« (報告)(8.20)「原発はどのように壊れるか:金属の基本から考える」(井野博満東京大学名誉教授)(オルタナティブな日本をめざして:第15回新ちょぼゼミ) | トップページ | 「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(96):(1)「県民健康調査」の基金を違法流用か?(住民監査請求)(2)薄めたら海に流せるぞという規制委員長は原子力ムラの猿回し(3)国連がフクイチ作業員危ない!他 »

2018年8月24日 (金)

大日本帝国滅亡=アジア太平洋戦争敗北の73年目を記念した特集番組・報道から(1):極悪・非道の国家犯罪を山のように積み上げた大日本帝国は、アジア民衆と自国臣民に多くの犠牲者と深刻な悲劇とをもたらし滅亡した

前略,田中一郎です。

(みなさま、新聞をとるなら東京新聞です)

((別添PDFファイルは添付できませんでした))

 

(最初に若干のことです)

==================================

1.(9.10)「グローバル資本主義を乗り越える日本の食料・農業政策」(安田節子さん)(オルタナティブな日本をめざして:第16回新ちょぼゼミ )  

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/16-80b8.html

 

(その次)(10.11)「日本のダムと河川行政:この旧態依然をどうする?」(嶋津暉之さん)(オルタナティブな日本を目指して:第17回新ちょぼゼミ)

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/17-394c.html

(その次)(10.20)「子どもの甲状腺がんと「県民健康調査」」(白石草さん:Our PlanetTV )(オルタナティブな日本を目指して:第18回新ちょぼゼミ)

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/our-planettv-18.html

 

(参考)オルタナティブな日本を目指して(これまでのもの一覧) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-0d95.html

 

2.イベント情報

(1)(8.28)これでいいのか豊洲新市場移転 築地を守れ!緊急集会(仮称)(飯田橋駅)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1534411477060staff01

(2)(8.29)函館市 大間原発建設差止訴訟 第17回口頭弁論&報告会

 https://drive.google.com/file/d/1zIGOF3XU1XXCCvIstifj3zBKAGk10yct/view

(3)(9.5)「キックオフから1年 さようなら安倍政権 めざそう3000万人の署名 9・5集会」 安倍9条改憲NO!全国市民アクション

 http://kaikenno.com/?p=806

(4)(9.17)いのちをつなぎ くらしを守れ フクシマと共に 9.17さようなら原発全国集会 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動

 http://sogakari.com/?p=3727

(5)(9.19)戦争法からまる3年、安倍9条改憲NO!沖縄・辺野古新基地建設阻止!9・19日比谷野音集会 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動

 http://sogakari.com/?p=3756

(6)(9.20)グローバリズムは私たちを幸せにするか!? Part 2ー次々と進む通商交渉のワナー

 https://www.facebook.com/events/546795599102291/

 

(少人数読書会「民主党政権失敗の検証」(中公新書)の第1回顔合わせは、913日(木)午後6時から、中央区明石町区民館で開催します)

 

3.(別添PDFファイル)ポレポレ東中野 上映スケジュール

 https://eiga.com/theater/13/130612/9007/

 

(関連)(別添PDFファイル)あなたの集落だって燃えている:三上智恵監督インタビュー(イントロ部分)(渡瀬夏彦『週刊金曜日 2018.7.27』)

(関連)(別添PDFファイル)映画「沖縄スパイ戦史」を巡って、座談会 沖縄を戦場にはさせない(イントロ部分)(三上・大矢・森口『世界 2018.9』)

 

(未発掘の過去を徹底取材したすぐれものの歴史ドキュメンタリ―映画です。見逃さないでください。三上智恵監督は4作目。:田中一郎)

 

4.国民民主代表選 論戦を開始 野党共闘 党勢拡大が争点 共同通信 沖縄タイムス+

 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/302723

 

(どうせまもなく消えてなくなる政党なんだから、こんなもん、せんでもええでしょう。じゃんけんで決めたらええですワ。アベ自公政治に対して「対決よりも解決」なんちゃって、そんなら自民党に入れてもらえばええがな。心置きなく国民騙して「おこぼれに預かれるワナ」。あんたらには誰も期待などしとらんし、野党とも思ッとらんから。あの平成の小早川秀秋=元祖「口先やるやる詐欺」の前原誠司とともに、支持率1%未満のまま一刻も早く消滅しておくれやす。:田中一郎)

 

(関連)「モノノフ対ユーチューバー」 国民民主代表選がおかしなことになっている 文春オンライン

 http://bunshun.jp/articles/-/8688

(関連)国民民主党・柚木議員 離党の意向固める|日テレNEWS24

 http://www.news24.jp/articles/2018/08/21/04401982.html

 

5.文科省:エアコンやブロック塀 学校整備に2414億円 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180823/k00/00e/010/327000c?fm=mnm

 

(昨日お送りしたメールでも、すべての学校にエアコンを入れる程度の話なら、たいした財政負担にはならないだろうと申し上げましたが、やはりブロック塀の対策費までを入れて、こんな程度の金額です。記事を読むと補助率1/3などと書いてあります。いかにもケチくさい。イージスアショアだ、オスプレイだ、F35戦闘機だ、ヘリコプター空母だ、ミサイル防衛だ、辺野古新基地建設だ、在日米軍経費の負担だ、米宇宙軍創設への協力だ、人工衛星の打ち上げだ、挙句の果ては日立原発輸出への支援だ、2020東京オリンピックだ、リニアだカジノだ万博だ、などなどと、日本にとってマイナスにしかならないようなことや、アホ丸出しのようなことには湯水のように税金を使っているにもかかわらず、大事な子どもたちの学校施設の拡充には「屁も出ねえ」ということか。アベ自民党の政治=これが本音、よくこの態度の悪さを見定めて、次の選挙で「ぜ~んぶ落としましょうぞ」。便秘が治った時のようにすっきりしますよ。:田中一郎)

 

6.東京新聞 トランプ陣営元幹部、有罪 米連邦地裁 ロシア疑惑巡り初 国際(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201808/CK2018082202000276.html

 

(今日の朝のTVワイドショウはこの話で持ちきりでした。11月の米下院中間選挙へ向けて、この話題が重みを増してきそうです。はたしてこのアメリカのハチャメチャ男がニクソンに続いて大統領辞任に追い込まれるのかどうか、注目です。:田中一郎)

 

(関連)ロシア疑惑、トランプはいつまで持つか

 https://ironna.jp/theme/773

(関連)トランプ氏、狭まる包囲網=元側近、「大統領指示」で違法行為-米 (時事通信社)

 https://web.smartnews.com/articles/famY4GhBqvx

(関連)トランプ流迷走、30年前も カジノホテル経営を任された男性:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13646969.html?ref=nmail_20180823mo

(関連)巨悪に甘い日本の大メディア 米紙トランプ一斉批判で露呈|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235726

 

7.日刊ゲンダイより

(1)総裁選で論戦拒否…安倍首相が打って出た「逃げ恥」作戦|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235621

(2)森達也氏が危惧 オウム以降の日本社会は「集団化」が加速|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235550

(3)安倍3選という息苦しさ 真綿で首を絞められる民主主義(日刊ゲンダイ)赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/496.html

(4)沖縄が縮図だ 国民が知らない「安倍3選」本当の怖さ(日刊ゲンダイ)赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/258.html

(5)“ハイサイ、グスヨー、チューウカナビラ”は沖縄の強い意志|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235874

(6)鹿児島で26日出馬表明 安倍首相逃げ恥日程にブーイング|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235990

 

8.IWJより

(1)日刊IWJ ガイド「<今日の再配信>今日午後8時より、『安倍総理は「ジェンタイル・シオニスト」! 米国の「イスラエルびいき」の背後にある「ジェンタイル・シオニズム」とは! 岩上安身が「パレスチナの平和を考える会」事務局長・役重善洋氏にインタビュー(前

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/37614

 

(2)日刊IWJガイド「<本日の再配信>本日午後8時より『「『沖縄差別』の仕組みの上に成り立つ日米安保体制」、「抑止は『ユクシ』(=嘘:沖縄語)」、本土の人たちに知って欲しい沖縄から見た基地問題の歴史~岩上安身による沖縄大学名誉教授 新崎盛暉氏インタビュー』を

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/37601

 

(3)日刊IWJガイド「<今日の配信>来日中の国際コンサルタント・トーマス・カトウ氏に、岩上さんが緊急インタビュー!午後8時「第二部」を冒頭のみフルオープンで録画配信!! 『パックス・アメリカーナから撤退を宣言したトランプ米大統領は、北朝鮮に対して力の行使をす

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/37538

==================================

 

アジア太平洋戦争に敗北すべくして敗北した大日本帝国が1945年夏に滅亡して今年で73年、今年夏もまた、敗戦記念の特集番組や特集報道が数多くなされている。常日頃、ニュース報道で見せる安倍政権・首相官邸への露骨な忖度は、意外にもあまり感じさせない。今のマスごみの在り様から見ると相応に力作かと思われるような番組や記事が多かったように私には感じられた。しかし、昨日のメールでも申し上げたように、依然としてこの国での報道は、アジア太平洋戦争が大日本帝国の犯した侵略戦争であり、アジア民衆に対する残忍極まる悪行の数々を重ねた極悪人集団のなしたる振る舞いであったことを直視できぬまま、この戦争のもう片方の犠牲者である大日本帝国臣民の無残を嘆くばかりの内容となっている。そして、この傾向は、私が若いころよりも一段とひどくなり、世代交代とともに歴史の忘却が進んでいることをいいことに、歴史を捻じ曲げて流布するロクでもないゴロツキどもが闊歩するようにもなってきているのである。

 

昨日のメールに私が書いたことをもう一度ここに転記してみよう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

満州開拓の民間人を放置したまま関東軍がいち早く逃げ去った敗戦間際、五族協和の王道楽土と宣伝された満州国は関東軍という日本軍部の出先部隊が君臨する傀儡国家だった、神風特攻隊への志願を若者に強要し多くを戦死させた航空隊幹部たちは戦後生き残った、「生きて虜囚の辱めを受けず」などといって兵隊に自決を強要していた軍閥幹部どもは敗戦とともに占領米軍に捕らえられて裁判にかけられるという「辱め」を平気で受けていた、ノモンハン事件やインパール作戦など、無謀で愚かな作戦の失敗の責任を取らされるのは常に下士官や兵隊たちであり、戦闘を指揮した司令官クラスは兵隊たちを将棋の駒程度にも見ていなかった(そして戦後まで悠々と生き残った)、敗戦間際、自らの悪事を書き留めていた書類という書類は責任追及を免れるためすべて焼却した(保坂正康氏はこれを「未来世代への侮辱」と表現している)、

 

大東亜共栄圏などという絵空事を掲げてアジア侵略に打って出た日本の占領下では欧米帝国主義も顔負けの、すさまじい略奪・強姦・破壊・暴力の支配が行われていた、数十年前の日露戦争時代の「勝利体験」を金科玉条にして巨砲戦艦主義や夜襲銃剣突撃主義など前近代的戦法に固執していた大日本帝国陸海軍は、その後連合国軍に完膚なきまでに敗北する、国内を戦争体制で引き締めるため治安維持法を使って多くの罪なき人々を獄につなぎ死に至らしめた(にもかかわらず、戦後一度たりとも被害の実態調査も被害者への謝罪・賠償・補償も行わず、当時は合法であったなどと居直り姿勢を続けているのが今日のアベ自民党である=あの痴呆法務大臣の金田勝利が野党の追及に対して国会で答弁)、などなど(数え挙げればきりがない)。

 

戦前の大日本帝国は、滅亡するにふさわしい唾棄すべき振る舞いの巨大な塊のようになっていたのだが、しかし、戦後70年以上が経過した今日においても、まだ、この日本は自らの侵略戦争を「総括」できぬまま「被害者戦争観」「戦争被害者意識」を膨らませ、アジア民衆の上に君臨したその悪事の膨大な山を振り返ろうとしない。これは近未来における日本の再びの侵略戦争を予感させるものといっていい。かつてのワイマール・ドイツがそうであったように、である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

NHKスペシャルで小野文恵アナが祖父の戦争加害に向き合うレポート! ネトウヨ議員・和田政宗が早速圧力|LITERA/リテラ

 http://lite-ra.com/2018/08/post-4189.html

 

(関連)NHKスペシャル 「祖父が見た戦場~ルソン島の戦い 20万人の最期」 - 動画 Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x6rxqcb

 https://www.dailymotion.com/video/x5wwgo9

 

上記は少し前に原子力ドン・キホーテの藤原節男さんからご紹介いただいたサイトで、既に皆様へも転送してご紹介をしている。この番組などは、敗戦間際のフィリピンでの日米戦争における現地の日本軍による現地フィリピンの人々への暴力行為に触れた数少ない番組だった。だから、上記のリテラの記事にあるように、日本軍の「戦争加害」に少しでも向き合っているということで評価を受けているということである。しかし、その触れ方たるや、いかにも弱弱しく、あまりにも断片的で、当時フィリピンで起きていたことのほとんどは知らされないままなのである。ウィキペディアによれば、当時、下記のようなことが起きていたという。

 

(関連)マニラ大虐殺 - Wikipedia

 http://u0u0.net/LE2c

 

私は、開戦とともに米軍を追い払ってフィリピンを占領(1942年)した大日本帝国軍が、大東亜共栄圏など絵空事であるかのように、現地で住民を蹂躙するような暴力による支配を行い、多くのフィリピンの人々に忌み嫌われていたことは何かで読んだ記憶があったけれど、敗戦間際に米軍がフィリピンを奪還しにやってきた時(1944年)に、大日本帝国軍がかような残忍・卑劣な犯罪を犯していたことは今まで全く知らなかった。恥ずかしい限りである。南京大虐殺や731部隊のこと、あるいはシンガポール華僑大虐殺(下記参照)のことについては知っていたけれど、こういうことだと大日本帝国軍は、おそらくは占領したアジア各地で大規模小規模のこうした残忍極まるホロコースト行為や略奪・強姦・破壊行為を繰り返していた可能性が高いと、改めて思い直す機会となった。

 

そういえば、これまであまり記録発掘がなかったマレー半島(マレーシア)においても、英国の支配にとってかわった大日本帝国軍が「アカ狩り」(マレー共産党撲滅)と称する現地住民へのさまざまな弾圧・圧政・暴力的支配を行い、多くの罪もない人々を殺傷していたという歴史の発掘がなされ始めているという話も聞いたことがある。そして、それと主旨は違うけれども、それと似たようなことが(例えば「スパイ呼ばわり」「傷病者は足手まとい」などを理由に処刑)、本土決戦のための捨て石とされた沖縄戦においても、大日本帝国軍によって沖縄現地の住民に対して行われていたのだった。

 

(関連)シンガポール華僑粛清事件 - Wikipedia

 http://u0u0.net/LE2A

 

日本人は、とりわけ日本の若い世代は、今こそ大日本帝国の歴史=とりわけアジアの民衆に対して何を行ったのか、に対して真摯に向き合い、その愚かなる振る舞いや許されない犯罪行為の「巨大な山」に対して、しっかりと決着をつける必要があるだろう。歴史歪曲も歴史修正主義も許されない。それは自分たち日本人が、当時の大日本帝国軍によって虐げられたアジアの人々の立場になった時にどう思うのか、同じ状況に置かれたときにどう感じるのか、どう行動するのかを想像してみれば明らかであるからだ。愚かな歴史を繰り返さないためにはどうするのか、今でも戦争の傷を抱えながら生き続けるアジアの人々が生存していることを念頭に置いたとき、私たちや私たちの政府がいかなる態度をとるべきなのかは、私は人間として摂理や倫理や常識を持ち合わせておれば自明のことであると思っている。

 

嘆かわしいことに、昔ならば(私の若いころならば)、まともに相手にもしてもらえなかったような似非右翼のゴロツキどもが、ヘイトを垂れ流し、歴史を歪曲し、大切な隣人隣国である韓国・朝鮮や中国・台湾の人々を侮辱しながら、大通りを闊歩するような時代となってきた。そしてそれをチンピラのような似非右翼のクズ・ゴミ政治家どもがもてはやす。そうした動きに万が一にも、歴史について不勉強な若者が情緒的に付き従うようなことがあれば、この国の未来は一気に危うくなるだろう。若い世代こそ、大日本帝国の何たるかを知り、アジア太平洋戦争の愚かさを身にしみるほどに理解し、昭和天皇以下昭和軍閥の戦争責任をしっかりと認識する必要があると言っていいのである。

 

その意味で、今年夏の「大日本帝国滅亡=アジア太平洋戦争敗北の73年目を記念した特集番組・報道」は、いかにももの足りないものであった。繰り返すけれども、日本のかつての軍隊がアジアの民衆に対してなした山のような極悪・非道の国家犯罪に向き合わないまま、(アジア民衆と並んで、もう一つの戦争犠牲者である)当時の日本の一般民衆・臣民・兵隊たちを襲った悲劇を嘆き悲しみ、被害者意識を高めるだけでは、あの戦争を「総括」したことにもならなければ、二度と戦争を起こすまじという誓いを立てることにもならなければ(何故なら戦争に負けなければいいだけということになるから)、これからのアジアの人々との交流をきちんとしていく基本的な態度にも結び付かないからである。

 

今回改めて、わが日本国の情けない歴史認識を痛感させられた夏だった。マスごみも常日頃よりは少しは頑張ったとはいえ、まだまだ不十分なままである。(例えば、アジア太平洋戦争に突入していくときの日本の世相はどのようであったのか、それも併せて確認してみればいい。当時の日本人(臣民)が単純に戦争の被害者であるだけだとは言えない、当時の状況が確認できるはずである。そして、恐ろしいことに、その戦争前夜の当時の世相は、今と酷似しているのである)

 

 <いくつかの放送番組から>

(1)NHKスペシャル 船乗りたちの戦争~海に消えた6万人の命~

 http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20180813

 

(関連)NHKスペシャル「船乗りたちの戦争〜海に消えた6万人の命〜」動画 Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x6ryq3f

 https://www.dailymotion.com/video/x6ryfla

 

(関連)(別添PDFファイル)水上特攻艇「震洋」船大工、初の証言、乗ったら最後 なぜ造る(毎日 2018.8.14 夕刊)

 https://mainichi.jp/articles/20180814/dde/001/040/044000c

(これも同じ=人の命を何だと思っているのか! :田中一郎)

 

(関連)東京新聞 旧海軍、毒ガス人体実験 国内で米軍使用に備えか 社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018081802000288.html

 

(関連)戦争準備が進んでいる!全日本海員組合が「民間船員を予備自衛官補とすることに断固反対する声明」を発表! - Everyone says I love you !

 https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/c33813368b6b838cec9cc686bceae1eb

 

(人の命を何だと思っていやがる! 見ていて叫びたくなります。それにしても、上記の「民間船員を予備自衛官補とすること」については、その後どうなってしまったのでしょうか? 実は有事における戦争協力・自衛隊補完部隊への編成については、医師や看護婦も巻き込まれそうになっているようです。:田中一郎)

 

(2)NHKスペシャル ノモンハン 責任なき戦い

 http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20180815

 

(関連)NHKスペシャル「ノモンハン 責任なき戦い」後 - 動画 Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x6s34g0

 https://www.dailymotion.com/video/x6s32gi

 

(田中一郎コメント)

 ガダルカナル島攻防戦、インパール作戦、アッツ島・硫黄島玉砕、フィリピン戦・沖縄戦、グアム・サイパン攻防戦、などと並んで、このノモンハン事件(1939年)や、その1年前の張鼓峰事件(1938年)などは、兵隊や下士官を鉄砲の弾か将棋の駒くらいにしか考えていない、無謀かつ無能で許しがたい作戦計画だった戦いである。しかし、その作戦計画を立て、作戦を指揮した上層の将校たちはヘイヘイと生き残り、敗戦の責任はすべて下士官や兵隊兵卒がとらされ、銃剣突撃や自決、あるいは降伏を許されぬままに飢餓により死んでいった。その無念たるやいかばかりだったか。戦争とは無残だ、とするだけでは「総括」は足りない。

 

(関連)張鼓峰事件 - Wikipedia

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B5%E9%BC%93%E5%B3%B0%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 

(3)NHKドキュメンタリー ETV特集「自由はこうして奪われた~治安維持法 10万人の記録~」

 https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259621/index.html

 

(関連)ETV特集「自由はこうして奪われた〜10万人の記録でたどる治安維持法の軌跡〜」動画 Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x6s8cl0

 https://www.dailymotion.com/video/x6s82rx

 

(国内を戦争体制で引き締めるため、大日本帝国は治安維持法を使って多くの罪なき人々を獄につなぎ死に至らしめた(にもかかわらず、戦後一度たりとも被害の実態調査も被害者への謝罪・賠償・補償も行わず、当時は合法であったなどと居直り姿勢を続けているのが今日のアベ自民党である=あの痴呆法務大臣の金田勝利が野党の追及に対して国会で答弁)。その平成の世の現代版が「共謀罪法」である。治安維持法と「共謀罪法」の成立過程は、これまた酷似している。特定秘密保護法とセットで戦争体制はすでにスタンバイの状況下にあり、昨今では市民運動・社会運動に対する不当逮捕があちこちで散見され始めている(先般は広島の原爆記念日に起きた)。また、自由な言論・表現や政治・社会活動が公共施設から様々な口実で締め出され、事実上の言論弾圧が始まっていることもご承知の通りである。日本の民主主義は(もともと形だけの表面メッキのようなものだったとはいえ)、今や「首の皮一枚」(日刊ゲンダイ)状態にある。:田中一郎)

 

(関連)治安維持法と共謀罪-内田博文/著(岩波新書)

 http://u0u0.net/LE5j

 

(関連)本日(2/6)のいろいろ情報:(1)治安維持法と共謀罪(岩波新書)(2)旧優生保護法下の不妊手術で居直る国(3)写真「焼き場に立つ少年」 (長崎1945年)(4)陸自ヘリ民家に墜落(5)世界同時株安他 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/1945-f656.html

 

(上記の「治安維持法」番組には、上記の岩波新書著者の内田博文氏(九州大学名誉教授:刑法学)が度々登場いたします。ご参考までに:田中一郎)

 

 <別添PDFファイル>

(1)社説:国家は国民を守るのか、終戦の日を前に(東京 2018.8.14

(2)水上特攻艇「震洋」船大工、初の証言、乗ったら最後 なぜ造る(毎日 2018.8.14 夕刊)

(3)特攻隊の本がなぜベストセラーになるのか(イントロ部分)(吉田・鴻上『週刊朝日 2018.8.17,24』)

(4)ガダルカナル島兵士の「遺言」、散り行く身 真心が贈り物です(東京 2018.8.17

(5)世界遺産「明治の産業革命」、韓国市民団体が異議、「軍艦島の登録削除を」(東京 2018.8.17

(6)謝罪勝ち取る日まで、朝鮮出身 93歳の元戦犯、不条理と闘う、罪だけ背負わされ(毎日 2018.7.15

(7)「二度目の敗戦」をどう生きるのか(イントロ部分)(鴻上尚史・白井聡『週刊金曜日 2018.8.10』)

 

1.(別添PDFファイル)社説:国家は国民を守るのか、終戦の日を前に(東京 2018.8.14

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018081402000159.html

 

(関連)「命を捨てろ、でも補償はしない」空襲被害者に冷酷すぎる日本政府、戦時中は援護していたのに…(大前治弁護士 現代ビジネス 2018.8.15

 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56991

 

(空襲が来ても逃げてはいけない、これを法律で強制していた戦前の日本、それと同じことが今、原発事故後の福島で起きている。(ひどい汚染状態であるのに)放射能汚染は気にせずに故郷に帰還せよ=逃げてはいけない、有無を言わさずこれを経済的に強制しているのが今である。貧困のどん底か、それとも恒常的な放射線被曝か、これが原発事故被害者に押し付けられた「選択」である。一方で、原発事故の加害者たちは、原子力ムラ代理店政府に守ってもらって、悠々自適の生活を送っている。それは戦前において、一般臣民に空襲避難をだめだ・許さぬと言っておきながら、自らは郊外に疎開したり地下深く掘られた防空壕に逃れていた戦争指導者たちがいたことと瓜二つである。空襲で死んだのは大勢の一般臣民であり、戦後まで生き延びたのは戦争指導者たちであった。大日本帝国はプチ日本原子力帝国に生まれ変わったのだ。:田中一郎)

 

2. 敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人 上下 -ジョン・ダワー/〔著〕三浦陽一・高杉忠明訳(岩波書店)

 http://u0u0.net/LE63

 http://u0u0.net/LE64

 

(今や不朽の名著です。日本にはもう、これだけの戦後史をかける人は数えるほどしかいません。まだお読みになっておられない方は是非ご一読を:田中一郎)

 

3.(別添PDFファイル)特攻隊の本がなぜベストセラーになるのか(イントロ部分)(吉田・鴻上『週刊朝日 2018.8.17,24』)

 https://www.magastore.jp/product/49766

 

(「手段だった特攻が目的となった」!! なんたることか! :田中一郎)

 

(関連)♪教訓1♪

 https://www.youtube.com/watch?v=FSaMY7TRgFI

 http://www.kasi-time.com/item-13538.html

 

4.(別添PDFファイル)ガダルカナル島兵士の「遺言」、散り行く身 真心が贈り物です(東京 2018.8.17

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018081702000142.html

 

(アジア太平洋戦争の敗北の戦いの中でも、最悪のパターンの1つがこのガダルカナルだ。甘く楽観的な見通しの下に戦力の逐次投入の愚を犯し、膨大な損害と犠牲を被りながら、最後は撤退の憂き目となった。ほとんどの兵隊が自決とも言うべき銃剣突撃か、餓死・病死した戦場だった。がしかし、作戦を指揮した軍上層部に反省の色はなかった。また同じようなことを別の戦場でやっているからだ。兵隊は消耗品でしかなかった。:田中一郎)

 

5.(別添PDFファイル)世界遺産「明治の産業革命」、韓国市民団体が異議、「軍艦島の登録削除を」(東京 2018.8.17

 http://specificasia.blog.jp/archives/1072031234.html

 

(田中一郎コメント)

 この記事は、みなさまには必ずお読みいただきたい記事です。一読して、頭に血が上るほどに憤りと恥ずかしさがこみ上げてきます。今日の日本政府が「世界遺産」として展示するものは、わが日本国の全世界へ向けての「恥さらし」「ヘイト陳列台」のようなものだということです。朝鮮半島からの強制連行による労働力で戦前・戦時中の日本の炭鉱が成り立っていたことは常識に近い話です。それを何をやっとるのかという話でしょう。しかも、世界遺産登録の時にした約束も、はぐらかしのようなことをしている(ほとんどが西日本にある遺産施設からは遠く離れた東京のボロビルの一角に強制連行に関するモニュメントを置くという=西日本の遺産の場所に置かなければ無意味だ)。これでは韓国が怒るのも無理はない。挙句の果てには、財界人の一部も協賛して「強制連行はなかった」などと言いだしたり、「戦時の朝鮮出身者の徴用は、国際法上の強制労働にあたらない」というのが日本政府の認識だなどと暴言を吐いている。こんなものが通用するはずもない。恥さらしをやめさせるには、もはや「世界遺産」からの登録削除しかなさそうである。全くふざけた話である。

 

6.(別添PDFファイル)謝罪勝ち取る日まで、朝鮮出身 93歳の元戦犯、不条理と闘う、罪だけ背負わされ(毎日 2018.7.15

 https://mainichi.jp/articles/20180715/ddm/001/040/145000c

 https://mainichi.jp/articles/20180715/ddm/010/040/106000c

 

(関連)在日外国人 法の壁、心の溝-田中宏/著(岩波新書)

 http://u0u0.net/LE6Q

 

(戦前・戦後、一貫して、在日朝鮮人の人たちが、いかにひどい目に合ってきたか、今も合い続けているか、この新書をお読みになればよくわかります。単に情緒的に差別だ差別だというのではなくて、法制度として、政策として、日本は徹底して在日朝鮮人の人たちに対して差別政策を貫いてきたのです。現代社会において、これほどの人権侵害が平然とまかり通っていることが、この国の野蛮性・後進性を赤裸々に現すものです。世界に向けての恥さらしです。:田中一郎)

 

7.(別添PDFファイル)「二度目の敗戦」をどう生きるのか(イントロ部分)(鴻上尚史・白井聡『週刊金曜日 2018.8.10』)

 https://dokushojin.com/article.html?i=3780

草々

 

 

« (報告)(8.20)「原発はどのように壊れるか:金属の基本から考える」(井野博満東京大学名誉教授)(オルタナティブな日本をめざして:第15回新ちょぼゼミ) | トップページ | 「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(96):(1)「県民健康調査」の基金を違法流用か?(住民監査請求)(2)薄めたら海に流せるぞという規制委員長は原子力ムラの猿回し(3)国連がフクイチ作業員危ない!他 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« (報告)(8.20)「原発はどのように壊れるか:金属の基本から考える」(井野博満東京大学名誉教授)(オルタナティブな日本をめざして:第15回新ちょぼゼミ) | トップページ | 「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(96):(1)「県民健康調査」の基金を違法流用か?(住民監査請求)(2)薄めたら海に流せるぞという規制委員長は原子力ムラの猿回し(3)国連がフクイチ作業員危ない!他 »

最近の記事

無料ブログはココログ