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2017年7月12日 (水)

遺伝子操作された動植物を食べてはいけない(1):やっぱり危ないことがわかってきたゲノム編集=遺伝子世界のことがよくわかっていないのに、ご都合主義で遺伝子をいじくったものが安全なわけがない

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

(最初に若干のこと)

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1.(明日:7.12)井戸川裁判(福島被ばく訴訟)第7回口頭弁論+広瀬隆講演会

 http://idogawasupport.sub.jp/

 

2.(別添PDFファイル)「首相 信用できない」61%、自民に対抗政党「必要」82%(朝日 2017.6.11

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170711-00000004-asahi-pol

 

(関連)自民に対抗政党「必要」82% 野党 受け皿になれず 朝日新聞社世論調査:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13029543.html?ref=nmail_20170711mo

(関連)安倍政権支持率:内閣改造、効果に疑問の声 各社調査で - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20170711/k00/00m/010/113000c?fm=mnm

 

(アベ政権は都議選の歴史的大敗北でほぼ終わっている。昨日の国会閉会中審査でも安倍夫妻本人が不在の上、和泉洋人首相補佐官や木曽功元内閣官房参与ら、この事件のKEYマンと思わしき人間たちの招致に与党・自民党が応じず、アベ政権側は依然として逃げ回っている。この期に及んでも、まだ有権者・国民への説明責任を果たさず、有権者をナメてかかっているということだ。世論調査ではアベ内閣支持率は30%割れ寸前まで落ち込み、逆に不支持が半数の50%を超えている。もはや退陣しかない事態である。しかし、「アベとアベ政権は信用できない」というのが全国共通の認識となったけれども、さてそれで政権交代かと言えば、そうでもなさそうだ。「自民に対抗政党「必要」82% 野党、受け皿になれず」という厳しい有権者の声もまた事実だろう。市民運動・社会運動は、これに応えるべくリーダーシップを取り、新たな野党勢力の形成へ向け全力を挙げるべきである。今のままの野党第1党=民進党などに期待をしても、泥船に乗るようなもの。発想の転換が必要だ。:田中一郎)

 

(関連)(時時刻刻)「丁寧な説明」なき審議 官邸側キーパーソン、軒並み不在 加計問題:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13029525.html

(関連)♪♪abe is over - YouTube♪♪(ユーチューブ=ワイド画面にも見つけました)

 https://www.youtube.com/watch?v=p1HoGVQjhbY

 

3.<行政文書>1年未満廃棄次々 外交や防衛、管理に抜け穴(毎日新聞) Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170710-00000094-mai-soci

 

(こんなもの、はいそうだったんですか、で済ませるわけにはいかない。公文書管理法・情報公開法違反で関係責任者を処分せよ:田中一郎)

 

4.(別添PDFファイル)安倍首相よ、即刻辞任しなさい(白井聡 『サンデー毎日 2017.7.23』)

 https://www.viewn.co.jp/magazine/detail/000003102201/

 

5.(耕論)自民大敗の底流 宇野重規さん、本郷和人さん:朝日新聞デジタル

 http://digital.asahi.com/articles/DA3S13021042.html?rm=150

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バイオテクノロジーなどと、シャレた名前を付けてもらっていた遺伝子操作の世界に「ゲノム編集」という新しい技術が入ってきた。何も超人的なウルトラ・スーパー技術でも何でもない。温泉などの高温過酷環境に生息している原始的な微生物の遺伝子を興味をもって調べていた研究者が、たまたまその微生物のDNAを使う免疫的な作用に着目し、DNAの切除を効率的効果的に行える手法を発見した、それが「クリスパー・キャス9」という方法である。いったん発見されて複数の人の手で洗練されて以降は、その手法が確立して、どんな遺伝子でも、狙ったものをほぼ確実に切除できる技術となり、遺伝子操作に「革命的」な影響をもたらすことになったということらしい。

 

(関連)ゲノム編集とは:日本経済新聞(詳しく知りたい方は下記の新刊・岩波新書などを参照)

 http://www.nikkei.com/article/DGKKZO15652740T20C17A4TJM000/

 

(関連)(新刊)『ゲノム編集を問う』(石井哲也著:岩波新書)

 https://www.iwanami.co.jp/book/b297940.html

 

しかし、従来型の遺伝子組換えも、新しい技術であるゲノム編集も、いずれも遺伝子の人工的操作であることに変わりはなく、その狙いも、遺伝子をいじくることにより、人間が目的とするたんぱく質の産生など、ご都合主義的に、食べものや、場合によっては人間自身を含む、動植物・微生物=生物の体を「利用」しようというものに他ならない。ただ、従来型の遺伝子組換え技術は、狙った通りの遺伝子操作がしにくく、簡単に言えば「当たるも八卦、当たらぬも八卦」で「下手な鉄砲を数打って」、その中でほんのわずかに成功したものだけを拾うという方法だったのが、ゲノム編集では、かなり高い成功確率で遺伝子操作ができるようになって、操作の効率が格段に高くなったという、ただそれだけのことである。遺伝子操作が持つ根本的な問題=そのご都合主義はちっとも変わっていない。つまり、遺伝子組換えもゲノム編集も、このご都合主義的な利用の点に、非常に懸念される危険性が潜んでいるのである。

 

何処の何がご都合主義なのか、端的に申し上げれば、遺伝子とかゲノムとか言う生物の細胞内部でのミクロの世界のことは、まだよくわかっていないということだ。生命の営みを支える遺伝子は機械の部品ではないので、1つの遺伝子に1つの機能があるだけ、という「機械的」な働きをするものではない。DNAという二重らせん上に存在しているたくさんの数の遺伝子は、相互に連関したり、相互補完していたりしているし、遺伝子として働かないDNAの部分も、たんぱく質を産生しない「NONコードRNA」を生み出して、このRNAが遺伝子の発現に関係したり、また、遺伝子が生み出したたんぱく質(たとえば酵素)が他の遺伝子の発現の調節に関与したりと、それはもう、複雑極まりない「相互関連・補完体系」の小宇宙の様なものを作り出している。また、DNAや遺伝子は細胞核だけでなく、ミトコンドリアにもあり、この2つは、これもまた相互に連関し補完しあっていたりする。

 

こういう世界で、遺伝子が直接的にはあるたんぱく質を産生する機能を持っているからと、特定の遺伝子をDNAから切除したり、あるいは付け加えたりしたら、いったいどうなるでしょう。切除や追加は、それ自体としては、狙いとするたんぱく質の産生を切除したり、あるいは新たに機能追加するけれども、ひょっとすると、それにとどまらず、他の遺伝子の働きや細胞内のさまざまな分子生物学レベルの連関性を大きく変えてしまい、全く予期しない結果を生み出してしまうかもしれない。しかし、遺伝子組換えやゲノム編集の研究者たちは、そうした可能性として常に付きまとう危険性についてはとんと無頓着で、ただねらった生物学的な効果さえ発見できれば、後は野となれ山となれという態度で、すぐにこの遺伝子操作の実利効果を特許化して実用化しようとする。何故なら、カネになるからである。

 

危険性や落とし穴は他にもある。下記のような古典的な遺伝子組換え食品の被害のようなこともあれば(トリプトファンというアミノ酸だけを産生するはずだった遺伝子組換え微生物が目的のもの以外の不純物も併せて産生してしまい、それが人間にとって有毒だった)、ゲノム編集の場合の「編集動作」のわずかなスキを潜り抜けて意図しないネガティブな事が起きることもありうる話である(オフ・ターゲット作用)。遺伝子操作産品の利用において、上記のよう危険性から逃れようとするのなら、まずは遺伝子操作産品の実用化の前に、さまざまな安全性の試験や検査を行い、動物実験などを長期間重ねた上で安全性を確認し、加えて環境・生態系における遺伝子汚染の可能性をも十分に考慮した上で(汚染が起きないように)、限定的に使うといった慎重かつ厳重なリスク管理の態度が必要かと思われる。

 

しかし、そうしたことには、それ相応のコストがかかるため、遺伝子操作に携わる研究者や研究を進める組織は、そうしたことに対して極めて消極的か、むしろ研究を妨害するものとして、それを政治的に排除しようとするのである。この態度は、近未来の取り返しのつかないバイオハザードの危険性を高めることになる。バイオテクノロジー=遺伝子操作の世界におけるご都合主義とは、金儲けのためならば、カネのかかるリスク管理などはない方がいい、とにかく原理的なメカニズムはよくわからなくても、狙いとしたものがそれなりに手に入れば、後は野となれ山となれ、という、現代利己主義ともいうべき、研究を進める側のいい加減な態度のことである。しかし、これは許されない。

 

(関連)ウィキペディア:トリプトファン事件

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 

では、まず、次の重要な文献をご覧になってみてください。私が知る限り、ゲノム編集が危険な技術であるということを説得力のある形で見せていただいたのは、これが初めてである。こんなことなら、ゲノム編集は、規制なしに自由にやらせるわけにはいかないだろうし、少なくとも、ゲノム編集された動植物=生物を人間の「食べもの」にすることは、遺伝子組換え食品と同様に差し控えた方がいい。ゲノム編集では、遺伝子組換え食品のように、異種の生物の遺伝子を無理やり組み込むということはあまりなされない様子だが、しかし、遺伝子を人工的にいじくっていることには変わりがなく、その危険性は似たようなものである。

 

(重要)(別添PDFファイル)ゲノム編集、やはり問題あり!予期せぬ突然変異を起こす(安田節子 『いのちの講座 NO.105 2017.6.22』)

「genomuhensyuu_yasuda.pdf」をダウンロード

(重要)有機農業ニュースクリップ:■予期せぬ突然変異を引き起こすゲノム編集 目的外の数百の遺伝子に変異

 http://organic-newsclip.info/log/2017/17060817-1.html

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

狙ったところだけを確実に遺伝子操作できるかのように喧伝されているCRISPR-Cas9技術だが、予想外の大規模な変異を引き起こしていることが明らかになった。米国コロンビア大学などの研究チームはこのほど、遺伝子操作をを格段に改善するといわれているゲノム編集技術CRISPR-Cas9が、生体内で予期せぬ数百の突然変異を引き起こししている、とする研究をネーチャー・メソッドに発表した。これまでコンピュータ・シミュレーションで予想された箇所以外で変異が起きていたという。

 

コロンビア大学医療センターの発表によれば、マウスの失明に関わる遺伝子をCRISPR-Cas9で操作し、うまくできたと考えた。しかし、1500以上のヌクレオチドの変異と、100以上のより大規模なゲノムの削除と挿入が起きていたことが分かったという。この変異は、コンピュータによる予測では見つからないものだったとしている。この結果に研究チームは、全てのゲノムを比較して予期せぬ変異が起きていないかを確認する必要があるという。

 

ゲノム編集に関してはこれまでにも、目標とする遺伝子以外の変異(オフターゲット)がきちんと調べられていないのではないか、と指摘されてきた。この研究結果は、万能感が喧伝されるゲノム編集が、必ずしも狙った箇所だけを操作・改変しているわけではないことを示している。少なくとも、ゲノム編集の前後の全てのゲノム配列を示してチェックすることと、変異部分に問題がないことを示すことが必要だろう。

 

(中略)日本政府は明確にはしていないものの、規制除外の方針で流れを作ろうとしているように見える。この4月から、ゲノム編集によるジャガイモの屋外栽培試験が弘前大学で始まったが、環境省などはこのゲノム編集ジャガイモについて、従来の遺伝子組み換え規制の対象外と判断したという。

 

(中略)遺伝子操作自体に異議のある中、拙速な先走りは止めるべきだ。米国が一部に認めている状況では、ゲノム改変食品が輸入され、流通することは確実に起こりうる。少なくとも予防原則に立ち、禁止を含む開発と栽培・飼養への規制の枠組みとともに、ゲノム改変食品への表示規制をはっきりさせることが必要だ。

 

(中略)米国では、CRISPRCas9をヒトに使用することが認められている。だが、この技術については未解決の問題が残されている。標的外の影響として、1)変えようと意図していない遺伝子が、想定外に消されたり、変質したりする、2)「CRISPR」のDNA切断酵素がゲノムを切断するときに生じる隙間に、DNAが無作為に流れ込む、3)細胞浸潤にウイルスを用いるため、ウイルスに感染した細胞がDNA切断酵素「Cas9」を生産し続ける(20年に及ぶ可能性もある)リスクを伴うこと、が挙げられる。

 

(中略)応用化が間近い日本。ゲノム編集の規制を早急に策定させ、歯止めをかけなければならない。検出できないから表示も規制も不要とする政府の態度でいけば後にとりかえしのつかない悪影響を被ることになる。そもそも使用しても検出できないものは認めてはならないとするのが食品安全規制の原則だ。技術についても同様の道理にある。  

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

私は、この文章を読んでぞっとした。何のことはない、ゲノム編集は遺伝子組換え技術よりも危ないではないか。しかも、さまざまな分野に応用されていきそうな気配で、量的に見ても、その影響力は遺伝子組換え食品の比ではない。にもかかわらず、アメリカと日本の食品安全当局は、軽率にも無規制・無表示で、このゲノム編集を食品開発に使おうとしているのだ。また、食品以外でも、医薬品や燃料製造や、その他さまざまな「応用」が、このゲノム編集技術による人工的かつご都合主義的な生物改編により、大きく展開されようとしている。これは大変だ。きちんと規制をして、危険性を回避するためのルールを作っておかなければ、巨大なバイオハザードがやがて発生しないとも限らない(微生物の遺伝子改変が潜在的には怖い)。まるで、バイオテクノロジーの世界の福島第1原発事故のようなことが起きるかもしれないのだ。

 

そう思っていたら、なんと、つい先日、NHKが定番放送「サイエンス・ゼロ」で、例によって例のごとく、いい加減な番組をつくり、下記の2つを放送した。ネット上に録画がないか探したけれど見つけられなかった。もしご存知の方がおられたらお知らせいただけると幸いです。番組に登場した専門家は、下記サイトにある「日本ゲノム編集学会」の会長で、広島大学大学院理学研究科教授の山本卓という人物だった。「ゲノム編集で創られた食べ物は食べても大丈夫です」などと、さっそく根拠レスで軽率な話をしているので、すっかりたまげてしまった。私のこの人物に対しての「疑いの目」が一気に大きくなった次第である(例えば、ゲノム編集食品を動物実験で中長期的に食べさせて、何の健康被害もなかったのだろうか? 遺伝子組換え食品では、フランスのカーン大学・セラニーニ教授の中長期動物実験で、その毒性が明らかになっている(下記サイト参照))。

 

(関連)GMは健康に問題 サルでもわかる遺伝子組み換え

 http://gmo.luna-organic.org/?page_id=20

 

ともあれ、NHKにせよ、ゲノム編集学界の研究者たちにせよ、バイオテクノロジーの業界にせよ、やはり遺伝子組換え技術の時代から考え方や認識が軽率・安易でご都合主義的であり、酷く言えば特許がらみのカネに目がくらみ、そうでなくても、研究者エゴイズムのような面が非常に強くて、こうした技術による産品が何の規制も審査もルールも表示もないままに出回ることの危険性について、あまりに無頓着かつ無邪気すぎるのである。このことは、私たちは自分たち自身を守るためにも、こうしたバイオの世界に対しては用心にも用心をして取り掛からなければいけないということを教えてくれる。さしあたり、遺伝子を操作されたようなものは、食べものとして口に入れるのはやめましょう。そして、何が遺伝子操作されているのかがわからないと選択のしようがないので、政府に対しては、つべこべ言わずにきちんと表示をしろと声を高くして言っていきましょう。

 

今現在、消費者庁で遺伝子組換え食品の表示の問題が検討されていますが、この賞味期限切れの官庁は、従来通り、消費者に尻を向けて、食品産業界の方を向いて仕事をしている状態です。一刻も早く政権交代をして、この消費者庁の役人どもの尻を蹴り上げてやりましょう。

 

(関連)サイエンスZERO シリーズ・ゲノム編集(1生命を作り変える魔法の新技術 - NHK

 http://www4.nhk.or.jp/zero/x/2017-05-13/31/5164/2136633/

 

(関連)サイエンスZERO シリーズ・ゲノム編集(2がんを根治!?医療で始まる大革命- NHK

 http://www4.nhk.or.jp/zero/x/2017-05-14/31/6274/2136634/

 

(関連)日本ゲノム編集学会 日本ゲノム編集学会

 http://jsgedit.jp/

(関連)会長あいさつ 日本ゲノム編集学会

 http://jsgedit.jp/greetings

 

 以下、ゲノム編集に関連した昨今の報道や情報等をご紹介しておきます。

 

 <別添PDFファイル>

(1)ゲノム編集による品種改良、ルール作りの議論加速を(毎日 2017.7.9

 https://mainichi.jp/articles/20170709/ddm/005/070/023000c

(2)受精卵のゲノム編集、法規制検討 提言へ、学術会議(朝日 2017.7.11

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13029546.html

(3)(重要)新たなゲノム編集技術が物議を醸す、生物種を滅ぼす「遺伝子ドライブ」(天笠啓祐『週刊金曜日 2016.10.28』)

「idensidoraibu_amagasa_kin.pdf」をダウンロード
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002146.php

(4)(重要)「RNA操作ジャガイモ」の流通にゴーサイン(天笠啓祐 『週刊金曜日 2017.4.14』)

「rna_jaga_amagasa_kin.pdf」をダウンロード
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002278.php

(5)「ゲノム編集」イネ屋外へ(日経 2017.5.24

 http://www.nikkei.com/article/DGKKASDG23H76_T20C17A5CR8000/

(6)ゲノム編集米、食卓へ一歩、新品種のイネ、初の野外栽培(日経 2017.6.2

 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG23H76_T20C17A5CR8000/

(7)「ゲノム編集」開発者、草分けの日本を評価(朝日 2017.6.29

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13009567.html

 

(田中一郎コメント)

 遺伝子操作やゲノム編集に関する規制というと、上記(2)の朝日新聞のように、すぐに人の受精卵の話に行くマスごみが多いが、そんなことよりも重大な問題は(1)の毎日新聞社説にあるような品種改良=特に食料生産における利用である(人の受精卵の方は常識さえしっかりしていればだいたいわかるし、変な方向にはいかないはず)。イネや麦、大豆、とうもろこしなどの植物に限らず、養殖魚や家畜などにも利用されてくる可能性は高い。こんなものを何の規制やルールもなく、表示もしないで、どうぞご自由にやって下さいなどということには絶対にならないし、してはいけない。そのためには、マスごみももう少し現代科学が持っている構造的な危険性について理解をした上で、有権者・国民読者に対して、ゲノム編集技術が持つ危険性についての報道を適切に展開しなければいけないはずだ。また、私たちも、マスごみ報道やTV放送などでたぶらかされてばかりいないで、最低限のことをきちんと学んで理解し、せめて食べものぐらいのことは、適切な選択ができるよう、自身の認識と、そしてその選択が可能となるような社会的な仕組みについての関心を高めていきましょう。

 

 <関連サイト>

(1)社説:ゲノム編集による品種改良 ルール作りの議論加速を - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20170709/ddm/005/070/023000c?fm=mnm

(2)有機農業ニュースクリップ:■ドイツ環境相:ゲノム編集は遺伝子組み換え技術同等規制の方針

 http://organic-newsclip.info/log/2017/17040789-1.html

(3)有機農業ニュースクリップ HP

 http://organic-newsclip.info/

 

 <許されない危険な動き=規制当局と研究集団(その背後にはバイオ資本?)の癒着か?>

 アメリカはもちろん、日本でも、アメリカからの水面下での圧力があるのかないのか、下記のような「野外実験」を認め、かつ、ゲノム編集生物に対しては管理規制を大幅に緩めて、「勝手気ままにやり放題」にしようとする動きがみられる。許しがたい話だ。バイオテクノロジーが原発・原子力や放射能・被ばくの研究と同様の似非科学であり、批判や改善提案に対して馬耳東風のまま、巨大な危険性を引きづって、一部の利権集団により推し進められていきそうな気配が強まっている。中にはこうした動きに対して不本意な研究者もいるかとは思われるが、表面的には目立たず、マスごみなどを通じて、ゲノム編集やバイオテクノロジーのうわっつらだけの大宣伝が行われている。いよいよ遺伝子操作=バイオテクノロジーが危険ゾーンに入ってきたと言える。

 

(1)有機農業ニュースクリップ:■米国有機基準 ゲノム編集技術を除外へ

 http://organic-newsclip.info/log/2017/17020770-1.html

(2)有機農業ニュースクリップ:■弘前大学 ゲノム編集ジャガイモの屋外試験栽培を開始

 http://organic-newsclip.info/log/2017/17040794-1.html

(3)NBT・新育種技術関連年表(有機農業ニュースクリップ)

 http://organic-newsclip.info/NBT/NBT-table.html

 

 <関連サイト:ゲノム編集宣伝サイト=あまりに軽率>

(1)PICKUP:ゲノム合成プロジェクト発足 ヒト細胞作製、生命倫理なども論点 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20170601/ddm/016/040/022000c?fm=mnm

(2)ゲノム編集が生み出す新ビジネス

http://www.nikkeibp.co.jp/seminar/atcl/med/170710/?n_cid=nbpnc_mlmtlist1_genomu_170629

(3)遺伝子を自由に「編集」する時代に入った:日経ビジネスオンライン

 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226265/051700121/?P=1

草々

 

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