(速報)子の甲状腺がん、被ばく関連否定、「福島県民健康調査検討委員会 甲状腺検査評価部会」(科学的根拠なし=被ばく量は不明のまま)+ 横浜市内の学校・保育園等の放射能汚染土壌の撤去等について(緊急 拡散希望)
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)
さる6月3日、「福島県民健康調査検討委員会 甲状腺検査評価部会」が開催され、福島県内で多発している子ども甲状腺ガンが、福島第1原発事故に伴って環境放出された放射能による被ばくとは関係がない、という「部会」の意見書を取りまとめた。福島県民の初期被ばくを含む総被ばく量(内部被曝を含む)がわからない中での「あらかじめ決めてあった結論」へのこじつけが御用学者たちによって行われたということに過ぎない取りまとめである。かねてより私から申し上げているように、この甲状腺検査評価部会にせよ、「福島県民健康調査検討委員会」にせよ、今日ではこれらの委員会は、福島第1原発事故による広範な放射線被曝被害を歪曲して大したことはなかったとするための「ピエロ的御用機関」と化していて、その期待されている使命を果たそうとはせず、それどころか真逆方向へ向けて逆噴射をする有様である。
「ピエロ的」とは、実は福島第1原発事故による甲状腺被ばくの健康被害・遺伝的被害に関する実質的な検討は、福島県立医大に寄生している山下俊一以下の原子力ムラ・放射線ムラの御用学者集団で構成された秘密委員会が牛耳っており(その内容は全く非公開で行われている)、「福島県民健康調査検討委員会」やその下にある「甲状腺検査評価部会」は、それを追認しているだけの「浄瑠璃人形組織」だからである(違うというのなら秘密委員会を公開せよ)。
以下、速報として、関連情報並びに関連報道をお伝えいたしますので、ご参考にしていただければ幸いです。
*第13回甲状腺検査評価部会(令和元年6月3日)の資料について - 福島県ホームページ
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai-b13.html
*【アーカイブ】第13回甲状腺検査評価部会 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
http://www.ourplanet-tv.org/
(関連)甲状腺検査本格検査(検査 2 回目)結果に対する部会まとめ(案):甲状腺検査評価部会 2019.6.3
https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/330479.pdf
(関連)「県民健康調査」検討委員会「甲状腺検査評価部会」 - 福島県ホームページ
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai-b.html
(関連)「県民健康調査」検討委員会 - 福島県ホームページ
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai.html
<別添PDFファイル・関連サイト>
(1)子の甲状腺がん、被ばく関連否定、福島 原発事故調査中間報告(東京・京都 2019.6.4)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201906/CK2019060402000119.html
https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20190603000114
(2)原発事故 がんと関連否定、子ども甲状腺 福島県が3日報告(東京・京都 2019.6.1)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201906/CK2019060102000135.html
(3)被ばくと子どもの甲状腺がん「現時点で関連ない」福島県部会(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190603-00000078-mai-env
<いちろうちゃんのブログ>
(1)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(106):福島原発事故8年を経て進む被害のもみ消しと放射能汚染や被ばくの危険性の歪曲・矮小化=こんなものに踊らされてはならない- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-042146.html
(2)(他のMLでの議論です)放射能・放射線や被ばくについて、きちんとした認識を得るための近道をご案内します(福島原発事故後の「核社会」日本を生き抜く基本知識)いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-0e8ec4.html
(3)(放射性)セシウム心筋症をゴマカシ・隠す福島県庁と福島県立医大(『週刊金曜日』より):これが原発震災を受けた地元自治体や医科大学のやるべきことなのか!? +昨今の放射線被曝関連情報- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-2c9e6b.html
(4)アベコベ政権下のサカサマ原発事故対策:加害者・東電が事故責任者・国によって国民の税金で救済され、逆に原発事故被害者が国や東電に踏みつけにされ、賠償や補償も受けられずに切り捨てられる=コレ許していいの?- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-d49081.html
(5)福島県庁のミッション・インポッシブル:広告代理店・電通とグルになり、県民を原発安全神話から放射能安全神話へと誘導せよ- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-29aa07.html
(6)(ご紹介)講演レジメ:安全神話のウソを見抜き、被ばく・健康被害の真実に向き合う(渡辺悦司 2019.5.25)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-8671b7.html
草々
<追>
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皆様、どうかお力添えください。
神奈川・子どもを守りたいより。先日、横浜市会で下記請願ふたつが不採択になりました。
第4号 市内保育園等における白血病発症の実態調査等について
第5号 市内の学校及び保育園等における放射能汚染土壌の撤去等について
(請願者、紹介議員 太田正孝市議:立憲民主党)
(当請願は、神奈川・子どもを守りたいから依頼、または、打ち合わせをした内容ではない)
詳細 https://bit.ly/2JTjPbz
この請願について、明日、6月4日、14時からの本議会で、この前不採択になった請願二つが、市議全員の賛否を問う採択があります。私たちは、上記の請願について市民としての要望を各所にお伝えしています。多くの方から市議宛に、この請願に賛成討論をして、賛成するように伝えて欲しいのです。また、市の担当課宛にも抗議の電話をお願いします。
特に今、保育園の園長、保護者は、大変困惑している方もいます。市は、安全だと言って「子どもの近寄らない場所に埋めた」と説明しています。安全ならばそのような対処は不要なはずです。放射性汚染物を小さな子どものそばに置いてよい意味はありません。
【問合せ先】
保育園:こども青少年局 保育・教育運営課 045-671-2365
学 校:教育委員会事務局 健康教育課 045-671-3234
市議:https://www.city.yokohama.lg.jp/shikai/giin/
以上、どうぞ宜しくお願いいたします。
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