「偽り」の福島第1原発「廃炉」(2)=できもしない福島原発の廃炉に巨額の税金を突っ込んで、いつまでも「タラタラしてんじゃねーよ」!
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.祝優勝:渋野日向子 全英女子オープン 最終日15番から全ショット 笑顔が絶えないプレー - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=QjMTZhiJB6k
(バカ売れ)タラタラしてんじゃねーよ「駄菓子堂」
https://dagashido.arriveatonce.co.jp/bara/materi/1D03606.htm
2.(ネット署名)「あいちトリエンナーレ2019」の企画展に対する河村名古屋市長など公権力の介入に抗議し、企画展の再開を求めます(第2次)
http://u0u1.net/Fjrw
(関連)キャンペーンについてのお知らせ(愛知トリエンナーレ:「表現の不自由展・その後」) · 署名中間提出、会見について · Change.org
https://00m.in/MwV6w
(関連)「表現の不自由展・その後」について津田大介芸術監督が会見を行った際に配布したステートメントです(2019年8月2日) - ニュース - あいちトリエンナーレ2019
https://aichitriennale.jp/news/2019/004011.html
3.推薦図書
(1)沈みゆく大国アメリカ-堤未果/著(集英社新書)
http://u0u1.net/RVfg
(2)沈みゆく大国アメリカ 逃げ切れ!日本の医療-堤未果/著(集英社新書)
http://u0u1.net/JWFw
(堤未果さん著作の少し前の新書ですが、上記2冊は姉妹編、市場原理主義アホダラ教が支配してしまったアメリカで、医療制度がウォール街や製薬業界・医療機器業界・生命保険業界(医療保険)の「食いもの」にされていく様子が赤裸々にレポートされています。翻って日本・アベ政権もまた、この愚かなる大国・アメリカを追いかけるようにして「(既得権益の)岩盤にドリルで穴をあける」などと称し、世界がうらやむほどのみごとな国民皆保険(皆社会保障)に支えられる医療制度を破壊し始めています。先般発効したTPP協定や、これから進められる日米FTAなどは、それを大きく加速させていくでしょう。
(例:現在のアメリカでは、人工透析器の大半が強欲な営利企業に支配されていて料金が高止まりし、貧乏人は人工透析を利用できずに体がボロボロになって、苦しみながら死んでいく事態が今や日常茶飯となっているという。また、多くの介護施設も同様に私利私欲資本・企業の傘下にあり、料金高騰・人減らし・介護事故多発・サービス内容劣化でトラブルや死亡事故、裁判が絶えないという=介護の世界は日本も似てきたのではないか?)
与えられて育った世代がだんだんと有権者・国民の多数派になるにつれて、生まれた時から何でもあって何不自由なく生きてきたことが「当たり前」となり、自分たちのそうした安定的で安心な社会の仕組みがロクでもない政治家どもに次々と壊されているのも気が付かぬまま、愚かな政治選択・選挙行動をとり続けているのが今日の日本の有権者・国民、いい加減、この本にでも目を通し、自らが自らの首を絞めている愚かしさに早く気が付くことだ。さもなくば、この新書に書かれているように「愚かにも安易に奪われたもの・失ったものを取り戻すのは簡単でない」ことに近未来に気づき、後悔することになるでしょう。バカは死ななきゃ治らないの? :田中一郎)
4.「中国軍10分で香港に」市民に不安と反発 武装警察車両数百台、深圳に展開 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190815/k00/00m/030/200000c?fm=mnm
(関連)香港デモ 中国・香港政府への制裁、米英に要求 大規模デモ11週連続 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190817/k00/00m/030/311000c?fm=mnm
(関連)明日は我が身か 大メディアの「香港デモ報道」はヌルい|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/260380
(関連)田中龍作ジャーナル - 【香港発】危うい綱渡り続く警察とデモ隊のパワーバランス
http://tanakaryusaku.jp/2019/08/00020627
(関連)田中龍作ジャーナル - 【香港発】市民が頼るBNO旅券 迫りくる中国の恐怖
http://tanakaryusaku.jp/2019/08/00020622
(人権侵害大国・反民主主義国家の中共中国などと「東アジア共同体」などできるわけがない、ということがお分かりいただけましたか? 物事は逆の方向で動かなくてはいけないのです。中共中国が人権侵害をやめない限り、少なくとも欧米諸国は一致団結して「大規模な経済制裁」を実施すべきです。そのためには、日頃より「儲かれば相手は誰でもいい」というような「銭ゲバ」態度を改める・改めさせる「仕組」が必要です:田中一郎)
5.【枝野幸男】立憲・枝野氏“上から目線” 国民との統一会派は必然の決裂|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/260376
(そうかなあ? 私は即時脱原発も賛成できない国民民主党の方に問題があると思いますがね。これで国民民主党が維新なんぞと一緒になるようなら、もうこの党は終わりですよ。それよりも、国民民主党の背後にいて「市民と野党の共闘」を妨害し続ける御用組合「連合」を徹底的にぶっ叩いて解体してしまうのが、これからの日本の野党勢力の再建には重要だと思いますが、いかがでしょう? :田中一郎)
6.その他:日刊ゲンダイ他
(1)戦後74年で逆戻りか 真綿で絞められるような息苦しさ この国は確実に壊れている(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/452.html
(2)安倍首相はやっぱりトランプの下僕だった! 日米首脳会談で巨額の農産品購入の約束、特攻隊賛美を嘲笑されたことも判明|LITERA/リテラ
https://lite-ra.com/2019/08/post-4899.html
(3)自衛隊の有志連合参加で日本人がテロの標的になりかねない|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/260134
(4)北朝鮮ミサイル発射を傍観するトランプ大統領“本当の狙い”|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/260457
(5)靖国参拝で改めて認識 進次郎氏の軽薄さとメディアの劣化|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/260452
(6)N国党は“政界の肥溜め” 立花孝志の典型的なテロリスト発想|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/260100
●「NHKから国民を守る党」の内幕|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3685
7.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)現代日本資本主義の「先祖返り」=雇われて働く者たちを徹底的に搾取・収奪せよ:「なぜ賃金は上がらないのか」(岩波月刊誌『世界 2019.9』より)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-91b001.html
(2)(他のMLでの議論です)巨大企業の税金不払いを支える3つの代表的な悪性税制(大企業優遇税制)をめぐる議論:「損失の繰り延べ控除」「受取配当金非課税」「研究開発費非課税」- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-42475f.html
(3)敗戦74年目の夏:大日本帝国の侵略戦争を総括できず、アジア太平洋戦争を被害者意識でしかとらえられない歴史認識小児病の国・ニッポン=同じ過ちを二度繰り返すべからず- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-6680ba.html
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福島第一原発事故の後始末の出鱈目が依然として続いています。肝心かなめの被害者の救済が進まないどころか、事故後8年半を経て、わずかばかりのはした金でお茶を濁して切り捨てるとともに、放射線被曝の危険性をごまかしてまで「帰還政策」を推し進め、健康被害を隠蔽しながら福島第一原発事故は「もう終わったこと」にしようとする策謀が露骨になってきています。
中でもひどいのが、この福島第一原発の「廃炉」です。メールの表題にも書きましたが、できもしない福島原発の廃炉に巨額の税金を突っ込んで、いつまでも「タラタラ」しながら「廃炉しているふり」を続けています。アベ政権得意の「何かやってる感」を演出しているのですが、その内実はひどいもので、事故後8年半もたっているのに除去対象の核燃料デブリの状況すらつかめないでいて、毎日毎日、ちゃんとしていたら不要だったいい加減な作業の後始末に追われる、という醜態を繰り返しているのです。
そもそも、危険極まりない核燃料デブリを取り出したところで、それを誰がどの様に保管管理し、どこへ持っていくのか。そんなものを受け入れてくれるような地域などありはしないから、結局は福島第一原発の敷地内に置いておけということになるのは必定で、だったら最初から、そんなものを巨額の税金と被ばく労働を積み重ねて取り出すことなどやめて、放射能が十分に減衰してしまうまで「封じ込めておけばいい」ということです。
それでいて、福島第一原発の後始末として「肝心なこと」は何一つきちんと取り組もうとはしていません。いつ何時襲ってくるかもしれない再びの大地震や大津波に対する対策も皆無なら、福島第一原発事故の実態解明や原因究明を行うための取組も「ゼロ」(永遠のゼロ)、そして、福島第一原発からは毎日のように大量の放射性物質が空と海へ大量にばら撒かれているのですが、それを封じ込めようとする動きもありません。汚染水が溜まりに溜まって厄介になっているのにデブリ冷却を水冷から他の方法に切り替える検討も行われず、現場での作業員の放射線被曝防護への対策もいい加減なまま、暴力団さえも介在させるような出鱈目な労務管理が続いています。何度、福島第一原発現場での労務管理の違法やトラブルが表面化しても、東京電力やその株主・実質的経営者である政府は、これを改めようとはしていません。まるで作業員は雑巾のように使い捨てされているのです。
2年ほど前、この福島第一原発の廃炉には8兆円もの費用がかかるとされました。まったくバカバカしい話です。この8年半の間「廃炉」と称してなされてきたことは、原子力ムラの企業や事業体に、その食い扶持事業を税金で用意してやることだったと考えて間違いありません。原発建設などできなくなって経営不振に陥った原子力ムラ企業にとっては「恵みの雨」だったに違いないのです。福島県民の「原発事故前の状態に戻りたい」という素朴な(しかし甘くて愚かな)感情につけ込んで、こともあろうに原発事故を起こした連中とその組織が、事故原発から甘い汁を吸い続けているということです。それでいて、上記で申し上げたように、福島第一原発事故の被害者は、「子ども・被災者支援法」という法律まであるにもかかわらず、救済も賠償も支援もまともに受けられず、切り捨てられようとしているのです。許せる話ではありません。
こうした出鱈目は一刻も早く正されなければいけません。福島第一原発事故を経験してもなお、原発推進の姿勢だけでなく、その推進の仕方さえ変わらない、この国のあり方を根本から転換する必要があるのです。脱原発とは、既にある原発・核燃を廃棄するだけではなく、事故を引き起こした福島第一原発の後始末もきちんとする=脱原発・脱被ばく・被害者完全救済の原則をちゃんと守って、費用が掛かろうが、時間が掛かろうが、きちんとするという、そういう一種の「社会改革」でもあるのです。
(関連)「偽り」の福島第1原発「廃炉」(1)=原発事故究明棚上げ、再びの大地震・大津波への備えせず、更なる放射能の環境放出も止めず、原子力ムラ企業の「食い扶持」確保のための巨額税金事業と化すグロテスクなる「翼賛体制」- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-1d0f3b.html
<別添PDFファイル>
(1)「福島第1」廃炉後どうなる、原子力学会 四つのシナリオ(毎日 2019.8.8)
(2)デブリ除去 2号機から、福島第1廃炉プラン 21年着手、リスク含みの前進(毎日 2019.8.9)
(3)燃料取り出し作業の現状(伴英幸『原子力資料情報室通信 NO.537 2019.3.1』)
(4)汚染水長期保管 東電が難色、海洋放出は漁業者強く反対(朝日 2019.8.9)
(5)苦闘する排気塔解体の現場:福島第一原発(東京 2019.8.14)
(6)福島の津波22.4m想定、県試算、浸水面積 大震災超え(東京 2019.3.21)
(7)福島第一作業員 か細い補償、チェルノブイリとの比較 元作業員に聞く(東京 2019.8.11)
(8)福島第二廃炉確定、知事、貯蔵施設新設了承、東電社長と面会(東京 2019.7.31)
(9)東通原発建設共同事業化 東電 東芝など4社で調整 東通原発再開へ新会社(毎日 2019.8.8夕,9)
(10)原発ADR、打ち切り急増、昨年から東電の和解拒否で「制度限界」怒る住民(東京 2019.8.12)
1.「福島第1」廃炉後どうなる、原子力学会 四つのシナリオ(毎日 2019.8.8)
https://mainichi.jp/articles/20190808/ddm/016/040/019000c
(田中一郎コメント)
核燃料デブリを取り出すことは共通しているが、その後のやり方として、地下部分を残すか残さないか、施設解体の時期を放射能が減衰するかなり先になってから始めるか、すぐに始めるか、の4通りを提示している。そして、4つのうちのどれがいいのか、との質問には「現時点で明確な形はない。工程が(一定まで)進んだ上で関係者と相談し、決めていく」と述べるにとどめた。」とある。これじゃほとんど意味がない。ああだこうだと言っては遊んでいるだけのようなもの。何故こうなるかというと、福島第一原発の廃炉を技術的に考えずに政治的に考えているからだ。愚かなり。
2.デブリ除去 2号機から、福島第1廃炉プラン 21年着手、リスク含みの前進(毎日 2019.8.9)
https://mainichi.jp/articles/20190809/ddm/001/040/163000c
(関連)クローズアップ:リスク含みの前進 燃料デブリ取り出し2号機から 1、3号機より調査先行 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190809/ddm/003/040/032000c
(関連)高い放射線量、ロボットも相次ぐトラブル さまざまな状態のデブリも課題
https://l.mainichi.jp/yswU5NP
(関連)福島第1原発、燃料デブリ取り出し 施設解体、放射性廃棄物処理など難題も
https://l.mainichi.jp/HjZv4FI
(関連)燃料取り出し作業の現状(伴英幸『原子力資料情報室通信 NO.537 2019.3.1』)
http://www.cnic.jp/8433
(典型的な「ちょうちん記事」です。原子力ムラが廃炉を「廃炉ビジネス」に転換して甘い汁を吸っていることについて、気が付かないのか、気が付いてはいるがとぼけているのか、いずれにせよ批判的観点がゼロのどうしようもないダボラ記事です。日本人はこういう記事を「もっともらしい」などと思って読み続けているから騙されてしまうのでしょう。「デブリを取り出して、それをどうするの?」=毎日新聞よ、答えてみろよ!:田中一郎)
(関連)福島廃炉のデブリ回収 延期が望ましい3つの理由 -日本経済新聞
https://tabtter.jp/diary/6570
(一読に値する記事です。3つの理由とは、①再臨界リスク、②格納容器に穴をあけるのは時期尚早、③致死量の被曝リスク:田中一郎)
3.汚染水長期保管 東電が難色、海洋放出は漁業者強く反対(朝日 2019.8.9)
https://www.asahi.com/articles/DA3S14133380.html
(関連)汚染水タンク、あと3年で満杯 福島第一原発の敷地飽和:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM873SMCM87ULBJ005.html
(関連)福島第一汚染水「敷地内の補完継続困難」東電主張に批判相次ぐ(東京 2019.8.10)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201908/CK2019080902000158.html
(関連)福島第1原発処理水「長期保管」も議論 7カ月半ぶり有識者小委、次回未定(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190809-00000074-mai-soci
(関連)「港湾内海水の放射性濃度は低い濃度で安定」とする東電に対し、それは汚染水が継続的に出ているという事ではないのか!- と迫る記者に「確認させてください」!- ~7.4東京電力 定例会見 - IWJ Independent Web Journal
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/451897
(福島第一原発の汚染水は「長期保管」以外にない=それは昨年の公聴会の結果でもある。何を言っとるかという話で、貯留タンクを置く場所が福島第一原発敷地内になくなったら敷地周辺に置けばいいだけの話。何の問題もない。:田中一郎)
4.韓国政府「原発汚染水対策を要請」安倍首相の最も痛いところを突く(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190814-00000002-cnippou-kr
(関連)福島第一の汚染水、情報公開要請へ 韓国外交省が方針(朝日新聞デジタル)Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190814-00000002-asahi-int
(関連)【報ステ】韓国「原発の汚染水放出問題に積極対応」(テレビ朝日系(ANN))Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190813-00000066-ann-int
(関連)韓日市民団体 福島原発の汚染水放出計画を批判(聯合ニュース) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190816-00000041-yonh-kr
(韓国の主張は至極当然のことです。オリンピック招致時に安倍晋三は「福島第一原発や汚染水はアンダーコントロールとか何とか言っておっただろう。それについても説明責任を果たせ! チョロチョロ逃げ回るのではなく、説明できなければ、さっさと総理職を辞任し、2020年東京オリンピックを返上すればいいのだ。一国の首相たるものが言行不一致か!? :田中一郎)
5.苦闘する排気塔解体の現場:福島第一原発(東京 2019.8.14)
https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/1121
(関連)8月から福島第一原発で排気筒解体、猛暑・台風 不安山積み
https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/1108
(関連)東電ミスで排気筒解体を延期 福島第一 クレーン届かず [東日本大震災8年]朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM5X55S5M5XULBJ00V.html
(関連)【原発最前線】排気筒解体でクレーン「高さ不足」 作業延期で失点続く東電(1-2ページ) - 産経ニュース
https://www.sankei.com/life/news/190529/lif1905290002-n1.html
(関連)福島第1原発 排気筒解体工事、試練続く 相次ぐ装置故障・猛暑・台風…(産経新聞) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190813-00000010-san-l07
(この排気塔はベントの際に使われたもので、猛烈に放射能で汚染している超危険物だ。そもそも解体着手が遅すぎる。今まで倒壊しなかったのが奇跡に近い。それにこの工事業者、ほんとにやれるだけの技術や能力を持ち合わせているのか? 実にいい加減である。「タラタラしてんじゃねーよ」! まったく! :田中一郎)
6.福島の津波22.4m想定、県試算、浸水面積 大震災超え(東京 2019.3.21)
https://this.kiji.is/481059712826868833
(柏崎刈羽原発に建設した防潮堤を福島第一原発へ移設せよ! 大津波に襲われたらどうすんだ! それにさらに気になるのは、富岡町などの浜通りの複数個所では、除染ごみのフレコンパックが大量に海岸沿いの敷地に山積みしてあるけれど、あれも津波を食らったら海に持っていかれてしまうだろう。やってることがまるで支離滅裂で危機感ゼロ・想像力ゼロだ。二次被害ほぼ間違いなし。:田中一郎)
http://u0u1.net/0jhB
7.福島第一作業員 か細い補償、チェルノブイリとの比較 元作業員に聞く(東京 2019.8.11)
https://twitter.com/rima_risamama/status/1160466527822290945
(事故後8年半、全く改まらない。人を人だと思っちゃいない。許しがたい。管理責任の当事者を入れ替えるしかない。:田中一郎)
8.福島第二廃炉確定、知事、貯蔵施設新設了承、東電社長と面会(東京 2019.7.31)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201907/CK2019073102000147.html
(関連)最終処分場化の回避が重要 福島知事、第2原発廃炉で(共同通信) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00000047-kyodonews-soci
(そんなことを言ったって、どこも引き受ける自治体などないのです。福島第一原発と福島第二原発の周辺地域は「最終処分場」となるでしょう。そうでなくても放射能汚染は半永久的に消えることはありません。だからこそ、こんなところに帰還してはいけないのです。それが原発の過酷事故というものです。悲しいけれども事実として受け入れるしかないのです。:田中一郎)
9.東通原発建設共同事業化 東電 東芝など4社で調整 東通原発再開へ新会社(毎日 2019.8.8夕,9)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190808-00000086-mai-bus_all
(この東京電力とかいうクソ会社、東海第2の再稼働のためにも銀行借入保証をするなどと言っている。こういうことをするのなら、事実上倒産しているこのクソ会社は、国の税金で支えるのをやめて倒産させ、会社更生法にかけたのちに、会社を分割して、電力自由化の最も望ましい状態を創ってしまえばいいのではないか。その際に、株主と金融機関に、遅まきながら応分の負担をしてもらえばいいのではないか。今からでも福島第一原発事故の責任と償いを問う形での東京電力の解体は遅くない。:田中一郎)
10.原発ADR、打ち切り急増、昨年から東電の和解拒否で「制度限界」怒る住民(東京 2019.8.12)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201908/CK2019081202000172.html
(これもふざけた話だけれど、実質倒産会社である東京電力は、独自の判断ができる当事者能力は事実上なく、実際は支配株主であり、資金面・人事面から実質的に東京電力を支配している政府(具体的には経済産業省と首相官邸)が東京電力に「やらせ」ていると考えるのが妥当である。つまり、アベ政権は、福島原発事故被害者を切り捨てる方針である、ということを意味している。福島県民をはじめ、福島第一原発事故で被害を受けられた方々に申し上げたいのは、にもかかわらず、みなさまが自民党に投票をするということは、この被害者切捨て政策に「OK」を出していることと同じですよ、ということですが、お分かりになっていますか? :田中一郎)
<関連サイト>
(1)廃炉の監視体制 強化、県 独自に中性子線観測、第一原発敷地外(福民 2019.4.4)
http://blog.livedoor.jp/masawat1977/archives/52050363.html
(2)核燃料取り出し装置が故障 福島第1原発3号機、継ぎ手破断(共同通信) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000067-kyodonews-soci
(3)原発事故の対策拠点、解体へ「教訓が消える」と懸念も [東日本大震災8年]:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM6X75Q7M6XULZU01F.html?ref=mor_mail_topix1
(4)燃料容器の圧力監視できず、東電福島第1原発、放射線変動なし(共同通信)Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00000150-kyodonews-soci
(5)恐ろしい除染土輸送の実態 ちくりん舎
http://chikurin.org/wp/?p=5301
早々
(追)(メール転送です)福島第一原発は津波の前に壊れた(木村俊雄『文藝春秋 2019.9』)について
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いつもながら、重要な情報を配信いただき、ありがとうございます。
お知らせいただいた福島第一原発は津波の前に壊れた(木村俊雄『文藝春秋 2019.9』)について確認し、分ったことをご案内します。知人の送った3つのメールから成っています。文芸春秋で初めて分ったように書かれていることが、既に2013年~14年にこれだけ明確に公表されているのに、今ごろになっての文春へのアップは、背後で原発について何らかの方向性が決ったからかもしれません。
早速、文芸春秋を読みました。飛行機のフライトレコーダーやボイスレコーダーに当たる原発の重要記録を探り出し、津波が襲うはるか前、地震の1分半後に原発の圧力容器の水流がゼロとなり核燃料がドライアウトしたことがグラフで示されていました。やはり、現場をよく知っている人の功績だと思いました。
朝日新聞が2013年7月19日のコラム「プロメテウスの罠・原発城下町1」で、塾の講師だった女性が、地震のあと津波の来る随分前に、かつて教えたことのある作業員が多くの同僚と共に逃げてきて、「先生、逃げろ!ここはもう駄目だ。配管がムチャクチャだ」と言われた話を報じていました。この時のネット記事を下記に記します。
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/575.html
これだけの証拠がありながら朝日新聞が、なぜ当初から原発事故の原因を徹底して追求しなかったのか不思議です。またNHKもドキュメンタリーで炉心溶融の原因を探る番組を流しましたが、「電源をやっと確保し、水を原子炉に送ったが、配管の繋がりが悪く炉心には水が届いていなかった」のような、地震の揺れ原因から目を逸らし、津波説を補強するような内容でした。
先日のTV東京の番組「戦争を考える ひとつの嘘が・・」で「ミッドウェー海戦の敗戦を隠蔽するために参加した兵士を隔離したり、直ぐ前線に送ったりした。今も文書の改竄・隠蔽など行われている。」と、なかなか勇気ある発言がありました。おそらく、原発の現場で働いていた人達への「本当のことを言わない」何らかの約束がなされたのではと考えます。上記の朝日新聞のコラムも事故後2年以上経ってからの発信です。
また、木村俊雄さんの動向を追って行ったら、2013年7月10日に彼が記者会見した模様を撮影したビデオの前編・後編を見付けましたのでご案内します。朝日の記事は知っていましたが、木村さんがこのような発表をしていたことは、全く知りませんでした。
https://togetter.com/li/543569
https://www.youtube.com/watch?v=E0vuaqOYFZ0 前篇
https://www.youtube.com/watch?v=6wyssg2pXtE 後編
木村俊雄氏の2014年9月7日の宇和島市における講演会の録画が、新たに見つかりましたのでご案内します。重要な情報が含まれていました。いつものように、東電事故調の「地震による原発の不具合はなかった」という結論に異議を唱えています。今回の講演では、東電が隠していたデータ解析により、地震から1分半後に原発の圧力容器の中の水の流量がゼロになった(圧力容器内に水がなくなった)ことを示すグラフ(文春9月号に記されていたものと全く同じもの)が提示されています。しかも、1号機から3号機まで(文春では1号機のみに限定)がそうなったと述べていることに驚きました。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/167490 全編動画
3つに分かれていますが、1/3の05:00~11:00の部分で原発の構造や水位のグラフを提示しながら、とつとつと語られています。
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(東電を)国の税金で支えるのをやめて倒産させ、会社更生法にかけたのちに、会社を分割して、電力自由化の最も望ましい状態を創ってしまえばいい。その際に、株主と金融機関に、遅まきながら応分の負担をしてもらえばいい。======>異議なし。
投稿: | 2019年8月19日 (月) 14時30分