(6.3)オルタナティブな日本をめざして(第28回):「容量市場と容量メカニズム:老朽化原発・石炭火力の経済的延命策か!?」(松久保肇さん:原子力資料情報室)
前略,田中一郎です。
6月の「新ちょぼゼミ」のお知らせです。
●(別添PDFファイル)(チラシ)(6.3)オルタナティブな日本をめざして(第28回):「容量市場と容量メカニズム:老朽化原発・石炭火力の経済的延命策か!?」(松久保肇さん:原子力資料情報室)
電力自由化の本格化とその進展に伴い、電力需給の大きな変動にも耐えられる予備電源の確保をどうするかが大きな問題として浮上しています。海外では「容量メカニズム」と呼ばれるいくつかの制度設計を行い、再生可能エネルギーを中心に置きながら、この問題の解決を図っているところもありますが、日本の場合には経済産業省が中心となり、「容量市場」という制度に「決め打ち」をするような形で、この問題への対応が検討され、まもなく実施に移されようとしています。しかし、その内容を見てみますと、老朽化原発や老朽化石炭火力の経済的延命策かとも思われるような仕組みとなっており、このまま看過しておくことは問題ではないかと思われます。今回はこの問題に詳しい原子力資料情報室の松久保肇さんにおいでいただき「容量市場と容量メカニズム」のテーマでご講演いただきます。ふるってご参加ください。
講 師:松久保 肇(まつくぼ はじめ)さん
原子力資料情報室 事務局長、研究員(国際担当)
<次 第>
日 時:6月3日(月)18時~21時(開場17時30分)
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
たんぽぽ舎のあるダイナミックビルの4階 JR水道橋駅西口から5分
水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、
GS跡地(セブンイレブン)を過ぎて鉄建建設本社ビルを過ぎたら左折。
東京都千代田区神田三崎町2-6-2 tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797
Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/
●20190121 UPLAN これからの電力市場について考える~容量市場とは何か?そしてその課題は?~ - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=GCNSSkOPUoQ
’
<関連情報>
下記サイトは「容量市場」「容量メカニズム」をKEYワードにして検索した結果、たまたまヒットしたサイトです。いずれも批判的な観点をもってご覧ください。
(1)容量市場の在り方等に関する検討会・勉強会|各種委員会・検討会|電力広域的運営推進機関ホームページ
https://www.occto.or.jp/iinkai/youryou/
(2)(参考資料)容量市場の概要(電力広域的運営推進機関 企画部 2018年10月12日)
(3)火力発電の調整力を売買する「容量市場」、2020年度の開設に課題多く
スマートジャパン
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1702/23/news034.html
(4)容量メカニズムとは何か、また容量市場(キャパシティ市場)とは何か - コミュニティーエネルギー研究所
https://www.community-energy.jp/archives/3203
草々
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