(報告)(12.21)99%フォーラム 第1回 講演会:松尾匡立命館大学教授「この経済政策が日本を救う」 (2018年12月21日)
前略,田中一郎です。
(最初に若干のことです)
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1.イベント情報(来年の新ちょぼゼミです)
(1)(2019.1.23)オルタナティブな日本をめざして(第21回)「徹底検証 TPP協定(11&12)このままでは日本が売られてしまう」(内田聖子さん)(新ちょぼゼミ)
いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/211112-9eb0.html
(2)(2019.1.30)オルタナティブな日本をめざして(第23回)「これでいいのか!? 原子力損害賠償法」(福島原発事故の教訓から)(竹村英明さん:新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/23-4c42.html
(3)(2019.2.13)オルタナティブな日本をめざして(第22回)「徹底検証 日欧EPA&メガFTA:水道事業を外資に売り飛ばしていいのか」(内田聖子さん)(新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/22-f183.html
(4)(2019.3.14)オルタナティブな日本をめざして(第24回):「どうする化学物質の管理:環境ホルモンがもたらす危険性から考える」(中下裕子弁護士)
(時間と場所はいつもの通りです:午後6時~9時過ぎ、水道橋のスペースたんぽぽ)
2.(メール転送です)下記の3つのサイトのご紹介を受けました
(1)<いや〜、これは酷い! NEWS7>改憲へ向け、NHK大本営プロパガンダが始まった!赤かぶ
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/257.html
(2)モーニングショーが突っ込んだ都立高校でのボランティア強制疑惑(まるこ姫の独り言)
赤かぶ
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/309.html
(3)知事がローラ、りゅうちぇるに感謝~米政府への辺野古工事中止の請願署名が基準の10万筆を突破(
日本がアブナイ! ) 笑坊
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/287.html
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さる12/21(金)、衆議院第1議員会館において、「99%のための経済政策フォーラム」が主催する第1回 講演会「松尾匡立命館大学教授:この経済政策が日本を救う」が開催されました。朝9時半スタートだったにもかかわらず会場には200名を超える参加者が詰めかけ、第1回目としては盛況な形で、この勉強会が開催されました。以下、簡単にご報告申し上げます。なお、次回は来年の1月24日だそうです。
●(当日録画)20181221 UPLAN 松尾匡「この経済政策が日本を救う」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=AEX95emhiPw
(関連)市民と野党をつなぐ会@東京 - 市民と野党をつなぐ会@東京
(当日の資料や松尾匡氏が講演の中で紹介されたサイトなどは、全て上記のサイトに掲載されています:田中一郎)
(関連)99%のための経済政策フォーラム
https://99forum.jimdofree.com/
(田中一郎コメント)
1.安倍政権・自民党政治が、個々の個別政策では多くの有権者・国民の反対がありながらも、これまで6年間近くも延々と続いて「暴走」政治を展開している今日的状況の下では、この耐えがたい潮流を転換するため「経済政策」の打ち出しが非常に重要であること、とりわけ、圧倒的多数の有権者・国民が該当する所得層・資産保有層の利害・利益に合致する経済政策の「賢明な形での具体的な打ち出し」は、2019年の政治決戦のみならず、今後到来するさまざまな選挙での「核心的戦略」の一つになるであろうこと、このことが、松尾匡立命館大学教授の講演によって、とてもわかりやすく上手にプレゼンされていました。今回の講演について真っ先に評価できる点です。
2.更に、松尾氏は講演の中で、政府の財政運営を、あたかも家計のやりくりと同じようにとらえて「税収という収入の範囲を超えて財政支出に走るのは、結局は借金に依存することになるから不健全であり、是正すべきである」という、全くのドシロウト考えに対して、それは間違っているとはっきりと説明されていたこと、これも大いに評価できることです。
具体的には上記VTRをご覧いただきたいですが、政府・財政支出は家計とは全く異なる原理や仕組みの中で動いており、家計や企業といった民間の経済主体が、その経済活動を何らかの理由で停滞させたり、加熱させたりしている時には、政府ファクターは(自治体などを含む)、その逆のアクションを起こすことで、経済運営の安定性と平準化を図り、時の経過を通じて国民全体の経済福祉を向上させる役割や使命を担っているのだということ、従ってまた、財政や税制などは、そのための(国民全体の経済福祉向上)手段であって、それそのものを目標にしてはいけないこと、などが語られていたように思います。まさにその通りです(このことが理解できていない政治家や有権者・国民が、右派・左派、保守反動や革新の区別なく、如何に多いことか)。
3.第1回目の「経済政策勉強会」でしたが、この勉強会の本来の目的は「政治家に経済政策の勉強をしていただくこと」だったのですが、しかし、参加した(野党)政治家の少なさには、いささかがっかりいたしました。それで私が「質問の時間」に出した質問は以下のようなものでした。
「思い込みの激しい、頭の悪い、覚悟の決まらない、(野党)政治家が少なくないのですが、いかがいたしましょうか?」
4.松尾匡立命館大学教授とは、これまで他のMLで経済政策をめぐって議論をしてきました。下記にこれまでの議論をご紹介しておきます。私は中央銀行の緩和マネーを(いかに不完全雇用の状況下にある場合とはいえ)野放図に使うことについては異議ありです。それ以外も、いくつかの点で松尾匡立命館大学教授の議論・立論に賛同できない点がありますので、ご興味のある方は下記をご覧ください。
(1)松尾匡立命館大学経済学部教授の「レフト3.0の政治経済学」(新刊書)や「反緊縮政策論」(『週刊金曜日』)のどこに問題があるのか
いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-7f22.html
(2)(他のMLでの議論です)(1)強きを助け弱きをくじく「税金徴収」行政(2)「市民と野党の共闘」が政権交代へ向けてなすべきこと(3)松尾匡立命館大学教授との経済政策を巡る議論
他(ゲノム編集無政府状態へ) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-ef6e.html
(3)松尾匡立命館大学教授との経済政策を巡る議論(その2):問題は「反緊縮」政策の中身です
いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-54aa.html
(4)(松尾匡立命館大学教授からのコメントをお送りいたします)Re:松尾匡立命館大学教授との経済政策を巡る議論(その2):問題は「反緊縮」政策の中身です いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/re-fed4.html
(5)(他のMLでの議論です)松尾匡立命館大学教授との経済政策を巡る議論(その3):Let’s Reject 「All for All Except1%」=日本経済再生への道は、まだいろいろある
いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/lets-reject-all.html
(6)(他のMLでの議論です)松尾匡立命館大学教授との経済政策を巡る議論(その4):「公正な税制を求める市民連絡会設立3周年記念集会」講演を巡って いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/3-1be5.html
(7)経済政策を巡る議論です:(1)民主党政権時代の「農業者戸別所得補償制度」 (2)(メール転送です)「『お金がない』からという脅しにどう立ち向かうか―ー松尾匡さんの議論の危うさ:再論」(白川真澄さん:PP研) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/pp-f612.html
草々
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