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2018年3月 3日 (土)

(報告)3つの脱原発市民集会:(1)若狭湾原発の火山リスク・中間貯蔵施設 (2)超危険物である再処理工場の高レベル放射性廃液を何とかせよ (3)彷徨する核燃料サイクル +昨今のいろいろ情報

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

(最初に若干のこと)

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1.イベント情報

(1)(3.8)【勉強会のお知らせ】原発事故と人権侵害:国連人権理普遍的・定期的レビュー(UPR)福島原発事故関連の勧告の意義とは 国際環境NGOグリーンピース

 http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/upr/blog/61160/

 

(2)(3.8)「TPPプラスを許さない!全国共同行動」緊急抗議行動@首相官邸前

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1519645342645matuzawa

 

(3)(3.8)福島原発事故被害 群馬訴訟(第1審=前橋地裁)控訴審第1回期日

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■日 時:2018年3月8日(木)

■東京高等裁判所(東京地裁と同じ建物)前 1000集合

■第1回口頭弁論1100開廷(東京高裁1階101号法廷)

◇原告側意見陳述(弁護団・原告1人)あります

■報告集会1230開始 虎の門・SQUARE4F会議室

(東京都港区虎ノ門1-15-10 名和ビル:会場地図(PDF)

 http://spaceuse.net/toranomon_square_map.pdf

 

連絡先:福島原発被害東京訴訟サポーターズ事務局

160-0022 東京都新宿区新宿1丁目19番7号 新花ビル6階 オアシス法律事務所内

電話 03-5363-0138 FAX 03-5363-0139

 

(4)(3.10)もっかい事故調オープンセミナー 福島原発事故はまだ終わっていない!(文京区民センター)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1517552022500matuzawa

 

(5)(3.16)福島原発被害東京訴訟・判決言渡し期日(第1次訴訟及び第2次訴訟)のお知らせ 福島原発被害首都圏弁護団

 http://genpatsu-shutoken.com/blog/archives/683

 

(関連)イベント情報(20182月と3月)その他のお知らせ いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/201823-5e55.html

 

2.キャンペーン · SOS!福祉職場 福祉職員の大幅な増員と賃金の引き上げを求めます! · Change.org

 http://urx3.nu/IPUU

 

(関連)「大幅な福祉職員の増員・賃金の引き上げを求める請願署名」(国会あて)にご協力を! |福祉保育労

 http://www.fukuho.info/2017-1027-152750.html

 

3.小泉純一郎氏が描く「野党が原発ゼロで結束すれば参院選圧勝」(文春オンライン)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180301-00006388-bunshun-pol

 

4.環境省・水俣病認定の通知見直さず〜被害者との交渉で OurPlanet-TV

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2226

 

5.立憲民主:枝野代表、民進議員を批判「与党みたいな質問」 - 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20180302/k00/00m/010/082000c

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180302k0000m010082000c.html

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去る227日、核燃料サイクル関連を中心に3つの脱原発に関する市民集会&政府交渉・ヒヤリングが行われました。いずれもUPLAN(三輪祐児さん)の当日録画がありますので、以下、簡単にご報告いたします。関係省庁の若い役人たちの答弁は、いつものごとく「ひねもすのらりくらり」でした。将来、国会での質疑で答弁する際の練習でもしていたのかもしれません。非常に危険で、超高コストで、放射能を周辺環境に垂れ流しし、運営当事者があまりに出鱈目で当事者能力が欠如し、いつになったら稼働するかもわからず、後始末をどうするのかさえ目途もなく、大量の核のゴミを生み出し、何のためにやっているのか目的さえもどこかへすっ飛んでしまっている核燃料サイクルについて、交渉・ヒヤリングを通して終始一貫愚にもつかぬような発言を繰り返す若い官僚達の言うことを、目をつむってじっと耐えながら聞いていましたが、ある方から今般「田中さん、政府交渉の最中に、ずっと寝てたでしょう」などと言われてしまいました。実際、寝ていた方がよかったかな、などと皮肉の一つも言いたくなります。

 

(下記の2つ目の会合で)市民の側から、(核)ミサイルが高レベル放射性廃液タンクや再処理工場を襲った場合に持ちこたえられるのかとの質問が出ていましたが、原子力規制庁は所管外でノーコメントだと回答し、防衛省は、出席していた若い女性官僚が、マスコミ報道されているミサイル防衛の話をとくとくと説明しておりました。それを聞いて私は、この国の先行きはもうあまり長くないなと思った次第です。いずれ時間がたてば、ずらっとならんだ関係各省のこの若い官僚たちが霞が関の中枢権限を持つようになり、仮に政権交代もないままに今の自民党のゴロツキ・タカリの集団が政治権力を握り続ければ、このデキソコナイの政治家たちと政府官僚たちは、原発や核燃料サイクルあるいは戦争の現場や実際のあり様を知らず、リアリティを失ったまま「愚にもつかぬ愚」を繰り返して、やがて国を亡ぼしていくのだろうと思った次第です。昔、軍閥、今、原子力ムラ、大日本帝国滅亡の悲劇が再現される可能性が高くなっています。

 

1.2-27政府交渉 大飯原発の火山問題/むつ使用済核燃料の中間貯蔵 原子力規制を監視する市民の会

 http://kiseikanshi.main.jp/2018/02/16/12345/

 

●(当日録画)20180227 UPLAN【院内集会・政府交渉】大飯原発の火山問題/むつ使用済核燃料の中間貯蔵 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=PmTr5UTQP1o

 

 <別添PDFファイル:当日資料>

(1)(レジメ1)火山審査:(2.27)使用済み核燃料の中間貯蔵・大飯原発の火山審査を問う政府交渉&院内集会

「rejime_1_kazansinsa.pdf」をダウンロード
(2)(レジメ2)むつ市使用済み核燃料中間貯蔵施設:(2.27)使用済み核燃料の中間貯蔵・大飯原発の火山審査を問う政府交渉&院内集会

「rejime_2_mutusi_tyuukantyozou.pdf」をダウンロード
(3)(レジメ3)和歌山に使用済み核燃料中間貯蔵施設はいらない:(2.27)使用済み核燃料の中間貯蔵・大飯原発の火山審査を問う政府交渉&院内集会

「reime_3_sirahama_wakayama_tyuukantyozou.pdf」をダウンロード

(田中一郎コメント)

 大飯原発3・4号機を何としても再稼働させたい関西電力は、大山の火山噴火に伴う火山灰降下の量について、ゴマカシ行為を繰り返しています。産総研の研究者が関西電力から委託を受けて行った調査研究によれば、これまでの原発に対する降下火山灰の量が大幅に過小評価されていたことが明らかになりましたが、それを認めると、その対策の不可能性・あるいは対策コストの巨額化が予測されるため、関西電力がなりふり構わぬ抵抗をしています。一方、中間貯蔵の問題は、青森県むつ市と和歌山県白浜の2つがあり、前者については、青森県六ケ所村再処理工場がいつになったら動きだすのかわからないまま再処理施設の老朽化が始まっており、中間貯蔵に入れた使用済み核燃料が本当に50年以内に搬出されるのかどうか=言い換えれば、最終処分場として核のゴミ捨て場になるのではないかとの懸念が高まっています。

 

 一方、和歌山の方は、西川一誠福井県知事から、若狭湾の原発を再稼働するのなら、使用済み核燃料の中間貯蔵施設を県外につくり、早く使用済み核燃料をそちらへ移せ(福井県外へ出せ)、などと言われた関西電力が、苦し紛れに今年内に回答するなどと返答し、その白羽の矢を、かつての原発立地候補だった和歌山県白浜周辺の地域に立てたという話です。和歌山県民にしてみれば、一難去ってまた一難、ということですが、例によって例のごとく、地元の首長や地方議会議員どもが怪しげな動きをしている様子です。バカは死ななきゃ治らないのでしょうか。

 

 なお、当日、私からは、むつ市の中間貯蔵施設の火山リスクについて質問をしています。下北半島の恐山や十和田八幡平火山帯の噴火リスクに加えて、津軽海峡東部の海底にある銭亀カルデラの噴火リスクがあります。よりによって、地震・津波・火山噴火の3点セットがそろった下北半島にかような核ごみ施設をつくるなど、愚か極まりない行為です。

 

(関連)銭亀火山 ウィキペディア

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%AD%E4%BA%80%E7%81%AB%E5%B1%B1

 

2.(2.27)六ケ所・東海再処理工場の高レベル廃液の安定化等を求める市民・各省庁担当官意見交換会(三陸の海を放射能から守る岩手の会 他)

 http://sanriku.my.coocan.jp/180227tirasi.pdf

 

●(当日録画)20180227 UPLAN 六ヶ所・東海再処理工場の高レベル廃液の安定化等を求める会合 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=ixTcHI7qcPU

 

 <当日資料>

(1)六ケ所・東海再処理工場の高レベル廃液の安定化等を求める質問・要望書(2018227日)

 http://sanriku.my.coocan.jp/180227youbou.pdf

(2)高レベル放射性廃液について

 http://sanriku.my.coocan.jp/180227siryou.pdf

(3)(別添PDFファイル)F16戦闘機 燃料タンク投棄(図解)

「beigun_tankuhouki_zu.pdf」をダウンロード

 <関連サイト>

●日刊IWJガイド・番組表「日本人選手が活躍すれば『日本すごい』?オリンピックで活躍した選手たちの成果は誰のもの?/本日21時『疑いをかけられたまま、議員は辞められない。戦っていく』」〜岩上安身による石川知裕氏インタビュー」再配信!/元暴力団組員・鈴木篤志

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/34967

 

(田中一郎コメント)

 当日録画に残っていると思いますが、私からは、先般の三沢基地の米軍機が燃料タンクを小川原湖に投棄したことに関連して質問をしています(主旨は、米軍機は日頃、再処理工場の上空を平気で飛んでいる 危険極まりない、どうするのだ!? 米軍機の空の振る舞いについては日米合同委員会マターであり簡単ではない)。あの事故は、米軍機のエンジントラブルで緊急対応したため「やむを得なかった」などと報じられていますが怪しいものです。小川原湖から太平洋までは米軍機ならほんの数秒の距離、にもかかわらず、海に落とさずに小川原湖に落としたのは、私は「わざとやってんじゃねえのか」と疑っています。

 

 米軍機のトラブルの検証が日本側の手で行われ、明らかにやむを得ない緊急対応だったということが立証されない限り、かような報道を簡単に信じ込んではいけません。沖縄では米軍機の無法行為は日常茶飯であり、それが青森では「ありえない」などと言う話は「ありえない」のです。なお、米軍機がやらかした不始末の尻拭い(投棄されたタンクや漏れた燃料の撤去・小川原湖の浄化、漁師たちへの補償など)は米軍ではなくて日本政府がやるのだそうです。日米地位協定という属国協定に縛られた植民地日本の情けないありさまが赤裸々になっています。

 

(関連)米軍タンク投機の漁業補償 日本の税金で尻拭いのデタラメ 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223752

 

3.(別添PDFファイル)(チラシ)(2.27)六ヶ所再処理工場と核燃料サイクルの行方(講師:澤井正子)

「tirasi_227_sawai_kouen.pdf」をダウンロード

●(当日録画)20180227 UPLAN 澤井正子「六ヶ所再処理工場と核燃料サイクルの行方」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=NgvqFiPcV0A

 

 <当日資料>

●(別添PDFファイル)六ヶ所再処理工場と核燃料サイクルの行方(澤井正子 2018.2.27

「sawai_rejime_kakunenn.pdf」をダウンロード

 <関連資料・サイト>

(1)(別添PDFファイル)たまるプルトニウム、矛盾を解く好機(池内了 東京 2018.3.2 夕刊)

(2)逆風の「核燃料サイクル」 再処理工場の延期23回目 「またか」地元に失望の声も (産経新聞) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180228-00000500-san-pol

 

(私からは、海外の再処理事業の動向について質問をしています:田中一郎)

 

4.(別添PDFファイル)1950年代風「伏せて隠れろ!」、米の防衛計画に酷似、冷戦下の心理操作 放射線の危険性隠す(東京 2018.2.26

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2018022602000144.html

「fusetekakurero_tokyo.pdf」をダウンロード

(一部抜粋)

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(中略)米国では、旧ソ連が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発した五〇年代末以降、核の脅威による核抑止論がひねり出され、「ダック・アンド・カバー」の訓練は姿を消していった。それが現在の日本で復活したことについて、高橋氏(高橋博子氏:名古屋大学大学院:田中一郎注)は「北朝鮮への敵意をあおり、国民を戦時体制に向かわせる意図がある」と分析する。

 

それを批判した上で高橋氏は「冷静に対話の糸口を探し、緊張緩和の道を探る」、本来の被爆国の姿勢に立ち返るよう求める。「広島・長崎の経験がある日本がこういう訓練をしていると、核戦争になってもこれで助かるという誤解を世界に発信してしまう。訓練すればするほど、核の使用のハードルは下がり、核戦争の危険は高まる。政府は核を持つことば非人道的で許されないという精神に戻り、核兵器禁止条約を批准しなくてはならない」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(田中一郎コメント)

 竹やりでB29を落とせ、焼夷弾が落ちたらバケツリレーで消火活動だ=避難するなど非国民のやることだから許さない、空襲が来たら逃げ場のない棺桶のような防空壕に隠れろ、敵戦車が上陸して来たら地雷を抱えて体当たりする肉弾攻撃で対抗する、神風が吹くから特攻隊で日本はアメリカに勝つ、ぜいたくは敵だ、欲しがりません勝つまでは、・・・・・・延々と続く大日本帝国の戦争末期のアホ丸出しの姿、しかし、このアホ丸出しの振る舞いの軍閥支配権力による臣民への強要・強制によって多くの命が奪われていった無残な過去がこの日本にはある。

 

 この頃の精神構造からほとんど進化していない頭のイカれた大人たちが、かような「戦争ごっこ訓練」をやるのはご勝手かもしれないが、新聞記事にあるような小中学校での子どもたちを巻き込んでの避難訓練などは絶対に許せん話だ(記事の写真は愛媛県西条市)。教育委員会は何をしている!? 教師どもは恥ずかしくないのか!? 親は何をしている!? 子どもたちが戦争の道具にされ、学徒動員で、戦時協力で、軍需工場作業員として駆り出され、多くの犠牲を出したことをもう忘れたのか。バカやってんじゃねーぞ、平和ボケもいい加減にしろ!!

 

5.(別添PDFファイル)原発事故7年 飯館村テーマにシンポ、「年20ミリシーベルト」めぐる不条理、避難指示解除 安全とは違う、帰還「行政が決めるな」(東京 2018.2.22

 http://qq1q.biz/IQfM

 

(一部抜粋)

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(中略)避難指示解除後はICRP勧告にある「現存被ばく状況」に移行するのだが、「その状況では『汚染がある場所はそれが下がるよう頑張りなさい』と記されており、目標は年間一ミリシーベルトとなっている」と説明。「飯館のような現存被ばく状況でも、線量低減のためにきめ細かな対策をしなさいということ。ICRPが年間一ミリシーベルト以下で安全・安心と言っている訳ではない」

 

「ある基準を下回れば安全」と思い込ませるワナはこれまでにもあった。「思い出すのは、専門家が一OOミリシーベルト以下で被ばくの影響は『観察されていない』と言い、政治家や役人が翻訳して『影響ない』と言う。雲泥の違いなのに、被災者の皆さんに吹き込んだ」

 

(中略)「実験動物では、放射線による遺伝的影響が証明されている。通常なら、動物で証明されたことをヒトでも起こり得るとして対策する。薬を開発する際の副作用などがそう。しかし放射能の問題では通用しない」

 

チェルノブイリ原発事故の被災者支援を長く続け、原線被爆者の健診にも携わってきた振津氏は被害者目線の支援を提言。「健康と命、被害者の人権を守るのが科学者の立場。低線量被ばくを含め、放射線の影響が出る可能性を考え、必要な手当てを講じる。国は将来世代を含めた健康の保障を行うべきだ」と求めた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(田中一郎コメント)

 遺伝的影響はネズミを使った実験で「ゲノム不安定性」という形で確認されている。ガンが遺伝するとかいう話ではない。ゲノム=つまり遺伝子が子々孫々の世代になってから不安定になり、突然変異のような異常が多発する、ということだ。それこそガンもそうだが、さまざまな遺伝病や健康障害、奇形児の誕生などが生じてくるということを示唆している。しかも、放射線被曝の遺伝的障害は2代目ではなく、3代目や4代目など、何世代かが経過してから顕著に表れてくるというからやっかいである。ネズミの場合には寿命が2年くらいなので観察が可能となっているが、人間は寿命が80年くらいだから、福島第1原発事故の遺伝的影響が科学的実証的に確かめられるのは、(調査をするという態勢をとっていることが前提だが)数百年後ということになる。要するに現段階では、可能性や危険性は指摘できてもはっきりとしたことはわからない。それをいいことに、原子力ムラ・放射線ムラの御用学者どもは、広島・長崎の原爆についても、福島第1原発事故についても、遺伝的障害はない、などと、何の科学的実証的根拠もないままに断言をしている始末である。

 

 特に許しがたいのは、広島・長崎の原爆については被ばく2世・3世の健康調査をすべきであるという声があるにもかかわらず、政府も原子力ムラ・放射線ムラも、これを一切無視して耳を傾けようとしない、調査も検査も断固としてしない、という態度である。ここから推察できることは、放射線被曝による遺伝的障害は必ず発生するであろう(だからそれが発覚しないように調査・検査はしない)ということだ。特に福島第1原発事故による恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)は危険で、原爆による一過性の被ばく以上に要注意である。福島県やその周辺県の放射能汚染地帯でまだ居住されている方々は、一刻も早く避難・疎開・移住をされたほうがいい。そして、その損害について賠償・補償を請求する裁判に立ち上がってください。このままでは、未必の故意により、殺されてしまうかもしれません。放射線被曝による健康障害には治療方法はありません。

 

 それにしても「今中氏は低線量被ばくの影響についての論文を列挙し「村に戻るかは行政が決めることではない」と説いた」という今中哲二の態度はまことによろしくないように思う。原発事故前は一般人の年間被ばく限度は、内部被曝も含めて1ミリシーベルトだったはずだ。ならば、1ミリシーベルトをこえる被ばくがある地域の方々は避難・疎開・移住されてください、健康被害の可能性があります、その費用はすべて加害者・東京電力や事故責任者・国が負担すべきです、というのが、まともな科学者の言うことではないのか。

 

6.昨今のいろいろ情報

(1)ほめ殺し:「人材豊富」な自民党

●新沖北相・福井照氏の黒い履歴書 温泉ハレンチ写真の過去 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224142

 http://www.sankei.com/politics/news/180228/plt1802280017-n1.html

●今度は「シャコタン大臣」…それでも二階派厚遇の裏事情 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224207

 https://this.kiji.is/341220150416032865

●牧原副厚労相:野党ヒアリングは「公開リンチ」後に撤回 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180302/k00/00m/010/074000c?fm=mnm

 

(2)カネ返せ:遮水壁(だから最初から駄目だと言っているではないか:半減したのは井戸の汲み上げ効果)

●<福島第1原発>凍土遮水壁、費用対効果の検証必要(毎日新聞)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000127-mai-soci

●<福島第1原発>凍土壁で汚染水発生が半減 東電 効果試算(毎日新聞)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000126-mai-soci

 

(3)メディア時評:産経新聞誤報の元凶は何か=樫村愛子・愛知大教授 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180301/ddm/005/070/011000c?fm=mnm

(サンケイは新聞というよりも似非右翼団体機関紙と言った方がいいでしょう:田中一郎)

 

(4)もり・かけ

●財務省お抱えホテル潜伏 役所ぐるみ佐川長官隠しの実態 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224061

●森友文書、財務省が書き換えか 「特例」など文言消える:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL317533L31UTIL060.html

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13383143.html?ref=nmail_20180302mo

●麻生財務相「答弁差し控える」 森友文書問題で:朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/articles/ASL3235CBL32UTIL004.html?ref=lettermail_0302_arti_news

 

(5)日刊IWJガイド・番組表「裁量労働制は削除されても高度プロフェッショナル制度は残す! 5日連続24時間勤務も可能に!/自民党の山田賢司衆院議員が朝鮮籍と北朝鮮国籍をあえて混同! メデイアや政治に蔓延するヘイトクライム誘発発言!/『県には原発運転停止

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/34987

 

7.最後につまらない政治の話です

(でも、これを私たちが自分たちの手で抜本転換しない限り日本は転落するばかりです)

 

(1)(別添PDFファイル)安倍“錯乱”首相が繰り返す「裁量労働に8割が満足」のウソ(日刊ゲンダイ)赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/655.html

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224208

(2)過労死法案削除で済むのか 亡国予算はあっさり衆院通過 完全に毒が回っている大メディア(日刊ゲンダイ)赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/639.html

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224205

(3)暴政なのに集団催眠 安倍内閣の支持率が下がらない謎解き 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224140

(4)北朝鮮と米韓 複雑系ゲームから取り残された日本の首相 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224145

(5)予算案やすやす衆院通過 無力野党の反発ポーズにすぎず 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224143

(6)社民の新執行部が本格始動 共闘推進、見えぬ低迷脱却 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-674498.html

 

(7)第二原発廃炉は東電判断 世耕弘成経産相(福島民報)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180228-00000802-fminpo-l07

 

(世耕弘成経産相(和歌山)、こいつはどういう神経をしておるのかな!? 福島第1原発事故の被害を受けた福島県民は、県を挙げて福島第2原発は廃炉にしていただきたいと要請しているのだ。東京電力は国が過半を出資することになってしまった国営破綻企業だ。ふざけたことを言ってんじゃないぞ、ボケ! :田中一郎)

草々

 

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