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2017年9月24日 (日)

日本原燃のような会社に核燃料サイクルを担う資格なし:(1)市民団体の公開質問状に対する日本原燃の「はぐらかし回答書」、(2)日本原燃の「資質」を疑問視する原子力規制委員会、(3)原子力規制委員会は解体だ

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.9.21『総選挙における野党協力を求める緊急アピール会見』 市民連合

 http://shiminrengo.com/archives/1792

 

(記者会見録画)市民連合「総選挙における野党協力を求める緊急アピール」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=FNxh79TcTVg

 

(関連)総選挙へ市民連合がノロシ 「野党共闘」要求は全国に拡大 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214093

(関連)室井佑月「なんて、子どもっぽい!」〈週刊朝日〉 (AERA dot. - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170920-00000069-sasahi-pol

 

(関連)日刊IWJガイド・番組表「『野党協力』ためらう民進党・前原誠司代表! 『この選挙で3分の2議席を与党に許せば、もう後がない。この総選挙は日本の民主主義を守る最後の機会、ラストチャンスだ』〜山口二郎氏ら『市民連合』は野党に選挙協力を訴え!/また法人税引き下

 http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/32498

 

(やればできるじゃん! 前原誠司や野党共闘を妨害している民進党の大バカ者たちよ、何してんだ! 滅び去りたいのか!?)

(関連)熊本全区、野党共闘 次期衆院選で民進、共産、社民の県組織が方針 熊本日日新聞

 https://this.kiji.is/284127793541039201

 

2.日本国憲法を知らない・守らないアベ政権の政治家たちを監獄へ放り込め

 アベ政権の憲法違反は集団的自衛権行使や自衛隊の海外派兵を決めた戦争法制だけではありません。こうした憲法違反に対する対応の仕方は、政権を握る政治家のみに適用される憲法違反罰則の法制化や憲法裁判所の設置です。また、日本の司法や警察・検察を抜本的に改革しなければならないことも申し上げるまでもありません(最高裁よ、違憲立法審査権はどうなっているのか? 何してんだ!?)。

 

(1)解散権は本当に総理の専権事項なのか?「7条解散」の矛盾世界のトレンドは制約へ Abema TIMES

 https://abematimes.com/posts/2974820

 

(国会解散の権限は「首相の専管事項」ではなく「内閣の専管事項」です。閣僚の任命・解任を首相ができるからと言って、直ちに国会解散が首相の「専管」になるわけではありません:田中一郎)

 

(2)日本国憲法第五十三条 内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣はその召集を決定しなければならない。

 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S21/S21KE000.html

 

(アベ政権の閣僚たちは、憲法を無視して3か月も国会を召集せず、招集したかと思うと冒頭で即時解散を画策している。これが憲法無視でなくて何なのか。閣僚全員がKY=漢字が読めない、とでもいうのか!? :田中一郎)

 

3.(9.30)原子力発電所はどこまで安全か-原発を設計した技術者に聞く- 講師=後藤政志氏(田無駅)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1504007055585matuzawa

 

4.「三陸の海を放射能から守る岩手の会」より(「天恵の海」最新号)

 青森県六ケ所村再処理工場をはじめ、日々、危険な原発・核燃料施設の動向や原子力ムラの動きを厳しく監視してくださっています。

 

(1)(別添PDFファイル)(天恵の海 第182号)3.11で被災した39年の老朽化原発=超危険、東海第二原発を再稼働させるな

 http://sanriku.my.coocan.jp/no.182.pdf

 

(2)(別添PDFファイル)(天恵の海 第181号)クロダイからかつてない高濃度のストロンチウム90を検出

 http://sanriku.my.coocan.jp/no.181.pdf

 

5.(9.28)アジア記者クラブ9月定例会「昭和天皇の戦争の何が消されたのか」(東京・お茶の水)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1504874730153staff01

 

(参考)昭和天皇の戦後日本:〈憲法・安保体制〉にいたる道-豊下楢彦/著(岩波書店)

 http://ur0.link/G3LL

 

6.【弾圧続報】9・11経産省前弾圧Fさん釈放されました。 福岡市民救援会

 http://blog.livedoor.jp/fukukyuen/archives/50789584.html

 

7.(9.27)申込み 市民集会 「辺野古の工事、いまどうなっているの? ~生命かがやくサンゴ礁の海 大浦湾を守ろう!」 山城博治氏、北上田毅氏、和田重太氏(王子駅)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1504536293971matuzawa

 

(続き)(9.28)申込み 【院内集会と防衛省交渉】「辺野古の工事、いまどうなっているの? ~生命かがやくサンゴ礁の海 大浦湾を守ろう!」 山城博治氏、北上田毅氏(参議院議員会館)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1504536847153matuzawa

 

8.(9.25)脱被ばく実現ネットら「脅かされている子どもたちの生命・健康・未来 チェルノブイリから学ぶべきこと」白石草-水道橋

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1504519034940staff01

 

9.(新刊書)3冊

(1)原発問題の深層 一宗教者の見た闇の力-内藤新吾/著(かんよう出版)

 http://ur0.link/G3LN

(2)緑風出版│プロブレムQ&A 総点検・リニア新幹線

 http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1713-9n.html

(3)武器輸出と日本企業-望月衣塑子/〔著〕(角川新書)

 http://ur0.link/G3LQ

 

10.日刊ゲンダイより

(1)(別添PDFファイル)安倍政権では北朝鮮問題は解決不可能、行き着く先は戦争状態化(日刊ゲンダイ 2017.9.22

 http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/629.html

 

(2)ナチ研究の第一人者が看破 自民案「緊急事態条項」の正体 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213557

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(独)日本原子力研究開発機構(旧動力炉・核燃料開発事業団)が全くデタラメに運営していた危険極まりない原子力ムラの役立たずのおもちゃ=高速増殖炉「もんじゅ」が廃炉に決まったのはついこの間のことですが、実はもう一つ、「サイクル」などしないウソ偽りの核燃料サイクルのもう一つの柱=青森県六ケ所村再処理工場を運営する日本原燃(株)という会社もまた、(独)日本原子力研究開発機構に負けず劣らずの出鱈目・手抜き・無責任会社であることが表面化してきました。

 

(関連)日本原燃株式会社 HP

 http://www.jnfl.co.jp/ja/

(関連)青森県六ケ所村再処理工場の現状(経済産業省 資源エネルギー庁)

 http://ur0.pw/G3qI

 

日本原燃が運営する再処理工場については,20063月に多くの反対を押しのけて実際の使用済み核燃料を使う「アクティブ試験」を実施して工場設備を放射能汚染させてしまい、しかもその最終工程のガラス固化に失敗して工場が正常に動かないまま今日に至っています。公式には、ガラス固化工程も、その後のいろいろな試みの末に成功裏に終わったとされていますが、それが本当なのかどうかも、実際の再処理予定量の使用済み核燃料を工程に入れたときにうまくいくのかどうかも、今もって定かではありません。つまり再処理技術の確立は未確認のままです。

 

しかし、この無謀ともいえるアクティブ試験により、再処理工場の施設が猛烈な放射能で汚されてしまい、もはや簡単には解体できなくなっています。また、それだけでなく、この試験中に、懸念されていた通り、猛烈な量と多種多様の放射能が青森県の空と海=太平洋へ放出されています。しかし、それは当然のことと言えば当然です。何故なら、再処理工場の工程は使用済み核燃料をぶつ切りにして、それを熱濃硝酸の液体につけて化学処理するわけですから、すさまじい放射能が再処理工場のタンクや配管の中を行きかうのであり、その結果出てくる気体と液体の様々な放射能は、除去しきれないまま施設の外へと放出されてしまうからです。

 

特に、トリチウムやクリプトン85などは全量放出されてしまいます。たとえばそのトリチウムについて申し上げれば、福島第1原発が日々環境へ放出している量の何倍、何十倍、何百倍、いやいやそれよりももっとすさまじい量のトリチウムが、少し前のアクティブ試験で環境放出されてしまいました。そして放出された放射能はトリチウムだけではありません。ぞっとするような種類の放射能が、まるで垂れ流しなのです(こうした重大なことがマスコミによってまったく報道されないということも念頭に置いておいてください)。

 

(参考)とめよう!六ヶ所再処理工場 原子力資料情報室(CNIC

 http://www.cnic.jp/knowledgeidx/rokkasho

 

また、このアクティブ試験により、ガラス固化できない高レベル放射性廃液も大量に生み出され(六ヶ所村は約2403、ちなみに東海村には約4003が貯留されている)、それが再処理工場敷地内のタンクに貯留されています。この高レベル放射性廃液は非常に危険で厄介な代物で、万が一、これの冷却に失敗したり、発生してくる水素ガスの除去に失敗しますと、たちまちのうちにタンクを吹き飛ばす大爆発を起こします。そんなことになったら、タンク内のすさまじい量の放射能(液体と気体)が環境に飛び散り、日本列島や北太平洋は放射能で壊滅状態となってしまいます。極めて恐ろしい、水爆並みの時限爆弾が、青森県六ケ所村と茨城県東海村にセットされていると思っておいた方がいいでしょう。この高レベル放射性廃液は、そうした事態を回避するため、一刻も早くガラス固化をしなければなりません。(にもかかわらず、日本原燃も(独)日本原子力研究開発機構も、そして原子力規制委員会・規制庁も、のらりくらりしていて、この高レベル放射性廃液のガラス固化は進んでおりません)。そうした状況の下で、下記のようなことが少し前に明らかになっています。

 

(関連)(天恵の海 第168号)201582日、六ヶ所再処理工場、落雷により主要建屋全て計測器被害

 http://sanriku.my.coocan.jp/no.168.pdf

(関連)(天恵の海 第169号)青森県六ケ所村再処理工場内の高レベル放射性廃液貯槽

 http://sanriku.my.coocan.jp/no.169.pdf

 

このことをよくご存じでない方は、上記の2つのレポートを熟読してください。本当に身の毛もよだつような恐ろしい状態が続いており、かつ、そのことについて、核燃料サイクルを進める当事者たちや原子力規制委員会・規制庁までが(もちろん自民党や民進党をはじめとする政治家どももほとんどが危機感ゼロ状態です)、危機感をほとんど持っていないという点が大問題だと言わざるを得ないのです(危機感がないどころか、高レベル放射性廃液などについては事実関係をごまかしたり隠蔽したりしています)。危険施設だと言われている再処理工場に落雷があること自体、とんでもない話だと思われませんか? しかも、その落雷で、万が一再処理工場がフル稼働していたら過酷事故につながったであろう様な事態が起きていたというのですから、開いた口がふさがりません。

 

(関連)(別添PDFファイル)(重要・注目)核燃料サイクルの本当の話をしよう(澤井正子『科学 2014.5』)

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/20145-632c.html

(参考)三陸の海を放射能から守る岩手の会 HP

 http://sanriku.my.coocan.jp/

 

今回、上記でこのメールでご報告することの背景事情をごく簡単に申し上げました。以下、2つのことをご報告いたします。

 

 <別添PDFファイル>

(1)日本原燃 回答書(前半)(2017829日)

「nihongennnen_hagurakasi_1.pdf」をダウンロード
(2)日本原燃 回答書(後半)(2017829日)

「nihongennnen_hagurakasi_2.pdf」をダウンロード
(3)再処理等の事業費について(前半)(使用済燃料再処理機構 2017718日)

「zumikikou_1.pdf」をダウンロード
(4)再処理等の事業費について(後半)(使用済燃料再処理機構 2017718日)

「zumikikou_2.pdf」をダウンロード
(5)核燃料サイクルの本当の話をしよう(澤井正子『科学 2014.5』)

「kakunenn_sawai.pdf」をダウンロード
(6)原子力のあり方 国会で深く議論を、規制委・田中委員長(朝日 2017.9.21

(7)迫る期限30年「日米原子力協定」どうなる、原爆6000発分プルトニウム、大量保有 米も懸念(東京 2017.9.19

 https://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-12312203228.html

 

 <関連サイト>

(1)“核のごみ”ずさんな管理 茨城・東海再処理施設

 http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000095779.html

(2)「放射性廃棄物の処分等に関する要請書」 - becquerelfree’s blog

 http://becquerelfree.hatenadiary.jp/entry/2017/09/06/111432

(3)完成は20年遅れ、建設費は4倍! 原発再処理工場建設費がまた増えた〈dot.〉 (AERA dot. - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170920-00000095-sasahi-soci

(4)「日本の大量プルトニウムに懸念」 日米原子力協定延長に米専門家 東京新聞 2017.9.23

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201709/CK2017092302000138.html

(5)米国が懸念する日本のプルトニウム大量保有 どうなる日米原子力協定 (1-2) dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

 https://dot.asahi.com/dot/2017092100059.html

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170921-00000059-sasahi-soci

(6)廃炉のごみ 見えぬ行方 低レベル放射性廃棄物 最長10万年埋設:どうしん電子版(北海道新聞)

 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/130629?rct=n_nuclearpower

 

1.市民団体の公開質問状に対する日本原燃の「はぐらかし回答書」

 さる8月29日、北海道と青森の市民団体が関係省庁に声をかけ、核ゴミや核燃料サイクルに関するヒヤリングを行いました。関係省庁や関係機関が出席してヒヤリングに参集した市民に対して説明が行われる中、日本原燃と使用済燃料再処理機構は欠席、特に日本原燃は、これまでも同様のヒヤリングの場には一貫して姿を見せず、説明責任を放棄しています。のちほど簡単な文書で質問事項に対する「回答」なるものが送られてきましたが(別添PDFファイル)、こんなものは「回答」ではなく、まさに市民団体や有権者を馬鹿にした「はぐらかし書」以外の何ものでもありません。上記のような、非常に危険な核燃料サイクル事業を担っているにもかかわらず、かような態度は許せるものではありません。以下は私の怒りのコメントです。

 

(メール転送です)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本原燃の回答書、見ました。

これは回答書ではなくて、はぐらかし書ですね。

紙くずと同じ価値しかありません。

でもそれじゃ、取り付く島もないので、若干だけコメントしておきます。

 

1.青森県六ケ所村再処理工場が出す放射能の種類と量については徹底追及が必要です。再処理事業指定申請書の添付書類7に書いてあるというので、これを取り寄せて、詳細に見ていくしかないでしょう。それと、あいも変わらずシーベルトで回答していますが、こんなものはいらない、と申し送りすべきです。また、そのシーベルト計算(環境影響評価)についても同申請書添付書類や「再処理施設における放射性物質の挙動」が国会図書館にあるからそれを見ろ、といっていますので、見るしかないでしょう。

 

(あれを見ろ、これを見ろ、と言うだけではなく、そのコピーを添付するとか、ネット上にあるのなら、その検索の仕方や(ネット上の文書の正確な名前)URLなどを記載しろ、と日本原燃に対しては言わなければいけませんね。また、一般市民が読んでも簡単にはわからないような役人言語で書かれている場合には、その主旨を要約しろとも申し送りする必要があるでしょう。有権者・国民・市民に理解されるように説明することもまた、彼らの仕事の一つだからです)

 

2.再処理工場以外の4つの施設の放出放射能については、日本原燃のHPにあるというので、それを見るほかないでしょう。しかし、再処理工場以外についてはHPにアップしているのなら、再処理工場についてもアップすればいいではないですか。アクティブ試験の分は少なくともアップすべきです。

 

3.ガラス固化

 説明がわけがわからない。わけがわからない、というのは、回答を書いている方も同じのはず。一般の人がわかるように書き直せということ。書き直さないのなら、説明を付けて、このまま一般公開してもいい。要するに、どうなっているかはわからない=核燃料サイクルなんて、できるかどうかはっきりしない、ということです。

 

4.高レベル放射性廃液

 冷却できなくなったらどうなるのか、の回答がない。話にならない。また「ごく微量の放射性物質」という表現がありますが、こういうのはやめさせる必要があります。数字で書けと。

 

5.回収ウランとU232

 U235、U238とU232がどうちがうのか、説明が必要。また、作業員の被ばく線量が高くならないようにしている、というだけでは、回答になっていない。どうやって、それを担保しているのか。

 

6.あいまい表現

 一概に言えないとか、核種ごとに言えないとか、とにかくあいまいで何も言っていないような表現が多い。回答する方で工夫をして具体的に答えよ。○○から○○のような範囲で示すとか、全部合わせればこれだけとか、いろいろあるでしょう。

 

7.答える立場にない

 今後の参考にしておきましょう。しかるべき相手に質問すればいい

 

全体的に、まだ質問の数が多すぎます。これ全部を1日のヒヤリングでこなすことは不可能です。書類でのヒヤリングと、当日、ヒヤリングの場で確認していくものとにしっかりと区分した方がいいでしょう。

 

それから、東京サイドの反省として、上記のうちでもっとも重要な1,2,3,4について、その追及が甘いように思います。いま脱原発で、これを熱心かつ執拗に追及してくださっているのは青森や岩手の方々です。少なくとも東京サイドは、この2県の方々の努力の成果をもっと大々的に全国に拡散・PRする必要があるでしょう。

草々

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

2.(別添PDFファイル)「使用済燃料再処理機構」からの文書

 電力自由化に伴い、これまで民間ベースで実施されてきた核燃料サイクル事業や再処理事業がコスト的に頓挫して、電力会社が再処理事業から撤退しないよう、言い換えれば、電力自由化の下でも再処理事業が継続できるよう、こうした「経済産業省直轄」型の「屋上屋」組織をつくって「にらみ」をきかせているのです。再処理費用は法令で電力料金徴収と同時に有無を言わさず電力ユーザーからふんだくることにされています(電力会社に対する再処理費用の「使用済燃料再処理機構」への納付を義務づけ)。「使用済燃料再処理機構」は、全く存在価値がない、ただちに廃止しても何の問題もないどころか、設置してはならない組織と言えるでしょう。他方では、経済産業省からの天下り組織がまた一つできたということでもあります。別添PDFファイルは、「使用済燃料再処理機構」が市民団体に対して初めて明らかにした文書なので、ご覧になるといいと思います。

 

(関連)使用済燃料再処理機構 HP

 http://www.nuro.or.jp/

(関連)ウィキペディア 使用済燃料再処理機構

 http://ur0.link/G3Ld

 

3.(「三陸の海を放射能から守る岩手の会」の永田文夫さんからです)日本原燃の「資質」を疑問視する原子力規制委員会

 先般8月、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で、壁面の配管貫通部分から雨水が流入するというトラブルが発生しましたが、その背後には、何度注意・注告されても変わらない日本原燃のずさんな管理体制があることが表面化しています。この問題についても原子力規制委員会・規制庁は「激怒」のポーズをとっていますが、さながらこの様子は、廃炉が決定する前の高速増殖炉「もんじゅ」と、それを運営していた(独)日本原子力研究開発機構(旧動力炉・核燃料開発事業団)のデタラメぶりと「瓜二つ」の観があります。以下、「三陸の海を放射能から守る岩手の会」の永田文夫さんからのメールです。

 

 <関連サイト>

(1)六ケ所再処理工場に雨水32トン流入 8月、公表せず:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/ASJDW5PX6JDWULBJ00N.html

(2)14年間別の箇所点検 原燃「異常なし」日誌に記載 再処理工場雨水流入問題 (デーリー東北新聞社) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170909-00010004-dtohoku-bus_all

(3)再処理工場合格、当面見送り 点検漏れで雨水流入、原燃批判/規制委 (デーリー東北新聞社) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170914-00010000-dtohoku-bus_all

(4)再処理工場雨水流入、原燃の資質疑問視も (Web東奥) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170918-18123459-webtoo-l02

(5)日本原燃六ケ所再処理工場、全設備安全性調査へ 完工大幅ずれ込みも (Web東奥) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170914-14111930-webtoo-l02

(6)経産相が原燃に異例の訓示 再処理工場トラブル続発 (デーリー東北新聞社) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170921-00010000-dtohoku-bus_all

 

以下はメール転送です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

六ヶ所再処理工場の新規制基準審査が913日に行われました。この審査会はある意味基準審査の大きな転換点のように思われました。8月の非常用電源建屋への雨水流入に係わり点検が保安規定通りなされてこなかったことや点検箇所がいい加減だったことが発覚し「これでは審査を厳重に行っても現場でどうそれを実現していくのかとても信頼できない」など、原燃の資質を問う批判が相次ぎました。以下の記事をご覧ください。

 

●再処理工場雨水流入、原燃の資質疑問視も 9/18() 東奥日報

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170918-18123459-webtoo-l02

 

「・・・13日に規制委が都内で開いた再処理工場の審査会合で、原燃の村上秀明副社長(再処理事業部長)は「自ら問題に気付く能力・仕組み、対応のスピード感が決定的に足りない」と自己分析した。しかし、原燃の説明を巡り規制委側は「問題を小さくしようとか、問題ではないとする方向に力が働いていないか」と指摘。設備保全の不備によるトラブルが今後も起こることを懸念し、「原燃に再処理事業をやらせていいのか」と、適格性を問う発言も出た。規制庁担当者は「点検していない所がたくさんあり、それすら把握していない」とあきれ気味に語った。

 

 原燃は本年度末までに再処理工場の全設備の管理状況を調べ、必要な点検・補修を終わらせる方針。並行して審査対応も行い、今月中に審査合格の前提となる補正申請書を規制委に提出するとしている。しかし、規制委の田中知委員は「審査会合を開くに値する(補正申請書の)内容でなければ時間の無駄。現場の安全確保が最優先」とし、合格への手続きを進めようとする原燃にくぎを刺した。・・・」

 

2014117日の会合以来審査会は219回を数えています。これは再処理ばかりではなく核燃サイクル施設全体の審査を含むものですが、何と言ってもメーンは六ヶ所再処理工場の審査です。会議の動画を見ました。今までの会議の動画で見たことがない、規制庁側の「口先ばかりで実際の現場はあまりに酷い、もういい加減にせよ」といった怒りが伝わってきました。この会議の資料・動画は以下です。前半約1時間ほどでその様子がわかります。事務方のリーダーである金城氏は10年前に私たちの署名(10万筆)「海に空に放射能を流さないで」を受け取った方です。当時は経産省原子力安全・保安院核燃サイクル規制課長補佐でした。

http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/tekigousei/nuclear_facilities/20170913.html

 

デーリー東北では一面トップで「再処理合格見送り」と大見出しで報道しています。これは再処理ももんじゅ同様の道をたどりはじめたことを暗示しているように思います。「当面」ではなくもう「永久」にしてもらいましょう。記事には「原燃が今後補正申請書を提出しても安全確保策や対応の実効性が担保されない限り、適合性審査に合格させない考えを明らかにした。」とあります。

 

(追信)

・・・・・・・・・・・・・・・・

以下、規制庁審査担当官が怒った雨水流入事件の概要について以下追加いたします。

 

非常用電源装置建屋へ雨水流入事件について

(1)原燃から新規制基準審査会へ提出された説明資料は下記です(3頁)。2頁に「非常用電源建屋、配管ピット及びケーブルピットの概要図」が出ています。

 http://www.nsr.go.jp/data/000202911.pdf

 

(2)原燃HPで公開された資料(月別トピックス:9月発表分)は下記です。添付資料1、2、3 に図や写真が出ています。

http://www.jnfl.co.jp/ja/business/about/cycle/monthly-topics/reprocessing.html?201709

 

*この事件(原燃は“事象”と称している)の概要は

・安全上重要な非常用電源装置(ディーゼル発電機)建屋に約800リットルの雨水が流入したこと

・その原因は地下に埋設してある発電機の燃料油貯蔵タンクから地面深く掘られている配管ピットに溜まっていた雨水(深さ1.8m)がコーキングの劣化により燃料パイプを伝わり電源装置建屋に流入したこと

・配管ピットに雨水が流入した原因はピットの点検口のコーキングの劣化によるものとわかっている。(しかし、原燃は調査中とし、これにふれようとしないこと)

 

*問題点

1)非常用電源装置が設置された2003年以降配管ピット内部の点検を一度も実施してこなかった。

2)巡視員は配管ピットとは別のケーブルピットを点検し配管ピットの確認欄にチェックを入れていた。

3)北陸電力志賀原発での原子炉建屋内への雨水流入を受け原子力規制庁からの指示に対する原燃報告(201612月)において「止水に問題ない」旨報告していた。

 

※本来水が入ってはいけない配管ピットに1.8mも水が入り、ピットに配置されている重油の供給パイプ、重油ベントパイプ、貯蔵タンクへの給油口・バルブ、計測器配線(温度計、液位計)等が水没していたことはまかり間違えば腐蝕による重油漏洩や計測器配線の漏電等により非常時に電源装置が働かなくなる可能性があります。このような重要な点検が14年間も行われてこなかったこと、特にこの間、311原発事故が起こっていたのに拘らず見逃されてきたことは重大な配信行為です。このような事業者に超危険な再処理工場を動かす資格はありません。

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4.田中俊一委員長任期満了と原子力規制委員会

 原子力規制委員会・規制庁は、もはや原発・核燃料施設の安全を最優先にして審査・許認可を行う組織ではなくなっています。福島第1原発事故の経験もどこへやらで、ただただ再稼働のための合理化屁理屈を準備し、原子力ムラの思惑を時間をかけて実現していくための状況づくりにいそしんでいるだけの組織となってしまっています。たとえば、このほど東京電力に対して柏崎刈羽原発再稼働の「資格あり」のお墨付きを与えています。どう考えても非常識極まりなしです。そして、この原子力規制委員会・規制庁の原発・核施設再稼働審査におけるデタラメぶりは、既に政府交渉その他において赤裸々に明らかになっています。

 

 そもそも「原発・核燃料施設が安全だとは言わない、我々は新規制基準に準則しているか否かを審査するのみだ」などと豪語し、原発や核施設の安全性について責任を負おうとはいたしません。また、原発・核燃料施設周辺地域の避難計画についても、自分たちの所管ではないとして審査を拒否、その内容のお粗末さについても無視している始末です。かような規制当局は百害あって一利なし、直ちに解体して(根拠法を廃止すればいい)、新たな厳格な「安全確保委員会」を立ち上げる必要があります。田中俊一は、あいもかわらず、最後の最後まで、ホラを吹き、口先だけで格好をつけておりました(かような人間を原子力規制委員長にしたのは民主党政権だったことを私たちは忘れてはいけない)。彼が委員長だった時代に審査をパスさせた原発・核燃料施設が重大過酷事故を起こした場合には、彼の刑事責任・民事責任などを問わなければならないことは言うまでもありません。原子力規制委員長としての善管注意義務や情報公開義務に明らかに違反しているからです。

 

(1)原子力規制委:発足から5年 信頼回復、道半ば - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20170922/ddm/012/010/069000c?fm=mnm

(2)信頼回復、道半ば 田中委員長が退任 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

 https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-580823.html

(3)(別添PDFファイル)原子力のあり方 国会で深く議論を、規制委・田中委員長(朝日 2017.9.21

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13143158.html

(4)田中俊一委員長が最後の会見で国会に要求!「日本の原子力政策は明確ではない。どちらに向かうのか十分な議論を」規制委の限界を語る⁉︎ 退任後は復興手伝いのため飯館村に移住 IWJ Independent Web Journal

 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/398531

(5)(9.27)東京電力にも規制委にも資格なし~柏崎刈羽原発の審査書案了承に抗議 原子力規制を監視する市民の会

 http://kiseikanshi.main.jp/2017/09/22/0927/

(6)柏崎刈羽原発再稼働を目指す東電だけに求める「適格性」とは「禊ぎ」か:原子力規制委員会(まさのあつこ) - 個人 - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/byline/masanoatsuko/20170921-00075998/

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