アベコベ政権下のサカサマ原発事故対策:加害者・東電が事故責任者・国によって国民の税金で救済され、逆に原発事故被害者が国や東電に踏みつけにされ、賠償や補償も受けられずに切り捨てられる=コレ許していいの?
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.(必見・必聴)広瀬隆さん 韓国講演(2016年10月26日)- Google ドライブ
https://drive.google.com/file/d/0BzZ4y6DIL7m4MzU4VXNZYmZsQ3M/view
(関連)4つあります:(1)広瀬隆さんの「韓国現代史」(2)NNNドキュメント「防衛大学校の闇 連鎖した暴力…なぜ」 (3)(報告)「4.27緊急事態条項」集会(4)姜尚中の天皇制合理化論(批判)他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-b14acf.html
2.ジャーナリズムNGO:ワセダクロニクル - Watchdog Japan
http://www.wasedachronicle.org/
(必読投稿1)【編集長便り】「国が壊れても記者は黙る」国・日本の共犯者は誰だーー葬られた原発報道(1)ーニュース:ワセダクロニクル)
http://www.wasedachronicle.org/information/c58/
(必読投稿2)【編集長便り】福島からの叱咤ーー葬られた原発報道(2)ーニュース:ワセダクロニクル
http://www.wasedachronicle.org/information/c59/
3.イベント情報
(1)(予約優先)(5.9)オルタナティブな日本をめざして(第27回):「教育勅語と道徳教育」(前川喜平さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/27-b2fe.html
(予約が80名になりましたので予約受付終了となりました。当日おいでになる方は早めにおいで下さい。会場は100名弱が限度です。なお、当日は最初の1時間弱で、私から「現代の金融システム」の解説を簡単にいたします。来たる国政選挙における大きな争点の1つであります経済政策を理解するための基礎知識としての位置づけでお話いたします。乞うご期待です。経済政策に関して、これまでのお話は下記にあります。:田中一郎)
(関連)2019年の国政選挙をいかに闘うか(アベ政権退陣と自公政治の抜本転換を求めて)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-b038e9.html
(2)(5.11)脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)新宿デモ 政府の被ばく隠しは許せない 今こそチェルノブイリ法日本版を!
https://fukusima-sokai.blogspot.com/2019/04/511.html
(3)(5.20)第4回学習会 藤井聡「消費税減税・格差是正の税制改革と、くらし安心社会への財政投資で日本経済を再生せよ!」
https://99forum.jimdofree.com/
(4)(5.24)森友事件 市民による「NO忖度・偽装政治」のシンポジウム (東京都) - こくちーずプロ(告知'sプロ)
https://www.kokuchpro.com/event/00c571bc4bf9c1cff22ab4fa7f4e611e/
(5)(6.03)(6.3)オルタナティブな日本をめざして(第28回):「容量市場と容量メカニズム:老朽化原発・石炭火力の経済的延命策か!?」(松久保肇さん:原子力資料情報室)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/28-1e87.html
(6)(6.08)シンポジウム 動物性集合胚(ヒトの臓器持つ動物)とは?(東京・文京区)
http://www.labornetjp.org/EventItem/1554898819792staff01
(7)(6.24)オルタナティブな日本をめざして(第29回):今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)(新ちょぼゼミ:天笠啓祐さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-932d.html
4.「原発ゼロ基本法案」緊急団体署名のお願い(さよなら原発1000万人アクション) -
http://u0u1.net/l3uv
5.リベラル21 日米地位協定の根本的改定を求めよう
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-4739.html#trackback
6.その他重要情報
(1)(別添PDFファイル)特集ワイド:権力者風刺は芸人の務め(松尾貴史 毎日 2019.5.1夕刊)
https://mainichi.jp/articles/20190501/dde/012/040/005000c?fm=mnm
(2)派手な欧米歴訪にも懸念 安倍外交“破綻”青書の衝撃(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/170.html
(3)首都高速、鉛中毒リスク 労働者の2割検出 東京の診療所 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190427/k00/00m/040/002000c?fm=mnm
(4)形骸化した公共事業の戦略的環境アセス(計画段階の環境配慮アセス)水源連
http://suigenren.jp/news/2019/03/29/11504/
(5)辺野古移設反対リーダー有罪確定へ 最高裁が上告棄却 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190425/k00/00m/040/088000c?fm=mnm
(アベコベ・サカサマは行政府だけではなかった。日本の腐った司法・裁判所もまたアベコベ・サカサマの判決を乱発している。あらゆる法律違反をやりたい放題に行って辺野古基地建設を強行している安倍政権・防衛省に、「おかしいではないか」と異議を申し立てしていた人たちが、些細なことで言いがかりをつけられ、それを口実に長期間獄中に拘束された挙句、裁判では有罪判決が出る、これが法治国家のやることか。憲法判断や法治主義から逃げ回って、有権者・国民の人権や日本の平和主義を守ろうとしない最高裁以下の日本の腐った司法・裁判所に怒りの「鉄槌」を振り下ろせ! 念のために申し上げておくが、辺野古基地が建設されても普天間の返還は行われない。アメリカはその他にも複数の条件を提示しているからだ。 :田中一郎)
(関連)辺野古へ移設しても普天間は返還されない - プレジデントオンライン
https://president.jp/articles/-/27750
(関連)そもそも辺野古(12)普天間飛行場返還の八つの条件とは? 沖縄タイムス
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/388493
7.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)(他のMLでの議論です)経済政策と税制をめぐる議論です(その2):(最低賃金問題)ロスト・ジェネレーション世代をどう救済し、どのように正規職員としての職場を用意するかが日本経済最大の問題だ- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-4293.html
(2)(他のMLでの議論です)平成天皇は生きて退位したのだから、まだやれることがある + 直近の天皇・元号改定報道から- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-aa4b38.html
(3)戦争する国絶対反対(5):戦略なき軍拡:アメリカ製兵器「爆買い」の実態(東京新聞社会部取材班 『世界 2019.3』より)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-1014.html
(4)鈴木宣弘(東京大学大学院教授)の「白熱教室」:これが日米FTA交渉の実態だ=「TAG」(日米物品協定)などというインチキ造語まで造って国民をゴマカシ、トランプ・アメリカにひれ伏す売国奴=アベ政権- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-2eedd9.html
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福島第1原発事故から8年が経過しました。放射能を大量に環境放出した原発震災事故は8年やそこらの年月では、とても復旧復興するものではありません。ばら撒かれた放射能が福島県の森林を中心に大量に蓄積してとどまり、四季折々の気候変動により、それが拡散されて、放射能の汚染は依然として危険なままの状態です。水に溶けないためにいったん人体内に入ればほとんど体外には出てこないと言われるホット・パーティクルや、放射能を大量にため込む黒い物体もあちこちに出没し、さながら放射能汚染地獄の様相を呈しています。かような場所に人間が住むことは不可能です。放射線管理区域指定基準である5.2ミリシーベルト/年を超えるような汚染地域も広範囲に広がっており、ものごとを冷静に科学的に考えても、できる限り近寄らない・居住しない・産業活動もしない、という慎重な対応が強く望まれます。
福島県民をはじめ、福島原発事故で放射能に汚染された地域に住んでいた人々は、その多くが恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)の危険性を回避するため、とりわけ放射線被曝に弱い妊婦(胎児)や子どもたちを連れて、放射能のない地域へ、あるいは同県内の放射能汚染が低い地域へと避難をし、新しい生活を築き始めています。福島県の復興がどうのこうのではなく、まずもって原発事故被害者の生活の復興が焦眉の問題として浮上していて、これに対して加害者・東京電力や事故責任者・国の賠償・補償や支援はもちろんですが、広く日本全国からの支援・応援も求められているのです。
(関連)原発事故被害者の救済を求める全国運動の原発事故被害者に安心して健康に生きる権利と知る権利の保障を求める請願署名にご協力をお願いいたします!
http://act48.org/wp-content/uploads/2019/03/39f0eac6153b1d299534ee92642a744a.pdf
(関連)声明:原発事故避難者への相次ぐ支援打ち切りに抗議~避難者の困窮に目を向けて| FoE Japan
http://www.foejapan.org/energy/library/190401.html
しかし、です。原発事故8年目の現実は、ロクでもない政治家・官僚どもや、国のデキソコナイで無責任な出先機関に落ちぶれてしまった地元自治体の地方ボスや木っ端役人どもによって、被害者が切り捨てられながら、あるいは危険な被ばくを押付けられながら、「安全・安心キャンペーン」の嘘八百翼賛宣伝でゴマかされながら、できてもいない震災復興・原発事故終了が演出されています。山のように福島県に税金浪費の土建事業を持ち込み、目先のカネのことで頭がイカレタ連中がそれを歓迎して旗を振り、そして返す刀で、避難をしている人をはじめ、多くの原発事故被害者を、平気で踏みにじり、恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)を強制し、それに甘んじなければ「非国民」扱いまでする、どうしようもない事態が生れているのです。それはまるで対米戦争に突き進んでいった「あの時代」の狂気が、再び蘇ってきたかのごときです。
(関連)特集ワイド:福島原発事故の「自主」避難者ら「アベコベの世界」に憤り 避難の権利、確立を - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190329/dde/012/040/011000c?fm=mnm
(私は特に、若い世代の多くが、この放射能・放射線「安全・安心キャンペーン」に乗せられて、愚かな福島復興ムーブメントの「子役」「踊り子役」をさせられていることを大いに憂えるものです。放射能や放射線を甘く見てはいけない。放射能や放射線の危険性は、私がつねづね申し上げてきたように、原理的に科学的に考えれば自明であり、ただ、現象が超ミクロの世界で起きるために人間の五感に感じるのが大きく遅れるということだ、ということです。だからこそ、人間が放射線被曝の健康被害を五感で感じるようになった時には、もう取り返しがつかない手遅れ状態であり、また、その放射線被曝による健康障害に対する治療方法は皆無である、ということも心得ておかねばなりません。
そして自分だけではなく、子どもを作れば、その放射線障害は子々孫々まで遺伝していきます。何故なら、猛烈なエネルギーの放射線によって集中的に体内のゲノムとエピゲノムの両方が傷つけられるからです。無知ならば放射能を避けよ、避けて避けて、徹底して避けよ、というのが私からの偽らざるアドバイスです。「安全・安心キャンペーン」などをやっている連中は、原発事故を引き起こして、その反省もしっかりとしていない連中であり(国や東京電力や経済産業省や文部科学省などがそうです)、若い人たちに今後起きるかもしれない放射線被曝による健康障害に対して責任を持つわけではないし、持つつもりもありません。ただ目先のことしか考えていないのです。彼らに付き従うことは、放射能や被ばくのことについて無知のまま、彼らに踊らされているだけの話です。そんなことに騙されてはいけない。取り返しがつかなくなりますから)
さる4月下旬に、2つの院内集会がありました。その中で紹介された下記の福島県知事=内堀雅雄が今般出した8年目の原発事故被害者に対する対策を転記してみましょう。いったいこれは何なんでしょうか? これが原発震災の被害を受けた地元の人々に対する対策と言えるのでしょうか!、人災と言われて、ちゃんと加害者や事故の責任者がいる福島原発事故の対策として、こんなことが許されるのでしょうか? それで被災県の知事と言えるのか、です。
「2018年8月、内堀知事は「富岡町、浪江町、飯舘村、葛尾村の帰還困難区域からの避難者に対する応急仮設住宅の提供を2020年3月末をもって打ち切る」と宣言。さらに、南相馬市など避難指示解除区域の避難者住宅、区域外避難者に対する民間賃貸住宅の家賃補助、国家公務員住宅も2019年3月限りで打ち切ると発表。」
避難をしている人たちにとって、住宅は、居住は、生活再建の基本中の基本です。事故後、まともな救済も、賠償・補償も、支援も受けられず、あちこちを転々とさまよい、日々の暮らしに経済的に追い込まれながらも、何とか住居を見つけて家族と共に生活を築き始めたその矢先に、その住宅から出て行けと追い出す、この「対策」、いったい何の対策なのか、と思いませんか? 原発事故後対応のひどさと併せて、これは21世紀最大の人権侵害、国家的犯罪と言えるものに発展してきていると言えるでしょう。被害を受けた人の多さから見て、もはやミナマタを超えた巨大な国家犯罪による悲劇が生れようとしていると言っても過言ではありません。
(そして、この福島県知事としては「サイテー」「最悪」の人物である内堀雅雄(前副知事)は、実は2010年の原発事故前における福島原発のプルサーマル導入問題で、津波対策を経済産業省と阿吽の呼吸で「見逃していた」、福島県側の最高責任者だった可能性があるのです。別添PDFファイルをご覧いただきたい(北國新聞記事)。今に至るも、この男から、この問題についてのきちんとした弁明は聞いたことがないし、また、フクシマ県議会などでも、この内堀雅雄の副知事当時の振る舞いについて、どうしてその実態なり責任なりを追及しないのか、不思議でなりません。そんな人物が、今般、福島原発事故の被害者を切って捨てようとしているのです。こんなこと、許せるはずもないでしょう!)
(関連)(別添PDFファイル)内堀雅雄現福島県知事は知っていた!? 見送られた津波評価、プルサーマル実施を優先(北国新聞 2015.10.26)
https://twitter.com/riken_komatsu/status/661193079420944384
もう一度申し上げます。国会事故調がその報告書で書いたように、福島第1原発事故はまさに人災であって、事故当事者の東京電力の安全対策の手抜きにより引き起こされたものです。また、その場合、国は原発運営の監督責任者として法的権限を持ち、福島原発事故が起きないように、万全の規制や管理監督をしていなければならなかったにもかかわらず、逆に規制を受ける側の東京電力や電力業界のアクセスにより、その「虜」となってしまっていた、言い換えれば、原発事故を未然に防ぐ管理監督の仕事を事実上放棄してしまっていた(東京電力の利益を図るために)、ために大事故になってしまった、ということです。そうであるならば、加害者・東京電力や事故責任者・国は原発事故で被害を受けた方々に対して万全の賠償や補償に応じ、一刻も早くその方々の生活や仕事や教育や人生が再スタートして再建できるよう、しっかりと支援もしていかなければならないはずです。加害者や責任者がはっきりしているこうした事故では、みなそのようにしているでしょう。ところが、それが、この原発事故についてだけは、まるでサカサマ・アベコベが平然と行われ、加害者が救済され、被害者が切り捨てられる、ということが罷り通っているのです。許されることではありません。ふざけるなという話です。
以下、4月下旬に開催された2つの院内集会のご紹介をしておきます。まさに、このメールの表題にも書きましたように「アベコベ政権下のサカサマ原発事故対策:加害者・東電が事故責任者・国によって国民の税金で救済され、逆に原発事故被害者が国や東電に踏みつけにされ、賠償や補償も受けられずに切り捨てられる=コレ許していいの?」です。そして、自然災害や原発・核燃料施設の過酷事故は日本国中どこでも起きるわけですから(私は間もなく再びの大事故が西日本か青森県で起きるであろうと確信しています)、こうしたことは、明日は我が身であると考えていていい、と思っています。冗談ではない、これが私の言いたいことです。被害者の方々の苦しみや悲しみは、明日は私たちのものになるのです。看過しておいていいはずはありません。
1.(4.24)国会に声を届けよう署名提出集会:原発事故被害者の救済を求める全国運動
*(当日録画)20190424 UPLAN【原発事故被害者の救済を求める全国運動】国会に声を届けよう! 署名提出集会 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=6cyiT2xVyT8
*(別添PDFファイル)(PROGRAM)(4.24)国会に声を届けよう署名提出集会:原発事故被害者の救済を求める全国運動
ダウンロード - efbc88programefbc89efbc88efbc94efbc8eefbc92efbc94efbc89e59bbde4bc9ae381abe5a3b0e38292e5b18ae38191e38288e38186e7bdb2e5908de68f90e587bae99b86e4bc9a.pdf
(報告)【原発事故被害者の救済を求める全国運動】 国会に声を届けよう! 署名提出集会(4-24)|FoE Japan
http://www.foejapan.org/energy/fukushima/190424.html
(関連)2019年最新放射線調査:帰還困難区域を除染するということ - 国際環境NGOグリーンピース
https://www.greenpeace.org/japan/sustainable/story/2019/03/08/7103/
2.原発避難者の住宅と人権保障を求める共同行動~「被害者の住まいを奪うな!!」4・25緊急集会
*(当日録画)20190425 UPLAN 被害者の住まいを奪うな!!~緊急集会 国と福島県が一体となった「棄民政策」の強行を許さない! - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=UiDio170q-4&t=5s
(神田香織さんの発言と、その後に発言された方のお話がなかなかいいです。VTRの後半くらいだと思います:田中一郎)
*ひだんれん:原発避難者の住宅と人権保障を求める共同行動 「被害者の住まいを奪うな!!」4・25緊急集会 報告
http://hidanren.blogspot.com/2019/05/blog-post.html
(関連)公務員宿舎からの退去問題 被団連が緊急集会で怒りの声|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/252764
<別添PDFファイル:当日資料>
(1)(PROGRAM&レジメその1)~原発避難者の住宅と人権保障を求める共同行動~「被害者の住まいを奪うな!!」4・25緊急集会
ダウンロード - efbc88programefbc86e383ace382b8e383a1e3819de381aeefbc9129e3808ce8a2abe5aeb3e88085e381aee4bd8fe381bee38184e38292e5a5aae38186e381aaefbc81efbc81e3808defbc94e383bbefbc92efbc95e7b78ae680a5e99b86e4bc9a.pdf
(2)(レジメその2)第16回福島県交渉 話し合いのための質問項目:ひだんれん
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1e3819de381aeefbc92efbc89e7acac16e59b9ee7a68fe5b3b6e79c8ce4baa4e6b88920e8a9b1e38197e59088e38184e381aee3819fe38281e381aee8b3aae5958fe9a085e79baeefbc9ae381b2e381a0e38293e3828ce38293.pdf
(3)(レジメその3)原発事故避難者の住宅問題の現状と問題点
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1e3819de381aeefbc93efbc89e58e9fe799bae4ba8be69585e981bfe99ba3e88085e381aee4bd8fe5ae85e5958fe9a18ce381aee78fbee78ab6e381a8e5958fe9a18ce782b9.pdf
(4)福島原発訴訟 かながわ原告団だより NO.35(抜粋):控訴 新たな闘いへ
https://sites.google.com/site/fukukanaweb/home
3.(講演)原発事故から8年目の子どもたちの健康:白石草さん - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=LBZIgChBqRY&feature=youtu.be
(関連)原発事故から8年でも消えない不安 子どもの甲状腺がん検査を継続 AERA dot.
https://dot.asahi.com/aera/2019031100057.html
(関連)原発事故より「安全性ばかり強調」国の放射線副読本を市教委回収 - 京都新聞
https://kyoto-np.jp/top/article/20190425000018
(関連)【再掲】情報開示、郡山市・子どもの積算線量【2012-9-20】 - 再掲 - OSHIDORI Mako&Ken Portal - おしどりポータルサイト
http://oshidori-makoken.com/?p=3974
(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)「『この夏、少しでも被曝をおさえたいから、窓を開けなくてもすむよう、学校にクーラーを設置してほしい』という請願書が郡山市議会に出されたが却下されてしまった。今でも、様々な線量低減、被曝低減の取り組みが行えるはずなのに、除染以外の予算がつかないのはおかしい。現状を記事にしてほしい」というのだ。
このエアコン設置の請願についても少し調べた。平成24年6月19日に請願第24号として「小学校そして中学校へのエアコン設置を求める請願書」が提出されている。
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/upload/1/2521_seigan24t060.pdf
請願主旨は
①除染で校庭の空間線量は低減したが、一部の学校では再び上昇する傾向にある。②学校敷地内には多様なホットスポットが生じていることが判明しているため、 教室の窓を解放しての学校生活は、外部・内部被曝を防止する見地から回避すべき。③昨年の夏は、扇風機やよしずなどで暑さ対策をしていたが、窓を開放できない限り、その効果は限定的であった。 子供たちの健康、学習環境、外部・内部被曝を現象させることは、郡山市の私たち大人の重要な責務である。
請願内容は
1.小学校そして中学校の教室にエアコンを設置すること。
2.これらに係る費用については後日、郡山市から東京電力株式会社に費用弁償を求めること
これが6月27日の文教福祉常任委員会で話し合われたが、不採択とされた。その理由は
1)除染モデル校のうち4校で調査したところ、窓を開放する前と開放した後の教室内の線量を毎日、週1回測定して教育委員会・各学校のHP等で報告している。
2)窓を解放して授業しても保護者からのクレームは一切ない。
3)保護者からのエアコン設置の要望はない。
4)除染業者のお蔭で震災以前の郡山に戻った。
5)節電が叫ばれている今エアコンで電力を使うのはいかがなものか。
6)今日の新聞で子供たちがプールで元気に泳ぐ姿を見てこれが本来の姿と思った。
7)外で自由に元気に運動して汗を流す姿が子供たちの健康にもつながる。
8)自然の気候の暑さ・寒さを体で感じる事も教育。
9)子どもの言いなりになってはいけない。我慢をさせるのも教育。
などが不採択の理由であった。「我慢させるのも教育」というのは非常に疑問である。それ以前に、被曝しない環境を整えるべきではないだろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(私なら、こんな町からはさっさと移住をして子どもを被ばくから守ったうえで反撃を開始します。:田中一郎)
4.(再掲)(別添PDFファイル)福島産野菜 文教の子ども食堂に、信金ネットが仲介、矢祭町農家ら寄贈(東京 2019.4.24)
(数日前の私のコメントを再掲いたします)
「福島産野菜 文教の子ども食堂に、信金ネットが仲介、矢祭町農家ら寄贈(東京 2019.4.24)」という記事が東京新聞に掲載されていた。ネット上にこの記事はないので、追って別メールでご紹介したいが、私の気持ちはこの記事の内容について穏やかではない。よりによって、安全性がしっかりと確かめられてもいない福島県産の野菜を、この食堂に来るしかない境遇に置かれた子どもたちに、まるで放射能汚染をごまかすかのように食べさせて、それで福島支援をしたような気になっている連中がたくさんいるということを示しているからだ。
また、主催し推進する側の人間たちの中には、子どもたちをダシに使って「安全・安心キャンペーン」をやれば効果的だなどと考えている連中も少なからずいる。昨今では、マスごみどもがこういうことをもてはやし、それに乗せられる単純オバカが後を絶たない。何をやっとるのか、ボケ! という話である。欺瞞・偽善の塊ではないか。そしてそのツケというか、もしもの場合には、この放射能汚染可能性食材を何も知らずに食べさせられた子どもたちが、自身の健康を害することで償われるのだから、許せる話ではない。食材を提供した人間どもは、それを食べた子どもたちの健康について一生涯責任を持つ覚悟でもできているのか! 簡単に言えば、将来のある子どもたちに、安全性がしっかりと確かめられていないようなものを食わせるのではなく、どうしても福島県産品の消化先を見つけたいというのなら、「お前らで食え!」ということだ。
かねてより申し上げてきたように、福島県をはじめ福島第1原発事故による放射能で汚染された地域では、全ての産業活動をやめよということ、そして、その損害はすべて加害者・東京電力や事故責任者・国が償って支払えということ、更に、被害者の方々には、放射能汚染のない土地で新たな人生がスタートできるよう、万全の補償と支援を行え、ということだ。返す刀で、原発事故を引き起こした全ての責任者が責任を追及され、しかるべき処罰を受けなければならない。そのための費用が天文学的な金額になろうがなるまいが、そんなことは被害者の方々には関係がない。原発事故とはそういうものであることを、日本の全有権者・国民が「思い知る」ことが必要であり、そうすることで脱原発後の新しい日本が切り開かれていくのである。子どもたちに汚染可能性野菜を食べさせて、復興支援だとほくそ笑むバカさ加減に対して、私は心底憤りを感じる次第である。
(以下追記)こうしたことをやめさせる方法の一つは、こういう愚かな人たちに対して、はっきりと「危ないからやめろ」と言うことです。そして、脱被ばくの市民運動・社会運動は、福島県内を含む福島原発事故による放射能汚染地域での啓蒙活動=講演会やセミナーなどをもっと活発化させなければいけません。そしてそれを土台にして「安全・安心キャンペーン」を行っている連中に対して公開討論会を持ちかけることです。放射線被曝について、きちんと「対決姿勢」をとること、これが出来ていないのが現状です。また下記の「ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト」の人たちをはじめ、放射能汚染の測定を行ってくれている市民運動・社会運動団体の成果を、きちんと放射能汚染地域に居住している人たちに還元し、放射能の汚染が依然として危険な状況にあることを認識してもらうよう不断の努力が必要です。政治や選挙のたとえで申し上げれば「どぶ板」的な地を這うような活動を不断に繰り返すことが、放射能や被ばくのごまかしに対する最強力な抵抗となると私は思っています。
(関連)ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト
http://www.f1-monitoring-project.jp/
(関連)たけのこ無料測定キャンペーン - みんなのデータサイト
https://minnanods.net/takenoko-campaign/
5.NNNドキュメント「春夏秋冬~空から見た3・11の今~」20190324 - 動画 Dailymotion
https://www.dailymotion.com/video/x74r099
https://www.dailymotion.com/video/x74re7l
(関連)第29回目放射線調査 ~福島県浪江町、飯舘村 - 国際環境NGOグリーンピース
https://www.greenpeace.org/japan/explore/sustainable/monitoring29th/
(岩手県や宮城県の放送内容はいいと思うけれど、福島県飯館村についての放送内容はいただけない。NNNドキュメントまでがかような放送をしていてどうするのかと思う次第である。:田中一郎)
6.その他 放射線被曝関連の情報(その1):別添PDFファイル
(1)原発事故避難者を追い詰める「自立」の強制(イントロ部分)(熊本、松本、瀬戸『世界 2019.3』)
ダウンロード - e58e9fe799bae4ba8be69585e981bfe99ba3e88085e38292e8bfbde38184e8a9b0e38281e3828be3808ce887aae7ab8be3808de381aee5bcb7e588b6efbc88e382a4e383b3e38388e383ade983a8e58886efbc89efbc88e3808ee4b896e7958c202019.3e3808fefbc89.pdf
(2)原発立地で初の避難解除 福島・大熊町は今、目立つ原発絡みのハコモノ(東京 2019.4.14)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2019041402000161.html
7.その他 放射線被曝関連の情報(その2):その他関連サイト
(1)切り捨てられる被災者たち(日刊ゲンダイ 2019.4.27)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/252575
(2)復興イメージ先行懸念、Jヴィレッジ再開 高い線量 鈍い帰還 課題山積(東京 2019.4.21他)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201904/CK2019042102000159.html
(3)Jヴィレッジ全面再開 原発事故から8年、活性化キックオフ - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190420/k00/00m/040/065000c?fm=mnm
(4)<原発事故8年>都内の自主避難者苦境 先細る行政支援に焦り-河北新報オンラインニュース
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190325_73009.html
(5)「この街で生きていく」避難生活きっかけに政治に関心 宝塚市議に千葉から移住の女性(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190422-00000016-kobenext-l28
(6)横浜の保育園で2人の子が白血病発症の続報 汚染土が園内に埋め立てられていた 線量は6年前の5割増 ( 原発問題 ) - しあわせの青い鳥 - Yahoo!ブログ
http://u0u1.net/3vSo
(7)除染後も深刻な高線量、グリーンピース調査-原発再稼働の是非-東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/273070
(8)田中龍作ジャーナル - 原発避難者に退去通告 さもなくば家賃倍額請求
http://tanakaryusaku.jp/2019/04/00020038
(9)田中龍作ジャーナル - 田中龍作の「安倍首相、被災地慰問ヤラセ報道」に自由報道協会賞
http://tanakaryusaku.jp/2019/04/00020023
(10)帰還環境整備432億円 復興庁、福島再生加速化に472億円(福島民報) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190402-00000004-fminpo-l07
(いくら税金をつぎ込んで土建事業をやったりハコモノをたくさん作ってみても、他方で原発震災の被害者を踏みつけにして放射線被曝を押し付けていては、真の意味での復興などありえない。場合によっては、これから県民の多くに健康被害が現れ始める可能性もある(既に甲状腺ガン・疾患や心筋梗塞、白血病や白内障他の病気が増大傾向にあるという話も聞こえてくる)。人間の復興とは何か、よく考えることが重要だ。:田中一郎)
草々
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アベコベ政権下のサカサマ原発事故対策:加害者・東電が事故責任者・国によって国民の税金で救済され、逆に原発事故被害者が国や東電に踏みつけにされ、賠償や補償も受けられずに切り捨てられる・・・・・<被害を受けた人の多さから見て、もはやミナマタを超えた巨大な国家犯罪による悲劇が生れようとしていると言っても過言ではありません。・・・・・>全くその通り!満腔の怒りに震えつつ、、、、子供達は日本脱出を。
投稿: | 2019年5月 5日 (日) 16時11分