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2017年12月17日 (日)

BS1 スペシャル =「ゲノム編集」食物:密着 食の未来の最前線(ご都合主義のマスコミによる遺伝子操作応用技術の軽率な賛美や過剰な期待は近未来の深刻なバイオハザードや巨大健康被害をもたらす危険性を高める)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.(別添PDFファイル)(チラシ)(2018.1.14)ゲノム編集といのちの始まりへの介入(ゲノム問題検討会議主催)

「tirasi_2018114_genomu_hensyuu_syuukai.pdf」をダウンロード
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1513082881403staff01

 

2.(2018.1.29)「オルタナティブな日本を目指して:第7回目」(新ちょぼゼミ):「公正な税制実現とタックスヘイブン:パラダイス文書の衝撃」(講師:合田寛氏) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/7-e94f.html

 

3.JAビル、連日の資金集め 会議室で政治資金パーティー、昨年95回 「身内」議員団体が開催:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13277541.html?ref=nmail_20171217mo

 

(関連)JAビル、年95回の政治資金パーティー 出身候補支援:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/ASKCY6VX1KCYUTIL06B.html?ref=nmail

 

 (田中一郎コメント)

アベノミクスの最優先事項の一つとしてTPP協定や日欧EPAなど国際市場原理主義の全面活用や、種子法廃止あるいは食品安全・表示規制の緩和や農業支援のための戸別所得補償制度廃止などを強引に推し進める安倍自公政権が、農協系統を自分たちの政策や統治にとって邪魔者だと見て潰しにかかっているにもかかわらず、かつての自民党政権の利権行政への癒着で甘い汁を吸いすぎて頭のイカレた現農協系統幹部たちが、2人の自民党所属の参議院議員(山田俊男元全中常務、藤木真也元上益城(かみましき)農協組合長:熊本県)を招いての「カネ集め」を組織を挙げてやっていたという話です。なんでこの期に及んで自民党議員なのよ、衰退する日本農業にとどめを刺すTPP協定を強引に進めているじゃんか、との多くの生産者・農家・組合員の叫び声が聞こえてきそうな気がします。

 

いわば自分たちの首を絞めて殺しに来ているゴロツキたちを後ろからカネや人を送って応援するという、まさに「自虐的農政活動」「自滅促進農協運動」に全力を挙げているということです。愚か極まりない行為ですが、もちろんこうした一部の農協系統幹部たちの振る舞いには、生産者・農家・組合員のことなど微塵も考えられていなくて、日本農業がどうなろうとも自分たち農協組織だけが生き残ればそれでいいという、協同組合組織の風上にも置けない許しがたい行為であることは申し上げるまでもありません。こうした組合員置き去りの農協系統は、同じく組合員置き去りで自公政権や財界・巨大企業経営者との癒着を強める御用組合「連合」と瓜二つの様相を呈してきています。こんな組織は、それこそ組合員の力で解体するか、少なくとも、そのロクでもない幹部どもを全部入れ替えてしまえばいいということです。

 

(関連)(報告)(11.13)(新ちょぼゼミシリーズ「オルタナティブな日本を目指して」第5回目):TPP11、日米経済対話、日欧EPA.そして、どうする・どうなる日本農業(講師:鈴木宣弘東京大学大学院教授) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/11epa-bbbb.html

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先般、ある市民団体の集会に参加したところ、知人の主催者の方から「田中さんがNHKのゲノム編集の番組に出てましたよ、田中さんの発言が市民の意見として取り上げられていましたよ」と教えていただき、驚いてその再放送を見てみました。それが下記にご案内するNHK番組「BS1 スペシャル =「ゲノム編集」食物:密着 食の未来の最前線」です。確かに放送の最初の方と終りの方で、むさくるしい私の顔と声が電波に乗っていたようで、ちょっと恥ずかしいやらみっともないやらで複雑な気持ちになりましたが、他方で、少しでも私のゲノム編集技術への懸念や、それを推進するものたちの態度の悪さに対する憤りが伝わればいいなと思い、少しうれしくも感じました。でも、ゲノム編集を推進するものたち、特にバイオムラの御用学者たちと、それを「制御」ないしは「癒着」している霞が関官僚や自民党の政治家達への私の怒りの部分は見事にカットされていました。

 

(私の発言は、石井哲也北海道大学准教授の「ゲノム編集技術は遺伝子操作を伴う研究に地滑り的な大変動をもたらしている故、今こそその進め方を多面的な観点から(安全性、環境保全、倫理など)検討し、必要なルールを決め、きちんと法的に規制してその適正化を図る取り組みを開始すべきで、そのための協議の場を設けていくべきですが、しかし、研究者たちの大勢はそれについて極めて消極的です」という主旨の発言の後に申し上げたものです。TVの私の発言の後に次のように続きます。「一体だれが、そうした法規制なり厳しいルールの制定なりの検討をしなくていいなどと妨害しているのですか、石井先生にはその固有名詞をお教えいただきたいです。そのあとは私たち市民にお任せいただいて、私たち市民の方では、そのロクでもないバイオ学者や官僚たちを「袋叩き」にいたしますから」との主旨を申し上げました(会場から笑い声)。その部分は全面カットされています)

 

(関連)ゲノム編集を問う 作物からヒトまで-石井哲也/著(岩波新書)

 http://urx.red/HBm3

 

今回のBS1のゲノム編集特集は、食品開発に特化されていて、かつ遺伝子組換えやバイオ技術に大きな懸念を持つ市民団体の集会の模様や、石井哲也先生のような良識的な学者も取材して、ゲノム編集推進賛美ないしは期待一色ではない、バランスをある程度考慮した番組構成になっていましたから、少し前の「サイエンス・ゼロ」の同じくゲノム編集特集番組や、今回と同じNHK・BSの「原発事故7年目の子ども甲状腺ガン」に見られたような「100%バイオムラ御用放送」「100%放射線ムラ御用放送」とは違って、そこそこ見るに堪えるものでした。しかしそれでも、この番組に漂うゲノム編集技術への無邪気な肯定的感性や軽率な期待感、あるいはゲノム編集技術の危険性や非倫理性や環境汚染の可能性などを直視して堀り下げようとはしない、NHK番組編成チームの危うさを感じさせるには十分だったと思います(NHK内の「天の声」が肝心な部分のカットを「命令」したのかもしれませんが)。

 

なぜ、こうした番組になってしまうのかは、私から申し上げれば明らかで、NHKの製作チーム(あるいはその下請け)のスタッフたちが番組を創り上げていくにあたって、まず真っ先にゲノム編集の現在の在り方に異議申し立てをしている人たちをしっかり取材して、どこにこの技術そのものや技術展開の仕方・させ方に問題があるのかを把握し、それを推進している人たちに陰に陽に質問・疑問としてぶつけながら取材を積み重ねていかないからです。簡単に言えば、推進側を番組のメジャーとして言いたい放題に言わせておき、それをNHKが「太鼓持ち」のように賛美し、あるいは視聴者に期待感を植え付けるような演出を行い、他方でバランスをとるために反対側・懸念側をある程度取材して放送する、こういう安易な「バランシング」のようなことをしているから番組の内容が深まらないのです。昨今の社会問題ドキュメンタリー番組や調査報道は(そもそも数が極端に少なくなっています)、そのほとんどがこういう安易な構成になっていて、マスコミの仕事をする人間たちが、まさに文字通り「マスごみ」(粗大ごみ)としての実践家に堕してしまっているのではないかと私は見ています。

 

ともあれ、まず、この番組と、この番組を理解していくために必要な若干の情報をご紹介いたします。

 

●(必見)BS1 スペシャル 「ゲノム編集食物~密着 食の未来の最前線~」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=D-elZkIzEck

 https://www.youtube.com/channel/UCZDEL8q2uEC92EnZvaGP4Jw

●(番組案内)NHKドキュメンタリー - BS1スペシャル「ゲノム編集食物~密着 食の未来の最前線~」

 https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2393150/index.html

 

●サイエンスZERO シリーズ・ゲノム編集(1生命を作り変える魔法の新技術 - NHK

 http://www4.nhk.or.jp/zero/x/2017-05-13/31/5164/2136633/

●サイエンスZERO シリーズ・ゲノム編集(2がんを根治!?医療で始まる大革命 - NHK

 http://www4.nhk.or.jp/zero/x/2017-05-14/31/6274/2136634/

 

(同じNHKの放送でも、こちらの「サイエンスZERO」のゲノム編集特集は「ゲノム編集推進賛美ないしは期待一色」で無邪気なまでのバイオムラ御用放送でした。この世界の事情を少しでも知る者にとっては、この放送は見るに・聞くに堪えないほどのご都合主義(ゲノム編集推進上で都合の悪いものはすべて無視)とゴマカシがあり、さながら原子力ムラ・放射線ムラと瓜二つの様相を呈しています。この番組に出ていたのが山本卓(たかし)広島大学教授で、同氏は下記にご紹介する毎日新聞の記事でも大きくインタビュー記事として紹介されています:田中一郎)

 

(関連)科学の森:ゲノム編集最前線/下 国の指針や法整備、議論の場を 日本ゲノム編集学会長 山本卓・広島大教授に聞く - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171005/ddm/016/040/023000c

 

ゲノム編集という技術は、なにも今まで存在していた遺伝子組換えの技術と、そう大して違うものではありません。いずれも生物の遺伝子を人間の都合で(特定の遺伝子作用(ノックイン)ないしは作用停止(ノックアウト)を目的として)操作するという点では同じです。両者が違うのは、その成功確率で、前者の旧式遺伝子組換え技術では成功率は0.1%以下=つまり「下手な鉄砲も数打てば当たる」方式だったのに対して、後者はそれが数%の成功率になったという点です。しかも、ほぼDNAの狙った場所にアクセスできるので、旧式遺伝子組換え技術のように、狙ったDNAの場所をヒットするかどうかは「当たるも八卦・当たらぬも八卦」ではなくなったという点が画期的なのです。

 

ゲノム編集の仕組みは関係する文献やネット情報で確認していただきたいのですが、簡単に申し上げれば、人為的に作成したMICRORNA」(クリスパー)を「先導役」にして目的のDNAの場所までアクセスさせ、そこでクリスパーにセットされている人工制限酵素(DNAをちょん切るハサミ:キャス9)でDNAの一部(遺伝子)を切断・削除するという仕組みです。狙ったDNAの場所をはずさずにスパッと切り取れるということです。しかも、その取扱いが簡単で、シロウトであってもすぐに習熟出来て、かつ費用が格安だということで、バイオ研究者の間に一気に広がったというわけです。要するに日本では無邪気で安易で軽率な研究者が多いバイオの世界で「クリスパー・キャス9」というハサミのおもちゃをもらった研究者・学者たちが、あっちこっちの生物のDNAを切り刻んでは遊び回って、それを研究だなどと称し、よせばいいのにこの技術を食品にも活用するなどと言いだしているのが今日の事態です。

 

なお、NHKTVや毎日新聞などの新聞報道では、ゲノム編集というと、生物のDNAを切り取る(削除する)=ノックアウト型のことを言うかのごとき説明がなされていて、それは従来の遺伝子組換えのように違う生物種の遺伝子を組み込むわけではないから、そう心配はいらない、自然界でも突然変異によって起きていることだ、などというご都合主義丸出しの説明がなされています。ねらいは、もちろん、そのような説明でシロウト一般人をだまくらかして、ゲノム編集への法規制や厳しいルール導入を避けようとしているということです。しかし、それは実際とは大きく違う話です。

 

(1)ゲノム編集は、まさに「編集」であって、必ずしも「切り取り」(ノックアウト型)とは限らず、新たに同種のあるいは異種の遺伝子を「組み込む」こともあり、いわゆる「ノックイン型」のものも存在する。もちろん異種の遺伝子が突然変異で入り込むなどと言うことはあり得ない話である。iPS細胞を使った再生医療への応用では、当然、ノックアウト技術とノックイン技術を合わせて使っているし、食品においても人間のご都合主義的な属性を求めてノックイン技術が使われることはもちろんある。

 

(2)また、同種の遺伝子が入り込む・入れ込む場合も(セルフ・クローニングとかナチュラル・オカランスだとか、もっともらしいネーミングを付けているが、みな法規制を逃れたいがためのインチキネームである)、そう簡単に突然変異が起きるわけではなく、また、突然変異で生まれる生物の圧倒的大半は、この世では生きてはいけない生きものであったり、人間にとっては都合の悪い「品質の劣化」を示すものが大半だったりして使えないのがほとんどである。つまり、人為的に遺伝子をノックアウトやノックインさせたものは、とてもじゃないけれど「セルフ・クローニング」(自己と同等のクローン創作)や「ナチュラル・オカランス」(自然に起きること)などとは言えないということだ。つまり、これを利用するのであれば、「何が起きるかわからない」という慎重なスタンスに立って、厳しい法規制の下で安全性や環境汚染(遺伝子汚染)の防止や倫理面での是非を検討しながら少しずつ研究を進めていくほかない。

 

(3)そもそもゲノム編集に使用するクリスパー・キャス9そのものは、DNAを切り取った後も細胞の中に残るので、明らかに自然に起きる突然変異とは違う。そして、その残存したクリスパー・キャス9が、その後に改編された生物の体にワルサをしないとは限らない。遺伝的効果についても未知のままだ(改編された生物はダメだが、その子孫になればクリスパーキャス9の効果は消えるなどと説明されているが、理屈ではなく、実証的にそれを示せ・動物実験等で示せということである)。

 

(4)遺伝子改変生物による環境汚染について重要なことを申し上げておくと、同様の深刻な環境汚染に核兵器や原発事故などによる放射能汚染があるが、それと比べてバイオ・ハザードを含む遺伝子汚染と言われる事故の場合には、生物が原因なので増殖(繁殖)するという点が放射能汚染と決定的に違う。放射能汚染は最初の汚染以上に増えることはないが(二次汚染はあるけれど=「汚染源が増える」のではなくて「汚染源が広がる」である)、遺伝子汚染(バイオ汚染)の場合には生物の生殖活動を通じて増えていく・増殖するという点が重要である。特に微生物の遺伝子汚染の場合には、その増殖速度は驚異的に速いため、その微生物が人類を含む他の生物に対して有害であった場合には、下手をすると人類滅亡という話にならないとも限らない(その微生物が人類には直接的には無害でも、たとえば人間の食料となる植物群をすべて枯らしてしまったら人類は滅亡する)。それほどの潜在的危険性があるということを忘れてはならないのだ。

 

(5)さて、それで上記の毎日新聞にある山本卓・広島大教授の話を読んでみると、ゲノム編集技術の応用範囲は概ね次の5つのようである。

 (a)食品開発(植物だけでなく家畜や養殖魚を含む新品種開発など)

 (b)バイオ燃料

 (c)iPS細胞を使っての再生医療への応用

 (d)ヒトの受精卵にアクセスする生殖医療

 (e)基礎研究(生命の成り立ちなどの研究)

 

(6)上記を念頭に置いてゲノム編集の危険性を考えてみると、次のようなことが考えらる(他にもある可能性大)。

 (a)環境の遺伝子汚染(遺伝子改変生物が環境に出てしまい、環境にいる既存生物と交尾・生殖して増えてしまうなど、また農作物などでは土壌汚染が深刻化するし、魚介類などでは産卵・孵化による無数のプランクトン発生と攪乱により海洋汚染が懸念される)

 (b)食品としての安全性、更にゲノム編集食品であることの表示の義務化の問題(⇒ 安全であれば表示しなくてもいいとは言えない=生命倫理面やそもそも論など消費者の判断基準は多様であり、それを推進側が勝手に決めるなということ、商品の素性は原則全部公開が原則であり、それが消費者の選択権を保障する)

 (c)臨床医療における予期せぬ危険性

 (d)受精卵操作は人間の尊厳に対する冒涜となり倫理面で×(デザイナーベイビーなど)

 

(7)食品としての安全性を考えるにあたり既に判明している危険性は次のようなもの

 きちんと調査され公表されていない(ゲノム編集の食品開発への利用推進の妨げとなるため隠蔽・歪曲されている=原子力推進に放射能の危険が邪魔になるのでゴマカされるのと同じ現象)。要するに、遺伝子組換えであろうがゲノム編集であろうが、遺伝子を人間が自己都合でいじくりまわすことにより、生物個体全体や生物群や生態系にどのような影響をもたらすかは全く分からないのであって、当然ながらまともな科学者・研究者・学者なら、それに対して慎重であり厳格であるのは当然だということです

 (a)オフ・ターゲット変異(NHKの番組にも新聞記事にも指摘あり、狙ったところ以外の遺伝子を大量に傷つけてしまう)

 (b)遺伝子相互間の連関性・相互補完性(ミトコンドリア遺伝子を含む)を無視している

 (c)エピジェネティクス的な生物の細胞内での働き=生命秩序のようなものに対する影響を全く見ていない

 (d)ゲノム編集で使用されるクリスパー・キャス9が遺伝子改変後も細胞内に残存することについての危険性

 

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(参考)御用放送丸出し:BS1 スペシャル 20171126 171126「原発事故7年目 甲状腺検査はいま」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=6tFUlTrqX2s&t=3s

 

(参考)典型的な御用放送だった「NHK・BS1スペシャル:原発事故7年目 甲状腺検査はいま」=既に論破されてしまった似非科学やインチキ手法で福島原発事故の放射能による子ども甲状腺ガンを否定する「放射線ムラ」の広報そのもの いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-33cb.html

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 <別添PDFファイル>

(1)世界的な論議は必至、ゲノム操作食品をどう規制するか(天笠啓祐 『週刊金曜日 2017.10.13』)

 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/docs/1156.pdf

「amagasa_idensisousa_syokuhin.pdf」をダウンロード
(2)新たなゲノム編集技術が物議を醸す、生物種を滅ぼす「遺伝子ドライブ」(天笠啓祐『週刊金曜日 2016.10.28』)

 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/docs/1110.pdf

「amagasa_idensi_drive.pdf」をダウンロード
(3)「RNA操作ジャガイモ」の流通にゴーサイン(天笠啓祐 『週刊金曜日 2017.4.14』)

 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/docs/1132.pdf

「amagasa_rna_potato.pdf」をダウンロード
(4)ゲノム編集最前線(上):応用拡大 ルールは未整備、農畜産業に革命(毎日 2017.9.14

 https://mainichi.jp/articles/20170914/ddm/016/040/035000c

(5)ゲノム編集最前線(中):∵難病治療に光、創薬も、リスク確認に課題(毎日 2017.9.21

 https://mainichi.jp/articles/20170921/ddm/016/040/002000c

(6)ゲノム編集最前線(下):受精卵改変、規制が急務、揺れる倫理(毎日 2017.10.5

 https://mainichi.jp/articles/20171005/ddm/016/040/020000c

(7)ゲノム編集臨床「法規制検討を」、学術会議が提言(朝日 2017.9.28

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13154818.html

(8)日本学術会議「我が国の医学・医療領域におけるゲノム編集技術のあり方」の低減について(神野芳紀 『DNA通信 NO.138 2017.12.14』(DNA問題研究会))

(9)「ゲノム革命」が作り出す未来(イントロ部分)(『週刊東洋経済 2017.9.16』)

 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/16447

 

(田中一郎コメント)

上記に列記した別添PDFファイルの資料では、まず科学ジャーナリストの天笠啓祐氏が執筆の『週刊金曜日』掲載記事3つを熟読してください。この短いレポートにゲノム編集やその周辺技術の危険性や問題点が明確かつ平易に書かれています。この3つのレポートの内容を知るだけで、みなさまは一気にゲノム編集問題の最前線に立つことができます。

 

その対極に、ロクでもない御用ジャーナリストの小島正美(毎日新聞論説委員)をご紹介しておきましょう。この男は毎日新聞の遺伝子組換えを含む食品に関する安全と表示を担当して長く、同紙紙面にはしょっちゅう登場していますので要注意です。昨今の遺伝子組換え食品については、たとえば下記の記事があります。

 

(関連)記者の目 遺伝子組み換え食品表示 今の緩い制度でよいのか=小島正美(生活報道部)毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171212/ddm/005/070/025000c?fm=mnm

(関連)質問なるほドリ:「遺伝子組み換えではない」? 日本は5%以下で表示可 他国は厳格=回答・小島正美 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171114/ddm/003/070/189000c?fm=mnm

 

もっともらしい見出しですが、当たり前のことをことさら強調し、肝心なことを歪めて伝え、読者の目をそらせたり、おかしくしたりしていますから油断をしてはいけません。上記で申し上げれば「5%混入を「混入がない」と表示するのはおかしい」などというのは小島に言われなくてもわかる当たり前の話であって、遺伝子組換え食品表示のおかしさはそれだけではないのです。そもそも「食用油や醤油や清涼飲料水などの加工食品の遺伝子組換え表示はしない」のは「それでいい」かのごとき説明を小島はしているけれど、それはおかしいし、また、遺伝子組換え食品の表示問題はもはや5%問題だけだ、などと読者に誤解させるような書き方をしているのも「うそつけ」という話です。詳しくは下記サイトをご覧いただき、小島の書いた記事と比べてみてください。遺伝子組換え食品の表示の問題がどこにあるかがよくわかります。下記サイトによれば「サルでもわかる」のに小島にはわからないようです。

 

(関連)日本のGM表示の仕組み サルでもわかる遺伝子組み換え

 http://gmo.luna-organic.org/?page_id=614

(関連)遺伝子組換え食品はなぜ危険性があるのか?問題点と健康リスクを徹底調査 真の健康法を探す旅 -Truth of the Sick-

 http://truthofsick.com/112/

(関連)遺伝子組み換えの何が問題? Alter Trade Japan

 http://altertrade.jp/alternatives/gmo/gmoreasons

 

それから、下記の2つについては、日本学術会議の下記サイトをご参照ください。

(7)ゲノム編集臨床「法規制検討を」、学術会議が提言(朝日 2017.9.28

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13154818.html

(8)日本学術会議「我が国の医学・医療領域におけるゲノム編集技術のあり方」の低減について(神野芳紀 『DNA通信 NO.138 2017.12.14』(DNA問題研究会))

 

(関連)提言:我が国の医学・医療領域におけるゲノム編集技術のあり方(日本語)(日本学術会議 2017927日)

(日本語)http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-t251-1.pdf

(英 語)http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-t251-1-en.pdf

 

(関連)医学・医療領域におけるゲノム編集技術のあり方検討委員会|日本学術会議

 http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/genome/genome.html

(関連)提言・報告等【提言】|日本学術会議

 http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/division-15.html

 

さて、今回の「NHKBS1スペシャル=「ゲノム編集」食物:密着 食の未来の最前線」についても若干のコメントをしておきます。結論を先に簡単に申し上げれば、メールの表題にも書きましたように、ご都合主義のマスコミによる遺伝子操作応用技術の軽率な賛美や過剰な期待は近未来の深刻なバイオハザードや巨大規模の健康被害をもたらす危険性を高める、ということです。(以下、箇条書きにいたします)

 

(1)1996年に遺伝子組換え食品が市場に出て以降、これまでの間の遺伝子操作食品の取扱いに関するデタラメへの反省がない

 

 (参考までに)

 第1世代 除草剤耐性、害虫耐性 = 生産者にメリット(耐性雑草・耐性害虫が現れメリット消滅)

 第2世代 栄養豊富、薬効など  = 消費者メリット(あやしい=副作用が心配、本末転倒=スギ花粉アレルギー防止イネ)

 第3世代 「ナチュラル・オカレンス」「セルフ・クローニノグ」= 表示なし(当面は食品添加物として大量に輸入・流通している様子)

 今 回  ゲノム編集

 

(参考)組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査の手続を経た旨の公表について(厚生労働省 事務連絡 2017.10.6

 http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/171006.pdf

 

(今後上記が国内生産されるとは思えず、これもまた輸入にかかるものと推察。いい加減ながらも安全審査を経ているものはまだマシ、全く何も見えないまま遺伝子組換え技術を使って開発された食品添加物や、それをつかった加工食品が大量に日本に輸入されていると思われる。長期的にそうしたものを摂取し続けた場合に人体がどうなるかは「なってみなければわからない」。まさに人体実験であり空恐ろしい限りである。:田中一郎)

 

(2)研究がもたらす潜在的な危険性への無邪気、軽率、そして過去にどのような経緯があったのかについての無知、無頓着、無視、「安全です」は研究や商品開発を推し進めるための消費者やユーザー向けの「アクセサリー」にすぎない形だけのもの。典型的なご都合主義で屁理屈を積み重ね、法的な規制や厳しい安全担保のルールの導入を嫌うどころか、それについて真摯にオープンに協議をする場さえつくろうとはしない。典型的な無責任とご都合主義が蔓延している。

 

(3)食品安全委員会などが実施している遺伝子組換え(GM)」食品の安全審査なるものは、審査の体裁をとった企業追認の儀式にすぎない。開発企業の短期間の実験データだけを丸のみし、自分たちで検証実験をするようなことはしたためしがない。企業がウソをついたらハイ・ソレマデヨである。また、安全性の確認実験は、短期毒性・急性毒性のみをチェックしているだけであって、果たして当該GM食品を中長期的に摂取し続けた場合の漸進的毒性・慢性毒性や遺伝的毒性は完全に無視されている。

 

(4)そして、遺伝子組換え技術やゲノム編集技術に関して不都合なことが起きれば、それを平気で隠蔽し矮小化し歪曲する。そもそも下記にある通り、そもそも遺伝子組換え関連の審議会は不都合な場合に非公開とされるのは当たり前になっている。消費者よりも企業を守ることが優先だと言わんばかりの態度である。無責任で、説明責任を果たさす、消費者との真摯な対話もなし、公開質問状を送っても、よくて木で鼻をくくったような回答が返ってくるだけ(通常は無視)、日本の消費者は文句も言わない家畜のような存在だと思われていて完璧にバカにされているのが現状である。

 

(関連)遺伝子組換え食品等専門調査会(第169回)の開催について(非公開) 食品安全委員会 - 食の安全、を科学する

 http://www.fsc.go.jp/senmon/idensi/annai/idensi_annai_169.html

 

(5)「表示しない」のは上記で申しあげたとおり。その理由に、遺伝子組換え食品も普通の食品も、種が同じなら「実質的同等」だなどと「新造語」をつくって屁理屈をこねている。実質的に同等なら、なんで特許を与えているのか、ということだ。嘘八百もいい加減にしろ、である。また、遺伝子組換え食品についてもゲノム編集食品についても、国は表示について極めて消極的で、その背後にはこうした食品を販売して儲けようとしている国際アグリビジネスなどの多国籍資本の暗躍がある。先般も消費者庁の遺伝子組換え食品の表示に関する審議会が終了したが、結論は「表示の拡大や拡充はしなくていい」などと報告した。報告はまさにゼロ回答、欧州と大きく違うのみならず、今やアジアをはじめ、多くの発展途上国にすら食品表示では後れを取り始めている。

 

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · ハガキ大作戦!消費者庁の大臣・長官などにGM表示を求めましょう! · Change.org

 http://urx.red/HBlx

 

(6)法規制を極端に拒否、逃げ回り、あらゆる手段で妨害している。ゲノム編集についても、またしかりである。

 

(7)遺伝子組換え食品の危険性を実証する動物実験がフランスのカーン大学・セラリーニ教授の下で実施され、懸念される結果が全世界に向けて公表された。ネズミを長期間飼育して遺伝子組換え食品を与えた場合の影響を検証した実験だ。そして、その結果は予想以上のとんでもない結果だった(遺伝子組換え食品やそれに使う農薬使用作物を与えられたネズミの大半がガンその他の健康障害・生殖障害・遺伝的障害となった)。しかし、こうした反証実験データが出ても、バイオムラの連中の態度は依然として変わらない。セラリーニ教授の実験について、いろいろと罵詈雑言を投げかけてはいるが、しかし、それを反証する実験を、自分たちで広く公開と不正排除が担保された形で行おうとする者は一人もいない。

 

(8)生命の営みに対する認識が軽率・安易、ゲノム編集を進めている研究者たちに、そもそも遺伝子の発現についてのバイオ知識(特に分子生物学や細胞生理学)について、いかほどの知識や知見があるのか。ゲノム学やエピゲノム学(エピジェネティクス)についての研究は今や生物学の最先端を形成していて、多くの研究成果が出てきているが、まだまだ分からないことが山のようにある「未知の大陸」と言われている。そんな中で、ロクすっぽ安全確認もせず、きちんとした法規制も入れず、出鱈目をやっても罰則もなく、人間のせせこましいご都合で遺伝子を操作して、それを食べものや受精卵操作などに使っていいはずはない。

 

(9)「他の生物の遺伝子を入れているわけではないから安全」だとか「これまでも人間は品種改良をしてきた、ゲノム編集はその手段の一つであって、これまでのものと変わらない」「店頭に並ぶ食物はすべて人間が品種改良という操作をしてできたもの」などと説明をして、ゲノム編集について懸念するには及ばないなどと発言する学者など、信用してはいけない。そんなことに科学的実証性など全くないからだ。一方、NHKも放射線照射などの人為的な方法で品種改良されたものが店頭に並ぶなどという、ほぼ嘘八百にちかい放送をして、こうした学者・研究者を応援するような放送をしている(放射線照射の突然変異はほとんどが使えないし安全とも言えない)のが、まったくバカバカしいという他ない。そんな放送をするなら、そもそもこのテーマでの放送はやめてしまえ、ということだ。

 

10)上記で申しあげた「オフターゲット」の危険性を軽視してはいけない。遺伝子の作用についてはわからないことの方が多いのであって、たとえば遺伝子を下手にいじれば予期せぬたんぱく質を含む物質が細胞内に産生され、それが食べた人間にとっては猛毒として作用するということもあり得ない話ではない。1990年頃に遺伝子組換え技術を使って開発された昭和電工のアミノ酸健康食品がアメリカで(死亡者を含む)大規模な食害事件「トリプトファン事件」を引き起こしたが、これなどは予期せぬ不純物が原因とされている。しかし、その原因は和解によってうやむやにされたままである。この事件への対応の仕方一つとってみても、遺伝子組換え技術の食品への応用がいかに胡散臭いかがわかるというものである。

 

(関連)昭和電工 トリプトファン事件=うやむやのまま

 http://urx.red/HBkl

 

11)研究事故が起きた場合のフォローもずさん極まりない(特に微生物)

 大学でのずさんな管理体制が危険な遺伝子改変生物の環境放出へつながった事例が散見(特に微生物:神戸大学他)、BS3施設のいい加減=加計学園獣医学部、BS4施設のいい加減=国立感染症研究所のずさんな管理体制、長崎大学に新設の動き、食品事故が起きた場合のフォローと責任体制もない

 

(関連)国立感染症研究所の安全性を考える会 ストップ ザ・バイオハザード

 http://stopbiohazard.com/

 

(結論)

ゲノム編集の食品への実用化の学者たちは、上記のような態度から全く信頼できない。NHKBS1の放送に出てきた2人の学者=木下政人(京都大学)、江面浩(えづら:筑波大学)もまた、私には上記で申し上げた遺伝子操作やゲノム編集についての様々な懸念や問題点について真摯に答える姿勢にあるようには見えず、非常に低レベルの対応でしか答えようとはしていないように見える。そもそも遺伝子組換え食品のこれまでのあり方に関しての反省がなさすぎる。バイオテクノロジーの世界は、全世界的に国際アグリビジネスや食品産業の私利私欲の支配が強く、規制すべき立場にある政府はそれらに買収・支配されてしまっており(あるいは日本のように無邪気極まる科学信仰のようなものがはびこり)、ゲノム編集や合成生物学なども含めてご都合主義と無責任と不道徳の塊のようなカルチャーが蔓延して、まるで原子力ムラ・放射線ムラと瓜2つの状況ができてしまっているのである。

 

ゲノム編集の応用がもたらす危険性や環境破壊、あるいは反倫理性に対して私たちは真剣に向き合わないと、近未来において私たちの社会はとんでもない・取り返しのつかないバイオ悲劇を経験することになりかねないのだ。

 

 <その他関連サイト>

(1)(そもそも総研)2017-10-12 がんも老化も克服!? 「ゲノム編集」実用化いつ? 濡木理教授 ミニキャス9 血友病 免疫不全 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=5UtXrIPxdUc

(2)「ゲノム編集」イネ収穫、農研機構 増量狙い初の屋外栽培(日経 2017.11.1

 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO22961220R31C17A0CR8000/

(3)WADA:ゲノム編集を禁止 遺伝子ドーピング指定 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171005/ddf/041/050/020000c

 https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20171005/k00/00e/050/232000c?fm=mnm

(4)GMは健康に問題 サルでもわかる遺伝子組み換え

 http://gmo.luna-organic.org/?page_id=20

(5)新たな遺伝子組み換え技術を使ったジャガイモが登場 | ライフハッカー[日本版]

 https://www.lifehacker.jp/2014/11/141114potato.html

(6)(科学季評)ヒトの遺伝子操作 確かな哲学と規制整備を 山極寿一 朝日新聞

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12942510.html?ref=sp_con_mailm_0523_14

(7)未承認の遺伝子組換えペチュニアの取扱いについて(第2報):農林水産省

 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/170531.html

(8)遺伝子組み換え表示拡大、議論 消費者庁、微量混入・遺伝子分解の食品:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12902057.html?ref=nmail_20170421mo

 

 <「いちろうちゃんのブログ」>

(1)「バイオムラ」の「ゲノム」(遺伝子)研究が進める「個人情報」のビジネス活用化=社会貢献をお題目にゲノム素材提供者をたぶらかし、「マイナンバー制度」とTPPで「遺伝子」の特許独占を狙う私利私欲優先の暗躍を許すな いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-9d01.html

 

(2)遺伝子操作された動植物を食べてはいけない(1):やっぱり危ないことがわかってきたゲノム編集=遺伝子世界のことがよくわかっていないのに、ご都合主義で遺伝子をいじくったものが安全なわけがない いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-0d3e.html

 

(3)(報告)(8.31)シンポジウム ゲノム編集を問う:作物、家畜、人について:日本の科学者や医者たちは、その本来の使命を忘れて腐敗している(その2) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-06c9.html

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