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2019年7月

2019年7月31日 (水)

(報告)(7.29)オルタナティブな日本をめざして(第31回):「東日本大震災からの復興と人間の幸福」(五十嵐敬喜法政大学名誉教授:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


さる7月29日(月)、水道橋のたんぽぽ舎におきまして、五十嵐敬喜法政大学名誉教授をお招きし「新ちょぼゼミ:オルタナティブな日本をめざして(第31回):「東日本大震災からの復興と人間の幸福」を開催いたしました。以下、当日の資料や録画を添付して簡単にご報告申し上げます。


(イベント情報)(7.29)オルタナティブな日本をめざして(第31回):「東日本大震災からの復興と人間の幸福」(五十嵐敬喜法政大学名誉教授:新ちょぼゼミ)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c68295.html

東日本大震災から早8年が経過しました。福島県を除く岩手・宮城両県について、本当に復興は終わったのでしょうか? あるいは終わっていいのでしょうか。このわずか八年間で、世界にも例を見ない驚異的な復興が多くの関係者の努力や取組により成し遂げられたに見える両県ですが、他方ではまた、これら「光」の部分とはまったく異なる「復興の闇」といったものも垣間見えます。例えばピカピカの街並みの中には人影がほとんどなく、巨大な防潮堤が海と陸とを切り裂きながら、復興を遂げた街が少子高齢化のために「自治体消滅」の危機にさらされるといった具合です。復興とは、物理的に震災前の状態に戻すだけではなく、災害による圧倒的な「不幸」を少しでも癒し、未来に向け「希望」を与えるものでなければならないのではないか、そんな疑問がわいてきます。今回は都市計画や災害復興の問題についてお詳しい五十嵐敬喜法政大学名誉教授においでいただき、原発震災ではなく地震・津波で大被害を受けた岩手・宮城の被災地域を念頭に置き、東日本大震災からの復興のあり方を改めて考えます。(岩波月刊誌『世界 2019.4』掲載の五十嵐敬喜先生の論文より一部引用しました)

講 師:五十嵐 敬喜(いがらし たかよし)さん
山形県出身、法政大学名誉教授、弁護士、菅直人内閣の内閣官房参与。不当な建築や都市計画による被害者の弁護活動に携わるとともに、従来の公共事業を批判、「美の条例」(神奈川県真鶴町)の制定を支援するなど、美しい都市創りを訴えている。また、最近は「人と人をつなぐ現代総有論」を提唱している。


(当日録画)20190729 UPLAN 五十嵐敬喜「東日本大震災からの復興と人間の幸福」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=hPZN3lnm1pk


 <当日のレジメ:別添PDFファイル>
(1)(レジメ)東日本震災復興と幸福論(五十嵐敬喜法政大学名誉教授 2019.7.29)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e69db1e697a5e69cace99c87e781bde5bea9e88888e381a8e5b9b8e7a68fe8ab96efbc88e4ba94e58d81e5b590e695ace5969ce69599e68e88202019.7.29efbc89.pdf
(2)(レジメ図)我が国における総人口の推移(2019.7.29)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1e59bb3efbc89e68891e3818ce59bbde381abe3818ae38191e3828be7b78fe4babae58fa3e381aee68ea8e7a7bbefbc882019.7.29efbc89.pdf
(3)復興政策を総点検する:復興庁の存続を(イントロ部分)(五十嵐敬喜『世界 2018.4』)
ダウンロード - e5bea9e88888e694bfe7ad96e38292e7b78fe782b9e6a49ce38199e3828befbc9ae5bea9e88888e5ba81e381aee5ad98e7b69ae38292efbc88e382a4e383b3e38388e383ade983a8e58886efbc89efbc88e4ba94e58d81e5b590e695ace5969ce3808ee4b896e7958c202018.4e3808fefbc89.pdf
https://www.iwanami.co.jp/book/b355412.html
(4)被災地復興と幸福感(イントロ部分)(五十嵐敬喜『世界 2019.4』)
ダウンロード - e8a2abe781bde59cb0e5bea9e88888e381a8e5b9b8e7a68fe6849fefbc88e382a4e383b3e38388e383ade983a8e58886efbc89efbc88e4ba94e58d81e5b590e695ace5969ce3808ee4b896e7958c202019.4e3808fefbc89.pdf
https://www.iwanami.co.jp/book/b442808.html


(田中一郎コメント)
 世界3大漁場の1つであり、リアス式海岸の見事な風景が残る岩手・宮城の三陸海岸を襲った東日本大震災と大津波は、1つ1つの入り江で漁業やその関連事業を営みながら暮らしてきた人々の生活と生存基盤を壊滅状態にしてしまいました。気仙沼市などでは、地震と津波の被害を受ける中で燃料タンクの大火災も起き、多くの地域住民が犠牲になるとともに、震災の後にはまさに廃墟の街の残骸だけが残されました。東日本大震災からの復興は、こうして「ゼロからのスタート」となったのでした。

あれから早くも8年半、はたして震災復興は成功したのでしょうか? 五十嵐敬喜先生のお話を聞いていて、素朴に「ああ、また日本の政治や行政は、震災の復興に失敗をして、誰のための、何のための復興なのかわからなくなりながら、巨大防潮堤や区画整理事業や高速道路建設事業に代表される巨大土建事業だけが、「復興を急げ」の大義名分のもとに推し進められたのだな、という印象を強くしました。巨大な防潮堤が海に向けての人間の視界を遮り、まっさらでピカピカの街並みやハコモノは出来上がったけれども、人影が見当たらない「無人化した復興の街」、巨額の税金を投入しながら出来上がったのは「人間の街」ではなく「コンクリートの街」だったというわけです。

「コンクリートから人へ」は、どこぞやの政党のマニフェスト文句でしたが、実際に行われていたのは「人からコンクリート」であり、「国土強靭化」という「ゼネコン土建屋強靭化」の政策でした。この国は「いつまでたってもだめな私」の国だということでしょうか? (質疑応答の時間に私から阪神大震災からの復興と比べて東日本大震災からの復興で特筆すべき進歩のようなものはあったのでしょうか、とお聞きした答えが「ない」でした。そうだろうな、とは思っていましたけれど、先生からはっきりと「変わらない」と回答されると、やはり力が抜けてしまいます。また、如何に激甚の災害被害を受けていようとも、国は個人に対して資金や財物の直接の供与支援は行わないという、誰が言い出したのかもわからない、ふざけた「復興方針」が今回も貫かれていました。)

おそらく、しばらくすると、また再び同様の大震災・大津波が襲ってくるでしょう。それは今度は東南海・南海や北海道東海岸かもしれません。しかし、その場合もまた、今回の東日本大震災の時と同じように、被災者住民が蹴散らされ、コンクリートと土建屋が跋扈する、グロテスクな災害復旧復興が行われていくに違いありません。国民・住民を震災から救うこともできず、復旧・復興もきちんとできずに、苦難と悲しみを押付けてくる政府・政治・行政、もうこうしたことは一掃してしまいたいものです。

そして、今回の五十嵐敬喜先生の話はそうした震災復興の話にとどまりませんでした。実は、東日本大震災からの復興の困難さの大きな原因の一つに、人口減少と高齢化があり、さらにその高齢化が「個化老衰」(孤独化老衰)と「孤独死」「孤立死」を伴うところまで追いつめられていたことがあります。コミュニティが崩壊し、その復活・再生があまり意識されないままに復興住宅の手当てなどが行われ、阪神大震災のときにもあれほど問題化していたにもかかわらず、またも日本の政治や行政は同じ失敗を繰り返して、「人間の復興」を放棄してしまったというわけです。

しかし、この人口減少、高齢化、孤独老衰、孤独死という悲しい社会現象は、実は東日本大震災被災地だけの話ではなく、これから首都圏の一部を除く日本全国各地域が出くわすであろう近未来のことではないか、ということは、少し想像力が働く人なら容易に理解できると思われます。五十嵐敬喜先生がお持ちになった「我が国の人口数の推移グラフ」を見れば、私たちの社会がこれから大変な時代に差し掛かっているのだということがよく見て取れます。この人口減・高齢化の社会や経済では、これまでの右肩上がりでピラミッド型の人口構成を前提にしたような政策思想や法体系ではやっていけない、ましてや「コンクリ―ト至上主義」のようなことをやっていては話にならない、ということが説得的に伝わってきます。

五十嵐敬喜先生は、今回の東日本大震災被災地が日本の近未来を「先取り」していると認識され、この震災復興を何とか成功させて「人間が豊かで幸せに生きていく」ための「まちづくり」「地域づくり」をどうすればいいかをお考えになられていたようです。そして、その一つの方法論的結論が「現代総有に基づいて強すぎる所有権を抑え込み、総有地の上に定期借地権などの「土地使用権」を「特区的に優先させて設定」することで、復興と街づくりのスピードアップや、行政と住民との対話・意思疎通の促進、つまりは災害復興を含む「まちづくり」を行政と住民が一体となってやっていく、そんな新時代の「あり方」をお考えになっておられるようです。まさに目からウロコの発想ではないかと思います。

あまり上手な解説ではありませんが、以上が私からの今回の五十嵐敬喜先生のご講演へのコメントです。講演が終わった後、若干名の方に感想をお聞きしてみましたが、「日頃、今日のようなお話のことを考えていなかったので、とても新鮮な感じがした」「日本が急速な人口減少・高齢化という大問題に直面し始めていることがよくわかった」「三陸の震災後が、いわば日本の近未来を示しているような気がする」などの発言がありました。もっともな感想です。

いずれにせよ、自然災害はこれからも日本を襲ってくるでしょう。その時に備え、一刻も早く、法制度の整備や行政側の態勢の確立、あるいはコミュニティ形成における地域住民の主体性を高めていく努力が必要なように思えました。そして、来るべくしてやってくる急速な人口減少社会と高齢化社会について、官民政治家の従来型発想を切り替える必要性があると強く感じました。

(「人口グラフを見ていただいてお分かりいただいたと思いますが、日本は「右と左」「資本と市民」といった構図をはるかに超える、全く次元の違う局面に猛スピードで入っていきます。その際、私の射程距離の範囲内でいうと、成長型縦社会の縦の構造(憲法を含む)を縮小型社会の横の構造(これが取りあえず現代総有論)に転換を、キーワードにしなければならない、というのが問題意識です。しかし、宿題は途方もない。」(五十嵐敬喜先生より))

 <五十嵐敬喜先生のご著書>
(1)現代総有論序説-五十嵐敬喜/編著(ブックエンド)
 https://00m.in/ijZOp
(2)現代総有論-五十嵐敬喜/編著(法政大学ボアソナード記念現代法研究所)
 https://00m.in/i6GBd
(3)「国土強靭化」批判 公共事業のあるべき「未来モデル」とは-五十嵐敬喜著(岩波ブックレット)
 https://00m.in/6M9wB
(4)国立景観訴訟 自治が裁かれる-五十嵐敬喜・上原公子/編著(公人の友社)
 https://00m.in/KdxtR
(5)道路をどうするか-五十嵐敬喜/著 小川明雄/著(岩波新書)
 https://00m.in/wjezi

*五十嵐敬喜先生には、1990年代から岩波新書でたくさんの名著があります。上記はその1つです。「五十嵐敬喜」(敬称略)と「岩波新書」をKEY WORDにして図書検索をしてみてください(都市計画や公共事業関係のご著書が多いです)。

(関連)都市改革・都市計画制度等改革基本法(案)に注目しよう (画期的な都市計画制度(まちづくり)改革法案ができました) いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-cc7b.html


 <復興庁>
(1)復興庁 HP
 https://www.reconstruction.go.jp/
(2)復興庁 - 震災関連死の死者数等について
 http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat2/sub-cat2-6/20140526131634.html
(3)復興庁 - 全国の避難者の数(所在都道府県別・所在施設別の数)
 http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat2/sub-cat2-1/hinanshasuu.html

 <関連情報:別添PDFファイル>
(1)復興庁を存続へ、政府・与党方針、新組織見送り(朝日 2019.7.27)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14115378.html
(2)近づく「復興バブル」終焉、被災地の建設業は正念場へ(イントロ部分)(『週刊東洋経済 2019.4.6』)
 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/20280
(3)自宅が残った被災者も苦悩、大震災から8年後の現実(イントロ部分)(『週刊東洋経済 2019.5.11』)
 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/20492
(4)震災被害広げた過信、復元力が試される(外岡秀俊『アエラ 2019.4.1』)
 https://dot.asahi.com/aera/2019032700023.html
(5)津波被害宅地区画整理事業の14%、整地後の利用めど立たず、岩手・宮城・福島(朝日 2019.5.13)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14011848.html
(6)復興まちづくりの経験から:外部者として大事にしたいこと(宮定章『住民と自治 2019.3』)
 https://www.jichiken.jp/jaj/201903/

 <関連サイト>
(1)東日本大震災から8年3か月 | レスキューナウ
 https://this.kiji.is/510831519837881441
(2)仮設住宅での40代孤独死、なぜ防げないのか-震災と復興-東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/198596
(3)震災8年 街と経済、まだまだ遠い「元通り」(日経ビジネス)
 https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00005/030700006/
(4)メディアで報じられない「金と欲」に翻弄された東日本大震災被災地の現実(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190403-00010003-newsweek-int
(5)津波避難所は標高46m 高齢者「階段上れるわけない」:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM3L4GFNM3LUTIL01Z.html?ref=mor_mail_topix2
(6)<東日本大震災>被災3県15市町村で応援職員なお454人必要 復興・創生期間後の21年度(河北新報)
 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190429_73019.html
(7)<安住の灯>仙台の災害公営住宅、家賃上昇176世帯 収入超過で10万円増も 子育て世代退居の動き(河北新報)
 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190707_13022.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-99f4.html
草々 

消費税のカラクリ:巻き上げた消費税どこへ 30年間ウソばかりついてきた政府|日刊ゲンダイDIGITAL(斎藤貴男さん)=消費税に対する適正な認識こそが民主主義の基本だ

前略,田中一郎です。
(みなさま、新聞を取るなら東京新聞と日刊ゲンダイです)


巻き上げた消費税どこへ 30年間ウソばかりついてきた政府|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/259398

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)要は政府がウソばかりついてきたってだけの話。私たちが巻き上げられた消費税は、社会保障のためなどではまったくなく、土建屋政治や大企業の減税や、近年では軍事費などなど、権力の金儲けや戦争ごっこに乱費されてきただけの話なのである。

 私は2010年に「消費税のカラクリ」という本を発表した。以来、そのことも、消費税とは富裕層や巨大資本が社会的弱者からなけなしの金を収奪するためのシステム以外の何物でもない実態も、嫌というほど語ってきた・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)消費税のカラクリ-斎藤貴男/著(ちくま文庫)(旧新書に加筆)
 http://u0u0.net/xFTv
(関連)消費税廃止でニッポン復活|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3744

(関連)消費税増税 新聞が決して書かない真相|斎藤貴男|斎藤貴男 日刊ゲンダイDIGITAL(ちょっと古い)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/2560/35

(関連)大企業と富裕層の減税の穴埋めとして消費税増税 - ビジネスジャーナル
 https://biz-journal.jp/2018/06/post_23586_3.html
(関連)消費税増税は法人税減税の穴埋めに過ぎない - 消費税増税に反対するブログ
 http://anti-tax-increase.hatenablog.com/entry/2017/10/17/054403

(田中一郎コメント)
 消費税などという税制は社会保障や福祉とは一切関係がない。消費税導入以降の30年間を振り返ってみれば明らかであり、また、現アベ自公政権が行なっている経済政策を見れば、それが全く変わっていないことも明らかである。高福祉高負担、あるいは「All for All」などと、あの元祖「口先やるやる詐欺」「平成の小早川秀秋」=前原誠司(今は国民民主党)とベタベタにくっついて消費税率の引き上げを強調してはばからない、世間知らずのオバカ経済学者=井出英策なんぞにたぶらかされてはいけないのだ。市場原理主義イデオロギーが蔓延して先祖がえりを始めている現代資本主義は、マヌケやお人好しには非常に冷たく、ボヤーとした情緒でいる人間は、徹底的に利用され、食いものにされ、そして利用価値がなくなれば容赦なく切って捨てられることになっている。

(関連)「増税で無償化」に皆乗ってくる 民進党・前原氏ブレーン 井手英策 慶応義塾大学教授インタビュー - 週刊エコノミスト
 https://www.weekly-economist.com/20171024pickup2/

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前原氏に裏切られたという思いがあるのでは。⇒ 井手 まったくない。政治とはそういうものだ。
今後の前原氏との関係は。⇒ 井手 運命を共にすることに変わりはない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この仕組みを転換するには、消費税もろとも現自公政権を「ひっくり返す」しか方法はない。今や、政治が率先して日本を破壊し続けており、たとえばこのままいけば、消費税はやがて25%くらいとなり、社会保障には「マイナンバー制度」にもとづいて支給上限額が定められ、財政資金はアメリカの兵器を大量に買うために使われ、米系多国籍企業が日本の産業や経済を牛耳って「焼き畑農業」型の収奪経済を展開し、一般庶民は家畜のエサのようなゲノム編集食品を低価格で毎日食わされ、そしてやがて原発・核燃料サイクル施設による巨大事故で永遠の放射能汚染の地獄に沈むことになるだろう。

今回の参院選挙では、投票にもいかず、今のアベ自公政権なら現状維持でいい、選挙なんか行かずとも自分の身は自分で守る、などと、愚か極まる「独りよがり」のような「負け犬」態度を示していた愚か者がわんさといたらしい。生まれた時から何でも与えられてきた世代の「平和ボケ」なのかどうかわからないが、日本の圧倒的多数がこんな調子なら、間違いなく、この国は今の政治家どもの手によって再び滅亡の羽目に陥るに違いない。かつての大日本帝国のように、である。

が、しかし、だ。私は「原発・核燃料サイクル施設」廃棄の実現如何を「最終戦争」と申し上げている。山のようにある政治家の日本破壊行為の中でも、原発・核燃料サイクルは日本破滅の決定打となるからだ。アジア太平洋戦争後の廃墟は復興が可能だったが、原発・核燃料サイクル施設過酷事故の後の廃墟は放射能汚染が伴っており、復興などは半永久的にできなくなる。人は住むことができず、食べものも作れない、死を覚悟して放射能に囲まれ、放射能汚染物を食べ、放射能汚染の空気を日々呼吸し続けて、やがて覚悟の通り放射線被曝障害で死にゆくこととなる。つまり、原発・核燃料サイクル施設を巡る「最終戦争」とは、私たちが原子力ムラによって(必ず起きる核施設の過酷事故により)物理的に殺されるか、それとも私たちが原子力ムラを社会的に葬り去るかの「2つに一つの戦い」だということである。もはや「話し合い」の余地など存在しない。ぬるい態度で原子力ムラに勝てるなどとは思わない方がいい。

消費税問題をきちんと認識できるかどうかが、今の政治や政治家どもをきちんと認識できるかどうかのKEYであり、従ってまた、今後「政治家主導」でおそってくる日本破壊政策=一般有権者喰いもの化政策を、どれだけ早く食い止めてホンモノの政権交代を実現し、持続可能で健全な国に回復させることができるのかの試金石となっている。何故なら、租税民主主義こそが、政治における民主主義の基本であるからだ。

(関連)「むしりとりますとも! 最期まで! 自由民主党」(2014.6)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/files/facist_2_mmusiritoru.pdf

(関連)(報告)(7.29)新ちょぼゼミ:税制改革が目指すべき方向:不公正・不公平な税制のゆがみを正せ(その1)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-37883f.html
草々

2019年7月30日 (火)

(報告)(7.29)新ちょぼゼミ:税制改革が目指すべき方向:不公正・不公平な税制のゆがみを正せ(その1)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


昨日(7/29)、水道橋のたんぽぽ舎におきまして「(7.29)新ちょぼゼミ:税制改革が目指すべき方向:不公正・不公平な税制のゆがみを正せ(その1)」を開催いたしました。以下、当日の配布資料や録画を添付して簡単にご報告申し上げます。

経済政策との関連で結論を端的に申し上げますと、大企業や富裕層への減税のやりすぎによってもたらされた財政赤字の恒常化と歪み切った日本の税制を、まずもって抜本的に転換し、有権者・国民・納税者本位の、公正で公平な税制度を創設していくことが急務であること、とりわけ巨額の所得や利益や資産を持ちながら、タックスヘイブンをはじめ、国際的な税法の網の目をかいくぐって納税回避や脱税を行う巨大企業や富裕層・資産家の振る舞いを根絶させる「当たり前の税制改革」が必要不可欠であることが、ごくごく基本的な私の結論です。

そしてこれまで「市民と野党の共闘」が掲げるべき経済政策として申し上げてきた「財政政策の積極的な活用」「財政支出先の抜本的な見直し」と「異常な金融緩和政策のアンワインド」を組み合わせて経済政策を展開していく中で、この「公正・公平な税制」の実現こそが、日本の財政の恒常的な赤字垂れ流し構造を矯正し、財政政策に必要になる財源の確保にもつながっていくのだということを強調しておきたいと思います。

「公平・公正な税制の実現」は必ずしも「増税」ではありません。卑劣で無責任で不正な形でなされている「税逃れ」「納税回避行為」「脱税」をやめさせ、応分の資産や所得のある自然人・法人に、応分の納税義務を遂行していただくということですがら、これは「増税」というよりは、むしろ「納税の適正化」と言った方が、その事情を適切に表現できていると思われます。

以下、上記で申し上げた総論的な目標・結論を、具体的な税制度の中でどのように実現すればいいのかを、各論的に申し述べていきます。今回は所得税、法人税の改革と相続税・贈与税の問題点について申し上げました。時間がそこで切れましたので、この続きはまた次回(8/28の新ちょぼゼミ)でお話申し上げたいと考えております。8/28も、是非、新ちょぼゼミにおいでください(このメールの最後にご案内を付記しました)。


(当日録画)20190729 UPLAN 田中一郎「日本の税制をどのように変えていくか」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=m-V5NI9a9qA


 <当日レジメ&資料:別添PDFファイル>
(1)(レジメ)日本の税制をどのように変えていくか(田中一郎:2019年7月29日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e697a5e69cace381aee7a88ee588b6e38292e381a9e381aee38288e38186e381abe5a489e38188e381a6e38184e3818fe3818b.pdf
(2)(レジメ5)金融政策に関する関連事項(追加説明 その2)(田中一郎 2019年6月24日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc95efbc89e98791e89e8de694bfe7ad96e381abe996a2e38199e3828be996a2e980a3e4ba8be9a085efbc88e8bfbde58aa0e8aaace6988e20e3819de381aeefbc92efbc89.pdf
(3)どうする財政再建(小野善康 毎日 2019.7.19)
 https://mainichi.jp/articles/20190719/ddm/004/070/012000c
(4)MMTは現実的か(日経 2019.7.18)
 https://webefficacy.biz/blog/2019/07/17/mmt-2/

 <推薦図書>
(1)日本の税金-三木義一/著(岩波新書)
 http://urx.blue/WgKP
(2)税金を払わない巨大企業-富岡幸雄/著(文春新書)
 http://urx.blue/10NA
(3)タックス・ヘイブン 逃げていく税金-志賀櫻/著(岩波新書)
 http://urx.blue/cw75
(4)タックスヘイブンに迫る 税逃れと闇のビジネス-合田寛/著(新日本出版社)
 http://urx.blue/wgui

 <市民団体>
(1)公正な税制を求める市民連絡会 - 広がる貧困と格差の是正に向けて
 http://tax-justice.com/
(2)不公平な税制をただす会
 http://japan-taxpayers.org/
(3)日本の税制にもの申す組織-民間税制調査会(民間税調)
 https://minkan-zei-cho.jp/

 <その他関連情報>
(1)(別添PDFファイル)寡婦控除の迷走(三木義一 東京 2019.1.3)
 https://ameblo.jp/tousekitetsu/entry-12430614098.html
(2)(別添PDFファイル)出国税から見えるもの(三木義一 東京 2019.1.10)
 http://isl-forum.jp/archives/2625
(3)ZOZO前澤社長は5579億円 株長者「大金持ちリスト」最新版|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/234103
(4)元国税調査官が暴露。「日本の法人税は世界的に高額」という大嘘 - まぐまぐニュース!
 http://urx.blue/fWXO
(5)所得1億円超だと税負担率はこんなに低い、金持ち優遇の実態-ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/articles/-/109277
(6)消費税増税で「日本は衰退」 安倍政権ブレーンも「延期判断」後押し | 週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2019/06/11/antena-492/


 <8月のちょぼゼミ・新ちょぼゼミ>
(8.21)反緊縮経済政策Q&A:「市民と野党の共闘」が掲げる経済政策をめぐって(ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-b29ade.html

(私から「薔薇マークキャンペーン」について簡単にご説明したあと、これまで私からお話をしてきました「市民と野党の共闘」が掲げるべき「経済政策」について、みなさまからの質問やご意見をお聞きしたいと思います。今回の参議院選挙の経過や結果を踏まえてのご意見や議論を期待しております。ふるってご参加ください)

(8.28)オルタナティブな日本をめざして(第32回):公益通報司法取引・自己認証制度 通報者保護はどこへ! 公益通報者保護制度改正とその問題点(新ちょぼゼミ:光前幸一さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-0ed37b.html

(最初の1時間程度で、今回の「税制改革が目指すべき方向:不公正・不公平な税制のゆがみを正せ」の続きをお話いたします)


(参考)オルタナティブな日本を目指して(バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-99f4.html

(これまでの「経済政策」に関するセミナーの録画・資料は、このサイトの下の方にあります)
草々 

2019年7月29日 (月)

(他のMLでの議論です)日韓問題ならびにいわゆる「社会主義国家」について + 付録1:欧州での農薬規制強化の動き(有機農業ニュースクリップ)+ 付録2:矢ケ﨑克馬琉球大学名誉教授より

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
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1.8月・9月の新ちょぼゼミ他
(1)(8.2)少人数読書会「大川端」:丸山真男著「現代政治の思想と行動」を読んでいます
 今回は丸山真男氏の論文「日本ファシズムの思想と運動」論文の後半を読み、議論します。
 2019年8月2日(金)午後6時から 場所は東京都中央区の明石町区民館5号室です。
 (下記:日比谷線築地下車5分、聖路加病院すぐそば)(見学的飛び入り参加歓迎)
 http://chuo7kuminkan.com/about/akashi.html

(2)(8.21)反緊縮経済政策Q&A:「市民と野党の共闘」が掲げる経済政策をめぐって(ちょぼゼミ:田中一郎)いちろうちゃんのブログ(この日だけは開始時刻が午後7時です、お間違えなく)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-b29ade.html

(3)(8.28)オルタナティブな日本をめざして(第32回):公益通報司法取引・自己認証制度 通報者保護はどこへ! 公益通報者保護制度改正とその問題点(新ちょぼゼミ:光前幸一さん)- いちろうちゃんのブログ(最初の1時間は主催者側からプレゼン:経済政策関係)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-0ed37b.html

(4)(9.10)オルタナティブな日本をめざして(緊急編):「白熱教室:これが日米FTA交渉の実態だ」(鈴木宣弘東京大学大学院教授:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ(最初の1時間は主催者側からプレゼン:経済政策関係)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-46c8d0.html

(5)(9.26)オルタナティブな日本をめざして(第33回):「これでいいのか働き方改革:労働現場から」(中野麻美弁護士)(2019年9月26日)- いちろうちゃんのブログ(最初の1時間は主催者側からプレゼン:福島第一原発の現状)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-23397f.html


2,韓国は敵なのか - 韓国は敵なのか
 https://peace3appeal.jimdo.com/

*(ネット署名)声明「韓国は『敵』なのか」に賛同します。
 https://ssl.form-mailer.jp/fms/a466957e630362

(サイトにある文言のうち「日韓基本条約・日韓請求権協定は両国関係の基礎として、存在していますから、尊重されるべきです。」は、ちょっと首をかしげましたが、あとはだいたいいいと思います。:田中一郎)


3.キャンペーンについてのお知らせ · セブンイレブン東日本橋店オーナーへの献花 · Change.org
 https://00m.in/gjxM0


4.なぜ「九条は世界の宝」と主張するのか?
 http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20190722.html


5.ボリス・ジョンソン新首相、どんな人物? - BBCニュース
 https://www.bbc.com/japanese/video-49103504

できそこないのトランプ(米大統領)のようなこの人物、どうもニセモノ・クセモノのようです。私はイギリスのEUからの脱退は「グローバリズムからの脱却の1つの可能性」として見ていましたが、かような人物が「ブレクジット」の采配を取るようであれば、その可能性は「より一段とひどくなる可能性」に変質していきそうです。反グローバリズム・脱国際市場原理主義を目指す日本の勢力も、このイギリスのようにならないよう気を付けておかなければなりません。

以下はメール転送です。
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英新首相ボリス・ジョンソン EU離脱でGM規制撤廃をぶち上げる

 英国の新しい首相に就任したボリス・ジョンソンは24日、初の演説を行い政策を発表した。その中で、次世代のための「グリーンな仕事」の創出を掲げる一方で、遺伝子組み換え作物規制を撤廃して、「世界を養うであろう」病害抵抗性作物を開発しようと呼びかけた。これまでにもEU離脱により英国の環境政策は大きく後退するだろうという懸念や警告がみられたが、合意なき離脱を掲げるジョンソン新首相の就任で、その懸念が現実になろうとしている。

 6月12日付けのガーディアン(電子版)は、サセックス大学の英国貿易政策監視機構(UKTPO)によるEU離脱でEU法に替わる「ブレグジット法」の分析を掲載した。同機構はブレグジット法がEUの農薬規制を「黙って」大きく緩和していると指摘しているという。
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(有機農業ニュースクリップ速報版 2019-07-25 から一部抜粋)


6.なぜ6割の保育士が働きたくても働けないのか? - wezzy|ウェジー
https://wezz-y.com/archives/68015?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push


7.室井佑月「大人がいない国」 (1-2) 〈週刊朝日〉|AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2019072400006.html
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他のMLでの議論です。
直近の日韓問題、ならびに いわゆる「社会主義国家」について議論しています。
ご参考までにお送りいたします。(一部加筆修正)

1.いただいたメール
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長文失礼 日韓問題についての私論です

安倍の大韓民国対応は、日本の中小企業の経営をも脅かしています。南北朝鮮に対する、「安倍のバッシング」は、彼の根強いアジア人差別意識もあらわれてのものと思います。北の金正恩とは、あって話をすることもできない。南の文在寅とは、ほぼ同様の対応に終始しています。東アジアの、平和への脅威を取り除かなければいけないときに、この「対応」では、お話にならないのではないでしょうか。

私は、中国やロシア、あるいは北朝鮮や韓国の、歴代の国家権力の「運営」が、その体制如何に関わらず、正当性あるものと思ったことは一度もありません。それは我が日本のそれについても同じことがいえます。とくに大戦後の東西冷戦時の核軍拡競争は、「狂気の沙汰の限り」であって、東アジア人民を何回でも殺傷、消滅しかねないというものでした。ここには、米国に半ば従属した我が日本も、「非核三原則」をかかげながら、その実、「沖縄の核1300発」に見るように、核拡散と、東アジア壊滅に、一役も二役もかってきたということを、きちんと見なければなりません。これらの国々が、いずれも、核禁止条約に反対し、批准しない理由はここにあるのです。

この問題の歴史的経緯を、ソ連崩壊後の、「新資料」に基づいて、解明した好書に、下斗米伸夫氏の『アジア冷戦史』(中公新書2004年9月発刊)があります。私は全面的にこの書を「評価」することは避けますが、少なくとも、北朝鮮や中国、あるいは旧ソ連邦を、「共産主義国家」、あるいは、「社会主義国家」であり、「世界平和に貢献してきた時期があったのだ」式の理解をしてきた方には、「目から鱗」の思いをさせられる、そういう点で好書であると思います。

また、知っている方は、これら国々の、国教の書が、「マルクス・レーニン主義(じつはスターリニズム)」という「特異な教義」であり、それを共通点に「団結」してきたのだという理解をしてきたかもしれませんが、これも、「マルクス・レーニン主義」が、その正否の点を含めて、ひとかけらもイカされたこともない国であったことも理解できるはずです。彼らには、「資本主義か社会主義か」などと言うことはどうでも良いことであったのです。

これら「世の指導者」たちは、ひたすらに、自国の軍産複合体を形成し、核保有とその開発に狂奔し(この点では韓国だけが例外であったとおもわれます)、その開発費捻出のために、人民を何度も、飢餓状態に貶めてきた、そうした国であったのでした。我が人民は、その犠牲にさらされてきた、核の人柱にされてきたのだと言うことなのでした。これは日本人も、例外ではなかったのです。

私たちにできることは、アジア人にたいするいっさいの差別意識を払拭し、人民間の友好・交流を積極的にすすめることかと思います。この際に、国家権力をいささかも信用してはなりません。ただし韓国の民主政治確立の元での、文在寅の対北朝鮮対応は、私は、たいへんにすぐれたものと移ります。私たち自身の、知恵を出しつつ、アジアの仲間たちと、「平和と・民主主義」のための、友好・交流の輪を広げきる活動を旺盛に起こすことか一番大事なことともいます。こうした歴史的経緯をきちんと見ながら、北朝鮮の核開発とミサイル開発を完全にやめさせる道を探らなくてはなりません。

次の一文は、日韓関係の議論に「参加」したさいの私のものです。

徴用工問題や、日本軍慰安婦問題が、大韓民国側の「蒸し返し」であるかのような論調で、とりあげる向きが、日本の、メディア・マスコミには見られますが、安倍はさらに、大韓民国バッシングを強めて、文在寅政権を追い詰めるために、貿易問題まで持出し、問題の解決を遅らせているように思えます。筋違いもはなはだしい。

問題は、徴用工問題や、日本軍慰安婦問題をはじめとして、日本の植民地支配下で日本が行った、朝鮮人の方がたにたいする基本的人権を無視した、社会的犯罪の数々に対して、日本政府(米国の責任も大きいが)のみならず、李承晩大統領以降の「軍事政権」は、当事者の被害の実相調査などを行うことなく、その被害補償等について、日韓会談の俎上に、ほとんど取りあげずにいたこと、それが日本側の責任回避にもつながり、両者ともに、「お金ですべて解決済み」とすることで、合意してしまった。これが日韓条約であったわけですが、これは、政治決着以外のなにものでもない。当事者にとって見れば、何も解決されないままであったのでした。

両方の政府ともに、悪い。条約締結を急がせたのは米国でしたが、それは、ケネディー暗殺以降の米大統領のベトナム戦争の拡大策が、あったのでした。

日本から「お金を」の要求を出したのは、当時の朴軍事政権でした。朴は、北朝鮮憎しで、共産勢力とのたたかいに「正当性」を求めて、米大統領に、ベトナムへの韓国軍の大量派遣を「約束」し、74年までに、延べ5万人の韓国兵を送り出し、5000人あまりの死傷者を出したのですが、これが、朴政権側の、日本からの「お金」の見返りであったのでした。

当時、1ドル=360円の時代でした。ドル高を背景にして、日本の高度経済成長がはかられました。その上に、米国によるベトナム特需が、日本を急速に潤すことにもなったのでした。朝鮮戦争特需と同じパターンでした。そのお金で、つまりは巨額にのぼる「札束」を積み上げて、自民党佐藤栄作は、政治決着に動いたということなのでした。

米国にして見れば、韓国のインフラ整備が進み、韓国からの経済権益が見込まれるようになり、また、韓国軍をひきいれての「アジア人同士の殺し合い」を実行に移すこともでき、その代償となるべき「お金」は日本政府に出させることができたわけで、「言うことなし」であったわけです。そして、戦争被害者に対する、問題の解決・個別の賠償等は、「韓国政府が行う」という発言を、「信じるふりをして」、日本政府は、あとは知らん顔を決め込んでいたと言うことなのでした。

岸信介の時代の朝鮮植民地化政策でした。吉田茂、岸、池田、そして佐藤栄作です。この血筋の連中の罪は、本当に深いものがあると思います。両政府を信じることのできなかった、人民諸氏が、請求権を行使して、みずからの権利擁護のために立ちあがったのです。そして判決が出たのだから、当時の独占資本は、この判決にしたがえば良いのです。当たり前ではないのか。そう思います。いっさいがっさい解決済みなどとは、恥ずかしくて言えない台詞なのだと言うことです。

私論への、反論、異論もおありかと思いますが、質問、疑問等をお寄せいただくことは、大歓迎です。
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2.私から発信したメール
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上記メールを拝見しました。多くの点で賛同できます。

また、それ以上に、共産党の元議員だった方から上記のような言論がなされることは、非常に重要、かつ貴重な意味を持っており、これからもこうした議論を重ねていただければと思います。

私からは次の3点を申し上げておきます。

(1)マルクス提唱の社会主義・共産主義のイデオロギー(世界観・歴史観・未来展望)は決して死滅しておりません。それどころか、現代資本主義が先祖返りするかのように市場原理主義アホダラ教に染まっていく中で、マルクスやレーニンの説いた理論や運動論は、益々注目すべきものとなってきております。既に海外では、マルクスやレーニンらの理論の見直し作業=現代的アレンジの試みが進められていますが、日本の社会科学系の学者どもはセンスが極めて悪く、とんとダメです。

しかし、学問的課題として見ても、あるいは社会理論、政治理論、社会哲学、経済理論などとして考えても、マルクスやレーニンの思想の見直し・あるいは現代的なアレンジは、私は必要不可欠の時代に差し掛かってきたとみています。マルクス経済学の宇野派的歪曲である「資本主義の矛盾=労働力の商品化」というシェーマではなく、「生産の社会的性格と所有の私的性格との矛盾」にこそ、現代資本主義の主要矛盾があるのだという認識を強め、現代経済における「社会的生産の公正化・民主化」をどう実現していくのかの議論をそろそろ始めなければなりません。

私はよく申し上げるのですが、この生産と所有の矛盾の具体的な目に見える形は「東京電力の株主総会」だということです。あの非民主的で、一方的な、暴挙と言ってもいい株主総会での意思決定にこそ、現代資本主義の主要矛盾が赤裸々に現れています。あれをどうやったら「まともにできるのか」を考えなければいけないということです。

(2)スターリニズムとは何か、という問題です。一般的には、左派急進派ないしは極左勢力に一般的に見られる権力至上主義がもたらす一種の権威主義的体制のことをいい、マルクス理論やレーニン主義の「一国主義的歪曲」などと定義されます。本来は資本主義を克服して出てきたはずの社会主義国家や労働者国家が、いつのまにやら特定の革命エリート集団(特権集団)とその手下たち党官僚の私物化とされた国家に変質、その体制を維持していくために、まるでファシズム国家体制のごとき暴力と威圧が支配する暗黒社会を招いてしまった、旧ソ連・東欧諸国、中共中国、北朝鮮やキューバなどの政治体制のことを言います。

それはそれであたっているところがあり、こんなものが、マルクスやレーニンが目指していた社会主義国家体制や共産主義社会でないことは明々白々です。しかし、理想を求めて現れたキリスト教が腐敗して、中世キリスト教会(ローマカトリックやギリシャ正教)が保守反動の牙城となったように、マルクス主義・レーニン主義というものが、現実の人間社会の中で「もみくちゃにされた場合」には、スターリニズムのような、非常にネガティブな体制が生れてしまうという弱点・欠陥を持っていたことも、しっかりと認識をしておく必要があるのです。

しかし、私はこうしたスターリニズムの理解とはちょっと違った角度から、過去の不幸な歴史を見ています。それは、スターリニズムという社会現象が、じつは急進左派や極左勢力から出てきたというよりも、むしろ逆で、いわゆる日和見左派、不十分左派、認識不足左派、中途半端左派、覚悟の決まらない左派、お気楽リベラル、などの勢力がもたらした、情勢を乗り越えられないところから来る「縮み志向」の「反革命」なのではないか、という認識です。

こういう「中途半端な至らない人々の大群」というのは、常に情勢の変化に対して脆弱で、未来や先行きに対して不安や自信のなさが目立ち、ちょっとした現実社会の変化に対しても耐えがたい震えのようなものを感じるのか、ともかく社会の改革の前進に対して常に消極的です。そして、小康状態や階段の踊り場のようなところでしゃがみ込み、果敢に前進することを拒んでしまうのです。私は、こういう勢力が情勢不安定の中で強靭な国家権力の存在を渇望し、そもそも何のために社会改革や革命を開始したのかさえ忘却するところまで行ってしまって、「目の前にあった幸せと思えるようなもの」にしがみついてしまったのではないかと思うのです。まさに「革命22歳の別れ」あるいは「世直し22歳の別れ」ということです。

そして、この日和見左派の反動的な振る舞いというのが、実はこの日本の政治情勢の中でも顕著に見られ、また市民運動・社会運動でも、中途半端な連中ほど排他色・排外主義色が強く、他人や他団体の言論を排除したり活動妨害をしたりして、政治や運動の進め方の発想が「権力的」「権威主義的」なのです。旧ソ連や中共中国のスターリニズム批判は容易ですが、私はそれ以上に、改革勢力の内なるスターリニズ=日本の世直し勢力の中にあるスターリニズム的発想や行動様式の克服を常に問題提起していく必要があるように思えてなりません(市民運動・社会運動に時折見かける「オレサマ活動家」などは、さしずめ現代日本の「ミニ・スターリニスト」「チンピラ・スターリニスト」と言ってもいいでしょう)。

(注)大きな「世直し」政権が失敗すると、その後には、その「世直し」前の時よりもひどい政治権力が生れ、いわゆる「揺れ戻し」の「暗黒星雲」が垂れ込める時代がやってきます。フランス革命の後の神聖同盟、ドイツ・ワイマール共和国の後のナチス・ヒトラー独裁、中国革命・反帝国主義戦争のあとの中共独裁国家(文革・天安門事件他)、2009年民主党政権の後の安倍晋三自公政権等々、歴史にその事例は枚挙にいとまがありません。そして、ロシア革命の後のスターリニズム・スターリン支配の権威主義国家もまた、その典型事例の一つと言えるでしょう。

このことからの教訓は、「世直し」においては、政権交代後の政権構想や改革政策をできる限りコンパクトに明確にして「世直し勢力」の「共通認識」としておくとともに、政権交代後の政権運営を慎重に漸進的に行って長期政権を目指すこと、返す刀で、何でもいいから「アベ政権を倒せ」という「打倒至上主義」はやめたほうがいい、ということです。何故なら、「打倒至上主義」で成功した政権では、発足後まもなく様々な見解が対立して分裂につぐ分裂を繰り返し、どんな改革政治を実現するのかもおぼつかないままに政権が崩壊し、その後に、政権交代前よりも一段とグロテスクな政権が現れてくる可能性が高いからです。2009年民主党政権の失敗を繰り返してはならないのです。

(3)韓国についての知識や認識が、自分に大きく欠如していることに(情けないことにようやく今ごろになって)気が付き始めました。日本の近現代史については、日本の朝鮮半島侵略史や大日本帝国のアジア侵略史の文献をかなり目にしていますので、そこで触れられる韓国や朝鮮半島のことは知っているつもりです。

しかし、韓国固有の、というよりは、韓国近現代史について、自分がほとんど無知であるということに気が付き始めたのは、昨今の韓国映画を契機とするものでした。また、アベ政権が愚かにも韓国との友好関係をぶっ潰して対立関係に切り替えようとしていることも、そもそも韓国とはどういう国かを知らねばならない、という意識を強くしたようにも思います。

いただいたメールを拝見する限りでは、韓国に関する認識について、やや「揺らぎ」のようなものを感じさせますが、違っておりますでしょうか? 私は「韓国を知る」という企画を自分なりに建てて、さしあたり複数の文献を読むことから始めています。最初は「朝鮮戦争史」と「文在寅自伝」から始めようと思って、既に図書は入手しています。日本にとって、最も大切な隣人であり、隣国であり、友人でもなければならない韓国のことをしっかりと理解する、近現代史を知る、このことの重要性はどれほど強調しても強調しすぎることはないでしょう。

そして、願わくば、さしあたりアベ政権や日本の似非右翼集団は横に押しやっておいて、民間ベースで韓国の良識ある人たちとの交流を深めていくべきであると、日々、強く思っております。

(関連)検証朝鮮戦争 日本はこの戦争にどうかかわったか-白宗元/著(三一書房)
 http://ur0.work/GuWC

(関連)運命 文在寅自伝-文在寅/著 矢野百合子/訳(岩波書店)
 http://ur0.work/SUOB
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草々


(追1)(メール転送です)有機農業ニュースクリップ   2019-07-28 No_991
 「世界で一番企業が活躍しやすい国」を目指す日本(安倍晋三)では、その企業群の一つであり、企業群の中でも3本の指に挙げられるほどに悪質で無責任で、官民一体となって環境に毒物をばらまいてはばからない農薬企業群・農薬ムラに対して、日本政府の安全規制・環境規制は、あってないがごとしです。世界的に猛毒であることが分かってきたグリホサート(ラウンドアップ)やネオ・ニコチノイド系農薬について、途上国を含め世界各国が使用制限・禁止に向かう中、唯一国、日本だけが使用規制の緩和や食品残留規制緩和を行っています。日本全国至るところで、子どもたちだけでなく大人たちにも「アレルギー」や発達障害、多動性障害などの「化学物質原因の中毒症状」が多発しているというのに、この国の政府は国民を守らずに、企業のカネ儲けを最上位に守るべきものとして、その農薬政策・化学物質管理政策を行っています。かような政府政権は、私たちや子どもたちの命と健康を農薬や有害化学物質から守るためにも、一刻も早く替えてしまいましょう。本当に腹立たしい限りです。

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━ No.991 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

     有機農業ニュースクリップ    

                 2019.07.28
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≪ 今日の目次
*農薬の劇的削減を求める欧州市民発議
*欧州議会 農薬などリスク評価の透明性確保の法案を可決 申請データが基本公開に
*欧州司法裁判所 グリホサートのリスク関連文書公開を命ずる

≪ 農薬
*農薬の劇的削減を求める欧州市民発議
 欧州委員会は5月15日、EU域内の農薬使用を減少させ生物多様性の促進を求める市民発議「ハチを救え!」を登録したと発表した。この市民発議は、減少するミツバチなど救うために、生物多様性の促進をEUの共通農業政策(CAP)の最重要課題として位置づけ、EUでの農薬使用量の劇的な削減、例外なく危険な農薬の禁止、承認基準の改革などを求めている。

 呼びかけたのはドイツ・バイエルン州で「ハチを守ろう」と「ミツバチ保護法」の制定に向けて住民投票を求める署名運動を展開したVolksbegehren Artenvielfaltなど。「ミツバチ保護法」制定のための住民投票を求める運動では2ヶ月で175万人の署名が集まり、バイエルン州政府は住民投票なしでの法律を制定すると発表していたが、7月17日州議会で可決された。

 ・European Commission, 2019-5-15
  European Citizens' Initiative: Commission registers ‘Save the bees!' initiative'
  http://europa.eu/rapid/press-release_IP-19-2472_en.htm

 ・The European Citizen's Initiative
  Save the bees! Protection of biodiversity and improvement of habitats for insects in Europe
  https://ec.europa.eu/citizens-initiative/public/initiatives/open/details/2019/000010

 ・We Save Bees
  https://wesavebees.eu/en/

 ・Volksbegehren Artenvielfalt
  https://volksbegehren-artenvielfalt.de/

 EUの市民発議は法的な拘束力のある制度で、1年間に7カ国以上から100万人以上の有効な署名が集まった場合、欧州委員会は3か月以内に何らかの対応を取らなければならない。一昨年には欧州の市民団体や環境NGOなどによるグリホサートの全面的な禁止を求める市民発議が100万人を超える署名を集めた。

【関連記事】
 ・EU グリホサート禁止を求める市民発議の登録受理 1年で100万人の署名が必要
  http://organic-newsclip.info/log/2017/17010753-1.html

 ・ドイツ・バイエルン州議会 175万人が署名のミツバチ保護法を可決
  http://organic-newsclip.info/log/2019/19070987-2.html

*欧州議会 農薬などリスク評価の透明性確保の法案を可決 申請データが基本公開に
 欧州議会は4月17日、農薬などのリスク評価の透明性を高める新たな法律改正案を賛成603、反対17、棄権27という圧倒的多数で可決した。通過した改正案は閣僚理事会の承認を待って発効する。この改正案は140万人が署名した2017年のグリホサート禁止も求める法的拘束力のあるEU市民発議のを受けたもので、グリホサートの禁止はならなかったものの欧州委員会はリスク評価の改善を約束していた。

 食品の安全性リスク評価の信頼性と透明性を確保を目的とした今回の改正案では、企業の不都合な研究が隠されるのを防ぐためにEU共通のデータベースで研究を管理し、欧州食品安全機関(EFSA)はこの申請データを公開するというもの。

 ピラール・アユソ議員は「これにより、科学的根拠に基づいた意思決定プロセスが可能になり、ヨーロッパにおける安全性と公衆衛生の高水準を保証しながら、より透明性のあるものにすることで国民の信頼と意思決定プロセスへの信頼を高めることができる」と述べているという。

 ・European Parliament, 2019-4-17
  Food safety: New rules to boost consumer trust approved by MEPs
  http://www.europarl.europa.eu/news/en/press-room/20190410IPR37554/food-safety-new-rules-to-boost-consumer-trust-approved-by-meps

 Health and Environment Allianceは可決直後、ツイッターで「EU議会は、私たちの食品の安全性を決定するために使用されるすべての企業による研究から、より多くの透明性を必要とする法律にゴーサインを出した。私たちの健康のためのとても大きな勝利!」とツイートした。
  https://twitter.com/HealthandEnv/status/1118475821952401410

 Corporate Europe Observatory(CEO:欧州企業監視所)も可決直後「ストップ!グリホサート」の運動の成果であり勝利だとする声明を発表している。欧州企業監視所はまた、この改正案によればEFSAはデータを「検索、コピー、印刷」できる形式でデータを提供することを企業に要求することが可能になるはずであると指摘している。これまでに部分的に開示されたグリホサート関連のデータが電子的な処理の出来ないコピー画像であったことを考えると大きな進歩といえる。

 ・Corporate Europe Observatory, 209-4-17
  Transparency for public trust?
  https://www.corporateeurope.org/en/2019/04/transparency-public-trust

 EUの透明性を高める今回の改正は、日本の農薬行政も避けて通れない。

【関連記事】
 ・欧州食品安全機関 グリホサート試験データ「開示」へ 承認過程の透明化へ動き出すか
  http://organic-newsclip.info/log/2016/16100745-1.html

 ・欧州食品安全機関 グリホサート試験データを「公開」
  http://organic-newsclip.info/log/2017/17010753-2.html

*欧州司法裁判所 グリホサートのリスク関連文書公開を命ずる
 欧州司法裁判所は3月7日、欧州食品安全機関(EFSA)はグリホサートの健康リスクに関する全ての文書を公開しなければならないと判決を下した。裁判所は、環境への化学物質の放出に関する情報への公衆のアクセスは企業の商業的利益の保護に優先することを明確にし、EFSAが開示しないことはEUの透明性原則に反するとした。この裁判は、欧州緑グループ・欧州自由連盟(Greens/EFA)所属の欧州議会議員が2017年5月に訴えていたもの。

 この決定に対してGreens/EFAは3月7日、透明性に関する画期的な判決だとして「勝利」と歓迎する声明を出した。

 グリーンピース欧州は3月7日、「判決は、EUの意思決定における透明性と説明責任への大きな一歩」であり「EFSAの使命は公衆衛生を守ることであり、グリホサート製造企業の商業的利益を保護することではないことを裁判所がクギを差した」とする声明を出した。

 ・General Court of the European Union, 2019-3-7
  EFSA’s decisions refusing access to the toxicity andcarcinogenicitystudies on the active substance glyphosateare annulled
  https://curia.europa.eu/jcms/upload/docs/application/pdf/2019-03/cp190025en.pdf

 ・Greens/EFA, 2019-3-7
  ECJ ruling a victory in the fight for health, transparency and the environment
  https://www.greens-efa.eu/en/article/press/ecj-ruling-a-victory-in-the-fight-for-health-transparency-and-the-environment/

 ・Greenpeace Europe, 2019-3-7
  EFSA must side with public, not commercial interests, says EU court
  https://www.greenpeace.org/eu-unit/issues/nature-food/1868/efsa-must-side-with-public-eu-court/

 この判決は、EFSAに対して公衆衛生の観点から文書公開を強制するものであり、他の農薬や化学物質に対しても同様の強制力を持ちうる可能性があり、EUにおけるデータ公開が進む契機になるかもしれない。当然、EUで公開されているものが日本で公開されないのはありえないこととなり、日本の農薬行政や食品安全委員会の審査にも影響が出てくるのではないか。

【関連記事】
 ・欧州食品安全機関 グリホサート試験データ「開示」へ 承認過程の透明化へ動き出すか
  http://organic-newsclip.info/log/2016/16100745-1.html

 ・欧州食品安全機関 グリホサート試験データを「公開」
  http://organic-newsclip.info/log/2017/17010753-2.html
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(追2)(メール転送です)矢ケ﨑克馬琉球大学名誉教授より
 原発事故避難者通信64号2019年7月26日

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各位  BCCで失礼いたします。沖縄の「つなごう命の会」の矢ヶ﨑克馬です。
重複する場合がありますがご容赦ください。転載拡散自由です。

避難している皆さん、全国の皆さん、お元気ですか? 次々と押し寄せる困難を、明晰に、変革の意志をもって、あきらめず、乗り切りましょう。東電福島第一発電所原発事故では、チェルノブイリを上回る放射性微粒子がまき散らされました。そして8年半。安倍政治は「放射能には害はありません」「健康被害は一切ありません」と言い続け、事故後5年目で避難指示区域を縮小し始め、避難者の住宅保証をストップし、「帰還」、「復興」を急テンポで実施しています。

放射能は被爆しないことが原則。食料の放射能制限も「汚染食品を食すれば、健康に影響し死亡するなどのリスクはあるけれども社会的制限は必要だから「100ベクレル/kg」で我慢してください」というべきものを「それ以下では一切安全」と虚偽を謳い、「食べて応援・風評被害払拭」を大宣伝してきました。

その結果、事故後7年間で30万人近い過剰死亡者が出ています。強い蓋然性をもって、放射能被曝死と見なされる異常増加なのです。特に目立つのは老衰、アルツハイマー、認知症、等々の異常急増です。しかし、この参院選挙ではれいわ新選組だけが「被曝させない」ことを政策に掲げただけで、放射能から日本市民を守ることなど政治の表面からは一切消し去られた選挙でした。

この7月24日に開かれた(福島)県民健康調査検討委員会では、「甲状腺がんと(原発事故による)放射線被ばくの因果関係は考えにくい」から「認められない」に変更いたしました。数多くの科学的証明を踏みにじって。今なお東日本全域での残留放射能と食糧汚染が非常に厳しい状態にあるにもかかわらず、市民を放射能から守ることが一切政治課題から排除された政治が行われています。その状態で行われるオリンピックは食材と空気からの被曝で大問題です。しかしそれらの問題は語られません。

何と恐ろしい政治状況が日本を覆っていることでしょう。悪政は政治的権力者によってなされます。それが社会に君臨しているように見えます。市民に支えられている現象もはとても不気味です。重大な事実が語られない。逆の宣伝がなされている。政治家の誰も文句を言わない。市民も追随するように見えます。

大本営の元、挙国一致で突き進む姿。どこかであった話です。このファシズム、どうにかしなければ!!! 避難者の皆さんも、このような背景の中に、新たな困難な問題に直面しています。潰されないように明晰に、変革の立場であきらめず、乗り切りましょう。頑張りましょう。

参院選選挙結果が出ました。とにかく、民を守る/食い物にする政治の舞台を決める選挙が行われたのです。どんな特徴があったのでしょうか?

①改憲勢力の3分の2議席ならず。
憲法を守るべき立場にある首相が、憲法を変えることをしゃにむみ突き進む異常が、りあえず、阻止されました。市民連合と野党共闘が前回と合わせて21の議席減を自民党にもたらしたのです。今後、野党共闘各政党・会派の独立政党として社会に責任ある見識を持って共闘が発展することを願います。

野党共闘が成り立とうとする際にいつでも「分断」の権力的策略がもたらされます。特に60年安保大闘争を受けて、アメリカが日本支配の構造を抜本的に変えた「ケネディーライシャワー路線」以来、「徹底した共産党封じ込めをてこに、野党を『自民党が凋落した際、政権政党が変わっても全く自民党と同じ政治をすることができるように』育成する(1962年米軍司令官交代式でのライシャワー挨拶)」歴史をたどってきてしまいました。ホンの僅かな「反共」で大きすぎる成果が上がる政治構造でもありました。

現在、この日本に、この屈辱の歴史に決着をつける芽が育っているでしょうか? 政党支持の枠を超えて日本市民のための政治に何が必要か、その視点で一致点で結束する市民連合が非常に頼もしい存在です。その線で動く野党共闘もゆるぎなく育ってほしい。

②放射線被曝問題を取り上げたのは、「れいわ新選組」だけでした。放射線被曝をふせぐことをスローガンに掲げ、異例の布陣で政党としての出発ができました。日本の社会性の後進側面である国会内のバリアフリーの問題でも重要な一歩を進めました。

③投票率が低い。
あらゆる面で市民が食い物にされ、追い詰められ、切り捨てられる政治の反映です。自民・公明政権に代わる信頼できる政治の担い手が見当たらないことの反映でもあります。これはかつての民主党時代(特に終盤の)財界すり寄りで自民党よりも激しい劣化政治を行った経緯が不信につながっていることも確かです(安倍首相の攻撃とは別の意味で)。

④しかしこれは残念ながら、日本政治と日本市民の市民度が低いことの証明でもあります。民意というが民意が出てこない市民、民意が出せない社会政治の構造。貧困とファシズム。 どうしても変革が必要です。また、どうしても民意の安定した受け皿が必要です。

市民が主人公の視点で、小異を認めながら一致点で断固として協力し執行するという民主主義の大道が、政党間でも住民間でも、定着する。それが日本の夜明けにつながることは確かです。民主主義の哲学は変革の哲学です。

⑤教育構造の反動化:日の丸・君が代、競争的環境下の学力テスト、徹底した管理の下での画一的教科教育、などなどは知識獲得を子供たちが納得して体得することを妨げてきました。納得しない知識は絵に描いた餅。この餅は上意下達を支える「服従の臣下」の安上り育成には不可欠です。

「市民性を身に付けさせない(主権者教育をしない)」という教育の実態的目標と重なり、「右向け右といわれたら右を向く者を育てる」という服従訓練が「教育」の名を借りて教育の場で行われてきました。「服従の精神」が全ての社会構造の奥深く、支配の武器として仕組まれました。その結果、思想信条の自由、学問の自由、三権分立などなどは絵に描かれた餅に変えられました。

自由なんてものは担い手に気骨が無ければ金輪際ありえないことです。日本国憲法の下で、幸いなるかな、厳然としてこれらの自由を守り続けようとする「気骨ある人々」が未だ多数存在します。日本市民多数派にしなければなりません。

沖縄では、確固として民意を主張できる民が居ます。日本で唯一、「民意が日米の政治枠を変革した」経験を持つ民です(施政権変換)。民意の受け皿の結束も維持されています。それはものすごい努力によって成り立っています。それには過酷な支配の下に、血のにじむような毎日の、精魂込めた「たたかい」が必要でした。いかなる悪政の払拭も日本市民の市民性を改善しない限り難しいのです。しかし悪政を払しょくした経験も厳然と存在するのです。

支配される一員として支配を受け入れることは、諦める思想・諦める哲学です。諦める哲学から変革の哲学に切り替えることをしなければなりません。日本市民の心を変革の思想に切り替えましょう。巨大な一貫した努力が必要です。

納得して体得する知識―科学的知識と民主主義に関する知識―が必要です。主権を担う、自分と他人の人権を主張する、絶対裏切らない・絶対権力に買収されない、人々の「絆」、人権を大切にし合う「絆」が必要です。断じて監視をし合う「絆」ではありません。

変革の哲学は、希望により支えられます。ありのままを見る力と自分をみんなの中に位置づけられることで豊かになります。自分で判断することと自分で自分の行動を決断できることで実際の力となります。

生きる限り「一人一人が大切にされる社会を築くために」力を合わせましょう。日本にどのような悪政が支配しようと、決してあきらめることはできません。あきらめないことは変革の思想を持ち続けることです。これが原点です。これこそ生きる者の原点として意識して欲しい。変革の思想を持ち続けましょう。頑張りましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

2019年7月28日 (日)

(9.10)オルタナティブな日本をめざして(緊急編):「白熱教室:これが日米FTA交渉の実態だ」(鈴木宣弘東京大学大学院教授:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


緊急で「新ちょぼゼミ」を開催いたします。売国奴政権とも言うべきアベ自公政権により、日本のあらゆるものがアメリカに売り渡されようとしています。由々しき事態が進行しています。日米FTA交渉が今夏以降本格化しますが、既にトランプ米大統領が自身のツウィッターでつぶやいたように、この交渉については日米間で水面下の「密約」があり、既に発効したTPP11協定の際に「あまりにもひどい」とされた「日本売り飛ばし協定」の中身をさらに上回る内容の「日本側からの一方的譲歩」がなされようとしている様子です。

しかし、アベ自公政権は、このことをいっさい隠蔽したまま「知らぬ存ぜぬ」で参議院選挙を行い、他方で既成野党はこの日米FTA交渉のトンデモ事態を選挙の争点にすらできないまま、今日に至っています。これまでも市場原理主義アホダラ教の国際経済協定が日本経済を散々なまでに痛めつけ、圧倒的多数の有権者・国民の生活を破壊してきましたが、日米FTA交渉では、それが今まで以上に加速・倍加されようとしています。許しがたい「日本売り飛ばし政策」です。

今回は、こうした「緊急事態」に対応して、日々多忙でおられる鈴木宣弘東京大学大学院教授にご無理を申し上げ、急きょ「日米FTA交渉の実態」について詳しくお話をいただくことにいたしました。アベ自公政権や首相官邸に忖度報道をくり返すマスごみからの情報では本当のことはわかりません。この機会をお見逃しなく、是非多くのみなさまのご参加をお待ちしております。


(別添PDFファイル)(チラシ)(9.10)オルタナティブな日本をめざして(緊急編):「白熱教室:これが日米FTA交渉の実態だ」(鈴木宣弘東大教授)
ダウンロード - efbc88efbc99efbc8eefbc91efbc90efbc89e3808ce799bde786b1e69599e5aea4efbc9ae38193e3828ce3818ce697a5e7b1b3efbca6efbcb4efbca1e4baa4e6b889e381aee5ae9fe6858be381a0e3808defbc88e988b4e69ca8e5aea3e5bc98e69599e68e88efbc89.pdf



講 師:鈴木宣弘(すずきのぶひろ)東京大学大学院教授      
 東京大学大学院農学生命科学研究科教授、東京大学博士(農学)
 単著:食の戦争 米国の罠に落ちる日本(文芸春秋)
   ここが間違っている!日本の農業問題(家の光協会)
 共著:TPPで暮らしはどうなる(岩波書店)        


(必読文献)(別添PDFファイル)失うだけの日米FTA(鈴木宣弘東京大学大学院教授 2019.4.23)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-2eedd9.html
(上記の私のブログに全文を掲載しておきましたのでご参照ください)

(関連)失うだけの日米FTA―飛んで火に入る夏の虫(東京大学教授 鈴木宣弘)農業協同組合新聞
 https://www.jacom.or.jp/nousei/closeup/2019/190510-37980.php
(関連)日本農業新聞-日米FTAは「TPP超え」土台は新NAFTA 東京大学大学院教授 鈴木宣弘氏
 https://www.agrinews.co.jp/p47450.html
(関連)月刊 現代農業2018年12月号 日本政府は恥ずかしい大嘘つき「TAG」は日米FTAそのものだ!
 http://www.ruralnet.or.jp/gn/201812/tag.htm
(関連)TPP超える日米FTA!!(2019年5月13日 第1359号)
 http://www.nouminren.ne.jp/newspaper.php?fname=dat/201905/2019051304.htm


(参考)日米協議 - TPP等政府対策本部
 https://www.cas.go.jp/jp/tpp/ffr/index.html


 <鈴木宣弘東京大学大学院教授のご著書>
(1)ストップ! 日米FTAと「安倍農政改革」私たちの提案-鈴木宣弘他 農民運動全国連合会/編集(本の泉社)
 https://00m.in/qjvGR
(2)悪夢の食卓 TPP批准・農協解体がもたらす未来-鈴木宣弘/著(KADOKAWA)
 http://urx.red/Szqd
(3)牛乳が食卓から消える? 酪農危機をチャンスに変える-鈴木宣弘/著(筑波書房)
 http://urx.red/RpH1
(4)「岩盤規制」の大義 医・食・農=国民生活を土台から壊す“規制緩和”とTPP-鈴木宣弘/著(農山漁村文化協会)
 http://urx.red/qWZB
(5)亡国の漁業権開放 協同組合と資源・地域・国境の崩壊-鈴木宣弘/著(筑波書房)
 https://00m.in/r95G5


 <その他関連:別添PDFファイル>
(1)「参院選後に分かる」日米貿易交渉 トランプ氏の予告、解を探る(東京 2019.7.24)
ダウンロード - e3808ce58f82e999a2e981b8e5be8ce381abe58886e3818be3828be3808de697a5e7b1b3e8b2bfe69893e4baa4e6b88920e38388e383a9e383b3e38397e6b08fe381aee4ba88e5918ae38081e8a7a3e38292e68ea2e3828befbc88e69db1e4baac202019.7.24efbc89.pdf
(2)夏の参院選後に安倍首相がトランプに差し出す「日本の国益」はこれだ(イントロ部分)(『週刊プレイボーイ 2019.6.24』)
ダウンロード - e5a48fe381aee58f82e999a2e981b8e5be8ce381abe5ae89e5808de9a696e79bb8e3818ce38388e383a9e383b3e38397e381abe5b7aee38197e587bae38199e3808ce697a5e69cace381aee59bbde79b8ae3808de381afe38193e3828ce381a0efbc88e3808ee980b1e38397e383ace3808fefbc89.pdf
(3)対米農業関税 一気下げ案、先行TPP水準に 日本提示方針(東京 2019.6.13)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201906/CK2019061302000133.html
(4)TPP・EPA発効2年目 関税下げ、牛・豚肉輸入物が攻勢(日経 2019.6.15)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45984820S9A610C1920M00/
(5)特集ワイド:日米貿易「密約」の中身、日本は「失うだけ」?(毎日 2019.6.17夕刊)
 https://mainichi.jp/articles/20190617/dde/012/010/005000c
(6)日米安保破棄だ、トランプ大統領 発言の狙いは日米貿易交渉(日刊ゲンダイ 2019.6.27)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/256967
(7)米 日本に農業先行要求、貿易交渉 通商代表、関税下げ促す(東京 2019.6.19夕刊)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201906/CK2019061902000292.html
(8)日米FTA(自由貿易協定)合意密約(安田節子『いのちの講座 NO.117 2019.6.29』
ダウンロード - e697a5e7b1b3efbca6efbcb4efbca1efbc88e887aae794b1e8b2bfe69893e58d94e5ae9aefbc89e59088e6848fe5af86e7b484efbc88e5ae89e794b0e7af80e5ad90e3808ee38184e381aee381a1e381aee8ac9be5baa7e3808fefbc89.pdf


 <その他関連サイト>
(1)【トランプ大統領】安倍政権は真っ青…日米貿易交渉の「密約」が破談の危機|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/253388
(2)主張-日米「FTA」協議-“亡国”の危険が浮き彫りに 赤旗
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-04-19/2019041901_05_1.html
(3)日産大リストラの波紋…トランプが失われる雇用に難クセの可能性 (2019年7月28日) - エキサイトニュース
 https://www.excite.co.jp/news/article/Gendai_560883/
(4)日米、物品中心に交渉 農産物関税下げ幅「TPPの範囲内」 初会合:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13980733.html
(5)日米貿易交渉、物品軸に 茂木氏「為替は財務相で」  -日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43775260W9A410C1MM0000/
(6)日米貿易交渉、米側「まだ開き」 閣僚級協議も決まらず:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM5Q2F54M5QUHBI001.html

(参考)日米FTA - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%97%A5%E7%B1%B3fta

(参考)オルタナティブな日本を目指して(バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-99f4.html
草々

 

(9.10)オルタナティブな日本をめざして(緊急編):「白熱教室:これが日米FTA交渉の実態だ」(鈴木宣弘東京大学大学院教授:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


緊急で「新ちょぼゼミ」を開催いたします。売国奴政権とも言うべきアベ自公政権により、日本のあらゆるものがアメリカに売り渡されようとしています。由々しき事態が進行しています。日米FTA交渉が今夏以降本格化しますが、既にトランプ米大統領が自身のツウィッターでつぶやいたように、この交渉については日米間で水面下の「密約」があり、既に発効したTPP11協定の際に「あまりにもひどい」とされた「日本売り飛ばし協定」の中身をさらに上回る内容の「日本側からの一方的譲歩」がなされようとしている様子です。

しかし、アベ自公政権は、このことをいっさい隠蔽したまま「知らぬ存ぜぬ」で参議院選挙を行い、他方で既成野党はこの日米FTA交渉のトンデモ事態を選挙の争点にすらできないまま、今日に至っています。これまでも市場原理主義アホダラ教の国際経済協定が日本経済を散々なまでに痛めつけ、圧倒的多数の有権者・国民の生活を破壊してきましたが、日米FTA交渉では、それが今まで以上に加速・倍加されようとしています。許しがたい「日本売り飛ばし政策」です。

今回は、こうした「緊急事態」に対応して、日々多忙でおられる鈴木宣弘東京大学大学院教授にご無理を申し上げ、急きょ「日米FTA交渉の実態」について詳しくお話をいただくことにいたしました。アベ自公政権や首相官邸に忖度報道をくり返すマスごみからの情報では本当のことはわかりません。この機会をお見逃しなく、是非多くのみなさまのご参加をお待ちしております。


(別添PDFファイル)(チラシ)(9.10)オルタナティブな日本をめざして(緊急編):「白熱教室:これが日米FTA交渉の実態だ」(鈴木宣弘東大教授)
ダウンロード - efbc88efbc99efbc8eefbc91efbc90efbc89e3808ce799bde786b1e69599e5aea4efbc9ae38193e3828ce3818ce697a5e7b1b3efbca6efbcb4efbca1e4baa4e6b889e381aee5ae9fe6858be381a0e3808defbc88e988b4e69ca8e5aea3e5bc98e69599e68e88efbc89.pdf



講 師:鈴木宣弘(すずきのぶひろ)東京大学大学院教授      
 東京大学大学院農学生命科学研究科教授、東京大学博士(農学)
 単著:食の戦争 米国の罠に落ちる日本(文芸春秋)
   ここが間違っている!日本の農業問題(家の光協会)
 共著:TPPで暮らしはどうなる(岩波書店)        


(必読文献)(別添PDFファイル)失うだけの日米FTA(鈴木宣弘東京大学大学院教授 2019.4.23)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-2eedd9.html
(上記の私のブログに全文を掲載しておきましたのでご参照ください)

(関連)失うだけの日米FTA―飛んで火に入る夏の虫(東京大学教授 鈴木宣弘)農業協同組合新聞
 https://www.jacom.or.jp/nousei/closeup/2019/190510-37980.php
(関連)日本農業新聞-日米FTAは「TPP超え」土台は新NAFTA 東京大学大学院教授 鈴木宣弘氏
 https://www.agrinews.co.jp/p47450.html
(関連)月刊 現代農業2018年12月号 日本政府は恥ずかしい大嘘つき「TAG」は日米FTAそのものだ!
 http://www.ruralnet.or.jp/gn/201812/tag.htm
(関連)TPP超える日米FTA!!(2019年5月13日 第1359号)
 http://www.nouminren.ne.jp/newspaper.php?fname=dat/201905/2019051304.htm


(参考)日米協議 - TPP等政府対策本部
 https://www.cas.go.jp/jp/tpp/ffr/index.html


 <鈴木宣弘東京大学大学院教授のご著書>
(1)ストップ! 日米FTAと「安倍農政改革」私たちの提案-鈴木宣弘他 農民運動全国連合会/編集(本の泉社)
 https://00m.in/qjvGR
(2)悪夢の食卓 TPP批准・農協解体がもたらす未来-鈴木宣弘/著(KADOKAWA)
 http://urx.red/Szqd
(3)牛乳が食卓から消える? 酪農危機をチャンスに変える-鈴木宣弘/著(筑波書房)
 http://urx.red/RpH1
(4)「岩盤規制」の大義 医・食・農=国民生活を土台から壊す“規制緩和”とTPP-鈴木宣弘/著(農山漁村文化協会)
 http://urx.red/qWZB
(5)亡国の漁業権開放 協同組合と資源・地域・国境の崩壊-鈴木宣弘/著(筑波書房)
 https://00m.in/r95G5


 <その他関連:別添PDFファイル>
(1)「参院選後に分かる」日米貿易交渉 トランプ氏の予告、解を探る(東京 2019.7.24)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2019072402000167.html
(2)夏の参院選後に安倍首相がトランプに差し出す「日本の国益」はこれだ(イントロ部分)(『週刊プレイボーイ 2019.6.24』)
 https://00m.in/w6pVv
(3)対米農業関税 一気下げ案、先行TPP水準に 日本提示方針(東京 2019.6.13)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201906/CK2019061302000133.html
(4)TPP・EPA発効2年目 関税下げ、牛・豚肉輸入物が攻勢(日経 2019.6.15)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45984820S9A610C1920M00/
(5)特集ワイド:日米貿易「密約」の中身、日本は「失うだけ」?(毎日 2019.6.17夕刊)
 https://mainichi.jp/articles/20190617/dde/012/010/005000c
(6)日米安保破棄だ、トランプ大統領 発言の狙いは日米貿易交渉(日刊ゲンダイ 2019.6.27)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/256967
(7)米 日本に農業先行要求、貿易交渉 通商代表、関税下げ促す(東京 2019.6.19夕刊)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201906/CK2019061902000292.html
(8)日米FTA(自由貿易協定)合意密約(安田節子『いのちの講座 NO.117 2019.6.29』)
 https://www.yasudasetsuko.com/vision21/


 <その他関連サイト>
(1)【トランプ大統領】安倍政権は真っ青…日米貿易交渉の「密約」が破談の危機|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/253388
(2)主張-日米「FTA」協議-“亡国”の危険が浮き彫りに 赤旗
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-04-19/2019041901_05_1.html
(3)日産大リストラの波紋…トランプが失われる雇用に難クセの可能性 (2019年7月28日) - エキサイトニュース
 https://www.excite.co.jp/news/article/Gendai_560883/
(4)日米、物品中心に交渉 農産物関税下げ幅「TPPの範囲内」 初会合:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13980733.html
(5)日米貿易交渉、物品軸に 茂木氏「為替は財務相で」  -日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43775260W9A410C1MM0000/
(6)日米貿易交渉、米側「まだ開き」 閣僚級協議も決まらず:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM5Q2F54M5QUHBI001.html

(参考)日米FTA - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%97%A5%E7%B1%B3fta

(参考)オルタナティブな日本を目指して(バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-99f4.html
草々

 

2019年7月25日 (木)

4つあります:(1)山本太郎TVに登場(2)民主政治の世界的危機(山口二郎:東洋経済)(3)思想戦:小川栄太郎×斎藤貴男(サンデー毎日)(4)対談 内田樹×堤未果(文春)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(8.21)反緊縮経済政策Q&A:「市民と野党の共闘」が掲げる経済政策をめぐって(ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-b29ade.html

(アベ政権を退陣に追いやり政権交代を目指す選挙は、また近々実施されます。今度は衆議院選挙です。私の予想では1年程度以内に実施となると思います。その際の「市民と野党の共闘」の掲げる最大の柱の一つが「(反緊縮)経済政策」です。:田中一郎)

2.20190724 UPLAN 1年前でもやっぱり返上! オリンピック大炎上新宿デモ - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=H_ZrIyV2zUQ

(関連)「オリンピック、どう思う?」 避難者の声をききました。~優先すべきことは何? - FoE Japanブログ:Mobilize - Resist - Transform !
 https://foejapan.wordpress.com/2019/07/24/olympic-voices-fukushima/

(利権と汚いカネのために開催されている「ドーピング人形劇」のことを今ではオリンピックと言っている。単細胞のアホウをその気にさせるためにサクラがたくさん動員され、お人好しをタダ同然の報酬でこき使い、広告代理店=電通を中心に、セキュリティ会社、ゼネコン(施設建設や都市再開発)、マスごみ、スポーツ関連企業、スポーツ団体などが、しっかりと儲かる仕組みにしてある。そしてその上で踊るのが「緑の化けダヌキ=小池百合子」をはじめとしたハラグロ政治家どもだ。まるで巨額の税金をオリンピック利権集団にくれてやり、一通りのバカ騒ぎが終われば、あとはその負の遺産をそれぞれの地域の住民が重荷として背負っていくことになるだけ。長野でもそうだったし、この前のリオでもそうだった。時代遅れの「興行」に浮かれている時か!? :田中一郎)


3.室井佑月「いいっ放しにさせるな」〈週刊朝日〉|AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2019071700008.html


4.8月の2つの行動の案内です。
(1)(別添PDFファイル)(8.3)とめよう!〈首都圏原発〉東海第二原発 8.3新宿・夜デモ(集合:JR新宿駅東口・アルタ前)
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc98efbc8eefbc93efbc89e6ada2e38281e38288e38186efbc8120e69db1e6b5b7e7acac2e58e9fe799ba20e696b0e5aebfe383bbe5a49ce38387e383a2.pdf

▼ 賛同団体・個人を募集しています。締め切り7月29日賛同金不要
 ・チラシと賛同依頼 添付 
 ・添付の用紙にてFax送信(03-3238-0797)
  又はメールinfo@saikadososhinet.sakura.ne.jp(mlでも可)

(2)(別添PDFファイル)(チラシ)(8.7)(9.4)東海第2原発動かすな 日本原電抗議
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc98efbc8eefbc97efbc89efbc88efbc99efbc8eefbc94efbc89e69db1e6b5b7e7acac2e58e9fe799bae58b95e3818be38199e381aa20e697a5e69cace58e9fe99bbbe68a97e8adb0.pdf

▼8月7日「日本原電本店抗議」
 17:00~17:45 日本原電本店前(台東区上野5-2-1蔵前橋通り)
 最寄駅:JR秋葉原駅7分 銀座線末広町4分
 共催:再稼働阻止全国ネットワーク/とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

▼8月7日「第71回東電本店合同抗議」
 18:30~19:45 東電本店前
 呼びかけ:たんぽぽ舎/経産省前テントひろば 賛同134団体
================================


昨今の時事評論などから4つばかり私のコメント付でご紹介します。

1.山本太郎TVに登場
 いよいよ山本太郎「れいわ新選組」に「本番」のエンジンがかかり始めた。次は衆議院選だ。「政権を取りに行く」とは「必ずこの日本の政治を変えてみせる」の言い換えだ。日本のテレビ界を圧倒する力を見せてほしい。いざ、世直し一揆へ、全力前進!! 山本太郎・「れいわ新選組」に幸運あれ。

【動画】山本太郎氏、モーニングショーで放送禁止物体-!総理大臣目指す!れいわ新選組 - はいえんどとぴっくす
 https://highendtopics.com/archives/1346

(関連)田中龍作ジャーナル - 山本太郎、テレ朝で “放送事故”
 http://tanakaryusaku.jp/2019/07/00020561
(関連)れいわ旋風が問うものは - 特集記事 - NHK政治マガジン
 https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/20430.html

(関連)山本太郎・れいわ代表が「モーニングショー」で吠えた! 他局の排除継続に山本は「オファーはここだけ、私は放送禁止物体」|LITERA/リテラ
 https://00m.in/NyNNZ
(関連)れいわ・山本代表に聞く 今後の国会に“変化”?(19-07-22) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=hn3jOdZzzXU

*新聞・テレビの存在基盤が失われつつあるということを認識してほしい! れいわ新選組の候補者それぞれが挑んだ日本のシステムの機能不全!~7.21 第25回 参議院選挙 れいわ新選組 開票センター - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453828


2.(別添PDFファイル)民主政治の世界的危機、日本もナショナリズム台頭(山口二郎『週刊東洋経済 2018.12.1』)
 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/19326

(関連)朝日新聞デジタル:(1)民主政治に根本的危機 山口二郎さん - 北海道 - 地域
 http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20170428011660001.html

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)現代の欧米や日本で、野党や報道機関を権力で解体したり、市民的自由を官憲が弾圧したりするという極端な独裁は出現しないだろう。しかし、野党が分断され極小化し、市民が無力感に陥って政治に背を向ける状況では、選挙で勝った大統領や与党が行政府に権力を集中させる”選ばれた独裁制〞の兆候が米国や日本で現れている。

こうした危機への対応策として、これらの識者は正攻法を説いている。まず何より、市民が民主主義、多様性、自由などの基本的価値への帰依を再確認すること。そして、これらの価値を否定するデマゴークや差別主義者の主張についてさまざまな意見の一つと相対化するのではなく、民主主義体制において差別主義者の居場所はないという原則論を唱えなければならない。また、権力分立と抑制均衡、報道の自由などの原理を擁護し、行政の指導者に権力が集中することを批判しなければならない。

(中略)そもそも20世紀後半に存在した安定的な民主政治とは何だったのか。広範な中間層が存在し、エリートに政治が委任され、エリートは一定の範囲内で利害調整を行って社会を統合した。中間層を支えたのは、冷戦構造の中、社会主義に対抗するために行儀よくせざるをえなかった資本主義だった。グローバル資本主義の被害者である白人労働者がトランプに望みを託し、平等や社会保障を説く民主党を社会主義者だとして排斥する構図は不幸である。経済民主主義の構想を提示した政治勢力が社会の分断を修復するというのが、次なる政党政治のイメージである。

日本においては、来年の参議院選挙で野党が民主主義回復のピジョンを示して別の選択肢を提供することが不可欠である。迷路と化した消費税率引き上げ対策に対抗する税と社会保障の本格的な改革案、1日8時間働いたら人間らしい生活ができる社会を作るための雇用、住宅、教育などの課題で共通政策を作ることができれば、インパクトがあるはずだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(田中一郎コメント)
 冷戦終結後、先進資本主義国・民主主義国家・福祉大国と言われた欧米諸国や日本で、何故、民主主義が衰退ないしは危機に陥ったのか。私はそれを「市場原理主義アホダラ教にアタマがイカれた左派エリートたちの自業自得・自滅行為」だとみている、そのココロは次の3点である。つまり、この世界的な民主主義の危機を脱するためには、左派エリートたちが心を入れ替えて下記の3点を克服し、そうした愚昧なる政策から脱して「新しい民主主義」の政治を、文字通り「圧倒的多数の(99%の)有権者のために」実践することであるということを意味している。

(1)市場原理主義アホダラ教=1%のために99%をダシに使う「強欲搾取資本主義」にアタマがイカれてしまった。規制緩和・自由化という「特権企業のやりたい放題」、民営化という「私物化」、法人税・所得税減税+消費税増税というサカサマ税制、新規参入促進という「縁故資本主義・お友だち政治」、うまくいかなくてもテキトーに言いつくろう「ご都合主義」「言い訳の天才」、そして情報公開から情報隠蔽、更には公文書改ざん、統計操作

(2)お気楽リベラルのトンチンカン政策(例:英国ブレア政権、米国クリントン政権、独シュレーダー政権、仏社会党政権、日本は細川政権・小泉政権など)

上記(1)のアホダラ教政策に加え、労働力流動化政策、株主資本主義への回帰、グローバリズム導入、農業政策の市場化など
*無謀かつ向こう見ずの理想主義(労働力移動自由化政策、通貨統合と通貨主権の放棄、移民政策、FTA/EPAなど)
*欺瞞的政策(武器輸出と平和外交、軍産学情複合体の形成、反人権政策、情報監視社会化など)
*民主主義の赤字(特に欧州および日本)

(3)「新しい民主主義の形成とその制度化」に対する無理解=政権維持への固執と社会的反正義

(そして最後に山口二郎氏に少しだけイヤミを申し上げておくと、同氏もまた、1990年代の似非政治改革を推進してきた側の政治学者の一人であり、一時は旧民主党・民進党の「御用学者」とまで揶揄されていたこともある。リクルート・佐川急便問題やバブル経済がもたらす「闇の紳士」たちの跋扈、そして消費税導入などがもたらした自民党政治への大きな不信が渦巻いていた1990年前後のあの政治情勢を、日本の政治の抜本改革と民主主義の刷新につなげることができず、英米猿真似の小選挙区制と政党制に歪曲・矮小化させてしまった人間集団の一翼を同氏は担っていたということだ。政治を変えることの意味を、同氏には、今度こそ十分に深めていただいて、「オルタナティブな日本」を実現できるホンモノの政権交代を目指していただきたいと思う。:田中一郎)


3.(別添PDFファイル)思想戦:小川栄太郎×斎藤貴男(イントロ部分)(『サンデー毎日 2019.7.28』)
ダウンロード - e6809de683b3e688a6efbc9ae5b08fe5b79de6a084e5a4aae9838ec397e6968ee897a4e8b2b4e794b7efbc88e382a4e383b3e38388e383ade983a8e58886efbc89efbc88e3808ee382b5e383b3e38387e383bce6af8ee697a5202019.7.28e3808fefbc89.pdf

(関連)私は転ばない…小川榮太郎氏との「過激な対談」が楽しみだ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254341

(関連)小川榮太郎さんのツイート- -【サンデー毎日】今週号にて、「保守・リベラル激突 思想戦」と題して斎藤貴男氏との対談が掲載されました。一挙6頁です。  一致点と対立点が見えてくれば、世界観の違いは乗り越えられなくとも、非合理で極端な議論は互いに矯正され得る――私はそうした「対話」を信じています。… https---t.co-SHPmG87t9j-
 https://twitter.com/ogawaeitaro/status/1151341522966601728

(田中一郎コメント)
別添PDFファイルは、今週号に掲載された斎藤貴男氏「仕掛け」の右翼・小川栄太郎との対談記事です。主として対米関係と歴史問題=特に大日本帝国時代について語られています。

この対談に関する私の評価はあまり高くありません。斎藤貴男氏は、対談が出来たこと自体を評価しているようですが、私はこれもいただけないと思っています。簡単に言えば、この対談記事が、右翼・小川栄太郎の思惑通りに、彼が発言している絵空事・大言壮語を「宣伝PR」する結果になっており、かつ、残念ながら斎藤貴男氏の発言が、それを引き立てるような効果を持ってしまっているということです。2人の議論が、私がよく申し上げる「空中戦」のようになっていて、特に右翼・小川栄太郎の議論が、話の体裁を粉飾しながら、急所はずしの天下国家論になっているところにその最大の問題があるのです。

斎藤貴男氏の発言は、必ずしも「空中戦型」ではありませんが、しかし、右翼・小川栄太郎の方は、まさに虚偽・嘘八百をおおいかくすための「空中戦」論議です。たいていの右翼は不勉強で基本的な事実関係も押さえていませんから、そもそも議論が苦手です。時折、大言壮語するのがいれば、たいていが各論を無視した「空中戦」論議です。斎藤貴男氏の議論は、それを迎え撃って叩きのめすような議論にはなっていません。

ロクでもない似非右翼のような相手を叩きのめす「覚悟」がないままに、対談することを「意義あり」として、こうした対談を行うことは、いかに斎藤貴男氏が議論に自信ありと言えども、私は感心しないのです。議論至上主義はダメです。政府交渉の場で嘘八百をくりかえす政府の役人どもに怒りをぶつける市民に対して、冷静に議論しましょう、などとしたり顔で語る愚か者が時折いますが、それとよく似ていると言えるでしょう。何のための議論か、何のための政府交渉か、目的を見定めた真剣勝負が求められているのです。

対米関係を論ずるのなら、斎藤貴男氏は、自分の「総論」に付言して、いくつかの対米隷属のあまりにもみっともない危険な具体的事例をのべなければなりません。それが日米地位協定であり、思いやり予算であり、日米合同委員会であり、山のような対米隷属の日米密約であり、在日米軍と自衛隊の一体化であり、アメリカ兵器の爆買いであり、TPP協定であり、日米FTAであり、アメリカ仕込みの市場原理主義アホダラ教などでしょう。そして返す刀で右翼・小川栄太郎の発言が「事実と相違していること」を厳しく追及しなければいけません。

また、大日本帝国であれば、明治維新早々からはじまるアジア侵略や、その侵略した国々での日本のひどいふるまい、満州帝国や大東亜共栄圏の欺瞞的なありようなど、言い尽くせない程に山のようにその悪事は存在しています。右翼・小川栄太郎がそれを賛美することに固執すればするほど、こいつは信用できない似非右翼のゴロツキに過ぎないということが浮き彫りになるでしょう。

そして、戦後の日本国憲法・日本の外交や対外関係の在り方については、上記の2つの延長上の中で議論されるべきでしょう。しかも、抽象的一般的情緒的な議論ではなく、具体的にどうするのか、今の安倍政権が「あるべき外交や対外関係」に対して、どのように真逆の方向に動いているかを論じなければいけないのです。そう考えれば、この対談の中の右翼・小川栄太郎の大言壮語や絵空事は、およそお話にならない(お粗末な現実を美化する)屁理屈の塊にすぎないことが明らかになると思います。

外交・安保や歴史の議論で「空中戦」をやることはほとんど無意味であるだけでなく、今日的な無知蒙昧に立脚した右傾化情勢・情緒的反応・似非ファシズム化傾向が強まっている中では有害でもあります。「神は細部に宿りたまう」「事業を立て直すときに総論は役に立たない」ではありませんが、あくまでも、グロテスク極まる各論の告発をベースにして、徹底的に相手の嘘八百や絵空事を叩きのめす、という覚悟で議論をすることがポイントです。今日の日本の情勢はもう、ここまで来ているのだということです。論敵の「良識」などに期待してはいけないのです。


4.対談 内田樹×堤未果(文春オンライン)
 非常に興味深い対談です。特に(2)での内田樹(たつる)氏の議論には大いに共鳴します(いつもは私は内田樹氏にはあまり賛同いたしませんが)。それぞれ少し長い対談ですが、是非ご覧になってみてください。

(1)日本の介護が「刑務所ビジネス」で破壊される日――内田樹×堤未果 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/12800

(2)ハゲタカに食いものにされる日本の教育現場――内田樹×堤未果 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/12902


5.こういう「反社会的勢力」に投票をしたアホウは何処のどいつか!?
 「NHKから国民を守る党(N国)」が比例で1議席獲得。「NHKをぶっ壊す!」でお馴染みの立花孝志代表が初当選したことに衝撃が走っている。こんな反社会的勢力に、この国では100万人もの人間が投票をして、国会に自分たちの代表として送り出すというのか。こういうデタラメの積み重ねが、やがて民主主義の破壊とファシズムを生み出し、巨大な悲劇を人類にもたらすことになる。決して大げさな話ではない。かつてのナチス・ヒトラーたちも、このようにして生まれ、ガン細胞のごとく巨大化した。かような連中に投票をしたアホウどもよ、いい加減にしとけ、ドアホ!!

(1)N国議席獲得で古谷経衡氏が指摘「常識が溶けていく恐怖」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258877
(2)N国 丸山穂高氏に入党要請 - 2019-7-25(木) 19-43 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6331237
(3)N国党の立花代表「自民党がNHKのスクランブル化に賛成するのであれば改憲に賛成する」- AbemaTIMES
 https://abematimes.com/posts/7011954


●(メール転送です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
NHKから国民を守る党、今度は柏市議選:反社会的なニッチ政治団体には落選運動で対抗するしかない

比例代表制においては、主流の野党が与党との戦いで大きく勝利し、与野党間で票が大きく移動しても、それが自動的に1議席程度の勢力しかない反社会的団体の議席獲得を阻止することにはつながりません。

N国のように反社会的なニッチ政治団体には落選運動で対抗するしかないのですが、2019年参院選では「かわさき落選運動の会(仮)」が立ち上がったものの、全国でみると盛り上がりませんでした。

私は地元の千葉県松戸市で街頭を含めてN国以外にも落選運動を展開しました。店舗経営者がN国のひどい実態を伝えてくれると言ってくれるなどそれなりの手応えはありました。また一般的に街頭演説は効果が疑問であると思われることもありますが、私の経験でも立ち止まっている方を相手にバス停や駅ホームの脇などで訴えれば若者でも手をふってくれるし、年配者なら近寄ってきて握手をしながら訴えを周囲に伝えてくれると言ってくれるものです。

さて、今回の参院選で東京選挙区から出たN国の大橋昌信氏が柏市議選(728日告示、84日投開票)に出るので、落選運動を提起します。

柏市議選
大橋昌信氏は昨年の松戸市長選で市民記者らを暴行した男。今度は柏市議会の方が報酬が高いからと朝霞市議を辞めて柏市議選に立候補。ふざけた野郎だ。

♯NHKから国民を守る党は右翼の擁立母
https://twitter.com/mitsu_ohta/status/1153698490440011776

「NHKから国民を守る党」とは/「選挙は売名」 有権者への責任は?
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-07-14/2019071415_03_1.html

市民団体・労組・個人は期間に関係なく拡声器などを使って落選運動が可能です。

落選運動を禁止する規定は公職選挙法にない
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/47771205.html

上脇博之教授による「落選運動のススメ」(下)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/308570#idx-11

比例代表制を考える場合、乱暴に反社会的団体≒少数勢力と見なして、一定の得票率を獲得しないと議席を与えない足切り条項を設けようという議論がありますが、間違っています。反社会的団体は落選運動で排除するべきなのです。

太田光征
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


6.主食のコメにまとわりつく「害虫」=ネオ・ニコチノイド系農薬&コメ先物市場
 安全で美味なコメを作り続けるうえで、ネオ・ニコチノイド系農薬もコメの先物市場も全く必要ない。まさに稲作農業に寄生する「ホンモノの害虫」と言っていい。日米FTAが迫る中、私たちはどうやって日本の稲作農業を守り育てていくのかを真剣に考えなければいけない時に来ている。

(1)(別添PDFファイル)白米に黒い粒イヤ? 見た目か農薬削減か(朝日 2019.7.12)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14093295.html
(2)(別添PDFファイル)コメ先物、なるか「本上場」天下の台所大阪から狙う(朝日 2019.7.12)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14093226.html


7.日刊ゲンダイより
(1)矛盾だらけの消費増税強行 安倍首相で日本経済は地獄行き 参院選で「ノー」の審判を(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/680.html
(2)【安倍晋三】たかられる日本 トランプ放言「普天間1兆円返還」のルーツ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257042
(3)【安倍晋三】安倍首相「韓国叩き」大誤算…関連株下落で日本孤立の一途|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258362
(4)【安倍晋三】安倍首相「経済強くなった」演説アピールの悪辣トリック|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257785
(5)【安倍晋三】安倍政権“運用益44兆円”の危うさ 年金原資で株ギャンブル|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257158


8.その他
(1)「ゲス野郎だった」李鵬元首相の死去に天安門事件の元リーダーが反応
 https://www.buzzfeed.com/jp/keiyoshikawa/li-peng-dies
(2)「下層階級」転落の不安、広がる 私も家族もいずれは…:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM7D41VPM7DUPQJ00G.html?ref=hiru_mail_topix2_6
(3)「若者の政治無関心」はなぜ続く?美人中核派区議が語る(bizSPA!フレッシュ)Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190706-00177259-bizspa-bus_all
(4)「日本は報復的な輸出規制を撤回せよ」韓日のキリスト教・市民社会が共同声明 - 政治•社会 - hankyoreh japan
 http://japan.hani.co.kr/arti/politics/33921.html
(5)「有名人の政治的発言」が叩かれる日本のゆがみ - 映画・音楽 - 東洋経済オンライン - 経済ニュースの新基準
 https://00m.in/ye4ch
草々

4つあります:(1)山本太郎TVに登場(2)民主政治の世界的危機(山口二郎:東洋経済)(3)思想戦:小川栄太郎×斎藤貴男(サンデー毎日)(4)対談 内田樹×堤未果(文春)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(8.21)反緊縮経済政策Q&A:「市民と野党の共闘」が掲げる経済政策をめぐって(ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-b29ade.html

(アベ政権を退陣に追いやり政権交代を目指す選挙は、また近々実施されます。今度は衆議院選挙です。私の予想では1年程度以内に実施となると思います。その際の「市民と野党の共闘」の掲げる最大の柱の一つが「(反緊縮)経済政策」です。:田中一郎)

2.20190724 UPLAN 1年前でもやっぱり返上! オリンピック大炎上新宿デモ - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=H_ZrIyV2zUQ

(関連)「オリンピック、どう思う?」 避難者の声をききました。~優先すべきことは何? - FoE Japanブログ:Mobilize - Resist - Transform !
 https://foejapan.wordpress.com/2019/07/24/olympic-voices-fukushima/

(利権と汚いカネのために開催されている「ドーピング人形劇」のことを今ではオリンピックと言っている。単細胞のアホウをその気にさせるためにサクラがたくさん動員され、お人好しをタダ同然の報酬でこき使い、広告代理店=電通を中心に、セキュリティ会社、ゼネコン(施設建設や都市再開発)、マスごみ、スポーツ関連企業、スポーツ団体などが、しっかりと儲かる仕組みにしてある。そしてその上で踊るのが「緑の化けダヌキ=小池百合子」をはじめとしたハラグロ政治家どもだ。まるで巨額の税金をオリンピック利権集団にくれてやり、一通りのバカ騒ぎが終われば、あとはその負の遺産をそれぞれの地域の住民が重荷として背負っていくことになるだけ。長野でもそうだったし、この前のリオでもそうだった。時代遅れの「興行」に浮かれている時か!? :田中一郎)


3.室井佑月「いいっ放しにさせるな」〈週刊朝日〉|AERA dot.
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(1)(別添PDFファイル)(8.3)とめよう!〈首都圏原発〉東海第二原発 8.3新宿・夜デモ(集合:JR新宿駅東口・アルタ前)
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(2)(別添PDFファイル)(チラシ)(8.7)(9.4)東海第2原発動かすな 日本原電抗議
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▼8月7日「日本原電本店抗議」
 17:00~17:45 日本原電本店前(台東区上野5-2-1蔵前橋通り)
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▼8月7日「第71回東電本店合同抗議」
 18:30~19:45 東電本店前
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昨今の時事評論などから4つばかり私のコメント付でご紹介します。

1.山本太郎TVに登場
 いよいよ山本太郎「れいわ新選組」に「本番」のエンジンがかかり始めた。次は衆議院選だ。「政権を取りに行く」とは「必ずこの日本の政治を変えてみせる」の言い換えだ。日本のテレビ界を圧倒する力を見せてほしい。いざ、世直し一揆へ、全力前進!! 山本太郎・「れいわ新選組」に幸運あれ。

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*新聞・テレビの存在基盤が失われつつあるということを認識してほしい! れいわ新選組の候補者それぞれが挑んだ日本のシステムの機能不全!~7.21 第25回 参議院選挙 れいわ新選組 開票センター - IWJ Independent Web Journal
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2.(別添PDFファイル)民主政治の世界的危機、日本もナショナリズム台頭(山口二郎『週刊東洋経済 2018.12.1』)
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(一部抜粋)
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(中略)現代の欧米や日本で、野党や報道機関を権力で解体したり、市民的自由を官憲が弾圧したりするという極端な独裁は出現しないだろう。しかし、野党が分断され極小化し、市民が無力感に陥って政治に背を向ける状況では、選挙で勝った大統領や与党が行政府に権力を集中させる”選ばれた独裁制〞の兆候が米国や日本で現れている。

こうした危機への対応策として、これらの識者は正攻法を説いている。まず何より、市民が民主主義、多様性、自由などの基本的価値への帰依を再確認すること。そして、これらの価値を否定するデマゴークや差別主義者の主張についてさまざまな意見の一つと相対化するのではなく、民主主義体制において差別主義者の居場所はないという原則論を唱えなければならない。また、権力分立と抑制均衡、報道の自由などの原理を擁護し、行政の指導者に権力が集中することを批判しなければならない。

(中略)そもそも20世紀後半に存在した安定的な民主政治とは何だったのか。広範な中間層が存在し、エリートに政治が委任され、エリートは一定の範囲内で利害調整を行って社会を統合した。中間層を支えたのは、冷戦構造の中、社会主義に対抗するために行儀よくせざるをえなかった資本主義だった。グローバル資本主義の被害者である白人労働者がトランプに望みを託し、平等や社会保障を説く民主党を社会主義者だとして排斥する構図は不幸である。経済民主主義の構想を提示した政治勢力が社会の分断を修復するというのが、次なる政党政治のイメージである。

日本においては、来年の参議院選挙で野党が民主主義回復のピジョンを示して別の選択肢を提供することが不可欠である。迷路と化した消費税率引き上げ対策に対抗する税と社会保障の本格的な改革案、1日8時間働いたら人間らしい生活ができる社会を作るための雇用、住宅、教育などの課題で共通政策を作ることができれば、インパクトがあるはずだ。
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(田中一郎コメント)
 冷戦終結後、先進資本主義国・民主主義国家・福祉大国と言われた欧米諸国や日本で、何故、民主主義が衰退ないしは危機に陥ったのか。私はそれを「市場原理主義アホダラ教にアタマがイカれた左派エリートたちの自業自得・自滅行為」だとみている、そのココロは次の3点である。つまり、この世界的な民主主義の危機を脱するためには、左派エリートたちが心を入れ替えて下記の3点を克服し、そうした愚昧なる政策から脱して「新しい民主主義」の政治を、文字通り「圧倒的多数の(99%の)有権者のために」実践することであるということを意味している。

(1)市場原理主義アホダラ教=1%のために99%をダシに使う「強欲搾取資本主義」にアタマがイカれてしまった。規制緩和・自由化という「特権企業のやりたい放題」、民営化という「私物化」、法人税・所得税減税+消費税増税というサカサマ税制、新規参入促進という「縁故資本主義・お友だち政治」、うまくいかなくてもテキトーに言いつくろう「ご都合主義」「言い訳の天才」、そして情報公開から情報隠蔽、更には公文書改ざん、統計操作

(2)お気楽リベラルのトンチンカン政策(例:英国ブレア政権、米国クリントン政権、独シュレーダー政権、仏社会党政権、日本は細川政権・小泉政権など)

上記(1)のアホダラ教政策に加え、労働力流動化政策、株主資本主義への回帰、グローバリズム導入、農業政策の市場化など
*無謀かつ向こう見ずの理想主義(労働力移動自由化政策、通貨統合と通貨主権の放棄、移民政策、FTA/EPAなど)
*欺瞞的政策(武器輸出と平和外交、軍産学情複合体の形成、反人権政策、情報監視社会化など)
*民主主義の赤字(特に欧州および日本)

(3)「新しい民主主義の形成とその制度化」に対する無理解=政権維持への固執と社会的反正義

(そして最後に山口二郎氏に少しだけイヤミを申し上げておくと、同氏もまた、1990年代の似非政治改革を推進してきた側の政治学者の一人であり、一時は旧民主党・民進党の「御用学者」とまで揶揄されていたこともある。リクルート・佐川急便問題やバブル経済がもたらす「闇の紳士」たちの跋扈、そして消費税導入などがもたらした自民党政治への大きな不信が渦巻いていた1990年前後のあの政治情勢を、日本の政治の抜本改革と民主主義の刷新につなげることができず、英米猿真似の小選挙区制と政党制に歪曲・矮小化させてしまった人間集団の一翼を同氏は担っていたということだ。政治を変えることの意味を、同氏には、今度こそ十分に深めていただいて、「オルタナティブな日本」を実現できるホンモノの政権交代を目指していただきたいと思う。:田中一郎)


3.(別添PDFファイル)思想戦:小川栄太郎×斎藤貴男(イントロ部分)(『サンデー毎日 2019.7.28』)
 https://00m.in/SCrKB

(関連)私は転ばない…小川榮太郎氏との「過激な対談」が楽しみだ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254341

(関連)小川榮太郎さんのツイート- -【サンデー毎日】今週号にて、「保守・リベラル激突 思想戦」と題して斎藤貴男氏との対談が掲載されました。一挙6頁です。  一致点と対立点が見えてくれば、世界観の違いは乗り越えられなくとも、非合理で極端な議論は互いに矯正され得る――私はそうした「対話」を信じています。… https---t.co-SHPmG87t9j-
 https://twitter.com/ogawaeitaro/status/1151341522966601728

(田中一郎コメント)
別添PDFファイルは、今週号に掲載された斎藤貴男氏「仕掛け」の右翼・小川栄太郎との対談記事です。主として対米関係と歴史問題=特に大日本帝国時代について語られています。

この対談に関する私の評価はあまり高くありません。斎藤貴男氏は、対談が出来たこと自体を評価しているようですが、私はこれもいただけないと思っています。簡単に言えば、この対談記事が、右翼・小川栄太郎の思惑通りに、彼が発言している絵空事・大言壮語を「宣伝PR」する結果になっており、かつ、残念ながら斎藤貴男氏の発言が、それを引き立てるような効果を持ってしまっているということです。2人の議論が、私がよく申し上げる「空中戦」のようになっていて、特に右翼・小川栄太郎の議論が、話の体裁を粉飾しながら、急所はずしの天下国家論になっているところにその最大の問題があるのです。

斎藤貴男氏の発言は、必ずしも「空中戦型」ではありませんが、しかし、右翼・小川栄太郎の方は、まさに虚偽・嘘八百をおおいかくすための「空中戦」論議です。たいていの右翼は不勉強で基本的な事実関係も押さえていませんから、そもそも議論が苦手です。時折、大言壮語するのがいれば、たいていが各論を無視した「空中戦」論議です。斎藤貴男氏の議論は、それを迎え撃って叩きのめすような議論にはなっていません。

ロクでもない似非右翼のような相手を叩きのめす「覚悟」がないままに、対談することを「意義あり」として、こうした対談を行うことは、いかに斎藤貴男氏が議論に自信ありと言えども、私は感心しないのです。議論至上主義はダメです。政府交渉の場で嘘八百をくりかえす政府の役人どもに怒りをぶつける市民に対して、冷静に議論しましょう、などとしたり顔で語る愚か者が時折いますが、それとよく似ていると言えるでしょう。何のための議論か、何のための政府交渉か、目的を見定めた真剣勝負が求められているのです。

対米関係を論ずるのなら、斎藤貴男氏は、自分の「総論」に付言して、いくつかの対米隷属のあまりにもみっともない危険な具体的事例をのべなければなりません。それが日米地位協定であり、思いやり予算であり、日米合同委員会であり、山のような対米隷属の日米密約であり、在日米軍と自衛隊の一体化であり、アメリカ兵器の爆買いであり、TPP協定であり、日米FTAであり、アメリカ仕込みの市場原理主義アホダラ教などでしょう。そして返す刀で右翼・小川栄太郎の発言が「事実と相違していること」を厳しく追及しなければいけません。

また、大日本帝国であれば、明治維新早々からはじまるアジア侵略や、その侵略した国々での日本のひどいふるまい、満州帝国や大東亜共栄圏の欺瞞的なありようなど、言い尽くせない程に山のようにその悪事は存在しています。右翼・小川栄太郎がそれを賛美することに固執すればするほど、こいつは信用できない似非右翼のゴロツキに過ぎないということが浮き彫りになるでしょう。

そして、戦後の日本国憲法・日本の外交や対外関係の在り方については、上記の2つの延長上の中で議論されるべきでしょう。しかも、抽象的一般的情緒的な議論ではなく、具体的にどうするのか、今の安倍政権が「あるべき外交や対外関係」に対して、どのように真逆の方向に動いているかを論じなければいけないのです。そう考えれば、この対談の中の右翼・小川栄太郎の大言壮語や絵空事は、およそお話にならない(お粗末な現実を美化する)屁理屈の塊にすぎないことが明らかになると思います。

外交・安保や歴史の議論で「空中戦」をやることはほとんど無意味であるだけでなく、今日的な無知蒙昧に立脚した右傾化情勢・情緒的反応・似非ファシズム化傾向が強まっている中では有害でもあります。「神は細部に宿りたまう」「事業を立て直すときに総論は役に立たない」ではありませんが、あくまでも、グロテスク極まる各論の告発をベースにして、徹底的に相手の嘘八百や絵空事を叩きのめす、という覚悟で議論をすることがポイントです。今日の日本の情勢はもう、ここまで来ているのだということです。論敵の「良識」などに期待してはいけないのです。


4.対談 内田樹×堤未果(文春オンライン)
 非常に興味深い対談です。特に(2)での内田樹(たつる)氏の議論には大いに共鳴します(いつもは私は内田樹氏にはあまり賛同いたしませんが)。それぞれ少し長い対談ですが、是非ご覧になってみてください。

(1)日本の介護が「刑務所ビジネス」で破壊される日――内田樹×堤未果 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/12800

(2)ハゲタカに食いものにされる日本の教育現場――内田樹×堤未果 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/12902


5.こういう「反社会的勢力」に投票をしたアホウは何処のどいつか!?
 「NHKから国民を守る党(N国)」が比例で1議席獲得。「NHKをぶっ壊す!」でお馴染みの立花孝志代表が初当選したことに衝撃が走っている。こんな反社会的勢力に、この国では100万人もの人間が投票をして、国会に自分たちの代表として送り出すというのか。こういうデタラメの積み重ねが、やがて民主主義の破壊とファシズムを生み出し、巨大な悲劇を人類にもたらすことになる。決して大げさな話ではない。かつてのナチス・ヒトラーたちも、このようにして生まれ、ガン細胞のごとく巨大化した。かような連中に投票をしたアホウどもよ、いい加減にしとけ、ドアホ!!

(1)N国議席獲得で古谷経衡氏が指摘「常識が溶けていく恐怖」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258877
(2)N国 丸山穂高氏に入党要請 - 2019-7-25(木) 19-43 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6331237
(3)N国党の立花代表「自民党がNHKのスクランブル化に賛成するのであれば改憲に賛成する」- AbemaTIMES
 https://abematimes.com/posts/7011954


●(メール転送です)
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NHKから国民を守る党、今度は柏市議選:反社会的なニッチ政治団体には落選運動で対抗するしかない

比例代表制においては、主流の野党が与党との戦いで大きく勝利し、与野党間で票が大きく移動しても、それが自動的に1議席程度の勢力しかない反社会的団体の議席獲得を阻止することにはつながりません。

N国のように反社会的なニッチ政治団体には落選運動で対抗するしかないのですが、2019年参院選では「かわさき落選運動の会(仮)」が立ち上がったものの、全国でみると盛り上がりませんでした。

私は地元の千葉県松戸市で街頭を含めてN国以外にも落選運動を展開しました。店舗経営者がN国のひどい実態を伝えてくれると言ってくれるなどそれなりの手応えはありました。また一般的に街頭演説は効果が疑問であると思われることもありますが、私の経験でも立ち止まっている方を相手にバス停や駅ホームの脇などで訴えれば若者でも手をふってくれるし、年配者なら近寄ってきて握手をしながら訴えを周囲に伝えてくれると言ってくれるものです。

さて、今回の参院選で東京選挙区から出たN国の大橋昌信氏が柏市議選(728日告示、84日投開票)に出るので、落選運動を提起します。

柏市議選
大橋昌信氏は昨年の松戸市長選で市民記者らを暴行した男。今度は柏市議会の方が報酬が高いからと朝霞市議を辞めて柏市議選に立候補。ふざけた野郎だ。

♯NHKから国民を守る党は右翼の擁立母
https://twitter.com/mitsu_ohta/status/1153698490440011776

「NHKから国民を守る党」とは/「選挙は売名」 有権者への責任は?
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-07-14/2019071415_03_1.html

市民団体・労組・個人は期間に関係なく拡声器などを使って落選運動が可能です。

落選運動を禁止する規定は公職選挙法にない
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/47771205.html

上脇博之教授による「落選運動のススメ」(下)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/308570#idx-11

比例代表制を考える場合、乱暴に反社会的団体≒少数勢力と見なして、一定の得票率を獲得しないと議席を与えない足切り条項を設けようという議論がありますが、間違っています。反社会的団体は落選運動で排除するべきなのです。

太田光征
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6.主食のコメにまとわりつく「害虫」=ネオ・ニコチノイド系農薬&コメ先物市場
 安全で美味なコメを作り続けるうえで、ネオ・ニコチノイド系農薬もコメの先物市場も全く必要ない。まさに稲作農業に寄生する「ホンモノの害虫」と言っていい。日米FTAが迫る中、私たちはどうやって日本の稲作農業を守り育てていくのかを真剣に考えなければいけない時に来ている。

(1)(別添PDFファイル)白米に黒い粒イヤ? 見た目か農薬削減か(朝日 2019.7.12)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14093295.html
(2)(別添PDFファイル)コメ先物、なるか「本上場」天下の台所大阪から狙う(朝日 2019.7.12)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14093226.html


7.日刊ゲンダイより
(1)矛盾だらけの消費増税強行 安倍首相で日本経済は地獄行き 参院選で「ノー」の審判を(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/680.html
(2)【安倍晋三】たかられる日本 トランプ放言「普天間1兆円返還」のルーツ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257042
(3)【安倍晋三】安倍首相「韓国叩き」大誤算…関連株下落で日本孤立の一途|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258362
(4)【安倍晋三】安倍首相「経済強くなった」演説アピールの悪辣トリック|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257785
(5)【安倍晋三】安倍政権“運用益44兆円”の危うさ 年金原資で株ギャンブル|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257158


8.その他
(1)「ゲス野郎だった」李鵬元首相の死去に天安門事件の元リーダーが反応
 https://www.buzzfeed.com/jp/keiyoshikawa/li-peng-dies
(2)「下層階級」転落の不安、広がる 私も家族もいずれは…:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM7D41VPM7DUPQJ00G.html?ref=hiru_mail_topix2_6
(3)「若者の政治無関心」はなぜ続く?美人中核派区議が語る(bizSPA!フレッシュ)Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190706-00177259-bizspa-bus_all
(4)「日本は報復的な輸出規制を撤回せよ」韓日のキリスト教・市民社会が共同声明 - 政治•社会 - hankyoreh japan
 http://japan.hani.co.kr/arti/politics/33921.html
(5)「有名人の政治的発言」が叩かれる日本のゆがみ - 映画・音楽 - 東洋経済オンライン - 経済ニュースの新基準
 https://00m.in/ye4ch
草々

2019年7月24日 (水)

福島原発事故の被ばくをゴマカス悪質論文=早野龍五・宮崎真論文について「倫理違反も研究不正もなかった」とした東京大学・福島県立医大の調査委員会報告の問題点について(柳原敏夫弁護士)

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
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1.イベント情報
(1)(8.3)とめよう!〈首都圏原発〉東海第二原発 8.3新宿・夜デモ(通称:8.3新宿・夜デモ)(集合:JR新宿駅東口・アルタ前)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1563119011905staff01
(2)(8.10)新作DVD完成記念上映会&シンポジウム「どうする?日本の水道―自治・人権・公共財としての水を」(PARC)
 http://www.parc-jp.org/freeschool/event/190810.html
(3)(8.21)反緊縮経済政策Q&A:「市民と野党の共闘」が掲げる経済政策をめぐって(ちょぼゼミ:田中一郎)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-b29ade.html
(4)(8.28)オルタナティブな日本をめざして(第32回):公益通報司法取引・自己認証制度 通報者保護はどこへ! 公益通報者保護制度改正とその問題点(新ちょぼゼミ:光前幸一さん)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-0ed37b.html


2.キャンペーンについてのお知らせ · 【福島県へ抗議と撤回を申し入れ1次署名13,338筆を提出しました】 · Change.org
 https://00m.in/3XJJI

(関連)キャンペーン · 福島県知事- 原発避難者への懲罰的な「2倍家賃」請求を止めてください · Change.org
 https://00m.in/YQT6b


3.「五輪は災害」〜反五輪団体が五輪中止を求め声明 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2414


4.日刊ゲンダイより
(1)想像を超える民意の「ノー」に安倍政権は青ざめている<上>投票率50%割れで9議席減は事実上の不信任(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/549.html
(2)想像を超える民意の「ノー」に安倍政権は青ざめている<下>裏目に出た大メディアの必死の山本太郎隠しとテレビの終焉(日刊ゲ… 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/564.html


5.安倍首相の演説をヤジった人を警察が強制排除 職権乱用で刑事告発 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
 https://dot.asahi.com/wa/2019071900053.html

(関連)ヤジの市民を道警が排除 安倍首相の街頭演説中-2019参議院選挙(参院選)朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM7J4DN3M7JIIPE027.html
(関連)警察が安倍首相の演説をヤジった人を排除したわけ-原田宏二 論座-朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2019071700003.html
(関連)日本が「中国化」している (西日本新聞)
 https://web.smartnews.com/articles/gf3sDA52FLn

(現代日本は市民の活動を妨害する者たちが多すぎます。まず上記記事はすべて「ヤジ」ではなく「安倍首相への抗議の声」と書き直すべきです。上記は「オマワリの職権乱用罪による基本的人権の侵害」ですが、こんなのは首相官邸前や国会前での抗議行動で日常茶飯です。チラシの配布妨害や進行妨害(行く手を阻む行為)は四六時中なされています。また、議員会館などでは、九条バッチなど身に着けた意志表示物をはずせと、セキュリティ会社のアイヒマンたちが全ての入館者に強要しています(それでいて「赤い羽根」「緑の羽根」などはハフリーパスというアホらしさ)。

そして最も腹立たしいのが、市民運動・社会運動の内部にいるオレサマ自称活動家たちであり、この連中もまたオマワリよろしく、イベントなどに参加する一般市民の活動や言論を排除してやまないのです(いずれ固有名詞を明らかにして告発・批判いたします)。上記の西日本新聞の記事「日本が「中国化」している」は、内閣情報調査室をはじめとする日本の諜報組織がアメリカのNSAのように国民監視網を張り巡らせていますので、「秘密警察シュタージが支配していた「東ドイツ」に似てきた」とすべきでしょう。既に「共謀罪」も「盗聴法」も「特定秘密保護法」もありますから。:田中一郎)


6.IWJより
(1)日刊IWJガイド「参院選で9議席も減らしながら『改憲議論をすべきという国民の審判』!- 改憲スケジュールまで提示した安倍総理の呼びかけに国民民主の玉木雄一郎代表は『憲法の議論には参加する』!」 2019.7.24日号~No.2505号~(2019.7.24 8時00分) - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38948

(2)日刊IWJガイド「参院選で改憲発議に必要な3分の2議席まであとわずか4議席!- 国民民主などの野党議員切り崩しが早々に始まる!- 選挙翌日にはトランプ米政権のネオコンの象徴ボルトン大統領補佐官が来日! 政府は『改憲と戦争』に前のめり!」 2019.7.23日号~No.2504号~(2019.7.23 8時00分) - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38946

(3)日刊IWJガイド「日本政府は参院選後になって有志連合への参加の是非について本格的に検討開始!- 明日22日には、来日するボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が岩屋毅防衛相らと会談する予定! 米国からいったい何を要求されるのか!-」 2019.7.22日号~No.2503号~(2019.7.22 8時00分) - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38944
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福島原発事故による一般市民・地域住民の被ばくの危険性をゴマカス悪質論文=早野龍五・宮崎真論文につきましては、先般、私のメールとブログでみなさまに速報ベースでお伝えいたしておりますが、このほど、この論文の倫理違反と研究不正を、それぞれの執筆者の所属大学に告発・申し立てをなさった伊達市民の島明美さんの代理人弁護士でいらっしゃる柳原敏夫弁護士が、一連のことをまとまったレポートにしてブログに掲載し、公開してくださいました。みなさまにも是非、熟読をお願いいたしたく、お送りする次第です。

(関連)(速報)福島県立医大=この腐った大学を解体せよ:福島県立医大論文に「不正なし」 被ばく線量を同意ないまま使用(共同通信)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-9671c1.html

(関連)東大・福島医大「研究不正なし」〜宮崎・早野論文 - OurPlanet-TV
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2413

なお、この問題につきましては、まだまだうやむやにできないことが多くあり、そもそもこのインチキ論文を書いた早野龍五(東京大学)と宮崎真(福島県立医大)を取巻く(原子力ムラ・放射線ムラ)諸組織が、かれらの出鱈目な行為をかばい、問題を矮小化し、引き続き福島原発事故に伴う被ばくを歪曲・矮小化しようとしていますので、これからも告発・告訴を続けて行く必要があります。みなさまの高いご関心とご支援をお願い申し上げます。伊達市の島明美さん、そして早野宮崎論文の不正とインチキを科学的に論証してくださった黒川眞一先生には、引き続き頑張っていただきたいと願っております。(黒川眞一先生の論文は、逐次、岩波月刊誌『科学』に掲載されていますので、ご注目ください。その一部は下記の関連サイトにあります)

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「倫理違反も研究不正もなかった」とした東京大学・福島県立医大の調査委員会報告の問題点について(柳原敏夫弁護士)

【第7話】「なかったことにする」第2弾:「倫理違反も研究不正もなかった」とした東大・医大の調査委員会報告の問題点(1)(調査結果の通知が来るまでのてんまつ【医大編】)(2019.7.21)
 https://seoul-tokyoolympic.blogspot.com/2019/07/2019721.html

 【第8話】・・・問題点(2)(調査結果の通知が来るまでのてんまつ【東大編】)(2019.7.21)
 https://seoul-tokyoolympic.blogspot.com/2019/07/2019721_21.html

【第9話】・・・問題点(3)(【医大編】調査委員会の運営の基本原理から逸脱)(2019.7.21)
 https://seoul-tokyoolympic.blogspot.com/2019/07/2019721_11.html

【第10話】・・・問題点(4)(【医大編】二重の基準で実施された事実認定)(2019.7.21)
 https://seoul-tokyoolympic.blogspot.com/2019/07/102019721.html

【第11話】・・・問題点(5)(【医大編】倫理違反の事実認定の間違い(1))(2019.7.22)
 https://seoul-tokyoolympic.blogspot.com/2019/07/1112019722.html

【第12話】・・・問題点(6)(【東大編】「倫理違反は本委員会範囲外事項」として却下したのは完璧な誤り)(2019.7.22)
 https://seoul-tokyoolympic.blogspot.com/2019/07/122019722.html

【第13話】・・・問題点(7)(【東大編】最初からずっと不透明、不公正、無説明だった)
 https://seoul-tokyoolympic.blogspot.com/2019/07/122019723.html

なお今回、東大は告発者と相手方の早野龍五氏に対し、別々の結果通知を知らせていた可能性があり、このスキャンダルについての投稿を追加しました。

【第14話】「なかったことにする」第2弾:「倫理違反も研究不正もなかった」とした東大・医大の調査委員会報告の問題点(8)(【東大編】東大から申立者と被申立者にちがう結果通知が届いた?!)(2019.7.23)
 https://seoul-tokyoolympic.blogspot.com/2019/07/142019723.html

「東大・医大の調査委員会報告の問題点」のまとめをアップします。

【第15話】「なかったことにする」第2弾:「倫理違反も研究不正もなかった」とした東大・医大の調査委員会報告の問題点(まとめ)&記者会見動画(2019.7.23)
 https://seoul-tokyoolympic.blogspot.com/2019/07/152019723.html

2019、ある挑戦- 【第15話の続き】「なかったことにする」第2弾:「倫理違反も研究不正もなかった」とした東大・医大の調査委員会報告の問題点に寄せられた感想(2019.7.23)
 https://seoul-tokyoolympic.blogspot.com/2019/07/152019723_24.html
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今回の早野龍五・宮崎真による間違いだらけのインチキ論文は、原子力ムラ・放射線ムラぐるみで利用され、今後の日本の放射線被曝防護政策に深刻な悪影響を及ぼすところでした。2人のインチキ論文では、飛行機で上空から測定したおおざっぱな空間線量と、これまたいい加減極まりない個人線量計による被ばく線量の数字をつきあわせ、後者(個々人の被ばく線量)は前者(空間線量)の「約0.15%」程度に過ぎないし、また、福島第一原発事故以降に大々的に実施された除染の効果も、被ばく量低減の観点からは効果がなかった、とする結論を導くものでした。こんなものが独り歩きすれば大変なことになります。しかも、この論文作成に利用された伊達市市民の個人情報が、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」を踏みにじって使われるなど、全部で10項目(当初発見が7つ、後日追加が3つ)にのぼる医学倫理違反が伴っていたのですから、看過できるものではありません。

このロクでもない早野・宮崎論文の不正と誤りを勇気をもって科学的実証的に論破してくださった黒川眞一先生には心より感謝申し上げたいと思います。また、一時は伊達市前市長以下、市役所ぐるみで行われていた伊達市民の被ばく防護施策の歪曲や被ばくの押付け政策に、敢然と異議を申し立て勇気をもって立ち上がってくださった島明美さんに対しても、心より敬意と支援のエールをお送りしたいと思います。お二人のますますのご活躍とご奮闘に陰ながら期待しております。


 <関連サイト:島明美さん>
東大・福島医大「研究不正なし」〜宮崎・早野論文 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=syAE5GeBIvo

 <関連サイト:岩波月刊誌『科学』と黒川眞一先生論文>
(1)「ゆがむ被曝評価」特設サイト
 https://www.iwanami.co.jp/kagaku/
(2)黒川名誉教授緊急寄稿。疑惑の被ばく線量論文著者、早野氏による「見解」の嘘と作為を正す - ハーバービジネスオンライン
 https://hbol.jp/185193
(3)「早野(龍五)氏はめちゃくちゃ!伊達市民の人権や尊厳を一切無視。許せない!」 黒川眞一名誉教授(高エネルギー加速器研究機構)による宮崎真・早野龍五論文に関する記者会見 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443300

 <関連サイト:黒川眞一先生講演会>
(1)20190414 UPLAN 黒川眞一 被ばく被害を軽くみせるな!広域避難者集会「早野論文の問題・不正を暴く!」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=lzesi3h8a5Q
(2)宮崎早野論文解説(黒川眞一先生)第8回広域避難者集会 190414.pdf - OneDrive
 https://00m.in/yw8SN


 <関連サイト:Our PlanetーTV(特定非営利活動法人)>
(1)宮崎氏が伊達市に「同意書」確認〜宮崎早野論文問題 - OurPlanet-TV
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2408
(2)伊達市議会「被曝データ提供特別委員会」設置〜宮崎早野論文問題 - OurPlanet-TV
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2407
(3)規制庁が早野氏へご意向メール〜放射線審議会報告書の採用めぐり - OurPlanet-TV
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2399
(4)宮崎氏が伊達市議会の要請に応じず〜宮崎早野論文問題 - OurPlanet-TV
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2397
(5)被曝データ不正提供で初のヒヤリング〜宮崎早野論文問題 - OurPlanet-TV
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2395
(6)伊達市住民に100ミリ超〜「宮崎・早野論文」検証で指摘 - OurPlanet-TV
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2385


 <関連サイト:その他>
(1)科学者の社会的責任と倫理-宮崎・早野論文に関連してー山田耕作-どうしても取り返すために
 http://blog.torikaesu.net/?eid=84
(2)早野龍五東大名誉教授「自分の誤った論文が韓国で脱原発の根拠に」(誤報なら謝罪と訂正すべき?!) 戦争とはこういう物
 http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/574.html
(3)疑惑の宮崎早野論文を報じた朝日新聞に看過できない「改ざん」。不誠実な「訂正」は許されない - ハーバービジネスオンライン
 https://hbol.jp/186296
(4)宮崎早野論文を、「削除はするが問題はない」とした放射線審議会の異常さ - ハーバービジネスオンライン
 https://hbol.jp/184914
(5)今一度「宮崎・早野論文」の誤りを正す - level7
 http://urx.space/0iwf
(6)2019.7.19 #宮崎早野論文問題【調査結果公表 東大・福島県立医大「研究不正なし」】に関する記者会見と『調査結果の不誠実さ』 #科学が冒涜 #科学の放棄 #早野龍五 #宮崎真 #恥を知れ - Togetter
 https://togetter.com/li/1378080
草々 

(他のMLでの議論です)朝日新聞記事批判「不動の文氏にしびれ 日韓関係、韓国側で改善へ動き続々」⇒ 加えて「個人請求権」は消滅していない

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
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1.(7.29)オルタナティブな日本をめざして(第31回):「東日本大震災からの復興と人間の幸福」(五十嵐敬喜法政大学名誉教授:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c68295.html


2.(別添PDFファイル)原発事故被害いわき市民訴訟 署名用紙(2019.7)
ダウンロード - e58e9fe799bae4ba8be69585e8a2abe5aeb3e38184e3828fe3818de5b882e6b091e8a8b4e8a89f20e7bdb2e5908de794a8e7b499efbc882019.7efbc89.pdf

(関連)(別添PDFファイル)原発事故被害いわき市民訴訟 原告団案内(2019.7)
ダウンロード - e58e9fe799bae4ba8be69585e8a2abe5aeb3e38184e3828fe3818de5b882e6b091e8a8b4e8a89f20e58e9fe5918ae59ba3e6a188e58685efbc882019.7efbc89.pdf

(関連)いわき市民訴訟ー訴訟など〜福島原発被害弁護団
 https://www.kanzen-baisho.com/iwaki-mokuteki


3.Avaaz - ブラジル政府、壊滅的なアマゾン破壊に終止符を!
 http://u0u1.net/dX7v
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(他のMLでの議論です)

1.柴田様よりいただいたメール
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不動の文氏にしびれ 日韓関係、韓国側で改善へ動き続々

こんばんは
朝日新聞から情報提供ではなく、朝日新聞記事批判をしたいと思ってます。

「韓国政府は、前政権であったとされる司法介入で逮捕者が出たことから対応に及び腰だ。」
当たり前です。行政が司法に介入してはならないのは近代国家の原理です。

これでは、三権分立の近代国家に対して行政が司法に介入しろと迫っているようなものです。逆に日本が他国から最高裁の判決が気にくわないからどうにかしろと迫られたら、日本政府はそうしなさいと朝日新聞は論陣を張るのでしょうか。

「世論は判決を支持しており、動き出せば反発を受けるとの政治的な計算も働く。」

どういうことでしょうか。文在寅大統領は「政治的な計算」で行政の司法介入を躊躇しているかのような指摘となってます。そうではなく、近代国家は三権分立だからです。日韓の保守反動政権が文在寅政権批判に懸命です。その仲間に朝日新聞も加わってしまいました。

それだけ、文在寅政権がまともだという証拠です。労働政策に妥協があったり、財閥企業に近寄ったりで文在寅政権にやや疑問符を感じてましたが、今や違います。文在寅は凄い。日韓保守反動勢力が必死になって倒したいくらい凄いのです。おそらく、私たちのまだ見えない政権の裏側で死闘が繰り広げられているのでしょう。

一応、日本の進歩派といわれる朝日新聞すら動員して、文在寅潰しをしているのがその証拠です。いつしか、その歴史が見えてくる日まで、長生きしたいものです。今は、文在寅支持で頑張ります。

 柴田武男

https://digital.asahi.com/articles/ASM5P5GWCM5PUHBI02B.html?iref=btmob
不動の文氏にしびれ 日韓関係、韓国側で改善へ動き続々
神谷毅=ソウル、東岡徹 2019年5月23日15時18分


このままでは日韓関係は悪化するばかりだとして、大統領府に関係改善を求める声が、韓国の国会や元政府高官らから相次いでいる。大手紙も、日韓関係を危惧する論旨の記事やコラムを相次いで載せ始めた。

河野太郎外相は21日の記者会見で、韓国大法院(最高裁)が日本企業に対し、元徴用工らへの賠償を求めた判決について「文在寅(ムンジェイン)大統領に韓国政府を代表して、責任を持って対応いただきたい」と述べた。対応策をまとめる李洛淵(イナギョン)首相が「限界がある」と発言したことを受けてトップに解決を迫った。

日本政府は20日、日韓請求権協定に基づいて、第三国も交えた仲裁委員会の設置を韓国政府に要請。河野氏は会見で「対応策に限界があるということならば当然、仲裁に応じざるをえないのでは」と牽制(けんせい)。「必要なら国際司法の場で解決したい」とも語り、仲裁委で解決できなければ、国際司法裁判所(ICJ)に提訴する考えも示唆した。

一方、韓国政府は、前政権であったとされる司法介入で逮捕者が出たことから対応に及び腰だ。世論は判決を支持しており、動き出せば反発を受けるとの政治的な計算も働く。文氏は「日本が歴史問題を国内政治に利用している」と繰り返し、ボールは日本側にあると強調している。「提案しても大統領が受け入れられないなら公務員は忖度(そんたく)して動けない」と外交官僚も、ため息をつく。

日韓関係に携わる韓国の有力国会議員は、文氏の姿勢を前に、対応を任された李氏も動きにくいとみて、大統領の側近らを動かそうと説得を繰り返している。

先進国の大使を務めたこともある韓国の元政府高官は、与野党の推薦を受けた委員でつくる大統領直属の委員会を構想する。委員会の提言を受けて大統領が判断する形をとれば政治的な負担が軽くなるとみて、政界や学会、経済界を巻き込んで提言づくりを進めている。

ICJへの共同提訴を解決策として提案する日本研究者もいる。結論が出るまで数年かかるため、冷却期間をつくれると指摘する。両国が提訴で合意することで、賠償資金に充てるため進んでいる日本企業の株式売却の法的手続きを保留できる可能性があるとしている。(神谷毅=ソウル、東岡徹)
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2.私からの返信
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加えて「個人請求権」は消滅していない

柴田様、おっしゃる通りですが、もう一つ大事なことは、大日本帝国の犯罪行為により被害を受けた方々の損害賠償請求権などは「消滅していない」という点が重要です。そしてそれは日本政府も認めてきたことです。そもそも、韓国の軍事独裁政権と、日本の右派政権が被害者に断りもなく取り結んだ「条約」「協定」で、その請求権が消滅などするはずがないのです。基本的人権ですから、一人一人の被害者がOKと言わない限りは、請求権は生き続けるのです(国家権力に勝手なことをさせてたまるかということ)。消滅したのは、国家間の請求権だけです。

(関連)徴用工問題は本当に「完全かつ最終的に解決」されているのか(前編) - 時事オピニオンimidas - イミダス
 https://imidas.jp/jijikaitai/d-40-138-19-02-g765

(関連)徴用工問題は本当に「完全かつ最終的に解決」されているのか(後編) - 時事オピニオン imidas - イミダス
 https://imidas.jp/jijikaitai/d-40-139-19-02-g766

(関連)元徴用工の「個人請求権」なぜ残る 弁護士ら声明で指摘:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASLCN6365LCNOIPE035.html

その個人請求権に対して、韓国の政府は条約に縛られて自国民を保護することはできない、としても、韓国政府とは独立した韓国司法がその個人請求権の権利性を認めて、加害者側企業への請求を認めるということは、その国の司法判断なのだから致し方のないことでしょう。被告となった日本企業は、今後も韓国での事業を続けて行くつもりなら(&韓国との取引を続けるつもりなら)、意地を張っていないで、さっさと「和解」のための協議に入ればいいのです。そして、これがモデル的な解決の方法であるという「解決策」を導き、今後の対応の原型とすべきでしょう。申し上げるまでもなく、徴用工問題も従軍慰安婦問題も、加害者は大日本帝国です。加害者がでかいツラして屁理屈を言ってはいけないのです。

なぜ、こういうことを申し上げるかというと、大日本帝国がアジア各国で、山のようにロクでもないことをしていて、これらの被害者の個人請求権が同じように行使し始められたらどうするのか、という問題があります。特に重大なのは中国の被害者による個人請求権の中国国内訴訟です。これが出始めると半端な金額ではなくなります。事実上、関係する日本企業のすべての在中国資産は差し押さえられ、かつ中国企業との取引もできなくなるでしょう。中国が韓国と同じ振る舞いに出てくるかどうかは、私は日本の態度如何ではないかと危惧しています。そしてこのことは、すべてのアジア諸国について言えることであり、今日のようなアベ政権のような態度をとってアジア諸国をバカにし続ける限り、いずれアジア全域で日本企業は事業展開をできなくなる可能性もあると覚悟しておいた方がいいでしょう。

アジア太平洋戦争時の加害行為・犯罪行為をきちんと総括し、反省し、始末することができないまま、アメリカ帝国主義にぶら下がって思考停止をしてきた日本の戦後処理や外交の在り方が今になって根底から問われ始めているということでしょう。この国は、今日のアベ政権のようなことを続ける限り、いずれ世界の国々から軽蔑され、相手にされない国へと転落していくに違いありません。

歴史修正主義を撲滅して、アジア新外交を切り開け、アジア太平洋戦争時の大日本帝国の犯罪行為は被害国と一緒になって徹底的に発掘し、明らかにして公開の上、心からの真摯な謝罪とその償いを半永久的に続けて行く、それ以外に解決方法はありません。被害者の方々から「もういいよ、わかった」と言っていただけるまで、謝罪と償いは続けなければいけないのです。

これが理解できない御仁には、少しむごい表現ですが、次のように申し上げておきましょう。
「お前か、お前の家族が、徴用工、従軍慰安婦、731部隊、三光作戦、重慶爆撃、捕虜虐待の被害者・犠牲者、になったと思って物事を考えてみろ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
草々 

2019年7月20日 (土)

2019参議院選挙のいろいろ情報(その2):(1)最終予想:自民54・立民22(2)山本太郎・「れいわ新選組」続報 (3)おしどりマコ(立民)『ウツケンTV』他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.新ちょぼゼミ・ちょぼゼミの予定
(1)(7.29)オルタナティブな日本をめざして(第31回):「東日本大震災からの復興と人間の幸福」(五十嵐敬喜法政大学名誉教授:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c68295.html

(2)(8.21)反緊縮経済政策Q&A「市民と野党の共闘」が掲げる経済政策をめぐって(ちょぼゼミ 田中一郎)いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-b29ade.html

(3)(8.28)オルタナティブな日本をめざして(第32回):公益通報司法取引・自己認証制度 通報者保護はどこへ! 公益通報者保護制度改正とその問題点(新ちょぼゼミ:光前幸一さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-0ed37b.html

(4)(9.26)オルタナティブな日本をめざして(第33回):「これでいいのか働き方改革:労働現場から」(中野麻美弁護士)(2019年9月26日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-23397f.html

(各回の開始時間の最初の1時間程度で、主催者側から事務連絡の他、時事問題等についてのプレゼンを行います(8/21は予定なし)。来たる7/29は、「市民と野党の共闘」が掲げるべき経済政策の延長で「税制改革の方向性」についてご説明いたします:田中一郎)


2.キャンペーンについてのお知らせ · 【福島県へ抗議と撤回を申し入れ1次署名13,338筆を提出しました】 · Change.org
 https://00m.in/3XJJI

(関連)キャンペーン · 福島県知事- 原発避難者への懲罰的な「2倍家賃」請求を止めてください · Change.org
 https://00m.in/YQT6b

(福島県庁のクソ役人どもよ、福島第一原発事故の加害者は誰で被害者は誰か、そんな程度のこともお前たちにはわからないのか? お前たち福島県庁もまた、最悪の知事=内堀雅雄とともに、加害者側の末席を汚していたことを忘れたか!? 県民の生活や命を守れないような県庁・自治体など存在しなくていいのだ。かようなことをするのなら消えてなくなれ、バカヤロー! :田中一郎)


3.岡林信康 流れ者 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=PnjYo12m0do

(岡林信康と言えば、若いころによく聞いたフォーク歌手でした。彼は当時「フォークの神様」と言われ、人気が絶頂に達し、やがて「恐ろしくなった」と言って人々の前から姿を消したのですが、今から20年近く前に「復活」して歌手稼業を再開したようです。上記はその時のコンサートの1曲です。それにしても、岡林信康はこんなにカッコいい歌手で、こんなに歌や演奏が上手だったかなと??? です。:田中一郎)

4.(別添PDFファイル)どうする財政再建(小野善康 毎日 2019.7.19)×印付
 https://mainichi.jp/articles/20190719/ddm/004/070/012000c

(田中一郎コメント)
 注目記事をご紹介しておきます。別添PDFファイルは、7/19付の毎日新聞記事で、大阪大学のケインズ学派経済学者=小野善康氏の「どうする財政再建」についての簡単なコメントです。

この男は、2010年に当時の菅直人財務相を財務省の役人たちとともにたぶらかし、当時の民主党政権に「消費税増税」を旗印に掲げさせて参議院選挙を闘わせ、大敗北させて民主党政権をレームダックに追いやった「張本人」の一人です。もちろん、たぶらかされる方も悪い。かような世間知らずの経済学者が言うようなことをそのまま真に受ける方もおかしいけれど、しかし、たぶらかす方も悪い。

でも、この記事にある小野善康氏のコメントを見る限り、およそ同氏の10年前の主張とあまり変わっていない様子です。どこがどうおかしいかは、新ちょぼゼミ、あるいは読書会でご説明いたしましょう。こんな議論にたぶらかされてはダメです。


5.IWJより
(1)日刊IWJガイド「札幌市で街頭演説を行った安倍晋三総理にヤジや抗議の声を上げた聴衆が、北海道警に取り押さえられる事態が発生! IWJの直接取材に応じた上脇博之・神戸学院大学教授は、『選挙の自由妨害罪には該当しないと解釈すべき』『基本的人権を侵害している』と批判!」 2019.7.19日号~No.2500号~(2019.7.19 8時00分) - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38932

(2)日刊IWJガイド「参院選投開票まであと4日!『戦略的投票』も視野に入れ、自公維など改憲勢力が改憲を発議できる3分の2の議席確保を阻止へ!」 2019.7.18日号~No.2499号~(2019.7.18 8時00分) - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38927

(3)日刊IWJガイド・土曜版「<新記事紹介>【特別寄稿】スクープ! 官邸への忖度か!- 参院選静岡選挙区に関する報道をめぐって、『報ステ』から消えた『6分』のVTR! 官邸は国民民主候補への支援と引き換えに改憲賛成を要求か!-」 2019.7.20日号~No.2501号~(2019.7.20 8時00分) - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38934
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2019参議院選挙のいろいろ情報(その2)をお送りいたします。いよいよ投票日は明日(7/21)になりました。アベ一派・自公維新を無数の投票で「必殺仕置き」=これが今回の選挙の「共同作業」です。もちろん「必殺仕置人」は「あなた」です。
 https://www.youtube.com/watch?v=HtGi2BKIf2o&list=RDPyyTyb9F5iQ&index=19

(うまくいったら聞く歌です)
 https://www.youtube.com/watch?v=A26lBv6TQv4&list=RDPyyTyb9F5iQ&index=14


1.日刊ゲンダイ 最終予想:自民54・立民22
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258766

(関連)2019参院選 全選挙区「当落予想」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3716
(関連)2019参院選「激戦区ルポ」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3735


2.(別添PDFファイル)「投票前に見ておくべき動画集」2019参院選(BY寺島さん:転送です)
ダウンロード - e3808ce68a95e7a5a8e5898de381abe8a68be381a6e3818ae3818fe381b9e3818de58b95e794bbe99b86e3808d2019e58f82e999a2e981b82020201256kb.pdf


3.山本太郎・「れいわ新選組」続報
 山本太郎の街宣が素晴らしい。今回は原発事故被害地の福島市(駅前)での街宣VTRをご覧ください。

参院選 れいわ新選組 山本太郎 代表 、比例代表 蓮池透 候補 街頭演説(福島駅東口) - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453429

(関連)(別添PDFファイル)明日始まるれいわの時代(タロー八策 2019.7)
ダウンロード - e6988ee697a5e5a78be381bee3828be3828ce38184e3828fe381aee69982e4bba3efbc88e382bfe383ade383bce585abe7ad96202019.7efbc89.pdf
https://www.reiwa-shinsengumi.com/
(関連)【山本太郎】れいわ新選組・山本太郎氏「世の中変わるなら捨て石上等」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258508
(関連)たとえ自分の議席を失ってもすでに山本太郎は勝っている|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258634


*(別添PDFファイル)「れいわ現象」本物か?(東京 2019.7.20)
ダウンロード - e3808ce3828ce38184e3828fe78fbee8b1a1e3808de69cace789a9e3818befbc9fefbc88e69db1e4baac202019.7.20efbc89.pdf
https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2019072002000150.html

(田中一郎コメント)
 政治的小児病とでも言うべき中島岳志東工大教授からの「山本太郎=危うき左派ポピュリズム」とのレッテル付け(⇒ 馬鹿かという話だ=だったら既成の与野党はポピュリズムではないのか!? 血のにじむような努力の末に、ようやく有権者・国民に声が届き始めた山本太郎「れいわ新選組」に対して、今まで見向きもしなかったような「有識者」が「論評・評価」を垂れてくださるというわけか=見上げたもんだぜ屋根屋のフンドシだ)が掲載され、かつ、特報部のメモには「れいわ新選組」を取り上げることが「れいわ新選組」への肩入れと受け取る読者がいる、などと、ご丁寧に言い訳まで添えられている。

おそらく特報部のこの記事に対して、相当程度の「圧力」がかかっていたのであろうことを想像させるに十分である。今回の参議院選挙の「台風の目」と言われている山本太郎・「れいわ新選組」をきちんと報道できない日本のマスごみ、腐りきったような政治家たちを追いかけて、ありきたりの話を垂れ流して事足れりとしている各新聞・TV局の政治部記者たち。もはや存在価値がないことが、いやいや存在そのものが害悪に変質しつつあることが、また再び証明されたかの如くである。マスごみが報道しないもの、そこに真実や可能性の芽が潜んでいることを肝に銘じよう。東京新聞よ、それでもよく掲載してくれた。礼を言うぞ。

(関連)政党要件という両刃の剣…なぜ「れいわ新選組」はテレビに映らないのか - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190719/k00/00m/010/177000c?fm=mnm


 <関連情報 その1>
(1)あなたの参院選:既成政党が届かない人たち れいわ熱烈支持はなぜ? - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190720/k00/00m/010/074000c?fm=mnm
(2)れいわ新選組は「当事者固有の価値」で選挙を戦う(HARBOR BUSINESS Online)Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190718-00197197-hbolz-soci
(3)れいわ新選組は「日本新党ブーム」再来なのか - 東洋経済オンライン
 http://ur0.work/VR0t
(4)安倍自民が恐れ、大メディアが無視する山本太郎の破壊力|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258444
(5)山本太郎が語る「無年金の氷河期世代を救わなければ、未来はない」(時任 兼作) - 現代ビジネス - 講談社(1-4)
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65987
(6)山本太郎と久米宏が反骨タッグ! 安倍政権とカジノ、杉田水脈を徹底批判し、原発タブーや創価学会に言及|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2018/08/post-4169.html

 <関連情報 その2>
(1)【画質音声UP】渡辺てる子(れいわ新選組)×宇都宮けんじ『ウツケンTV』番外編「参議院議員選挙 立候補者スペシャル」2019年7月14日 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=BnhsnXuqcPM&app=desktop
(2)れいわ新選組候補が公明党・山口代表にガチンコ勝負を挑んだ理由(伊藤 博敏) - 現代ビジネス - 講談社(1-4)
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65931
(3)参院選 れいわ新選組 東京選挙区 野原善正候補 街頭演説(錦糸町駅南口)―応援弁士:二見伸明・元公明党副委員長 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453457
(4)れいわ野原に学会票 東京で公明が共産に半世紀ぶり敗北か|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258764
(5)参院選 れいわ新選組 山本太郎 代表 、比例代表 蓮池透 候補 街頭演説(福島駅東口) - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453429
(6)「安倍さんは嘘つき」元家族会の蓮池透氏が拉致問題で安倍首相がついた真っ赤な嘘と政治利用の手口を全暴露|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2015/12/post-1776.html


4.【画質音声UP】おしどりマコ(立憲民主党)×宇都宮けんじ『ウツケンTV』番外編「参議院議員選挙 立候補者スペシャル」2019年7月17日 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=F8d9BZMV_ms&app=desktop

(関連)おしどりマコ - #おしどりマコ #立憲民主党... - Facebook
 https://www.facebook.com/oshidorimako/posts/671251623316420/


5.(メール転送です)市民団体と労組は公示後・投票日も拡声器などを使って政治活動・落選運動が可能

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(転送・転載歓迎)投票日になるとツイッターが静かになります。選挙運動はできないけど、投票日もツイッター、拡声器などを使った政治活動、落選運動をしましょう。

私は、松戸の街頭で、東京選挙区で公明党代表と現役創価学会員が戦っていると訴えいます。有権者のほとんどはこの事実を知りません。この事実を創価学会員が東京選挙区以外でも知ることが極めて重要です。投票日でも街頭で知らせることができます。

反社会的で破廉恥なN国の国会議員が誕生すれば、日本と国会とメディアと有権者の恥。報道自由度第67位の日本の大手メディアが伝えない以上、市民が伝えるしかありません。

#NHKから国民を守る党は右翼の擁立母体
#立花孝志さんは安倍首相支持

日本維新の会を第3極などと表現して、そのフェイク主張も満足に検証しない大手メディア。市民が #維新と自民は友だち ぶりと維新の欺瞞を訴えましょう。

維新の会 「身を切る改革」で教育「無償化」は事実か?|kansaiseiji|note
https://note.mu/kansaiseiji/n/n664543d45821

#辺野古は利権
菅官房長官
日本維新の会の沖縄選出・下地幹郎衆院議員
自民党の沖縄選出・国場幸之助衆院議員

いずれも親族が辺野古新基地の工事を受注
辺野古移設は日本の利権の話 米軍の要請ではなく国防無関係
https://www.news-postseven.com/archives/20150410_314560.html

市民団体と労組は公示後・投票日も拡声器などを使えます。
落選運動を禁止する規定は公職選挙法にない
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/47771205.html

上脇博之教授による「落選運動のススメ」(下)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/308570#idx-11

パソコン初心者にも分かるツイッターの使い方https://youtu.be/TRErxSkNH34
#ツイッターの使い方

太田光征
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6.選挙情勢報道
(1)【安倍政権】東北は依然苦戦…安倍首相「応援演説」激戦区は13勝14敗も|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258364
(2)アイドル歌手に格闘家…比例のタレント候補に“当確”続々|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258765
(3)安倍自民は大誤算 首都圏は「最後の1議席」が大激戦に(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/434.html
(4)戦略的投票で改憲勢力3分の2を阻止 国の命運握る17選挙区|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258513
(5)安倍首相が激戦新潟で“安倍麻生道路”忖度発言の塚田一郎候補を大応援! やっぱり安倍首相は忖度議員を贔屓にしていた|リテラ
 https://lite-ra.com/2019/07/post-4847.html
(6)大臣経験者が落選危機 参院選注目の女性候補22人当落予想|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257666


7.その他
(1)この声も警察は排除するのか 地鳴りのような「安倍辞めろ」 - Matsuo Atsuokiのブログ
 https://matsuoatsuoki.muragon.com/entry/1172.html
(2)ドヤ顔で韓国叩き 常軌を逸した安倍政権の危うさ、愚かさ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258509
(3)ヤジ飛ばした男性、警官に囲まれる 大津で首相の演説中 - 2019参議院選挙(参院選):朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM7L661GM7LULFA03Z.html?ref=mor_mail_topix3_6
(4)安倍首相の演説をヤジった人を警察が強制排除 職権乱用で刑事告発 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
 https://dot.asahi.com/wa/2019071900053.html
(5)安倍首相の秋葉原演説で北海道警察の違法排除に続きグロテスクな光景! 自民党関係者と支持者が「安倍やめろ」封じ込め|リテラ
 https://00m.in/rp2Pp
(6)立憲民主党道連「表現の自由を著しく損なう」首相やじ排除で北海道警に申し入れ 毎日新聞
 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190718/k00/00m/010/215000c?fm=mnm
(7)維新に5.7億円もの“セルフ領収書”疑惑 参院選直撃は必至|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258633
(8)憲法9条の自衛隊明記巡り 自民党が「改憲マンガ」 その中身とは - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190719/k00/00m/010/519000c?fm=mnm
(9)参院選「ウヨミシュラン」選挙区編で危険性をチェック! ネトウヨ、ヘイトとの関係、人権否定、歴史修正主義 …|LITERA/リテラ
 https://00m.in/vRQ6k
(10)参院選がラストチャンス 本当に消費増税実施でいいのか(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/410.html
草々

 

 

(速報)福島県立医大=この腐った大学を解体せよ:福島県立医大論文に「不正なし」 被ばく線量を同意ないまま使用(共同通信)

前略,田中一郎です。
(こちらのMLに先に送ります)


●福島県立医大論文に「不正なし」 被ばく線量を同意ないまま使用(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190719-00000087-kyodonews-soci
 https://this.kiji.is/524810387528516705

(一部抜粋)
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 東京電力福島第1原発事故後、論文に住民の個人被ばく線量が本人の同意がないまま使用され、被ばく線量を過小評価するミスも見つかった問題で、福島県立医大の調査委員会は19日「故意ではない誤りはあるが、捏造などの研究不正は認定できない」とした報告書を公表した。本人同意に関して「倫理指針に対する重大な不適合はなかった」とした。

 論文は同大の宮崎真講師と早野龍五東京大名誉教授の共著で、英専門誌に掲載された。同県伊達市は2015年、住民の被ばく線量の分析を著者側に依頼し、データを提供。論文に使われた約59千人分のうち、約27千人分は研究への利用に同意がなかった。
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(関連)日本の大学は腐っている(2):正体を現した似非アカデミズム=「住民に背を向けたガラスバッジ論文ー7つの倫理違反で住民を裏切る論文は政策の根拠となりえない」(宮崎真&早野龍五論文)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-5dd5.html


 福島県立医大という、学問・研究の府としての良識と良心のカケラも持ち合わせない、この腐りきった「自称大学」は、もはや救いようがない。「福島県民健康調査」をこの大学から取り上げ、そのあと、この大学は直ちに解体・閉校とすべきである。百害あって一利なしとはかような組織のことを言う。

 子ども甲状腺検査により、いったい何人の子どもたちが甲状腺ガンになったかの実数把握さえサボタージュして、その実態を隠しまくるありさま、不幸にして甲状腺ガンとなってしまった子どもたちの臨床状態も全く非公開のままで、何がどうなっているかもわからない、穿刺(せんし)吸引細胞診の実施を遅らせ、子どもたちをガン進行の危険によりひどくさらしながら、経過観察の子どもたちを増やして、表面化する子ども甲状腺ガンの数を抑え込もうとしている、そして、その時間稼ぎをしている間に、何とか「福島県民健康調査」の「甲状腺検査」を縮小ないしは中止に追いやり、福島第一原発事故の結果、いかほどの子ども甲状腺ガンが発生しているのか、その他の甲状腺疾患が出ているのか、わからなくしてしまう・統計学的に有意な形での数字を把握できなくしてしまう、という、悪質極まりない陰謀が推し進められているようである。4半期に一度開催される「福島県民健康調査検討委員会」(及びその下にある「甲状腺検査評価部会」)は、こうした重大事項に決着をつけることなく=そんなことはおかまいもなく、毎回のように「いかにして甲状腺検査つぶしに屁理屈を付けるか」の協議ばかりを続け、原発被害を受けた子どもたちやその家族は置き去りにされたままである。その中心にいるのが、「福島県民健康調査」事業を受託している福島県立医大だ。


(関連)「福島県民健康調査検討委員会」(福島県庁HP)

 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai.html

(関連)(速報)(7.8)第35回「県民健康調査検討委員会」結果と甲状腺検査(2巡目)結果に対する部会まとめ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-4cfa95.html


 その一方で、この福島県立医大は、こうした医療倫理・学問研究倫理から大きく外れた半ば犯罪的な行為(かつその論文内容がインチキ丸出し)を「自浄」して再発防止を厳格に実施する様子もない。そもそも、このインチキ論文が、原発事故後の放射能汚染地域における住民の被ばく線量を矮小化・過小評価して、今現在、原子力ムラ代理店政府が進める20ミリシーベルト基準の違法かつ強引な押付けを背後から「理論的に裏付ける」ことを意図して書かれたものだったことも念頭に置く必要がある。

(その悪質論文を原子力「寄生」委員会がつまみあげて、新たな放射線防護の基準の根拠としようとしていたことも分かっている=まさに、放射線ムラの御用学者どもがチームワークを組んで、福島県民のみならず、我々一般の有権者・国民を愚弄し、福島第一原発事故の対応に決着(いつもの通り被害者切捨て)をつけるとともに、今後も発生するであろう核事故時における被害者を、ねじ伏せ、沈黙と自己犠牲に追いやるための「態勢づくり」を着々と進めていると言っても過言ではない)

目的は、福島第一原発事故は「完全に終わったこと」にして、その被害者を切り捨てること=原発事故の放射能による健康被害者は(原発作業員を除いて、地域住民には)1人もいない、ということにしてしまうための「壮大な国家犯罪ドラマ」が創られようとしているのだということだ。ヒロシマ・ナガサキが、ミナマタが、ここフクシマで、巨大なスケールで、再び実践されている。

福島県立医大、この腐った組織に存在意義などあろうはずはないのである。
その存在そのものが「悪」と化している。腐った大学は直ちに解体せよ。
草々

(追)東大・福島医大「研究不正なし」〜宮崎・早野論文 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー
http://ur0.work/XdW6

(追2)「ゆがむ被曝評価」特設サイト(岩波月刊誌『科学』)
https://www.iwanami.co.jp/kagaku/

 



 

2019年7月18日 (木)

(9.26)オルタナティブな日本をめざして(第33回):「これでいいのか働き方改革:労働現場から」(中野麻美弁護士)(2019年9月26日)

前略,田中一郎です。
9月の新ちょぼゼミのご案内です。


*(別添PDFファイル)(チラシ)(9.26)オルタナティブな日本をめざして(第33回):「これでいいのか働き方改革:労働現場から」(中野麻美弁護士)(2019年9月26日)
ダウンロード - efbc88efbc99efbc8eefbc92efbc96efbc89e3808ce38193e3828ce381a7e38184e38184e381aee3818be5838de3818de696b9e694b9e99da9efbc9ae58ab4e5838de78fbee5a0b4e3818be38289e3808defbc88e4b8ade9878ee9babbe7be8ee5bc81e8adb7e5a3abefbc89.pdf


「規制緩和政策は、労働の商品化と差別を増長させるものであった。しかし買い叩きの連鎖によって社会のあらゆる基盤を破壊することが実感されるようになって、人々はこうした政策からの決別を求めた。もう、ただ安ければよい、仕方がないという考えは改めなければならない。コスト競争に勝ち抜くことに腐心して安易な雇用に頼ってきた企業体質を転換させることこそ、持続的発展の不可欠な前提であるからである。負の連鎖を断ちきるものが何か、分かるはずだ」(中野麻美さん著『雇用破綻最前線』(岩波ブックレット)より抜粋)。今回は労働法制・労働問題にお詳しい中野麻美弁護士においでいただき、安倍政権により強引に実施されてきた「働き方改革」の現状とその問題点について詳しく解説していただきます。みなさまのご参加をお待ちしております。(なお、中野さんのご講演が始まるまでの約1時間で、主催者側より事務連絡その他のご案内・プレゼンを予定しています)


講 師:中野麻美(なかのまみ)弁護士 
 北海道大学法学部卒業。1979年弁護士登録(東京弁護士会)
 NPO派遣労働ネットワーク理事長、
 りべるて・えがりて法律事務所に所属、労働問題を担当

次 第
 日 時:2019年9月26日(木)18時~21時(開場17時30分) 
 会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
  たんぽぽ舎のあるダイナミックビルの4階 JR水道橋駅西口から5分
  
水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、
  
GS跡地(セブンイレブン)を過ぎて鉄建建設本社ビルを過ぎたら左折。
  
東京都千代田区神田三崎町2-6-2  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
  
Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/


 <中野麻美先生のご著書>
(1)雇用破綻最前線 雇い止め・派遣切り・条件切り下げ-中野麻美/著(岩波ブックレット)
 https://00m.in/vpggi
(2)労働者派遣法の解説-中野麻美/著(一橋出版)
 http://ur2.link/fdyV
(3)労働ダンピング 雇用の多様化の果てに-中野麻美/著(岩波新書)
 http://ur2.link/gwJR

 <政府関連サイト>
(1)働き方改革の実現 - 首相官邸ホームページ
 https://www.kantei.go.jp/jp/headline/ichiokusoukatsuyaku/hatarakikata.html
(2)働き方改革実現会議・働き方改革フォローアップ会合:首相官邸
 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/hatarakikata/
(3)「働き方改革」の実現に向けて |厚生労働省
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html
(4)働き方改革を知ろう!|政府広報オンライン
 https://www.gov-online.go.jp/cam/hatarakikata/about/
(5)中小企業も!働き方改革|政府広報オンライン
 https://www.gov-online.go.jp/cam/hatarakikata/

 <その他 関連サイト>
(1)-働き方改革-解説リーフレットを作りました - 日本労働弁護団
 http://roudou-bengodan.org/topics/5055/
(2)全労連:労働法制
 http://www.zenroren.gr.jp/jp/housei/index.html
(3)連合|労働・賃金・雇用 「働き方改革」について
 https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/roudou/seido/hatarakikata.html
(4)働き方改革 - 連合ダイジェスト
 http://ur2.link/skwd
(5)日本弁護士連合会:労働
 https://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/category/labor.html
(6)36協定の新ひな型、過労死ラインすれすれ 遺族抗議へ:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM7J5G03M7JPIHB01S.html?ref=hiru_mail_topix2_6
(7)「月20万で全てを犠牲にしなければならない」働き方改革の理想と現実 (日刊SPA!)
 https://nikkan-spa.jp/1581237
(8)東京新聞 働き方改革の死角 年功賃金見直し課題 年収大幅減 避ける工夫も(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201906/CK2019062202000155.html
(9)働き方改革で悲鳴をあげているのは誰?実態調査で見えた現実 ITmedia ビジネスオンライン
 https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1907/02/news026.html
(10)「安倍「働き方改革法案」は労働法制破壊」中央大学名誉教授・近藤 昭雄
 http://gendainoriron.jp/vol.14/feature/f07.php


(参考)オルタナティブな日本を目指して(バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-99f4.html

草々

    

 

2019年7月16日 (火)

(速報)(7.8)第35回「県民健康調査検討委員会」結果と甲状腺検査(2巡目)結果に対する部会まとめ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.山本太郎・「れいわ新選組」奮闘記続報
 日増しに注目度が爆発的に高まっています。もちろんマスごみは「オール無視」で、その「粗大ゴミ」としての正体を赤裸々にしています。それぞれの地域で、どんどん広めていきましょう。今般の参院選挙の真の「争点」がここにあります。

(別添PDFファイル)山本太郎・「れいわ新選組」奮闘記続報(山本太郎の目に涙が:若者たちの参院選への態度が一変:寺島栄宏さん 2019.7
ダウンロード - e5b1b1e69cace5a4aae9838ee383bbe3808ce3828ce38184e3828fe696b0e981b8e7b584e3808de5a5aee99798e8a898e7b69ae5a0b1efbc88e5afbae5b3b6e6a084e5ae8fe38195e38293202019.7efbc89.pdf

(関連)れいわ旋風で読めぬ「ステルス票」与野党は戦々恐々 - 社会 - 日刊スポーツ
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201907150001137.html
(関連)田中龍作ジャーナル-れいわ野原候補 学会総本部前で「池田先生の教えに立ち返れ」と叫ぶ
 http://tanakaryusaku.jp/2019/07/00020497


2.天安門事件30年
 中共中国の現体制など認めるわけにはいかない。世界の常識だ。しかし、それはそれとして、当面は彼らと平和共存の在り方を探っていかなければならない。キーワードは基本的人権の尊重と国民主権、これを可能な限り中共中国に認めさせながらも友好関係を維持していく、そんな平和外交が強く求められている。現安倍政権の対中共中国政策などは「論外」である。(下記のVTRは安倍政権忖度型の一方的な中共中国攻撃だという人がいらっしゃるようです。みなさまの目でお確かめください)

(1)NHKスペシャル - 天安門事件運命を決めた50日
 https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20190609

(関連)NHKスペシャル「天安門事件 運命を決めた50日」
 https://www.dailymotion.com/video/x7aocp4
 https://www.dailymotion.com/video/x7aoad8

(2)報道特集「天安門事件30年~学生亡命の舞台裏~」
 https://www.dailymotion.com/video/x7akitg
 https://www.dailymotion.com/video/x7alojk

(3)(別添PDFファイル)メディア時評:歴史と現代をつなぐ視点=天安門、香港、イラン(イントロ部分)(神保太郎『世界 2019.8』)
 https://www.iwanami.co.jp/book/b470733.html


3.参院選情報
 参院選が盛り上がっていない・与党優勢などというのは、マスごみでっちあげの「争点ボカシ」「無風とりつくろい」の「忖度報道」です。

(別添PDFファイル)参院選全選挙区予測:安倍四選を揺るがす十二人の「愚か者」(『週刊文春 2019.7.18』)
 https://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun/blomaga/ar1785191

*2019参院選 全選挙区「当落予想」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3716

(1)(別添PDFファイル)諦念に支えられた安部政治、参院選は変化を喚起できるか(山口二郎『週刊東洋経済 2019.7.20』)
 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/21001
(2)『モーニングショー』が自民党の改憲案「緊急事態条項」の危険性を検証!田崎史郎の代弁解説に羽鳥慎一まで鋭いツッコミLITERA/リテラ
 https://00m.in/uKhsn
(3)【安倍政権】東北は依然苦戦…安倍首相「応援演説」激戦区は13勝14敗も|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258364
(4)安倍首相が誇る雇用増の実績は本当? ファクトチェック- 2019参議院選挙:朝日新聞デジタル
 http://urx2.nu/SfIy
(5)元モー娘の市井紗耶香氏「思いはお伝えできている」 - 社会 - 日刊スポーツ
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201907150000853.html
(6)参院選演説で連発 自民の“失言リバイバル”は舌禍より本音|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258361
(7)日本人の6人に1人が「貧困」時代――安易な絶望に陥らない方法はあるのか? - ダ・ヴィンチニュース
 https://ddnavi.com/review/549469/

*日刊IWJガイド「安倍総理が中野で街頭演説、自慢話と民主党政権批判の繰り返しに飛び交う『安倍やめろ』の怒号!」 2019.7.8日号~No.2489号~(2019.7.8 8時00分) - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38898

*「頼れる年金、希望の年金、安心の年金をつくるのが、政治の仕事なのではないですか!」~7.12参院選 東京選挙区 日本共産党・吉良佳子候補 街頭演説(立川駅北口)―応援 志位和夫委員長 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452629


4.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)本日(7/14)のいろいろ情報:(1)国家財政データベース『JUDGIT!』を公開(ワセダクロニクル)(2) #NHKから国民を守る党は右翼の擁立母体(3)旧優性保護法、国の判断について(4)参院選2019 他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-5ca2a7.html

(2)2019参院選公示:国民生活後回し・行政私物化・日本国憲法無視・民主主義破壊・対米隷属の戦争国家へ暴走する「アホノミクス」安倍政権・自公政治を退陣させられるかどうかが争点だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-5d83e9.html

(3)映画「新聞記者」が素晴らしい=警察官僚を使って進められる謀略政治に立ち向かう新聞記者と若手エリート官僚、その姿は今日のアベ政権を描くリアリズムと迫力で私たちに政治選択を迫る & 今夏参院選がおもしろくなってきた- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-3ed1e1.html
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去る7月8日に開催された第35回「福島県民健康調査検討委員会」、及びその委員会に提出された「甲状腺検査(2巡目)結果に対する部会まとめ」について、以下、簡単にご報告申し上げます。「福島県民健康調査検討委員会」の多くの御用委員たちや、福島県立医大、福島県庁、そして政府など、この「福島県民健康調査」に関係する当事者・責任者たちの下劣な「御用」的態度や無責任、横柄な態度が目立っています。この調査の期待されている肝心なことは行わず、情報は隠しまくる、屁理屈はこねる、科学的実証的根拠に乏しい「結論ありき」を振り回すで、毎回毎回、何とかこの検査をつぶしてしまうか、縮小して統計学的に無意味なものにしてしまおうとの思惑が透けて見えています。この委員会に若干名いらっしゃるごく少数の良心的な委員によってのみ、かろうじて委員会の体をなしていると言っても過言ではありません。

御用学者メンバーの総入れ替えと、この事業の委託先を福島県立医大、及び福島県庁から切り離しして、広く関東・東北各県を含めて、もっとまともな形で、情報公開を徹底し、健康被害を受けた方々には万全のフォローや経済支援を行いつつ、国が実施主体となって健康調査の態勢を再構築し進めていく必要があります。現在の「福島県民健康調査検討委員会」は、もはやその期待されている機能を果たしうる委員会ではなくなり、ただひたすら福島第1原発事故に伴って環境放出された放射能による健康被害をもみ消す、矮小化する、ゴマカス、切り捨てるために動いている背信的組織に変質していると言っていいでしょう。福島県民は危機意識を高めてください。このままでは危ないです。(健康被害は全部、福島第一原発事故とは無関係の「自己責任」にされてしまいますよ)


子ども甲状腺検査結果(人)(Our PlanetーTV サイトより)
 http://www.ourplanet-tv.org/files/2019070803.jpg


 実数は「ほぼ確実のガンの疑い」、( )内は「手術済でガン確定」
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      今回(第35回:7/8) 前回(第34回:4/8)
 1巡目  115(102)  115(101)
 2巡目   71( 52)   71( 52)
 3巡目   24( 18)   21( 15)
 4巡目    5(  1)    2(  0)
 節 目    2(  1)    2(  0)
  小計   217(174)  211(168)
 集計外   11( 11)   11( 11)
  合計  228(185)   222(179)  良性結節2名を除く
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注1:1巡目・2巡目は2018/3末、3巡目・4巡目は2019/3末
注2:A判定以外は3,805人、経過観察は2,976人、うち穿刺吸引細胞診受診は827人(たくさんの子どもたちが「経過観察」を含む「宙ぶらりん状態」で放置されています)(福島県立医大では意識的に穿刺吸引細胞診を遅らせ、症状悪化を招いている様子あり)

注3:子ども甲状腺ガンの発生件数は今もって全体数字がつかめないまま、手術を受けた子どもたちの臨床情報についても非公開にして、何が何だか分からなくしている
注4:それでいて、この子ども甲状腺検査を「放射能とは無関係」「デメリットが大きい」「縮小するかやめるべき」などと、毎回毎回、検査つぶしに画策しているのがこの委員会

注5:毎年少しずつ、この検査の受診者が減少しているにもかかわらず、この委員会に危機感がない。特に「節目検査」と言われている18歳以上の人たちの受診率は1割にも満たない数字になっている様子で、これは非常に危ういことという他ありません。(10代後半から20代にかけてが原発事故に伴う甲状腺ガンを発症しやすい年齢層です)

注6:詳細はわかりませんが、この「福島県民健康調査検討委員会」とは別に、福島県立医大の中に山下俊一(副学長)以下の完全非公開・秘密委員会がある様子で、そこが事実上の子ども甲状腺検査を含む福島県の放射線防護方針を決めている様子です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
「(7.8)第35回「県民健康調査検討委員会」結果と甲状腺検査(2巡目)結果に対する部会まとめ」についての詳細は下記サイトをご覧ください。

甲状腺がん報告書を一部修正へ〜 「被曝と関係認められない」見直し - OurPlanet-TV
 http://www.ourplanet-tv.org/

(関連)甲状腺がん「放射線関連なし」 〜一度も議論せず報告書公表 - OurPlanet-TV
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2402
(関連)甲状腺がん患者が福島県へ要望書〜県民の意見の反映求め - OurPlanet-TV
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2406

(関連)福島県県民健康調査課に要望書を提出しました(甲状腺がん支援グループ あじさい会 2019.6.18)
 https://www.ajisainokai.net/post/20190618
(関連)甲状腺がん子ども基金149人に給付〜福島での再発転移12人 - OurPlanet-TV
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2405
(関連)「隠された初期被ばく」の見える化を~福島県に要望書を提出 福島県・国と会合 深まる謎|FoE Japan
 http://www.foejapan.org/energy/fukushima/190703.html


*第35回「県民健康調査」検討委員会(令和元年7月8日)の資料について - 福島県ホームページ
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai-35.html

(関連)「県民健康調査」検討委員会 - 福島県ホームページ
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai.html


*資料5-2 甲状腺検査本格検査(検査2回目)結果に対する部会まとめ
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/336455.pdf

(関連)FFTV 福島の甲状腺がんはいま~どうなっている?因果関係を否定する報告書/ゲスト:白石 草さん(Our Planet TV) 2019-6-27 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=C0EuWCpHSUs
(関連)FFTV 続報 福島の甲状腺がんはいま~紛糾した県民健康調査検討会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=kTLDhVVxXXI


 <関連資料>
(1)福島県県民健康調査委員会 甲状腺がん多発と被ばくとの因果関係で紛糾 - FoE Japanブログ:Mobilize - Resist - Transform !
 https://foejapan.wordpress.com/2019/07/09/190708/
(2)甲状腺検査ファクトシート - level7
 http://urx2.nu/ZGG1
(3)第 13 回 甲状腺検査評価部会 開催報告(UNSCEARの線量との関係の分析など)
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/336454.pdf


 <その他:別添PDFファイル>
(1)甲状腺がんと被ばく関連なし、県調査委が中間報告(京都 2019.6.4)
 https://www.sankei.com/life/news/190603/lif1906030027-n1.html
(2)被ばくと甲状腺がん 関連「否定」、放射性ヨウ素、国と県 十分調査せず、責任追及 曖昧に(東京 2019.6.9)
 ダウンロード - e8a2abe381b0e3818fe381a8e794b2e78ab6e885bae3818ce3829320e996a2e980a3e3808ce590a6e5ae9ae3808de38081e694bee5b084e680a7e383a8e382a6e7b4a0e38081e59bbde381a8e79c8c20e58d81e58886e8aabfe69fbbe3819be3819aefbc88e69db1e4baac202019.6.9efbc89.pdf
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201906/CK2019060402000119.html
(3)福島の甲状腺検査、中間報告を修正へ、がんと被ばく「関連なしは早急」(東京 2019.7.9)
 https://lituum.exblog.jp/29519233/
(4)福島原発事故に猛威を振るう「知られざる核戦争」(矢ケ﨑克馬『いのちの講座 NO.117 2019.6.29』)
 https://www.yasudasetsuko.com/vision21/#1


 <「いちろうちゃんのブログ」より>
(1)(速報)子の甲状腺がん、被ばく関連否定、「福島県民健康調査検討委員会 甲状腺検査評価部会」(科学的根拠なし=被ばく量は不明のまま)+ 横浜市内の学校・保育園等の放射能汚染土壌の撤去等について(緊急 拡散希望)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-60e269.html

(2)(報告)(7.8)オルタナティブな日本をめざして(第30回):「福島原発事故と初期被ばく」(新ちょぼゼミ:榊原崇仁さま)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-81dd71.html
草々 

2019年7月15日 (月)

2019参議院選挙のいろいろ情報:(1)山本太郎・「れいわ新選組」続報 (2)「若者よ、選挙に行くな」動画(3)朝日カバカバ新聞のカバカバ報道(4)2019参院選情勢 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.イベント情報
(1)(7.29)オルタナティブな日本をめざして(第31回):「東日本大震災からの復興と人間の幸福」(五十嵐敬喜法政大学名誉教授:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c68295.html
(2)(別添PDFファイル)(チラシ)(8.3)とめよう! 東海第二原発 新宿/夜デモ
 http://urx.space/w6OJ
(3)(8.21)反緊縮経済政策Q&A:「市民と野党の共闘」が掲げる経済政策をめぐって(ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-b29ade.html
(4)(別添PDFファイル)(チラシ)(9.4)福島原発被害東京訴訟 第2陣 第5回期日及び報告会
ダウンロード - efbc88efbc99efbc8eefbc94efbc89e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae8a2abe5aeb3e69db1e4baace8a8b4e8a89f20e7acac2e999a320e7acac5e59b9ee69c9fe697a5e58f8ae381b3e5a0b1e5918ae4bc9a.pdf
 http://genpatsu-shutoken.com/blog/


2.日本の介護が「刑務所ビジネス」で破壊される日――内田樹×堤未果 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/12800

(そもそも第一次安倍政権(2006年)のときに問題化した「消えた年金」だって、いまでもまだ約2000万人分が棚上げにされたままなのよ。「最後の一人まで」などと口から出まかせ言ってた奴(安倍晋三)が、その頃の参議院選挙で負けて政権運営が難しくなったために仮病を使って辞任、そんな奴がまた総理大臣なんかやってるんだから、我々有権者・国民が将来受け取る年金のことなど、まともに考えているワケがないでしょうに。あの国会答弁の際にヘラヘラ笑っているアホウ太郎が、国民のために年金のことを真剣に考え検討している、なんて、想像つく? 自分の年金のことでさえ秘書に丸投げでどうなってるかわからんそうだから。その安倍晋三・アホウ太郎政権に年金の問題を託す!? 頭おかしいのと違う!?:田中一郎)


3.「主戦場」デザキ監督 右派の一貫性のなさを見せたかった|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/258122


4.【広瀬隆「韓国映画『弁護人』が描いた国家保安法」】
 連載「テレビ報道の深刻な事態」2019.7.10 16:00週刊朝日
  https://dot.asahi.com/wa/2019071000048.html?page=1

映画『弁護人』予告編⇒ https://www.youtube.com/watch?v=3rrKkI0OBUA
映画『弁護人』(吹き替え版) https://www.youtube.com/watch?v=p4TK-nYJISg

(関連)広瀬隆「韓国映画『タクシー運転手』に対する熱狂と感涙」AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2019070300001.html
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2019参議院選挙のいろいろ情報をお送りいたします。
2019年の国政選挙をいかに闘うか(アベ政権退陣と自公政治の抜本転換を求めて)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-b038e9.html


1.2019参院選 全選挙区「当落予想」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3716

(マスごみが報道する選挙区情報など、アテにはなりませんし役にも立ちません。本当のことはこの日刊ゲンダイ記事に書かれています。どの選挙区も接戦が続いています。まだまだ勝敗はわかりません。「壊憲」議席2/3が「争点」だ、なんて、何言ってんだという話です。必殺仕置人の有権者のみなさま、いよいよ出番です。「令和」の世を乱し、社会正義を踏みにじり、力なきものを理不尽な悲哀のどん底に陥れる「巨悪」を退治するのです。アベ退陣=これが合言葉。:田中一郎
 https://www.youtube.com/watch?v=HtGi2BKIf2o&list=RDPyyTyb9F5iQ&index=19

(関連)東京新聞7-10本音のコラム 斎藤美奈子さん 情勢は流動的 今度の選挙は流動的だ。台風の目は山本太… |さとしん📻shin sato📷佐藤 伸🌈さんのTwitterで話題の画像
 https://tr.twipple.jp/p/a2/da1fa5.html


2.山本太郎・「れいわ新選組」続報
 多くの人たちの願いや思いをかなえられるよう、今回の参議院選挙でどこまで「大きく」スタートできるかがカギ、全国を行脚しての大奮闘ぶりが目立っています。日本が変われるか・日本を変えることができるか・沈滞する国会や政治に「カツ」を入れられるかどうかの勝負です。「死にたくなるような世の中はやめにしましょう・生きていてよかったと思える世の中をつくりましょう、それは決して夢ではない、そのカギはあなたが握っている・この国のオーナーは総理大臣ではない・あれはただの「雇われ店長」ですよ、あなたがこの国のオーナーだ、みんなでつながっていきましょう」、山本太郎氏の街宣演説は心に響き目頭が熱くなります。下記の熊本街宣VTRをご覧ください。

(1)(必見)れいわ新選組 山本太郎 街頭演説会 熊本 2019年7月9日 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=bF6Ia12SAGo
(2)(必見)【字幕入り】20190712 山本太郎比例 街頭演説 「れいわ祭り」品川駅港南口 参議院議員選挙 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=BIAxUve1En8
(3)(別添ファイル)れいわ新選組「八つの緊急政策」(タロー八策)
 http://urx.space/RbWT
ダウンロード - e3828ce38184e3828fe696b0e981b8e7b584e3808ce585abe381a4e381aee7b78ae680a5e694bfe7ad96e3808defbc88e382bfe383ade383bce585abe7ad96efbc89.png
(4)れいわ新選組・山本太郎代表「政権取りに行く」 - 社会 - 日刊スポーツ
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201907120001226.html
(5)今回の参院選は改憲勢力2-3を阻止できるかが焦点、台風の目、山本太郎が自民党攻撃の最大の武器だ - 小坂正則の個人ブログ
 https://nonukes.exblog.jp/27683806/
(6)れいわに支持を…立憲が懸念 広がる反緊縮、自民候補も - 2019参議院選挙(参院選):朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM7C4S5RM7CUTFK00C.html?ref=mor_mail_topix3_6

(朝日カバカバ新聞は今回の参院選報道では、かようなカバカバ報道ばかりを繰り返しているゴミ新聞の1つである。気にしなくてよろしい。そもそも購読をやめましょう。それよりも、自民党の公明党利用に賞味期限が切れ始めていて、安倍改憲に反対をするのなら切って捨てると言わんばかりの態度を見せ始めているようです。その背景には再び勢いを取り戻しつつあるかに見える(大阪)「維新」の動きがある様子。こんな大事なことでも、朝日カバカバ新聞をはじめマスごみどもは報道することもありません。

長期政権で傲慢になった自民党の身勝手な話で、公明党・創価学会のみなさんは、そろそろ目を覚まして、「れいわ新選組」の東京選挙区候補者=野原義正氏がおっしゃるように「池田大作さんの大義」にお戻りになった方がよろしいのではないかと思います。そのためには、一度、今回の選挙で公明党候補を全員落選させて、今の創価学会・公明党執行部を引責辞任させるのが一番手っ取り早いと思いますが、いかがでしょう? 選挙はこれからも続きますから、また次回以降、新しい公明党=平和と福祉の党、としてフレッシュの形で候補者を立て、当選させればいいではないですか。それの方が創価学会・公明党としても、よほど持続可能な形だと私は思いますが。

いずれにせよ、このままいけば、やがて自民・維新という「同じ穴のムジナ」に散々食いものにされた挙句に棄てられるだけだと思います。)

(関連)山本太郎が参院選に擁立した創価学会員、公明党と学会を批判し(公明党と学会は)“村八分状態”(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190712-00571252-shincho-pol

(有権者・国民から「村八分」になっているのは野原善正氏ではなくて公明党・創価学会の方です。いつからあんなにおかしくなっちゃったんでしょう、と多くの人々が感じています。そもそもこの記事は、表題とその内容が全くマッチしておりません。編集デスクの「作為」を感じさせます)

(関連)れいわ新選組“学会員候補”が当落選上に…公明党が戦々恐々|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258080

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)実は、山口氏と野原氏の選挙ポスターのデザインが物議を醸している。掲示板上で、山口氏のポスターが野原氏の右斜め上に貼られていることについて、〈すごい2ショット〉〈絶妙〉などとネットで話題だが、よくよく見ると、山口氏のポスターには「公明党」の「こ」の字も書かれていない。一方、野原氏のポスターにはデカデカと「創価学会」の記載がある。これにSNSでは、〈学会員を代表して立候補しているのは野原さんって感じだね〉〈正真正銘の創価学会員である野原善正さんに投票しましょう〉といった声が飛び交うなど、ジワジワと「野原支持」が広がっているのだ。

「公示直後こそ『当選圏外』だった野原さんですが、ある党の最新調査では当落線上にまで浮上してきた。期日前投票の出口調査でも一定の票を得ており、既存政党は相当な危機感を募らせています」(与党担当記者)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(公明党党首が所属政党の名前を明らかにしないまま法定選挙ポスターに自分の顔写真を張り付ける=公明党もここまで来たか、まもなくご臨終?)


3.若者よ、選挙に行くな - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=GLbc9in9zeY&feature=youtu.be

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7月21日投開票の参議院選挙を前に、「若者よ、選挙に行くな」と題した動画が話題を呼んでいる。その内容は、いささか衝撃的だ。動画では中高年層と思しき3人が登場。そして、カメラに向かってこう言ってのける。

「年金が破綻する?関係ないわ。だって私は貰えているもん」
「教育予算が減っている?その分、医療費に回してもらえるからありがたいよ」
「地球温暖化?20年、30年先の話なんて知らないわ」

さらに3人は、若者を煽るようにこう言い放つ。

「年金を払いたくない。残業は嫌だ。給料が下がった。匿名でよくつぶやいているね」
「でもあなたたちは選挙にはいかない」
「だから私たちが政治を動かしているの」
「あなたたち若者は存在しない人」
「私たちは選挙に行く」
「これでも、あなたは 選挙に行きませんか」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 選挙に行かないのなら、政治家はそんな連中のことなど気にしなくなるし、選挙に行ってもロクでもない連中に投票をしているようなら(「維新」に投票する大阪府民・市民のように)、その尻拭いは全部投票した人間がしなくてはいけなくなる(例えば福島第1原発事故、例えば非正規労働の広がり、例えば消費税)。当たり前のことである。生まれた時から何でもあって何不自由なく育てられてきて、政治も民主主義も基本的人権も平和も、空気のように存在しているものだと思っているのかもしれないが、とんでもない勘違いである。昨今の若者は保守化していて「現状維持」派が多いのでアベ政権を支持し自公政治のままでいいと思っているなどと伝えられているが、これほどの錯誤・バカ認識はめったにない話である。

アベ政権・自公政治を継続させることは、現状維持どころか現状を支えている様々なことが次々と破壊され、若者の生活を中心に徹底的にボロボロにされていくこということを意味している。就職のこと一つとってみても、今は「団塊の世代」がリタイヤーして交代要員の求人が増えているだけの話であり、それで運よくまともな職につけたとしても、そんなものは(今の政治・経済・社会の体制を転換しておかなければ)いつまで続くかという話である。やがて今の若者も年を取り、中年になって子どもの教育その他にカネがかかる頃になると、あなたは高コストなのでもう会社を辞めていただけませんか、と肩たたきが始まるのだ。その頃になってあわててもどうしようもない。

(関連)(別添PDFファイル)「現状維持」危うい行く末、無関心の有権者「今のままでいい」、安倍政権続けば生活更に困窮?(東京 2019.7.13)
ダウンロード - e3808ce78fbee78ab6e7b6ade68c81e3808de58db1e38186e38184e8a18ce3818fe69cabe38081e784a1e996a2e5bf83e381aee69c89e6a8a9e88085efbc88e69db1e4baac202019.7.13efbc89.pdf

他のいろいろなことについても同様の話である。その典型は原発だ。今の「アホノミクス」とは、一握りの特権的人間たちだけが労せずして生きていけるようにするための仕組みづくりのことを言う。それがこれから更に強められようとしている時に「現状のままでいいです、アベ政権・自公政治でいいです」「投票なんて行きません」などと、底抜けのアホが言うこと・やることではないか。資本主義社会というのは、アホや間抜けやお人好しは徹底的にむしり取られる仕組みになっている。覚悟しておくことだ。若者とバカ者、この一字違いの「一字」を変えられるのは誰か? それはとりもなおさず、ひとりひとりのバカ者若者以外にない。「若者よ、選挙に行くな」のVTRでも見て、よく考えてみることだ。

(関連)「むしりとりますとも! 最期まで! 自由民主党」(2014.6)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/files/facist_2_mmusiritoru.pdf

(関連)安倍首相の「野党は年金不安煽るだけ」デマに騙されるな! 野党は対案提示も無視し、共産党・小池晃には逆ギレ|LITERA/リテラ
 https://00m.in/eyFzV


4.朝日カバカバ新聞のカバカバ記事
 民主党政権に続くアベ自公政権、この約10年間の大事な時に、日本の多くの有権者は政治選択を間違い、ロクでもない人間集団に国の政治を任せてしまいました。おかげで、超長期のデフレ不況は深刻化するワ、福島第1原発事故はくらうワ、地方経済はボロボロになるワ、国民生活に必要不可欠な公共財産や公共サービスが一握りの特権業者のために売りに出されるワ、政策や行政が私物化されて民主主義が突き崩されるワ、低賃金・貧困・格差・階級社会が固定化して生活苦が蔓延するワ、世界一と言われる日本の優れた農林水産業がつぶされるワ、食の安全と表示がないがしろにされるワ、書いていたらきりがないくらいの「政治が原因となったロクでもない事態」が山のように生まれている。そんな中での今回の参議院選挙である。

その「日本危機存亡の時」にある、まさに今回の参議院選挙を報じる朝日新聞の記事が、たとえばコレだ!(下記の4つの記事を参照) まったく「アホか!」の一言ではないかと言いたくなるカスみたいな内容だ。私はこうした報道を「朝日カバカバ新聞のカバカバ報道」と呼んでいる。いつの時代にもいるようなズッコケ人種や政治的シニシズム、ないしはチンタラ浮遊層に取材インタビューとやらをして、その連中の言い分をもっともらしい文章にして記事にしているだけの話である。そんな連中の言うことを報じて何の意味があるのか。酔っ払いオヤジのグータラ節と似たようなもので、ドブネズミも食わない代物だ。そんな連中に、いくら猫なで声で、政治に関心を持ちましょう、選挙の時には投票に行きましょう、などと「説得」してみたところで、クソの役にも立たないことなど、自明の自明、ほっとけばいいんだよ、そんな連中は。

ぞれでは、朝日カバカバ新聞を含むマスごみどもが取材をしなければいけない有権者とはだれか。それはまさに日本に圧倒的多数存在している「フツ―の生活者」たちであり、日々の暮らしに追われながらも少ない収入をやりくりし、子どもや将来のことや、何かに希望や期待も託しながら、日々必死で生きている人たち、政治に関心がそうあるわけではないけれど、ときどき耳にする・目にする政治=アベ政権の振る舞いを見ていて、どうもおかしいな、何か変だな、ひょっとしてこれは自分の生活が少しずつ年々きつくなっているのと関係があるのではないか、そう不安に、不審に思いながらも、言葉も発することができないで、フツ―に生きている、そんな人たちである。

取材はおそらく単純なインタビューではなく、少し時間をかけて会話をしないと、参議院選挙での投票行動と結び付けて報じることは難しいだろう。そのためには、アベ政権がこの6年間以上にわたりやってきたことについても少し説明する必要があるだろうし、野党の動きについても説明が必要だ。そうしたホンモノの取材を放棄して、「安倍支持の空気」などと首相官邸忖度型の表題を付けては、どうでもいいような連中の、どうでもいいようなゴタクを並べて記事にする、これが新聞ジャーナリズムのやるべきことなのか!? 仕事をする気がないなら、さっさと廃業してしまえ!

朝日カバカバ新聞は、この10年間くらいで、戦前の新聞と瓜二つの行動をとりつつ、新聞ジャーナリズムを腐らせてきた張本人の一つである。その結果、同社は多くの優秀な経営者・優秀な記者・優秀な新聞人を失い(退職に追い込み)、後にはカスみたいな連中だけが残るという「負のスパイラル」を続けてきた。朝日新聞を去った人たちの中には、例えば下記にご紹介する「ワセダクロニクル」で「新しいメディアの在り方」へ挑戦する若手の人たちがいる。そして、この朝日カバカバ新聞に負けず劣らずのどうしようもない紙面をつくっているのが毎日(腰抜け提灯)新聞である。いずれも定期購読するに値しない粗大ゴミにすぎない(読売新聞、日本経済新聞、サンケイなどはもはや新聞ではなく、それぞれ首相官邸広報紙(頭の悪い日経)、財界御用広報、似非右翼団体機関紙である)。

今や、みなさまにお勧めできる「新聞」は、東京新聞と日刊ゲンダイだけになってしまったかの観がある。日本が没落を止められない一つの原因がここにあるように思われてならない。(TVは日本ハッタリ協会(NHK)も含めて新聞よりも更にひどいので見るに値せず)

(別添PDFファイル)2019参院選「安倍支持」の空気(上中下)(朝日 2019.7.1,2,3)
 https://www.asahi.com/special/matome/abe_mood/

*(別添PDFファイル)私の一票、何かを変える?#選挙行かない理由(朝日 2019.7.15)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14097759.html

*「安倍礼賛者」にされた左派の論客 リベラルは共闘下手 - 2019参議院選挙(参院選):朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM6Y6KBZM6YTLZU001.html

*加計学園問題から1年、地元の今治で見たシャッター通り - 2019参議院選挙(参院選) [旅する記者2019参院選]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM7C65PVM7CPTIL036.html
(シャッター通り商店街の地方都市だから、不正してでも「お友だち」学園を連れてきて、何が悪いのか、と言いたいのかな?)

(関連)20190712 UPLAN シンポ|さよならマスメディア - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=U3nix5BktJs

(関連)ジャーナリズムNGO:ワセダクロニクル - Watchdog Japan
 http://www.wasedachronicle.org/
(関連)『週刊金曜日』
 http://www.kinyobi.co.jp/


5.(別添PDFファイル)西川伸一の政治時評:活用すべき共産党票、広島で候補取下げを(『週刊金曜日 2019.7.12』)
 http://www.nishikawashin-ichi.net/seijijihyo.html

(田中一郎コメント)
 典型的な「観客民主主義」の屁理屈である。勝手に言ってろ、という話で、こんなものに耳を傾ける必要は全くない。共産党の人たちは、こんなものは無視して、必勝を期する選挙活動を続ければいいのだ。何故か!?

国民民主党は、口先では立憲民主党に向かって「共闘しましょう」などと「共闘」に積極姿勢を見せていはいたが、裏側に回れば、日本全国あちこちで、あの御用組合「連合」と一緒になり「市民と野党の共闘」をつぶして回っていた「犯罪的政治集団」である。「共産党とは一緒にやらない」「急進的なプロ市民は来ていただかなくて結構だ」「共産党と組むくらいなら自民党と一緒でいい」、これが彼らの本音であり、その本音のとおりに「共闘潰し」に邁進してきて今日に至っている。

私が知るだけでも、鹿児島や福井や新潟をはじめ、複数の選挙区でおかしなことになってしまっている。そして「対決より解決」などと、日和見譲歩路線丸出しの野党の結束を崩すようなマネを何度も繰り返し、国民民主党の背後にいる御用組合「連合」に至っては、「原発再稼働を進めてくれ」「消費税増税も進めてくれ」などと、アベ政権に申し入れをするまでに至っている。どうしようもない連中だ。こいつらのおかげで、「市民と野党の共闘」はどれだけ苦労させられたかわからない。もういい加減にさらせ、ということである。

そんな国民民主党でも、日本全体のこと・有権者全体のことを考え、アベ政権・自公政治の暴走を一刻も早く止めるため、「市民と野党の共闘」は涙を呑んで、この国民民主党・御用組合「連合」というガラクタ集団とも手を取り合い、1人区で「統一候補」を実現させている。国民民主党の候補者で有権者が投票をしていい候補は、この「統一候補」だけである。それ以外の国民民主党は、すべて「市民と野党の共闘」の妨害勢力として、また、「市民と野党の共闘」が掲げる政策の実現を阻む保守反動の勢力として位置付け、つまりは自民党や公明党とほとんど変わらないロクでもない勢力とみなして、そのすべての落選を期すべきである。そもそも、広島のこの国民民主党候補が仮に当選をしたとしても、さて、その任期期間6年間の間、日本国憲法を守り生かす、という政治行動をとり続けられるのかどうかというと、どうも怪しい限りである。

また、選挙は今回が最後ではない。これからも何度もやってくる。私たちは今回の選挙の後のことも念頭に置き、仮に政権交代に成功したら、その後のことも考えておかないといけない。国民民主党の国会議員なんぞがわんさといたら、今後の政治改革運動や、政権交代した新政権の足手まといになるのは目に見えている。要するに2009年の有権者・国民を裏切った民主党政権よりも、もっとロクでもないことをやれと言い出すのは明らかだからだ。「市民と野党の共闘」がこれから大きく育ち、ホンモノの政権交代を実現するためには、国民民主党や御用組合「連合」などは全く不要で、マイナスにしかならないということなのである。

この『週刊金曜日』の記事を書いた西川伸一とかいう明治大学教授、投票日が目前に迫っている今ごろになって共産党に一方的に立候補を降ろせと言う。その国民民主党は、上記でも申し上げたように「共産党とは一緒にやらない」と言ってきた政党だ。物事には礼儀というモノもあるだろう。アホ丸出しの観客民主主義的合従連衡論なんぞをド素人のように振り回しているのではなく、今回の参議院選挙でどのように運動を展開したらアベ政権にダメージをもたらす結果が得られるのか、よく考えてから発言しろ、ということだ。西川伸一さん、つまり「寝言は寝て言え」ということです。

(ちなみに、国民民主党の劣勢が目立つ埼玉選挙区の候補者を下すので(⇒ 共産党候補が当選しやすくなる)、広島の方の国民民主党の現議席を守ることにご協力いただけないかと、共産党に国民民主党が打診をするというパターンなら私は大賛成である。そもそも野党は、政権交代を担う意志があるのなら、そういう生々しい駆け引きを水面下でもっとやらなければいけない。オレサマだけ「清く正しく美しく」なんてやっているから、いつまでたっても選挙に勝てないのだ。御用組合「連合」が邪魔をするなら、そんなものは切って捨てろ、ということである。所詮、御用組合「連合」組合員の最大支持政党は、国民民主党でもなければ立憲民主党でもなく、自民党なのだ。そんな組織を最優先にしていてどうするのか。それから、念のために申し上げておくと、私は共産党支持者ではない。改革主義的無党派主義を主張していて、支持政党は「市民と野党の共闘」に協力をしてくれている各政党ということだ)


6.(別添PDFファイル)市民連合共通政策(190529)_学者の会アピール(190623
ダウンロード - e5b882e6b091e980a3e59088e585b1e9809ae694bfe7ad962819052929_e5ada6e88085e381aee4bc9ae382a2e38394e383bce383ab2819062329.pdf
https://shiminrengo.com/archives/2474


7.IWJ
(1)小池晃・書記局長が安倍政権打倒に向けた野党共闘の重要性を強調「無所属・他党一本化候補でもすべてで勝利とする」~参院選 東京選挙区 日本共産党・吉良佳子候補 街頭演説(大井町) - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452818

(2)保坂展人・世田谷区長「今の政権・政治は人格的には麻生太郎氏に代表される俺様政治。非常に傲慢で上から目線」と痛烈に批判! ~参院選 立憲民主党「 塩村あやか×石川大我 合同個人演説会」 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452630

(3)明石順平弁護士が吠えた!! 「上げるべきは物価でなく賃金だった!! 賃金を上げていくことが必要なんだ!! 」アベノミクスがもたらしたのは戦後最悪の消費停滞!! ~7.8企画街頭演説会 第2弾 家計所得底上げ街宣 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452252


8.選挙情勢報道
(1)【安倍政権】自民“圧勝”に陰り…失速選挙区続出で前回割れ「51議席」も|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258199
(2)東京新聞-<参院選 現場から>(3)米軍基地 住民の苦悩はいつまで-神奈川(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201907/CK2019071402000141.html
(3)東京新聞-<参院選 公約点検>(5)対米関係 貿易交渉「密約」で論争-政治(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201907/CK2019071302000151.html
(4)与党優勢の摩訶不思議 悪魔の税制で庶民生活はお陀仏|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258004
(5)参院選静岡選挙区 野党激突に「不思議」な動き、官邸介入か(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190713-00000025-at_s-l22
(6)(別添PDFファイル)原発立地激戦 1人区は10(東京 2019.7.15)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2019071502000125.html
(7)立憲・福山氏「民主党政権時のこと自分の手柄のように」 - 2019参議院選挙(参院選):朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM7G4SQ7M7GOIPE00H.html
(8)立憲民主党・枝野代表が岡山で演説 労働者の所得を増やし個人消費の拡大を訴え- KSB瀬戸内海放送
 http://www.ksb.co.jp/newsweb/index/14060


9.ゲロゲロゲロ~の安倍政権・自公政治

(1)弱体化する政権の命綱「アベノミクスの成果」も“都合のいいデータ”で作られた幻想だった!? 週プレNEWS   
 https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2018/04/18/103082/
(2)ステルス遊説、野党罵倒、安倍礼賛…異様で不気味な参院選 安倍私党に成り下がった自民党(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/205.html
(3)安倍首相が秋田で「イージス・アショアは必要」演説もデタラメだらけ! 筆者が直撃するも…|LITERA/リテラ
 https://00m.in/uj2et
(4)安倍首相が年金問題で信じがたい詐術!「基礎年金は6万3000円を確保できる」→実質賃金40%アップ想定の数字だった|LITERA/リテラ
 https://00m.in/JPgEc
(5)安倍首相が年金問題への反論でもちだした数字は嘘だらけ!「年金を0.1%増やした」→実際は0.9%の目減り|LITERA/リテラ
 https://00m.in/3D7O1
(6)安倍首相の「野党は年金不安煽るだけ」デマに騙されるな! 野党は対案提示も無視し、共産党・小池晃には逆ギレ|LITERA/リテラ
 https://00m.in/eyFzV
(7)自民「冊子」に酷似 野党新人“中傷ビラ”激戦区乱舞の異様|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258193
(8)「一番の功績は出産」発言を萩生田幹事長代行が女性差別丸出し擁護…参院選は「女性の権利を認めない安倍自民党の是非」も争点だ!|LITERA/リテラ
 https://00m.in/ykC5b


10.その他(『週刊金曜日7.12』は2019参議院選挙が特集です)
(1)政治家の「本気」が問われている(イントロ部分)(雨宮・藤田『週刊金曜 2019.7.12日』)
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002845.php
(2)「年金だけじゃ2000万円不足」問題 なぜ政治家たちは「年金問題」を先送りにするのか? 週プレNEWS
 https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2019/06/24/109152/
(3)自民党の活力を奪った「政治改革」が安倍1強の生みの親|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258328
(4)どうなる「消費増税」賛成企業は半数 「ポイント還元」「軽減税率」の効果、8割以上が疑問視  J-CAST会社ウォッチ
 https://www.j-cast.com/kaisha/2019/07/11362286.html

*武部元自民幹事長「日本は天皇の国」 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190714/k00/00m/010/191000c?fm=mnm

(「私を国会議員に選んでくれた人は頭にカビが生えている時代錯誤の人たちです」と、この北海道のズッコケ熊は言っているようです:田中一郎)

賛成ですか、反対ですか 丸山穂高に“血税1億円以上”が注がれる - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/12763

(こんなのを国会議員に選んだ泉佐野市他の大阪府泉南地域のアホの有権者のみなさま、いかがですか?)
草々 

2019年7月13日 (土)

本日(7/14)のいろいろ情報:(1)国家財政データベース『JUDGIT!』を公開(ワセダクロニクル)(2) #NHKから国民を守る党は右翼の擁立母体(3)旧優性保護法、国の判断について(4)参院選2019 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(必見:拡散希望)映画「東電刑事裁判 動かぬ証拠と原発事故」(ユーチューブ):東京電力元幹部3人の有罪を決定づける内容明解・明確な映画が完成(全国公開)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-705bb6.html

上記で既にご紹介をしております映画「東電刑事裁判 動かぬ証拠と原発事故」(ユーチューブ)につきましては、下記の「(7.11)東電株主代表訴訟」報告会の当日録画にありますように(下記録画の1時間2分のところ、及び1時間19分あたりのところをご覧ください)、海渡雄一弁護士自らが「著作権は放棄されています」と発言されています。

20190711 UPLAN【街宣・記者会見・報告集会(一部)】東電株主代表訴訟 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=lVUmIVDG67Q

この映画「東電刑事裁判 動かぬ証拠と原発事故」(ユーチューブ)のSNS(ツウィッターやインスタグラム、FBなど)での拡散をよろしくお願い申し上げます。


2.イベント情報
(1)(7.17)「大間原発」裁判(東京地裁)& 報告集会(参議院議員会館)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1560762413447staff01
(2)(7.28)講演会「子どもの免疫を脅かす有害化学物質 イソシアネート・ビスフェノールA」 - ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議
 http://kokumin-kaigi.org/?p=2978
(3)(7.29)オルタナティブな日本をめざして(第31回):「東日本大震災からの復興と人間の幸福」(五十嵐敬喜法政大学名誉教授:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c68295.html
(4)(8.03)とめよう! 東海第二原発 新宿/夜デモ
 http://u0u0.net/1Fwn
(5)(8.10)新作DVD完成記念上映会&シンポジウム「どうする?日本の水道―自治・人権・公共財としての水を」(PARC)」
 http://www.parc-jp.org/freeschool/event/190810.html
(6)(8.21)反緊縮経済政策Q&A:「市民と野党の共闘」が掲げる経済政策をめぐって(ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-b29ade.html
(7)(8.28)オルタナティブな日本をめざして(第32回):公益通報司法取引・自己認証制度 通報者保護はどこへ! 公益通報者保護制度改正とその問題点(新ちょぼゼミ:光前幸一さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-0ed37b.html
(8)(8.31)シンポジウム 現代科学技術と人権 科学技術は私達の生活にどのように関わってくるのか(東京・墨田区)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1560817580407staff01


3.(別添PDFファイル)砂川事件裁判国家賠償請求訴訟ニュース NO.1:第1回口頭弁論 開かれる(2019.7.1)
ダウンロード - e7a082e5b79de4ba8be4bbb6e8a381e588a4e59bbde5aeb6e8b3a0e5849fe8ab8be6b182e8a8b4e8a89fe3838be383a5e383bce382b920efbcaeefbcafefbc8eefbc91efbc9ae7acacefbc91e59b9ee58fa3e9a0ade5bc81e8ab96.pdf

(関連)「伊達判決」覆した最高裁判決の“いかさま性”問う 砂川事件国賠訴訟始まる | 週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2019/07/01/antena-507/

(関連)2019-6-12 砂川事件裁判国家賠償等請求訴訟の第1回口頭弁論 報告集会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=7HQLgIpRAsI


4.キャンペーン
(1)キャンペーン · 福島県知事- 原発避難者への懲罰的な「2倍家賃」請求を止めてください · Change.org
 https://00m.in/NWsPT
(2)キャンペーンについてのお知らせ · 林野庁が、メガソーラー開発に規制を! · Change.org
 https://00m.in/uny4U
(3)Avaaz - 日本政府、象牙取引を今すぐ禁止に!
 https://00m.in/pJHrj
(4)キャンペーン · 山下貴史 法務大臣- 外国人技能実習制度を今すぐに廃止してください · Change.org
 https://00m.in/sAc5B

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 技能実習制度についての動画を作りました · Change.org
 https://00m.in/0C0lt


5.白井聡が読む『パルチザン伝説』 (論座)
 https://web.smartnews.com/articles/gdRdamhrbbU


6.福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋1階北東からの漏えいについて|報道関係各位一斉メール|東京電力ホールディングス株式会社
 http://www.tepco.co.jp/press/mail/2019/1515829_9000.html

(これでは何のことかさっぱりわからない。3号機の使用済み核燃料プールは福島原発事故当時「核爆発」した疑いがある。それをはっきりさせないでプールの使用済み核燃料を撤去しようとするから、こういう放射能漏れ? が起きるのではないのか?:田中一郎)


7.IWJより
(1)日刊IWJガイド「参院選はいよいよ中盤へ! 与党の仕掛ける『トラップ』が止まらない!- ハンセン病家族訴訟をめぐる異例の控訴断念を総理が『英断』!- 安倍総理は『民主党の枝野さん』と8か所で連呼! 」
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38911

(2)日刊IWJガイド「自民党出身の向日(むこう)市長が立憲民主党候補の演説会で『共産党を追い出してほしい』と反共演説! 鍵を握る公明党支持者は2013年の参院選では38.9%が民主党候補に投票!- 『オール京都』と称して共産党と対立する京都選挙区の特殊事情」
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38914

(3)日刊IWJガイド「朗報!- 7月21日投開票の参院選で、参院の改憲勢力が改憲発議可能なラインである3分の2を下回る見通し!- いや油断禁物!! 安倍晋三総理は発議に向けて国民民主党に秋波を送る! 切り崩されていいのか国民民主党!!」
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38908
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本日(7/14)のいろいろ情報です(メール転送を含む)。

 <別添PDFファイル>
(1)「若者は投票に行くな」効果は、米の挑発動画 日本で関心高まるか?(東京 2019.7.9)
(2)<参院選 くらしデモクラシー>首相「バブル期超え 最高税収」PRするけど… 主因は消費税 所得税は減収(東京 2019.7.11)
(3)情勢は流動的(斎藤美奈子 東京 2019.7.10)
(4)リベラルは共闘下手? 論客に「味方」から批判(朝日 2019.7.10)
(5)参院選2019 民、侮るなかれ:比例「特定枠」の戦い、「鳥取・島根」合区ルポ(東京 2019.7.12)
(6)社民「政党」への瀬戸際、2%得票5議員要件(朝日 2019.7.9)
(7)圧勝に陰り、自民失速選挙区続出、アルぞ! 前回割れ51議席(日刊ゲンダイ 2019.7.13)
(8)(チラシ)国会議員会館 9条タグ着用入館×(東京 2015.10.7)
(9)おしどりマコ氏(立憲民主党 参院比例)との政策協定締結のお知らせ(伊方原発広島裁判原告団・応援団事務局 2019.7.10)


1.国家財政データベース「JUDGIT!」を公開、国の5,000事業以上を簡単にチェック可能にーニュース:ワセダクロニクル
 http://www.wasedachronicle.org/information/c67/

(関連)JUDGIT!
 https://judgit.net/

(関連)20190711 UPLAN【記者会見】国の財政や事業を簡単検索! 7月11日に「JUDGIT!」公開へ - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=fDHBqMNSa9A&feature=em-uploademail


2.「若者は投票に行くな」効果は、米の挑発動画 日本で関心高まるか?(東京 2019.7.9)
 https://www.chunichi.co.jp/article/tokuho/

(関連)2019 若者よ選挙に行くな - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=l6Vwnh4AfV8&feature=youtu.be
(関連)「若者よ、選挙に行くな」と全力で煽ってくる動画、そのメッセージの狙いとは
 https://www.buzzfeed.com/jp/keiyoshikawa/go-to-vote


3.「旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律」の施行について(通知)(厚生労働省 2019.4.24)
 https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000506599.pdf

(田中一郎コメント)
(メール転送です)偽善と欺瞞の塊のようなトンチキ文書

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このトンチキ文書の表題にある「旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律」という法律の名前と、このトンチキ文書に書かれている法律の前文「我々は、それぞれの立場において、真摯に反省し、心から深くおわびする。」が矛盾しているというセンスはないのだろうか?

「・・・・受けた者」ではなくて「受けた被害者」だろうに。何を反省したんだ! 

また、このトンチキ文書の中にある次の部分(一時金支給対象者)
「昭和 23 年9月 11 日から平成8年9月 25 日までの間に日本国内において行われた生殖を不能にする手術又は放射線の照射を受けた者(イからニまでに掲げる事由のみを理由として行われた生殖を不能にする手術又は放射線の照射を受けた者であることが明らかである者を除く。)

イ 母体の保護
ロ 疾病の治療
ハ 本人が子を有することを希望しないこと。
ニ ハに掲げるもののほか、本人が当該生殖を不能にする手術又は放射線の照射を受けることを希望すること。」

これは一体何だということ。
このトンチキ文書には、一時金の支給を受ける被害者について、上記に該当するかしないかを「調査する」となっていて、その調査の詳細が何枚もの紙に書き綴られている。しかし、そんな調査がなぜ必要なのか? 生殖を不能にさせられた被害者全員に、そのまますなおに支給をすることにして、国のしかるべき人間が各被害者に一時金を持参をして謝罪する、ということでいいのではないのか。この文言は、一連の国の加害行為を「被害者各位の自己責任で自主的に希望して生殖機能を不能にした」という体裁をとって、被害者を切り捨て貶めるための文言としか考えられないのではないか。

そして、調査すべきはかようなことではなく、何故にかような人権侵害が行われたのか、その重大責任者と社会的政治的経済的背景を調査してえぐり出すことのはずだ。医師は患者のためにこそ医療行為を行うのだということが、何故できなかったのか、これを明らかにせよ、ということである。加害の実態を明らかにせよ、ということである。そうしてこそ、未来へ向けて、再発防止も含めた共生社会形成につながるのではないのか。調査する方向がまるで逆である。

このトンチキ文書の最後の方に出てくる次の文言、
「国は、特定の疾病や障害を有すること等を理由として生殖を不能にする手術又は放射線の照射を強いられるような事態を二度と繰り返すことのないよう、全ての国民が疾病や障害の有無によって分け隔てられることなく相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に資する観点から、旧優生保護法に基づく優生手術等に関する調査その他の措置を講ずるものとすること。」

これと真逆のことを、今日に至っても、このトンチキ文書の中でも、やり続けている国が、よくもかような欺瞞・偽善の塊のようなことを書いているものである。ざけんじゃねーぞという話ではないか。そして、国のこの態度=有権者・国民に向かって支配者のごとく君臨するこの態度が、こと優生保護の問題に限らず、ミナマタやその他の公害被害、あるいは薬害、あるいは福島第1原発事故後の被害者に対する国の態度と瓜二つのように共通していることも、容易に連想されるというものである。

この文書は撤回させて、書き直してこい、とすべきものではないのか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・


4.(メール転送です)日本には言論・表現や市民運動を妨害し排除しようとする連中が多すぎる(一部加筆修正)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
表現の自由を扱う集会などのイベントを見ると、いつも思うのが次の2点です。

(1)公共施設でのチラシ配布や署名活動、あるいは意志表示物の携帯などを公共施設の管理者どもが必ずと言っていいほど妨害するようになっていること、なかでもひどいのは東京都で、都内のあらゆる施設で東京都は市民活動を排除・追い出しをしています。また、議員会館も同じです。(別添PDFファイル参照)しかし、東京都議会議員たちも、国会議員たちも、自分たちの足元で行われているこうした言論妨害・活動妨害・運動排除を議会や社会に向けて問題にしたことなどあるのでしょうか? 彼ら議員たちの言う「表現の自由」とは何なの? と問うてみたいものです。(所詮彼ら議員たちは、自分たちの言論や表現が自由にできればそれでいいと思っているのかもしれません。他方で、どこの馬の骨かもわからないような一般市民の言論や表現など、どうでもいいじゃん、とおもっているのかもしれません。でなければ、ここまで無頓着なのが何故なのか、理解に苦しみます

(関連)(チラシ)国会議員会館 9条タグ着用入館×(東京 2015.10.7)
 https://00m.in/7IWKp

(2)上記のように、公共施設において、公共の場において、市民運動・社会運動が締め出しを食らっているというのに、他方では、市民運動・社会運動を牛耳る一部のオレサマ自称活動家たちが、イベントに参加する一般の市民の言論活動や市民活動(署名など)を排除し、妨害をしているという、情けなくも悲しい現実があります。昔はセクト主義と言って、猫の額ほどの狭い主義主張以外を許さずに、意見の相違を暴力で、殺し合いまでして、排除し合っておりましたが、今日では、その茶番型で市民運動・社会運動の事務局が「仲良しクラブ」をつくって、自分たち以外の言論や活動以外を排除する動きに出ているということです。やっていることは昔も今も、事実上変わりません。

近々、私から「市民運動を排除する市民運動」という表題で、具体的な団体名や個人名を明記して告発・批判の記事をネット上に出そうかとも考えているところです。「ええ、そんなところまでが、そんなことをしているの!?」と思われるくらいに、ひどい現状があるのです.。

みなさまには、かようなオレサマ人間が牛耳る「市民運動を排除する市民運動」には参加されないことを願います。世の中の市民運動・社会運動が、すべてこんな連中がやっているような「排除・排外型」市民運動・社会運動になってしまったときのうっとうしさ、を想像してみてください。この日本は、ミニ・スターリニズムを克服できないバカ者どもが少なくない市民運動・社会運動を牛耳っている現状にあるということです。

市民運動・社会運動は「市民の社交場」です。私が主催をする全てのイベントでは、チラシ配布・署名活動・その他、一切自由にしています。いちいち了解を取る必要もありません。イベントの進行にさまたげにならないように、上手にやっていただければと思っています。

「なかよしクラブ」の排外的・排他的「タコツボ型市民運動・社会運動」に未来はありません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


5.(メール転送です)#NHKから国民を守る党は右翼の擁立母体(太田光征さんから)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
NHK何とか党の実態が運動圏でさえ知られていません。この種の情報は口コミで瞬時に広まってしかるべきもののはずです。
 https://twitter.com/mitsu_ohta/status/1137301066930765824

昨年、北松戸駅前でN国落選演説をしていたら、男性が私に食ってかかってきた。なぜ自公を批判せず、N国の立花孝志を批判するのだ、と。実態を知らずにN国や維新を支持する野党支持者がいます。#NHKから国民を守る党は右翼の擁立母体、#維新と自民は友だち、#立花孝志さんは安倍首相支持

立花孝志さんが相手を「檻の中に入れようか」と脅す電話の場面の動画
https://twitter.com/mitsu_ohta/status/1130086441105743874

それから選挙期間中も労組、市民運動団体が拡声器を使用しての政治運動・落選運動ができることがまだまだ知られていません。潜在力がまだまだ発揮されていません。

平和への結集第2ブログ: 落選運動を禁止する規定は公職選挙法にない
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/47771205.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


6.山本太郎・「れいわ新選組」続報
(1)れいわ新選組公認候補予定者 10人出そろう 2019年7月3日video集-とおいひのうた いまというひのうた
 https://blog.goo.ne.jp/0390_2006/e/d936605d3c6157289135dbc1f6447329
(2)「反安倍」燎原の火 TVが無視でも広がる山本太郎への共感(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/869.html
(3)【字幕入り動画&文字起こし】政見放送・れいわ新選組代表 山本太郎 - れいわ新選組
 http://u0u0.net/1VSp
(4)れいわ新選組“学会員候補”が当落選上に…公明党が戦々恐々|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258080
(5)田中龍作ジャーナル - 【れいわ岡山発】懸命の太郎ボラ 「もう後がないからね」
 http://tanakaryusaku.jp/2019/07/00020468
(6)田中龍作ジャーナル - 【れいわ大阪発】籠池夫妻「選挙区は辰巳コータロー、比例は山本太郎」
 http://tanakaryusaku.jp/2019/07/00020478
(7)田中龍作ジャーナル - 【れいわ那覇発】野原がつなぐ東京と沖縄 主婦「政府の近くにいてくれた方がいい」
 http://tanakaryusaku.jp/2019/07/00020461
(8)田中龍作ジャーナル - 自民大臣経験者が山本太郎に激励のTEL 「頑張ってくれ」
 http://tanakaryusaku.jp/2019/07/00020486

*【字幕入り】20190708 山本太郎(比例) 街頭演説 沖縄・那覇県民広場 参議院議員選挙 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=nsez4QqscWs

日刊IWJガイド・土曜版「れいわ新選組が品川で候補者全員参加の大規模街宣!
比例区特定枠候補の舩後(ふなご)靖彦氏と木村英子氏もスピーチ!大群衆! IWJは生中継しました!」
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38917


7.おしどりマコ(立憲民主党:比例)奮闘中
 https://cdp-japan.jp/member/571

(関連)(別添PDFファイル)おしどりマコ氏(立憲民主党 参院比例)との政策協定締結のお知らせ(伊方原発広島裁判原告団・応援団事務局 2019.7.10)
ダウンロード - e3818ae38197e381a9e3828ae3839ee382b3e6b08fe381a8e381aee694bfe7ad96e58d94e5ae9ae7b7a0e7b590efbc88e4bc8ae696b9e58e9fe799bae5ba83e5b3b6e8a381e588a4e58e9fe5918ae59ba3e383bbe5bf9ce68fb4e59ba3e4ba8be58b99e5b18020efbc89.pdf

(関連)立憲民主党「比例区」候補者、おしどりマコさんの街頭宣伝 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=k0vbwz-p7B4


8.2019参院選 情勢報道
(1)(別添PDFファイル)圧勝に陰り、自民失速選挙区続出、アルぞ! 前回割れ51議席(日刊ゲンダイ 2019.7.13)
 https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-338771/
(2)自民「冊子」に酷似 野党新人“中傷ビラ”激戦区乱舞の異様(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/180.html
(3)(別添PDFファイル)参院選2019 民、侮るなかれ:比例「特定枠」の戦い、「鳥取・島根」合区ルポ(東京 2019.7.12)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2019071202000167.html
(4)(別添PDFファイル)情勢は流動的(斎藤美奈子 東京 2019.7.10)
 https://tr.twipple.jp/p/a2/da1fa5.html
(5)「参院選情勢調査」に焦る自民党! イージス・アショアの秋田では県知事や職員が勤務中に自民候補の選挙応援|LITERA/リテラ
 https://00m.in/VNd6W
(6)【安倍政権】地方組織ガタガタ 参院選「安倍1強」慢心で12選挙区に内紛|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257997
(7)【安倍政権】日米密約とはTPP以上の譲歩 自民は参院選で農業県1勝9敗も|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258307
(8)安倍自民に落とし穴 野党候補が急追する逆転可能14選挙区|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257921
(9)何を根拠に。参院選情勢調査で「与党優勢」と媚び売る大マスコミ - まぐまぐニュース!
 http://u0u0.net/Zpxq
(10)自公支持急落で勢い 与党候補を射程圏内に捉えた6選挙区(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/140.html

*一風堂、参院選で投票したら替玉か玉子を無料に 「ラーメンは伸びない方が良い。投票率は伸びた方が良い」【全ポスター画像】 - ハフポスト
 
http://u0u0.net/T9Pn


9.どうしようもない安倍晋三・アベ政権・自公政治
(1)(別添PDFファイル)<参院選 くらしデモクラシー>首相「バブル期超え 最高税収」PRするけど… 主因は消費税 所得税は減収(東京 2019.7.11)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201907/CK2019071102000130.html
(2)「外交の安倍政権」は本当か? 参院選で問われる外交成果(AERA dot.)Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190710-00000016-sasahi-pol
(3)【安倍晋三】増税、年金…参院選後の国民生活に“アベノリスク”直撃必至|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257841
(4)【安倍晋三】大荒れの応援演説 安倍首相に「帰れ」「やめろ」の大合唱|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257849
(5)【安倍晋三】非難ゴウゴウの安倍自民「政見放送」をファクトチェック|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258005
(6)イージス・アショア山口と秋田配備はやっぱり米国への貢物! 米シンクタンクが「日本列島が太平洋の盾になる」|LITERA/リテラ
 https://00m.in/uTyOn
(7)カルト本性むき出し オウムと変わらない安倍自民の正体|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258203
(8)安倍首相と三原じゅん子の政見放送がまるで北朝鮮! 安倍首相をひたすら礼賛し、年金問題は野党批判にすり替え|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2019/07/post-4826.html
(9)安倍首相の街頭演説で“批判派潰し”の異様光景!「安倍やめろ」プラカードの前に自民党関係者が立ちはだかり…|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2019/07/post-4823.html
(10)松尾貴史と室井佑月が体験した安倍政権からの圧力と「反日」バッシング!「日本をいちばん貶め壊しているのは安倍さん」LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2018/08/post-4167.html


10.その他
(1)社民「政党」への瀬戸際、2%得票5議員要件(朝日 2019.7.9)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14088337.html
(2)(耕論)嫌われ者の消費税 伊吹文明さん、小谷野敬子さん、野口悠紀雄さん:朝日新聞デジタル
 http://u0u0.net/TLEF
(3)GPIF運用益が“悲観ケース”下回る 年金支給はボロボロ濃厚|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257917
(4)映画「新聞記者」に関わったすべての人が示した勇気の尊さ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/257684
(5)国民の約7割は貯蓄額が2000万円以下という厳しい現実|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257046
(6)今の日本をNYタイムズ紙が「独裁国家」と表現するのは当然|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258084
(7)自民党の“公平”圧力に『朝生』が屈服!じゃあ安倍首相の単独出演は公平なのか|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2014/11/post-666.html
(8)室井佑月「そして歴史はくり返す?」〈週刊朝日〉|AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2019070300007.html
(9)室井佑月「大事なことを隠してる」〈週刊朝日〉|AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2019071000004.html
(10)松尾貴史が語るテレビで芸人が権力批判できない理由…安倍首相のモノマネに「誰かが号令かけたように苦情の電話が」|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2019/07/post-4803.html
草々

(追)リベラルは共闘下手? 論客に「味方」から批判(朝日 2019.7.10)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14089896.html

(前原誠司とくっついて消費税増税を言う井出英策がリベラル? 頭がおかしのと違うか? そして、よりによって、浅羽通明なんぞをコメンテーターにしている、この朝日カバカバ新聞の「茶化し」記事。大事な国政選挙についてきちんと報道する気がないのなら、新聞社ヤメロや!:田中一郎)

 

2019年7月12日 (金)

(報告)(7.8)オルタナティブな日本をめざして(第30回):「福島原発事故と初期被ばく」(新ちょぼゼミ:榊原崇仁さま)

前略,田中一郎です。
別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


さる7月8日(月)、現在大活躍中の東京新聞特報部記者・榊原崇仁さまをお招きして「オルタナティブな日本をめざして(第30回):「福島原発事故と初期被ばく」(新ちょぼゼミ)」を開催いたしました。以下、当日のレジメや関連情報などを添付して、簡単にご報告申し上げます。

講師の榊原崇仁さまには、論旨明解で、よく整理されたレジメをご用意いただき、誰でもすっきりと理解できる、とてもいいご講演をしていただきました。参加されたみなさまの評判も良く、主催者としても光栄の限りです。榊原さまにはご多忙中にもかかわらず、ご講演を快くお引き受けいただき、心より感謝いたしております。これからも益々のご活躍を祈っております。


(これまで続けてまいりました「新ちょぼゼミ」も今回で30回目となりました。その前に開催しておりました「ちょぼゼミ」までを入れますと、合計で45回の開催となっております。毎回ご参集をいただき、熱心にお聞きくださっているみなさま各位に対しまして、心からの感謝を申し上げますとともに、これまで「新ちょぼゼミ」にボランティアのような形でご講演に来てくださった講師のみなさまにも、改めてお礼申し上げます。これからもこの企画を続けてまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。)

・・・・・・・・・・・・・・
(イベント情報)(7.8)オルタナティブな日本をめざして(第30回):「福島原発事故と初期被ばく」(榊原崇仁さま:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-e10eb7.html

(「背信の果て」という表題で2019年1月から3月にかけて東京新聞「こちら特報部」に掲載されました榊原崇仁さまの記事は上記サイトでご紹介しています)


東日本大震災と福島第一原発事故から早8年が過ぎました。政府は放射能や被ばくの危険性を矮小化したり、ゴマカしたりしながら震災復興の演出を行い、原発事故の影響はもう終わったことにしようとする背信的な振る舞いを続けています。しかし、放射能汚染の実態はまだまだひどいものがあり、恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)の下で多くの地域住民が将来へ向けて健康上の懸念や不安を抱えています。加えて原発事故直後の政府の住民対策が極めて劣悪だったために、多くの地域住民は放射能が大量に原発から放出されているまさにその時に無用の初期被ばくを大量にさせられてしまった可能性が高いのです。今回は、現状における放射能汚染と被ばくの問題を事実に即して適切に認識することを目的に、原発事故後に隠されていた事実を徹底した取材と緻密な調査により解明し、東京新聞特報部で大活躍中の榊原崇仁さんにおいでいただき「福島原発事故と初期被ばく」のテーマでお話をしていただきます。乞うご期待です。


講 師:榊原崇仁(さかきばら たかひと)さん 
 東京新聞特報部記者 北陸中日新聞の記者のとき、原子力防災対策や安全審査の経緯など志賀原発にかかわる問題点を追及。2013年8月から東京新聞「こちら特報部」を担当。2019年1月~3月「こちら特報部」の「背信の果て」シリーズ 消えた双葉町の「100ミリシーベルトの少女」、原発事故「放射線影響ないから研究を」など執筆。


(当日録画)20190708 UPLAN 榊原崇人「福島原発事故と初期被ばく」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=P3v62la92Oc
 https://www.youtube.com/watch?v=P3v62la92Oc


 <当日レジメ:別添PDFファイル>
(レジメ)「福島原発事故と初期被ばく」(榊原崇仁さん:新ちょぼゼミ)(2019年7月8日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e3808ce7a68fe5b3b6e58e9fe799bae4ba8be69585e381a8e5889de69c9fe8a2abe381b0e3818fe3808defbc88e6a68ae58e9fe5b487e4bb81e38195e38293efbc9ae696b0e381a1e38287e381bce382bce3839fefbc89efbc882019e5b9b47e69c888e697a5efbc89.pdf


<直近の榊原崇仁さまの東京新聞掲載記事など:別添PDFファイル>
(1)「福島・飯館村の今」語るシンポジウム、避難者に募る疎外感、事故から8年「なかったこと」に抵抗を(東京 2019.3.31)
 https://00m.in/KJGjL
(2)被ばくと甲状腺がん 関連「否定」、放射性ヨウ素、国と県 十分調査せず、責任追及 曖昧に(東京 2019.6.9)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2019060902000172.html
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201906/CK2019060402000119.html
(3)3.11被災 固定資産税の減額終了へ、原発避難者 税6倍にも、帰還できず更地「納得いかない」(東京 2019.7.7)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201907/CK2019070702000157.html
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2019070702000160.html
(4)原発事故と固定資産税(三木義一 東京 2019.7.11)
 http://urx2.nu/ZUqa
(5)福島第一原発事故と「全国がん登録」、福島県「最短潜伏期間」すぎた、胃がんで「有意な多発」(イントロ部分)(明石昇二郎『週刊金曜日 2019.6.7』)
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2019/06/06/news-42/


 <直近の子ども甲状腺ガン情報>
(1)甲状腺がん報告書を一部修正へ〜「被曝と関係認められない」見直し- OurPlanet-TV
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2411
(2)委員、直前まで知らされず~被曝否定の根拠データ- OurPlanet-TV(2019年6月28日)
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2410
(3)甲状腺がん患者が福島県へ要望書〜県民の意見の反映求め- OurPlanet-TV(2019年6月18日)
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2406
(4)甲状腺がん「放射線関連なし」〜一度も議論せず報告書公表- OurPlanet-TV(2019年6月3日)
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2402
(5)最短潜伏期間を経過した後に「有意な多発」が確認されたのは「胃がん」「甲状腺がん」「胆のう・胆管がん」だった - level7
 http://urx2.nu/ZaGJ


<その他関連サイト>
(1)東京新聞-11歳少女 100ミリシーベルト被ばく 福島事故直後 放医研で報告-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019012102000122.html
(2)東京新聞-震災後「放射線ニコニコしている人に影響ない」 山下・長崎大教授「深刻な可能性」見解記録-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019012802000122.html
(3)東京新聞-「線量増加前に避難完了」国の資料 逃げ遅れなし 判断か-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201902/CK2019020402000137.html?ref=daily
(4)東京新聞-福島原発事故1カ月後「避難者健康問題ない」 国の支援班文書 内部被ばく調べず-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201902/CK2019021102000136.html
(5)東京新聞-官邸に「疫学調査不要」 福島原発事故で放医研理事-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201902/CK2019021802000125.html
(6)東京新聞-「放射線影響、出ないからこそ研究を」 原発訴訟対策?調査促す-社会(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201902/CK2019022402000143.html

(7)悪魔・原子力被災者生活支援チーム!福島原発事故1カ月後「避難者健康問題ない」内部被ばく調べず!国の支援班文書!現原子力損害賠償・廃炉等支援機構理事!福島小児甲状腺がん、50倍~300倍…数千倍! - みんなが知るべき情報/今日の物語
 https://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/8ecf70ce17cf53307fc3c19f4c527013

(8)2019.1.28『東京新聞 山下俊一・長崎大教授 「深刻な可能性」見解記録 放医研(当時)保田浩志氏(現在広島大教授)作成/震災後「放射線 ニコニコしている人に影響ない」』関連まとめ#明石真言 - Togetter
 https://togetter.com/li/1313378

(9)放射線の影響に関する健康相談について(依頼)(一部修正及び追加)(厚生労働省健康局総務課地域保健室 2011.3.21)
 http://u0u1.net/WCnS

(ご参考)東京新聞 調査報道「背信の果て」(1)~(5):原発推進を続けるため、福島原発事故直後から政府の原子力ムラ・放射線ムラ連中は放射線被曝の歪曲ともみ消しに奔走していた- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-5e2a.html


 <次回の新ちょぼゼミ>
(7.29)オルタナティブな日本をめざして(第31回):「東日本大震災からの復興と人間の幸福」(五十嵐敬喜法政大学名誉教授:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c68295.html

*オルタナティブな日本を目指して(バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-99f4.html
草々

 

 

2019年7月11日 (木)

(報告)(7.8)新ちょぼゼミ:財政・金融政策を見定める基本(御用経済学者・忖度経済学派を見分けるコツ)(その7):国政選挙の争点=「経済政策」まとめ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


さる7月8日(月)、水道橋のたんぽぽ舎におきまして、「新ちょぼゼミ:財政・金融政策を見定める基本(御用経済学者・忖度経済学派を見分けるコツ)(その7):国政選挙の争点=「経済政策」まとめ」を開催いたしました。以下、当日の録画やレジメ、関連情報などを添付して、簡単にご報告申し上げます。今月7月21日に参議院議員選挙が実施されることとなり、同日選を予想されていた衆議院選挙については「先送り」となりました。しかし、今日的な政治情勢下では、その衆院選も遠くない未来に実施されるものと思われますので、「新ちょぼゼミ」では、引き続き各講師の方が会場においでになる前の約1時間程度で、「市民と野党の共闘」が掲げるべき「経済政策」=政権交代後の「改革政権」が実践すべき「経済政策」について、主催者側(田中一郎)からご説明を続けていきたいと考えております(次回は7/29です:このメールの最後尾のご案内を参照ください)

 <これまでの経済政策に関する「新ちょぼゼミ」報告>
 下記サイトの「2.経済政策について」と、最後尾の「(追加1)」「(追加2)」をご覧ください。

(関連)2019年の国政選挙をいかに闘うか(アベ政権退陣と自公政治の抜本転換を求めて)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-b038e9.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
下記が今回(7/8)の当日録画です。

●(今回録画)20190708 UPLAN 田中一郎「市民と野党の共闘」のための経済政策セミナー - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=pkGpgs2bDb0
 https://www.youtube.com/watch?v=pkGpgs2bDb0

 (お詫びと訂正)
 大変恥ずかしいことですが、上記の私からのプレゼンの中で、一番最後の「持続可能な年金制度をつくるにはどうすればいいか」の口頭説明におきまして、下記の2点をケアレスミスして言い間違えております(上記録画で47分くらいのところです)。訂正の上、慎んでお詫び申し上げます。

(1)(誤)「共産党の工藤さん」⇒(正)「共産党の小池晃さん」
(2)(誤)「公的年金債務の額は推定で4~5千億円」⇒(正)「4~5千兆円」


 <当日のレジメ:別添PDFファイル>
(1)(レジメ4)金融政策に関する関連事項(追加説明)(田中一郎 2019年6月3日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc94efbc89e98791e89e8de694bfe7ad96e381abe996a2e38199e3828be996a2e980a3e4ba8be9a085efbc88e8bfbde58aa0e8aaace6988eefbc89.pdf
(2)(レジメ5)金融政策に関する関連事項(追加説明 その2)(田中一郎 2019年6月24日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc95efbc89e98791e89e8de694bfe7ad96e381abe996a2e38199e3828be996a2e980a3e4ba8be9a085efbc88e8bfbde58aa0e8aaace6988e20e3819de381aeefbc92efbc89.pdf
(3)(レジメ6)「市民と野党の共闘」のための経済政策セミナー(まとめ)(田中一郎 2019年7月8日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc96efbc89e3808ce5b882e6b091e381a8e9878ee5859ae381aee585b1e99798e3808de381aee3819fe38281e381aee7b58ce6b888e694bfe7ad96e382bbe3839fe3838ae383bcefbc88e381bee381a8e38281efbc89.pdf
(4)各国の経済成長率ランキング(中野剛志『奇跡の経済教室』)
ダウンロード - e59084e59bbde381aee7b58ce6b888e68890e995b7e78e87e383a9e383b3e382ade383b3e382b0efbc88e4b8ade9878ee5899be5bf97e3808ee5a587e8b7a1e381aee7b58ce6b888e69599e5aea4e3808fefbc89.pdf
(5)EU主要国と日本の名目賃金(明石順平『データが語る日本財政の未来』)
ダウンロード - efbca5efbcb5e4b8bbe8a681e59bbde381a8e697a5e69cace381aee5908de79baee8b383e98791.pdf
(6)2018年度一般会計歳出 & 国立大学法人運営費交付金の推移(明石順平『データが語る日本財政の未来』)   
ダウンロード - 2018e5b9b4e5baa6e4b880e888ace4bc9ae8a888e6adb3e587ba20efbc8620e59bbde7ab8be5a4a7e5ada6e6b395e4babae9818be596b6e8b2bbe4baa4e4bb98e98791e381aee68ea8e7a7bbe38080.pdf
(7)マネタリーベースとマネーストックの推移(明石順平『データが語る日本財政の未来』)
ダウンロード - e3839ee3838de382bfe383aae383bce38399e383bce382b9e381a8e3839ee3838de383bce382b9e38388e38383e382afe381aee68ea8e7a7bb.pdf
(8)投入した税金 4千億円超!「日の丸液晶」の崩壊(『週刊朝日 2019.7.5』)
 http://urx.space/wHnB
(9)92億円累損 農水ファンド、破綻前投資先に「覚書」「責任及せず」専務、独断で(毎日 2019.6.23)
 https://mainichi.jp/articles/20190623/ddm/041/020/045000c
(10)安倍首相の地元「山口県」で公共事業費が激増(武田知弘『週刊金曜日 2019.6.28』)
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002835.php


 <今回ご紹介申し上げた新刊書など>
(1)日本のマクロ経済政策 未熟な民主政治の帰結-熊倉正修/著(岩波新書)
 http://urx.space/TdV6
(2)データが語る日本財政の未来-明石順平/著(集英社インターナショナル新書)
 http://urx.space/IvvF
(3)平成経済衰退の本質-金子勝/著(岩波新書)
 http://urx.space/Wz7j
(4)内閣情報調査室 公安警察、公安調査庁との三つ巴の闘い-今井良/著(幻冬舎新書)
 http://urx.space/05uS
(5)目からウロコが落ちる奇跡の経済教室 基礎知識編-中野剛志/著(ベストセラーズ)
 http://urx.space/JvbG
(6)全国民が読んだら歴史が変わる奇跡の経済教室 戦略編-中野剛志/著(ベストセラーズ)
 http://urx.space/YBf0
(7)岩波月刊誌『世界』(2019年8月号):(特集1)争点としての消費税
 https://www.iwanami.co.jp/book/b470733.html


 <次回のご案内>
(7.29)オルタナティブな日本をめざして(第31回):「東日本大震災からの復興と人間の幸福」(五十嵐敬喜法政大学名誉教授:新ちょぼゼミ)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c68295.html

(追)五十嵐先生のご講演が始まるまでの約1時間で、主催者側(田中一郎)の方から事務連絡に加え、引き続き経済政策についてのお話を行います。今回、時間切れでご説明できなかった部分(上記の別添PDFファイル「レジメ5」)に加え、次回は「税制改革の方向性」について、簡単にご案内申し上げます。
草々

 

(必見:拡散希望)映画「東電刑事裁判 動かぬ証拠と原発事故」(ユーチューブ):東京電力元幹部3人の有罪を決定づける内容明解・明確な映画が完成(全国公開)

前略,田中一郎です。


現在、東京電力福島原発事故刑事裁判や東電株主代表訴訟、あるいは各地の損害賠償裁判などで、その責任と罪を問われている東京電力と、その元幹部3人(勝俣恒久、武黒一郎、武藤栄)の「有罪」(責任あり)を決定づける内容明解・明確な(短編)映画が完成し、それが既にユーチューブに公開されています。みなさまにはSNSなどでこのユーチューブ短編映画を広めていただくとともに、各地でこの映画の上映会を開催して下さるようお願い申し上げます。

本日の東電株主代表訴訟の報告集会で初めて一般市民に紹介されました。この報告集会では、一連の東電裁判での立証活動に活躍された海渡雄一弁護士の講演もありましたので、それは追ってみなさまにお知らせいたします。以下、関連サイトも含め、ご紹介申し上げます。


●短編映画「東電刑事裁判 動かぬ証拠と原発事故」Youtubeで公開! - YouTube
 https://www.youtube.com/embed/ZJhyDSnutqk

 https://www.youtube.com/watch?v=ZJhyDSnutqk

 http://10pic.jp/detail.html?id=h_800000_0_50571139


 <関連サイト:その1>

(1)福島原発告訴団

 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.com/
(2)福島原発刑事訴訟支援団|東京電力福島原発事故の真実と責任の所在を明らかに

 https://shien-dan.org/
(3)東電株主代表訴訟

 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/


 <関連サイト:その2>
(1)東電刑事裁判919日判決! 厳正判決を求める福島県集会 - 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/20190421-event/
(2)詳報 東電 刑事裁判「原発事故の真相は」|NHK NEWS WEB
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/toudensaiban/
(3)添田孝史 (level7 の投稿者)
 https://level7online.jp/author/soeda/
(4)TieLabsHomePage - level7
 https://level7online.jp/
(5)ハッシュタグ #東電刑事裁判
 https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%B1%E9%9B%BB%E5%88%91%E4%BA%8B%E8%A3%81%E5%88%A4
(6)リーフレット「9.19判決」(東電刑事裁判)
 https://shien-dan.org/wp-content/uploads/shien-dan-leaflet-919.pdf


 <関連図書>
(1)東電刑事裁判で明らかになったこと 予見・回避可能だった原発事故はなぜ起きたか-海渡雄一/編著 福島原発刑事訴訟支援団/監修 福島原発告訴団/監修((彩流社ブックレット)
 http://urx.space/0T2O
(2)市民が明らかにした福島原発事故の真実 東電と国は何を隠ぺいしたか-海渡雄一/著 福島原発告訴団/監修(彩流社ブックレット)
 http://urx.space/QDHu
(3)東電原発裁判 福島原発事故の責任を問う-添田孝史/著(岩波新書)
 http://urx.space/wJLC
(4)原発と大津波 警告を葬った人々-添田孝史/著(岩波新書)
 http://urx.space/Y7AB
草々

 

2019年7月 8日 (月)

「偽り」の福島第1原発「廃炉」(1)=原発事故究明棚上げ、再びの大地震・大津波への備えせず、更なる放射能の環境放出も止めず、原子力ムラ企業の「食い扶持」確保のための巨額税金事業と化すグロテスクなる「翼賛体制」

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.イベント情報
(1)(7.11)【記者会見】国の財政や事業を簡単検索! 7月11日に「JUDGIT!」公開へ ワセダクロニクル
 http://www.wasedachronicle.org/event/c31/
(2)(7.17)「大間原発」裁判(東京地裁)& 報告集会(参議院議員会館)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1560762413447staff01
(3)(7.28)講演会「子どもの免疫を脅かす有害化学物質 イソシアネート・ビスフェノールA」 - ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議
 http://kokumin-kaigi.org/?p=2978
(4)(7.29)オルタナティブな日本をめざして(第31回):「東日本大震災からの復興と人間の幸福」(五十嵐敬喜法政大学名誉教授:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c68295.html
(5)(8.03)とめよう! 東海第二原発 新宿/夜デモ
 http://u0u0.net/UuBI
(6)(8.10)新作DVD完成記念上映会&シンポジウム「どうする?日本の水道―自治・人権・公共財としての水を」(PARC)
 http://www.parc-jp.org/freeschool/event/190810.html
(7)(8.21)反緊縮経済政策Q&A:「市民と野党の共闘」が掲げる経済政策をめぐって(ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-b29ade.html
(8)(8.28)オルタナティブな日本をめざして(第32回):公益通報司法取引・自己認証制度 通報者保護はどこへ! 公益通報者保護制度改正とその問題点(新ちょぼゼミ:光前幸一さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-0ed37b.html
(9)(8.31)シンポジウム 現代科学技術と人権 科学技術は私達の生活にどのように関わってくるのか(東京・墨田区)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1560817580407staff01


2.(チラシ)2019/7/21向け 未来の選択 投票に行こう!(ご自由にお使い下さい)
 https://tunagu2.jimdo.com/


3.参議院選挙 関連情報
 直近の報道などです。各選挙区ごとの分析は下記の日刊ゲンダイ記事特集ページをご覧ください。

2019参院選 全選挙区「当落予想」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3716

(関連)参院選、序盤の各社情勢調査 自公の改選過半数は「勢い」「確保」「確実」J-CASTニュース
 https://www.j-cast.com/2019/07/06361987.html
(関連)参院選:序盤情勢 毎日新聞総合調査 改憲3分の2割れも 与党改選過半数は確保-毎日新聞
 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190706/ddm/001/010/159000c?fm=mnm
(関連)自公、改選過半数の勢い 野党伸び悩み、参院選序盤情勢 - 共同通信 ニュース - 沖縄タイムス+プラス
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/442039

*20190705 UPLAN 吉良よしこ参議院議員候補 有楽町マリオン横街宣 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=FQ6fGBXO3I0&t=5s

(1)社民福島氏「2千万ためるより1票で変える方が簡単」2019参議院選挙 朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM7554GJM75UTFK015.html
(2)新聞は肝心の争点を書いていない 傲慢政権の暴走許すのか 投票率が10%アップしたら雪崩現象に(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/788.html
(3)露骨な利益誘導発言を撤回せず…二階幹事長に真意を直撃|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257789
(4)なぜ首相は平然と嘘をつくのか? 有権者は眼力が問われる|小林節 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257678
(5)安倍首相の街頭演説で“批判派潰し”の異様光景!「安倍やめろ」プラカードの前に自民党関係者が立ちはだかり…|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2019/07/post-4823.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push
(6)【安倍晋三】安倍首相「経済強くなった」演説アピールの悪辣トリック|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257785
(7)【安倍晋三】ステルス作戦で火に油 安倍首相“遊説日程隠し”の悪目立ち|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257787
(8)「既成政党にガチンコでケンカ」参院選異例の擁立れいわ N国・安楽……挑む諸派の狙いは(withnews) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190705-00000010-withnews-soci


4.山本太郎・「れいわ新選組」続報
(1)選挙事務所アクセス - れいわ新選組
 https://www.reiwa-shinsengumi.com/access/
(2)沖縄出身 創価学会員の野原氏 れいわ新選組の東京から立候補「沖縄の現状 真剣に考えて」-沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/441625
(3)田中龍作ジャーナル【参院選】ポスター貼りから始まる革命「自分たちがコントロールできる政治」
 http://tanakaryusaku.jp/2019/07/00020452
(4)田中龍作ジャーナル【参院選】山本太郎「生活が苦しい人は横につながろう」
 http://tanakaryusaku.jp/2019/07/00020441
(5)田中龍作ジャーナル【参院選】政治のウソ暴く「れいわ新選組」聴衆「イエスもこうやって現れたんじゃないのかな」 
 http://tanakaryusaku.jp/2019/07/00020432
(6)山本太郎氏「暮らし底上げ」「れいわ新選組」率いる(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000077-kyodonews-pol
(7)【れいわ新選組】比例区転出を決断した山本太郎が狙うもの(安積明子) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/azumiakiko/20190704-00132778/

*20190704 UPLAN れいわ新選組秋葉原駅前街宣 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ZXNeV3OC6ro


5.映画「新聞記者」続報
 https://shimbunkisha.jp/

(1)新聞記者 - 作品情報 - 映画.com
 https://eiga.com/movie/90346/
(2)新聞記者-望月衣塑子/〔著〕(角川新書)
 http://u0u0.net/6v6D
(3)メディアと権力の関係問う 映画「新聞記者」秘話(テレビ朝日系(ANN))-Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190707-00000008-ann-bus_all
(4)あえて参院選前に公開 映画「新聞記者」なぜリスク取った|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/257085
(5)なぜ報道メディアは政権に萎縮するのか? 映画『新聞記者』の原案者と考える (J-WAVE NEWS)
 https://web.smartnews.com/articles/gd2pSo24wgb
(6)【松坂桃李】興収1億円突破 映画「新聞記者」への嫌がらせが止まらない|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/257672
 ↓
(この映画が、今まさにこの時の安倍政権の実態を、フィクション・ドラマの形で生々しく告発しているからこそ、こうした下劣な「いやがらせ」を受けているのだと言えるのではないか。背後にいるのは恐らく内閣情報調査室のロクでもないシステム屋ではないか? 違うというのなら内閣情報調査室の仕事を公開してみたらどうか!? 「新聞記者」=久々のド迫力のいい邦画です。みなさま、選挙に行く前に是非ご覧ください。:田中一郎)

参議院「仕置」選挙:「令和」の極悪=自公をさばく「仕置人」は”あなた”です
 https://www.youtube.com/watch?v=HtGi2BKIf2o&list=RDPyyTyb9F5iQ&index=19

*うまくいったらこれをお聞きください
 https://www.youtube.com/watch?v=A26lBv6TQv4&list=RDPyyTyb9F5iQ&index=14
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2011年3月11日の福島第1原発事故から早くも約8年半の年月が流れました。今、その未曾有の大事故を引き起こした福島第1原発はどうなっているでしょうか? 結論を先に言わせていただければ、原発震災で取り返しがつかない被害を受けた福島県民の「ふるさと復興・ふるさと回帰」の悲しくも素朴な願いに「寄生」するように、原子力ムラ企業群をはじめ、現在のアベ政権・自公政府の政治家・官僚・似非学者・御用技術者らが、寄ってたかって「復興資金」にタカリ行為を繰り返し、なすべきことを棚上げにしたまま、原発事故前と同様に地域住民をないがしろにして「甘い汁を吸い続けている」のです。その典型事例の一つが福島第1原発の「廃炉」であるといえるでしょう。

みなさまご承知の通り、少し前に、福島第1原発事故を引き起こした最大級の責任官庁である経済産業省が中心になってまとめた「原発事故後対策とその経費見込み(予算)」(総額21.5兆円)によれば、福島第1原発の「廃炉」に対しては、およそ「8兆円」もの金額が投入されることになっています。この費用は建前上は事故を引き起こした東京電力が負担することになっていますが、実際、その東京電力はとうの昔に経営破たんして「ゾンビ会社」となっていますので、実際の負担者は、第一には東京電力にカネを投じ続ける日本政府(つまりは有権者・国民の血税)であり、第二には、東京電力から電気を購入する消費者各位の電気料金であり、第三には、奉加帳方式で集められる「支援機構」への各電力会社からの積立金(つまりは日本全国の電力消費者の電気料金)です。

本来はこうした原発・核施設大事故に備えて万全の「損害保険」(保険金無制限)が用意され、その支払保険金で原発事故の後始末がなされてしかるべきですが、そんなものを原子力ムラもその代理店政府であるアベ政権・自公政治も、用意しておくつもりなど毛頭ありません。実際問題として、福島第1原発事故後においても、原発・核施設の「もしもの時」に備えた損害保険制度などは、検討することさえ拒否されている状態です(だったら原発などやめてしまえという話です。原発はもっとも電気代が安くつく、などという嘘八百は、こうした大事故への備えさえ拒否しているブザマな態度からでもすぐにわかります。わからんのはカネ勘定の出来ぬアホウかマヌケくらいのものです)。

その、いわば税金と一般の電気代で賄われる「廃炉」が8兆円もかかり、しかも今のようなチンタラ作業を今後続けて行っても、あるいはまた「廃炉」に伴って必要となる関連費用(例:膨大な量の放射能汚染ゴミの処分)のことを考慮に入れても、とても8兆円などと言う少額の費用では足りないのだという見方が、多くの有識者の常識レベルとなってきています。当然のことだと思われます。経済産業省がはじき出した8兆円などと言う数字は、当面福島県民と一般有権者・国民を煙に巻くために出されてきた虚偽の数字であって、本来はカウントしておくべき様々なことが無視されたり、過小評価されたりして圧縮されているからです。要するに、今の「廃炉」を今後も続ける限り、8兆円程度の金額ではすまない、ということです。

では、その8兆円をはるかに超える巨額の費用をかけて、今の福島第1原発の「廃炉」を、これからも続けて行く必要性があるのでしょうか? いや、そもそも、この大事故破綻原発を、絵にかいたような形で、わずか数十年くらいの期間で(事故を起こしていない通常の原発の廃炉でも数十年かかります)、完全に「廃炉」にすることなどできるのでしょうか? 答えはもちろん「NO」です。事故から8年半たっても、格納容器の中の状態もよくわからなければ、核燃料デブリがどこにどのような形で存在しているのかさえ分からない、猛烈な放射能環境下でどのようにして核燃料デブリを取り出し、それをどうするのかさえ、全く雲をつかむような話のまま、毎日の「廃炉作業」とやらは、福島第1原発の手抜き管理に伴う不始末の火消しに大わらわの毎日で、くだらない積み木を積んではそれを崩すという、全く無意味と言ってもいいくらいの「放射線被曝」作業だけが延々と続けられているのです。

そして、私から見て最も腹立たしいと思われることは、こういうバカバカしいことを巨額の血税や電気代を使ってやりながら、他方では、下記に列挙するような「肝心なこと」には手を付けないか、どんどん先送り・後回しにしていて、やっていることは、「廃炉」を信じてふるさと復興を願う福島県民をだまくらかす書類づくり、地域への「震災復興」名目のカネのバラマキ、被害者異議申し立ての踏みつぶし、そして「廃炉」(あるいは「除染」)という名の原子力ムラ企業群(及び御用学者)のための「食い扶持」事業の永遠の継続なのです。そして、肝心かなめの福島第1原発事故の被害を受けた方々への賠償・補償や支援はおざなりにされたままです。

そもそも、仮に「核燃料デブリ」が取り出せたとして、それをどの様に安全な形で保管・保存(10万年以上)し、そしてそれをどこに置いておくのでしょうか? 日本国中どこを探しても、こんなものを受入れる地域や自治体はなく、そうであれば、しかたなく福島第1原発の敷地に置いておけ、ということになるのは目に見えていいます。「廃炉」の終着点をはっきりさせずに、関係者が無責任に先へ先へと進めるだけ進んで、その日をなんとか暮らしていく、というのは、かつて大日本帝国がアジアや太平洋諸国への侵略戦争で行なって、最後は「自滅」していった、あの「総無責任体制」そのものではないでしょうか。福島でそんなことをしていてどうするのか、ということです。

 (福島第1原発について、少なくとも早急になすべきことは何か)
(1)福島第1原発事故の実態究明と原因の解明 新規制基準への反映と再発防止の徹底(何もやっていないと言っても過言ではない:*)
(2)福島第1原発からのこれ以上の放射能の環境放出を止める断固とした設備の構築(出したい放題・垂れ流し放題)
(3)再びの大地震・大津波で二次被害が発生しないための万全の対策(東京電力は柏崎刈羽原発に防潮堤を建設するも福島第1原発は放置状態)
(4)被ばく労働の回避と現場作業員の適正な労務管理(暴力団まで介在する無法地帯と化している)
(5)そのためにも、猛烈に放射能汚染している1号機・2号機共用の破損した排気塔を危険な状態のまま放置せず直ちに撤去する
(6)汚染水貯蔵タンク増設計画と、汚染水の更なる発生をくい止めるための新たな原子炉冷却方法の検討を並行して行う(海洋放出は許されない)

(*)国会事故調や政府事故調の報告書でも厳しく指摘されていたにも関わらず、福島第1原発事故の実態や原因が今もってきちんと調査・探求されたことはなく、原発事故の原因をつくった張本人たちでもある原子力ムラ御用学者を集めたミーティングで、いい加減な総括と口裏合わせを行っただけの「形だけ事故調査報告」で「一件落着」にされてしまっている。しかし実際には、①地震の揺れによる原発施設の破損、②水位計やSR弁などの原発重要機器類の過酷事故時の機能不全、緊急炉心冷却装置(ECCS)が期待された機能を発揮できず、水素爆発防止ができず、また、3号機のように核爆発の可能性も、ベント装置作業の困難、「徴候ベース」マニュアル無視の事故対応の是非とコンプライアンス(**)、2号機格納容器破損の実態(早い段階で壊れていた可能性)、使用済み核燃料プールの危険性、沸騰水型原子炉の構造欠陥、(5層にわたる)深層防護体制の欠如などなど、原子力工学的な観点から見ただけでも福島第1原発事故に伴って表面化した問題と疑問は山のようにあるのです。ましてやこれに、関係機関の緊急時体制や対応の在り方や、地域住民の命と健康を守るための避難対応などなどまで含めると、解決しなければならない課題は膨大です。この辺の話は、やりだすと長くなりますので、別稿で対応したいと思います。

(**)原発事故時のマニュアルは「事象ベース」「徴候ベース」「シビアアクシデント対応」の3種類があります
 https://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20111024/1910_tejunsho.html
(上記は、あまりあてにできないNHKの解説記事です。批判的な観点をもってご覧ください)


以下、昨今私の地元で街宣を行った時の私のスピーチ原稿をはじめ、福島第1原発の「廃炉」に関する情報や報道などをお伝えいたします。私は当面の解決策としては、核燃料デブリも含めて福島第1原発は、炉心冷却の水冷以外の方法を早く開発して汚染水の発生を食い止め(空冷、金属粉でまぶす、放射線遮蔽容器格納など)、返す刀で、当分の間(少なくとも100年くらいの間)完全密封の状態にして監視を続ける「事実上の石棺化」が最も適切な方法だと考えています。

そして「原子力ムラの、原子力ムラによる、原子力ムラのための」廃炉事業を中止し、核燃料デブリの取り出しなどはやめて「廃炉費用」を大幅に削減し、それを原発被害者の救済(損害賠償など)にあてていく、のがベターな方法であると考えています。(原子力ムラの食い扶持のための)「廃炉」事業よりも、「廃炉」による住民の帰還よりも、一刻も早い避難・疎開・移住と、新天地での人生、生活、仕事、教育など、原発事故前に営んでいた「当たり前の家族一緒の生活」の再建を、政府や自治体や、何よりも加害者・東京電力その他が全力で支援していくことが重要ではないかと考えています。福島県民のみなさまの「強い意志」と「一致団結」が強く求められています。


 <別添PDFファイル>
(1)街宣スピーチ原稿:福島第1原発の現状(2019年5月6日)
(2)定義なき「廃炉」,ミスリードをもたらす「デブリ取り出し」(イントロ部分)(木野龍逸『科学 2019.4』)
(3)廃炉 続く綱渡り(毎日 2019.3.7)
(4)福島第1廃炉 最大の壁、見えぬデブリ 攻略暗雲(毎日 2019.4.9)
(5)東電「知らぬ存ぜぬ」、福島原第一労死訴訟、医療体制不備 否定(東京 2019.6.1)
(6)デブリをつまみ何が分かったか(東京 2019.2.27)
(7)福島第一 排気筒解体着手へ、廃炉への歩み挑む地元企業(朝日 2019.3.25)
(8)プール核燃料 搬出開始、福島第一事故8年 3号機566体、完了まで2年(東京 2019.4.15夕刊)
(9)(レジメ)福島原発事故と汚染水(田中一郎:2019年3月10日)
(10)汚染水 決まらぬ処分法、保管100万㌧到達 来年末にも限界(朝日 2019.3.19)

1.街宣スピーチ原稿:福島第1原発の現状:廃炉よりも被害者救済を(2019年5月6日)
 別添PDFファイルの街宣スピーチ原稿をそのまま転記します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅰ.事故原子炉1号機~4号機に大きな変化なし
(1)水による炉心冷却はいまも続いている
(2)凍土壁は役に立っていない(当初から予想された=建設費350億円は鹿島建設へのプレゼント)
(3)汚染水は量は減ったが(400トン半分以下)毎日出ている
  ⇒ 地上経由、海岸壁しみ出しの2つは減少、地中深い地下水が海底まで流れて湧水は変わらず
    海の汚染は続く、福島県・宮城県・茨城県沖の海産物は要注意(特に放射性ストロンチウム)
    わずかばかりのサンプルで放射性セシウムだけを調べても安全性は担保されない
(4)汚染水はたまる一方 放射能を除去できない(トリチウムだけの汚染水というのはウソ)
  ⇒ トリチウム以外にも様々な危険な放射性物質を含む汚染水を海に棄ててはいけない
(5)原子炉からは、汚染水だけでなく、大気中にも大量の放射能が放出され続けている
(6)再びの大地震・大津波に対してあまりにも無防備
  ⇒ 柏崎刈羽原発に設置した防潮堤を福島第1原発に移設せよ、 関連して、福島第1原発だけでなく、除染ごみが詰まったフレコンパックが大量の沿岸域に放置されている=危険

Ⅱ.3号機使用済み核燃料プールの燃料取り出し開始
 3号機は核爆発(即発臨界)の可能性あり、下記の2つの爆発の違いの説明なし(おかしい)
  3/12の1号機爆発(白い煙が横へ広がる)
  3/14の3号機爆発(オレンジ色の閃光後、黒い煙が真上にドーンと空高く噴き上げる)
 それ以外にも、1号機爆発後と3号機爆発後の、様々な違いが判明(放射能汚染度や温度も違う)
 東電TV会議録画で東電高橋フェロー「保安院が水素爆発と言うのだからそれでいいでしょ」発言

 使用済み核燃料取り出しは急ぐ必要あり(放置は危険)だが、「放射能拡散防止」を口実に建屋を樹脂カバーで覆って、まるで人目を避けるようにして作業、しかも作業計画より大幅に遅れ ⇒ 3号機核爆発の「隠蔽」「証拠隠滅」行為の可能性あり、原子力ムラ以外の専門家が立ち会え

Ⅲ.1号機建屋の樹脂カバー再び設置
 1号機は緊急炉心冷却装置(ECCS)の非常用復水器(IC)、あるいはその周辺配管(再循環ポンプ・配管)が地震の揺れで破損していた可能性があり、その証拠が原子炉建屋に残されていたが、ここでも「放射能拡散防止」を口実にして樹脂カバーで建屋を覆った=その間に証拠隠滅の可能性(「放射能拡散防止」なら、当時は1号機よりも3号機の方が大問題だった)

 国会事故調の田中三彦氏が1号機の現場を証拠として押さえるために建屋に入ろうとしたところ、東京電力が「真っ暗で危険、案内はしない」などと嘘八百を言って現場調査を妨害、その後、何故だか樹脂カバーはいったん外され、今般再びカバーが設置された

(上記のように、福島第1原発事故について、その実態の解明や原因の究明は、国会事故調・政府事故調がともに継続せよとの報告を出していたにもかかわらず棚上げにして原発再稼働へ猪突猛進)

Ⅳ.2号機:核燃料デブリ探し
 核燃料デブリを取り出して廃炉にするなどと言っているが、事故後8年もたってもデブリの存在場所や状態すらわからないというお粗末さ、猛烈な放射能のせいで手も足も出ない状態、猛烈な放射能は、電気機器類・電子機器類を、すぐに壊してしまう

 そもそも核燃料デブリを取り出して、更にひどい放射能汚染の原子炉を壊して、大量の危険ゴミをつくり出して、 いったいそれをどうするつもりか? ⇒ どうしようもないので元あったところに置いておくだけ(何のための廃炉か!?)

 福島第1原発の廃炉などは、①非常に危険、②被ばく労働を大量に生み出す、③巨額の費用(当面は8兆円)、を承知の上で長時間かけて作業をし、出てきた核燃料デブリや汚染ゴミは、そのまま福島第1原発に置かれたままとなる バカバカしいからやめよ 対応すべきは「石棺化」
(処方箋=これ以上の放射能の拡散防止と、今後再びの大地震・大津波による二次災害に備えよ)

Ⅴ.膨大な金額費用の福島第1原発後始末
 一昨年、政府・経済産業省(福島原発事故の責任者)が計算した福島第1原発後始末の費用金額

(1)廃炉 8兆円 無意味な事業(東芝など原子力ムラの食い扶持つなぎのための事業)
(2)除染 6兆円 森林が汚染している以上、除染などしても無意味、除染より避難
(3)賠償 7兆円 全然たりない(切り捨てるぞという意志表示か!?)
(4)その他 2兆円(中間貯蔵施設他)

 これでも全然足りない、民間研究所の試算では少なくとも70兆円、私の計算では数百兆円
 特に被害者向けの賠償・補償金が全く足りない、被害者の生活や仕事の再建支援もほとんどない
 被害者が切り捨てられ、加害者側が原発事故後も廃炉や除染で潤うという、サカサマの後始末対応

Ⅵ.結論
(1)放射能汚染水を海に棄てるな 水冷以外の方法を検討せよ
(2)福島第1原発の廃炉は危険・高コストで無意味=放射能封じ込めの「石棺化」へ移行せよ
(3)福島第1原発を次の大地震・大津波による二次災害から防げ(柏崎刈羽原発の防潮堤を移設)
(4)除染は放射能汚染が低いところから、ホット・スポットを潰すように少しずつやれ
(5)廃炉や除染よりも、原発事故被害者の避難と万全の賠償・補償、そして生活支援が先だ
(6)原子力規制委員会・規制庁が機能していない=改組してメンバーを総入れ替えせよ

(更田豊志委員長や田中知(さとる)委員長代理は典型的な原子力ムラの人間、その他の委員も大差なし=典型的な利益相反の下で、まともな原発安全審査ができるはずもない。今のままでは再びの原発・核燃料サイクル施設の大事故は必至の情勢)
以 上


2.定義なき「廃炉」,ミスリードをもたらす「デブリ取り出し」(イントロ部分)(木野龍逸『科学 2019.4』)
 https://www.iwanami.co.jp/kagaku/

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)東電は,賠償金の支払いのために税金から多額の交付金を受け(2月末時点で約8兆6000億円),民間企業を自称しているものの,自立しているとはいえない状態にある。できるかどうかの見通しがない作業に,今のまま無造作に資金を注ぎ込んでいくことば 社会的に容認されるのだろうか。東電と政府は,福島の復興のためだとして作業を正当化するが,小指ほどの量の取り出し作業を何年間続ければ1000トンのデブリを処理できるのか誰もわからない中で「廃炉作業」という言葉を強調するのは現状をミスリードするものだろう。

さらにいえば,東電も政府も,福島第一原発を最終的にどのような形にするか,相変わらず曖昧にしたままなのだ。いったいこの先,どこまで税金を注ぎ込んで支援していくのか,どのようを状態を目指すのか,目指す姿がまるで見えないのである。

(中略)いったい;政府や東電の言う「廃炉」とはなんなのだろう。後から定義を決めるのは,子どもの遊びでいえば後出しジャンケンに他ならない。このようなルール違反になることが明白な作業を,数兆円の資金をかけながら進め,同時に避難指示区域への住民の帰還を進めるのは,政府による詐欺的な行為とは言えないのか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(私も木野龍逸氏と全く同意見である。これは東京電力をはじめ原子力ムラとその代理店政府による「詐欺行為」の一種ではないか:田中一郎)

(関連)「福島第一原発はホントに廃炉にできるのか」!- 改訂続きのロードマップは「夢まぼろしマップ」――東電ウォッチャーの木野龍逸氏が政府の杜撰な対応に苦言! - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/267772


3. 廃炉 続く綱渡り(毎日 2019.3.7)
 https://mainichi.jp/graphs/20190307/hpj/00m/040/005000g/1


4.福島第1廃炉 最大の壁、見えぬデブリ 攻略暗雲(毎日 2019.4.9)
 https://mainichi.jp/articles/20190409/ddm/003/040/049000c


5.東電「知らぬ存ぜぬ」、福島原第一労死訴訟、医療体制不備 否定(東京 2019.6.1)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201811/CK2018110502000125.html

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「時間外労働の状況は不知(知らない)」 「過酷な作業環境であったとまではいえない」。これらは、訴訟の準備書面などに書かれた東電側の主張だ。遺族らは、猪狩さんが福島第一原発内の整備工場で倒れた際に連絡手段がなく、救急医務室で速やかに適切な医療が受けられなかったと主張。しかし東電は「当時は、私物の携帯の持ち込みを許可していた。架電がなくとも迅速に除染室や救急医療室に入室できる状態で体制に不備はなかった」とする。

原発敷地内で作業させていたのに、なぜ東電はここまで知らぬ存ぜぬなのか。猪狩さんの長男(25)は「自分たちに非はない、関係ないと言うだけでいまだに何の説明もない。現場で働く作業員の命を何だと思っているのか」と憤る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)福島第一原発過労死裁判、遺族の訴え - 風のたよりー佐藤かずよし
 https://skazuyoshi.exblog.jp/28117675/


6.デブリをつまみ何が分かったか(東京 2019.2.27)
 https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/954


7.福島第一 排気筒解体着手へ、廃炉への歩み挑む地元企業(朝日 2019.3.25)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13948670.html

(何をグズグズやっているのでしょうか? いや、それよりも、何故今まで(ウソまでついて)放置してきたのでしょう?:田中一郎)


8.プール核燃料 搬出開始、福島第一事故8年 3号機566体、完了まで2年(東京 2019.4.15夕刊)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201904/CK2019041502000083.html

(関連)3号機の燃料取り出し開始 福島原発・使用済み燃料プールから - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190415/k00/00m/040/040000c?fm=mnm

(関連)またまた不具合!福島第一原子力発電所・3号機、使用済核燃料取り出し訓練中にモーター異常の警報で実機訓練中止!2019年3月末に燃料取出し開始予定が4月目標に! ~3.7東京電力 定例会見 2019.3.7 IWJ
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/444234

(関連)<福島第1原発事故>3号機の使用済み燃料取り出し再開 設備点検のため約2カ月間中断(河北新報) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190705-00000017-khks-soci

(田中一郎コメント)
 福島第1原発3号機については、明らかに水素爆発だったと思われる1号機の爆発の形状とは異なる爆発(オレンジ色の光が出たあと、ドーンと垂直に天高く真っ黒な色の煙が舞い上がる爆発で、その後、デブリと思わしき欠片のようなものが地上に降り注いでいた=1号機の爆発の場合は白い水蒸気のような煙が横へ広がる)だったために、使用済み核燃料の臨界による核爆発だった疑いが出ている。

それを全く無視して、3号機を人工物のカバーで覆って外からは全く見えなくし、原子力ムラの当事者だけで使用済み核燃料の撤去作業を行うのは、一種の「証拠隠滅行為」と言われても仕方がないだろう(今現在、1号機でも同じようなことが行われようとしている)。

撤去の際には、様々な見方・考え方の科学者・技術者が立ち合いのもと、使用済み核燃料プールに核爆発の痕跡があるのかないのか、明確に公開された状態で明らかにして疑念が残らないようにするのが「当たり前」のやり方である。これでは使用済み核燃料プールでの臨界核爆発の隠蔽行為である、と自ら証明しているようなものではないか。

(関連)福島3号機爆発が核爆発である証拠(西尾正道 元(独)国立病院機構北海道がんセンター院長:2013年9月7日))
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/files/nisio_kakubakuhatu_evidence.pdf

(参考)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(76):核爆発説未確認のまま3号機使用済み核燃料を撤去するな、おしどりマコ・ケンが小池晃(日本共産党)と対談 他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/76-a1d1.html


9.(レジメ)福島原発事故と汚染水(田中一郎:2019年3月10日)
 別添PDFファイルのレジメをそのまま転記します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅰ.安倍首相の「アンダーコントロール」は真っ赤のウソだった
 虚偽のプレゼンを行って2020年東京オリンピックを招致するという恥ずべき行為
 下記の通り、福島原発の汚染水は危険なまま、かつ環境汚染を続けている

Ⅱ.汚染水にはトリチウム以外の放射性物質が含まれている
 トリチウム(半減期12年)+放射性ストロンチウム90(29年)(イットリウム90:3日)+放射性ヨウ素129(1560万年)+ルテニウム106(374日)+テクネチウム99(21万年)+いろいろ:汚染水=トリチウム水ではない!

 8割に当たる75万トンの濃度が排水基準を上回り、最大で基準値の約2万倍にのぼる
 ALPSE(多核種除去装置)=トリチウム以外の62種類の放射性物質を除去が建前
 複数台あるが機能が悪く稼働状況がよくない、処理すべき汚染水の量に対して不十分

Ⅲ.トリチウムと放射性ストロンチウム90と放射性ヨウ素129
(1)トリチウム 半減期12年 ベータ線(電子線)水素の同位体 除去困難(巨額費用) 
 トリチウム水のみならず有機結合が危険 排出されにくく内部被曝継続 白血病・ガンなど

(2)放射性ストロンチウム90 半減期29年 ベータ線(電子線)金属 カルシウムに類似
 骨や歯に蓄積し骨ガンや白血病他、娘核種放射性イットリウム(3日)も危険 膵臓に蓄積

(3)放射性ヨウ素129 半減期1560万年 他の放射性ヨウ素と同じく甲状腺に集中 ガン他
 半減期が長く危険、汚染水のみならず広く福島県その他の地域に放出・拡散・土壌残留

Ⅳ.今でも日々海に流れ出ている汚染水(3つのルート)
(1)降雨時に地表を流れる雨水が放射性物質を洗い流して海へ:コーティング対策・効果?
(2)福島原発の海側岸壁から海へ染み出る汚染水:凍土壁は効果なし(下記参照)
(3)福島原発の地下を流れる汚染地下水が福島沖まで流出して海の中で湧水

Ⅴ.機能していない凍土壁
 最初から凍結できない箇所が複数あり=遮水しきれないことはわかっていた
 鹿島建設へのプレゼント(数百億円+巨大実験) 効果があるのは増設の井戸水くみ上げ

Ⅵ.そもそもの間違いは「廃炉」方針にあり
 事故原子炉を水で冷やし続けている=「廃炉にして除去する」という方針が誤り
 水冷をやめること、巨額の費用(8兆円以上)をかけて廃炉ではなく「封じ込め」へ

Ⅶ.危険性高まる海産物と「安全・安心キャンペーン」
 千葉県沖から宮城県沖くらいまででとれる海産物は危険なまま、コモンカスベに基準値超発見
 放射性セシウムよりも放射性ストロンチウム他が危険、まともに検査されていない

Ⅷ.再稼働原発は汚染水対策ゼロ=安全審査もいい加減で危険極まりなし
 沸騰水型原発に比べ加圧水型原発は膨大なトリチウムを海と大気中に放出する、
 また、再処理工場(茨城東海村+青森六ヶ所村)が放出するトリチウム他の放射能の量は天文学的数値

Ⅸ.結論
(1)水冷をやめる(空冷方式や鉛の粉でまぶして「封じ込め」など)
(2)既存タンクの汚染水は放射性物質除去の徹底(ALPSEの増設)=東電は放置方針
(3)頑丈な巨大タンクを増設し、それに入れて100年間保存(海に棄てるな)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


10.汚染水 決まらぬ処分法、保管100万㌧到達 来年末にも限界(朝日 2019.3.19)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13939486.html

(関連)【原発最前線】凍土遮水壁「汚染水1日95トン低減」の通信簿は 依然見えない「費用対効果」(1-4ページ) - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/premium/news/180320/prm1803200005-n1.html
(関連)<福島第1>ALPS処理水100万トン超え タンク容量の上限迫る(河北新報)
 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190319_63015.html
(関連)<福島第1>公聴会終了 トリチウム水処分 長期保管含め議論へ-河北新報オンラインニュース
 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201809/20180901_61016.html
(関連)<福島第1廃炉作業>汚染水/処理後の扱い 最大懸案 - 河北新報オンラインニュース
 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190310_63053.html
(関連)クローズアップ:福島第1原発 処理水、迫る限界 タンク容量あと5年 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190513/ddm/003/040/066000c?fm=mnm

*3.11恒例の原子力規制委員長訓示でトリチウム汚染水の処分は東電が「当事者として判断、見解を示すべき」との指摘に対し「訓示は聞いていない」!- 「小委員会の結論をお待ちする」!- ~東京電力 定例会見 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/444551

*オリンピック後の海洋放出は既定路線!- 2020年末までにトリチウム汚染水137万トンの貯留を計画している東電、計画更新の有無を問われ「これ以降計画等ございません」!- ~3.18東京電力 定例会見 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/444997


 <その他関連サイト>
 日刊ゲンダイや東京新聞の一部の記事を除き、いかにも「マスごみ」と思わしき「よいしょ」記事・「忖度報道」が多く、新聞ジャーナリズムの眼で厳しく事態を追及している記事はレア―です。

(1)(社説)福島原発廃炉 燃料搬出で一歩前進を:朝日新聞デジタル
(朝日カバカバ新聞の、いつもの通りの、アホ記事、です、新聞代返せ! ボケ! :田中一郎)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13983579.html?iref=editorial_backnumber

(2)【安倍晋三】福島第1原発事故からの復興「進んでいない」75%=時事調査|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/249217
(3)【安倍晋三】民間は81兆円と 経産省「福島原発」処理22兆円のデタラメ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/249221
(4)【国難】「一時間で死亡レベル」福島第一原発2号機の原子炉を覆う格納容器の底で極めて強い放射線量 - 健康になるためのブログ
 http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/46612
(5)【東京電力ホールディングス】福島原発の廃炉作業進むほど費用上振れの可能性が高まる - 財務で会社を読む - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/articles/-/200327

(6)【独自】「お金ならなんぼでもある」除染で“利益率”5割超…“国民負担”3兆円の闇 - FNN.jpプライムオンライン
 https://www.fnn.jp/posts/00435790HDK
(7)廃炉作業に外国人労働者 東電「当面受け入れない」
 https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000155222.html
(8)<震災8年>「廃炉まだ遠い」大熊町民が見た福島第1原発 作業安全性に不安消えず - 河北新報オンラインニュース
 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190310_63032.html
(9)クローズアップ:福島第1原発事故 見えぬデブリ、攻略暗雲 廃炉、最大の壁 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190409/ddm/003/040/049000c
(10)東日本大震災8年:福島第1原発事故 廃炉、続く綱渡り 除染、先見通せず(その1)[写真特集1-8]- 毎日新聞
 https://mainichi.jp/graphs/20190307/hpj/00m/040/005000g/1
草々

 

2019年7月 5日 (金)

2019参院選公示:国民生活後回し・行政私物化・日本国憲法無視・民主主義破壊・対米隷属の戦争国家へ暴走する「アホノミクス」安倍政権・自公政治を退陣させられるかどうかが争点だ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.イベント情報
(1)(7.10)福島被ばく訴訟(井戸川裁判)第15回口頭弁論
 http://idogawasupport.sub.jp/
(2)(7.11)東電株主代表訴訟 第48回口頭弁論期日
 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-337.html
(3)(7.17)函館市の大間原発建設差止等請求訴訟(東京地裁)
 (2019年7月17日(水)14:00~ 第20回口頭弁論期日)
 https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014031000166/
(4)(7.26)(金)15:30 東電株主違法行為差止請求訴訟 第1回口頭弁論期日 傍聴のお願い
 (株主による東電役員の日本原電への経済支援差止訴訟)
(5)(7.28)総会記念講演会「子どもの免疫を脅かす有害化学物質 イソシアネート・ビスフェノールA」(「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」)
 http://kokumin-kaigi.org/?p=2978
(6)(8.03)新宿デモにご参加を! とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会 - 投稿 - Facebook
 https://www.facebook.com/pg/stoptokaidai2/posts/


2.新ちょぼゼミ・ちょぼゼミ
(1)(7.08)オルタナティブな日本をめざして(第30回):「福島原発事故と初期被ばく」(榊原崇仁さん)いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-e10eb7.html
(2)(7.29)オルタナティブな日本をめざして(第31回):「東日本大震災からの復興と人間の幸福」(五十嵐敬喜法政大学名誉教授)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c68295.html
(3)(8.28)オルタナティブな日本をめざして(第32回):公益通報司法取引・自己認証制度 通報者保護はどこへ! 公益通報者保護制度改正とその問題点(光前幸一弁護士)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-0ed37b.html

(昨今の「新ちょぼゼミ」では、講演開始前の約1時間で、事務連絡の他、経済政策や原発問題その他のお話を主催者側から行っています)

(4)(8.21)反緊縮経済政策Q&A:「市民と野党の共闘」が掲げる経済政策をめぐって(ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-b29ade.html

(上記の開始時間は「新ちょぼゼミ」と違い、午後7時からです。みなさまとの質疑応答や意見交換をしっかりと行いたいと思います)


3.(メール転送です)広瀬隆さんから

全国のみなさま  広瀬隆です。
AERAdot.連載(週刊朝日オンライン限定記事)のお知らせです。
 https://dot.asahi.com/wa/2019070300001.html?page=1

上記サイトを開いてください。

「テレビ報道の深刻な事態」を計10回配信予定でスタートしました。毎週水曜日午後4時アップです。

第1回 7月03日(水)韓国映画『タクシー運転手』に対する熱狂と感涙
第2回 7月10日(水)
第3回 7月17日(水)
第4回 7月24日(水)
第5回 7月31日(水)
第6回 8月07日(水)
第7回 8月14日(水)
第8回 8月21日(水)
第9回 8月28日(水)
第10回 9月04日(水)

よろしくお願い致します。 


4.キャンペーン
(1)キャンペーン · 【入試差別をなくそう!一万人署名】文部科学省は不正入試を行った大学を公表してください! · Change.org
 https://00m.in/WWYpc
(2)キャンペーン · 竹富島の美しいコンドイビーチにリゾートホテルを造らないでください · Change.org
 https://00m.in/tRPmr
(3)キャンペーンについてのお知らせ · 林野庁が、メガソーラー開発に規制を! · Change.org
 https://00m.in/uny4U
================================


昨日7月4日、今年夏の参議院選挙が公示されました。投票日は7月21日(日)です。「市民と野党の共闘」が先頭に立ち、安倍自公政権との対決色を強め、争点を明確にして、有権者・国民の審判を待つ態勢が整いました。一時は野党のまとまりの悪さや準備の遅れが指摘され、安部自公与党の圧勝・野党惨敗の予想が建てられていましたが、ここにきて、年金問題やイージスアショア、あるいは外交・経済・エネルギー政策など、かねてより指摘されてきたさまざまな政策において、またもやボロが出始め、参議院選挙の行方に変化が出てきています。

(関連)参院選日程を閣議決定 7月4日公示、21日投開票 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190626/k00/00m/010/045000c?fm=mnm

(関連)安倍政治への“終止符”を問う参院選公示 争点は年金&消費税|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257555

(関連)日刊IWJガイド「いよいよ運命の夏が始まる! 本日、参院選の公示日! 争点は改憲と金!
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38882

(参院選公示を伝える報道:安倍政権忖度型の争点ピンボケ説明記事が多い 上記「日刊ゲンダイ」記事が適切です)
 https://www.asahi.com/articles/ASM74046PM73UTIL06F.html?ref=hiru_mail_topix2_6
 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190702/k00/00m/010/394000c?fm=mnm
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/440498

既に皆様ご承知の通り、安倍政権は自分たちがしでかした出鱈目が今夏の国政選挙で争点化するのを避けるため、今春からの野党からの様々な問題についての予算委員会での審議要請をかわしつづけ、国会での審議から逃げ回るという信じがたい暴挙を続けました。それでいて、肝心かなめの年金問題を含む社会保障制度や税制などの経済問題、エネルギー・原発・核燃サイクル、あるいは日米FTA交渉、公文書改ざんや統計偽装問題などの議論を避けつつ、有権者・国民が差し迫った問題とは考えてもいない日本国憲法問題を持ち出して、これが今回の参院選の争点だ、審議に応じない野党はけしからん、などと、うそぶいています。

(関連)自民でも賛否 憲法改正議論が参院選の争点というまやかし|高野孟 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257478

昨今のマスコミ報道では、ロクでもない安倍政権・自民党が全国各地で徐々に徐々に追い込まれ、中でも多くの1人区では「野党接戦・圧勝」のムードが出てきました。年金問題だけではありません。公約違反のTPP協定や日欧EPA、そして日米FTA密約、消費税増税と他方で大企業・富裕層へは減税や軽減課税制度、タックスヘイブンにおける納税回避・規制尻抜け天国、労働法制改悪、原発推進・再生可能エネルギーへの妨害、見せかけだけの「地方振興」、農林水産業・地場産業切り捨て、政治や行政の私物化と「お友だち政治」、カジノ推進、などなど、アベ政権の政治政策の出鱈目は枚挙にいとまがありません。選挙の時だけゴマカして得票をかすめ取り、選挙が終われば「さようなら」のインチキ政治、これがアベ自公政治です。もう、こんなのゴメンです。

これからの2週間、しっかりと選挙戦の行方を見定め、来たる7月21日には必ず投票に行き、「令和」の極悪人集団=安倍政権・自公政治に、私たちの(社会的)「必殺仕置き」の意思表示を示しましょう。投票に行かれるときは、下記のBGMを歩きながらお聞きになってお出かけください。そうです、この世にはびこる悪を「仕置く」のは、あなた、です。

投票に出かけられる時
 https://www.youtube.com/watch?v=HtGi2BKIf2o&list=RDPyyTyb9F5iQ&index=19
(のさばる悪を何とする 天の裁きは待ってはおれぬ この世の正義もあてにはならぬ 選挙で裁いて仕置する 南無阿弥陀仏 ああ南無阿弥陀仏)

うまくいったときに聞く歌です
 https://www.youtube.com/watch?v=A26lBv6TQv4&list=RDPyyTyb9F5iQ&index=14


 <別添PDFファイル>
(1)これらは地殻変動につながるのか、山本太郎の金集め、小池晃の年金動画再生(日刊ゲンダイ 2019.7.4)
(2)安部自民党惨敗、年金大逆風(『週刊朝日 2019.7.12』)
(3)参院選 野党各党の公約(朝日 2019.7.3)
(4)参院選自民1人区に吹き荒れる「逆風」の正体(鈴木哲夫『サンデー毎日 2019.7.14』)
(5)特集ワイド:安倍政権の政策を検証:「弱者」の味方なのか?(毎日 2019.7.2夕刊)
(6)不誠実な外交・内政との決別を 参議院選挙を前にして(世界平和アピール七人委員会 20190701)
(7)年金 参院選の行方左右(東京 2019.6.28)
(8)再稼働推進・脱原発をけん制、電力候補 議席に危機感(東京 2019.7.3)
(9)ViVi広告が問うもの(金丸百合花 朝日 2019.7.3)
(10)若者の自民支持率なぜ高い? 「とりあえず現状維持」、議論避ける傾向強く(東京 2019.7.1)


(注目・必見映画)映画『新聞記者』公式サイト 6月28日(金)全国公開
 https://shimbunkisha.jp/

(関連)映画「新聞記者」が素晴らしい=警察官僚を使って進められる謀略政治に立ち向かう新聞記者と若手エリート官僚、その姿は今日のアベ政権を描くリアリズムと迫力で私たちに政治選択を迫る & 今夏参院選がおもしろくなってきた- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-3ed1e1.html

(関連)内閣情報調査室 公安警察,公安調査庁との三つ巴の闘い-今井良/著(幻冬舎新書)
 http://urx.space/ZeLg

(現在の首相官邸が「警察官僚」によって背後から操られ、内閣人事局を握る杉田和博と、内閣情報調査室(ないちょう)を握る北村滋の警察官僚2人が、人事権の濫用と各省庁幹部官僚に対する諜報行為により、霞が関に「恐怖政治体制」を敷いているのです。国会答弁などでの情報隠蔽や公文書改ざん、統計捜査や虚偽説明の乱発などは、ここに決定的な原因があり、この官僚組織の劣化と機能不全は、もはや安倍政権・自公政治を除去しない限り、今後も続いていくであろうことが見込まれます。日本の政治・行政と民主主義が深刻な危機的事態に陥っています。この映画は、まさにこの日本政府の赤裸々な姿を生々しい実話に即したフィクションで描くことで、安倍政権の今日的な姿を浮き彫りにしていると言えるでしょう。選挙前に是非ご覧になってみてください。また、この映画の鑑賞運動を国民的な運動として広めていきましょう。:田中一郎)

(関連)現在進行形の政治事件を散りばめた意欲作『新聞記者』ニューズウィーク日本版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/07/post-12445.php
(関連)あえて参院選前に公開 映画「新聞記者」なぜリスク取った|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/257085
(関連)政権批判「干される」 2社参加断った映画「新聞記者」:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM725JF0M72ULZU00L.html?ref=mor_mail_topix1
 https://www.asahi.com/articles/ASM725JF0M72ULZU00L.html?ref=hiru_mail_topix2_6


1.選挙結果予測
 例えば参院選全体の動向については(1)を、各選挙区ごとの情勢については(2)をご覧ください。

(1)(別添PDFファイル)安部自民党惨敗、年金大逆風(『週刊朝日 2019.7.12』)
 https://dot.asahi.com/wa/2019070200059.html
 https://dot.asahi.com/wa/2019070200059.html?page=3

(2)2019参院選 全選挙区「当落予想」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3716

(関連)【安倍政権】“応援団”が離反…安倍自民 参院選2人擁立の複数区で黄信号|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257268
(関連)政策のない自民党と、エッジの立った政策をぶつける野党統一候補の一騎打ちとなった参院・宮城選挙区の面白さ ハーバービジネスオンライン
 https://hbol.jp/196120
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190703-00196120-hbolz-soci

(関連)流出した自民党の参院選接戦区“情勢調査”の中身! 新潟、山形、愛媛、滋賀などで野党リードも、自民党が意図的リークの可能性|LITERA/リテラ
 https://00m.in/TPoVY


2.「市民と野党の共闘」の動き
(1)参議院選挙にあたって市民連合からのアピール
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 7月4日に参議院選挙が公示されました。市民連合は有権者の皆さんに、日本の立憲主義、民主主義を守るとともに、社会保障や雇用など私たちの生活を立て直すために、立憲野党に投票するよう呼びかけます。

 このまま安倍晋三政権が続けば、今年11月には憲政史上最長の首相在位を記録することになります。しかし、安倍首相の政権運営は国民に対する説明責任を果たしたまっとうなものとは言えません。憲法53条に基づく臨時国会召集要求や参議院規則に基づく予算委員会開会要求をことごとく無視したことに現れているように、安倍政権と自民党は自分たちにとって不都合なルールは平然と破っています。森友加計疑惑や統計偽装など、安倍政権は国民に対して嘘をつき、事実を隠蔽して恥じるところがありません。このように順法精神を欠いた政権が憲法改正に手をつければ、史上最長政権によって立憲政治は破壊されることになるでしょう。

 6年間のアベノミクスは、円安による輸出企業の収益増をもたらしただけで、富は企業に抱え込まれ、社会では格差、貧困の拡大が進行しています。金融審議会の専門家委員会が出した報告書で、95歳まで生きる人には2千万円の資産が必要と指摘されたことで、国民の社会保障に対する不安は高まっています。企業優先の安倍政権に代わって、国民生活優先の政権によって社会保障を立て直すことが急務です。

 安倍政権は2015年に安保法制を成立させ、日本は集団的自衛権を行使できる国になりました。また、2017年9月には、北朝鮮によるミサイル発射を奇貨として国難打開を叫んで衆議院を解散し、政権を維持しました。しかし、緊張を煽り、恐怖や憎悪をテコにして支持を集めるという手法が、真の外交や平和創出に逆行していることは、G20直後の朝鮮半島における平和創出の動きを見れば明らかです。

 各種の世論調査では、安倍政権は依然として安定した支持率を保っています。支持の理由は、他に適当な人材がいないというものが最多です。そうした諦めが、日本政治の劣化をさらに推し進めています。この参議院選挙に当たって、市民連合と5野党会派は共通政策をまとめ、社会保障と雇用の立て直し、アジアにおける平和の創出と沖縄の基地負担の軽減、憲法と法の支配の回復など、当面の最重要課題について、別の選択肢を打ち出しました。そして、32の1人区で候補者の一本化を実現しました。安倍政権に代わる政権を作ることは可能ですし、安倍政権を退陣に追い込まなければ日本社会の持続可能性が危うくなるのです。

 この歴史的選挙において、自分自身の生活と日本の将来を救うために良識の1票を立憲野党に投じるよう有権者の皆さんに訴えます。

2019年7月4日
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合
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(2)(別添PDFファイル)不誠実な外交・内政との決別を 参議院選挙を前にして(世界平和アピール七人委員会 20190701)
 http://worldpeace7.jp/?p=1192

(3)2019年の国政選挙をいかに闘うか(アベ政権退陣と自公政治の抜本転換を求めて)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-b038e9.html

(関連)いざ、関ヶ原へ!! 「市民と野党の共闘」が全力発進開始=安倍「暴走」政権打倒・自公政治に終止符を:市民連合の政策要望に5野党会派党首が調印 & 参院選 1人区30選挙区で一本化合意- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-446b8f.html


3.参院選自民1人区に吹き荒れる「逆風」の正体(鈴木哲夫『サンデー毎日 2019.7.14』)
 https://mainichi.jp/sunday/articles/20190701/org/00m/010/001000d

(一部抜粋)
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(中略)「想像以上に風向きが変わってきている。特に、一騎打ちの与野党対決になっている1人区は「風」に直撃され、一転して接戦、ひっくり返されているようだ」

形勢悪化した1人区が東北地方だ。3年前の参院選では知名度もある野党統一候補に苦戦。今回は野党候補が新人で、統一態勢作りも遅れ、自民党現職などが優位に立っていた。ところが、である。

「岩手、秋田、宮城、山形、福島、さらに断トツで優位だった青森も怪しくなってきた。接戦、または野党に追いつかれる事態が起きている。原因は、2000万円問題処理への不信感だ。またトランプ米大統領が貿易交渉は選挙後に進展があるとにおわせたことで、農産物を巡る交渉が日本に不利な結果になるという疑念を抱かせた。農業票は批判票に回っている。秋田の陸上イージス配備を巡るデータ問題まで噴出した。全部重なったのが東北だ」
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(関連)「老後2000万円」安倍政権逆風/鈴木哲夫氏の目 - 社会 - 日刊スポーツ
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201907030000172.html
(関連)20190625 UPLAN #AbeOut0625 国会前 安倍はやめろ!国会前抗議 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=zR5lIrVC6mw


4.参院選報道 朝日新聞・毎日新聞・東京新聞
(1)2019参議院選挙(参院選):朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/senkyo/senkyo2019/
(2)2019参院選 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/senkyo/25san/
(3)参院選2019-東京新聞(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/senkyo/kokusei201907/

(関連)選挙区の立候補者:参院選2019-東京新聞(TOKYO Web)
 https://www.tokyo-np.co.jp/senkyo/kokusei201907/todokede.html?dist=10&pref=10


5.山本太郎・「れいわ新選組」続報
(1)田中龍作ジャーナル - 【参院選】山本太郎、決死の特攻出馬 自らの議席と引き換えに虐げられた者の解放目指す
 http://tanakaryusaku.jp/2019/07/00020426
(2)重度障害者の木村英子氏、れいわ新選組から参院選出馬(全文3完)誰一人取り残さない(THE PAGE) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190701-00010015-wordleaf-pol&p=1
(3)田中龍作ジャーナル - 【参院選】 れいわ 収奪システムと戦うコンビニ店長が出馬
 http://tanakaryusaku.jp/2019/07/00020403
(4)れいわ、元セブンオーナー擁立 「競争から切磋琢磨へ」 - 2019参議院選挙(参院選):朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM716SRKM71UTFK01C.html
(5)田中龍作ジャーナル - 【参院選】 れいわ 現役の創価学会員を擁立、デニー知事誕生の立役者
 http://tanakaryusaku.jp/2019/07/00020415
(6)れいわ、参院選に創価学会員を擁立 玉城知事の支援者:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM725CQFM72UTFK014.html
(7)【山本太郎】寄付3億円間近「れいわ新選組」参院選での躍進劇あるのか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257398
(8)既成政党がおののく「れいわ新撰組」の実力度(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190703-00289985-toyo-bus_all
(9)山本太郎の「れいわ新選組」は既存政党を喰いつくす(安積明子) - 個人 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/azumiakiko/20190703-00132640/
(10)郵政選挙の小泉ブーム並み! 山本太郎が枝野幸男の座を脅かす|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/item/neta/12113-324799/

*比例代表の立候補者:参院選2019-東京新聞(TOKYO Web)
(最初の画面は「自民党」、最初の政党選択欄で「れいわ新選組」をクリック)
 https://www.tokyo-np.co.jp/senkyo/kokusei201907/hirei.html

*安冨歩・東京大学東洋文化研究所教授を公認候補予定者として発表 「最も尊敬する政治家・石井紘基氏のように国政調査権を用いて社会のシステムを解明したい」~「れいわ新選組」候補予定者発表会見 2019.6.27 IWJ
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/451594


6.日刊ゲンダイ:安倍政権批判はピカイチだ
(1)(別添PDFファイル)これらは地殻変動につながるのか、山本太郎の金集め、小池晃の年金動画再生(日刊ゲンダイ 2019.7.4)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257472
(2)【安倍政権】矛盾だらけの消費増税強行 安倍首相で日本経済は地獄行き|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257475
(3)安倍首相「大阪城エレベーター不要論」で参院選に大打撃|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257331
(4)参院選重視トップは社会保障 世論調査で年金不安が明確に|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257332
(5)自衛隊明記マンガを20万部も作成「改憲」争点化ダダすべり|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257399
(6)面白くなってきた参院選 「消費増税を争点」とはいい度胸(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/374.html
(7)老後2000万円問題 “モリカケ”のような逃げ切りはできない|金子勝立教大学教授 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/256892
(8)露骨な国民騙しの美辞麗句 安倍自民の公約は嘘ばかり-上-|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257552
(9)露骨な国民騙しの美辞麗句 安倍自民の公約は嘘ばかり-中-|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257551
(10)露骨な国民騙しの美辞麗句 安倍自民の公約は嘘ばかり-下-|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257553


7.その他
(1)(別添PDFファイル)ViVi広告が問うもの(金丸百合花 朝日 2019.7.3)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14079664.html
(2)(別添PDFファイル)再稼働推進・脱原発をけん制、電力候補 議席に危機感(東京 2019.7.3)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/sou/CK2019070302100011.html
(3)(別添PDFファイル)参院選 野党各党の公約(朝日 2019.7.3)
 https://www.asahi.com/articles/ASM745337M74ULFA019.html
(4)(別添PDFファイル)若者の自民支持率なぜ高い? 「とりあえず現状維持」、議論避ける傾向強く(東京 2019.7.1)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2019070102000140.html
(5)(別添PDFファイル)年金 参院選の行方左右(東京 2019.6.28)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2019062802000165.html

(6)「安倍首相は空虚である」自民党政治家を徹底分析して見えた「実像」(現代ビジネス編集部)
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65588
(7)『news23』党首討論で安倍首相の醜態一部始終! 自民党フェイク本配布問題で悪あがき、ルール無視に小川彩佳は…|LITERA/リテラ
 https://00m.in/PqRyR
(8)【知ってる?参議院】選挙区「合区」 自民「特定枠」で現職救済 (西日本新聞)
 https://web.smartnews.com/articles/g1FoboSSCZ7
(9)あなたの参院選:老後不安解消の「処方箋」 貯蓄2000万円では足りない- - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190703/k00/00m/010/222000c?fm=mnm
(10)かつての「戦犯」自民入り 「二大政党の夢、もう限界」 朝日新聞
 https://www.asahi.com/articles/ASM6W5R8HM6WUTFK01G.html?ref=mor_mail_topix3_6

(11)もう国家に意味はない。安倍一強を支える「無関心」という恐怖 高野孟 まぐまぐニュース!
 https://00m.in/A44Rf
(12)安倍首相“ネトウヨ脳”が日本の国益を損なう! 徴用工報復の対韓輸出規制で日本経済が打撃、IWC 脱退で逆に捕鯨量が減少|LITERA/リテラ
 https://00m.in/0RUQ5
(13)安倍首相「印象操作しないで」討論会でぼっち状態(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-07031061-nksports-soci
(14)許せん! 安倍晋三首相がバラ撒いた「血税60兆円」の内訳 - 概要 - 日刊大衆
 https://taishu.jp/articles/-/66379
(15)国内農家は大幅譲歩を警戒=日米交渉「密約」説も 問われる安倍政権 19参院選 (時事通信社)
 https://web.smartnews.com/articles/g1HSX4TXxMs

(16)思想家・内田樹さん 「民主制に1票」を 衰退に手を貸すな 参院選公示 毎日新聞
 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190704/k00/00m/010/128000c?fm=mnm
(17)自民党本部が国会議員に配った冊子に物議「まるでネトウヨ」 首相を礼賛、他党やメディア徹底非難 - 毎日新聞
 http://urx.space/vkJH
(18)特集ワイド:安倍政権は「弱者」の味方なのか? 隠された部分にこそ注目を 野党は具体的な対案必要 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190702/dde/012/010/004000c?fm=mnm
(19)首相「トランプ氏から『安倍さんの説明は天才的』」テレ朝の番組で明らかに - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190703/k00/00m/030/387000c?fm=mnm
(20)首相、消費税10%に引き上げ後「10年増税必要ない」 朝日新聞
 https://www.asahi.com/articles/ASM735KP7M73UTFK01V.html

(参考)高田渡 値上げ 歌詞&動画視聴 - 歌ネット
 https://www.uta-net.com/movie/28199/

(上記の歌詞で「値上げ」を「増税」と読み替えてお聞きください)
草々

 

2019年7月 1日 (月)

脱原発脱被曝バック・ナンバー(40)(抜粋)(2019年5月~6月)

1.アベコベ政権下のサカサマ原発事故対策:加害者・東電が事故責任者・国によって国民の税金で救済され、逆に原発事故被害者が国や東電に踏みつけにされ、賠償や補償も受けられずに切り捨てられる=コレ許していいの?- いちろうちゃんのブログ 
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-2c9e6b.html

2.(放射性)セシウム心筋症をゴマカシ・隠す福島県庁と福島県立医大(『週刊金曜日』より):これが原発震災を受けた地元自治体や医科大学のやるべきことなのか!? +昨今の放射線被曝関連情報- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-2c9e6b.html

3.福島県庁のミッション・インポッシブル:広告代理店・電通とグルになり、県民を原発安全神話から放射能安全神話へと誘導せよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-0e8ec4.html

4.(他のMLでの議論です)放射能・放射線や被ばくについて、きちんとした認識を得るための近道をご案内します(福島原発事故後の「核社会」日本を生き抜く基本知識)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-0e8ec4.html

5.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(106):福島原発事故8年を経て進む被害のもみ消しと放射能汚染や被ばくの危険性の歪曲・矮小化=こんなものに踊らされてはならない- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-60e269.html

6.(速報)子の甲状腺がん、被ばく関連否定、「福島県民健康調査検討委員会
甲状腺検査評価部会」(科学的根拠なし=被ばく量は不明のまま)+ 横浜市内の学校・保育園等の放射能汚染土壌の撤去等について(緊急 拡散希望)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-60e269.html

7.(報告)(6.3)オルタナティブな日本をめざして(第28回):「容量市場と容量メカニズム:老朽化原発・石炭火力の経済的延命策か!?」(松久保肇さん:原子力資料情報室)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-fc1aaf.html

8.「子ども甲状腺ガンは放射能とは無関係」=最初から決めてある「結論」のための屁理屈をくり返す御用人間達=子どもたちの命と健康を守らないどころか、ナングセをつけて甲状腺検査をつぶす画策ばかりしている悪性ガンのような連中- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-fc1aaf.html


(その他)
(他のMLでの議論です)平成天皇は生きて退位したのだから、まだやれることがある + 直近の天皇・元号改定報道から- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-aa4b38.html

*(他のMLでの議論です)「市民と野党の共闘」は「反緊縮・生活優先」の経済政策を掲げ、アベ政権・自公政治に代わる「「オルタナティブな日本」を目指して闘え=国政選挙勝利と政権交代への最短距離- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c206e8.html

*本日(5/8)のいろいろ情報:(1)ワセダクロニクル「葬られた原発報道」(2)国民、自由の合併効果なし(3)バカ息子・河野太郎(4)久米宏が改めて激烈な五輪批判(5)倉敷民商弾圧事件(斎藤貴男)他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-4e03a0.html

*(他のMLでの議論です)5/9付東京新聞「こちら特報部」記事=「革命か暴論か MMT(現代金融理論)」について- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-60172a.html

*(報告)(5.9)新ちょぼゼミ:財政・金融政策を見定める基本(御用経済学者・忖度経済学派を見分けるコツ)(その4):現代の金融システム(基本解説)+ 少し丁寧に補足説明を追記しました- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-b7197e.html

*(報告)(5.9)オルタナティブな日本をめざして(第27回):「教育勅語と道徳教育」(前川喜平さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-91ed7e.html

*(他のMLでの議論です)姜尚中「令和は平成の『多様性に配慮した社会』を継承できるか」を批判する- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-2bb832.html

*2019統一地方選挙結果と今年夏の国政選挙への展望(その1):低迷する投票率と野党勢力の非力が目立つ危機的選挙結果(このままでは日本は間もなくグチャグチャになる)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-db6b11.html

*本日(5/27)のいろいろ情報:(1)東京地裁クソ判決=選挙の供託金「世界一高くても合憲」 (2)詩人アーサー・ビナードさん 「原爆の図」を紙芝居に(2)これが維新の正体だ=丸山穂高&長谷川豊他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-549769.html

*いざ、関ヶ原へ!! 「市民と野党の共闘」が全力発進開始=安倍「暴走」政権打倒・自公政治に終止符を:市民連合の政策要望に5野党会派党首が調印 & 参院選 1人区30選挙区で一本化合意- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-446b8f.html

*大規模面積皆伐・再造林義務化なし・超長期契約期間を許す「国有林野管理経営法改正案」は日本ハゲ山列島を導く悪法だ=森林の多面的機能を無視した「木材生産至上主義」への先祖返り- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-a18d5c.html

*(報告)(6.3)新ちょぼゼミ:財政・金融政策を見定める基本(御用経済学者・忖度経済学派を見分けるコツ)(その5):異次元金融緩和は弊害ばかりで効果なし・日本経済再生への道はどこにあるか- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-03f4ac.html

*日米「密約」同盟と地位協定:他国地位協定調査 報告書(欧州編)(沖縄県 2019年4月公表)=思考停止の「日米アンポぼけ」はもうやめる時が来ている- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-e44677.html

*(他のMLでの議論です)中野剛志氏「MMT(現代貨幣理論)が、こんなにも「エリート」に嫌われる理由」を巡って & 故丸山真男著「現代政治の思想と行動」読書会へのお誘い- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-78163f.html

*2つの報告:(6.11)沖縄・辺野古基地建設反対全国キャラバン・キックオフ集会 & (6.12)砂川裁判国賠訴訟(追:国有林「ハゲ山促進」法、2019年の国政選挙をいかに闘うか)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-e9dd41.html

*遺伝子をいじくりまわした「フランケンシュタイン生物」を食わされる恐怖(ゲノム編集食品):安全審査なし・製造開発届け出なし・表示なしの「何にもなし・やりたい放題」が間もなくスタート 行き着く先は「毒物食品」と「遺伝子汚染列島」- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-f5b18d.html

*山本太郎奮戦記(3):寄付金が2億円を突破=参議院選挙に複数候補を擁立へ、「消えていく年金」問題でアベ政権の支持率が急落、山本太郎議員に「ひっかけ取材」をして彼の真意を捻じ曲げ報道する週刊誌「アエラ」- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-c20eee.html

*(報告)(6.24)新ちょぼゼミ:財政・金融政策を見定める基本(御用経済学者・忖度経済学派を見分けるコツ)(その6):「市民と野党の共闘」が掲げるべき経済政策- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-b2a186.html

*(報告)(6.24)オルタナティブな日本をめざして(第29回):今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)(新ちょぼゼミ:天笠啓祐さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-058231.html
以 上

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