放射線被曝の危険性をごまかし、放射能汚染地帯への危険な居住を促す「御用言論」に万全のご注意を
前略,田中一郎です。
下記の私のメールは次のような怪し気なイベントの宣伝について発信したものです。ご参考までにお送りいたします。
●【告知】『しあわせになるための「福島差別」論』出版記念シンポジウム@東京(2018-1-28日) 市民社会フォーラム
http://shiminshakai.net/post/2994
●原発事故がもたらした福島差別と 分断を乗り越えるために
2018/01/29(月)18:30-20:30
https://mainichimediacafe.jp/eventcal/#l3832
●【告知】『しあわせになるための「福島差別」論』出版記念シンポジウム@京都(2018-2-4日) – 市民社会フォーラム
http://shiminshakai.net/post/2998
●原発事故による偏見を考える しあわせになるための「福島差別」論:福島民友ニュース:福島民友新聞社
みんゆうNet
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180105-232941.php
草々
-----Original
Message-----
Subject: 放射線被曝の危険性をごまかし、放射能汚染地帯への危険な居住を促す「御用言論」に万全のご注意を
前略,田中一郎です。
下記をご覧ください。
福島第1原発事故直後から原子力ムラ・放射線ムラのインチキ行為は始まっており、また、愚かにもそれに呼応して、そのインチキ行為に迎合・服従・ちょうちん持ちするような動き(その典型は「フクシマ・エートス」です)が少なからず見られています。耳ざわりのよい、もっともらしく聞こえるような一般論を使っていますので要注意です。放射線被曝の危険性をごまかし、放射能汚染地帯への危険な居住を促す「御用言論」に万全のご注意を。
(ポイント)
●国際放射線防護委員会(ICRP)が展開する屁理屈には科学的実証性がありません。また、多くの反証事実を無視しています。しかも日本の放射線防護は、その国際放射線防護委員会(ICRP)すら遵守しないで危険なことを押し付けているデタラメそのものです。
●最も重要なことは、原発事故被害者に対して万全の賠償・補償を行うとともに、「子ども・被災者支援法」にもとづき被害者支援を行うことです。
●放射能や被ばくの危険性をごまかし、放射能汚染地域への帰還や居住を経済的に強制することは許されません。
●恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)は極めて危険であり最優先で回避すべきことです。
(放射線被曝の危険性は難しい話ではありません。人間や生物の体を構成している分子結合のエネルギーに比べて放射線のエネルギーはけた違いに大きく、そのような放射線を浴び続けることは(特に内部被曝)、遺伝的障害を含むさまざまな障害を人体や生物にもたらすことになります)
●脱原発とは、脱被ばく、被害者完全救済と三位一体です。
(関連)(増補版) 放射線被ばく評価の単位 「シーベルト」
への疑問 いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-9ead.html
(関連)放射線被曝の単位「シーベルト」はどのようにインチキなのか?
いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-1ba9.html
(関連)放射性ストロンチウムをなぜ調べないのか
(放射性セシウムの数百倍の危険性を警戒しよう) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-4cee.html
インチキ原論は原発事故が風化し始めたころに広がり始めます。インチキは、ものごとを「相対化」することから始まります。その狙いは、責任のあいまい化と賠償・補償金額の圧縮・切捨て、そして原子力推進です。放射線被曝の歴史は、こうしたインチキ行為による被害者の切捨ての連続でした。同じ過ちを繰り返してはいけません。
(参考)放射線被曝の歴史 アメリカ原爆開発から福島原発事故まで-中川保雄/著(明石書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032660915&Action_id=121&Sza_id=C0
原発事故の加害者・責任者に徹底して被害者の救済と原状復帰をさせること、原状復帰とは、放射能汚染の下に経済的に強制して居住させることではありません、原状復帰とは、生活や教育や仕事など、被害者が健康で安全で事故前と同レベルの生活・生存を万全な形で補償されることを言います。それでも「ふるさとを失った」痛みは消えることはありません。原発事故の加害者と責任者とは、東京電力、原発メーカー、原子力ムラ、そして国です。
放射線被曝の危険性を周知徹底することが重要です。
放射線被曝の危険性にしきい値はありません。
<追>
みなさまには、児玉一八、清水修二、野口邦一という人物が、脱被ばくを真剣に取り組んでおられる方々から、どのように批判されているか、知っておいていただいた方がいいと思いますので、だいぶ前の文献になりますがご紹介しておきます。下記はあくまで一例で、他にも多くの批判がなされています。現代人が放射能の危険性をどのように理解し、どう立ち向かうかは、現代を生きていく上で基本中の基本事項です。
(1)(別添PDFファイル)児玉一八、清水修二、野口邦一著『放射線被曝の理科・社会 四年目の「福島の現実」』かもがわ出版(2014年12月刊行)について(山田耕作、渡辺悦司:2015年3月25日)
(2)『放射線被曝の理科・社会』の問題点(田耕作、渡辺悦司:2015年4月3日、5月15日改訂)
http://acsir.org/data/20150403_acsir_yamada_watanabe_1004.pdf
また、その頃に私が書いたものが下記です。ご参考までに付記しておきます。
(参考)(メール転送です) 児玉・清水・野口『放射線被曝の理科社会』について/検討の呼びかけ
(私の少し長いコメント付きです) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-168e.html
くれぐれも、「気を付けよう、暗い夜道に、甘い言葉、放射線ムラ・原子力ムラ、被害者切捨て(救済費用切り詰め)、すべては責任回避(あいまい化)とカネのため、そして原子力推進のため、支配権力にしっぽを振るため」。
福島第1原発事故の事故後対策は、被害者への万全の賠償・補償と経済的な苦難からの解放こそが、すべての始まりです。口先だけの美辞麗句や同情などいりません。福島第1原発の廃炉や、できもしない除染を口実に、原子力ムラ企業やゼネコン・土建屋に数十兆円も支払うカネがあるのなら、それを被害者救済のために使え、ということです。そして、被害者救済の最初の第一歩は、恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)の危険性の回避=つまり避難・疎開・移住です。被害者を兵糧攻めにして、放射能汚染地域に経済的に強制して居住させるようなことは絶対に許されないのです。健康調査をきちんとやらずに、放射線被曝の影響を矮小化・歪曲するようなマネも許されません。
(既にお送りしました)
●放射線被曝の危険性をごまかし、放射能汚染地帯への危険な居住を促す「御用言論」に万全のご注意を いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/post-5ab5.html
草々
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