環境ホルモンの「カ」の字も言わないインチキ御用放送局=「犬HK」(NHK)スペシャル「ニッポン 精子力 クライシス」(2018年7月28日放送)=化学物質管理の手抜きを放置する日本政府は世界の流れに取り残されている
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.8月ゲート前連続集中行動のお知らせ!この海を、未来を守るため、絶対に阻止しなければなりません。市民の力を結集し、しなやかにしたたかに。 - 辺野古ゲート前500人行動~基地建設止める奇跡の一週間
https://henoko500.hatenablog.jp/entry/2018/07/05/132706
(関連)「知事、頑張れ」「県民がついているぞ」緊急集会で撤回表明に喜びと決意「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」琉球新報
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-770040.html
(関連)翁長雄志・沖縄県知事を支える緊急集会
~辺野古埋め立て承認の撤回に関する記者会見を受けて(那覇市) IWJ Independent Web Journal
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/428428
(関連)20180725
UPLAN 8月土砂投入ストップ!首都圏集会-土砂で辺野古に運ぶな!本土からの特定外来生物- -
YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=UdHJfQ-FVuQ&t=3s
(関連)20180726
UPLAN【院内集会&防衛省交渉】8月土砂投入ストップ!土砂で辺野古に運ぶな!本土からの特定外来生物 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=mNqruktQq6s
2.安倍政権=早く駆除いたしましょう
有権者・国民のみなさま、安倍政権のやることなすこと、ロクでもないでしょう。でもね「支持しませ~ん」とか、「不十分」とか、「評価しない」とか、「納得しない」とか、「野党が駄目だからしょうがないです」とか、「政治なんて誰がやっても同じだから」とか言って、相変わらずの自由飲酒党(巷では自民党ともいう)と、そのお仲間政党(公明・維新・国民民主)への投票や、投票棄権を繰り返していたって物事は悪くなるばかりです。そのうちにこの連中によって、えらい目にあわされますよ、福島第1原発事故はその前兆のようなものです。一刻も早く、あらゆる選挙で投票所に行き、この自由飲酒党(巷では自民党ともいう)・公明党・日本維新・国民民主党の候補者たちを落選させましょう。これは私たちの一種の正当防衛・自己保身のようなものです。特に今の自由飲酒党(巷では自民党ともいう)は、かつての自由民主党とは似ても似つかぬゴロツキ・タカリの政党に変質していますから、くれぐれもご用心です。
(1)(別添PDFファイル)驚くべき身勝手、冷血、恥知らず、被災者よりカジノでさっさと国会を閉幕(日刊ゲンダイ 2018.7.21)
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/125.html
(2)(別添PDFファイル)「安倍独裁」か、「一寸先は闇」か、小沢一郎、小泉純一郎、そして船田元の動きに注目(日刊ゲンダイ 2018.7.23)
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/158.html
(3)<毎日新聞調査>安倍内閣支持37%、不支持44%(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180729-00000044-mai-pol
(4)<毎日新聞調査>森友・加計「納得せず」75%(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180729-00000066-mai-pol
(5)<毎日新聞調査>西日本豪雨、政府対応68%が不十分(毎日新聞)Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180729-00000045-mai-pol
(6)<毎日新聞調査>参院6増評価せず67%(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180729-00000065-mai-pol
3.日刊ゲンダイより
(1)NHK番組で印象操作か?カジノ誘致世論でおかしな円グラフ|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233941
(2)補助金もらう立場にいながら…加計学園が愛媛県の要求無視|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233944
(3)米が次期戦闘機ゴリ押し 安倍政権は血税1400億円をドブに|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233415
(4)東京医大「裏口入学」事件 疑われた自民議員が直撃に反論|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233923
(5)朝鮮半島のパワーゲームで日本は…共同通信・磐村氏に聞く|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233229
(6)対ロシアでトランプ弱腰 米有力議員と情報機関が非難反論|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233454
4.IWJより
(1)日刊IWJガイド「【ワイルドサイドを行こう!〜IWJファンドレイジング in Hot Summer 2018】昨日29日は台風が心配されましたが、無事にIWJファンドレイジングイベントを開催することができました!/<本日の再配信>本日午後8時より、『問題
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/37354
(2)日刊IWJガイド・日曜版「『終わった
まつり ごめんね かたきうちできなかった 何も変わらなかった』〜 電通過労自殺した高橋まつりさんの 元上司について検察審査会が『不起訴相当』と議決!!/本日午後2時から滋賀県大津市で『7.29
安倍9条改憲NO!滋賀
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/37350
(3)日刊IWJガイド「西日本豪雨、大洲市が住民に避難指示を出したのは鹿野川ダムの大量放水のわずか5分前だった!/『カジノより被災者を助けて!』~『カジノ法案』採決の本会議場で垂れ幕を掲げた糸数慶子議員、山本太郎議員、森裕子議員、参院懲罰委員会にも臆せず!
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/37306
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今般、7/28(土)のNHKスペシャルで「ニッポン“精子力”クライシス」が放送されました。日本の青年・壮年の男子の精子の数が減り、またその活動力が減衰していて、精子の生殖能力が低下、それが一つの原因となり、子どもが欲しくても子どもができない・できにくい夫婦が増えているのではないか、というショッキングな内容の放送でした。もしそうだとすれば、これは日本の将来にとっては大変なことで、いわゆる少子高齢化社会の原因は、経済的(貧困・低所得・社会保障お粗末)・社会的(少子化指向・家制度の崩壊など)・文化的(様々な理由)の他に、生殖能力の低下(「精子力」危機)という生物学的・医学的な要因があることになります。いったい何故、「精子力」の低下が起きているのか、その原因を手探りで探る形の番組構成でした。
●NHKドキュメンタリー - NHKスペシャル「ニッポン“精子力”クライシス」
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586058/index.html
(関連)NHKスペシャル「ニッポン“精子力”クライシス」動画 Dailymotion
https://www.dailymotion.com/video/x6ql8eq
https://www.youtube.com/watch?v=y7KohLe0cco
それにしてもです。今回の放送で原因とされたものは、たとえばストレス、たとえば睡眠不足、たとえば日常の生活習慣などなど、少しでもこの「精子減少・精子活動力の低下」=「精子力危機」についてのこれまでの研究動向を知るものにとっては、ナニコレ?
放送でした。そのココロは、これまでも、また、今でも世界的に、「精子力危機」の最大の原因とされている「環境ホルモン」(内分泌撹乱化学物質)についてのアプローチが皆無であったことです。アプローチどころか、この放送の中では「環境ホルモン」の「カ」の字も出てきませんでした。これはないでしょう!
という話です。
(必見必読)環境ホルモン最新事情:赤ちゃんが危ない(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)(=懸念のないサイトです:田中一郎)
http://kokumin-kaigi.org/wp-content/uploads/2015/05/赤ちゃんが危ない_修正0519-1.pdf
(関連)(別添PDFファイル)プラスチック社会=環境ホルモン社会(イントロ部分)(山田豊文『DAYS JAPAN 2018.7』)
「plastic_kankyou_horumon_days_japan.pdf」をダウンロード
https://daysjapan.net/2018/06/20/days-japan2018_7/
実はこの「環境ホルモン」の問題は、既に1990年代の後半に日本にも紹介されて国中が大騒ぎになり(この時も海外の重要文献の日本への翻訳・紹介が遅れたため、騒ぎになったのは海外と比べて数年遅れでした)、特に日用品の中に大量に入り込んでいた様々な化学物質が「環境ホルモン」ではないのかと問題視され、日々、マスコミの紙面やTV放送を賑わしていたものです。「環境ホルモン」は従来の化学物質毒性とは異なり、ほんのわずかな量や濃度であっても、その毒性に効果が出るとされましたから(いわゆるADIなどが通用しない:むしろ濃度は低い方が効果が大きい場合が多い)、この話を知った一般の消費者・国民の懸念も大きく高まったわけです。
(参考)一日摂取許容量(ADI) - Wikipedia
(参考)耐容一日摂取量(TDI) - Wikipedia
(必読重要文献)奪われし未来(増補改訂版)-シーア・コルボーン/ダイアン・ダマノスキ/ジョン・ピーターソン・マイヤーズ/著 長尾力/訳(翔泳社)
(必読重要文献)メス化する自然 環境ホルモン汚染の恐怖-デボラ・キャドバリー/著 古草秀子/訳(集英社)
しかし、この時の大騒ぎも、化学産業界や医薬品業界、あるいは食品業界(食品添加物や包装類・食器類など危ない化学物質の使用が無秩序・無規制に多すぎる業界)などの産業界と、その意を背負って消費者・国民を踏みつぶすことを常としてきた日本政府により、うやむやにされ、その後「終わった問題」(大した話ではない)とされて今日に至っています。熱しやすく冷めやすい、そして物忘れがひどく、お上の言うことは丸呑みして何度だまされても気が付かない、ボンクラ消費者・国民が少なくない日本では、「環境ホルモン」のもたらす深刻な影響は(特に日常的な暴露にともなう世代を超えての中長期的悪影響)無視され、放置されたままになっているのです。
これはヨーロッパなどでの動きと全く逆の方向です。EUなどでは、既に「環境ホルモン」その他の化学物質(及び金属類)を「本来的には毒物の可能性がある」と位置付けて、その利用に「安全性の確認」などの厳しい法的規制を入れた他、特に「環境ホルモン」については、精子力減退、のみならず、免疫系や神経系などへの毒性作用にも着目して詳細な研究を続け、危険な物質を特定した上で、その使用禁止にまで踏み出す段階に達しているのです。そうした動きと我が国でのお粗末な状態とを比較する時、まさに先進国(EU)と発展拒否・後進国(日本)との違いを見せつけられる思いがします。
「環境ホルモン」を含む化学物質の人体への毒性がいかなるものなのかについては、最近新刊書として発刊された下記の木村ー黒田純子さんの著書をご覧になってみてください。また、上記でご紹介した「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」の会員になられて、定期的に送られてくるニュースレターやパンフレットに目を通されるのもいいと思います(年会費は2000円ぽっきりです)。こうした文献を一読されると、これはもう絶対に放置できないぞと、きっと危機感をお持ちになられることと思います。(願わくば下記にご紹介する古典的名著2冊にも目を通されることをお勧めいたします)
(関連:名著)地球を脅かす化学物質 発達障害やアレルギー急増の原因-木村‐黒田純子/著(海鳴社)
(上記より一部抜粋)(別添PDFファイル)問題のある化学物質の法規制(『地球を脅かす化学物質』木村-黒田純子著 一部抜粋)
我が国の化学物質の法規制は、入り口規制としての化学物質審査規制法(化審法)と、出口規制としての化学物質排出把握管理促進法(化管法)の2つを柱にして、たくさんの法律によって規制されている。問題は、それら複数の法律を貫いて定める「化学物質管理基本法」がないことに加え、日本政府の産業優先の政策方針からくる「規制の甘さ」=尻抜けなどが多くて実効性に乏しい=事実上のやりたい放題になっていること、更に、余計な国際経済協定(TPP協定など)締結などによって、今でもユルユルの規制が更に海外企業のために規制緩和される可能性が高まっていることなどである。市販の図書で、この化学物質の法的規制や国際的な規制動向について一般向けに書かれた解説書を探しているが、今現在のところでは皆無の状態である。化学物質の法規制や国際動向に詳しい執筆予定者の方々や、出版社の編集担当には、一刻も早くそうした一般向けの解説書を新書などの形で出版していただき、世の中の関心を高める努力をしていただきたいと思う。上記でご紹介した別添PDFファイルの木村-黒田順子氏執筆の化学物質法規制の解説は、こうした中にあって非常に貴重なものとなっている。
(関連:古典)沈黙の春-レイチェル・カーソン〔著〕青樹簗一/訳(新潮文庫)
(関連:古典)複合汚染-有吉佐和子/著(新潮文庫)
しかし、日本政府は今日においても市場原理主義アホダラ教に基づいて規制緩和に邁進し、昨今では史上最悪の国際協定TPPなども締結してしまいました。今後、「環境ホルモン」を含む危険な化学物質への規制(特に中長期的に人体や環境破壊にジワジワと効いてくる毒物類)がISDS条項などにより、従来以上に妨害され困難になっていくことが予想されます。今回の「犬HK」(NHK)スペシャル「ニッポン
精子力 クライシス」(2018年7月28日放送)」により、精子の危機=人間の生殖危機が襲ってきているのですが、それ以外でも、化学物質がもたらす危機として、アレルギー(アトピー性皮膚炎、化学物質過敏症、花粉症、ぜんそく、シックハウス症候群、香害など)や発達障害(自閉症、多動性障害(ADHD)、学習障害(LD))なども多くの大人や子どもに見られるようになっており(一説によれば15人に一人の割合というとんでもない数になっているといいます)、また、直近では下記に若干ご紹介申し上げすマイクロプラスチックと海のプラゴミ汚染もまた、深刻な事態に陥っていることが明らかとなってきました。
こうした、言ってみれば人間ども(人類)の得手勝手な化石化学製品の環境を顧みない大量生産・大量消費・大量廃棄と、使用されるプラスチック添加剤のように、その安全性(人体毒性や環境毒性=生態系の破壊)を十分に確かめもしないまま使われる多種多様な化学物質製品の濫用によって、日本を含む地球全体が今や人類を含む全生物の滅亡の可能性までを展望させられる危機的事態を招いているのです。そして、そうしたことを覆い隠し、産業界やその代理店政府などに忖度をして、危機的事態のホントウを視聴者・国民に知らせずに、重箱の隅をつつくような、ダボラ話を面白おかしく伝えるような、そんなインチキ放送を流したのが、今回の「犬HK」(NHK)スペシャル「ニッポン
精子力 クライシス」(2018年7月28日放送)でした。みなさま、この「イヌ放送」に抗議の電話を殺到させてください。いい加減にしろ!、です。
ともあれ、歪んだ化学物質の管理をもはや無為無策で放置することは許されることではありません。日本の政府や政治が「環境ホルモン」を含む化学物質の管理をきちんとしないのなら、この点からも今の政権・政治家・政治を全部入れ替えて、私たち消費者・国民の命と安全と、そして持続可能な環境や豊かで美しい日本の自然・生態系を化学物質の危険な汚染から守っていかなければなりません(あの自由飲酒党(巷では自民党ともいう)や公明党、日本維新などのオバカ・ゴロツキどもが化学物質管理の重要性を理解できるかどうかは極めて怪しい=そもそも参考文献を読むどころか新聞さえも読まない・漢字も読めない連中が少なくない)。この化学物質の世界においても(原発・原子力やバイオテクノロジーの世界と同様に)、市民運動・社会運動の力が私たちの未来を切り開く(「奪われし未来」を取り戻す)大きな力となるのです。
注1:カクテル効果、相乗効果
化学物質汚染がもたらす危険は、単体の化学物質がもたらすものよりも、複数の化学物質がもたらすものの方が、より一段とその毒性や悪影響を増す傾向にある。これを化学物質の「カクテル効果」などという。更に、その複数の化学物質暴露と放射能・放射線被曝(特に内部被曝)が同時並行した場合には、それぞれ単体では現れなかった毒性や悪影響が両者の相乗効果で出てくることも動物実験などで確認されている。更に、これにナノ物質汚染やバイオテクノロジーによる遺伝子汚染などが加わった場合に、はたして人間や自然生態系などにどのような毒性や害悪をどの程度もたらすのかについては明らかではない。
しかし経験的に見て、こうした人間が生み出して、いい加減な管理規制に下で環境汚染をもたらしたものについては、それらが同時並行で作用する場合には、単体で作用するよりも複数で作用した場合の方が、よりひどく、より不可逆的に、より深刻に、生命や生態系を破壊していくということは確実に言えそうである。場合によっては遺伝的な効果ももたらし、半永久的な障害となる可能性も大いにある。要するに、そうした危険性はわかっているのだけれども、それぞれのものを推進していきたい一部の利権集団・御用学者たちにとっては、そんなものは自分たちの邪魔になるから、一般の人々の目にはとまらないように、政治問題化しないように、徹底して隠されているだけの話だということである。この辺の話を古典的に取り上げているのが、有吉佐和子氏著の『複合汚染』である(上記参照)。
●ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 HP
(関連)ニュースレター ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議
http://kokumin-kaigi.org/?page_id=159
(実は昨日(7/29)に、上記「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」の年次定例総会があり、同時に記念講演もなされました(下記参照)。その際、中下裕子弁護士(同代表)は、同会議が今年で20周年を迎え節目の年になった、これからも活動を一層活発化させ化学物質に関する政策提言等を積極的に行っていきたい、今年は特に「環境ホルモン」などに着目をし、不当に過小評価されている「環境ホルモン」の危険性を、従来では解明されていなかった毒性や危険性についての新しい知見なども積極的にご紹介しながら、会員のみなさまを「化学物質問題の最先端」へとお連れしたい、と挨拶されていました。みなさまもこの機会に「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」の会員になられてはいかがでしょうか?:田中一郎)
(関連)7月29日 総会記念講演会「腸内細菌と化学物質」のご案内 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議
http://kokumin-kaigi.org/?p=2640
(↑ 驚愕の内容の講演でした。腸内細菌と人体の関係の重要性や、それをかく乱する化学物質の有害性は、現代人が知っておかなければいけない重要知識の一つであると確信させられた講演でした。ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議のみなさんには貴重な講演の実現に感謝いたします。追って、この内容も同会のニュースレターで紹介されることと思われます。参加できなかったみなさまは、しばしお待ちください:田中一郎)
<上記講演会の各講師さんの関連サイトのご紹介>
(関連)環境、水、食の循環社会 - 松井三郎(京都大学名誉教授)
https://www.kunidukuri-hitodukuri.jp/web/koso/koso_yumetikyu_bunka_matsui.html
(関連)胎児の複合汚染 子宮内環境をどう守るか-森千里/著(中公新書)
(関連:名著)地球を脅かす化学物質 発達障害やアレルギー急増の原因-木村‐黒田純子/著(海鳴社)
<参考:21世紀の人類を襲う5つの絶滅危機>
(1)2つの核:原子核(核兵器、原発・核燃)
(2)2つの核:細胞核(バイオテクノロジー)
(3)化学物質の氾濫
(4)二酸化炭素の大量排出と地球環境の酸性化
(5)熱帯雨林の破壊
なお、下記には、化学物質に関連する昨今の情報を若干、ご紹介しておきます。ご参考にしていただければ幸いです。
<別添PDFファイル:プラスチック海洋汚染>
かつて「環境ホルモン」の時もそうだったように、今やマイクロプラスチックをはじめ、プラスチックごみによる海洋汚染問題が、さながら日本のマスコミにおいて「ブーム」のようになってきています。もちろんブームになって多くの消費者・国民の注目度が上がることはいいことですが(下記に見るようにアベ自民党政権・日本政府の対応が、原発・核燃問題や農薬規制、あるいは遺伝子組換え・バイオ問題対応などと同じように全然ダメで、世界の趨勢に大きく後れを取っていますので、大いに結構なことです)、しかし、それがファッション流行や人気番組のように「(情報として)消費」されて、一過性の盛り上がりに終わってしまっては話になりません。私達市民運動・社会運動が、政治家どもの尻を蹴飛ばしてでも、プラごみ問題や海洋汚染防止に取り組んでいく必要があります。
(1)プラごみ量 日本2位 国連報告書1人あたり年32㌔(朝日2018.7.4 夕刊)
https://www.asahi.com/articles/DA3S13570603.html
(2)プラスチックごみの海洋汚染、危機感ない日本政府(毎日 2018.7.17)
https://mainichi.jp/articles/20180717/ddm/004/070/009000c
(3)世界が進める使い捨てプラスチック規制、インドの本気(イントロ部分)(『DAYS JAPAN 2018.8』)
「plastic_regulation_india_days_japan.pdf」をダウンロード
https://daysjapan.net/2018/07/20/days-japan2018_8/
<関連サイト:プラスチック海洋汚染>
政府が積極的に対応を開始したヨーロッパだけでなく、アメリカなどでも企業が中心になってプラごみ対応=海洋汚染防止に立ち上がっているにもかかわらず、日本はまたこの問題でもいい加減で出鱈目な対応を行い、世界の趨勢からずっこけているようです。いつまでたってもダメな日本、こんな替え歌が流行しそうなこの頃です。(こんなのダメだから、早くアベ政権、倒しましょうよ、ねえ、早く・・・!)
(1)海中に魚よりゴミが多くなる時代。その理由と原因となる国々、プラスチックエコノミーの行末 AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディア
https://amp.review/2018/07/08/plastic-economy/
(2)プラスチック危機:包装材規制、欧州が加速 海の環境、悪化の一途 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180722/ddm/003/040/073000c?fm=mnm
(3)プラスチック危機:米ディズニーでストロー中止 東京除く - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180727/k00/00e/030/235000c?fm=mnm
(4)海へのプラスチック排出抑制 「国際憲章」拒否の日本でいいのか? ご意見募集 北川さんの寄稿に一言 津田大介 毎日新聞「政治プレミア」
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20180714/pol/00m/010/001000c
(5)使い捨てプラ製品規制拡大 世界60カ国超が禁止・課金 - 共同通信
https://this.kiji.is/385576546452292705
<別添PDFファイル:その他>
(1)「香害110番」院内集会で7団体が対策を要望、政府は「できない」「難しい」(『週刊金曜日
2018.6.1』)
「kougai_110bann_kinn.pdf」をダウンロード
http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002572.php
(2)廃プラ 捌ききれない、中国輸入制限で難題(日経
2018.7.24)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO33268800T20C18A7CC1000/
(3)廃プラ、日本滞留、中国輸入禁止、再利用拡大、急務に(日経 2018.7.19)
(関連)20180522
UPLAN【緊急院内集会】「香害110番」から見えてきたもの・早急な対策が必要 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=nu8_rU-0B0Q
(関連)プラスチックリサイクルの基礎知識 2018(プラスチック循環利用協会)
https://www.pwmi.or.jp/pdf/panf1.pdf
<関連サイト:その他>
(1)プラスチック危機:ポリ袋使用まさかの逮捕 ケニア - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180730/k00/00m/030/086000c?fm=mnm
(2)プラスチック危機:ポリ袋「ノー」ケニアの挑戦(その1)「世界で最も厳しい」禁止法
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180730/ddm/001/040/192000c?fm=mnm
(3)プラスチック危機:ポリ袋「ノー」ケニアの挑戦(その2)ポリ袋使用まさかの逮捕
厳罰立法 市民の怒り後押し 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180730/ddm/003/040/068000c?fm=mnm
(4)急増する香りの被害、国会で初の訴え OurPlanet-TV
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2255
(5)使い捨てプラスチックについてのアンケート greenpeace.org(2018.7)
http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/20180509_plastic_inquiry.pdf
(プラスチックも石油製品で大量に生産されているのだから、今回のエネルギー基本計画の中で今後どうするのか、きちんと書かれていないといけないのだけれど、そんな話、一度も出なかったよね。経済産業省を含め関係者たちの思考回路が固定化してボロボロになってんじゃないのかしら? :田中一郎)
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