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2019年6月14日 (金)

(他のMLでの議論です)中野剛志氏「MMT(現代貨幣理論)が、こんなにも「エリート」に嫌われる理由」を巡って & 故丸山真男著「現代政治の思想と行動」読書会へのお誘い

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.新ちょぼゼミのご案内
(1)(6.24)オルタナティブな日本をめざして(第29回):今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)(新ちょぼゼミ:天笠啓祐さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-932d.html

(関連)(別添PDFファイル)ゲノム編集食品がやってくる:安全審査は?(イントロ部分)(天笠啓祐『世界 2019.7』)
 https://www.iwanami.co.jp/book/b457738.html
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(関連)(別添PDFファイル)クリホサー卜、安全神話の終焉、人体への健康被害が明らかになる(イントロ部分)(天笠啓祐『週刊金曜日 2019.6.14』)
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002826.php
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(「新ちょぼゼミ」では、今夏の国政選挙の最大の争点の一つである経済政策についてのセミナーを続けています。6/24は講師の天笠さんが来られるまでの約1時間で、前回の続き=金融政策の基本と「市民と野党の共闘」が掲げるべき経済政策についてコメントします。なお、これまでのものは下記サイトの「経済政策について」のところに掲載していますので、ご参考にしていただければ幸いです。6/24は6/3の続きです。)

2019年の国政選挙をいかに闘うか(アベ政権退陣と自公政治の抜本転換を求めて)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-b038e9.html

(2)(7.8)オルタナティブな日本をめざして(第30回):「福島原発事故と初期被ばく」(榊原崇仁さん:新ちょぼゼミ)いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-e10eb7.html

(3)(7.29)オルタナティブな日本をめざして(第31回):「東日本大震災からの復興と人間の幸福」(五十嵐敬喜法政大学名誉教授:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c68295.html


2.その他イベント
(1)(6.15)樺美智子さんの追悼の会(国会南通用門前)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1559098333934staff01
(2)(6.15)樺美智子さん追悼 6・15集会(東京・新宿区)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1559898796540matuzawa
(3)(6.17)参議院選挙前:院内集会 「どうする日本の貧困問題」(参院議員会館)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1559024697269staff01
(4)(6.19)安倍政治を終わらせよう!6.19院内集会 高野孟さん「安倍政権の終わりの始まりとなる参院選」(参議院議員会館)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1559019361243matuzawa
(5)(6.26)6-24までに予約:アジア記者クラブ6月定例会 天安門事件30周年、究明はどこまで進んだのか(東京・お茶の水)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1558446822054staff01

*(6.24)「このままじゃ国民の暮らしがヤバイ~公務のあり方を問う院内シンポジウム」
 https://twitter.com/kokkororen/status/1135833639076286464

私物化される行政、統計偽装に公文書廃棄、企業ファースト化する日本……ヤバすぎる公務の実態と今後のあり方を問うため、竹信三恵子、明石順平、前川喜平、上西充子、望月衣塑子の各氏をお呼びしてシンポジウムを開催します。
日 時:6月24日(月)14時~17時
場 所:参議院議員会館・講堂

(このイベントが終了後、上記1.(1)の「新ちょぼゼミ」で経済政策のお話をいたします。是非ご参加いただければ幸いです:田中一郎)


3.若き政治家・山本太郎にみなさまのお力をお貸しください
 令和の「世直し」と政治の抜本転換のために、若き政治家・山本太郎が立ち上がりました。山本太郎にチャンスをお与えください。できる限り「大きなスタート」をさせて下さいますよう、お願い申し上げます(山本太郎応援勝手連)。

れいわ新選組
 https://www.reiwa-shinsengumi.com/

(関連)ご寄附のお願い - れいわ新選組
 https://www.reiwa-shinsengumi.com/donation/
(関連)ボランティア募集 - れいわ新選組
 https://www.reiwa-shinsengumi.com/volunteer/
(関連)「参議院議員 山本太郎」オフィシャルサイト
 https://www.taro-yamamoto.jp/

(関連)原発はいますぐ廃止せよ 「一刻を争うんです」 山本太郎 インタビュー 完全版
 http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1902.html?all
(関連)山本太郎参院議員を直撃 「れいわ新選組」に勝算は? - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190612/k00/00m/010/127000c?fm=mnm

(関連)(別添PDFファイル)「山本太郎現象」は本物か!?(イントロ部分)(『週刊プレイボーイ 2019.6.24』)
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4.IWJより
(1)日刊IWJガイド「国会で予算委員会が開かれない異常事態! 衆院では本日103日目! 岩上安身は明日13日午前11時より、衆院予算委員会野党筆頭理事である立憲民主党の逢坂誠二衆議院議員に緊急インタビュー!」 2019.6.12日号- What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38762

(2)日刊IWJガイド「国民生活よりも選挙が大事! 年金問題は自民党の急所! 『老後2000万円報告書』は『消えた年金問題』の再現!- ~2000万円貯金・年金カット追及 第1回野党合同ヒアリングを今夜8時から再配信! 」 2019.6.13日号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38764

(3)日刊IWJガイド「岩上安身からのお知らせです。6月30日開催の『IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏』
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38767


5.その他
(1)“加計”と同根 特区WG委員支援会社が提案者からコンサル料|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255854
(2)国民が怒っているのは居丈高な態度だ まず麻生辞任が必要(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/832.html
(3)田中龍作ジャーナル - 石垣のりこが勝つ方法教えます 土井たか子が山を動かした「消費税選挙」とは
 http://tanakaryusaku.jp/2019/06/00020255
(4)八ッ場ダム「打設」完了 来春完成へ節目 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20190612/k00/00m/040/094000c?fm=mnm

(八ッ場ダムをはじめ、ダム建設の抜本見直しをインチキに変えた政治家=「コンクリートから人へ」公約に背信したのは前原誠司(当時は国土交通大臣)です。元祖「口先やるやる詐欺」です。小池百合子と組んで野党第1党の民進党を解体させた、あの前原誠司です。みなさま、前原誠司、前原誠司、前原誠司をお忘れなく! 八ッ場ダム建設と言えば前原誠司です。八ッ場ダム・インチキ「ダム見直し」の前原誠司、前原誠司、前原誠司をお忘れなく! 自民党よりも悪質です。京都のみなさま、よろしゅうおたのみ申します。:田中一郎)
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1.少人数読書会「大川端」:故丸山真男著「現代政治の思想と行動」読書会へのお誘い
 今般、故丸山真男著「現代政治の思想と行動」(下記)を読み始めました。この本は再販に再版を重ね、今では百数十回にも「刷」数が至っていて、戦後の政治学の書物では、おそらくトップではないかと思われます。昨年は、この本が中国でも翻訳の上、出版されたようで、たちまち中国でもベストセラーになっているようです。今月号(2019年7月号)の岩波月刊誌『世界』に掲載された柄谷行人氏の論文は、その中国での出版の「序文」として書かれたものでした。是非ご一読をなさるといいと思います。

現代政治の思想と行動 新装版-丸山真男/著(未来社)
 http://u0u1.net/QnHI

(関連)(別添PDFファイル)丸山真男の永久革命(イントロ部分)(柄谷行人『世界 2019.7』)
 https://www.iwanami.co.jp/book/b457738.html
ダウンロード - e4b8b8e5b1b1e79c9fe794b7e381aee6b0b8e4b985e99da9e591bdefbc88e382a4e383b3e38388e383ade983a8e58886efbc89efbc88e69f84e8b0b7e8a18ce4babae3808ee4b896e7958c202019.7e3808fefbc89.pdf

 当面、今夏から秋にかけては、故丸山真男氏の著名な下記の3つの論文を順番に読んでいく計画です。第1回目は6/7(金)に「超国家主義の論理と心理」を読みました。その時の私のレジメは別添PDFファイルの通りです。第2回目は7/2(火)です。7/2は第2論文「日本ファシズムの思想と運動」を読む予定です。ただ、この論文は長いので、さしあたり7/2は第1章~第3章までとし、その続きは8/2(金)(第4章~第6章)で計画しています。

(1)超国家主義の論理と心理(丸山真男『(新装版)現代政治の思想と行動』:1946年執筆)
(2)日本ファシズムの思想と運動(丸山真男『(新装版)現代政治の思想と行動』:1947年執筆)
(3)軍国支配者の精神形態(丸山真男『(新装版)現代政治の思想と行動』:1949年執筆)

(参考)(別添PDFファイル)(レジメ)超国家主義の論理と心理 問題点(田中一郎 2019年6月7日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e8b685e59bbde5aeb6e4b8bbe7bea9e381aee8ab96e79086e381a8e5bf83e7908620e5958fe9a18ce782b9efbc88e794b0e4b8ade4b880e9838e202019e5b9b46e69c887e697a5efbc89.pdf

 少人数読書会「大川端」はまだ複数名の方の参加が可能です。参加ご希望の方がおられましたら、私(田中一郎)までご一報ください。ご案内のメールをお送りいたします。読書会開催の日時と場所は概ね下記の通りに決めてあり、時々の事情で変更する場合もあります。

日 時:毎月1回・第1火曜日(3回に1回程度は第1金曜日)
場 所:東京都中央区明石町区民館(地下鉄日比谷線築地駅下車、聖路加病院のすぐそば、隅田川のほとりです)
 http://chuo7kuminkan.com/about/akashi.html


 今日のアベ政治や維新の動きと、それを取巻く自民党その他の政党・政治家たち、霞が関官僚組織や自衛隊の動き、更にはマスごみや多くの(似非)学者ども、日本会議や民間右翼勢力の動きなどを見ていますと、日本が「戦前回帰=先祖帰り」をしていて、その動向が、今から数十年も前に故丸山真男氏が論文で分析したり座談会で発言したりしていたことが、そのままぴったりとくる情勢になってきているように思われます。この「現代政治の思想と行動」に掲載されている故丸山真男氏の論文は、概ね1950年代に書かれたものですが、皮肉にも今日の日本の政治・経済・社会情勢により、一段と輝きを強めていると言っても過言ではないでしょう。

別添PDFファイルの私のレジメによるご説明に加えて、現代日本を戦前ファシズムのアナロジーで申し上げればということで、次のような「スケッチ」をして問題提起をしております。

(戦前の「統制派」と似た動き)=アベ友・河野克俊統合幕僚長による「第二次朝鮮戦争」時における対米軍協力・日本参戦の検討(下記の朝日新聞記事)=明らかな憲法違反・シビリアンコントロール無視であり、また朝日新聞記事の「質問」の内容が「腰抜け」状態
 https://www.asahi.com/articles/ASM5D74WKM5DUTFK007.html
 https://www.asahi.com/articles/ASM5J4WF9M5JUTFK00P.html?iref=pc_extlink
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14017375.html

*(戦前の「皇道派」と似た動き)=たとえば、日本会議や産経新聞・正論で「歴史戦」などの論陣を張る「おかしな人たち」(下記の新刊書参照)=この新刊書が「バカバカしい「歴史戦」論法」を平易な文章で厳しく批判しています。

(関連)歴史戦と思想戦 歴史問題の読み解き方-山崎雅弘/著(集英社新書)
 http://urx.blue/ZYWR

そして、上記に加えて、現代のファシズム傾向において、追加的に十分に認識しておくべきことが、いわゆる「監視社会」です。先月号(2019/6)の『世界』が「日本型監視社会」を特集し、そこに掲載された別添PDFファイルの論文「丸裸にされる私生活:企業の個人情報と検察・警察(共同通信社会部取材班『世界 2019.6』)」が大変話題になっているようです。みなさまも是非ご一読されるといいと思います。正直申し上げて、その内容は驚くべきもので、日本の警察や検察が「ここまで来ているのか」を思わせるものでありましたし、また、日本の多くの企業群が、いかに個人情報を安易にいい加減に扱っているのかがよくわかります。

(関連)(別添PDFファイル)丸裸にされる私生活:企業の個人情報と検察・警察(イントロ部分)(共同通信社会部取材班『世界 2019.6』)
 https://www.iwanami.co.jp/book/b454586.html
ダウンロード - e4b8b8e8a3b8e381abe38195e3828ce3828be7a781e7949fe6b4bbefbc9ae4bc81e6a5ade381aee5808be4babae68385e5a0b1e381a8e6a49ce5af9fe383bbe8ada6e5af9fefbc88e585b1e5908ce9809ae4bfa1e3808ee4b896e7958c202019.6e3808fefbc89.pdf

関連して、盗聴法が完全施行となる今年6月1日について、東京新聞の「こちら特報部」の記事も添付しておきますので、併せてご覧になるといいでしょう。盗聴法と共謀罪法は表裏一体であり、また特定秘密保護法ともセットとなっています。アベ政権・自公政治により様々な形で日本国憲法が踏みにじられ、日本の戦後民主主義は事実上崩壊している状態にあり、そうであるからこそ、丸山真男氏が「大日本帝国の「実在」よりも戦後民主主義の「虚妄」に賭ける」と言い残した意味が重く感じられます(この丸山真男の有名な発言は「現代政治の思想と行動」の「増補版後書き」に掲載されたそうです)。

(関連)(別添PDFファイル)盗聴 乱用歯止めなく、市民運動など対象の恐れ(東京 2019.6.1)
ダウンロード - e79b97e881b420e4b9b1e794a8e6adafe6ada2e38281e381aae3818fe38081e5b882e6b091e9818be58b95e381aae381a9e5afbee8b1a1e381aee68190e3828cefbc88e69db1e4baac202019.6.1efbc89.pdf
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2019060102000147.html

(参考)東京新聞電子版(申し込みサイト)
 http://u0u1.net/oVfo


 繰り返しになりますが、次回は7/2(火)です。いつもと同じように、東京都中央区明石町区民館に午後6時にお集まりください。読書対象は丸山真男の第2論文「日本ファシズムの思想と運動(丸山真男『(増補版)現代政治の思想と行動』:1947年執筆)」の第1章~第3章を読むことにします。なお、レクチャーのやり方は担当になった方々にお任せしています。必ずしも丸山真男が論文で書いていることを要約する必要はなく、論文を読んだ上でご自分が注目した個所や興味を持った部分を抽出し、それについての問題提起や疑問やその他の話題を提供していただければいいと思います。また、レクチャー担当でない方も、丸山真男の論文に関係する限りで、いろいろな形で問題提起やご紹介をしていただければと思います。

(丸山真男を読む目的は、丸山真男の議論そのものを理解することだけではなく、その議論を今日的に解釈し直し、それを現在の状況にどうあてはめて応用するか、という点にありますので、意見交換や議論の内容は丸山真男論文の外側へ大きくはみ出していきますが、それでいい、と考えております)

 みなさまのふるってのご参加をお待ちしております。


2.(他のMLでの議論です)中野剛志氏「MMT(現代貨幣理論)が、こんなにも「エリート」に嫌われる理由」を巡って
 下記は他のMLでの議論です。関連する情報を添付・付記してご紹介申し上げます。

(1)(柴田様よりいただいたメール)中野剛志氏「MMT(現代貨幣理論)が、こんなにも「エリート」に嫌われる理由」:主流派経済学の理想は「反民主的」な経済運営
 https://toyokeizai.net/articles/-/285053

(関連)MMT「インフレ制御不能」批判がありえない理由-アメリカ-東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/283186
(関連)中野剛志氏:東洋経済ONLINE
 http://u0u1.net/3TvO


以下はメール転送です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Sent: Tuesday, June 11, 2019 7:50 AM
Subject: MMTが、こんなにも「エリート」に嫌われる理由

おはようございます。
東洋経済オンラインからの情報提供です。(中略)

中野さんは「MMTは「通貨の価値を保証するのは、政府の徴税権力である」と断定しています。「その紙切れで税金が払えるから」を理由にしてます。さて、そうでしょうか。米ドルは米国以外にも流通しています。例えば、ジンバブエのような国内通貨が崩壊すると徴税権の対象となるジンバブエドルは通用しなくなり、米ドルが流通します。他にも米ドルが納税目的ではない他国で流通します。

確かに、商品貨幣説で現代の不換紙幣を説明するのは無理があります。間違っていると言うより、前提が変わったのです。商品貨幣説の根拠は金銀との兌換です。兌換紙幣として流通したのです。1971年まで世界は金本位制で、間接的に兌換紙幣でした。米国が他国の中央銀行に1オンス=35ドルの兌換を保証していたのです。だから、1ドル360円という固定相場が通用したのです。これは商品貨幣説を根拠づけるモノでした。金交換停止を当時のニクソン大統領が1971年8月に宣言して、貨幣商品の時代、紙幣が金属価値で裏付けられる時代が終わったのです。不換紙幣となると、ではその紙幣、紙切れの価値は何かと言うことになります。リーガルテンダー、すなわち法定貨幣としての位置づけが一つのその根拠となります。それを示すのが日銀法です。

(日本銀行券の発行)
第四十六条 日本銀行は、銀行券を発行する。
2 前項の規定により日本銀行が発行する銀行券(以下「日本銀行券」という。)は、法貨として無制限に通用する。

という文言となります。「法貨として無制限に通用する」というのが法定貨幣と言うことです。ただし、これだけでは法貨として十分通用しません。

(通貨及び金融の調節の理念)
第二条 日本銀行は、通貨及び金融の調節を行うに当たっては、物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資することをもって、その理念とする。

というのが大切になります。つまり、今日の一万円は明日もほぼ同様に使えるという幻想というか信用が必要なのです。ただ、徴税権があるからというのでは、各国で未だに起こるハイパーインフレを説明できません。徴税権があるからハイパーインフレの心配がないとすると、どこの国でもハイパーインフレは生じません。しかし、現実はそうではないのです。ハイパー・インフレとは、「国際会計基準で3年間で累積100%以上の物価上昇を指す」ものです。ベネズエラではインフレ率1000万%、一年間で物価が10万倍となってます。ベネズエラも国ですから徴税権はあります。https://gendai.ismedia.jp/articles/-/60052

日本でも1973年のオイルショック時に「総合卸売物価は1973年で15.6%、1974年で31.4%」上昇してます。狂乱物価と言われた時代ですが、そのときにも日本に徴税権はありました。ハイパーインフレになると紙幣を保有するのはあまりにリスクが高くなりますから、換物作用として、インフレヘッジ機能がある貴金属、土地への投資が極端に進みます。だから日銀法第二条で「物価の安定を図ること」となっています。つまり日銀がしっかり貨幣価値を守りますよということを国民に思い込ませる必要があります。各地に見られる日銀支店の要塞のような外観はそれを意味しています。中野さんは「内乱などで無政府状態に陥った国家では、政府の徴税権力も弱体化する」としていますが、1973年の日本は内乱状態だったのでしょうか。徴税権も弱体化して税務署は脱税を見逃していたのでしょうか。徴税権力だけでは説明がつきません。確かに、法貨として無制限に通用する、すなわち納税に使えるということはあります。ですが、私たちの保有する日銀券は納税のためより日々の消費で用いられます。そこでも今日の一万円は明日も同じように使えるという信認があって安心して受け取れます。

中野さんの議論で「主流派経済学者は「中央銀行の独立性」を強調するが、それは、民主政治からの「独立性」を意味しているのだ。」という指摘がありますが、これは納得です。中央銀行の存在理由として、政府権力への不信感があり、それで政府権力から相対的に独立している中央銀行を求めているというのはその通りです。実は、これは今の日銀もそう指摘しています。

「過去の各国の歴史を見ても、中央銀行の金融政策にはインフレ的な経済運営を求める圧力がかかりやすいことが示されています。物価の安定が確保されなければ、経済全体が機能不全に陥ることにも繋がりかねません。こうした事態を避けるためには、金融政策運営を、政府から独立した中央銀行という組織の中立的・専門的な判断に任せることが適当であるとの考えが、グローバルにみても支配的になってきています。新日銀法において、独立性確保がはかられているのは、こうした考えによるものです。」
https://www.boj.or.jp/about/outline/expdokuritsu.htm/

これは日銀のホームページに掲載されている解説です。「中央銀行の金融政策にはインフレ的な経済運営を求める圧力がかかりやすい」ので下手をすると「経済全体が機能不全に陥ること」にもなりかねないので、「政府から独立した中央銀行という組織」が必要と言うことで、政府は信頼できないと言うことを明言しています。

中野さんを支える考え方は以下です。

「筆者は、日本の政治、そして日本国民が、財政支出を拡大しすぎて超インフレを引き起こすほど愚昧だとはまったく思っていない。普通に考えて、国民が、自分たちの生活を破壊する超インフレを招くような政権を支持するはずがないではないか。「MMTを実行したら、超インフレになる」などという者は、日本の有権者をバカにしているのだ。」

はい、私は「日本国民が、財政支出を拡大しすぎて超インフレを引き起こすほど愚昧」だと思ってます。「日本の有権者をバカにして」います。それは歴史がそう説明しているからです。日本の有権者は賢明であり、馬鹿な判断はしないと思うのか、それとも経済的問題に関してはとくに怪しい、信頼できない、と考えるのかです。中野さんは前者であり、私は後者なのです。前者であればバブルも起きないし、リーマンショックも起きなかったというのが私の根拠です。

柴田武男

MMTが、こんなにも「エリート」に嫌われる理由 主流派経済学の理想は「反民主的」な経済運営
 https://toyokeizai.net/articles/-/285053
 https://toyokeizai.net/list/author/%E4%B8%AD%E9%87%8E_%E5%89%9B%E5%BF%97

貨幣の本来の仕組みと、超インフレが起こりえない理由とは(写真:gzorgz/iStock)
前回記事「https://toyokeizai.net/articles/-/283186」で、インフレ率との関係をていねいに解説した中野剛志氏。著書『https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4492444386/toyokeizaia-22?p=TK』でいち早く日本にMMT(現代貨幣理論)を紹介した同氏が、今回は「そもそも貨幣とは何か」という視点から解説する。


(2)(メール転送です:一部加筆修正)私から上記メールに関して発信したメール
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前略,田中一郎です。

柴田様、日々精力的な投稿に改めて敬意を表します。
今日は中野剛志氏の東洋経済ONLINE記事へのコメントですが、タイミングを得ていて、とてもGOODだと思います。拝読いたしましたが、中央銀行についてのご説明に関しては、ほぼ私も同じ考えです。詳細なご説明に感謝いたします。

(最後の部分は残念ですが私とは異なる意見です=私は金融政策に関しての責任は、第一義的には、(政治家・財務省官僚や日銀総裁・政策委員たちを当然のこととすれば)有権者・国民にではなく、大学教授・研究者(アカデミズム)とマスごみにある、と見ています=言い換えますと、われらがために財政支出をせよ、と政府に迫るのは有権者・国民として当然のことであり、むしろ私は、有権者・国民は自分の大きな物差しで見た自己利害を強く自覚し、それを判断基準にして、選挙時の投票を含む政治・経済・社会行動を実践すべきであると考えています(それができていないからおかしなことになっている)。そうした有権者・国民の行動の結果を、ハイパーを含むインフレにしない算段をすべきは金融政策であり、まさにそれこそが金融政策の第一義的な仕事です。デフレ不況・超低金利時代に異次元緩和などをやって金融政策が景気テコ入れをやるなどと言うのはトンチンカンな話であり、いらんことはせんでいい、というのが、私の言いたいことです)

ついでに少し申し上げますと、日銀による国債買いオペと、日銀による国債の直接引受は、峻別して考えておくべきです。簡単に列記しますと、

*日銀による国債の買いオペ=判断の主体は日銀にある
*日銀による国債の直接引受=判断の主体は政府にある

ただ、今日の黒田日銀のように、アベ政権・首相官邸への「忖度金融政策」を展開して、アベ政権の放漫極まりない財政支出を日銀が事実上ファイナンスするようなことをしていると、実質的に同じことになってしまいます。これに対するマスごみやアカデミズムの批判力の乏しさは目を覆いたくなる状態です。

しかし、だからと言って、日銀による国債の直接引受にOK、というのはいけません。日銀総裁や政策委員会のメンバーによっては、直接引受のような事態が出来てしまうとはいえ、それは踏み越えてはならない一線です。たとえかなり形式的になろうとも、国債を日銀が買うのか買わないのか、保有するのかしないのか、は、形の上では日銀が決められる状態にしておかなければなりません(対政府牽制機能)。そして、やはり日銀の使命は、まず第一に「通貨価値の安定」ということになります。私は、インフレターゲット論者(リフレ派)を「根性物マンガの見過ぎ」として厳しく批判していますし、また、そもそもインフレ率2%を目標にすること自体も誤りであると考えています。物価の目標はインフレ率0%でいいのです。(政府が目標にすべきは、当分の間は、最低賃金を含む賃金水準や労働分配率の向上、あるいは正規雇用の拡大とロスジェネ世代正規雇用、子どもの貧困率や相対的貧困率の引き下げ・解消など、ではないかと思います)

それから、MMT(現代貨幣理論)については、私はまとまった書物を読んでいないので断言は致しませんが、これまでに集めた資料からは、柴田様が以前におっしゃっていたように、「インフレにならないようにという条件が付いているのなら、今までと何が違うの?」ということだろうと思っています。自国通貨の国債がデフォルトすることはない、というのは、円貨紙幣を発行しているのが日銀という政府機関ですから、言ってみれば当たり前のことです(日銀が国債のデフォルトを無視することはあり得ない)。しかし、その代償としてインフレが起きて通貨価値が吹き飛べば、事実上、国債も日銀紙幣もデフォルトしたことになるわけですから、インフレにならない限りで、というのは、国債が事実上も含めてデフォルトしない限りは、というのと同じことなのです。つまり、何も新しいことはない、ということになります。

しかし、それでは身もふたもないでしょう。MMTについては、別途、詳論したいと思っているのですが、さしあたり私のMMTの解釈は、自国通貨建てで国債が発行され、それが比較的おとなしい国内居住者によりその大半が保有されている場合には、いわゆる財政破たん=国債デフォルトの「天井」(限界)は、従来考えられているよりも高い、ということではないかと受け止めています。現在の日本では、それに加えて、政府が国債等債務に対応して、かなりの資産(金融資産を含む)を保有していることや、日銀が国債をかなり買い込んでいることなどから、少なくとも現状は、日本の財政は危機的状況にあるとは言えない、ということです。詳細は下記の「新ちょぼゼミ」での私の話をご参照ください。

(それともう一つ、MMTはアメリカで発祥して、アメリカで反緊縮リベラル派の議員たちが主張の根拠の一つにし始めたことで注目を集めるようになりました。つまりMMTで暗黙裡に想定されている通貨は「ドル」=アメリカの通貨だということです。しかし、ドルはいわゆる国際決済通貨であり、日本円のように、そうでない国の通貨とは決定的に違う、いわば「特権的地位」にあることを忘れてはいけないでしょう。簡単に言えば、世界中でドルは国際取引の決済通貨として使われるため、その発行限度の(所謂)「天井」は一般の国の通貨と比較してはるかに高い、ということです。アメリカのMMTの一部で言われている乱暴な議論を日本がそのままやったら日本経済は厄介なことになりかねません。昨今は自民党のロクでもない議員どもがこのMMTに注目をし始めていて要注意です。MMT+自民党、というポリシーミックスは放漫財政という最悪の事態を招きかねません。:田中一郎)

(報告)(6.3)新ちょぼゼミ:財政・金融政策を見定める基本(御用経済学者・忖度経済学派を見分けるコツ)(その5):異次元金融緩和は弊害ばかりで効果なし・日本経済再生への道はどこにあるか- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-03f4ac.html

そして、これが一番大事な点ですが、きたる夏の国政選挙へ向けて、下記の松尾匡立命館大学教授らの「薔薇マーク・キャンペーン」などを盛り上げて、消費税増税反対や私たちの生活関連への財政支出の拡充を図れという「反緊縮・財政支出抜本改善・公正な税制実現・市場原理主義政策との決別」など、「アホノミクス」に代わる「オルタナティブな経済政策」を掲げて一大国民運動を起こすことが、私たちの最重要課題なのです。

(関連)薔薇マークキャンペーン
 https://rosemark.jp/

(関連)新しいリーフレットができました。 - 薔薇マークキャンペーン
 https://rosemark.jp/2019/04/09/01-14/
(関連)「消費税10%、とんでもない!」チラシ…無料でお送りします。- 薔薇マークキャンペーン
 https://rosemark.jp/2019/04/23/01-21/

(みなさま、首都圏での上記リーフレットやチラシの配布がまだまだ不十分です。ご協力をお願い申し上げます。日本の生死を決するかもしれない国政選挙を前にして、シロウト評論家稼業や観客民主主義・お任せ民主主義だけをしていてはダメだと思います。ふるってご参加を!!)

この辺の話も、来たる6/24の下記「新ちょぼゼミ」の前半(午後6時~7時)でやりますので、是非ご参集ください・

(6.24)オルタナティブな日本をめざして(第29回):今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)(新ちょぼゼミ:天笠啓祐さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-932d.html

(関連)2019年の国政選挙をいかに闘うか(アベ政権退陣と自公政治の抜本転換を求めて)- いちろうちゃんのブログ」 
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-b038e9.html

(これまでの分は上記サイトの「2.経済政策について」に掲載しています。また、次回の6/24は6/3の下記の続きとなります)

(関連)(報告)(6.3)新ちょぼゼミ:財政・金融政策を見定める基本(御用経済学者・忖度経済学派を見分けるコツ)(その5):異次元金融緩和は弊害ばかりで効果なし・日本経済再生への道はどこにあるか- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-03f4ac.html


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以下、中野剛志さんの直近著書や関連報道などをご紹介いたします。

1.中野剛志さんの直近著書
 (1)はなかなか読みやすくていい本でしたが、おおざっぱに申し上げると「8割正しく、2割が間違い」と私は評価しています。近々、この続編の「戦略編」が出版されるそうで、これもセットでご覧になるといいでしょう。いずれ私の「新ちょぼゼミ」で中野剛志さんの著書の内容についてコメントする予定でおりますので「乞うご期待」です。なお、中野剛志さんは、TPP協定など市場原理主義的な国際経済協定にも反対をしておられて、これまでにもたくさんの著書があります。図書検索で「中野剛志」をKEYワードにして検索してみてください。

(1)目からウロコが落ちる奇跡の経済教室 基礎知識編-中野剛志/著(ベストセラーズ)
 http://u0u1.net/MBWv
(2)目からウロコが落ちる奇跡の経済教室 戦略編 -中野剛志/著(ベストセラーズ)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refBook=978-4-584-13906-6&Sza_id=MM
(3)富国と強兵 地政経済学序説-中野剛志/著(東洋経済新報社)
 http://u0u1.net/zVEU

2.金子勝立教大学教授の直近著作
 経済のこと、日本経済のことで、この方の議論を聞かないでは判断を間違います。下記は直近の著作です。なかなかいい本でした。金子先生、また、私の「新ちょぼゼミ」に講演に来てください。お願い申し上げます。

平成経済衰退の本質-金子勝/著(岩波新書)
 http://u0u1.net/Hrwi

(関連)「資産寿命」の指針案 金融庁の議論に乗ったらババを引く|金子勝立教大学教授 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255858
(関連)金子勝の「天下の逆襲」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/925

3.明石順平さんの直近著作
 この本も、「アホノミクス」や日本経済の置かれた状態を、まさに本の題名にもあるように「経済データ」でビジブルに理解できるいい本です。ただ、明石順平氏の経済政策についての主張は、私には「緊縮政策をもっと徹底せよ」という風に読めるので関心いたしません。当面の「市民と野党の共闘」が掲げるべき経済政策は「緊縮政策」ではなくて「反緊縮」です(但し、「反緊縮」だけではありません。財政支出構造の抜本改善、公正な税制の実現による税収の確保、労働法制の抜本改革、市場原理主義経済政策との決別、新産業革命促進など産業政策と産業構造の転換、農林水産業や地域経済の再生、などなども併せて実現していく必要があるのです。その辺の話は次回の「新ちょぼゼミ」でいたします)。

データが語る日本財政の未来-明石順平/著(集英社インターナショナル新書)
 http://u0u1.net/tc0w

(関連)(別添PDFファイル)名目賃金・実質賃金・消費者物価指数の推移(明石順平『データが語る日本財政の未来』)
ダウンロード - e5908de79baee8b383e98791e383bbe5ae9fe8b3aae8b383e98791e383bbe6b688e8b2bbe88085e789a9e4bea1e68c87e695b0e381aee68ea8e7a7bbefbc88e6988ee79fb3e9a086e5b9b3efbc89.pdf
(関連)(別添PDFファイル)EU主要国と日本の名目賃金(明石順平『データが語る日本財政の未来』)
ダウンロード - efbca5efbcb5e4b8bbe8a681e59bbde381a8e697a5e69cace381aee5908de79baee8b383e98791efbc88e6988ee79fb3e9a086e5b9b3e3808ee38387e383bce382bfe3818ce8aa9ee3828be697a5e69cace8b2a1e694bfe381aee69caae69da5e3808fefbc89.pdf

4.経済関連の報道から
(1)(別添PDFファイル)MMTが問題なのは無駄な支出を増やすから(野口悠紀雄『週刊ダイヤモンド 2019.5.11』)
 http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/26495
(2)【二階俊博】自民“クビ切り”画策 金融庁長官に2000万円問題の責任転嫁|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/256006
(3)まるで悪徳商法…年金増額“騙しのトリック”根本答弁で発覚|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255855
(4)もっと怒れ 無策・搾取の末に「2000万円稼げ」の責任転嫁(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/769.html
(5)消費税増税で「日本は衰退」安倍政権ブレーンも「延期判断」後押し | 週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2019/06/11/antena-492/

5.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)(他のMLでの議論です)「市民と野党の共闘」は「反緊縮・生活優先」の経済政策を掲げ、アベ政権・自公政治に代わる「「オルタナティブな日本」を目指して闘え=国政選挙勝利と政権交代への最短距離- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c206e8.html

(2)(他のMLでの議論です)5/9付東京新聞「こちら特報部」記事「革命か暴論か MMT(現代金融理論)」について- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-60172a.html
草々
 

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