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2018年5月28日 (月)

豊洲TOXICスキャンダル(27):小池タヌキの「築地は守る・豊洲を生かす」とは「築地は捨てる・豊洲はゴマカス」だった=築地市場は都民の宝・日本の誇り=築地市場を守ろう!

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.イベント情報

(1)62日(土)「築地市場の行方」第二弾 〜築地を守り豊洲を生かす シンポジウム|希望のまち東京をつくる会 宇都宮けんじ公式サイト

 http://utsunomiyakenji.com/schedule/2314

 

(2)(5.29)朝鮮半島情勢と拉致被害者:元「家族会」事務局長・蓮池透さんに聞く!(東京・水道橋)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1525062797608staff01

 

(3)(5.30)TPP交渉差止・違憲訴訟の会第4回総会のご案内 TPP交渉差止・違憲訴訟の会

 http://tpphantai.com/info/20180525-tpp-annual-general-meeting/

 

(関連)TPP11は日本にとって第三の敗戦?6月に批准された場合、あなた方の暮らしはどう変わるか予測します!

 http://macrobiotic-daisuki.jp/tpp-3-120570.html

 

2.キャンペーン · #高度プロフェッショナル制度 は現代の奴隷制!今すぐ廃案に! Change.org

 http://ur0.link/KeQD

 

(関連)過労死しても自己責任! 労働時間規制も労災もなくす「働かせホーダイ」改悪法案がドサクサまぎれに強行採決へ!! 高度プロフェッショナル制度の異次元の危険性! IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/work-style-reformation

 

(関連)「経団連より国民を見ろ!」「過労死許すな!」上西充子法大教授、福島みずほ議員ら野党議員と市民が高プロ反対を訴え!! #0523高プロ反対国会前抗議行動 IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/422265

 

(関連)日刊IWJガイド・番組表「不誠実な答弁を続ける加藤勝信厚労相の下で『働き方改革関連法案』採決は許さない!衆院で野党が加藤厚労相不信任案を提出するも否決!/籠池夫妻300日ぶりに保釈『これは国策勾留!』『「松井維新の党」による政治的カモフラージュ!』『私は

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/36510

 

(関連)遺族の感情逆なで 堀内議員高プロ強行採決で大ハシャギ|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/229974

 

3.公文書クライシス:ファイル名抽象化 防衛省が証言者探し - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180526/k00/00m/040/163000c?fm=mnm

 

(田中一郎コメント)

 これも公益通報の一種です。にもかかわらず、防衛省は自分たちの非を棚に上げて「内部告発者探し」を組織的に行っています。やるべきことはその逆で、文書の名前やファイル名を抽象的な表現にして第三者が見ても何の文書だかわからないようにして、情報公開請求があっても公開されないように、いったい誰がしようとしたのか、誰が誰の命令で行ったのか、匿名での告発を含め積極的に情報提供を求めた上で、その調査機関を第三者で構成してつくって徹底調査することのハズ。

 

 防衛省をはじめ、霞が関の各省庁でこんなものが横行していては、内部告発は死んでしまうでしょう。法的には、こうしたものも「みなし公益通報」として告発者を保護するとともに、犯人捜しのようなマネは「犯罪」として処罰するようにすべきです。実務的には「みなし公益通報」査定委員会でも創っておけばいいのです。

 

4.くたばれ安倍政権 史上サイテーの日本政府・自民党政権

 こういう政権を私たち日本国民が政府組織の頂点において政治を采配させ続けていること自体、世界へ向けての恥さらしであり、また、自分達で自分達のクビをしめているということを私たちは強く自覚すべきです。

 

●(重要)加計学園が「安倍首相と加計理事長の面談」を自らの捏造と弁明するも嘘がバレバレ! 面談を物語る証拠がこんなに|LITERA/リテラ

 http://lite-ra.com/2018/05/post-4034.html

 

(関連)立憲・福山氏追及に首相「作られたストーリー」委員騒然:朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/articles/ASL5X3CXFL5XUTIL009.html?ref=lettermail_0528_arti_news

 

(1)国民はもう唖然ボー然「総辞職」すべき政権が「強行採決」|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/229928

(2)安倍政権の反則続きに目をつむり…自民党が日大批判の笑止|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/229827

(3)参院予算委:首相、昭恵氏の影響否定 集中審議 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180528/k00/00e/010/176000c?fm=mnm

(4)麻生大臣「辞任はしない」「昭恵氏調査しない」

 http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000128089.html

(5)公明の主張「全く分からぬ」=共産・小池氏

 https://web.smartnews.com/articles/2Jd6Xb3XuZn

(6)毎日世論調査:加計問題 首相説明「信用できない」70%(毎日新聞)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180527-00000040-mai-pol

(7)内閣不信任案を検討=枝野立憲代表「自信あるなら解散を」

 https://web.smartnews.com/articles/2Jf56enFb2J

(8)安倍首相夫妻は内と外で正念場 リフレインが呼んでいるモリ・カケ疑惑 週刊朝日AERA dot.

 https://dot.asahi.com/wa/2018052700008.html

(9)天敵の籠池氏保釈で“劇場”再燃 高まる「6.20会期末解散」|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/229930

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「豊洲TOXICスキャンダル(27):小池タヌキの「築地は守る・豊洲を生かす」とは「築地は捨てる・豊洲はゴマカス」だった=築地市場は都民の宝・日本の誇り=築地市場を守ろう!」をお送りいたします。

 

緑の化けダヌキ=小池百合子にだまされた都民は、いよいよ築地市場という世界に誇る東京の宝物を捨てさせられ、築地市場跡地開発の利権に群がる土建その他の業者にたぶらかされながら、タヌキ製造の「馬の糞まんじゅう」政策を食わされるハメになりそうです。この築地豊洲問題の去就を追いかけ続けていますと、都議会にはまともな議員は共産党しかおらんのか、と言いたくなるような状況になってきています。東京都民よ、もっとしっかりせんかい!

 

 <別添PDFファイル>

(1)築地再開発、跡地施設 具体例挙げず、有識者会議 都知事に報告書、豊洲観光拠点整備 都が回答求める(東京 2018.5.21夕刊,22

(2)都民を裏切った小池都政と対決し要求実現目指す新たなたたかい(曽根はじめ『議会と自治体第238号(2018.2)』)

(3)「豊洲移転中止・凍結7割、女将さん会が業者アンケート」(東京民報 2018.4.22

(4)築地再開発、歴代知事は(東京 2018.5.22

(5)卸売市場法改正で生鮮食品の流通の仕組みが破壊される、築地の卸売市場システム骨抜きに(『週刊金曜日 2018.4.27』)

(6)築地は卸売市場の最高傑作、市場法改定考えるシンポ(東京民報 2018.4.29,5.6

(7)築地跡地通る勘定2号暫定道、前倒し11月開通へ(東京 2018.5.17

(8)豊洲観光拠点 着工めど立たず、「小池知事は謝罪を」、予定業者が文書、協議は継続(東京 2018.4.26

(9)豊洲観光拠点 平行線、初のトップ協議(東京 2018.5.2

10)「豊洲市場の風評被害払拭に向けた魅力発信プロジェクト運営業務委託」企画提案書 + 同PJの㈱電通宛業務委託決定稟議書(抜粋)

 

1.築地再開発、跡地施設 具体例挙げず、有識者会議 都知事に報告書、豊洲観光拠点整備 都が回答求める(東京 2018.5.21夕刊,22

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201805/CK2018052102000240.html

 

(関連)築地市場:再開発 施設具体案盛らず 検討会議が最終報告書 /東京 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180522/ddl/k13/010/023000c

(関連)“築地は守る 豊洲を生かす” - 特集ダイジェスト - ニュースウオッチ9 - NHK

 http://www9.nhk.or.jp/nw9/digest/2017/06/0620.html

 

(一部抜粋)

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(中略)報告書を受け取った小池氏は「築地のポテンシャルを生かして付加価値をさらに高め、東京の持続的な成長につなげていきたい」と述べた。報告書では約二十三ヘクタールの跡地を四つのエリアに分け、「東京の将来を担う機能」のエリアのほか、交通広場や防災機能のエリア、緑豊かな空間エリア、質の高いオープンスペースエリアとして整備すべきだとした。東京の将来を担う機能の具体像は盛り込まなかった。

 

(中略)跡地は二十三㌶。報告書では、四つのエリアはそれぞれ緑豊かな空間、質の高いオープンスペース、交通広場や防災機能、東京の将来を担う機能としたが、将来を担う機能の具体像は盛り込まなかった。元文化庁長官の近藤誠一座長は「具体的なことば将来にお任せする。築地のブランドをしっかり考えてはしいという大枠にとどめた」とした。

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(田中一郎コメント)

「築地を守る」とは、まずそのシンボルでもある現在の築地市場の建物を「歴史的遺産」として、その原形をとどめながらこの地の再開発を考えることのはずだ。既に、今ある築地市場の建物の概要を抜本的に補強して残しつつ再開発し、しかもロ―コストで仕上げていけるプランは出されている(下記サイト参照)。検討会議では、これをベースに具体的に検討を進めていけばいいのに、出てきた報告書なるものは、そうした現場側からの努力も一切無視して、頭の悪いドシロウトの集団が「お飾り程度」につくった「プラン」なるお粗末図面を出しただけで終わってしまった。その座長だとかいう元文化庁長官は「具体的なことは将来にお任せする」だとか! だったらお前ら何を「検討」しとったんか! 最初から言え、ボケ! でしょうに。戦後一貫して日本の文化を壊し続け、また日本文化の歴史を歪曲し続けてきた文化庁という役所のボスにふさわしいコメントを残し、無責任にも「俺は知らねえ」と立ち去って行ったようである。

 

また、「築地を守る」とは、その市場を日々成り立たせている参加者=仲買人をはじめ、市場で働く人たちとそのスキル(目利きなど)を守るということであり(加えて、その築地事業者と密接に関連してスキルある生業を営む場外市場の人びとも)、また、築地市場という日本最大の、世界でも有数の巨大な卸売市場としての機能や法制度も大切にしていくということのはずである。しかし前者については、東京都にはその発想は乏しく、豊洲市場への移転を強要することで、今の築地市場の卸売業者たちを巨大小売企業や流通資本の下僕にしてしまおうとしているかの様子が垣間見える。少なくとも、この築地豊洲問題でこじれにこじれ、遅れに遅れた問題解決のあり様についての謝罪の態度や、それに伴う市場の業者たちの損害を償おうという態度は微塵も感じられないのだ。

 

更に、昨今浮き上がってきたのは、安倍政権による卸売市場法の事実上の廃止・解体という同法改悪案のことだ。これは一種のTPP関連法とでも言うべきもので、日本の食と農林水産業を時代遅れの市場原理主義アホダラ教に基づいて一握りの特権的企業群らの「食い物」にしてしまおうという代物だ。種子法廃止や漁業権一般開放、BSE(狂牛病)検査の廃止、あるいは遺伝子組換え食品の表示ルール改悪や食品添加物・残留農薬への安全規制の前倒し大幅緩和などと共通する、安倍政権の「日本破壊政策」の1つである。別添PDFファイルの(5)(6)や下記の説明の他、このメールの一番最初にご紹介した6月2日のシンポでも、この卸売市場法改悪の問題が取り上げられる予定である。

 

ついでに申し上げておけば、これは私の推測だが、タヌキ小池百合子は、この卸売市場法解体の安倍政権の方針を早い段階で知っていて、それで「築地は守る・豊洲を生かす」などという方針を打ち出した可能性がある。多くの築地の業者たちは同じ地域に2つも卸売市場があるのは無理だ、などと猛反対をしていたが、新卸売市場法で卸売市場の規制やルールが解体され、何でもかんでも勝手にやってくれ、式の規制緩和ならぬ規制破壊が行われれば、卸売市場が2つあるのではなく、水産・青果の売り場が2つあるに過ぎなくなるので、機能分担がなされておれば両方があっても相矛盾するものではなくなるだろう。

 

しかし、その場合、卸売市場の機能は解体されているため、水産にしろ青果にしろ巨大資本や特権業者が跋扈し、しばらくたてば日本の農林水産業や生鮮関連の食品流通産業は、その連中に好きなように食い物にされボロボロになっていくこと必定である。飼料並みに低品質で、まずくて、危険で、大量に供給されて、安価な、そんなゴミのようなものが、やがて貧乏人の我々の常食となるだろう。その頃には、もちろん築地の目利き仲買達は、生き残りをかけて、ほんの一握りの大金持ちたち・高級ブランド外食店たちのために仕事をするようになっているに違いない。世界に誇った築地市場の青果と魚は、我々一般都民の手から抜け落ち消えていく運命となる。小池タヌキに食わされた「馬の糞まんじゅう」政策の代金は異常に高くつくのである。

 

(関連)築地再生計画はじめました⑪ 建築エコノミスト 森山のブログ

 https://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-12245625840.html

 

2.都民を裏切った小池都政と対決し要求実現目指す新たなたたかい(曽根はじめ『議会と自治体第238号(2018.2)』)

「tukijitoyosu_sonehajime_report.pdf」をダウンロード
 https://www.trendsmap.com/twitter/tweet/953962058495664130

 

(関連)豊洲新市場の汚染問うシンポ「都の対策はごまかし」/曽根はじめ、大山とも子、あぜ上三和子各都議が参加 日本共産党東京都委員会

 http://www.jcp-tokyo.net/2018/0520/142930/

 

(都議会共産党の曽根はじめ氏のこのレポートは、これまでの経緯を知るためには簡潔によくまとまっている。この問題について詳しくご存じない方は、これをお読みになるといい。それにしても、都議会には、共産党以外にまともな議員・政治家・政党はおらんのか? (わずかに立憲民主党1人、生活者ネット1人が築地の豊洲移転に反対をしているようです。わが東京都北区を地盤にし、小池タヌキとケンカをしている「かがやけ東京」の音喜多駿などは、移転に賛成するワ、八ッ場ダムにも賛成するワ、でどうしようもないアホウです。:田中一郎)

 

3.「豊洲移転中止・凍結7割、女将さん会が業者アンケート」(東京民報 2018.4.22

「toyosuiten_okamisan_anketo_toukyouminpou.pdf」をダウンロード
 http://www.tokyo-minpo.jp/

 

(東京都は築地の卸売業者たちに「豊洲は毒物をきれいに除去して安全なものにする」「卸売業者に反対者がいれば移転は強要しない」と説明してきた。しかし、現状では豊洲市場は毒物だらけで危険な埋め立て地であり、こんなところを食べものを日々扱う公共施設の用地にするなど非常識極まりなしである。近未来にほぼ確実といわれている首都圏直下型地震が東京を襲えば、豊洲市場の用地は大きく液状化を起し、地中にある大量の毒物が一気に地上に噴き上げてくるだろう。また、陸地と海との境にある防潮壁や軟弱地盤の上の市場の建物類も地震の大きな揺れに耐えられるかどうかも怪しい限りである(たとえば床が抜けるかもしれない)。事実、先般の東日本大震災の際にも、更地だった豊洲の土地は液状化を起こし、また、海との境にある防潮壁のコンクリートにもヒビが入ってしまっている。あの時は震度5弱くらいだったが、今度はそうはいかないだろう。この問題の解決のためには、東京都と小池百合子都知事が、これまでの築地業者に対する約束を守ればいいだけの話である。:田中一郎)

 

(関連)関東大地震はいつ2018年?首都圏直下型の予想や東京確率と周期は? 知るんど

 http://sirundous.com/nratzen/kantoearqu/

(関連)9世紀に関東でM8級の巨大地震 神奈川で証拠の地層 - 共同通信

 https://this.kiji.is/370842585759220833

 

4.築地再開発、歴代知事は(東京 2018.5.22

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/thatu/list/CK2018052202000151.html

 

(この記事は、一つ大事なことを見落としています。下記を参照ください。

 

(関連)築地市場の豊洲移転問題(20):1979年の日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)設立時から連綿と続く東京利権土建政治を甘く見てはいけない=「築地でええじゃないか、ええじゃないか」はこのままでは危ない ちきゅう座 

 http://chikyuza.net/archives/71713

 

(一部抜粋)

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ある方から、下記のメールをいただきました(以下はメール転送です)。

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(中略)都民の石原慎太郎という人物に対する評価は、百八十度変わったものと思います。「神話が雲散霧消した」と言っていいかとも思います。石原都政は、鈴木俊一都政の継承であり、多少の焼き直しでもあったのですが、彼が実行したことの一番の「実績」は、東京という一地方自治体から、「福祉の心」を奪い取ってしまったことでした。一方で、ゼネコン・大企業・大銀行奉仕型の「伏魔殿都政」を築きあげてしまったことに、最大の問題があったのでした。これに追随しつつ、自らの役割を果すのが官僚というものでした。都の官僚とは、政府官僚よりも、じつは、金権的なる権力を保持しているのです。

 

鈴木都知事は、「マイタウン構想」をぶち上げ、あの臨海副都心建設構想をぶち上げ、大型開発に「湯水のように都税をつぎ込む」という構造を作りあげました。その受け皿づくりを一手に引き受けたのは、「JAPIC」(じゃぴっく:日本プロジェクト産業協議会)でした。この団体が発足したのが革新都政が沈没した年、つまりは鈴木都知事が誕生した年の1979年でした。72年の田中角栄の「日本列島改造論」の実行促進部隊として編成されたものが母体となっての発足でした。構成団体を少しあげると、建設、鉄鋼、流通、金融、不動産、セメント、マンション建設、広告に関する「大企業」・「大銀行」がまずは立ち並びます。つまり、都民の税金を食い物にしようかという企業や団体です。これらは、行政や大学が加盟する経団連の公共事業・都市再開発事業に大きな影響力を行使してきた団体と言えます。全部で190団体ほど。

 

これが「バック・ボーン」となっての大開発最優先主義都政を構築させていったというわけでした。国の、政官財の癒着構造が、そのまま東京都レベルに下りてきたことになります。年額2兆円ほどの大型公共事業、大型開発や大型道路建設、大型施設等の建設や、八ッ場ダムや……と、そこに都の官僚たちも参画して、「湯水のように都民の税金を投入する」という構造が、つくられていったのでした。石原都知事のバック・ボーンもまた、このJAPICを事実上の「シンクタンク」としての都政であったわけです。

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上記に記載されていることは非常に重要で、今後の東京都政や街づくり・都市計画の在り方を考える際の基本認識としておく必要があります。そして「都政を私たちの手に取り戻す」とは、こういう利権まみれの人たちとは縁を切って、たとえば公共事業としては、都営住宅の新規建設・拡充や空き家利用の活性化を図り、東京都の脱貧困の出発点にするほか、福島県他の原発被害から逃れてこられた方々に入っていただく住宅を確保するなど、従来とは正反対の、私たちのための、私たちの生活のための都政を実現させていくことが重要なのです。都知事選挙も都議会選挙も、そのためにあるといっても過言ではありません。

 

*沿革|JAPICとは|一般社団法人 日本プロジェクト産業協議会

 http://www.japic.org/profile/history/index.html

*一般社団法人 日本プロジェクト産業協議会

 http://www.japic.org/

 

実はついこの間、かねてより話題になっていましたBS朝日のドキュメンタリー番組「築地・豊洲 誰が市場を殺すのか」を見たのですが、その番組に上記の「JAPIC」が出てきます。私の記憶に間違いがなければ、当時の通産省がこの「JAPIC」に調査研究依頼をしていて、その報告書に東京都心の再開発PJの提案が複数掲載されているのです(昭和58年度「内外産業経済情勢に関する研究」委託調査報告書:通商産業省)。その報告書には豊洲市場の建築を請け負った鹿島建設他のゼネコンや日建設計などの名前もあります。

 

BS朝日 – BS朝日 ザ・ドキュメンタリー:築地・豊洲 誰が市場を殺すのか

 http://www.bs-asahi.co.jp/documentary/prg_048.html

(今はアクセス不能です)

 

その報告書には、有楽町駅周辺の再開発、日比谷再開発、都庁の移転、築地市場移転、汐留の再開発、大川端再開発、赤坂六本木再開発の7つが列記されていました。そして驚くべきか、この7つの計画PJのうち、築地市場の移転以外の6つのPJはすべて実現して実施済み・終了しているのです。驚きです。東京都政が一体誰のために行われてきたのか、これほど明確明瞭に示すものはないのではないでしょうか。

 

まさに、日本の巨大資本と自民・公明という東京都与党の政治家たちが、都政を食い物にしてきた、その大きな「食い扶持」を、この「JAPIC」が計画を策定し、それを東京都の知事や与党が都庁の役人たちを使って実施させていくことで、甘い汁を吸い続けていく、そんなことを、もうずっと繰り返してきたということでしょう。TV番組に出てきた「JAPIC」の調査研究報告書は1984年に仕上がっていますから(通産省の調査依頼は1983年)、築地市場の移転とその跡地の再開発はその頃から狙われていたということです。

 

1990年代の中ほど築地の現在地での改修工事が途中で頓挫していますが、それがなぜなのかよくわからない。誰がなぜ、どういう手続きを踏んで止めたのかもわからない。ただ1995年ころから、この築地市場現地での改修を押しつぶすように豊洲への移転話が浮上してきたというのです。私はおそらくは「JAPIC」族という「都政へのタカリ推進本部」に集う連中の仕業であろうと推測します。築地市場は移転をしてもらい、その跡地を再開発しなければ困る人たちがいたということに違いないのです。

 

なお、築地市場の豊洲移転問題については、私が見るところ、非常に危ない状態になってきています。少なくない人が小池百合子都知事は築地市場の豊洲への移転をやめるだろうなどと甘い見方をしているようですが、私は逆の見方をしています。

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5.卸売市場法改正で生鮮食品の流通の仕組みが破壊される、築地の卸売市場システム骨抜きに(『週刊金曜日 2018.4.27』)

 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2018/05/15/antena-234/

 

(関連)卸売市場を含めた食品流通の構造改革について(農林水産省食品産業局 201837日)

 http://urx.mobi/KfR3

(関連)築地は卸売市場の最高傑作、市場法改定考えるシンポ(東京民報 2018.4.29,5.6

 http://www.tokyo-minpo.jp/

 

6.日刊ゲンダイ 解除できるのか 豊洲時限爆弾その他

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/2730

 

●(注目)解除できるのか豊洲時限爆弾:阿鼻叫喚の「習熟」動画流出、小池知事移転に赤信号(日刊ゲンダイ 2018.5.8

 http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/292.html

 

(1)小池都知事、再選に向け自民に「泣き入れ」作戦(日刊ゲンダイ 2018.5.21

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/229453

(2)市場当局が石原都政時代から潜り込ませた“インチキ図面”|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227236

(3)東京都も“改ざん”か 豊洲新市場「工事図面」に疑惑が浮上|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226866

(4)築地市場を「世界遺産」に 小池都知事がウルトラC”画策|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226314

 

7.築地跡地通る環状2号暫定道、前倒し11月開通へ(東京 2018.5.17

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201805/CK2018051702000137.html

 

(かような道路はいらない。築地市場を壊すためにわざと作っているようなものだ:田中一郎)

 

8.豊洲観光拠点 着工めど立たず、「小池知事は謝罪を」、予定業者が文書、協議は継続(東京 2018.4.26

 https://www.sankeibiz.jp/compliance/news/180425/cpd1804252025007-n1.htm

 

(関連)豊洲観光拠点 平行線、初のトップ協議(東京 2018.5.2

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201805/CK2018050202000160.html

 

(豊洲からは撤退していただけばいいのではないでしょうか。代わりに豊洲への移転をやめて築地市場を再開発する中で改めて事業にしてもらえばいい:田中一郎)

 

9.小池氏、都知事選前倒し検討=東京五輪との重複避け:時事ドットコム

 https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042500003&g=pol

 

(都知事選挙を前倒しする最も最適な方法は小池百合子都知事が任期途中で公約違反の責任をとり「前倒し辞任」することです。:田中一郎)

 

10.「豊洲市場の風評被害払拭に向けた魅力発信プロジェクト運営業務委託」企画提案書 + 同PJの㈱電通宛業務委託決定稟議書(抜粋)

「dentuu_pj_kikakusyoringisyo.pdf」をダウンロード

(関連)電通ウェブサイト

 http://www.dentsu.co.jp/

 

(田中一郎コメント)

 全く呆れた話である。これはある方が東京都に情報公開請求をして公開させた資料です。内容は「豊洲市場の風評被害払拭に向けた魅力発信プロジェクト運営業務委託」企画提案書と、その事業を㈱電通に随意契約で業務委託の決定を行った稟議書の写し(一部抜粋)です。前者の「企画提案書」は、おそらく㈱電通が作成したものなのでしょう。中をのぞいてご覧になってみてください。原本はカラーですがデータ量の関係で白黒スキャナにしていて見にくいですが、それでも肝心なところがあちこち「真っ黒け」に塗りつぶされており、いわゆる「海苔弁当」公開文書になっているのがよくわかります。明らかに東京都情報公開条例に違反しているでしょう。

 

(関連)東京都情報公開条例

 http://www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki_honbun/g1010214001.html

 

しかも、この事業は「豊洲市場の風評被害払拭に向けた魅力発信プロジェクト」などというふざけた内容で、ここでもまた「風評被害」などと言っています。福島第1原発事故以降、食品の安全政策でデタラメをやりたい政治家や官僚どもは、この言葉が十八番のようです。要するに豊洲市場の毒物まみれを懸念する消費者・都民は無知でアホだから、そいつらが「風評」に左右されないように東京都のどえらい職員様が豊洲の魅力を教えてあげますよというプロジェクトだそうである。

 

しかも、このPJは、あの2020年東京オリンピックの裏方として、利権がらみの汚い仕事をしているのではないかと、いろいろ噂されたり一部で報道されたりしている、あの悪名高き電通です。そこに「随契」で指名発注するというのですから、これは東京都や小池百合子都知事と電通との癒着が疑われても致し方ないでしょう。それに肝心の「企画書」が「海苔弁当」なのですから。

 

みなさま、これが緑の化けダヌキ=小池百合子がいうところの「東京大改革」の実態であり正体なのです。「東京大改革」の基本中の基本は「情報公開」ですが、その「情報公開」は「不都合事項については海苔弁当公開」だということであり、「しがらみのない都政」を実現して、㈱電通という特定業者と随契を行うということのようです。タヌキの「馬の糞まんじゅう」都政は、あちこちで「タヌキの尻尾」が見え始めました。これで気が付かぬ都民は救いようがないというほかありません。

草々

 

 

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