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2017年8月31日 (木)

対米隷属の根幹にあるのは日米地位協定とそれに基づく日米合同委員会である:信じがたい「密約」の山により日本は軍事面でアメリカにがんじがらめにされている(矢部宏治著『知ってはいけない隠された日本支配の構造』講談社現代新書より)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.映画「米軍が最も恐れた男、その名はカメジロー」

 http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/

 

(関連)渋谷・ユーロスペース:スクリーン2

 http://www.eurospace.co.jp/

 

(田中一郎コメント)

 私も見てきました。8/26・27の土日は休日だということもあって立ち見が出るほど大盛況だったそうですが、その混雑を避けて行ったつもりの8月28日(月)もまた大混雑が続いていました。私が入場した午後215分スタートの幕でも、立ち見の方がおられましたし、上映が終わると誰もいないスクリーンに向かってたくさんの拍手がなされる盛況ぶりで、映画の内容もそうですが、いささか観客の皆様にも少し感動いたしました。みなさまもぜひ、今回をお見逃しなく。

 

 苦難と不屈の沖縄戦後史の中で、徹底して沖縄人民・県民の側に立って支配権力・米軍と闘うカメジローの姿が私の目頭に焼き付き、目頭が熱くなりました。カメジローはカジュマルの木のごとく強靭でしたが、沖縄県民もまた強靭でした。カメジローの闘いは不屈でしたが、沖縄県民の闘いもまた不屈でした。カメジローは沖縄が生んだ偉大な人物でしたが、沖縄県民もまた偉大でした。今、戦後70年が過ぎ、日本は再び苦難と危機の時代に突入しようとしていますが、カメジローが身をもって教えてくれた「不屈の闘い方」、それは「沖縄県民・人民の闘い方」であり、またカメジローが口にしていた「小異を捨てずに大同につく」だったのではないかと思います。

 

2.「森友学園問題」は終わっていない(追加修正)

 先般、お送りしたメール「「森友学園問題」は終わっていない」に大事なことが1つ抜け落ちておりました(下記)。

 

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また、他方では、大阪府とその傘下の審議会が、なぜ、森友学園のようなところに小学校の新設を認可したのかという問題があります。これまで報道されている経緯では、いかにも不自然でおかしなプロセスを経て認可がなされています。国有地の譲渡を検討していた近畿財務局とも連絡を取り合っていたようで、水面下で妙な「忖度談合」のようなことがあったのではないかと推測されます。大阪府議会は大阪維新が支配をしていて、まともに機能していないようですから、松井一郎大阪府知事や府の審議会関係者などを国会に呼んで証言させる必要があるように思われます。もう一つの疑惑は、大阪府の森友学園小学校認可です。

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上記を追記して、下記ブログに掲載しています。ご参考までに。

●「森友学園問題」は終わっていない:籠池夫婦逮捕はこの問題の本筋外しの策略だ=近畿財務局・大阪航空局による国有地大幅値引きと、アベ夫妻による教育勅語暗唱他の異様な右翼教育賛美の責任を徹底追及せよ いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-ea12.html

 

3.(他のMLでの議論です)民進党を「壊す」のではなく、彼らは今のままでは「自滅していく」ということです。加えて、2009年の政権交代後の彼らの有権者に対する山のような背信行為は看過することはできません。 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/2009-1800.html

 

4.(録画)【ETV特集】 原爆と沈黙〜長崎浦上の受難〜 【2017.08.12 とらちゃんのラジオだってイイネ~

 http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann-aisansanblog/archives/3325617.html

 http://www.dailymotion.com/video/x5xb6qk

 

(関連)NHKドキュメンタリー - ETV特集「原爆と沈黙~長崎浦上の受難~」

 https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259590/index.html

 

(内容が少し重たいですが、とてもいい放送でした。現代の日本社会の問題そのものです。:田中一郎)

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みなさまは、矢部宏治さんの著書は、もういくつか読まれましたでしょうか。今般、矢部宏治さんが衝撃の内容の新刊書をお出しになりました。その著書の名も『知ってはいけない:隠された日本支配の構造』(講談社現代新書)です。なんだか秘密めいていて、おどろおどろしいですが、お読みになればわかる通り、内容はいたって平易に解説されており、しかも衝撃的です。もはやこの書の内容を知らずして、日米安保や安全保障や戦争法制などの議論はできない、それくらい重大かつ深刻な事態が戦後70年を超える日本で続いていたのです。以下、この新刊から若干のことを簡単にご紹介いたします。

 

(注目新刊書)知ってはいけない──隠された日本支配の構造|BOOK倶楽部特設サイト|講談社BOOK倶楽部

 http://book-sp.kodansha.co.jp/topics/japan-taboo

(矢部宏治さん著書一覧)

 http://urx.mobi/FB70

 

(関連)日本が「基地」も「原発」もやめられないのは「朝鮮戦争」に起源があった! 岩上安身による『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』著者・矢部宏治氏インタビュー IWJ Independent Web Journal

 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/394226

 

(矢部宏治さんは、①この新刊書の内容を1千万人以上の日本人に知ってほしい、とはいっても、上記講談社現代新書はそんなには売れないだろうから、上記のサイトにある「4コマ漫画」(記載内容のエッセンスを漫画化したもの)だけでも、みなさまにご覧いただいて拡散してほしい、とおっしゃっています。みなさま、できれば上記サイトのマンガだけでなく、矢部宏治さんのこの新刊書を「爆発的大ベストセラー」にいたしませんか。よろしくお願い申し上げます:田中一郎)

 

 それから、関連書として私からは下記の5冊をお勧めいたします。矢部宏治さんの議論と密接に関連しています。

 

(関連)在日米軍 変貌する日米安保体制-梅林宏道/著(岩波新書)

 http://urx.mobi/FB75

(関連)昭和天皇の戦後日本 〈憲法・安保体制〉にいたる道-豊下楢彦/著(岩波書店)

 http://urx.mobi/FB77

(関連)「日米合同委員会」の研究 謎の権力構造の正体に迫る-吉田敏浩/著(創元社)

 http://urx.mobi/FB7k

(関連)本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」-前泊博盛/編著(創元社)

 http://urx.mobi/FB7d

(関連)日米地位協定の考え方・増補版 外務省機密文書-琉球新報社/編 本・コミック : オンライン書店e-hon

 http://urx.mobi/FB7f

 

 <別添PDFファイル>

(1)(抜粋)安保条約に在日米軍という概念はない(矢部宏治 『知ってはいけない:隠された日本支配の構造』(講談社現代新書))

「zainitibeigun_nasi_yabe.pdf」をダウンロード
(2)(抜粋)日本という「半分主権国家」、「対米従属」の根幹(矢部宏治
『知ってはいけない:隠された日本支配の構造』(講談社現代新書))

「taibeijuuzoku_yabe.pdf」をダウンロード
(3)(抜粋)ペルシャ湾と第7艦隊(梅林宏道『在日米軍』(岩波新書))

「dai7kantai_umebayasi.pdf」をダウンロード
(4)(抜粋)在日米軍活動に関連する主要な特別法(略称)(梅林宏道
『在日米軍 』(岩波新書))

「tokubetuhou_tiikyoutei_umebayasi.pdf」をダウンロード

(1)は、「日本がこれまで安保条約や地位協定によって巨大な特権を与え続けてきたのは、日本の基地に駐留している米軍だけでなく、一時的に日本の基地に立ち寄った米軍や、たんに日本の領空や領海を通過中の米軍など、すべての米軍に対してだった。そもそも安保条約や地位協定には「在日米軍」という概念や言葉はいっさい存在しない」という驚くべきことが説明されています。当時、日米密約の内容を知っていたわけでもない故小田実氏(べ平連リーダー)が「国境感覚マヒ」という言葉でこれを批判していたそうで、同氏がいかに鋭い感性の持ち主だったかがわかります。そして、この「国境感覚マヒ」状態は、実は日本だけでなく韓国と台湾に及び、米国が中共中国と国交正常化をしてからは、台湾が抜けて、韓国と日本が対米関係で同じような状況に置かれていると矢部宏治さんは説明しています。(台湾は米国の国内法で対応)

 

(2)は、日本の対米従属には、政治や経済の対米従属と、軍事・安全保障面でのそれがある。前者は、日米間の法的な関係は正常化された上での「上下関係」「支配従属関係」だけれども、軍事・安全保障面での対米従属は、占領体制が法的に継続した関係であり、その本質は精神的なものではなく、法的にガッチリ抑え込まれているものだ、ということが鋭く論じられています。そのココロは、1950年安保と行政協定は、まさに戦後の米軍軍事占領体制の継続のような内容でしたが、その後岸信介首相がそれを改定して60年安保条約と地位協定とし、表面的には「正常化」(対等関係)させたのだけれども、その裏側で山のような密約を結び、引き続き「米軍軍事占領体制」が事実上継続された、ということです。

 

式で書くと、50年安保・行政協定 (正常化された)60年安保・地位協定+密約の山、ということになります。つまり日本は「半分主権国家」ということです。2009年の政権交代で政権の座に就いた鳩山由紀夫首相が、外務省や防衛省の官僚たちの背信により、辺野古基地の県外移設を実現できなかったのも、この「日米密約体制」ともいうべき法的事態を霞が関の官僚たちがよく認識をしていて、民主党政権などは一過性の政権にすぎないから、そんなものには忠誠を誓えない、ということで、総理大臣方針と言えども霞が関官僚たちは従うことはなかったというわけです。彼らは、日米安保・地位協定と、それに直結している多数の密約の山と、それらを駆使・あるいは新たに創作して日米地位協定の運営の決定権限を持つ「日米合同委員会」(「合同委員会」とはいうものの決定権限は米側にある)に忠誠を誓っているのです。

 

(3)は、ピースデポ特別顧問の梅林宏道さんが、アメリカの情報公開制度を利用して調べたアメリカ第7艦隊所属・横須賀母港の空母インディペンデンスの1992年~93年の航跡を説明した部分です。梅林さんによれば、インディペンデンスは航海に出た時間の7割以上を極東以外の地域で任務についている、日米安保条約の極東条項を考えると、現実の安保体制は「3割安保」ということになる、と説明されています。

 

以前にも申し上げたことがありますが、在日米軍は日本を守るための米軍ではありません。そもそも60年安保条約で米軍には日本を守る義務を課している(その見返りに日本国内の基地を米軍に提供)などというのは「日米安保神話」と考えておいた方がいい、ということなのですが、上記などは、その1つの証左と言えるでしょう(日本周辺にいつもいないのですから)。そもそも、60年安保条約の第5条は次のような条文になっており、「自国の憲法上の規定及び手続に従つて」の部分がNATO条約などの条文とは違っているとの指摘がなされています。つまり、アメリカ国内の手続きで「日本を守る戦争には加担しない」とされればそれまでだということです。

 

第五条 各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する

 

(関連)外務省:NATO(北大西洋条約機構)

 http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000066708.pdf

 

(4)は、同じく梅林さんの岩波新書『在日米軍』からの抜粋で、「在日米軍活動に関連する主要な特別法(略称)」一覧です。よくもまあ、こんなにもたくさんの特別立法を米軍のためにつくったものです。このそれぞれの背後には、有権者・国民には説明のできない「日米不平等密約」が存在しているに違いありません。

 

 <関連:別添PDFファイル>

(1)北ミサイル関連 過熱報道、メディア 冷静に情報分析を(東京 2017.8.30

 http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2017/08/30/072201

 

(2)日本列島 常軌を逸したミサイル狂騒(日刊ゲンダイ 2017.8.31

(上)https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212538/2

(中)https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212539

(下)https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212540

 

 <関連サイト>

(1)日刊IWJガイド・番組表「北朝鮮の弾道ミサイルに安倍総理は『日本に向けて発射』!『これまでにない脅威』!/今後も岩上安身によるインタビューがどんどん決まっています!!/玄海原発3号機が来年1月、大飯原発34号機が来年1月、3月に再稼働か!/岩上安

 http://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/32092

(2)特集ワイド:「敵基地攻撃能力」保有すべきか 「やられる前に」乱暴すぎない? 「百発百中」なんて無理 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20170830/dde/012/010/011000c?fm=mnm

(3)東京新聞 米軍オスプレイ緊急着陸 大分空港、機体トラブルか 社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017082901002263.html

(4)Jアラート批判で炎上も堀江氏の本音は間違っているか|芸能|芸能|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/212493

草々

 

 <追>近況から

 政治が「諸悪の根源」となるような問題が次から次へと発生しています。アベ政権・自民党政治という「ロクでもないの素」を退治しないことには、この日本の没落は止めることができないのです。

 

 <別添PDFファイル>

(1)安倍やめろ! 829緊急市民集会(PROGRAM(2017.8.29

「829_abeyamero_program.pdf」をダウンロード
 http://chikyuza.net/archives/75670

(2)永田町の裏を読む 高野孟:「改憲断念宣言」に等しい10.22総選挙なんてやれるのか(日刊ゲンダイ 2017.8.31

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/2091

(3)自称「仕事人内閣」に吹き荒れる解散風(日刊ゲンダイ 2017.8.30

 http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/469.html

(4)消される虐殺(斎藤美奈子 東京 2017.8.30

「saitou_minako_tokyo.pdf」をダウンロード

 <関連サイト>

(1)20170829 UPLAN【前半】安倍やめろ!!緊急市民集会主役は私達・今、新たな「私達の受け皿」を! - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=CrOZAp18rV4

(2)20170829 UPLAN【後半】安倍やめろ!!緊急市民集会主役は私達・今、新たな「私達の受け皿」を! - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=1WPEBDHaxiY

(3)麻生副総理、“ヒトラー発言”を撤回「動機も誤っていたのも明らか」

 http://www.huffingtonpost.jp/2017/08/29/aso-taro_a_23190121/

(4)菅野完氏、週刊現代、やりましたなぁ 「逮捕で幕引き」などとんでもない 爆弾新証言 安倍昭恵は籠池夫妻に100万円を渡した 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/411.html

(5)加計問題「第2幕」へ 96億円補助金に今度はマル暴の影|社会|ニュース|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212355

(6)東京新聞北大教授、加計計画に疑問 「既存の大学で十分対応」政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017082901002131.html

(7)20170828 UPLAN【民進党】加計学園疑惑調査チーム - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=Hbxu6kyTvpw

草々

 

 

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