(7.29)オルタナティブな日本をめざして(第31回):「東日本大震災からの復興と人間の幸福」(五十嵐敬喜法政大学名誉教授:新ちょぼゼミ)
前略,田中一郎です。
「新ちょぼゼミ」のご連絡です。
*(別添PDFファイル)(チラシ)(7.29)オルタナティブな日本をめざして(第31回):「東日本大震災からの復興と人間の幸福」(五十嵐敬喜法政大学名誉教授:新ちょぼゼミ)
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東日本大震災から早8年が経過しました。福島県を除く岩手・宮城両県について、本当に復興は終わったのでしょうか? あるいは終わっていいのでしょうか。このわずか八年間で、世界にも例を見ない驚異的な復興が多くの関係者の努力や取組により成し遂げられたに見える両県ですが、他方ではまた、これら「光」の部分とはまったく異なる「復興の闇」といったものも垣間見えます。例えばピカピカの街並みの中には人影がほとんどなく、巨大な防潮堤が海と陸とを切り裂きながら、復興を遂げた街が少子高齢化のために「自治体消滅」の危機にさらされるといった具合です。復興とは、物理的に震災前の状態に戻すだけではなく、災害による圧倒的な「不幸」を少しでも癒し、未来に向け「希望」を与えるものでなければならないのではないか、そんな疑問がわいてきます。今回は都市計画や災害復興の問題についてお詳しい五十嵐敬喜法政大学名誉教授においでいただき、原発震災ではなく地震・津波で大被害を受けた岩手・宮城の被災地域を念頭に置き、東日本大震災からの復興のあり方を改めて考えます。(岩波月刊誌『世界 2019.4』掲載の五十嵐敬喜先生の論文より一部引用しました)
講 師:五十嵐 敬喜(いがらし たかよし)さん
山形県出身、法政大学名誉教授、弁護士、菅直人内閣の内閣官房参与。不当な建築や都市計画による被害者の弁護活動に携わるとともに、従来の公共事業を批判、「美の条例」(神奈川県真鶴町)の制定を支援するなど、美しい都市創りを訴えている。また、最近は「人と人をつなぐ現代総有論」を提唱している。
<次 第>
日 時:2019年7月29日(月)18時~21時(開場17時30分)
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
たんぽぽ舎のあるダイナミックビルの4階 JR水道橋駅西口から5分
水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、
GS跡地(セブンイレブン)を過ぎて鉄建建設本社ビルを過ぎたら左折。
東京都千代田区神田三崎町2-6-2 tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797
Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/
<五十嵐敬喜先生のご著書>
(1)現代総有論序説-五十嵐敬喜/編著(ブックエンド)
https://00m.in/ijZOp
(2)現代総有論-五十嵐敬喜/編著(法政大学ボアソナード記念現代法研究所)
https://00m.in/i6GBd
(3)「国土強靭化」批判 公共事業のあるべき「未来モデル」とは-五十嵐敬喜/著(岩波ブックレット)
https://00m.in/6M9wB
(4)国立景観訴訟 自治が裁かれる-五十嵐敬喜・上原公子/編著(公人の友社)
https://00m.in/KdxtR
(5)道路をどうするか-五十嵐敬喜/著 小川明雄/著(岩波新書)
https://00m.in/wjezi
*五十嵐敬喜先生には、1990年代から岩波新書でたくさんの名著があります。上記はその1つです。「五十嵐敬喜」(敬称略)と「岩波新書」をKEY WORDにして図書検索をしてみてください(都市計画や公共事業関係のご著書が多いです)
<五十嵐敬喜先生の直近論文:別添PDFファイル>
(1)復興政策を総点検する:復興庁の存続を(イントロ部分)(五十嵐敬喜『世界 2018.4』)
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(2)被災地復興と幸福感(イントロ部分)(五十嵐敬喜『世界 2019.4』)
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(関連)都市改革・都市計画制度等改革基本法(案)に注目しよう (画期的な都市計画制度(まちづくり)改革法案ができました) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-cc7b.html
(参考)オルタナティブな日本を目指して(バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-99f4.html
草々
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「復興の闇」を言うなら、先ずは放射能による内部被曝被害を取り上げるべきでは?
投稿: | 2019年6月11日 (火) 22時40分