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2018年4月

2018年4月30日 (月)

(報告)第71回国会エネルギー調査会(準備会):原発事故後の健康管理~チェルノブイリから考える福島第一原発~ + 昨今の脱原発・脱被ばく情報

前略,田中一郎です。

 

(最初に若干のことです)

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1.イベント情報

(1)(5.12)平和のための脱核部会東京集会|トークと茶話会 おしどりマコ&ケンとすてきな未来をつくろうよ!(四ッ谷駅)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1524880441334ylaur

 

(2)(5.24)「日本国憲法と学校教育ー主権者教育の実態を問う」(高嶋伸欣さん)(オルタナティブな日本を目指して:第11回目(新ちょぼゼミ)) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/11-e0d3.html

 

(3)(5.27)望月衣塑子記者×金平茂紀キャスター講演会(東京・目黒)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1524980702364staff01

 

(4)(予約優先)(7.5)(カネコノミクスが導く)日本経済再生への道:金子勝慶應義塾大学名誉教授(オルタナティブな日本を目指して:第13回新ちょぼゼミ)(17:30開場 18:00スタート 21:00終了 場所はたんぽぽ舎(水道橋))

 

2.「泊原発3号機・検査結果は真っ赤な改ざんです。」と検査官の下請けさんが内部告発。「権力とマスコミの横暴を正し、人権を守る国民の会」in入間(原子力ドン・キホーテ:藤原節男さん)

 https://blog.goo.ne.jp/uhi36845-002/e/76972e1cc28588f7d60959a4b1e479df

 

3.日刊ゲンダイ・IWJから

(1)「フェイク政権にはファクトで」辻元清美氏語る野党の戦略|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/228015

(2)14閣僚が物見遊山 “GW外遊ラッシュで浪費される血税6億円|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227978

(3)福田前次官の減給は退職金の2.6% 財務省の姑息と大甘処分|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/228194

 

(4)日刊IWJガイド・番組表「本日から『明治を疑う!朝鮮半島と日本』シリーズ特集と題して、原田伊織氏インタビューを3夜連続で再配信! 本日午後8時からは『公文書偽造で始まった明治維新! 現在も続く官軍教育で描かれた「偉人」たちの姿はウソばかり! 岩上安身に

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/36028

 

4.「いちろうちゃんのブログ」から

(1)こんな政治でいいのか!? 日本セクハラ報道大全:ええ加減にしとけ! 罪務省・痴民党セクハラ居直り合唱団 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-6c90.html

 

(2)本日(4/28)のいろいろ情報:南北朝鮮の融和と非核化なるか、白井聡氏新刊書『国体論 菊と星条旗』、教員を思想統制する東京・大阪の違憲教育委員会とそれを追認するアナクロ司法 他 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-35ae.html

 

(3)国民不在・中途半端・覚悟の決まらぬ・自民党補完で自己都合優先の「選挙互助会」=「国民民主党」結成へ:新党「(永遠の議席)ゼロ」の方がピッタシくるね、御用組合「連合」とともに、この勢力を永遠に葬り去ろう いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-6559.html

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去る426日、衆議院第1議員会館において、「第71回国会エネルギー調査会(準備会):原発事故後の健康管理~チェルノブイリから考える福島第一原発~」が開催されました。当日はオブザーバーも含めて70人近い方々が参集し、会場は満席に近い状態でした。以下、当日の配布資料や録画をご紹介しながら簡単にご報告いたします。また、メールの後尾には昨今の脱原発・脱被ばく情報を若干付記しておきますのでご参考にしていただければ幸いです。

 

●(当日録画)20180426 UPLAN 原発事故後の健康管理 ~チェルノブイリから考える福島第一原発~ - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=D-sp8FsDnEs&t=2s

 

(関連)「健康調査を拡充する法制度が必要」国会議員ら議論 OurPlanet-TV

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2246 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2246 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2246 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2246 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2246

 

 <別添PDFファイル:当日配布資料>

(1)(PROGRAM)第71回国会エネルギー調査会(準備会):原発事故後の健康管理~チェルノブイリから考える福島第一原発~

「programkokkai_enetyou_jinbikai_kenkoukanri.pdf」をダウンロード
(2)(レジメ1)木村真三獨協医科大学准教授(抜粋)

「rejime1_kimurasinzou_sann.pdf」をダウンロード
(3)(レジメ2)白石草Our PlanetTV 代表

「rejime2_sirais_isann_awapura.pdf」をダウンロード
(4)(レジメ3)福島第一原発事故による被災者に対する健康調査の拡充を求める意見書(上)(原子力市民委員会 2018.4.20

「rejime31_gensiryoku_siminiinkai.pdf」をダウンロード
(5)(レジメ3)福島第一原発事故による被災者に対する健康調査の拡充を求める意見書(下)(原子力市民委員会 2018.4.20

「rejime32_gensiryoku_siminiinkai.pdf」をダウンロード
(6)(レジメ4)平成二十三年東京電力原子力事故に係る健康調査等事業の実施等に関する法律案

「rejime4_kenkoukanri_houann.pdf」をダウンロード
(7)(レジメ5)県民健康調査「甲状腺検査」の動向について(環境省環境保健部放射線康管理担当参事官室 20184月)

「rejime5_kankyousyou_kenminkenko.pdf」をダウンロード
(8)(レジメ6)「県民健康調査 甲状腺検査」集計外の甲状腺がんに関する学内の調査について(福島県立医科大学 横谷進 2018.1.26

「rejime6_keikakansatu_tyousa_fukusimaikadai.pdf」をダウンロード
(9)(レジメ7)原爆関係の援護施策の概要

「rejime7_genbaku_engosaku.pdf」をダウンロード
10)(レジメ8)なぜ原発事故の健康影響が明らかにならないのか(津田敏秀岡山大学大学院教授 2018426日)

「rejime8_okayamadaigaku_tudasnn.pdf」をダウンロード

注:木村真三獨協医科大学准教授のレジメはデータ量の関係で抜粋としました。また、白石草Our PlanetTV 代表のレジメについては、当日同氏が出席できなかったため、岩波書店の田中太郎氏が代わって説明を行っています。それから当日参加者のNEWフェイスの古市三久氏(福島県議会議員)と加藤修一氏(元参議院議員:公明党)については下記サイトを参照してください。

 

 <関連サイト>

(1)「県民健康調査」検討委員会 - 福島県ホームページ

 http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai.html

(2)県民健康調査について - 福島県ホームページ

 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/ps-kenkocyosa-gaiyo.html

(3)県民健康調査 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ

 http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/list279-884.html

(4)福島県 県議会議員 古市三久

 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/gikai/syoukai-huruitimituhisa2015.html

 http://f393.jp/

(5)加藤修一 - Wikipedia

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E4%BF%AE%E4%B8%80

 

(田中一郎コメント)

 これまで「原発ゼロの会」は、原発再稼働問題など、原発についての諸問題を活発に取り上げて問題提起し、広く議論を引き起こしてきたが、こと放射線被曝の問題や「福島県民健康調査」「福島県民健康調査検討委員会」に関しては、テーマとして取り上げることを避けてきた経緯がある。このたび意を決して今回の院内集会を開催したことは一歩前進としてとらえていいのではないかと思われる。

 

しかし、当日は福島県選出の国会議員が一人も参加していない(特に野党の議員たちは何をしているのか)ことに加え、依然として国会議員たちのこの福島第1原発事故後の放射線被曝問題・被ばく防護の問題への取り組み姿勢はよろしくない。福島県内が「原子力翼賛」の雰囲気を強め、恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)の危険性への懸念が強い中にあって異常な社会状況が生まれている、そんな時に、国会議員たちがかような態度ではまことに困ったものである。

 

既知の通り、国際原子力マフィアが国際原子力機関(IAEA)・国際放射線防護委員会(ICRP)・「国連科学委員会(UNSCEAR)」といった「放射線被曝論国際アカデミズム」組織を牛耳り、一般の人々の命と健康が踏みつけられながら原子力・核の利用が推進されている状況を鑑みれば、国会議員達にはもう少し物事をきちんと考えていただかなければならないのではないかと強く思う次第である。今回の院内集会でも複数の参加議員が発言しているが、(健康管理への国の責任と取組強化を提唱している点は評価できるけれども)どうも聞いていて、話に迫力がないというか、放射線被曝の危険性への認識が弱いような印象を拭えない。健康被害が多発してしまってからでは手遅れであることをもっと真剣に考えていただかなければ困る。原発事故後の対応の悪さによる子ども甲状腺ガンの多発は、未来へ向かっての警告であると受け止めるべきだ。

 

ともあれ福島第1原発事故の被害者の方々については、万全の損害賠償・補償に加え、恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)による健康被害が今後出ないように、しっかりとした放射線防護や健康管理体制を整える必要がある。また、既に不幸にして甲状腺ガンを発症してしまった方々には、しっかりとした医療支援その他のサポート対策を直ちに実施しなければならない(現状の「サポート事業」は問題だらけである)。

 

つまりは今日の東日本大震災からの復興政策の抜本見直しが必要だということだ。中でも「安全・安心キャンペーン」による嘘八百の放射線教育・被ばく説明は早急に矯正されなければいけない。何故なら、原発安全神話が放射能安全神話・放射線被曝安心神話に入れ替わっていては話にならないからである。今後とも、この「原発ゼロの会」の議員たちも含め、政治家たちの放射能や放射線被曝への態度をしっかりと監視していきたいと考えている。

 

(関連)福島県の現職国会議員リスト

 http://seijika.info/senkyoku/fukushima/

 

(参考)「いちろうちゃんのブログ」より

(1)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(77):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その4)=子ども甲状腺ガンについて(その1) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/77-b2a7.html

 

(2)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(78):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その5)=子ども甲状腺ガンについて(その2):岩波月刊誌『科学』(2018年3月号)掲載の平沼百合論文より いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/7852018-14f0.html

 

(3)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(80):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その6)=子ども甲状腺ガンについて(その3)・Our PlanetTV 白石草さんの報道から 他 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/80our-planettv-.html

 

 <昨今の脱原発・脱被ばく情報>

(1)脱原発首長会議 「事前了解権」拡大を 水戸で総会 全電力会社に要求へ(茨城新聞クロスアイ) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180429-00000009-ibaraki-l08

(2)新潟県知事選 野党6党が菊田真紀子氏で調整 自民は海保次長擁立へ(産経)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180428-00000509-san-pol

(3)女川再稼働、20年度以降=東通原発も見直しへ東北電力(時事通信)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180426-00000122-jij-soci

(4)東京新聞 伊藤忠 トルコ原発見送り 事業費大幅増、稼働難しく 経済(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201804/CK2018042502000136.html

(5)矛盾に満ちた「原発政策」を国民は本気で「議論」せよ--磯山友幸

 https://www.huffingtonpost.jp/foresight/nuclear-20180423_a_23415803/

 

(6)原発:「再興」実現せず 新興国受注で再建へ 米ウェスチングハウスCEO 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180424/ddm/008/020/112000c

(7)原発「重要な電源」踏襲 再生エネは「主力電源めざす」エネルギー基本計画 骨子案:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13471704.html?ref=nmail_20180428mo

(8)大阪)福島原発事故の避難者、国連人権理事会でスピーチ:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4T5RZPL4TPTIL025.html

(9)原発再稼働が進む今、史上最悪の原発事故を振り返る(投信1 - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180426-00005854-toushin-bus_all

10)意見交換できないのは「自治体側に理由」規制委員長が発言 反発呼ぶ(福井新聞ONLINEYahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180425-00010002-fukui-l18

11)<浜岡原発>堆積物「安全上重要でない」 規制委が最終評価(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180425-00000061-mai-sctch

 

12)「どこかで間違っていた」=津波現場責任者が証言東電旧経営陣公判・東京地裁(時事通信) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180424-00000122-jij-soci

13)原発裁判 東電元社員が旧経営陣の「時間稼ぎ」証言

 http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000125861.html

14)原発裁判 東電元社員が旧経営陣の「時間稼ぎ」証言(テレビ朝日系)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180425-00000004-ann-soci

15)元副社長 保留根回し指示 津波対策で元社員証言 強制起訴公判(福島民友)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180425-00010021-minyu-l07

 

16)発電全て停止!売電収入なし!全てが担保に!こんな日本原電を東海第二原発、東電が支援! 私たちのお金を使わないで!署名と共に申し入れ~集会&政府交渉 IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/419177

草々

 

 

国民不在・中途半端・覚悟の決まらぬ・自民党補完で自己都合優先の「選挙互助会」=「国民民主党」結成へ:新党「(永遠の議席)ゼロ」の方がピッタシくるね、御用組合「連合」とともに、この勢力を永遠に葬り去ろう

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.(別添PDFファイル)(チラシ)(5.29) 朝鮮半島情勢と拉致被害者:元「家族会」事務局長・蓮池透さんに聞く!(IN たんぽぽ舎)

「tirasi_529_hasuike.pdf」をダウンロード

529日(火) お話:蓮池透さん拉致被害者・蓮池薫さんの兄

<共著>:『拉致と日本人』(岩波書店)

<著書>『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)

浅野健一さん(人権と報道・連絡会)のコメントも

 

〇蓮池透さんは当初、朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)による日本人拉致問題について「制裁をするなら戦略的に」などと発言する強硬派だった。しかし問題の本質を見極めるにつれ、安倍首相に対する疑惑が芽生えていく。拉致問題解決の為に、安倍首相は具体的に何をしてきたのか? 政治的に利用しているだけではないのか? 制裁と圧力だけで、本当に拉致問題は解決するのか?

 

2002年の日朝首脳会談で「朝鮮」が事実と認めた「拉致問題」により、日本社会に広がった、ナショナリズムと、「北」バッシング。これを利用し排外主義と愛国的な政治家が誕生、「拉致問題は私が解決する」と言って、政界の階段を一気に駆け上がった、それが安倍首相だ。

 

〇常套句=「皆様が抱き合う日が訪れるまで」「あらゆる手段をつくして」「最重要課題」「あらゆる手段」とは「最大限の圧力」をかけ続けることか? 圧力をかけ続けたら、拉致問題は解決するのか? 「最重要課題」であるはずの拉致問題は米韓に丸投げ!

 

〇新聞労連主催の記者研修会の講演で(324)

「拉致問題は安倍政権の最重要課題だと言うが、『北』の脅威を煽っているだけで本当に解決する意思があるとは思えない」「軍備増強や改憲に拉致問題を政治利用しているように見える」

 

〇日本の過去清算も急務のはず。南北、米朝首脳会談で急展開する現在、日本は何をすべきか?

 

◎拉致問題、核・ミサイル問題は対話と交渉によって解決可能と話す蓮池さんのお話です。

 

5月29日(火)1830開場19002100

主催:たんぽぽ舎 会場:スペースたんぽぽ

千代田区神田三崎町2-6-2ダイナミックビル4階

℡:03-3238-9035 Fax03-3238-0797

参加費:800

 

(関連)蓮池透さんが激白「安倍退陣こそ拉致問題解決の第一歩」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/17/senkyo236/msg/513.html

(関連)特集ワイド:拉致被害者家族、蓮池透さんに聞く 「最重要課題」一ミリも動かぬ安倍政権 政治家こそ「痛恨の極み」 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180117/dde/012/040/003000c

 

2.(別添PDFファイル)(チラシ)(6.9)止めるぞ! 土砂投入6.9集会:軍事基地で辺野古の海をつぶすな

「tirasi_69_stop_dosya_henoko.pdf」をダウンロード

3.美しき五月のパリ 加藤登紀子 オリジナル歌唱 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=XtVMQMXivUU

 

(この歌、いつも歌っているあの歌の原曲だそうです。いい歌ですね、それと加藤登紀子さん、きれいな声で歌が上手です:田中一郎)

 

4.(メール転送です)車内一人デモに若い女性がクレーム

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一昨日、東海道線に乗って横浜から上野に移動中、ドアの脇に立って一人デモ(沈黙デモ)をしていました。手さげに吊るしていたプラカードはA4サイズで、「今の憲法で私たちが困ることは何もない。困っているのは戦争がしたいアベさんたちだけだ」と私が下手な字で書いたものでした。

 

しばらくすると、向いのドアに近い席に座っていた若い女性が席を立って私のそばにきて、固い表情で私の顔をじっと見つめ、「それ(プラカード)を私に見えないようにしてください」と言い、元の席に戻りました。そこで、私は彼女のそばに行き、「私に表現の自由があることは憲法で保障されています」と言いましたが、彼女は「それ(プラカード)を私は見たくない。私に見えないようにしてください」と再度言いました。

 

私は、「憲法で保障されいるのです」と言って元いたドアの脇にもどり、一人デモを続けました。ただこれだけのことですが、一人デモを始めたのは一昨年の6月頃からですから、1年10カ月になります。この間、女性からクレームをつけられたのは今回が初めてでした。赤の他人である私に対して自分の意思を表明した点で勇気ある若い女性ということもできますが、他の人間の表現の自由を認めようとしない若い女性が現実に日本にいるということを教えられる貴重な体験でした。

 

「一人デモ」というものは、日本社会の健康状態を触診しているような感じがしてきました。面白いですよ。皆さんもやってみてはいかがでしょうか? (以上、転送歓迎)

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(田中一郎コメント)

 こういうのは女に限らず男でも、少なからずいますね。驚くべきか市民運動・社会運動の中にもいます。MLにはそんなことを書いたものは送ってくるな、この集会ではそんなチラシをまくな、そんなプラカードや旗は持ってくるな、自分たちでは署名を集めていながら他の団体の署名はお断り、などなど、そして運動の事務局員などの場合には、その「小権力」を小気味よく行使して一般の参加市民を采配し、ご指導なさるわけ。このオレサマ運動家たちが市民運動・社会運動を偏狭なものとし視野狭窄の旧態依然の運動にしていることも理解できずに、です。日本人の多くは言論・表現の自由とは何か、思想・信条の自由とは何か、という近代市民社会の基本ルールを理解できていない人間が多すぎます。

 

5.罪務省・福田ゴリラーマン次官とアホウ痴民党財務相のセクハラ居直りコンビその後「追っかけ」

 バカバカしい限りの福田処分の中身=人をバカにしているのか。また、もう一人のアホウ大臣も何の反省もしている様子なし。しかるべき処罰がこの2人に対して下されない限り、この国の政治からセクハラが消えることはない。少し前には国会と都議会で痴民党の議員どものセクハラ・ヤジが問題となっていた。今や永田町・霞が関に自浄力はない。ならば我々有権者・国民が「必殺仕置人」となりて、この文字通りの「悪の党」どもに「落選」の「仕置き」を処するしかないではないか。

 

●(選挙に行くときは必ずこの曲を聞いてから・あるいは聞きながらお出かけください)

 https://www.youtube.com/watch?v=PyyTyb9F5iQ&t=35s

 

20180428 UPLAN #私は黙らない0428 セクハラ問題街宣(JR新宿駅東口・アルタ前) - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=0AWeGGGfCUQ&t=565s

(どんどんやってくれ! 応援する:田中一郎)

 

(関連)(別添PDFファイル)麻生氏の責任追及必至(東京 2018.4.29 他)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018042902000131.html

(関連)東京新聞 前次官のセクハラ認定 財務省処分 退職金141万円減 経済(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018042890070142.html

(関連)クローズアップ2018:セクハラ疑惑 次官辞任 政府・与党、甘い認識 相次ぐ被害者批判、野党反発 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180425/ddm/003/010/117000c

(関連)退職金は5361万円 セクハラ福田淳一次官の優雅な豪邸生活|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227605/1

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1.国民不在・中途半端・覚悟の決まらぬ・自民党補完で自己都合優先の「選挙互助会」=「国民民主党」結成へ:新党「(永遠の議席)ゼロ」の方がピッタシくるね、御用組合「連合」とともに、この勢力を永遠に葬り去ろう

 

 このほど民進党と「希望という名の絶望の党」は、新たに「国民民主党」という名の新党を創り、そこに合流することを決めたようです。でも、こんな新党、何のために創ったのでしょう? 新聞などでは、にわかづくりの新党政策などが報じられていますが、いずれも中途半端で物事をどうしたいのかがはっきりせず、従ってまた、改革についての覚悟のほども定かではありません。

 

新党に集まってくる大半の議員たちが、2009年の政権交代で「口先やるやる詐欺」を働いた・加担した詐欺師のような連中ばかりで、およそ危機的な状態に陥っている今日の日本を救えるだけの気力も力量もあるようには見えません。所詮、これまでの似非野党の合従連衡劇のごとく、自分たちの国会議員としての地位を守りたいだけの選挙互助会にすぎないのだろうと推測できます。何といっても、あの平成の小早川秀秋こと元祖「口先やるやる詐欺」の前原誠司が、この新党に合流するそうで、それをこの新党の幹部となるであろう連中が拒否する様子もないということですから、おのずとこの新党の「正体」は最初から透けて見えていると言ってもいいでしょう。

 

民進党の支持率は1%にも満たないし、「希望という名の絶望の党」の方も1%そこそこだという話です。1%+1%=0%、これでいいではないですか。「希望という名の絶望の党」の新人議員が提唱したという新党の名前「新党ゼロ」をもじって、新たにできるこの自民党政治を補完する似非野党新党の名前を「新党 永遠の(議席)ゼロ」とすれば、ピッタリくるのではありませんか。だってこの連中に議席など必要ありませんから。

 

(関連)幻の提案「新党ゼロ」希望の1年生議員「僕らの現実」:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4S4Q05L4SUTFK00T.html

(関連)「新党ゼロ」「共和党」「国民党」...?民進、希望の合流新党名、風変わりな案も

 https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/23/minshin-kibo-unified-party_a_23418567/

 

有権者・国民の皆さま、かような新党やかような議員どもに、二度と選挙で投票をしてはいけません。こんな連中に投票をしている限り、今の自民党政治は根本において変わることはなく、日本の諸悪の根源としての政治は益々ひどくなり、日本の未来へ向けての可能性は次々とつぶされていくことになるでしょう。危機の時代にあって、中途半端で覚悟の決まらない、似非改革・言葉遊びの政治勢力が一時的に政権を担っても、事態はいい方向に向かうどころか、何もできずに崩壊するか、逆に自民党でさえしなかった・できなかったロクでもないことにまで手を付けて、その後にどうしようもないほどにひどい政権が現れてくるのです。

 

そうした事例は歴史には山のようにあります。事実、今日のアベ政権のしぶとさは、ひとえに2009年の政権交代・民主党政権のひどい失敗にその淵源があり、自民党政治に代わるオルタナティブ政権が全く見通せない今日の野党の状況にあると言っていいでしょう。危機の時代にあって社会を変える、政治を変えるには、有権者・国民こそが、その意識を抜本的に変える必要があるのです。その時に「国民民主党」などというガラクタ政治家たちの選挙互助会政党など、何の役にも立たないのです。

 

有権者・国民のみなさま、立憲民主党・共産党・社民党・自由党や地域の革新系政党と改革派市民が共闘する「市民と野党の共闘」に結集をし、力を合わせて政権交代を展望できる政治勢力を育てていきましょう。目先の選挙の去就に一喜一憂せず、新しい日本を切り開くためには「こういう政策、こういうことが必要だ」を可能な限り具体化し、骨太の政策集に仕上げた上で「共有化」して、「オルタナティブな日本」を目指す新政権をつくっていきましょう。選挙で燃え尽きてはいけません。選挙で勝利することは物事の始まりに過ぎないからです。今日の自民党や公明党、あるいは維新などの動きを見れば、彼らがいかにひどいかが明々白々にわかります。要するに、彼らにとって代わる政権担当能力のある野党勢力が強く求められているのです。それが自己都合優先の選挙互助会「国民民主党」であるわけがないのです。

 

「国民民主党」に対して、「NO!」の声を挙げていきましょう。この連中は、もはや危機の時代の日本には不必要であるだけでなく、真の改革勢力の足を引っ張る「マイナス勢力」でしかないのです。

 

●前原氏・泉氏、国民民主党に参加意向 希望の党分党

 https://web.smartnews.com/articles/2DokBByriV8

 

 <別添PDFファイル>

(1)新党は「国民民主党」、希望・民進(東京 2018.4.25

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018042502000148.html

(2)国民民主、来月7日結党、政策 支援組織 カネ、4割が不参加(朝日 2018.4.27

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13470036.html

(3)四散する希望・民進(毎日 2018.4.27

 https://mainichi.jp/articles/20180427/ddm/005/010/073000c

(4)民進党が「国民党」に、孫文・蒋介石もびっくり!?(東京 2018.4.26

 https://www.asahi.com/articles/ASL4S6F5BL4SUHBI036.html

(5)こんな時に合流何のため? 不参加相次ぐ「国民民主」、岡田氏は民進を離党へ(毎日 2018.4.28

 https://mainichi.jp/articles/20180428/ddm/005/010/122000c

 

●原発ゼロ、30年代に実現 安保法、違憲部分は白紙 民進・希望新党の基本政策:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13464957.html?ref=nmail_20180424mo

 

(新党「国民民主党」基本政策のポイントへのコメント)

 下記は東京新聞から転記した新党の基本政策です。既に少し前のメールでコメントをしておりますが、改めて下記に略記しておきます。すべて物事をゴマカス言葉遊びの「口先やるやる詐欺」政策と言えるでしょう。こんなことでは2009年の政権交代の失敗を再び繰り返すことになります。いい加減にしろ、という話です。

 

(1)安全保障関連法は、憲法違反と指摘される部分を白紙撤回することを含め、必要な見直しを行う

 ⇒ 安倍政権の戦争法は、集団的自衛権行使容認のみならず集団安全保障やPKOへの参加も含め、すべてが違憲。部分白紙撤回ではなく、そのすべてが白紙撤回されなければならない。その上で、日米安保や自衛隊の今後の在り方に加え、憲法第9条を積極的に活かす平和外交の具体的な戦略・方法論・具体策を策定すべきである。

 

(2)憲法9条をはじめ現行憲法の条文について、論理的整合性、法的安定性に欠ける恣意(しい)的、便宜的な解釈変更は許さない

 ⇒「論理的整合性、法的安定性に欠ける恣意(しい)的、便宜的な解釈変更」とは具体的に何のことなのかを言わない限り、この文言は無内容である。この連中がお得意の「言葉遊び」にすぎない。

 

(3)わが国が自衛権を行使できる限界を曖昧にしたまま、9条への自衛隊明記は認めない

 ⇒「自衛権を行使できる限界」を明らかにすれば、9条への自衛隊明記はしてもいいのか、するのかという話。いかなることがあろうとも、自衛隊の9条への明記はしない・させない、というのが基本である。憲法に「自衛隊」という組織名が記載されること自体が平和主義に反していて、しかも他の組織とのバランス上、異常である。日本で最大・最強の暴力組織である自衛隊が憲法に記載されていないことが、自衛隊が最低限度の「自衛」のための実力組織であることを担保しているのである。そもそも現状の自衛隊の実態は(在日米軍と一体化し、侵略のための軍備を持ち、国土防衛に無縁の侵略のための軍事訓練を行っている。また、シビリアンコントロールも形骸化し、自衛隊が徐々に危険な軍隊と化してきている)、日本国憲法が規定する徹底した平和主義に反し、違憲の状態にあることを自覚すべきである。

 

(4)2030年代原発ゼロに向け、あらゆる政策資源を投入

 ⇒ 原発ゼロで何の支障もないことはすでに実証されている。原発ゼロの脱原発は直ちに実施できることだ。かような方針は、脱原発を先送りし、現状の老朽化した危険な原発を再稼働させるためのものでしかない。まさにニセモノそのものだ。

 

(関連)立憲民主、全国政党道半ば、「空白県」25 地方組織の拡充急ぐ(朝日 2018.4.26

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13468264.html

 

(田中一郎コメント)

 立憲民主党にとって地方の組織づくりは、私はいい「試練」ではないかと思う。社民党や自由党とも協力し(つまり将来の3党合流を視野に入れ)、地方の組織づくりを自らの支持者拡大の取組にしていけばいいのだ。立憲民主党がホンモノの政権交代可能野党となるためには、圧倒的多数の有権者・国民の期待と信頼と支持を得ていく必要がある。付け焼刃でその時限りの流行(はやり人気)のような支持ではダメで、しっかりとした、「オルタナティブな日本を目指して」の厚い支持に支えられた国民政党に成長していただきたい。

 

労働組合などに安易に頼ってはいけないのであって、文字通り、有権者・国民のために、有権者・国民の生活や生存を守るために、立憲民主党は尽力せねばならない。安倍政権・自民党政治のおかげで、日本国中、あまりに多くの人々が悪政に苦しめられている。有権者・国民のために尽くすべき仕事はいくらでもある。政治力はそうした真に有権者・国民のための改革の党へ向けた血の滲むような努力の中で形成されてくるだろう。急がば回れである。(逆に先般の京都府知事選挙のようなことをしていたら、かつての民主党と同じ道をたどることとなる。それが理解できないのなら立憲民主党にも未来はない)

 

 <関連サイト>

 安住さん、あなたもいつまでも民進党でぐずぐずしていないで、早く頭を丸めて(2009年の政権交代を反省して)、政治家個人として立憲民主党にお入りになったらどうですか。優柔不断を続けていると、お名前が「あずみ」さんではなく「(現状に)あんじゅう」さんになりますよ。

 

(1)「こんな時に新党協議、センスないよね」 民進・安住氏:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4W4242L4WUTFK00P.html

(2)「国民党」旗揚げだが、「俺たちに明日はない」 国内政治 東洋経済オンライン

 http://u0u0.net/JN6m

(3)岡田氏ら三重で地域政党結成へ 民進の県連所属議員と 琉球新報

 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-709459.html

(4)元のサヤには収まらない「国民民主党」の茨道 国内政治 東洋経済オンライン

 https://toyokeizai.net/articles/-/218637?display=b

(5)広がりを欠く「国民民主党」苦しい胸の内|日テレNEWS24

 http://www.news24.jp/articles/2018/04/28/04391856.html

 

(6)国民民主:岡田氏は不参加 衆院野党、第1党は困難 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180426/k00/00m/010/187000c?fm=mnm

(7)国民民主党 61人参加の意向 衆院野党第2党の見通し 朝日新聞調べ

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13468315.html?ref=nmail_20180426mo

(8)小沢氏、国民民主党に指摘「考えが若干あいまい」(日刊スポーツ)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180425-00189396-nksports-soci

(9)民主党はオワコン「新党ゼロ」を提案した1年生議員の危機感 AERA dot.

 https://dot.asahi.com/aera/2018042700110.html

10)立憲民主、「全国政党」道半ば 野党第1党、衆院選で躍進から半年:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13468264.html?ref=nmail_20180426mo

 

2.御用組合「連合」の迷日(メーデー)

 今年もまた、御用組合「連合」はメーデー中央集会を代々木公園で開催し4万人の人を集めたという。野党のゴタゴタを受けて来賓に支持政党は招かなかったと報じられた。しかしTVニュースには、何とあの全労働者の敵とも言うべき加藤勝信厚生労働相や「緑の(化け)タヌキ」の小池百合子都知事が来賓として出席しているではないか。そんな中、神津里季生会長は「過労死ゼロを」と演説で大声で叫んでいた。ウソまでついて「裁量労働制」を入れようとし、批判を浴びてそれを撤回しても依然として「高度プロフェッショナル」という残業代不払い合法化法案はそのまんまにしている、その張本人・責任者とも言うべき加藤勝信厚生労働相を来賓として招いておいて、よくも言えたものである。おまけに、この神津里季生執行部は、首相官邸に「条件付きで残業代ゼロ」を受け入れる旨の申し入れまでして多くの単組から批判を浴び撤回した経緯もある。もはやこんな連中に日本の働く者の代表をさせておくわけにはいかないのだ。

 

 また、下記の朝日新聞記事には、希望の玉木雄一郎代表、民進の大塚耕平代表は自主的に駆けつけたとある。しかし、立憲民主党をはじめ、アベ政権・自民党政治と厳しく対決し「市民と野党の共闘」を担う政治勢力・政党は、一切招かれることも参加することもなかった。御用組合「連合」には、今の政治や政府の労働政策を根本的に転換しようという意思はゼロと言わんばかりの政治的振る舞いである。つまり結局は、この御用組合「連合」のメーデーは政治的には「迷日(メーデー)」だったということになる。ならば私たち働く者・働いてきた者は、かようなロクでもないニセモノ労組全国組織=「連合」など、もはや友好組織などとは考えない方がいい。簡単に言えば、自民党のちょうちん持ちのようなものということだ。

 

 それにしても、こんな似非メーデーによくも4万人も集まったものである。日当をもらっているのか、いないのかは知らないけれど、何を期待して、何の使命感を持って、何を求めて、かような集会に出てきているのだろうか。巨大企業の経営者や政府・自民党に尻尾を振り、自分たちだけは特別扱いの労働者にしてくれとでも言いたいのか? この集会に出ていた人間たちには、いつになったら目が覚めるのかと言いたくもなる。

 

 御用組合「連合」という組織もまた、基本的には「国民民主党」と同じである。昔で言えば民社党・同盟ということになるだろうか。しかし、私にはもっとグロテスクで不純で自己中心的な組織に見える。そして、こんな勢力は、これからの日本にとってプラスどころかマイナスにしかならないことは確かである。我が身かわいいだけで、自分たち以外の働く人たちはどうでもいい・どうなってもいい、「連帯」を求めるよりは、経営者や反動政治勢力と利益共有している方が楽でいい、そんな程度の連中だからだ。その結果、彼らは自民党政治がもたらす害悪を真に転換せんとする勢力に対して敵対的に、妨害的に、立ちはだかる勢力となって現れてくるだろう。何故なら、彼らの支持政党第1位は自民党だからだ。

 

 御用組合「連合」は、心ある労働組合員により、その腐った執行部が抜本的に入れ替えられなければならない。しかし、それが組織内で容易でないのなら、もはや躊躇はいらない。「連合」を分裂させ、真の労働組合・労働運動を求める人々が新たなナショナルセンターをつくり、全労連や全労協と統一組織を模索すれいいのだ。全労連や全労協の方も頭の中を切り替えて、日本の労働組合と労働運動を再度一から創りなおすつもりで、今日の困難に立ち向かえばいい。危機の時代とは、そうした過去の清算と、あらたな時代へ向けた本気の挑戦が強く求められるのだ。

 

●野党結集、描けぬ連合 メーデー来賓に支持政党招かず 民進分裂、立憲とは溝:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13473335.html?ref=nmail_20180429mo

 

(一部抜粋)

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(中略)約4万人(主催者発表)が集まった代々木公園。連合の神ログイン前の続き津里季生(りきお)会長はあいさつで国会の混乱に触れ、「バラバラ、ガタガタの野党にも大きな責任がある」と、野党が政権批判の受け皿になりきれていないもどかしさを口にした。

 

 連合は例年、支持政党の代表を来賓として招いてきた。昨年は野党第1党だった民進党の蓮舫代表だったが、その民進は昨年秋、立憲民主党、希望の党の3党に分裂。今年はどの党も来賓に招かず、あいさつの時間も設けなかった。事務局は「時間短縮のため」と説明するが、副会長の一人は「今は各党と連合の距離感が複雑で、あいさつをしてもらえる状況ではなかった」と解説する。

 

 それでも希望の玉木雄一郎代表、民進の大塚耕平代表は自主的に駆けつけた。これでかえって浮き彫りになったのが、姿を見せなかった枝野幸男代表が率いる立憲との溝の深さだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 <関連サイト>

(1)苦悩の連合、政党なきメーデー 新党頼みも「離反者が」:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4X4WR0L4XULFA003.html?ref=nmail

(2)代々木公園:連合がメーデー中央大会 厚労相と都知事出席 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180428/k00/00e/040/279000c

(3)連合のメーデー中央大会、神津会長「過労死ゼロを」 TBS NEWS

 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3354174.html

 

3.安倍政権=一刻も早く消し去るのが「国益」

 安倍政権打倒だけではダメ。安倍晋三が石破茂に代わっても何の転換にもならないどころか、場合によってはさらにひどくなる。また、岸田文雄や小泉進次郎、あるいは中身のない野田聖子に代わったとしても、さしたる変化は期待できない。同じことの繰り返しである。自民党そのものの議席をあらゆる選挙で徹底して減らすこと、それこそが今の日本に求められている「諸悪の根源である政治」を転換する最も近道なのである。

 

(関連)(別添PDFファイル)政権支持「岩盤の3割」正体は? まがい物経済にすがる(東京 2018.4.28

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2018042802000152.html

 

(関連)真相解明先延ばし 安倍首相こそ不祥事の最大の“膿”である|孫崎享 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/228091

(関連)森功氏が看破 モリカケ問題の根底は「安倍夫妻ビジネス」|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227522

(関連)ブラフの解散風で野党をけん制 策なき安倍自民の悪あがき|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227979

(関連)自民:各派閥の会合で苦言 政府不祥事続発で - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180427/k00/00m/010/067000c?fm=mnm

(関連)浜矩子「役所に全責任を押し付けるやり方の限界を、二階氏が認知し始めた」〈AERA〉(AERA dot. - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180425-00000019-sasahi-pol

 

●日刊IWJガイド・番組表「<岩上さんのインタビュー報告>『板門店宣言』は思った以上に中身がなかった」!~歴史的な南北首脳会談にも孫崎氏は厳しい指摘! 北朝鮮、モリカケ、財務省セクハラ、国内外で失態続きの安倍政権はもう限界か?~岩上安身による元外務省国際

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/36007

 

●日刊IWJガイド・番組表「南北首脳会談続報! 東アジアの安定に期待が高まるなか、方向感覚を失う日本の外交と政治!会談を受けて中国が南北に対して魯迅作の漢詩を送る!詩には日本へ向けたメッセージも隠されている! 北朝鮮ウォッチャーの東京新聞論説委員・五味洋

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/36018

草々

 

 

2018年4月29日 (日)

本日(4/28)のいろいろ情報:南北朝鮮の融和と非核化なるか、白井聡氏新刊書『国体論 菊と星条旗』、教員を思想統制する東京・大阪の違憲教育委員会とそれを追認するアナクロ司法 他

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.注目の新刊書をいくつかご紹介します

(1)原発はどのように壊れるか 金属の基本から考える-小岩昌宏・井野博満/著(原子力資料情報室)

 http://urx.blue/JMB3

(2)初期被曝の衝撃 その被害と全貌-山田國廣/著(風媒社)

 http://urx.blue/JMB7

(3)緑風出版│放射能汚染の拡散と隠蔽(ISBN978-4-8461-1805-1

 http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1805-1n.html

(4)国体論 菊と星条旗-白井聡/著(集英社新書)

 http://urx.blue/JMBc

 

2.キャンペーンのお知らせ 相撲協会 女性差別撤回せず! 本日の臨時理事会(4-28) Change.org

 http://urx.blue/JMBk

 

3.(4.29)原発賠償京都訴訟団(原告団・弁護団・支援する会)の315日判決報告集会・近畿訴訟団第6回交流会

 http://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto/event/180429houkoku&kouryukai.html

 

以下はメール転送です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4/29(日):キャンパスプラザ京都

京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939

京都市営地下鉄烏丸線、近鉄京都線、JR各線「京都駅」下車徒歩5分 

 

3月15日京都地裁において、原発賠償京都訴訟の一審判決が出ました。群馬訴訟(前橋地裁)、生業訴訟(福島地裁)に続き、三たび国の責任を認め、国の中間指針が認める区域外についても避難の相当性を認めるなど積極的な内容がある反面、避難の時期を短く限定したことや認定された賠償額の低さなどの問題点も含んでいます。今回、この京都地裁判決の解説・評価を行なう判決報告集会と兄弟訴訟である関西訴訟団、ひょうご訴訟団と一緒に到達点を確認し、控訴審に向けた決意を固め合う場として近畿訴訟団第6回交流会(レセプション)を開催することとしました。ぜひ、ご参加ください。

 

主催 原発賠償訴訟京都訴訟団(原告団・弁護団・支援する会)

《問い合わせ》支援する会 E-mailshien_kyoto@yahoo.co.jp

090-1907-9210(事務局次長:上野)

 

◆京都訴訟判決報告集会

時間 11:20~13:20

場所 4階 第3講義室 •判決の解説と評価

 責任論(清州真理弁護士)

 因果関係論(鈴木順子弁護士)

 損害論(白土哲也弁護士)

•原告のお話

•原告団の決意表明

 

◆近畿訴訟団第6回交流会(レセプション)

時間 13:40~16:20

場所 2階ホール •国連人権理事会の勧告と受け入れに向けた取り組みの報告

•判決を受けての思い、決意(京都訴訟団)

•連帯アピール…愛知岐阜訴訟、岡山訴訟、広島訴訟の原告から(予定)

•関西訴訟団、ひょうご訴訟団からのアピール

*後片付けのあと記念撮影をします。

〈参加費〉原告・避難者・・・無料

 支援者・・・・・・2,000円

 弁護士・・・・・・3,000円

交流会(レセプション)への参加には、各訴訟団の窓口への事前申し込みが必要です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

4.その他イベント情報

(1)【4-30()】「第十九回 原子力市民委員会」開催のお知らせ 原子力市民委員会

 http://www.ccnejapan.com/?p=8635

 

(2)(チラシ)(5.9)「カジノ解禁に反対する」パレード&院内学習会

https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/event/data/2018/event_180509_2.pdf

 

(3)福島原発告訴団 お知らせ(公判日)

 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/p/blog-page_88.html

 

(関連)福島原発告訴団

 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/

(関連)福島原発刑事訴訟支援団|東京電力福島原発事故の真実と責任の所在を明らかに

 https://shien-dan.org/

 

(4)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)5.12(土)第10回新宿デモ 子どもを被ばくから守ろう! 家族も、自分も!

 https://fukusima-sokai.blogspot.jp/2018/04/blog-post_15.html

 

(5)(5.14)大間原子力発電所建設差止訴訟 第16回公判

 

(関連)大間原発の建設凍結のための提訴について 原告:函館市(市役所)

 http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014031000166/

(関連)大間原発訴訟の会 原告:一般の市民

 http://oomagenpatsu-soshounokai.org/

 

(6)(5.24)「日本国憲法と学校教育ー主権者教育の実態を問う」(高嶋伸欣さん)(オルタナティブな日本を目指して:第11回目(新ちょぼゼミ)) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/11-e0d3.html

 

(7)(6.14)「(医療現場から見る)日本の医療政策と厚生労働省=どこにどのような問題があるか」(西尾正道(独)国立病院機構北海道がんセンター名誉院長)(オルタナティブな日本をめざして:第12回新ちょぼゼミ ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/12-ec55.html

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本日(4/28)のいろいろ情報です(メール転送を含む)。

 

1.報道特集(2018428日)[「南北首脳会談と非核化の行方・検証!自衛隊明記の改憲案」TBSテレビ

 http://www.tbs.co.jp/tv/20180428_945D.html

 

(田中一郎コメント)

 私のこの番組に対する評価は、メインキャスターの金平茂紀氏はともかく、番組全体として他のテレビ局のニュース番組と大差のない、支配権力やスポンサーなどを意識しすぎの、テーマ選択のセンスもイマイチの、批判力の乏しいどころか「逆批判」(権力側の腰巾着たちによる権力批判への逆批判)をたびたび登場させている、ロクでもない内容のものがほとんどの番組だというものです。

 

 しかし、今日(4/28)の報道特集の内容は、そうしたいつものくだらない内容のものとは少し趣が違い、2つの特集(朝鮮半島南北首脳会談、自衛隊明記の改憲案)のいずれについても、比較的まともな批判的観点から取材されレポートされており(手放しで絶賛はできませんが)、一見しておく価値のある、いささか充実した内容の放送だったと思います。珍しいことです。今日の報道特集の録画がネット上には見当たらず、見逃された方々にはご覧いただけないのが残念です。印象に残ったところを3つばかり申し上げておきますと、

 

(1)大阪維新が主催した憲法を考える会に参加していた20歳前後の男の若造2人が、終了後に会場の外でインタビューを受け、危険極まりない現実の自衛隊の実態も知らず、シビリアンコントロールなど全くできていない今日の自衛隊の危険性についても無頓着で、また、おそらくは対米隷属の日米安保体制・日米密約の実態も知らず、日本国憲法制定に至る日本を含むアジアの歴史的苦難についても知らないまま、自衛隊は国を守る組織として合憲だ・合憲にしないといけないなどと軽々に発言していた。戦争というもののリアリティを完璧に喪失し、自衛隊や安全保障を上辺だけの言葉(きれいごと)でしか考えていない様子がうかがえた(こういう若造が増えれば将来の日本は必ず没落・崩壊する)。

 

(2)日本会議が主催して開催した2つの「壊憲」集会に公明党から遠山清彦議員と斎藤鉄夫議員(公明党幹事長代行)がそれぞれ出席し、「壊憲」派を喜ばせる発言をしているという体たらくぶりを見せつけられた(下記2つサイト参照)。公明党・創価学会内部では、まだこの2人が言うようなことは支配的になっていないにもかかわらず、かようなロクでもない集会に現れて、何をしておるのかという印象だ。

 

(関連)(遠山清彦)「日本会議」に言われて公明党の遠山清彦が「創価学会婦人部」の【改憲説得】を行う件 - Togetter

 https://togetter.com/li/1124654

(関連)(斎藤鉄夫)日本会議が集会、国会議員ら700人が集結!公明党議員も初参加!「憲法改正の投票は必ず実現」|情報速報ドットコム

 http://saigaijyouhou.com/blog-entry-16124.html

 

(3)一方、創価学会婦人部への取材も行われ、その取材の場にいた婦人部の信者たちは口々に、憲法第9条の改悪・「壊憲」には反対、自衛隊の明記など必要ない、戦争に勝っても負けても人は死ぬ、戦争とその手段である武力=軍隊の放棄こそが平和の「肝」、外敵に攻められたら困るから警戒せよという為政者たちの言葉に乗せられて用心をするよりも前に、支配権力を握る為政者たちの扇動に用心せよ、と教えられてきたという。人間革命の著者・池田大作氏の教えなのだそうだ。その通りではないか。これが創価学会婦人部の多数意見なら創価学会はまだ捨てたものではない。公明党という政党がアベ政権・自民党に長い間追随し続けて、もう駄目になってしまっているので、創価学会婦人部には「アベ政権追随派」と言われている連中(その代表格が太田昭宏:衆院東京12区)を創価学会・公明党から叩き出していただきたいものだ。

 

2.辺野古に基地はつくらせない

 去る427日(金)、参議院議員会館において「院内集会&防衛省交渉:「軟弱地盤」では埋立はできない、辺野古新基地建設を問う」が開催されました。以下、簡単にご報告申し上げるとともに、関連情報を若干ばかり付記いたします。

 

 <別添PDFファイル>

(1)(レジメ)院内集会&防衛省交渉:「軟弱地盤」では埋立はできない、辺野古新基地建設を問う(1)

「rejime_okinawa_henoko_innnaiboueisyou_427_1.pdf」をダウンロード
(2)(レジメ)院内集会&防衛省交渉:「軟弱地盤」では埋立はできない、辺野古新基地建設を問う(2)

「rejime_okinawa_henoko_innnaiboueisyou_4272.pdf」をダウンロード
(3)(必読)辺野古新基地建設はいずれ頓挫する(イントロ部分)(北上田毅『世界 2018.3』)

「henoko_tonza_kitaueda_sekai.pdf」をダウンロード
 https://www.iwanami.co.jp/book/b352253.html

 

 <当日録画>

(1)20180427 UPLAN【前半・院内集会】軟弱地盤で埋立てはできない辺野古新基地建設を問う院内集会&防衛省交渉 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=IfwA_pzIUKI

(2)20180427 UPLAN【後半・防衛省交渉】軟弱地盤で埋立てはできない辺野古新基地建設を問う院内集会&防衛省交渉 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=_O_KLLPeTaU

 

(私から、名護市長がかわったことにより稲嶺さんが市長権限で止めていたものに変化が起きましたか、と講師の上山田毅さんにお聞きしています。上記VTRの前編の終わりの方で出てきます。ご参考までに。:田中一郎)

 

 <関連サイト>

(1)ヒメサンゴの移植なし工法に反発 専門家「保全効果に疑問」 政府の辺野古計画変更 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-706433.html

(2)辺野古海上警備:業者7億円過大請求 防衛省把握後も契約 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180424/k00/00m/040/165000c?fm=mnm

(3)辺野古海上警備:防衛省と業者関係に疑問 過大請求も契約 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180424/k00/00m/040/166000c?fm=mnm

(4)「ほとんど価値ない」米 辺野古アセスに疑問 10年報告書 国防総省専門家が指摘 琉球新報

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-703456.html

(5)辺野古新基地:サンゴ保護4重に汚濁防止枠 防衛局が検証せず実施 沖縄タイムス+プラス

 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/240295

 

(6)「辺野古アセス問題ない」政府 最高裁判決を根拠に 沖縄県は不備追及の構え 沖縄タイムス+プラス  

 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/239774

(7)米ジュゴン訴訟とは…? これまでの経緯 沖縄タイムス+プラス

 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/239200

(8)辺野古、7月にも土砂 知事、承認「撤回」焦点:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13463691.html?ref=nmail_20180423mo

(9)辺野古ノー、翁長知事苦境 「承認撤回」へ検討加速:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13463748.html?ref=nmail_20180423mo

10)「基地はいらない」辺野古ゲート前500人行動始まる 市民 各地から続々 琉球新報

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-705947.html

 

以下はメール転送です(一部抜粋)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最終日の本日28日(「500人行動」後の抗議は今後も続く)は最高の1400人以上の参加でトラック搬入は完全に阻止できたとのことです。午前の排除の後、午後は搬入トラックが来ず、ゲート前集会を開催できていたが、午後3時半くらいから排除が再開。若者も勇気を持って機動隊員の暴力に対峙しています。立憲主義政党は市民の願いに応えているでしょうか。地元の議員などに観せてあげてください。護岸が閉じる7月には土砂搬入が予定されています。後がありません。

 

(「機動隊員が排除する様子も見られた」では伝わらない)

●辺野古抗議に数百人、機動隊ともみ合い 工事1年を前に 沖縄:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4R2W8TL4RTPOB001.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

3.南北朝鮮の融和と非核化なるか

 南北朝鮮の両首脳が板門店の38度線を越えて平和へ向けて握手をし、民族融和を願って抱擁しています。まずは陳腐なパワーポリティクスに基づく懐疑論的な論評よりも、朝鮮半島の緊張緩和と同じ民族どうしの平和と統一へ向けた取り組みの開始を隣人として素直に喜ぶべきでしょう。今日の毎日新聞記事に代表されるように、たとえば核放棄について具体策がないとか、北朝鮮が実利狙いで韓国をだましている云々などの論評は「為にするフライング」とでも言うべきもので、ひとえに現在のアベ政権にゴマをする忖度謬論ではないかと疑いたくなります。

 

何故なら、朝鮮半島の非核化や対北朝鮮制裁についてはアメリカを抜きにしては具体的な話は進まないのであって、まずは今回の南北首脳会談では、そうした非核化・平和共存へ向けた現段階でできる限りのことを両国が行って、米朝会談の成功への道を掃き清めたと肯定的に見るべきでしょう。もちろんそれが、これまでの北朝鮮の振る舞いの過去を打ち消すものでもなく、引き続き関係各国が緊張感のある、しかし慎重かつ建設的な対応が求められていることは申し上げるまでもありません。

 

翻って、わが日本政府=アベ政権は、この間、見苦しくも情けなくも、北朝鮮威嚇・制裁一本鎗がアメリカ・トランプ政権のご機嫌取りになるに違いないと思い込み、当事者の韓国を軽視・無視して愚かな北朝鮮叩き外交を繰り返してきました。単細胞の似非右翼が騒いでいるのと大差のない、まことにお粗末極まる外交で、いわゆる拉致問題の解決の着手さえできないくらいに南北朝鮮との関係を悪化させてしまいました。その結果は「日本はカヤの外」です。

 

今回の首脳会談では、南北首脳は今後の話し合いを「南北+米中」の4か国で進めることも検討すると公表し、ロシアと日本の両国を協議から外す動きが表面化しました。本来であれば日本は韓国の良き隣人・友好国として陰に陽に韓国を支え支援してしかるべき位置にいるにもかかわらず、従軍慰安婦問題や歴史問題をはじめ、諸問題に関して隣国・韓国に対して無礼極まる態度で臨み、朝鮮半島の人たちを呆れさせ怒らせてしまっています。もはや安倍政権や今日の自民党の政治家どもに日本の外交や国際関係を任せるわけにはいかないくらいに、日本の政治・政策・外交・政権が劣化しています。由々しき事態と言わざるを得ません。以下、関連記事などを列記しておきます。

 

2018 Inter-Korean Summit(1)

http://japanese.korea.net/Government/Current-Affairs/National-Affairs?affairId=657

2018 Inter-Korean Summit(2)

 http://urx.blue/JMDT

 

 <別添PDFファイル>

(1)南北歴史的和解の動きに冷や水とは、ますます際立つ安倍晋三の薄っぺら(日刊ゲンダイ 2018.4.30

(2)南北首脳会談、文在寅大統領を手玉に取った正恩委員長のシナリオ(日刊ゲンダイ 2018.4.30

 http://urx.blue/JME1

 

 <日刊ゲンダイ>

(1)安倍政権は嘘ばかり 国民が知りたい南北会談の裏と今後1|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/228086

(2)安倍政権は嘘ばかり 国民が知りたい南北会談の裏と今後2|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/228087

(3)安倍政権は嘘ばかり 国民が知りたい南北会談の裏と今後3|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/228088

 

 <その他関連サイト>

(1)南北「完全な非核化目標」 両首脳が板門店宣言 年内終戦へ米中と協議推進:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13471801.html?ref=nmail_20180428mo

(2)南北首脳、融和を演出 核問題の具体策は米朝会談に:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4W64R7L4WUHBI063.html?ref=nmail

(3)南北首脳会談:両首脳が握手 金正恩氏初めて韓国側に - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/graphs/20180427/hpj/00m/030/001000g/1?fm=mnm

(4)南北首脳会談:「朝鮮半島の完全な非核化」目標 共同宣言 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180428/k00/00m/030/038000c?fm=mnm

 

■注目ニュース■(毎日新聞)北朝鮮、実利獲得が狙いか

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は27日に行われた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との首脳会談で、過去2回の首脳会談で決まった経済協力などに関する合意の履行にこだわり、また国内インフラ整備にも強い意欲を見せた。金委員長は20日の党中央委員会総会で「経済建設に総力を集中する新たな戦略的路線」を宣言しており、今回の会談も制裁解除や韓国からの経済協力といった実利を段階的に獲得することが最大の狙いだった可能性がある。

 

▽南北首脳会談:制裁解除、経済協力…実利求める北朝鮮

 https://l.mainichi.jp/ObkqqNF

 

(5)「安倍政権は一切取り合うな」と平壌指示——北朝鮮問題で日本孤立浮き彫り BUSINESS INSIDER JAPAN

 https://www.businessinsider.jp/post-166580

(6)トランプ氏、南北首脳会談を歓迎 「時のみぞ知る」との戒めも 写真7枚 国際ニュース:AFPBB News

 http://www.afpbb.com/articles/-/3172888?cx_part=top_block&cx_position=5

(7)日米中、期待と疑念 米国、核廃棄まで圧力継続 南北首脳会談:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13471695.html?ref=nmail_20180428mo

(8)河野氏、日朝交渉に期待「これから動きがある」共同通信 沖縄タイムス+プラス

 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/244386

 

(この「歯ぎしりゴマメ」の言動は、もはや日本の外相にはふさわしくない「お下劣」「お粗末」なものばかりで、ツベコベ言ってないでさっさと辞めていただくのが日本のためでもあります。そもそも背伸びしてアベ政権の閣僚を引き受けたのが間違いのもとです。:田中一郎)

 

4.白井聡氏新刊書『国体論 菊と星条旗』

 http://urx.blue/JMBc

 

(1)政治学者・白井聡氏が語る 上 アメリカは「戦後の国体」だ|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227342

 http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/318.html

(2)政治学者・白井聡氏が語る 下 「国体」で人は愚かな奴隷に|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227425

 

 <別添PDFファイル>

(1)永続敗戦論 その先:白井聡インタビュー(上)(下)(日刊ゲンダイ 2018.4.18,19

(2)『国体論』を書いた白井聡氏に聞く(『週刊東洋経済 2018.4.28,5.5』)

 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/17979

 

5.教員を思想統制する東京・大阪の違憲教育委員会とそれを追認するアナクロ司法

 チンピラ似非右翼の大阪維新とカルト的右翼裁判官が手を取り合って踊る「「壊憲」ワルツ:教員の国家主義的思想統制を徹底せよ」が下劣極まりない基本的人権侵害を繰り返しております。その大阪のあとを東京都の教育委員会が追いかけています。旧ソ連KGB体制や旧中国・毛沢東主義文革体制も顔負けの政治弾圧が東京・大阪の教員にのしかかってきています。全国のみなさまのご支援が必要です。

 

 <別添PDFファイル>

(1)大阪「君が代」裁判、橋下・松井知事がつくった条例は「思想差別」(イントロ部分)(永尾俊彦『週刊金曜日 2018.4.20』)

「nagao_oosaka_kyouiku_kinn_intro.pdf」をダウンロード
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002549.php

(2)「心を変えろ」という都教委の脅しにNO!(イントロ部分)(永尾俊彦『週刊金曜日 2018.4.27』)

「nagao_tokyou_kyouiku_kinn_intro.pdf」をダウンロード
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002551.php

 

(関連)安倍首相に見捨てられた「維新の会」 消滅へのカウントダウン 文春オンライン

 http://bunshun.jp/articles/-/7086

(関連)「日本会議は害虫の巣」だと前川氏は述べる。「教育勅語」を復活させようとしているからだ。その意味では青年会議所も同罪 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/725.html

 

6.(別添PDFファイル)「猪瀬直樹」の利用法(佐高信『週刊金曜日 2018.4.20』)

 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002549.php

 

(関連)自分を売る男、猪瀬直樹 小泉純一郎に取り入り 石原慎太郎にも 佐高信/著(七つ森書館)

 http://urx.blue/JMFg

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

究極のニセモノ、猪瀬直樹というモノサシを私は次のように使用する。猪瀬のニセモノ性がわからずに、彼に感心したり、推薦したりしている人間は猪瀬と同じようにニセモノだという判断を下すのである。

 

たとえば、猪瀬が都知事選に立候補した時、竹中平蔵や勝間和代と共に、批評家と称する東浩紀が応援者に名を連ねていた。かねてから東をウサン臭いなと思っていたが、なるほどなと、これで納得したのである。だから、東が昨年秋の衆議院議員選挙を前に「積極的棄権」を主張した時も、「洒落臭い」としか思わなかった。中島岳志は『東京新聞』の「論壇時評」でこれを取り上げていたが、私は「学者は論に弱いな」と苦笑いしてしまった。

 

もう、すでに馬脚を露わしている三浦瑠麓が猪瀬と『国民国家のリアリズム』(角川新書)を出し、似た者ならぬニセモノ対談をやっている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(田中一郎コメント)

 そうですか。そうすると、それと同じ方法で、平成の小早川秀秋こと前原誠司のブレインとなった井出英策(『週刊金曜日』でもずいぶん持ち上げていましたけどね)、再生可能エネルギーを普及推進すると大見栄を切りながら原発破綻電力の東京電力と業務提携して金儲けに邁進する孫正義、放射線被曝の危険性を矮小化して「福島差別論」というトンデモ論をやりはじめた野口邦和・清水修二・開沼博、先の衆議院選挙で「希望という名の絶望の党」から立候補したいと言って出てきて、その「希望という名の絶望の党」に断られ、かつ落選した嘉田由紀子、原発ゼロと自民党政治との対決を誓ってつくった立憲民主党の幹事長でありながら京都知事選では事実上の原発容認の自民党推薦候補を応援して闘った福山哲郎、などなど、現代日本はニセモノだらけ、ということになりますね。

 

7.野党よ立ち上がれ — 河井 あんり – アゴラ

 http://agora-web.jp/archives/2032212-2.html

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(中略)左派勢力の好んで使う言葉に、「権力と闘う」というものがある。この言葉を使う人のことを私は全く信用できない。権力を否定する者は政治の道から去るべきだ。少なくとも政治に適性のある人の考え方ではない。なぜなら、政党の役割は政権を握ることである。それは権力闘争なのだ。大学一年生の政治学の授業で習うような話だ。

 

いま、日本の左派勢力は、権力闘争を否定し、権力闘争を諦めている。だからこそ、志の低い政治が生まれる。残念ながら今日の日本政治を左右しているのは、野党ではない。週刊誌だ。たとえ野党各党が求めるように安倍政権が倒れたとしても、次の自民党政権に対して野党は全く同じアプローチをするだろう。野党議員は週刊誌の報道を後追いし、新聞も週刊誌のようになっている。世界の政治と比べれば、日本政治の幼児性は際立って、大人と子供のようだ。こんな状況が正常なわけがない。

 

残念ながら、権力はあぐらをかくものだ。だからこそ、健全な野党がないところに、健全な政治は生まれない。それは自民党的には安泰な状況かもしれないが、長い目で見て国民の利益にかなうことではない。だからこそ、国民のために、野党よ立ち上がれ、と私は言いたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(田中一郎コメント)

 こんなことを書いているところをみると、こいつもニセモノ臭いな。権力は常に腐敗する。だから「権力と闘う」必要があるのであって、それは権力を否定するものでもなければ、権力を奪いに行かないことを意味するものでもない。「健全な野党」などという「不健全な言葉」も気になるところだ。「健全な野党」って、いったい何だ。自民党の補完政党のことか。民主主義と政治のことが、こいつはよくわかっていないのかもしれない。だったら、くだらない論評は差し控えておくべきである。

 

8.日銀、先送り6度の末削除 2%達成時期 政策の自由度優先か:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13471721.html?ref=nmail_20180428mo

 

(関連)日銀、「物価2%」時期削除 異次元緩和、事実上修正:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13471694.html?ref=nmail_20180428mo

 

(田中一郎コメント)

 昔、あっちこっちの緒戦でコテンパンに負け続け、退却を余儀なくされた旧大日本帝国軍隊が、「退却」「撤退」と言わずに「転進」などと言っていた。この日銀首脳たちの態度もまた、これと似たようなものだ。素直に「物価目標2%」撤回と何故言えぬ! どうせ今までのスカタン金融政策の反省のかけらもしとらんだろうし。マネタリズム政策やインフレターゲットなど、やる前からダメと分かっていたものだ。ドアホ!

 

9.その他

(1)「共産主義の父」カール・マルクス、生誕200年を記念した0ユーロ紙幣が大人気 BUSINESS INSIDER JAPAN

 https://www.businessinsider.jp/post-166114

(2)「国民の敵」「気持ち悪いんだよ」と罵倒された小西議員が明かす、3等空佐との会話〈週刊朝日〉(AERA dot. - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180421-00000018-sasahi-soci

(3)20180428 UPLAN #私は黙らない0428 セクハラ問題街宣(JR新宿駅東口・アルタ前) - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=0AWeGGGfCUQ

(4)アベノミクスで日本の8割が貧しくなる理由 中原圭介の未来予想図 東洋経済オンライン

 https://toyokeizai.net/articles/-/216746?display=b

(5)直言(2018423日)「膿の親」は誰か——イラク日報問題と自衛官暴言事件(水島朝穂)

 http://www.asaho.com/jpn/bkno/2018/0423.html

草々

 

2018年4月27日 (金)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(86):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その8)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

==================================

1.(メール転送です)(賛同団体募集)声明 知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議による「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」に反対する + 関連資料(新聞報道、TPP11など) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/11-1998.html

 

(関連)日本国憲法

 http://ur0.work/JLSm

第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

○2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

 

(田中一郎コメント)

 上記の転送メールは、一見すると、あまり市民運動・社会運動とは関係がなさそうに見えますが、実はそうではありません。上記に書きました憲法第21条の「通信の秘密」「検閲の禁止」と密接に関係し、従ってまた、市民運動・社会運動の基本である言論・表現の自由や政治活動・社会運動の自由と密接に関連しています。また、TPP1112の各協定とも「著作権」のからみで関係しています。転送したメールと私の補足説明を是非ご覧になってみてください。

 

2.東京新聞 自民改憲案に否定多数「安倍政権下で反対」61% 政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018042602000139.html

 

(関連)不正常なのは国会ではなく政府です(辻元清美)

 http://blogos.com/outline/293053/

(関連)「類は友を呼ぶ」愚劣集団 みんなが安倍晋三の金太郎飴(日刊ゲンダイ) 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/585.html

 

3.(5.29)蓮池透さん 講演会

 (時間 開場18:30 開演19:0021:00 場所 たんぽぽ舎(水道橋))

 

(関連)拉致被害者集会で異変 安倍首相に「もう帰るのか」とヤジ|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227767

(関連)拉致被害者が帰ってくるかのような幻想を振りまく罪深さ|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227911

 

(関連)蓮池透さん「司令塔?この期に及んで」首相発言を批判 国際 写真 goo ニュース

 https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASL4R7D5RL4RUTIL04H.html

(関連)【IWJ独占取材】「拉致被害者家族会」元事務局長・蓮池透氏が「拉致問題前進の司令塔」を自称した安倍総理を痛烈批判!「拉致問題に対するロードマップなど見たことも聞いたこともない」 IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/419139

 

3.マルクス生誕200年記念 映画『マルクス・エンゲルス』公開〔4/28(土)~ 東京・岩波ホール

 岩波ホール:https://goo.gl/hW1Tz7

 映 画.comhttp://eiga.com/movie/88435/

 オフィシャル・サイト:http://www.hark3.com/marx/

 

4.Avaaz - 欧州:ミツバチ保護に向けた決定を

 http://ur0.work/JLTf

 

5.キャンペーン · 財務省は、セクハラ告発の女性に名乗り出ることを求める調査方法を撤回してください!! · Change.org

 http://ur0.work/JLTS

 

(関連)財務省、福田氏のセクハラ確認 退職金減額処分へ一面中日新聞(CHUNICHI Web)

 http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2018042702000118.html?ref=hourly

(関連)厚労省:女性職員にセクハラメール 健康局長を戒告処分 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180427/k00/00e/040/294000c?fm=mnm

 

(関連)(別添PDFファイル)均等法11条(斎藤美奈子 東京 2018.4.25

 http://hbtabi.blog.fc2.com/blog-date-20180425.html

(関連)セクハラ問題:政府答弁書「女性記者排除は妥当ではない」 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180427/k00/00e/010/237000c?fm=mnm

 

(関連)(別添PDFファイル)論壇時評:「#Me Too」運動、許されぬアートの暴力(中島岳志 東京 2018.4.25夕刊)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/rondan/

(関連)盛り上がる「#Me Too」運動 昭恵さまだって参加したいかも|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227992

 

(関連)共産・畑野君枝衆院議員 が「(麻生大臣の)『はめられた』とはどういうことですか?」と追及!「答えられない」一点張りの財務省~4.25 財務省セクハラ問題 野党合同ヒアリング IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/419175

 

(関連)日刊IWJガイド・番組表「福田前財務事務次官セクハラ疑惑で、被害女性の告発行為に対し『ある意味犯罪』発言の下村博文元文科相! 本日20時より201667日収録『違法献金にデタラメ授業高校! 安倍総理の側近・元文部科学大臣の下村博文議員の「闇」に迫る

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/35936

 

(「いちろうちゃんのブログ」より)

●こんな政治でいいのか!? 日本セクハラ報道大全:ええ加減にしとけ! 罪務省・痴民党セクハラ居直り合唱団 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-6c90.html

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「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(86):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その8)をお送りいたします。

 

1.群青 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=HdLc5qlj_8g

 

(関連)(南相馬)6年目の小高中学校〜群青を歌い継ぐ OurPlanet-TV

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2239

 

2.キャンペーン · ~モニタリングポストの継続配置を求める市民の会~ モニタリングポストを撤去しないでください‼ · Change.org

 http://ur0.work/JLUf

 

(関連)2020年度までに撤去 避難区域外モニタリングポスト 規制委(福島民報)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180321-00000895-fminpo-l07

(関連)(別添PDFファイル)(チラシ)モニタリングポストを撤去しないで(モニタリングポストの継続配置を求める市民の会)

「tirasi_monitatekkyo_no.pdf」をダウンロード
 http://ur0.work/JLUp

 

(関連)「モニタリングポストを撤去しないで」福島県民が規制庁に申し入れ OurPlanet-TV 

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2240

(関連)「モニタリングポストの継続配置を求める市民の会・いわき」 によるいわき市長への要請書提出 IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/419084

 

3.小出裕章「3.11から7年 放射能のいま2018.1.20 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=-vM0OXmYiF4&t=2454s

 

以下はメール転送です。

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2018/02/14 に公開

福島原発「事故」から学ぶこと~小出裕章さん「3.11から7年 放射能のいま」(2018120日(土)北とぴあ(東京・北区)、ヒロシマ連続講座 第40回)。福島原発事故から7年をむかえるにあたって、小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)による講座が開かれた。そのメインテーマは「放射能のいま」。

 

東京大空襲にはじまり、米国での史上初の原爆の爆発、そして広島での原爆炸裂、夢をかけた原子力発電のはじまりから福島原発事故へと、話は全面展開。そのうえで放射能の問題に時間をさいた話があった。福島原発事故により放出された放射能の量を広島原爆との比較でとらえたり、放射能汚染の広がりを放射線管理区域にしなくてはならない汚染レベルとの比較で考えたり、避難指示解除の境界(60万ベクレル/m2)で30年間住みつづけたとき被爆線量はどうなるのかなど、図やグラフを使って素人でも把握できるように解説してくれた。

 

特に印象に残ったのは、被曝の影響は子どもに圧倒的に出るということ。それをグラフで見せてくれたことだった。「日本人の大人には原子力の暴走を許し、福島原発事故を引き起こした責任がある。自分が被曝しても、子どもたちを被曝から守るのが大人の責任」、一人ひとりが自分の頭で考え判断し「騙されたというのではなく、自分の責任を自覚して行動を起こす」との小出さんのメッセージを受けとめてほしい。(あらかわ)

主催:ヒロシマ連続講座

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(関連)20180426 UPLAN 原発事故後の健康管理 ~チェルノブイリから考える福島第一原発~ - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=D-sp8FsDnEs

 

<要注意図書:リベラルと言われていた人たちが何故かような本を出版するのでしょうか?>

(1)しあわせになるための「福島差別」論-池田香代子/著 開沼博/著 児玉一八/著 清水修二/著 野口邦和/著 松本春野/著 安齋育郎/著(かもがわ出版)

 http://ur0.biz/Jm1m

(2)放射線被曝の理科・社会 四年目の『福島の真実』-児玉一八/著 清水修二/著 野口邦和/著(かもがわ出版)

 http://ur0.biz/Jm1t

 

4.「脱被ばく実現ネット」

 https://fukusima-sokai.blogspot.jp/

 

(1)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)5.12(土)第10回新宿デモ 子どもを被ばくから守ろう! 家族も、自分も!

 https://fukusima-sokai.blogspot.jp/2018/04/blog-post_15.html

 

(2)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会) 米沢「追い出し」訴訟に抗議する:被ばくから避難する権利は既に憲法に埋め込まれており、米沢「追い出し」訴訟は憲法からは勝負はついている

 https://fukusima-sokai.blogspot.jp/2017/11/blog-post_16.html

 

5.20180425 UPLAN【報告集会】井戸川裁判(福島被ばく訴訟)第10回口頭弁論&報告集会 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=OYkYVNTTUZA

 

6.白石草「3.11から7年目の福島の現状-福島原発事故の取材から考える-」

 https://www.youtube.com/watch?v=F3_DAAFQnYM&t=410s

 

以下はメール転送です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

2018/02/15 に公開【阿佐ヶ谷市民講座実行委員会】

福島原発事故から7年目を迎える。しかし現実は、一向に進まぬ廃炉計画、住宅無償支援の打ち切りなどによる避難住民の帰還強制、県民健康調査の縮小、東京オリンピックにむけてのアンダーコントロールキャンペーンなど理不尽さは増すばかりである。

 

広告収入のないインデペンデント系放送局・「アワー・プラネットTV」は、設立してから16年、これまで様々な社会問題を精力的に取り上げてきたが、3・11以後は特に原発事故報道に軸を移し、家族の避難問題や甲状腺がんなど子供の被ばく問題をたびたび取り上げてきた。

チェルノブイリにも取材し、その経験に学ぼうとしない日本の現状を鋭く告発し続けてきた。代表理事の白石草さんに、豊富な取材の経験を通して得た福島被曝7年目の現状を伝えてもらい、私たちが何をすべきかを考えて行きたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

7.「フクロウの会ブログ」トップページ 福島老朽原発を考える会 (フクロウの会)

 http://fukurou.txt-nifty.com/

 

●南相馬市原町区の方々の尿検査結果-膀胱がんが懸念されるレベル 福島老朽原発を考える会 (フクロウの会)

 http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2018/04/--ccec.html

 

(関連)フクロウ通信 第28号(フクロウの会(福島老朽原発を考える会) 2016930日)

http://chikurin.org/wp/wp-content/uploads/2016/10/6a214fbb1cdf8033c5c6bebda965d873.pdf

(関連)フクロウ通信 第29号(フクロウの会(福島老朽原発を考える会) 2017211日)

 http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/files/fukurou29.pdf

(関連)フクロウ通信 第30号(フクロウの会(福島老朽原発を考える会) 20171015日)

 http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/files/302.pdf

(関連)フクロウ通信バックナンバー 福島老朽原発を考える会 (フクロウの会)

 http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/backnumber.html

 

8.ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター) ちくりん舎は、行政から独立して放射能汚染を監視・測定、情報発信する市民団体・個人の共同ラボです。

 http://chikurin.org/

 

9.別添PDFファイル

(1)(パンフ)逃げよ、生きよ(GO WEST)

「panfu_go_west.pdf」をダウンロード
(2)伊方1号機 避難区域縮小へ、県、廃炉作業受け5㌔圏内に(朝日 2018.4.20

「ikata_hinankuiki_syukusyou_asa.pdf」をダウンロード
(3)原子力災害拠点病院整備、報酬加算で促進、規制委検討(毎日 2018.4.20

 https://mainichi.jp/articles/20180420/ddm/002/010/143000c

(4)原発事故から7年、避難指示解除から1年の飯能村、除梁の限界を被るのは村民(『週刊金曜日 2018.3.9』)

 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2018/03/20/antena-198/

(5)双葉郡調査 丹波准教授に聞く、生産年齢人口3割無職に驚き(東京 2018.4.17

 http://ur0.work/JLYZ

(6)特集ワイド:全村避難 ひとごとじゃない、原発から45キロ ヨウ素剤事前配布 兵庫県篠山市 (毎日 2018.3.28 夕刊)

 https://mainichi.jp/articles/20180328/dde/012/040/044000c

(7)ハマグリ枯渇ピンチ、茨城 鹿島灘、潮干狩り区域 40キロ 3キロに(東京 2018.4.7

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201804/CK2018040402000162.html

 

(こんなところで潮干狩りや海水浴・サーフィンなんかしたら駄目だよ。被ばくするよ。放射能を甘く見てはいけない。:田中一郎)

 

10.その他

(1)(新刊)初期被曝の衝撃 その被害と全貌-山田國廣/著(風媒社)

 http://ur0.work/JLYt

(2)(新刊)緑風出版│放射能汚染の拡散と隠蔽(ISBN978-4-8461-1805-1

 http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1805-1n.html

(3)3.10()7年目の3.11原発避難者による初めてのデモ「逃げよ 生きよ」大阪 脱原発の日のブログ

 https://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-12346254273.html

(4)政府が、国連人権理事会での勧告に同意【祝】 でもやっぱり素直に喜べない理由 国際環境NGOグリーンピース

 http://ur0.work/JLYB

(5)タラノメから基準超え放射性物質|NHK 群馬県のニュース

 http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20180420/1060001662.html

草々

 

2018年4月26日 (木)

こんな政治でいいのか!? 日本セクハラ報道大全:ええ加減にしとけ! 罪務省・痴民党セクハラ居直り合唱団

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のこと)

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1.(別添PDFファイル)特集ワイド:「イムジン河」を思う(毎日 2018.4.18 夕刊)

 https://mainichi.jp/articles/20180418/dde/012/030/004000c?fm=mnm

 

(関連)イムジン河 ザ・フォーク・クルセダーズ 2002 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=0MdCLjr9STs

 

(田中一郎コメント)

 加藤和彦氏にはもっと長く生きて、いい歌をたくさん作り歌ってほしかったですね。この映像はまだ加藤氏が健在の頃で、楽しいコンサートになっている様子が見て取れます。会場の観客たちが何も言わないのに一緒に歌いだして合唱しているところなどは、やや感動的でもあります。イムジン河は私がまだ幼かったころのザ・フォーク・クルセダーズの歌で、当時はなにがどうなのかほとんど理解しておりませんでしたが、こういう歌があることだけは知っていたように思います。当時はまだ貧しさが日本社会全体から消えていない時代でしたが、未来に向かって何だかわかりませんが「希望」や「期待」のようなものがあり、人々に活力や良識のようなものがあったように思います。今日の日本は政治を諸悪の根源として、見るも無残なる経済・社会状況が生れていますが、今と過去とを比べてみて、今の時代を生きていかなければならない若い人たちには気の毒であるようにも思います。なんとか転換したいものです。

 

2.在日米軍再編:辺野古過大請求 防衛局、内部告発漏らす 工事元請けに - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180426/ddm/001/010/189000c?fm=mnm

 

(かようなふるまいが懲役10年くらいの重大犯罪であるという法規制を入れない限り、公益通報者に対する保護は実効性を持たない。こうしたことが繰り返されていることについて消費者庁にどれだけの「反省」や「まずい」という信念があるのか、いささか疑問である。また、財界や企業など、内部告発される側の目先の利益を優先して行政を私物化してきた今日の自民党政権や霞が関の官僚達が、公益通報者を保護する意思などありもしないことは、こうしたことが繰り返されていることから見て明らかである。日本の政治や行政を根本から転換するという強い意志が関係者のみならず有権者・国民に広く共有されないと、この事態は変えられないだろう。情けない限りである:田中一郎)

 

(関連)(メール転送です)「軟弱地盤」で埋立てはできない:辺野古新基地建設を問う 院内集会&防衛省交渉(4/27

 https://www.facebook.com/events/160944577928196/

 

沖縄・辺野古の新基地建設で沖縄防衛局はダンプによる土砂搬入を続け、埋め立ての既成事実を重ねようとしています。しかし、ここにきて、辺野古の新基地の飛行禁止区域の中に、沖縄高専や久辺小中学校が含まれることが明らかになりました。小野田防衛大臣は例外で認められるなどと述べていますが、子どもたちを危険にさらすことになり、決して許されることではありません。

 

さらに、建設予定地は地盤の硬さが測定できないほどの軟弱地盤であり、さらに直下に活断層まで存在する可能性まであり、とても工事が進められない状況であることが明らかになっています。地盤が「マヨネーズ」のように軟らかいことが、元土木技術者である北上田毅さんが情報公開請求で防衛局によるボーリング調査結果を入手し、分析する中で明らかになりました。現実には工事を進めることはできないのです。

 

軟弱地盤問題を明らかにした北上田毅さんをお招きし、院内集会と防衛省交渉(調整中)を行います。活断層問題やサンゴの移植の問題も含めて、防衛省を追求しながら、工事の違法性、不当性を明らかにしたいと思います。どなたでも参加できます。ぜひお越しください。

日時:2018427日(金)

  12:00~参議院議員会館ロビーにて通行証配布

  12:3014:00 院内集会

  14:0015:30 防衛省交渉(調整中)

場所:参議院議員会館101(地下鉄永田町駅/国会議事堂前駅)

お話:北上田毅さん(沖縄平和市民連絡会)

主催:国際環境NGO FoE Japan/美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会

問合せ:090-8116-7155阪上まで

資料代:500

 

3.痴民党ら どうしようもない人たちのほんの一例

(1)拉致被害者集会で異変 安倍首相に「もう帰るのか」とヤジ|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227767

(2)「キモカワ」でポスト安倍の最有力?石破茂の強みとアキレス腱【自民党総裁選】(FNN PRIME - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180423-00010001-fnnprimev-pol

(3)また昭恵夫人が…ヘイト常習者のデモに感謝のメッセージ?|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227768

(4)【炎上】TBS、麻生財務相のスーツの値段を報道して批判殺到 / 和田アキ子「こんなに大変な時に!?ネットの声「G20でイオンのスーツ着ろってことですか?」

 https://rocketnews24.com/2018/04/23/1049898/

 

(関連)麻生財務相の珍妙なギャングスタイルこそ現在の日本の姿|斎藤貴男 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227825

 

4.クローズアップ2018:毎日新聞世論調査 内閣支持率、続落30% 「危険水域」寸前 麻生氏処遇、難局に - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180423/ddm/003/010/075000c?fm=mnm

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「日本セクハラ報道大全:ええ加減にしとけ! 罪務省・痴民党セクハラ居直り合唱団」をお送りいたします。最初に、この間の安倍自民党政府に対する私の怒りを表明しておきたいと思います。(ご紹介する記事が多いので、最初は見出しだけをざっとご覧になり、その中で興味を引いたものだけをご覧になると、効率的に目を通すことができます)

 

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「モリ・カケ問題に関する財務省虚偽証言から公文書改ざんへ」「裁量労働制のインチキデータによる説明」「イラク・スーダン日報隠し」「霞が関省庁による教育現場への政治介入」「首相秘書官による国会での野党質問への悪質ヤジ」「現役自衛官が国会議員を街頭で罵倒・攻撃」、そしてついには財務次官と厚生労働省幹部官僚がセクハラ事件を引き起こす事態(特に財務次官は常習犯)まで飛び出してきました。

 

ユーラシア大陸の東方にある「ジバング」という野蛮で下劣な島国では、支配者たち・権力者たちのセクハラが横行し、発覚すれば居直りを決め込んで被害者を加害者に仕立て上げる「安倍コベ」行為までがまかり通っているようです。痴民党というアホウの有権者に選ばれたゴロツキ・タカリ・カスの政治家たちが、ゴマカシをすることにしか頭が回らなくなってしまった罪務省の似非エリート官僚とともに、目も当てられない権力の濫用を繰り返しているのです。今日の「ジパング」は政治の大清掃の時を迎えています。

 

もとより今日の日本は、多くの経済問題や社会問題、あるいは外交問題や環境問題などを抱え、この間安倍政権下で見られたような、あまりにひどい政治や行政の体たらくをめぐって政治が空転している余裕などありません。また、その政治にしても、戦後70年を過ぎても旧態依然の陳腐化した政治システムをそのまま引きずり、多くの点で新しい時代の民主的で開かれた政治システムからは程遠い状態のままとなっています。今や日本は、あらゆる点において、そのメンバーを大きく入れ替えて、新しい時代に向けたさまざまな改革に着手していかなければいけない時代になっているのです。今のままでは政治は諸悪の根源ですが、しかし、いざ改革の覚悟が決まるならば、政治は物事を変えていく大きな入り口となり、また原動力ともなるのです。みなさま、この崩れかかった「ジパング」=現代日本を、力を合わせて何とかいたしましょう。

 

●「安倍命の官邸にはついていけない」 柳瀬元秘書官オフレコ〈発言録〉週刊文春デジタル週刊文春デジタル(週刊文春デジタル) - ニコニコチャンネル社会・言論

 http://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun/blomaga/ar1487673

 

(田中一郎コメント) 

 私はあまりこの雑誌は真剣には読まないのですが、図書館で斜め読みしてみたら、瞬間風速で、永田町と霞が関の鳥獣戯画風景をあれやこれやといろいろ書いてありました。読んでいて胸が悪くなるくらい、救いようのない低レベル放射性廃棄物の世界(永田町・霞が関政治)が詳細に描かれています。かような記事は、みなさまにお勧めなどできませんが、しかし、これが今日の日本の政治の実態であることくらいは心得ておいた方がいいでしょう。

 

翻って、こうした痴民党とその補完勢力を毎度の選挙で選ぶか、その選挙から毎回逃避して投票にも行かないアホウの有権者たちは、自分のなした振る舞いの結果がこの『週刊文春』の記事のような事態を招いているということを、少しは自覚する必要があるのではないかと思います。有権者が政治に対してシニカルに構えての「知らぬ存ぜぬ」や「おちゃらかし」ばかりを繰り返してきた「平和ボケ」の時代はもう終わったのだということを肝に命じないと、そのうち、この永田町・霞が関のガラクタ連中とともに滅び去る日がやってくることになりかねません。

 

 <別添PDFファイル>

(1)全国民が呆れた福田次官の大嘘、まだ柳瀬氏に嘘をつかせるのか(日刊ゲンダイ 2018.4.23

(2)特集ワイド:財務事務次官のセクハラ疑惑、あきれた政府の人権感覚(毎日 2018.4.23夕刊)

(3)自民・長尾議員「セクハラとは縁遠い方々」発言、「民間なら仕事切られる」(東京 2018.4.24

(4)自民体質?今度は下村氏、「テレ朝記者、ある意味犯罪」(毎日 2018.4.24

(5)安倍チルドレンのあきれた女性蔑視感覚(日刊ゲンダイ 2018.4.24

(6)慎みなければ寛容得られぬ、従軍慰安婦問題の日刊合意(内田雅敏 中国 2018.2.7

(7)疑惑・不祥事 3カ月で「13」 異常事態の安倍政権(東京 2018.4.23

 

1.日本セクハラ報道大全:ええ加減にしとけ! 罪務省・痴民党セクハラ居直り合唱団

 罪務省と厚生労働省の幹部官僚によるセクハラが発覚後、それを庇いたてすべく、次々と痴民党の政治家どもの女性蔑視感覚・セクハラ文化が表面化してきました。こいつら、いったいいつの時代を生きていると思ってんだ、というほどのひどさです。これで日本の女性では、この痴民党に投票する人はいなくなるものと予想します(全日本の女性の皆さま、もうセクハラ居直りの党=痴民党に投票するのはやめませんか?)。

 

●「財務省トップ」福田淳一事務次官のセクハラ音源公開! デイリー新潮

 https://www.dailyshincho.jp/article/2018/04131400/?all=1&page=2

 

(1)(別添PDFファイル)全国民が呆れた福田次官の大嘘、まだ柳瀬氏に嘘をつかせるのか(日刊ゲンダイ 2018.4.23

 http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/413.html

(2)(別添PDFファイル)特集ワイド:財務事務次官のセクハラ疑惑、あきれた政府の人権感覚(毎日 2018.4.23夕刊)

 https://mainichi.jp/articles/20180423/dde/012/010/004000c?fm=mnm

 

(3)(別添PDFファイル)自民・長尾議員「セクハラとは縁遠い方々」発言、「民間なら仕事切られる」(東京 2018.4.24

 https://mainichi.jp/articles/20180423/k00/00m/040/091000c

(こいつも私の生まれ故郷=「昔は水の都、今はアホの都=大阪」が地盤です。泣きたくなります。大阪のどんなアホウがこんなのを国会議員に選んどるのでしょうか:田中一郎)

 

(4)(別添PDFファイル)自民体質?今度は下村氏、「テレ朝記者、ある意味犯罪」(毎日 2018.4.24

 https://mainichi.jp/articles/20180424/k00/00m/010/120000c

(ゴメンで済む話か! こっちはTOKYO板橋が地盤。「加計学園」問題でも疑惑の渦中にある人物。なんでこんなのが板橋で選挙に強いのでしょうね? 板橋区の皆さま、頼みましたよ! 早く退治してくださいマセ! :田中一郎)

 

(関連)下村元文科相 発言謝罪も「疑念」主張「端から週刊誌に提供する意図で...J-CASTニュース

 https://www.j-cast.com/2018/04/24326998.html

(関連)下村氏「メディアは国家つぶす」 講演で発言、与野党から批判:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13466614.html?ref=nmail_20180425mo

 

(5)(別添PDFファイル)安倍チルドレンのあきれた女性蔑視感覚(日刊ゲンダイ 2018.4.24

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227766

(6)〈スクープ速報〉林芳正文科相 公用車で白昼“キャバクラヨガ”通い (週刊文春デジタル) - ニコニコチャンネル社会・言論

 http://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun/blomaga/ar1492784

(政権がセクハラ問題で大騒ぎしている時に、文部科学大臣たる人間が、平日昼間に公用車でかようなところに行くか!? まともじゃねえよ:田中一郎)

 

(関連)林文科相の“セクシー個室ヨガ通い”報道…店側は文春に怒り(日刊ゲンダイ) 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/582.html

(関連)文春報道:文科相、公用車でヨガ認める「混乱招いた」謝罪 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180425/k00/00e/040/238000c?fm=mnm

(関連)林大臣の平日昼間にヨガ「理解できません」公明・石田氏:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4T4WQXL4TUTFK00L.html

 

(7)セクハラ疑惑:麻生財務相「はめられたとの意見ある」 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180424/k00/00e/010/247000c?fm=mnm

(アホウ財務大臣のアホウ解説、自分が何を言っているのかがよく理解できていない様子:田中一郎)

 

(8)「大変申し訳ない」セクハラ報道の厚労省局長 調査に協力の考えNHK政治マガジン

 https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/3432.html

(厚生労働省の福田祐典健康局長がセクハラを疑われるメールを複数回にわたって部下の職員に送信)

 

(9)財務省は戦々恐々…矢野官房長に囁かれる“次のセクハラ”|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227819

10)【世界中の恥さらし】セクハラ政権&官僚(by 日刊ゲンダイ) ( 政界 ) - acaluliaのブログ - Yahoo!ブログ

 https://blogs.yahoo.co.jp/akaruria/35719246.html

 

11)高木毅・元復興相のパンツ泥棒疑惑、自民党福井県連が事実認定の衝撃 デイリー新潮

 https://www.dailyshincho.jp/article/2017/09140610/?all=1

(パンツ泥棒=これもセクハラの延長でしょう。本人は否定していますが、自民党福井県連は事実認定だそうです:田中一郎)

 

2.(別添PDFファイル)慎みなければ寛容得られぬ、従軍慰安婦問題の日刊合意(内田雅敏 中国 2018.2.7

 http://kokoronokaihuku.blog.fc2.com/blog-entry-115.html

 

(自民党議員らの従軍慰安婦問題における韓国への態度の悪さもまた、上記の「セクハラ居直り痴民党」の振る舞いと同根である:田中一郎)

 

3.(別添PDFファイル)疑惑・不祥事 3カ月で「13」 異常事態の安倍政権(東京 2018.4.23

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018042302000127.html

 

(便利です。必見です。安倍自民党政権が、この間、いかなるバカバカしい珍事トラブルを引き起こし、戦後サイテー政治を展開しているか、この記事でざっと見て取れます。)

 

 <関連サイト>

 報道記事は山のようにありますが、その中からいくつか選んでお送りいたします。「モリ・カケ」といい、「裁量労働制データ問題」といい、「日報隠し問題」といい、このセクハラ問題(一種の権力濫用問題)といい、安倍政権が退陣をしてから「真相究明委員会」を国会につくって、その下で第三者による調査を行い、その結果を詳細に発表したのちに衆議院を解散して、有権者・国民にそれらに責任のある政治家どもを政治の世界から追放してもらえばいいだけの話。こんな初歩的なことができないまま、無為に時間だけが過ぎていく、まるで「没落国家」さながらの今日の日本の姿に歯がゆい思いがしてなりません。

 

(1)「#With You」セクハラ被害者に黒服で連帯示す OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2243

(2)「いまだにテレビ朝日へ上から目線」 立憲・枝野代表:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4Q6FLPL4QUTFK00H.html

(3)セクハラ疑惑:財務次官辞任 野党が辞任前の処分要求 福田氏退職金5300万円見込み 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180423/dde/041/010/032000c?fm=mnm

(4)セクハラ疑惑:麻生氏止まらぬ擁護 女性活躍ポーズだけ? - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180425/k00/00m/040/144000c?fm=mnm

(5)「これまで通りに働きたい」セクハラ被害者が望むこと——財務省セクハラ問題を弁護士に聞く BUSINESS INSIDER JAPAN

 https://www.businessinsider.jp/post-166421

 

(6)「セクハラゆるすな!」財務省前で市民が怒号 OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2242

(7)クローズアップ2018:セクハラ疑惑 次官辞任 政府・与党、甘い認識 相次ぐ被害者批判、野党反発 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180425/ddm/003/010/117000c?fm=mnm

(8)セクハラ疑惑:テレ朝社長「適切な対応できず深く反省」毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180425/k00/00m/040/102000c?fm=mnm

(9)セクハラ被害者にも意見が飛び交う、日本人のバカげた性差別感覚 - まぐまぐニュース!

 http://urx.red/JKJZ

10)【岩上安身のツイ録】セクハラ音声公開後も居直り、即出版社提訴まで準備するという財務省・福田事務次官。裏には「記者クラブムラ」のもたれ合いの構図! IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/418569

 

11)セクハラ福田前次官の退職金5300万円「没収」できるのか?|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227907/1

12)セクハラ問題で言いたい放題の自民党 「ある意味犯罪」的な暴言はどっちだ! J-CASTテレビウォッチ

 https://www.j-cast.com/tv/2018/04/24326896.html

13)テレ朝女性記者による告発は、ジャーナリストとしてまっとうな行為だ 文春オンライン

 http://bunshun.jp/articles/-/7139

14)財務次官セクハラ疑惑を「政局」で終わらせるべきではない理由 文春オンライン

 http://bunshun.jp/articles/-/7197

15)財務次官セクハラ被害の会見で雑誌記者を締め出したテレ朝の「#MeToo」度 (1-2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

 https://dot.asahi.com/wa/2018042100013.html

 

16)財務省と大相撲に共通する「女性蔑視と差別」の意識 メディア万華鏡 山田道子 毎日新聞「経済プレミア」

 https://mainichi.jp/premier/business/articles/20180420/biz/00m/010/015000c?fm=mnm

17)自民:竹下亘氏「辞めるのも一つだ」麻生財務相の責任で - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180425/k00/00m/010/090000c?fm=mnm

18)東京新聞 演劇界で決意の#MeToo 改善の機運も 特報(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2018042202000151.html

19)福田次官は辞任了承 野田総務相セクハラ問題視の本気度|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227818

20)東京新聞 福田次官辞職 処分見送り セクハラ疑惑 退職金支払い留保 経済(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201804/CK2018042402000248.html

 

21)立憲・辻元氏「恥の上塗り、疑惑隠し解散したいのか」:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4T54NBL4TUTFK00N.html?ref=rss

22)東京新聞 テレ朝社長会見 「会うたびセクハラ。録音は身を守るため」政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018042502000146.html

草々

 

2018年4月24日 (火)

(メール転送です)(賛同団体募集)声明 知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議による「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」に反対する + 関連資料(新聞報道、TPP11など)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(メール転送です)

 

このほど政府は、マンガを中心とするインターネット上の「海賊版」サイトへの対策として、インターネットの接続業者(ISP:インターネット・サービス・プロバイダー)に海賊版サイトへの接続遮断を提案しました。一見、著作権という私的所有権保護のための対策として、やむを得ないかのように見えますが、実は下記でご紹介する(転送)メールにもありますように、規制のかけ方が筋違いであるだけでなく、政府や権力が主導することもあって、日本国憲法第21条の定める検閲の禁止や通信の秘密厳守の規定、あるいは電気通信事業法第4条第1項に違反する重大な人権侵害行為であることが問題であるとの異議申し立てが出ています。

 

また、この著作権保護と関連して、みなさまご承知の「史上最悪の国際経済協定」であるTPP協定に便乗して、アベ自民党政府は下記に見るような著作権法の改悪をもくろみ、まもなくTPP協定(TPP11:CPTTP)の批准案とともに関連法案(TPP整備法)として国会へ上程してくるものと見られます。この著作権法改悪問題に関して下記に若干のコメントを付しておきますので、ご参考にしていただければと思います。(著作権保護期間の延長のみならず「著作権の非親告罪化」は言論・表現活動を妨害し、また官憲による市民運動・社会運動への不当な介入・抑圧・弾圧の口実になりうるタチの悪い法改悪です)

 

(注)TPP12はアメリカが参加拒否をして頓挫。その後、トランプ政権との日米経済(再)交渉が開始されることになったもののアメリカのTPP復帰は見込めない状態が続いています(アメリカの要望は日米FTA・EPA)。他方、アメリカを除くTPP11(CPTPP)は、先般、TPP12で合意されたもののうち合計20項目を凍結した上で再合意し、各国の批准を待つ状態になっています。

 

これらの動きは、これまでアベ自民党政権が着々と進めてきた治安強化立法その他の「平成”治安維持法”政策」と相まって(*)、市民の権利意識が低く、また翼賛的体質を引きずっている日本社会の状況下においては、益々の監視社会化を強め、近未来における政府や社会への異議申し立てを含む市民運動・社会運動への妨害手段・弾圧手段へと転化していく可能性が高いものです。私たちは私的所有権である著作権保護を最上位において、一般市民の基本的人権を侵害するような形での海賊版サイト対策を行うのではなく、別の方法でこうした事態を解決していく方法を探らなければいけないのではないかと思われます。ともかくも、政府や権力の主導による市民の通信の秘密侵害や検閲の広範化をもたらし、また、言論・表現活動あるいはネットアクセス権などを侵害するような規制や介入は容認できないと思われます。以下、転送メールと関連情報をご覧になってみてください。

 

(*)「平成”治安維持法”政策」とは、特定秘密保護法、盗聴法・刑訴法改悪、共謀罪法、戦争法制、日米合同委員会密約などのことです。

 

 <別添PDFファイル>

(1)海賊版サイト、「タダ当然」感覚に警鐘、通信の秘密侵害 検閲恐れ(東京 2018.4.19

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2018041902000176.html

(2)海賊版サイト対策 接続遮断、政府主導 くすぶる懸念(東京 2018.4.14

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018041302000254.html

(3)接続遮断 政府が実質要請、「海賊版」3サイト 事業者に名指し(朝日 2018.4.14

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13450075.html

(4)漫画の著作権保護、政府が緊急要請、「違憲の恐れ」、接続業者反発(毎日 2018.4.14

 https://mainichi.jp/articles/20180414/ddm/012/010/084000c

(5)海賊版サイト 遮断要請へ、政府 著作保護に「緊急避難」、誘導リンクの規制も検討(毎日 2018.4.6

 https://mainichi.jp/articles/20180406/k00/00m/010/174000c

(6)TPP整備法(一部改正)一覧(内閣官房 2018.4.11))

 http://qq4q.biz/JHtG

 

 <関連サイト>

(1)海賊版サイト、NTTが接続遮断へ 政府要請受け初実施:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4R4Q81L4RULFA01G.html?iref=com_footer

(2)海賊版サイト遮断、効果は未知数 「検閲」学者ら批判も:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4R4S6PL4RUCLV008.html

(3)東京新聞 海賊版サイト接続遮断 「通信の秘密」に抵触懸念 法学者ら討論集会 社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201804/CK2018042302000113.html

 

 <TPP協定と著作権法改悪>

1.著作権の保護期間について、関連法案で70年に延長する必要があるのか?

 著作権の保護期間延長は、TPP11で凍結された。しかし、日本はTPP関連法案で、保護期間を50年から70年に延長する法案を提出した。保護期間の延長は、孤児著作物を増やし、新たな著作物を生み出すことを阻害するなど文化活動を停滞させることになる。(第7TPPプラス交捗をただす!院内集会:関係省庁への質問事項(TPPプラスを許さない!全国共同行動 2018.4.23 より))

 

2.著作権の非親告罪化で表現の自由が侵されないか?

 TPP関連法案では非親告罪化や損害賠償の制度整備など著作権を強化する法案が提出される。これで、第三者による通報で捜査の対象になるなど二次創作など表現活動に萎縮効果が生じ表現の自由が侵されることにならないか。(第7TPPプラス交捗をただす!院内集会:関係省庁への質問事項(TPPプラスを許さない!全国共同行動 2018.4.23 より))

 

3.何故、TPP11協定では凍結されている項目まで入れて著作権法を改悪するのか

 TPP12はアメリカが参加せず頓挫状態にあり、これに対応した著作権法改悪の必要性はない。またTPP11の方は別添PDFファイル「TPP整備法一覧」(内閣官房の作成資料)にあるように(*)、著作権に関して下記の項目が「凍結」されているにもかかわらず、それらを含めた法案として国会提出されるという。まるで日米経済交渉を先取りするかのごとき国益無視・市民の権利踏みつぶしの法改悪である。

 

(*)「TPP11協定上の凍結項目(「著作物等の保護期間の延長」、「技術的保護手段」、「衛星ケーブル信号の保護」及び「審査遅延に基づく特許権の存続期間の延長」)を含む(TPP整備法附則第1条)。」

 

4.数年前「グーグルブックス」という明々白々の著作権侵害行為に対して世界中が大騒ぎとなり、反発を強めるヨーロッパの大陸系各国は政府が率先して、この「グーグルブックス」に異を唱えて反対した。おかげで日本を含む多くの国は、この著作権侵害プロジェクトの対象外となったが、この時、日本政府も文化庁(著作権を所管している様子)も自国の著作権を守るために何の手も打たなかった経緯がある。そんな政府が著作権保護を口実に一般市民の言論や通信に介入する隠された意図は、著作権の保護などではなく、まさに自分たちに都合の悪い言論や批判を封じ込め、市民運動・社会運動の妨害や弾圧を意図していると見ておいても、そう的外れな認識ではないのではないか。

 

(関連)Google ブックス - Wikipedia

 https://ja.wikipedia.org/wiki/Google_%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9

 

以下はメール転送です。

-----Original Message-----

Sent: Monday, April 23, 2018 8:30 AM

Subject: (賛同団体募集)声明 知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議による「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」に反対する。(転載)

 

 (以下、転送・転載歓迎)

小倉です。JCA-NETの声明を送ります。団体やグループで賛同していただけそうなところがあれば、少人数のグループでも大歓迎です。お知らせください。

 

==============

賛同のお願い

この声明に賛同する団体を募ります。賛同される団体は下記を記載の上、

 toshi@jca.apc.org

までメールをいただければと思います。賛同締め切り 57(第一次)。賛同団体のお名前は順次ウエッブで公表します。賛同は団体名の公表を前提とします。なお、締め切りまでに団体としての合意をとるのが難しいばあい、締め切りを過ぎても受け付けますので是非賛同をご検討ください。

-------------

声明「知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議による「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」に反対する」に賛同します。

 

団体名、連絡先または担当者のお名前とメールアドレス(公表しません)、コメントなどあればどうぞ(コメントの公表を希望される場合は、その旨を明記してください。公表希望の明記がない場合は非公開とします)

------------

 http://www.jca.apc.org/jca-net/node/55

 

声明

知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議による「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」に反対する。

------------------------------------------------------

2018/04/22(日) 22:23 — toshi

 

声明

知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議による「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」に反対する。

2018423

 

JCA-NET理事会

東京都千代田区外神田3-4-10 神田寺ビル4階D

 

問い合わせ先

小倉利丸(理事)

toshi@jca.apc.org

 

413日、政府の知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議は「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策(案)」を公表した。(以下「緊急対策案」と呼ぶ)

 

この緊急対策案は「昨今運営管理者の特定が困難であり、侵害コンテンツの削除要請すらできない海賊版サイト(例えば、「漫画村」、「Anitube」、「Miomio」等のサイト。)が出現し、著作権者等の権利が著しく損なわれる事態となっている」と現状を分析した上で、「インターネット・サービス・プロバイダ(lSP)等による閲覧防止措置(ブロッキング)を実施し得る環境を整備する必要」を提言するものになっている。

 

「緊急対策案」は、ブロッキングが憲法第21条第2項、電気通信事業法第4条第1項に定められている「通信の秘密」条項を「形式的に侵害する可能性がある」こと、また憲法21条の表現の自由への影響を「懸念」するとした上で、敢えて刑法でいう緊急避難(刑法第37)に該当する案件であるとして、「違法性が阻却」されるという立場をとった。

 

JCA-NETは、この緊急対策案に対して明確に反対の態度を表明するとともに、この緊急対策案の撤回と、ブロッキングを合法化する法整備に反対する。以下、その理由を述べる。

 

(1)憲法で保障されている私たちの権利を侵害する政策であること。「緊急対策案」は、政府が自らの政策の策定によって憲法に保障された基本的人権を制約できるという憲法理解を前提にしている。政府は、憲法が定めている私たちの基本的人権としての通信の秘密や言論・表現の自由を尊重すべき義務を負うにもかかわらず、むしろ、その義務を放棄し、逆に私たちに権利の放棄を強いるものである。「海賊版」問題が現在いかなる状況にあろうとも、私たちの通信の秘密や言論・表現の自由を制約する理由にはならない。

 

(2)ブロッキングはアクセスの犯罪化に道を開きかねない。「緊急対策案」は、いわゆる「海賊版」サイトの閉鎖やコンテンツのアップロードの犯罪化ではなく、アクセスするユーザをブロックという手段を用いて事実上の行政処分と同等の効果を持たせようとしている。海賊版対策としてウエッブサイトを停止させる強制措置は、米国で2011年にSOPA法案(Stop Online Piracy

Act、海賊行為防止法案)として立法化が図られたが、検閲に反対する大規模な運動が国際的に起き、頓挫した経緯がある。日本政府はこの経験を踏まえて、米国などに拠点を置くサイトを標的にするのではなく、日本国内のユーザをターゲットにしてその権利を制限する措置にでた。日本政府に従順なISPと市民的自由の権利意識が低いこの国のユーザたちなら容易に飼い馴らせると踏んだに違いない。なんとも馬鹿にされたものだ。日本のユーザは怒らなければいけない。アクセスは権利であり犯罪ではない。アクセスのブロックこそが憲法に保障された権利を侵害する権力犯罪である。

 

(3)ISPに違法行為を行なわせ、政府の管理下に置く政策である。「緊急対策案」は、ブロッキングをISPなど「あくまで民間事業者による自主的な取組として、民間主導による適切な管理体制の下で実施されること」としているが、これはISPを政府の管理・監督下に置く体制を構築することになる。ISPは憲法と電気通信事業法が保障している私たちの通信の秘密を遵守する責任を負う。ISPが逆に、この責任を放棄させられて通信の秘密を侵害し検閲行為を行なうことになれば、明かな違法行為の当事者となる。政府公認の犯罪がまかり通ることになる。ISPはユーザのプライバシーや通信の秘密を技術的にも保障すべきであり、政府の検閲の手先となるような政治的な圧力に屈するべきではない。

 

(4)ネットアクセスの監視を恒常化させ、自由なコミュニケーションを阻止することになる。サイトブロッキングでは、ネットのサイトアクセスをISPが監視し、違法性のあるコンテンツへのアクセスを検知した場合に、当該サイトへのアクセスをブロックすることになる。ISPは常時ユーザの行動を監視する一方で、アクセス先のコンテンツの違法性を判断してブロックを実施する。どのサイトを違法と判断するのかを個々のISPに委ねることは現実的ではないから、結局は政府が著作権等の業界団体を巻き込みながら、違法サイトの判断において主導権を握ることになるだろう。個々のISPは、政府や業界団体の指導のもとでユーザを監視する役割りを強いられる。このような体制のなかでユーザは、常に契約先のISPに監視の目に不安が感じなければならず、ネットにおける自由なアクセスやコミュニケーションを阻害されるようになるのは明かだ。

 

(5)ISPはユーザのプライバシー情報を政府に提供する目的で保有せざるをえなくなる。通信の秘密を保持するために、ISPは必要のないユーザの個人情報を保持すべきではない。しかし、ブロッキングが実施されることになれば、ISPは将来の訴訟等を前提にしてユーザのアクセスログなどを蓄積しなければならなくなる。しかも、このプライバシー情報は、政府や捜査機関等に開示することを目的として保持するということになる。言論・表現の自由は権力に対してプライバシーの権利、コミュニーションの自由が確立していることが大前提である。政府によるプライバシー情報の把握体制は、この前提そのものを崩すことになる。

 

(6)監視のない自由なコミュニケーション技術もまた規制される可能性がある。この制度が実効性をもつためには、ISPがユーザの行動を把握できないような技術をユーザーが用いることを規制する方向へと向いかねない。VPNの利用や端末間(エンド・ツー・エンド)の暗号化された通信、アクセス先を秘匿できるネットワークサービスなどがことごとく規制される恐れがあるなど、政府が把握できないようなユーザのネットでの行動が網羅的に規制されるか違法とされる恐れがある。

 

(7)より一般的なサイトブロッキングに道を開く危険性がある。サイトブロッキングはこれまで児童ポルノに限定されてきたが、それが今回は「海賊版」に拡大されたのであって、こうした規制拡大の傾向を踏まえると、サイトブロックの手法が今後も更に拡大される可能性があると言わざるをえない。「緊急対策案」は、当面の措置として、「『漫画村』、『Anitube』、『Miomio』の3サイト及びこれと同一とみなされるサイトに限定してブロッキングを行うことが適当」としているが、将来はこの限りではない。政府は、刑法の緊急避難条項を拡大解釈し、司法の判断も立法措置もなしで、政府が独断で違法と判断したサイトへのアクセスをブロックできるとした。

 

これは、緊急避難条項の拡大解釈であり、法の支配をないがしろにする行政府の明かな暴走である。現政権は、権威主義的な改憲、秘密保護法、安保関連法制などの戦争法制、盗聴法の改悪、共謀罪新設、2020年の東京オリンピックを念頭においてのサイバーテロ対策など、立て続けに人権をないがしろにする法律や政策を打ち出している。共謀罪のようなコミュニケーションの犯罪化の法律を念頭に入れたとき、また世界各国の独裁的権威主義的な政府のネット規制の現状を踏まえたとき今回の海賊版問題への対処と同様の手段を用いて、違法行為の疑いを理由に、政府への異論や反対運動がブロックされる恐れがある。

 

(8)「緊急対策案」は政府の人権侵害を正当化し、憲法をないがしろにする法制度への道を開く。政府などの公権力による干渉や監視によって、その自由が侵害される危険性がどこの国でも高まってきている。インターネットにおけるコミュニケーションの自由は、ISPが通信の秘密を遵守しユーザのプライバシーの権利を最優先とすることでその自由なコミュニケーションが保障されるものだ。しかし、この体制は、公権力による介入や干渉に対しては脆弱だ。「緊急対策案」はまさに、コミュニケーションの自由を侵害する典型的な公権力による介入である。緊急対策として導入された制度が既成事実となり、それが立法事実としての口実を与え、結果として憲法をないがしろにする法制度を正当化する恐れがある。

このような一連の流れに道筋をつけさせないためにも「緊急対策案」には断固として反対する。

以上の声明は下記を参考にして作成された。

 

知的財産戦略本部

 

第4回 検証・評価・企画委員会『模倣品・海賊版対策の現状と課題』内閣府 知的財産戦略推進事務局

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/kensho_hyoka_kikaku/2...

 

「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」(案)(概要)

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/180413/siryou1.pdf

 

「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」(案)

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/180413/siryou2.pdf

 

インターネット上の海賊版サイトに関する進め方について別ウィンドウで開きます

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/180413/siryou3.pdf

 

各団体が出した声明

一般社団法人インターネットユーザー協会

主婦連合会

 

「政府による海賊版サイトへのブロッキング要請に反対する緊急声明」

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1804/11/news113.html

 

一般社団法人インターネットコンテンツセーフティ協会

 

(理事団体)

一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会

      一般社団法人テレコムサービス協会

      一般社団法人電気通信事業者協会

 

「著作権侵害サイトへのブロッキングに関する声明」

http://netsafety.or.jp/news/info/info-026.html

 

一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構

 

「インターネット上の漫画海賊版サイトのブロッキング要請に対するEMAの意見」

http://www.ema.or.jp/press/2018/0411_01.pdf

 

情報法制研究所(JILIS

 

「著作権侵害サイトのブロッキング要請に関する緊急提言の発表」

https://www.jilis.org/pub/20180411.pdf

toshimaru ogura

rumatoshi@protonmail.com

http://www.alt-movements.org/no_more_capitalism/

Sent with ProtonMail Secure Email.

 

toshimaru ogura

rumatoshi@protonmail.com

http://www.alt-movements.org/no_more_capitalism/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以 上

 

2018年4月21日 (土)

(メール転送です)青森県六ケ所村の再処理工場の高レベル放射性廃液のガラス固化による早期安定化に関する質問主意書(BY川田龍平議員:参)まとめ + 昨日のメールの補足

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

(最初にイベント情報など)

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1.(4.22)《福島原発事故緊急会議 連続シンポジウム第15回》「検証:原子力規制委員会の5年半」新藤宗幸氏、山崎久隆氏(秋葉原駅)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1521422412163matuzawa

 

2.(4.23)TPP11協定をただす!4.23院内集会(参議院議員会館)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1523277854088matuzawa

 

3.(別添PDFファイル)(チラシ)(4.25)「子ども脱被ばく裁判」第14回公判 & 報告集会(福島地裁)

「tirasi_425_kodomodatu_saiban_kouhan.pdf」をダウンロード

4.(4.25)「東海第二原発の経理的基礎を問う」院内集会&政府交渉(参議院議員会館)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1524297451687matuzawa

 

5.(4.25)福島被ばく訴訟(井戸川裁判)第10回口頭弁論

 http://idogawasupport.sub.jp/

 

6.(4.26)南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会 第11回口頭弁論-426日は東京地裁へ!

 http://minamisouma.blogspot.jp/2018/03/11426.html

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(昨日のメールの補足)

●(昨日のメール)(報告)(3.27)原発賠償判決 院内集会:被害の早期全面解決を求めて:裁判所は他の損害賠償事件と同様に、加害者の東電や国にきちんと償いをさせる判決を下せ! こんな賠償金額では話にならない! いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-7899.html

 

(1)(別添PDFファイル)東海第二原発の再稼働・20年延長は認められい(披田信一郎 月刊たんぽぽ 2018.4

「toukaidai2_hida_tanpopo.pdf」をダウンロード

(2)社説:東電の日本原電支援 優先すべきは廃炉と賠償 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180419/ddm/005/070/091000c

 

(優先すべきは「廃炉と賠償」ではなく、「賠償と放射能汚染の後始末、そしてフクイチの二次災害防止」です。毎日新聞さん、お間違いなく。事故原発で手の施しようのない福島第1原発に8兆円を超えるような費用を投じて「廃炉」にする(核燃料デブリの取り出し他)などは、できもしない「除染」に巨額なカネを投じるのと同じで、原子力ムラ企業にできもしない「廃炉」のための「食い扶持」仕事をくれてやるようなもの。まさに原子力ムラの原子力ムラによる原子力ムラのための「廃炉」であって、無用の作業・高コストです。それよりも福島第1原発(特に使用済み核燃料プール)が再びの巨大地震・巨大津波に襲われて二次災害が起きないよう、石棺化を含む万全の事故再発防止対策を行うことが重要です。:田中一郎)

 

(3)おしどりマコ・ケンの実際どうなの:長い長い原発裁判の道のり、原告の「悲しみはもう最後に」の願い、踏みにじらないで!(イントロ部分)(『DAYS JAPAN 2018.5』)

https://daysjapan.net/days-japan2018%e5%b9%b45%e6%9c%88%e5%8f%b7%e7%9b%ae%e6%ac%a1/

 

(関連)おしどりマコ・ケン 世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌DAYS JAPAN

 https://daysjapan.net/category/makoken/

(関連)OSHIDORI Mako&Ken Portal - おしどりポータルサイト

 http://oshidori-makoken.com/

 

(田中一郎コメント)

 来月号(20185月)の『DAYS JAPAN』に掲載された定番記事「おしどりマコ・ケンの実際どうなの」に、この約1年間くらいで出された福島原発事故賠償訴訟の各判決に関する優れたコメントが掲載されています。必読ですのでご紹介しておきます(別添PDFファイルはイントロ部分のみです)。なお、『DAYS JAPAN』はみなさまの購読料のみにて運営されている日本では数少ない真実報道のフォト・ジャーナリズム雑誌です。みなさまの定期購読をお願い申し上げます。

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(中略)何か変だよね。たまたまデータがあったり、病気だったりすれば賠償されて、健康で提出データが無ければ、単なる「不安」で片付けられるなんて。(京都訴訟)

 

(中略)東京地裁も京都地裁も「LNTモデルが科学的に正しいかどうか裁判所は言及しないが、一般市民がLNTモデルを根拠に避難をすることは合理的」という見解を示しました。これ重要!(東京訴訟)

 

(中略)なんとね、原発事故の集団訴訟の判決が出だした昨年から、東京電力は、裁判の原告で、かつADR申し立てをしている方々には和解をしない、賠償を支払わないということを始めたの! 原告の方々には「裁判の原告を降りればすぐにADRで和解して賠償金を支払ってあげる」とささやかれ、すぐに手に入るお金が必要なために原告を降りた方もいるということです。ADRだけの方々には和解金が支払われ、裁判原告の方々には、昨年からADRの和解金がストップしている。これは原告いじめだ! と、東電に各地の弁護団、原告団らが抗議しましたが、東電はのらりくらりと何も答えませんでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(以上、昨日のメールの補足でした)

 

このほど「三陸の海を放射能から守る岩手の会」の方より、青森県六ケ所村再処理工場に放置されている高レベル放射性廃液のガラス固化(早期安定化)について、川田龍平参議院議員(立憲民主党)を通じて行った質問主意書とその回答に関する重要な内容のメールをいただきましたので、発信者のご了解を得て、みなさまにも転送いたします。貯留タンクに入れられたまま放置されている高レベル放射性廃液は非常に危険な核のゴミで、万が一、地震や津波による被害で貯留タンクの冷却や水素ガスの掃気に失敗しますと、貯留タンクごと爆発して天文学的な量の放射性物質を環境にまき散らすことになります。かつて西ドイツがそうした核事故をシミュレーションして、その被害のひどさに恐怖し再処理をやめた経緯もあるように(1000万人を超える死者など)、万が一にもそんなことになれば、日本の東半分はほぼ完全に「猛烈な放射能汚染による死の土地」となります。

 

こうした深刻な懸念があるにもかかわらず、事業者の日本原燃も原子力規制委員会・規制庁も、もちろん安倍自民党政府も、まるでノーテンキで高レベル放射性廃液タンクの大事故防止対策を打とうとはしておりませんし、また、廃液のガラス固化についても、のらりくらりして遅々として進まない状態が続いています。このままでは非常に危険です。そして、今回の質問主意書は青森県六ケ所村再処理工場に関するものですが、高レベル放射性廃液の貯留タンクは茨城県東海村にもあり、その量は六ヶ所村のほぼ倍の量で、その危険度はさらに大きいものなのです。東海村の高レベル放射性廃液のガラス固化(早期安定化)についても同様の質問主意書が出されており、追って、これについてもコメントが届く予定になっております(その時にまたお知らせいたします)。

 

●「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(85):日本列島にある原発・核施設の中でも最も危険なのが高レベル放射性廃液タンク(東海村・六ヶ所村)だ いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/85-f60f.html

 

以下はメール転送です。

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六ヶ所廃液早期安定化質問主意書まとめ(「三陸の海を放射能から守る岩手の会」より)

 

 院内意見交換会質問事項を基に,再処理工場の高レベル廃液を早期に安定なガラス固化せよとする川田議員から質問主意書を川田議員から提出していただき4月6日答弁書を受領しました。

 

◯ 以下は答弁書からわかったことの要点です。

1)製造されたガラス固化体に含まれた高レベル廃液の量は約125m3だったことがわかりました。このことからやはりガラス固化がうまくいっていないことがわかりました。

 

2)廃液中のセシウム137やストロンチウム90の濃度はノウハウであり非公開との回答でした。人々の安全を確認するための基本的データが公開できないとは納得できません。また,何がどれだけ含まれているのか公開できないのならば,高レベル廃棄物の最終処分場を引き受ける自治体はありえないと思われます。(全国で行われている説明会で質問お願いします)

 

3)東海再処理工場では新規制基準審査とは別に先行し高レベル廃液のガラス固化が開始されていますが六ヶ所工場ではこのような先行開始は考えていないとのことでした。

 

4)福一原発事故では、電源喪失から二十四時間後に水素爆発が発生しました。六ヶ所再処理工場は電源が喪失すると約7時間で水素爆発濃度に達し,15 時間で廃液が沸騰する高レベル廃液貯槽があります。貯蔵する高レベル廃液全量には福一原発事故大気放出量の約35倍の137Csが含まれています。不安定で危険極まりない高レベル廃液をこの世に出現させ、廃液のまま貯蔵し国民へ潜在的脅威を与え続けていいのかとの質問に答えがありませんでした。

 

*このような超危険な廃液の存在を人々に知らせず秘密裏に進めている再処理から撤退を求めていきましょう。現に存在する廃液を固化させリスクを低減させましょう。

 

◯ 詳しくは以下をご覧ください。質問/答弁/コメントをまとめたものです。

 http://sanriku.my.coocan.jp/196_52Q&A&C.pdf

 <http://sanriku.my.coocan.jp/196_52Q&A&C.pdf>

 

参議院HP 参質196-52 質問主意書と答弁書

 http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/196/meisai/m196052.htm

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/196/meisai/m196052.htm

 

<東海再処理の質問主意書答弁書のコメントについてはこれからかかります。>

 

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(追送分)

高レベル廃液の件で15時間でアウトというわけではありません。廃液が沸騰蒸発し,蒸発乾固した硝酸塩が爆発したときが,大規模放射能放出になり最悪の事態だと思います。この時間はわかりませんが,これについて触れさせてください。以下の資料5頁下に水素爆発や廃液沸騰時間が記されています。

 http://sanriku.my.coocan.jp/180227siryou.pdf

 

◯高レベル廃液の電源が喪失し,冷却できなくなった場合廃液の温度が上昇しはじめ貯槽によってですが早いもので約15時間で沸騰が始まります。放射能を含んだ蒸気が出始めます。フィルターではほとんど除けないのではないかと予想しています。揮発性のセシウムやヨウ素などがこの段階で放出されるはずです。水分が全て蒸発してしまうと,蒸発乾固の状態になり,さらに温度が上昇するとストロンチウムやルテニウムが揮発してくるようです。

 

蒸発乾固した固体は硝酸とストロンチウムやルテニウムやバリウム,イットリウムなどが化合した硝酸塩の形になっていると思われます。硝酸塩は酸素を沢山含んでいますので高温で硝酸塩爆発を起こす可能性があります。(ウラルの核惨事は硝酸塩爆発によるもののようです)

*この硝酸塩爆発について227質問しましたが国から回答がありませんでした。

 

硝酸塩爆発が起こると大規模な放射能放出になり,国土や北半球は汚染されるものと思われます。硝酸塩爆発までの時間は15時間よりもっとかかるはずですが,現在沸騰時間までしか原燃は公開していません。

 

◯もう一つ憂慮されるのが,廃液貯槽の水素爆発です。これは貯槽内の放射線により水の分解が起こり水素ガスが常時発生しており,空気を通し水素を掃気しています。これが電源喪失などで掃気できなくなった場合。貯槽により早いもので約7時間で水素の爆発下限濃度に達します。ここに着火源があると水素爆発が起こります。貯槽の中で硝酸塩析出,静電気などにより,異常に温度が高いところ(約500C)が出来ると爆発します。

 

水素爆発が起こるとコンクリートセルが持ちこたえたとしても,パイプラインが破壊され制御できなくなり,水素濃度が上がりまた爆発を繰り返し最後に乾固した硝酸塩爆発が起こるのではないかと思われますが,あくまでも推量です。

 

*東海再処理工場では,タンクが冷却できなくなった場合最終手段としてタンクが設置されているセル内に給水をおこない水没させタンクを冷やす方式をとるとのことです。すでに訓練をしているとのことでした。しかし,六ヶ所ではまだ確認しておりません。今夏確認したいと考えています。このような深層防護を考え始めたことは評価していますが。廃液をガラス固化させ安定化させること,と廃液をもうこれ以上発生させない即ち再処理を止めさせましょう。

 

*国や原燃や青森県へ働きかけ,高レベル廃液の安定化を求めることが差し当たって必要と考えて行動をしています。東海再処理では取組始めています。以上ご理解ご協力よろしくお願いします。

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以下その他情報などです

1)小泉純一郎元首相「騙された悔しさを原動力」に 原発ゼロを訴える 4/17() 週刊女性

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180417-00012150-jprime-ent

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180417-00012150-jprime-ent

 

「再稼働が強力に推し進められる一方で、東日本大震災から7年を経た現在も「原発NO」の声は揺るぎない。全国世論調査では75%が「脱原発」を支持、野党4党や小泉純一郎元首相らが掲げる「原発ゼロ法案」にも注目が集まっている。

 

 顧問を務める市民団体で1月に「原発ゼロ法案」の骨子を発表、「原発なしでも日本は発展できる」と繰り返し明言する、小泉純一郎元首相の真意とは。・・・・・・これまで経済産業省や資源エネルギー庁をはじめ原発必要論者・推進論者たちは「絶対、安全」「コストが安い」「クリーンなエネルギー」だと主張してきた。震災の前まで私もそう信じてきました。・・・・・・だまされた私も悪いですが、国民運動をしないといけない。だまされた悔しさ、憤りが原動力。嘘をいう勢力に立ち向かっていかなければならない。・・・・・・ようやくはっきりと「原発ゼロ」を訴える政党ができました。自民党も総理の考えが変われば、あっという間に変わります。党内ではまだ原発推進が支持されているから、総理も言いにくいのでしょうね。でも、国民の多数が原発ゼロを支持している。多数意見を無視する政党は、政権は取れない。原発よりも、自然エネルギーに頼るほうがいいと私は確信しています。」

 

*震災前までは脱原発を言うと非国民のような目でみられたことがありました。菅直人氏が総理のときベトナムへの原発輸出に成功と手柄にした時期がありました。これはもう頼れる政党がないなと思っていたところ数ヶ月後に福一原発事故がありました。その後お二人の総理経験者ははっきりと脱原発の道に進み活動をしております,そこは評価します。一方現総理は先輩の声や福島の現実を無視しエコノミック・アニマルの尖兵として動き回っています。しかし総理もエネ庁にだまされていたとは・・・。

 

2)日本のエネルギー政策は官邸が決定、原子力の議論回避=橘川教授 ロイター 4/13

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180413-00000077-reut-bus_all

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180413-00000077-reut-bus_all

 

「橘川武郎・東京理科大イノベーション研究科教授は13日、都内で講演し、日本では現在、長期的視野に立つべき原子力政策の議論が行われていないと指摘した。講演の中で橘川教授は「日本のエネルギー政策を決めているのは首相官邸で、次の選挙のことだけを考えている」と表明。その結果、長期的視点にたったエネルギー政策の行方について、深い議論が行われていないとの見解を示した。橘川氏は、国の「エネルギー基本計画」の見直しに向けた議論を行っている経済産業省総合資源エネルギー調査会基本政策分科会のメンバー。・・・」

 

*前総理は経産省/エネ庁にだまされていたと言い,エネ庁の審議委員は官邸で政策を決めていると言う。3.11前は,エネ庁長官の天下り先は東電と決まっていたようですが,その流れが変わった今エネ庁よりも官邸になったということでしょうか。

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(ここに出てくる橘川武郎・東京理科大イノベーション研究科教授なる人物は、老朽化原発を動かすよりも新規に原発を建設した方がいいなどと発言している人物ですので、くれぐれも批判的にご覧ください。:田中一郎)

 

(参考サイト)

(1)《脱原発を語る》東海村元村長「安全神話に安住している国に安全はない!」 週刊女性PRIME [シュージョプライム] YOUのココロ刺激する

 http://www.jprime.jp/articles/-/12153

 

 <追:アベ政権をめぐる動き>

 見たくもない、聞きたくもない、くだらないものの代表格の自民党政治ですが、されど政治です。これを何とかしないと脱原発も脱被ばくも被害者救済もままなりません。一人でも多くの自民党議員を選挙で落選させ、併せて公明や維新など、その補完政党の議員どももまとめて葬り去る方法を考え、行動してください。

 

(1)「官邸には記録が全部残っている」、安倍首相自らがお墨付き(日刊ゲンダイ 2018.4.20

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227497

(2)柳瀬元秘書官の「国会招致」で安倍政権はいよいよ黄信号|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227604

(3)自民・船田氏:「首相3選、赤信号に」 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180420/ddm/005/010/088000c

(4)小泉元首相と二階氏ら会談「人心一新の時」|日テレNEWS24

 http://www.news24.jp/articles/2018/04/19/04390875.html

(5)「安倍さんでは戦えない」党地方議員から強まる風当たり:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4N5G6KL4NUTFK01D.html

 

(6)麻生財務相の“遁走”で始まった安倍政権カウントダウン 二階幹事長が小泉会合で固めた腹とは? |AERA dot. (アエラドット)

 https://dot.asahi.com/dot/2018041900074.html

(7)麻生氏、与党からも“辞任論” 責任問う声噴出 ホウドウキョク

 https://www.houdoukyoku.jp/clips/CONN00390143

(8)麻生氏辞任要求で一致 野党 任命責任を追及 福田財務次官辞任:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13457499.html?ref=nmail_20180419mo

(9)立憲:麻生財務相の辞任要求 文書改ざんや次官辞任表明で - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180419/k00/00e/010/228000c?fm=mnm

10)森友問題だけじゃない政権にとって「不都合なブツ」は財務省からまだ出てくる! - 古賀政経塾!! - 連載コラム|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]

 http://wpb.shueisha.co.jp/2018/04/21/103544/

 

 <IWJより>

(1)日刊IWJガイド・番組表「<ご報告>昨日橋下徹氏による岩上さんへの『スラップ訴訟』の第一回口頭弁論と記者会見、報告集会が行われました! 集まってくださった支援者の皆様、ありがとうございます!/<新記事>【#MeToo】矢野康治官房長の謎の答弁!福田事務次

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/35808

 

(2)日刊IWJガイド・番組表「<録画配信・岩上安身のインタビュー>本日19時『スラップ訴訟!LEGAL TERRORISMの危険性を訴える!岩上安身によるジャーナリスト烏賀陽弘道氏インタビュー・パート1』を配信します!/<おわびとお知らせ>『岩上安身による「

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/35733

 

(3)日刊IWJガイド・番組表「黒川敦彦氏へのインタビュー批判に反論!事実や真意は本人に聞くしかない!人々に重要な情報を伝えるのが仕事であって、相手が善人か悪人か凡人かは問わない。それが、ジャーナリストの仕事『岩上安身による「今治加計獣医学部問題を考える会

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/35774

草々

(報告)(3.27)原発賠償判決 院内集会:被害の早期全面解決を求めて:裁判所は他の損害賠償事件と同様に、加害者の東電や国にきちんと償いをさせる判決を下せ! こんな賠償金額では話にならない!

前略,田中一郎です。

 

(最初に若干のことです)

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1.(5.21)「とめよう東海第二原発首都圏連絡会()」結成

 5月21()17時より記者会見、18時より結成大会 (会場:「スペースたんぽぽ」、もう少し広い会場も検討中)

 

東海第2原発は、何よりも老朽化していて大事故を起した同型の原発=福島第1原発よりも危険です。設計が古く安全性を高めようとしても手が付けられない(最初から新原発をつくった方が安上がり)ことに加え、老朽化に伴う設備の脆化がいたるところで発生しており、こんな原発を無理して動かせば史上最悪の大事故につながりかねません。加えて福島第1原発と同様に太平洋に面していて、いつ何時巨大地震・巨大津波に襲われても不思議ではないことに加え、この原発の北方の栃木県北部には那須火山帯(茶臼岳他)があり火山噴火のリスクも無視できません(火砕流・土石流・火山灰降下など)。

 

そして何よりも東海村には常々申し上げてきた再処理工場(廃炉予定)と高レベル放射性廃液タンクが置かれており、東海第2原発にもしものことがあれば、これらも手が付けられなくなって日本は首都東京を含め壊滅的な放射能汚染事故に沈むことになるでしょう。文字通りの「日本滅亡」の悪夢です。破たん会社の東京電力が事実上破たん会社の日本原電の資金調達を支援(貸付・保証・出資)して動かすなど正気の沙汰ではありません。原発・原子力ムラの末期症状のあがきのような、この東海第2原発の運転期間延長や再稼働は断固として止めていきましょう。

 

(関連)【署名】東京電力さん、私たちのお金を日本原電・東海第二原発の再稼働のために使わないでください

 Http://www.foejapan.org/energy/stop_restart/180411.html

 

団体署名>https://pro.form-mailer.jp/fms/697c889e143818

個人署名(Change.org)>https://goo.gl/PjKJEB

署名用紙(PDF)http://www.foejapan.org/energy/stop_restart/pdf/180411_petition.pdf

第一次締め切り:2018423日 第二次締め切り:2018 6 月末日

 

(関連)【集会&政府交渉:東海第二原発、東電が日本原電を支援!?~私たちのお金を使わないで!】

 https://www.facebook.com/events/158370448193568/

 

日 時:2018425日(水)10:3013:00

    ロビーにて入館証配布…10:1010:30

    背景説明/茨城からの報告…10:3011:30

    政府交渉(調整中)…11:3013:00

場 所:参議院議員会館(東京メトロ・永田町1番出口すぐ)

発 言:大石光伸さん/常総生協共同組合

    阪上武さん/原子力規制を監視する市民の会 ほか

 

(関連)4-22 チェルノブイリ原発事故から32年「ムリ・ムダ・キケン 東海第2原発」原子力資料情報室(CNIC

 http://www.cnic.jp/7933

(関連)(新刊書)原発はどのように壊れるか 金属の基本から考える-小岩昌宏/著 井野博満/著 原子力資料情報室(CNIC

 http://u0u1.net/JE6Z

 

(関連)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(85):日本列島にある原発・核施設の中でも最も危険なのが高レベル放射性廃液タンク(東海村・六ヶ所村)だ いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/85-f60f.html

 

2.<希望・民進>「30年代原発ゼロ」新党政策で復活(毎日新聞)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180419-00000125-mai-pol

 

(田中一郎コメント)

 要するに「脱原発」先送りで、当面は原発・核燃料サイクル施設の再稼働を容認しますということに他ならない。原発など動かさなくても電気は足りている。何をバカ言ってんだという話です。昨日お送りしたメールに書いたことをもう一度、下記に転記しておきます

・・・・・・・・・・・・・・・・・

*「エネルギー政策を巡っては「原発に依存しない社会の実現に向け、明確な現実的シナリオを提示」すると明記。いつまでに「原発ゼロ」を達成するかは示していない。」

 

⇒ 原発に依存しない社会なんて既にできているではないか。福島第1原発事故以降の7年間超もの間、ほとんどの原発は稼働しないでも何の問題もなかった。何を今さらである。かようなことを書いているのは、原発にしがみついて、これからも原発を温存していくという本音を隠したいだけの話。事実、例えば茨城県では、原子力ムラ企業の日立製作所の御用労組をバックにした民進系の地元議員たちが東海第2原発の再稼働をはじめ、原発・核燃料サイクル推進で、保守系の地元議員よりもより露骨に原発推進の旗を振っている。ふざけんな、という話だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

3.イベント情報

(1)(4.20)京都「新潟県の原発検証総括委員会の仕事」池内了(京都自由大学学長)講演

 https://kyotofreeuniversity.wordpress.com/

 

(2)(5.20)いらんじゃろう! 上関原発2018~人も自然もいきものも~原子力資料情報室(CNIC

 http://www.cnic.jp/7936http://www.cnic.jp/7936

 

(3)(5.24)「日本国憲法と学校教育ー主権者教育の実態を問う」(高嶋伸欣さん)(オルタナティブな日本を目指して:第11回目(新ちょぼゼミ)) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/11-e0d3.html

 

(4)(5.29)蓮池さん 講演会

 (開場18:30 開始19:00 終了21:00 場所:たんぽぽ舎(水道橋)チラシ作成中)

 

(5)(6.14)「(医療現場から見る)日本の医療政策と厚生労働省=どこにどのような問題があるか」(西尾正道(独)国立病院機構北海道がんセンター名誉院長)(オルタナティブな日本をめざして:第12回新ちょぼゼミ ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/12-ec55.html

 

(6)(7.5)「(カネコノミクスが導く)日本経済再生への道」(金子勝慶應義塾大学教授)(オルタナティブな日本を目指して:第13回新ちょぼゼミ)(時間は午後6時から9時過ぎまで、場所は水道橋のたんぽぽ舎です:いつもの通りです)

 

(7)(7.30)(仮題)「子ども甲状腺ガンと国際原子力ロビー」(川崎陽子さん)(オルタナティブな日本を目指して:第14回新ちょぼゼミ)(時間は午後6時から9時過ぎまで、場所は水道橋のたんぽぽ舎です:いつもの通りです)

 

4.与党、麻生氏辞任を拒否 野党は反発、国会空転へ:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13459165.html?ref=nmail_20180420mo

 

(田中一郎コメント)

本来なら、東海第2原発の運転期間延長問題や東海村・六ヶ所村の高レベル放射性廃液をどうするのかは、国会でオープンな形で議論がなされ、それにより広く有権者・国民が問題の所在を知ることが、民主国家として最低限のことなのですが、みなさまご承知の通り、安倍晋三一派に牛耳られた自民党のゴロツキ・タカリ政治家どもが国会を占拠してゆずらず、上記の通り、国会は機能しておりません。もちろん原子力規制委員会・規制庁は原子力「寄生」委員会・「寄生」庁となり果てて機能停止状態ですので何の役にも立ちません(むしろ原発推進の追認・合理化機関として「逆噴射」状態です)。日本の危機は深まるばかりです。脱原発・反原発の運動は今日の政治を大きく「まともなもの」に転換する運動と強くリンクさせなければいけない時代になりました。

 

5.「いちろうちゃんのブログ」から

(1)本日(4/19)のいろいろ情報:「裁量労働制」完全完璧批判(上西充子法政大学教授)& ガンバレ「憲法くん」(松元ヒロさん)& 差別の上塗り(斎藤美奈子さん)他 必読情報イロイロ いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-2a18.html

 

(2)タックスヘイブンを利用して兆円単位の税金逃れをしている大企業や大金持ちがいるのに、生活保護家庭を狙い撃ちで「嫌がらせ 兼 追い払い瀬戸際作戦」政策でいじめぬく自民党政権の悪辣さ いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-948c.html

 

(3)(報告)(4.8)大津波の警告を葬った東電と国(添田孝史さん講演)+ 昨今の原発・被ばく情報(セシウム・ボール他) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-706a.html

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昨年から今年の初春にかけて、全国各地で提訴されている福島第1原発事故に伴う損害賠償訴訟の地裁レベルでの第一審判決がいくつか出されました。これを受けて、去る3月27日に衆議院第一議員会館において、裁判報告会を兼ねた損害賠償訴訟原告団・弁護団による大きな院内集会がありました。以下、簡単にご報告申し上げます。

 

●(別添PDFファイル)(チラシ他)(3.27)原発賠償判決 院内集会:被害の早期全面解決を求めて(2018.3.27

http://www.exblog.jp/blog_logo.asp?imgsrc=201803%2F05%2F48%2Fe0391248_19064825.png&slt=1

 

(当日録画)20180327 UPLAN 3-15京都3-16東京3-22避難者(いわき)3連続原発賠償請求判決報告327院内集会 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=XTQZJtNlRRc

(お忙しい方は上記録画の最初のところに出てくる米倉弁護士の3判決の説明だけでもご覧ください)

 

(報告サイト:例)〔「被害の早期全面解決を求めて」京都、東京、福島、3連続“原発賠償請求判決“総括報告・院内集会〕indianlegendのブログ

 https://ameblo.jp/indianlegend/entry-12363774803.html

 

(報告サイト:例)「3連続原発賠償判決・院内集会」と「原発被害者集団訴訟第二陣口頭弁論期日」 なのはな生協

 http://u0u1.net/JEht

 

 <別添PDFファイル:当日配布資料など>

(1)(チラシ他)(3.27)原発賠償判決 院内集会:被害の早期全面解決を求めて(2018.3.27

「tirasi_hoka327_genpatubaisyou_hanketu_syuukai.pdf」をダウンロード
(2)(PROGRAM)(3.27)原発賠償判決 院内集会:被害の早期全面解決を求めて(2018.3.27

「program_327_genpatubaisyou_hanketu_syuukai.pdf」をダウンロード
(3)原発損害賠償訴訟 京都地裁判決 要旨(2018.3.15

「genpatubaisyou_kyouto_tisai_hanketu_yousi.pdf」をダウンロード
(4)原発損害賠償訴訟 東京地裁判決 骨子(2018.3.16

「genpatubaisyou_tokyou_tisai_hanketu_kossi.pdf」をダウンロード
(5)原発損害賠償訴訟 福島地裁いわき支部判決骨子(2018.3.22

「genpatubaisyou_iwaki_tisai_hanketu_kossi.pdf」をダウンロード
(6)控訴審への課題と決意~原発国賠千葉訴訟(一陣)原発被害救済千葉県弁護団事務局長 弁護士 滝沢信(2018.3.27

「tiba_bngodan_kousosinhe.pdf」をダウンロード
(7)群馬弁護団ニュース NO.29,302018.3

「gunma_bengodan_news_no.29-30.pdf」をダウンロード
(8)福島原発訴訟 かながわ原告団だより 第28号(前半)(2018.2.26

「kanagawagenkokudan_dayori_no.28 (1).pdf」をダウンロード
(9)福島原発訴訟 かながわ原告団だより 第28号(後半)(2018.2.26

「kanagawagenkokudan_dayori_no.28 (2).pdf」をダウンロード
10)【原発被災者の困難】「ゆがめられた人生への補償はいま・・・」(鈴木貫太郎『生活と自治 2018.4』)

「yugamerareta_hosyou_suzukikanta_seikatutojiti.pdf」をダウンロード

 <各原告団・弁護団のサイト:判決文など>

 今回の集会での報告は2018年に入って判決が出された京都・東京・いわきの3つの地裁判決が中心でした。このうち判決文が原告団・弁護団のサイトに掲載されているのは京都だけで、他の2つは見つけられませんでした(ご存知の方がおられたら、そのURLをご教授ください)。なお、この3つの他に2017年に地裁での判決が出ている群馬・千葉・なりわい(福島)の各原告団・弁護団のサイトの他、神奈川についても下記にご紹介しておきます。この他に全国の原告が結集した連絡会も2つあるのですが、サイトが見つけられませんでした(ご存知の方がおられたら、そのURLをご教授ください)。

 

(1)(京都)原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会 トップページ

 http://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto/

 https://shienkyoto.exblog.jp/

 

(関連)原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会 裁判資料 原発賠償京都償訴 準備書面等一覧

 http://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto/shomen/gjs_index.html

(関連)原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会「原告と共に」No.23 20183月発行

 http://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto/kaihou/kaihou023.html

 

(2)(東京)福島原発被害首都圏弁護団 すべての被害者の被害救済と生活再建を

 http://genpatsu-shutoken.com/blog/

 

(関連)福島原発被害東京訴訟・316日東京地裁判決のご報告 福島原発被害首都圏弁護団

 http://genpatsu-shutoken.com/blog/archives/687

(関連)福島原発被害東京訴訟東京判決を受けての声明 福島原発被害首都圏弁護団

 http://genpatsu-shutoken.com/blog/archives/691

 

(3)(いわき)福島原発被害弁護団〜あやまれつぐなえなくせ原発被害

 https://www.kanzen-baisho.com/

 

(関連)3・22「避難者訴訟」第1陣判決 福島原発被害弁護団〜あやまれつぐなえなくせ原発被害

 http://u0u1.net/JEkf

(関連)3・22「避難者訴訟」判決後の報告集会 福島原発被害弁護団〜あやまれつぐなえなくせ原発被害

 http://u0u1.net/JEk5

(関連)福島地裁・いわき支部 福島原発避難者訴訟判決に対する声明(福島原発被害弁護団・原告団 2018.3.22

 https://docs.wixstatic.com/ugd/8b6c85_466e596bc45542a48710c40ccfe65b42.pdf

(関連)最新情報〜福島原発被害弁護団

 https://www.kanzen-baisho.com/news-ckzg

 

(4)原子力損害賠償群馬弁護団

 http://gunmagenpatsu.bengodan.jp/

(5)原発被害救済千葉県弁護団|千葉県の弁護士による原発被害救済のための弁護団

 http://gbengo-chiba.com/

(6)『生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!』福島原発訴訟原告団・弁護団

 http://www.nariwaisoshou.jp/

(7)福島原発被害者支援かながわ弁護団

 http://kanagawagenpatsu.bengodan.jp/

(8)福島原発かながわ訴訟を支援する会

 https://sites.google.com/site/fukukanaweb/home

 

 (田中一郎コメント:各裁判に共通していること)

 各裁判の地裁第1審判決はそれぞれ少しずつ内容は異なっていますが、概ね共通したものが見られますので、以下、私からこれらの判決について総括的にコメントしたいと思います。結論を急げば、福島第1原発事故という、悪質ともいえる原発の手抜き管理により引き起こされた「人災」の加害者(東京電力及び国)に償いを求める裁判の判決としては、根本からデキソコナイの許しがたい判決ばかりであるということです。いったい裁判官たちはどっちを向いて仕事をしているのかと怒鳴りつけたくなります。。

 

 申し上げるまでもありませんが、日本の司法・裁判所の仕事は、世界で最も優れた憲法と言われている日本国憲法の各条項に従い、その中核的規定である基本的人権の尊重をないがしろにする者たちや政治権力などから国民を守り、よって国民の生活や生存をゆるぎない豊かで幸せなものにしていくことであるはずです。それがまた、日本国憲法に定める国民主権に基づく民主主義の国の成り立ちを万全のものにするのです。

 

 しかし、これまでの原発事故賠償を求める裁判の判決では、たとえば千葉地裁などは国の責任を認めなかったり(*)、あるいは多くの判決が賠償・補償の対象となる被害者の範囲を被害の実態を無視して絞り込んでみたり、あるいは賠償の金額を人をバカにしたような少額なものに抑え込んで、原発・原子力を推進する行政府・首相官邸や電力業界・財界に向かって尻尾を振るようなことをしているのです。全くもって日本の裁判官どもは、自らの職責を棚上げにして何をやっとるのかと、腹の底から怒りがこみ上げてきます。役に立たない司法・裁判所なら閉鎖してしまえばいいでしょうし、養殖場にいるヒラメのような裁判官たちなら裁判所から追放してしまえばいいのではないかと思います。

 

(*)国の責任を認めない千葉地裁判決は「国家犯罪の追認行為」=司法の自殺であり司法権力の濫用である。判決を下した裁判官をクビにして千葉地裁を閉鎖せよ。ふざけるな。近未来において、この裁判官どもは、司法権濫用につき弾劾裁判にかける必要がある。

 

 以下、これまでの原発損害賠償に共通する問題点を箇条書きにして列記いたします。

 

1.加害者・東京電力や事故責任者・国の責任を認めるのは当たり前の話だ(喜ぶべきことではない)

 国会事故調の取組に始まり、海渡雄一・甫守一樹の各弁護士や東京電力幹部の刑事裁判における検察官役の弁護士らの徹底した調査に加え、添田孝史氏や鎮目宰司氏ら複数の気鋭ジャーナリストによる資料発掘や調査報道により、福島第1原発事故までの経緯や責任の所在の詳細が明らかとなった。本来ならば、こうしたことは検察がやらなければならないにもかかわらず、検察がその使命を放棄したために、市民や弁護士・ジャーナリストが手弁当でこれに取り組んできたのである。これ一つとってみても、福島第1原発事故関連で東京電力や国の責任を追及する裁判で、原告側に大きく勝訴させる根拠が既にあると言ってもいいのではないかと思われる。

 

加えてその過程で、なんと政府事故調が事故原因とその責任を究明する上で重要な事柄や証拠の多くを隠蔽していたことも明らかとなった。今や福島第1原発事故の実態解明や原因究明、そしてその責任の所在と再発防止策などが、原発「再」推進にとっては不都合きわまりないものであるが故に棚上げにされる中、こうした裁判の中で事実解明の審議が進められ、地域住民や有権者・国民・市民に対して隠されていたことが次々と公開されていくことは歓迎すべきことだと言える(*)。

 

しかし、この裁判は福島第1原発事故の実態やその原因それ自体を争うものでもなければ、事故原因をつくった責任者の処罰如何を係争する裁判でもなく、あくまで原発事故被害者の救済を実現するための損害賠償裁判である。従って、そうした詳細な事故原因や責任の解明がなくても、もっと簡潔・明白なレベルでの証拠により、被害者が受けた理不尽な損害が認められ、その損害が完璧に回復されるまでの相当の金額の賠償や補償が認められてしかるべきである。何故なら、東京電力や国のこの事故に対する責任は、外見的な概要を知るだけでも自明であると言っていいくらいの手抜き管理であることが明らかだからだ。

 

例えば東日本大震災時における津波被害が東京電力の手抜き管理に原因があったことは、非常用電源2つと配電盤をタービン建屋地下の海抜6mそこそこのところにまとめて一緒に置いていたことや、その非常用電源を守るための防水・遮水対策をしていなかったことから明白であり、何も津波の予測がどうのこうのと言う話ではないハズである。また1991年には福島第1原発で非常用電源が水没する事故(下記参照)も起きており、この状態で非常用電源をそのままにしておくのは危ないことは、この段階でわかっていた話である(わからないというのなら、そんなマヌケのアホウに危険な原発の管理・運営などさせられないということだ)。

 

いつ津波に襲われても不思議ではない東北地方の沿岸域に太平洋に向かって建てられた、しかしながら絶対に大事故は起きない・起こさない・起こしてはいけないと言われていた原発の非常用電源を、わずか海抜6mそこらのところにまとめて置いておくバカがどこにいるかという話である。これでは「多重防護」にはなり得ないことは小中学生にでもわかる話ではないか。むしろ今後のことを考えれば、原発の安全対策の堅確性・完璧性を確保するためにも、原発電気事業者の刑事・民事裁判上の過失責任を認める場合のハードルを高くしてもらっては困るのである(今後、他の原発・電力会社で管理上のモラル・ハザードを招くから)。

 

(関連)東電 過去にも非常用電源水没 東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース NHK 40年後の未来へ 福島第一原発の今

 http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20111229/0445_suibotsu.html

 

(*)現段階で福島第1原発事故の実態解明や原因究明が行われているのは、新潟県の「安全管理に関する技術委員会」(下記)他の3つの委員会と、3つの種類の裁判(東京電力幹部3人の刑事裁判、東電株主代表訴訟、福島原発事故賠償訴訟(複数))です。本来は国会事故調が提言したように、国会の下に新たに調査委員会を設け、オールジャパンで福島第1原発事故の全容解明に取り組むべきところですが、それが自民党他の原子力ムラの手先たちによって妨害され進まないので、いたしかたなく裁判の場でそれが代替的に行われているのが現状です。しかし裁判は元来、原告と被告が法廷戦術や法律を武器に使って相争う場であり真相究明の場ではありませんから、実態解明と言ってもおのずと限界があるのです。

 

(関連)新潟県:原発事故に関する3つの検証について

 http://www.pref.niigata.lg.jp/genshiryoku/1356877564383.html

(関連)新潟県:新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会

 http://www.pref.niigata.lg.jp/genshiryoku/gijyututop.html

 

2.津波予見可能性ではなく「津波予見義務を果たしたのかどうか」が問題(古川元晴弁護士)

 原発は、万が一の場合には、チェルノブイリ原発事故や福島第1原発事故に見られるように、広範囲に環境を危険極まりない高濃度の放射能で汚染し、人間を含む全生物の生存環境を破壊してしまう超危険な施設である。そもそも、たかが電力確保のために、こうした超危険な施設を、事故を起さないための対策や事故が起きてしまった場合の損害賠償の準備も不十分なままに使わせること自体が犯罪行為という認識を持たなければならないはずである。しかし、日本の法曹界は愚かにも、この福島第1原発事故の責任の有無を考える場合の方法として「大津波の予見可能性」なる歪んだ考え方を持ち込んでしまっている。そもそもこういう考え方をすること自体が、事故を起した組織や人間達を、極力無罪放免されるよう理屈を組み立ててやることを意味するからだ。

 

何故なら、「大津波の予見可能性」論は、仮に予見が不可能であったなら、どんな手抜き管理をしていようが、どんな不注意があろうが、どんな大事故が起きたとしても「いたしかたない」として無罪放免にしてやる、ということを、その裏に含んでいるからである。バカを言っちゃいけない。結論を端的に申し上げれば、この問題は井戸川克隆裁判(下記参照)で原告側を代表して闘って下さっている古川元晴弁護士の議論(下記の著書を参照)がその答えになる。

 

すなわち、焦点にすべきは「大津波の予見可能性」ではなく「大津波やその他の自然災害の予見義務」であり、およそ考えられるすべての自然災害に対して万全の備えと対策をしていたのかどうか(あらゆる可能性を想定して万全の対策を立てる義務を果たしていたのかどうか)が問われなければならないということである。何故なら、原発の大事故は国を亡ぼすくらいの悲惨な結果を招くからである。そして、太平洋に向かって設置された原発施設への海抜6mを超える津波を想定していなかったとしたら、話にならない義務違反であることは誰が見てもわかることである。これ以上、このことについて、何を議論する必要があるか。

 

(関連)井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会

 http://idogawasupport.sub.jp/

(関連)福島原発、裁かれないでいいのか-古川元晴/著 船山泰範/著(朝日新書)

 http://u0u1.net/JEsy

 

3.判決が認める損害賠償対象者の範囲が狭い=重大な人権侵害である

 ほとんどの判決で、賠償・補償を求めた原告の一部が、理不尽な理由からその請求権を退けられるという不当な扱いを受けている。これが重大な人権侵害であるということが日本の裁判官には理解できないのか!? いや、理解しているのだが、政府・行政側に媚びへつらうために、また自分たちの判決が原子力ムラや原発推進の大きな邪魔になってはいけないと思うが故に、意図的に被害者の一部の請求権を踏みつぶし、原告団の分断を意図していると考えた方がいいだろう。判決を下した裁判官どもは人間としても腐っている。

 

そもそも、福島第1原発事故の直後に当時の民主党政権政府が出した避難指示と、原発事故による放射能汚染の実態とは全く関係がない。政府の避難指示や地域住民への対応は最初から全くおかしかったのであり、従ってまた、菅直人や枝野幸男ら、当時の民主党政権の首脳たちの福島第1原発事故への対応における最大の罪は、この住民対策・被ばく防護対策にある(著名なフレーズとなった枝野幸男の「直ちに健康に影響はない」や、加害者東京電力を救済し被害者を切り捨てる政策を押し通した当時の民主党政権の犯罪行為は決して許せるものではない)。

 

それはともかく、政府の避難指示は放射能汚染の実態とは関係がなく出されているため、当然ながら、避難指示区域内外の避難者の被害の実態とは全くリンクしていないことは誰にでも想像がつく。しかも、ひどい放射能汚染の広がりと比較して、住民に避難指示が出された地域の範囲はあまりに狭すぎるのである。しかし、ほとんどの裁判官はこの実態に目をつむり、現場視察さえしないまま被害の状況を無視して、政府の避難指示に基づく判決を下しているのである。こんなことをすれば、区域外避難者が何故避難せざるを得なかったのか、あるいは避難後の仕事や生活の状態はどうなってしまったのかなどはわからないままとなるし、また、住んでいた場所に居住を続けている人たちが放射能汚染のために被ばくや健康障害や将来への不安に苦しむ現状も無視されてしまうことになる。こんなことでは公正な判決は望むべくもないし、実際不公正な判決で、原発事故による損害賠償の権利が不当に狭められ削られてしまっているのだ。

 

4.賠償・補償の対象となる期間を非常に短い期間に限定するという不当な判決内容

 判決では、賠償・補償の前提となる区域外避難者の避難の必要性・相当性(妥当性)については、東京電力や国が打ち出している20ミリシーベルト論は事実上退けられ、もっと広い範囲の被害者が賠償・補償の対象とされている。当然のことである。原発事故の前までは一般の人は年間1ミリシーベルトが限度とされていたものが、事故が起きたら突然20ミリシーベルトに変わりました、などということは通用するはずもない。しかし判決は他方で、おそらくは賠償・補償の金額を絞り込むための屁理屈として、賠償・補償の対象とする期間を、わずか1~2年に限定するという不当な判断を下しているのである。これは避難を余儀なくされている被害者の生活実態や実感と全く合致せず、絶対に受け入れられない理由づけである。何ゆえに賠償・補償がそんな短い期間で十分なのか、きちんとした根拠も示さないままに判決を書くなと言うべき暴挙である。

 

5.賠償金額が少なすぎる=これこそが最大の問題だ

 これが福島原発事故に伴う損害賠償裁判の判決の最大の問題点である。それぞれの判決により、賠償・補償の理屈付けは違っていて、いわゆる「原子力損害賠償紛争審査会」の指針を超えて賠償が認められている点は評価されてはいるが、私から申し上げれば、それでも結果として、人をバカにしたような少ない金額(ひどい場合には1万円~数万円などという金額もあった)の賠償・補償しか認めない判決をほぼすべての裁判所が出していて、これじゃ日本の司法・裁判所は原発被害者の方々の救済をまともに考えているとはとても言えない、そんな結果となっている。ほぼすべての原告被害者の方々が、原発事故後に経験をした苦労や苦悩・悲しみに対して支払われる慰謝料が「こんな程度の金額なのか」と愕然とすると感想を述べておられるように、判決の賠償・補償金額はまるで話にならない不十分極まりない水準であった。

 

原発事故による損害賠償以外の民事事件では、かようなことは全くあり得ない。典型事例が交通事故による賠償・補償事件だが、一連の原発賠償裁判の判決の何倍・何十倍の金額の賠償・補償が認められるのが一般的である。しかし、あるべき賠償・補償の金額は、その逆であってしかるべきではないのか。原発事故被害者は少なくとも交通事故における賠償・補償以上の金額を受け取るべきである。およそ福島第1原発事故のような理不尽極まることで被害を受けた人たちが、裁判で賠償・補償を求めて争っても、やはりその失われた生活や人生を再建できるだけの金額の賠償や補償を得られない日本の司法・裁判所とは一体何なのだと、腹の底から怒りがこみあげてくる。日本の裁判官どもは、原発事故被害者の人生や生活を何と心得ているのかということだ。自己保身や行政・首相官邸へのへつらいのような判決を出して被害者の人権を踏みにじる、そんな人間のクズがやるようなことを司法権力者がしていいのかということである。

 

今現在も日本国中の原発・核燃料サイクル施設が閉鎖・廃棄されているわけではないことを鑑みれば、明日は我が身であることはほぼ間違いがない。この不当判決はまさにわが身のこととして、心の底から怒りを判決を下した裁判官どもにぶつけていかなくてはならないと思っている。

 

6.無過失責任の原子力損害賠償法のみによる東京電力の責任

 原発事故を引き起こした東京電力のような事業者や、それを監督指導して大事故を防ぐべき責任のある立場の国が、その安全管理を怠って地域住民にひどい損害を与えた場合、その責任や罪は、第一に原子力損害賠償法法に基づく無過失責任に加え、第二に民法上の過失責任(あるいは未必の故意による加害行為の責任)が問われてしかるべきである。これまでの福島原発事故賠償訴訟では、いくつかの判決の中で東京電力や国の過失責任が認められたようである(たとえば前橋判決)。

 

しかし、その悪質とも言える手抜き管理による人災=民法上の過失責任ないしは未必の故意による手抜きの事故だったことが、損害賠償の金額に反映されていないのだ。一般の常識から考えて、無過失責任の場合の賠償金額と、重大な過失または未必の故意の場合の賠償金額とでは、大きな差があってしかるべきである。しかし、いずれの判決も結果的に人をバカにしたような少額の賠償金額にとどまっており、交通事故の損害賠償を大きく下回っているのである。これでは被害者は救済されない。

 

それから、併せて付記をしておけば、事故直後は迅速な被害者救済手段として期待をされた原発事故ADRは、和解案を拒否し続ける東京電力のおかげで機能していないことに加え、所管する文部科学省がADR金額を抑え込むための作為を水面下で行っていたことが明らかにされており(毎日新聞が暴露:下記ブログ参照)、もはや役に立たない「飾り物」「欺瞞的制度」になってしまっている。先般も浪江町民による大型のADRが長期間回答を引き延ばされた挙句に東京電力によって拒否されて頓挫している。

 

(関連)(毎日新聞)ゆがんだ償い:切り捨てられる原発被害者=その背後でうごめいていたのは文部科学省(下村博文文相)と自民党政権だった いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-c237.html

 

(関連)東京新聞 浪江の賠償増額 決裂ADR 東電 和解案を拒否 社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201804/CK2018040702000147.html

(関連)東京新聞「避難者の苦しみなんて東電は眼中にない」浪江住民ADR打ち切りに怒り 社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201804/CK2018040702000134.html

(関連)「もう帰れないからね。仕方がない」浪江町民「ばらばら」の歳月Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/feature/935

 

(関連)【原子力資料情報室声明】東京電力を解体せよ―浪江町ADR拒否、日本原電資金援助をうけて― 原子力資料情報室(CNIC

 http://www.cnic.jp/7939

(関連)<原発ADR>打ち切り 夏以降に集団提訴か 福島・浪江町(河北新報)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180418-00000011-khks-soci

 

7.新たな損害賠償提訴を抑止する隠された意図があるのではないか

 これまでの判決では,そのすべてで東京電力の責任は認められ、また、国の責任も千葉地裁判決を除けば認められている。その意味では、加害責任の領域では原告が勝利している。しかし、問題は上記でも申し上げたように、あまりに酷いほど少額の賠償金額しか認めていない点で、これはほぼ全部の判決で言えることである。

 

うがった見方をすれば、これはやはり原子力ムラに支配される行政や首相官邸、あるいは霞が関官僚たちに対して迎合し、あるいは忖度して、事故の責任論という「名を捨てて」、賠償金額(損害論)では事実上の敗訴に追い込むという「実を取る」判決と見れなくもない。これにより、加害者・東京電力や事故責任者・国の賠償・補償負担は大幅に軽減できるからだ。そしてその結果、苦労して裁判をしても取れる賠償金額はこんな程度ならバカバカしくて裁判などしておれないという、これから損害賠償を提訴せんとする無数・多数の被害者に対して「提訴抑止」を狙った判決でもあるのではないかということである。これでは司法・裁判所が原子力ムラによる狡猾な住民・被害者支配の片棒を担いでいると言われても致し方ないのではないか。

 

ともかく、被害者の損害を、その損害実態に応じた形できちんと賠償・補償させ、原発事故を起した場合には天文学的な負担を余儀なくされるということを、原発事業者や原子力ムラの愚かな人間たちに思い知らせることが、原発・核燃料サイクル施設の過酷事故の再発を防ぐ最も有力かつ必須の方法である。しかし、かようなロクでもない判決を出していては、次の原発・核燃料サイクル施設事故を防止することはできない。

 

8.実質的に非公開の裁判手続きは憲法違反である

 最後に、多くの福島原発事故賠償訴訟は、限られた人数しか入れない法廷で行われ、TVカメラその他の撮影・録音は未だ認められていない。また、福島第1原発事故の実態に迫るべき証拠となる多くの文献や資料が裁判所の手で非公開とされていることを申し上げておく。裁判の公開性という原則からの大きな逸脱だ。日本の司法・裁判所は、アジア太平洋戦争以前の大日本帝国時代の多くの悪しき伝統をいまだに引きづり、裁判の運営ルールそのものも前近代的な欠陥を残したままになっている。有権者・国民の覚醒による日本の司法改革が強く望まれる。

 

(関連)(報告)(4.8)大津波の警告を葬った東電と国(添田孝史さん講演)+ 昨今の原発・被ばく情報(セシウム・ボール他) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-706a.html

 

(参考)福島原発事故損害賠償「なりわい訴訟」福島地裁判決:この判決のどこが問題か=日本の司法・裁判所は、何故、原発事故被害者をきちんと救済しないのか!? いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-ea50.html

 

(参考)(報告)(9.28)原発損害賠償請求 千葉訴訟判決報告集会:許せない判決です=衆院選時に実施される最高裁判事の国民審判では候補者全員に「×××××」を! 「国民審判」一揆を起こしましょう!  いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-a750.html

 

(参考)福島原発事故損害賠償訴訟 前橋地裁判決:日本の裁判所・裁判官は、何故に理不尽極まる原発事故の被害者に対して人権救済の道を開かぬのか!? これは明らかに「不当判決」である いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-fcf7.html

 

 <その他関連サイト>

(1)「国と東電 事故直視を」、原発避難訴訟 控訴審、住民ら訴え(東京 2018.3.9

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201803/CK2018030802000253.html

(2)「原発支援の金あるなら賠償に」国会で東電を猛非難 テレ朝

 http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000124957.html

(3)原発「警戒区域」の人々を襲う果てなき苦悩 故郷に戻るも離れるも茨の道 週刊女性PRIME [シュージョプライム] YOUのココロ刺激する

 http://www.jprime.jp/articles/-/12157

(4)原発訴訟で「低額の賠償判決」が相次ぐ理由 震災と復興 東洋経済オンライン

 http://u0u1.net/JEUQ

(5)原発訴訟担当トップに検事就任 原子力規制庁が発表 共同通信 沖縄タイムス+

 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/231810

 

(6)誠実な対応求め、原発訴訟原告が東電に申し入れ OurPlanet-TV

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2238

(7)住宅無償提供が3月末で終了! 避難指示区域解除で「加害者」の補償責任「解除」に——帰還か困窮か、追いつめられる避難者たち「私たちは責任追及の手をゆるめない!」 IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/367423

 

(8)新潟水俣病 2審も賠償認めず〜東京高裁 OurPlanet-TV

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2237

(9)新潟水俣病:2審も国の賠償責任認めず 東京高裁 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180323/k00/00e/040/299000c?fm=mnm

草々

2018年4月19日 (木)

本日(4/19)のいろいろ情報:「裁量労働制」完全完璧批判(上西充子法政大学教授)& ガンバレ「憲法くん」(松元ヒロさん)& 差別の上塗り(斎藤美奈子さん)他 必読情報イロイロ

前略,田中一郎です。

(新聞をとるなら東京新聞です)

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.(5.17)ポスト安倍政権の対抗軸|イベント|New Diplomacy Initiative(新外交イニシアティブ)

 http://www.nd-initiative.org/event/5155/

 

2.キャンペーン · 財務省は、セクハラ告発の女性に名乗り出ることを求める調査方法を撤回してください!! · Change.org

 http://ur0.link/JCDp

 

(関連)財務省:福田次官が辞意表明 セクハラ発言疑惑

 https://l.mainichi.jp/ylPRZXJ

 

3.アベはもうじきおしまいだ、マリリンモンロー ノーリターン - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=d4HiKH9dzIo

 

(関連)内閣支持率26.7% “発足以来”最低に|日テレNEWS24

 http://www.news24.jp/articles/2018/04/15/04390599.html

(関連)女性の内閣支持率30%割れセクハラ疑惑影響 共同・世論調査スポニチ Sponichi Annex 社会

https://www.sponichi.co.jp/society/news/2018/04/16/kiji/20180415s00042000460000c.html

 

4.(4.27)立憲デモクラシー講座「働き方改革という策略ー裁量労働制と高度プロフェッショナル制度をめぐって」上西充子

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1523179505832ylaur

 

5.「とめよう東海第二原発首都圏連絡会()」結成は

 5月21()17時より記者会見、18時より結成大会

 (会場:「スペースたんぽぽ」、もう少し広い会場も検討中)

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本日(4/19)のいろいろ情報です(メール転送を含む)。

 

 <別添PDFファイル>

(1)差別の上塗り(斎藤美奈子 東京 2018.4.18

(2)裁量労働制を問い直せ(上西充子『世界 2018.5』)

(3)注目の人 インタビュー:中西充子法政大学教授(日刊ゲンダイ 2018.3.23

(4)裁量労働「満足」でも懸念複数、13年調査の自由記入 機構が公表(朝日 2018.4.18

(5)「残業代ゼロ」も導入ありき? 「現行維持」7割なのに「ニーズある」(東京 2018.4.17

(6)正社員の待遇下げ格差是正、日本郵政、一部の住居手当廃止へ、正社員危機感も(朝日 2018.4.13

(7)お笑いで権力斬る芸人 松本ヒロさん、「憲法くん」に魂込め20年(東京 2018.4.14

(8)「官邸前抗議に過剰警備」弁護団が批判(東京 2018.4.6

(9)相次ぐ隠蔽、捏造、改ざん、政治を誤解した政権の末路(山口二郎 『週刊東洋経済 2018.4.21』)

10)安保法 違憲部分見直し、希望・民進、基本政策案を了承(日経 2018.4.13 他)

 

1.(別添PDFファイル)差別の上塗り(斎藤美奈子 東京 2018.4.18

「sabetunouwanuri_saitouminako_tokyo_418.pdf」をダウンロード

 東京新聞に毎週1回掲載される斎藤美奈子さんのこの欄の記事は必ず見ています。いつも着眼点と歯切れがいい時評記事で、なかなかのものです。ところで、財務ショーの福田淳一事務次官、やめましたよ。このままじゃ、いつぞやの「ノーパンシャブシャブ」大蔵省時代丸出しですから、再びいつ何時、省庁解体の憂き目となってもおかしくありません。男尊女卑セクハラ居直り省で、この問題もお得意の「公文書改ざん」方式で乗り切るつもりだったのかもしれませんネ。

 

 アホウ財務大臣が「申し出てこないとどうしようもない」などと発言していたようですが、「どうしようもない」のはアホウ大臣や財務ショーの元来の体質、被害者の女性の申し出とは関係がありません。下記の昨日の日刊ゲンダイの記事がこの「犯罪」の要点を見事にズバリと批判していますので、ぜひお読みになってみていただければと思います。大手メディアの記者クラブの支配権力との癒着・なれあいや、財務省の人事の予定(福田次官の後ガマは既に決まっていて、そいつに公文書改ざんの責任(処分)をとらせたくない)から福田次官をやめさせられないなど、あまりに見苦しい「財務省オレサマ事情」が福田次官の処分を阻んでいたようです。

 

(関連)セクハラ次官を許すのか 問われる忖度大マスコミの覚悟|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227417

(関連)セクハラ否定で炎上も…福田次官を切れない安倍政権の事情|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227419

 

2.(別添PDFファイル)裁量労働制を問い直せ(上西充子『世界 2018.5』)

「nakanisi_sekai_20185.pdf」をダウンロード
 https://www.iwanami.co.jp/book/b358258.html

 

(田中一郎コメント)

詐欺行為と手抜き仕事が横行している厚生労働省が作成したデキソコナイのインチキ資料で、働く者たちの権利を完璧に奪い、残業代も支払わずにトコトンこき使えるような、新「牢獄労働基準法」ならぬ「働かせ方改悪」法案を押し通そうとした安倍自民党政権、しかもその残業時間の上限を過労死の水準まで法律で引き上げてしまうという破廉恥ぶりである。これまで汗水たらして生活費を稼いだ経験のないような自民党の「おぼっちゃま2世・3世」のゴロツキ・タカリ議員どもが、この悪法案を、いつもカネと支援を自民党にくれる財界企業群に尻尾を振るために押し通そうとして失敗したというのがその実態だ。

 

しかし、厚顔にも安倍政権は、裁量労働制こそ法案から撤回削除したものの、高度プロフェッショナルや残業時間上限の法定化、あるいは尻抜けだらけの同一労働同一賃金を盛り込んだ「働かせ方改悪」法案を閣議決定している。日頃、選挙投票などには行かないマヌケの有権者・国民をだまして、日本の労働環境を一気に「工場法」制定前の100年以上前に戻してしまえと言わんばかりである。「バックトゥーザパースト」みたいに過去に戻れる一種のタイムマシン法案=労働者権利完全はく奪法案である。「愚民はつべこべ言わずにせっせと働けばいいい」という安部自民党政権のホンネが透けて見えている。

 

それにしても、経団連や経済同友会などに集まっている日本の大企業の経営者どもは、ずいぶんと質が低下したものである。経営能力など皆無の、ただのボンクラ・世当たり上手のクソ経営者ばかりになってしまった観がある。一昔前の経営者がよかったと言うつもりはないが、それでも彼らの多くは、従業員の生活や労働条件あるいは福祉の向上は、いわずもがなの自らの使命として心得ていたように思うし、会社が危機に陥っても、従業員の処遇に手を付けることは最後の最後にしなければならぬ、それが経営者の矜持である、くらいの観念はあったのではないか。

 

今日の「ノーナシ・無責任の言い訳上手」の経営者どもの見苦しき「素質」は、私が所属していた会社の経験から言っても、会社内でのキャリア形成のカルチャーの中で、まるでヌカみその中のデクノボウ大根のように、じっくりと醸成されてきたように思えてならない。今日の日本経済の苦境の大きな原因の一つは、この経営者の資質の劣化にあり、それが巨大組織における無責任の伝統と相まって、ひどい状態が生れていると私は考えている。生身の人間がやっている経済を、あまり現実とかけ離れた議論でごまかさない方がいいということは、今日の日本の大学に数多いる世間知らずの経済学者どもにシカと申し送りしておきたいことだ。

 

(関連)「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律案要綱」(「働き方改革推進法案要綱」に対する意見書:日本労働弁護団

会長 徳住堅治 2017119日)

 http://urx.mobi/JCQ9

 

(下記は批判的な観点をもってご覧ください)

(参考)働き方改革法案で、やはり骨抜きになった「同一労働、同一賃金」冷泉彰彦 コラム ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2018/03/post-979.php

(参考)【明日から通常国会】働き方関連法案を整理してみる - 働き方改革応援団!

 http://www.rows.jp/2018/01/21/170623

 

 ここにご紹介する上西充子法政大学教授は、この法案が出てくる前の早い段階から立憲民主党と協力しながら、法案のみならず、その法案を巡るすべてのことに目を通して、その出鱈目さ加減を徹底的に、しかもグーの音もでないくらいまでに論理的実証的に明らかにして見せ、ほぼ完ぺき・完全な批判をしてくれた先生だ。この岩波月刊誌『世界』(2018/5)の論文はその完成版に近い逸品である。必読です。下記にはその一部を書き出して紹介するとともに、上西充子法政大学教授関係の報道記事も若干ご紹介しておきます。

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(中略)本稿ではこのような情勢下で、改めて裁量労働制を問い直す。特に今回、拡大が見込まれていた、企画業務型裁量労働制に焦点を当てる。まず裁量労働制とは何か、どう拡大しようとしていたか、その概略を整理した上で、安倍政権が裁量労働制の弦大を進めるために国会答弁で用いた三つの論拠を批判的に検討する。裁量労働制の方が労働時間は短いとした「ねつ造データ」、裁量労働制の適用者の満足度は高いという調査結果、そして厳しい指導ができている実績のように語られた野村不動産への特別指導の三つである。

 

(中略)日本労働弁護団は裁量労働制を「定額働かせ放題」と批判しているが、まさに残業代を気にすることなく長時間働かせることができてしまう制度であり、これまでは違法な不払い残業であったものを合法化できてしまう制度だ。そのため現在の労働基準法では、業務の性質上、その遂行方法を大幅に労働者の裁量に委ねる必要があるため、当該業務の遂行の手段および時間配分の決定等に関し使用者が具体的な指示をしないこととする業務に限定されている。具体的には専門業務型裁量労働制と企画業務型裁量労働制の二種類であり、今回の法改正で拡大がねらわれていたのは後者だ。

 

(中略)専門業務型は一九八七年の労働基準法改正によって、企画業務型は一九九八年の同法の改正によって、導入された。適用対象者数を厚生労働省は公表してこなかったが、日本共産党の小池晃議員が昨年六月に国会で公表を求め、今年の三月五日に初めて公表した。それによれば・・・・・・

 

(中略)この企画業務型裁量労働制について、働き方改革関連法案の要綱では二類型の追加が予定されていた。一つは「事業の運営に関する事項について繰り返し、企画、立案、調査及び分析を主として行うとともに、これらの成果を活用し、当該事業の運営に関する事項の実施状況の把握及び評価を行う業務」である。もう一つは「法人である顧客の事業の運営に関する事項についての企画、立案、調査及び分析を主として行うとともに、これらの成果を活用し、当該顧客に対して販売又は提供する商品又は役務を専ら当該顧客のために開発し、当該顧客に提案する業務(主として商品の販売又は役務の提供を行う事業場において当該業務を行う場合を除く。)」というものだ。

 

どちらも対象範囲が曖昧で、幅広くホワイトカラーに適用されるおそれがある。嶋崎量弁護士は、前者については、「係長」や「チームリーダー」程度の者も含み、さらに広く見れば、あらゆるホワイトカラー労働者がこの適用対象に含まれると扱われる可能性があると指摘している。後者についても嶋崎は、法人相手の営業職は、すべて対象とされると考えて良いだろう、と判断している。そして嶋崎は、このような裁量労働制の拡大をねらう意図として、現在はグレーな運用を行っている制度について、合法化するねらいがあると指摘する。一定の管理職を労働基準法上の管理監督者として扱って残業代ゼロとしている運用や、営業職を「事業場外みなし労働時間制」や固定残業代制度の悪用によって残業代ゼロとしている運用が、裁量労働制の適用により合法化できる、というねらいだ。

 

裁量労働制は高度プロフェッショナル制度とは異なり年収要件もないため、この対象拡大が実現すれば大きな影響をもたらす可能性がある。にもかかわらず、いや、だからこそと言うべきだろう、安倍政権は裁量労働制の拡大が働き方改革関連法案に含まれることを、極力隠してきた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(そもそも、相当に高額の水準で給与を得ているという「所得条件」を設けないまま、1987年と1998年に裁量労働制を法制化していること自体が大問題である。過去にさかのぼり、この法規制も撤廃ないしは修正されるべきである。ところで、こんな法制度があるのは知らなかった。働く者の権利に着目した労働法制についての勉強会をもっと社会に広げていくべきでしょう。:田中一郎)

 

(関連)注目の人 インタビュー:中西充子法政大学教授(日刊ゲンダイ 2018.3.23

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225610

(関連)(別添PDFファイル)「残業代ゼロ」も導入ありき? 「現行維持」7割なのに「ニーズある」(東京 2018.4.17

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2018041702000168.html

 

(関連)(別添PDFファイル)裁量労働「満足」でも懸念複数、13年調査の自由記入 機構が公表(朝日 2018.4.18

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13455877.html

(関連)働き方改革に関するトピックス:朝日新聞デジタル

 http://urx.mobi/JCSN

 

 上記の朝日新聞の記事にある「労働政策研究・研修機構」(JILPT)は、上記でご紹介した上西充子法政大学教授の『世界』論文の中にも出てきます。安倍政権や厚生労働省が、ここの調査結果を如何にご都合主義でつまみ食いをし、裁量労働制が持つ多くの懸念や問題点を如何に隠蔽したかが、この調査の調査方法にまでさかのぼって、わかりやすく説明されています。(さすがですね。批判をするときは、ここまでしないといけませんね。頭が下がります)

 

3.「働かせ方改悪」法案関連サイト

 このロクでもない法案だけでも安部自民党政権を退陣に追い込めるハズです。立憲民主党や共産、社民や自由の各野党は有権者・国民・市民、とりわけ働く人たちとがっちり連帯して頑張っていただきたい。そして安倍政権・首相官邸と内通して、裏切り・背信の「条件交渉」なんぞをやっている御用組合「連合」の執行部を、労働組合から叩き出しましょう。今や御用組合「連合」を分裂に追い込むことが、今日のどうしようもない事態の改善に大きく寄与すると思われます。

 

(1)「高プロはスーパー裁量労働」野党が批判 働き方法案、成立見通せず 過労死遺族も反発:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13440241.html?ref=nmail_20180407mo

(2)厚労相、過労死いつ把握 特別指導資料、黒塗り解除応ぜず:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13445153.html?ref=nmail_20180411mo

(3)高プロ許せば働き方崩れると立憲民主幹部 共同通信 フラッシュニュース 沖縄タイムス+プラス

 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/233797

(4)高プロ導入に過労死遺族から反対の声 - 琉球新報

 https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-696218.html

(5)東京新聞 過酷労働の懸念拭えず 残業代ゼロ、月100時間上限 働き方法案提出 政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018040702000145.html

 

(6)「是正勧告」発言謝罪も公表は否定 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

 https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-696114.html

(7)東京新聞 東京労働局長を更迭「是正勧告」発言 減給処分 政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018041102000264.html

(8)東京新聞 働き方法案の成立不透明 森友、日報隠蔽で国会混迷 政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018040702000141.html

(9)働き方、会期内成立厳しく 法案審議入り遅れの見通し - 琉球新報

 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-699746.html

10)働き方法案、国会提出 「高プロ」、野党反発「残業代ゼロ」:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13440309.html?ref=nmail_20180407mo

 

11)特別指導経緯、開示拒む 厚労相、過労死は認める 野村不動産:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13445047.html?ref=nmail_20180411mo

12)労災申請知った時期、説明拒む厚労相 野村不動産過労死:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4B5H8CL4BULFA01F.html?ref=nmail

13)クローズアップ2018:法案閣議決定「働かされ放題」の恐れ 高プロ 対象者警戒 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180407/ddm/003/010/149000c?fm=mnm

14)はたらく:細切れ仕事 経験者が活躍 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180416/ddm/013/100/055000c?fm=mnm

 

●非人道的な過労死隠しか! 野村不動産の過労死を加藤大臣が知ったのはいつか! 厚労省・福田祐典健康局長のセクハラ問題に野党が迫る!~働き方改革虚偽データ疑惑・野党合同ヒアリング IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/417699

 

(野村不動産の過労死の事例が表面化するとまずいので、それを隠蔽する目的も兼ねつつ、これを厚生労働省・労働監督局の「適切で強い行政指導」の事例として「逆利用」しようとした浅はかなる政治家と厚労省官僚の「タヌキの尻尾」が見えました、という話です。マヌケが嘘をつくとこうなるの典型かもしれません。しかし、いくらマヌケのタヌキどもとはいえ看過できるものではありません。ヘボな方法でマスコミの追及を抑え付けようとした東京労働局長を更迭するだけで許される話ではないのです。安倍晋三の「裾払い」役の加藤勝信厚労大臣のクビを出せ! (これもまた朝日新聞のスクープ記事が内情暴露の契機になりました。「お手柄」の続く朝日新聞もがんばっとるようです):田中一郎)

 

4.正社員の待遇下げ格差是正、日本郵政、一部の住居手当廃止へ、正社員危機感も(朝日 2018.4.13

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13448550.html

 

(関連)手当廃止、正社員危機感も 日本郵政 他企業に広がる可能性 朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13448430.html

(関連)「日本郵政の手当廃止」が示す正社員の未来 検証!ニッポンの労働 東洋経済オンライン

 http://urx.mobi/JD1M

 

(田中一郎コメント)

郵政「民営化」の成れの果てともいえる話である。「民営化」とは一部大株主や経営者による組織の「私物化」のことを意味し、また「規制緩和」とは、企業者・事業者の「やりたい放題・迷惑かけ放題」を意味するということが、こうした事例でよく理解できるだろう。市場原理主義とは、一握りの人間たちの利益を最優先するためのご都合主義の屁理屈集合体のことであり、こんなものを信じて「民営化」だ「規制緩和」だなどと未だにほざいている連中のことを「市場原理主義アホダラ教」信者という。

 

ともあれ、日本郵政に働く全労働者は、一致団結して、経営側がこの不当な方針を撤回するまで「無期限スト」に突入したらどうか。「民営化」で唯一可能になったのが「争議権」=ストライキ権ぐらいのものでしょうから、それを存分に発揮すればいい。経営側がこういう理不尽な提案を出してそれに固執したら、それによるコスト削減のメリット以上の巨額損失を経営側にもたらすのだということを思い知らせてやれば、二度としなくなるでしょう。もし、オレはカンケーネーなどと利己主義を決めてスト破りなどをしていれば、それは経営側の「思う壺」であり、そのうちに時期を見て、身ぐるみはがされて路頭に放り出される日も近いと見ておいていいだろう(既に今回の住居手当の他に寒冷地手当もカットされ、更に扶養手当もカットされようとしている)。働く者は経営側の「専制」に額づく賃金奴隷ではないということを、しっかりと見せつけることが、低賃金・劣悪労働条件のどん底への転落を回避する唯一の道である。白戸三平の漫画「カムイ伝」でも読んで頑張っていただきたい。

 

5.弱体化する政権の命綱「アベノミクスの成果」も“都合のいいデータ”で作られた幻想だった!?(週プレNEWS - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180418-00103082-playboyz-pol

 

6.大学授業料「出世払い」案に財務省難色 「格差広がる」:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4K5D25L4KULFA01Z.html

 

(田中一郎コメント)

 記事によれば「政府が導入を検討する大学の授業料の後払い制度について、財務省は17日の財政制度等審議会(財政審)で「高所得世帯に便益を与えることになり、格差を拡大させる」として難色を示した」とある。しかし海外では、多くの国で大学の授業料は無料、ないしは非常に低額で、日本の(公立・私立如何にかかわらず)大学のようにべらぼうに高額の授業料や入学金を徴収している国はない。それで、そうした海外の諸国において、大学の授業料が格差拡大の原因になっていると問題になった話は聞いたことがない。むしろすべての若者に、少なくとも経済面では負担をかけずに門戸を開くことにより、優秀な若者が相応の学歴を得て社会で活躍できる機会が与えられるということで、いわゆる社会的流動性が高まり、格差の解消につながっているのではないかと思われ、事の真実は財務省が言うこととは真逆である(また、日本も昭和の時代までは、そうした形を国公立大学が用意することで、社会的流動性を確保していた)。この財務省の見解を示した責任者を更迭・降格せよ。

 

7.(別添PDFファイル)お笑いで権力斬る芸人 松本ヒロさん、「憲法くん」に魂込め20年(東京 2018.4.14

「matumoto_hiro.pdf」をダウンロード
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2018041402000159.html

 

(関連)ひと:松元ヒロさん=憲法を題材に一人芝居を続けて20年 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20170511/ddm/008/070/066000c

 

8.(別添PDFファイル)「官邸前抗議に過剰警備」弁護団が批判(東京 2018.4.6

 https://www.nikkansports.com/general/news/201804050000709.html

 

(関連)官邸前抗議活動への警察警備に不満呈した山本太郎議員が周辺道路の開放を要求、国会で BN政治ニュース

 http://www.buzznews.jp/?p=2116142

 

(タロー君、ありがとう。他の野党議員もタロー君の後に続いて、どんどん言ってちょうだい! 自民党の議員などは国会周辺ではデモや抗議行動は厳しく禁止にしろ、などと言うとるのもいるらしいから。何しろ次期総理だとマスごみ達が囃し立てる石破茂なんぞは、抗議行動がテロまがいの行為だなどとほざいていた。それと、衆参両院の議員会館のガードマンによる言論妨害もやめさせていただきたい。九条バッチを付けていたら、はずさないと中に入れない、などと言うておるぞ。:田中一郎)

 

(関連)特定秘密保護法反対デモはテロ?騒音?石破茂氏発言騒動から透ける、同法の本質的危うさ ビジネスジャーナル

 http://biz-journal.jp/2013/12/post_3580.html

(関連)9条タグ着用 国会、議員会館への入館X(東京新聞 2015.10.7

 http://urx.mobi/JDh3

 

9.安倍政権 末期症状観察記

 直近の報道からご紹介しておきます。早く息の根を止めて差し上げましょう。(下記のうち、(10)の日刊ゲンダイ記事は必読です)

 

(1)(別添PDFファイル)相次ぐ隠蔽、捏造、改ざん、政治を誤解した政権の末路(山口二郎 『週刊東洋経済 2018.4.21』)

 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/17914

(2)「今の状況、疑惑のもぐらたたき」立憲・辻元氏が批判:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4K5FCZL4KUTFK00Y.html

(3)「野党は腹を決めて安倍内閣に引導を」自由・小沢代表:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4K6JQ3L4KUTFK01W.html

(4)モリカケ疑惑の司令塔はやはり官邸?財務事務次官セクハラも泥沼化 週刊朝日AERA dot

 https://dot.asahi.com/wa/2018041700004.html

(5)安倍首相、「内閣総辞職ではなく解散総選挙」を示唆か…永田町で多用される「総理の意向」 ビジネスジャーナル

 http://biz-journal.jp/2018/04/post_23004.html

 

(6)安倍政権に見る「永田町の闇」と「官僚の悲哀」 国内政治 東洋経済オンライン

 http://urx.mobi/JD2b

(7)安倍内閣支持率ついに30%割れ 政権ブン投げは時間の問題|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227283

(8)疑惑を抱えた2人が何を? 世にもおぞましい日米首脳会談|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227279

(9)小泉純一郎氏が安倍首相へ引導「もう引き際」「バレてる嘘をぬけぬけと…」独白55分(AERA dot.)「本件は首相案件」。嘘が次々と暴かれ、森|dメニューニュース(NTTドコモ)

 http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2018041500015

10)(必読)予断許さぬ最終攻防 まだ3割もいる安倍シンパたちの正体(日刊ゲンダイ)赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/249.html

 

4月前半 世論調査】内閣不支持 50%超。「安倍氏が信頼できない」多数。支持政党は自民安定 選挙ドットコム編集部 http://go2senkyo.com/articles/2018/04/17/35609.html

 

(これじゃ、ダメよ。安倍晋三に代わって石破茂では何にも変わらない。同じことの繰り返しだ。有権者・国民・市民、早く目を覚ませ! :田中一郎)

 

10.(別添PDFファイル)安保法 違憲部分見直し 希望・民進 基本政策案を了承(日経 2018.4.13他)

 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2931682012042018PP8000/

 

(関連)民進・希望、5月の新党目指す、野党再編、背中押す「連合の事情」(『日経ビジネス 2018.4.16』)

 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/NBD/15/depth/040900993/?ST=pc

 

(田中一郎コメント)

 支持率1%にも満たない民進党の残党と、これまた支持率1%そこそこの「希望という名の絶望の党」が、来年の地方選・参議院選のための「選挙互助会」をつくるのだと相談を始めたという記事だ。有権者・国民のことや、自民党政治に代わる政治をどう創るのか、などはどうでもよくて、とにかく自分たちの議員としての地位だけは保持したい一心で「烏合の衆の会」を結成するのだそうである。自民党がやることに些末なケチをつけては、ちょっと修正して自分たちの存在をアピールし、大筋は自民党政治とちっとも変わらぬことを屁理屈や言葉遊びで厚化粧して、これまた有権者・国民をだますのである。要するに自民党政治を支えるものたちのための政治を、自民党を補完しながら続けていくための「ニセモノ野党」創りということだ。以下、記事の若干部分を私なりに読み込んでみよう。

 

*「安保関連法について「違憲と指摘される部分を削除することを含め、必要な見直しを行う」と指摘した。「専守防衛を堅持する」とも記したが、安保法のどの部分が違憲に当たるかは示さなかった」

 

⇒ アベ政権の安保法ならぬ「アメリカの手下戦争幇助法」は、そのトータルが違憲であり、廃棄以外にあり得ない話である。この連中の狙いの主眼は「安倍戦争法」を存続させることにある。

 

*「自衛権を行使できる限界を曖昧にしたまま9条に自衛隊を明記することは認めない」と、自民党の改憲案に反対する姿勢を明確にした。

 

⇒ 「自衛権を行使できる限界を曖昧にしなかった」ら9条に自衛隊を明記していいのか? 「曖昧」などという言葉が「曖昧」だ。

 

*「エネルギー政策を巡っては「原発に依存しない社会の実現に向け、明確な現実的シナリオを提示」すると明記。いつまでに「原発ゼロ」を達成するかは示していない。」

 

⇒ 原発に依存しない社会なんて既にできているではないか。福島第1原発事故以降の7年間超もの間、ほとんどの原発は稼働しないでも何の問題もなかった。何を今さらである。かようなことを書いているのは、原発にしがみついて、これからも原発を温存していくという本音を隠したいだけの話。事実、例えば茨城県では、原子力ムラ企業の日立製作所の御用労組をバックにした民進系の地元議員たちが東海第2原発の再稼働をはじめ、原発・核燃料サイクル推進で、保守系の地元議員よりもより露骨に原発推進の旗を振っている。ふざけんな、という話だ。

 

*「党綱領の骨子案は「国民全世代の生活を向上させる中道民主政党を結党する」ことを基本理念に据えた。「人への投資を重視し、公正な再分配により、持続可能な経済を実現する」と訴える。」

 

⇒ 「人への投資」などといいながらダム建設に励んだ民主党政権時代は「人からコンクリートへ」を遂行しながら、建前はそれをひっくり返した「口先やるやる詐欺」のスローガンだった。「国民全世代の生活を向上させる」「公正な再分配」などと言いつつ、タックスヘイブンや大企業・富裕層の特権的税負担軽減や納税回避行為をそのまま放置して、消費税増税を打ち出す始末。結局、この連中が言う「中道民主政党」とは、中途半端な自民党補完政党のことであり、財界などの支配者たちも、この政党だったら(今は質的に劣化がひどい)自民党に代えて一時的に政権を持たせてやっても仕方がないか(でも、立憲民主党や共産党などが改革派市民と組んだ新政権だけは絶対にまかりならん、それを阻止するためにも、この程度の御用政党は目をつむっておくか)との思惑もあり、結構、日本経済新聞という財界御用新聞に肯定的に記事が載る。

 

11.日刊IWJガイドより

(1)日刊IWJガイド・番組表「<録画配信・岩上安身のインタビュー>本日19時『スラップ訴訟!LEGAL TERRORISMの危険性を訴える!岩上安身によるジャーナリスト烏賀陽弘道氏インタビュー・パート1』を配信します!/<おわびとお知らせ>『岩上安身による「

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/35733

 

(2)日刊IWJガイド・番組表「国際法違反のミサイル攻撃の根拠となった『化学兵器使用』の真偽は! 本日19時より『アルジャジーラの偏向元シリア大使が重要証言 ~岩上安身による国枝昌樹氏インタビュー』を再配信します!/<新記事紹介>国際秩序の大変動期に中

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/35705

 

(3)日刊IWJガイド・番組表「本日1930分!『首相案件』は決定的か! 住民訴訟で加計学園問題を追及する!岩上安身による『今治加計獣医学部問題を考える会』共同代表・黒川敦彦氏、日野市民法律事務所・加藤慶二弁護士、弁護士法人東京表参道法律事務所・岸本英嗣弁

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/35714

草々

 

2018年4月17日 (火)

タックスヘイブンを利用して兆円単位の税金逃れをしている大企業や大金持ちがいるのに、生活保護家庭を狙い撃ちで「嫌がらせ 兼 追い払い瀬戸際作戦」政策でいじめ抜く自民党政権の悪辣さ

前略,田中一郎です。

(みなさま、新聞をとるなら東京新聞です)

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

●(別添PDFファイル)生活保護「薬局一元化」の波紋、負担増「生活に悪影響」、厚労省推進 医療費抑制の施策(東京 2018.4.16

「yakkyokuitigenka_tokyo.pdf」をダウンロード
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2018041602000141.html

 

東京新聞の「こちら特報部」の記事は、新聞ジャーナリズムが生きているいい記事が日々掲載されていますので、私も毎日欠かさず目を通していますが、このほど、生活保護の制度運営について、またぞろ許しがたい「嫌がらせ政策」の記事が掲載されました。読みながら、こんなことは許せんな、と思った次第です。明らかな基本的人権である生存権の侵害行為です。この国は、経済的弱者に対しては、どんな邪悪な政策を行っても、社会的に問題にならない国なのでしょうか? 

 

福島第1原発事故で賠償金を受け取っておられる方々や、区域外から避難・移住をされ(賠償・補償の対象から外されているために)経済的に苦境にある方々に対しても、理不尽極まる嫌がらせやバッシングが行われているのですが、それと同じように、さまざまな理由で生活保護を受けなければいけない方々に対して、制度運営に責任のある行政の側が、こうした「優越的地位を濫用」したような「いやがらせ・追い払い瀬戸際作戦」のような政策を「狙い撃ち」で行うことは、明確な違憲行為として取り締まるべきではないかと思います。

 

記事には次のように書かれています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「生活保護費は二〇一五年度で総額約三兆七千億円だったが、うち医療費に当たる「医療扶助」が約一兆八千億円と半分近くを占める。そのため政府は医療費を抑制しようと、受給者に安価なジェネリック医薬品(後発薬)の使用を原則化するなど、さまざまな施策を打ち出している。薬局一元化もその一環だ。

 

「薬局への交通費が出ないことで、通院や服薬を抑制する事態も出てきかねない。受給者の生命や健康が害される」。弁護士らでつくる支援団体「生活保護問題対策全国会議」事務局長の小久保哲郎弁護士はそう強調する。「医療費の抑制や副作用の防止を訴えるならば、国民全体を対象にすればいい。生活保護の受給者だけに一元化を強いることは許されない」

 

都内の自治体で長く生活保護のケースワーカーをしていた田川英信氏は、厚労省が主張する「重複処方の防止」に疑問を呈する「私が現役の時にいた事務所で約二千世帯を担当していたが、薬の重複処方は年に一回あるかないか。そもそも薬の管理は、薬の名前などを記録する『お薬手帳』というものがあるのだから、積極的に活用しましょうと受給者に呼び掛けるだけで十分に対応できる」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

お二人のおっしゃる通りではないでしょうか。他の手段があるのに、どうしてそれを使わないのでしょうか。何ゆえに生活保護世帯だけを「狙い撃ち」にするのでしょうか。この記事によれば、そもそもこうしたことを決める審議会や委員会に生活保護受給者の代表が当事者として全く参加しておらず、意見も聞かれていないで、予断と偏見の塊のようなロクでもない委員たちが、政府・厚生労働省の意図を忖度して拙速に決めてしまっている様子がうかがえます。

 

しかし、この記事のその後は次のように続きます。

「受給者、支援者らは三月二十九日に高木美智代副大臣と面会し、薬局一元化、生活扶助引き下げなどを実施しないよう求めた。高木厚労副大臣は四十五分間、受給者らの話をきいたものの「保護の見直しは妥当」と動じなかった。」

 

この高木美智代厚生労働省副大臣とは下記のウィキペディアの通りです。何と自民党ではなく公明党の政治家ではないですか! かつて「平和と福祉の党」などと言っていた、あの公明党とは思えないようなこの態度のかたくななまでの劣悪さは一体何なのでしょうか!? 少し前の石井啓一国交相(下記の日刊ゲンダイ記事を参照)といい、コイツといい、今日の公明党の体たらくたるや自民党以上のものがあります。「平和と福祉の党」は今や自民党の下僕となり「平和と福祉の踏みつぶしの党」に成り下がってしまいました。自民党と共に許せないタカリ政治家どもの集団です。

 

(関連)高木美智代 - Wikipedia(衆院比例・東京ブロック、元聖教新聞記者)

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%9C%A8%E7%BE%8E%E6%99%BA%E4%BB%A3

 

(関連)国交相はゴミ再調査せず 公明党は森友問題にポーズだけ|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225381

 

ところで、厚生労働省は卑劣にも、今回記事に載った「薬局一元化」については「各自治体の判断だ」として、その責任を回避し、苦情処理や個々の対応策も含め、その尻を現場自治体に丸投げするという無責任な態度で臨んでいます。これもまた許しがたい態度と言わざるを得ません。このメールの表題にも書きましたように、財政赤字の穴埋めを、何ゆえに、ただでさえしんどい生活の中で経済的に追い込まれている生活保護受給者にしわよせするようなことをするのでしょうか。

 

金額も全部トータルしても大した金額ではなく、これによって財政赤字の度合いが改善するはずもないような金額です。財政支出をカットするのなら、金子勝慶應義塾大学教授が下記で述べるように他にいくらでもカットすべきものがありますし、そもそも財政赤字の累積の原因は、毎年毎年、巨大企業や富裕層のタックスヘイブンなどの利用による巨額の納税回避行為を許しているからであり、あるいは、租税特別措置や税法上の特例措置などにより、同じく巨大企業や資産家層の納税負担を軽減しすぎている点にこそあります。それを是正するどころか、法人税減税やエコカー減税など、必要のない税政策を追加して、より事態をひどくしているのが今日の自民党政権です。タックスヘイブン対策など、どこ吹く風で、まもなく庶民いじめ・弱者いじめの消費税増税を行おうとしています。

 

繰り返しますが、生活保護は「最後のセイフティネット」として、日本国憲法が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」を得るためのものであり、それは「権利」として保障されているものです。決して政府や自民党の政治家ども・あるいは霞が関の官僚どもの「施しもの」「賜りもの」ではないのです。すべての受給資格者は堂々と受給していいものであって、制度の主旨も理解していないようなノータリンのゲスのような人間達からトヤカク言われるようなものではありません。まして、この間の一連の「嫌がらせ 兼 追い払い瀬戸際作戦」政策など、許されるものではないのです。

 

関係する報道などを若干、ご紹介しておきます。

 

 <別添PDFファイル・関連サイト>

(1)(別添PDFファイル)これが国か(宇都宮健児『週刊金曜日 2018.3.16』)

 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002519.php

(2)(別添PDFファイル)「個人の尊厳」、生存権が求められている(竹信三恵子 『生活と自治 2018.2』)

「takenobu_seikatutojiti.pdf」をダウンロード
 https://seikatsuclub.coop/seikatsujichi/

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(3)オスプレイは1200億円 生活保護費160億円減は必要なのか|金子勝慶應義塾大学教授 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225493

(4)生活保護受給者にかかりつけ薬局=副作用防止へ服薬管理一元化-厚労省|時事通信ニュース|時事メディカル

 https://medical.jiji.com/news/10799

 

(参考)健康で文化的な最低限度の生活 6-柏木ハルコ/著(小学館)

 http://ur0.biz/JBin

(いろいろ考えさせられるマンガです。決してリベラルな内容ではありません。現在1巻~6巻まで刊行されています。:田中一郎)

 

(追1)みなさまにお勧めです。

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(1)みなさまに『週刊金曜日』の定期購読のお願いです。『週刊金曜日』は企業や政府などの広告・宣伝収入を拒否し、みなさまの購読料やカンパなどにより運営されている、日本では数少ないジャーナリズム週刊誌です。日本が今日のような状況に陥り、マスコミがこぞって「巨大ゴミ」(マスごみ)と化す中で、今や貴重なジャーナリズム雑誌となっています。昨今は、この雑誌が発足した当時と比べ、かなり定期購読者の数が減少し経営が厳しい状態にあります。みなさまの定期購読で、こうした雑誌の言論を支えていただきますようお願い申し上げます。

 

●(別添PDFファイル)読者の皆様へ(『週刊金曜日』発行人 北村肇)

「dokusyasama_kinn.pdf」をダウンロード

(関連)読者の方へ|週刊金曜日公式サイト

 http://www.kinyobi.co.jp/subscriber.php

 

(2)生活クラブ生協に加入しませんか?

 1カ月ほど前、下記の番組が放送されました。とてもいい番組で感動的でさえあったと思います。消費者が消費者主権を行使しながら生産者と連携して、安全で、高品質で、美味で、合理的な価格で、徹底した情報公開で信頼がおけて、フェアな関係で、継続性がある、そんな生産者と消費者のネットワークを創り上げる、まさのその「ドリーム」へのTRYの様子が伝えられていました。賢い消費者・選択する消費者から、さらに一歩進んで、創る消費者・(経済を)変える消費者への成長です。見ていて、関係当事者がとても楽しそうなのが何よりだと思いました。

 

 ちなみに私も生活クラブ生協の組合員で、毎週、生協の「消費財」を購入しています(生活クラブでは「商品」と言わずに「消費財」と言うそうです。「商品」とは「金儲けの手段」、「消費財」とは「生活の糧・生きるために必要な財」という説明がされていたように思います)。福島第1原発事故で、生活クラブ生協もたいへん苦しい思いをさせられたようですが、何とか乗り切って今日に至っているようです。みなさまも生活クラブ生協にお入りになりませんか?

 

(関連)TV番組「カンブリア宮殿」で生活クラブが紹介されました!(38日放送)|ニュース&トピックス|生活クラブ連合会

 http://www.seikatsuclub.coop/coop/news/201803tv.html

(関連)カンブリア宮殿【安心!絶品!究極のこだわり生協!楽々宅配&スーパー】 番組詳細 TVO テレビ大阪

 http://cdn.tv-osaka.co.jp/onair/detail/oaid=1254364/

 

(関連)デポーは生活クラブ生協のお店です|ご利用方法|生活クラブ東京

 https://tokyo.seikatsuclub.coop/guide/depot.html

(番組の最初の方に出てきました:番組の録画がネット上にないのが残念です)

 

(追2)アメリカへ渦中の人(=昭恵と柳瀬)をつれて逃亡する安倍晋三首相

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戦後サイテー・史上最悪の現政権は、愚劣極まる不正や不祥事を次々と発覚させても、それを改善・適正化・再発防止しようとする意思はない様子です。この政権は、一刻も早く追い払わなければいけません。

 

●安倍首相、米国へ出発 北朝鮮や通商問題を協議|BIGLOBEニュース

 https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0417/kyo_180417_9365951239.html

 

(関連)「今の状況、疑惑のもぐらたたき」立憲・辻元氏が批判:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4K5FCZL4KUTFK00Y.html

 

(1)安倍内閣支持率ついに30%割れ 政権ブン投げは時間の問題|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227283

(2)予断許さぬ最終攻防 まだ3割もいる安倍シンパたちの正体 |日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227334

(3)支持率「最低」でも選挙なら「微減」か 飯島勲氏「解散論」の真実味 J-CASTニュース

 https://www.j-cast.com/2018/04/16326296.html

(要するに、今の有権者・国民は「アホだ」ということか? ずいぶんとナメられたものだ)

 

(4)小泉純一郎氏が安倍首相へ引導「もう引き際」「バレてる嘘をぬけぬけと…」独白55 (1-2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

 https://dot.asahi.com/wa/2018041500015.html

(5)柳瀬元秘書官が漏らす 職員と「会ってないとは言えない」|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227339

(6)加計問題:今治市長「私どもは非公開」面会者など明かさず - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180416/k00/00e/040/229000c

(今治市民にお聞きしたいのだけれど、かような人物を市長にしておいていいの? あの加計学園に今治市のカネをいくらクレてやったの? 市民の貴重な財源を、あんな使い方をさせておいて本当にいいの? バカにされていますよ!)

 

(7)背任以外の何ものでもない 佐川前長官「立件見送り」の怪|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227281

(8)佐川前長官の立件見送りで再燃 大阪地検特捜部「不要論」|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227287

(9)「佐川氏、昭恵氏の記載認識」 財務省局長、答弁 森友文書改ざん:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13454239.html?ref=nmail_20180417mo

 

10)「お店の女性」でもアウトでは? 財務次官セクハラ否認の苦しさ J-CASTニュース

 https://www.j-cast.com/2018/04/16326281.html

11)東京新聞 野党、財務次官の更迭を要求 セクハラ疑惑で女性議員有志 政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018041301002126.html

12)財務省セクハラ否定 女性記者に調査協力要請という恫喝|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227338

13)安藤優子氏、セクハラ疑惑否定の財務省事務次官に困惑「いったんお認めになったのに スポーツ報知

 http://www.hochi.co.jp/entertainment/20180416-OHT1T50124.html

14)(別添PDFファイル)東京新聞 財務省調査方針に野党批判続出 セクハラ疑惑、鑑定せず 政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018041701002196.html

 

(一部抜粋)「福田氏によるセクハラとされる音声について、声紋鑑定を自らは実施しない方針などを財務省側が説明したことで、顧問弁護士に委託した調査の方法が不適切だと批判が続出。野党は首相官邸が事前に了解していたとして政権全体の責任を追及する構えを強めた。被害を受けた女性記者らに協力を要請したことに、この日は与党側からも疑問の声が上がった。」

 

⇒ 声紋鑑定はしない・顧問弁護士に委託だって? 話にならんワナ。今度こそ財務省解体か!? さもなくば財務省は、さっさと事務次官のクビを差し出せ!!(アホウ財務大臣が、これでよろしい、財務事務次官の方の人権もある、などとほざいておったぞ!! これもまた一緒に葬り去らねばならん)

草々

2018年4月16日 (月)

(報告)(4.8)大津波の警告を葬った東電と国(添田孝史さん講演)+ 昨今の原発・被ばく情報(セシウム・ボール他)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.風の谷のナウシカ - Nausicaa of the Valley of the Wind - 久石 譲 - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=Oixr3dsLyzU

 

(関連)風の谷のナウシカ - クシャナ殿下 - 動画 Dailymotion

 http://www.dailymotion.com/video/x54o6he

 

(田中一郎コメント)

 なつかしい曲・なつかしい映画です。アニメマンガの巨匠・宮崎駿監督の作品で初期の頃のものですが、私がこの「風の谷のナウシカ」を見たのは、確か1980年代中頃のお正月のTV放送だったと記憶します。偶然ひねったチャンネルでこのアニメを見ているうちに、引き込まれるような感覚になったのを覚えています。最後のところで出てくる巨神兵はまさに原発・核兵器そのもの、戦争と征服をやめない愚かな人間たちに対するオームの怒りが秘密兵器とされた巨神兵をもなぎ倒し、そのオームの怒りを命がけで鎮めようとするナウシカの勇気ある行動がかすかに記憶に残っています。

 

 そして私には、この映画に出てくるナウシカの奮闘する姿が、今日の「苦界」ともいえる福島第1原発事故後の日本において頑張る数多の女性の姿と重なります。原発事故や放射能・被ばくに疑問を持って活動を始める幼い女子学生たち、我が子を放射能と被ばくから守らんと身を粉にしても避難生活を耐えしのぶ母親たち、原発事故でバラバラとなった家族や地域コミュニティの中で家庭を支えて苦悩する主婦たち、原発事故によって家族離散と老々介護の事態に追い込まれながらも夫を支え続ける老婆たち、私には一人一人の生活現場は見えないけれど、今をあきらめず、そして未来をもあきらめずに、場合によっては苦しい状況の下で孤軍奮闘する女性たちを想像して、このアニメ映画のナウシカの行動と重ねてしまうのです。そして、少しばかり涙腺が弱くなった目頭が熱くなります。

 

 映画の中に出てくる戦争と征服を旨とする愚か者たちは、さながら今日の日本では、アベ政権に代表される政治家どもであり、また原子力ムラ・放射線ムラにたむろするゴロツキ・タカリの連中でしょう。しかし、彼らの末路は宮崎駿監督が映画の中で描いているように、悲惨でみじめなものになるに違いありません。「風の谷」で細々とではあっても幸せに暮らす人たちのように、私たちもまたナウシカのような勇気と行動力をもって(仮にそこまで持てなくても、ナウシカのような人を応援して)、理不尽の嵐に立ち向かっていきたいものです。

 

2.広瀬隆さん講演会「明治150年」のレジメをブログにアップしました

 プリンターの修理が終わり、先般412日(木)に開催しました広瀬隆さんの講演会「明治150年」のレジメを私のブログにアップいたしました。遅くなって申しわけございません。大河ドラマや司馬遼太郎の小説は「つくりばなし」、真実の歴史と勘違いしては判断を間違います。みなさまもぜひ、広瀬隆さんのご講演VTRをご覧ください。

 

●(報告)(4.12)「明治150年の驕慢を斬る:日本近現代史の本当の話」(広瀬隆さん):オルタナティブな日本をめざして(新ちょぼゼミ 第10回) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/150-10-ce21.html

 

(関連)たんぽぽ舎MGより

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■2.『文明開化は長崎から』が本当-「明治になって文明開化した」は真っ赤なウソ

 | 明治政府は文明開化とは全く関係のない

 |  薩摩・長州の下級武士たちのクーデター

 |  明治政府の驕慢を斬る…広瀬さんの迫力に圧倒される

 | 4/12広瀬隆さんのお話を聞いて

 └──── 松岡加代子(脱被ばく実現ネットボランティア)

 

 4月12()新ちょぼゼミ、広瀬隆さんの「明治150年の驕慢を斬る~明治近現代史の本当の話」に参加しました。

 

◎ 目からウロコ!!広瀬さんは言う。

 『文明開化は長崎から』-明治になって文明開化した!なんて真っ赤なウソ。幕府は西欧近代文明をすすんで取り入れた、学を志すものは長崎でオランダ人から近代科学、医学、種痘技術、天文学、語学、印刷術、兵器生産など学んだ、実用化するために膨大な人々の苦労があり、種痘技術も全国に広がり天然痘の恐怖から人々を救った。

 

◎ 兵器作りは、佐賀藩がトップで戊辰戦争でも佐賀藩の鉄砲が威力を発揮した。幕府直轄の長崎製鉄所・造船所では国産の蒸気船に取り組んだが、明治になってその造船所を政商・三菱が簒奪(さんだつ)してしまった。近代文明を血肉にするため江戸時代の幕臣、市井の医者、町人たちの努力があり下地があったから、その上に、明治政府は殖産興業、鉄道などのインフラも導入できたのだ。

 

◎ 明治政府は、文明開化とは全く関係のない薩摩・長州の下級武士たちのクーデターで作られた。彼らの師、長州藩・松下村塾の吉田松陰は「朝鮮、満州、台湾、琉球、フィリピンを手中におさめよ、略取せよ」と夜郎自大()なグランドデザインを下級武士出身の門下生たちに吹き込み、門弟たちは師の野望を忠実に実行していった。ならず者国家ではないか!そして民衆を巻き込み、破滅に至った。

 

◎ 博覧強記()、「百万人とも我いかん」、自分の目で心で頭で見て感じ調べ考え、明治政府を「偉勲たち」を歯に衣着せず斬る広瀬さんの迫力に圧倒されました。「今回はほんのさわりだけだから、僕の書いた『近現代史入門』を必ず読んでください」是非読まなくてはと思いました。

 

()やろう-じだい【夜郎自大】出典:新明解四字熟語辞典(三省堂)

 自分の力量を知らずに、いばっている者のたとえ。

 ▽「夜郎」は中国漢の時代の西南の地にあった未開部族の国の名。

  「自大」は自らいばり、尊大な態度をとること。

 

()はくらん-きょうき【博覧強記】出典:新明解四字熟語辞典(三省堂)

 広く物事を見知って、よく覚えていること。

 ▽「博覧」は広く書物を読んで、多くの物事を知っていること。

  「強記」は記憶力のすぐれていること。「強」は「彊」とも書く。

 

3.【署名】東京電力さん、私たちのお金を日本原電・東海第二原発の再稼働のために使わないでください

 http://www.foejapan.org/energy/stop_restart/180411.html

 

団体署名>https://pro.form-mailer.jp/fms/697c889e143818

個人署名(Change.org)>https://goo.gl/PjKJEB

署名用紙(PDF)

 http://www.foejapan.org/energy/stop_restart/pdf/180411_petition.pdf

 

4(重要)(福島の子ども甲状腺ガン)「自然発生」ではあり得ない - Ver.1(2.11).pdf - Google ドライブ

 https://drive.google.com/file/d/0B230m7BPwNCyMjlmdTVOdThtbEE/view

 

5.(4.14)国会前 ABE IS OVER 総集編=これが有権者・国民の総意だ:「モリ・カケ」私物化と嘘八百、イラク・スーダン日報隠し、裁量労働制虚偽データ、教育への政治介入、首相秘書官のヤジに加えて、セクハラ官僚野放しまで いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/abe-is-over-af1.html

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さる4月8日(日)、水道橋のたんぽぽ舎において、元朝日新聞記者の添田孝史さんによる講演「大津波の警告を葬った東電と国」が行われました。添田孝史さんの調査報道は、膨大な量の文献や関係資料を熱心かつ綿密に読み込んで調べあげ、更に関係者や関係組織への徹底した取材により、福島第1原発事故がいかにして起きてしまったのかの経緯や原因を明らかにし、この原発事故が国会事故調が指摘したように、まさに典型的な人災=しかも悪質と言ってもいいほどの許しがたい人災であることを明らかにしています。

 

添田さんの講演内容での驚きは、福島第1原発事故を起してしまった当事者たちである東京電力や経済産業省・原子力安全保安院・原子力安全委員会らのいい加減で無責任なふるまいに加え、原発事故後において実施された4つの事故調査のうち、政府事故調や東電事故調の報告書に隠蔽事項が数多あると指摘されたことです。事故を引き起こした当事者の東電の事故調査結果はさもありなんという気がしますが、政府事故調の方はどうしたことでしょうか? 

 

そういえば政府事故調は、そもそも調査の途中経過が非公開にされていたり(従って数百名にのぼる関係者=重要参考人らの証言記録が公開されない)、政府事故調の事務局が検察官で占拠されていたことなどが伝えられており、そうしたことがありえる状況証拠はあったと言えるでしょう。政府事故調の委員となった人間たちが、私はやはりワキが甘かった、かつ座長の畑村なにがしは信用が置けない人物であると、今になって思う次第です(畑村なにがしは、あの頭狂(東京)大学の教授でした)。

 

(関連)原発と大津波 警告を葬った人々-添田孝史/著(岩波新書 201411月)

 http://u0u0.net/Jzic

(関連)東電原発裁判 福島原発事故の責任を問う-添田孝史/著(岩波新書 201711月)

 http://u0u0.net/Jzii

 

残念ながら、この日の添田孝史さんの講演の録画はありません。しかし、当日いただいたレジメがありますので、これは別添にPDFファイルで添付しておきます。なかなか充実した内容のレジメで、添田さんの講演は概ねこのレジメに沿ったものでした。みなさまもプリントアウトして、是非ご覧になってみてください。また、岩波月刊誌『科学』の20183月号に関係する添田孝史さんの論文が掲載されていましたので、これもご紹介しておきます。レジメ並びに添田孝史さんの講演について、私が注目点と思われる点を下記に若干書き出しておきますので、ご参考にしていただければ幸いです。なお、添田さんの調査報道の全体は上記でご紹介した2冊の岩波新書をご覧ください。

 

 <別添PDFファイル>

(1)(レジメ)大津波の警告を葬った東電と国(1)(添田孝史さん 2018年4月8日)

「rejime_soeda_2018481.pdf」をダウンロード
(2)(レジメ)大津波の警告を葬った東電と国(2)(添田孝史さん 2018年4月8日)

「rejime_soeda_2018482.pdf」をダウンロード
(3)(レジメ)大津波の警告を葬った東電と国(3)(添田孝史さん 2018年4月8日)

「rejime_soeda_2018483.pdf」をダウンロード
(4)福島第一原発と津波に関する年表(添田孝史さん 2018年4月7日)

「nenpyou_soeda_201848.pdf」をダウンロード
(5)2002年に津波計算を拒否した東京電力、それを認めた保安院(イントロ部分)(添田孝史 『科学 2018.3』)

「soeda_kagakuronbun_20183.pdf」をダウンロード

●(一部抜粋)2002年に津波計算を拒否した東京電力、それを認めた保安院(添田孝史 『科学 2018.3』)

 https://www.iwanami.co.jp/kagaku/

 

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福島第一原子力発電所の事故発生前に,高い津波を予見することは可能だったのだろうか。東京電力(東電)元幹部の責任を問う刑事裁判や,被災者が損害賠償を求めている各地の集団訴訟などで 予見可能性に関して最も重視されているのは,政府の地震調査研究推進本部が2002731日に発表した長期評価である。この長期評価では,「三陸沖北部から房総沖の海溝寄り」と名付けた領域で マグニチュード(M82程度の津波地震が今後30年以内に20%程度起きる可能性があると示していた。

 

東電は200711月にこの津波地震について検討を始め,20083月に福島沖の津波地震が高さ157mの津波を福島第一原発にもたらす計算結果を得だと,これまで説明してきた。ところが事故から7年近くたった今年111日になって,政府は千葉地裁での集団訴訟に,証拠として6通の電子メールを提出してきた。これによると,長期評価が発表された5日後の200285日,原子力安全・保安院(保安院)の川原修司・原子力発電安全審査課耐震班長ら4人と,東電で津波想定を担当する土木調査グループの社員が面談。「福島沖も津波地震を計算するべきだ」と追った保安院の要請を,東電が拒否していたことがわかった。メールには「40分間くらい抵抗した」(東電社員)と書かれている。東電は,事故の9年も前に事故対策に着手する好機をつぶしていたわけだ。

 

ここでは,メールを詳しく読み解いて保安院や東電の問題点を明らかにするとともに,事故原因の根幹に関わる重要なデータを発生から7年も隠してきた政府や東電の事故調査の在り方について考えたい。

 

(中略)政府事故調が 東電福島原発事故についてどんな情報を隠してきたのか,調査委員会が必要と思われるほどの情報隠ぺいぶりである。科学技術分野で失敗したときには,真撃な検証が求められる。東電福島原発事故の場合,津波のリスク評価に東電や規制当局はなぜ失敗したかは,検証における最大のテーマである。ところが 政府や東電の事故調は,検証に必要な情報を隠し続けてきたわけだ。

 

2002年の「計算拒否」について,当時の保安院職員がまだ原子力規制委員会の事務局である原子力規制庁に在籍している可能性があるので,規制庁に東電と保安院のやりとりやなぜ政府事故調に記載されていないのか取材させてほしいと申し込んだが拒否された。原子力規制委員会は「透明で開かれた組織」をうたい,意思決定のプロセスを含め,規制にかかわる情報の開示を徹底すると活動原則に掲げているが お題目だけであるのは保安院時代と変わっていないようだ。

 

「失敗したらきちんと検証する」という科学技術分野の常識は,いまも原子力業界には根付いていないようだ。そんな原子力規制委員会が再稼働にお墨つきを与える審査をし,政府はプラントの輸出さえ国策に掲げるのは,原子力という技術を甘く見すぎているのではないだろうか。

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 <添田孝史さんの講演の注目点>

(1)NHKは「メルトダウン」など福島第1原発事故後の経緯については「NHKスペシャル」などで時々放送しているが、事故までの経緯(特に事故に責任ある組織の人間たちの振る舞い方など)についてはちっとも放送しないし、調べようともしない(おかしい!?)

(2)2002年の政府の地震調査研究推進本部の長期評価が出た直後の、保安院からの津波リスク評価指示への東京電力のはぐらかし回答と評価拒否、そして保安院の(意図的に)いい加減な対応(上記でご紹介した岩波月刊誌『科学』(2018.3)で詳しく論じられている点)

(3)2004年の政府防災会議での地震・津波評価の歪み(津波リスクをあえて無視)、スマトラ沖大地震時の津波経験を無視

(4)2006年のバックチェックでは耐震を勘案・津波を無視、事務方では津波リスクへの不作為の自覚があるが、安倍晋三に代表される自民党の政治家どもは共産党・吉井英勝議員の質問主意書を鼻であしらい危機意識ゼロ

(5)2010年福島県でのプルサーマル容認の際の安全性チェックで津波リスクをまたも無視(福島県庁も内堀雅雄副知事(当時)以下承知)

(6)2010年に東北電力やJNESが太平洋岸の津波リスクを計算し保安院に提出していたし、東京電力も当然知っていたが、ここでも無視

 

●(上記(6)について、添田孝史さんの岩波月刊誌『科学』論文を一部抜粋)

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(中略)2010年に,東北電力が福島沖の大津波を想定した耐震バックチェック報告書を作成し,JNES(旧独立行政法人原子力安全基盤機構,2014年に原子力規制庁と統合)もそれを検算して報告書を作っていた。この二つは,福島沖の津波について政府や電力業界がどのように考えていたかを示す重要な文書である。政府事故調はそれらを入手していたが 事故調報告書には記載していない。昨年7月に原子力規制委員会が開示した文書で明らかになった。

 

保安院の小林勝・耐震安全審査室長は,2010年ごろ,保安院内でも懸念する声が出ていた福島第一原発の津波問題を取り上げようとしだ。ところが複数の上司から「余計なことを言うな」「あまり関わるとクビになるよ」と圧力を受けたと証言している。政府事故調によるこの聴取結果は,政府事故調の報告書にはまったく記載されておらず,当初は予定されていなかった調書の公開(201412月)で初めて明らかになった。

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(いつまでたっても津波リスクを評価せず、従って津波対策をしない・させようとしない東京電力と保安院の責任は明らかに重い:田中一郎)

 

(田中一郎コメント:追加)

 添田さんが書いた上記『科学』論文の最後の2行は重く響きます。原子力規制委員会・規制庁は、今や再びの原子力「寄生」委員会・「寄生」庁です。ところで、添田さんに講演の後、少し私から質問をしたのですが、下記の通り、日本の司法・裁判所・裁判官は、性懲りもなく裁判の公開原則を踏みにじり、事実上、関係者にしかわからないような裁判の進め方に固執をし、かつ、福島第1原発事故の原因究明に必要不可欠な情報公開を阻む・隠蔽工作を後押しする、ロクでもない法廷指揮をとり続けています。

 

かねてより私から申し上げているように、日本の司法・裁判所は、アベ自民党政権の行政よりも悪質でひどい「現代の悪代官所」と化しております。みなさまが最高裁判事の国民審査を活用して、その候補者全員に「×××××」を付すことにより、この「悪代官所」のシステム全体に「社会正義」の鉄槌を振り下ろす必要があるように思います。裁判権を乱用する彼らに対して有権者・国民・市民は厳しい態度で臨む必要があります。

 

(1)政府事故調査委員会の証言記録などの資料公開(命令を出せ)を東電株主代表訴訟の原告側弁護士が裁判官に求めたが却下された

(2)東電株主代表訴訟では、東京電力が提出した資料を、この裁判だけの内部で使うことに限るという限定を付け、裁判官がそれを容認(コピーができないので公開できないし、また当裁判内だけの限定公開なので他の裁判(損害賠償裁判など)で証拠として活用できない)

(3)東京電力幹部3人の刑事裁判については、提出されたあらゆる証拠文献のコピーは許されないし、公開もダメ(最高裁判決が出るまで)

(4)裁判所の法廷には入れる人数は多くても100名余、他方でTVカメラによる裁判の撮影・録画を裁判所が禁止しているので、日本の裁判(公判)は事実上の非公開という憲法違反状態が続いている(テレビカメラを入れろ!!)

 

 <東京電力裁判関連>

(1)15.7m前提の津波対策、元副社長が見送り指示 東電:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL4B56K9L4BUTIL021.html

(2)巨大津波試算に「驚き」=震災4日前、保安院―原発事故公判で東電社員・東京地裁|時事通信社|eoニュース

 https://eonet.jp/news/national/258484.html

(3)東電社員が作成証言「津波対策は不可避」原発事故強制起訴公判(福島民友新聞)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180412-00010000-minyu-l07

 

2.ヒトや環境への影響は? セシウム・ボールの正体(イントロ部分)(『週刊プレイボーイ 2018.4.16』) 

 https://news.nifty.com/article/domestic/society/12176-102300/

 

(一部抜粋)

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(中略)原発事故で大気中に放出された放射性物質の中には、大量のセシウムが含まれていた。大きさは直径0.1μm(マイクロメートル、1mmの1万分の1)から1μmほど。それがガス状となって大気中を漂い、やがて地表に落下した。そして、その中にセシウムボールと呼ばれる微粒子が混ざっていることがわかった。茨城県つくば市にある気象庁気象研究所で主任研究官を務める足立光司氏が、セシウムボール発見の経緯を次のように説明する。

 

「この研究所では気象観測に役立てる目的で、『ハイボリュームサンプラー』という装置を使って大気中に漂う微小な粒子(エアロゾル)をモニタリングしています。原発事故後、粒子を付着させるフィルターを12時間ごとに交換していたのですが、事故から3日目の3月14日分のものは少し様子が違ったのです」

 

フィルターは長方形で20cmほどの大きさ。通常、ガス状のセシウムなどが付着すれば真っ黒になる。そして原発事故で放出された放射性プルーム(放射性物質が雲のような塊になって大気中を漂う現象)が関東地方を通過したピークは3月15日と20日といわれている。気象研究所に残されている20日のフィルターは真っ黒だ。しかし、同様に黒くなってもおかしくない14日のフィルターはそれほどでもない割に、放射能は事故前のおよそ1000万倍に相当する値を計測していたのだ。

 

「何かおかしいと感じ、フィルターのどこに放射性物質があるかを特定し、その部分を電子顕微鏡で観察しました。すると、2.6μmの丸い粒子が見つかったのです。粒子はケイ素、鉄、亜鉛などからできていて、その中にセシウムが含まれていました。重さに占めるセシウムの割合は5.5%で、およそ6.6Bq(ベクレル)の放射能を計測しています。そうした粒子がフィルター全体に100個ほど付着していたのです」(足立氏)

 

ちなみに、足立氏が見つけたセシウムボールの大きさは、大気汚染の原因物質で吸い込むと肺の奥まで入り、ぜんそくや肺がんの原因になるといわれる「PM2.5」と同サイズだ。このセシウムボールは過去の原発事故では見つかっておらず、福島の原発事故後、初めて確認された物質。それがなぜできたのか、はっきりとしたことはまだわかっていない。

 

一説には、事故で核燃料から溶け出したセシウムが断熱材など原子炉内の構造物に吸着し、水素爆発などでガラス状の粒子に包まれたのではないかと推測されている。確かに、セシウムボールを構成するケイ素(ケイ酸塩ガラス)は断熱板やコンクリート、鉄は鉄筋、亜鉛は塗料など、原子炉建屋の材料になっている。また、厳密に言うとセシウムボールにはウランなどほかの放射性物質も含まれていることがわかっている。だが微量のため、名称にはセシウムが使われているのだ。

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(関連)NHK放送番組 「サイエンスZERO : 謎の放射性粒子を追え!」のどこがおかしいか=きちんと伝えられないホット・パーティクル(放送では「セシウム・ボール」と名付けていた)の危険性  いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-f552.html

 

(田中一郎コメント)

 セシウム・ボールは、いわゆるホット・パーティクルと言い換えてもよく、人間の体内に入ると極めて危険な複数の放射性物質の塊である。しかも、そのサイズはまちまちで、大きなものは肉眼で見える程度の数mmから(TVなどで良く放送されるのはコレ=しかしセシウム・ボールはこのサイズのものだけではない)、小さいものだとナノサイズのものまであり、特にナノサイズのものは肺の奥まで入り込んだり、脳や生殖器の中にまで入り込んだりして、いわゆるナノ物質としての化学毒性もあるので要注意である。セシウム・ボールは、ご想像がつくように呼吸による体内への取り込みが懸念されるもので、福島県を中心に広く警戒すべき放射性物質の「二次的生成物」と言える。(しかし、政府も福島県庁も、日本の大半の放射線防護の似非学者どもも、このセシウム・ボールに対しての警戒や提言や対応策を言い出す者はいない=きわめて厄介で危険なものが無視されているのです)

 

3.福島第1原発事故から7年:避難と生活

 関連する記事をご紹介いたします。原発事故被害者を踏みつぶす「復興」政策が大手を振って邁進中です。「そこどけ、そこどけ、復興政策が通る、放射能や被ばくの心配=非国民、みんなで被ばくで怖くない、気にしなければ幸せになれる」、放射能の危険の前に正気を失っているというほかありません。危険なものは危険=恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)は断固として回避いたしましょう。健康を失ったら、生活再建も、仕事や家業の再建も、人生の再建も、きわめて困難な状況に陥ります。カネより命と健康です。(そもそも7年間にもわたり、あの粗末極まりない仮設住宅に被害者を押し込めておいて何が「復興」ですか。阪神大震災の時よりも、なお一層ひどくなっているじゃありませんか!!)

 

(最初にコレ)

●【原子力資料情報室声明】東京電力を解体せよ―浪江町ADR拒否、日本原電資金援助をうけて 原子力資料情報室(CNIC

 http://www.cnic.jp/7939

 

(1)(別添PDFファイル)双葉郡7町村の生活実態調査、半数以上 うつ症状に近い状態(東京 2018.4.3

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/report-fukushima/list/CK2018040302000211.html

(2)(別添PDFファイル)飯館 にぎわい復活遠く、避難指示解除から1年(日経 2018.4.1

 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO28855210R00C18A4CC1000/

(3)(別添PDFファイル)福島原発事故 進む高齢化、住民帰還の今(東京 2018.3.28

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201803/CK2018032502000139.html

 

 <関連サイト>

(1)「もう帰れないからね。仕方がない」浪江町民「ばらばら」の歳月 Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/feature/935

(2)岩手県の放射能汚染も酷い!!『県の担当者は、汚染から目をそむけ、きれいだと強弁』原発問題

 https://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/e278f5f2797b711a91b1f1781fc5168d

(3)震災・原発事故から7年、安易な「安心」に飛びついてはダメ(NEWS ポストセブン)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180413-00000020-pseven-soci

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(4)福島・葛尾村:避難指示解除で7年ぶりに学校戻る - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/graphs/20180406/hpj/00m/040/004000g/1?fm=mnm

(5)7年ぶり、学校に笑顔戻った 避難指示解除5町村、再開14校に135人 原発事故前の3%:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13440290.html?ref=nmail_20180407mo

 

(いつまでたってもマスゴミは、こういうチョウチン記事しか書けない。これでもし、この子どもたちに健康被害が出てきたらどうするのか。また将来、ガンをはじめさまざまな健康障害が出てしまった時に、マスごみはどう責任をとるつもりか? 放射能に汚染されたところに戻ってはいけない。特に妊婦・子どもは戻ってはいけない。愚かな大人たちに騙されてはいけない。愚劣な大人どもは、子どもを「安全・安心キャンペーン」の道具に使うな! :田中一郎)

 

4.玄海原発 その後

●【原子力資料情報室声明】蒸気もれの玄海原発3号炉をいますぐ止めて、総点検を 原子力資料情報室(CNIC

 http://www.cnic.jp/7913

 

(関連)<玄海原発>4号機配管も交換へ 核燃料装着は終了後見通し(毎日新聞)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180413-00000089-mai-bus_all

(関連)手間やコスト惜しむ? 配管蒸気漏れの玄海原発3号機(佐賀新聞)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180412-03204021-saga-l41

(関連)玄海原発蒸気漏れで佐賀県が専門家会合(産経新聞) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180413-00000083-san-l41

 

(一部抜粋)「冒頭、九電の担当者は、蒸気漏れは配管を覆う金属板の隙間から雨水がしみ込み、腐食が発生したのが原因だと説明した。九州大大学院の片山一成准教授(原子力工学)は「(発電再開を前に)確認段階で不備を見つけ、対処した。プラント全体の安全システムとしては機能している」と九電側の対応を評価した。」⇒ この人たち、何の「専門家」なの? 「御用」専門?

 

以下はメール転送です。

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玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会

メールニュース      2018414日発行(2018年第16号)

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※このメールニュースは会員の皆様、ご縁のあった皆様にお送りしています。

 配信停止希望の方はお手数ですが、ご連絡ください。

■玄海3号蒸気漏れ<矮小化される事故、無視される住民の不安>

   政府交渉&九電交渉&意見聴取会傍聴報告

330日に起きた玄海原発3号機の配管穴あき蒸気漏れ事故。

大事故につながりかねない警告だと九電も国も受け止め、原子炉の停止と配管の総点検をただちに実施すべきです。

私達はこの1週間も九州電力と国と佐賀県に対して、抗議・要請・交渉立て続けに行ってきました。

(1)49日 政府交渉&緊急署名1317筆提出

原子力規制庁は事故の状況について十分把握しないままに、「事業者が決めること」「事業者の責任」「事業者が考えること」と、何度も「事業者が」を連発。3.11の教訓を葬り去り、保安院時代より酷い対応でした。

https://saga-genkai.jimdo.com/2018/04/10/a/

(2)412日 九州電力本店交渉&署名2080筆提出

私達は事前質問(42日付と6日付)を文書で渡しているにもかかわらず、九電は資料一つ用意せず、すでに報道などで出ている話を繰り返すだけで、肝心なところは「分からない」などと逃げるばかりでした。住民に説明しようとする姿勢が微塵も感じられず、事故を「脱気器のサビ」という部分だけの問題に矮小化しました。私達に対してカメラ撮影禁止を一方的に言い渡すなど高圧的な姿勢がますます強まる九電でした。

https://saga-genkai.jimdo.com/2018/04/13/a/

(3)413日 佐賀県「専門家の意見聴取会」傍聴

招集された専門家は、佐賀県が知事同意のアリバイづくりのためにつくられ、その後休眠中だった「原子力安全専門部会」の委員ら7人。市民が推薦してきた原発に慎重・反対の立場の専門家は今回も排除されました。 事故を矮小化し、発電再開にお墨付きを与えただけの会合でした。

https://saga-genkai.jimdo.com/2018/04/14/a/

(4)今、行動を!

「なぜ原子炉を止めないのか?」「他の配管などにも同じような危険が存在するのでは?」市民や真の専門家が声に出して言ってきた疑問の数々は、九電や国から無視され続けました。

住民の暮らしの安全・安心を一体だれが守ってくれるのか!

自分達が行動しなければ、誰も守ってくれないんだということが、今回の事故であらためて鮮明になりました。