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2017年9月21日 (木)

(報告)氾濫する化学物質に適正な法的管理を:故立川涼先生を偲ぶ会(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

(最初に若干のこと)

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1.(イベント情報)原発体制を問うキリスト者ネッワーク(CNFE)

 

テーマ:甲状腺がんの現状と課題

講 師:脇ゆうりか さん

   (NPO法人「3・11甲状腺がん子ども基金」事務局長)

日 時:2017923日(土)13301530

場 所:日本基督教団信濃町教会 2階集会室

 JR中央総武線信濃町駅下車。改札前の大通り(外苑東通り)を右に3分。

 四谷郵便局の先、コイン駐車場手前。

 新宿区信濃町30番地(当日連絡先:09054063523 秋山)

参加費:500

 

2.衆議院解散関連

 下記の日刊ゲンダイや毎日新聞などの記事にもあるように、今回の衆議院解散もまた、安倍政権の私物化行政と同様の「国会私物化解散」である。その目的は、自分たちアベ政権・自公政治の山のようなデタラメが国会で追及され、マスコミ沙汰になることを防ぐため、ここで一気に選挙で「決着」をつけ、すべてを闇に葬り去ろうという魂胆である。選挙を経たら「禊(みそぎ)」を受けたことになるから、とにかく選挙で勝てばいい、ということらしい。しかし、そんなことで「決着」がつく問題ではない。日本の有権者・国民は、かような虫のいい話に乗ってはいけないのです。選挙では、安部政権にNO! 選挙が終わっても、彼らが政権を去ったとしても、彼らのしでかしたデタラメや不正は徹底追求である。それから、日本の司法の「ヒラメ化」・堕落に終止符を打つために、同時に実施される最高裁判事の国民審査では、候補者全員にNO! を突きつけましょう(白票で出すとそれは「〇」(信任)扱いですから要注意)。

 

(1)争点は独裁か民主主義か 安倍自公大勝ならばもうオシマイ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/576.html

(2)安倍政権:国会無視「沈黙の解散」質疑ゼロなら戦後初 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170921/k00/00m/010/148000c?fm=mnm

(3)衆院選:自民が豊田、中川、若狭各氏の選挙区に対抗馬擁立 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170921/k00/00m/010/115000c?fm=mnm

(4)衆院選:谷垣前幹事長不出馬へ 自民党幹部に電話で意向 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170921/k00/00m/010/087000c?fm=mnm

(5)衆院選:山尾氏は無所属で出馬へ 22日地元支援者に説明 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170921/k00/00m/010/125000c?fm=mnm

(6)9条改正、自民前のめり 異論残し執行部に「一任」 改憲4項目、公約方針:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13143120.html?ref=nmail_20170921mo

(7)クローズアップ2017:次期衆院選 首相、改憲勢力再編狙う 新党含め「3分の2」維持 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170920/ddm/003/010/048000c?fm=mnm

(8)日刊IWJガイド・番組表「10月の総選挙は『人づくり解散』! またもや『大義なき解散総選挙』で国民をバカにしきった安倍政権!〜勝敗ラインは改憲発議可能な『3分の2』! 『小池新党』は安保法制を容認する自民党補完勢力であることに注意!/国連総会直前、安倍

 http://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/32458

 

3.4野党、一本化模索で一致 衆院選めぐり:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13143171.html?ref=nmail_20170921mo

 

(関連)水面下で進む「野党共闘」…残業代ゼロ反対の連合がカギ 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213925

 

(田中一郎コメント)

 やることが遅いのよ。これまで費やしたたくさんの時間がはがゆいほどに無駄に感じられる。単独ではかなわないのだから力を合わせて闘わないとだめだということは小学生でもわかること。民進党の連中はその程度のことすら理解できていない様子だ。わずか数%程度の有権者の支持しか得られていない「野党第1党」が何をトチ狂っているのかという話だ。ともかく今回の衆議院選挙では、日本国憲法改悪の発議ができないように改憲派議席を2/3以下にすること、そして暴走政治・私物化行政の安倍晋三退陣を迫っていくこと、それに全力を挙げることが先決である。が、しかし選挙は総力戦だ。憲法改悪反対のことだけを前面に押し出して、そればかり言っているようじゃ目標達成はおぼつかない。安倍政権の悪政に苦しむ多くの有権者・国民の声を丁寧に受け止めなくてはいけない。何よりも今回の衆議院選挙は、私たちの生活と生存を安倍の暴政から守るための選挙なのである。(それと、若狭・小池・細野らの「またまたニセモノ」新党にも要注意だ)

 

4.民進・前原代表「憲法改正、マニフェストに盛り込む」:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/ASK9L65MJK9LUTFK00D.html

 

(関連)武正公一 - Wikipedia

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E6%AD%A3%E5%85%AC%E4%B8%80

 

(上記から一部抜粋)

日本国憲法の改正に賛成

日本の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加に賛成

 

「市民と野党の共闘」を破壊しかねない重大発言です。

武正公一(埼玉)とかいう民進党の議員も大問題です。

 

5.その他 衆議院解散関連

 株式市場は安倍・自公政権、ないしは改憲派の圧勝を予測しているようです。

 

(1)東証:「解散」好感、全面高に 今後の支持率動向を注視 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170920/k00/00m/020/099000c?fm=mnm

(2)特集ワイド:いきなり解散と言うけれど… 気がつけば「改憲勢力」ばかり 毎日新聞

 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170919/dde/012/010/058000c?fm=mnm

(3)クローズアップ2017:次期衆院選 首相、改憲勢力再編狙う 新党含め「3分の2」維持 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170920/ddm/003/010/048000c?fm=mnm

(4)衆院選:河村名古屋市長、出馬を検討 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170919/k00/00e/010/238000c?fm=mnm

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去る9月9日、文京区民センターにおいて、多くの人に惜しまれて亡くなられた故立川涼先生(元高知大学学長:農業土壌研究・環境化学)を偲ぶ会が開催されました。主催は「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」です。以下、簡単にご報告申し上げるとともに、立川先生が生前に全力で取り組まれていた環境問題、特に化学物質の無秩序で安全性や生態系影響を軽視・無視した今日の産業や管理行政の在り方に関連した「化学物質TOPICS」をいくつかご紹介いたします。

 

●(イベント情報)99日「代表立川涼先生を偲ぶ会」のご案内 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議

 http://kokumin-kaigi.org/?p=2359

「tirasi_tatikawasan_sinobu.pdf」をダウンロード

去る59日代表理事の立川涼先生が御逝去されました。立川先生は、魚介類のPCB汚染やごみ焼却場からのダイオキシン汚染を日本で初めて発表されるなど環境化学分野でのパイオニア的な研究者です。19989月の当会設立時に、高知大学学長の肩書きのまま当会代表にもなっていただき、その後を19年間にわたり私たちを率いてくださいました。

 

傑出した業績をお持ちの反面、とても気さくで暖かな人柄で、年次総会の代表挨拶などでウィットに富んだお話を覚えている会員の方も多いのではないかと思います。通常7月末に開催している会員向けの総会・記念講演会を9月9日に延期して、総会を兼ねた立川先生を偲ぶ会を開催します。立川先生御生前のビデオ映像も交えながら、先生との思い出、今後私たちが受け継いでいくことなどを一緒に考える会としたい思います。

 

(私は立川先生とは個人的なお付き合いはありませんでした。時折、「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」主催のセミナーや集会でお会いして、立川先生がお話になるのをお聞きしていた程度です。とても温厚で実直で、一見すると目立たない先生でしたが、芯の太い信念のしっかりしたものを感じさせていただける先生でした。福島第1原発事故後のある時、集会で立川先生に私の書いた「(増補版)シーベルトへの疑問」など、若干のレポートを手交したことがあります。おそらくご覧いただけないだろうと思っていましたが、それ以降、集会等でお会いした時に、立川先生の私に対する視線が変わったことを感じまして、ああ、読んでくださったのだな、と思いました。もちろんご理解いただける方向でです。親しくはありませんでしたが、立川先生は、私が推測するところ、科学と学問に対して誠実で良心的な、とてもいい大学教授でいらっしゃただろうと推測します。本当に惜しい方が亡くなられたと思います。その志は、少しでも私たちが継いでいけるよう努力する必要があります。残念ですが、立川先生のような方は、私が若いころには日本の大学には時折いらっしゃったような気がしますが、昨今では、ほぼ大学でお目にかかることは難しくなっているのではないかと思います。何よりも今の大学生たちが気の毒であるように思う次第です。:田中一郎)

 

(関連)(主催者)ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 Japan Endocrine-disruptor Preventive Action

 http://kokumin-kaigi.org/

(関連)入会の申し込み ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議

 http://kokumin-kaigi.org/?page_id=117

 

(「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」は、農薬や食品添加物、環境ホルモンや重金属などのずさんな管理や産業追随の管理行政に異議申し立てを行っている、わが国では唯一に近い市民団体です。みなさまにも入会をお勧めいたします:年会費2000円他)

 

(関連)パンフレット「環境ホルモン最新事情ー赤ちゃんが危ないー」発行 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議

 http://kokumin-kaigi.org/?p=1977

(関連)ネオニコチノイド関連参考情報 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議

 http://kokumin-kaigi.org/?page_id=819

(関連)パンフレット「化学物質の2020年目標の達成に向けて」(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 20143月)

http://kokumin-kaigi.org/wp-content/uploads/2014/06/312ee8569509b9fb290809ad42f3626c.pdf

(関連)書籍・資料 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議

 http://kokumin-kaigi.org/?page_id=127

(関連)国民会議ブックレットの案内 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議

 http://kokumin-kaigi.org/?page_id=72

 

 <別添PDFファイル>

(1)立川涼先生を偲ぶ会(PROGRAM)(201799日)

「tatikawasensei_sinobukai_program.pdf」をダウンロード
(2)私たちにとって人工化学物質とは(立川涼講演録 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 2017.6

「kagakubussitu_tatikawasan_kouenn.pdf」をダウンロード
(3)「香害」最前線(イントロ部分)(岡田幹治『週刊金曜日 2017.9.8』)

「kougaisaizensen_okada_intro.pdf」をダウンロード
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002385.php

(4)発達障害シリーズ(2):子どもの脳を化学物質から守る( 『食べもの通信 2017.4』)

「HATTATUSYOUGAI.pdf」をダウンロード
 http://melma.com/backnumber_22603_6507894/

(5)農薬取締法改定が俎上に(その1):農水省版「人も蜜蜂も」(てんとう虫情報 NO.312 2017.8.25

「nouyakuhou_kaisei.pdf」をダウンロード
 http://home.e06.itscom.net/chemiweb/ladybugs/index2.htm

(6)「薬用石けん」なぜ米国で禁止に?( 『生活と自治 2017.7』)

「YAKUYOUSEKKENN.pdf」をダウンロード
 https://www.j-cast.com/2016/10/07280024.html?p=all

(7)アルミニウム:気になる子供の脳神経や乳がん、アルツハイマー病への影響(水野玲子 『食べ物通信 2017.8』)

 http://www.fujisan.co.jp/product/1281691445/b/1527016/

(8)フッ素入り水道水、歯磨剤、ミネラルウオーターを避けよう(安田節子 『いのちの講座 NO.104 2017.4.12』)

「fussoiri_yasuda.pdf」をダウンロード
 http://www.yasudasetsuko.com/vision21/

(9)食品容器 材料を指定、厚労省検討会報告 安全確保へ法改正(日経 2017.5.26

 https://www.nikkei.com/article/DGXLZO16870200V20C17A5CR8000/

10)「目のピント調節」の機能性表示食品で40代男性が薬物性肝炎を発症していた(植田武智 『週刊金曜日 2017.5.26』)

 http://www.data-max.co.jp/290412_dm1248_01/

 

 <関連サイト>

(1)ネオニコチノイド農薬:各国の規制状況

 http://organic-newsclip.info/nouyaku/regulation-neonico-table.html

(2)シックハウス:3化学物質を追加へ 室内濃度、規制強化  - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20170828/k00/00e/040/264000c?fm=mnm

(3)殺虫剤汚染の卵、香港でも発見 欧州から影響拡大 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

 http://www.afpbb.com/articles/-/3138955

(4)危険な食品添加物一覧 添加物まみれの日本人

 https://tenkabutsu.com/

(5)ダイオキシン類 - Wikipedia

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3%E9%A1%9E

(6)環境省_化学物質の内分泌かく乱作用

 http://www.env.go.jp/chemi/end/

(7)年間800万トンのプラスチックが、世界の海に流れ出ている 国際環境NGOグリーンピース

 http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/1800/blog/57069/

(8)(セミナー報告)PM2.5とナノ粒子=次世代へのリスクを減らすために知っておきたいこと (& ナノサイズの放射性物質=ホットパーティクルの危険性を推測する) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/pm25-e3f5.html

 

 <化学物質を管理する我が国の法律、および国際的な動向>

 下記はたまたまネット検索でヒットしたサイトです。批判的な観点をもってご覧ください。

 

(1)化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)(METI-経済産業省)

 http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/kasinhou/

(2)化学物質排出把握管理促進法(METI-経済産業省)

 http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/law/index.html

(3)化学物質管理の現状と課題(経済産業省 201410月)

 http://www.nite.go.jp/data/000010340.pdf

(4)SAICM(国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ)

 http://ur0.work/G0qR

(5)化学物質規制の最新国際動向(合同会社ハトケミジャパン 宮地繁樹 20162月)

 http://www.nies.go.jp/risk_health/seminar/text2015/h280226_29data02.pdf

 

古くは、農薬、抗生物質、有機水銀・カドミウムなどの公害、薬害、食品添加物、PCB、プラスチック、排ガスなど、1990年代に入ってからは、環境ホルモン、ダイオキシン類と塩化ビニル、PM2.5など、そして昨今では、ナノ物質や放射性物質などなど、第二次世界大戦後の産業社会では、たくさんの種類の化学物質が大量に生産・消費・廃棄され、それに伴いたくさんの化学物質による有害事件や環境破壊事件を引き起こしてきました。日本でも、私たちの生活や住環境の隅々にまで、さまざまな化学物質が大量に入り込み、日々の生活を支えています。

 

しかし、こうした化学物質の継続的利用に関しては、その人体への安全性や生態系への悪影響などが十分には顧みられることのないまま、いわば旧態依然の企業・産業優先=金儲け優先の基本方針の下、かなり野放図に拡大されてきました。今日では、その累積的な悪影響が、たとえば人体や子どもたちの健康異常や、対応しきれないほどの大気汚染・海洋汚染などとして顕在化してきています。これまでこうしたことに対して、私たちの先輩・先人たちは、時には身に降りかかる理不尽な弾圧や嫌がらせなどにひるむことなく、心ある有権者・市民らと連帯して、積極果敢にその矯正・適正化のために闘ってきた歴史があります。米国のレイチェル・カーソン「沈黙の春」や、日本の有吉佐和子「複合汚染」などは、その氷山の一角の歴史に残るべき名著となっています。

 

(関連)「沈黙の春 レイチェル・カーソン」要約

 http://www.geocities.jp/ahorn_3703/silent_spring.html

(関連)有吉佐和子 『複合汚染』 新潮社

 http://www.shinchosha.co.jp/book/113212/

 

しかし、化学物資をめぐる情勢は、我が国においては21世紀にはいっても未だなお、正されることのないままに、むしろ有権者・国民の関心の低下と相まって、よりひどいずさんな管理・手抜き政策の下、もっともらしい言い訳や体裁づくりだけの諸施策が罷り通っているのです。特に福島第1原発事故以降は、環境に大量放出された様々な種類の放射性物質とあいまって(化学物質と放射性物質の相乗効果は「1+1=2以上」の悪影響を生物や生態系・環境にもたらすため非常に脅威になっています)、私たちの生活や生存を子々孫々にまで脅かす事態になってきています(遺伝への影響もあり)。

 

しかし、海外ではそうではありません。既にヨーロッパ諸国では、リーチ規制(化学物質)やローズ規制(重金属等)をはじめとして、私たちの身の回り品や農薬をはじめ、産業が生み出し利用するさまざまな化学物質に対して、その安全規制や環境規制を強化しています。また、国際的にも「SAICM(国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ」などの形で、化学物質の持続可能な利用体制の構築へ向け合意形成が図られようとしています。それに日本がどれだけ寄与しているのか、現状の日本政府や経済産業省・環境省などの関係省庁の態度を見ていると、いささか心もとない状態です。あの劇薬的毒物のネオ・ニコチノイド系農薬でさえ、世界でその利用禁止が進められる中、ひとり日本だけが規制緩和に動いているのですから。

 

別添PDFファイルでご紹介した化学物質関連のニュースは、いずれもここ数カ月以内で報じられたものです。情けなくなるくらいに化学物質の管理や安全対策がずさんであることが見て取れます。そして、繰り返しますが、これに福島第1原発事故などによる放射性物質と、そしてバイオテクノロジー(ゲノム編集など)による生物の遺伝子操作(微生物を含む)や、新素材開発分野での最先端技術であるナノ物質の危険性などが加わり、まさに第二次「複合汚染」状況が生まれつつあります。そして、この「複合汚染」状況をこのまま放置することは、おそらく人類のみならず地球上の全生物の滅亡へと向かうことになるのではないかと非常に危惧される事態となっているのです。今後のみなさまの、この化学物質問題への高い関心を期待申し上げます。

 

(関連)REACH - Wikipedia

 https://ja.wikipedia.org/wiki/REACH

(関連)RoHS - Wikipedia

 https://ja.wikipedia.org/wiki/RoHS

 

最後に、化学物質の法的管理に関しては、一般シロウト向けの解説図書が皆無状態です。私からは、岩波書店その他に、手ごろな形で新書形式で、我が国における化学物質の法的管理とその問題点(具体的事例紹介を含む)、およびその国際的動向、についての図書を発刊して下さるようお願いしていますが、未だ出てまいりません。事の重要性と、多くの有権者・国民・市民の関心を高める意味でも、この化学物質管理に関する解説書の発刊をお願い申し上げます(化学物質がご専門の学者の皆様、ご執筆をお願いします)。

草々

 

 

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