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2018年12月28日 (金)

(3.14)オルタナティブな日本をめざして(第24回):「どうする化学物質の管理:環境ホルモンがもたらす危険性から考える」(中下裕子弁護士)

前略,田中一郎です。

 

環境を汚染し、生態系を破壊し、人類をはじめ地球上生物にとって、その生存が危機にさらされる原因は、放射性物質や地球温暖化ガスだけではありません。いまや私たちの日常生活の隅から隅までに行き渡り、日々、大量生産・大量消費・大量廃棄されている様々な化学物質が、もう一つの巨大な脅威と危険を私たちに突きつけるようになってきています。昨今の話題はプラスチックによる海洋汚染ですが、それ以外でも、農薬(特にネオ・ニコチノイド系農薬)、食品添加物、抗生物質、環境ホルモン、香害問題、合成洗剤、薬害、工業用化学物質などなど、さまざまな化学物質が様々な問題を引き起こしています。今回は、この化学物質の適切な法的管理はどうあるべきなのかの観点から、この分野にお詳し中下裕子弁護士にお話をいただくことにいたしました。今まさに注目の「新ちょぼゼミ」スペシャル講演です。

 

●(別添PDFファイル)(3.14)オルタナティブな日本をめざして(第24回):「どうする化学物質の管理:環境ホルモンがもたらす危険性から考える」(中下裕子弁護士)

「tirasi_314_kagakubussitu_nakasitasann.pdf」をダウンロード

「ダイオキシン・環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)をはじめとする有害化学物質は、地球規模に広がり、食物連鎖を介して野生生物の生存を脅かしています。さらに、これら有害化学物質は、胎盤・母乳を通じて子どもに移行し、何の罪もない未来世代の子どもたちの生命と健康に重大な脅威をもたらしています。こうした有害化学物質汚染の危機を回避して、未来世代の子どもたちや野生生物が安全に生まれ育つことができる環境を取り戻すことは、現代に生きるわれわれの責務です。そのためには、現行の縦割りの管理制度を抜本的に見直して、予防原則に立脚した多面的・総合的な化学物質政策を実現する必要があります。残念なことに、わが国の立法や行政の対応は著しく立ち遅れています」(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議HPより)。今回は、同会議代表の中下裕子弁護士より、巨大化した現代日本における化学物質利用について、その法的管理をいかに構築していくべきかを、現状の法規制や海外での動向などもご紹介いただきながら、お話していただきます。みなさまのご参集をお待ちしております。

 

講 師:中下裕子(なかした ゆうこ)さん 

 京都大学法学部卒。1980年米国ジョージ・ワシントン大学比較法修士課程修了。1979年弁護士登録(第二東京弁護士会)。現在、「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」代表。

 

日 時:2018314日(木)18時~21時(開場1730分) 

会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)

 たんぽぽ舎のあるダイナミックビルの4階 JR水道橋駅西口から5

 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、

 GS跡地(セブンイレブン)を過ぎて鉄建建設本社ビルを過ぎたら左折。

 東京都千代田区神田三崎町2-6-2  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 

 Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/

 

 <参考>

(1)化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法) (METI-経済産業省)

 http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/kasinhou/index.html

(2)化学物質排出把握管理促進法(METI-経済産業省)

 http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/law/index.html

 

 <別添PDFファイル>

(1)「減プラスチック社会提言書」を環境省へ提出(中下裕子『JEPAニュース VOL114 2018.12』)

「genpura_teigen_nakasitasan.pdf」をダウンロード
(2)農薬取締法改正:再評価制度と農薬登録審査の見直し(橋高真佐美『JEPAニュース VOL114 2018.12』)

「nouyakutorisimarihou_kaisei_kittakasan.pdf」をダウンロード

注:「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」(Japan Endocrine-disruptor Preventive ActionJEPA

 http://kokumin-kaigi.org/

 

 <関連サイト>

(1)クジラの胃からプラごみ5.9キロ インドネシアに流れ着く:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13777849.html?ref=nmail_20181121mo

(2)プラスチック危機:世界の塩9割からプラ片 21国・地域 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20181031/k00/00e/040/183000c?fm=mnm

(3)世界のプラごみ、年3億トン発生 環境への流出で損害1兆円超 - 共同通信

 https://this.kiji.is/398266667908924513

(4)ネオニコチノイド系農薬の使用禁止に関する意見書(日弁連 2017.12.21

 http://qq4q.biz/OSUk

(5)厚労省指針、3物質断念、シックハウス、業界に配慮(毎日 2018.12.28

 http://qq4q.biz/OSUS

(6)環境省_化学物質の内分泌かく乱作用

 http://www.env.go.jp/chemi/end/

 

(参考)オルタナティブな日本を目指して(これまでのもの一覧)(更新)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-d0d3.html

草々

 

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