« 豊洲TOXICスキャンダル(30):♪「床はボロボロ、床下毒物、運ぶ通路は狭苦しい、こんな「いちば」(市場)に誰がした!」♪(豊洲市場残酷物語) | トップページ | 2019年政治決戦へ向けて=克服しよう「政治的カマトト主義」:直近の政局報道から(山のようにありますが、いくつかをピックアップしてお伝えします、いずれも必見です) »

2019年2月12日 (火)

(毒物で汚染された土地をきれいな土地の値段で超高値購入した石原慎太郎元都知事に対して)豊洲市場の土地購入費約578億円を都が返還を求めるよう都民が提訴している住民訴訟が山場です(東京地裁)

前略,田中一郎です。

 

(最初に若干のことです)

==================================

1.(別添PDFファイル)(チラシ)(3.10)さよなら原発 in 飛鳥山集会 2019(東京都北区:集会&DEMO

「tirasi_2019310_datugenpatu_asukayama.pdf」をダウンロード

 私もこの集会で福島第1原発の汚染水問題についてスピーチをさせていただけることになりました。この東京でも、東海第2原発の再稼働問題や、同じ場所にある東海村再処理工場の高レベル放射性廃液タンクの超危険性が、私たちの生活と生存を脅かしています。東京都北区およびその周辺の地域のみなさまは、是非、この集会にご参集くださり、「もう原発はいらない!」の声を一緒にあげていただければと思います。

 

2、その他イベント情報

(1)(2.26)2-24までに申込み アジア記者クラブ2月定例会 北方領土問題は存在していたのか(東京・お茶の水)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1549584556781staff01

(2)(3.09)シンポジウム どう伝える?福島原発事故のこと~3・11を忘れない 福島から未来へ - 原子力資料情報室(CNIC

 http://www.cnic.jp/8400

(3)(3.14)オルタナティブな日本をめざして(第24回):「どうする化学物質の管理:環境ホルモンがもたらす危険性から考える」(中下裕子弁護士) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/24-9464.html

(4)(3.28)オルタナティブな日本をめざして(第25回):「「放射線安全神話」とわたしたちの放射線教育:学校現場から」(新ちょぼゼミ:根岸富男さん) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/25-cdf2.html

 

2.沖縄

(1)県民投票運動と選挙運動は何が違うの? 告示前の運動OK 演説会の制限なし 戸別訪問OK 規制は極めて少なく 琉球新報

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-872838.html

 

(市民による公職選挙への参加を妨害している今日の時代遅れの公職選挙法は直ちに改正される必要があります。また、ネット上での選挙活動はほぼ自由化されましたが、まだEメールだけが理不尽な形で放置されています(国会議員たちによれば早急に見直すということだったのに)。更に、憲法改正の国民投票法は逆に(憲法改悪派の)「やりたい放題」になっていて、きちんと公正な国民投票が実現できるルール追加が必要です(マスコミ広告規制、最低投票率、改正項目の抱き合わせを認めない、公務員の国民投票運動参加など)。:田中一郎)

 

(2)【辺野古】辺野古計画は破綻 軟弱地盤に杭6万本打てる船は日本にない|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247337

 

(関連)辺野古軟弱地盤 最深90メートル-杭は7.7万本必要-砂650万立方メートル 新基地は不可能:赤旗

 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2019-02-09/2019020901_01_1.html

 

(よけいなことをしていると、杭打ち工事そのものが巨大地震を誘発しかねないぞ! こんな場所に基地も空港も造ってはいけないのだよ! 沖縄を愚弄するのももういい加減にしろ! そもそも辺野古に基地をつくろうが、つくるまいが、米軍普天間基地が撤去される保障はないのだ。あのバカ大臣だった稲田朋美防衛相がポロっと漏らしていただろう。ウソだというのなら、在日米軍のトップにでもインタビューしてみろ)

 

(関連)辺野古に新基地ができても、普天間基地の返還はない!? - なめ憲!憲法を守る意思表示の会

 https://nameken9.exblog.jp/237558073/

 

3.日刊ゲンダイより

(1)国の根幹が破綻 国民の悪夢は安倍政権が続いていること|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247335

(2)【安田純平】安田純平氏が独白「“無謀”に突っ込む人間が社会には必要」|日刊ゲンダイDIGITAL

 http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/439.html

(3)自民・萩生田氏ブチ上げ 内閣人事局が官僚採用権を握る日(日刊ゲンダイ) 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/377.html

(4)あの佐川氏にそっくり? 樋口特別委委員長が答弁拒否連発|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247283

(5)44年間獄中…冤罪を訴える星野さんの仮釈放はかなうのか|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242988

 

4.IWJより

(1)日刊IWJガイド・日曜版「<新記事紹介>高麗博物館では、26日より企画展『3・1独立運動100年』が始まる! 同日に和田春樹・東京大学名誉教授らが声明発表!」 2019.2.10日号~No.2341号~ (2019.2.10 800分) - What's New お知らせ

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38340

 

(2)日刊IWJガイド「お待たせしました!昨日、岩上さんがついにインタビューの最前線にカムバックしました!矢部宏治氏に続いての第2弾は田代秀敏氏、第3弾は明石順平氏に決定しています!」 2019.2.8日号~No.2339号~ (2019.2.8 800分) What's New お知らせ

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38336

 

(3)日刊IWJガイド「IWJの危急存亡の秋(とき)、岩上さんは復帰したばかりですが国内外の経済や外交にわたりインタビューを続けます!」 2019.2.12日号~No.2343号~(2019.2.12 800分) - What's New お知らせ

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38346

 

(4)日刊IWJガイド「『野党叩き』に精を出す大手メディア! 片山さつき地方創生担当相の口利き疑惑はなぜ追及しないのか!」 2019.2.9日号~No.2340号~ (2019.2.9 800分) - What's New お知らせ

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38338

==================================

 

さる2月7日、東京地裁において「豊洲市場の土地購入費約578億円を都が石原慎太郎元都知事に返還を求めるよう都民が提訴している住民訴訟」の公判がありました。この住民訴訟は、築地市場が移転する先として用意された豊洲にある東京ガスの元工場跡地を、石原慎太郎が知事の時代に、たくさんの毒物で汚染された土地であるにもかかわらず、あたかも汚染がないかのような超高値の価格で購入したことに伴う、公金返還の住民訴訟です。最初は「住民監査請求」からスタートし、住民の請求内容が聞き入れられなかったため提訴となったものです。金額はなんと578億円です。全くふざけた話ではありませんか。

 

(少し前は、こういう住民訴訟では、住民が直接、自治体の(元)首長に対して公金返還請求が出来たものを、法律が形式論を理由に改悪されてしまい、住民は自治体に対して「首長に返還請求せよ」という回りくどい訴えしかできなくなってしまいました。それに伴って、さまざまな問題が併発しています。この住民訴訟のやり方に関する法律は元に戻す必要があります)

 

実はこの住民訴訟は、築地市場の豊洲移転に伴う第2弾目の提訴だそうで、私は途中からこの裁判があることを知って応援に参加したため、第1弾目の住民訴訟のことはよく知りません。聞くところによれば住民敗訴で終わっているようです。また、この第2弾目の裁判も、提訴後からかなりの年月が経過しているようで、東京都知事が、石原慎太郎 ⇒ 猪瀬直樹 ⇒ 舛添要一 と続いてきて、小池百合子がそのあとの都知事に就任してのち、東京都のこの裁判に対する方針が転換されたため、被告側の弁護団もメンバーが総入れ替えとなるなど、波乱の裁判となっているようです。裁判の長期化の一つの原因は、小池百合子都知事より前の知事時代の東京都庁の極めてひどい隠蔽体質にあるようですが、他方では、こうした東京都庁の裁判方針の転換も一因になっている様子がうかがえます。

 

しかし、小池百合子都知事が実現して後も、石原慎太郎元都知事へのこの件に関する責任追及については、東京都は依然として自ら進んでやろうという意志はない様子です。下記にご紹介した毎日新聞記事をご覧ください(それにしても、東京都知事にはロクでもない人物が就任し続けています。有権者・都民はどこを見て都知事を選んでいるのかと、怒鳴りつけたくなります。ほんと、しっかりせいよ、東京都民!)。ですので、この裁判が今でも続いているというわけです。

 

今回27日の公判では、この裁判の裁判長が人事異動で交代したため(新裁判長は もりひであき という人だそうです)、原告住民側の弁護士により、これまでの裁判の経過をコンパクトにまとめた準備書面が読み上げられ、どこにこの裁判のポイントがあるのかがわかりやすく箇条書きで説明されていました。別添PDFファイルの3つの文書がそれです。この裁判を初めてお知りになる方も、この3つの文書をお読みになれば、だいたいのことはご理解いただけると思いますので、今回お送りすることにいたしました。また、下記の市販図書は、同じくこの裁判のキーポイントを平易に解説しているものですので、是非、併せてご覧いただければと思います。

 

(関連)築地移転の謎なぜ汚染地なのか 石原慎太郎元都知事の責任を問う-梓澤和幸/大城聡/水谷和子/編著(花伝社)

 http://urx3.nu/QiTj

 

さて、この日、公判終了後に開催された「報告会」では、弁護団から今後の日程が報告され(進行協議の結果)、下記の通り、今年7月には、この裁判に「補助参加人」として参加した石原慎太郎をはじめ、複数の人々に対する証人尋問も予定されているとのことでした。いよいよこの裁判も山場となります。みなさまのこれまで以上のご注目をお願いしたいところです(27日の東京地裁公判は#103号法廷で開催されたのですが、傍聴席がガラガラの状態で、この裁判の今後について私も少し心配になりました。みなさまには、今後の公判について傍聴参加を是非ともお願い申し上げます)。

 

 <今後のこの裁判のスケジュール>

次 回:513日(月)午後3時 東京地裁#103号法廷

次々回:701日(月)午後1時 東京地裁#103号法廷(証人喚問の予定)

その次:718日(木)午後130分 東京地裁#103号法廷(証人喚問の予定)

 

 <別添PDFファイル>

(1)意見陳述要旨

 https://drive.google.com/file/d/1iN-4Lp3sHeHUUqhF9F77pqRk8hsa-nw1/view

(2)準備書面(18)

 https://drive.google.com/file/d/1RHU6OM17Fom520eXLxMjhrDpdqIR_XDC/view

(3)弁論の更新 陳述要旨

 https://drive.google.com/file/d/1n0HFZ4KUaeW1ZqY7Dlx7KVGVYIlzl6qW/view

 

(なお、補助参加人(石原慎太郎)の準備書面(意見書のこと)が(1)~(3)ばかり私の手元にありますが、データ量が大きいので添付できません。ご希望の方は私宛、ご連絡をいただければ直送いたします)

 

(関連)2017 2 9 豊洲新市場用地取得に関する公金返還請求訴訟記者会見 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=VRfkBQhRsaM

 

 <IWJ>

(1)(再掲)「石原元都知事は偽証罪の処罰の責任をかけて、真実を明らかにすべきである!」~豊洲市場の土地購入費約578億円を都が石原元都知事に求めるよう都民が住民訴訟! - IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/362171

(2)豊洲新市場用地取得に関する公金返還請求訴訟 - IWJ Independent Web Journal

 http://urx3.nu/QiUB

 

 <関連サイト>

(1)「お客さんが減った」豊洲市場、開場1ヶ月 - OurPlanet-TV

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2326

(2)石原元都知事への578億円返還訴訟に新展開 豊洲用地取得で東京ガスと「密約」週刊金曜日オンライン

 http://urx3.nu/QiUm

(3)石原慎太郎元都知事の責任を問う住民訴訟 - ハフポスト

https://www.huffingtonpost.jp/satoru-oshiro/tsukiji-ishihara-lawsuit_b_15383222.html

(4)豊洲訴訟:石原氏の責任追及断念 都が方針見直さず - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20170808/k00/00m/040/077000c

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

高額すぎる費用で豊洲市場(東京都江東区)の土地を購入したのは違法だとして、都民約40人が都を相手取り、石原慎太郎元知事に賠償請求するよう求めた住民訴訟の進行協議が7日、東京地裁(林俊之裁判長)であり、都側は石原氏に責任はないとしてきた従来の主張を維持する見解を示した。小池百合子知事の就任以降、都は主張の見直しを検討していたが、結果的に断念した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(「権力すり寄りハラグロダヌキ」=小池百合子がやることですから、まあ、こんなもんです。これが「都民ファ―スト」の正体です)

 

最後に、2012年の東京都知事選挙以来、これまで東京都政のウォッチドッグを担ってきた「希望のまち東京をつくる会」に下記のメールをお送りし、正念場を迎えつつあるこの裁判の「経過報告会」を開催していただき、世論喚起をして下さるよう、お願いいたしました。ご参考までに添付いたします。「希望のまち東京をつくる会」さま、どうぞよろしくご検討をお願い申し上げます。

 

以下はメール転送です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

築地市場の豊洲への移転に関する石原慎太郎元都知事の責任を追及している「住民訴訟」の裁判報告会を開催してください(併せて、昨今の築地市場の動向もお話してください)

 

昨日(2/7)、東京地裁において「築地市場の豊洲への移転に関する石原慎太郎元都知事の責任を追及している「住民訴訟」」の公判がありました。担当の裁判長が交代したため、この日はこれまでの裁判の経過概要を原告側が改めて新裁判長に説明をしたという内容で、別添PDFファイルはその陳述の概要です。この裁判のポイントがコンパクトにまとめられています。

 

ところで、その後の裁判の進行協議で、この長期にわたった裁判もいよいよ大詰めとなり、来たる7月には、いよいよ石原慎太郎本人の証人尋問が行われるようです。まさに注目の裁判ですが、しかし、この日、東京地裁の103号法廷の傍聴席はガラガラの状態で、これではこの裁判の今後の動向が懸念されます。

 

また今般、築地市場の豊洲移転が強行され、築地市場は白い板塀に囲まれて解体工事が始まりました。豊洲市場でのトラブルの様子や、依然として消えることのない地下埋蔵の毒物の動向も、昨今ではマスコミが報道しなくなり、何がどうなっているのか、よくわからなくなっています。築地市場の仲買人たちの営業権訴訟も始まるやに聞きますが、それについても様子がつかめません。更に小池百合子都知事は、築地市場跡地を国際会議場にするだの、カジノを持ち込むだのといった話も聞こえてきます。

 

そこで、築地市場の豊洲移転問題について、最近事情の報告を兼ねて、この「築地市場の豊洲への移転に関する石原慎太郎元都知事の責任を追及している「住民訴訟」」の裁判報告会を開催していただけないでしょうか。この裁判で石原慎太郎を有罪に追い込むことは今後の東京都政にとっては極めて重要なことであり、2020年東京オリンピックを含む都の税金のデタラメな使い方に対するけん制ともなるでしょう。また、築地豊洲問題を終わったことにさせないためにも、小池百合子の公約違反も含めて、昨今の築地市場をめぐる動向のご説明はぜひともお聞きしたいところです。

 

よろしくご検討をお願いいたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

草々

 

« 豊洲TOXICスキャンダル(30):♪「床はボロボロ、床下毒物、運ぶ通路は狭苦しい、こんな「いちば」(市場)に誰がした!」♪(豊洲市場残酷物語) | トップページ | 2019年政治決戦へ向けて=克服しよう「政治的カマトト主義」:直近の政局報道から(山のようにありますが、いくつかをピックアップしてお伝えします、いずれも必見です) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 豊洲TOXICスキャンダル(30):♪「床はボロボロ、床下毒物、運ぶ通路は狭苦しい、こんな「いちば」(市場)に誰がした!」♪(豊洲市場残酷物語) | トップページ | 2019年政治決戦へ向けて=克服しよう「政治的カマトト主義」:直近の政局報道から(山のようにありますが、いくつかをピックアップしてお伝えします、いずれも必見です) »

最近の記事

無料ブログはココログ