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2018年12月

2018年12月31日 (月)

脱原発脱被曝バック・ナンバー(37)(抜粋)(2018年10月~11月)

1.「トリチウム水」をかたる虚偽表示の海洋放出予定猛毒汚染水には、放射性ストロンチウム90や放射性ヨウ素129などの放射性物質のみならず「ヒドラジン」や「ホウ酸」などの毒物が大量に含まれている疑い濃厚 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/90129-18e2.html

 

2.(イベント情報)(10.27)緊急のDVD上映と学習の集い:東海第二原発再稼働反対!(東京都北区「さよなら原発 in 飛鳥山 2018実行委員会」) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/in-2018-4a49.html

 

3.(イベント情報)(11.13)緊急ちょぼゼミ「徹底検証 東海第二原発再稼働容認」 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-cc7b.html

 

4.(報告)オルタナティブな日本をめざして(第18回):「子どもの甲状腺がんと「県民健康調査」」(白石草さん)・「日本版チェルノブイリ法」(柳原敏夫さん)(20181020日) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/1820181020-542a.html

 

5.(報告)(2018623日)【公開勉強会】徹底討論 原子力規制委員会の柏崎刈羽原発適合性審査は妥当か(新潟県長岡市)- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/2018623-295f.html

 

6.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(99):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その12)(被ばく線量基準を100mSvに緩める方針他) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/9912100msv-3467.html

 

7.(報告)(11.6)(福島)原発事故による放射能汚染の実態:隠された汚染とその深刻な現実 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-c1db.html

 

8.(報告)(11.13)首都東京が危ない! 徹底検証 東海第二原発再稼働容認(緊急ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-ab41.html

 

9.(3つの報告)(1)東電福島原発事故刑事裁判の現段階(海渡雄一弁護士)(2)大間原発建設差止訴訟(函館市)第18回公判報告会(3)2020年東京オリンピックとブラックボランティア 及び その他原発被ばく情報 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/182020-7069.html

 

10.緊急速報:小児甲状腺がん少なくとも272人〜福島サポート事業で判明 - OurPlanet-TV 他 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-cc7b.html

 

11.(報告)福島原発事故 東電幹部3人の刑事裁判 第35回・36回公判 報告集会 & おしどりマコ・ケン講演会+ 直近の原発関連情報 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/3536-f9a5.html

 

12.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(100):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その13) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/10013-aa3a.html

 

(その他)

●経済政策を巡る議論です:(1)民主党政権時代の「農業者戸別所得補償制度」 (2)(メール転送です)「『お金がない』からという脅しにどう立ち向かうか―ー松尾匡さんの議論の危うさ:再論」(白川真澄さん:PP研) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/pp-f612.html

 

●日米FTAを「日米物品貿易協定(TAG)」などと姑息な言い換えを行ってトランプのアメリカに全てを献上する売国奴内閣=アベ政権、もうこの連中を政治の世界から追い払いましょう!! いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-009b.html

 

●豊洲TOXICスキャンダル(29):タヌキ女にまんまと騙されて「築地市場」という宝物を巨額の都税(豊洲毒物まみれ市場建設費6000億円)とともに「利権集団」に奪われた都民 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/toxic296000-c17.html

 

●(報告)(10.11)「日本のダムと河川行政:この旧態依然をどうする?」(嶋津暉之さん)(オルタナティブな日本を目指して:第17回新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/17-67a6.html

 

●経済政策を巡る議論です:(1)少子高齢化と公的年金問題(2)AI/ロボットの全面普及と人間労働(3)消費税増税とタックスヘイブン向け「過大支払利子税制」のズル(4)その他 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-7ef6.html

 

●「遺伝子いじり」無政府状態を許していいのか!? 環境省が「ゲノム編集」生物の環境影響規制を「名ばかり規制」にするパブコメを開始=このままでは近未来に修復不可能な深刻極まるバイオハザードが起きてしまう危険性大 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-50c7.html

 

●(報告)(10.15) オールジャパン学習会「私たちの命の源が危ない~水・種子・食の安全を守ろう!~」(平和と共生) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-3225.html

 

●(報告)(10.17)食の安全とゲノム編集の規制を求める緊急院内集会(川田龍平参議院議員主催) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-9cd0.html

 

●(他のMLでの議論です)『週刊現代 2018.11.3』掲載の「パックン」(フードスタンプの苦い思い出)を巡って社会保障の在り方に関して議論しています いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/2018113-6985.html

 

●史上最悪・サイテーのガラクタ内閣=第4次安部改造内閣(その1):あらゆる選挙で自民党議員・候補者を落選させ、政治が諸悪の根源となっている現在の日本の状況を転換いたしましょう いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-361f.html

 

●(2019.1.23)オルタナティブな日本をめざして(第21回)「徹底検証 TPP協定(1112)このままでは日本が売られてしまう」(内田聖子さん)(新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/211112-9eb0.html

 

●(2019.2.13)オルタナティブな日本をめざして(第22回)「徹底検証 日欧EPA&メガFTA:水道事業を外資に売り飛ばしていいのか」(内田聖子さん)(新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/22-f183.html

 

●戦争する国絶対反対(3):戦争のリアリティを欠如させた「お坊ちゃま」似非右翼政治家の「火遊び」こそが最も危険=自衛隊と在日米軍を一体化させて何をしているのか? いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-dfd0.html

 

●日刊ゲンダイ:(1)早くも「次の消費増税」試算、2025年に19%まで上昇する(2)ありえないような国民愚弄、スルガ銀、事実上の日銀特融で尻拭い(3)内部文書を入手 姑息“安倍隠し”改憲は日本会議と二人三脚 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/202519-f13c.html

 

●本日(11/10)のいろいろ情報です(メール転送を含む):2018年アメリカ中間選挙結果、「市民と野党の共闘」の課題と行方、日韓関係、日本の漁業が売り飛ばされる 他 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/2018-5125.html

 

●2019年政治決戦へ向けて「市民と野党の共闘」の課題と現状について(その1) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-e6b7.html

 

●韓国最高裁 元徴用工への賠償確定判決 について:現在、強引・粗雑に進められようとしている外国人労働者の大量受け入れ(移民受入政策解禁)・入管法改悪を理解するためには、この問題の理解が不可欠 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-79b8.html

 

●(他のMLでの議論です)韓国・文在寅政権の悩み:経済政策と検察 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-61e3.html

 

●(報告)(11.16)「社会保障制度改革と財政問題」(伊藤周平鹿児島大学法文学部教授)(オルタナティブな日本を目指して:第19回新ちょぼゼミ)(録画+当日資料) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/19-1993.html

 

●2019年政治決戦へ向けて「市民と野党の共闘」の課題と現状について(その2):2019年夏の参議院選挙へ向けた「市民と野党の共闘」の課題 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/2019-b775.html

 

●(資料です)(1)水道法改悪=コンセッション方式による水道民営化の「自滅」 (2)中野晃一上智大学教授 (11/17)講演会資料 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-2b5f.html

 

●(12.17)日本の水道が売り飛ばされる!? DVD(映画)上映会「最後の一滴まで:ヨーロッパの隠された水戦争」 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-c574.html

 

●(他のMLでの議論です)外国人労働者を財界に言われるがままに受け入れる「入管法改悪法案」を撤回させましょう=このまま行くと必ずロクでもないことになります(その1) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/ml-c1ca.html

 

●まだわからんのか!平和ボケと不勉強:市場原理主義アホダラ教とTPP協定・日欧EPAなどのメガFTA・EPAが日本をメチャクチャに破壊する:「外資の餌食 日本の台所が危ない|日刊ゲンダイ シリーズ記事」より いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-29e9.html

 

●戦争する国絶対反対(4):「税を追う、歯止めなき防衛費」(東京新聞記事より)+ 「Our PlanetTV」に皆さまのご支援を いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/4-our-planettv-.html

 

●物事には順序というものがある:社会保障云々の前に「不公正」極まる税制を正せ! いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-47e3.html

 

●本日(11/29)のいろいろ情報:(1)水道法改悪問題(2)(報告)「市民連合」主催シンポ「安倍政権にかわる新しい選択肢」(3)注目の報道をいくつか(4)当面のイベント情報(原発関連他) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-6f9b.html

 

●本日(12/3)のいろいろ情報:(1)『週刊金曜日』特集「公共の自由が奪われている」(2)内部通報制度は機能していますか?(3)(報告)半田滋さん講演「安倍政権下で軍隊化する自衛隊」(4)その他いろいろ いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-1923.html

 

●「道徳」の教育が必要な人たちが進める「危ない道徳教育」=子どもたちをおかしな価値観で染め上げ、現代ファシズム・翼賛国家を「下から築く」ための「いつか来た道」=気を付けよう、暗い夜道と、道徳教育 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-604a.html

 

●本日(12/8)のいろいろ情報:大幅な法人税減税・所得税減税を伴いつつ実施される消費税増税の必然的結果の1つ=75歳以上の医療保険料の軽減特例、来秋廃止で検討へ:朝日新聞デジタル 他いろいろです いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-43d8.html

 

●消費税は防衛費の浪費のために使われている:<税を追う>F35A 製造参画中止、国内3社へ既に1870億円、産業育成 絵の描いた餅(東京新聞より) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/1870-6d4a.html

 

●史上最悪・サイテーのガラクタ内閣=第4次安部改造内閣(その2):「モリ・カケ」おやじ=安倍晋三や「アホウタレー」(麻生太郎)と並んで「サクラ」と「サツキ」が炎上中、国会は「新喜劇」型お粗末インチキ劇場化 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-cfa7.html

 

●水道法改悪(民営化押し付け法)直近情報=来たる12.17の新ちょぼゼミ、「日本の水道が売り飛ばされる!? DVD(映画)上映会「最後の一滴まで:ヨーロッパの隠された水戦争」で国内外情勢、説明します いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/1217-257e.html

 

●(報告)(12.17)日本の水道が売り飛ばされる!? DVD(映画)上映会「最後の一滴まで:ヨーロッパの隠された水戦争」&勉強会 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-671a.html

 

●本日(12/21)のいろいろ情報(1)直近政局(野党の動き)(2)富山が日本のスウェーデン? 井出英策再論(3)ETV特集「アイヌらしく 人間らしく」(4)通報者を保護しない公益通報者保護制度他 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/etv-2358.html

 

●(報告)(12.21)99%フォーラム 第1回 講演会:松尾匡立命館大学教授「この経済政策が日本を救う」 (20181221日) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/99-1-20181221-a.html

 

●日米安保体制=日米密約同盟の隠された正体が一段と明らかに=(必見必読)『知ってはいけない 2』(矢部宏治著:講談社現代新書) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-2ecc.html

 

●日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です(その9)= 基地裁判:国と一体化する司法(『DAYS JAPAN 2019.1』)他 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/days-japan-2019.html

 

●最近の政局報道から(引き続き「市民と野党の共闘」の動き):持続可能な政権交代へ向けて大きく布石を打つ動きを示せ いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-155b.html

 

●(3.14)オルタナティブな日本をめざして(第24回):「どうする化学物質の管理:環境ホルモンがもたらす危険性から考える」(中下裕子弁護士) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/24-9464.html

 

●「郷土愛に燃える国士」気取りのトンチキ政治家が突っ走るIWC脱退と商業捕鯨再開=1933年国際連盟脱退や今日の米トランプのまねごとで大赤字の「官製」捕鯨を補助金で温存するサイテーの愚劣外交 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/1933-4977.html

 

●本日(12/30)のいろいろ情報:(1)「フラット化」とは何か(2)ゲノム編集の危険性(河田昌東氏直近レポート)(3)日産ゴーン問題(4)地球温暖化について(5)お正月用の推薦図書 他 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-f303.html

 

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(ご参考)オルタナティブな日本を目指して(これまでのもの一覧)(更新) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-d0d3.html

草々

 

 

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(100):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その13)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.キャンペーン

(1)寄付キャンペーン2018~あなたがスポンサーです -OurPlanet-TV:特定非営利活動法人

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2325

(2)Avaaz - ネット大手も納税を!

 http://ur0.work/OXoH

(3)キャンペーン · 日本も『海洋プラスチック憲章』に一日も早く署名を! · Change.org

 http://ur0.work/OXoA

 

(関連)3.11後の子どもと健康を考える「SOYプロジェクト」サイト開設 - OurPlanet-TV

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2150

(関連)白石草(@hamemen) - Twilog

 https://twilog.org/hamemen

 

2.(推薦本)レントゲン、CT検査医療被ばくのリスク-高木学校/編著(ちくま文庫)

 http://ur0.work/OXop

 

3.前編 映像の世紀プレミアム 第8集「アメリカ 自由の国の秘密と嘘」20180210 - 動画 Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x6ek99o

 

(続き)後編映像の世紀プレミアム 第8集「アメリカ 自由の国の秘密と嘘」20180210 - 動画 Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x6eka9w

 

4.日刊IWJガイド・年末版「2018-2019 年末年始はIWJで! お正月休み配信スケジュールはこちらから!追加分も決定しました!」2018.12.31日号~No.2300号~(2018.12.31 800分) - What's New お知らせ

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38202

 

5.日刊ゲンダイ:平成の終焉がもたらす大激動

(1)馬脚現す安倍“ペテン外交” 北方領土も拉致問題も前進なし|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244604

(2)東京五輪景気は前年に終わる 日本発新金融危機の現実味|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244603

(3)“ゴーンvs検察越年決定 最終攻防は年明けから本格化する|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244607

(4)自由貿易は崩壊に向かい“八方美人”の安倍外交は迷走する|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244602

(5)【ウラジーミル・プーチン】平和条約交渉で好戦姿勢あらわ プーチン大統領真の狙い|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244691

 

6.その他

(1)3040代がいずれ迎える「大量孤独死」の未来 - 国内経済 - 東洋経済オンライン

 http://ur0.work/OXoX

(2)2019年の安倍政権に渦巻く「7年目の不安」 - 国内政治 - 東洋経済オンライン

 http://ur0.work/OXp2

(3)国税庁委託先がマイナンバーなど個人情報70万件漏えい(毎日新聞)

 https://mainichi.jp/articles/20181214/k00/00m/040/179000c

(4)今年の漢字「災」から考えるこれからの避難所…「みんなたいへんなんだから我慢すべき」を前提にしない環境整備を - ハフポスト

 https://www.huffingtonpost.jp/atsuko-kaizu/kanji-of-the-year2018_a_23628775/

(5)平成の終わりに神社本庁で吹き荒れる「内紛劇」の内幕(時任兼作)現代ビジネス講談社

 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59104

 

●阪神・淡路大震災、東日本大震災。熊本、北海道、中越など各地の地震。そして豪雨と噴火。災害が繰り返された平成を12枚の写真で振り返る

 https://www.buzzfeed.com/jp/yoshihirokando/heisei-disaster

 

 <「いちろうちゃんのブログより」>

(1)本日(12/30)のいろいろ情報:(1)「フラット化」とは何か(2)ゲノム編集の危険性(河田昌東氏直近レポート)(3)日産ゴーン問題(4)地球温暖化について(5)お正月用の推薦図書 他 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-f303.html

 

(2)「郷土愛に燃える国士」気取りのトンチキ政治家が突っ走るIWC脱退と商業捕鯨再開=1933年国際連盟脱退や今日の米トランプのまねごとで大赤字の「官製」捕鯨を補助金で温存するサイテーの愚劣外交 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/1933-4977.html

 

(3)最近の政局報道から(引き続き「市民と野党の共闘」の動き):持続可能な政権交代へ向けて大きく布石を打つ動きを示せ いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-155b.html

 

(4)「道徳」の教育が必要な人たちが進める「危ない道徳教育」=子どもたちをおかしな価値観で染め上げ、現代ファシズム・翼賛国家を「下から築く」ための「いつか来た道」=気を付けよう、暗い夜道と、道徳教育 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-604a.html

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「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開の第100回目、昨今の放射線被曝をめぐる議論(その13)をお送りいたします。

 

 <別添PDFファイル>

(1)おしどりマコケンの実際どうなの:ごまかされる作業員の体調不良、命を軽んじないで(イントロ部分)(『DAYS JAPAN 2019.1』)

(2)汚染水貯蔵継続 議論せず、福島第一 有識者会議で先送り(東京 2018.12.29

(3)規制外の山からセシウム、山形で採取、出荷のキノコ、測定1件8000円、個人負担「重い」(東京 2018.12.12 夕刊)

(4)健康影響 南相馬市立総合病院の患者統計 病院発表

(5)福島県伊達市幹部「お前たちは重箱の隅に付いた米粒だ」(『国家と除染』日野行介 集英社新書)

(6)福島県伊達市除染事業「ダテパゴス」(『国家と除染』(日野行介 集英社新書))

(7)伊達市民の被ばくデータ 同意なく使用、倫理指針の適否、東大が論文調査(東京 2018.12.29

(8)国がないことにしたくても放射能汚染は科学的事実(小川貴弓『週刊金曜日 2018.12.21』)

(9)長崎原爆 域外被曝 高裁認めず 一審は認定10人体験者161人全員敗訴(東京 2018.12.11 他)

10)被災地産品を食べ支援(永田和宏 東京 2018.12.18 夕刊)

 

(速報です)

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●第33回「県民健康調査」検討委員会 - OurPlanet-TV

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2349

 

(関連)第33回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成301227日)の資料について - 福島県ホームページ

 http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai-33.html

(関連)県民健康調査甲状腺検査サポート事業について - 福島県ホームページ

 http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kojyosen-support.html

 

(関連)緊急速報:小児甲状腺がん少なくとも272人〜福島サポート事業で判明 - OurPlanet-TV 他 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-cc7b.html

 

(関連)(報告)オルタナティブな日本をめざして(第18回):「子どもの甲状腺がんと「県民健康調査」」(白石草さん)・「日本版チェルノブイリ法」(柳原敏夫さん)(20181020日) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/1820181020-542a.html

 

(子ども甲状腺ガンの患者数把握さえままならなくなってきているようです。何をやっとるんじゃ、こいつらは、という印象です。福島第1原発事故による放射線被曝影響はまったくないものとするために、都合の悪いことを隠したり、捻じ曲げたりしているうちに、訳が分からなくなってきて、収拾がつかなくなっている、という印象です。何度も申し上げておりますが、福島県庁と福島県立医大から、この「福島県民健康調査」を取り上げて、国の責任で東日本一帯を対象とする別の健康調査体制をつくること、「福島県民健康調査検討委員会」はメンバーを全員まともな人物に入れ替て福島県だけの委員会とし、新たに国レベルで健康調査検討委員会を、原子力ムラ・放射線ムラを排除して設置する必要があります。また、調査対象も年齢や地域で差別しないこと、不幸にして甲状腺疾患が見つかれば、ガン以外の全ての疾患について無料で対応することなどなど、この仕組み全体を抜本的に改革しないと、もうだめです。詳しくは後日。:田中一郎)

 

(関連)甲状腺がん2人増=累計166人に福島県(時事通信) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181227-00000117-jij-soci

(関連)甲状腺検査 84人が受診 原発事故時18歳以下町民の一部費用助成(下野新聞SOON - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181223-03114629-soon-l09

(関連)東京新聞-甲状腺25歳受診率、1割届かず 福島原発事故当時からの検査で-社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018122701001688.html

 

(福島第1原発事故で被ばくされた若い世代のみなさま、放射能や被ばくを甘く見てはなりません。放射線被曝による健康被害は晩発性のものが多く、症状が出てくるのはこれからです。毎年何らかの形で検査を受けて早期発見・早期治療の姿勢を貫きましょう。また、福島県庁や国に対しては、万全の健康調査と無料での治療体制をとるよう、しつこくしぶとく要求していきましょう。大事なことは、さまざまな選挙でこうしたあたり前のことをしない政治家どもを全て落選させ、ちゃんと原発事故のフォローや支援をしてくれる人を代表に選んでいくことです。:田中一郎)

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1.(別添PDFファイル)おしどりマコケンの実際どうなの:ごまかされる作業員の体調不良、命を軽んじないで(イントロ部分)(『DAYS JAPAN 2019.1』)

「makoken_hibakuroudousya_daysjapan_20191.pdf」をダウンロード
 https://daysjapan.net/

 

(関連)OSHIDORI Mako&Ken Portal - おしどりポータルサイト

 http://oshidori-makoken.com/

 

(『DAYS JAPAN』が休刊になるのでマコ・ケンさんたちのレポートも見れなくなります。どこか別の媒体に引き続き掲載して、私たちにいろいろなことを伝え続けてほしいと思います。また、マコさんは来年は参議院選挙に出るようなので、頑張ってほしいですね。ケンさんも引き続きマコさんをしっかりと支えてください。お願いします。:田中一郎)

 

2.(別添PDFファイル)汚染水貯蔵継続 議論せず、福島第一 有識者会議で先送り(東京 2018.12.29

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018122902000120.html

 

(そりゃそうでしょう。最初から結論ありき(汚染水は海に棄てる)で猿芝居をやってんだから。原子力規制委員会・規制庁が先走りして、規制当局なのに、汚染水を太平洋にぶん投げろなどと東京電力に恫喝をかけているので、経済産業省が焦って、この審議会にむじゃむじゃ論議をさせて、何とかいろいろ検討しましたよ、というポーズをつくろうとしたのだけれど、猿芝居のサルはそこまで頭が回らなかったということのようです。こんな連中、みなサルと一緒に檻の中に入れておけ!! それと大事なことをもう一つ、福島第1原発の汚染水は「トリチウム水」などではなくて、さまざまな危険極まりない放射性核種もたくさん混じっている「殺人毒物水」ですから、くれぐれもご注意を!! :田中一郎)

 

(関連)福島)第一原発の汚染水、トリチウム以外にも放射性物質:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL8N4CR7L8NUGTB004.html

(関連)汚染水、浄化後も基準2万倍の放射性物質 福島第一原発:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL9X6HQ3L9XULBJ014.html%20target=

(関連)放射能汚染水 トリチウム以外放出容認-規制委員長薄めれば出せる

 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-08-24/2018082415_02_1.html

 

(関連)福島原発処理水の海洋放出「反対」 全漁連が明確姿勢 フクナワ

 http://fukunawa.com/fukui/41844.html

(関連)東京新聞-全漁連「海への放出反対」 トリチウム水、再議論要求-社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018122802000134.html

 

(関連)東電、汚染水処理のサイト開設(共同通信) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181228-00000086-kyodonews-soci

(関連)処理水ポータルサイト - 東京電力

 http://www.tepco.co.jp/decommission/progress/watertreatment/

 

●『トリチウムの健康被害について』(西尾正道 2018.12.11

 http://www.com-info.org/medical.php?ima_20181211_nishio

 

(関連)汚染処理水、処分後に測定(共同通信) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181228-00000053-kyodonews-soci

 

(抜粋)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 東京電力福島第1原発の汚染水を多核種除去設備(ALPS)で浄化処理した後に残る放射性物質トリチウムを含んだ水を巡り、処分方法を検討する政府小委員会は28日、海洋放出などで処分した場合、周辺環境の放射性物質の濃度を測定し、結果を公表することなどを提案した。小委は年明け以降も議論を継続する。

 

この日の会合で小委の事務局は、ALPSでも除去できないトリチウムについて、安全性確認のため処分前と後で周辺環境や農作物、水産物の濃度を測定し、結果を公表することを提案。基準値を上回った場合、放出停止などの対応を検討するとした。

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(海には棄てるな、と言ってんだよ、耳が聞こえねえのか、このボケども!! :田中一郎)

 

3.(別添PDFファイル)規制外の山からセシウム、山形で採取、出荷のキノコ、測定1件8000円、個人負担「重い」(東京 2018.12.12 夕刊)

 http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/879

 

(キノコは天然・人工栽培ともに、日本全国どこでも危ない、ですから、食べるのは控えた方が無難です。キノコを食べなくても栄養失調になったり死んでしまったりはしません。天然物については、西は山梨県八ヶ岳東側・長野県東側、東は青森市までが、厚生労働省の残留放射性セシウム規制値を超えるキノコ・山菜が発見されていますので、そのエリアでのキノコ・山菜狩りはやめましょう。マツタケやマイタケなどは美味ですが特に危ないです。

 

また人工栽培キノコについても、事故直後から、所管の農林水産省がキノコ栽培土やキノコ栽培用原木が放射能で汚染されているのがわかっているのに、きちんとした法的管理規制をせず、流通するがままに放置したため、汚染土・原木が日本全国に広がってしまいました。また、汚染キノコが無頓着に食品流通に乗せられていることも判明しています。特に子どもは危険ですから、親がしっかりと子どもの食べものを守る必要があるのです。この国は政治も行政も、原子力ムラを守るけれども、私たちや私たちの子どもたちを守ってはくれません。:田中一郎)

 

4.(別添PDFファイル)(メール転送です)健康影響 南相馬市立総合病院の患者統計 病院発表

「minamisouma_sougoubyouin_kenkoueikyou.pdf」をダウンロード

以下はメール転送です(渡辺悦司さんより)。

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皆さまに議論していただいております南相馬市立総合病院の患者統計に関して、少しばかり、新しい展開がありました。病院が公開した患者統計について、病院事務当局が「概ね累積の数値」であることを認める発表をしました(1212日付)。

 http://m-soma-hsp.com/%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/20181212/

 

ですから、私が以前にお送りした、各年の「増分」を新規発症数の最小値と仮定するというやり方が間違っていなかったことを、病院事務当局が公式に認めたわけです。

 

病院側は「当院の患者数の増減が、市内(地域)の罹患率の増減を表すことにはなりません」と防衛線を張っていますが、具体的な数字を挙げていません。また市内の罹患率が「増加していない」とは明言しておらず、増加している可能性を「否定していない」ことは注目されます。私のコメントを添付します。

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(関連)福島原発事故・健康被害ゼロ論の欺瞞  渡辺悦司 - どうしても取り返すために

 http://blog.torikaesu.net/?eid=55

 

5.除染と国家 21世紀最悪の公共事業-日野行介/著(集英社新書)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033843430&Action_id=121&Sza_id=E2

 

(1)(別添PDFファイル)福島県伊達市幹部「お前たちは重箱の隅に付いた米粒だ」(『国家と除染』日野行介 集英社新書)

「juubakonosuminokometubu_hino_sinkan.pdf」をダウンロード

(2)(別添PDFファイル)福島県伊達市除染事業「ダテパゴス」(『国家と除染』日野行介
集英社新書)

「datepagosu_niho_sinkan.pdf」をダウンロード

(関連)20181223 UPLAN 除染土はどこへ?~環境省の除染土の再利用・埋め立て処分方針を問う - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=azT5wjp0s0I

(関連)汚染ごみ焼却炉に「迷惑料」 延長70メートルの用水路、月489万円 環境省が公費支出 飯舘村:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13810960.html?ref=nmail_20181214mo

 

(田中一郎コメント)

 毎日新聞の日野行介氏執筆の新刊書『除染と国家』の最初のところに出てくる福島県伊達市に関するレポートの、ほんの一部分を抜いてご紹介します。みなさまには是非、この新刊書を手に取ってお読みいただきたいと思います(伊達市についての記述は他にもたくさん出てきます)。子どもたちの食べものや呼吸による被ばくを心配するお母さんたちに向かって、伊達市の幹部職員が吐いた暴言が「お前たちは重箱の隅に付いた米粒だ」です。この態度、この暴言、許せませんね。こいつらこそ「重箱のど真ん中で繁殖する復興タカリの害虫・寄生虫」でしょうに。市長のアタマがイカれているので、原発事故後の市政がぐちゃぐちゃになっているのです。およそ住民・市民の命と健康を守れない・守ろうとしない行政など、ない方がいいのです。

 

この伊達市は、元原子力規制委員長の田中俊一を市の顧問に据えて、ロクでもない除染・被ばく行政を展開してきました。同じ「俊一」という名前の山下俊一が伊達市の隣の飯館村で、これまたロクでもないことを繰り返したように、です。私は、伊達市の全ての女性が反乱を起こせばいいのではないかと思います。男どもは、そのほとんどがダメかもしれません。子どもへの被ばく対策をきちんとしなければ「離婚する」「町を出ていく」という姿勢を、伊達町全ての女性が断固として示せば、頭のイカレタ市長や無礼千万の幹部職員どもも、その態度を変えざるを得ないでしょう。ともかく、泣き寝入りばかりしていては駄目です。ダメなものはダメ、危ないものは危ないのです。闘わなければ事態は変わりません。

 

(関連)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 2018.12.11 子ども脱被ばく裁判 山下俊一発言を追及する! 原告の陳述に鳴り止まぬ拍手!

 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2018/12/20181211.html

 

6.(別添PDFファイル)伊達市民の被ばくデータ 同意なく使用、倫理指針の適否、東大が論文調査(東京 2018.12.29

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20181227k0000m040252000c

 

(関連)住民被曝データ、同意得ず研究利用 福島・伊達市が調査へ - 産経ニュース

 https://www.sankei.com/life/news/181227/lif1812270032-n1.html

(関連)伊達市が27千人以上の被ばくデータ無断提供 杜撰過ぎる個人情報の取り扱い(AERA dot.Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181221-00000068-sasahi-life

 

(そして伊達市のこの不始末、というか、この確信犯的とでもいうべきこの態度、ふざけるな、ですよね。いよいよボロが出始めました。データを利用した福島県立医大の教授もしかり、東京大学の早野龍五もしかり、です。伊達市の市長以下、幹部役人どもは伊達市民のことを人間とは見ていないように思えます。何か放射線被曝の実験動物か何かだとでも思っているのかもしれません。少なくとも、市民の尊厳や権利を尊重しようという姿勢が見られないわけですから。こんなひどい自治体は皆で徹底的にぶっ叩けばいいのではないでしょうか。伊達市民は福島第1原発事故の被害者ですが、伊達市当局は、その被害者の立場に立つということをしない、原子力ムラの手先のごとしです。飯館村とならんで伊達市は、福島県内でも異様・異常な事態が続いているようです、2人の「俊一」が指導した結末ということでしょうか。:田中一郎)

 

7.原発被ばく労働ってどんなもの? 別冊TWO SCENE 2018年冬号 - 原子力資料情報室(CNIC

 http://www.cnic.jp/8355

 

8.国がないことにしたくても放射能汚染は科学的事実(イントロ部分)(小川貴弓『週刊金曜日 2018.12.21』)

「osenhajijitu_kinn_ogawa.pdf」をダウンロード
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002719.php

 

9.長崎原爆 域外被曝 高裁認めず、一審は認定10人 体験者161人全員敗訴(東京 2018.12.11 他)

 https://www.asahi.com/articles/ASLD55R7WLD5TIPE01L.html

 

(一部抜粋)

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(中略)控訴審判決は、健康被害が生じる可能性があった被曝(ひばく)線量について検討。県や市の主張を採用して、「年間100ミリシーベルト以下の低線量被曝(ひばく)で、健康被害が生じる可能性があるという科学的知見は確立されていない」と判断。原告の被曝線量については、被告側の主張に基づいて「最も高かった区域でも約18・7ミリシーベルトを上回ると推計できない」と指摘し、原告側の「低線量でも健康被害が生じる可能性がある」との主張を退けた。

 

(中略)原告側は、爆心地から5キロ以遠の距離にいた人を被爆者と認めたり、認めなかったりしている状況を違憲だと主張していたが、判決は「違憲、合憲にかかわらず、被爆地域外の原告たちが『被爆者』の要件に該当することにはならない。違憲かどうかは判断する必要は無い」と退けた。別の被爆体験者らが起こした第1陣の訴訟は昨年12月、最高裁が原告387人の上告を退け、敗訴が確定した。原爆投下直後に爆心地周辺に近づいたと訴えた1人は長崎地裁に審理を差し戻した。

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(田中一郎コメント)

 少し前までは、ナガサキ・ヒロシマの「黒い雨」などによる内部被曝被曝者が提訴した裁判は「連戦連勝」でした。それが昨年末の最高裁判決以降、おかしくなり始めています。有権者・国民が最高裁判事の国民審査で手抜き「白票」を投じた結果、最高裁判事が「アベ友」ばかりになってしまい、その「アベ友・クソ裁判官」が出す判決が私たち有権者に有害な結果をもたらし始めているのです。今回の判決は、更に露骨に、福島第1原発事故関連のさまざまな裁判、とりわけ損害賠償裁判を意識して出された「忖度・先取り」型の下劣極まりない判決と言えるでしょう。私たち有権者・国民は、日本の司法・裁判所への幻想をはっきりと捨てて、このどうしようもなくなってしまった裁判所という役所をぶち壊す覚悟で、今後の最高裁判事国民審査や司法改革に臨むべきです。

 

(関連)日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です(その9)= 基地裁判:国と一体化する司法(『DAYS JAPAN 2019.1』)他 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/days-japan-2019.html

 

10.被災地産品を食べ支援(永田和宏 東京 2018.12.18 夕刊)

「tabetesienn_tokyo.pdf」をダウンロード

(関連)福島に来ないで下さい! 福島のものを食べないで下さい! 日本を守るのに右も左もない

 http://blog.nihon-syakai.net/blog/2013/05/2557.html

 

(放射能で汚染されたものを買って食べることが、どうして支援になるのか、よく考えたのか? たとえば、かつて公害がひどかった時代、有機水銀で汚染された水俣湾の汚染魚介類を、あなたは「支援」だと言って買って食べるのか? あるいは、カドミウムで汚染された富山県のコメを、イタイイタイ病で苦しむ人たちへの支援だと言って、あなたは食べるのですか? 放射能汚染だったら、気にしないで、危ないぞという人に対して「風評被害だ」とか何とかほざいて、それで買って食べて支援だというのですか? 私はそんなものは支援にも何にもならないで、ただ自分や家族の身を危険にさらすだけであり、また、放射能汚染や、その発生原因及び責任をあいまいにするだけの、「逆支援効果」しかないと思うけどね。そもそも「安全・安心キャンペーン」をやっている連中の狙いは、福島第1原発事故による放射能汚染の責任をあいまいにして、賠償責任その他の責任や負担を回避するところに(一般の有権者・国民に転嫁するところに)狙いがあるんだからね。お人好しで言っているとしたらバカだと思うし、そうでなくて「安全・安心キャンペーン」に協力しているのなら犯罪行為だよ。欺瞞丸出しの振る舞いはおやめなさい。:田中一郎)

 

11.魚介類3年連続下回る セシウム基準値2018年県調査(福島民報)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181229-00001131-fminpo-l07

 

(関連)食品中の放射性物質の検査結果について(第1095報)|報道発表資料|厚生労働省

 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212863_00007.html

 

(そりゃ、わずかばかりのサンプルで、放射能が出そうにないものを選んで、漫然と測定・検査しておればこういう結果になるでしょう。しかし、これで福島県沖の魚介類は安全安心だということには絶対にならないのです。たとえば放射性ストロンチウムはどうなの? 魚の骨ばかり集めて測ってみたら如何ですか? 厚生労働省が発表している「検査結果」も同じ。野生のイノシシやシカやクマなんぞを調べるよりも、私たちが日常口にしているものをもっと徹底して調べろ、ドアホ!! :田中一郎)

 

12.その他 関連サイト

(1)双葉町が22年春に避難解除 初の基本方針 復興拠点の目標明記(福島民友)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00010019-minyu-l07

(2)長岡市、放射性汚泥を県外で処分へ 19年度に|政治・行政|新潟日報モア

 http://www.niigata-nippo.co.jp/sp/news/politics/20181220440100.html

(3)東京新聞-放射能測定マップ反響 自費出版、異例1万部準備-社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018122202000254.html

(4)福島の汚染土利用に地元が反対(共同通信) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181227-00000162-kyodonews-soci

(5)水戸が埼玉11市町と避難協定 東海第2の事故想定 25日締結(毎日新聞)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181224-00000011-mai-soci

 

(こんな協定を結んでも東海原発が大事故の時には逃げられません。それに埼玉に逃げたって、そこも放射能だらけになりますから:田中一郎)

 

(6)放射性物質濃度 茨城県内8割が基準値以下も 指定廃棄物、処分進まず(茨城新聞クロスアイ) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181224-00000004-ibaraki-l08

(7)ヨウ素剤 若年層に配布優先へ 原子力規制委方針(毎日新聞)

 https://mainichi.jp/articles/20181213/k00/00m/040/159000c

(8)政府の放射線防護策了承 年内に避難解除要件示す 規制委(福島民報)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181213-00001113-fminpo-l07

(9)自主避難者家賃補助終了へ 福島知事「実態調査は不要」河北新報オンラインニュース

 http://ur0.work/OXxj

10)「生活保護打ち切り示唆、退去迫る」大震災避難者、大阪市を提訴 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181217/k00/00m/040/072000c?fm=mnm

草々

 

 <追>3.11放射能からの避難希望者、増加中!112日、2月9日の交流/相談会にご参加下さい/その他重要なお願い

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みなさま、3.11避難者と仲間たち「ゴーウエスト」の園良太です。重複された方はすみません。

今年は大変お世話になりました、来年もどうぞよろしくお願いします。

 

★☆★☆★☆★☆転送・転載・シェアお願いします★☆★☆★☆★☆

 

みなさまに、2019年1月12日、2月9日、4月13日、5月11日(毎月第2土曜)13時半~16時ごろ@国労会館(JR天満、地下鉄扇町駅)の「原発避難者・避難希望者・支援者の出会い・交流・相談の場」への参加を呼びかけます。

 

今年、私たちは「新たな3.11原発避難希望者への相談受付と支援」を始めました。東日本の住民が黙らされているために見えにくいが、事故5年目以降に爆発的に被害が増えたチェルノブイリと同じく、放射能の健康被害は確実に増加・深刻化しています。

詳細:放射能汚染 https://www.gowest-comewest.net/higai

健康被害 https://www.gowest-comewest.net/311death

しかし新規希望者への支援は、官民ともに「皆無」だから、始めました。これはあまりにも問題です。

 

メール・電話・来所での相談受付。避難希望者への、下見や移住の交通費カンパ(111万円)。私たち避難者自身の経験から、これが必要だと思い進めています。そして相談やカンパ希望が増え、この1ヶ月で4人もの希望者が関西へ来ました。私たちは仕事の合間を縫って直接会って、下見や宿の手配を何度も手伝いました。他にも多くのメール相談がきています。見えてきた大まかな現状と対策は以下です。

 

1:避難希望や被ばく問題について、東日本では①情報、②相談、③援助を求められる場が全くない。全国にも②と③がほぼ無い。だから子どもは一時的に保養に行けても、大人はどうしようもなくなり、親子ともボロボロになる。

 

2:8年目の今の避難希望者は、重い健康被害とセット。重い被害が出た人から危険に気づき避難を希望する。心身を痛めてるので、避難後もまずは療養を必要とする。また、化学物質過敏症、電磁波過敏症なども発病したことで、関西でも住む地域や家を選ばざるを得ない人も多い。

 

3:それゆえに、まず「自分のペースで/なるべく安く/長期滞在できる宿」が何よりも必要。理想は空き部屋、空き屋。そこに落ち着いてから、自分が住める場所の下見をしていく。

 

4:住宅、仕事、生活保護、人間関係など、支援を得ながら自立していく。これは避難先の保養キャンプ、生活支援、行政交渉の経験がある団体や個人の協力が不可欠。これらのために、避難希望者と避難者、支援者とが効率よく出会える場が必要(これも無い)。

 

★★★★★★

これら、放置されたままの巨大な問題を解決するために、私たちは毎月第2土曜日に「出会い交流できる場」を作ります。ぜひご参加をお願いします。1月12日、2月9日、4月13日。13時半~16時ごろ@国労会館(JR天満、地下鉄扇町駅)です。

地図:http://kokuro-kaikan.jp/06/04_guide.pdf

 

(その前に12時半から天満駅前で街頭アピール。3月は、3月3日に13時半~国労会館で3.11の集会&デモです)

 

※避難移住を希望する方々も参加ください。また下見・引越し交通費も111万円支援します(必ず事前に連絡を)。

※避難者もご参加ください。現状、悩み、展望を交流しましょう。

 

関連して以下、お願いです。

 

1:東日本の人々への「避難移住呼びかけリーフレット」を読み、配って下さい。8つ折です。渾身の力作です。

表面:https://www.gowest-comewest.net/site/wp-content/uploads/2018/12/20181204omote.pdf

裏面:https://www.gowest-comewest.net/site/wp-content/uploads/2018/12/20181204ura.pdf

 

:放射能不安や避難・移住に関する相談をHPのコメント欄で受け付けます。年明けにリニューアル公開するので、ぜひ拡散やアドバイスをお願いします。

 https://www.gowest-comewest.net/

 

3:避難移住の交通費支援カンパをお願いします。

保養、移住先への下見、実際の引っ越しの際の交通費を1人1回上限1万円、お渡ししています。この1ヶ月で4名が活用しています。利用者から「本当に助かった」と感想を頂いています。

 https://www.gowest-comewest.net/20181219kanagawa-h

 

さらに増やすため、避難移住支援のカンパをお願いします。ゴーウエストの活動・広報費などにも使います。

ゆうちょ銀行 00990–8–211068 「ゴーウエスト」

他の銀行から 店番号099 当座預金 0211068 「ゴーウエスト」

 

4:「避難移住支援を応援します」に参加してください。

また、放射能被害の事実や避難の必要性は、国のせいでタブー化され、「デマ、風評被害」「科学的根拠は?」などと懐疑の目にさらされています。原発賠償裁判原告、医師、学者、弁護士、議員などの方々に避難支援に賛同して頂くことで、懐疑を減らさせたいと思います。「避難支援が必要だ」と思うそうした方々は、ぜひ「私も避難移住支援を応援します」と名前を連ねてください。メールでお名前と肩書きをお送りください。 

 gowest@gowest-comewest.net

 

「私も避難移住支援を応援します」現在:遠藤順子(青森・健生病院医師)/小出裕章(元・京大原子炉実験所教授)/野瀬博之(医療法人清博会 総合医療研究所理事長)/山田耕作(物理学者・京大名誉教授)

 

最後に。これらの膨大な労力とお金は、全て国と東電が行なうべきものです。それを上記3月3日の集会&デモで要求しましょう。3月17日昼、「市民が育てる『チェルノブイリ法日本版」の会』の集会にも参加し、私たちは要求します。(港区立男女平等参画センター1Fホール。JR田町駅東口5分)。今後も要求し、残虐な帰還政策を希望の避難政策へ変えさせましょう。そこが今後の核心です。

 

お読み頂き、ありがとうございました!

この酷い現状を、ともに変えていきましょう!

 

 

2018年12月30日 (日)

本日(12/30)のいろいろ情報:(1)「フラット化」とは何か(2)ゲノム編集の危険性(河田昌東氏直近レポート)(3)日産ゴーン問題(4)地球温暖化について(5)お正月用の推薦図書 他

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.(2019.1.30)オルタナティブな日本をめざして(第23回)「これでいいのか!? 原子力損害賠償法」(福島原発事故の教訓から)(竹村英明さん:新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/23-4c42.html

 

(続き)(3.14)オルタナティブな日本をめざして(第24回):「どうする化学物質の管理:環境ホルモンがもたらす危険性から考える」(中下裕子弁護士) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/24-9464.html

 

(続き)オルタナティブな日本をめざして(第25回):「「放射線安全神話」とわたしたちの放射線教育:学校現場から」(根岸富男さん)

(時間と場所はいつも通りです:時間18:0021:00過ぎ、会場は水道橋のスペースたんぽぽ)

 

2.なぜ「パリは燃えている」のか? フランス「黄色いベスト運動」と沈黙の国・ニッポンのコントラスト - 政治・国際 - ニュース|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]

 https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2018/12/28/107930/

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181228-01079300-playboyz-pol

 

3.「米子が生んだ心の経済学者 ~宇沢弘文が遺したもの~」NHK BS1にて再放送されます。 - 山陰ビデオシステム

 http://urx.red/OULi

 

(関連)狂気の米子市長!安倍内閣が軍事行動なら全面支持!   赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/841.html

 

(私が尊敬する数理経済学者の宇沢弘文先生が鳥取県米子市出身であることは知りませんでした。こんな立派な学者を生んだ町・米子市ですが、いまやこの町の市長は上記のようなゴロツキ(でなければタカリ)です。ここ数十年での日本の「転落ぶり」を象徴しています。米子市民は責任をもって、このゴロツキを市長の座から引きずりおろしていただきたい。:田中一郎)

 

4.沖縄関連

(1)県民投票 市長拒否なら原告募集 宮古島住民、実施求め 琉球新報

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-855431.html

(2)アクセス:辺野古県民投票、不参加は「地方分権の悪用」との指摘も 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181229/k00/00m/010/132000c?fm=mnm

(3)衆院沖縄3区補選、自由党が屋良氏擁立「辺野古が争点」 - 沖縄:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASLDY5747LDYTPOB002.html

(4)小沢氏、沖縄3区補選は「国政に大きな影響を及ぼす」:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASLDY4SLZLDYUTFK005.html

(5)普天間飛行場、「外来機」飛来が急増 昨年同期比では6.5倍に - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181226/k00/00m/010/190000c?fm=mnm

 

5.お正月読書用のご推薦図書です

 今やいずれも「古典」に近いような気がします。古本屋に行くか、図書館でないと、手に入らないかもしれません。

 

(1)橋のない川 1-住井すゑ/著 本・コミック : オンライン書店e-hon

 http://urx.red/OUyE

 

(第1巻から第7巻まであります。明治から大正・昭和にかけての奈良県・被差別部落で、極貧の中、家族愛に包まれて成長しながらも厳しい差別社会を生き抜き、多くのことを体験の中から学んで、やがて水平社結成へと向かう主人公の2人の男兄弟の姿を、やさしくもたくましい目で追いかけた大河小説です。私は大学生の時代に授業をさぼって、この小説をむさぼり読んだ記憶があります。今日に至っても「ヘイト社会」から脱却できないでいるこのデキソコナイの国で生き抜く必読の小説ではないかと思います。:田中一郎)

 

(2)人生劇場 青春篇-尾崎士郎/著(新潮文庫)

 http://urx.red/OUz5

 

(青春篇の他に、残侠編や愛欲編もあります。大学を卒業するころに読み、苦労した就職活動の際、なかなか内定を出さない企業の人事部のおっさんに、この尾崎士郎の『人生劇業』の話をいたしましたところ、内定が出ました。ともあれ非常に面白い小説です。五木寛之の『青春の門』などは、この尾崎士郎の小説の足元にも及ばないでしょう。:田中一郎)

 

(3)戦争と人間 1-五味川純平/著(光文社)

 http://urx.red/OUze

 

(昔は「三一書房」から全部で20巻くらいの長編小説でしたが、今は「光文社」から全部で9巻のようです。ずいぶん前に故山本薩夫監督により、三部にわけて映画化されましたが、完結編にまでは至りませんでした。著者の五味川純平氏の別著『人間の条件』以上の長編で、私は特にこの小説に付記されていた「注書き」(昭和史の詳細を説明しています)から昭和の戦前史について多くのことを教えてもらいました。また、映画では、中国進出を軍部と二人三脚で進める新興財閥「伍代産業」オーナー社長の二女役の吉永小百合さんの可憐かつまっすぐな生きざま演技に感動し、たちまちに「サユリスト」になってしまった記憶もあります。登場する「戦争の中の男女カップル」の恋愛や生きざま・運命なども、なかなかのものでした。日本の昭和現代史を知る上でも貴重な大河小説です。:田中一郎)

 

(関連)戦争と人間 第一部 運命の序曲 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=1cLcR0TgrQ0

 

(4)現代史 上-小田実/〔著〕(角川文庫)

 http://urx.red/OUzC

 

(上中下の3巻ですので、この小説も結構長い長編です。著者はベ平連などで著名な社会運動家で作家の故小田実氏です。いつもデモ隊の中にいた小田実氏が、デモ隊の向こう側にいる、いわゆる「フツ」の人たち=特に政治的な関心を全くといっていいほど持たず、生活保守主義的に暮らしている若い女の子の「生きざま」を想像しながら書いた、小田実らしい問題意識で貫かれた小説です。ちなみに故小田実氏は私が若いころから私淑していた人物で、彼の著書はかなりの分量で読み続けてきました。彼の議論は今日の市民運動・社会運動においても、もちろん有効で傾聴に値するものであることを付記しておきます。:田中一郎)

 

(5)ロシア革命史=トロツキー3部作

*武装せる予言者・トロッキー (1964) - アイザック・ドイッチャー, 田中 西二郎, 橋本 福夫, 山西 英一 - - 通販 - Amazon

 http://urx.red/OUzT

*武力なき予言者・トロツキー (1964) - アイザック・ドイッチャー, 田中 西二郎, 橋本 福夫, 山西 英一 - - 通販 - Amazon

 http://urx.red/OUA0

*追放された予言者・トロツキー (1964) - アイザック・ドイッチャー, 山西 英一 - - 通販 - Amazon

 http://urx.red/OUA3

 

(かつて日本全国の書店には、たくさんのマルクス主義・マルクス経済学などの本が置かれていて、私もそれらをよく買って読んだものですが、しかし、この「3部作」を読むことで、ロシア革命やマルクス主義に対する見方がガラッと変わりました。実はこの本を読んだのは、私が会社に入って間もなくの頃、外回りセールスで訪問販売をしていた時のことです。この本を読み始めると、その面白さにのめり込んでしまい、仕事は横へ置いておいて、毎日車で訪問セールスに出かけるふりをしながら、会社から遠く離れた町の神社境内の駐車場に行って、朝から晩までこの本を読み続けていたのです。ちょうど半分くらいを読み終えた頃に、旧ソ連でブレジネフ共産党書記長が死去し、アンドロポフが新書記長になるというニュースが車のラジオから流れていたのを覚えています。

 

ところで、当時、日本の多くの出版物や大学などで教えられていたマルクス経済学などは、かなりの程度まで「スターリニズム」色に染められていて、レーニンはともかく、その後のマルクス主義・マルクス経済学の展開は、かなり片寄ったものではなかったかと思うようになりました。この本の著者はポーランドのトロツキストである故アイザック・ドイッチャー氏で、EHカーと並ぶロシア史の大家であると聞いています。EHカーの書いたものは無味乾燥で、読んでいてつまらないのですが(内容がおかしいというわけではありません)、こちらの3部作は、いわばトロツキー伝記の形で書かれていて、19世紀末からトロツキーがメキシコで暗殺される1940年ころまでの約半世紀のロシア史を、みごとに躍動的に描き出しています。みなさまにも、死ぬまでには必ずご一読をお勧めしたい一冊です。アホなソ連本など読むひまがあったら、この本をどうぞ。

 

それにしても、トロツキーという人物は非常に興味深いです。優秀な軍事指導者・革命家でありながら、他方では、全くの政治オンチ・幼稚なる政治情勢判断家・底なしの楽観論者ではなかったかと、読んでいて思いました。ジノビエフやカーメネフ、ブハーリンら、スターリンに粛清されてしまったロシア革命の指導者たちもまた、このトロツキーと似たような傾向を持っていたように思います。:田中一郎)

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本日(12/30)のいろいろ情報です(メール転送を含む)。

 

 <別添PDFファイル>

(1)TPP発効、TPP 脅威か恵みか(毎日 2018.12.30

(2)技術的問題と生命倫理からゲノム編集を考える(河田昌東 2018122日)

(3)消費社会とポスト・デモクラシーの行方(イントロ部分)(中野&バルトリーニ『世界 2019.1』)

(4)歴史的デマゴギーへの対処法:関東大震災「朝鮮人虐殺否定論」から考える(一部抜粋)(加藤直樹『世界 2019.1』)

(5)「政府の言い換え、今も昔も」、「言葉ずらし」見破って(東京 2018.12.27 夕刊)

(6)進む「証明書交付機の撤去」、進まぬ「個人番号カード交付」、窓口混み「本末転倒」(東京 2018.12.28

(7)給付型奨学金 最大年91万円、20年度から、低所得帯、授業料減免も(朝日 2018.12.29

(8)幼保無償化 来年10月から、所得階層の費用内訳公表、高所得層に恩恵大きく(毎日 2018.12.29

(9)東京医大、国会議員依頼に便宜、不正不合格さらに109入、入試問題漏えい疑い(毎日 2018.12.30

10)公文書クライシス:ルールなき首相公文書、鳩山氏 普天間県外移設資料を自ら裁断(毎日 2018.12.30

 

1.「フラット化」とはグローバリズムがもたらす社会の変容を虚飾した誤った認識です

 

●グローバル化とフラット化 - welcome to AMTERAS ADVISORY

 http://www.amteras.com/koramu/gurobaruhuatofurattohua

 

上記サイトの説明はあまりよくありませんが、だいたいの雰囲気は読み取れます。「フラット化」とは、グローバリズムの進展が伴う経済や社会の状況変化を虚飾した、一種の市場原理主義美化概念です。「フラット」=水平ですから、世界中の企業や人々が等しく平等に立ち並び、インターネットその他で複層的に繋がり、平等で自由に活発な活動を相互に交歓し合う、というような意味合いが込められています。グローバリズムのもたらす「功徳」の1つのように受け止められるようです。時の政府や企業は、この「フラット化」に合致するような政策や対応を急げというバイアスまでついています。

 

しかし、こんなものは、まさに嘘八百の虚飾にすぎません。いわゆるグローバリズムの進展により、世界は逆に「1%」と言われる巨大多国籍資本や富裕層・資産家・権力者群と、彼らから徹底的にむしり取られることになる「99%」の被支配層・貧乏庶民・プレカリアートとに区分されていくのです。そして、前者が後者を全面的に支配し(99%の人々に「支配されている」という意識が生じないような工夫が施されながら)、統制し、自由に扱い、必要がなくなれば容赦なく切捨てていくのです。グローバリズムとは、人間活動の世界的展開が、この「1%」の巨大多国籍企業群に支配・掌握されながら展開していく様をいい、とりわけアメリカ型の資本主義(株主資本主義)+帝国主義の世界的拡大(往々にして暴力的拡大)をいうのです。そこに待ち構えているのは、「フラット化」とは逆の「新しい階級社会」であるということを意味します。

 

今日までの多くの先進国(旧ソ連などの社会主義国も含めて)の支配構造は、1950年代に社会学者のWミルズという人が提唱した「パワーエリート」による支配でした。西側先進諸国では冷戦構造の中で資本主義の危機が叫ばれる中、アメリカを除いて、いわゆる福祉国家政策が支配的であり、また経済政策はケインズ主義で展開され、そして政治・経済・社会構造は、パワーエリートが事実上支配して意思決定をしていく、そんな社会でした。それが、冷戦構造の崩壊とともに、よろしくない方向へとさらに転化して、あたかも世界資本主義が先祖返りするかの如く、19世紀的な粗野な資本主義・むき出しの株主資本主義へと回帰しはじめ、他方で、国家規模さえはるかに上回る一握りの超巨大多国籍資本の登場によって、徹底した搾取構造が全世界に張り巡らされるようになってきているのです。すべての道は「1%」へ通ずる、そうした「仕組み」=法制度が市場原理主義的な国際経済協定その他によって、張り巡らされる時代となってきています。

 

(そしてひょっとすると世の中を支配し続けてきたパワーエリートたちも、AIの登場により、社会階層としては崩壊していく可能性が出てきています。既に、一部のパワーエリートは、巨大資本や富裕層ら「1%」の「用心棒」となることで、その力の継続を何とか維持し始めているという現象もみられるようになりました。世界の大きな動きは、放っておけば、つまり被支配者たちが「NO」の声をあげない限りは、言い換えれば、自分だけは助かろうと、芥川龍之介の描いた「蜘蛛の糸」のごとく振る舞い、あるいは逃げ回っていては、どんどん特定の人間集団の都合のいい方向に社会が創り替えられていくということを意味するのです。もちろん「1%」の「巧言令色」に騙され翻弄されていては話になりません。「巧言令色鮮仁(こうげんれいしょくすくなしじん)」ですから)

 

「フラット化」とは、グローバリズムや市場原理主義を虚飾し、あたかも自由で平等で活気のある独立した人々が横につながって、よりよき時代を築いていく新しい社会構造であるかの如く説明されますが、物事の進展はまさにこの逆なのです。

 

「フラット化」認識から出てくる経済政策は、まさに「規制緩和・撤廃」であり、「民営化=政府・公共ファクターの否定」であり、税制のフラット化=累進所得課税や法人税や相続税の廃止(減税や消費税や人頭税化などを含む)であり、企業活動に対する国境の壁を取り払うことであり、福祉・社会保障政策の否定であり、協同組合や地域共同の営みを企業活動の妨害や低生産性的な営みとみなして少なくとも政府・自治体による保護育成奨励政策を否定する、などとして現れてきます。そして、TPPや日欧EPAなどの国際市場原理主義に基づいた包括的経済協定が、その土台となっていきます。

 

私は、この「フラット化」を無批判的に受け入れてしまっている認識から出てくる処方箋や政策などに対して、明確に「NO!」という立場をとります。妥協の余地はまったくありません。ベーシックインカム(BI)や消費税や国家戦略特区や種子法廃止や水道民営化や漁業法改悪などが、その事例と言えます。

 

(関連)(別添PDFファイル)TPP発効、TPP 脅威か恵みか(毎日 2018.12.30

 https://mainichi.jp/articles/20181229/k00/00m/020/191000c?fm=mnm

 https://mainichi.jp/articles/20181230/ddm/003/020/040000c

 

(毎日「御用」新聞どの、あなた方は一度でもTPP協定の内容について、徹底して吟味したことがあるのですか? そもそもTPP協定がどういう内容の協定になっているのか、ほとんど何にも知らないで、知ろうともしないで、こんな記事を書いてんじゃないの? でなければ「TPP 脅威か恵みか」などという馬鹿げた記事見出しにはしないものだよ。:田中一郎)

 

●(2019.1.23)オルタナティブな日本をめざして(第21回)「徹底検証 TPP協定(1112)このままでは日本が売られてしまう」(内田聖子さん)(新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/211112-9eb0.html

 

●(2019.2.13)オルタナティブな日本をめざして(第22回)「徹底検証 日欧EPA&メガFTA:水道事業を外資に売り飛ばしていいのか」(内田聖子さん)(新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/22-f183.html

 

2.(別添PDFファイル)河田昌東氏直近レポート:ゲノム編集に厳格な法規制を=原子力ムラとバイオムラは瓜二つ

 「genomu_kawada_201812.pdf」をダウンロード

 

●河田昌東|プロフィール|ローチケ×HMV&BOOKS online

 http://urx3.nu/OQtl

20180525 UPLAN 河田昌東「暴走するゲノム操作技術~分子生物学者からの警告~」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=MP7fTOe_9RM

 

(関連)(報告)(10.17)食の安全とゲノム編集の規制を求める緊急院内集会(川田龍平参議院議員主催) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-9cd0.html

 

(関連)「遺伝子いじり」無政府状態を許していいのか!? 環境省が「ゲノム編集」生物の環境影響規制を「名ばかり規制」にするパブコメを開始=このままでは近未来に修復不可能な深刻極まるバイオハザードが起きてしまう危険性大 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-50c7.html

 

(田中一郎コメント)

 分子生物学者でゲノム編集や遺伝子組換えにお詳しい河田昌東氏の直近レポートです。別添PDFファイルをごらんください。ゲノム編集には厳格な法規制が必要です。原子力ムラとバイオムラは瓜二つです。この調子だと、バイオ技術がいい加減に濫用され、いわゆるデザイナーベイビ―や、ゲノム編集による遺伝子操作食品が巷にあふれだし、遺伝子汚染で取り返しのつかない生態系が出現してしまいます。私が特に懸念しているのが微生物のゲノム編集です。HIVのような厄介な病気をもたらす微生物が生まれかねません。

 

1.中国のゲノム編集ベイビーについては、まず、ほんとうに出産したのかどうか事実確認が必要です(ハッタリかもしれません)。

2.本当に出産したのであれば、この研究者の研究者としての資格をはく奪する厳しい処分が必要です(そうしないと再発します)。

3.受精卵のゲノム編集に対する厳しい法的規制が必要です(罰則がついていることが重要)

4.食品(植物・動物)に対するゲノム編集規制は今現在検討が進められ、ノックアウト型は無規制化しそうです。非常に危険。

5.具体的には飼料米からゲノム編集食品が入ってきそうで、花粉が飛べば、周りの田んぼもまたゲノム編集米だらけになってしまいます。各自治体でのゲノム編集米(及びその他の作物)の栽培をストップさせる条例制定が必要です。

6.ゲノム編集食品の表示をさせる必要がありますが、TPP協定がスタートした今、非常に難しくなっています。

7.生物は増殖しますから、バイオハザードが起きると、原子力過酷事故よりも悲惨なことになります。

8.ゲノム編集技術(受精卵操作+食品+その他)とTPP協定・日欧EPA(両者は表裏一体です)に関心を高めてください。TPP協定は脱原発やエネルギー政策転換にとっても妨害物となりかねません(ISDS条項など)。

 

3.(別添PDFファイル)消費社会とポスト・デモクラシーの行方(イントロ部分)(中野&バルトリーニ『世界 2019.1』)

「syouhisyakai_post_democracy_sekai_20191.pdf」をダウンロード
 https://www.iwanami.co.jp/book/b427803.html

 

(「防御的経済成長」と「可能性の感覚」という2つの新しい概念で、現代の消費社会における社会的病理が説明されています。それを受けて、広告代理店業務の害悪について詳しく説明がなされ、テレビやインターネット媒体を通じた広告・コマーシャルへの規制の必要性が語られています。他では見ることのできない非常に興味深い2人の対談です。原本を入手され、是非ご一読ください。:田中一郎)

 

4.(別添PDFファイル)歴史的デマゴギーへの対処法:関東大震災「朝鮮人虐殺否定論」から考える(一部抜粋)(加藤直樹『世界 2019.1』)

「dekisiteki_dema_sekai_20191.pdf」をダウンロード
 https://www.iwanami.co.jp/book/b427803.html

 

(一部抜粋)

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(中略)「否定者は、論点が真っ二つに割れていて、自分たちがその〝一方の立場〞にあると認知されたいのである」。つまり、ホロコーストが実際にあったか否かについては二つの対立する学説がある、という構図にさえ持っていければ〞勝ち〞なのだ。そうなれば一般の人々は、歴史の素人である自分にはどちらが正しいか分からないので判断保留にしようとか、真実はたぶんその中間にあるんだろうとか考えるようになる。これが否定論の「機能」である。これを朝鮮人虐殺否定論に当てはめれば、効果はより鮮明だ。日本の政治風土では、見解が分かれていることを教育に持ち込んだり、公的な場で追悼したりするべきではない、という話に直結する。実際、古賀都議と共闘する右翼団体「そよ風」は、二〇一八年一月二一日のブログのタイトルにこう掲げている。「諸説あってはいけないのですか?」。

 

では私たちは虐殺否定論のこうした狙いとどう対決すべきなのか。これについてもリップシュタツトはヒントを与えてくれている。彼女は、否定論者と「論争」してはいけないと強調する。それは、「諸説ある」という構図をつくってしまうからだ。では放っておくしかないのか。そうではない。「ホロコースト否定者の基本戦略は、歪曲である。全体の大ウソに少しの真実をまぜて、否定者の戦術を知らぬ人々を混乱させようとする。肝心な情報を勝手にカットしたつぎはぎ話、ミスリードするため事実の一部にしか触れないハーフトルース。いずれも、事情に疎い人々をだまそうとする彼らの常套手段である」そうした否定論者の「物事を混同せしめ歪曲するやり方」「もっともらしい議論の吹きかけ方」「意図や手口を……白日のもとにさら」すべきなのだという。

 

これを私の言葉で言い換えると、否定論者の言説を一つの「説」であるかのように扱い、対話するのではなく、これは一体どのような「トリック」だろうかと客観的に吟味し、どこに嘘が隠されているのかを突きとめ、その仕組みを解明する構えである。帽子から鳩が飛び出すさまを見て超能力かもと考えるのではなく、「どのような手品なのか」と考えるということだ。

 

社会的には、虐殺否定論がトリックにすぎないことを広く共有し、これを「諸説」であるかのように扱うことを決して許さない陣形を広げていくことだろう。虐殺の記憶を日本社会に忘却させ、その結果、同じ事を繰り返させようとする動きに抗するために、これは欠かせない作業である。おそらくは朝鮮人虐殺否定論以外の否定論=歴史修正主義についても、同じことが言えるのではないかと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(全く同感だ。歴史に限らず、物事をゴマカス最初の第一歩は「相対化」するということから始まる。デマゴーグの屁理屈を「相対化」して、そうした見解もある、などと「尊重する」必要などまったくない。そのデマゴーグをデマとして、徹底的にぶっ叩けばいいだけの話である。特に活字を読まない不勉強な若い諸君に申し上げておきたい。騙されるのは、もちろん騙す方が悪いのだが、騙される方もそこそこ悪い。:田中一郎)

 

5.(別添PDFファイル)「政府の言い換え、今も昔も」、「言葉ずらし」見破って(東京 2018.12.27 夕刊)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018122702000262.html

 

(関連)「書き換えだけど改ざんじゃない」 2018見出し大賞はこれしかない理由(プチ鹿島 文春オンライン 2018.12.28

 http://bunshun.jp/articles/-/10217

 

(上記4.と同じ主旨。活字を読まない不勉強な若い諸君への警告だ。何度も言うが、騙される方も悪い。しっかりせいということ:田中一郎)

 

6.進む「証明書交付機の撤去」、進まぬ「個人番号カード交付」、窓口混み「本末転倒」(東京 2018.12.28

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018122802000142.html

 

(今日の地方行政の劣化が目に余る。だけど、地方選挙では投票率が軒並み2030%台、2/3の有権者が投票に行かないのだ。民主主義など、あったものではないワ。つべこべ文句を言う前に投票に行けよ!! それと、立憲民主党・社民は、地方選挙で自民党との相乗り選挙はもうやめろよな! 特に社民、あんたらそんなことをしていたら、本当に絶滅しますよ! :田中一郎)

 

7.安倍政権下で「普遍主義的社会保障政策」がスタート

 民主党政権の時の普遍主義的社会保障政策の目玉は「子ども手当」であり「高校教育無償化」だった。後者は成功したようだけれど、前者は失敗に終わってしまっている。さまざまな準備不足・勉強不足・段取り不十分があったのは事実だが、そもそも段階を経てやればいいものを、イデオロギー的に理想主義に走りすぎて躓いてしまったというのが本当のところではないか。翻ってこの安部政権下の普遍主義政策、両方とも民主党政権よりも一層ひどいお粗末政策である。ともかく消費税率を上げることが出来たら、あとは何でもいいということのようだ。

 

(1)給付型奨学金 最大年91万円、20年度から、低所得帯、授業料減免も(朝日 2018.12.29

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13831670.html

 

(給付対象範囲が狭い、金額が少ない、給付型でない奨学金の改革もない、これまで奨学金を受給していた人たちの返済負担軽減の対策もない。やり直しだ! 魂が入っていない。このままでは経済的理由で進学や社会生活ができないという人材の浪費が止まらない。:田中一郎)

 

(2)幼保無償化 来年10月から、所得階層の費用内訳公表、高所得層に恩恵大きく(毎日 2018.12.29

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201806/CK2018060702000129.html

 

(こっちもダメだ。保育園に入れない待機児童解消が先だ、保育士・保母不足解消のため給与などの労働条件の抜本改善が先だ、と多くの有識者が提言しているのが耳に入らんのか!? こんな政策に巨額の財政資金を突っ込むのは、問題解決にはマイナスにしかならんぞ。しかし、記事によると、国民民主党の山井和則衆院議員が「逆社会保障だ」などと批判しているらしい。その通りだけれど、お前には言われたくないね。かつて自分たち民主党が政権を取っていた時にやっていたことをよく思い出してみろ、ということだ。他人様を批判するより先にだ。:田中一郎)

 

8.(メール転送です)日産ゴーン事件

 他のMLに発信した私のメールです。

 

以下はメール転送です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

検察からの情報を垂れ流しているだけのマスごみ報道なので、よくわからないことが多いのですが、西川以下の日産幹部は検察と司法取引をしているのではありませんか? ただ、誰が、どのような司法取引をしているのかはよくわかりません。会社自体も司法取引の相手方となっているのでしょう。

 

それから、有価証券報告書の虚偽記載、というのは金取法違反ではなかったかと私は思います。有価証券報告書を金融庁に提出した際の名義人が誰かという問題は二次的な話だと思います。有価証券報告書は提出するだけでなく公開されるからです。それと、東京証券取引所のルールにも違反し、上場廃止の可能性があることや、株主代表訴訟により損害賠償訴訟を起こされる可能性もあります。

 

●ウィキペディア:有価証券報告書

 http://urx3.nu/OPQP

(ここに有価証券報告書虚偽記載の説明があります。)

 

私は、この日産ゴーン事件を見て思うことは、(1)株主代表訴訟で株主が損害賠償を起こすべきであること(その場合、ゴーンやケリー以外の取締役もすべて被告にすべきこと)、(2)会社役員の報酬金額について、もっと議論を深め、グローバリズムの名のもとに巨額の報酬を受け取る・受け取れる仕組みを再考すべきであること、(3)日産の検査不正その他のインチキ行為の責任追及の必要性、などです。

 

日産に限らず、今日の日本の名門大企業の大半は、こんな感じだと推測しています。実際表面化したものだけでも山のように事例があるでしょう。東芝や三菱や雪印や・・・・・。「技術立国」「経済大国」「経済一流・政治は二流」「恒常的な円高リスク」などは、みな、私は「ハリボテ・イメージ」と考えていて、日本はバブル崩壊後の「失われた30年」で、目も当てられないくらいにボロボロになっています。

 

企業活動だけではありませんが、私が時折申し上げる「巨大組織における人事の縮小再生産」という「法則」が働いて、今日の巨大組織の上位に君臨する経営者・管理者どもは、そのほとんどがボンクラ・無責任・下劣(倫理道徳なし)・自己中心主義、と考えていいと思っています。

 

(人事の縮小再生産とは、自分の能力や度量よりも少し小さい・劣る人物が最も優秀と考えてしまう、人間の悲しい評価能力のことを言います。これを無批判に前提にしたまま人事制度を続ければ、長期間が経過すると、上位管理者層・経営層は、アホばっかり、ということになるのです。実際には、イエスマンやアイヒマン、ばかりの組織もありますが)

 

9.東京医大、国会議員依頼に便宜、不正不合格さらに109入、入試問題漏えい疑い(毎日 2018.12.30

 https://mainichi.jp/articles/20181229/k00/00m/040/162000c

 

(関連)「入学なら3000万円用意」前理事長あてに手紙 東京医大、第三者委報告:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13833006.html?ref=nmail_20181230mo

(関連)合格依頼し多額寄付か 東京医大入試「個別調整と関連」(毎日新聞)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181229-00000066-mai-soci

 

(今日の日本の大学は腐りきっております。東京医大がたまたま不祥事表面化でやり玉に挙がっていますが、他の大学だって似たようなものでしょう。その学内状況を憂えて改革を志す大学関係者がいないわけではありませんが、ごく少数派であろうと私は見ています。そもそも今の学生どもは大学生の名に値しないのが多い。若いのに腐ったようなのが少なくない。今日の大学は解体すべきである。腐った学問の府など、ありえない話だからだ。東京医大は、まず今回問題となった「国会議員」疑惑を徹底追及せよ。それができるまで大学は無期限バリケード・ストに突入したらいい。それくらいしなければ、この根腐れ問題は本当の意味で解決などしない。ゴマカスな、ということだ。それと、不祥事を起こした前理事長・学長など、一連の事件の責任追及はどうなっているのかな? :田中一郎)

 

10.(別添PDFファイル)公文書クライシス:ルールなき首相公文書、鳩山氏 普天間県外移設資料を自ら裁断(毎日 2018.12.30

 https://mainichi.jp/articles/20181230/ddm/001/010/072000c

 

(関連)公文書クライシス:「極秘」文書存否不明 鳩山氏照会に外務省 県外移設巡り - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181230/ddm/041/010/101000c

 

(関連)日米安保体制=日米密約同盟の隠された正体が一段と明らかに=(必見必読)『知ってはいけない 2』(矢部宏治著:講談社現代新書)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-2ecc.html

 

(首相官邸における公文書管理のお粗末さ加減は、どうも戦後日本の政府・政権の「文化と伝統」のようである。矢部宏治さんの近著でベストセラーになりつつある「知ってはいけない 2」(講談社現代新書)でも同様の事態が安保条約改定を巡って分析されている。上記の「いちろうちゃんのブログ」をご覧ください。ちなみに鳩山由紀夫元首相に対する同情心など微塵もないので、念のために申し上げておきたい:田中一郎)

 

11.(メール転送です)地球温暖化について

 

地球温暖化については、私の見解は「確実なことはわからない」です。

ただ、(1)化石燃料の燃やすことによる大量のCO2の発生は、酸性雨や海洋の酸性化をもたらし、植物生態系の破壊を通じて、地球環境に深刻な影響を及ぼすこと、(2)石炭や石油火力の場合には、NOx、SOxによる大気汚染の弊害もあります、(3)地球温暖化については「確実なことはわからない」わけですから、予防原則で対応しておくべきです。大量のCO2により温暖化していると分かった時にはどうしようもなく手遅れ、では破滅です。

 

ただ、こういう認識から出てくる結論は、何が何でも再生可能エネルギーではありません。私は再生可能エネルギーが主力エネルギー源になるまでの間、天然ガスによるコジェネ・高エネルギー効率利用を提唱しています。また、CO2削減のために原子力・核エネルギーを使うなどというのは愚の骨頂です。CO2よりも放射性廃棄物の方がはるかに危険だからです。

 

●(報告)(新ちょぼゼミ 「オルタナティブな日本を目指して」第3回企画)討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策 当日録画 & レジメ(201797日) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/201797-9b54.html

 

12.その他

(1)九電、元日に出力制御の可能性 再エネ事業者が対象 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181229/k00/00m/020/147000c?fm=mnm

(2)社説:公益通報の保護 見直し論議は生煮えだ(京都新聞) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181228-00000007-kyt-soci

(3)(米中争覇)AI:下 ファーウェイ排除「ゲームは序盤」 5G覇権にらみ、締め付けた米国:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13831620.html?ref=nmail_20181229mo

(4)2018年「政治家失言大賞」 今年の失言・暴言10 - 文春オンライン

 http://bunshun.jp/articles/-/10185

(5)NHKは誰のために「忖度」を繰り返すのか - プレジデントオンライン

 https://president.jp/articles/-/27153

草々

 

2018年12月29日 (土)

「郷土愛に燃える国士」気取りのトンチキ政治家が突っ走るIWC脱退と商業捕鯨再開=1933年国際連盟脱退や今日の米トランプのまねごとで大赤字の「官製」捕鯨を補助金で温存するサイテーの愚劣外交

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1. イベント情報:「新ちょぼゼミ」他の新年の予定です

 

●イベントカレンダー(レイバーネット)

 http://www.labornetjp.org/EventItem

 

(1)(1.12)もっかい事故調オープンセミナー2019「どう考えたって、東京電力に運転資格なし!」 - 原子力資料情報室(CNIC

 http://www.cnic.jp/8347

(2)(1.17)「防衛費=軍事費」の際限なき拡大、米軍と自衛隊の一体化の危険性(吉沢弘志さん)(たんぽぽ舎・水道橋)

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/files/tirasi117_gunji_ntibeiittaika.pdf

(3)(1.23)オルタナティブな日本をめざして(第21回)「徹底検証 TPP協定(1112)このままでは日本が売られてしまう」(内田聖子さん)(新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/211112-9eb0.html

(4)(1.27)環境ホルモン・ネオニコチノイド、研究の最前線と遅れる規制

 https://www.facebook.com/events/321013782069838/

(5)(1.28)申込み 月刊「マスコミ市民」創刊50年・600号 記念講演会「政治とメティアと市民」佐高信さん、山口二郎さん

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1545388779284staff01

(6)(2019.1.30)オルタナティブな日本をめざして(第23回)「これでいいのか!? 原子力損害賠償法」(福島原発事故の教訓から)(竹村英明さん:新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/23-4c42.html

(7)(2.6)福島原発被害東京訴訟2陣(3次訴訟)第3回期日(東京地裁)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1542856500696staff01

(8)(2019.2.13)オルタナティブな日本をめざして(第22回)「徹底検証 日欧EPA&メガFTA:水道事業を外資に売り飛ばしていいのか」(内田聖子さん)(新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/22-f183.html

(9)(2.20)第30回福島原発かながわ訴訟裁判(判決)(横浜地裁)& 報告会

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1543664076089matuzawa

10)(2.21)市民のための生活環境病対策緊急セミナー:ネオニコチノイド(農薬)&トリチウム(放射性元素) 複合汚染問題(西尾正道&木村・黒田純子)

 http://www.com-info.org/kouenkai.php?kouenkai_20190221

 

(上記(2)の関連)日米安保体制=日米密約同盟の隠された正体が一段と明らかに=(必見必読)『知ってはいけない 2』(矢部宏治著:講談社現代新書)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-2ecc.html

 

2.原子力は要らねえ!電力は余ってる!♪忌野清志郎 サマータイム・ブルース - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=E41a1SKbgTg

 https://www.youtube.com/watch?v=A9vnBJ7pLHE

 

3.寄付キャンペーン2018~あなたがスポンサーです - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2325

 

(「福島県民健康調査」関連のみならず、脱原発・脱被ばくをはじめ、さまざまな分野で大手マスコミの体たらくをよそに大奮闘されています。みなさまのご協力で、このOur PlanetTV を財政面から支えてください。お願い申し上げます。)

 

(関連)(別添PDFファイル)日本財団 遺贈受入 新聞全面広告(毎日 2018.12.25

 https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/legacy_gift/

「nihonzaidan_izou_koukoku_mainiti.pdf」をダウンロード

(「日本財団」とは、あの笹川さんの「日本財団」のことです。日本財団は10年以上も前から、こうした遺贈の受入キャンペーンを展開しています。市民運動・社会運動団体もまた、持続可能な財政基盤を確立するには、この「遺贈」受入対応をきちんとしなければいけませんが、私が見るところ、どうも多くの市民運動・社会運動の問題意識は低いように思われます。それではダメです。:田中一郎)

 

4.専門家が警告 株価逆流で日経平均1万円割れの新元号元年に|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244571

 

(関連)「株価急落」などまだ甘い。あえて年末にする近い未来の怖い話 - まぐまぐニュース!

 http://ur2.link/OTq5

(関連)2019年にもう一度大きな暴落がやって来る 小幡績の視点 東洋経済オンライン

 http://ur2.link/OTq9

 

(関連)東京新聞-ETF 6.5兆円過去最高 日銀の株式買い、歯止めなく-経済(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201812/CK2018122902000135.html

(金連)連日のETF購入でも株安止まらず日銀の神通力に陰りが|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244579

 

(株式相場の明日をアレコレもっともらしく論じるのは、競輪・競馬・ボートレースの「当て屋」稼業のようなもので、私にとってはどうでもいい話ですが、しかし、このアホの国に成り下がってしまった日本ではそうも言ってはおれません。安倍晋三・塩崎恭久・黒田東彦(くろだはるひこ)らによる株式バクチ政策で、私たちの公的年金基金や中央銀行たる日本銀行には、日々買い占めた国内外の株式が金庫に入らないくらいに溢れかえっているのです。まもなくそれが「大爆発」を起こし、公的年金と日本銀行が吹っ飛ぶ手はずになっています。愚かなる経済大国・日本の沈没、戦後経済成長(成金)国家の最期です。:田中一郎)

 

(関連)作家・適菜収氏が喝破 バカがバカを支持すれば国は滅びる|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242691

(関連)「地元有権者に説明できない」、自民政策言い訳マニュアル、子供だましのフザケた説明ばかり(日刊ゲンダイ 2018.12.29

 http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/552.html

 

5.(お勧め)映像の世紀

(1)映像の世紀プレミアム 第6集「アジア 自由への戦い」(1220170819 - 動画 Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x5xfysg

(2)同上の後半:ブルースリー、サウジアラビア、米国の野望、イスラム原理主義、後半映像の世紀プレミアム 第6集「アジア 自由への戦い」20170819 - 動画 Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x5xg2e5

 

6.ウーマン村本「ローラのCM降板」発言の高須院長にかみつく「権力が言論の自由を脅迫してる」

 https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/1233166/

 

7.沖縄 直近報道から

(1)「普天間危険除去」見えず 辺野古埋め立て承認5年 5年内停止が形骸化 琉球新報

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-854513.html

(2)16万突破!世界で広がる反辺野古基地への連帯——ホワイトハウス請願署名始めたロバート梶原氏を直撃 - BUSINESS INSIDER JAPAN

 https://www.businessinsider.jp/post-182322

(3)屋良・島尻氏一騎打ちへ 衆院沖縄3区補選「オール沖縄」対自民 沖縄タイムス+

 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/365174

(4)宜野湾と宮古島の市民「投票権を奪わないで」県民投票実施せずに抗議の声 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181227/k00/00m/040/224000c?fm=mnm

(5)説得続ける沖縄県、法的義務勧告も 辺野古新基地県民投票 34市町村は予算案可決(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181228-00365170-okinawat-oki

(6)東京新聞-「不参加自治体あっても県民投票実施」 玉城知事が表明-社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018122802000137.html

(7)沖縄県民投票を妨害する自公系首長だち 辺野古移設賛成票が自分たちの得票数にも達しないことがばれてしまうからね。 - 弁護士 猪野 亨のブログ

 http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-3789.html

 

(先島諸島の人たちを含む沖縄県民も、他の都道府県の有権者と同様、かような人間たちを国会議員や地方議員や首長などに選んではいけませんですね。自分で自分の首を絞めているということに早く気が付いてほしいものです。特に今日の自民党は、かつての自民党とは似ても似つかぬ「ゴロツキ・タカリ」「売国奴」の人間のカスみたいな連中ですから、その全員を政治の世界から追放すべきなのです。:田中一郎)

==================================

 

さる1226日、アベ政権・日本政府は、国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退と商業捕鯨再開を公表し、当面の捕鯨に関する政府方針を発表いたしました。海洋水産資源に関する国際協調管理に背を向け、海外からの日本に対する「ならず者国家」批判が高まるのももろともせず、あたかも「郷土愛に燃える国士」気取りのトンチキ政治家たちが、1933年国際連盟脱退や今日の米トランプ大統領のまねごとで、この向こう見ずの暴挙を決めたようです。しかし、新聞報道などから今回の日本政府の措置を詳しく見てみると、何とも言い難いバカさ加減が散見され、いったい何のためにかようなことをしているのだろうと、首をかしげたくなる思いが強まります。

 

少なくとも言えることは、鯨肉の食品としての必要性など皆無に近い今日の日本の状況下で、これまで大赤字を続けてきた「官製」(調査と偽った)「商業捕鯨」を補助金で温存するサイテーの愚劣外交であることは、ほぼ間違いがないと思われることです。水島朝穂早稲田大学教授(憲法学)は、条約の批准や脱退は、まずもって日本国憲法の定めの主旨に従って国会での審議が尽くされるべきであるにもかかわらず、それを一切行わずに、まるで「オレさまが勝手に決めて何が悪い」と言わんばかりに暴走してしまっていると批判されています(東京新聞記事参照)。さながら、「国会無視」「憲法軽視」の到達点であるかの如しであると。全くその通りです。

 

(関連)東京新聞-国会に説明なく、憲法軽視 IWC脱退 早大・水島朝穂教授-政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018122702000147.html

 

(関連)日刊IWJガイド「国会の承認なしに国際機関脱退を決める憲法無視の安倍政権に改憲論議の資格なし!」2018.12.28日号~No.2297号~(2018.12.28 800分) - What's New お知らせ

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38192

 

以下、私から、今回のアベ政権・日本政府による国際捕鯨委員会(IWC)脱退の愚かさとバカバカしさについて、若干のとりまとめコメントをお伝えし、併せてマスコミの関連情報を若干ばかりお送りいたします。今回の措置が、日本の文化と伝統である捕鯨・鯨肉食を守る立派なふるまいであるなどと、物事の仔細を知りもせず、情緒的に反応をしているアホウどもが少なくない今日の日本では、こんなところにも「似非愛国主義」「似非保守主義」が徘徊するようになり、さながら、とうの昔に滅亡した大日本帝国の亡霊のようなものが跋扈する世の中になってきているような気がします。アホウにはアホウと言って差し上げる「余計なおせっかい」が必要な時代になってきたということでしょうか。うっとうしい限りです。

 

 <別添PDFファイル>

(1)商業捕鯨 いばらの道、IWC脱退調整 自民議運が主導(朝日 2018.12.21

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13820999.html

(2)日本 異例のIWC脱退へ、捕鯨再開旗印、強気外交PR(東京 2018.12.22

 https://ameblo.jp/tousekitetsu/entry-12427690214.html

(3*)なぜ調査捕鯨論争は繰り返されるのか(石井敦『世界 2008.3)

「tyousahogeironsou_isii_sekai_20083.pdf」をダウンロード
(4*)捕鯨裁判は何を日本に突きつけたのか(石井敦『世界 2016.3』)

「hogeisaiban_isii_sekai_20163.pdf」をダウンロード
(5*)IWC脱退表明、日本、30年ぶり商業捕鯨へ、国際協調路線を転換(東京 2018.12.26

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201812/CK2018122602000268.html

(6*)商業捕鯨 7月再開へ、日本 IWC脱退通告、揺らぐ国際協調主義(東京 2018.12.27

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018122702000148.html

(7*)商業捕鯨はEEZ内、IWC脱退表明 公海は撤退(毎日 2018.12.27

 https://mainichi.jp/articles/20181227/ddp/001/020/004000c

(8)商業捕鯨 30年ぶり再開へ、来年7月 IWC脱退表明(朝日 2018.12.27

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13828909.html

(9)IWC脱退 国益か、主張蹴られ国際連盟以来? の「お家芸」(毎日 2018.12.26

 https://mainichi.jp/articles/20181226/ddm/012/020/055000c

・・・・・・・・・・・・・・・・・

(*)の印のついた記事は目を通された方がいいと思います(田中一郎)。

 

(参考書)解体新書「捕鯨論争」-石井敦/編著(新評論)

 http://ur2.link/OTDE

 

 <官房長官談話の骨子:2018.12.26付東京新聞夕刊>

●中断している商業捕鯨を来年7月から再開し日本は国際捕鯨委員会(IWC)から脱退する

IWCにはオブザーバーとして参加するなど国際機関と連携し、資源管理に貢献

●商業捕鯨は日本の領海と排他的経済水域(EEZ)に限定し、南極海・南半球では捕獲しない

IWCで採択された方式により算出される捕獲枠の範囲内で行う

 

 <捕鯨推進団体等:水産庁の天下り・外郭団体です>

(1)(一財) 日本鯨類研究所

 https://www.icrwhale.org/

(2)共同船舶株式会社|捕鯨と鯨肉販売のプロフェッショナル企業

 http://www.kyodo-senpaku.co.jp/

(3)日本捕鯨協会ホームページ

 https://www.whaling.jp/index.html

(4)日本捕鯨協会 - 捕鯨問題Q&A -

 https://www.whaling.jp/qa.html

 

 <国際協調に背を向ける日本の捕鯨を歌った歌>

●心のこり 細川たかし – YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=e18kroiHqEM

 

(♪「私バカよね、おバカさんよね、後ろ指後ろ指、さされても、捕鯨一筋、命を懸けて、生きてきたのよ、今日まで・・・♪」=ホントにバカよネ、♪「港の街を船が出ていくように」♪ 捕鯨船も消えてしまったらいいのでは・・・・・)

 

(田中一郎コメント)

1.戦後まもなくの頃や、その後の十年余の時代の日本とは違い、今日では牛豚馬・家禽類などの動物性たんぱく源が豊富にあるので、わざわざ遠洋まで、高いコストをかけてまで出かけて、しかも国際世論に背を向けてクジラを獲る必要性はまったくない。

 

2.実際にも、鯨肉の需要のピークは1960年代の前半で、その頃には1年間で約23万トンの消費があったそうだ。私の子どもの頃には、鯨肉を使った網焼き焼肉やすき焼き、鯨肉の缶詰、鯨ベーコン、関東煮の具としての「コロ」(大阪の方言? 鯨の脂身の塊) などなど、鯨肉のいろいろな料理があって、よく口にしたものだが、牛肉や豚肉などに比べると決して美味とは言えず、肉が固い上に独特の臭いや味に癖があるため、子ども心としては歓迎できるメニューではなかった。ただ、牛肉・豚肉に比べて値段が安いということで、時々食卓に乗せられていたように思う。牛肉や豚肉が豊富にあり自在に食べられるようになった今日では鯨肉への消費ニーズはないに等しく、昨今の年間消費量はわずかに3千トン程度だという。(しかも、市中に出回っている鯨肉は必ずしも「国産」とは限らず、商業捕鯨を続けているノルウェーやアイスランドなどからの輸入品も相当程度あると思われる:実態は不明)

 

(関連)鯨肉2千トン、アイスランドから日本へコソコソ到着 国際環境NGOグリーンピース

 https://www.greenpeace.org/archive-japan/ja/news/blog/dblog/2/blog/49166/

 

3.現在行われている捕鯨は、水産庁の天下り・外郭団体(日本鯨類研究所、及びその下部組織として共同船舶株式会社)が税金(補助金)を使って、自分たちのためにやっている官業による「私物化捕鯨」である。日本の伝統食文化などとは縁もゆかりもない。漁獲した鯨肉も彼ら団体役職員らによって私物化されており、それを告発した環境団体のグリーンピースと騒動・裁判沙汰になった経緯もある(下記参照)。また、捕鯨基地とされる日本各地の漁港都市についても、もはやクジラ肉を解体・処理できる施設も人的資源も存在していない(例:下関や石巻や釧路など)。現在の捕獲クジラの解体・処理は、共同船舶㈱が保有する捕鯨船=日新丸の船上ですべてが行われている。現在の捕鯨が日本の伝統産業などではないことは、これを見ても明らかである。

 

(関連)クジラ肉裁判 - 国際環境NGOグリーンピース

 https://www.greenpeace.org/archive-japan/ja/campaign/citizen/t2/

(関連)調査捕鯨に使われた復興予算23億円の本当の使途 国際環境保護NGOグリーンピース

 https://www.greenpeace.org/japan/nature/story/2012/10/09/2366/

 

(関連)函館が捕鯨拠点へ でも業者も工場もない…:どうしん電子版(北海道新聞)

 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/262658/

(関連)捕鯨の町にも賛否 IWC脱退 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181220/k00/00m/040/290000c?fm=mnm

 

4.しかも、この調査捕鯨事業は、事実上の商業捕鯨であるにもかかわらず大赤字で、老朽化した捕鯨船の更新もままならない。今回、国際捕鯨委員会(IWC)を撤退して商業捕鯨を再開するとしているが、南極海や北太平洋での捕鯨からは撤退するとしている(日本の領海内及び排他的経済水域(EEZ)内での操業に限定)。わざわざ遠洋まで、大きな船で、燃油も大量に使い、人件費のかかる人員を多く船に乗せて出かけて行ってクジラを獲っても全く採算に合わないため、いい機会だとばかり官業捕鯨から事実上撤退するということなのだ(今回の日本のIWC脱退と商業捕鯨再開を厳しく批判している豪州やNZも、この点についてだけは歓迎の意を表している)。

 

実際問題として、水産庁の多くの役人たちもまた、この「調査捕鯨」なるものに本音では賛同しているようには思えない。政権を牛耳る自民党や民主党のバカ政治家どもが「やる」と言ってきかないから、やむなく迷惑な話だと思って今までやってきていたのではないか。もちろん「調査捕鯨」など嘘八百の看板である。クジラの生息状態や資源調査をするのに必ずしも捕鯨をする必要はなく、科学的な方法は他にもある(上記別添PDFファイル「なぜ調査捕鯨論争は繰り返されるのか(石井敦『世界 2008.3)」参照)。これまで日本は、南極海と北太平洋でミンククジラなどを年間640900頭程度捕獲し、これを全て解体して市場に売りに出していた。これほどの頭数のクジラを捕獲・殺傷することは「調査捕鯨」としては全く必要性がないものである。捕獲・殺傷した鯨肉を販売して「調査捕鯨」にかかった費用を回収するためだった、というのが本当のところである。

 

5.かつて商業捕鯨はシロナガスクジラをはじめ、多くの鯨資源を乱獲し絶滅の危機に追いやっている。国際捕鯨委員会(IWC)が管理対象としているのは、約80種類の地球上の生息クジラのうち、シロナガスクジラやザトウクジラなどの大型13種類であり、それ以外はIWCの所管外だ。日本の一部の沿岸捕鯨はツチクジラなどのIWC管理外のクジラを捕獲していた。

 

商業捕鯨を再開するということは、他の捕鯨国をも刺激することもあって、再び大型を含むクジラの乱獲と絶滅の危険性が高まってしまうということを意味している。日本(水産庁)が言うところの「科学的水産資源管理」は信用ならない。例えば、鯨類以外のさまざまな魚種については(例えばクロマグロやサバ・スルメイカ・ホッケ・スケソウダラなど)、日本国内・近海での沖合漁船漁業(旋網・底引網)による乱獲が放置状態にある。いくら「科学的」などという美辞麗句を使ったところで、実際問題として、かようなものを信用するものはいないのだ。そもそも「調査捕鯨」がインチキ看板だった。

 

加えて、日本を含め世界のほとんどの国が加盟している国連海洋法条約によれば、「鯨類については国際捕鯨委員会等の国際機関を通じて管理を行なう義務があるとされている」(下記参照)ため、国際捕鯨委員会(IWC)を脱退したところで、今後についても国際捕鯨委員会(IWC)の取り決めによって日本の捕鯨活動が制約を受け拘束されることに違いはない。IWC脱退で日本の捕鯨船が好き放題をできるようになるわけではないのである。何のためにIWCを脱退するのか、意味不明の行為と言える。

 

(参考)捕鯨問題 - Wikipedia

 http://ur2.link/OTHt

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(中略)国連海洋法条約

海の憲法とも評される海洋法に関する国際連合条約(国連海洋法条約)に日本も1996年に批准している。日本は国連海洋法条約第116 - 120条に基づき「公海での自由な漁業の権利」として公海利用に関する国際法上の根拠としている。しかしながら、この条約では200海里の水域内では沿岸国の主権的権利を求める一方、公海における海洋生物の利用は国際管理体制の確立を求めるのが原則であり「公海の利用には国際社会の合意が必要」とされる。たとえば、漁獲高を維持するための「資源保護」に協力する義務があると定めており、第65条において締約国は海洋哺乳類の保存のために協力するものとし、鯨類については国際捕鯨委員会等の国際機関を通じて管理を行なう義務があるとされている。したがって、もしIWCを脱退すればモラトリアムなどのルールに縛られない一方、「今以上に反捕鯨勢力から違法だという批判にさらされ、それに対する法的反論が難しい」ことが水産庁漁業交渉官によっても認識されている。

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6.仮に、商業捕鯨再開・鯨肉資源利用推進の立場に立ったとしても、今回のこの国際捕鯨委員会(IWC)脱退と商業捕鯨再開の公表内容は馬鹿げている。まずもって、国際捕鯨委員会(IWC)を脱退することで、日本を縛る国際条約は国連海洋法条約となり、また、絶滅危惧種に関するワシントン条約などとなる。こうした国際条約は国際捕鯨委員会(IWC)が容認している「調査捕鯨」すら認めず、事実上、絶滅の恐れがある大型のクジラを中心に、公海上での得手勝手な捕鯨を一切認めていないのだ。

 

日本が再開するとした商業捕鯨は、領海並びに排他的経済水域(EEZ)の範囲内に限る=南極海や北太平洋での捕鯨は今後行わない、とされたことは、日本を取巻く国際条約の縛りの中でやむを得ない対応なのである。その結果、おそらくは捕獲されるクジラの頭数が激減し、国産鯨肉の供給は今よりも大きく減少する可能性が高い。また、捕鯨ビジネス自体がうま味のない事業であるため、民間企業もこの商業捕鯨に乗り出すことはまずないだろう(*)。つまり、今回の国際捕鯨委員会(IWC)脱退と南極海からの撤退により、鯨肉供給は更に細る可能性が高いということだ。これを代替できるのは、アイスランド産やノルウェー産などの輸入鯨肉以外にない。

 

(*)昔はマルハや日水、極洋などの大手水産資本が商業捕鯨事業を展開していたが、今はすべて撤退し、再参入しようとする動きも全くない。事業として経費ばかりが掛かって利益が出ない他、欧米や環境団体を中心に商業捕鯨事業に対する批判が激しく、捕鯨を理由に不買運動を大々的に展開されでもしたら元もこもない、ということで、大手資本はすべて今から20年近く前に捕鯨事業からはすべて撤退した。現在、捕鯨船を保有して南極海での「調査捕鯨」を続けていた共同船舶㈱も、以前は大手水産会社などの出資が入っていたが、今ではこれもすべて引き上げられて、現在は水産庁の外郭団体として、補助金で維持される会社になってしまっている。今の日本には、和歌山県など、ごく一部の地方に細々とした沿岸捕鯨が残るのみであり、これが大きく商業捕鯨として復活する見込みも皆無である(日本政府は、この沿岸捕鯨だけを伝統産業として、国際捕鯨委員会(IWC)においてその存続を図ればよかっただけの話である。それ以外の捕鯨活動は国際的なトラブルを生じるだけの、全く不必要で有害な経済活動だったと言える)

 

7.既に複数の人によって論じられているが、国際捕鯨委員会(IWC)という特殊な国際機関とはいえ、自分たちの主張が受け入れられないからと、一方的に脱退するような、国際協調主義を放棄する、まるで米トランプ大統領もどきのような振る舞いは許されるものではない。しかも鯨肉については、上記で申し上げたように、強硬手段に出なければならないような切迫した必要性があるわけではない。「郷土愛に燃える国士」気取りのトンチキ政治家が、カッコウをつけて突っ走っただけの、愚か極まる国際秩序攪乱行為であると言えるだろう。中には1933年の国際連盟脱退の時の日本を連想した者もいるに違いない。

 

新聞報道にあるような「IWCにはオブザーバーとして参加するなど国際機関と連携し、資源管理に貢献」だとか、「商業捕鯨は日本の領海と排他的経済水域(EEZ)に限定し、南極海・南半球では捕獲しない」だとか、あるいは「IWCで採択された方式により算出される捕獲枠の範囲内で行う」だとか、いろいろと言い訳をしてみても、国際捕鯨委員会(IWC)を一方的に脱退してしまうことに変わりはない。かような言い訳をするくらいなら、最初から脱退しなければいいのだ。

 

日本はバブル崩壊後の1990年あたりから国際的な振る舞いが従来にも増して陳腐化し、世界の世論に背を向ける「アメリカの手下国家」の様相を強くしており、日本を見る世界の人々の目は厳しくなるばかりである。今回の日本政府の乱暴な振る舞いは、こうした傾向に拍車をかけ、今後は日本が発信することに対する国際社会の信頼が益々得られにくくなるという、耐えがたいマイナスの効果を受け止めねばならぬことになるだろう。(さすがの害(外)務省も、今回の安部首相官邸・自民党主導によるIWC脱退方針に反対をしたらしいが、和歌山出身のトンチキおやじの二階俊博自民党幹事長に「自民党をなめるな、緊張感をもって出てこい」などと一喝され引き下がったようだ。アホにつける薬はない)

 

8.更に申し上げておかなければいけないことは、「政府は、商業捕鯨が三十年ぶりで収益の見通しが立ちにくいことも踏まえ、漁業者への支援を検討する。現在は調査捕鯨の実施などのため年五十億円程度が予算計上されている。」(20181227日付東京新聞)とされている点だ。全くもって許しがたいと言わざるを得ない。これまで官製「商業捕鯨」である南極海・北太平洋での「調査捕鯨」では、毎年1020億円程度の補助金が使われていたはずである。それが今回、その金額が一気に2倍以上に膨れ上がる。老朽化した捕鯨船=日新丸や、捕獲クジラの解体・処理施設などの設備はどうするのかわからないが、水産庁天下り役人やOBなど、一部の人間たちによる「私物化捕鯨」に何ゆえに数十億円もの税金をつぎ込まねばならぬのか、全く理解に苦しむところである。

 

9.そして最後に鯨肉の消費者へ一言。クジラは食物連鎖の頂点にあり、現在の海洋汚染の毒物を大量に体内に取り込んでいる(例:ダイオキシン、水銀、環境ホルモンなど)。学校給食はもちろん、一般の人も食べない方がいい。鯨肉がよく食卓に上がっていた頃と比べて、今日の海洋汚染の度合いはすさまじくひどく、鯨肉の有害物質による汚染を甘く見ない方がいいだろう。何を食ってくたばろうが、それはそれぞれの人の勝手ではあるが、せめて何も知らない子どもたちには鯨肉は食べさせない方がいい。他に食べるものはいくらでもあるのだから、である。

 

(参考)他のMLから受け取った捕鯨に関するご意見の例

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おはようございます。

日本は国際捕鯨委員会(IWC)を脱退する方針を固めたという報道です。

 

国際世論に背を向けて、対話する、説得する努力を放棄しての暴挙です。これを戦前の国際連盟脱退と重ねることは論理の飛躍という指摘は承知の上ですが、ほんとに心配しています。二階氏は自民党の実力者です。そして、「捕鯨の歴史を持つ和歌山県の衆院小選挙区選出議員」だそうです。その彼が音頭を取っての国際捕鯨委員会脱退の方針だそうです。私の学校給食は鯨のベーコンという世代です。美味しくありませんでした。それは別として、「他国の食文化に文句を言う国があるか。」というのはまず受け止め方が間違ってます。国際的な資源管理の問題です。

 

そこに異論がありますから、まず、資源管理として調査捕鯨、商業捕鯨が妥当なのか、国際的な場で議論していくべきで、一部、感情論的な反発があるとしても、それを理由に対話を拒否するのでは国際社会の一員としての資格が欠如しています。隣国には国際社会の一員としての分別を強く求めながら、自らその資格を放棄するような行動は許されません。国際社会での対話を放棄することは危険です。

 

さらに、これは国際社会の一員としての話だけで無く、国内でも同じです。というか、国内での対話拒否を思わず国際社会でも演じてしまったということでしょう。国内での対話拒否を象徴するのが軍事費の急膨張です。東アジアで緊張緩和に向けて努力が続いているときに、緊張を煽る軍事費の急膨張は危険です。特に、後年度負担とされるこれからの米国への兵器代の支払は財政を圧迫し続けます。国債は簡単に発行し続けられる、だから高額な兵器を買い続けても問題ないという箍の外れた財政政策があります。財政の箍が外れると、そのお金が軍事費に向かうとはこれも戦前と同じです。

 

国際社会から脱退して、軍事強化に予算をつぎ込む、これが何を意味するのか、戦前の悪夢が眼前にあるような気がします。私にとってクリスマスイブはどうでも良いのですが、そうでもない人達には大変無粋なクリスマスプレゼントの話で申し訳ないのですが、みなさんの意見はどうでしょうか。

 

●二階氏、IWC「断固脱退」:時事ドットコム

 https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122106290&g=pol

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(ご主旨に賛同いたします:田中一郎)

 

(参考)国際捕鯨委員会脱退を日本政府が決めるまでの「全深層」(松岡久蔵)現代ビジネス 講談社

 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59221

 

(どうも切れ味の悪い「ダボラ」記事を書いているようなので、私が編集デスクに成り代わって赤ペン添削をしてさしあげましょう:田中一郎)

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●「日本は88年に商業捕鯨を中断したが、その前年の87年から、商業捕鯨再開に向けた科学データの収集を目的とする調査捕鯨を開始した」

 

⇒「アメリカに恫喝されて国連海洋法条約や商業捕鯨禁止を受け入れた日本は、何とか商業捕鯨を続けたいために「科学データ収集という名目の調査捕鯨」なるものをでっちあげ、官製「商業捕鯨」として再スタートさせた。

 

●「IWCは、科学的データを根拠として商業捕鯨の再開を目指す捕鯨支持国と、動物愛護を主張する反捕鯨国の勢力が拮抗し、膠着状態となっている。」

 

⇒「IWCは、何でもいいから捕鯨を再開したい国や、それにそそのかされて商業捕鯨に賛成している国々と、かつてのようにクジラ乱獲による種の絶滅を危惧する反捕鯨国(但し、中には「クジラやイルカがかわいそう」などというオバカなのが混じっているのも事実)とが対立し、後者が多数派を形成して今日に至っている」

 

●「漁業現場を所管する水産庁にとって、商業捕鯨再開は長年、達成しなければならない大目標だった。」

 

⇒「「調査捕鯨」を無理やり担当させられている水産庁にとっては、その事業を支障なく継続できるだけの補助金を獲得することが、長年達成しなければならない課題だった。これは水産庁OBの天下り先確保にも資するものだった。」

 

●「議連メンバーが到着してから開幕前に現地で行われたブリーフィングで、外務省のスタッフは「昨今の国際情勢は、このようになっておりまして…」とやんわり捕鯨再開に向けた動きを牽制しようとした。すると、議連メンバーの1人が「俺たちはガキの使いじゃねえぞ!」と叱責する場面があった、という。」

 

⇒「議連メンバーの1人が「俺たちはガキの使いじゃねえぞ!」と、まるでヤクザかチンピラのデキソコナイのごとく叱責する場面があった。今日の自民党の赤裸々な姿を示すものと言える。国際協定を検討するのに、そのスタッフ官庁である外務省の言うことも聞かない・耳に入らない・理解できない、今日の自民党議員たちである」

 

●「捕鯨議連の会合では、鈴木俊一会長(前五輪担当相)が日本提案の否決を受け、「科学に目をつぶって、自らにない文化は否定する方が恥ずべき文化であって、認めることはできない」と主張した。」

 

⇒「(上記に続けて)科学に目をつぶっているのはどちらなのか、よくわからないところがある。また、今日の官製「商業捕鯨」のどこが日本の文化なのか、勘違いではないのだろうか」

 

●「今回の脱退の決定は、いまだに「一強」と言われる安倍政権の権力基盤の盤石さによるところが大きい。」

 

⇒「今回の脱退の決定は、国会を無視し、憲法を軽視し、国際的な協調や信頼に背を向けても何とも思わない安倍政権の乱暴な権力行使によるところが大きい」

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 <その他関連サイト>

(1)IWC脱退、代償大きく(日経 2018.12.21

 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO39204040Q8A221C1EA1000/

(2)日本政府 IWC撤退、逆効果 鯨肉大幅減の皮肉な未来(日刊ゲンダイ 2018.12.24

 http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/367.html

(3)(社説)IWC脱退 国際協調に影を落とす:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13828801.html?ref=nmail_20181227mo

(4)【二階俊博】IWC脱退のキーマン 二階幹事長が地元で「神様」の笑止千万|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244570

(5)<社説>IWCからの脱退 国際社会に背を向けるな - 琉球新報

 https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-854808.html

(6)IWC脱退に懸念=立憲、共産 (時事通信社) 

 https://web.smartnews.com/articles/f5SxJQDJm11

(7)安倍・二階氏の意向大きく=IWC脱退、外交に冷や水 (時事通信社)

 https://web.smartnews.com/articles/fuXTw6d1ASv

(8)前田朗Blog- 愚かな国際捕鯨委員会(IWC)脱退

 https://maeda-akira.blogspot.com/2018/12/iwc.html

(9)商業捕鯨、なぜいま 「漁業者の生活守る決断、評価」「多くの人、魅力感じてない」:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13828955.html?ref=nmail_20181227mo

10)社説:国際捕鯨委からの脱退 失うもののほうが大きい - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181227/ddm/005/070/085000c?fm=mnm

 

(「失うもののほうが大きい」とは、全くその通りである:田中一郎)

草々

 

2018年12月28日 (金)

(3.14)オルタナティブな日本をめざして(第24回):「どうする化学物質の管理:環境ホルモンがもたらす危険性から考える」(中下裕子弁護士)

前略,田中一郎です。

 

環境を汚染し、生態系を破壊し、人類をはじめ地球上生物にとって、その生存が危機にさらされる原因は、放射性物質や地球温暖化ガスだけではありません。いまや私たちの日常生活の隅から隅までに行き渡り、日々、大量生産・大量消費・大量廃棄されている様々な化学物質が、もう一つの巨大な脅威と危険を私たちに突きつけるようになってきています。昨今の話題はプラスチックによる海洋汚染ですが、それ以外でも、農薬(特にネオ・ニコチノイド系農薬)、食品添加物、抗生物質、環境ホルモン、香害問題、合成洗剤、薬害、工業用化学物質などなど、さまざまな化学物質が様々な問題を引き起こしています。今回は、この化学物質の適切な法的管理はどうあるべきなのかの観点から、この分野にお詳し中下裕子弁護士にお話をいただくことにいたしました。今まさに注目の「新ちょぼゼミ」スペシャル講演です。

 

●(別添PDFファイル)(3.14)オルタナティブな日本をめざして(第24回):「どうする化学物質の管理:環境ホルモンがもたらす危険性から考える」(中下裕子弁護士)

「tirasi_314_kagakubussitu_nakasitasann.pdf」をダウンロード

「ダイオキシン・環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)をはじめとする有害化学物質は、地球規模に広がり、食物連鎖を介して野生生物の生存を脅かしています。さらに、これら有害化学物質は、胎盤・母乳を通じて子どもに移行し、何の罪もない未来世代の子どもたちの生命と健康に重大な脅威をもたらしています。こうした有害化学物質汚染の危機を回避して、未来世代の子どもたちや野生生物が安全に生まれ育つことができる環境を取り戻すことは、現代に生きるわれわれの責務です。そのためには、現行の縦割りの管理制度を抜本的に見直して、予防原則に立脚した多面的・総合的な化学物質政策を実現する必要があります。残念なことに、わが国の立法や行政の対応は著しく立ち遅れています」(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議HPより)。今回は、同会議代表の中下裕子弁護士より、巨大化した現代日本における化学物質利用について、その法的管理をいかに構築していくべきかを、現状の法規制や海外での動向などもご紹介いただきながら、お話していただきます。みなさまのご参集をお待ちしております。

 

講 師:中下裕子(なかした ゆうこ)さん 

 京都大学法学部卒。1980年米国ジョージ・ワシントン大学比較法修士課程修了。1979年弁護士登録(第二東京弁護士会)。現在、「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」代表。

 

日 時:2018314日(木)18時~21時(開場1730分) 

会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)

 たんぽぽ舎のあるダイナミックビルの4階 JR水道橋駅西口から5

 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、

 GS跡地(セブンイレブン)を過ぎて鉄建建設本社ビルを過ぎたら左折。

 東京都千代田区神田三崎町2-6-2  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 

 Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/

 

 <参考>

(1)化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法) (METI-経済産業省)

 http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/kasinhou/index.html

(2)化学物質排出把握管理促進法(METI-経済産業省)

 http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/law/index.html

 

 <別添PDFファイル>

(1)「減プラスチック社会提言書」を環境省へ提出(中下裕子『JEPAニュース VOL114 2018.12』)

「genpura_teigen_nakasitasan.pdf」をダウンロード
(2)農薬取締法改正:再評価制度と農薬登録審査の見直し(橋高真佐美『JEPAニュース VOL114 2018.12』)

「nouyakutorisimarihou_kaisei_kittakasan.pdf」をダウンロード

注:「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」(Japan Endocrine-disruptor Preventive ActionJEPA

 http://kokumin-kaigi.org/

 

 <関連サイト>

(1)クジラの胃からプラごみ5.9キロ インドネシアに流れ着く:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13777849.html?ref=nmail_20181121mo

(2)プラスチック危機:世界の塩9割からプラ片 21国・地域 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181031/k00/00e/040/183000c?fm=mnm

(3)世界のプラごみ、年3億トン発生 環境への流出で損害1兆円超 - 共同通信

 https://this.kiji.is/398266667908924513

(4)ネオニコチノイド系農薬の使用禁止に関する意見書(日弁連 2017.12.21

 http://qq4q.biz/OSUk

(5)厚労省指針、3物質断念、シックハウス、業界に配慮(毎日 2018.12.28

 http://qq4q.biz/OSUS

(6)環境省_化学物質の内分泌かく乱作用

 http://www.env.go.jp/chemi/end/

 

(参考)オルタナティブな日本を目指して(これまでのもの一覧)(更新)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-d0d3.html

草々

 

(報告)福島原発事故 東電幹部3人の刑事裁判 第35回・36回公判 報告集会 & おしどりマコ・ケン講演会+ 直近の原発関連情報

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.イベント情報(原発関連)

(1)(別添PDFファイル)(チラシ)(1.12)もっかい事故調 オープンセミナー2019:どう考えたって東京電力に運転資格なし!

「112_mokkai_jikotyo.pdf」をダウンロード
 http://www.cnic.jp/8347

(2)(2019.1.24)第2回勉強会「消費税とはどういう税金か、その実態」(湖東京至(ことうきょうじ)静岡大学名誉教授:99%のための経済政策フォーラム)

 https://99forum.jimdofree.com/

(3)(2019.1.30)オルタナティブな日本をめざして(第23回)「これでいいのか!? 原子力損害賠償法」(福島原発事故の教訓から)(竹村英明さん:新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/23-4c42.html

(4)(別添PDFファイル)(チラシ)(2.23)ヒロシマ・ナガサキと今日の原子力政策(高橋博子さん:CNFE主催)

 「223_takahasihirokosan_hirosimanagasaki_gensiryokuseisaku.pdf」をダウンロード
(5)(別添PDFファイル)(チラシ)東電刑事裁判 いよいよ結審:(3.10)全国集会 &(3.12,13)公判報告会

 https://shien-dan.org/

 

2.イージス・アショアに関するアンケート調査(秋田朝日放送:県外者も発信可能)

 http://www.aab-tv.co.jp/pc/sj-toretate/

 

3.(別添PDFファイル)広河隆一氏 代表から解任、セクハラ報道 一部認める(東京 2018.12.27

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018122601002011.html

 https://www.daily.co.jp/gossip/2018/12/27/0011937264.shtml

 

(関連)世界的人権派ジャーナリストに性暴力疑惑 7人の女性が証言 - 文春オンライン

 http://bunshun.jp/articles/-/10144

(関連)読者のみなさまへ 世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌DAYS JAPAN

 http://urx3.nu/ORhI

(関連)週刊文春の広河隆一氏に係る記事に関して。 - 最新記事 - OSHIDORI Mako&Ken Portal - おしどりポータルサイト

 http://oshidori-makoken.com/?p=3854

 

(田中一郎コメント)

今日、参議院議員会館で福島原発事故・東電旧幹部3人の刑事裁判第35回公判の報告集会があり、その際に講演に来ていたおしどりマコ・ケンさんたちから初めてこの話を聞きました。最初は自分の耳を疑いたくなる思いがしました。これまで私も非力ながら応援をしてきた『DAYS JAPAN』が、こうした形でフィニッシュとなることについて、とても残念に思います。

 

4.全国メガソーラー問題シンポジウム

 http://urx3.nu/ORi7

 

5.キャンペーン

(1)キャンペーンについてのお知らせ · 23,037人分の「海洋プラスチック憲章」に署名を!】を提出してきました · Change.org

 http://urx3.nu/ORib

(2)キャンペーンについてのお知らせ · 賛同のお願い【学童保育は子どもにとって大切な「育ちの場」。国の最低基準は撤廃しないで!職員には必要な処遇を!】 · Change.org

 http://urx3.nu/ORih

 

6.「いちろうちゃんのブログ」より

(1)日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です(その9)= 基地裁判:国と一体化する司法(『DAYS JAPAN 2019.1』)他 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/days-japan-2019.html

 

(2)日米安保体制=日米密約同盟の隠された正体が一段と明らかに=(必見必読)『知ってはいけない 2』(矢部宏治著:講談社現代新書) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-2ecc.html

 

(3)最近の政局報道から(引き続き「市民と野党の共闘」の動き):持続可能な政権交代へ向けて大きく布石を打つ動きを示せ いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-155b.html

 

(4)(報告)(12.17)日本の水道が売り飛ばされる!? DVD(映画)上映会「最後の一滴まで:ヨーロッパの隠された水戦争」&勉強会 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-671a.html

 

(5)(報告)(12.21)99%フォーラム 第1回 講演会:松尾匡立命館大学教授「この経済政策が日本を救う」 (20181221日) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/99-1-20181221-a.html

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さる1226日(水)と27日(木)、参議院議員会館・講堂において、福島原発事故 東電幹部3人の刑事裁判 第35回・36回公判 報告集会 & おしどりマコ・ケン講演会が開催されました。以下、簡単にご報告いたします(詳細は「福島原発告訴団」及び「同支援団」のサイトに掲載されています)。また、また併せて、若干の直近原発関連情報をお送りいたします。

 

●(当日VTR)20181226 UPLAN【公判併行集会】おしどりマコ・ケンさん & 今野寿美雄さん - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=SFZzuOJf0Z8

 

●(当日VTR)20181227 UPLAN 東電刑事裁判 第36回公判期日& 報告集会 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=1ge49bilj0o

 

(関連)福島原発告訴団

 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.com/

(関連)福島原発刑事訴訟支援団|東京電力福島原発事故の真実と責任の所在を明らかに

 https://shien-dan.org/

 

 <別添PDFファイル>

(1)東電強制起訴、旧経営陣に禁固5年求刑、原発事故公判 「津波対策せず」(東京 2018.12.27

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018122702000150.html

(2)旧経営陣に禁錮5年求刑、東電原発事故 強制起訴裁判(朝日 2018.12.27

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13828910.html

(3)福島原発事故、旧経営陣に禁固5年求刑、3被告 東電強制起訴、「反省見えず残念」(毎日 2018.12.27

 https://mainichi.jp/articles/20181226/k00/00m/040/109000c

 

 <関連サイト>

(1)「東電旧経営陣、重要情報軽んじた」 強制起訴裁判で追及:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13828953.html?ref=nmail_20181227mo

(2)検察官役指定弁護士「情報収集怠り、重大な結果招いた」 東電強制起訴の論告公判(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00000087-mai-soci

(3)福島第1原発事故、責任転嫁を指弾 指定弁護士「情報収集すべき義務」(産経新聞) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00000616-san-soci

(4)傍聴した事故被害者ら「禁錮5年妥当」 東電強制起訴の論告公判 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181226/k00/00m/040/228000c?fm=mnm

 

(田中一郎コメント)

 今回の論告求刑の検察役弁護団からの陳述で私が注目したのは、新聞報道にもある通り「情報収集義務」という言葉で表現された、東京電力=原発事業者による、原発の安全確保のための「義務」への言及である。河合弁護士の談によれば、「情報収集義務」だけでなく「予見義務」や「結果回避義務」なども一体で考えられているようである。私は今まで、この刑事裁判において、原発事故の事業者責任を問うに際し、「(津波の)予見可能性」や「結果回避可能性」などという、最初から事故をもたらした被告たちに甘く、まるで無罪放免することを前提とするかのごとき審理の展開・裁判の争点化がなされることに大きな違和感があった。

 

原発過酷事故のような被害がとてつもなく甚大で絶対にあってはならないような大事故が起きた場合の責任が裁判で問われる際には、「可能性」ではなくて「義務」が問われてしかるべきではないか。つまり、「予見可能性」(予見できなければ何もしなくても法的責任も罪を問われない)ではなく「予見義務」(八方手を尽くして予見しようと努力していなければ予見義務を果たしたことにはならず法的責任や罪を問われる)であり、「結果回避可能性」ではなく、「結果回避義務」(大事故に至らないようあらゆる手段を講じて結果を回避する義務)ではないのか、と思っていたということだ。

 

何故なら、原発・核燃料サイクル施設は、他の工業施設などとは異なり、ひとたび大事故を引き起こせば、福島第1原発事故やチェルノブイリ原発事故の例をみるまでもなく、回復不可能な不可逆的な甚大な被害をもたらし、場合によっては放射能汚染で日本列島が人の住めない「死の列島」となってしまい、日本という国を滅ぼしてしまうかもしれないからだ。それほど重大な安全管理の手抜きの責任や罪が問われている裁判において、他の業務上過失致死罪の裁判における要件争点である「予見及び回避の可能性」をめぐって審理をしていて本当にいいのか、そんなのんびりした平和ボケしたような形で審理をしていて問題ないのか、こんなレベルの裁判で、はたして再発防止につながるような緊張感が今後生れてくるのか、と私はかなりイライラしていた。

 

それが今回、やっと「可能性」ではなく「義務」という言葉が現れ、その「義務」を、この元東電幹部の被告3人がきちんと果たしていたのかどうかが追及される形での論告求刑となった。喉につかえていたものが、やっと降りて行った思いがした。そうなのだ。大事故を起こせば取り返しがつかない超危険なものを運転していた当事者たちは、可能な限り厳しい安全管理義務を背負って事業をしていたと考えるべきであり、その厳しさから見た場合に、この3人の事故前の振る舞いは、明らかに「安全管理の手抜き」に相違ない、許しがたいものだった、と言える、そういう納得感が、この論告求刑から伝わってきた。検察側弁護団への感謝と尊敬の念がより強くなった。

 

それから今度は3人への量刑の軽重の話であるが、あれだけの大事故と甚大な被害をもたらした原発事故の原因をつくった張本人・最高責任者・極悪人3人への求刑が、わずか5年の禁固刑でいいのかという思いは、福島原発事故で被害を受けられた方々や、この裁判の告訴告発に踏み切った原告団の人々、更にはそれを支援する人々の共通の思いである。公判報告会に来ていた河合弘之弁護士からは、検察役弁護団を代表して、「原発事故被害の核心は放射能汚染と被ばく、及びそれに伴う精神的な苦痛や健康被害である。しかし、日本の裁判制度の中では、この部分こそが最も争いにくい部分であり、勝訴を勝ち取りにくい争点でもあるため、この刑事裁判では、そこのところは避けて通っている。従って、この(軽すぎる)求刑については忸怩たるものがあり、この元東電幹部の3被告については、この裁判でその責任と罪が全て終わりましたということにはならないということを、これからも言い続けていかねばならない」旨の発言があった。

 

まさに同感である。「裁判」という一種の権力ゲームの中でしか原発事故の罪を問えない今日の日本の法的仕組みのままではいけないということを強く認識させられることとなった、この刑事裁判である。ということは、今後、原発事故の責任を問うていく新法=つまり「原発過酷事故処罰法」(仮称)を制定し、原発安全管理の故意または過失による「手抜き」に対しては、厳罰をもって対処する「新たな仕組み」が必要であることが痛感されたということだ。(ちょうど、公害が大問題化して公害防止法制が検討された際に「公害犯罪処罰法」が制定されたのと同様のことが繰り返されているということだ)

 

(関連)人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律 - Wikipedia

 http://urx3.nu/ORkm

 

また、この「原発過酷事故処罰法」(仮称)は、同じく東京電力や原発メーカーと並んで等しく福島原発事故の責任と罪を追及されてしかるべきだった当時の原子力安全保安院の役人ども(許しがたいことに今では原子力規制庁の幹部となって原発再稼働行政の中枢を担うという再びの「犯罪行為」を繰り返している)や原子力安全委員会の委員どもが、起訴されることもなく、従ってまた、事故の責任や罪を問われることもなく今日に至っていることに対して、「今後はそのような無責任なことはさせない」という日本の全ての有権者・国民の意思表示として制定していく必要がある新法でもあると言えるのではないか。

 

(当日私から、数年前に「福島原発告訴団」が告訴告発をして不起訴処分となり、検察審査会でもそれが覆らなかった旧原子力安全保安院の幹部役人どもについて、業務上過失致死罪では既に時効(5年)がきてしまっているけれども、それ以外の法律で起訴していくことは、もう100%不可能かと質問をしたけれど、甫守一樹弁護士の回答は「難しい」だった。残念でならない。巨悪を取り逃がしてしまったという非常に嫌な無念の思いが残存し、憂鬱な気分に陥ってしまう)

 

ともあれ、これまで弁護団をはじめとした多くの関係者の努力の積み重ねにより、この裁判もやっとここまでたどりついた。佐藤和良副団長が言う通り、薄氷の上を歩くような、針の穴に象を通すような、そんな紆余曲折を経て論告求刑に至ったことは、まさに奇跡に近いのである。私たちは、この裁判で必ずや被告3名の有罪を勝ち取り、それを他の福島原発事故の関連裁判にも波及させることにより、歪められた原発行政と東京電力という事故当事者の責任と罪を白日の下に明らかにし、今後二度と原発・核燃料サイクル施設の過酷事故の再発は許さない体制を創っていく必要がある。この裁判に勝利することが、ポスト福島原発事故の時代の脱原発への大きな第一歩となるのだ。

 

 <その他の原発関連直近情報:別添PDFファイル>

(1)79原子力施設廃止に1.9兆円、総費用さらに、国民負担、機構試算(東京 2018.12.27

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018122702000144.html

(2)中間貯蔵施設の候補地選定、越年、守れぬ約束 再稼働に暗雲(日経 2018.12.27

 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO3941977026122018TJ1000/

(3)原発メーカー訴訟の現状(大久保徹夫 CNFE NEWSLETTER NO.15 2018.12.25

「maker_suit_ookubo.pdf」をダウンロード
 http://maker-sosho.main.jp/

 

 <その他 直近原発情報サイト>

(1)女川原発関連

*【原子力資料情報室声明】女川原発1号機の廃止を歓迎する。他の原発も速やかに廃止すべきである。 - 原子力資料情報室(CNIC

 http://www.cnic.jp/8363

*<女川1号機>正式に廃炉 東北電、来年度に作業工程申請(河北新報) Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181222-00000008-khks-soci

*<女川原発>2号機審査5年 終盤足踏み「合格」遠のく 東北電、対応に不備と規制委指摘(河北新報) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00000008-khks-soci

*<女川原発>再稼働問う住民投票請求 11.3万人署名を選管に提出 - 河北新報オンラインニュース

 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181213_13009.html

*東北電力女川原発1号機 廃炉で6300トンの放射性廃棄物(TBC東北放送)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00000008-tbcv-l04

 

(2)核ごみ処分場誘致派、南大隅町長側に800万円 選挙前:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASLDL4JB9LDLUTIL023.html

(3)関電社長、中間貯蔵施設で福井知事に陳謝 年内選定の約束守れず(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00000031-mai-soci

(4)原子力79施設廃止に1.9兆円 費用は国民負担、機構が試算(毎日新聞)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00000068-mai-soci

(5)社説:総崩れの原発輸出 官邸・経産省の責任は重い - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181225/ddm/005/070/033000c?fm=mnm

(6)東海第2原発で避難協定、水戸(共同通信) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181225-00000068-kyodonews-soci

(7)福島第一の低濃度汚染水 近く100万トンに 処分難航(朝日新聞デジタル)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181222-00000013-asahi-soci

草々

 

2018年12月25日 (火)

最近の政局報道から(引き続き「市民と野党の共闘」の動き):持続可能な政権交代へ向けて大きく布石を打つ動きを示せ

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のこと)

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1.年末の歌:ジングルベル

(1)https://www.youtube.com/watch?v=I3vtZDGJyGo

(2)https://www.youtube.com/watch?v=qmVaEn57EHY

(3)https://www.youtube.com/watch?v=rTtfSq5BcEI

 

(子どもの頃、この歌は12月になると近くの商店街をはじめ、あちこちでよく放送されていました。この歌を聞くと、冬休みが来て、クリスマスがあって、そしてお正月になり、ごちそうが食べられて、小遣いももらえる、ということで、うれしい気持ちになったものです。最近では、あまり聞くことがなくなったナツメロです。:田中一郎)

 

2.新刊のご案内:緑風出版│アベノメディアに抗う

 http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1821-1n.html

 

3.日経平均株価 2万円を下回る 去年9月以来 - NHKニュース

 http://urx.space/ONsh

 

(関連)東証、下落は一時1000円超 13カ月ぶり2万円割れ - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181225/k00/00m/020/079000c?fm=mnm

(関連)NY株、22000ドル割れ 653ドル安、計5000ドル下落 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181225/k00/00m/020/017000c?fm=mnm

(関連)いよいよアメリカ株の「溶解」が始まった - 市場観測 - 東洋経済オンライン

 https://toyokeizai.net/articles/-/257199

(関連)「トランプ不安」投資家の動揺に拍車 世界株安を招く:朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/articles/ASLDT32VFLDTULFA006.html?ref=lettermail_1225_arti_news

(関連)民主党に株価下落に…トランプ不満の“クリぼっち”ツイート|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244426

 

(アメリカ株だけでなく、全世界の株が溶け始めているのだ。ということは、わが日本でも、我々の老後の蓄えである公的年金基金が「半値八掛け二割引」で溶融し、平仄をあわせてETFを大量に抱える日本銀行が債務超過に転落していく。先人たちが汗水たらして働いて営々と築き上げた金融資産が、まさに文字通りの「水の泡(バブル)」となって消えていくというわけだ。安倍政権のサイテー政治の中でも、この株式バクチ政策は、日本の没落を決定的にする最悪の愚策であったと、近未来の歴史家たちが評価をする日は近い。

 

誰が悪いのか、だって? そりゃ、公的年金や日銀資金を株式バクチにつぎ込んだ安倍晋三、塩崎恭久、黒田東彦が悪いにきまっとるでしょ。デキソコナイのボンクラ息子や孫が親の財産を食いつぶすような、よくある話である。が、しかしだ。こんな連中を6年間以上にもわたって政権につけておいた有権者・国民もまた、自業自得というものではないか。株式バクチに関する限り、今からジタバタしてももう遅い。危ないからと売りに出ようものなら相場はもっとすさまじく下がっていくだろう。バクチとはそういうものだ。つまり、簡単に足を洗うことは難しいということである(ここで円高を食らうと、外債も山のように抱える公的年金基金は更に首が締まっていく)。:田中一郎)

 

4.その他

(1)(論壇時評)閉じこもる言論 固定ファン頼み、こぼれる声 歴史社会学者・小熊英二:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13819250.html?ref=nmail_20181220mo

(2)「保釈」一転、ゴーン再々逮捕  国滅ぼす借金漬け新防衛大綱 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=RuGWyDbrxtg

(3)この画像から政権の沖縄に対する「悪意」以外のものを読み取ることは困難です。これだけ有害無益なことが適法的にできる - TWILAB

 https://twilab.org/item/1076647146785370112

(4)特集ワイド:中村敦夫さんが喜劇台本「流行性官房長官」発表 改憲の滑稽さ 浮き彫り 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181130/dde/012/040/021000c?fm=mnm

(5)海自艦で自殺、パワハラか 上官、暴言の疑い 補給艦「ときわ」:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13826352.html?ref=nmail_20181225mo

 

(組織内での「パワハラ」「オドシ」「イジメ」「カツアゲ」「リンチ」などは大日本帝国時代からの日本の軍隊の「伝統文化」である。これまでも自衛隊内部ではこうした事件は何度かあったにもかかわらず、すべていい加減な形で闇から闇へと葬り去ってきた結果がコレである。これからもこうした事件が再発することが予想される。:田中一郎)

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最近の政局報道から、引き続き「市民と野党の共闘」の動きを中心にお伝えいたします。2019年の政治決戦において、持続可能な政権交代へ向けて大きく布石を打つ動きを示していく必要がありますが、残念ながら既存野党の動きを見ていますと、とてもそうしたことは望めそうにない、情けない動きのように見受けられます。マスコミ報道などでは自公与党の苦戦が伝えられてはいますが、さて、それがどこまで選挙結果に現れるのか、心もとない情勢が続いています。

 

今日のマスごみの報道姿勢を鑑みると、意図的に立憲民主党をはじめ「市民と野党の共闘」を悪く伝える「政権与党への忖度報道だ」とシニカルに見ることはできなくありませんが、しかし、火のないところに煙は立たずで、このところの地方選挙結果で見る限りでは、野党惨敗ないしは「最初から白旗」ないしは「自民への相乗り・利権連合形成」の様相を呈しており、「やる気あるのか既存野党」の体たらくが続いているのです。そもそも、ロクでもない自民党政治の害悪を選挙の争点にすることすらしていない、まさに「怠慢・ダラ幹」選挙を続けているかの観があります。

 

残された期間はあと半年、私は心ある市民が束になって、危機感の乏しい、頭が悪くて思い込みが強く、それでいて覚悟が決まらない、既存野党の政治家どもの尻を蹴り上げても、アベ暴走政治STOP・アベ自公政権打倒・ホンモノの政権交代実現へむけて、大きく動いていかなければいけない時であると考えています。アベ悪政に対する一票一揆、これを何としても成功させ、救国政権の樹立を測らなければいけないのです。(その方法論を含めて具体的な詳しいお話は、来月の「新ちょぼゼミ」でみなさまにお話していきたいと考えております)

 

 <別添PDFファイル>

(1)西東京市議選でわかった都民ファ・国民民主の救いがたい不人気ぶり(日刊ゲンダイ 2018.12.26

(2)自民党 単独過半数割れも(『週刊東洋経済 2018.12.292019.1.5』)

(3)22選挙区で統一候補調整、立民・国民 来夏の参院1人区(東京 2018.12.25

(4)野党共闘際立つ不協和音、立憲「単独主義」、参院選へ連携進まず(朝日 2018.12.25

(5)小林節が斬る、ここがおかしい:人心一新は野党共闘の立派な大儀である(日刊ゲンダイ 2018.12.26

(6)参院1人区自民、足場固め、野党 一本化に遅れ(朝日 2018.12.14

(7)福岡で菅VS麻生表面化、知事選で対立、政権内の力学が変わってきた(日刊ゲンダイ 2018.12.20

(8)憲法・防衛・税、主張強める公明、「平和の党」の理念重視(日経 2018.12.19

(9)将来は総理を目指すあの橋下徹に「参院選出馬」情報(『週刊現代 2018.10.22』)

10)大阪都構想巡り出直し選を示唆、知事・市長 統一選と同日(朝日 2018.12.25

 

1.西東京市議選でわかった都民ファ・国民民主の救いがたい不人気ぶり(日刊ゲンダイ 2018.12.26

 https://news.nifty.com/article/domestic/gendai/12136-153851/

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244377

 

(関連)岩上安身さんのツイート- -国民民主党に前原氏が当たり前のように入党したことで、国民民主のイメージは決定的なものとなった。2度とこれは覆せない。同様に立憲民主が野田氏を迎え入れることで、立憲民主は致命的ダメージを負った。ただし、立憲民主党には、引き返す道がある。… https---t.co-6A9wmKCpF8-

 https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1075044289930018818

 

(国民民主党などと、もっともらしい名前を看板にしているが、この集団は言ってみれば前原誠司・小池百合子に首輪をつけてもらって、とぼとぼと自己保身一心で「希望という名の絶望の党」に引きずられていった腰抜け集団の成れの果てである(最近では、あの橋下徹と組んで一旗揚げたいなどと考えているバカの上塗りもいるなどと週刊誌が報じた。そもそも、あの前原誠司がこの党にまだいるのだから何をかいわんやである)。こんな政党・政治家集団に期待をする有権者・国民は、よほどのアホ以外はいないだろう。

 

また、ハラグロたぬき・小池百合子にだまされて「馬のクソ饅頭」政策を食わされたマヌケ都民も、その後のこのタヌキ女の態度を見て気が付いたらしく、飲み込んだ「馬の糞」(政策)を今ごろになって反吐しているところである(典型は築地豊洲問題や不都合情報非公開、そして小池が都議会自民にひれ伏す醜悪な姿だ)。「都民ファーストの会」という「小池ファーストの会」が消え去るのは時間の問題で、これまたこんな連中に投票をする有権者もいない。報道では、まもなく分裂か、とある。:田中一郎)

 

(関連)立憲含め統一会派=国民民主党・玉木雄一郎代表 (時事通信社)

 https://web.smartnews.com/articles/fukXStDJZ9Z

 

(また再びの「自己保身用」統一会派ですか。懲りてませんね。まさに風見鶏路線そのもの。こういうことを言う前に「我々は原発・核燃料サイクルの即時廃棄・即脱原発を党として不退転の決意で決定した」とでも言ってみたら如何か!? :田中一郎)

 

2.自民党 単独過半数割れも(『週刊東洋経済 2018.12.292019.1.5』)

 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/19567

 

(そう甘くはないし、自民党の補完勢力の層も厚い。ホンモノの政権交代=自民党政治の本格的チェンジがなければ、日本の没落・崩壊・破滅は避けられず、そんな選挙結果は、仮に自民党の議席が減ったとしても、ほとんど意味がないのである。何故なら、安部が退陣したとしても、今度は安倍に似たようなのが、また再び出てくるだけの話だから。:田中一郎)

 

3.22選挙区で統一候補調整、立民・国民 来夏の参院1人区(東京 2018.12.25

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018122502000139.html

 

(あのね、旧民主・民進系だけで「談合」したって、ほとんど力にはならないのよ。むしろこの前にも申し上げたように、連合や国民民主党とコソコソ談合して「野党共闘」だなどと叫んでみたって、有権者・国民は「お見通し」で、むしろマイナスにしかならない可能性が高いのよ。なんで各都道府県の立憲民主党(支部)が「市民と野党の共闘」の事務局・仕切り屋となり、広く他の野党(特に共産党)やアベ政治を拒否する市民を結集して、持続的な政治団体を構築しながら共闘体制をつくらないの? こんな「場当たり的な内向き対応」で、強敵=自民党に勝てると思っているの? :田中一郎)

 

4.野党共闘際立つ不協和音、立憲「単独主義」、参院選へ連携進まず(朝日 2018.12.25

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13826307.html

 

(関連)九州首長選 続く自VS共 旧民進分裂野党共闘進まず 関心呼べず低投票率に (西日本新聞)

 https://web.smartnews.com/articles/fuigqS86cgv

(関連)国民と立民、さながら「代理戦争」参院選京都、支持者は危ぶむ声 (京都新聞)

 https://web.smartnews.com/articles/f51cJJAhbfn

 

(この記事なんかは朝日新聞が首相官邸へのゴマスリで書いているのではないかと疑ってしまうような記事で、そもそも記事の表題についての具体的な裏付けがないではないかと言いたくなる内容だ。しかし、不協和音は一部の例外を除いてたいしてないかもしれないが、2019年政治決戦の総大将である立憲民主党の「総大将としての動き」が悪く、「市民と野党の共闘」への覚悟のほどもあまり感じられず、従ってまた、ホンモノの政権交代が実現するぞ・今度の選挙では大勝するぞ、という期待感のようなものも沸いてこないのだ。集会で「何してんだ!」などと追及すると、返ってくるのは、ツベコベ言い訳ばっかり、という情けない状態である。これで衆参同日選挙をくらったら、おそらく反アベ野党は総崩れの可能性が高い。困ったものである。

 

立憲民主党がなぜ短期間で支持率が高くなったのか、思い出してみればいい。あの2017衆議院選挙での絶望的情勢下での「覚悟のきまった決然とした振る舞い」に多くの有権者がしびれたということではなかったか。今回それを、もう一回やっていただければいいのよ。総大将は、総大将らしく、堂々と、懐深く寛容にふるまい、協力する勢力にはWINWINとなるよう、全力で知恵を働かせていただきたい。それが政権への最短距離である:田中一郎)

 

5.小林節が斬る、ここがおかしい:人心一新は野党共闘の立派な大儀である(日刊ゲンダイ 2018.12.26

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/2980

 

●以下、立憲民主党関連の報道

(関連)2019年夏・衆参同日選をにらんで動く「野党連合」のキーマン(歳川 隆雄) - 現代ビジネス - 講談社(1-2

 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59111 

(関連)おしどりマコ氏、増原裕子氏、亀石倫子氏... 女性候補増やす立憲「パリテ」の成否は - J-CASTニュース

 https://www.j-cast.com/2018/12/21346673.html

(関連)真山勇一議員ら3人 25日に立民合流へ|日テレNEWS24

 http://www.news24.jp/articles/2018/12/23/04412577.html

(関連)東京新聞-長浜氏、立民に入党意向 参院会派からも3人-政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018122401001943.html

(関連)立憲、女性限定で候補者を公募へ その背景にある日本の「情けない状況」とは

 https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/parite

(関連)立民、女性4割擁立へ全国公募 統一地方選と参院選 - 琉球新報

 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-852355.html

(関連)立民、東京で地方議員増やす 無党派の「風」…都民ファ失速も遠因 産経ニュース

 https://www.sankei.com/politics/news/181221/plt1812210041-n1.html

 

(どうも自分たちのことしか考えとらんようだ。有権者・国民のことを先に考えよ! :田中一郎)

 

6.参院1人区自民、足場固め、野党 一本化に遅れ(朝日 2018.12.14

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13810846.html

 

(同じ朝日新聞の記事で、上記4.と姉妹記事のような内容である。野党は駄目だが自民は準備着々、と報じている。ためにする報道か、それとも真実報道か? :田中一郎)

 

7.福岡で菅VS麻生表面化、知事選で対立、政権内の力学が変わってきた(日刊ゲンダイ 2018.12.20

 https://news.nifty.com/article/domestic/gendai/12136-150044/

 

(関連)【福岡コンフィデンシャル】知事選舞台に麻生氏と大御所「覇権争い」 (西日本新聞)

 https://web.smartnews.com/articles/fuBMfKNpdze

 

(福岡県民も早く目を覚ませ。麻生太郎はあんたたちのところの選出議員だぞ! いいのか、こんなゴロツキを議員にしておいて、郷土の恥だとは思わないのか? :田中一郎)

 

8.憲法・防衛・税、主張強める公明、「平和の党」の理念重視(日経 2018.12.19

 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39319450T21C18A2SHA000/

 

(公明党・創価学会さん、そろそろ自民党とくっつくのをおやめになったらいかがですか? 池田大作先生の教えから大きくズレてますよ。:田中一郎)

 

9.将来は総理を目指すあの橋下徹に「参院選出馬」情報(『週刊現代 2018.10.22』)

 http://wgen.kodansha.ne.jp/archives/54333/

 

10.大阪都構想巡り出直し選を示唆、知事・市長 統一選と同日(朝日 2018.12.25

 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181224-00000052-ann-soci

 

*アベ政権に対する「維新」の態度を歌った歌

 https://www.youtube.com/watch?v=5ez9otyK364

 https://www.youtube.com/watch?v=eRdfhbf7M8Q

(♪♪「右と言われりゃ、右向いて、とても幸せ、あなた好みの政党になりたい・・・・」♪♪)

 

●以下、「維新」関連の報道

(1)維新と希望の党、参院で統一会派 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181219/k00/00m/010/275000c?fm=mnm

(2)大阪知事・市長 出直し選検討認める「もう一度民意を」 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181225/k00/00m/010/013000c?fm=mnm

(3)大阪知事・市長、辞職意向 都構想巡り 統一選とダブル選か - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181224/k00/00m/010/001000c

(4)都構想「住民投票まで協力」の「書面」 維新と公明が駆け引き - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181225/k00/00m/010/102000c?fm=mnm

(5)狙いはカジノ?巨費投じる大阪万博の「うさんくささ」 - ニュースをウラ読み - 位川一郎 - 毎日新聞「経済プレミア」

 https://mainichi.jp/premier/business/articles/20181210/biz/00m/020/001000c

 

11.その他

(1)高橋知事、参院選出馬を表明 北海道知事選は新人対決に - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181215/k00/00m/010/193000c?fm=mnm

(2)糸数慶子氏に勇退要請 参院選 社大党、選考委発足 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-852925.html

(3)自民、島尻元沖縄北方相を擁立へ 来春の衆院沖縄3区補選 沖縄タイムス

 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/363190

(4)自民、山梨知事選に全力 参院選見据え一本化に腐心 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181224/k00/00m/010/083000c?fm=mnm

(5)小泉・小沢の言う通り 原発争点選挙で安倍政権はお陀仏|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244044

(6)東京新聞-共産、商品名挙げ増税対策批判 参院選へアピール-政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018122301001779.html

(7)日本共産党・志位和夫「安倍さんは戦後最悪の総理だ」 (Smart FLASH)

 https://web.smartnews.com/articles/fus5bnPyTEs

(8)小沢一郎氏/下 「坂の上の雲」 迫る変動の時代 もう一度「明治維新」を(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181225-00000000-maiall-pol

 

(小沢一郎さん、何でもいいけど、橋下徹や前原誠司とくっついて、野党結集などと、くだらないことをやめてね! :田中一郎)

草々

2018年12月24日 (月)

日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です(その9)= 基地裁判:国と一体化する司法(『DAYS JAPAN 2019.1』)他

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.(2019.1.30)オルタナティブな日本をめざして(第23回)「これでいいのか!? 原子力損害賠償法」(福島原発事故の教訓から)(竹村英明さん:新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/23-4c42.html

 

2.新刊書のご紹介

(1)高木仁三郎 反原子力文選 - 高木仁三郎 著 - 佐々木力 編|未來社

 http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624400675

(2)除染と国家 21世紀最悪の公共事業-日野行介/著(集英社新書)

 http://u0u1.net/OLdC

 

(日野行介氏をお迎えしての講演会「除染と国家:21世紀最悪の公共事業」が、来たる2019318日(月)午後7時~、水道橋のたんぽぽ舎において予定されています。乞うご期待=詳細決まり次第ご案内いたします。:田中一郎)

 

3.キャンペーン

(1)キャンペーン · 【入試差別をなくそう!一万人署名】文部科学省は不正入試を行った大学を公表してください! · Change.org

 http://u0u1.net/OLdG

(2)キャンペーンについてのお知らせ · 香川県による産廃撤去指導の打ち切り · Change.org

 http://u0u1.net/OLhQ

 

4.「基地で働き 基地と闘う~沖縄 上原康助の苦悩~」20180623 - 動画 Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x6mpimk

 https://www.dailymotion.com/video/x6mlse8

 

 (田中一郎コメント)

 必見の番組です。どうぞご覧ください。私はかすかな記憶で、故上原康助氏の晩年の振る舞いが「おかしい」という印象を持っていましたが、この番組を見て、なるほどと思った次第です。闘う労働組合「全軍労」が、「全駐労」という日和見労働組合へと転落していく中で、上原もまた変わっていったということなのでしょうか。どうして初心を最後まで貫けなかったのか、もし生き返ってこられるのなら、一度聞いてみたい気がしました。沖縄に米軍基地も自衛隊基地もいらない、このVTRを見て、再び強く思った次第です。

 

(参考)完成度高い人物ドキュメンタリー〜ETV特集「基地で働き 基地と闘う〜沖縄 上原康助の苦悩〜」(GALAC) - goo ニュース

 http://u0u1.net/OLht

(参考)23日放送予定 ETV特集「基地で働き 基地と闘う~沖縄 上原康助の苦悩~」花瑛塾

 http://kaeizyuku.com/2018/06/19/1970/

 

5.森友問題

 幕引きは許さない。内閣が変わっても、政権が変わっても、徹底追及あるのみ。罪(財)務省・国交省の関係責任官僚たちは必ず処分されなければならない。民主主義・国民主権に基づく政治・行政の基本中の基本だからです。(真実報道の妨害を続けているNHKの忖度経営幹部たちも同様です)

 

20181203 UPLAN 森友写真偽装記者会見 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=tnKDvoanwjM

20181221 UPLAN 森友写真偽装-記者会見 試掘写真資料作成の責任は? - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=gGlc0rkkevo

 

(1)NHK森友スクープ記者が実名証言「特ダネへの圧力」 - 文春オンライン

 http://bunshun.jp/articles/-/10000

(2)元記者が内幕本、NHKが反論 森友学園問題、「虚偽の記述」:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13819314.html?ref=nmail_20181220mo

(3)財務局の「常識」から見た森友問題 OB「あり得ない」:朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/articles/ASLCP771MLCPPTIL039.html?ref=lettermail_1219_arti_news

(4)森友スクープの元記者激白「安倍官邸vs.NHK」に込めた覚悟|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244053

(5)森友問題不起訴、検察審の判断は:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13817701.html?ref=nmail_20181219mo

(6)「安倍夫妻 うそつくな」 「森友」事件 保釈中の籠池夫妻 ニュースの追跡 特報部(東京新聞) 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/274.html

(7)「森友幕引きに危機感」 近畿財務局OBの4人語る:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13817686.html?ref=nmail_20181219mo

 

6.その他

(1)「買い物ポイントというエサでマイナンバーカード普及を狙う」消費増税の景気対策でまたもや愚策! - 政治・国際 - ニュース|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]

 https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2018/11/30/107651/

(2)クレカ業界に激震、増税めぐる政府の「お粗末」ポイント還元策で (ダイヤモンド・オンライン)

 https://diamond.jp/articles/-/186602

(3)格差は固定化・拡大へ…安倍政権がひた隠す“移民法”の正体|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242916

(4)参院選秋田で“オール沖縄”再現…争点はイージス・アショア|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242919

(5)秋篠宮発言の波紋…隠しきれない安倍“エセ保守”政権の正体|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242866

(6)秋篠宮さま苦言…山本宮内庁長官は官邸子飼いのヒラメ官僚|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242869

 

7.IWJより

(1)日刊IWJガイド「辺野古基地反対運動は全国・全世界に広がる!- 署名開始から10日で目標の10万筆を超える!2018.12.19日号~No.2288号~(2018.12.19 800分) - What's New お知らせ

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38154

 

(2)日刊IWJガイド「辺野古埋立を強行し全力で沖縄を蹂躙する安倍政権に対し、京都府向日(むこう)市が反対の意見書を採択!」2018.12.20日号~No.2289号~(2018.12.20 800分) - What's New お知らせ

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38157

 

(3)日刊IWJガイド・日曜版「水道事業の民営化で雫石町のケースが続出!- 本日午後7時より配信、IWJ八重樫拓也記者が直撃取材してきた岩手県雫石町の住民の証言!」2018.12.23日号~No.2292号~(2018.12.23 800分) - What's New お知らせ

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38165

==================================

 

「日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です(その9)」をお送りいたします。真実報道のフォト・ジャーナリズム月刊誌『DAYS JAPAN』が「基地裁判:国と一体化する司法」の特集を組みました。来月20191月号です。必見必読の内容になっています。みなさま、是非書店でお求めになり、ご一読されるといいと思います(残念ですが『DAYS JAPAN』は20192月をもって休刊となります。非常に残念かつ悔しく思います)。

 

●『DAYS JAPAN

 https://ja-jp.facebook.com/daysjapan.net/

 

(関連)報道写真誌「デイズ・ジャパン」休刊へ 15周年で最後:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASLCK4G9LLCKUCFI001.html

 

 <別添PDFファイル>

(1)基地裁判:国と一体化する司法(イントロ部分)(『DAYS JAPAN 2019.1』)

(2)在日米軍と自衛隊の基地を巡る裁判の経過(『DAYS JAPAN 2019.1』)

(3)「警察24時」撮影の制圧死訴訟が和解、映像未提出で真実は闇に(『週刊金曜日 2018.10.19』)

 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2018/10/30/antena-355/

(4)「植村裁判」札幌地裁判決、櫻井よしこはなぜ免責されたのか(イントロ部分)(小野寺信勝『週刊金曜日 2018.11.23』)

 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002697.php

(5)一票の不平等訴訟、昨年衆院選は「合憲」、最高裁 1.98倍、制度改革評価(東京 2018.12.20

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201801/CK2018012002000142.html

(6)横浜事件 二審も遺族側敗訴、国賠法施行前の責任否定(東京 2018.10.25

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201810/CK2018102502000122.html

(7)刑事裁判記録 不可解な非開示、管理のルール確立を(毎日 2018.12.14

 https://mainichi.jp/articles/20181214/ddm/005/070/012000c?fm=mnm

(8)終戦直後 キリスト教弾圧裁判、本人の記録 閲覧拒否(毎日 2018.11.11

 https://mainichi.jp/articles/20181111/ddm/041/040/125000c

(9)政活費の不正支出 条例に盲点、「残金」基準 返還請求できず、神奈川の住民訴訟 敗訴確定(日経 2018.11.17

 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO37856910W8A111C1CC1000/

10)論文不正、元社員再び無罪、東京高裁判決 ノバルティス事件(朝日 2018.11.20

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13776396.html

 

 <関連サイト>

(1)【東京新聞社説】 伊方原発容認 安全神話の復活なのか - No Nukes 原発ゼロ

 http://blog.livedoor.jp/ryoma0102/archives/77572438.html

(2)東電の原電援助、差し止め認めず 東京地裁:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13776320.html

(3)辺野古工事差し止め、二審も認めず 高裁那覇支部 日本経済新聞

 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38564220V01C18A2ACYZ00/

(4)辺野古移設・反対派リーダー山城被告、2審も有罪 高裁那覇支部 - 新着 - 毎日動画

 http://u0u1.net/OLjS

(5)44年間獄中冤罪を訴える星野さんの仮釈放はかなうのか|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242988

(6)違憲提訴:同性「事実婚」認定も 法的な権利は付与されず - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181114/k00/00m/040/189000c?fm=mnm

(7)裁判:「同性婚認めぬのは違憲」複数カップル一斉提訴へ - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181114/k00/00m/040/188000c?fm=mnm

(8)慰安婦記事訴訟:元朝日記者の請求棄却 札幌地裁 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181109/k00/00e/040/335000c?fm=mnm

(9)横浜事件:記録焼却での賠償請求訴訟 2審も遺族側が敗訴 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181024/k00/00e/040/326000c?fm=mnm

10)控訴棄却:「あしき前例」懸念も ノバルティス論文不正 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181120/k00/00m/040/144000c?fm=mnm

11)昨年の衆院選「合憲」 一票の格差「是正図られた」 最高裁:朝日新聞デジタル 

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13819283.html?ref=nmail_20181220mo

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201811月の裁判日程 - NO MORE FUKUSHIMA

 http://nuclearpowerplant311.livedoor.blog/archives/13293847.html

 

 <「いちろうちゃんのブログ」より>

●日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です(その8):国民のために何の役にも立たないどころか、ロクでもない判決を出しまくって害悪を垂れ流す日本の司法・裁判所を始末せよ いちろうちゃんの

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-bde8.html

 

(田中一郎コメント)

 昨今の判決を中心に、いくつかの裁判所報道を集めてみました。よくもまあ、かような社会正義に反するような、基本的人権を踏みにじるような、日本国憲法に違反するような、ロクでもないカス判決文を次々と書き続けたものです。裁判で不当な判決が出ると、弁護士さんが裁判所の前で「不当判決」と書いた長い紙を支援者に示して、その後怒りの演説をします。しかし、上記のように日本の裁判所・裁判官どもが不当判決を濫造し続けるということなら、もういっそのこと、全ての裁判所の前に「不当判決裁判所」とでも書いた看板を出しておけばいいではないか。あるいは、最高裁には「アメリカ・首相官邸代理店裁判所」、すべての高裁及び地裁には「ヒラメ裁判官養殖場」とでも書いた看板を出しておけばいい。

 

(下記に私の「裁判所・裁判官 社会的矯正・正義実現政策」の具体策を列記しておきます。いずれ政権交代を経て、こうしたことに着手をしていかなければならないと考えています。何年かに一度はやってくる選挙の洗礼もないままに、もちろんリコール制度や判決に関するフィードバックシステムもないままに、巨大な権力を与えられてふんぞり返っている今日の日本の司法・裁判所は、私の推測では、今後ますます厄介でどうしようもない、ロクでもない権力濫用の役所に転落していくであろうと思います。それを「まともな裁判所・裁判官」にするための「痛みの伴う」処方箋を講じなければならぬ時が、私は必ずやってくるだろうと思う次第です。)

 

1.(別添PDFファイル)基地裁判:国と一体化する司法(イントロ部分)(『DAYS JAPAN 2019.1』)

「kitisaiban_days_20191.pdf」をダウンロード

(関連)(別添PDFファイル)在日米軍と自衛隊の基地を巡る裁判の経過(『DAYS JAPAN 2019.1』)

「zainitibeigun_jieitai_saiban_rekisi_days091.pdf」をダウンロード

(関連)横田基地騒音で賠償 地下鉄級の轟音でも月4000円の仰天|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242868

 

(1)デタラメだらけの基地裁判(竹田昌弘さん:共同通信)

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

(中略)米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡り、最高裁で敗訴したとき、沖縄県知事だった故翁長雄志さんは「深く失望した」と述べた。満足度が25%(民事訴訟制度研究会の2016年調査)と低い日本の民事裁判でがっかりするのは日常茶飯事だが、在日米軍や自衛隊の基地を巡る裁判での失望はとりわけ深い。なぜなら最高裁はひたすら国の肩を持ち続けてきたからだ。最高裁が「憲法の番人」ではなく「政府の番犬」となっている基地裁判の歴史を紐解き、現在に至る病巣を探る。

 

基地を巡る裁判は、①米軍や自衛隊が戦争放棄や戦力不保持などを定めた憲法9条(以下、9条)に違反するかどうかが争われた裁判、基地周辺の住民が騒音被害を訴え、米軍機や自衛隊機の飛行差し止めと損害賠償を求めた裁判、そして沖縄県に集中する米軍基地を巡る裁判の三つに分けられる。

 

(中略)辺野古移設を巡る訴訟では、沖縄県側の「新基地建設の強行は、憲法で保障された沖縄県の自治権を侵害する」「新基地建設のための法律が制定されておらず、この点も憲法に違反する」などの主張に対し、最高裁は判断を一切示さなかった。政府にすり寄るため、裁判官の「独立」と「良心」をかなぐり捨てた最高裁の不誠実さは際立っている。

 

元裁判官は「多数決の政治下で権利を侵害された個人や少数者を救済するという、司法の役割を果たすような判断を下した裁判官の多くは、小さな地裁支部や家裁へ左遷されてきた。原発を止める判断は退官間際にしかできない。上に目が付いた『ヒラメ』裁判官ばかりだ」と嘆いた。別の元裁判官は「本来は裁判官ごとに独立し、政府の省庁とは対極にあるはずの裁判所が省庁以上の官僚組織となった」と絶望する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

(2)なぜ司法は基地問題を裁かないのか(塩田譲弁護士)

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(中略)その死屍累々たる差止め敗訴判決の中、2007年に原告7054名が提訴した第四次厚木基地訴訟で、14521日横浜地裁判決は、米軍機の差止請求は棄却したものの、自衛隊機については、夜10時から朝6時までの夜間に限ってではあるが、飛行差止めを国に命ずる判決を言い渡した。軍用機の差止め判決は、史上初めてだった。そして15730日東京高裁も、基本的に地裁判決を維持した。この地裁、高裁判決を覆したのが、冒頭の最高裁判決である。

 

最高裁は、防衛大臣による自衛隊機運航には「広範な裁量」があり、差止めが認められるのは裁量権の行使が「社会通念に照らして著しく妥当性を欠く」場合に限られるとし、本件における自衛隊機の運航の公共性等を「総合考慮」すれば裁量権の逸脱・濫用はないと結論づけ、自衛隊機の夜間の運航を是認してしまった。それも3人の裁判官全員一致の判断だというのには暗然とする。

 

厚木基地周辺住民は、半世紀以上にわたる苦闘の末ようやく、本当にようやく、地裁と高裁がささやかな差止めを認めて一筋の光明をみいだした思いであった。しかし、最高裁判決はそれを無残にうち砕き、元の木阿弥に戻してしまった。最高裁は結局、国の自衛隊運用に関する政策的判断を追認する役割しか果たさなかった。

 

(中略)裁判所のあり方、最高裁のあり方をそのように変えるには、何よりも、市民の多くが裁判所に注目し、監視、批判、要求を強め、大きな世論にしていくこと、が必要である。裁判所は、もっともっと注目され、議論の対象にされるべきである。それが基本である、が、根本的な制度改革も、改めて考えられてよい。

 

例えば、人権を侵害された個人が、国連に救済申立てをする制度(個人通報制度)の導入である。これは、国内の裁判などの手を尽くしでも権利が回復されない場合に、個人が直接国連の自由権規約委員会に救済を申し立てられるというものである。世界の多くの国が関係議定書を批准して導入しているのに、日本はいまだにしていない。「最高裁で否定されでも、まだ国連がある」-そうなれば、最高裁も変わろうというものだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(3)辺野古裁判の経過と行方(松永勝利:琉球新報)

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(中略)実際に国の違法確認訴訟の県敗訴の高裁判決が言い渡された16722日、多見谷裁判長はこの場でも、翁長知事に判決が確定すれば従うかと念を押すように尋ねた。県が敗訴した場合、埋め立て承認の取り消しを取り消すのかを問いただしている。翁長知事は従う意向を示した。すると、多見谷裁判長は裁判官とは思えないことを法廷で述べた。「なかなか答えてもらえず心配していたが、最後に知事が言ってくれてほっとした。ありがとうございます」

 

違法確認訴訟には強制的な執行力がない。つまり県はこの裁判で敗訴しても判決に従わずに、埋め立て承認の取り消しを取り消さなくても構わない。こうした選択も可能だった。だからこそ多見谷裁判長は、和解勧告の時も高裁判決の時も繰り返し知事に判決に従うかと執拗に問い続けたのだ。県としては司法の判断を尊重しなければ、翁長県政は法治無視の行政をしているとの悪しき烙印を押されてしまうとの懸念から、判決に従う苦渋の判断をした。

 

(中略)これが現在の日本の司法の現実だ。国にとって有利なように物事を運ぶため、裁判長が判決後に判決の権限外の要求を知事に求め、それに従うとの言質を取った上で「ほっとした。ありがとうございます」などと礼を述べる。裁判官が国の下足番に成り下がっている哀れで醜い姿を沖縄県民は見続けてきた。三権分立など存在せず、幻想であることを突きつけられてきたのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「裁判官が国の下足番に成り下がっている哀れで醜い姿」とは言い得て妙である。ヒラメのもう一つ下の、ドブにでも生息する有害バイキンのようなものだということだ。こんなものは許しとらんから、いずれしかるべき対応をとって差し上げます。(田中一郎)

 

 <第二次司法改革:裁判所・裁判官をまともなものにいたしましょう>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.最高裁判事の国民審査の実効性を確保(候補者の詳細履歴の公開、立会演説会、信任は「〇」票のみとする(白票の無効化)、国民審査について有権者・国民に周知徹底他)

 

2.法廷の全面公開=TVカメラを法廷に入れるとともに、大法廷のスペースを大きくし数百人が収容できる施設を用意

 

3.憲法違反その他タチの悪い反社会的判決を下した裁判官に対する弾劾裁判制度の創設(発議提案は有識者委員会、発議決定は国会)(罰則は、懲戒停職5年以内、無期停職以内、免職、懲戒免職の4段階)

 

4.裁判所機能の拡充(裁判官の人数を大幅に増やし、1人の裁判官が担当する事件をドラスチックに少なくする、高裁や最高裁では裁判官の下に調査官スタッフを配置し裁判官をサポート、その他)

 

5.刑事裁判における裁判員制度の廃止 全ての行政法裁判や、国及び国の外郭団体及びその役職員(場合によっては自治体及びその外郭団体及びその役職員)が被告となる民事・刑事裁判について、裁判員制度を最高裁レベルまで導入する。

 

6.裁判官任用の方法を抜本的に改め、裁判所外部からの任用を大幅に増やす(裁判官の人数も増やすので、これで対応できる)。

 

7.違憲判決審査会を設置し、戦後出された判決のうち、違憲判決を全て一括して無効とする。また、その後は、この審査会がそのまま「憲法裁判所」に移行。

 

8.裁判官リコール制度+裁判官忌避制度の実効性を高める制度の導入。

 

9.情報公開裁判における「インカメラ調査」権限を裁判官に賦与する。また、裁判所や検察・警察・法務省関連の情報公開制度と公文書管理制度を完全なものとする。

 

10.検察制度・検察庁の抜本改革

(1)検察の起訴権限独占制度を廃止=検察審査会の起訴要件を緩和し「過半数」で起訴できる仕組みとする。また、検察役となる弁護士らについては、その報酬や処遇を抜本的に引き上げ(世の中の弁護士報酬並みへ)、かつ、その機能をサポートする複数のスタッフ採用を保障する。

(2)検察庁の解体(特に「公安部所」は解体=かつ、過去の「黒い霧」部分を全面公開)と民主的再編(検察オンブズマン制度の導入など)

(3)代用監獄制度の廃止

(4)その他(裁判の進め方などに改革の余地があるように思われるが、私の知識不足で言及できず)

草々

 

 

日米安保体制=日米密約同盟の隠された正体が一段と明らかに=(必見必読)『知ってはいけない 2』(矢部宏治著:講談社現代新書)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.イベント情報

(1)(別添PDFファイル)(チラシ)(2019.1.17)「防衛費=軍事費」の際限なき拡大、米軍と自衛隊の一体化の危険性(吉沢弘志さん)(たんぽぽ舎・水道橋)

「tirasi117_gunji_ntibeiittaika.pdf」をダウンロード

(2)(別添PDFファイル)(チラシ)(2019.2.6)福島原発被害東京訴訟 第2陣第3回公判(東京地裁)

「tirasi_26_fukusimagenpatusongaisosyou_3_kouhan.pdf」をダウンロード
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1542856500696staff01

 

2.寺井尚子 - キサス・キサス・キサス - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=XLx_-uEK4FU

 

(関連)キサス・キサス・キサス - Wikipedia

 http://u0u1.net/OKES

 

(私は音楽はとんとダメなのですが、こうしたキューバ音楽があることは広瀬隆さんの下記の著書から教わりました。下記の新書ですが、キューバというと「ソ連の手先」などといったワンパターンの反応が返ってきそうですが、しかし、この本は、そうした観点とは異なるアングルから書かれています。キサス・キサス・キサスの軽快なリズムを楽しみながら、みなさまもご一読なさってはいかがでしょうか:田中一郎)

 

●(お勧め)カストロとゲバラ-広瀬隆/著(インターナショナル新書)

 http://u0u1.net/OKEZ

 

(関連)(再掲・増補)カストロとゲバラ(広瀬隆氏著):キューバ革命の歴史を見る場合の最大のポイントは、彼ら革命の担い手たちが直面した最大の障害・妨害・困難とは何であったかということである いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-16f9.html

 

3.18年版「ブラック企業大賞」発表 大賞は三菱電機 長時間労働が常態化、過労自殺が2件発生- 記事詳細|Infoseekニュース

 https://news.infoseek.co.jp/article/itmedia_bizmakoto_20181223026/

 

(関連)財務省がセクハラ理由で「ブラック企業大賞2018」候補に 週刊金曜日オンライン

 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2018/12/21/antena-391/

 

(「明治150年=三菱のロクでもない150年」です。これが理解できない人は、まず日本の近現代史の勉強から始めて下さい:田中一郎)

 

4.キャンペーン · 土砂災害が日本中で起きているのに。 絶対にいらない!長野県 霧ヶ峰高原の下 大自然の中に超大規模ソーラー発電所! · Change.org

 http://u0u1.net/OKFl

 

(関連)再生可能エネルギーの持続可能性に関するFoE Japanの見解 | FoE Japan

 http://www.foejapan.org/energy/library/180413.html

 

(経済産業省や原子力ムラ・電力会社たちの「ベースロード極悪電源」政策もよろしくないけれど、他方で、今日の日本の再生可能エネルギー推進の在り方もまた、よろしくない。この国の人間たちは、何事につけても物事をきちんとし、あるいは、きちんとさせるということができない人種なのか!? 原発や巨大石炭火力を、森林や農地を荒らしまわる太陽光や風力、あるいは巨大ダムによる水力発電に転換して、何の意味があるのか。少し頭を冷やした方がいいのではないか。:田中一郎)

 

5.沖縄・辺野古

(1)【報ステ】辺野古土砂投入へ・・・想定外の軟弱地盤とは(181213)

 https://www.youtube.com/watch?v=NDwmgew1FmI

(2)米トランプに「辺野古工事中止を」 嘆願署名が10万筆超え|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244049

(3)辺野古の土砂投入、中止署名10万人達成。ローラさんも呼びかけ「沖縄をまもろう!」 - ハフポスト

 https://www.huffingtonpost.jp/2018/12/17/rola-henoko_a_23621024/

(4)辺野古作業停止求め、玉城知事が署名 ウェブ請願、米政府が回答へ - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181219/k00/00m/010/128000c?fm=mnm

(5)辺野古訴訟で沖縄県上告 工事差し止め却下不服 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181219/k00/00m/040/138000c?fm=mnm

(6)辺野古土砂投入…沖縄は人でなし首相と縁を切った方がいい|斎藤貴男 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243969

(7)辺野古土砂投入の夜に宴会…沖縄防衛局職員が酒気帯び逮捕|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/244051

(8)日刊IWJガイド「辺野古基地反対運動は全国・全世界に広がる!- 署名開始から10日で目標の10万筆を超える!2018.12.19日号~No.2288号~(2018.12.19 800分) - What's New お知らせ

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38154

 

●ホワイトハウス請願『県民投票の結果が出るまで辺野古の埋立を止めてください』にご協力を !  ~ 私たちの声をホワイトハウスに - やんばる日記

 http://u0u1.net/OKFy

 

6.その他

(1)首相の支持基盤、揺れる神社界 総長反発「改憲潰しだ」:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASLCY52X9LCYULZU00P.html?ref=nmail

(2)大規模デモで政府に直接訴えるフランスとおとなしい日本|孫崎享 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243755

(3)米、政府閉鎖 長期化も 予算協議、「国境の壁」平行線 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181223/k00/00m/030/150000c?fm=mnm

(4)中山恭子氏、離党日に2億円移転(共同通信) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181201-00000099-kyodonews-pol

 

(「政党助成法は党や党支部が解散した場合は交付金を国に返還するよう定めている」(上記記事より)。「日本のこころ」よりもカネの方が大事ということですか? :田中一郎)

==================================

 

矢部宏治さんが新著をお出しになりました。今回も必読必見の内容になっております。日米安保体制=日米密約同盟の隠された正体が一段と明らかになったと言えるでしょう。本書を読んでの私の結論だけを端的に申し上げれば、今日の日本の見苦しいまでの「対米隷属事態」を生み出したのは、吉田茂や岸信介から始まる自民党人脈のボス政治家どもが、害(外)務省さえも無視して場当たり的な「密約」をアメリカとの間で繰り返し、その記録さえも個人的判断で破棄したり残さなかったりしてきたという、あまりに「外交・安全保障お粗末事態」を繰り返してきたところに原因があります(矢部宏治氏は、ことあるごとに寝耳に水のような話がアメリカ側から持ち込まれて四苦八苦している害(外)務省の幹部官僚たちに、むしろ同情する、とまで書いています)。

 

吉田茂や岸信介の時代であれば、冷戦状態真っ盛りの時代であったため、軍事や安保をアメリカにゆだねつつ、日本はアメリカが導入した日本国憲法第9条を盾にとって、アメリカからの軍事要請を避けて回る(矢部宏治氏はこれを「軍事主権の放棄」と言っています)、その一方で、エコノミック・アニマル稼業に全力投球し驚異的な経済成長をなし遂げるという「処世術」もまた、一定の合理性はあったと言えるかもしれません。しかし、1990年前後にソ連・東欧諸国の共産主義体制が崩壊し、冷戦時代はとうの昔の話となっているにもかかわらず、日本の対米隷属は、それ以降も、どんどんひどくなる一方であり、更にこれに、圧倒的多数の有権者・国民の外交や安全保障に対する思考停止状態(もはや生活習慣病)と政治的シニシズムが覆いかぶさっているのです。

 

矢部宏治さんの今回の新著は、この日本の軍事的対米隷属の構造的病理を、アメリカで公表された公文書などの具体的歴史的事実に依拠しながら、ビジブルにわかりやすく抉り出しており、前書『知ってはいけない 1』よりもさらに一段と深く広く掘り下げられた現状分析の著書となっています。この新書を見ないで読まないで、もはや日本の安全保障や東アジアの軍事情勢、あるいは日米関係などについて議論することは許されないでしょう。依然として「攻めて来たらどうする」式の「小学生の喧嘩」談議レベルの議論が尽きることのない今日において、その閉塞を打ち破るには、今回の矢部宏治さんの著書は画期的な内容になっています。

 

(関連)安全保障や軍事の議論をするときは、一般論抽象論ではなく、日米安保(日米密約同盟)や自衛隊(在日米軍と一体化した攻撃型軍隊)の実際のあり様をよく確かめてから具体的な形でしないと無意味 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-6e92.html

 

アベ自民党による日本国憲法「壊憲」の策動がうごめく現下情勢下において、日本と在日米軍との関係の実際のあり様や、専守防衛と言われてきた自衛隊の、まさに日本国憲法違反そのものの、今日の実態の認識なくして、どうしてまともな安全保障論議や東アジアにおける平和問題へのアプローチができるでしょうか。みなさまには、是非とも、ご精読を願いたい一冊です。

 

●(必見必読)『知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた』(矢部 宏治):講談社現代新書|講談社BOOK倶楽部

 http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000318186

 http://u0u1.net/OKHu

 

(関連)知ってはいけない──隠された日本支配の構造|BOOK倶楽部特設サイト|講談社BOOK倶楽部

 http://book-sp.kodansha.co.jp/topics/japan-taboo/

 

(こちらは「その1」の方です。まだお読みになっておられなければ、今回、上記「その2」と一緒に一気にお読みになることをお勧めいたします。:田中一郎)

 

 <別添PDFファイル>

(1)「知ってはいけない 2」各章イントロマンガ(抜粋)

「intoro_anime_sittehaikan_2.pdf」をダウンロード
(2)安保改定と岸信介,CIA(1)(矢部宏治『知ってはいけない
2』(講談社現代新書))

「anpokaitei_kisi_cia1_sittehaikan_2.pdf」をダウンロード
(3)安保改定と岸信介,CIA(2)(矢部宏治『知ってはいけない
2』(講談社現代新書))

「anpokaitei_kisi_cia2_sittehaikan_2.pdf」をダウンロード
(4)「書物が焼かれるところでは、やがて人間も焼かれるようになる」(矢部宏治『知ってはいけない
2』(講談社現代新書))

「syomotu_yakare_hitoyakare_yabe_sittehaikan_2.pdf」をダウンロード
(5)憲法9条・幣原発案説の否定(一部抜粋)(矢部宏治『知ってはいけない 2』(講談社現代新書))

「kenpou9jou_sideharasetu_hitei_sittehaikan_2.pdf」をダウンロード
(6)憲法九条は誰が発案したのか:幣原喜重郎と「平野文書」(イントロ部分)(笠原十九司『世界 2018.6』)

「sideharato_hiranobunsyo_sekai.pdf」をダウンロード

・・・・・・・・・・・・・・・・

(7)「自衛隊マンガ」から見えるもの、変化分析 沢藤弁護士に聞く(東京 2018.12.22

 https://ameblo.jp/tousekitetsu/entry-12427709598.html

(8)平成の安保・自衛隊(年表)(毎日 2018.12.21

 https://mainichi.jp/articles/20181221/ddm/010/040/024000c

 

(田中一郎コメント)

 上記のうち、(1)~(6)が、矢部宏治著『知ってはいけない 2』の一部抜粋によるご紹介です。特に(1)の4コマ漫画はすぐれものです。実にコンパクトに著作のエッセンスを現わしています。また、(5)と(6)はセットでご覧いただくといいと思います。私は、誰が日本国憲法第9条を発案したのか、ということよりも、その発案を、GHQか、あるいは幣原(総理)か、どちらがそれを現実の憲法にせんとして全力で取り組んだのか、の方が重要で、その観点から見た場合には、私は幣原ではありえない=GHQのマッカーサー他一部の人たちだったと思います。そのねらいは、日本を二度と凶暴な軍事国家として復活させないと同時に、(当時、極東委員会(NY)などで優勢であった戦争最高責任者の昭和天皇を処刑すべしという国際世論に抗して)、天皇個人と天皇制の存続により日本の占領統治をスムーズに行うことだったということです。それから(2)と(3)の「安保改定と岸信介,CIA」については、下記サイトもご参考にしていただければと思います。(腐ってます NHK)

 

(関連)いや〜、これは酷い! NEWS7 改憲へ向けNHK大本営プロパガンダが始まった!!赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/257.html

 

(関連)森友スクープの元記者激白「安倍官邸vs.NHK」に込めた覚悟|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244053

 

(NHK、しっかり腐って、虚偽放送、悪貨は良貨を駆逐する:時世駄作川柳 まさにNHK=日本ハッタリ協会)

 

 <関連サイト>

(1)「米の言い値」拡大続く 防衛費5年連続過去最大 19年度予算案 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181221/k00/00m/020/249000c?fm=mnm

(2)航空宇宙展にミサイルや武装ヘリ 日本の防衛費5兆円超えの内情とは | 週刊金曜日オンライン

 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2018/12/18/antena-389/

(3)東京新聞-<税を追う>防衛費借金漬け鮮明 補正予算への付け替え拡大-社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018122202000119.html

(4)東京新聞-兵器ローン残高5兆3600億円 軍事一体化へ 米製品大量購入-政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018122202000127.html

(5)東京新聞-防衛費最大5兆2574億円 米兵器購入で7年連続増-政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018122102000284.html

(6)日本は米国の言い値で ポンコツ「F35105爆買いの愚|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244119

(7)米兵器“爆買い”防衛省 国内企業に支払い延期要請1104億円|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244116

草々

 

(追)米業界も強硬要求 日本の「物品協定」、米政府は「貿易協定」:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13807648.html?ref=nmail_20181212mo

 

(追ってご報告申し上げますが、こちらの対米隷属もあまりにひどい。嘘八百とゴマカシ、歪曲、隠蔽の「総合百貨店」状態です。何をやっとるのか、という「体たらく事態」です。戦後、我々の親の世代が営々と築き上げてきた経済成長の成果は、先般締結・発効したTPP協定と日欧EPA、それにこの日米FTAにより、完膚なきまでに米系多国籍巨大資本にはく奪されていくことになるでしょう。にもかかわらず、大学に生息する御用学者・ボンクラ経済学者やマスごみどもは、依然として市場原理主義アホダラ教にアタマがイカれたまま、こうした時代遅れのグローバリズムに日の丸の旗を振るバカさ加減です。かような「1%のための」国際経済協定は、一刻も早く退けて、私たちの生活・生存のための経済体制を構築していかなければなりません。まさに、私たちの生存のための闘いになってきました。(軍事・外交・安全保障論議よりも、場合によってはこちらの方がより重要です。こちらは私たちの日々の生活・生存の安全保障問題ですから。:田中一郎)

 

2018年12月22日 (土)

(報告)(12.21)99%フォーラム 第1回 講演会:松尾匡立命館大学教授「この経済政策が日本を救う」 (2018年12月21日)

前略,田中一郎です。

 

(最初に若干のことです)

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1.イベント情報(来年の新ちょぼゼミです)

(1)(2019.1.23)オルタナティブな日本をめざして(第21回)「徹底検証 TPP協定(1112)このままでは日本が売られてしまう」(内田聖子さん)(新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/211112-9eb0.html

 

(2)(2019.1.30)オルタナティブな日本をめざして(第23回)「これでいいのか!? 原子力損害賠償法」(福島原発事故の教訓から)(竹村英明さん:新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/23-4c42.html

 

(3)(2019.2.13)オルタナティブな日本をめざして(第22回)「徹底検証 日欧EPA&メガFTA:水道事業を外資に売り飛ばしていいのか」(内田聖子さん)(新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/22-f183.html

 

(4)(2019.3.14)オルタナティブな日本をめざして(第24回):「どうする化学物質の管理:環境ホルモンがもたらす危険性から考える」(中下裕子弁護士)

 (時間と場所はいつもの通りです:午後6時~9時過ぎ、水道橋のスペースたんぽぽ)

 

2.(メール転送です)下記の3つのサイトのご紹介を受けました

(1)<いや〜、これは酷い! NEWS7>改憲へ向け、NHK大本営プロパガンダが始まった!赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/257.html

(2)モーニングショーが突っ込んだ都立高校でのボランティア強制疑惑(まるこ姫の独り言) 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/309.html

(3)知事がローラ、りゅうちぇるに感謝~米政府への辺野古工事中止の請願署名が基準の10万筆を突破( 日本がアブナイ! ) 笑坊

 http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/287.html

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さる12/21(金)、衆議院第1議員会館において、「99%のための経済政策フォーラム」が主催する第1回 講演会「松尾匡立命館大学教授:この経済政策が日本を救う」が開催されました。朝9時半スタートだったにもかかわらず会場には200名を超える参加者が詰めかけ、第1回目としては盛況な形で、この勉強会が開催されました。以下、簡単にご報告申し上げます。なお、次回は来年の124日だそうです。

 

●(当日録画)20181221 UPLAN 松尾匡「この経済政策が日本を救う」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=AEX95emhiPw

 

(関連)市民と野党をつなぐ会@東京 - 市民と野党をつなぐ会@東京

 https://tunagu2.jimdo.com/

(当日の資料や松尾匡氏が講演の中で紹介されたサイトなどは、全て上記のサイトに掲載されています:田中一郎)

 

(関連)99%のための経済政策フォーラム

 https://99forum.jimdofree.com/

 

(田中一郎コメント)

1.安倍政権・自民党政治が、個々の個別政策では多くの有権者・国民の反対がありながらも、これまで6年間近くも延々と続いて「暴走」政治を展開している今日的状況の下では、この耐えがたい潮流を転換するため「経済政策」の打ち出しが非常に重要であること、とりわけ、圧倒的多数の有権者・国民が該当する所得層・資産保有層の利害・利益に合致する経済政策の「賢明な形での具体的な打ち出し」は、2019年の政治決戦のみならず、今後到来するさまざまな選挙での「核心的戦略」の一つになるであろうこと、このことが、松尾匡立命館大学教授の講演によって、とてもわかりやすく上手にプレゼンされていました。今回の講演について真っ先に評価できる点です。

 

2.更に、松尾氏は講演の中で、政府の財政運営を、あたかも家計のやりくりと同じようにとらえて「税収という収入の範囲を超えて財政支出に走るのは、結局は借金に依存することになるから不健全であり、是正すべきである」という、全くのドシロウト考えに対して、それは間違っているとはっきりと説明されていたこと、これも大いに評価できることです。

 

具体的には上記VTRをご覧いただきたいですが、政府・財政支出は家計とは全く異なる原理や仕組みの中で動いており、家計や企業といった民間の経済主体が、その経済活動を何らかの理由で停滞させたり、加熱させたりしている時には、政府ファクターは(自治体などを含む)、その逆のアクションを起こすことで、経済運営の安定性と平準化を図り、時の経過を通じて国民全体の経済福祉を向上させる役割や使命を担っているのだということ、従ってまた、財政や税制などは、そのための(国民全体の経済福祉向上)手段であって、それそのものを目標にしてはいけないこと、などが語られていたように思います。まさにその通りです(このことが理解できていない政治家や有権者・国民が、右派・左派、保守反動や革新の区別なく、如何に多いことか)。

 

3.第1回目の「経済政策勉強会」でしたが、この勉強会の本来の目的は「政治家に経済政策の勉強をしていただくこと」だったのですが、しかし、参加した(野党)政治家の少なさには、いささかがっかりいたしました。それで私が「質問の時間」に出した質問は以下のようなものでした。

 

「思い込みの激しい、頭の悪い、覚悟の決まらない、(野党)政治家が少なくないのですが、いかがいたしましょうか?」

 

4.松尾匡立命館大学教授とは、これまで他のMLで経済政策をめぐって議論をしてきました。下記にこれまでの議論をご紹介しておきます。私は中央銀行の緩和マネーを(いかに不完全雇用の状況下にある場合とはいえ)野放図に使うことについては異議ありです。それ以外も、いくつかの点で松尾匡立命館大学教授の議論・立論に賛同できない点がありますので、ご興味のある方は下記をご覧ください。

 

(1)松尾匡立命館大学経済学部教授の「レフト3.0の政治経済学」(新刊書)や「反緊縮政策論」(『週刊金曜日』)のどこに問題があるのか いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-7f22.html

 

(2)(他のMLでの議論です)(1)強きを助け弱きをくじく「税金徴収」行政(2)「市民と野党の共闘」が政権交代へ向けてなすべきこと(3)松尾匡立命館大学教授との経済政策を巡る議論 他(ゲノム編集無政府状態へ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-ef6e.html

 

(3)松尾匡立命館大学教授との経済政策を巡る議論(その2):問題は「反緊縮」政策の中身です いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-54aa.html

 

(4)(松尾匡立命館大学教授からのコメントをお送りいたします)Re:松尾匡立命館大学教授との経済政策を巡る議論(その2):問題は「反緊縮」政策の中身です いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/re-fed4.html

 

(5)(他のMLでの議論です)松尾匡立命館大学教授との経済政策を巡る議論(その3):Let’s Reject All for All Except1%」=日本経済再生への道は、まだいろいろある いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/lets-reject-all.html

 

(6)(他のMLでの議論です)松尾匡立命館大学教授との経済政策を巡る議論(その4):「公正な税制を求める市民連絡会設立3周年記念集会」講演を巡って いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/3-1be5.html

 

(7)経済政策を巡る議論です:(1)民主党政権時代の「農業者戸別所得補償制度」 (2)(メール転送です)「『お金がない』からという脅しにどう立ち向かうか―ー松尾匡さんの議論の危うさ:再論」(白川真澄さん:PP研) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/pp-f612.html

草々

 

 

2018年12月21日 (金)

本日(12/21)のいろいろ情報(1)直近政局(野党の動き)(2)富山が日本のスウェーデン? 井出英策再論(3)ETV特集「アイヌらしく 人間らしく」(4)通報者を保護しない公益通報者保護制度他

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.師走の歌:今年ももうこんな歌が流れる季節になりました

(1)https://www.youtube.com/watch?v=ONIzg3MSoIY

(2)https://www.youtube.com/watch?v=msNyYD6koBY

(3)https://www.youtube.com/watch?v=Qo5xVsFQhG4

(4)https://www.youtube.com/watch?v=cknuQVvF05o

(5)https://www.youtube.com/watch?v=AwiQ5vCmgNs

 

2.イベント情報(年内)

(1)(12.22)シンポジウム「自衛隊の現状と9条改正」半田滋氏、石川健治氏、天木直人氏、伊藤真氏、西田美樹氏(東京・弁護士会館)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1544771800621matuzawa

(2)(12.23)除染土はどこへ?~ 環境省の除染土の再利用・埋め立て処分方針を問う|FoE Japan

 http://www.foejapan.org/energy/fukushima/181223.html

(3)(12.24)「終焉に向かう原子力」講演会(19)小出裕章氏「原発をやめられない最後の理由、核武装」(文京区民センター)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1539224920356staff01

(4)(12.26)東電刑事裁判 第35回公判期日(東京地裁)& 並行集会〔講演:おしどりマコ・ケンさん「東電取材から、みえてきたもの」()〕(参議院議員会館)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1544874596110matuzawa

(5)(12.27)東電刑事裁判 第36回公判期日(東京地裁)& 報告集会(参議院議員会館)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1544874761608matuzawa

 

(関連)【ファクトシート】除染土の再利用/埋め立て処分 福島県二本松・飯舘村長泥地区、栃木県那須町|FoE Japan

 http://www.foejapan.org/energy/fukushima/181012.html

 

3.『トリチウムの健康被害について』(西尾正道 2018.12.11

 http://www.com-info.org/medical.php?ima_20181211_nishio

 

4.キャンペーン

(1)キャンペーン · 厚生労働大臣 根本匠様- ゲノム編集作物に食品表示を! 安全性審査を! 栽培規制を! · Change.org

 http://u0u0.net/OHZK

(2)キャンペーンについてのお知らせ · ゲノム編集食品が表示なしで流通!?政府に規制を求めよう! · Change.org

 http://u0u0.net/OHZT

 

(関連)(報告)(10.17)食の安全とゲノム編集の規制を求める緊急院内集会(川田龍平参議院議員主催) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-9cd0.html

 

(関連)「遺伝子いじり」無政府状態を許していいのか!? 環境省が「ゲノム編集」生物の環境影響規制を「名ばかり規制」にするパブコメを開始=このままでは近未来に修復不可能な深刻極まるバイオハザードが起きてしまう危険性大 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-50c7.html

 

(ノックアウト型のゲノム編集(遺伝子組換えの一種)をアメリカに合わせて「自由化」(ノーチェック=安全審査・環境影響審査なし)して、表示もしないで売り出そうとしているようです。おそらく日本での栽培・生産第1号は「飼料米」になりそうな情勢です。こんなものを許せば、日本列島の遺伝子汚染が深刻化し、取り返しがつかないことになります。生物は放射能と違い、生殖・増殖することを忘れてはいけません。:田中一郎)

 

5.第7回ブラック企業大賞2018(投票サイト)

 https://questant.jp/q/HDAU1JXC#end

 

6.報道写真誌「デイズ・ジャパン」休刊へ 15周年で最後:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASLCK4G9LLCKUCFI001.html

 

(ちなみに20191月号の特集は「基地裁判」です。『DAYS JAPAN』も、あと2回で休刊(おそらく永遠に)です。こうした真実報道の月刊誌を休刊・廃刊に追い込んだ日本の市民運動・社会運動は、言論・表現・報道の自由を守る闘いにおいて決定的な敗北を喫したと自覚すべきでしょう。言論・表現・報道の自由は抽象的・形式的にあるべき権利ではありません。自由を守るべき言論・表現・報道がなくなってしまえば、何の意味もない自由になるのです。:田中一郎)

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本日(12/21)のいろいろ情報です(メール転送を含む)。

 

 <別添PDFファイル>

(1)公益通報者保護、退職者や役員も、報告書案 大筋で了承(朝日 2018.12.19

(2)公益通報者保護法見直し大詰め、内部告発者よりも組織優先、「報復への罰則なく名ばかり」、経験者らから怒りの声(東京 2018.12.21

(3)富山県民座談会「富山は日本のスウェーデンか」:井出英策批判(『週刊金曜日 2018.12.14』)

(4)立民、地方で足場作り着々、年内に41都道府県で組織(日経 2018.12.20

(5)無所属の会6人 立憲会派へ、中村元建設相・安住元財務相ら(朝日 2018.12.19

(6)国民民主党、国民支持率低迷「参院選極めて厳しい」、連合会長が苦言(朝日 2018.12.21

(7)特集ワイド:野党共闘、どうなる? 玉木雄一郎国民民主党代表(毎日 2018.12.13 夕刊)

(8)街頭で強調、「国民、民主党」、「支持率1%」、知名度向上へ危機感(朝日 2018.12.14

(9)自民参院2人区 独占探る、茨城・広島 野党共闘に乱れ(毎日 2018.12.13

10)参院1人区自民、足場固め、野党 一本化に遅れ(朝日 2018.12.14

 

1.ETV特集「アイヌらしく 人間らしく~北海道150年 家族の肖像」NHK:この番組に出てくる北海道大学・副学長以下の態度は許せませんね

 

●ETV特集「アイヌらしく 人間らしく~北海道150年 家族の肖像」-NHK

 http://www4.nhk.or.jp/etv21c/x/2018-12-15/31/19072/2259648/

 

(関連)ETV特集「アイヌらしく 人間らしく~北海道150年 家族の肖像」動画 Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x6z12gg

 https://www.dailymotion.com/video/x6z120m

 

(田中一郎コメント)

 久しぶりにいい番組でした。放送内容も感動的ですし、時々に解説される内容もそうですが、この番組をつくったNHKのスタッフの方々にも少し感動します。作ろうと思えば、作れるじゃないか、見ていてそう言いたくなりました。今度はぜひ、福島第1原発事故で故郷を追われた人たちの今を徹底して追いかけて番組にしてほしいと思います。アイヌの人たちが明治以降に「倭人」(日本政府)から受けてきた苦難の歴史と同じような構造が、福島から出ていかざるを得なかった人たちにも襲い掛かっていると思うからです。

 

ところで、唯一点、この番組には汚点があります。汚点と言っても、この番組を制作したNHKにあるのではありません。むしろよく録画して放送したと誉めてあげたいくらいです。そうではなくて、その汚点とは、番組の中に出てくる北海道大学と、それ以外の日本の多くの大学にあるのです。帝国大学などに在籍する「倭人」のアイヌ研究者どもは、今から70年以上前に、アイヌの人たちの墓を盗掘まがいのようなことをして、埋葬されていた遺骨を無断で掘り出し、それを自分たちの研究材料にしていたのです。その遺骨が何と、今でも全国の諸大学に1600体もあるというから驚いてしまいました。今となっては誰の遺骨なのかもわからないのだそうです。

 

よくもまあ、今までかようなことを、かような状態で放置しておいたものだと思います。日本の諸大学はアイヌの人たちを「実験材料」「観察生物」とは見ても、人としては見ていないで今日に至っている、ということの決定的証左ではないかと私は思います。

 

北海道のアイヌの人たちは、北海道大学に対して、遺骨の返還と損害賠償を求めて提訴し、その裁判で、アイヌの人たちが賠償請求を取り下げ、北海道大学が遺骨を返還する形で和解し、番組では、その遺骨の引き渡しの場面が放送されていました。ぜひご覧になってみてください。アイヌの原告代表の川村兼一さんが、遺骨を運んできた北海道大学の連中とその代表の副学長に対して「まず謝罪せよ」と迫りますが、この副学長は無言で突っ立ったまま、しばらくして、形だけの文言が書かれた紙を読み上げるに終わってしまいました。もちろん、同席していたアイヌの人たちの表情が険しくなっていきます。

 

その時、同じ北大の「アイヌ・先住民研究センター」の準教授・丹菊逸治氏が前に出て、アイヌの方々に対して謝罪をするのです。「一緒に謝りましょう」、丹菊氏は涙ながらにそう言って北海道大学の面々に対して訴えていました。感動的な場面でもありますし、また、それでも無言で突っ立っている北大の連中を見ていて、益々腹立たしくも、自分もまた「倭人」のはしくれとして恥ずかしく思った次第です。この国の大学は、明治150年を経ても、また、アイヌの人たちを徹底して苦しめてきてなお、その体質と態度が変わらない、その理不尽さというか、人間としての不誠実さ加減に、憤りを隠すことはできません。

 

つねづね私が申し上げていることですが、今日の日本の大学は腐っている、一刻も早く解体し、大学からロクでもないのを追い払ったうえで、学問の府として再出発をした方がいい、この番組を見ていて、またぞろ確信を強くした次第です。もちろん、北海道大学もまた、その一つであることは間違いありません。(アイヌの人たちの遺骨を今でも1600体も抱えている北大以外の諸大学はどうするつもりなのでしょう?)

 

ともあれ、みなさまにもこの番組をご覧になることをお勧めしたいと思います。

 

2.(別添PDFファイル)公益通報者保護法見直し大詰め、内部告発者よりも組織優先、「報復への罰則なく名ばかり」、経験者らから怒りの声(東京 2018.12.21

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2018122102000173.html

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(中略)「会社の不正を訴える内部告発者の多くは報復を受ける。それなのに今回の報告書案には報復をした会社への罰則すら盛り込まれなかった。『公益通報者保護法』なんて名ばかりだ」。かつて運輸業界の不正を告発した元トナミ運輸社員、串間弘昭さん。

 

(中略)串岡さんは「会社は不正を隠すもの。私のような通報者は『裏切り者』と扱われ、冷遇される。企業名の公表くらい痛くもかゆくもない。この程度の改正では、通報者が報復人事に対抗するすべがない」とみる。

 

(中略)浜田さんは言う。「現行法では、内部通報者の名前などの無断漏えいを禁止する条項がない。『守秘義務』を明記し、達反した場合の刑事罰まで設けておかなければ、私のような被害者がまた出てしまう」(浜田さん=上司の不正を社内の内部通報制度で訴え、不当な配転を受けた大手精密機器メーカー「オリンパス」(東京都新橋区)社員:田中一郎)

 

(中略)調査会でどんな議論があったのか。実際の審議と報告書案との間に溝があるとの指摘もある。メンバーの林尚美弁護士は「報告書を見て驚いた」と話す。大きく二点あるという。

 

(中略)メディアへの通報の問題には前出の串岡さんも危機感を抱く。「この報告書案は、まず『会社』に訴えなさいとなっているが、社会のためにならない不正や違法は、まず国民に知らせなきゃならん」と述べる。自身が、最初の告発先に選んだのは新聞社だった。「内部告発者にとって最も信頼できるのはメディア。告発者を漏らさないし、報復もしない。それでも一人で闘うには、まだ弱い。公正取引委員会や旧運輸省にも訴えた。会社に告発しただけでは不正は握りつぶされるからだ」と振り返る。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(田中一郎コメント)

 公益通報者保護の対象は絞りに絞って限定し、猫の額ほどの範囲しか認めない、会社と行政機関という、これまで公益通報者に対して理不尽な不利益を押し付けてきた「二大悪人組織」以外への通報=つまり外部への通報を認めない、通報を受けた会社や行政機関が告発された人間や組織に誰が通報してきたかをバラしてもおとがめなし、公益通報者に対して告発された側が人事や処遇や解雇などで「報復」しても「報復ではない」と言えばそれで終わりの制度はそのまんま、

 

 あのな、これのどこが「公益通報者保護制度」やねん、

 おい、ボケの消費者庁、お前ら、どっち向いて仕事しとんじゃ、あほんだら。消費者庁の看板下ろせ!! ドアホ!!

 

(関連)(別添PDFファイル)公益通報者保護、退職者や役員も、報告書案 大筋で了承(朝日 2018.12.19

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13817631.html?ref=nmail_20181219mo

 

3.井出英策著『富山は日本のスウェーデン』という本に対する違和感(『週刊金曜日 2018.12.14』より)

 この人物の「地金」がだんだんと見えてきているということではないでしょうか?

 

(関連)(別添PDFファイル)富山県民座談会「富山は日本のスウェーデンか」:井出英策批判(『週刊金曜日 2018.12.14』)

 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002713.php

 

(田中一郎コメント)

 私も『週刊金曜日』は定期購読をしているのですが(みなさま、『週刊金曜日』も他誌と同様、定期購読者が少なくなり経営が厳しい状況にあります。みなさまの定期購読で支えていただければ幸いです)、この記事は見過ごしていました。新しい『週刊金曜日』が届くと、私はパラパラと、どんな記事が掲載されているかを見ることにしているのですが、「富山が日本のスウェーデンだ」などと、アホなことを言うとるのがいるのかな、くらいの受け止めで見過ごしてしまっていました。ある方のメールで気がついて改めて読んでみました。

 

この記事は、「保守が生んだ日本型北欧社会」として富山県を紹介する井出英策氏の新著『富山は日本のスウェーデン、変革する保守王国の謎を解く』の内容に強い違和感を持った富山在住の3人の方々の座談形式による批判であり、私はこの3人のおっしゃることは「その通り」だと思いました。主として「女性差別」=ジェンダーの観点からの批判ですが、女性の目から見ると、より富山という地域社会のおかしさがよく見えるということではないかと思います。

 

(関連)富山は日本のスウェーデン 変革する保守王国の謎を解く 集英社新書

 https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0944-a/

 

私はここで議論されている以外にも、富山県には多くのおかしさ、居心地の悪さ、矛盾、非民主性・前近代性・反市民社会性などが山積していて、おそらく日本の47都道府県のなかでも社会民主主義からは最も遠い県であるだろうと推測します。そもそも富山県は、なんど選挙をやっても、アベ政治につながるような自民党の議員ばかりが選ばれて出てくる県ですから、社会民主主義なんぞ「ナニ、ソレ」でしょう。また、かつてはイタイイタイ病で多くの人々が苦しめられましたが(加害企業からだけでなく、富山の社会からも苦しめられた)、その克服をきちんとできたのか、あのようなことは二度と起きないのか、私は怪しいものだと思っています。

 

別添PDFファイルには、著者の井出英策氏との質疑応答の部分も入っています。『週刊金曜日』の編集者からの疑問に対するこの人物のお粗末な回答がずらっと並んでいます。いちいち反論するのがバカバカしいと言ったらいいでしょうか。こいつ、これでも学者か、と言いたくなるような内容です。

 

「この過程で社会民主労働党の若き指導者ハンソンが家族のように助け合う社会を作ろうと「国民の家」という歴史的演説を行ないました。家族のような地域社会を作った富山、家族のような国を作ったスウェーデン、ここに両者の共通性を見ています。」

 

富山にある「家族のような地域社会」(=怪しい話だと私は思っています)の「家族のような」と、スウェーデンの政治家が言う「家族のような」は、決定的に違う内容だというのは明々白々でしょう。そもそも富山は、地域住民が個人として独立できているのか、個人の尊厳がきちんと尊重される社会なのか、家庭内だけでなく、会社や職場、学校、地域、その他の人間集団組織の中でどうなのか、井出英策氏が真剣に問うている姿勢はみじんも感じられません。それに富山は、「家族のような地域社会を(戦後)作った」のではなく、戦前にできていた「家族のような地域社会」が無反省にそのまま残滓として残ってきたということではないかと私は思います。いわゆる家父長制的で差別温存型で、唾棄すべき階級社会的な絶対主義社会です。

 

「歴史を振り返ると、危機の時代には必ず共同体的、家族的なものに社会は回帰する。共同体は監視社会だ、強制社会だと言ったところで解決にはならない。だから共同体のネガティブな面ではなくポジティブな面にあえて光をあてたのです。共同体的、家族的な原理を作り替えるしかない。スウェーデンもそうだったように。」

 

アジア太平洋戦争以前に、日本は翼賛国家・天皇制絶対主義・権威主義・軍国主義の形で「共同体的、家族的なものに社会が回帰」しておりました。富山はその旧体制や社会制度の克服がきちんとできぬままに戦後民主主義の時代を過ごしてきて今日に至っている。だから自民党のロクでもない連中が政治をいつまでも牛耳り、地方ボスがはびこり、女性が差別され男社会の召使のような処遇に置かれ、今もなおそれが「居直り」のようにして続けられている、そんな日本の中でも遅れたおかしな社会を富山は形成しているのだと私は見ています。(少し前には、富山の地方議員のカネの問題がクローズアップし、議会が解散されてスッタモンダしていましたが、再び同じような議員たちが選ばれていたように思います。ちっともよくならない)

 

結局、井出英策氏は、「2015年にとやま未来創造県民会議の特別委員に任命された」ことの「お礼」として、「ごますり」として、リップサービスとして、このくだらない本を書いたのだと見ていいのではないかと思います。まさに「ポジション・トーク」の利益相反だということです。今日の経済学者は、ほとんどがこんな連中ばかりです。要するに腐っているのです。学者と名のついた「芸人」です。井出英策氏の場合は、それに加えて、世間知らずのお人好し=つまりオバカであるか、さもなくば、相当にずる賢い、世渡り上手のハラグロ男ということではないかと私は見ています。

 

前原誠司というカスみたいな政治家のブレインであるとマスコミにもてはやされても、それを否定することもなく、しかも、前原誠司があの民進党消滅事件を引き起こして後にも、この井出英策氏は、佐藤優氏を誘いながら、引き続き前原誠司と談義していたというから驚きです。およそまともな経済学者なら、前原誠司なんぞには寄り付かないものです。この一点で、この似非学者は学者として失格でしょう。要するにニセモノだということです。

 

●分断社会ニッポン-井手英策/著 佐藤優/著 前原誠司/著(朝日新書)

 http://urx.blue/OEoG

 

みなさまも、そろそろ井出英策氏なんぞは卒業されて、もっときちんとした人物を発掘された方が私はより建設的だと思います。今回の『週刊金曜日』の記事は、この人物の「地金」がだんだんと見えてきているということではないかと私は思います。

 

4.立憲民主党

●(別添PDFファイル)立民、地方で足場作り着々、年内に41都道府県で組織(日経 2018.12.20

 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO3915891019122018PP8000/

 

(田中一郎コメント)

 立憲民主党には、単に各都道府県に支部組織をつくるというだけでなく、その支部が各都道府県での「市民と野党の共闘」の結集の「中核」「統括者」「リーダー」「事務局」「総大将」として動いてほしいのです。そして一刻も早く「市民と野党の共闘」の統一候補を決め、その人を中心に経済政策を核として、安倍政権の暴走・暴力政治を一掃する政治キャンペーンをみんなで力を合わせて展開して、きたる2019年政治決戦(衆参同日選挙の可能性大+統一地方選挙)に備えてほしいのです。

 

(この場合に最も重要なことは、「市民と野党の共闘」に協力をしてくれる共産・社民・自由の各党に対して万全の「おもてなし」が必要で、選挙に勝利することで協力野党全てが議席増となるようなウィンウィンの「仕掛け」「仕組み」を野党第一党である立憲民主党が責任をもって対策しなければならないということです。また、国民民主党との関係は難しい面がありますが、これもまた野党第一党としての立憲民主党が熟慮に熟慮を重ねて対処するしかありません。)

 

あらゆる選挙で自民・公明・維新・希望・その他の安倍晋三「エリマキトカゲ」ならぬ「トリマキタカリ」たち=「壊憲」派の政治家たちを全員落選させる取組に全力を挙げていただきたいと思う次第です。しかも、2019年のみならず、その目標が実現できるまで一致協力して持続的に・継続的に、です。

 

今のところ、2019年夏の政治決戦は、総大将=立憲民主党の包容力・指導力・統括力・行動力・政治力の乏しさから、次第に敗色濃厚となってきているように見えます。来たる選挙決選に勝つための取組がほとんど何もなされていないからです。少なくとも巷には「政権交代」近し=アベの悪政一掃まもなく、といった「わくわく感」などは全くありません。こんな調子だと、場合によっては衆参ともに「壊憲」派が2/3を制する可能性もないとは言えないでしょう。昨今の選挙間際になって、あちらこちらで立憲民主党と国民民主党がつばぜり合いまで始めている始末ですから、いささか閉口するばかりです。さながら「関ケ原の合戦」の西軍のごとしです。

 

他方で立憲民主党は、無所属の会にいた元民主・民進の議員たちを吸収合併するようです。その中には野田佳彦元首相も含まれそうな様子です。これでは立憲民主党は「元の木阿弥」政党に戻り、自民党政治を補完しながら万年野党の道を歩くことに決めたのかと言いたくもなるでしょう。

 

要するに民主・民進系の政治家たちというのは、国民民主党はもちろん立憲民主党も含めて、政権交代により日本の政治を転換するということの「意味」をほとんど理解できていないのではないかと疑わざるを得なくなります。政治の転換とは今日ある政治の何をどう変えるか、どういう手順で変えるかこそが重要だということ、そしてそれが圧倒的多数の有権者・国民の理解と支持を得て進められるべきものであること、このことについて、まるでチンプンカンプンの政治オンチが多く、政治家としてのビジョンも構想もなく、ただ目先のことだけを追いかける自己保身優先の議員が多いということなのでしょうか。これでは自民党に代わる政権政党にはなれません。

 

いずれにせよ、この国の多くの有権者・国民が政治的居眠りから目を覚まさない限り、あるいは政治的シニシズムから脱却しない限り、日本の政治主導による転落・没落・滅亡への道は止まりそうにありません。覚悟を決めた「市民と野党の共闘」が求められています。

 

(関連)(別添PDFファイル)無所属の会6人 立憲会派へ、中村元建設相・安住元財務相ら(朝日 2018.12.19

 https://www.asahi.com/articles/ASLDL3K6KLDLUTFK005.html

(関連)「無所属の会」の6人、立民会派入り了承(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20181219-00000012-jnn-pol

(関連)玄葉氏は立憲に合流せず=無所属の会 (時事通信社)

 https://web.smartnews.com/articles/ftoWjcHsV3f

 

(参考)2019年政治決戦へ向けて「市民と野党の共闘」の課題と現状について(その1) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-e6b7.html

(参考)2019年政治決戦へ向けて「市民と野党の共闘」の課題と現状について(その2) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/2019-b775.html

 

(上記に続きの(その3)は、来年1~3月の「新ちょぼゼミ」で私からお話いたします:田中一郎)

 

(1)「権力者を縛るルールを権力者に『違う』と言われても困る」枝野幸男氏語る - ハーバービジネスオンライン

 https://hbol.jp/181214

(2)参院京都に増原氏擁立=勝間和代さんの同性パートナー-立憲民主党 (時事通信社)

 https://web.smartnews.com/articles/ftUDsp58tiy

(3)国民と立民、さながら「代理戦争」参院選京都、支持者は危ぶむ声 (京都新聞)

 https://web.smartnews.com/articles/f51cJJAhbfn

(4)立憲民主・枝野代表「一日も早く政権を取る」参院選は「野党共闘で勝機あり」産経ニュース

 https://www.sankei.com/politics/news/181215/plt1812150021-n1.html

(5)立民・枝野代表 辺野古土砂投入を強く非難|日テレNEWS24

 http://www.news24.jp/articles/2018/12/15/04411897.html

(6)無所属の会、立憲民主会派合流で迫られる「踏み絵」(1-3ページ) - 産経ニュース

 https://www.sankei.com/politics/news/181213/plt1812130037-n1.html

(7)野田前首相 立憲会派入りへ最終調整 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181218/k00/00m/010/004000c?fm=mnm

 

5.国民民主党

(1)(別添PDFファイル)国民民主党、国民支持率低迷「参院選極めて厳しい」、連合会長が苦言(朝日 2018.12.21

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13820905.html

 

(田中一郎コメント)

 御用組合「連合」がこれまで国民民主党にいる政治家連中とともにやってきたことの必然的結果が、この低迷する支持率(1%前後)の数字となって表れているという話である。まさに自業自得、それでいいのだ。有権者・国民の判断は、国民民主党と御用組合「連合」に関する限り、まったくもって正しい。立憲民主党に申し上げておかなければいけないことは、今や御用組合「連合」の組合員の最大多数の支持政党は自民党であり、かような「連合」の支持があることは、たいした得票につながらないだけでなく、逆に多くの無党派市民の反感を誘い、得票減少につながっていくような状況になってきているということである。御用組合「連合」は、腐った労働貴族どもを分離する形で再編されなければいけない。「連合」は、まず解体し、そして再編だ。そうしてこそ、はじめて、ちゃんとした働く者のための労働組合に生まれ変わることができる。

 

(関連)【単刀直言】国民民主党・前原誠司元外相 「立民と同じことをしていては存在価値はない」(1-3ページ) - 産経ニュース

 https://www.sankei.com/politics/news/181217/plt1812170002-n1.html

 

(田中一郎コメント)

 「緑のたぬき」ならぬ「ハラグロたぬき」の小池百合子と共謀し、野党第一党の民進党を解体させた反党人士の前原誠司、こんなのがまだ国民民主党にいるということ自体が、国民民主党という政党の正体をいみじくも表している。国民民主党が立憲民主党と同じことをしていようがいまいが、国民民主党という政党に存在価値はない。そしてお前=前原誠司は、存在価値どころか、存在そのものが巨大なマイナスの、およそ日本の有権者・国民にとって有害極まりないカスのような政治家であることを、自分の今までの言動をよく振り返ってみて自覚することである。(私がいま思い出すことだけでも下記に書いておいてあげよう)

 

(偽メール事件で若い民主党政治家が自殺に追い込まれたときの党首、コンクリートから人への公約をダム建設推進・八ッ場ダム建設でぶち壊した張本人、多くの民主・民進議員が反対している中でTPP推進を強調=反対する人たちの主張を「TPPお化け」と侮辱、対米隷属を自民党顔負けに展開・返す刀でアジア蔑視の態度、原発容認・推進の姿勢変わらず、「市民と野党の共闘」に背を向け、共産党や改革派市民を排除するため、民進党ぶっこわし、を敢行、その反省もなく国民民主党にとどまる、自民党とまるで区別がつかない個々の政治や政策への態度・・・・・・)

 

(2)(別添PDFファイル)特集ワイド:野党共闘、どうなる? 玉木雄一郎国民民主党代表(毎日 2018.12.13 夕刊)

 https://mainichi.jp/articles/20181213/dde/012/010/003000c?fm=mnm

 

(玉木さん、そうやって記者会見などでは「きれいごと」言ってますけど、たとえば鹿児島や京都では、言ってることとやっていることが全然違うじゃないの!? どうなってんの? また、原発政策くらい、立憲民主党とともに、脱原発・即時廃棄、にしてみたらどうなの? 出来る限り協力します、などと言うとるけど、ちっとも協力してませんよ、あなたのところは!! :田中一郎)

 

(3)(別添PDFファイル)街頭で強調、「国民、民主党」、「支持率1%」、知名度向上へ危機感(朝日 2018.12.14

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13810844.html

(4)東京新聞-国民民主、参院1人区全て擁立 19年活動方針の原案判明-政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018121101002695.html

(5)連合、参院選で野党共倒れを警戒 改選複数区 - 共同通信 | This kiji is

 https://this.kiji.is/448439353339135073

 

(6)国民民主、国会改革案判明 通年開催、事前審査廃止が柱 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181219/k00/00m/010/284000c

(7)国民が地位協定見直し案、基地外事件「日本に捜査権」、野党の共通公約目指す(日経 2018.12.18

 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO39033470X11C18A2PP8000/

(8)【改憲・国民投票】やっぱり自民と阿吽の呼吸 国民民主の「テレビCM規制案」

 https://blogos.com/article/340396/

 

(「対決より解決」などと言って、自民党政治を補完する「ザル改革」案をいくつも並べたところで、国民民主党に対する支持率も信頼も回復などしない。:田中一郎)

 

6.自民党・公明党

(1)(別添PDFファイル)自民参院2人区 独占探る、茨城・広島 野党共闘に乱れ(毎日 2018.12.13

 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181213/ddm/005/010/062000c

(2)(別添PDFファイル)参院1人区自民、足場固め、野党 一本化に遅れ(朝日 2018.12.14

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13810846.html

 

7.その他

(1)あまりに危険な橋下、小沢、前原の共闘。「野党分断工作」から目を離すな - ハーバービジネスオンライン

 https://hbol.jp/181763

(2)維新と希望の党、参院で統一会派 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181219/k00/00m/010/275000c?fm=mnm

(3)参院選と瀬戸際の野党、「1強」打破の現実味(塩田潮『週刊東洋経済 2018.12.22』)

 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/19460

(4)進次郎氏「政権交代は必要だと思う」野党にエール?

 https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000143131.html

 

(これは「エール」ではなくて、自民党の若造に野党がバカにされているということだ:田中一郎)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 <日刊ゲンダイより>

(5)国民愚弄の舌先三寸、嘘で固めた横暴と蛮行(日刊ゲンダイ 2018.12.18

 http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/159.html

(6)目に余る大マスコミの真相隠蔽、この暴政でまだ支持者がいる奇々怪々(日刊ゲンダイ 2018.12.19

 http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/195.html

(7)この部分だけは小泉・小沢の言う通りだ、原発争点選挙で安倍自民党はお陀仏(日刊ゲンダイ 2018.12.20

 http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/248.html

(8)これがマトモな国家の税制なのか 納税者の反乱が必要だ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/274.html

(9)福岡で菅VS麻生表面化、知事選で対立、政権内の力学が変わってきた(日刊ゲンダイ 2018.12.20

 http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/250.html

草々

 

2018年12月20日 (木)

(報告)(12.17)日本の水道が売り飛ばされる!? DVD(映画)上映会「最後の一滴まで:ヨーロッパの隠された水戦争」&勉強会

前略,田中一郎です。

 

さる1217日(月)、水道橋のたんぽぽ舎において「日本の水道が売り飛ばされる!? DVD(映画)上映会「最後の一滴まで:ヨーロッパの隠された水戦争」&勉強会」を開催いたしました。海外の事情については下記DVD(映画)をご覧いただき、また、国内の情勢については私(田中一郎)からレジメに従ってご説明申し上げました。当日は予想以上のみなさまにご参加をいただき盛況に終えることができました。ご参加いただきましたみなさまには心より感謝申し上げます。以下、簡単にご報告申し上げます。(残念ですが、今回の勉強会の録画はございません)

 

水道民営化法や改悪PFI法は、安倍政権により、まともな審議も検討も行われないまま、また虚偽の説明などもなされながら成立してしまいましたが、今後の水道民営化の是非を最終的に意思決定するのはそれぞれの自治体となりますので、引き続き、この悪法が実現しないよう、私たちのそれぞれの自治体現場で頑張ってまいりましょう。また、一刻も早くホンモノの政権交代を実現し、この水道民営化法やPFI改悪法を廃止いたしましょう。既に長期にわたるアベ政権のおかげで、スクラップすべき法律や制度などが山のようになっております。来たる2019年政治決戦へ向けて万全の準備をいたしましょう。

 

●(イベント情報)(12.17)日本の水道が売り飛ばされる!? DVD(映画)上映会「最後の一滴まで:ヨーロッパの隠された水戦争」 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-c574.html

 

 <水道民営化DVD紹介>

(1)誰のための水道民営化? ドキュメンタリー映画『最後の一滴までヨーロッパの隠された水戦争』日本語版制作 - YouTube(約4分間の予告編のようです:田中一郎)

 https://www.youtube.com/watch?v=xTrRCxO1848

(2)映画『最後の一滴まで ヨーロッパの隠された水戦争』資料

 http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/siryou/uptothelastdrop.pdf

(3)(別添PDFファイル)(パンフ)DVD:最後の一滴まで:ヨーロッパの隠された水戦争(表紙)(2018.11

「panfu_europe_water_war1.pdf」をダウンロード
(4)(別添PDFファイル)(パンフ)DVD:最後の一滴まで:ヨーロッパの隠された水戦争(内部)(2018.11

「panfu_europe_water_war2.pdf」をダウンロード
(5)(別添PDFファイル)(パンフ)DVD:最後の一滴まで:ヨーロッパの隠された水戦争(裏面)(2018.11

「panfu_europe_water_war3.pdf」をダウンロード

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(参考)映画『最後の一滴まで ヨーロッパの隠された水戦争』予告編(日本語字幕付)~世界の水道再公営化の流れを知ることで、水道法改正案の異常さを一人ひとり皆が認識するために!~水守れ、ニャ~♪ - シャンティ・フーラの時事ブログ

 https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=170393

(参考)映画『最後の一滴まで ヨーロッパの隠された水戦争』予告編(日本語字幕) パリ市やベルリン市など近年、水道を公営に取り戻した自治体、ポルトガルなど民営化を迫られる自治体。その両面を扱うドキュメンタリー - 今のブログ名は #RegaindemocracyJP

 https://blog.goo.ne.jp/heo-koida/e/a20bc620354817d94a04c7812aa3f0c2

 

 <当日レジメ>

(1)(別添PDFファイル)(レジメ1)水道事業の民営化(コンセッション方式)について(田中一郎 2018.12.17

「rejime_suidou_minneika_pfi_itanaka.pdf」をダウンロード
(2)(レジメ2)関連する政府文書

 *(重要)PFI法の改正(平成30年)概要

  https://www8.cao.go.jp/pfi/hourei/kaisei/pdf/h30kaisei_n_gaiyou.pdf

 *水道法の一部を改正する法律案の概要(厚生労働省 2017.3.24

  http://urx.blue/OEBi

(3)(レジメ3)浜松市の民営化、堤未果さん新書目次、松尾貴史さんコメント

 http://urx.blue/OEBC

 https://mainichi.jp/articles/20181118/ddv/010/070/019000c

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2018112002000181.html

(4)(レジメ4)日刊ゲンダイ記事他(「回転扉」化する日本の政治・行政)

 http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/563.html

 http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/621.html

 http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/794.html

 

●(必読サイト)ハーバービジネスオンライン「水道事業に民間参入を促そうしているのは誰なのか。内閣府PPI推進室を巡る利権の構造内田聖子」(内田聖子さんには来年1月と2月にTPP・日欧EPA・メガFTAの講演をお願いしています。下記参照。乞うご期待です。水道をはじめとする「民営化」や「規制緩和」は、こうした市場原理主義的な国際経済協定と密接に関連しています。)

 https://hbol.jp/180396

 

 <政府のサイトから>

(1)PFI法の改正(平成30年) - 民間資金等活用事業推進室(PPP-PFI推進室) - 内閣府

 https://www8.cao.go.jp/pfi/hourei/kaisei/h30_pfihoukaisei.html

(2)PPP-PFI優先的検討指針 - 民間資金等活用事業推進室(PPP-PFI推進室) - 内閣府

 https://www8.cao.go.jp/pfi/yuusenkentou/shishin_index.html

(3)水道法改正に向けて(厚生労働省 日置潤一 2017.8.21

 http://urx.blue/OEEp

(4)水道法改正について(厚生労働省)(全部で218ページと大部なものです:田中一郎)

 http://urx.blue/OEEC

 

 <動画>

(1)(必見)そもそも日本の水道事業は「民営化」したほうがいいの?緊急特集!玉川さんのそもそも総研20181122 - 動画 Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x6xkydg

(2)[森永卓郎]やめるべき!水道事業民営化の危険について - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=KE03dJncPw4

 

 <「いちろうちゃんのブログ」より>

(1)水道法改悪(民営化押し付け法)直近情報=来たる12.17の新ちょぼゼミ、「日本の水道が売り飛ばされる!? DVD(映画)上映会「最後の一滴まで:ヨーロッパの隠された水戦争」で国内外情勢、説明します いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/1217-257e.html

(2)(資料です)(1)水道法改悪=コンセッション方式による水道民営化の「自滅」 (2)中野晃一上智大学教授 (11/17)講演会資料 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-2b5f.html

 

 <参考>

(1)(別添PDFファイル)水道法改正に関する資料(ドキュメンタリー映画「最後の一滴まで」制作実行委員会 2018.11

「siryou_eigaseisaku_iinkai.pdf」をダウンロード
(2)(360゜)水道、民営か直営か 人口減、老朽化…悩む自治体:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13815110.html?ref=nmail_20181217mo

(3)(時時刻刻)水道「民営」不安拭えず「数の力」頼み、与党強硬 改正法成立:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13801539.html?ref=nmail_20181207mo

(4)水道法改正の裏で…民間業者「水を止める」と住民“脅迫”|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243861

(5)「すさまじい利益相反」なぜ改正水道法が成立したか、関係者発言から考える - 文春オンライン

 http://bunshun.jp/articles/-/9975

 

(6)日本の水が危ない。水道法改正案可決で外資に売られる生命の源泉 まぐまぐニュース!

 http://urx.blue/OEGl

(7)ついに始まった水道民営化 なぜ日本は海外「水道代5倍」の失敗例を無視するのか?マネーボイス

 http://urx.blue/OEGy

(8)水道民営化で特需か 仏ヴェオリア日本人女性社長の正体|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243421

(9)村井知事「売却先に海外も...」 改正水道法 - FNN.jpプライムオンライン

 https://www.fnn.jp/posts/00069339OX

10)水道民営化促進で内閣府に出向した人の正体 国内政治 東洋経済オンライン

 http://urx.blue/OEGZ

 

 <参考書>

(1)日本が売られる-堤未果/著(幻冬舎新書)

 http://urx.blue/OEFt

(2)水道の民営化・広域化を考える-尾林芳匡/編著 渡辺卓也/編著(自治体研究社)

 http://urx.blue/OEFj

 

 <こちらもよろしくお願い申し上げます>

●(2019.1.23)オルタナティブな日本をめざして(第21回)「徹底検証 TPP協定(1112)このままでは日本が売られてしまう」(内田聖子さん)(新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/211112-9eb0.html

 

●(2019.1.30)オルタナティブな日本をめざして(第23回)「これでいいのか!? 原子力損害賠償法」(福島原発事故の教訓から)(竹村英明さん:新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/23-4c42.html

 

●(2019.2.13)オルタナティブな日本をめざして(第22回)「徹底検証 日欧EPA&メガFTA:水道事業を外資に売り飛ばしていいのか」(内田聖子さん)(新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/22-f183.html

 

●(2019.3.14)オルタナティブな日本をめざして(第24回):「どうする化学物質の管理:環境ホルモンがもたらす危険性から考える」(中下裕子弁護士)

 (時間と場所はいつもの通りです:午後6時~9時過ぎ、水道橋のスペースたんぽぽ)

 

(参考)オルタナティブな日本を目指して(これまでのもの一覧)(更新)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-d0d3.html

草々

 

2018年12月15日 (土)

緊急速報:小児甲状腺がん少なくとも272人〜福島サポート事業で判明 - OurPlanet-TV 他

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

●小児甲状腺がん少なくとも272人〜福島サポート事業で判明 - OurPlanet-TV

 http://urx3.nu/Ou1f

 

(やはり「経過観察」とされた子どもたちの甲状腺ガンが隠されていました。福島県庁は、この期に及んでも、子ども甲状腺ガンの全数把握をしようとは致しません。「隠せ、隠せ、隠せ、都合悪けりゃ皆隠せ」という原子力翼賛の「邪悪」方針を貫いているようです。福島県における子ども甲状腺ガンの実際の数は今後さらに膨らんでいくでしょう。看過できない重大な問題です。「福島県民健康調査検討委員会」の委員どもよ、お前たちはいったい何のために委員になっているのだ!? :田中一郎)

 

(下記は既にお送りしているOur PlanetTV さんからの情報ですが念のために再送します)

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OurPlanet-TVからのお願い】寄付キャンペーン2018~あなたがスポンサーです

 

●寄付キャンペーン2018~あなたがスポンサーです

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2325

 キャンペーン期間 20181115日(木)~1231日(月)

 

(関連)個人線量データの不正提供か〜福島県伊達市 - OurPlanet-TV

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2335

(関連)研究申請前に解析結果を公表〜伊達市の被ばくデータ - OurPlanet-TV

 http://www.ourplanet-tv.org/

(関連)個人線量計で被ばく管理〜帰還困難区域の帰還に向け - OurPlanet-TV

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2338

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 <別添PDFファイル>

(1)汚染ごみ焼却炉に「迷惑料」 延長70メートルの用水路、月489万円 環境省が公費支出 飯舘村(朝日 2018.12.14

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13810960.html

 

(2)福島の復興拠点 個人線量計でデータ集め 帰還者らに配布へ(東京 2018.12.14

 「fukkoukyoten_kojinsenryoukei.pdf」をダウンロード

 

(関連)東京新聞-個人線量計で被ばく管理を 復興拠点への住民帰還-社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018112801001222.html

(関連)東京新聞-住民被ばくデータ無断提供 福島・伊達市2万7千人分-社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018121301001903.html


(各記事の内容に対して嫌悪感を感じます。原子力翼賛のグロテスクな被ばく強制社会が出来上がりつつあるようです。福島県の放射能汚染地帯には近寄らない、買わない、使わない、放射能は危ない=恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)は危険、を徹底いたしましょう。抵抗しなければ、やがて放射能によって、ゆっくりと焼き殺されることになります。:田中一郎)
草々

 

 

2018年12月12日 (水)

水道法改悪(民営化押し付け法)直近情報=来たる12.17の新ちょぼゼミ、「日本の水道が売り飛ばされる!? DVD(映画)上映会「最後の一滴まで:ヨーロッパの隠された水戦争」で国内外情勢、説明します

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.キャンペーン · JR東日本- 「高輪ゲートウェイ」という駅名を撤回してください · Change.org

 http://u0u1.net/OpuH

 

2.「種子法廃止」は日本の農業に「こんな悪影響」を及ぼすかもしれない(尾崎彰一)現代ビジネス

 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58813

 

(関連)種子法廃止で「得する人たち」の狙いと思惑(尾崎彰一)現代ビジネス

 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58814

 

3.沖縄戦くり返すのか-「残存兵30%」 石垣島民が怒り-赤嶺議員暴露の防衛省文書

 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-12-03/2018120301_04_1.html

 

(この記事を読んで体が震えました。沖縄戦を繰り返すような検討が自衛隊・防衛省内部で行われていたなどということが、本当にありうるのだろうか、である。しかし私は、沖縄島以南の先島諸島では、この自衛隊・防衛省の計画や訓練のみならず、米中の思惑次第では、限定核戦争もありうるのではないかと懸念している。核兵器の小型化・戦術化は私たちが想像する以上に進んでいる可能性があり、その実験場として、この地域が使われる可能性は近未来においてないとは言えない。石垣島を含む先島諸島の住民は、一刻も早く自衛隊を追い払った方がいいだろう。さもないと「標的の島」となってしまいかねない。目先のカネがどうのこうのという話ではない。:田中一郎)

 

(関連)「今こそ沖縄の怒りに耳を」 ウーマンラッシュアワー 辺野古絡め風刺漫才(琉球新報) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181211-00000001-ryu-oki

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-846884.html

 

(関連)茂木健一郎氏、ウーマン村本の時事ネタ漫才を称賛「おもしろかった」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181211-00000088-sph-ent