福島県庁のミッション・インポッシブル:広告代理店・電通とグルになり、県民を原発安全神話から放射能安全神話へと誘導せよ
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.6月の「新ちょぼゼミ」です
(1)(6.3)オルタナティブな日本をめざして(第28回):「容量市場と容量メカニズム:老朽化原発・石炭火力の経済的延命策か!?」(松久保肇さん:原子力資料情報室)-いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/28-1e87.html
(2)(6.24)オルタナティブな日本をめざして(第29回):今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)(新ちょぼゼミ:天笠啓祐さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-932d.html
(なお、「新ちょぼゼミ」では、講師の方のお話が始まる前の1時間弱で、今年夏の国政選挙で最大の争点の一つとなる「経済政策」の問題を取り上げ、財政政策・金融政策それぞれについて、一般市民がその是非を見極める際のポイントなどのご説明をしています。次回の6月3日は、前回分かりにくいとのコメントをいただきましたので、現代の金融制度と金融政策のエッセンスについて、補足説明をさせていただく予定です。みなさまのご参加をお待ちしております。:田中一郎)
2.その他イベント
(1)(5.29)福島原発被害東京訴訟 第二陣4回期日(東京地裁 103号法廷)
http://www.labornetjp.org/EventItem/1557701138905staff01
(2)(5.30)東電株主代表訴訟 5月30日(木)10時半 第48回口頭弁論期日
http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-333.html
(3)(6.02)(チラシ)福島原発かながわ訴訟判決を受けて
https://00m.in/vb01t
(4)(6.16)いらんじゃろ上関原発 ~瀬戸内の自然を守るために~
http://kaminoseki.blogspot.com/
(5)(6.22)茨城県民はなぜ、再稼働に反対しているのか!!(大石光伸さん:町田市)真実に迫るブログ
http://blog.livedoor.jp/shiderz402-seikei/archives/9312349.html
3.朗報! 山本太郎「れいわ新選組」への寄付金が1億円突破! 赤かぶ
http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/874.html
(可能な限り大きく、太く、スタートさせてあげたいです。若き政治家・山本太郎にみなさまのご協力・ご支援をお願い申し上げます)
*れいわ新選組 HP
https://www.reiwa-shinsengumi.com/
*ご寄附のお願い - れいわ新選組
https://www.reiwa-shinsengumi.com/donation/
4.(報告)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)-第12回 新宿デモを開催しました
https://fukusima-sokai.blogspot.com/2019/05/blog-post.html
5.トランプ大統領がツイッターで、安倍首相の国民騙す“関税密約”暴露!「日本の7月の選挙が終われば農業で大きな数字」|LITERA/リテラ
https://00m.in/ikFPj
6.IWJ
(1)日刊IWJガイド「『消費減税』にいち早く反応したのは安倍政権!- 『ゆ』党の姿をかなぐり捨てた改憲勢力・維新と、緊急事態条項含む改憲のかかった衆参W選の可能性に最大限の警戒を!」 2019.4.25日号~No.2415号~(2019.4.25 8時00分) - What's New お知らせ
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38577
(2)日刊IWJガイド「7月4日の公示まであとわずか2ヶ月!参院の争点が『選択的夫婦別姓』!- 立憲民主党・枝野幸男代表の演説にア然! 山尾志桜里議員は憲法記念日に『9条議論避けられない』!-」 2019.5.7日号~No.2427号~(2019.5.7 8時00分) - What's New お知らせ
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38626
(3)日刊IWJガイド「菅義偉官房長官がWTO判決をめぐって「フェイク発言」!- 福島第一原発事故後の『日本産食品は科学的に安全』という根拠は!-」 2019.4.26日号~No.2416号~(2019.4.26 8時00分) - What's New お知らせ
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38584
(4)日刊IWJガイド「本日内閣府がGDP速報値を発表! マイナス成長となれば、可能性が高まる増税延期・衆院解散! その先に待ち受けるのは、危険な緊急事態条項を含む改憲! 本日午後1時より『消費税10%増税 野党合同ヒアリング』を中継します!」 2019.5.20日号~No.2440号~(2019.5.20 8時00分) - What's New お知らせ
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/38668
7.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)(他のMLでの議論です)「市民と野党の共闘」は「反緊縮・生活優先」の経済政策を掲げ、アベ政権・自公政治に代わる「「オルタナティブな日本」を目指して闘え=国政選挙勝利と政権交代への最短距離- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c206e8.html
(2)(他のMLでの議論です)5/9付東京新聞「こちら特報部」記事「革命か暴論か MMT(現代金融理論)」について- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-60172a.html
(3)2019統一地方選挙結果と今年夏の国政選挙への展望(その1):低迷する投票率と野党勢力の非力が目立つ危機的選挙結果(このままでは日本は間もなくグチャグチャになる)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-db6b11.html
(4)2019年の国政選挙をいかに闘うか(アベ政権退陣と自公政治の抜本転換を求めて)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-b038e9.html
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首相官邸と経済産業省を頂点に、安部政権下で「二流官庁」に転落した文部科学省、厚生労働省、環境省、復興庁などが、原子力ムラ代理店政府の「手下」となり、更にこれに(信じがたいことながら福島原発事故の被害者でもある)福島県や地元福島の基礎自治体などが、彼らに「アゴで使われる」下僕のような形で加わって、県民を原発安全神話から放射能安全神話へと誘導する「ミッション・インポッシブル」に熱を上げている。その仕掛けは、まるで福島県民を小バカにしたように政府からぶら下げられる復興資金にある。これに目のくらんだ愚か者の地方ボスたちとそのトリマキが、YESマンの2つ返事で放射能汚染と被ばくまみれの福島県を創り上げてしまう一方で、原子力ムラ代表企業群たちが復興事業を食い物にして、原発事故前も事故の後も、まるで銭ゲバのごとく「他人の不幸」を自分たちの利益に変えていく「福島県民だましビジネス」を展開中だ。
このほど、その背後で「アシスタント役」として、現代の政商=電通が、いろいろと「洗脳プラン」を練っては「復興資金」をかすめ取ってきたことが明らかとなった。本来であれば、加害者・東京電力や事故責任者・国に加えて福島県庁も、原発震災の被害を受けた多数の県民を真っ先に救済し、これ以上の無用の被ばくを避けることで県民の命と健康を守り、放射能の汚染のない新天地で新しい人生や生活や仕事や子育て・教育などがスタートできるよう、万全の対策・対応がなされてしかるべきところである。にもかかわらず彼らは、県外に避難している人々も含めて、まるで原子力ムラ代理店政府に密約でもしているかの如く、放射能汚染地帯への帰還政策・定住生活を県民に強引に押付け、返す刀で「放射能安全神話・放射線安心神話」を、国内外の御用学者や御用組織総動員で巨大キャンペーンを行って、放射能や被ばくへの県民の懸念を押しつぶしているのである。
(関連)原発事故後の復興PRに240億円〜電通1社で - OurPlanet-TV
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2394
私が最も許せないと思うのは、こうした国や福島県庁、あるいは原子力ムラの御用学者や企業などが、ただでさえ放射線弱者である子どもたちを「ダシ」に使って、いわゆる「安全・安心キャンペーン」を行い、福島県内の学校という学校において、子どもたちの日常的な放射線防護を全くと言っていいほど放棄してしまっていることである。これは教育機関として許されることではない。何も知らないで放射線汚染の環境下に置かれ、日々、恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)にさらされる子どもたちにとっては重大な人権侵害が、まさに保護者や教育機関によって、有無を言わさずなされていることを意味している。これで近未来において、この子供たちの体に異変でもおきたら、いったい誰がどのようにしてその責任を取るのか。
こうした福島県庁を采配しているのは、言わずと知れた、あの「最悪の福島県知事候補」である内堀雅雄である。こいつは佐藤雄平前知事の時代には副知事であり、もともとは福島県の人間ではない。福島第1原発事故よりもはるか前に福島県に総務省から送られてきた「トロイの木馬」=「原発推進監視役人」のような男で、ちょうど東日本大震災の1年前の2010年には原発担当副知事として福島第1原発でのプルサーマル発電の検討(県として認めるか否か)を担当していたらしい。
その時のことだが、福島第1原発の安全性が確認できれば認めると言っていた佐藤雄平(当時)知事に対して、プルサーマルの実現を急ぎたい経済産業省が、福島第1原発が津波に対して脆弱であることを福島県庁の人間達とともに知っていながら、お互いの阿吽の呼吸で「プルサーマルGOサイン」を出してしまった、その時の福島県庁側の最高責任者だった人物が、この内堀雅雄である。そして下記の北國新聞記事の通り、この「津波対策手抜き」を当時知っていて、それを承知の上で(プルサーマル運転を)黙認したという疑いが浮上している。とんでもない話である(内堀雅雄はこの件で、自身を含む当時の福島県庁の対応について、福島県議会などできちんとした説明をしたことがない)。
(関連)内堀雅雄(原福島県知事) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E5%A0%80%E9%9B%85%E9%9B%84
(関連)(別添PDFファイル)内堀雅雄現福島県知事は知っていた!? 見送られた津波評価、プルサーマル実施を優先(北国新聞 2015.10.26)
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/files/utibori_sitteita.pdf
https://www.facebook.com/dainijikokusodan/posts/1022117071143168
こういう人物が、福島第1原発事故の後の福島県の復旧・復興をつかさどり、被害者を救済せずに加害者と一体となり、広告代理店・電通とグルになって、県民を原発安全神話から放射能安全神話へと誘導するという許しがたい背信行為を続けている。何度も申し上げているが、放射線被曝は超ミクロの世界で起きるために人間の五感では最初のうちは全く感じられず、やがて放射線で人間の体がボロボロになる頃に様々な自覚症状が現れてくるという、いたってやっかいな代物である。しかも、放射線被曝により健康障害には治療方法がないため、自覚症状が出た段階ですでに手遅れとなっていることが多い。放射線被曝は原理的に考えれば(猛烈な放射線のエネルギーで人間の体を破壊する=特に内部被曝が恐ろしい)、その危険性は明らかで、放射線被曝は「避けて、避けて、避けて」「逃げて、逃げて、逃げて」、徹底して被ばくしないようにすることが肝心なのである。
それを、この内堀雅雄現知事以下の福島県庁は、目先の復興資金に目がくらみ、原子力ムラ代理店と結託する方が当面の世渡りには楽でいいとばかりに、県民を裏切って、被ばくの押付けと被害者への支援の打ち切り・切捨てに走り、他方では、県内いたるところで復興資金によるハコモノ建設や土建事業、あるいは「できもしない除染事業」を展開して「復興騒ぎ」を繰り返す愚を続けているのである(かような内堀雅雄を、かつて民主党や社民党が支持をして選挙で応援するなどと言う、これまた信じがたいことが起きてもいた。今はどうなのか、はきりしない)。何が復興オリンピックか! バカも休み休み言え、という話である。
原発震災の被害を受けた福島県が、事故後8年を経て「原子力翼賛社会」=「放射能安全神話・放射線安心神話」に染め上げられる自治体にされてしまっている。多くの福島県民は、心のどこかで、こうした事態を「おかしい」と思っていることだろう。しかし、その「おかしい」という気持ちを勇気をもって口にしなければ、あるいは、選挙その他で行動に移さなければ、やがてかつての大日本帝国が対米戦争で滅亡したように、福島県民には近未来において、大きな不幸が降りかかる可能性大である。「放射能安全神話・放射線安心神話」などありえない話であること、自分の身は自分で守ると同時に、自分の身を守ってくれる、自分たちに身近な自治体を自分たちでつくることを、福島県民は真剣に考えた方がいいだろうと私は思う次第である。
<Our PlanetーTV >
(1)規制庁が早野氏へご意向メール〜放射線審議会報告書の採用めぐり - OurPlanet-TV
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2399
(原子力規制委員会・規制庁の上記振る舞いを見ただけで、かような組織が原発・核をきちんと規制し、その安全を最大限に守るであろうなどと言うことは全くもって期待できないことがよくわかる。何故なら、伴なにがしとかいう原子力規制委員が「惜しい」などと言い、原子力規制庁の人間どもがお伺いを立てた人物とその人物が書いた論文は、既に専門家の手により、たくさんの間違いやインチキ・ゴマカシ、そして倫理違反があることが明らかとなっている。にもかかわらず、この原子力規制委員会・規制庁の連中は「遺憾だが影響ない」などと居直っているのだから、まさに論外の人間達である。真実や間違い・ゴマカシの発見に対して真摯に対応できないような連中に原子力規制を任せるわけにはいかないのは自明なことである。
(関連)日本の大学は腐っている(2):正体を現した似非アカデミズム=「住民に背を向けたガラスバッジ論文ー7つの倫理違反で住民を裏切る論文は政策の根拠となりえない」(宮崎真&早野龍五論文)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-5dd5.html
(関連)宮崎氏が伊達市議会の要請に応じず〜宮崎早野論文問題 - OurPlanet-TV
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2397
(宮崎なにがしは福島県立医大の研究者である。ロクでもない大学のロクでもない人間ということだ。福島県立医大は、この人物に対して問題論文の責任を追及した上で事の全貌を明らかにし、謝罪した上で、この人物を処分せよ! :田中一郎)
(2)除染土壌の再利用で激論〜市民らの意見聴取 - OurPlanet-TV
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2396
(この事業を強引に推し進めているのは環境省、電通に巨額の「住民対策予算」を垂れ流してきた官庁である。「できもしない除染」「やめろと言っているにもかかわらずやってしまった除染」「除染よりも避難だと言っているのに無視してやった除染」「数兆円もの巨額の税金を投じて行った意味のない除染」の結果出てきた大量の汚染土を、再び利用する、など、頭のどこかがイカレてしまったのかという話である。コメントするのもバカらしい。:田中一郎)
(3)原子力緊急事態宣言の対象区域「わからず」〜内閣府が回答 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2374
(原子力緊急事態宣言は民主党政権時代からのもの。「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」は、自民党も民主党も大差がない。当時の民主党の原発政策は国民民主党に引き継がれている。いわゆるニセ野党=「ゆ」党(野党の「や」と与党の「よ」の中間)である。:田中一郎)
(4)「原発事故後の甲状腺検査のあり方は」IARC報告書を受けシンポ - OurPlanet-TV
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2379
(「全住民に対する甲状腺検査は推奨しない」だと!? 海外から放射線ムラのゴロツキどもやニセ学者・御用人間らを連れてきて、何やってんだ、という話である。福島県庁も、よくもかような会議に抗議もしないで黙っているものだ。同じ穴のムジナか!? :田中一郎)
<別添PDFファイル>
(1)おしどりマコケンの実際どうなの!? 福島原発事故、「アレ」が奪い去った7年半(イントロ部分)(『DAYS JAPAN 2018.12』)
(2)モニタリングポストを大幅撤去、規制委事実捻じ曲げ強行(『週刊金曜日 2018.7.6』)
(3)再利用・埋め立て 環境省が本腰、除染土処理に待った(東京 2019.5.20)
(4)復興拠点 汚染土200万立方メートル、除梁で発生 最終処分未定、環境省初試算(東京 2019.5.13)
(5)福島・仮設 飯館避難者の今、「行ぐどご、ねえんだよ」(東京 2019.3.12)
(6)飯館村と川俣町山木屋地区の放射線量(東京 2019.5.15)
(7)富岡町の放射線量(東京 2019.5.8)
(8)これは復興ですか? 特定復興再生拠点区域(豊田直美『科学 2019.5』)
1.おしどりマコケンの実際どうなの!? 福島原発事故、「アレ」が奪い去った7年半(イントロ部分)(『DAYS JAPAN 2018.12』)
https://daysjapan.net/2018/11/19/days-japan12%EF%BD%87/
(一部抜粋)
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「原発事故から7年半」
あちこちでそうし言葉を聞く機会、が増えました。裁判で、イベントで、会見で、取材の中で。2011年には赤ちゃんだった子が小学生に、小学生だった子が大学生になったり働き始めたり。7年半って、そんな時間です。事故後、混乱のなか無我夢中で走り続けてきたけど、でも、これからのために、自分の足跡を、自分の周りを見てみよう、そしてこれからのことを考えよう、そんな方々に今月はたくさんお会いしました。
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2.モニタリングポストを大幅撤去、規制委 事実捻じ曲げ強行(『週刊金曜日 2018.7.6』)
http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002599.php
(関連)<福島・モニタリングポスト>「撤去強行しない」規制委員長が見解 - 河北新報オンラインニュース
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180705_63036.html
(話が全く違うではないか。原子力規制委員会・規制庁は福島県民をバカにしているようだ。:田中一郎)
3.再利用・埋め立て 環境省が本腰、除染土処理に待った(東京 2019.5.20)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2019052002000150.html
https://ameblo.jp/tousekitetsu/entry-12462982152.html
(こっちもだ。環境省もまた、福島県民をバカにしているようだ。:田中一郎)
(関連)恐ろしい除染土輸送の実態 ちくりん舎
http://chikurin.org/wp/?p=5301
(関連)除染土使用に反発「安全なら五輪に」 福島・常磐道の沿線住民 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190309/k00/00m/040/018000c?fm=mnm
(関連)「除染土」資材化進む 飯舘・長泥地区、環境再生事業を公開(福島民友)Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190525-00010010-minyu-l07
(関連)除染土使い農業再開 飯舘村の帰還困難区域で初公開
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000155436.html
4.復興拠点 汚染土200万立方メートル、除梁で発生 最終処分未定、環境省初試算(東京 2019.5.13)
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0512/kyo_190512_9664302167.html
(関連)汚染土200万立方㍍、福島の復興拠点除染(毎日 2019.5.20)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/418808
(帰還困難区域など除染の必要なし、税金の無駄だ。また、かようなところは、いくら除染をしても人が住める環境にはならない。それを「除染すれば住めますよ」などと言って住民を騙して被ばくを押付ける、そういうデタラメが、住民の「故郷に帰りたい」という素朴な気持ちにつけ込んで、なされていることに、激しい憤りを覚える。:田中一郎)
5.福島・仮設 飯館避難者の今、「行ぐどご、ねえんだよ」(東京 2019.3.12)
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(一部抜粋)
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(中略)神戸大名誉教授の塩崎賢明氏(住宅政策)は「いつまでも仮設住宅にいることは誰にとっても望ましくない。とはいえ、ついのすみかにつなげた上で出て行ってもらう形になっているのかどうか疑問だ」と話す。
(中略)「復興予算に三十二兆円が確保されている。このうち、法に基づいて直接被災者に渡った金は三千億円ぐらい。非常に割合が少ない。政府は縦割り行政で、防潮堤、道路、災害公営住宅といった大規模な土木事業に予算を費やしてきたが、庭先順位が違う」。塩崎氏はこう批判し、続けた。「災害公営住宅に入居してもらえば行政の仕事は、おしまいではない。今度は孤独死などが大問題になる。縦割り行政を排して、総合的に考える行政機関が必要だ」
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6.飯館村と川俣町山木屋地区の放射線量(東京 2019.5.15)
https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/1029
7.富岡町の放射線量(東京 2019.5.8)
https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/1019
(関連)富岡町で福島第1原発事故後初の運動会 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190525/k00/00m/040/204000c?fm=mnm
(この記事を書いた毎日新聞の渡部直樹とかいう記者に言いたいのだけれど、この運動会が開かれた会場の土壌やその周辺の放射能くらい計測してから報道しろよ。お前は何のために新聞記者やってんの? 子どもたちが放射線被曝しているかもしれない(特に呼吸被曝)という「想像力」もないのか? アホみたいな記事書くなよ! 田中一郎)
8.これは復興ですか? 特定復興再生拠点区域(豊田直美『科学 2019.5』)
https://www.iwanami.co.jp/kagaku/
(一部抜粋)・
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常識を超えたことが「寒村」で進められている。「寒村」というのは昭和の大合併で浪江町に入った旧津島村(現津島地区)で 原発事故前からの過疎地帯だ。そこに放射能が降り,避難指示が出されてからの8年間,誰も住まない帰還困難区域である。その「寒村」を,人々が放射能に追われた日から数えれば17年後に,人々が暮らせるようにするという復興庁の「浪江町特定復興再生拠点区域復興再生計画」が進められているのだ。
旧津島村だけの数字はないが 常磐自動車道のインターチェンジ周辺を含んで1300名の「居住人口目標」という。繰り返すが,現津島地区は放射能汚染に関わりなく過疎が進んでいたところである○この津島地区を追われた人々による「ふるさとを返せ津島原発訴訟」には229世帯の680名が参加するが その一人,開場健次さんは言う。
「『元の姿に戻せ』って,言ってはいますけど そこの元の姿に戻すっていうことは,不可能に近いんでしょうけどね。6年(2017年取材時)近く経って,皆さん(避難先に)家を求めたり,その地域に住み着いてくれば また,元に戻ってっていうことば なかなか難しいとこですね。たとえ(避難指示)解除ってなったとしても」と話す。しかし,国は その「元の姿に戻せ」の言葉だけつまみ食いするように「復興」を唱えて「除染」と家屋の解体と,新築のハコモノ建設を進めようとしている。
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9.いちろうちゃんのブログ
(1)(放射性)セシウム心筋症をゴマカシ・隠す福島県庁と福島県立医大(『週刊金曜日』より):これが原発震災を受けた地元自治体や医科大学のやるべきことなのか!? +昨今の放射線被曝関連情報- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-2c9e6b.html
(2)アベコベ政権下のサカサマ原発事故対策:加害者・東電が事故責任者・国によって国民の税金で救済され、逆に原発事故被害者が国や東電に踏みつけにされ、賠償や補償も受けられずに切り捨てられる=コレ許していいの?- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-d49081.html
<関連サイト:その1>
(1)東京新聞-<東日本大震災8年>40代以下半数「帰還せず」 福島第一 周辺3町、復興に影響-社会(TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201903/CK2019030902000261.html
(2)東京新聞-<東日本大震災8年>県内への避難者3362人 原木シイタケなど8品目に出荷制限-茨城(TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201903/CK2019031002000161.html
(3)東京新聞-<東日本大震災8年>止まった時間 福島・双葉町-社会(TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201903/CK2019031102000121.html
(4)東京新聞-<東日本大震災8年>閉鎖続く「宝の山」 帰還困難区域の浪江ルポ-社会(TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201903/CK2019030802000141.html
(5)(東日本大震災8年)大熊再生へ、響く槌音 今春にも避難指示一部解除:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/DA3S13928079.html?ref=nmail_20190311mo
(6)《原発事故》8年経っても問題は山積み、いま明かされる発生直後の「孤立無援ぶり」(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190310-00014617-jprime-soci
(7)廃炉作業と歩む「全く新しい町作り」揺れる大熊町民 [東日本大震災8年]:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM2X3JLMM2XUGTB003.html?ref=nmail
(8)半数「復興進んでいない」=原発輸出反対は7割超-東日本大震災で時事世論調査 (時事通信社)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019031100185&g=soc
(9)避難指示解除も高齢化率45.5% 若者の帰郷進まず 福島県内9市町村 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190311/k00/00m/040/141000c?fm=mnm
(10)放射線教育で偏見排除 再開の学校支援全力 柴山昌彦文科相 - 県内ニュース - 福島民報
https://www.minpo.jp/news/detail/2019030560834
<関連サイト:その2>
(1)“黒い袋”が積み重なる風景に「気持ち悪くなる」福島・浪江町の今(TOKYO FM+)Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190311-00010008-tokyofm-life
(2)「支援もう切られっぺ」避難者の不安 汚染土残る故郷に造成進むが【「復興」見えたか~原発事故の被災地から(下)】 (西日本新聞)
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/493176/
(3)「美味しんぼ」原作者が鼻血問題の騒動後をブログで告発|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/252274
(4)<原発ADR打ち切り訴訟>原告「町が失ったもの賠償を」(河北新報)Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190521-00000005-khks-soci
(5)【絶句】福島第一原発の放射性物質の放出量、前年比2倍に⇒NHK「国の基準を基に東京電力が厳しく定めたレベルを大きく下回っている」 - 健康になるためのブログ
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/46759
(6)核のごみで国際会議 最終処分協議 政府、G20提案へ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190525-00000006-mai-bus_all
(7)除染後も深刻な高線量、グリーンピース調査-原発再稼働の是非-東洋経済オンライン
http://ur0.biz/YLNs
(8)福島復興を演出する政権 避難者少なく見えるカラクリ:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM5J5RS7M5JUTFK01G.html?ref=mor_mail_topix2
(9)甲状腺検査で1人がん診断 丸森町が3回目の結果公表(河北新報) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190523-00000017-khks-l04
(10)福島県はナゼ甲状腺がんの子供の資料を次々と非公開にする? - 福島原発事故の真実と放射能健康被害
https://www.sting-wl.com/fukushima-children17.html
草々
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投稿: | 2019年5月28日 (火) 20時54分