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2017年9月10日 (日)

(報告)(新ちょぼゼミ 「オルタナティブな日本を目指して」第3回企画)討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策 当日録画 & レジメ(2017年9月7日)

前略,田中一郎です。

 

さる97日(木)、たんぽぽ舎さんにおいて「(新ちょぼゼミ「オルタナティブな日本を目指して」第3回企画)(9.7)討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策」を開催させていただきました。以下、簡単にご報告申し上げます。

 

(開催の主旨:別添PDFファイルの「チラシ」の通り)

原発は、安全性、経済性、合理性、倫理性、社会性など、あらゆる面から見てその存在意義を失い、もはや無用の長物となっているのみならず、地震・津波・火山大国の日本にあっては、大量の使用済み核燃料とともに再びの原発過酷事故の危険性が常に付きまとう「やっかいもの」になっています。脱原発を実現し、核廃棄物を含む「核の危険」から私たちが解放され、新しい日本を築いていくためには、具体的にどうすればいいのでしょうか。今回は「脱原発ロードマップ」というテーマでレポーターの田中一郎の方から提案をさせていただき、更に関連して「新エネルギー政策」に関しても次期「エネルギー基本計画」をにらんで、基本的な考え方を問題提起させていただきたいと思います。今回は、それを叩き台にして、参加された皆様とともに議論・討論をする、そんな場にしたいと考えています。ふるってご参加ください。

 

(当日録画)20170907 UPLANUPLAN【新ちょぼゼミシリーズ 】田中一郎「討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=ngkS6_K_XC8

 

(関連)UPLAN(三輪祐児さん)のサイト:ユーチューブ

 https://www.youtube.com/channel/UCsFcN5t3EpFTAkT-I2qMPkw/videos

(UPLAN(三輪祐児さん)にはいつも大変お世話になり感謝申し上げます)

 

 <別添PDFファイル>

(1)(チラシ)(9.7)討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策 IN たんぽぽ舎

「tirasi_97_rodomap.pdf」をダウンロード
(2)脱原発ロードマップ(素案)(拡充修正版)(201797日)

「datugenpatu_roadmap.pdf」をダウンロード
(3)新エネルギー戦略について(考え方MEMO)(201797日)(一部修正)

「sinnene_senryaku.pdf」をダウンロード
(4)参加票

「SANKAHYOU.pdf」をダウンロード

 

 <関連サイト>

(1)日本のエネルギー情勢|よくある質問とその答え|資源エネルギー庁

 http://www.enecho.meti.go.jp/about/faq/001/

(2)もっと知りたい石油!! Q&A

 http://www.paj.gr.jp/about/data/sekiyunoQA.pdf

(3)天然ガスの基礎知識|国際石油開発帝石 [ INPEX ]

 http://www.inpex.co.jp/museum/01/01.html

(4)広報誌特集:今こそ考えたい石炭と地熱発電の現在そして未来 ~石炭編~ - 石油と並ぶ重要なエネルギー資源 資源ライブラリ JOGMEC

 http://www.jogmec.go.jp/library/contents11_02.html

(5)ガスエアコンのガス代・仕組み解説 電気エアコンとの違いは リキュー

 http://enesuke.jp/re9/482

 

 (当日用のメモ)

今日は、脱原発ロードマップと新エネルギー戦略の「討論」集会です。今日は私は「講師」ではなくて討論のお世話係=問題提起者です、たたき台を提示します。議論はできれば私と皆様のやりとりではなく、皆様同士のやりとりに私が参加する形にしたいと思っています。

 

近々、①原子力市民委員会から「脱原発ロードマップ」の報告書が出る? ②次期「エネルギー基本計画」検討中(来年3月頃に審議会報告予定)、なので、それを見定める目を肥やす意味あり

 

●脱原発ロードマップ(政策論的アプローチ)

どうやって脱原発を実現するか、を考えるのですが、HOW(つまり政治的実現手段)ではなくて、WHAT(何を具体的にするか)の問題に焦点をあてます。政治のこと・政権交代の仕方の話は今日は横に置いておきます。言い換えると、脱原発について覚悟が決まった政権があることを前提にします。

 

 ⇒ これは夢物語ではない=一種の「ベンチマーク」(標準的な具体的脱原発プロセス)と位置づけ

 ⇒ 現実に進められる政治・原発政策と、あるいは、いろいろな団体の提言などと、このベンチマークを比較することで、足りないもの、至らない点、ごまかしている点、隠されている点、などが浮き上がる

 ⇒ どこまで、なすべき施策の視野を広げるべきか、どういう方法でなど

 

具体的には下記のようなこと=できるだけ具体的に提示

(1)どんな法律をつくるか(つぶすか)

(2)どういう組織をつくるか(つぶすか)

(3)誰を何に任命するか(やめさせるか)

(4)どういうことをするか(政策)

(5)どういう順番で(優先順位)、いつまでに(期限)

例外は「緊急4対策」=経過的な最低限の措置(妥協策)

 

●新エネルギー戦略(政策論的アプローチ)

 今後の中長期的なエネルギー戦略を考える着眼点を提示

 電力だけではありません。大きいのは、自動車や製造業、流通業など

 地球温暖化は「わからない」=相関関係あるか、因果関係と言えるか

 エネルギー供給サイドだけでなく消費サイドも考える

(今のままの産業社会・消費社会の在り方を前提に再生可能エネルギーを供給の柱にするのは、おそらくうまくいかなくて途中で挫折するのではないか)

 

 <次回以降の企画のお知らせ:「オルタナティブな日本を目指して」(仮称)>

●10月 5日(木曜):棗一郎弁護士講演会「労働法制抜本改革」(たんぽぽ舎)

●11月13日(月曜):鈴木宣弘東京大学大学院教授「TPP11、日米経済対話、日欧EPA,そして、どうする・どうなる日本農業」(たんぽぽ舎)

 

 「オルタナティブな日本を目指して」(仮称)は、7/20に少しご説明申し上げました通り、持続可能なホンモノの政権交代を目指し、「政策論的アプローチ」を柱として進めていきたいと考えています(「運動論的アプローチ」については、既に複数のプロジェクトがスタートしていますので、さしあたり、そちらに合流されてください)。具体的に何をどうするかについては、ほとんど白紙状態です。当面は講演会やシンポジウムなど、市民参加型の勉強会形式による企画を続けていきますが、それだけでなく、走りながら考えて、さまざまな取組をしていきたいと考えています。何をどうすればいいかは暗中模索・試行錯誤です。今後この運動を「自由人の単なるアドホックな集まり」にしておくか、新たな組織としていくかも未定。みなさまのご支援・ご支持、そしてご参加を大きく期待しております。

 

下記の私のブログに、この「オルタナティブな日本を目指して」(仮称)のコーナーを作っておきます。拡散・ご紹介等の際にご活用いただければ幸いです。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

 

(関連)オルタナティブな日本を目指して(企画一覧) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-6da3.html

草々

 

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