野党は、みなニセモノである- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-955dc6.html


(報告)(8.25)脱原発ロードマップ(再論その2)(「新ちょぼゼミ」):福島原発事故の後始末総見直し(脱原発・脱被ばく・被害者完全救済の三位一体)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-da16cd.html


(報告)(10.14)脱原発ロードマップ(再論その3)(「新ちょぼゼミ」):電力自由化とエネルギー革命の基本的考え方- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-3739f1.html


(報告)(10.27)トリチウムの危険性を甘く見てはいけない:福島原発汚染水を巡る「伝えられない危険性」と嘘八百(新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-9cd39a.html


(報告)(11.13)放射線被曝の基本的な解説(第1回目):科学的実証性のない国際放射線防護委員会(ICRP)の「学説」という「つくり話」と3つの勧告の正体(新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-996821.html
草々

(報告)(10.21)オルタナティブな日本をめざして(第35回):「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」(新ちょぼゼミ:河田昌東さん)

前略,田中一郎です。


去る10月21日、水道橋のたんぽぽ舎におきまして、「オルタナティブな日本をめざして(第35回):「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」(新ちょぼゼミ:河田昌東さん)を開催いたしました。当日は河田昌東さんから、難解なこの問題をわかりやすく、よく整理された形でお話をしていただき、私を含めて会場参加者にもよく理解できる、とてもいい解説講演となりました。そしてその驚くべき危険性というか、驚愕というか、恐ろしく想像力に欠けたゲノム編集当事者や、あるいは日本政府・監督責任官庁や政治家どものご都合主義と無責任が浮き彫りとなるお話でした。

簡単に言えば、何ら従来の遺伝子組換え(GM)技術と変わるところのないゲノム編集技術が、事実上の全くの無規制・やりたい放題で解禁され、食料品に至っては安全性も確認検証されず何の表示もされないで我々の食卓に上がってくる他、環境を遺伝子汚染して取り返しがつかない状況を生み出し(特に微生物、植物、昆虫の繁殖力はすさまじく非常に危険です)、更にはヒト受精卵をいじくりまわすことで人類の遺伝的汚染や倫理上の大問題まで発生させてしまう、まさに「原子核」利用技術と並ぶ「もう一つの核(細胞核)」の「人類滅亡可能性技術」として、そのグロテスクなスタートを切りそうだということです。ゲノム編集当事者や日本政府の狙いはカネ儲けと対米隷属盲従(ゲノム編集商品を販売するのは米系(多国籍大)企業が多い)です。

私たち「常識を持つ市民」連合は、一致協力・連帯して、この「金儲け至上主義」「対米隷属盲従」の暴挙を「断固としてやめさせる」まで、徹底して闘う必要があります。それはとりもなおさず私たちと私たちの子孫の命と生存と健康を守る闘いだからです。まずはゲノム編集食品の不買運動や、医療その他(非食品)へのゲノム編集応用の厳格な法規制導入論議への参加から始めましょう。そして一刻も早い「ホンモノの政権交代」です。原子力(核)技術に次ぐゲノム編集=バイオ技術という似非科学との、これまた「最終戦争」が始まります。この「最終戦争」に妥協などありません。彼ら似非科学者・技術者とその追従者たちを社会的に葬り去るか、我々がその子孫も含めて物理的に息の根を止められるか、二つに1つの「戦争」なのです。再びの原発過酷事故や、それに匹敵する(それ以上に)悲惨さを伴う巨大バイオハザードは、もうすぐそこまで来ています。

以下、当日の河田昌東さんご講演を、当日の録画やレジメを添付して簡単にご報告いたします。


(イベント情報)(10.21)オルタナティブな日本をめざして(第35回):「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」(新ちょぼゼミ:河田昌東さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-2a7414.html

 分子レベルでの生命の営みは近年発達したと言ってもまだまだ「未知の暗黒大陸」とも言われ、現在の科学者・研究者たちが持つ経験知識や技術的知見は限られたものにすぎません。にもかかわらず、未熟な遺伝子切り張り技術である「ゲノム編集」が、あたかもこれまでの遺伝子組換え・遺伝子操作とは全く別物であるかのごとき粉飾を施され、日本社会に無規制・無政府的に拡散されようとしています。本来であれば、未知の危険性に対しては慎重に構え、食品としての安全性と適正な表示の確保、環境の遺伝子汚染の未然防止、そしてこの技術の人間受精卵や生物への適用に対する倫理的問題などを、真剣深刻にとらえて適切な法的規制対応をすべきであるにも関わらず、日本政府・各省庁(特に厚生労働省と環境省)は、この技術の商業的活用に暴走する国内の産業界や米系企業群、それをバックアップする米国政府に萎縮・忖度をして、ほとんどまともな議論や検討もせずに、事実上、何の規制も管理もせずにゴーサインを出してしまっています。危険極まりないこと限りなしです。今回は6月の天笠啓祐さんのお話の続編・発展編として、バイオテクノロジーにお詳しい河田昌東さんに名古屋からおいでいただき、ゲノム編集が持つ様々な危険性を中心にお話をしていただきます。ふるってご参加ください。(なお、当日の最初の1時間弱で、事務連絡その他、主催者側からのプレゼンを行います)

講 師:河田昌東さん(かわた まさはる)さん 
 2004年名古屋大学理学部定年退職。現在、NPO法人チェルノブイリ救援・中部理事。遺伝子組換え情報室代表。専門は分子生物学、環境科学。活動暦多数。2011年4月福島原発事故被災者の救援運動

(当日録画)20191021 UPLAN 河田昌東「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Fsi6xjhvN7Q
 https://www.youtube.com/watch?v=Fsi6xjhvN7Q

(UPLANさんにはいつもお世話になり感謝しております。みなさまもUPLANさんに資金カンパを含めご支援をお願い申し上げます)

 <当日レジメ:別添PDFファイル>
(1)(レジメ)(10.21)「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」(河田昌東さん 2019.10.21)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89efbc8810.21efbc89e3808ce382b2e3838ee383a0e7b7a8e99b86e38081e381a9e38193e381abe58db1e999bae3818ce6bd9ce38293e381a7e38184e3828be3818be3808defbc88e6b2b3e794b0e6988ce69db1efbc89.pdf
(2)ゲノム編集の夜明けと原発の末路(遺伝子の核と原子の核)(河田昌東 2019.5.23)
ダウンロード - e382b2e3838ee383a0e7b7a8e99b86e381aee5a49ce6988ee38191e381a8e58e9fe799bae381aee69cabe8b7afefbc88e981bae4bc9de5ad90e381aee6a0b8e381a8e58e9fe5ad90e381aee6a0b8efbc89efbc88e6b2b3e794b0e6988ce69db1efbc89.pdf


(前回)(報告)(6.24)オルタナティブな日本をめざして(第29回):今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)(新ちょぼゼミ:天笠啓祐さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-058231.html

(河田昌東さんの著作から)
(1)ゲノム編集の多角的考察(河田昌東:法学館憲法研究所)
 http://www.jicl.jp/old/hitokoto/backnumber/20181015.html
(2)ゲノム編集とは何か(河田昌東)-オルター通信-安全な食べものネットワーク【オルター】
 https://alter.gr.jp/magazine/detail.php?id=6208
(3)ゲノム編集を考える:安全性と生命倫理(河田昌東 2019.3.10)
 http://urx.space/V5JW
(4)”暴走するゲノム操作技術” (前編) ~分子生物学者からの警告~ 河田昌東氏 - シャンティ・フーラの時事ブログ
 https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=163050
(5)”暴走するゲノム操作技術” (中編) ~分子生物学者からの警告~ 河田昌東氏 - シャンティ・フーラの時事ブログ
 https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=163388
(6)”暴走するゲノム操作技術” (後編) ~分子生物学者からの警告~ 河田昌東氏 - シャンティ・フーラの時事ブログ
 https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=163420
(7)チェルノブイリと福島-河田昌東/著(緑風出版)
 http://urx.space/wJVS

*遺伝子組み換え情報室
 http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/

*河田昌東 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B2%B3%E7%94%B0%E6%98%8C%E6%9D%B1


(参考)「ゲノム編集」に関連する直近情報です(2019年10月9日)-いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-011934.html

 <関連情報:別添PDFファイル>
(1)ゲノム編集技術の拙速な推進を憂慮する学者声明文
ダウンロード - e382b2e3838ee383a0e7b7a8e99b86e68a80e8a193e381aee68b99e9809fe381aae68ea8e980b2e38292e68682e685aee38199e3828be5ada6e88085e5a3b0e6988ee69687.pdf
(2)ゲノム編集技術の拙速な推進を憂慮する学者声明呼びかけ文
ダウンロード - e382b2e3838ee383a0e7b7a8e99b86e68a80e8a193e381aee68b99e9809fe381aae68ea8e980b2e38292e68682e685aee38199e3828be5ada6e88085e5a3b0e6988ee591bce381b3e3818be38191e69687.pdf

 <関連サイト>
(1)焦点:ゲノム編集、法議論開始 ヒト受精卵、どこまで - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190807/ddm/012/040/062000c?fm=mnm
(2)質問なるほドリ:遺伝子改変、どう規制? 一部に国承認が必要 違反には懲役・罰金も=回答・柳楽未来 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190811/ddm/003/070/154000c?fm=mnm
(3)遺伝子組み換えが怖いのは、目先の利益で行っていること - 社会・ライフ - Meiji.net(メイジネット)明治大学
 https://www.meiji.net/life/vol241_tomohiro-shimada
(4)ヒト受精卵ゲノム編集「未来永劫禁止でいいのか…」法規制の範囲で議論 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190806/k00/00m/040/263000c?fm=mnm
(5)[ゲノム編集食品] 予防原則の観点から規制をかけるEUやニュージーランドに対して、根拠なく安全であるとして流通させようという日米~表示の義務化すら見送る日本 - シャンティ・フーラの時事ブログ
 https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=203412


(参考)オルタナティブな日本を目指して(バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ  
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-99f4.html
早々 

2019年10月24日 (木)

(他のMLでの議論です)マスごみが行なう世論調査でのアベ政権支持率の高止まりについて

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
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1.イベント情報
(1)(10.25)署名提出&政府・東電交渉:署名提出&政府・東電交渉:東電の「東海第二原発支援」はありえない|FoE Japan
 http://www.foejapan.org/energy/stop_restart/191025.html
(2)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.25)隠蔽される福島原発事故の真実(西尾正道さん)
 https://00m.in/N7uQG
(3)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.26)福島原発避難者の住まいと人権を守ろう! 集会(文教区民センター)
 https://00m.in/jm2ij


2.日刊ゲンダイより
(1)安全保障上の危機は外よりも先に内側から迫り来ている|高野孟 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263639
(2)前例踏襲でも違和感 安倍首相の「天皇陛下万歳」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/683.html
(3)即位の礼・恩赦も官邸主導 天皇政治利用の悪政ゴマカシ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/637.html
(4)天皇のお言葉を検証 憲法言及「遵守」から「のっとり」へ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263704
(5)黒田日銀崖っぷち IMF成長率3%下方修正で切り札政策なし|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263700
(6)元日本郵政公社常務理事・稲村公望氏 日本郵政の迷走は民営化という構造改悪の結果 -日刊ゲンダイ Infoseekニュース
 https://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_580846/
(7)【安倍昭恵】昭恵夫人また非常識露呈「饗宴の儀」に“訪問着”和服で出席|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263703
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(他のMLでの議論です)マスごみが行なう世論調査でのアベ政権支持率の高止まりについて

1.いただいたメー
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おはようございます。

昨日夜、観光気分で韓国国会議事堂を見てきました。驚くほどの静寂で先日デモ隊が通りを覆い尽くしたのが嘘のようです。チョ・グクさんの妻が逮捕というニュースがあります。韓国の検察、恐るべしです。この辺はなかなか伝わらないと思いますが、戦前の特別高等警察、いわゆる特高を思いつけば理解しやすいかと思います。戦前の日本で特高の権限を縮小などと誰が言えたのでしょうか。日本の特高は国体護持です。韓国は「北賊」です。

妻の逮捕容疑の一つが娘の成績が悪いのに良い大学には入れたと言うことですが、これは生活記録簿というものを使って野党が攻撃しました。生活記録簿記は守秘義務があり刑事罰まであります。それが何故か野党議員が入手してチョ・グク批判に使われました。誰がリークしたのかは簡単に推測できますが、推測しかできません。これが韓国検察の実態です。日本の今の警察も北海道道警のように安倍首相にヤジを飛ばすと強制排除という所まで来ています。

さて、安倍政権の強さです。勤労者の年収は下がりと大多数が支持できない政権ですが、支持率はFNN世論調査によると51.1%で、なんと「一連の台風被害への政府の対応については、「大いに評価する(5.2%)」と「ある程度評価する(50.6%)」をあわせて、半数を超える人が評価している。」ということです。インチキだと言うのは簡単ですが、安倍政権が支持されているのは、簡単に否定できません。

何故そうなるのかは、ここで議論しているように一つには税制です。大門参議院議員が消費税の増税は法人税と所得税の減税に使われていると指摘しました。その通りです。しかし、これは批判にも何にもなってません。なぜなら、安倍政権はそれが狙いで消費税を導入したのですから。

結果は明白です、上場企業は空前の利益と内部留保です。配当総額も空前です。一億円の所得を超えると税負担率は下がってきます。これを批判しても無意味です。それをやりたくて、つまり「企業が最も活動しやすい国にする」というのが安倍政権の公約なのですから、言っていることを実行したにすぎません。

これはどういうことかというと、安倍政権に味方する既得権益者には徹底的に報いる、ということです。味方にはどっさり飴を、敵にはムチをということは徹底しています。生活保護利用基準については、物価偽装してまで引き下げを意図してます。敵味方二分論が、安倍政権の戦略です。その時に対応は二つに分かれます。なびいておこぼれちょうだいとなるのか、徹底的に反抗するのかです。なびいてもおこぼれは来ませんが、権力にすり寄り権力側と一体化することはある意味の安心感を与えます。また、これだけ応援しているのだから悪いようにはならないという期待も生じます。

分断統治こそ、安倍政権の手法です。一緒に安倍政権と闘おうという呼びかけ、より具体的に三千円の食パンを食べているような贅沢をしているのですよ、という分かり易い指摘こそ彼らからすれば最も危ない主張となります。これでは、反安倍でまとまってしまいます。私はこの安倍政権の戦略は見事と思ってます。大衆心理を的確に突いています。それに対抗するには、まとまる理屈がこちら側に必要です。だったら消費税廃止というのが一つです。ひとまず、ここまでで。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2.私からお送りしたメール
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前略,田中一郎です。

いつも興味深いメール発信をありがとうございます。
上記のメールを拝見しました。

おっしゃるように、表面上は、これだけ反国民的な政策を繰り返しているのに、アベ政権がやけに強く、マスごみが実施している時々の世論調査では割高な支持率が続いている、のは事実です。でも、これは私はアベ政権の強さの現れとは思いません。マスごみの世論調査の取り方にも問題がありますし、そもそもマスごみ(特にTVがひどい)の報道に大問題があることは申し上げるまでもないでしょう。

しかし、私はそれ以上に、既成野党(特に総大将の立憲民主党、とりわけ今現在の枝野幸男・福山哲郎執行部)に深刻な問題があり、それがアベ政権をいつまでたっても倒すことができない=政権交代を実現できない、一番大きな原因ではないか、と見ています。言い換えれば、多くの有権者は、アベ政権を支持しているのではなく、既成野党を拒否している、と見ています。この遠因は2009年の民主党政権・政権交代後の背信的行為にあることは明白ですが、しかし、それからもう数年も経過していますから、それだけではなく、政権を失って以降の民主党他の野党各党の動きにも大問題があるのです。要するに、多くの有権者が「こんな(野党の)連中に政権など任せられない」と思っているということです(もちろん、日本の有権者にも大問題があるのですが、それは横に置いておきましょう)。言い換えれば、総大将がおかしいと、容易にはイクサには勝てないということです。

立憲民主党をはじめとして、既成野党各党は、アベ自公政権批判の中身は時々で変化していくにせよ、また、有権者に訴える政策も少しずつながら変化しているにせよ、私から見て、彼らの日々の行動の仕方・動き方・訴え方・有権者の期待に応えるやり方が、旧態依然としているのです。そして、それと平仄を合わせるように、選挙公約(マニフェスト)の内容も「いまいち」のものが多い・覚悟が決まっていない(たとえば、いつまでたっても消費税の5%引き下げで合意できない、最低賃金1500円で合意できない、など)。それはまるで頑固極まりない保守政党のごとくであり、そうした行動や訴えの仕方が、その内容のインパクトの欠如が、有権者の受けがよくない理由であることが自明であるにもかかわらず、今もなお同じように続けている。立憲民主党・国民民主党・社会民主党で言えば、国会議会会派的な動きしかできなくて、日常的な政治活動が全くと言っていいほどダメ、ということです。これでは支持は広がらない。

3.11以降、党の方針が転換し、「市民と野党の共闘」への協力を梃子に、政策もいくつかを転換し、何よりも他の政党や政治勢力への批判をぐっとこらえて野党結集を訴えている共産党、私はこの新しい動きを高く評価していますが、その共産党もまた、一部のもののよく分かった国会議員の人たちを除くと、末端現場にいる圧倒的に多くの地方議員や党員は、依然として閉鎖的で、旧態依然の活動を続けていて、これでは広く有権者の支持は広がらないだろうと私は見ています。仲良しクラブ(昔で言うところの「セクト」)というよりも、いわゆる弾圧を受けた反体制政党としての気配がまだまだ濃厚に出ていて、いわゆる国民政党になり切れていないということです。

そして、われらが期待する市民運動・社会運動もまた、問題だらけです。簡単に申し上げれば、仲良しクラブの「タコツボ型」運動が圧倒的に多く、イベント至上主義になっていたり、政治的カマトト主義をやってみたり、他の団体と共同・協力して大きなうねりを作ろうとする動きに乏しく、リーダー格の人間たちの自己保身もひどくて、更に、政権交代後の政策提言能力も乏しい、などなど、要するに世の中を動かす力を持てていない、従って既成政党には、まともな政治勢力として認めてもらえない(農協や医師会などの既成の圧力団体の方がずっとずっと政治力がある=集票力がある)状態が続いているということです。

ですから、私は、アベ政権を倒して、持続可能な=長期政権となる、オルタナティブな政権=ホンモノの政治改革政権を実現するには、「市民と野党の共闘」を構成する、既成政党と市民運動・社会運動が、抜本的に生まれ変わらないといけないのではないかと思っています。このままでは、ずるずると、質的劣化した既成保守勢力に政権を引きずられてしまい、腐った官僚組織やヒラメ司法・裁判所によって、社会全体が窒息状態に追いやられていくことになるような気がします。そしてその後に待ち受けているのは、私は「世直し改革」などではなく、新しい形のファシズム運動の爆発か、または日本という国の再起不能の滅亡(原発・核燃料サイクル施設大事故による放射能汚染、あるいは悪性のゲノム編集新生物の繁殖、あるいはアメリアの手下としての(小型核兵器)戦争などが考えられる原因)、ではないかと危機感を抱いているのです。

こうした中、私は「れいわ新選組」=山本太郎の動きに着目をしています。愚かな政治学者たちが彼らをポピュリストだとか何とかケチをつけていますが、アホではないか、と思っています。それを言うなら、アベ政権と維新に対して、もっと徹底的に言え、ということです。それはともかく、山本太郎の動きが、一つの当面の沈滞した「世直し勢力」の突破口を示してくれているような気がします(もちろん「れいわ新選組」=山本太郎のグループにも問題は多くありますが、今はそれを議論すべき時ではありません)。彼を当面近づいてきた衆院選へ向けての「総大将」格の地位に押し上げて、彼を担ぐような形で既成野党や市民運動・社会運動が一致団結・結束を強め、地方選挙も含めて、徹底したアベ政権・自民党批判を、街頭に飛び出て一丸となってやり、他方で、政権交代後の政策体系を骨太にまとめて有権者への訴えを開始する、これによって、私は暗澹たる現在の状況を突破できるのではないかと考えています。小沢一郎氏ではないですが「一丸となる」ことが重要で、逆に言えば「なれない人」には外れてもらえばいいのです。

市民運動・社会運動は、どうもリーダーシップを取れそうにないようですから、こうしたなか、政治的リアリズムで考えると、野党総大将=立憲民主党が、自分自身の抜本的な改革を強く意識して動き、政権交代へ向けた政治勢力の結集と、実現すべき政策体系を一刻も早く打ち出す他ないのではないかと思います。それも覚悟の決まらない中途半端なものではなく、有権者の破壊された生活を全力でリカバリーいたしますという、誠意ある内容のものでなければなりません。消費税の5%への引き下げや、最低賃金1500円など、当たり前の当たり前です。野党は衆議院選挙に向けて早く「協議テーブル」をつくり、それを「NEXT内閣」に発展させて、アベ政権打倒を実現していただきたい。私たちに残された時間は、もうあまりないのではないか、と思っているところです。アベ政権のやっていることなど、アベ政権を支える連中など、まさに犬の糞ほどの価値もないのですから。

(政策の各論は、下記に少し書いておきました)
山本太郎奮戦記(4):いざ衆議院総選挙の決戦へ!=北海道遊説ツアーから九州へ、渾身の訴えで日本にホンモノの政治改革を、私たちの手に政治を取り戻そう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-b5f10e.html

*オルタナティブな日本を目指して(バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-99f4.html

(このサイトの下の方に経済政策を中心に何回かの報告があります)
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草々 

2019年10月23日 (水)

本日(10/24)のいろいろ情報:(1)危険な羽田新ルート(2)この国はいつの時代を生きているの?(3)類は友を呼ぶ(4)米大統領候補=エリザベス・ウォーレン(5)小泉進次郎 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.イベント情報
(1)(10.24)東海第二原発!東海再処理工場を検証する(東京・水道橋)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1569640665481staff01
(2)(10.24)第6回「99%のための経済政策フォーラム」学習会(衆議院第一議員会館)
 https://99forum.jimdofree.com/
(3)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.25)隠蔽される福島原発事故の真実(西尾正道さん)
 https://00m.in/N7uQG
(4)(別添PDFファイル)(チラシ)(11.2)核燃料サイクル問題(池島芙紀子 さん 「ストップ・ザ・もんじゅ」 代表)
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc91efbc91efbc8eefbc92efbc89e6a0b8e78783e69699e382b5e382a4e382afe383abe5958fe9a18c.pdf

●(11.25) オルタナティブな日本をめざして(第37回):「日本を潰すアベ政治:巨額の国富喪失と私たちの生活」(新ちょぼゼミ:上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-c1eed6.html


2.「9条の価値・核兵器廃絶」を国連でアピールへ
 http://jicl.jp/hitokoto/backnumber/20191021.html

(関連)ホーム - 9条地球憲章の会
 https://www.9peacecharter.org/


3.IWJより
(1)日刊IWJガイド「本日午後8時より『シリーズ「政治権力vsメディア」慰安婦は普遍的人権問題! 河野談話を露骨に否定!- 世界中で被害者を不当に黙らせようとする日本政府! 岩上安身による滋賀県立大准教授・河かおる氏(朝鮮近代史)インタビュー(第3回「慰安婦」問題編)』を冒頭のみオープンで、その後は会員限定で配信します!」2019.10.23日号
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/39282

(2)日刊IWJガイド「本日午後4時から、元外務省情報局長・孫崎享氏にインタビュー(続編)を冒頭のみオープンで、その後は会員限定で生配信します!」2019.10.22日号~No.2595号~(2019.10.22 8時00分) - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/39280

(3)日刊IWJガイド「予想されていた過去最強クラスの台風19号! 遅すぎる『非常災害対策本部』の設置! 自民・二階氏は台風被害『まずまずで収まった』と発言!- 」2019.10.15日号~No.2588号~(2019.10.15 8時00分) - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/39259

(4)日刊IWJガイド・土曜版「<昨日の岩上安身のインタビュー>日本の司法は警察予備隊の成立のときから腐っている!- 外交で重要なのは何を得するのか、何を損するのか、日韓貿易戦争が起きれば日本の方が多く輸出しているので日本の損になる! 岩上安身による元外務省情報局長・孫崎享氏インタビュー」2019.9.28日号~No.2571号~(2019.9.28 8時00分) - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/39205
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本日(10/24)のいろいろ情報です(メール転送を含む)。

1.20190823 UPLAN 奈須りえ「歴史的経緯からみる羽田空港増便と都心低空港飛行~始まる騒音、失う安全、環境、主権~」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=DKEUmUq8758&t=6s

*20190719 UPLAN 都心低空飛行問題シンポジウム - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=4D53DzdcLCM

(関連)(別添PDFファイル)羽田新ルート、来年3月予定、低空で都心 数分ごと(東京 2019.10.14)
ダウンロード - e7bebde794b0e696b0e383abe383bce38388e38081e69da5e5b9b4efbc93e69c88e4ba88e5ae9ae38081e4bd8ee7a9bae381a7e983bde5bf8320e695b0e58886e38194e381a8efbc88e69db1e4baac202019.10.14efbc89.pdf
(関連)(別添PDFファイル)羽田「新飛行ルート」、2分に1回「低空」を飛ぶ(イントロ部分)(『アエラ 2019.8.12-19』)
 https://dot.asahi.com/aera/2019080700012.html

(関連)羽田空港のこれから - 国土交通省
 http://www.mlit.go.jp/koku/haneda/
(関連)羽田新ルート 関係自治体了承 飛行高度引き上げなど対策 五輪向け - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190807/k00/00m/040/107000c?fm=mnm


2.(別添PDFファイル)注目論文:「スーパーシティ構想」と国家戦略特区(内田聖子『住民と自治 2019.9』)
ダウンロード - e3808ce382b9e383bce38391e383bce382b7e38386e382a3e6a78be683b3e3808de381a8e59bbde5aeb6e688a6e795a5e789b9e58cbaefbc88e58685e794b0e88196e5ad90e3808ee4bd8fe6b091e381a8e887aae6b2bb202019.9e3808fefbc89.pdf


3.いったいこの国はいつの時代を生きているのだ!?
 頭がイカレたような連中ばかりということか!? アジア太平洋戦争を、戦前の天皇制絶対主義を、万歳玉砕突撃を、もう忘れたか!?

(1)「即位礼正殿の儀」に合わせ政令恩赦を閣議決定 対象者は55万人 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191018/k00/00m/010/065000c?fm=mnm

(関連)即位の礼・恩赦も官邸主導 天皇政治利用の悪政ゴマカシ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/637.html
(関連)佐川元長官やキヨは対象外 個人情報に守られる恩赦55万人|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263541

(関連)即位で恩赦、規模縮小も疑問の声 政府「改善更生に役立つ」-琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1010586.html
(関連)痴漢や盗撮、児童買春までも 皇位継承で55万人に「棚ボタ」恩赦、時代遅れの遺物では(前田恒彦) - 個人 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/maedatsunehiko/20191022-00147838/

(関連)東京新聞-恩赦、理念なき踏襲 批判警戒 直前に実施説明-政治(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201910/CK2019102002000131.html
(関連)東京新聞-55万人「復権令」22日に公布 即位礼合わせ、罰金刑限定-政治(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019102101002163.html

(2)安倍総理の万歳三唱に合わせ陸自が礼砲 即位礼(19-10-22) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-Wr1u9Jk44E

(関連)即位パレード延期は天皇の意向、官邸は台風被害無視で強行するつもりだった! なのに延期した途端「安倍首相の判断」とPR|LITERA
 https://00m.in/0PZNL
(関連)即位礼で百田尚樹からNHKまでが「雨が上がって虹が」…被災地が再び雨のなか“天皇の神通力”を叫ぶ神国日本カルト|LITERA/リテラ
https://lite-ra.com/2019/10/post-5042.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push

(関連)即位礼に天皇の「安倍首相への抵抗」を示す招待客…「平和の詩」朗読した沖縄の高校生とICANサーロー節子さんが|LITERA/リテラ
https://lite-ra.com/2019/10/post-5041.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push
(関連)台風被害のさなかに「天皇の即位礼」を大々的に開催する必要はあったのか? 式典関連予算は平成よりはるかに多い160億円|LITERA
https://lite-ra.com/2019/10/post-5040.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push

(3)「みんなで靖国神社に参拝する会」の98議員が参拝 加藤副農相と政務官5人も - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191018/k00/00m/010/025000c?fm=mnm

(4)天皇制と闘うとはどういうことか (論座)
 https://web.smartnews.com/articles/hwVFd8muHGj


4.類は友を呼ぶ
 政府事故調を非公開でやって、その事務局を検察に丸投げし、その結果は福島第1原発の責任が東京電力や原子力安全保安院などの幹部につながる重大・重要事実を隠蔽させてインチキ報告書を作った男に、今ごろになって朝日カバカバ新聞がインタビューした記事を載せる=それも東電刑事裁判の被告3人に無罪のデタラメ判決が出て間もなくの今にである。国会事故調の報告書もあり、そちらの方が評価が高いにもかかわらずだ。

この中途半端男は偉そうに「失敗を直視せよ」などとのたもうているけれど、そう言うのなら「お前の失敗である政府事故調報告書を直視して反省してみろ・検証してみろ」ということだ。中途半端のカバカバ新聞が、中途半端な失敗した失敗学者をインタビューして記事にする、これって、まさに「類は友を呼ぶ」ではないか!?

(1)(インタビュー)「失敗」を直視せよ 元政府事故調委員長・東京大学名誉教授、畑村洋太郎さん:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14221896.html?ref=opinion_mail_top

(2)失敗学の提唱者が語る自らの失敗「日本に後悔する時が」:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASMBC5F1TMBCUPQJ00S.html?ref=mor_mail_topix2

*中途半端はやめて- YouTube(責任取って、あなたも男なら、と言うてます)
 https://www.youtube.com/watch?v=Gn0EKu_OhtA


5.米大統領選の民主党候補支持率、ウォーレン氏がバイデン氏抜き首位に 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News
 https://www.afpbb.com/articles/-/3248667

(関連)【米大統領選】既得権益に切り込む! 民主党の有力候補、エリザベス・ウォーレンの半生 - BUSINESS INSIDER JAPAN
 https://www.businessinsider.jp/post-200189


6.御用組合「連合」は解体せよ
 御用労働組合などはない方がよい。ちゃんとした労働組合の活動の妨害になるからだ。この御用組合「連合」もしかり、今やその組合員の支持政党第1位は自民党だというから驚きである。「今だけ、カネ(賃金)だけ、自分たちだけ」のジコチュー組合員から選ばれた「連合」執行部は腐りきっていて、アベ自公政権の補完物として、原発推進勢力として、そこからいかばかしかのエサをもらいながら、自分たちの存在意義を確認するという、反吐が出るようなパフォーマンスが目立ってきている。御用組合「連合」は解体すべきである。旧総評系の労働組合な何をしているのか?

(1)(別添PDFファイル)連合30年、かすむ存在感、尾を引く民進分裂(朝日 2019.10.11他)
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00000021-jij-pol
(2)会社の言いなり労組は無用の長物 自民党支持に転換しては|高野孟 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262667

(3)連合、神津氏ら続投を承認 都内で定期大会 - 琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1005324.html
(4)連合30年、薄れる存在感=遠い1000万人、かじ取り難しく (時事通信社)
 https://web.smartnews.com/articles/hwvgG4aATd5
(5)連合30年「非正規」対応遅れ地盤沈下 若者そっぽ「労働者の代表」険しく- 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191011/k00/00m/010/336000c?fm=mnm

・・・・・・・・・・・・
(菅直人氏の言う通りである。国民民主党・玉木雄一郎は何を言うとるのか! お前が「お遍路」にでも行ってこい。あの関西電力の不祥事を見て何とも思わんのかという話だ。お前のところの政党で、あの関西電力の御用組合から支持を受けて当選しているようなのを経産委員会野党理事にしておいていいのかよ!? よく考えてみろ! :田中一郎)

(関連)菅直人氏「国民の期待を裏切る人事」…経産委員会野党理事に関電労組出身浜野氏(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191008-00000098-dal-ent
(関連)菅元首相、国民民主理事は交代を=関電労組出身理由に(時事通信)
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100801168&g=pol
(関連)菅直人元首相に「煩悩あるなら、お遍路いかが」 玉木代表、国民人事の批判に - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191009/k00/00m/010/210000c?fm=mnm


7.小泉進次郎:カッコ付けてるだけの「からっぽ進次郎」=顔洗って出直してこい
 こんなのが近未来に日本の首相になるというのなら、この国も長くはないだろう。

進次郎氏に辻元氏が「ごまかしの清涼剤に使われる」 - 社会 - 日刊スポーツ
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201910110000279.html

(関連)福島 除染廃棄物の袋流出「環境影響なし」小泉環境相 - NHKニュース
 https://00m.in/46N8T
(関連)小泉環境相に水俣病被害者が落胆 具体策なく「歯切れだけ」 | 共同通信
 https://this.kiji.is/558237507626533985


8.N国=誰がこんなのに投票をしたのだ!?
(1)参院補選2019:N国・立花党首「埼玉補選に落ちたら海老名市長選に立候補」と表明 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20191018/k00/00m/010/268000c?fm=mnm
(2)N国党に「宣伝補選」を許した自民不戦敗のウラ 「ゲス不倫」以来の非常事態だが… - PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
 https://president.jp/articles/-/30300
(3)N国・立花党首が国民・玉木代表に与党入り再打診 - 社会 - 日刊スポーツ
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201909200000597.html
(4)N国とは「あくまで個人の立場」釈明の玉木代表だが、続編動画ではこんな発言も - J-CASTニュース
 https://www.j-cast.com/2019/09/20368154.html


9.その他
(1)菅原経産相指示「この人はカニ、この人はイクラね」 立憲が元秘書の音声データ公開 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20191018/k00/00m/040/002000c?cx_cp=nml&cx_plc=bnr&cx_cls=newsmail-cp_article
(2)日米貿易協議の「最終合意」をめぐる数々の疑問 (論座)
 https://web.smartnews.com/articles/hw9qo2CGxxA
(3)原発を稼働または再稼働させたり新設しようとしている町村は、放射能廃棄物の最終処分場となる覚悟をすべき - 百々峰だより
 http://tacktaka.blog.fc2.com/blog-entry-353.html
(4)東京新聞-海自中東派遣へ 必要性、根拠に乏しい-社説・コラム(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019102202000168.html
(5)中東への自衛隊派遣検討、米国務長官に伝達 茂木外相:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASMBQ7KRWMBQUTFK00M.html
草々 

2019年10月22日 (火)

(報告)(10.21)新ちょぼゼミ:「2019年度税制改正要望重点項目」(立憲民主党 税制調査会とりまとめ )について

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


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さる10月21日(月)、水道橋のたんぽぽ舎におきまして「新ちょぼゼミ:「2019年度税制改正要望重点項目」(立憲民主党 税制調査会とりまとめ )について」を開催いたしました。以下、当日のレジメや録画、関連資料などを添付して簡単にご報告申し上げます。次回は11月11日(月)、経済政策に関するゼミナールの一環で、中野剛志著「目からウロコが落ちる奇跡の経済教室:基礎知識編」(ベストセラーズ)に書かれている「反緊縮政策」に関するご説明と批判的コメントを行う予定です。引き続き、よろしくお願い申し上げます。

(当日録画)20191021 UPLAN 田中一郎 「立憲民主党税制調査会 2019年度税制改正要望重点項目について」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-2hIbv-c44o
 https://www.youtube.com/watch?v=-2hIbv-c44o


 <当日レジメ:別添PDFファイル>
「2019年度税制改正要望重点項目について」(立憲民主党 税制調査会とりまとめ 2018.12.6)
 https://cdp-japan.jp/news/20181210_1182
 ダウンロード - e3808c2019e5b9b4e5baa6e7a88ee588b6e694b9e6ada3e8a681e69c9be9878de782b9e9a085e79baee381abe381a4e38184e381a6e3808defbc88e7ab8be686b2e6b091e4b8bbe5859aefbc89.pdf


 <関連動画サイト>
(傑作マンガ動画)私立Z学園の憂鬱-消費増税を凍結せよ-(1)~(8)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-d85291.html


 <関連資料:別添PDFファイル>
(1)IT税 売上高で各国配分、OECD国際規制骨格案、巨大企業 拠点ない国で利益、現行法人税対応できず(東京 2019.10.10他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201910/CK2019101002000161.html
(2)インボイス免税業者反発(朝日 2019.9.25)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14192076.html
(3)グーグル1150億円支払いへ、脱税めぐり仏当局と合意(日経 2019.9.13)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49766660T10C19A9000000/
(4)デジタル課税の税収 OECDが新案、売上高もとに各国配分(日経 2019.10.7)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO50671320W9A001C1MM8000/
(5)デジタル課税対象、利益率10%超企業、OECD国際ルール案(東京 2019.9.22)
 https://www.saga-s.co.jp/articles/-/430479
(6)大企業「優遇税制」:政財界の癒着が生んだ「税逃れ天国」(イントロ部分)(『選択 2019.10』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/19382
(7)「アベノミクス増税」10兆円はトランプからの「押し売り兵器」に注ぎ込まれた(『週刊ポスト 2019.10.4』)
 https://00m.in/nlfYa
(8)日本は消費税ゼロでもやれる(イントロ部分)(富岡幸雄『文藝春秋 2019.11』)
(9)国際企業課税の新案 対象は・・・・、該当少なく新興国に不満(日経 2019.10.11) 

 <参考図書>
(1)消費税が国を滅ぼす-富岡幸雄/著(文春新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033973800&Action_id=121&Sza_id=G1

(2)税金を払わない巨大企業-富岡幸雄/著(文春新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033150910&Action_id=121&Sza_id=E1


(参考)オルタナティブな日本を目指して(バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-99f4.html

(このサイトの下の方に、経済政策や税制改正問題に関する、これまでのセミナーの報告・録画・資料があります)
草々 

山本太郎奮戦記(4):いざ衆議院総選挙の決戦へ!=北海道遊説ツアーから九州へ、渾身の訴えで日本にホンモノの政治改革を、私たちの手に政治を取り戻そう

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.イベント情報 NEW
(1)(10.24)第6回「99%のための経済政策フォーラム」学習会(衆議院第一議員会館)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1568981539959staff01
(2)(10.24)東海第二原発!東海再処理工場を検証する(東京・水道橋)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1569640665481staff01
(3)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.25)隠蔽される福島原発事故の真実(西尾正道さん)
 https://00m.in/N7uQG
(4)(10.25)署名提出&政府・東電交渉:署名提出&政府・東電交渉:東電の「東海第二原発支援」はありえない|FoE Japan
 http://www.foejapan.org/energy/stop_restart/191025.html
(5)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.26)福島原発避難者の住まいと人権を守ろう! 集会(文教区民センター)
 https://00m.in/jm2ij
(6)(10.26)フクロウ・カフェやります-福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
 http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2019/10/post-bf0803.html
(7)(10.29)院内集会「国会議員との対話集会 どうする日本の貧困問題」(衆議院第二議員会館)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1570591130519staff01
(8)(10.30)福島被ばく訴訟(井戸川裁判)第16回口頭弁論
 http://idogawasupport.sub.jp/
(9)(11.11:東京)福島原発告訴団- 地裁判決を許さず 逆転有罪判決をめざす集会(福島は11.4)
 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.com/2019/10/blog-post.html
(10)(12.11)南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会- 次回期日は原告本人尋問です。10時集合!傍聴席を埋め尽くそう!
 http://minamisouma.blogspot.com/2019/10/blog-post.html


2.(メール転送です)10/23のレイバーネットTV番宣です。ぜひご覧ください。
 労働者の、労働者による、労働者のための、レイバーネットTV 第144号放送
 特集:底なし沼「原発」はいらない!~東電刑事裁判「無罪判決」と関電マネー

・日時/放送時間 2019年10月23日(水)
 19.30一20.45(75分)ギャラリー開場 19.00
・視聴サイト http://www.labornetjp.org/tv
・配信スタジオ スペースたんぽぽ(東京・水道橋)
         http://vpress.la.coocan.jp/tanpopotizu.html
・キャスター ジョニーH 末武あすなろ

<動画ニュース>(10分)
 この1か月のホットなニュースを動画でお送りします。

<サブ企画「香港現地報告」>(15分)
 激しい攻防が続く香港。いまどうなっているのか? 何が問題なのか?
 香港取材から帰国したばかりのレイバーネット国際部・香港二郎氏が緊急レポートします。

<特集>
 底なし沼「原発」はいらない!~東電刑事裁判「無罪判決」と関電マネー>(50分)
 チェルノブイリ原発事故以来、最悪となった福島第一原発事故。
 その「大惨事」の責任と原因はどこにあったのか?

 9月19日、旧東電経営者3名の刑事責任を問う東京地裁判決はまさかの「全員無罪」判決でした。「不当すぎる判決。司法は死んだ。世界に恥ずかしい」、地裁前は怒りと悔しさに包まれましたいっぽう、巨額の原発マネーが関電幹部に環流されている事件が発覚しました。12年間に3億2千万円もの現金・金貨・スーツ等を受け取っていながら、自らは「被害者」だと強弁する幹部たち。ウソと汚染にまみれた「原子力ムラ」の底なしの実態が広がっています。再稼働などとんでもないと、みな本当に怒っています。番組では、元原発作業員で浪江町から避難している今野寿美雄さんの訴え、そしてまた地道な原発取材を続ける「芸人ジャーナリスト」おしどりマコ・ケンさんの「刑事裁判・関電マネー」をめぐる最新報告をお送りします。ぜひご覧ください。

★ゲスト=今野寿美雄さん(避難者・福島原発刑事訴訟支援者)
 おしどりマコ・ケン(芸人ジャーナリスト)
★司会=堀切さとみ

*レイバーネットTVは公開放送です。スタジオ見学歓迎。投げ銭歓迎。オリジナルコーヒー販売あり。「スペースたんぽぽ」の広いフロアですので、たくさんの方が参加できます。番組終了後、実費の「懇親会」もあります。ツイッターコメント歓迎。ハッシュタグは#labornettvです。(連絡先:レイバーネットTV 070-5545-8662)


3.(イベント情報)福島第一原発事故 損害賠償裁判関連の裁判やイベントの情報です + (速報)第36回「県民健康調査」検討委員会(2019年10月7日)結果について- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cd5d95.html


4.キャンペーン
(1)【署名】東京電力さん、私たちのお金を日本原電・東海第二原発の再稼働のために使わないでください|FoE Japan
 http://www.foejapan.org/energy/stop_restart/180411.html

(2)キャンペーン · マスコミ各社- 山本太郎さんと彼の率いる「れいわ新選組」を、テレビに出してください。まるでいないかのように無視しないでください! · Change.org
 https://00m.in/4P5Eo

(3)キャンペーン · 横浜にカジノはいらない!ギャンブル依存と貧困を防ぎ、介護・福祉・医療こそ充実を!(全国からご署名いただけます) 介護福祉医療関係者(当事者・家族・支援者・従事者)に限らず、大勢の皆さまのご署名をお願いいたします · Change.org
 https://00m.in/oC19q

(4)キャンペーン · 松井一郎大阪市長- 大阪湾に『放射能汚染水』を放出しないと、松井一郎大阪市長(維新)に確約させましょう!ご自分とご家族の健康・命を守るために! · Change.org
 https://00m.in/wHb21


5.日刊ゲンダイ
(1)【安倍晋三】日韓“オトモダチ”会談 安倍首相と李洛淵氏それぞれの思惑|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263570
(2)元日本郵政公社常務理事・稲村公望氏 日本郵政の迷走は民営化という構造改悪の結果|日刊ゲンダイ ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-441958/
(3)大摩邇(おおまに) - 無理やり招致の自業自得 東京五輪に国民はもうドッチラケ(日刊ゲンダイ)
 http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/2122815.html
(4)撤回で済むのか 二階幹事長「まずまず」発言は自民の本音(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/517.html
(5)被災地尻目に自衛隊を中東派遣「防災より防衛」のアベコベ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263575

●独で議論「東京五輪報道は原発事故の危険性伝えて」 — オルタナ- サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」
 http://www.alterna.co.jp/28240

●トリチウムの代謝と線量評価―ヒトのモデル系としてのマウス新生児に取り込まれたトリチウムの代謝と各臓器における蓄積線量の評価― 京都大学原子炉実験所 斉藤眞弘 石田政弘 1985年4月8日 - 内部被ばくと健康被害 - 内部被ばくを考える市民研究会
 http://www.radiationexposuresociety.com/archives/11719
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山本太郎奮戦記の(その4)をお送りいたします。「れいわ新選組」=山本太郎は8月から全国遊説ツアーを展開し、最初に北海道、その次に九州へと、その爆弾弁舌を折伏展開し、多くの有権者を魅了しています。やっと現れたか、ホンモノの政治改革者よ! = 安倍晋三とそのトリマキトカゲどものロクでもない政治・政治勢力を一掃してくれる、救国の騎士として、「れいわ新選組」=山本太郎が人々の目に、耳に、新鮮に焼き付いたに違いありません。そうです。長期化するアベ自公政権によりボロボロにされていくこの日本を救えるのは、目下、「れいわ新選組」=山本太郎を差し置いて他に誰がいるでしょうか? 「市民と野党の共闘」の核となり、反アベ既成野党をブリッジ的につなぎ、自らが首班となって政権を取りに行く、そして今度こそ、有権者・国民のためのホンモノの政治を実現してほしいものです。

「山本太郎 れいわ新選組代表・前参議院議員」オフィシャルサイト - 「まずは、消費税を5%に減税! 野党の統一政策に!」この署名の意味
 https://www.taro-yamamoto.jp/signaturerally2

「れいわ新選組」=山本太郎の選挙公約・政策は下記のサイトにあります。(このメールの下記で私から申し上げる部分を除いて)その中身は「まことにもっとも・そのとおり・ぜひやって」の政策です。「市民と野党の共闘」、特に立憲民主党は、この「れいわ新選組」=山本太郎の政策をベースにして、一刻も早く「新政権共通政策」を合意し、直ちにそれを有権者・国民に訴える政治キャンペーンを開始していただきたい。その「共通政策」には、少なくとも、(1)アベ政権による「トンデモ法」「違憲立法」「出鱈目政策」を一括して即時にスクラップ、(2)一刻も早い脱原発の実現=安全でない・周辺自治体の合意のない原発・核燃料サイクル施設の再稼働は法的に認めない(新法制定や現在の原子力規制委員会・規制庁の解体)、(3)反緊縮経済政策と消費税率の5%への引き下げ(この5%への引き下げにどれだけ早く野党が合意できるかが次期衆院選挙の勝敗を分ける)、(4)日本国憲法の継承・発展、(5)利権・土建優先の徹底排除、(6)新しい民主主義制度の導入、(7)地方分権改革、(8)第二次司法制度改革、などが盛り込まれていてしかるべきです。そして文字通り、歪み切って国民生活の破壊にしかならなくなっていた自公政治を抜本転換していただきたいと切に願っています。

(関連)れいわ新選組 -HP
 https://reiwa-shinsengumi.com/

(関連)「山本太郎 れいわ新選組代表・前参議院議員」オフィシャルサイト
 https://www.taro-yamamoto.jp/


政局は次期衆議院選挙間近を告げています。私が聞くところでは、今後半年間くらいの間の国会では、政権側が強い姿勢で成立を求める、いわゆる重要法案がなく、国会はアベ首相官邸の腹積もりひとつでいつでも解散総選挙とすることができる情勢にあるそうです。下記の毎日新聞報道では、それが直近の台風災害の影響で少し先に伸びそうだとされていますが、しかし、本当のところはどうなるかわかりません。日本の株価もNYに引きずられるかのように、あるいは日銀や公的年金のテコ入れを受けてなのか、じりじりと値を戻し、解散総選挙相場のようなものを形成し始めています。消費税増税のダメージが顕在化しないうちに、天皇即位のお祭り騒ぎのうちに、解散総選挙だ、となっても何の不思議もないのです。

(関連)来年の通常国会冒頭解散は困難か 衆院任期折り返し 台風被害が影響 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191021/k00/00m/010/222000c?fm=mnm

(関連)NYダウは最高値更新後、暴落の可能性がある - 市場観測 - 東洋経済オンライン
 https://00m.in/7EMdK

まさに「いざ、衆議院総選挙の決戦へ!」です。「れいわ新選組」=山本太郎は、早くも北海道遊説ツアーから九州へ、渾身の訴えで日本にホンモノの政治改革をもたらすため、私たちの手に政治を取り戻すため、獅子奮迅の政治活動を開始しています。全国の有権者のみなさまの厚いご支援とご支持を是非ともお願い申し上げたい次第です。そして何よりも、「れいわ新選組」=山本太郎だけでなく、野党第1党で「市民と野党の共闘」の「総大将」である立憲民主党こそが、この「れいわ新選組」=山本太郎と一体となって、一刻も早い政権交代へ向けた取り組みを進めて行ってほしいと思います。私から見ると、現在の立憲民主党執行部の動きは非常ににぶく、よろしくありません。このままでは、また次の選挙で敗北となりかねません。枝野幸男代表に福山哲郎幹事長には、総大将とその副官としての責務を万全の形で担っていただくことを強く求めます。

(関連)野党共闘の連勝を次の衆議院選挙にどうつなげるかが課題|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261672

(関連)れいわ 山本代表が全国行脚 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=L7GzFf-y374

(関連)政策 - れいわ新選組
 https://reiwa-shinsengumi.com/policy/


 <別添PDFファイル>
(1)山本太郎氏の「政権交代」論に高まる熱気(横田一他『週刊金曜日 2019.10.4』)
 https://hbol.jp/204097
(2)ポピュリストなのか:「れいわ新選組」山本太郎(朝日 2019.9.28)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14196356.html
(3)憲法変えようとする人 怪しいと思え れいわ・山本代表インタビュー(東京 2019.9.22)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201909/CK2019092202000127.html
(4)考 野党:民主党政権から10年(上)(下)(朝日 2019.9.26,27)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14193574.html
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14194851.html
(5)耕論:いまなぜ反緊縮(朝日 2019.10.11)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14214167.html
(6)特集ワイド:年内解散・総選挙想定、れいわ新選組・山本太郎代表の戦略は? 怖いのは「有権者の諦め」(毎日 2019.10.8夕刊)
 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20191008/dde/012/010/002000c


1.山本太郎 北海道総集編 全国ツアー 2019年9月 ありがとう! - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=y8Z8A7vOWVQ

(1)山本太郎(れいわ新選組代表)おしゃべり会 北海道稚内 190919 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=wbSy_81_N3Y
(2)2019-09-20 れいわ新選組 山本太郎 北海道 網走 トークライブ - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=6ozUUYvcINE
(3)2019-09-21 れいわ新選組 山本太郎 北海道 釧路 街頭演説 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=_tH0OXHy4do


2.れいわが始まる 山本太郎 全国ツアー【第二弾・九州】
 https://www.data-max.co.jp/article/31914

(1)山本太郎 全国ツアー 九州編 れいわが始まる いよいよスタート!宮崎街頭 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=bytJn3I2Kbc
(2)山本太郎 全国ツアー 九州編 れいわが始まる熊本街頭 生活保護はセーフティネット - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Ppiaww4ym0Q
(3)山本太郎(れいわ新選組代表)街頭記者会見 鹿児島市天文館 2019年10月18日(金) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=4qLE5Ab1gUI


3.田中一郎~山本太郎さんへ:フォーポイント・アドバイス
 山本太郎さんの政策・政治方針について、次の4点をアドバイスとして申し上げます。失敗をしないためのアドバイスです。

(1)バラマキ型の政策はやめておきましょう。具体的には次の2です。必要となる財源が巨額で、しかも①の「ヘリコプターマネー」は政策効果が薄いです。「今そこにある危機」に直ちに対応できるよう、社会保障や生活支援は「きめ細かく」丁寧に対応し、財源当たりの効果を可能な限り大きくして、成功体験を積み上げる形で展開してください。バラマキ型政策はそれに逆行しており、足をすくわれてしまう可能性があります。

①お金配ります〜デフレ脱却給付金・デフレ時のみ時期をみて〜(いわゆるヘリコプターマネー)

②奨学金チャラ(こちらの方は、こういう一律的なやり方を取らなくても、もっと他の方法を丁寧に設計すれば、ほぼ同様の成果が得られます)

(2)「2%のインフレになったら赤字国債を大量に発行することをやめる」=国債発行については、私は「慎重にではあるけれど、必要ならば発行したらいい、現在の日本政府の財政状態は巷で騒がれているような危機的状態にあるわけではない」と考えています。しかし、2%になったらやめるとかやるとか、こういう「単純経済モデル」的な発想の施策を「そのまんま」公約政策に入れるのはやめましょう。インフレは、じりじりと2%になるとは限らず、一気に10%以上に飛んで行ってしまうかもしれませんし、一旦インフレに火が付くと容易なことでは抑えられませんし、また、スタグフレーションという「不況下のインフレ」の可能性も大いにあります。公約は、たとえば、国債は必要に応じて慎重に発行して国民生活優先の政策に充当する、他方で、公正な税制を実現する形で税収構造の抜本見直しを行い、慢性的な歳入不足状態を一刻も早く解消させる」くらいでいいでしょう。緊縮派のように国債を害悪視するのはいけませんが、他方で、世間知らず・実体経済知らずの経済学者が言うことをそのまま真に受けてもいけません。

(3)黒田バズーガ・異次元緩和や、公的年金基金での巨額リスク投資は直ちにやめさせ、その出口政策を慎重に見極めていきましょう。景気対策で金融政策への過度の寄り掛かり状態を一刻も早く解消しなければいけません。

(4)国民民主党を「市民と野党の共闘」へ導き入れるために「脱原発先送り」や「危険な原発の再稼働一部容認」などの「致命的な妥協」はしないでください。この問題で山本太郎さんが妙な妥協をしたら、それこそ政治生命を失うことにもなりかねません。国民民主党は、あの元祖「口先やるやる詐欺」で「平成の小早川秀秋」=前原誠司をかくまうとか、御用組合「連合」の構成単産の電力総連の支持を受けて原発再稼働を容認する議員がいるなど、問題山積の政党です。従って、国民民主党については、政党としてどうこうではなく、議員個々人で判断し、あくまで「市民と野党の共闘」に協力する議員個人の限りで「共闘」するようにしてほしいです。

(関連)桜井氏離党、自民入り言及 共闘支えた市民団体が批判 - 河北新報オンラインニュース
 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191008_11016.html

(国民民主党には、こういうのが「わんさ」といるのです:田中一郎)


(なお、政治的妥協など「脱原発の進め方」については、下記を参考にしていただければ幸いです)
(報告)(新ちょぼゼミ「オルタナティブな日本を目指して」第3回企画)討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策 当日録画 & レジメ(2017年9月7日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/201797-9b54.html


4.当面の政局を伝える報道
(1)“黒い交際”閣僚をスルー 大メディアのご都合主義と二枚舌|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262182
(2)N国の立花党首を脅迫容疑で書類送検 東京・中央区議脅す動画投稿 警視庁-毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191002/k00/00m/040/271000c?fm=mnm
(3)臨時国会開会にあたって、野党の追及と政策論議の深化を求める:市民連合
 http://shiminrengo.com/archives/2734
(4)安倍政権のタマネギ男・萩生田光一文科相に今度はカネの疑惑2連発! 1600万円迂回献金疑惑、防衛省契約企業から違法寄付|LITERA/リテラ
 
https://lite-ra.com/2019/09/post-4995.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push
(5)赤羽一嘉国交相は党内事情でお鉢が回ってきた元ラガーマン|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262117
(6)暴力団癒着の田中復興相が原発被災者の支援打ち切りで「担当外 福島県の責任」と大嘘! 裏では政府が県に打ち切り指示|LITERA/リテラ
 
https://lite-ra.com/2019/09/post-4986.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push
(7)立憲・辻元氏 小泉環境相に「あなたは政府の清涼剤か」 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191011/k00/00m/010/155000c?fm=mnm
(8)安倍“お友達ねぎらい”内閣を丸裸|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3788

(関連)20191011 UPLAN 中野晃一「安倍政権とRevisionism:報道・表現・学問の自由への圧迫を考える」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Drmwu9KY3YE

(関連)第4次安倍(再)改造内閣=アベ「茶坊主」たちによる「悪性放射性廃物」政権発足(その1):今や日本政府中枢はガラクタ政治家陳列のゴミ屋敷なり・日本の没落加速へ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-59b86f.html

(関連)第4次安倍(再)改造内閣=アベ「茶坊主」たちによる「悪性放射性廃物」政権発足(その2):チンピラ・ゴロツキ・人間のクズのたぐいを並べて「内閣」だ「閣僚」だ「大臣」だと、アホぬかせ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-067d37.html


5.その他関連サイト
(1)「消費税5%で野党共闘なら捨て石にも」 山本太郎氏:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM9P6RD3M9PUTFK012.html
(2)れいわ・山本代表、「消費税5%減税」を旗印に「安倍政権打倒」を呼びかける - ハーバー・ビジネス・オンライン
 https://hbol.jp/204097
(3)れいわ山本氏「自分はこの地獄のような世の中作った側」 [れいわ新選組]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM9R5DNWM9RUPQJ005.html?ref=opinion_mail_top
(4)サンダース現象と山本太郎現象は何が違うのか? 社会を変えるために本当に必要なもの(HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190922-00202261-hbolz-soci
(5)1990年代「改革の政治」は日本をどう変えたか (論座)
 https://web.smartnews.com/articles/hw494kdTqbG

(6)れいわ山本代表「衆院沖縄選挙区で消費税5%の野党統一候補 できない場合は独自に」-沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/480511
(7)山本太郎×原真人 テレビ討論・場外編 - 原真人|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/business/articles/2019100300001.html?ref=opinion_mail
(8)史上まれに見るポンコツろくでなし内閣・れいわ新選組と協力し消費税5%減税して景気回復を―志位和夫 2019 10 10 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=MF1Wxlu2ruc
(9)小沢氏、れいわ山本太郎氏に「表彰状出さないと」 - 社会 - 日刊スポーツ
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201909230000271.html
(10)知名度アップと政策浸透へ 国民の玉木代表が全国ツアー れいわに対抗意識? - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20191002/k00/00m/010/184000c?fm=mnm


 <「いちろうちゃんのブログ」から>
(1)山本太郎奮戦記(1):自由党を離党・「れいわ新選組」立ち上げへ=アベ政権・自公維新政治の一掃を目指す有権者・国民・政治家は「タロウに続け」!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-a01458.html

(2)山本太郎奮戦記(2):山本太郎×藤井聡×松尾匡 本当に日本を再生できる みんなのための財政政策(IWJ)+(他のMLでの経済政策を巡る議論のご紹介)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-727213.html

(3)山本太郎奮戦記(3):寄付金が2億円を突破=参議院選挙に複数候補を擁立へ、「消えていく年金」問題でアベ政権の支持率が急落、山本太郎議員に「ひっかけ取材」をして彼の真意を捻じ曲げ報道する週刊誌「アエラ」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-c20eee.html
草々 

2019年10月16日 (水)

関西電力ブラック(マネー)アウト(その3):会長・社長他関電幹部の巨額退職金・顧問待遇付「辞任」という「円満退職」を許すな!=この連中は「懲戒免職処分」の上、刑事告発・起訴、そして株主代表訴訟で損害賠償請求だ!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.関西電力「反原発町長」暗殺指令│宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
 https://tkj.jp/book/?cd=01886901

(関連)関電金品授受問題、その陰で「高浜町長暗殺計画」があった|NEWSポストセブン
 https://www.news-postseven.com/archives/20191008_1464984.html


2.イベント情報(NEW)
(1)(11.4)地裁判決を許さず逆転有罪判決をめざす福島県集会(緊急告知) - 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/fukushima-event-20191104/

(東京は11/11(月) 午前11:00から、参議院議員会館・講堂で開催が予定されています:詳細は後日ご連絡します)

(2)(10.29)院内集会「国会議員との対話集会 どうする日本の貧困問題」(衆議院第二議員会館)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1570591130519staff01

(3)(10.21)オルタナティブな日本をめざして(第35回):「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」河田昌東さん(スペースたんぽぽ)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1566300098822staff01

(4)(11.18)「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」第3回公判(午前11:00から、東京地裁103号法廷)

(関連)「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」にご注目とご支援を!!:今こそ「伊達判決」を生かし、日米密約戦争同盟のくびきから日本を解放いたしましょう-いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-01569e.html

(関連)「元号改定は違憲」と提訴 長野の弁護士ら、東京地裁に - 全国のニュース - 福井新聞ONLINE
 https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/823690


3.買ってはいけない:タワーマンションは近未来の廃墟
(1)逆流下水は糞尿混じり…武蔵小杉タワマン台風19号被害ルポ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/263287
(2)タワーマンション非常事態|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3505

(関連)台風19号被害拡大 災害頻発列島で疑問だらけの対策対応<1>危機だけは伝わった気象庁の警戒呼び掛けは役立ったのか(日刊ゲン… 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/485.html

(関連)台風19号被害拡大 災害頻発列島で疑問だらけの対策対応<2>嵐が過ぎ去ってから動き出した安倍官邸の「やっているふり」(日刊… 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/489.html

(関連)緊急放流の6ダムで事前放流せず 国交省・自治体に重大責任|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263355

(昨年、愛媛県で起きた大水害のことは何の教訓にもなっていなかったということだ。ダムは災害を防がないどころか、災害を拡大させ、より深刻化させる諸悪の根源である。わざわざ降雨を貯め込み、下流域がひどい情況になってきたときにそれを一気の放流するのだから、堤防が決壊したり大洪水になってしまったりするのは「当然の結果」である。ダム建設に邁進するのではなく、多角的多面的な河川対策事業を展開していれば、今回の台風被害ももっと抑え込むことができたでしょう。この国の政治や行政はダムに固執して、いつまでかようなバカなことをくり返すつもりなのか?:田中一郎)

(関連)台風19号で断水 町の自衛隊給水支援に神奈川県が“待った”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263282

(千葉の森田、神奈川の黒岩、埼玉の上田、そして東京の小池、ロクでもない連中ばかりを知事にするから、いざという時にこういうことになる。この神奈川県庁職員を「処分」せよ! そして災害復旧とは現場第一主義だということを徹底しろ! 災害を防げないどころか、災害被害者をよりひどい情況に陥れているのが今日の国及び自治体の行政だ。:田中一郎)


4.「加害者(国)が被害者(自主避難者)に、『お前が加害者だ』とレッテルを貼る」おしどりポータルサイト
 http://oshidori-makoken.com/?p=4082

(これは絶対に許せません。この公判陳述を行った背徳の法曹官僚や弁護士どもを更迭の上、懲戒処分にせよ! これが加害者である国が言うことか! 物事には言っていいことと悪いことがある。この連中は公務員や弁護士にしておく資格なしだ! ざけんじゃねーぞ! :田中一郎)
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昨日(10/15)、衆議院第2議員会館・多目的会議室において「関電に原発動かす資格なし! 闇の原発マネー徹底追及! 市民緊急行動」が開催され、多くの市民や野党政治家、ジャーナリストらが集まりました。当日の様子は下記のユーチューブ録画をご覧ください。中でも注目だったのは、河合弘之弁護士と立憲民主党・菅直人氏の発言でした。

(関連)10-15 関電に原発を動かす資格なし!原発マネー徹底追及!市民緊急行動 - 原子力資料情報室(CNIC)
 http://www.cnic.jp/8796

(関連)【緊急署名】関電の原発マネー徹底究明と原子力からの撤退を求めます|FoE Japan
 http://www.foejapan.org/energy/stop_restart/191008.html


(関連)「関電に原発を動かす資格なし!原発マネー徹底追及!市民緊急行動(院内集会)」2019.10.15 @衆議院第二議員会館多目的会議室 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=sV_PU73Aa_w

(関連)「関電に原発を動かす資格なし!原発マネー徹底追及!市民緊急行動(国会前行動)」2019.10.15 @衆議院第二議員会館前 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=T6b9t2FT_qc

まず河合弘之氏(映画監督&趣味で弁護士)からは「原発ブラックマネー」の構造の説明があった後、「この問題の全貌を明らかにし、当事者たちに相応の罪と罰と責任を取らせ、かつ、一企業だけの不祥事問題として終わらせずに脱原発への道を切り開いていく契機にするためには、関西電力や経済産業省主導の新「第三者委員会」だけではだめで、検察を動かして法的強制力を持った徹底調査が必要(特に関西電力が指名した新「第三者委員会」の事務局の上に岩根茂樹社長が君臨していて真相究明の妨害になるのは目に見えている)。そのためには、私たち市民が大挙して「集団告訴・告発」を行う必要があり、1000人以上の参加を目標にしたい。また、国会議員のみなさまにも国政調査権の積極的な行使をお願いしたい」旨の発言がありました。関西電力及びその幹部たちの告訴・告発のための「市民集会」の出来る限り早い開催に期待します。(河合弘之氏の講演が時間切れで十分に聞けなかったのが残念です)

次に、菅直人氏(衆議院議員:r立憲民主党)からは、脱原発を一気に進めるため、(1)来たる選挙で政権交代を実現し、脱原発基本法、及びその実施のための各法を制定していく、既に各法(脱原発の具体的実施法)の案を策定し始めている、(2)各電力会社の原発を国が買い取って国有化し廃炉にする、(3)現状のインチキ電力自由化を改めるため送配電網会社を国が買い取って全国一律の組織とし、その代金を廃炉費用に充当する、などの私案が披露されました。

(関連)(別添PDFファイル)原発の一時国営化による全原発廃炉政策(私案)(菅直人 2019.10.15)
ダウンロード - e58e9fe799bae381aee4b880e69982e59bbde596b6e58c96e381abe38288e3828be585a8e58e9fe799bae5bb83e78289e694bfe7ad96efbc88e7a781e6a188efbc89efbc88e88f85e79bb4e4baba202019.10.15efbc89.pdf

(関連)原発マネーを徹底追及する集会で山崎、菅両議員があいさつ - 立憲民主党
 https://cdp-japan.jp/news/20191015_2193


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今回は「関西電力ブラック(マネー)アウト(その3)」で、「会長・社長他関電幹部の巨額退職金・顧問待遇付「辞任」という「円満退職」を許すな!=この連中は「懲戒免職処分」の上、刑事告発・起訴、そして株主代表訴訟で損害賠償請求だ!」を関連情報などとともにお送りいたします。

(必読・重要)【安倍政権】原発マネー還流問題 安倍政権、関電、原子力検察の関係は|金子勝立教大学教授 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263290

●関電疑獄は経産省が隠蔽 18年末に問題把握も目つぶったか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263351

(一部抜粋)
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(中略)果たして経産省は本当に関電事件を知らなかったのか。電気事業法は、〈毎年、一般送配電事業者及び送電事業者の業務及び経理の監査〉をすることを経産相に義務付けており、監査対象は「電気事業者のコンプライアンス部門も含まれる」(10日、衆院予算委、経産省審議会「電力・ガス取引監視等委員会」の答弁)。

この法律に基づき、同監視委は昨年12月17~21日に関電の監査を実施しているのだ。関電がすでに社内調査をまとめていたにもかかわらず、5日間もかけて監査しながら、「金品受領」という重大なコンプライアンス違反に気付かなかったはずがない。本当に見逃していたのであれば監視委のメンバーは全員クビだ。

当時の経産相といえば、元助役が顧問を務めていた業者から献金を受けていた世耕弘成党参院幹事長。つまり、経産省は昨年末に問題を把握しながら、目をつぶったのではないか。隠蔽を疑われても仕方がないのだ。
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(関連)関西電力ブラック(マネー)アウト(その1):腐った電力会社幹部と銭ゲバ地元ボスの「汚物連合」が見せた原発・原子力社会の生々しい実態=「原発を再稼働して背広をつくってもらおう」(お前らアホか!?)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-0f8224.html

(関連)関西電力ブラック(マネー)アウト(その2):原子力ムラでゴキブリを1匹見つけたら、他にも20匹はいるぞ!=もらった金品も、もらった奴も、もっとあるある、もっといるいる(ホレ! 検察も仲間やで)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-6fed42.html


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 <関西電力会長・社長記者会見:3回分の録画>
(1)関電会長ら20人が3億円超受領 会見ノーカット(19-09-27) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Jzkww4kjJA4
(2)【ノーカット】関電が金品受領で再び会見 八木会長と岩根社長は辞任否定(2019年10月2日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=KS9k5X6eorI&feature=youtu.be
(3)関電の八木会長と岩根社長が会見 会長は辞任へ(2019年10月9日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=5XaX5DcVr5g

(関連)「関西電力被害者論」の論理破綻と、それらを喧伝する人々による人権侵害の悪辣さ - ハーバー・ビジネス・オンライン
 https://hbol.jp/203805


 <関電・八木会長と岩根社長が辞任会見:全文>
(1)経営責任を明らかにするため(THE PAGE) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191009-00010007-wordleaf-bus_all
(2)会長職は当面空席に(THE PAGE) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00010000-wordleaf-bus_all
(3)古い時代からの前例踏襲主義(THE PAGE) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00010001-wordleaf-bus_all
(4)国会の要請があれば真摯に対応(THE PAGE) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00010002-wordleaf-bus_all
(5)他地域も調査の必要がある(THE PAGE) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00010004-wordleaf-bus_all
(6)経営への影響は大変大きい(THE PAGE) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00010005-wordleaf-bus_all


 <関西電力会長以下幹部7人の辞任:新聞報道など:別添PDFファイル>
(1)金品受領問題、関電会長 批判受け辞任(朝日 2019.10.9夕,10)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14212475.html
(2)外堀埋まった関電会長、一転 引責辞任、金品受領 社長も辞任調整(毎日 2019.10.9夕,10)
 https://mainichi.jp/articles/20191009/dde/001/020/038000c
(3)関電 八木会長の辞任決定、社長は第三者委報告後(東京 2019.10.9夕,10)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201910/CK2019100902000261.html
(4)社説:関電トップ辞任、公益企業の自覚あるか(東京 2019.10.10)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019101002000176.html
(5)関電 広がる金品受領者、調査外の幹部も(毎日 2019.10.9)
 https://mainichi.jp/articles/20191009/ddm/041/020/027000c
(6)稲田元防衛相、高木元復興相へ飛び火(『週刊朝日 2019.10.18』)
 https://dot.asahi.com/wa/2019100700100.html
(7)関電の調査報告書、森山元助役に経営トップの手紙(赤旗 2019.10.8)
 http://jcpre.com/?p=17915
(8)高浜再稼働で増額か、金品受領 関電原発要職の4人(東京 2019.10.12夕刊)
 https://this.kiji.is/555322048100680801
(9)かわいそうなワニ(三木義一 東京 2019.10.10)
 https://00m.in/yiGei


(田中一郎コメント)
 この事件は、発覚して以降、日本全国で大騒ぎとなっているが、しかし、少し冷静になって考えてみると、こんなことは原発がスタートした時から全国各地で大なり小なりやってきたことで、しかも今回の場合には、国会・地方の各政治家たちや、政府省庁・立地自治体などの首長を含む役職員などが表面化していない点で、まだまだ全容解明の入り口のところかなという印象を強くする。

前回の私のメールでも申し上げたように、この事件は「カネカネカネ」の「電力モンスターシステム」(小説『東京ブラックアウト』若杉冽 2014年 講談社)が、金沢国政局の税務調査を契機に一気に表面化して、その一角が明らかになったということであり、既に小説にまでなっているわけだから、何も驚くほどのことではないのだ。おまけに、このメールの一番最初にご紹介した通り「関西電力「反原発町長」暗殺指令│宝島社」のような著作まで出版されていたのだから、知る人はとうの昔に知っていたということだろう。原発は、嘘八百と、脅し・脅迫と、札束で、立地地域の人々の心をむしばみながら推進され、最後は地域全部を放射能で汚染し、多くの人々を被ばくさせて死に追いやることで終わる、と言われてきたが、その通りのことが進行していると言っていい。

この事件の全体構図として考えられるのは次のようなことである。原発を若狭湾にたくさん立地したい(3.11後は再稼働したい)関西電力が、地元の人々に原発立地を受入れさせるために、人・モノ・カネをつぎ込んで、多方面にわたって様々な「工作活動」を行った、その地元の「受け皿」として、地元の「推進代行役」として、地元の「調整係」「お世話係」として、森山栄治のような人がいたということだ。そして、おそらくは、こうした役回りを持っていた人間たちは、地元では同氏だけではなかったはずである。

様々な活動や買収などには、もちろん多額のカネが要る。そのカネの1つの供給方法が関西電力の原発関連工事や様々な電力関連事業、あるいはその他の支出の発注先として地元企業を使う(直接に、あるいはゼネコン元請けを経由して)、そしてその場合に、発注価格の査定を甘く、あるいは水増しして発注をし、地元業者や上記の「お世話係」にその「あぶくゼニ」が回っていくように仕組み、それを繰り返すことで、「お世話係」を含めて地元業者やそこに働き暮らす人々を「原発推進」の波に飲み込んでいく、「原発推進」をやめられないものとして定着させる、そしてそうした原発事業に寄生して甘い汁を吸いたい自民党などの政治家どもや、その下でゴロツキ政治家たちの下僕と成り果てている経済産業省や御用学者、場合によってはマスごみなどにも、そのおこぼれがいろいろな形をとって回っていくように仕掛けられ、カネと利権でにっちもさっちもいかない「がんじがらめの体制」がつくられる、ざっとまあ、こんな感じだ。

一方、原発立地には必ずいるであろう森山栄治のような「お世話係」としては、工事業者からリベートその他の名目で入手するカネの一部を、そもそもの物事の出どころ組織である関西電力の幹部たちに分配することで、こうした「電力モンスターシステム」の「共犯者」「同族」「同じ穴のムジナ」にさせることができ、推進が進むにつれて関西電力から入手するさまざまな「裏情報」の蓄積とともに、この「お世話係」は次第に関西電力の原発事業の生殺与奪の権限を持つ「フィクサー的存在」に膨張していったものと思われる。

しかし、こうしたことのベースにあるカネカネカネ、その出所は一体どこなのか? 何なのか? もはや自明ではないか。どこのお人好しが関西電力の幹部に金品をプレゼントするバカがいるのか、どこのトンチンカン企業が数億円のリベートを「お世話係」の特定個人に支払い続けるというのか、すべてのカネの出どころは関西電力であり、それの大半は工事費(場合によっては寄付などもある)であり、その工事費の元は私たち一般零細の電力ユーザーに他ならない。簡単に言えば、我々の電気代が若狭湾を舞台に、ロクでもない、ブラックマネーとして、真っ黒けの背徳の買収資金として使われていて、そのいくらかが、関西電力その他の有力者の私利私欲を満たすためにも使われていたということだ。これほど腹立たしく憤りを感じさせるものはないだろう。

(念のために申し上げておくと、ここ20年くらいは、既に電力業界も電力価格の自由化が広がっており、いわゆる大企業などの大口電力ユーザー向けの電力価格は相当に競争にさらされており、「あぶくゼニ」を絞り出すことは難しい。「あぶく」は、そういう中にあって、いわゆる総括原価主義制度の下で、「あぶくゼニ」も含めて、かかった費用を全て電気料金に転嫁ができる私たち零細個人・企業向けの電気料金からひねり出されていたのである。言い換えれば、我々零細ユーザーを踏み台にして好き勝手やっていたということ、かくも理不尽で不平等で不公正な話があるか、ということだ)

(関連)原発マネーの深すぎる闇。諸悪の根源は「総括原価方式」|週プレNEWS
 https://wpb.shueisha.co.jp/news/society/2019/10/15/109927/
 https://www.excite.co.jp/news/article/Shueishapn_20191015_109927/

(関連)関電がブチあげた第三者委員会にまたもや“お手盛り”の懸念|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263023

(関連)関電社長に「裏の世界との決別」求めた内部告発文書 - 関西電力の闇 - 川口雅浩 - 毎日新聞「経済プレミア」
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20191008/biz/00m/020/012000c?cx_cp=nml&cx_plc=bnr&cx_cls=newsmail-biz_article

(関連)関電問題、本当に追求すべきは政府・経産省「逃げの政策」だ(町田徹)講談社
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67793


 以下、報道記事を参考にもう少し話を進めてみる。

1.(時時刻刻)批判の嵐、急転辞任 政府・筆頭株主・原発立地、矢継ぎ早 「信頼損なう」、関電孤立:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14212788.html

(一部抜粋)
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 関西電力の役員らによる金品受領問題で、当初は続投の意欲を示していた会長、社長が9日、一転して辞任に追い込まれた。高額な金品の受け取りについて「原発の地元有力者の機嫌を損ねたくなかった」と釈明した経営陣は、四面楚歌(そか)に陥っていた。真相の解明は同日、設置された第三者委員会の手に委ねられた。

「原因の究明や再発防止策のとりまとめの前に、職を辞するのは事態を投げ出すようなものと考えていた」。八木誠会長は9日の記者会見で、前回2日の会見で続投にこだわった理由を語った。そこからわずか1週間で一転、辞任を表明した。関電を厳しく批判する声は、予想をはるかに超えて広がっていた。菅原一秀経済産業相は2日夜、「金額は法外。経営判断は当然するもの」とさっそく批判。省内では「電力業界全体の信頼を傷つけた。信頼回復には体制を一新して出直すしかない」(幹部)との意見が出ていた。

菅義偉官房長官も「役職員が不透明なかたちで多額の金品を長年受領していたことは言語道断だ」と強い口調で非難。官邸でも「辞めるべきだ」との声が大勢だった。筆頭株主である大阪市の松井一郎市長も「同じことを役所内でやれば、全員懲戒免職だ」と批判。3日に関電の第三者委員会に市の推薦人を入れるよう申し入れ、認められなければ、臨時株主総会で役員の解任決議案を出す構えをみせた。原発の地元福井県の杉本達治知事も「立地地域との信頼関係を大きく損なう」と批判し、同県高浜町の野瀬豊町長は経営陣の刷新が関電の高浜1、2号機の再稼働の条件となるとの見解を示していた。

八木氏は4日、岩根茂樹社長と相談し、2人で辞意を固めたという。9日の会見で、「信頼回復の歩みを進めていくためには、社会の信頼を失墜させた責任を明確にすべきだと考えた」と語った。岩根氏も「社会の皆様からの信頼あっての電力会社の事業。申し訳ない」と頭を下げた。背景には、金品を受け取った理由の説明の仕方もあった。社内調査の報告書を公開して臨んだ2日の会見で、岩根、八木の両氏が強調したのは金品の提供元である福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)の性格だった。

「返却を申し出たが、激高された」「様々な叱責(しっせき)や罵倒に加え、家族も含めて身の危険を感じるような話も伝えられていた」とし、地元の有力者である森山氏の機嫌を損ねては原発の運転に支障が出かねないと思ったとも説明した。しかし、関電への批判は強さを増す一方だった。ある幹部は「前回の会見でも『自分たちは被害者』という意識が抜けなかった。社外の声に触れ、ようやく問題の深さを認識した」と「誤算」を認めた。

 ■解明、第三者委に

「公正な目できちんと事実を調査し、評価したい。必要な調査は全部やる」。関電が設置した第三者委員会の委員長に就任した但木敬一・元検事総長は9日夜、記者会見してそう強調した。関電が昨秋に行った社内調査のメンバーは、半分の委員が関電の役員で「独立性」に疑問があった。調査の対象も11年~18年に原子力部門などに在籍していた一部の役員に限られ、金品を提供した元助役や工事業者への聞き取りをしていない不十分な面があった。

今回の第三者委は経済産業省の指示などを受け、4人全員が「独立した立場の社外の弁護士」(岩根社長)。すでに関電が調査していない役員OBが90年代からの金品の受領を明かすなどしていることを受け、時期や対象を広げて再調査することになる。役員らによる元助役への原発関連工事の情報提供が本当に金品の見返りでなかったかや、減給や厳重注意にとどめた処分についても妥当だったかも改めて検証する見通し。年末までとされる報告書の期限については「約束できるものではない」(但木氏)と延長も示唆するが、元助役がすでに亡くなっていることなどの制約もある。

近年、不祥事を起こした企業が調査を第三者委に委ねる例は増えているが、メンバーの独立性に問題がある例や、調査の範囲を会社が決める例など疑念が持たれるケースも多いという。弁護士や大学教授ら有志でつくる「第三者委員会報告書格付け委員会」のメンバーの一人、斉藤誠弁護士は今回の関電の第三者委について「関電との利害のない人を集めて調査しようとする姿勢はみえる」と評価。今後、「完全に独立した立場として、関電に忖度(そんたく)することなく徹底した調査ができるかが問われる」とみている。
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(田中一郎コメント)
 この記事を読んだ時の私の印象は「同じ穴のムジナたちが、関西電力を悪者にして、自分たちは正義の味方のようなツラをして、よく言うとるな」という印象だ。この事件では、自分たちは悪者として表に登場することはない、とタカをくくっているのかもしれないし、昨年の関西電力内部の第一次「第三者委員会」(元検察の小林敬弁護士が委員長)の報告が出て以降、内部告発によって今回の事件が明るに見出てくるまでの間に「もみ消し工作」が行われていたのかもしれない。まあ、いずれにせよ、「よく言うワナ、お前ら」という感じだ。

 それはともかく、私がこの朝日新聞カバカバ新聞の記事で注目したのは、記事の横っちょにあった(第二次「第三者委員会」の)「調査のポイント」というキャプションである。そこには次のように3つ書かれている。
 https://digital.asahi.com/articles/photo/AS20191010000283.html


(1)役員らによる金品受領が他の部門や時期でなかったか
(2)元助役への工事情報の提供は、金品の見返りではなかったか
(3)役員らの処分の重さや公表を当初避けた判断は適切だったか

確かに上記3つは重要な調査事項だと言えるだろう。しかし、これだけではいかにも生ぬるい、物足りない、すっきりしない。朝日カバカバ新聞は、この「調査のポイント」こそをもっと詳細に報道して、その「カバカバ」報道ぶりから脱却しなければいけなかったはずである。私が哀れなる「朝日カバカバ」に成り代わって、以下に列記しておくので、朝日カバカバ新聞には、そのうちにこれに血肉を付けて報道していただきたい。

(4)関西電力の工事発注価格の妥当性、元請け経由の場合には元請けと吉田開発との間の価格設定の妥当性(他の業者とのバランスなど)

(5)小林敬弁護士以下の第一次「第三者委員会」の報告書の妥当性、及び関西電力と検察(特に大阪地検)や検察OBとの関係

(6)関西電力社内における内部管理統制や組織体制の妥当性(これは不良債権を積み上げて四苦八苦していたバブル崩壊後の銀行群に似ている)

(7)関西電力の原発運転免許の妥当性(基本的に行政処分として原発免許取消が世の中の常識というものである)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それともう一つ、このメールの最初のところで、昨日の院内集会での河合弘之弁護士の発言を紹介したように、岩根茂樹社長が社長のままでいる下での第二次「第三者委員会」の調査は認めがたい。真相究明の妨害になること必定だからだ。岩根茂樹は社長職を解き、新たな処分が下るまで「人事部付」くらいで待機させておけばよい。


 (もう一つ、記事を見ていただきたい)

2.辞任で逃げ切り? 逮捕されない関電幹部に庶民の怒り - 日刊ゲンダイ Matsuo Atsuokiのブログ
 https://matsuoatsuoki.muragon.com/entry/1338.html

(田中一郎コメント)
 私が着目したのは次の5点です。みなさまも記事をご覧になってみて下さい。

(1)不祥事調査の経験がない第三者委メンバー
(2)第三者委の調査終了まで検察は様子見
(3)森山氏の孫のひとりは東京地検特捜部所属の現役検事。関電との全面対決をよしとするかは微妙ではある。
(4)原発マネーが還流していた関電幹部が第三者委のメンバーを選ぶデタラメ
(5)庶民の素朴な疑問と怒りは「上級国民ならば捕まらないのか」に尽きる。

 私はこのメールの表題にも書きましたように、森山栄治から金品類のたぐいをもらった幹部役職員は全員「懲戒免職・解雇処分」(役職位の低いものは「停職」処分)とすべきであると考えています。そして、返す刀で刑事告訴・告発(下記参照)を行って有罪に追い込み、更に、株主代表訴訟で株価下落や会社への損害の賠償をさせていくことが必要だと考えています。それくらいしないと、この「電力モンスターシステム」は解体されることなどありえず、今後ももっとずる賢く形を変えながら続けられていくものと思われます。関西電力会長・社長他の関電幹部の巨額退職金・顧問待遇付「辞任」という「円満退職」を許してはいけないのです。

 <会社法関連の刑罰>
●会社法第960条 - Wikibooks(取締役等の特別背任)
 https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E6%B3%95%E7%AC%AC960%E6%9D%A1

●会社法第967条 - Wikibooks(取締役等の贈収賄罪)
 https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E6%B3%95%E7%AC%AC967%E6%9D%A1

(関連)巨額金品受領で下落する関西電力株、上昇する大阪ガス株~ライバル企業の明暗(LIMO) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00013829-toushin-bus_all


 <その他関連サイト>
(1)関西電力幹部は、なぜ「汚れたカネ」を受け取ったのか 関電金品受領事件、謎の深層を読む - ライブドアニュース
 https://news.livedoor.com/article/detail/17225577/
(2)古賀茂明「封印された関電疑惑の政治家ルート」〈週刊朝日〉|AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2019101400023.html?page=1
(3)稲田氏パーティー券に流れた「原発マネー」 出所は- - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20191010/k00/00m/010/131000c?cx_cp=nml&cx_plc=bnr&cx_cls=newsmail-cp_article
(4)高浜町元助役の森山氏、助役時代は町長より給料高く 他市町「考えられない」(福井新聞ONLINE) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191011-00010000-fukui-l18&pos=2
(5)関電社長、日本原電取締役を退任「一身上の都合、9日付で」共同通信-沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/484733
(6)東京新聞-関電の第三者委が初会合 金品受領問題を「徹底究明」-経済(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019101301002150.html


●(再掲)関電疑獄は経産省が隠蔽か 18年末に問題把握も目をつぶった可能性 (2019年10月16日) - エキサイトニュース
 https://www.excite.co.jp/news/article/Gendai_579800/

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
関西電力幹部が福井・高浜町の元助役から金品を受けていた「関電疑獄」。真相を解明するには関電幹部の聴取が不可欠だが、追及を許せば自らに飛び火しかねないからなのか、安倍自民は野党が求める参考人招致に一切、応じない構えだ。そんな中、経産省や官邸が昨年、関電事件の詳細を把握していた疑いが浮上した。

「(関電が昨年9月に社内調査報告書をまとめて以降)所管の経産省は問題を把握していなかったのか」

15日の参院予算委。野党議員からこう詰め寄られた菅原経産相は「今年9月末の報道で初めて知った」という答弁を繰り返し、真相解明についても「関電の第三者委員会に任せている」の一点張り。その姿は言い逃れに終始して批判が殺到した関電経営陣とソックリだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(早くも、第二次「第三者委員会」が、国会での真相究明妨害の「盾」=「口実」として使われ始めている=この委員会の真の狙いはコレだ!)
草々

2019年10月13日 (日)

関西電力ブラック(マネー)アウト(その2):原子力ムラでゴキブリを1匹見つけたら、他にも20匹はいるぞ!=もらった金品も、もらった奴も、もっとあるある、もっといるいる(ホレ! 検察も仲間やで)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.今年の「新ちょぼゼミ」(あと4回)
(1)(10.21)オルタナティブな日本をめざして(第35回):「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」(新ちょぼゼミ:河田昌東さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-2a7414.html

(2)(11.11)オルタナティブな日本をめざして(第36回):「福島原発被害賠償訴訟の現状と課題」(新ちょぼゼミ:中川素充弁護士)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-597e39.html

(3)(11.25) オルタナティブな日本をめざして(第37回):「日本を潰すアベ政治:巨額の国富喪失と私たちの生活」(新ちょぼゼミ:上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-c1eed6.html

(4)(12.09)オルタナティブな日本をめざして(第38回):「外環道訴訟と大深度地下開発問題」(武内更一弁護士)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-e0067b.html


2.関西電力ブラックマネー関連
(1)<緊急署名>関電の原発マネー徹底究明と原子力からの撤退を求める緊急署名 - 原子力規制を監視する市民の会
 http://kiseikanshi.main.jp/2019/10/03/122334455-3/

(2)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.15)関電に原発動かす資格なし! 闇の原発マネー徹底追及! 市民緊急行動
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1570617320588staff01


3.(別添PDFファイル)ゲノム編集:緊急署名「緊急署名 正「有機JAS」に「ゲノム編集」を入れるな!20191011」
ダウンロード - e7b78ae680a5e7bdb2e5908d20e6ada3e3808ce69c89e6a99fjase3808de381abe3808ce382b2e3838ee383a0e7b7a8e99b86e3808de38292e585a5e3828ce3828be381aaefbc812019101efbc91.pdf


4.関西電力いろいろ・悪事もいろいろ
(1)スクープ撮! 関電幹部たちの「原発キャッシュバック豪邸」(FRIDAY)Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191011-00000005-friday-soci
(2)「普通には買えない」関電役員が受け取ったスーツ券とは:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASMB7627WMB7PLFA00C.html?ref=mor_mail_topix3_6
(3)関電がブチあげた第三者委員会にまたもや“お手盛り”の懸念|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263023
(4)「まだまだ氷山の一角ちゃうか」嘆くOB。関電「原発マネー」問題、深まる闇と出回る告発文(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00000001-binsiderl-bus_all
(5)「自分たちは被害者」から辞任ドミノ 真相は第三者委へ:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASMB94K0QMB9PLFA00F.html?ref=hiru_mail_topix2_6
(6)美浜原発でクレーン事故 人的被害なく関電は公表せず(毎日新聞)Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00000083-mai-soci

(原発関連工事での事故、これで何度目や! 死傷者が出なかったのは「ただの偶然」。美浜原発では過去に悲惨な事故が起きて人が傷つき亡くなっている。毎日毎日、業者ぐるみでいい加減なことばかりやっている。東のいい加減原発=東京電力沸騰水型、西のいい加減原発=関西電力加圧水型、両方とも会社をいったん潰したらいいのだ。こんな会社の「第三者委員会」という「お手盛り・お仲間・御用ちょうちんサロン」で調査なんぞしても無意味。下記では関西電力と検察・大阪特捜との関係記事もご紹介するので、見てください! :田中一郎)

(関連)関電役員の金品授受、経団連会長「友達で悪口言えない」(朝日新聞デジタル)
 https://www.asahi.com/articles/ASM9W51M0M9WULFA01T.html
 https://00m.in/kSuqd

(この日立のアホ、何とかしたってえ~な! これで経団連会長やて、日本の経済界の代表みたいなもんやろ、こんなんが代表でええんか? 日本経済も「末法の世」になってきてしもたなあ、・・・・・かなしいな~、あほらしいな~ :田中一郎)


5.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)香港、燃えよ民主主義ドラゴン=学生抗議・五大要求断固支持(1):スターリニズム・特権官僚国家の中共中国と、その手下=香港政府・香港警察を全世界の民主主義勢力が包囲せよ(田中龍作ジャーナル他)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cf6abe.html

(2)「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」にご注目とご支援を!!:今こそ「伊達判決」を生かし、日米密約戦争同盟のくびきから日本を解放いたしましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-01569e.html

(3)「ゲノム編集」に関連する直近情報です(2019年10月9日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-011934.html
================================


日本国中が大騒ぎになってきました。巨大スキャンダルに発展する可能性大です。また、そうしなければいけません。上記でも申し上げましたが、極悪犯罪企業=関西電力自身が組織する「茶番の第三者委員会」で幕引きなど、絶対に認められません。国会では早くも自民党のゴロツキどもが、関西電力と原発の闇構造=ブラックマネーの「ドブ池」解明を妨害し始めています。ふざけんじゃねー、という話でしょう。もちろん来たる衆議院選挙の争点にもしなければいけないのです。以下、関連情報をご紹介いたします。徹底追及あるのみです。

前回、みなさまにメールでお送りした「この事件を見定める場合の当面のポイント」は下記の10項目です。その後の情報からこれに付け加えることが1つあり、それについては下記で郷原信郎氏のサイトや日刊ゲンダイ記事、及び『週刊文春』記事などをご紹介したいと思います。原発ビジネスはかねてより、カネと嘘八百と恫喝という「三種の悪神器」により推進されていると言われてきましたが、国内最悪の極悪会社=関西電力と、若狭の「銭ゲバ」=元高浜町助役と、そしてまだ姿がはっきりとは見えてきませんが、その「ちょうちん持ち」たちの生々しい実態を衆目の下にさらして、原発社会が創り出すゆがんだ社会構造を転換する契機にしていかなくてはなりません。

(関連)関西電力ブラック(マネー)アウト(その1):腐った電力会社幹部と銭ゲバ地元ボスの「汚物連合」が見せた原発・原子力社会の生々しい実態=「原発を再稼働して背広をつくってもらおう」(お前らアホか!?)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-0f8224.html

(この事件を見定める場合の当面のポイント)
(1)金品を受け取っていた時期は、税務調査の際に明らかになった2011年~2017年の7年間だけなのか、それより以前はどうか?
(2)金品を受け取っていたのは、高浜原発だけに関係する人物や業者だけなのか、また、関西電力側の受取人は20名の経営幹部以外にいないのか?

(3)金品を受け取っていたのは、関西電力の役職員だけなのか、政治家や高級官僚などはいないのか?
(4)金品を贈与したり、間接的にやり取りしていた地元の人間は、元助役以外にいないのか?

(5)関西電力の原発関連工事の発注におかしなところはないのか?(情報提供も含めて)
(6)関西電力の原発を巡る福井県での利権構造の全容はどうなっているのか?

(7)これは関西電力だけの話なのか、全国の電力会社や、それぞれの原発・核燃料サイクル施設ではどうなっているのか?
(8)何故、昨年の調査報告書作成以降、この事件を1年近くもの間、隠していたのか、その間にこの事件に関して何をしていたか?

(9)関西電力をはじめ電力各社がどこまで徹底して調査されるか=「調査委員会」人選を電力会社自身や原子力ムラ組織が決めているようなものは全部ダメ(利益相反)
(10)関西電力幹部や高浜町関係者、関西電力の工事を受注した土建屋など、関係責任者がどのように罪を引責し罰を受けるか(再発防止のポイント)

(追加すべき重要事項)
(11)大阪地検特捜部(及びそのOB)を含む検察と関西電力との癒着関係や人脈

 <別添PDFファイル>
(1)関電を大阪特捜が捜査できない「上級人脈」(イントロ部分)(『週刊文春 2019.10.17』)
(2)関西電力の闇、アベ政権の闇、これは氷山の一角に過ぎない(イントロ部分)(『サンデー毎日 2019.10.20』)
(3)関電 広がる金品受領者、調査外の幹部も(毎日 2019.10.9)
(4)関電「怖くて返せず」ってホント? 「被害者の顔」に違和感(東京 2019.10.10)
(5)金品問題 告発後に昇格、社長宛てに文書 関電、多額受領の3人(東京 2019.10.11夕刊)
(6)元助役を恐れながらも巧みに利用した関西電力(粟野仁雄『週刊金曜日 2019.10.11』)
(7)電力、稲田氏パー券を購入、17年 関電などが112万円分(東京 2019.10.11)
(8)発注プロセス解明焦点、関電 第三者委に元検察トップら(日経 2019.10.10)


1.原子力ムラでゴキブリを1匹見つけたら、他にも20匹はいるぞ!=もらった金品も、もらった奴も、もっとあるある、もっといるいる
 金沢国税局が「時効」の関係で調査できるのは、せいぜい7年くらい前までです。しかし、今回明らかになった「カネカネカネ」の「電力モンスターシステム」(小説『東京ブラックアウト』若杉冽 2014年 講談社)は、その期間に限られたものではないでしょうし(ある新聞報道では、関西電力は2006年から金品をもらい始めたなどと関西電力幹部が言っていて、それが本当であるかのように伝えていましたが、実際はそれよりももっと前から金品をもらいもらわれ、していたはずです。泥棒から聞いた話をそのまま真実であるかのように伝える新聞記者のバカさ加減、もういい加減にしとけ、という話です)、金品をもらった人間も、今回表面化した会長・社長以下幹部20名には限らないでしょう。特に、政治家や官僚たちにも、その「毒まんじゅう」のカネが回っていたに違いありません(今のところ自民党の稲田朋美と世耕弘成の名前が出ました)、また、金品のもらい方も、元高浜町助役経由とは限らず、関西電力関連工事受注会社の吉田開発から直接だったり、吉田開発以外の「銭ゲバ会社」からもらったりと、いろいろだったに違いありません。事件の根は深いのです。

まずは関西電力の9月の最初のインチキ記者会見以降、洪水のように流れてきた報道記事から、いくつか選んで、「ゴキブリは他にも20匹はいるぞ!=もらった金品も、もらった奴も、もっとあるある、もっといるいる」の状況をお伝えします。今後の真相解明・全貌公開の1つのポイントは、金沢国税局が押収したと言われる「森山栄治メモ」(いつ、だれに、なにを提供したかが列記されたメモ)を公開させることです。また、大飯や美浜や敦賀など、高浜以外にも第二・第三の森山栄治がいなかったかどうかも、もう一つのポイントです。

(関連)関電と“原発のドン”との“蜜月”関係…稲田元防衛相、高木元復興相へ飛び火 (1-4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
 https://dot.asahi.com/wa/2019100700100.html?page=2

(関連)【安倍政権】安倍政権の“関電隠し” 原発マネー還流幹部の国会招致拒否|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263088

政治・政治家ルートは、稲田朋美と世耕弘成の名前が出てきました。いずれも「居直り」を決め込んでいます。もらったカネは返さない、とまで世耕弘成は言っています。要するに「カネもらって何が悪いんだ~、ボケ!」と言っているのです。有権者・国民もナメられたものです。寝ても覚めても自民党に投票をし、あるいは選挙棄権を続けているから、かようなゴロツキ政治家からナメられるのです。ところで、あの福井のアベ政権・自民党元閣僚のパンツドロボウはどうなのでしょうか? どこかの週刊誌にチラッと名前が出ていたような記憶があります。私はまだまだ他にも金品をもらっていた政治家もいるし、官僚もいるだろうと見ています。「原発ブラックマネー構造」ですから、今回発覚した関西電力幹部だけの例外的なものではありえないのです。

(関連)(別添PDFファイル)電力、稲田氏パー券を購入、17年 関電などが112万円分(東京 2019.10.11)
 https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-432956/

(これがホントの「パー券」だよ、まったく! アホちゃいまんねん、パーでんねん:田中一郎)


(参考)有権者・国民をナメんなよ
 https://matome.naver.jp/odai/2132961620479915301

(1)(別添PDFファイル)関西電力の闇、アベ政権の闇、これは氷山の一角に過ぎない(イントロ部分)(『サンデー毎日 2019.10.20』)
 http://mainichibooks.com/sundaymainichi/
(2)(別添PDFファイル)関電 広がる金品受領者、調査外の幹部も(毎日 2019.10.9)
 https://mainichi.jp/articles/20191009/ddm/041/020/027000c
(3)大飯原発元所長も元助役から金品受領…商品券20万円分を1990年代に 調査対象外 - MBS 関西のニュース
 https://www.mbs.jp/news/kansainews/20191011/GE00029965.shtml
(4)【安倍政権】関電原発マネー 安倍首相側近の世耕参院幹事長にも流入|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263026
(5)20年以上前にも商品券や小判…“高浜原発”元所長も“大飯原発”元所長も金品受領 (MBSニュース)
 https://web.smartnews.com/articles/hw5DERensWE

(6)関西電力幹部が地元有力者から金品を受け取っていたが......。原発マネーは政治家にも流れている!|週プレNEWS
 https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2019/10/11/109888/
(7)関電3億2千万円“裏金”元助役の関連会社が稲田朋美元防衛相ら自民党議員に献金 後援会長も〈週刊朝日〉AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2019100300042.html?page=1
(8)関電 大飯原発でも元助役から金品 - NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191011/k10012123351000.html
(9)関電、高浜再稼働連動し金額増か 原子力部門要職の4人(共同通信)
 https://this.kiji.is/555322048100680801
(10)福井県高浜町に経産省から計4人出向- 共同通信- 沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/482968

●関電疑惑 野党合同ヒアリング―議題:関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役から金品を受領していた疑惑について、経済産業省(関西電力株式会社に出席依頼中)、財務省、法務省(刑事局、民事局)、公正取引委員会より - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458742

●関西電力の幹部らが元助役から金品を受領していた問題で、世耕弘成前経産大臣の名前が出ていることを問われ「報道ベースのことなのでコメントできない」~10.9原子力規制委員会 更田豊志委員長定例会見 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458806

(「私は原子力推進「追認」役ですので、そうした推進の妨げになるようなことにはタッチできません、原発の立地地域がどうなろうと、また、電力会社の悪事がどうであろうと、そんなことは私たちの関心外・所管外と心得ております、原発の安全性や再稼働にも影響するのではないか? ですって、大丈夫です、原発の安全については、カネのかからない程度に、原発推進の妨げにならない程度に、確保するよう形だけの努力をしております」=原子力「寄生」委員長発言の真意を平易に解説いたしました。:田中一郎)


2.盗人=関西電力が人選し謝礼も支払う(「第三者」ではない)「第三者委員会」に真相究明・全貌公開などできない
 泥棒に泥棒の悪事の調査をさせて何がわかるというのでしょう!? ネコにかつお節ならぬ「小判」の番をさせるに等しい愚です。猫に「小判」、いや関電に「小判」、こういう時に使うことわざにしましょう。関連する最近の記事を並べておきます。これを見れば、世の中も「そんなもん(関西電力による委員選任の第三者委員会)、あきまへんで」と見ていることがわかります。

関西電力、「第三者調査委員会」に限界あり- 東洋経済オンライン
 https://00m.in/xksnP

●関電報告書の詳細判明 1億円超受領でも厳重注意のみ:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASMB23TF7MB2PLFA00L.html?iref=pc_extlink

●東京新聞-関電、金品問題告発後に昇格人事 多額受領の3人、甘さ浮き彫り-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019101101001034.html

●電力12社「関電と同様事例なし」経産相に2度報告 -日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50727430Y9A001C1EAF000/

(↑ バカバカしい話の典型です。緊急の抜き打ち財務検査に入るとか、公益通報窓口を「日本弁護士連合会」に設けてもらって、内部告発を待つとか、「原発ブラックマネー」の真相究明・実態解明をしようと思えば、いくらでも方法はあるでしょう。かような「子どものお遊び」のようなことをして、さっそくに「幕引き」しようとしている経済産業省、ここも関西電力と同じ穴のムジナが生息する「悪の蜘蛛の巣城」です。いずれにせよ、関西電力に見られた「構造汚染」は、他の原発電力も同じです。今後、何らかの形でメスを入れる必要があります。それと経済産業省にも、です。:田中一郎)


3.関西電力と検察・大阪地検特捜部は癒着してグルだった
 代表的な記事を3つ、ご紹介します。いずれも必読ですので、是非原本を取り寄せてご覧ください。日本の司法・検察は完璧に腐っており、司法暗黒時代に突入しています。それは、先般の東電刑事裁判の東電幹部3人に対する無罪判決を見れば明らかです。有権者・国民は、この腐った司法・検察に怒りの鉄槌を振り下ろす必要があるのです(追って方法をご提示いたします)。今回の「関西電力ブラックマネー」事件は、司直の手を入れて刑事事件、民事事件(株主代表訴訟など)、行政事件(原発免許取消など)として、当事者たちや関西電力自身を社会的に処罰していかなくてはならないものです。しかし、今の検察や司法・裁判所では、いかにも心もとないという他ありません。現代日本は、巨悪がのさばる「末法の世」となりました。

(必読その1)(別添PDFファイル)関電を大阪特捜が捜査できない「上級人脈」(イントロ部分)(『週刊文春 2019.10.17』)
 https://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun/blomaga/ar1820562

(必読その2)関電経営トップはなぜ居座り続けるのか~「関西検察OB」との”深い関係” - 郷原信郎が斬る
 https://00m.in/UywGo
 https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20191007-00145654/

(必読その3)
 小判を献上する「越後屋:森山栄治元高浜町助役」の影に「大阪地検特捜部&検察OB」という悪代官がいた=悪代官いわく「おぬしもワルよのお・・・!」⇒ いよいよ必殺仕置人の登場か!? もちろん仕置人はみなさま有権者・国民一人一人です。全ての選挙で自民党を落とせ! それが「仕置き」だ!
 https://www.youtube.com/watch?v=HtGi2BKIf2o&list=RDPyyTyb9F5iQ&index=19

(1)元助役の死にも疑念 「越後屋の小判」怪文書と謎解き<上>なぜ、調査が入った途端に元助役が死んだのか(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/315.html
(2)元助役の死にも疑念 「越後屋の小判」怪文書と謎解き<中>フザけるな!国会が終わってから第三者委員会の調査報告(日刊ゲンダ… 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/322.html
(3)元助役の死にも疑念 「越後屋の小判」怪文書と謎解き<下>「何も知らなかった」で済むのか、稲田朋美らの関与(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/332.html

(その他関連記事)
(1)(別添PDFファイル)発注プロセス解明焦点、関電 第三者委に元検察トップら(日経 2019.10.10)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO50820120Z01C19A0CC1000/
(2)関電の八木元会長らを告発 都内男性、会社法違反罪で(産経新聞)
 https://www.sankei.com/life/news/191011/lif1910110041-n1.html
(3)関西電力の深刻すぎる闇…検察が動かざるを得ない「これだけのワケ」(現代ビジネス)
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67704
(4)八代英輝氏 関電会長辞任の意向に「特別背任に関して検察サイドは立件すべき」(スポニチアネックス)
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/10/09/kiji/20191009s00041000192000c.html


4.その他 注目記事
(1)【原子力資料情報室声明】あらかじめ作られた結論 関西電力の問題矮小化は許されない - 原子力資料情報室(CNIC)
 http://www.cnic.jp/8786
(2)(別添PDFファイル)元助役を恐れながらも巧みに利用した関西電力(粟野仁雄『週刊金曜日 2019.10.11』)
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002899.php
(3)(別添PDFファイル)金品問題 告発後に昇格、社長宛てに文書 関電、多額受領の3人(東京 2019.10.11夕刊)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201910/CK2019101102000292.html
(4)(別添PDFファイル)関電「怖くて返せず」ってホント? 「被害者の顔」に違和感(東京 2019.10.10)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2019101002000167.html
(5)辞任で逃げ切り? 逮捕されない関電幹部に庶民の怒り - Matsuo Atsuokiのブログ
 https://matsuoatsuoki.muragon.com/entry/1338.html
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263149
(6)東京新聞-関電、参院参考人招致に拒否回答 「第三者委へ対応」-政治(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019101101002632.html
(7)立憲・安住国対委員長「自公は関電幹部をかばう政党」と批判 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191009/k00/00m/010/090000c?fm=mnm
(8)蓮舫氏 国会招致求めた関電の返答に驚く 担当部局も担当者の名前も無記名(デイリースポーツ)
 https://www.daily.co.jp/gossip/2019/10/11/0012781506.shtml

(関西電力褒め殺し=ええ会社やなあ、岩根茂樹社長が「国会での招致には積極的に応じたい」と言うておるのに、責任部署も窓口担当者名も書かない文書出してきて、いやです、とか言うとるで、立派な会社やなあ、えらい役職員がそろうとるなあ、愛社精神抜群や、悪事を働いたら、逃げて逃げて逃げまくれと、会社のコンプライアンス憲章にでも書いてあるのやろ、関西電力、ええ会社やなあ、見上げたもんやなあ、みなさま、このゴリッパ葉っぱのこの会社に、みなで水でもかけたり
しょ、あたま冷やせー、ですわ、ほんまに)
草々 

2019年10月12日 (土)

(報告)(10.8)オルタナティブな日本をめざして(第34回):「STOP水道事業民営化=公益事業の私物化を許さない」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


さる10月8日(火)、水道橋のたんぽぽ舎におきまして、内田聖子さんをお招きして「STOP水道事業民営化=公益事業の私物化を許さない」(新ちょぼゼミ)、及び新DVD「どうする?日本の水道―自治・人権・公共財としての水を」の上映会を開催いたしました。内田聖子さんには、日々ご多忙の中を時間を割いていただき、ご講演をしていただきました。厚くお礼申し上げます。以下、当日録画や資料などを添付して簡単にご報告申し上げます。

申し上げるまでもありませんが、水道事業をコンセッション方式を使いながら民営化するのかしないのかを決めるのは、政府ではなくて、各地域で水道事業を営む各自治体です。私たちが居住するそれぞれの自治体において、その行政の在り方を厳しく監視し、草の根のレベルから、こうした似非民営化とでも言うべき「水道事業の私物化」を許さない住民自治・地方民主主義を創ることで、この「悪だくみ」は阻止できます。私たちの「命の水」を守るため、ともに頑張りましょう。


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●(イベント情報)(10.8)オルタナティブな日本をめざして(第34回):「STOP水道事業民営化=公益事業の私物化を許さない」(新ちょぼゼミ:内田聖子さん)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-95da64.html

豊かな水に恵まれる日本列島ですが、これから日本が人口減社会に入る中、戦後築き上げられてきた水道事業施設の老朽化が進んできました。特に過疎化する地方では、水道事業収入の先細りと担い手不足が深刻化し始めており、施設の現状維持でさえもがままならなくなっています。また、都市部においても、自治体財政が切り詰められる中で、水道事業などの公益事業も必要な施設更新や世代交代人事が思うように進められず今日に至っています。そんな中、我が国政府は、水道事業にコンセッション方式という運営権の民間企業(外資を含む)への長期間売却方式による民営化方針を打ち出しました。しかし、このコンセッション方式は、海外では多くの国や都市で失敗に失敗を重ね、ウォーターバロンなどと言われる一部の営利企業の利益だけが優先される結果に終わっています。今回は、この水道民営化問題について、最初に新しいDVD「どうする? 日本の水道―自治・人権・公共財としての水を」の上映を行い、そのあとこの問題にお詳しい内田聖子さんに水道事業民営化への対応についてご講演をしていただきます。みなさまのふるってのご参加をお待ちしております。


講 師:内田聖子さん(うちだ しょうこ)さん 
 NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表
 慶応義塾大学文学部卒業。出版社勤務などを経て2001年より同センター事務局スタッフとなる。自由貿易・投資協定のウォッチと調査、政府や国際機関への提言活動、市民キャンペーンなどを行う。TPPウォッチの国際NGOネットワークにも所属し、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、マレーシアなどの市民社会とともに活動。編著に『日本の水道をどうする?民営化か公共の再生か』(2019年、コモンズ)、共著に『自由貿易は私たちを幸せにするのか?』(2017年、コモンズ)など。


●(当日のVTR)20191008 UPLAN 内田聖子「STOP水道事業民営化=公益事業の私物化を許さない」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=IuEiKqlyX-g
 https://www.youtube.com/watch?v=IuEiKqlyX-g

 <当日の配布資料:別添PDFファイル>
(レジメ)「STOP水道事業民営化=公益事業の私物化を許さない」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ 2019.10.8)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e3808cefbcb3efbcb4efbcafefbcb0e6b0b4e98193e4ba8be6a5ade6b091e596b6e58c96efbc9de585ace79b8ae4ba8be6a5ade381aee7a781e789a9e58c96e38292e8a8b1e38195e381aae38184e3808defbc88e58685e794b0e88196e5ad90e38195e38293efbc89.pdf

●【予告篇】どうする?日本の水道 ~自治・人権・公共財としての水を~ YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ou4OGJmGwBM

(関連)どうする?日本の水道―自治・人権・公共財としての水を
 http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/suido.html


 <内田聖子さんのご著書>
(1)日本の水道をどうする!? 民営化か公共の再生か-内田聖子/編著(コモンズ)
 http://u0u1.net/XSqf
(2)自由貿易は私たちを幸せにするのか?-上村雄彦、首藤信彦、内田聖子他著(コモンズ)
 http://u0u1.net/vQHr


 <関連情報:別添PDFファイル>
(1)水道法「改悪」舞台裏の利権、海外でトラブル続出の「民営化」を、なぜ今さら?(週刊金曜日 2018.12.21)
ダウンロード - e6b0b4e98193e6b395e3808ce694b9e682aae3808de8889ee58fb0e8a38fe381aee588a9e6a8a9e38081e6b5b7e5a496e381a7e38388e383a9e38396e383abe7b69ae587bae381aee3808ce6b091e596b6e58c96e3808de38292e38081e381aae3819ce4bb8ae38195e38289efbc9f.pdf
(2)水メジャー、日本上陸(日経 2018.11.10)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37579430Z01C18A1EA6000/
(3)水道民営化は何のため(秋山豊寛『生活と自治 2018.10』)
ダウンロード - e6b0b4e98193e6b091e596b6e58c96e381afe4bd95e381aee3819fe38281efbc88e7a78be5b1b1e8b18ae5af9be3808ee7949fe6b4bbe381a8e887aae6b2bb202018.10e3808fefbc89.pdf
(4)巨大水企業のふるさとで水道公営化を叫ぶ:フランス(『日本が売られる』堤未果:幻冬舎新書)
ダウンロード - e5b7a8e5a4a7e6b0b4e4bc81e6a5ade381aee381b5e3828be38195e381a8e381a7e6b0b4e98193e585ace596b6e58c96e38292e58fabe381b6efbc9ae38395e383a9e383b3e382b9efbc88e3808ee697a5e69cace3818ce5a3b2e38289e3828ce3828be3808fe5a0a4e69caae69e9cefbc89.pdf
(5)大阪市では「水を企業に委ねてええの?」(一部抜粋)(堤未果『日本が売られる』幻冬舎新書)
ダウンロード - e5a4a7e998aae5b882e381a7e381afe3808ce6b0b4e38292e4bc81e6a5ade381abe5a794e381ade381a6e38188e38188e381aeefbc9fe3808de68a9ce7b28befbc88e5a0a4e69caae69e9ce3808ee697a5e69cace3818ce5a3b2e38289e3828ce3828be3808fefbc89.pdf
(6)水道法一部改正2018(イントロ部分)(『時の法令 NO,2076』2019.6.30)
ダウンロード - e6b0b4e98193e6b395e4b880e983a8e694b9e6ada32018efbc88e382a4e383b3e38388e383ade983a8e58886efbc89efbc88e3808ee69982e381aee6b395e4bba420no2c2076e3808f2019.6.30efbc89.pdf
(7)民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の一部改正2018(イントロ部分)(『時の法令 NO,2076』2019.6.30)
ダウンロード - efbcb0efbca6efbca9e6b395e4b880e983a8e694b9e6ada32018efbc88e382a4e383b3e38388e383ade983a8e58886efbc89efbc88e69982e381aee6b395e4bba4efbc89.pdf

(関連)緊急特集・そもそも日本の水道事業は民営化したほうがいいの?|そもそも総研|モーニングショー|テレビ朝日
 https://www.tv-asahi.co.jp/m-show/contents/detail/0403/


 <関連サイト>
(1)再公営化という選択:世界の民営化の失敗から学ぶ
 http://00m.in/p6NdC
(2)水メジャー「ウォーターバロン」が日本に進出しまくってた!(ヴェオリア、スエズ等) - NAVER まとめ
 https://matome.naver.jp/odai/2143186469450181701
(3)世界の流れに逆行する日本―なぜいま水道民営化か(六辻彰二) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/20181115-00104161/
(4)安倍政権が推進する「水道事業民営化」は、「水という人権」を蹂躙する ハーバービジネスオンライン'
 https://www.excite.co.jp/news/article/Harbor_business_169803/
(5)水道民営化は世界でトラブル続出、日本は英国の成功例に学べ (ダイヤモンド・オンライン)
 https://diamond.jp/articles/-/183019
(6)岐路に立つ日本の水道──今、考えたい公共サービスの受益と負担 - ワールド - 最新記事 - ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/10/post-13169.php
(7)東京都水道局広報映像  日本の水道水編 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Fyy2k4pvVD8
(8)アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』が安倍政権の水道民営化、統計不正を風刺し炎上! 圧力に屈せず水木しげるの遺志を継ぐ姿勢|LITERA/リテラ
 http://00m.in/JR3IL

(参考図書)水道民営化で水はどうなるのか-橋本淳司/著(岩波ブックレット)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033923957&Action_id=121&Sza_id=B0


 <「いちろうちゃんのブログ」より>
(1)水道法改悪(民営化押し付け法)直近情報=来たる12.17の新ちょぼゼミ、「日本の水道が売り飛ばされる!? DVD(映画)上映会「最後の一滴まで:ヨーロッパの隠された水戦争」で国内外情勢、説明します いちろうちゃんのブログ 
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/1217-257e.html

(2)(報告)(12.17)日本の水道が売り飛ばされる!? DVD(映画)上映会「最後の一滴まで:ヨーロッパの隠された水戦争」&勉強会- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-671a.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-99f4.html
草々

 

(イベント情報)福島第一原発事故 損害賠償裁判関連の裁判やイベントの情報です + (速報)第36回「県民健康調査」検討委員会(2019年10月7日)結果について

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


1.福島第一原発事故 損害賠償裁判関連の裁判やイベントの情報です。

●(11.11)オルタナティブな日本をめざして(第36回):「福島原発被害賠償訴訟の現状と課題」(新ちょぼゼミ:中川素充弁護士)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-597e39.html

(関連)(2019.3.28)福島原発事故被害者訴訟判決報告集会:日本の司法・裁判所は福島原発事故の加害者責任を認め、被害者に対してきちんとした賠償・補償と生活再建ができる救済措置の判決を下せ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-9cd7.html


<裁判公判の予定>
 みなさまには傍聴席を埋めていただき裁判へのご支援をお願い申し上げます。

(1)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.17)福島原発被害東京訴訟 第1陣控訴審 第1回口頭弁論 
 http://genpatsu-shutoken.com/blog/archives/746
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc91efbc90efbc8eefbc91efbc97efbc89e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae8a2abe5aeb3e69db1e4baace8a8b4e8a89f20e7acacefbc91e999a3e68ea7e8a8b4e5afa920e7acacefbc91e59b9ee58fa3e9a0ade5bc81e8ab96.pdf

(2)(10.30)井戸川裁判(福島被ばく訴訟)第16回公判
 http://idogawasupport.sub.jp/

【次回、口頭弁論期日】福島被ばく訴訟 第16回口頭弁論 
日 時:2019年10月30日(水)10時30分開廷
※傍聴は先着順です。10時までにお越しください。※小集会にも参加協力をお願いします

地裁前事前集会:9時40分~
場所:東京地方裁判所103号法廷(大法廷)
※東京地方裁判所アクセス:地下鉄「霞が関駅」A1番出口(丸の内線・日比谷線・千代田線) 徒歩1分
地下鉄「桜田門駅」5番出口(有楽町線)徒歩6分

■報告集会 開場12時 開始12時30分~
報告:弁護団、井戸川克隆さん(原告)
会場:衆議院第2議員会館・多目的会議室(1階)

(3)(11.5)福島原発被害群馬訴訟控訴審 第8回公判(東京高裁101号法廷 午前10時開廷)
 https://00m.in/GrXCm

(前回公判で被告国がとんでもないことを言い出しました。既に数日前の私のメールやブログでお伝えしておりますが、改めて下記の群馬弁護団のサイトにある国の「第8準備書面」をご覧になってみて下さい:田中一郎)

原子力損害賠償群馬弁護団
 https://gunmagenpatsu.bengodan.jp/

(関連)「加害者(国)が被害者(自主避難者)に『お前が加害者だ』とレッテルを貼る」- おしどりポータルサイト
 http://oshidori-makoken.com/?p=4082

(関連)(別添PDFファイル)国側が裁判所に主張した【第8準備書面】加害者が避難者を“加害者”にして分断を図る暴挙(丹治杉江さん:群馬原告 2019.10.11)
ダウンロード - e58aa0e5aeb3e88085e3818ce981bfe99ba3e88085e38292e2809ce58aa0e5aeb3e88085e2809de381abe38197e381a6e58886e696ade38292e59bb3e3828be69ab4e68c99efbc88e4b8b9e6b2bbe69d89e6b19fe38195e38293efbc9ae7bea4e9a6ace58e9fe5918a202019.10.11efbc89.pdf

(関連)3つあります:(1)自主避難を「国土への不当な評価」-国が暴論「損害認めぬ」-群馬訴訟控訴審(2)ゴキブリ関電の原発ブラックマネー(VTR)(3)リニア危険=車両全焼の事故を起こしていた- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-c4ed5e.html

(4)福島原発被害千葉訴訟控訴審 第6回公判(東京高裁101号法廷)
 (10/11に第5回公判があり、そこで次回は11月に決まりそうでしたが、結局それがダメになり現在未定です。決まり次第お伝えします)

(5)(別添ファイル)(チラシ)(12.11)南相馬 避難20ミリシーベルト撤回訴訟 第17回公判
 http://minamisouma.blogspot.com/2019/10/blog-post.html

(南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会- 次回期日12月11日(水)は原告本人尋問です。10時集合!傍聴席を埋め尽くそう!)

(メール転送です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会からのお知らせです。
第17回の期日は、12月11日11:00~です。6名の原告が、証言されます。
原告を励ますためにも、大法廷を満杯にしましょう。
ぜひ、お誘いあわせの上、ご参加ください。

2019年12月11日(水)当日のスケジュール:
10:00~ 東京地裁前応援アピール
11:00~ 第17回口頭弁論 東京地方裁判所103号法廷
17:00頃~ 報告ミニ集会 東京地裁前

また、新しいデザインのチラシを作成しました。(画像を添付)
みなさまの周辺の方々にお渡しください。集会などでのまとまった部数配布歓迎
です。ご入用の方は、ご連絡いただければ郵送いたします。

※南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会ブログ
http://minamisouma.blogspot.com/
--
南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会
事務局:国際環境NGO FoE Japan
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
TEL: 03-6909-5983  / FAX: 03-6909-5986
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(6)(別添PDFファイル)(チラシ)(12.20)福島原発事故損害賠償訴訟 神奈川 控訴審 第1回公判(東京高裁)
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc91efbc92efbc8eefbc92efbc90efbc89e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae4ba8be69585e6908de5aeb3e8b3a0e5849fe8a8b4e8a89f20e7a59ee5a588e5b79d20e68ea7e8a8b4e5afa920e7acacefbc91e59b9ee585ace588a4.pdf

(関連)(別添PDFファイル)福島原発訴訟 かながわ原告団だより 第37号:控訴理由書を提出 審理促す
ダウンロード - e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae8a8b4e8a89f20e3818be381aae3818ce3828fe58e9fe5918ae59ba3e381a0e38288e3828a20e7acac37e58fb7efbc9ae68ea7e8a8b4e79086e794b1e69bb8e38292e68f90e587ba20e5afa9e79086e4bf83e38199.pdf

(関連)福島原発かながわ訴訟を支援する会
 https://sites.google.com/site/fukukanaweb/home

<避難者支援>
(別添PDFファイル)(チラシ)(10.26)福島原発避難者の住まいと人権を守ろう! 集会(文教区民センター)
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc91efbc90efbc8eefbc92efbc96efbc89e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae981bfe99ba3e88085e381aee4bd8fe381bee38184e381a8e4babae6a8a9e38292e5ae88e3828de38186efbc8120e99b86e4bc9a.pdf

(関連)避難の協同センター
 https://hinan-kyodo.org/


<脱被ばく>
(10.25)隠蔽される福島原発事故の真実(西尾正道(独)国立病院機構北海道がんセンター名誉院長)
 https://00m.in/N7uQG

(11.9)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 第13回新宿デモ みんなつながって、一緒に抗議の声をあげましょう!
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2019/09/13.html

(次回第22回「子ども脱被ばく裁判」公判)
 ・11月13日(水)午前9時〜午後6時
 ・午前9時に福島地裁前集合
 ・並行集会&昼食会場:ラコパふくしま:http://www.locopa.com/access.html
 ・郷地医師証人反対尋問、原告本人尋問

(関連)子ども脱被ばく裁判 弁護団のページ
 http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.com/
(関連)子ども脱被ばく裁判のブログ
 http://datsuhibaku.blogspot.com/

(関連)山下俊一氏と鈴木眞一氏、証人尋問へ〜子ども脱被ばく裁判 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2419


2.(速報)第36回「県民健康調査」検討委員会(2019年10月7日)結果について

甲状腺がん疑い230人〜福島県検査で13人増加 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 http://www.ourplanet-tv.org/

(田中一郎コメント)
(1)上記サイトの説明文章で「また手術を受けて甲状腺ガンと確定した患者は168人となった。」とありますが、表では175人となっていて不一致です。正しくは174人で、表の175人のうち1人が「良性」でした。

(2)上記サイトの表にある「ガンの疑い(ほぼ確実のガン)」231人のうち1人の「良性」を差引いて230人、それに集計もれの12人(うち良性が1人)を足すと計241人が、少なくとも「ほぼ確実のガンの疑いあり」と思われます。更に、医療サポート事業の実績などから推定して把握しきれていない子どもたちが数十名いると推察されます。従って福島第一原発事故の放射能による子ども甲状腺ガンの実数は約300人とみていいと推察できます。

子どもの甲状腺ガンは非常にまれな病気で、100万人に2~3人といわれてきましたし、実際、多くの小児科医は子ども甲状腺ガンの臨床経験を持っていません。明らかに多発であり、しかも男女比が「異常」(従来の甲状腺ガンでは女子が圧倒的に多いが、福島第一原発事故後の子ども甲状腺ガンは男女比が同数に近くなっている=チェルノブイリ原発事故の時と同様)であることなどを鑑みれば、この多発原因は福島第一原発事故による放射能以外に考えられないと言うべきでしょう。それを、まともな計数把握もせず、まともな検査結果の分析もせず、「福島第一原発と甲状腺ガンはカンケーネー」などとやっているこの委員会は、まさに「福島県民健康調査」と「カンケーネー」のです。

(3)それにしても、子ども甲状腺ガンの総数さえ、いつまでたっても正確に把握できない・把握しようとしない・把握していないことが大した問題にもならない、この委員会とは一体何なのでしょうか。私は今回も座長に就任して「ピエロ」の役を演じる星北斗に大きな責任があると思っていますが、星北斗のみならず、この委員会に巣食う原子力ムラ・放射線ムラの御用学者や「ちょうちん持ち」たちにも重大な責任があるのです。また、この「福島県民健康調査」を受託している福島県立医大にも同様に問題があります。私は、こうした委員会や福島県立医大から、この「福島県民健康調査」を取り上げて、改めて国が福島県だけでなく、もっと広域エリアで、もっと綿密・緻密に、被害者の立場に立った形で健康調査や医療サポートを実施すべきであると考えています。もちろん原子力ムラ・放射線ムラの御用学者や「ちょうちん持ち」たちは「公職追放」する必要があります。

(関連)(別添PDFファイル)福島県の甲状腺検査課結果の評価とICRP文書を巡って:編集部(岩波月刊誌『科学 2019.9』)
 https://www.iwanami.co.jp/news/n31238.html

(4)あいかわらず「経過観察」の子どもたちが多く不自然です。特に穿刺吸引細胞診をやった855人のうち、620人が経過観察で、ガンの疑いがあるのかないのか、はっきりしないというのは何なのでしょうか???? 理由がわかりません。穿刺吸引細胞診をやれば、少なくとも「ガンの疑いの有無」くらいははっきりするのではないのですか? また「穿刺吸引細胞診」前の「経過観察」は3400人にも上っています。ガンであるか否かをほぼ確定できる「穿刺吸引細胞診」を先送りしながら、いったい何をしているのでしょうか? 私は、早期発見早期治療を妨げ、ガンの甲状腺外への浸潤や転移などを併発し、手遅れになってしまう結果が続出してくるのではないかと非常に懸念します。

(5)集計もれの子どもたちの把握をするための算段も検討しない、ガンの疑いや可能性があるのに「経過観察」というジャンルに押し込めて、表出しする「子ども甲状腺ガン」の実数を小さく見せる猿芝居をずっとやり続ける、他方で、それがバレてしまわないうちに、甲状腺検査をつぶせ(中止せよ)、過剰診断・過剰診療だ、検査には大きなデメリットがある、甲状腺検査は希望者だけにしろ、県民には検査のデメリットを知らせろ、などと吠えまくり、甲状腺検査自体を潰して、子ども甲状腺ガンの把握をできなくしてしまう(福島第一原発事故による被ばく被害を「見えなく」してしまう)ことに注力し続けているこの委員会、私は甲状腺検査をつぶすのではなくて、この委員会を潰せばいい、と思っています。

(6)福島第一原発事故による放射能汚染・被ばくによる健康被害や遺伝的障害が出てくるのは「これから」です。事故後8年が経過し、そろそろ福島県民の健康状態の悪化や死亡率の上昇(特に放射性セシウムが原因と思われる心筋梗塞や突然死など)を示す多くのデータが出始めています。もちろん、そうした健康障害や死亡率上昇は、甲状腺ガンや各種ガンだけではなく、人間のあらゆる病気や障害として現れてきます。しかし、今の「福島県民健康調査検討委員会」では、そうした多方面・多様に出現してくる健康被害や遺伝的障害などは、すべてアプリオリに福島第一原発事故とは「カンケーネー」とされ、闇から闇へと消し去られていく可能性が大です。

現在の被ばく防護や健康管理の在り方と、その担い手を一刻も早く転換しなければいけません。既にチェルノブイリ原発事故事故後の旧ソ連諸国は、さまざまな被ばく防護の努力をしてきたにもかかわらず(今日の日本よりもずっとずっとまともな形で)、原発事故の被害を受けた世代だけでなく、次の世代にたくさんの健康被害が様々な形で広がり、健康な子供たちがほとんどいない、という恐ろしい事態が出現しているのです。このままでは、こんなことをしていたら、日本の近未来は、こうした旧ソ連諸国よりも、もっとひどいことになりかねません。


(関連)第36回「県民健康調査」検討委員会(2019元年10月7日)の資料について - 福島県ホームページ
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai-36.html
(関連)「県民健康調査」検討委員会 - 福島県ホームページ
 http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai.html

(関連)甲状腺がん、累計174人に=3月末から1人増-福島県(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191007-00000074-jij-soci
(関連)「甲状腺検査」議論を継続 検討委員、必要性や任意性など指摘(福島民友新聞) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191008-00010005-minyu-l07
(関連)甲状腺検査の不利益も記載 福島、来年度から新案内文(共同通信)-Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191007-00000129-kyodonews-soci

(関連)【県民健康調査】新たな顔ぶれで議論再開。甲状腺検査の「悪性ないし悪性疑い」は13人増、計231人。根強い検査継続論、座長は4たび星北斗氏を選出~第36回検討委員会 - 民の声新聞
 http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-373.html
草々

(報告)(10.8)新ちょぼゼミ:福島第一原発の現状(続:補足説明)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


去る10月8日(火)、水道橋のたんぽぽ舎におきまして「新ちょぼゼミ:福島第一原発の現状(続:補足説明)」を行いました。以下、当日の配布資料や録画を添付して簡単にご報告申し上げます。9月26日に「新ちょぼゼミ:福島第一原発の現状」を行いましたが、その時には時間切れでお話しできなかったことを今回補足説明させていただいています。ご参考にしていただければ幸いです(前回の報告サイトも下記に付記します)。

なお、当日私からご紹介申し上げました木村俊雄さんが新たに指摘している地震動による原子炉破壊・破損のことについては、下記の同氏と古賀茂明氏との対談サイト[週刊プレイボーイのニュースサイト]をご覧ください。


●(当日録画)20191008 UPLAN 田中一郎 福島第1原発の現状の補足説明 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Ii3VXh5x41A
 https://www.youtube.com/watch?v=Ii3VXh5x41A

(関連)(報告)(9.26)新ちょぼゼミ:福島第一原発の現状- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-b6824d.html


 <当日レジメ&資料:別添PDFファイル他>
(1)(レジメ)(前回)福島第1原発の現状の補足説明(2019年10月8日)
ダウンロード - efbc88e5898de59b9eefbc89e7a68fe5b3b6e7acacefbc91e58e9fe799bae381aee78fbee78ab6e381aee8a39ce8b6b3e8aaace6988eefbc882019e5b9b410e69c888e697a5efbc89.pdf
(2)(レジメ2)規制委の新しい動き:福島原発事故調査再開、耐震性審査見直し
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14165458.html
 https://this.kiji.is/544363335253640289
(3)福島第一原発排気筒解体工事:いまだ遠い「収束」(イントロ部分)(小川真一『世界 2019.10』)
ダウンロード - e7a68fe5b3b6e7acace4b880e58e9fe799bae68e92e6b097e7ad92e8a7a3e4bd93e5b7a5e4ba8befbc9ae38184e381bee381a0e981a0e38184e3808ce58f8ee69d9fe3808defbc88e382a4e383b3e38388e383adefbc89efbc88e3808ee4b896e7958c202019.10e3808fefbc89.pdf
(4)福島第一に汚染水8000トン、想定外の地下水流入で(東京 2019.10.1)
 https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/1166
(5)福島第1原発事故、エネ庁官僚、FBでやゆ、「処理水」議論を「ピーチクパーチク」(東京 2019.10.3)
 https://www.asahi.com/articles/ASMB14VM4MB1ULFA020.html

*東電の隠蔽ぶりを暴く!【緊急対談】古賀茂明×元東京電力原発炉心技術者・木村俊雄「原発は津波の前に壊れていた」 - 社会 - ニュース|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]
 https://wpb.shueisha.co.jp/news/society/2019/09/27/109798/

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)過去の原発事故の例を踏まえると、炉心を囲うように配列されているジェットポンプ計測配管が破損した可能性が濃厚でしょう。この管は親指ほどの細さしかなく、振動に非常に弱い。

そのことは電力会社も原発メーカーも周知していて、実際、GE社(ゼネラル・エレクトリック社。アメリカの原発メーカー)はジェットポンプ計測配管の振動による疲労破壊が過去に3件あったことを認めています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【ダイジェスト】田辺文也氏:なぜわれわれは福島の教訓を活かせないのか - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=TGq0KRWk_mg

(関連)解題 吉田調書(田辺文也『世界 2015.10』)
http://www.cnic.jp/wp/wp-content/uploads/2018/07/08ee34074def095b9a174909e475f728.pdf#search='%E4%BA%8B%E8%B1%A1%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9+%E5%BE%B4%E5%80%99%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9+%E3%82%B7%E3%83%93%E3%82%A2%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%88'


 <関連サイト>
(1)「震源を特定せず策定する地震動」について(東京電力 2015.12.2)
 https://00m.in/VS8N2
(2)原子力市民委員会原子力規制部会「ALPS 処理水取扱いへの見解」を発表、関係大臣に送付しました - 原子力市民委員会
 http://www.ccnejapan.com/?p=10445
(3)東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故時運転操作手順書について - 原子力規制委員会
 https://www.nsr.go.jp/activity/bousai/trouble/houkoku/earthquake_manual_index.html
(4)東電の原発事故時手順書 公開 - 東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース - NHK 40年後の未来へ 福島第一原発の今
 https://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20111024/1910_tejunsho.html
(5)福島の廃炉作業、ヤクザがいないと進まない現実(NEWSポストセブン)-Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191004-00000004-pseven-soci
(6)用語解説 基準地震動(Ss) - 原子力資料情報室(CNIC)
 http://www.cnic.jp/7623

(関連)医学的根拠とは何か-津田敏秀/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033010460&Action_id=121&Sza_id=E1


(参考)オルタナティブな日本を目指して(バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-99f4.html
草々

 

2019年10月11日 (金)

(12.9)オルタナティブな日本をめざして(第38回):「外環道訴訟と大深度地下開発問題」(武内更一弁護士)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


==========================
(12月の新ちょぼゼミのご案内です)

(別添PDFファイル)(チラシ)(12.9)オルタナティブな日本をめざして(第38回):「外環道訴訟と大深度地下開発問題」(武内更一弁護士)
ダウンロード - efbc88efbc91efbc92efbc8eefbc99efbc89e3808ce5a496e792b0e98193e8a8b4e8a89fe381a8e5a4a7e6b7b1e5baa6e59cb0e4b88be9968be799bae5958fe9a18ce3808defbc88e6ada6e58685e69bb4e4b880e5bc81e8adb7e5a3abefbc89.pdf

静かな郊外の住宅街、あなたの家の地下に直径16メートルもの巨大なトンネルが、地下を這う巨大な恐竜のようにのたうっていく、しかも地権者であるあなたには何のきちんとした説明も補償もないままに、もちろんあなたの了解など必要とせず、「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」(大深度地下法)という乱暴極まりない法律を盾に取り、あなたを含む多くの関係住民の反対を押しつぶしながら工事が進められていく、それが今、東京都の7区市を貫いて建設されようとしている「東京外環道」です。こんなことが許されていいのでしょうか。

今回は、この外環道建設と、その法的根拠とされている「大深度地下法」の問題に詳しい武内更一弁護士においでいただきお話をうかがいます。また同日、この間、外環道建設反対の住民運動の先頭に立ち「外環道訴訟」を闘ってこられた金子秀人さんより、反対運動の現状についてお話していただきます。みなさまのご参加をお待ちしています。(「大深度地下法」はリニア新幹線建設でも適用を受けています)。


講 師:武内更一(たけうち こういち)弁護士
 東京外環道訴訟原告代理人、「憲法と人権の日弁連をめざす会」事務局長
 虎ノ門合同法律事務所弁護士、在日外国人の指紋押捺拒否の弁護団で活躍。
 国家賠償訴訟や行政訴訟の住民側弁護を行う


 <次 第>
日 時:12月9日(月)18時~21時(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 たんぽぽ舎のあるダイナミックビルの4階 JR水道橋駅西口から5分
 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、
 GS跡地(セブンイレブン)を過ぎて鉄建建設本社ビルを過ぎたら左折。
 東京都千代田区神田三崎町2-6-2  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/


 <当日の予定>
17:30開場、18:00事務連絡他、18:30~20:00武内更一先生ご講演、
20:05~20:35金子秀人さんのお話、20:35~21:00質疑応答


 <関連図書>
(1)住宅の真下に巨大トンネルはいらない! ドキュメント 東京外環道の真実-丸山重威/著 東京外環道訴訟を支える会/編(あけび書房)
 https://00m.in/6lMao
(2)早わかり大深度地下使用法の解説-大深度地下利用研究会/編著(大成出版社)
 https://00m.in/660FU
(3)大深度地下利用問題を考える 大深度地下利用権と土地所有権-平松弘光/著(公人社)
 https://00m.in/CYptz


 <関連情報:別添PDFファイル>
(1)東京外環道を支える会ニュースレター NO.7(2019.8.1)
ダウンロード - e69db1e4baace5a496e792b0e98193e38292e694afe38188e3828be4bc9ae3838be383a5e383bce382b9e383ace382bfe383bc20no.7efbc882019.8.1efbc89.pdf
(2)野川で酸欠ガス噴出(2018.7.20)
ダウンロード - e9878ee5b79de381a7e985b8e6aca0e382ace382b9e599b4e587baefbc882018.7.20efbc89.pdf
(3)川面に気泡や「州」も発生、夜は振動で眠れない住民も、東京外環道工事で苦情続出(丸山重威『週刊金曜日 2019.8.30』)
ダウンロード - e69db1e4baace5a496e792b0e98193e5b7a5e4ba8be381a7e88ba6e68385e7b69ae587baefbc88e4b8b8e5b1b1e9878de5a881e3808ee980b1e5888ae98791e69b9ce697a5202019.8.30e3808fefbc89.pdf
(4)東京西部・外環道周辺住民、工事中止を要請、大深度マシンから川面に酸欠気泡(丸山重威『週刊金曜日 2018.9.7』)
ダウンロード - e5a4a7e6b7b1e5baa6e3839ee382b7e383b3e3818be38289e5b79de99da2e381abe985b8e6aca0e6b097e6b3a1efbc88e4b8b8e5b1b1e9878de5a881e3808ee980b1e5888ae98791e69b9ce697a5202018.9.7e3808fefbc89.pdf
(5)外環道トンネル工事で重大事件隠し、「殺人」気泡 地上に噴出(赤旗 2018.9.9 日曜版)
 https://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/2018/09/post-4563.html


 <関連サイト>
(1)東京外環道訴訟を支える会のブログ
 http://nongaikan.sblo.jp/
(2)「市民による外環道路問題連絡会・三鷹」の活動から
 http://www.gaikangaikan.info/blog/
(3)外環ネット最新ニュース
 http://gaikan.sblo.jp/
(4)絶句の東京外環道路計画 足立礼子(東京都三鷹市在住)
 http://toinaosu.org/kaiho/55adachi.html
(5)東京外環道工事で苦情続出 世田谷の「振動」は震度3レベル? 週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2019/09/13/antena-546/
(6)東京新聞-東京外環道工事 国内最大シールドマシン発進 2年半かけ7キロ掘削 (TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201901/CK2019012702000124.html
(7)「憲法無視」の行政にどう歯止めを掛けるか 書籍「住宅の真下に巨大トンネルはいらない! ドキュメント東京外環道」によせて
 http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20190121.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々

2019年10月 9日 (水)

「ゲノム編集」に関連する直近情報です(2019年10月9日)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(直近のゲノム編集関連情報)
====================================
1.NHKスペシャル シリーズ人体 - 遺伝子
 https://www.nhk.or.jp/kenko/jintai/

(関連)NHKスペシャル シリーズ人体の第二弾!「人体遺伝子」 - NHK健康チャンネル
 https://www.nhk.or.jp/kenko/special/jintai/sp_10.html
(関連)NHKスペシャル 人体II 遺伝子 PV - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=BQxh2H0iaio

(関連)NHKスペシャル - シリーズ 人体遺伝子第1集 あなたの中の宝物“トレジャーDNA”
 https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20190505
(関連)NHKスペシャル - シリーズ 人体遺伝子第2集 “DNAスイッチ”が運命を変える
 https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20190512

(関連)山中伸弥が「人類は滅ぶ可能性がある」とつぶやいた「本当のワケ」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191005-00067554-gendaibiz-bus_all


2.別添PDFファイル
(1)ゲノム編集技術の拙速な推進を憂慮する学者声明文
ダウンロード - e382b2e3838ee383a0e7b7a8e99b86e68a80e8a193e381aee68b99e9809fe381aae68ea8e980b2e38292e68682e685aee38199e3828be5ada6e88085e5a3b0e6988ee69687.pdf
(2)ゲノム編集技術の拙速な推進を憂慮する学者声明呼びかけ文
ダウンロード - e382b2e3838ee383a0e7b7a8e99b86e68a80e8a193e381aee68b99e9809fe381aae68ea8e980b2e38292e68682e685aee38199e3828be5ada6e88085e5a3b0e6988ee591bce381b3e3818be38191e69687.pdf
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(3)ゲノム食品 表示義務なし(東京 2019.9.20他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019092002000179.html
(4)ゲノム編集食品 表示なし?(日経 2019.9.27)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO50240920W9A920C1TJN000/
(5)耕論:ゲノム食品 不安ですか(朝日 2019.9.20)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14185580.html
(6)ゲノム編集って、何?(1)~(4)(朝日 2019.9.24-27 夕刊)
https://www.asahi.com/topics/word/%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0%E7%B7%A8%E9%9B%86.html
(7)ゲノム編集食品が年内にもスーパーに(『女性自身 2019.9.3』)
 https://jisin.jp/domestic/1768543/
(8)蚊の撲滅のため放たれたDNA操作オスの反逆(NEWSWEEK 2019.10.1)
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/09/post-13019.php

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)個体数は当初は減少したが、18カ月ほどたつとほほ以前の水準に回復してしまった。

(中略)さらに問題なのは、ハイブリッド蚊が殺虫剤など他の防虫策に対してもより強力な耐性を備えるようになったことだ。これは、研究所内でキューバとメキシコの個体を用いて作成された遺伝子組み換え蚊がブラジルの個体と交配したことから、3種の融合で予想を超える強靭な生命力を持つ蚊を誕生させてしまったためだと考えられる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


3.その他関連サイト
(1)東京新聞-ゲノム編集食品 選ぶ権利を奪うのか-社説・コラム(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019100702000141.html
(2)社説:ゲノム食品 許されない「見切り発車」 (京都新聞)
 https://web.smartnews.com/articles/hvQavMi4rCq
(3)社説:ゲノム編集食品 消費者が選べるルールに - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190923/ddm/005/070/075000c?fm=mnm
(4)「ゲノム編集食品」の拙速な市場流通は、必ず消費者の混乱を招く!(佐藤達夫) - 個人 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/satotatsuo/20190330-00120119/
(5)東京新聞-ゲノム編集食品の表示 消費者庁「義務付け困難」-政治(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201906/CK2019062102000305.html

(消費者庁という看板を下ろせばよろしい(「産業代弁庁」「消費者踏みにじり庁」とでもしますか?)。とうの昔にこの役所は賞味期限が切れている。もちろん、この軟弱腰抜け省庁の背後には日米のバイオ産業の手先と成り果てた自民党・公明党ら、腐った政治家たちがいることは間違いない。原発もゲノムも「ホンモノの政権交代がなければ、流れを変えることはできない」ことはすでに証明済みである。:田中一郎)


4.有機農業ニュースクリップ速報版 2019.09.27
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ゲノム編集食品 年内にも届け出 ダウ・デュポンのワキシーコーン

 厚労省は10月からゲノム編集食品の届け出の受付を始めるが、米国のコルテバ・アグリサイエンス(元ダウ・デュポン)は、同社のゲノム編集によるデンプンを改質したトウモロコシであるワキシーコーンを年内にも届け出する、と日経が報じた。21年にも菓子や調味料の原料として輸入される見通しだという。いよいよゲノム編集食品が現実のもになってくる。しかし、このトウモロコシを原料として使った製品には表示は不要であり、消費者は選択できない。このゲノム編集トウモロコシは、でんぷんのアミロペクチン量が多くモチモチ感を増えているという。

 ・日経, 2019-9-27
  米大手、ゲノム編集食品で日本進出 新制度で届け出へ 21年にも輸入
  https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50282440X20C19A9EAF000/

コルテバ・アグリサイエンスが手続きを進めるというトウモロコシは、同社が2015年12月に、関連会社のパイオニア・ハイッブレッド名で米国農務省に確認を求めたワキシー・コーンのようだ。同社の文書によれば、このゲノム編集トウモロコシは、クリスパー・キャス技術(CRISPR-Cas)を使ったとしている。また、外部から遺伝子の挿入はないとしている(ノックアウト)。

これに対して米国農務省は16年4月、規制不要との文書を発出している。

 ・Pioneer Hi-Bred International, Inc., 2015-12-14
  Confirmation of Regulatory Status of Waxy Corn Developed by CRISPR-Cas Technology
  https://www.aphis.usda.gov/biotechnology/downloads/reg_loi/15-352-01_air_inquiry_cbidel.pdf

 ・USDA APHIS, 2016u-4-18
  Confirmation of Regulatory Status of Waxy Com Developed by CRISPR-Cas Technology
  https://www.aphis.usda.gov/biotechnology/downloads/reg_loi/15-352-01_air_response_signed.pdf

コルテバ・アグリサイエンスは昨年、ダウとデュポンの合併に伴い農業部門が事業分割されて設立された。

 ・コルテバ・アグリサイエンス
  https://www.corteva.jp/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


5.
━ No.1004 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  有機農業ニュースクリップ   
           2019.09.08
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪ 今日の目次
■ゲノム編集の牛に組み込まれた抗生物質耐性遺伝子

≪ ゲノム編集

■ゲノム編集の牛に組み込まれた抗生物質耐性遺伝子
 米国食品医薬品局(FDA)の研究グループは7月28日、2016年に作出が発表された、米国・リコンバインテックス社のタレン(TALEN)技術を使ったゲノム編集による角のない乳牛(除角牛)に、ゲノム編集に使ったプラスミド由来の遺伝子の組み込みを見つけた、と専門誌に発表した。細菌由来のさまざまな遺伝子配列ととも、2つの抗生物質耐性遺伝子が見つかったという。この除角牛の作出の発表(2016年)では、オフターゲットはなかったとされていたという。

 ・bioRxiv, 2019-7-28
  Template plasmid integration in germline genome-edited cattle
  https://www.biorxiv.org/content/early/2019/07/28/715482.full.pdf
  https://www.biorxiv.org/content/10.1101/715482v1

 ・Nature Biotechnology, 2016-5-6 (タイトルのみ)
  Production of hornless dairy cattle from genome-edited cell lines.
  https://www.nature.com/articles/nbt.3560

 ・Independent Science News, 2019-8-12
  FDA finds unexpected antibiotic resistance genes in ‘gene-edited’ dehorned cattle
  https://www.independentsciencenews.org/news/fda-finds-unexpected-antibiotic-resistance-genes-in-gene-edited-dehorned-cattle/

 見つかった抗生物質耐性遺伝子は、カナマイシン耐性遺伝子とアンピシリン耐性遺伝子だったという。このような外来遺伝子が組み込まれた除角牛について、リコンバインテックス社は2016年、米国食品医薬品局に「一般に安全と認められる食品(GRAS)」としての承認を求めたが、FDAは拒絶したという。

 リコンバインテックス社は、昨年からブラジルの国家バイオ安全技術委員会(CTNBio)とともに、この除角乳牛についてのプロジェクトを進めていた。Wiredによれば、3月にこのオフターゲットを知ったリコンバイネティクスの関連会社アセリジェンは、ブラジルの国家バイオ安全技術委員会(CTNBio)に連絡を取り、除角乳牛のプロジェクトを終了したという。一方、同じようなゲノム編集による肉牛のプロジェクトは進められているという。

 ・Wired, 2019-8-26
  https://www.wired.com/story/brazils-plans-for-gene-edited-cows-got-scrappedheres-why/
  Brazil's Plans for Gene-Edited Cows Got Scrapped - Here's Why

 今回のオフターゲットの発覚について、アセリジェン社のCEOであるソンテスガード氏は、「それは予想されたものではなく、私たちはそれを探しませんでした。(より完全なチェックは)行われるべきでした」と語り、チェックが不十分だったことを認めているという。MIT Technology Reviewは、ゲノム編集は、その推進派が言うほど予測可能でも信頼できるものではなく、誰も気付かずに重大な予期しない変更を導入する可能性があるとして、「場当たりエンジニアリング」と酷評している。

 ソンテスガード氏は、根拠は示されていないが、このゲノム編集除角牛の肉を食べても問題はないという。一方、除角牛の子孫のうち5頭を飼育していたカリフォルニア州立大学は、既に3頭を焼却処分したという。

 TestBiotechによれば、このゲノム編集除角牛に追加された遺伝子が生物学的に活性であるかどうかに関する研究は行われていないという。

 ・MIT Technology Review, 2019-8-29
  Gene-edited cattle have a major screwup in their DNA
  https://www.technologyreview.com/s/614235/recombinetics-gene-edited-hornless-cattle-major-dna-screwup/

 ・TestBiotech, 2019-8-6
  Genetically engineered hornless cattle: flaws in the genome overlooked
  https://www.testbiotech.org/en/news/genetically-engineered-hornless-cattle-flaws-genome-overlooked

 今回のゲノム編集除角牛の問題は、「場当たりエンジニアリング」(MIT Technology Review)によるオフターゲットを含むゲノム編集動物が市場に出る寸前で発覚したということだ。日本でも進むゲノム編集作物の商業化について農水省など規制当局は、外来遺伝子を持ち込まない(ノックアウト)のであれば、義務のない届出で許可しようとしている。今回の一番の原因は、杜撰なリコンバインテックス社のチェックにあることは間違いない。オフターゲットの確認と判断が開発企業に任されるような制度は「ザル」といわざるを得ない。安心して食べるものを選ぶことができなくなる。
====================================
草々

 

3つあります:(1)自主避難を「国土への不当な評価」-国が暴論「損害認めぬ」-群馬訴訟控訴審(2)ゴキブリ関電の原発ブラックマネー(VTR)(3)リニア危険=車両全焼の事故を起こしていた

前略,田中一郎です。
(簡略・至急モードで3つの事項についてお送りいたします)


(最初に若干のことです)
================================
1.キャンペーン
(1)関電の原発マネー徹底究明と原子力からの撤退を求める緊急署名
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd9mZWNTW_tGTZjROruhiKa9HBlLvMSh-0UawrVElujw75LSw/viewform

(関連)【緊急署名】関電の原発マネー徹底究明と原子力からの撤退を求めます|FoE Japan
 http://www.foejapan.org/energy/stop_restart/191008.html

(2)【署名】放射能汚染水を海洋放出しないで(グリーンピース
 https://00m.in/Q60ZV

(関連)キャンペーン · 松井一郎大阪市長- 大阪湾に『放射能汚染水』を放出しないと、松井一郎大阪市長(維新)に確約させましょう!ご自分とご家族の健康・命を守るために! · Change.org
 https://00m.in/fYaSJ


2.イベント情報
(1)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.11)福島原発被害千葉集団訴訟 第一陣 東京高裁控訴審 第5回口頭弁論
 https://00m.in/OLexF
(2)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.17)福島原発被害東京訴訟 第1陣控訴審 第1回口頭弁論
 http://genpatsu-shutoken.com/blog/archives/746
(3)(10.21)オルタナティブな日本をめざして(第35回):「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」(新ちょぼゼミ:河田昌東さん)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-2a7414.html
(4)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.25)隠蔽される福島原発事故の真実(西尾正道さん)
 https://00m.in/N7uQG
(5)(11.9)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 第13回新宿デモ みんなつながって、一緒に抗議の声をあげましょう!
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2019/09/13.html

 【関西電力東京支社抗議行動】
 第1回:10月11日(金)17:30~18:30
 第2回:10月18日(金)17:30~18:30
 場 所:関西電力東京支社前(日本プレスセンターの近く)
          (千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント7F)
          最寄駅-地下鉄千代田線霞が関駅C3出口/
               地下鉄三田線内幸町駅A7出口
 呼びかけ:「再稼働阻止全国ネットワーク」TEL 070-6650-5549


3.(別添PDFファイル)美浜原発に抗議するダイコンたち(原発いらない ふくしまカレンダー 2019.10)
 http://kyuen.jp/?p=1280
ダウンロード - e7be8ee6b59ce58e9fe799bae381abe68a97e8adb0e38199e3828be38380e382a4e382b3e383b3e3819fe381a1efbc88e58e9fe799bae38184e38289e381aae3818420e381b5e3818fe38197e381bee382abe383ace383b3e38380e383bc202019.10efbc89.pdf

(「原発いらない ふくしまカレンダー 2020年」の販売も始まっています、よろしくお願いいたします)
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簡略・至急モードで3つの事項についてお送りいたします。

1.【原発事故と避難の権利】俺たちが「住民の心情を害す」?汚染は「国土に対する不当な評価」? 国が「群馬訴訟」の準備書面で〝自主避難〟を強烈に否定、福島県内外から怒りの声 (1-2)
 https://blogos.com/article/407242/

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 問題になっているのは、群馬県内に避難した人々が起こした集団訴訟(いわゆる「群馬訴訟」)の控訴審で、被告国が今月11日付で東京高裁に提出した第8準備書面。この中で国は、〝自主避難者〟について次のように厳しい表現で否定している。

 「自主的避難等対象区域からの避難者について(中略)平成24年1月以降について避難継続の相当性を肯定し、損害の発生を認めることは、自主的避難等対象区域での居住を継続した大多数の住民の存在という事実に照らして不当(中略)。低線量被ばくは放射線による健康被害が懸念されるレベルのものではないにもかかわらず、平成24年1月以降の時期において居住に適さない危険な区域であるというに等しく、自主的避難等対象区域に居住する住民の心情を害し、ひいては我が国の国土に対する不当な評価となるものであって、容認できない」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)原子力損害賠償群馬弁護団
 https://gunmagenpatsu.bengodan.jp/

(関連)原発事故 自主避難を「国土への不当な評価」-国が暴論「損害認めぬ」-群馬訴訟控訴審
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-09-18/2019091814_01_1.html

(田中一郎コメント)
 これが国=政府の言うことか!? 「子ども・被災者支援法」に明確に違反している暴言、かつ日本国憲法が定める基本的人権を侵害している。発言すること自体が許されない。国=政府は、この訴訟で自分たちの弁護を担っている連中をクビにしろ! 原発事故被害者や有権者・国民をバカにするのもいい加減にしろ!! 「低線量被ばくは放射線による健康被害が懸念されるレベルのものではない」だと・・・・!! だったらお前たちが被害者と交代して放射能の汚染地域に住めよ!!


2.ゴキブリ関西電力の原発ブラックマネー(VTR)
(羽鳥慎一モーニングショー 2019年10月3日)
 https://www.youtube.com/watch?v=Bbv9e1A2rZE
 https://www.youtube.com/watch?v=t5BYI7IlkzQ

(この問題については、引き続き、別途まとめてお送りする予定です。上記VTRはさしあたり大至急ご覧ください。原子力ムラでゴキブリを1匹見つけたら、まず20匹はいる、とみた方がいいです。徹底追及しないと、このカネカネカネのウソつき害虫どもは駆除できません:田中一郎)

(関連)関西電力ブラック(マネー)アウト(その1):腐った電力会社幹部と銭ゲバ地元ボスの「汚物連合」が見せた原発・原子力社会の生々しい実態=「原発を再稼働して背広をつくってもらおう」(お前らアホか!?)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-0f8224.html

(関連)関電の八木会長が辞任の意向 岩根社長は年内に進退判断:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASMB903RXMB8PLFA00L.html?ref=mor_mail_topix3_6

(ただの辞任じゃダメなのよ、懲戒免職処分の上(退職金その他ゼロ)、刑事告発だ、そして株主代表訴訟で、受け取った金品類の全部返却や株価下落相当分の損害賠償を支払わせる必要があります。岩根社長の方は、未だ「岩根社長は年内に進退判断」などとふざけたことを言っているようです。ざけんじゃねえーぞ、このクソ野郎ども、でしょう:田中一郎)


3.リニア実験線の車両基地で機械から出火 作業員3人重軽傷|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/domestic/society/12274-428912/
 https://news.infoseek.co.jp/article/sankein_afr1910070050/

(記事には「 リニアをめぐっては、平成3年に宮崎県の宮崎実験線で、タイヤのパンクが原因で車両が全焼する事故が起きている。」とあります。こんなの知らなかったですよね~。「JR東海東京広報室は当初、「詳細を把握していない。公表するかどうか未定」としていた」とも書かれています。悪事隠蔽・不都合隠し体質の悪徳会社=JR東海は、リニアを巡る不都合情報を隠している可能性大です。だいぶ前ですが、リニアは西ドイツでも大事故を起こして多くの方がなくなり、同国ではリニア開発をやめてしまった経緯があります。アルプス山脈の大深度地下で、運転手も誰もいない無人暴走特急のリニアが、同じように「車両が全焼する事故が起きた」ことを想像してみて下さい。阿鼻叫喚地獄の中で乗客たちが炎に焼かれていくのです。リニアは超危険、かつ環境破壊の時代錯誤の無用の長物です。肝に銘じておきましょう。:田中一郎)
草々 

3つあります:(1)自主避難を「国土への不当な評価」-国が暴論「損害認めぬ」-群馬訴訟控訴審(2)ゴキブリ関電の原発ブラックマネー(VTR)(3)リニア危険=車両全焼の事故を起こしていた

前略,田中一郎です。
(簡略・至急モードで3つの事項についてお送りいたします)


(最初に若干のことです)
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1.キャンペーン
(1)関電の原発マネー徹底究明と原子力からの撤退を求める緊急署名
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd9mZWNTW_tGTZjROruhiKa9HBlLvMSh-0UawrVElujw75LSw/viewform

(関連)【緊急署名】関電の原発マネー徹底究明と原子力からの撤退を求めます|FoE Japan
 http://www.foejapan.org/energy/stop_restart/191008.html

(2)【署名】放射能汚染水を海洋放出しないで(グリーンピース
 https://00m.in/Q60ZV

(関連)キャンペーン · 松井一郎大阪市長- 大阪湾に『放射能汚染水』を放出しないと、松井一郎大阪市長(維新)に確約させましょう!ご自分とご家族の健康・命を守るために! · Change.org
 https://00m.in/fYaSJ


2.イベント情報
(1)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.11)福島原発被害千葉集団訴訟 第一陣 東京高裁控訴審 第5回口頭弁論
 https://00m.in/OLexF
(2)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.17)福島原発被害東京訴訟 第1陣控訴審 第1回口頭弁論
 http://genpatsu-shutoken.com/blog/archives/746
(3)(10.21)オルタナティブな日本をめざして(第35回):「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」(新ちょぼゼミ:河田昌東さん)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-2a7414.html
(4)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.25)隠蔽される福島原発事故の真実(西尾正道さん)
 https://00m.in/N7uQG
(5)(11.9)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 第13回新宿デモ みんなつながって、一緒に抗議の声をあげましょう!
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2019/09/13.html

 【関西電力東京支社抗議行動】
 第1回:10月11日(金)17:30~18:30
 第2回:10月18日(金)17:30~18:30
 場 所:関西電力東京支社前(日本プレスセンターの近く)
          (千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント7F)
          最寄駅-地下鉄千代田線霞が関駅C3出口/
               地下鉄三田線内幸町駅A7出口
 呼びかけ:「再稼働阻止全国ネットワーク」TEL 070-6650-5549


3.(別添PDFファイル)美浜原発に抗議するダイコンたち(原発いらない ふくしまカレンダー 2019.10)
 http://kyuen.jp/?p=1280

(「原発いらない ふくしまカレンダー 2020年」の販売も始まっています、よろしくお願いいたします)
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簡略・至急モードで3つの事項についてお送りいたします。

1.【原発事故と避難の権利】俺たちが「住民の心情を害す」?汚染は「国土に対する不当な評価」? 国が「群馬訴訟」の準備書面で〝自主避難〟を強烈に否定、福島県内外から怒りの声 (1-2)
 https://blogos.com/article/407242/

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 問題になっているのは、群馬県内に避難した人々が起こした集団訴訟(いわゆる「群馬訴訟」)の控訴審で、被告国が今月11日付で東京高裁に提出した第8準備書面。この中で国は、〝自主避難者〟について次のように厳しい表現で否定している。

 「自主的避難等対象区域からの避難者について(中略)平成24年1月以降について避難継続の相当性を肯定し、損害の発生を認めることは、自主的避難等対象区域での居住を継続した大多数の住民の存在という事実に照らして不当(中略)。低線量被ばくは放射線による健康被害が懸念されるレベルのものではないにもかかわらず、平成24年1月以降の時期において居住に適さない危険な区域であるというに等しく、自主的避難等対象区域に居住する住民の心情を害し、ひいては我が国の国土に対する不当な評価となるものであって、容認できない」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)原子力損害賠償群馬弁護団
 https://gunmagenpatsu.bengodan.jp/

(関連)原発事故 自主避難を「国土への不当な評価」-国が暴論「損害認めぬ」-群馬訴訟控訴審
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-09-18/2019091814_01_1.html

(田中一郎コメント)
 これが国=政府の言うことか!? 「子ども・被災者支援法」に明確に違反している暴言、かつ日本国憲法が定める基本的人権を侵害している。発言すること自体が許されない。国=政府は、この訴訟で自分たちの弁護を担っている連中をクビにしろ! 原発事故被害者や有権者・国民をバカにするのもいい加減にしろ!! 「低線量被ばくは放射線による健康被害が懸念されるレベルのものではない」だと・・・・!! だったらお前たちが被害者と交代して放射能の汚染地域に住めよ!!


2.ゴキブリ関西電力の原発ブラックマネー(VTR)
(羽鳥慎一モーニングショー 2019年10月3日)
 https://www.youtube.com/watch?v=Bbv9e1A2rZE
 https://www.youtube.com/watch?v=t5BYI7IlkzQ

(この問題については、引き続き、別途まとめてお送りする予定です。上記VTRはさしあたり大至急ご覧ください。原子力ムラでゴキブリを1匹見つけたら、まず20匹はいる、とみた方がいいです。徹底追及しないと、このカネカネカネのウソつき害虫どもは駆除できません:田中一郎)

(関連)関西電力ブラック(マネー)アウト(その1):腐った電力会社幹部と銭ゲバ地元ボスの「汚物連合」が見せた原発・原子力社会の生々しい実態=「原発を再稼働して背広をつくってもらおう」(お前らアホか!?)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-0f8224.html

(関連)関電の八木会長が辞任の意向 岩根社長は年内に進退判断:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASMB903RXMB8PLFA00L.html?ref=mor_mail_topix3_6

(ただの辞任じゃダメなのよ、懲戒免職処分の上(退職金その他ゼロ)、刑事告発だ、そして株主代表訴訟で、受け取った金品類の全部返却や株価下落相当分の損害賠償を支払わせる必要があります。岩根社長の方は、未だ「岩根社長は年内に進退判断」などとふざけたことを言っているようです。ざけんじゃねえーぞ、このクソ野郎ども、でしょう:田中一郎)


3.リニア実験線の車両基地で機械から出火 作業員3人重軽傷|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/domestic/society/12274-428912/
 https://news.infoseek.co.jp/article/sankein_afr1910070050/

(記事には「 リニアをめぐっては、平成3年に宮崎県の宮崎実験線で、タイヤのパンクが原因で車両が全焼する事故が起きている。」とあります。こんなの知らなかったですよね~。「JR東海東京広報室は当初、「詳細を把握していない。公表するかどうか未定」としていた」とも書かれています。悪事隠蔽・不都合隠し体質の悪徳会社=JR東海は、リニアを巡る不都合情報を隠している可能性大です。だいぶ前ですが、リニアは西ドイツでも大事故を起こして多くの方がなくなり、同国ではリニア開発をやめてしまった経緯があります。アルプス山脈の大深度地下で、運転手も誰もいない無人暴走特急のリニアが、同じように「車両が全焼する事故が起きた」ことを想像してみて下さい。阿鼻叫喚地獄の中で乗客たちが炎に焼かれていくのです。リニアは超危険、かつ環境破壊の時代錯誤の無用の長物です。肝に銘じておきましょう。:田中一郎)
草々 

2019年10月 7日 (月)

東電福島原発事故刑事裁判 東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その2):東電幹部3人を最初から無罪放免する方針で起訴・裁判に臨んでいた日本の司法・裁判所・検察

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.イベント情報
(1)(10.8)オルタナティブな日本をめざして(第34回):「STOP水道事業民営化=公益事業の私物化を許さない」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-95da64.html
(2)(10.11)福島原発被害千葉集団訴訟 第一陣 東京高裁控訴審第5回口頭弁論(東京高裁)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1568967992608matuzawa
(3)(10.17)(チラシ)(10.17)福島原発被害東京訴訟 第1陣控訴審 第1回口頭弁論
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc91efbc90efbc8eefbc91efbc97efbc89e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae8a2abe5aeb3e69db1e4baace8a8b4e8a89f20e7acacefbc91e999a3e68ea7e8a8b4e5afa920e7acacefbc91e59b9ee58fa3e9a0ade5bc81e8ab96.pdf
(4)(11.9)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 第13回新宿デモ みんなつながって、一緒に抗議の声をあげましょう!
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2019/09/13.html


2.(メール転送です)老朽原発を止めるクラウドファンディングにご協力を!
 老朽原発を60年運転させないこと、それが脱原発の最後の砦です。全国初の行政訴訟が資金不足という壁にあたっています。訴訟を最後まで終わらせるためにご協力ください。こちらのクラウドファンディングに投資をお願いします。『老朽原発廃炉をめざす「全国初」の裁判を継続できるよう、ご支援おねがいします。』=サイトのURLはこちら。↓
 https://camp-fire.jp/projects/view/190830

 期 間:10月1日~12月13日 23時59分59秒まで
 目 標:250万円(1年間に必要な裁判実費)

※All-or-Nothing方式
期間内に目標に達しないとお申込みいただいたご支援は受け取ることができない仕組みです。また、その場合、リターンのお返しもできなくなります。

いつも多大なるご支援をいただきありがとうございます。この裁判は、総勢31名の弁護団が、報酬なしの手弁当で闘っています。しかし、国(規制委員会)を相手にしつつ、関電が訴訟参加し、さらにその後美浜3号機の裁判も加わったため毎回膨大な量の書面と書証を出さなければならず、実費だけでも

毎年250万円かかっています。これまでも皆様には多大なるご支援をいただいてまいりましたが、裁判も3年目が過ぎて資金難が課題となっており、これからも裁判を継続していくために、広く支援を呼びかけるクラウドファンディングに挑戦することにいたしました。

資金難で裁判をあきらめるわけにはいきません。関西電力と原発立地地元有力者との根深い癒着が報じられる中、わたしたちが対峙しているものの大きさ、闇の深さをあらためて感じています。今こそ、市民の力を合わせて本訴訟を盛り上げていかなければならないと思っています。このプロジェクトの成功は、そのための大きなカギを握っているとも言えます。簡単なことではありませんが、弁護団もわたしたちも本気で取り組んでいます。目標額を大きく超える広がりを共につくっていきましょう。そして関電の老朽原発にレッドカードを突き付ける日まで頑張りましょう。皆様の温かいご支援と、ご協力を心よりお願い申し上げます。

リターンも充実
今回のプロジェクトのリターンとして、共同代表の茶畑和也さんの新作デンジャラス君のポストカード、トートバッグ、Tシャツもご用意しています。このCAMPFIREのクラウドファンディングに申し込んでいただく場合、会員登録が必要ですが、登録に必要なのはメールアドレスだけです。 

会員登録の説明↓
 https://mag.camp-fire.jp/17529/

●登録しなくてもサイトはご覧いただけます。チラシもあります↓
 https://camp-fire.jp/projects/190830/activities#menu

まずは、サイトを開いてご覧になってください。どうぞよろしくお願いいたします。老朽原発40年廃炉訴訟市民の会事務局一同より


3.キャンペーン · 東京地方裁判所 民事第1部合議1係 前澤達朗 裁判官- 「安保法制は憲法違反」の判決を要請します! · Change.org
 https://00m.in/XE171


4.日刊ゲンダイより
(1)「NHKはまるで暴力団」日本郵政副社長の“ヤクザな過去”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262853
(2)【萩生田光一】萩生田文科相の後押しで「幸福の科学大学」ついに開学か|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262799
(3)あいちトリエンナーレ補助金不交付 文化庁が無審査の横暴|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262804
(4)ナチスか? 悪霊の復活…三浦瑠璃の“見識”に頭がクラクラ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262803
(5)会長人事がらみかと怪情報 NHKで今何が起こっているのか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262729
(6)空疎な言葉の所信表明 臨時国会の関心は辞任大臣第一号|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262858
(7)政界 財界 大メディアは皆グル 悪魔の増税2度の首相を称える倒錯(日刊ゲンダイ)赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/237.html
(8)空疎な言葉の所信表明 臨時国会の関心は辞任大臣第一号 安倍政権の暴走、止める時が来た(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/241.html


5.その他
(1)追跡:「奇跡の森」に米軍廃棄物 沖縄 「自然遺産」再挑戦に不安 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191006/ddm/002/040/110000c?fm=mnm
(2)東京新聞-改憲より憲法の理念実現を れいわ2氏、訴え-政治(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201910/CK2019100602000126.html
(3)特集ワイド:多様性と冷静さ、取り戻そう「嫌韓」の空気、青木理さんと考える 政権がお墨付き、あおるメディア - 毎日新聞
 https://00m.in/F0Ryu
(4)澤藤統一郎の憲法日記:DHCスラップ『反撃』訴訟判決再論
 http://article9.jp/wordpress/
(5)萩生田光一文科相は「幸福の科学」の大学設置再申請でまた動くのか? 5年前の申請時に幸福の科学側に立って文科省に働きかけ LITERA
 https://00m.in/q8jGL


6.「いちろうちゃんのブログ」から
(1)「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」にご注目とご支援を!!:今こそ「伊達判決」を生かし、日米密約戦争同盟のくびきから日本を解放いたしましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-01569e.html

(2)香港、燃えよ民主主義ドラゴン=学生抗議・五大要求断固支持(1):スターリニズム・特権官僚国家の中共中国と、その手下=香港政府・香港警察を全世界の民主主義勢力が包囲せよ(田中龍作ジャーナル他)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cf6abe.html

(3)(他のMLでの議論です)(1)公費で賃金を上げる経済政策と規制見直し(2)「公共貨幣論」批判 +(3) 若干の直近情報- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-3b614a.html
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「東電福島原発事故刑事裁判 東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その2)」をお送りいたします。日本という国を滅ぼしてしまいかねなかった巨大な原発の過酷事故について、その筆頭格の責任者である東京電力幹部3人が、何ゆえに罪を問われて刑事裁判にかけられているのか、その意味も意義も理由も理解できず、事故の真相の認定も、事故の様々な意味での原因も、社会正義も、再発防止も、何もかもかなぐり捨てて、自己保身と判決後の自身の栄達のみを頭に思い浮かべて、被告3人の無罪放免の屁理屈を探し求めていた、人間失格・裁判官失格の亡国ヒラメ裁判官3人=永淵健一郎(裁判長)、今井理(右陪席)、柏戸夏子(左陪席:新任)、こいつらは絶対に許すことができません。司法権力の濫用とは、まさに今回のような裁判での有様を言うのです。今回2回目は、この判決が実は裁判が始まる前どころか、起訴調べの段階から「結論が決められていた」という状況証拠が山積みになっていることをお伝えするとともに、今回の判決を報道するマスコミの姿勢についても批判的にコメントいたします。

(前回)東電福島原発事故刑事裁判 東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その1):東電旧経営陣無罪判決、裁判所が犯した七つの大罪 (海渡雄一弁護士:論座)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-264d98.html


まずは、検察官役の弁護士のみなさまの英断により、この裁判が東京高裁に控訴されたことを喜ぶとともに、検察官役弁護士の方々に心より感謝申し上げたいと思います。日本の歪み切った裁判制度の下、検察官役の弁護士の方々に対しては、まともな報酬がなされず、まさに手弁当持ち出しの自己犠牲の上でご活躍いただいていることに胸が痛みます。検察審査会の起訴要件(2/3以上の賛成が必要)もおかしければ、起訴相当の議決を経てのちの国の強制起訴裁判に対するフォローアップの仕組みが全くなっておらず、まるで形だけ仕組みを創りましたから、あとは野となれ山となれ、の制度になっていることは許しがたいものがあります。

日本の(検察&)司法制度の「第2次民主化」が絶対に必要不可欠であること(追って具体的な内容について申し上げます)をここで再確認しておきたいと思います。首相官邸を含む行政権力は、何年かに一度やってくる選挙によって(いかに形骸化しているとはいえ)、有権者・国民からある程度のフィードバックは受ける宿命にありますが、他方の司法権力や検察権力の方はこうした有権者・国民からのフィードバック制度が事実上皆無であり、いわば裁判官・検察官どもの、社会正義や法の下での公正・公平を無視した「やりたい放題」の権力濫用が罷り通っているのです。日本という国が民主主義と法治国家を名乗るのであれば、こうしたことを放置するわけにはいかないでしょう。今回の東京地裁のアホの裁判官3人による東電刑事裁判の判決結果は、この「司法・検察抜本改革」の必要性を痛感させたものと言えるでしょう。

控訴が決まりました!(指定弁護士・被害者参加代理人コメントあり) - 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/20190930-appeal/

(関連)東電旧経営陣3人の裁判、無罪判決不服として控訴 TBS NEWS
 https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3791589.html
(関連)東京新聞-東電旧経営陣無罪で控訴 指定弁護士「正義に反する」-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201910/CK2019100102000146.html


1.録画と判決要旨
(1)20190919 UPLAN【記者会見】東電刑事裁判判決 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ihsiBMN4A_k
(2)20190919 UPLAN 東電刑事裁判判決(東京地裁)&報告会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=RHbo-XQeHIE

●判決要旨 - 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/summary-20190919/


2.有識者のコメント
 これからも様々な著名人のコメントを少しずつご紹介していきます。下記のうち、明石昇二郎さん、添田孝史さん、のコメントは必読ですので、必ずご覧いただければと思います。

(1)(別添PDFファイル)東電刑事裁判無罪判決:被害者を激怒させた東京地裁のトンデモ論理を徹底批判(明石昇二郎『週刊金曜日 2019.9.27』)
ダウンロード - e8a2abe5aeb3e88085e38292e6bf80e68092e38195e3819be3819fe69db1e4baace59cb0e8a381e381aee38388e383b3e38387e383a2e8ab96e79086e38292e5beb9e5ba95e689b9e588a4efbc88e6988ee79fb3e69887e4ba8ce9838ee3808ee98791e69b9ce697a59.27e3808fefbc89.pdf
(2)(別添PDFファイル)東電判決の無力感(青野由利 毎日 2019.9.29)
 https://mainichi.jp/articles/20190928/ddm/002/070/019000c
(3)(別添PDFファイル)奴隷の言葉(鎌田慧 東京 2019.9.24)
 https://lituum.exblog.jp/29658819/
(4)「無罪」証拠と矛盾多い忖度判決(刑事裁判傍聴記: 添田孝史) - 福島原発刑事訴訟支援団
https://shien-dan.org/soeda-20190919/
(5)裁判史の恥辱・永渕健一裁判長「東電無罪」判決 - 金平茂紀|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019100300011.html?page=1

(関連)ルポルタージュ研究所(明石昇二郎さん)
 https://rupoken.com/
(関連)TieLabs HomePage - level7(添田孝史さん他)
 https://level7online.jp/


3.日刊ゲンダイより
(1)(別添PDFファイル)東電幹部無罪判決 この司法ならば2度あることは3度ある(日刊ゲンダイ 2019.9.21)
 http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/696.html
(2)(別添PDFファイル)司法が「絶対的安全」を否定 この判決で原発再稼働の狂気(日刊ゲンダイ 2019.9.23)
 http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/705.html

(参考)日刊ゲンダイ 会員登録(無料会員になると一定数まで見ることができます)
 https://www.nikkan-gendai.com/users/info_plan


4.東電幹部3人を最初から無罪放免する方針で起訴・裁判に臨んでいた日本の司法・裁判所・検察
 ずさん極まりない安全管理の結果、福島第1原発事故を引き起こした東京電力の3人の経営幹部に対する刑事責任を追及するこの裁判は、最初から、つまり裁判の最初からではなく、起訴の段階の、そのもっと前から、奇妙というか、おかしなことの連続でした。これらのことは、日本の司法・裁判所、そして検察が、この未曽有の大惨事・環境汚染と絶句する悲劇をもたらした極悪人3人を、裁判の内容とは無関係に「最初から無罪放免する方針」であったことを示唆しています。日本の司法・裁判所・検察、裁判官・検察官は、その本来の機能を喪失して久しく、その存在そのものが「社会悪」と化しています。有権者・国民は、こうした権力の出鱈目を断固として許してはなりません。今回は「アプリオリに決められていた3被告の無罪放免」の「状況証拠」だけを列記しておきます(腐った日本の司法・裁判所・検察に有権者・国民が鉄槌を振り下ろして叩き潰す方法は別途お伝えいたします)。

 そして「(福島原発事故の責任者は)最後に誰もいなくなった」=これは実話に基づく現代日本の恐怖のミステリーです。

(一部抜粋)
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思い返せば、この裁判は始まりから異常でした。傍聴のために福島から駆け付けている市民をまるで暴徒でもあるかのように、所持品をすべて取り上げ、傍聴席と法廷の境界に屈強な衛視を何人も立たせて、廷内を威圧し、被告人らを暴徒から防衛するかのようにして審理はすすめられました。指定弁護士が強く求めた原発現地の現地検証も一切実施しませんでした。東電・国に対する民事損害賠償事件を審理している裁判所の中には検証を実施したところもあるのに、被害の現実と全く向き合おうとしなかったのです。
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(海渡雄一弁護士「東電刑事裁判無罪判決 裁判所はなぜ誤ったのか」より)


(1)巨悪を逃す検察は最初から腐っていた
*原発事故の実態解明や原因究明を担う政府側の組織として「政府事故調」(畑村洋太郎東京大学名誉教授が委員長)が設置されたが、その事務局を検察庁の検事や法務省の役人どもが担い、東京電力の幹部たちをはじめ、福島第1原発事故をもたらした事実経緯について、重要事項や人的関与などに関して事実隠蔽などを重ねていたことが、今般の東電刑事裁判と、それに至る検察審査会での審理の過程で浮き彫りとなった。「政府事故調」報告書は、今や「インチキ文書」とされる結果になるという悲惨なことになってしまった。そもそも「政府事故調」がその調査過程について、関係者の証言記録を含めて非公開にして行われたこと自体が大問題である(他方、もう一つの事故調査委員会である「国会事故調」は一部の例外をのぞいて、ほぼ原則公開だった)。そして、その中でもこの裁判にとって最重要である東京電力3幹部の証言記録その他は、最後の最後まで公開されなかった。

(関連)東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会 - Wikipedia
 https://00m.in/hcrlf
(関連)東京電力福島原子力発電所事故調査委員会 - Wikipedia
 https://00m.in/eZPGx

*東京電力3幹部らをはじめ福島第1原発事故に伴う告訴・告発の担当は検察庁「公安部」だった。「公安部」は戦前の治安維持法で悪名高き「特高警察」を指揮指導していた部署の「なれのはて」、こんなところが原発事故の原因を創った人間たちの告訴・告発を担当するということは、逆に、検察が告訴・告発をする側を、まるで犯罪人か社会を混乱させる悪漢のごとき人間達として見ているということを意味している。検察は頭がイカれているとしか思えない。

*(強制起訴となったために明らかになったことだが)検察は有罪とするだけの十分な証拠があったにもかかわらず、東電3幹部を不起訴処分とし、検察審査会で起訴相当とされても頑として起訴をしなかった。

*また、東電3幹部のみならず、他にも多くの関係者が福島第1原発事故に関連して告訴・告発されていたが、こうした連中に関しても一切を不問にして不起訴処分としている。とりわけ東京電力幹部と並び、事故の直接的な原因をつくってしまった原子力安全保安院や原子力安全委員会などの規制監督当局の役人や委員どもを不起訴にしてしまったことは許しがたいものがある。その原子力安全保安院の幹部どもは、今もなお、原子力規制庁に所属し、平然と原発再稼働=原発推進の仕事に邁進しているというから、この国は破滅への道をばく進中だということになる。

*福島原発告訴団が2012年6月、東京電力の幹部や国の関係者ら33人の刑事責任を問う告訴・告発状を提出したのは、この原発事故で最も重篤な被害を受けた福島県に所在している地方検察庁だった。しかし検察は、それを告訴団の了解も経ずに東京の検察庁へ移管するという暴挙を行っている。明らかにその後の検察審査会(各地方の一般市民が抽選で委員として参画する委員会)での起訴不要の結論を狙ったものとしか思えない。

*そして、その検察審査会での検察は、終始一貫、不起訴処分を押し通すための出鱈目行為に明け暮れていた。巨悪は逃す=社会正義と法の秩序などカンケーネー、それが検察の一貫した態度だった。


(2)自己保身と自身の栄達だけを念頭に判決を書いた3人の裁判官
 人間失格・裁判官失格の亡国ヒラメ裁判官3人は、永淵健一郎(裁判長)、今井理(右陪席)、柏戸夏子(左陪席:新任)です。ことあるごとにこの3人の名前を広めていきましょう。絶対に忘れてはいけません。世界的に有名にしてやることです。東京地裁前でのこの判決に対する継続的な抗議行動も必要な気がします。巨悪による犯罪や悪質な振る舞いがあった際に、それを権力が追認することほど罪深いものはありません。それはその巨悪を、他の権力を持つ者たちに対して「無罪だよ~、またやってもいいんだよ~」と声をかけてやるようなものだからです。このバカバカしい判決のおかげで、日本における原発・核燃料施設の過酷事故の可能性は格段に高くなったと言えるでしょう。原発・核施設の現場では、今まで以上のモラル・ハザードが蔓延していきます。「あの東電幹部でさえ罪を問われなかったんだ、だったら俺たちも大丈夫」となり、カネカネカネ優先のずさんな安全管理が罷り通り、次の過酷事故を用意していくことになるのです。永淵・今井・柏戸の3人は、東電幹部3人に匹敵する極悪人となりました。

*検察審査会で起訴が決まっても、東京地裁はいつまでたっても公判を開始しようとはしなかった。「福島原発告訴団」とその支持者が何度も東京地裁前で「早く裁判を開始しろ」と抗議の声を挙げた。

*この裁判は刑事事件であり、本来であれば、権力者の犯罪が裁かれるこういう裁判こそ「裁判員制度」の対象とすべきであるにもかかわらず、そんなことは微塵も検討された様子はない。今日の「裁判員制度」はすでにその目的を見失い陳腐化しており、抜本的な改善が求められている。

*法廷が狭くて入りきれない。800人を超える傍聴者が押し掛けても、一般市民に用意された傍聴席は50席にも満たない状態、それでいて、法廷内での撮影や録音は禁止、テレビカメラもシャットアウト、そうしておいて巨悪を逃がして屁理屈を付ける、これでは「暗黒時代の秘密裁判」といわれてもしかたがないではないか。日本国憲法に明らかに違反している。憲法の番人と言われる司法・裁判所がそもそも憲法を尊重し守ろうとはしない。まさに「現代の悪代官所」である。

日本国憲法 第八十二条 裁判の対審及び判決は、公開法廷でこれを行ふ。


2 裁判所が、裁判官の全員一致で公の秩序又は善良の風俗を害する虞(おそれ)があると決した場合には、対審は公開しないでこれを行ふことができる。但し、政治犯罪、出版に関する犯罪又はこの憲法第三章で保障する国民の権利が問題となつている事件の対審は、常にこれを公開しなければならない。

(関連)「自ら聞きたい」原発事故判決、傍聴券に800人超の列(朝日新聞デジタル)
 https://www.asahi.com/articles/photo/AS20190919001200.html

*くそヒラメ裁判長・永淵健一郎による異常な訴訟指揮(明石昇二郎さんの『週刊金曜日』記事(別添PDFファイル)より抜粋)
 東電幹部3人の味方をして無罪放免にしてやろうと思っている裁判官どもとしては、自分の悪事を見破りに来る市民たちは憎らしくて仕方がなかったのだろう。法廷指揮権という一種の裁判官権力を悪用し、可能な限りのいやがらせをしてウサバラシしていたに違いない。これが日本の司法・裁判所・裁判官の見苦しくも出鱈目な実態である。憲法で保障された裁判傍聴をするだけのことに対して、何をやっとるのかということだ。裁判傍聴の一般市民を罪人・極悪人扱いの裁判所、どっちが罪人であり極悪人か、よく考えてみろ、ボケ! という話。人権侵害甚だし。

(一部抜粋)
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 甫守一樹弁護士は語る。「福島から(裁判の傍聴に)駆けつけてくる被害者の皆さんに対して、かなり敵意を持っていると窺われる訴訟指揮をしていたので、こういった判決が出ることはある程度、予想できた。ただ、その予想を上回るひどい判断だ」

37回にわたった公判では傍聴人に対し、異常なまでに厳重な身体検査や荷物検査が実施された。眼鏡にカメラが仕込まれているのではないかと疑われる傍聴人が続出。特に、黒い縁の眼鏡をかけていた者たちが疑われた。筆者に至っては、ベルトを外して身体検査に臨まなければならないほどだった。もちろん、水渕裁判長の指示によるものである。抗議の意味を込め、身体検査の際に自ら下着姿になる女性もいたほどだ。

法廷内に持ち込める物はノートと筆記用具に限られ、団扇でさえも金属探知機で厳重にチェック。ペットボトル飲料の持ち込みも禁止された。長時間にわたる公判の際には、水分の補給ができずに体調を崩す人もいたが、それでも最後まで改められることはなかった。
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*検察側弁護団側から要請が出ていた裁判官の福島被害地視察はついに行われなかった。案の定、判決(要約)文では、この裁判官どもが福島第1原発事故のあまりに悲惨な被害の現状や被害者の悲しみ・苦しみに向き合うこともなく、無罪放免のための屁理屈陳列に熱を上げてしまっていた。

*(上記でも申し上げたように)政府事故調が記録した被告・東電3幹部の当時の証言を含む政府事故調の調査資料の公開を裁判所が指示しなかった。事件の真相解明のためには必要不可欠な文書であるから、裁判所の方から開示を指示してほしいという検察側弁護団の要請を、この裁判官どもは踏みにじった。彼らの真相究明への意欲はゼロに近い。

*この裁判に提出された東京電力提供資料を含め、さまざまな情報の他の裁判での活用を、この裁判官どもは妨害をし続けていた。福島第1原発を巡る裁判は、これ以外にも、株主代表訴訟や各地の損害賠償裁判、また、原発メーカーの責任を問うた裁判や、原発事故後の政府や自治体の不作為をはじめとする出鱈目な事故対応を告発した裁判もある。そうした裁判は、言ってみれば同じ方向を向いて、福島原発事故の真相を明らかにしようとしている裁判であって、当然ながらそれぞれの裁判に出される情報は共有されてこそ、真実が見えてくるというものである。それを公正・公平で社会正義と法の秩序を優先しなければいけない裁判所・裁判官が権力を濫用してこれを妨害するというのだから、お話にならない。

*判決が出たというけれど、判決文はその要約が公開されただけ、未だに判決文全文が公開されず、今もってなお誰一人として判決文全文を入手したものはいないという状態である。しかも、判決要約たるや、海渡雄一弁護士に言わせれば、このクソヒラメ裁判官どもが被告3人を無罪放免するために、彼らの言い分の中からご都合主義的にピックアップして並べて文章にしたお粗末なものであり、それがマスコミに公布されることで、報道がこのインチキ要約文に沿って行われることを意図したものであるという。もちろん37回にも及ぶ公判の中で、事の真相を明らかにした検察弁護団側からの様々な重要な事柄は、この判決要約の中では無視されてしまっているのである。判決文を公開しない日本の裁判所、これいったい何だ!? という話ではないか。

 判決文を直ちに公開しろ、バカヤロー!!


5.至らないマスごみ報道
 東京地裁での東電刑事裁判の判決が出て以降、マスごみ報道はこの問題で持ちきりとなり、読み切れないほどの文書や見切れないほどの放送などが流布された。しかし、私から見るとどこも似たり寄ったりで、たとえば下記のような決定的に重要なことが抜け落ちてしまっている。今日のマスごみの支配権力に対する批判力=権力ウォッチドッグとしての使命を果たす能力の劣化・喪失を示している1つの証左として見ておくとよい。

 <別添PDFファイル>
(1)原発事故「無罪」(上)(中)(下)(東京 2019.9.20,22,23)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019092002000175.html
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019092202000114.html
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019092302000117.html

(2)問われぬ責任:東電旧経営陣無罪判決(上)(中)(下)(朝日 2019.9.21-23)
 https://00m.in/v7dCq

(3)教訓はどこに:東電強制起訴判決(上)(中)(下)(毎日 2019.9.20-22)
 https://mainichi.jp/articles/20190920/ddm/041/040/126000c
 https://mainichi.jp/articles/20190920/ddn/041/040/015000c
 https://mainichi.jp/articles/20190921/ddm/012/040/119000c
 https://mainichi.jp/articles/20190922/ddm/041/040/034000c

(4)東電福島原発事故刑事裁判 東京地裁判決(社説)(東京・朝日・毎日 2019.9.20)
 
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019092002000193.html?ref=rank
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14185588.html?iref=editorial_news_two
 https://mainichi.jp/articles/20190920/ddm/005/070/125000c

(この、見苦しいほどに「つつましやか」な新聞各社の社説は一体何だということだ!:田中一郎)

(田中一郎コメント)
*検察庁・検察官への批判的観点が皆無に近い
 上記で申し上げたような諸点について、マスごみの報道で見たことがない

*裁判官および裁判所に対する批判がほとんどない
 上記で申し上げたこと、たとえば、①裁判の公開性の実態、②異常な訴訟指揮と被害を受ける傍聴市民、③劣悪内容の判決要約文とその悪影響(特にモラル・ハザード蔓延や原発や核施設事故再発促進の可能性、④判決文非公開の理不尽批判など

*原発過酷事故を引き起こしたベースにあった原発管理監督規制における「利益相反問題」への無関心
 たとえば武藤栄被告が津波対策を提案してくる部下に向かって「土木学会に検討してもらえ」と切り返した、その「土木学会」とは、まさに原発推進の御用学者ばかりを集めて電力会社の出鱈目を追認してきた「御用学会」ではないか、何故それを記事の中で書かないのか。原発報道で評価されている東京新聞もまた、この「利益相反問題」については、いかにもセンスが悪くて、他のゴミ新聞と変わらない。


 <その他関連サイト>
(1)[大弦小弦]「東電無罪」の論理(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190923-00474461-okinawat-oki
(2)「証拠あったのに」と憤り=原発告訴団、控訴求める-東電旧経営陣裁判 (時事通信社)
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019091901241&g=soc
(3)東京新聞-東電旧経営陣3人無罪 福島事故 東京地裁判決-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019091990135859.html
(4)東電元会長ら無罪、裁判官特有のバイアスか 裁判員裁判なら違う判決も(47NEWS) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191004-00000003-yonnana-soci

福島原発告訴団
 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.com/

●福島原発刑事訴訟支援団|東京電力福島原発事故の真実と責任の所在を明らかに
 https://shien-dan.org/
草々 

2019年10月 6日 (日)

「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」にご注目とご支援を!!:今こそ「伊達判決」を生かし、日米密約戦争同盟のくびきから日本を解放いたしましょう

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.新しいイベント情報
(1)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.25)隠蔽される福島原発事故の真実(講師:西尾正道さん):捨てるな、トリチウム汚染水、遺伝子が損傷する!
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc91efbc90efbc8eefbc92efbc95efbc89e99aa0e894bde38195e3828ce3828be7a68fe5b3b6e58e9fe799bae4ba8be69585e381aee79c9fe5ae9fefbc88e8a5bfe5b0bee6ada3e98193e38195e38293efbc89.pdf

 日 時:2019年10月25日(金)14:30~19:00(受付開始:14:00)
 場 所:参議院議員会館1F 101会議室(東京都千代田区永田町2-1-1)
 講 師:西尾 正道 (北海道がんセンター名誉院長)
 定 員:100名(定員になり次第締切らせていただきます)
 予 約:不要・直接会場へおいでください
 参加費:無料 議員会館入り口に担当がおりますので入館証を受け取って入場してください

(2)(11.18)元号制定違憲・差し止め訴訟 第3回公判(午前11時、東京地裁103号法廷)

(関連)「元号制定は違憲だ」弁護士やジャーナリストらが提訴「時間意識が喪失する」-弁護士ドットコム
 https://www.bengo4.com/c_23/n_9434/
(関連)(報告)元号差し止め訴訟 いよいよスタート:これが「ホンモノ」の公判であり、口頭弁論だ! みなさま、この裁判にご注目とご支援を!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-a4f0be.html

(3)(2020年2月12日)「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」 第3回公判(午後2時、東京地裁103号法廷)


2.(別添PDFファイル)安倍首相所信表明演説に7つの違和感(東京 2019.10.5)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2019100502000168.html

(関連)共産・志位氏「厚顔無恥な世界史の歪曲」 首相の所信表明演説に - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191004/k00/00m/010/168000c?fm=mnm
(関連)植民支配しておきながら「日本、植民主義に対抗して人種平等」叫んだ安倍氏 - Joongang Ilbo - 中央日報
 https://s.japanese.joins.com/Jarticle/258278


3.(別添PDFファイル)病院再編「住民は不安」、名前公表 知事らが国批判(東京 2019.10.5)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019100590071028.html

(関連)(別添PDFファイル)公的424病院要再編、厚労省「1年で結論を」(毎日 2019.9.27)
 https://mainichi.jp/articles/20190926/k00/00m/040/146000c?fm=mnm

(消費税率を上げて、地域医療や社会保障は原則切捨てだ、国民は、国に対して何をしてもらうかではなく、国に対して何ができるかを考えろ、それがアベ政治の根幹的精神だ、わかったか! とアベ自公政権の政治家どもが、声をひそめて叫んでおります。これから団塊の世代が高齢化して、病院・病床・医師・看護師がたくさん必要となるのに、患者が病院に来るとカネがかかって国庫負担が増えるから、病院をなくせば問題は解決するだろうという考え方のようです。私立病院はなかなか手が出せないから、手っ取り早くスクラップするには公立病院がいいということらしいのです。見上げたもんだぜ、屋根屋のフンドシ、見下げたもんだぜ、フンドシ以下の自民党・安倍晋三:田中一郎)


4.NHKと日本郵政を牛耳る「メクソとハナクソ」の経営者ども
 こいつら、何をやっとるのかねえ~。日本郵政は法令違反のかんぽノルマ・セールスでひっちゃかめっちゃか、NHKは日本郵政のようなクソ会社から誹謗中傷の圧力を受けたぐらいで経営委員会が平気で番組制作現場に介入してくるお粗末さ、おまけ経営委員会は議事録も作っていないのだそうだ。どっちも「人間のカス・クズ・ゴミ」みたいなのが安倍政権から指名されて経営幹部にのさばっているからこうなるのだ。みんなまとめてポリ袋に入れてゴミ出ししろよ!

(1)(別添PDFファイル)「暴力団」発言巡り対立、NHKと元総務次官、野党ヒヤリング(毎日 2019.10.5)
 https://mainichi.jp/articles/20191005/ddm/041/040/078000c
(2)(別添PDFファイル)NHK経営委 議事録作らず、会長注意決定時 放送法違反の指摘(朝日 2019.10.5)
 https://www.asahi.com/articles/ASMB45GJ0MB4UCVL01B.html

(3)「まるで暴力団」発言 NHK側「そのような事実ない」郵政副社長の見解対立-毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191004/k00/00m/040/097000c?fm=mnm
(4)NHKで今、恐るべきことが起きている タガがはずれた表現の自由と報道への介入(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/195.html

●かんぽNHK問題 野党合同ヒアリング―議題:かんぽ生命保険の不正問題及び、NHK経営委員会がNHK会長を厳重注意した問題について、総務省より IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458368
================================


去る10月2日、東京地裁におきまして、「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」の第2回公判が行われました。以下簡単にご報告申し上げます。この裁判は、1959年当時、日米安保条約改定の微妙な時期にあって、時のアメリカ駐日大使=マッカーサー(戦後すぐのGHQマッカーサー最高司令官の甥)と最高裁長官であった田中耕太郎が水面下でひそかに数度にわたって密談をくり返し、田中耕太郎の側から「砂川裁判」の行方その他について、事前に先方に伝えていたことが、2008年と2013年の2度にわたり、アメリカで公開された公文書の発掘によって明らかとなったことから、「砂川裁判」の当時の被告とその遺族らが「公正な裁判を受ける権利を侵害された」として起こした「再審請求」が始まりです。

(関連)裁判を受ける権利(32条) - 日本国憲法の基礎知識 -憲法の試験対策などにも-
 https://kenpou-jp.norio-de.com/saiban-ukeru/
(関連)日本国憲法第三十七条 すべて刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する。
 
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/shiryo/dl-constitution.htm#6sho

しかし、その再審請求は、下記の報道や再審請求人の抗議声明にもあるように、地裁・高裁の下級審では「問題ない」とされて却下、また、最高裁では、田中耕太郎の当時の行動については言及・評価がなされないまま、形式的な理由で却下されてしまった。日本の司法はかねてより機能していないと言われてきたが、この裁判(再審請求)においてもそうだったわけだ。それで再審請求者の方では弁護団と相談の上、今度は「公正な裁判を受ける権利を侵害され、不当に2000円の罰金を支払わされた」として、国家賠償請求訴訟に踏み切ることにした。その裁判(「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」)が、第1回目は6月12日に、第2回目が今回の10月2日に開催されたのである。

(関連)砂川事件、最高裁も再審認めず 元被告らの特別抗告棄却:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASL7M46J7L7MUTIL02S.html
(関連)砂川事件再審請求事件・最高裁棄却についての声明
 http://www.labornetjp.org/news/2018/0719sunagawa


以下、その第2回目の公判について簡単にご報告する。実は、この裁判はきわめて重要な意味を持っている。仮にこの「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」に原告が勝訴すれば(被告は国=しかし本来は最高裁であるべき)、田中耕太郎の当時の行動は、当時の砂川裁判被告人たちの公正な裁判を受ける権利を侵害する不正・不当・不法なものだったとの認定がなされるわけで、そうなると、その田中耕太郎たち当時の最高裁判事たちが下した伊達判決否定の判決もまた、不正・不当・不法なものとなって、事実上、その効力が失なわれることになる。この時の伊達判決否定の最高裁判決は、下記にご紹介するサイトで詳しく説明されている通り、日本国憲法の規定を歪め、日本の司法・裁判所に期待されている使命や責任をも放棄するものであったので、それが否定されることの意味は今日の日本にとってはとても大きいのである。言い換えれば「今こそ「伊達判決」を生かし、日米密約戦争同盟のくびきから日本を解放いたしましょう」が文字通り生き生きとしてくるということを意味している。

みなさまには、是非ともこの「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」にご注目をしていただき、あわせて裁判傍聴やカンパ、あるいはチラシその他の情報拡散など、ご支援とご協力を賜れれば大変幸いと考えております。なお、次回の第3回公判は、上記の「イベント情報」で申し上げました通り、2020年2月12日、午後2時、東京地裁103号法廷で開催されます。可能な限りでのご参集をお願い申し上げます。


1.(別添PDFファイル)(パンフ)憲法に違反した砂川事件裁判の国家賠償訴訟にご支援を! (伊達判決を生かす会 2019.6)
ダウンロード - e686b2e6b395e381abe98195e58f8de38197e3819fe7a082e5b79de4ba8be4bbb6e8a381e588a4e381aee59bbde5aeb6e8b3a0e5849fe8a8b4e8a89fe381abe38194e694afe68fb4e38292efbc8120e382abe383a9e383bc.pdf

(関連)砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟の概要
 https://00m.in/DXK2O
(関連)伊達判決を生かす会
 http://datehanketsu.com/


2.(10.2)「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」第2回公判
 被告の国が、アメリカの公文書の記載を事実上否定するなど、わけのわからないトンチンカンなことを言い出し始めています。田中耕太郎の当時の行動が不当であったか否か、という「中身」に入る審理をしたくないという被告国側の姿勢の表れとみることができ、当時の田中耕太郎長官と最高裁の不正・不当・不法を砂川裁判から60年を経た今日でも認めることができない、情けなくも許しがたい態度だと思われます。

(関連)砂川事件裁判国家賠償訴訟 第2回口頭弁論の概要:「国の無責任な反論を徹底的に糾弾する!」(2019.10.2)
ダウンロード - e7a082e5b79de4ba8be4bbb6e8a381e588a4e59bbde5aeb6e8b3a0e5849fe8a8b4e8a89fe38080e7acac2e59b9ee58fa3e9a0ade5bc81e8ab96e381aee6a682e8a681.pdf
http://chikyuza.net/archives/97220

(関連)2019-10-2 砂川事件第2回口頭弁論 報告集会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=l1FHYcBqEIc


3.わかりやすい解説サイト
(1)直言(2013.4.15) 砂川事件最高裁判決の「超高度の政治性」――どこが「主権回復」なのか
 http://www.asaho.com/jpn/bkno/2013/0415.html
(2)砂川事件最高裁判決の「仕掛け人」 2008年5月26日
 http://www.asaho.com/jpn/bkno/2008/0526.html


4.前回(6.12)報告
(1)2つの報告:(6.11)沖縄・辺野古基地建設反対全国キャラバン・キックオフ集会 & (6.12)砂川裁判国賠訴訟(追:国有林「ハゲ山促進」法、2019年の国政選挙をいかに闘うか)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-e9dd41.html

(2)2019-6-12 砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟の第1回口頭弁論 報告集会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=7HQLgIpRAsI


5.その他関連サイト
(1)「伊達判決」覆した最高裁判決の“いかさま性”問う砂川事件国賠訴訟始まる 週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2019/07/01/antena-507/
(2)「駐留米軍は違憲」伊達判決から60年 砂川事件元被告らが国賠訴訟提起 週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2019/04/09/antena-451/
(3)砂川事件元被告らが提訴 「公平な裁判侵害」 国に賠償求める - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190319/k00/00m/040/289000c
(4)砂川事件裁判 −公平な裁判でなかった最高裁判決は無効 再審を請求します:土屋源太郎さん(「伊達判決を生かす会」共同代表)
 http://www.jicl.jp/old/hitokoto/backnumber/20140908.html
(5)真に人権救済の砦に 砂川事件国賠訴訟 米国〝介入〟の裁判巡り(47NEWS) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190614-00000004-yonnana-soci

*安倍首相が安保法制違憲論にインチキ反論! 日米密約の「砂川判決」もちだす卑劣さも|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2015/06/post-1175.html
草々

「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」にご注目とご支援を!!:今こそ「伊達判決」を生かし、日米密約戦争同盟のくびきから日本を解放いたしましょう

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.新しいイベント情報
(1)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.25)隠蔽される福島原発事故の真実(講師:西尾正道さん):捨てるな、トリチウム汚染水、遺伝子が損傷する!
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc91efbc90efbc8eefbc92efbc95efbc89e99aa0e894bde38195e3828ce3828be7a68fe5b3b6e58e9fe799bae4ba8be69585e381aee79c9fe5ae9fefbc88e8a5bfe5b0bee6ada3e98193e38195e38293efbc89.pdf

 日 時:2019年10月25日(金)14:30~19:00(受付開始:14:00)
 場 所:参議院議員会館1F 101会議室(東京都千代田区永田町2-1-1)
 講 師:西尾 正道 (北海道がんセンター名誉院長)
 定 員:100名(定員になり次第締切らせていただきます)
 予 約:不要・直接会場へおいでください
 参加費:無料 議員会館入り口に担当がおりますので入館証を受け取って入場してください

(2)(11.18)元号制定違憲・差し止め訴訟 第3回公判(午前11時、東京地裁103号法廷)

(関連)「元号制定は違憲だ」弁護士やジャーナリストらが提訴「時間意識が喪失する」-弁護士ドットコム
 https://www.bengo4.com/c_23/n_9434/
(関連)(報告)元号差し止め訴訟 いよいよスタート:これが「ホンモノ」の公判であり、口頭弁論だ! みなさま、この裁判にご注目とご支援を!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-a4f0be.html

(3)(2020年2月12日)「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」 第3回公判(午後2時、東京地裁103号法廷)


2.(別添PDFファイル)安倍首相所信表明演説に7つの違和感(東京 2019.10.5)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2019100502000168.html

(関連)共産・志位氏「厚顔無恥な世界史の歪曲」 首相の所信表明演説に - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191004/k00/00m/010/168000c?fm=mnm
(関連)植民支配しておきながら「日本、植民主義に対抗して人種平等」叫んだ安倍氏 - Joongang Ilbo - 中央日報
 https://s.japanese.joins.com/Jarticle/258278


3.(別添PDFファイル)病院再編「住民は不安」、名前公表 知事らが国批判(東京 2019.10.5)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019100590071028.html

(関連)(別添PDFファイル)公的424病院要再編、厚労省「1年で結論を」(毎日 2019.9.27)
 https://mainichi.jp/articles/20190926/k00/00m/040/146000c?fm=mnm

(消費税率を上げて、地域医療や社会保障は原則切捨てだ、国民は、国に対して何をしてもらうかではなく、国に対して何ができるかを考えろ、それがアベ政治の根幹的精神だ、わかったか! とアベ自公政権の政治家どもが、声をひそめて叫んでおります。これから団塊の世代が高齢化して、病院・病床・医師・看護師がたくさん必要となるのに、患者が病院に来るとカネがかかって国庫負担が増えるから、病院をなくせば問題は解決するだろうという考え方のようです。私立病院はなかなか手が出せないから、手っ取り早くスクラップするには公立病院がいいということらしいのです。見上げたもんだぜ、屋根屋のフンドシ、見下げたもんだぜ、フンドシ以下の自民党・安倍晋三:田中一郎)


4.NHKと日本郵政を牛耳る「メクソとハナクソ」の経営者ども
 こいつら、何をやっとるのかねえ~。日本郵政は法令違反のかんぽノルマ・セールスでひっちゃかめっちゃか、NHKは日本郵政のようなクソ会社から誹謗中傷の圧力を受けたぐらいで経営委員会が平気で番組制作現場に介入してくるお粗末さ、おまけ経営委員会は議事録も作っていないのだそうだ。どっちも「人間のカス・クズ・ゴミ」みたいなのが安倍政権から指名されて経営幹部にのさばっているからこうなるのだ。みんなまとめてポリ袋に入れてゴミ出ししろよ!

(1)(別添PDFファイル)「暴力団」発言巡り対立、NHKと元総務次官、野党ヒヤリング(毎日 2019.10.5)
 https://mainichi.jp/articles/20191005/ddm/041/040/078000c
(2)(別添PDFファイル)NHK経営委 議事録作らず、会長注意決定時 放送法違反の指摘(朝日 2019.10.5)
 https://www.asahi.com/articles/ASMB45GJ0MB4UCVL01B.html

(3)「まるで暴力団」発言 NHK側「そのような事実ない」郵政副社長の見解対立-毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191004/k00/00m/040/097000c?fm=mnm
(4)NHKで今、恐るべきことが起きている タガがはずれた表現の自由と報道への介入(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/195.html

●かんぽNHK問題 野党合同ヒアリング―議題:かんぽ生命保険の不正問題及び、NHK経営委員会がNHK会長を厳重注意した問題について、総務省より IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458368
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去る10月2日、東京地裁におきまして、「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」の第2回公判が行われました。以下簡単にご報告申し上げます。この裁判は、1959年当時、日米安保条約改定の微妙な時期にあって、時のアメリカ駐日大使=マッカーサー(戦後すぐのGHQマッカーサー最高司令官の甥)と最高裁長官であった田中耕太郎が水面下でひそかに数度にわたって密談をくり返し、田中耕太郎の側から「砂川裁判」の行方その他について、事前に先方に伝えていたことが、2008年と2013年の2度にわたり、アメリカで公開された公文書の発掘によって明らかとなったことから、「砂川裁判」の当時の被告とその遺族らが「公正な裁判を受ける権利を侵害された」として起こした「再審請求」が始まりです。

(関連)裁判を受ける権利(32条) - 日本国憲法の基礎知識 -憲法の試験対策などにも-
 https://kenpou-jp.norio-de.com/saiban-ukeru/
(関連)日本国憲法第三十七条 すべて刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する。
 
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/shiryo/dl-constitution.htm#6sho

しかし、その再審請求は、下記の報道や再審請求人の抗議声明にもあるように、地裁・高裁の下級審では「問題ない」とされて却下、また、最高裁では、田中耕太郎の当時の行動については言及・評価がなされないまま、形式的な理由で却下されてしまった。日本の司法はかねてより機能していないと言われてきたが、この裁判(再審請求)においてもそうだったわけだ。それで再審請求者の方では弁護団と相談の上、今度は「公正な裁判を受ける権利を侵害され、不当に2000円の罰金を支払わされた」として、国家賠償請求訴訟に踏み切ることにした。その裁判(「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」)が、第1回目は6月12日に、第2回目が今回の10月2日に開催されたのである。

(関連)砂川事件、最高裁も再審認めず 元被告らの特別抗告棄却:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASL7M46J7L7MUTIL02S.html
(関連)砂川事件再審請求事件・最高裁棄却についての声明
 http://www.labornetjp.org/news/2018/0719sunagawa


以下、その第2回目の公判について簡単にご報告する。実は、この裁判はきわめて重要な意味を持っている。仮にこの「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」に原告が勝訴すれば(被告は国=しかし本来は最高裁であるべき)、田中耕太郎の当時の行動は、当時の砂川裁判被告人たちの公正な裁判を受ける権利を侵害する不正・不当・不法なものだったとの認定がなされるわけで、そうなると、その田中耕太郎たち当時の最高裁判事たちが下した伊達判決否定の判決もまた、不正・不当・不法なものとなって、事実上、その効力が失なわれることになる。この時の伊達判決否定の最高裁判決は、下記にご紹介するサイトで詳しく説明されている通り、日本国憲法の規定を歪め、日本の司法・裁判所に期待されている使命や責任をも放棄するものであったので、それが否定されることの意味は今日の日本にとってはとても大きいのである。言い換えれば「今こそ「伊達判決」を生かし、日米密約戦争同盟のくびきから日本を解放いたしましょう」が文字通り生き生きとしてくるということを意味している。

みなさまには、是非ともこの「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」にご注目をしていただき、あわせて裁判傍聴やカンパ、あるいはチラシその他の情報拡散など、ご支援とご協力を賜れれば大変幸いと考えております。なお、次回の第3回公判は、上記の「イベント情報」で申し上げました通り、2020年2月12日、午後2時、東京地裁103号法廷で開催されます。可能な限りでのご参集をお願い申し上げます。


1.(別添PDFファイル)(パンフ)憲法に違反した砂川事件裁判の国家賠償訴訟にご支援を! (伊達判決を生かす会 2019.6)
 https://00m.in/y4TR4

(関連)砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟の概要
 https://00m.in/DXK2O
(関連)伊達判決を生かす会
 http://datehanketsu.com/


2.(10.2)「砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟」第2回公判
 被告の国が、アメリカの公文書の記載を事実上否定するなど、わけのわからないトンチンカンなことを言い出し始めています。田中耕太郎の当時の行動が不当であったか否か、という「中身」に入る審理をしたくないという被告国側の姿勢の表れとみることができ、当時の田中耕太郎長官と最高裁の不正・不当・不法を砂川裁判から60年を経た今日でも認めることができない、情けなくも許しがたい態度だと思われます。

(関連)砂川事件裁判国家賠償訴訟 第2回口頭弁論の概要:「国の無責任な反論を徹底的に糾弾する!」(2019.10.2)
 http://chikyuza.net/archives/97220
(関連)2019-10-2 砂川事件第2回口頭弁論 報告集会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=l1FHYcBqEIc


3.わかりやすい解説サイト
(1)直言(2013.4.15) 砂川事件最高裁判決の「超高度の政治性」――どこが「主権回復」なのか
 http://www.asaho.com/jpn/bkno/2013/0415.html
(2)砂川事件最高裁判決の「仕掛け人」 2008年5月26日
 http://www.asaho.com/jpn/bkno/2008/0526.html


4.前回(6.12)報告
(1)2つの報告:(6.11)沖縄・辺野古基地建設反対全国キャラバン・キックオフ集会 & (6.12)砂川裁判国賠訴訟(追:国有林「ハゲ山促進」法、2019年の国政選挙をいかに闘うか)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-e9dd41.html

(2)2019-6-12 砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟の第1回口頭弁論 報告集会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=7HQLgIpRAsI


5.その他関連サイト
(1)「伊達判決」覆した最高裁判決の“いかさま性”問う砂川事件国賠訴訟始まる 週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2019/07/01/antena-507/
(2)「駐留米軍は違憲」伊達判決から60年 砂川事件元被告らが国賠訴訟提起 週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2019/04/09/antena-451/
(3)砂川事件元被告らが提訴 「公平な裁判侵害」 国に賠償求める - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190319/k00/00m/040/289000c
(4)砂川事件裁判 −公平な裁判でなかった最高裁判決は無効 再審を請求します:土屋源太郎さん(「伊達判決を生かす会」共同代表)
 http://www.jicl.jp/old/hitokoto/backnumber/20140908.html
(5)真に人権救済の砦に 砂川事件国賠訴訟 米国〝介入〟の裁判巡り(47NEWS) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190614-00000004-yonnana-soci

*安倍首相が安保法制違憲論にインチキ反論! 日米密約の「砂川判決」もちだす卑劣さも|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2015/06/post-1175.html
草々

2019年10月 5日 (土)

香港、燃えよ民主主義ドラゴン=学生抗議・五大要求断固支持(1):スターリニズム・特権官僚国家の中共中国と、その手下=香港政府・香港警察を全世界の民主主義勢力が包囲せよ(田中龍作ジャーナル他)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.♪香港に栄光あれ(Grory to Hong kong)♪
 かつて帝国主義列強に侵略支配された中国の革命は、名もなき多くの中国民衆が立ち上がり、まるでこのようにして始まった。そして今度は、その中国革命を裏切り、スターリニズム・特権官僚国家に転落・堕落した中共中国と、その手下=香港政府・香港警察に対する民衆の民主主義革命が始まろうとしている。香港を第二の天安門にしてはならない。全世界の民主主義勢力が、学生や香港民衆の抗議・五大要求を断固支持して、中共・中国と香港当局を包囲せよ。中共・中国は、香港の民主主義破壊に手を貸すのではなく、逆に、香港での民主主義を、より完全なもの、より優れたもの、より高度なものとするよう努力し、翻って、それこそを自ら(中国本土)の国家目標に掲げよ!!

(1)香港に栄光あれ 《願榮光歸香港》交響楽団&合唱【英語&日本語字幕】《Glory to Hong Kong》 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=U4auC9gEXLk
(2)【初音ミク】「香港アンセム」-『香港に栄光あれ 』完成版。(《願榮光歸香港》日本語Ver) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=QvsC_o-zd5I


2.香港デモの5大要求とは?逃亡犯条例が撤回されたことで収束するの?
 https://mogumogu-foods.com/honkong-demo-1220/

要求1 逃亡犯条例の改正案の完全撤回
要求2 警察と政府の、市民活動を「暴動」とする見解の撤回
要求3 デモ参加者の逮捕、起訴の中止
要求4 警察の暴力的制圧の責任追及と外部調査実施
要求5 林鄭月娥の辞任と民主的選挙の実現


3.香港警察がデモ参加少年に実弾発砲
(1)香港・実弾発砲に市民怒り 高校生 命とりとめる - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=5Jhxh1tOpIQ
(2)香港デモ 警官が実弾発砲 高校2年の男子生徒重体(19-10-02) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=2dzHm-nhPCA
・・・・・・・・・
(3)香港“マスク禁止法”発動 警察発砲で14歳負傷 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=WIkyG-bHjIs
(4)香港 「覆面禁止」に反発 警察発砲で14歳少年がけが - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=VSf6rBcMvG8
================================


今回の香港デモ・抗議行動に指導者や指導団体・組織はありません。ボトムアップで自然発生的に抗議行動が広がり、それに香港警察が暴力で制圧しようとしたために、多くの民衆の怒りで運動が燃え広がったのです。その香港警察・香港政府当局の背後には中共・中国がいると見られています。林鄭月娥(キャリーラム)行政長官ら、香港政府幹部らは、自らの足元での警察権力による暴力行為をよそに、中国本土で開催された「建国70周年記念式典」に出席しています。

式典で習主席は演説で香港について触れ、一国二制度の堅持とともに「香港の長期的な繁栄と安定を維持する」と話しました。香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官を招くことで支持していく考えも改めて示しました、とは、日本経済新聞の報道です。

それにしても、香港でのデモの中核的な役割を発揮し大活躍しているのが、中学・高校・大学生という10代から20代前半の若者たちであるというのは非常な驚きであるとともに、未来への大きな希望でもあります。香港警察権力による、こうした若者への、実弾拳銃・直撃催涙弾を含む殺人・暴行などの暴力行為は断固として許せるものではありません。国際的な抗議の声で包囲していきましょう。

(関連)中国建国70年、習主席「一国二制度堅持」 香港念頭に (写真=共同) -日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50427540R01C19A0AM1000/


1.田中龍作ジャーナル
 早い段階から現地・香港に入り、精力的な取材活動と報道を進める田中龍作さんのサイト記事をご紹介します。

(1)田中龍作ジャーナル - 【香港発】緊急法に抵抗する香港人「エスカレートさせない」 危機感薄い日本人
 http://tanakaryusaku.jp/2019/10/00020989
(2)田中龍作ジャーナル - 【香港発】 マスク禁止法、あす零時施行 人権大幅制限「緊急法」の一環
 http://tanakaryusaku.jp/2019/10/00020981
(3)田中龍作ジャーナル - 【香港発】政府、あすにも「覆面法」発表か デモ封じ狙い
 http://tanakaryusaku.jp/2019/10/00020969
(4)田中龍作ジャーナル - 【香港発】デモ隊の少年、実弾で胸撃たれ重体 警察は「暴動」と定義
 http://tanakaryusaku.jp/2019/10/00020963
(5)田中龍作ジャーナル - 【香港発】「悪魔」の林鄭長官 市民と初の対話集会 今回も騙し討ちで逃走
 http://tanakaryusaku.jp/2019/09/00020916

(6)田中龍作ジャーナル - 【香港発】中国恐怖支配の象徴 「新屋嶺拘置所に送られてもデモに行く」
 http://tanakaryusaku.jp/2019/09/00020930
(7)田中龍作ジャーナル - 【香港発】「普通選挙」求め続けオキュパイからゲリラへ 雨傘運動から5年
 http://tanakaryusaku.jp/2019/09/00020937
(8)田中龍作ジャーナル - 【香港発】中国国慶節前にデモ隊の少年少女を大量逮捕
 
http://tanakaryusaku.jp/2019/09/00020951
(9)田中龍作ジャーナル - 【香港発】中国返還後、凶暴化した警察への恐怖と憎しみは尽きない
 http://tanakaryusaku.jp/2019/09/00020891
(10)田中龍作ジャーナル - 【香港発】デモ激化に伴い増える不審死体と行方不明 民主派震え上がらす拘置所の闇
 http://tanakaryusaku.jp/2019/09/00020908

(11)田中龍作ジャーナル - 【香港発】内部告発「残忍な香港警察」は偽装した中国人民解放軍だった
 http://tanakaryusaku.jp/2019/09/00020901
(12)田中龍作ジャーナル - 【香港発】人間の鎖 中高生「私たちの歴史が消されるのがイヤ」
 http://tanakaryusaku.jp/2019/09/00020871
(13)田中龍作ジャーナル - 【香港発】「警察から学生を守れ」デモ隊救出、送り届けの車同乗記
 http://tanakaryusaku.jp/2019/09/00020882
(14)田中龍作ジャーナル - 【香港発】仲間を逃がすため 血みどろ、ペッパースプレーで逮捕の男性は19歳だった
 
http://tanakaryusaku.jp/2019/09/00020854
(15)田中龍作ジャーナル - 【香港発】デモ隊が目指す中国支配の拠点
 http://tanakaryusaku.jp/2019/09/00020863

(16)田中龍作ジャーナル - 【香港発】母親「息子は香港を守っている」 対中国抵抗闘争の戦士は尽きない
 http://tanakaryusaku.jp/2019/09/00020847
(17)田中龍作ジャーナル - 【香港発】警察、右目失った女性のカルテ押収 一斉逮捕も可能に
 http://tanakaryusaku.jp/2019/09/00020831
(18)田中龍作ジャーナル - 【香港発】デモ隊の少年「今やらないと次はない」 パレスチナ化する対中国抵抗運動
 http://tanakaryusaku.jp/2019/09/00020839

(これ以上前の記事については下記サイトでご覧ください)
田中龍作ジャーナル
 http://tanakaryusaku.jp/
 http://tanakaryusaku.jp/category/%e6%b5%b7%e5%a4%96/%e4%b8%ad%e5%9b%bd


2.その他報道から(10月以降)

 <別添PDFファイル>
(1)香港 デモ隊の覆面禁止、返還後初 議会審議せず法制定、14歳が警官に撃たれる(東京 2019.10.5)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019100502000160.html
(2)香港、緊急法を発動、50年ぶり 行政長官に権限集中、デモ参加者に覆面禁止法(朝日 2019.10.5)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14206317.html
(3)香港区議選 混乱の恐れ、届け出開始、政府 延期も検討(毎日 2019.10.5)
 https://mainichi.jp/articles/20191005/ddm/007/030/063000c
(4)香港デモ前夜 武器緩和、建国70年 警察、対策強化(毎日 2019.10.4)
 https://mainichi.jp/articles/20191004/ddm/007/030/016000c
(5)揺らぐ香港 中国建国70周年(上):「自由失う香港、見たくない」(毎日 2019.10.3)
 https://mainichi.jp/articles/20191003/ddm/001/030/110000c
(6)揺らぐ香港 中国建国70周年(下):「踏み絵」で企業に圧力(毎日 2019.10.4)
 https://mainichi.jp/articles/20191004/ddm/012/030/106000c
(7)香港 警官発砲、18歳重体、デモ参加中 至近距離 左胸に(東京 2019.10.2)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019100202000131.html
(8)香港デモ 大規模衝突、中国建国70年目前に緊迫(朝日 2019.9.30)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14198070.html


 <その他関連記事:直近分>
(1)香港の若者が無許可デモ「五大要求」の実現求め抗議 - 社会 - 日刊スポーツ
 https://www.nikkansports.com/general/news/201909290001217.html
(2)香港政府、覆面禁止法を制定 緊急条例発動、発砲で少年負傷-共同通信-沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/479911
(3)市民のあらゆる権利制限「緊急法」発動へ 香港政府 「1国2制度」最大の危機 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191004/k00/00m/030/124000c?fm=mnm
(4)クローズアップ:香港の自治、激震 緊急法発動 市民反発「独裁だ」 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191005/ddm/003/030/077000c?fm=mnm
(5)(社説)香港緊急法 自治を自ら壊すのか:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14206163.html?iref=editorial_news_two

(6)周庭氏「こんなバカバカしい法律」覆面禁止法に怒り - 社会 - 日刊スポーツ
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201910040000651.html
(7)東京新聞-「香港長官の辞任が最善」 マレーシア首相-国際(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019100502000172.html
(8)東京新聞-香港、過激化に緊張高まる 20カ所で抗議呼び掛け-国際(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019100501001428.html
(9)東京新聞-香港、禁じ手で沈静化図る 一部暴徒化 戒厳状態進行も-国際(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019100502000173.html
(10)香港政府、デモ参加者のマスク禁止 多数が激しい抗議 - BBCニュース
 https://www.bbc.com/japanese/49932633
草々

 

2019年10月 4日 (金)

関西電力ブラック(マネー)アウト(その1):腐った電力会社幹部と銭ゲバ地元ボスの「汚物連合」が見せた原発・原子力社会の生々しい実態=「原発を再稼働して背広をつくってもらおう」(お前らアホか!?)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(ネット署名)関電の原発マネー徹底究明と原子力からの撤退を求める緊急署名
 https://00m.in/HsyqN

 私も上記に署名をいたしました。その際の私の記入コメントは次の通りです。「関西電力は金品を受け取った幹部たちを全員懲戒免職処分にすべきであり(単純な辞任ではダメだ、また、場合によっては背任罪等で告訴告発すべし)、また、経済産業省はその許認可権を使い関西電力の原発運転免許を取り消すべきである」。また、関西電力の株主のみなさまには、株主代表訴訟や株主総会その他の方法により、この腐りきった私腹肥やしの原発寄生虫である経営幹部たちを徹底して追及していただきたいと思います。


2.イベント情報
(1)(10.08)オルタナティブな日本をめざして(第34回):「STOP水道事業民営化=公益事業の私物化を許さない」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-95da64.html

(関連)どうする?日本の水道―自治・人権・公共財としての水を
 http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/suido.html

(2)(10.11)福島原発被害千葉集団訴訟 第一陣 東京高裁控訴審 第5回口頭弁論(10-11、東京高裁)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1568967992608matuzawa
(3)(10.12)脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 朗読劇 「線量計が鳴る(中村敦夫さん)」を開催します
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2019/08/blog-post_31.html
(4)(10.17)福島原発被害東京訴訟・1陣訴訟(東京高裁)の裁判期日のご案内 - 福島原発被害首都圏弁護団
 http://genpatsu-shutoken.com/blog/archives/746
(5)(10.21)オルタナティブな日本をめざして(第35回):「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」(新ちょぼゼミ:河田昌東さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-2a7414.html

(参考)2019年10月の裁判日程 - NO MORE FUKUSHIMA
 http://nuclearpowerplant311.livedoor.blog/archives/21329805.html


3.キャンペーン
(1)STAND UP FOR AMAZON 【国際署名】アマゾンの森を一緒に守って(グリーンピース)
 https://00m.in/A45uo
(2)キャンペーン · 東京地方裁判所 民事第1部合議1係 前澤達朗 裁判官- 「安保法制は憲法違反」の判決を要請します! · Change.org
 https://00m.in/XE171
(3)キャンペーン · 日本オリンピック委員会- オリンピック・パラリンピックでの旭日旗使用の禁止を求めます · Change.org
 https://00m.in/slDCE
(4)キャンペーンについてのお知らせ · バーガーキング、プラスチック製おもちゃの配布をやめる · Change.org
 https://00m.in/xGlUo


4.2020年カレンダー
(1)原発いらない ふくしまカレンダー(梨の木舎)
 http://nashinoki-sha.com/fukushima.html
(2)チェルノブイリ子ども基金最新情報
 http://ccfj.la.coocan.jp/saishin.html


5.(別添PDFファイル)関西電力美浜原発に抗議するダイコンたち(原発いらない ふくしまカレンダー 2019.10)
ダウンロード - e996a2e8a5bfe99bbbe58a9be7be8ee6b59ce58e9fe799bae381abe68a97e8adb0e38199e3828be38380e382a4e382b3e383b3e3819fe381a1efbc88e58e9fe799bae38184e38289e381aae3818420e381b5e3818fe38197e381bee382abe383ace383b3e38380e383bc202019.10efbc89.pdf


6.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)(他のMLでの議論です)(1)公費で賃金を上げる経済政策と規制見直し(2)「公共貨幣論」批判 +(3) 若干の直近情報- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-3b614a.html

(2)本日(9/15)のいろいろ情報です:(1)愛知トリエンナーレ 緊急連絡(2)「従軍慰安婦」おさらい(3)封印された原爆報告書(NHK)(4)共産・れいわ、「野党連合政権」へ協力 他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-465b26.html

(3)第4次安倍(再)改造内閣=アベ「茶坊主」たちによる「悪性放射性廃物」政権発足(その1):今や日本政府中枢はガラクタ政治家陳列のゴミ屋敷なり・日本の没落加速へ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-59b86f.html

(4)第4次安倍(再)改造内閣=アベ「茶坊主」たちによる「悪性放射性廃物」政権発足(その2):チンピラ・ゴロツキ・人間のクズのたぐいを並べて「内閣」だ「閣僚」だ「大臣」だと、アホぬかせ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-067d37.html
================================


ついに「原発・原子力社会」の「ゼニ池地獄」の「釜のふた」があいた。腐った電力会社幹部と銭ゲバ地元ボスの「汚物連合」が原発・原子力社会の生々しい実態を見せてくれたのだ。若狭湾に11基もの原発を並べた関西電力の経営幹部たちが、福島第1原発事故の後においても、自分たちの原発(高浜原発など)に関連した工事を受注した土建屋から、銭ゲバの地方ボスである町(福井県高浜町)の元助役(今年死去)を経由して、キックバックとも思える金品を受領し、長期にわたり隠し続けていたことが発覚した。下記記事にあるように、土建屋に対する税務調査を契機にこうしたことが一気に表面化、その呆れた実態にマスコミ関係者のみならず、何も知らされていなかった私たち一般の電力消費者や地元住民らも含めて、日本国中が騒然となった。

事が発覚した9月27日のいい加減な関西電力の緊急記者会見では収拾がつかず、さる10月2日に再度のロングランの関西電力による記者会見が行われた。聞けば聞くほど、この魑魅魍魎の原発・原子力の世界の実態に多くの人々は絶句し、呆れかえり、そして怒りで気が狂いそうになった。当該町の元助役から金品を受け取っていた関西電力の経営幹部は、わかっているだけで20名、そしてその金額は合計で3億2千万円にものぼるという。中には元助役経由ではなく、原発工事受注の土建屋から直接もらい受けた幹部もいたというから驚きである。もらった時に何とも思わなかったのだろうか。全く常軌を逸していて、コンプライアンスも社内倫理規定もあったものではないではないか。

にもかかわらず、当事者の関西電力幹部たちは、居直るようにして引責辞任を否定し、「金品はそのほとんどを返却した、それらは一時預かりしていただけだ、法令上問題になることは何もない、従ってまた、辞任その他の引責の必要もない」などと暴言を吐き続けている。口を開けば、死去した町の助役が頑固に贈呈した金品の返却を拒否していた、返そうとすると激怒された、いろいろと脅された、逆らえなかった、などと、「死人に口なし」の態度で死去した元助役に罪をぬすくり付け、自分たちの腐った行為を水に流そうとしている。しかし、かようなことを関西電力の経営幹部ではなく、一般の平社員がやったらどうなるか、考えてみればいい。水に流すわけにも、許すわけにもいかないのだ。

関西電力は、福島第1原発事故以降、原発停止を理由にして電力料金を全国最高のレベルにまで引き上げていた。その一方で、一部の経営幹部たちが、工事を受注する業者から(元助役経由で、あるいは直接に)キックバックの金品類を受け取っていたのだから、言ってみればその原資は、多くの電力消費者から徴収した電力料金であることは自明だ。工事代金をキックバック相当の金額だけこっそりと引き上げ、元助役の仲介あっせん手数料も加味して発注単価を決めて、そしてそのカネが自分たちに還流してくるのを、秘密裏に、一部の人間たちだけの私利私欲を満たすために、更に言えば、元助役に背広をつくってもらうために、黙って見過ごしていたわけである。これが関西電力という電力会社の「取締役」という経営幹部である。「取締役」ではなくて「取り締まられ役」でなければならなかった連中だ。

その腐敗経営幹部たちが、カネと権力の力で福島第1原発事故後も原発を再稼働し、更に、老朽原発も運転延長し、危険極まりないプルサーマル発電までやろうとしている。まさに「やりたい放題」の無法状態が、悲しいかな福井県若狭湾一帯の原発・原子力地帯に出来上がろうとしていたわけである。

(関西電力の関係する経営幹部たちは、昨年夏にこの事件の調査報告書を社内で密かにまとめていたが、それを取締役会に報告もせず、ひた隠しにしてきた。何か故あってのことだと推測されている。その理由とは、実は金品の授受については政治家や官僚たちも絡んでいて、その方面への金品の流れについての情報を消し去るために、いろいろと水面下で工作をしていたのではないかという疑いもあるという。今のところ、真偽は不明だ)


・・・・・・・
ひと呼んで「原発を再稼働して背広をつくってもらおう」(お前らアホか!?)のこの世界、以下、これから数回にわたって、私の手元に入ってくる情報を取捨選択してみなさまにお届けいたします。既にこの事件が発覚して数日が経過したこともあり、私のところには100件を超える各種情報が入ってきて、それを格納しておくファイルがあふれるばかりになってしまいました。それら全部隅から隅まではとても見切れないでしょうが、その中から興味深そうなものや代表的な記事を選んで、みなさまにお届けいたします。

そして、このふざけた事件を起こして、いまだに居直りを続けている関西電力の幹部たちを電力業界から一斉に追放いたしましょう。関西電力の腐敗経営幹部たちは、「もらった金品は預かっていただけだ」「金品の原資がどこから来たかは考えたこともない」「元助役への情報提供と金品の受領とは無関係」「元助役の方(森山栄治氏)の行状についての仔細は知らなかった」などと、通用するはずもない、しらばくれた「トンチキ説明」をくりかえしています。こんなことを許していたら、日本の電力業界も産業界も今後モラルハザードが蔓延してボロボロになってしまうでしょうし、何よりも危険極まりなく、また放射能で汚すぎる原発が、カネの力で出鱈目を押し通されてしまい、また再びの過酷事故に至る危険性が高まってしまうでしょう。そしてもちろん、関西電力に対しては、もはや原発を運転する資格なしということで、その免許を経済産業省に取り消しさせましょう。

今回は、10月2日に行われました第2回目の記者会見の報道などを中心に、みなさまに関連情報をお送りいたします。私は、今回の福井県高浜町で発覚した、この関西電力によるブラック(マネー)アウト事件は、原発闇世界の「氷山の一角」であり、今後、これに関連しながら様々なことが表面化し、また、醜悪なる原発関連人間たちの鳥獣戯画世界が展開されるのではないかと思っています。日本列島を永遠の放射能汚染地獄に沈める再びの原発・核施設過酷事故が目前に迫る中、カネと権力と暴力・恐喝、それに嘘八百の「悪の4点セット」で推進されていく原発・核施設の生々しい実態が、少しでも「原発・核滅亡」へ向かう暴走を止めるブレーキとなることを願うばかりです。


関電激震 高浜原発「黒い霧事件」で検察の捜査着手はいつに? (日刊ゲンダイ 2019年9月29日) - エキサイトニュース
 https://www.excite.co.jp/news/article/Gendai_575418/

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これが刑事事件にならないのであれば、もはや警察も検察もいらない。特捜部は一刻も早く関係者先を家宅捜索し、立件に全力を注ぐべきだろう。27日明らかになった、関西電力経営幹部らに対する約3.2億円の“原発マネー還流事件”のことだ。

コトの経緯はこうだ。金沢国税局が昨年1月、関電の高浜原発(福井県高浜町)や大飯原発(同おおい町)の関連工事を請け負う高浜町の建設会社を税務調査したところ、この会社から同町の元助役、森山栄治氏(今年3月に死亡)に工事受注の手数料として約3億円が流れていたことが判明。さらに森山氏から2017年までの7年間、関電の八木誠会長や岩根茂樹社長ら役員ら6人に計約1億8000万円の資金提供が確認されたのだ。

税務当局の調べに対し、役員らのうち4人は森山氏へ資金返却し、修正申告。森山氏も申告漏れを指摘され、追徴課税に応じたという。さらに、27日に大阪市の関電本店で会見した岩根社長によると、社内調査の結果、経営幹部計20人が私的に計3億2000万円分の金品を受け取っていたことを明らかにしたのだ。森山氏は税務調査に対して「関電にはお世話になっている」と説明したらしいが、電気料金を原資とする工事費の一部が関電幹部側に「キックバック」された格好で、どう見ても不自然なカネの流れだろう。

呆れたのは、会見した岩根社長の発言だ。受け取ったカネについて「一時的に預かっていたが、一般的な儀礼の範囲内のもの以外は全て返却した」「(返却を)厳しい態度で拒まれた。関係悪化を恐れた」などと説明したからだ。プロ野球の「黒い霧事件」で、永久追放処分にされた池永正明投手が「受け取ったカネは押し入れにしまっていた」と釈明していたのと同じだし、修正申告しながら「預かっていた」なんて言い訳が通るはずがない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


【ノーカット】関西電力、金品受領問題で記者会見(2019年10月2日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=BCQ4SOyc5vc

(関連)関西電力が記者会見 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Rtp0q6_sRuk
(関連)【報ステ】関西電力2回目の会見 全容解明は…?(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20191002-00000086-ann-soci

(関連)関電が金品受領で再び会見(全文1)元助役から総額約3.2億円分を受領 10/2(水) 16:50配信THE PAGE
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00010000-wordleaf-bus_all
(関連)関電が金品受領で再び会見(全文2)原因究明・再発防止で経営責任果たしたい 10/2(水) 17:26配信THE PAGE
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00010001-wordleaf-bus_all
(関連)関電が金品受領で再び会見(全文3)お菓子か何かと思ったら、その下に金貨 10/2(水) 19:27配信THE PAGE
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00010003-wordleaf-bus_all
(関連)関電が金品受領で再び会見(全文4)激しい恫喝で半身不随になる対応者も 10/2(水) 20:03配信THE PAGE
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00010004-wordleaf-bus_all
(関連)関電が金品受領で再び会見(全文5)関電プラント顧問就任は知らなかった 10/2(水) 20:26配信THE PAGE
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00010005-wordleaf-bus_all


 <別添PDFファイル>
(1)原発2幹部 1億円超、関電受領 調査報告書(東京 2019.10.3)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019100390065832.html
(2)関電 まるで被害者、「元助役怖い」延々50分(東京 2019.10.3)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201910/CK2019100302100029.html
(3)原発部門2氏 1億円超、金品受領 関電が社内調査公表、元助役に工事情報提供(朝日 2019.10.3)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14203255.html
(4)「契約は適切」繰り返す、関電会見 元助役の特異さ強調(朝日 2019.10.3)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14203291.html
(5)関電、問われる統治能力(統治能力)(日刊工業 2019.10.3)
 https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00533214
(6)関電金品受領、20年前から「法外な話」、元幹部証言 工事業者からも(東京 2019.10.3夕刊 他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201910/CK2019100302000263.html
(7)まっくろくろすけ(三木義一 東京 2019.10.3)
 https://00m.in/yiGei
(8)関西電力 原発マネー“還流”政界に飛び火(日刊ゲンダイ 2019.10.4)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262733


 <注目すべき受信メールを一部転記>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
関電の事件から連想される『東京ブラックアウト』の告発

(前略)「関西電力の幹部が、高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役から11~18年に約3億2000万円を受け取っていた」という報道に、小説『東京ブラックアウト』(若杉冽 2014年 講談社)で告発されている『電力モンスターシステム』を思い出したのは、私だけではないのではないでしょうか?

小説『東京ブラックアウト』は覆面の現役官僚による小説の形を借りた内部告発の書、と私は考えています。「電力モンスターシステム」とは、次のようなシステムだと説明されています。

「地域独占を認められた電力会社が物品の調達先や役務の発注先といった取引先に、市場価格の二割増しの単価で発注する。その超過利潤(レント)の二割のうち五分を、電力会社を頂点とする取引先の繁栄を維持する預託金として、取引先のファミリー企業を組織化した任意団体に預託する。さらにそこから、業界全体の繁栄を維持するための共通の預託金として、各任意団体に預託されているカネの二割が、同じく任意団体である日本電力連盟に再預託される……。

 任意団体は財務諸表を開示する義務は一切ない。預託金の使途は、各社の総務部長や日本電力連盟が一元的に差配し、パーティー券など政界工作資金の領収書だけが、任意団体の会員企業に送りつけられてくることになる。電力業界が外部に発注する金額の総額は年間五兆円もあり、単純計算しても自由になるカネが業界全体で二〇〇〇億円もあるのだ。汲みだしても汲みだしても尽きることのない、泉のようなものであった。」(305-306ページ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)東京ブラックアウト-若杉冽/著(講談社)
 http://bit.ly/2o9GU0x


 (この事件を見定める場合の当面のポイント)
(1)金品を受け取っていた時期は、税務調査の際に明らかになった2011年~2017年の7年間だけなのか、それより以前はどうか?

(2)金品を受け取っていたのは、高浜原発だけに関係する人物や業者だけなのか、また、関西電力側の受取人は20名の経営幹部以外にいないのか?

(3)金品を受け取っていたのは、関西電力の役職員だけなのか、政治家や高級官僚などはいないのか?

(4)金品を贈与したり、間接的にやり取りしていた地元の人間は、元助役以外にいないのか?

(5)関西電力の原発関連工事の発注におかしなところはないのか?(情報提供も含めて)

(6)関西電力の原発を巡る福井県での利権構造の全容はどうなっているのか?

(7)これは関西電力だけの話なのか、全国の電力会社や、それぞれの原発・核燃料サイクル施設ではどうなっているのか?

(8)何故、昨年の調査報告書作成以降、この事件を1年近くもの間、隠していたのか、その間にこの事件に関して何をしていたか

(9)関西電力をはじめ電力各社がどこまで徹底して調査されるか=「調査委員会」人選を電力会社自身や原子力ムラ組織が決めているようなものは全部ダメ(利益相反)

(10)関西電力幹部や高浜町関係者、関西電力の工事を受注した土建屋など、関係責任者がどのように罪を引責し罰を受けるか(再発防止のポイント)


 <日刊ゲンダイ>
(1)(別添PDFファイル)反原発町長暗殺計画も…原発マネー還流事件で再注目される関電の“闇”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262664

(この記事に出てくる関西電力のK幹部とはいったい誰のことなのでしょう?)

(2)関電に「膿を出せ」と経産省 原子力ムラ仲間同士の茶番劇|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262660
(3)関電疑惑 元助役が関連する2社が3年間で113億円工事受注|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262666
(4)関電幹部は「お友達だから…」経団連・中西会長の仰天発言|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262486
(5)関電会長らに“高浜原発マネー”還流 元助役から1.8億円|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262419

(6)関電疑惑 元助役宅から金沢国税局が「提供先メモ」を押収|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262594

(事件の全容解明のためには、このメモを公開させる必要があります)


 <関連サイト>
(1)関電幹部3人 原発工事業者から直接金品400万円相当 発注工事費還流の疑い-毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191003/k00/00m/040/075000c?fm=mnm
(2)森山元助役が「顧問」の建設会社に…関電が入札せず「特命発注」- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6338379
(3)悪代官もびっくり?小判に金貨にスーツまで。関電幹部が受け取っていたもの8選 BuzzFeed
 https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/kanden
(4)「金の小判なんていつの時代だ」 関電会見 地元・福井からも怒り - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20191003/k00/00m/040/036000c?fm=mnm
(5)金品約3億円受領でも居座る関西電力トップをモノ言う株主は許さない(磯山友幸)講談社
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67584

(6)東京新聞-震災後 再稼働主導 豊松元副社長、鈴木常務-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201910/CK2019100302000155.html
(7)新潟柏崎市長「疑われかねない」 関電問題で懸念 - 琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1000198.html
(8)「お前なんかいつでも」浮かび上がる元助役と関電の関係:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASMB256R4MB2PLFA012.html?ref=mor_mail_topix2
(9)関電幹部が受け取った金品「元をたどれば電気料金」 - けいざい多面鏡 - 今沢真 - 毎日新聞「経済プレミア」
 https://mainichi.jp/premier/business/articles/20190930/biz/00m/020/015000c?fm=mnm
(10)「修正申告、処理は終わった」3億円提供の福井・高浜の建設会社 関電問題 -毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190930/k00/00m/040/093000c?fm=mnm
草々

2019年10月 1日 (火)

東電福島原発事故刑事裁判 東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その1):東電旧経営陣無罪判決、裁判所が犯した七つの大罪 (海渡雄一弁護士:論座)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.10月の「新ちょぼゼミ」
(1)(10.8)オルタナティブな日本をめざして(第34回):「STOP水道事業民営化=公益事業の私物化を許さない」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-95da64.html

(この日の最初の1時間では、新DVD「どうする? 日本の水道」を上映し(約40分)、残った時間で前回の「福島第1原発の現状」で時間切れで申し上げられなかったことを若干補足いたします:田中一郎)

(2)(10.21)オルタナティブな日本をめざして(第35回):「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」(新ちょぼゼミ:河田昌東さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-2a7414.html

(この日の最初の1時間では、経済政策セミナーの一環として、立憲民主党の「2019年度税制改正要望重点項目について」の批判的コメントを主催者側(田中一郎)から行います)


2.(11.9)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 第13回新宿デモ みんなつながって、一緒に抗議の声をあげましょう!
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2019/09/13.html


3.キャンペーンをシェア · 文化庁- 文化庁は「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金交付中止を撤回してください。 · Change.org
 https://00m.in/13Aio

(関連)(別添PDFファイル)表現の不自由展 6~8日に、展示内容変えず再開へ(東京 2019.10.1)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201910/CK2019100102000142.html
(関連)あいちトリエン“電凸”音声公開 抗議電話は威力業務妨害か|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262534

(関連)日刊IWJガイド「ツイッターで『自民党員』を名乗る人物があいちトリエンナーレ事務局に恫喝電話をしていた! 『脅迫を受ける可能性があったのに報告しなかったから』補助金を交付しないとした萩生田光一文科相!自民党員の脅迫で言いがかりをつけ、自民党の大臣が補助金を交付しないと決める犯罪的手口!  #自民党のマッチポンプ !-」2019.9.30日号~No.2573号~(2019.9.30 8時00分) - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/39210

(関連)日刊IWJガイド「『表現の不自由展・その後』10月6日から8日に再開の方針で企画展実行委員会とトリエンナーレ実行委員会が和解! 河村たかし・名古屋市長は『会長代行なのに何も聞いていない』!-」2019.10.1日号~No.2574号~(2019.10.1 8時00分) - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/39214


4.バビロン・ベルリン - ドラマ・映画 - BS無料放送ならBS12(トゥエルビ)
 https://www.twellv.co.jp/program/drama/babylon/


5.(必見!)ついに嵐がやって来た!?不気味な日米両国のスキャンダル(田中良紹) - 個人 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakayoshitsugu/20190930-00144853/
================================


みなさまご承知の通り、さる9月19日(木)、東京地裁刑事4部(永淵健一裁判長、今井理右陪席、柏戸夏子左陪席)は、業務上過失致死罪で強制起訴されていた東京電力の元経営幹部3人(勝俣恒久元会長、武黒一郎元副社長、武藤栄元副社長)に対して「全員無罪」の判決を言い渡しました。

日本の司法(検察+裁判所:日弁連もほめられたものではありません)は文字通りの「暗黒時代」へ突入です。社会正義や法の道徳を無視して巨悪を逃し、善良な数多の民の人権や生命・生活を守らず、他方で無実の人を罪に追いやって、亡国の行政や政治を追認する、それが現代の「悪代官所」=現代日本の司法(検察+裁判所)です。

この刑事裁判は今回の判決で確定するわけではありませんが(控訴審)、この「極悪」判決の影響は大きく、原発・核燃料サイクル施設では、安全管理の手抜きをしようが、規制当局の指示・指導を無視したり逆拘束(闇買収を含む)したりして、過酷事故を再び起こしても、法的な罪に問われることはなく、従ってまた、企業利益を最優先してやっていても何の問題もない、自分たちが取締役や幹部の地位にある間だけ、原発・核燃料サイクル施設でやっていって、地域住民にはテキトーにカネをばらまいてごまかしておいて、後は野となれ山となれ、でこれからもやって行けばよい、原発・核燃料サイクル施設の安全性??? そんなの俺たちにはカンケーネー、という「亡国モラルハザード」が蔓延していくでしょう。

この「極悪判決」は、日本における老朽化し陳腐化していく原発・核燃料サイクル施設の再びの過酷事故を「ほぼ確実にした」、まさに文字通りの「亡国判決」です。原発・核燃料サイクル施設の再びの過酷事故による放射能汚染では、原状回復や復旧・復興はできません。日本列島「永遠のゼロ」=半永久的な放射能汚染地獄が我々を待ち受けていると考えておくべきです。原発・核燃料サイクル施設の過酷事故がカウントダウン状態に入りました。巨大地震が間もなく日本列島のどこかを襲うことでしょう。その時が我々の国の「最期」かもしれません。

東電刑事裁判 判決言渡し「地裁前行動」(東京地裁前) - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457546

*20190919 UPLAN【記者会見】東電刑事裁判判決 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ihsiBMN4A_k


ともあれ、この判決は認めるわけにはいきません。私は東京地裁の前で多くの方々と共に、この判決の結果=「全員無罪」を聞いたときに「プッツン」してしまっています。今でも猛烈な怒りがこみあげてきて、これを押さえるのに苦労しています。その怒りを込めて、これから数回にわたり、この東電福島原発事故刑事裁判・東京地裁判決について、少しずつ情報などをお送りしたいと思います。

怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒

(関連)福島原発告訴団- 短編映画 「東電刑事裁判 動かぬ証拠と原発事故」
 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.com/2019/07/blog-post.html

(おい! 永淵健一、今井理、柏戸夏子よ、この人間のカス・デキソコナイのヒラメ・落第裁判官どもよ、どこが無罪やねん! 根性が腐っとるのか!? 原発やったら何してもいいのんか! ドアホ! 裁判官などさっさと辞めちまえ、ボケ! お前らは、日本の司法史上に残る「超サイテー」の裁判官として世界的に有名にしてやるから覚悟しとけ! このくそったれ! :田中一郎)


検察官役をして下さっている弁護士さんたちにはまことに申し訳ないのですが、控訴審においても頑張っていただきたいと思います。この裁判の検察官役をしてみても、ほとんど報酬らしい報酬が出ないし、調査・審査その他への国からの協力もないという、日本の歪み切った司法制度の下で、第1審を闘い抜いていただきました。改めて各弁護士のみなさまに感謝申し上げますとともに、第2審での一層のご奮闘を期待申し上げます。

*控訴が決まりました!(指定弁護士・被害者参加代理人コメントあり) - 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/20190930-appeal/

(関連)(別添PDFファイル)東電旧経営陣無罪、控訴求め署名1万筆(東京 2019.9.25)
 https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0930/mai_190930_3727891414.html
(関連)(別添PDFファイル)東電旧経営陣 無罪で控訴、指定弁護士「正義に反する」、被災者の怒り代弁(東京 2019.10.1)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019093001002480.html


第1回目の今回は、この刑事裁判の検察審査会における強制起訴決定をはじめ、そのすべてについて深くかかわり、大活躍をして下さった海渡雄一弁護士の、直近における今回判決への批判文をご紹介いたします。全くその通りのことが書かれていて、このロクでもない判決を下した3人の裁判官どもには、これを煎じて飲ませてやりたい気分に襲われます。以下、当該文章の最初の部分と、見出しだけを抜き出しておきます。みなさまには是非とも全文をご覧いただきたいと思います。(家庭用プリンターで、このサイト全文を印刷すると、紙の下の部分が宣伝文句で隠れて読めませんので、そのコピペをPDFにして別添しています、ご活用ください)

*(別添PDFファイル)東電旧経営陣無罪判決、裁判所が犯した七つの大罪 (論座)
 https://web.smartnews.com/articles/hvEecVs4fK1

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はじめに
 9月19日、東京電力の役員(旧経営陣)の刑事責任を問う裁判の判決で、東京地方裁判所刑事4部(永淵健一裁判長)は、勝俣恒久・元会長、武黒一郎・元副社長、武藤栄・元副社長の3名被告人に対して、いずれも無罪とする判決を言い渡した。この事件の公判を通じて次のような事実が明らかになっていた。

 東電の土木グループが福島原発について、政府地震調査研究推進本部(推本)の長期評価(地震対策の前提とするために、ある地域に、どの程度の確率で、どのような地震が起きるかを予測した評価結果)に基づいて津波対策を講ずるべきことを、役員に進言した。しかし、役員は最終的に工事のコストと大規模な津波対策工事を始めると地元の自治体などから原子炉の停止を求められることを恐れ、対策を先送りにした。そして、問題の発覚を防ぐために津波計算の結果を隠匿して、国や県、専門家にも知らせなかった。そして、国や、自治体、専門家、他会社に対する根回し工作を展開した

 東日本太平洋沖地震が発生し、予測していたのとほぼ同等の高さ約15メートルの津波が福島第一原発に襲来した。部下が進言していた対策を講じていれば、事故の発生は食い止められたと考えられる。このような経過の下で、部下の進言を握りつぶした役員たちの過失責任を問えるかが、この裁判の焦点であった。

 私は、これほどひどい判決を予想していなかった。この判決は司法の歴史に大きな汚点を残すことになる。「国の原子力行政に対する忖度判決だ」(検察官役の指定弁護士、石田省三郎氏の会見での発言)。原発事故を繰り返さないためには、判決をこのまま確定させてはいけない。指定弁護士には控訴をしてもらい、必ずや正義にかなった高裁判決を勝ち取りたいと考えている。

 この原稿をまとめている現段階(9月23日)では、判決全文が入手できていない。裁判所は判決要旨を報道機関や当事者に配布したが、これは法廷で読み上げられたものとは大幅に異なる簡易版だ。判決要旨は、我々が批判のポイントとしている重要な論点、裁判所にとっての弱点について、判決全文を大幅に省略し、判断の根拠をあいまいにしている。民事裁判の判決では判決言渡と同時に判決全文を公表することが求められている。

 刑事裁判の場合は、判決全文の公表がなされない場合もある。しかし、本件のように公的な評価と討論が必要とされる事件について、判決当日に判決全文が公表されないことは、公正な論評を困難にする。論告から9か月、弁論から6か月をかけて、判決全文が判決日に公表されないことは、この裁判所の怠慢か、そうでなければ自信のなさを端的に示しているように思われる。

(以下、章見出しだけを抜き出し)
1 原発事故の深刻な被害に向き合わなかった罪
2 原発について万が一の事故を防ぐ高い安全性が求められることを否定した罪
3 指定弁護士の意見を捻じ曲げ、停止以外の結果回避措置は、検討の対象から外した罪
4 2008年2月16日の「御前会議」で推本の長期評価に基づいて津波対策を講ずる方針が了承された事実を否定した罪
5 推本の長期評価には、(原子炉を停止させなければならないほどの)信頼性はないとした罪
6 東電が推本津波のデータを社外にはひた隠しにしつつ、国や県、有識者、他の電力会社に圧力をかけ、津波安全問題が露見しないように展開した隠ぺい工作を追認した罪
7 傍聴人や被害者、被災者を敵視し、不都合な証拠には目をつむり、気に入った証拠だけをかき集め、不公正な事実認定をした罪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(今回の東京地裁判決の全文が、未だに誰の手にも公布されていない、などということが、みなさま理解できますか? 日本の司法・裁判所が如何にひどい役所かということがお判りでしょう! 私の怒りは、単にこの判決に対してだけでなく、日本の司法・裁判所・検察全体に対しても、猛烈に燃え上がっております。その辺もこれからお伝えしたいと思っています。下記は判決文の要約です=これは海渡雄一弁護士がおっしゃるように「インチキ文書」です。くれぐれもご用心ください。:田中一郎)

(関連)判決要旨 - 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/summary-20190919/


 <関連サイト>
(1)原発事故の責任を誰が取るのか。「市民感覚」で始まった裁判で東電元会長らに無罪判決(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00010001-bfj-soci
(2)東電旧経営陣の無罪に法廷騒然「不当判決」抗議も(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-09190544-nksports-soci
(3)クローズアップ:東日本大震災 福島第1原発事故 東電旧経営陣無罪 過失の立証、壁高く 「絶対的安全」前提とせず - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190920/ddm/003/040/022000c?fm=mnm
(4)憤りと深いあきらめ 肉親と故郷奪われた被災者にとっての東電無罪判決 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190919/k00/00m/040/251000c?fm=mnm
(5)「無罪以外にあり得ない」「罪に問われて当然」検察OBが東電3被告判決を分析 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190919/k00/00m/040/304000c?fm=mnm
(6)高かった罪問うハードル 民事と落差 東電無罪判決 議論呼ぶ強制起訴 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190919/k00/00m/040/309000c?fm=mnm
(7)「判決に過呼吸を起こしそう」兵庫の避難者ら落胆と憤り 原発事故で東電旧経営陣に無罪判決(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00000020-kobenext-soci
(8)問うべきは原発事故の不可解な巨大さ 柳田邦男さん寄稿:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM9M56K2M9MUTIL04S.html?ref=mor_mail_topix1

(この人物のコメントは、いつも「中途半端」です。奥村チヨさんの古い歌「中途半端はやめて」という歌を思い出します:田中一郎)

(参考)中途半端はやめて・・奥村チヨ - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Gn0EKu_OhtA
草々 

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