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2017年3月17日 (金)

(報告)新もんじゅ訴訟 + 昨今の原発関連情報(ひどい話ばかりです)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

(最初にイベント情報その他です)

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1.原発避難者訴訟:東電と国に賠償命じる 前橋地裁 - 毎日新聞

 http://mainichi.jp/articles/20170317/k00/00e/040/278000c?fm=mnm

 

東京電力福島第1原発事故に伴い、福島県から群馬県に避難した住民ら45世帯137人が東電と国に約15億円の損害賠償を求めた訴訟で、前橋地裁(原道子裁判長)は17日、東電と国に3855万円の支払いを命じる判決を言い渡した

 

(田中一郎コメント)

 何ゆえに15億円の請求をわずか3855万円に抑え込むのでしょう? これは明らかな不当判決です。「一部勝訴」などではありません。これから裁判を起こそうかなと思っている多くの人の気持ちをねじ伏せるような効果を持っています。みなさま、怒りのこぶしを更に強く振り上げましょう。

 

 日本の司法・裁判所は腐っています。有権者・国民の人権を守ろうとはいたしません。どこを向いて仕事をしているのかという連中ばかりです。最高裁判事の国民審判には「×××××」をお忘れなく。政権交代により、第二次司法改革が必要です。憲法を守ろうとはしない(基本的人権切捨て)裁判官に対して、国会による裁判官に対する弾劾裁判が可能な状況を早く創りましょう。

 

(関連)原子力損害賠償群馬弁護団 HP

 http://gunmagenpatsu.bengodan.jp/

(上記に弁護団の声明文があります)

 

(関連)(別添PDFファイル)20170402シンポジウム「福島原発事故賠償訴訟の現段階と課題~群馬判決を受けて」

「tirasi_genpatubaisyousosyou_genzai.pdf」をダウンロード

2.(イベント情報)20170319 脱被ばく実現ネット  官邸前抗議 

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1489121706745staff01

 

3.安倍政権が見捨てた福島・飯舘村から悲痛な叫びを『報ステ』が報道「東京が1mSvなのに、なぜ福島は20mSv? 差別でしょ」|LITERA/リテラ

 http://lite-ra.com/dev/print/?url=http://lite-ra.com/2017/03/post-2982.html

 

私の感想は、

(1)元祖エートス男のジャック・ロシャール

 国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告はこの男の言う通りで、その点については、これまでの20ミリシーベルト問題をめぐる政府交渉でもさんざん追及された点です。日本は国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告をつまみ食いしてご都合主義的に使っているということですが、これについてのまともな回答は政府の役人からは出てきませんでした。国会議員は、このご都合主義を追求する様子もありません(追及しているのは山本太郎氏と福島みずほ氏くらい?)。

 しかし、その国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告自体が大問題なのだという認識が、日本のマスごみたちのみならず、放射線防護の学者たちや少なくない市民運動・社会運動の活動家たちにも乏しい点が悩ましい話です。脱被ばくの運動は「草の根の勉強会」の積み重ねで、こうした嘆かわしい状況を転換していかなければいけません。放射線被曝をめぐる議論は原発のようには「決着がついて」いないのです。

 

(2)似非放射線防護論者=甲斐倫明

 著名な放射線ムラ学者です。言っていることとやっていること・起きていることが全然違っていても平気でウソを言うので発言は全く信用できません。ジャック・ロシャールよりも軽率で悪質だと思っておいた方がいいでしょう。ジャック・ロシャールと同じようなことを言っていますが、それならばそうなるように政府の審議会等で強く発言してみろよという話です。TVを見ていてモノを投げつけたくなりました(TVが壊れるのでタオルくらいしか投げられませんが)。こういう学者は日本で大量に繁殖しています。アカデミズムは支配権力・巨大資本によって「包摂」されて似非化しており、偉い学者先生の言うことだから間違いはないなどと無邪気に思っていると、とんでもないことになるということです。この点が日本では非常に弱いというか、権威とかアカデミズムとかにどうも弱い・批判力が乏しいのです。

 

(参考)[正しく恐れる放射線] 甲斐倫明氏「できるだけ線量少なくすることが重要」 (MSN産経)  赤かぶ

 http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/643.html

 

4.録画(UPLAN)

(1)20170310 UPLAN【第一部:原発事故の被害の実相】3・11を忘れない~福島から未来へ - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=c1rMga0Sne4

 

(2)20170310 UPLAN【第二部:原発なき未来に向けて】3・11を忘れない~福島から未来へ - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=7-uACh_-A1c

 

(3)20170311 UPLAN 東電抗議と追悼:東電本店前-新橋駅前 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=D20D3cUpnjw

 

5.33日九電本店前テント | あんくる トム 工房

 http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/4254

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去る3月8日、新もんじゅ訴訟の第6回口頭弁論が東京地裁であり、その後参議院議員会館でその報告会がありました。口頭弁論では海渡雄一弁護士から、政府が高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉を決める中で、被告側から訴えの利益喪失という「形式的」で「不毛の意見陳述」が出るのを抑えるため、「もんじゅ」については廃炉に向けての行政手続きが未了であり、現段階では廃炉確定が見届けられていないこと(つまり「あいまい」だということ)、また、その廃炉プロセスについても、その詳細が不明で安全確保についてのリスクが大きいことなどを述べて、訴えの利益は消滅していない=裁判の打ち切りは認められない旨の陳述がなされました。

 

また、報告会では、特に「もんじゅ」の廃炉工程について関心が高まり、(独)日本原子力研究開発機構が「数千億円の費用をかけながら、試行錯誤的に廃炉作業に着手していく」などとしていることに大きな疑問が出されました。そもそもシロウト的に考えても、爆発性の金属であるナトリウムに漬けられた使用済みMOX核燃料が非常に危険極まりないことは容易に推測できます。下手に触れば、今の状態よりもより危険なことになりかねず、その廃炉プロセスの公開性や安全性の確保については重大な懸念が発生しています、何といっても出鱈目の限りを尽くしてきた(独)日本原子力研究開発機構=というよりも動力炉・核燃料開発事業団ですから、彼らに対して、それでは今後の「もんじゅ」廃炉をよろしく、などということには絶対にならないのです。

 

加えて私から申し上げておきたいことは、この数千億円もかかるという「もんじゅ」廃炉のみならず、過酷事故を起こした福島第1原発の「廃炉」に関しても、その費用見込みを2兆円から8兆円に一気に引き上げるなど、いわゆる原子力ムラとその組織・企業などが、原発・核施設の「廃炉」を「食いもの」にして、ただ危険で汚いだけの、ただただ下請け作業員を中心に被曝労働を増やすだけの、ただ放射能汚染ごみを増やすだけの、ほとんど意味のない「廃炉作業」をビジネス化して、甘い汁を吸い続けようとする様子がミエミエなのです。ですので、単に安全性がどうだというだけでなく、そもそもそんな作業や工程が必要なのかという根本問題についても、今後は原子力ムラやその代理店政府・組織に突き付けていく必要があります。批判的な監視の目が、これからも従来以上に求められているのです。

 

原告団では「「もんじゅ」の廃炉を安全に進める市民委員会(仮称)」をつくり、関係市民団体や科学者・技術者などの参加を得て、これからも高速増殖炉「もんじゅ」の行方を厳しく監視していく計画です。詳しくは、下記別添PDFファイル(4)「闘いの歴史でつくりだした「もんじゅ」の廃炉!(後半)(福井県平和・環境・人権センター事務局長 宮下正一 20173月)」をご覧ください。

 

それから、「もんじゅ」につづく高速炉(高速増殖炉ではなくなった!)開発については、まるで原子力委員会の提言(下記参照)を無視するかの如く、いわゆる古い原子炉「常陽」を再び再稼働するため原子力規制委員会に審査申請をする方向で(独)日本原子力研究開発機構が動いておりますし(あきれるばかりですが:「もんじゅ」をきちんと管理できなかった組織が、どうしてこんなものを適正適切に管理運営できるのか!?)、また、フランスの次期高速炉「ASTRID」開発への日本の参画も画策されています。どこまでも愚かなことを続けようとする日本の原子力ムラとその代理店政府に対して、圧倒的な有権者・国民・市民の民意により、これを阻止していく必要があることは申し上げるまでもありません。なお、裁判の詳しい報告は、下記の「新もんじゅ裁判」のHPをご覧ください。

 

(関連)仏高速炉:「半額負担」日本に要請へ 開発費5700億円 - 毎日新聞

 http://mainichi.jp/articles/20161022/k00/00m/030/159000c

 

 <別添PDFファイル:関連資料>

(1)(レジメ)新もんじゅ訴訟 第6回口頭弁論 報告会

「rejime_new_monju_sosyou_6.pdf」をダウンロード

(2)準備書面(7)(新もんじゅ訴訟 20173月)

「junbisyomei_7_sinmonjusosyou.pdf」をダウンロード

(3)闘いの歴史でつくりだした「もんじゅ」の廃炉!(前半)(福井県平和・環境・人権センター事務局長
宮下正一 20173月)

「monjuhairo_tatakainorekisi_1.pdf」をダウンロード

(4)闘いの歴史でつくりだした「もんじゅ」の廃炉!(後半)(福井県平和・環境・人権センター事務局長
宮下正一 20173月)

「monjuhairo_tatakainorekisi_2.pdf」をダウンロード

 <新もんじゅ訴訟 HP>

(1)脱原発弁護団全国連絡会  新・もんじゅ訴訟提訴

 http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/news/15-12-25/

(2)脱原発弁護団全国連絡会 新もんじゅ訴訟 第6回口頭弁論期日報告

 http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/news/17-03-14/

 

 <関連サイト>

(1)第1回もんじゅ廃止措置安全監視チーム 原子力規制委員会

https://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/monjyu_haishi/20170223.html

(2)高速増殖原型炉もんじゅ及び核燃料サイクル工学研究所(再処理施設)の廃止措置計画等の認可の審査に関する考え方に対する意見募集について 原子力規制委員会

 https://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20170302_01.html

(3)高速炉開発について(見解)(原子力委員会 2017.1.13

 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/about/kettei/170113.pdf

(4)原子力委員長:「高速炉の商業化はできない」政府に注文 - 毎日新聞

 http://mainichi.jp/articles/20161223/k00/00m/040/098000c

(5)第10回東海再処理施設等安全監視チーム 原子力規制委員会

https://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/tokai_kanshi/00000032.html

草々

 

 <追>脱原発・脱被ばく・被害者完全救済関連の昨今情報です。ひどい話ばかりで見ていて嫌になります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.(別添PDFファイル)原発関係議連 冷める熱(朝日 2017.3.10

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12834183.html

 

(原発を、進めるアホウに、冷めるアホウ、です。自民党・公明党と民進党を言い換えるとこうなります。自民・公明へのあらゆる選挙での投票をやめましょう。このままでは彼らと心中です。「野党は共闘」に熱心でない民進党にもあらゆる選挙での投票をやめましょう。裏切られて、後々腹が立つだけです。:田中一郎)

 

2.(別添PDFファイル)泊原発周辺「地震で隆起」、規制委判断 揺れ想定見直しも(朝日 2017.3.11

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12835884.html

 

(以前に渡辺満久東洋大学教授にご説明をしてもらった経緯もあり、この泊原発周辺は地震・津波・火山の3重苦をいつ何時かぶせられてもおかしくない土地です。1990年代初頭には、奥尻島の地震・津波被害がありました。あれと同じことか、あれよりもひどいことが起きうる地域です。そんなところに北海道を壊滅させるようなくだらない発電機を置いておいていいのですか? 北海道のみなさま、早く目を覚ましてください。原発をあくまでも進めるというのなら、北海道電力など北海道にいらないのではありませんか? 北海道こそ再生可能エネルギーの宝庫です。北海道の未来を約束してくれています。:田中一郎)

 

3.(別添PDFファイル)東電 続く安全後回し、免震重要棟 耐震不足3年未報告(東京 2017.3.10

 http://urx.mobi/CmbJ

 

(福島第1原発事故の後始末もできず、何度も何度もかようなことを繰り返している東京電力などという企業に柏崎刈羽原発を動かす資格はありません。原告不適格ならぬ原発不適格です。原子力規制委員会は東京電力に対して、柏崎刈羽原発の再稼働申請書を突き返せばいいだけなのに、いつまでたっても「リップサービス規制」と「格好だけの処分」で対応し、いずれほとぼりが覚めたころに再稼働させるつもりでいるようです。東京電力とともに、原子力規制委員会・規制庁もまた「解体」をしなければいけません。原発・核の規制当局から原子力ムラ・放射線ムラを「公職追放」するのです:田中一郎)

 

4.(別添PDFファイル)読売新聞記者が談話捏造、楢葉町長取材せず、おわび掲載(朝日 2017.3.16

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12843671.html

 

(「ゴミ売り」新聞の実態に即して正直な記者ですね。私はこの若手の記者が悪いというよりは、この「ゴミ売り」新聞社がこういう社内の「御用言論」カルチャーを創り上げてしまっているところに問題があると思いますが、いかがでしょう? 少なくとも記者を処分して済む問題ではないです。:田中一郎)

 

5.(別添PDFファイル)福島 終わらない苦闘、後始末なしに復興ない(東京 2017.3.11

 http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/650.html

 

6.その他県連サイト

(1)[知事と川内原発] あいまい姿勢は無責任 社説 南日本新聞 373news.com

 http://373news.com/_column/syasetu.php?storyid=82479

(なんだか民進党みたいな奴だな、こいつは:田中一郎)

 

(関連)知事の原発容認姿勢 薩摩川内市長が評価 (MBC南日本放送) Yahoo!ニュース

 https://www.youtube.com/watch?v=VnRsEAjl3o0

(こういうのは鳥肌が立ちますね:田中一郎)

 

(2)米山県政4カ月を聞く(上)自由党・森裕子参院議員 危機管理など滑り出し順調 新潟(産経新聞)   

 http://www.sankei.com/region/news/170228/rgn1702280042-n1.html

 

(3)「放射性物質の除去装置」ALPS(アルプス)の最前線で見た東芝vs日立 【映像あり】水島宏明

 http://www.huffingtonpost.jp/hiroaki-mizushima/alps_b_6867812.html

(汚染水、処理などできる、はずもなし:田中一郎)

 

(関連)廃炉のタブーが現実味 福島第一原発事故から6年、原発ルポ (1-4) AERA〉|dot.ドット 朝日新聞出版

 https://dot.asahi.com/aera/2017022800064.html?page=1

 

(4)<玄海原発>「再稼働の判断材料」アリバイ作りの第三者委? (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170306-00000004-mai-pol

(ふるさとに、原発招いて、御用学、日本全国、腰抜け列島:田中一郎)

 

(5)2社が九電提訴 太陽光発電買い取り「契約遅れ不利に」 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170304-00000011-asahi-soci

 

(6)東海村計画案 バス避難「見通し立たず」、「確保」から修正 (茨城新聞クロスアイ) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170306-00000005-ibaraki-l08

 

(関連)東海第2避難 村と県「バス確保」認識にずれ  (茨城新聞クロスアイ) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170304-00000010-ibaraki-l08

 

(7)東海第2安全協定、15市町村に拡大を 首長会議が原電に再要請 (茨城新聞クロスアイ) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170303-00000008-ibaraki-l08

(東海第2も危ないけれど、東海村再処理工場の高レベル放射性廃液はもっと危ないですよ:田中一郎)

草々

 

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