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2017年2月26日 (日)

今のままの民進党に未来はない:大阪府議会・市議会選挙が示した民進党の行く末=民進党は今こそ市民とともに「野党は共闘」の先頭に立ち、アベ政権・自民党政治に代わるオルタナティブ政権を実現させよ

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に)

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(渡辺悦司さんから昨日のメール「東芝続報」の一部訂正のご連絡です)

 

(1)私の原稿に1箇所数字の打ち間違いが見つかりました。

 12ページ2行目 年金基金から70兆円  年金基金などから50兆円 です。

 

(2)また、この件の注記が抜けておりましたので、注21に入れてあります。

 朝日新聞「首相『米の雇用70万人創出』 日米首脳会談で提案へ」201723

 http://www.asahi.com/articles/ASK2276Y0K22ULFA02X.html

 

ファイルを添付のものに差し替えていただけませんでしょうか?

こちらの方で、検討いただけると幸いです。お詫びして訂正いたします。

 

(別添PDFファイル)Fukushima 東芝 原発事業巨額損失問題 拡散用 20170218(一部訂正後)
「watanabe_tousiba_ronbun.pdf」をダウンロード

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安倍晋三ゴロツキ一派が牛耳る自民党「暴走」政権は、今や「暴走」を通り過ぎて、戦後の日本国憲法体制=立憲民主主義(国民主権)+基本的人権の保障+徹底平和主義を破壊する現代版ファシスト政権に豹変しつつあります。日本は彼ら現代版ファシスト集団に引きずられつつ、時々刻々と様々な意味での「日本滅亡」(亡国)への階段を下っているのです。その政権に手なずけられ、エサを与えられて飼い犬となったマスごみどもは、アベ自民党政権を「一強」だなどと形容しています。しかし、かような政権は「強権」「狂暴」ではあっても、「一強」=「強力」政権であろうはずがありません。アベ自民党政権が長期化している理由は、この政権に代わる「受け皿」=アベ自民党政権とははっきりと対決するオルタナティブな政権を担う政治勢力が存在しない、という一点に尽きるのです。いわば全野党の脆弱=政治的無力=有権者・国民の衆愚=改革派リーダーシップ(改革ヘゲモニー)の欠如などの当然の帰結と言い換えてもいいでしょう。つまり「一強」ではなく「多弱」「全野党弱」です。そしてそれは、既存野党のみならず、有権者・国民・市民の政治的脆弱性でもあるのです。

 

(参考)領収書は9千円台死守 金田法相は政治資金でスナック通い 日刊ゲンダイDIGITAL

 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200131

 

(自民党はやりたい放題の様子です。ゴロツキでなければ、タカリでしょうか? :田中一郎)

 

本来ならば、野党第1党である民進党が、政権交代の受け皿を用意しなければならないことは申し上げるまでもないことです。また、有権者・国民・市民が政治的に脆弱であるのなら、野党第1党こそが、日本の今後の進路・方向をしっかりと示し、有権者・国民・市民に対して適切な政治的リーダシップを取って、その政治的未熟を克服していけるよう、さまざまな対処・対応をして当然です。しかし、彼らが2009年夏に戦後初めての本格的な政権交代を実現させて以降の、あまりの体たらくは、みなさま既にご承知の通りです。彼らには、「口先やるやる詐欺」政権に終わった2009年夏以降の3年間についての真摯な反省もなければ、二度と繰り返すまいとする固い誓い(決意)もなければ、有権者・国民・市民に対する謝罪の姿勢もありません。民主党政権時代の3人の首相が、そろいもそろって、マニフェストに書かれていた有権者・国民・市民への公約をいとも簡単に踏みにじり、他方では、マニフェストには書かれていなかったようなロクでもないことを、次から次へと繰り返し積み上げ、自民党政権でさえできなかった反国民的な悪辣政治・政策を強行して、結局は多くの有権者・国民・市民から石を投げつけられつつ退場となったのです。特に3人目の首相=野田佳彦政権の時代は、今日の多くの問題に連なるような悪政の数々を陳列する極めつけの悪質政権でした。今思い出すだけでも腹立たしい限りです。

 

しかし、民主党(民進党)は、政権党から転落してもなお、その態度の悪さ、ないしは中途半端でいい加減な態度が目に余り、有権者・国民・市民に対してきちんと向き合わないまま、その時々の時流に流されて、今ではアベ自公政治の補完物のような情けない集団に転落しています。蓮舫代表が言う「提案型政治」「代案の提示」などというのもそのたぐいで、アベ自民党政権政策の「ほころび」や「ちょっとしたミス」を修正して差し上げることで自分たちの存在意義を強調する程度のものでしかありません。そもそもアベ自民党政治を根本のところから問い直し、何が有権者・国民・市民のための政治なのかを「争点化」していく勇気も能力も気力も覚悟も乏しいままの、単なるパフォーマンスに過ぎないのです。

 

もはや「二大政党制」など絵に描いた餅であり、今日の民進党は議会内での全議席の何分の一かにしがみつくことで精いっぱいの「万年野党」=弱小勢力に転落して、それで事足れりとしています。そもそもが英米の二大政党制をまねた似非政治改革が1990年代に行われ、ごくわずかの支持しか得られていない政治勢力が国会の圧倒的多数の議席を独占でき、かつ政党所属の国会議員をカネと選挙時推薦で縛り付けるようなインチキ選挙制度である小選挙区制度などの「仕組み」が導入されましたが、これが今日の政治的混迷を招き、民進党のような「気の抜けたビール」のような政党を生み出したとも言えるでしょう。つまり、日本の政治の抜本改革について覚悟の決まらない民進党は、相も変わらず「連合」などという反国民的な御用組合に選挙を依存し、広く有権者・国民・市民に自公政権に代わるオルタナティブな政権構想=真に有権者・国民・市民のための政治の実現を訴えることもなく、つまらない、魂の入らない、上辺だけの政治的プロパガンダに終始して、無為に時間を浪費する無力無策の政党に転落してしまいました。こんな政党のどこに有権者・国民・市民は魅力を感じるでしょうか? なんの力強さも誠実さもなく、毎度毎度「オヨヨ」スタンスで揺れまくり、何一つ政治的にしっかりと実現できないような「烏合の衆」集団が有権者・国民・市民の信頼を得ることなどできるはずもないのです。

 

しかし、こんな政党にも、ようやくフォローの風が吹き始めています。そうです。アベ自民党政権の悪政にたまりかねた多くの一般有権者・国民・市民が、アベ政権打倒=もっとまともな政治をしてくれる政権に交代せよ、と立ち上がり始めたのです。その具体的な兆候が、ここ1年間のいくつかの選挙で見え始めています。具体的には、参議院選挙での東北・北海道ブロック、新潟県知事選挙、東京都知事選挙、鹿児島県知事選挙(残念ながらここは当選した知事がかつての民主党の真似事をしてしまいました)などです。市民が主導し、野党各党がこの市民のボトムアップの動きに共鳴・協力して、強力な「野党は共闘」=市民と野党の政治改革連合体を創り上げ、これまでの既成政党ではできなかった有権者・国民・市民への「政治の抜本改革」の力強い訴え=「オルタナティブ政権」実現の熱い運動が日本全国に燎原の火のごとく広がり始めているのです。この勢いは日増しに高まる勢いです。

 

しかし、残念ながら民進党は、今でもなお、このフォローの風を受け止めて、アベ政権・自民党政治に対して本格的な闘いを挑もうとはしておりません。先般来、執行部が提案している「脱原発」についても、原子力ムラ企業や御用組合「連合」につながる議員たちから反対の声があがったり、TPP協定やカジノについても、党内の隠れ推進派が自民党提出法案に徹底して反対することを妨害したり、盗聴法・刑訴法改悪についても、市民集会に出てきて偉そうなことを言っていながら、結局は賛成に回るなど、その反国民性・有権者無視軽視の姿勢は全く腹立たしい限りです。そして、最も重要な次期衆議院選挙における「市民と野党の共闘」についても、蓮舫・野田執行部とその取り巻き達が、御用組合「連合」の御用聞きさながらに、言を左右にして、市民・野党が一致協力しての政治決戦への踏み出しを妨害し続けているようです(表面上は「反対ではない」「協力すべきだ」などと言いつつ、自らリーダーシップを取ろうとはせず、ぐずぐずぐずぐずしているだけで、時間だけが無為に過ぎて行っている状態です)。このままでは、野党は昨年の参議院選挙に続いて再びの大敗北となるでしょうし、民進党は、まもなく下記にご紹介する大阪府議会・市議会の選挙結果のように、歴史のゴミクズの中に消えていくことになるでしょう。民進党の中にいると言われるリベラル議員たちはいったい何をしているのでしょうか。今回の衆議院選挙が民進党にとっては「最後のチャンス」という自覚はないのでしょうか? 座して死を待つよりも、背水の陣を敷いて、不退転の決意で「市民と野党の共闘」によるオルタナティブ政権をめざしてはどうなのか(党内の反対派は切って捨てよ、ということ)と、私は思う次第です。

 

(関連)民進党、党大会には他党を招待しない方針決める

 http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00348554.html

 

(これって、「野党は共闘」をリードする政党がすることなのかしら? 顔洗って出直して来い! でしょ?:田中一郎)

 

●【図解・政治】統一地方選2015・大阪府・市議会の党派別勢力(20154月) http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_election-touitsuchihou20150412j-04-w370

 

上記は、一昨年の統一地方選挙時の大阪府議会・市議会の選挙結果です。大阪市議会選挙では民進党議員は全員が落選となり、大阪府議会議員選挙でも当選者はたった1人だったようです。

 

そして今言われているのは、このままいくと東京都議選も似たような状況になるだろうということです。下記ような「党名虚偽表示」がどこまで通用するかです。この都議会民進党の無様な「小池ブーム便乗路線」を見ていますと、まさにこの政党は末期症状を呈しているなと思われてなりません。自分の政党の名前を言うことができないで、なんだか別の政党のような名前「東京改革議員団」で都議選を闘うというのですから。もちろんネット上は、ネトウヨと思わしき連中はもちろん、多くのサイトが、この民進党の振る舞いにブーイングをしています。はたして、都議会民進党の思惑通りに事が運ぶのかどうか。ラブコールを投げかけられた小池百合子都知事の方は、「小池氏は記者会見で民進党との連携を「まったく考えていない」と一蹴している」などと報じられています(東スポ:下記参照)。

 

●都議選:小池旋風、おびえる民・自 民進「1ケタ」予想も - 毎日新聞

 http://mainichi.jp/senkyo/articles/20170224/k00/00m/010/133000c?fm=mnm

●都議会民進系2会派、合流し「東京改革」に 小池支持前面に

 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS14H42_U7A210C1PP8000/

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12796347.html?ref=nmail_20170215mo

●民進、小池知事に急接近 前職が離党届、危機感 東京都議選:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12778808.html?ref=nmail_20170203mo

 

(民進党の「東京改革議員団」への「変身」に関するサイト情報:ネット検索でたまたまヒットしたもの)

(1)民進新会派「東京改革議員団」 他会派は“小池抱きつき作戦”にドン引き(東スポ)

 http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/652359/

(2)東京都議会の新会派・東京改革議員団は「PPAP」? 民進党の前原誠司氏「くっつけるのが流行」でも「名前より何を提案するかだ」 - 産経ニュース

 http://www.sankei.com/politics/news/170216/plt1702160038-n1.html

(3)東京改革議員団所属議員名一覧!都議会の民進党の偽装を見逃すな! - 芸能やスポーツやニュースなど話題の情報をギリギリまでお伝えする情報と話題の狭間のブログ情報の境界

 http://kyoukai.xyz/kaikakugiin/

 

こうした「(政治的)情景」は、さながら対米開戦前に先陣を切って大政翼賛会に合流していった大日本帝国議会における社会大衆党のようです。平成の世の東京都議会では「小池百合子翼賛会」へ雪崩を打って合流するということのようです。戦前も戦後も日和見主義ないしは似非リベラルの体質は変わっていないようです。

 

●ウィキペディア:社会大衆党

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%A4%A7%E8%A1%86%E5%85%9A

 

多くを申し上げるまでもないことです、民進党がこれから生き残るためには、というよりも、その期待される使命を十全に発揮して、自民・公明・維新の展開する政治ではない「もう一つの政治」を力強く実現していける政党に脱皮するには、今こそ市民とともに「野党は共闘」の先頭に立ち、アベ政権・自民党政治に代わるオルタナティブ政権を実現させるための方策を打ち出していくほかないのです。

 

ともかく当面の最重要事項は、(1)下記に私が掲げる6大政策柱を中心に据えて、来るべき次期衆院選挙でのマニフェスト政策を「骨太」に(詳細にする必要はありません)、かつできるだけ具体的でわかりやすく打ち出し、直ちに市民や他の野党とともに「次期政権構想」として徹底PR運動を開始すること、(2)衆院選における候補者調整を、まずは小選挙区、次には比例区で、小沢一郎氏が提唱している「オリーブの木」方式に近い形で、かつ協力してくれる共産党他の少数野党の顔を立て、その利益と議席に十分の配慮をして早急に行うこと、(3)具体的な市民と野党との共同協力コワークをいくつかつくり、共同協力する「体験」を衆院選までに積み重ねておくこと(具体的に私から提案したいのは、森友学園問題の徹底追及、共謀罪法案廃案運動、悪法一括廃止法案づくり、全国各地=特に原発立地自治体での選挙協力、労働法制・貧困と格差是正への具体的取組など)です。この3つへの取り組みが本格化でき、民進党を先頭に市民と野党が街頭に立って、アベ自公政権打倒・自民党政治の代わるオルタナティブな有権者・国民・市民のための政治の実現、日本国憲法を生かす多様な取り組み、脱原発と再生可能エネルギーによる日本経済の再生などを訴え始めた時、日本の政治と社会と歴史は、大きく胎動を始めるだろうと私は思います。

 

 <「野党は共闘」選挙マニフェストの6大政策柱>

(1)脱原発と再生可能エネルギー経済の促進

(2)戦争法制・特定秘密保護法廃棄と新平和イニシアティブ

(3)市場原理主義との決別(貧困解消・格差是正、TPP協定破棄、公正な税制実現による社会保障充実他)

(4)利権・土建政治の排除と政治資金規正法の抜本的強化

(5)新しい民主主義の確立(公職選挙法・選挙制度改正、常設国民投票・住民投票制度、行政オンブズマン導入、審議会見直し他)

(6)第二次司法民主化改革(裁判公開、最高裁判事の国民審判制度改善、検察組織・検察審査会制度改正他)

 

なお、上記については、別のメールでもう少しその内容についてご説明申し上げたいと思っております。また、昨年かなり議論いたしましたが、危機の時代に突入した日本の市民運動・社会運動のこれからの在り方についても、再度問題提起をしたいと思っております。

 

●【詳報】「今、日本は戦後最大の危機を迎えている」大江健三郎氏、鎌田慧氏が会見 (1-3)

 http://blogos.com/article/107525/

 

●室井佑月が野党共闘を支える政治学者・山口二郎に「ワイドショーが野党を取り上げたくなる過激作戦」を提案|LITERA/リテラ

 http://lite-ra.com/2017/02/post-2907.html

 

上記は興味深い内容の対談記事です。山口二郎氏には、私はこの発言が「10年遅いぞ」と言いたいですが、しかしまあ、それをさておけば、これまで一貫した民進党御用学者であった山口二郎氏がここまで発言するという点に注目していいのではないかと思います。民進党内リベラルも、自分がリベラルだ、というのであれば、せめてこの山口二郎氏くらいの覚悟はお持ちいただきたいものです(2012年に民主党政権が崩壊した後に、もう民主党のやり方・野田佳彦政権には愛想が尽きたとばかりに複数のリベラル派議員が民主党から離党しましたが、私から言わせれば、あのような「落ち武者」的な離党の仕方ではなく、もっと早い段階で一致団結して、有権者・国民・市民を味方につけながら党を大きく変えて行く=変えられなければ集団で離党して新党を創設する、という方法を何故取れなかったのか、あまりにも政治的に未熟であったように思えてなりません。今、民進党内にいるリベラル議員が同じようなことにならないことを願ってやみません。(念のために申し上げれば、世の中の改革派というものは、常にそのスタート時点は少数派であることを念頭において置いていただきたいです。最初から多数派というのでは、そもそも抜本的な改革などはできません)

 

結論は簡単です。安倍晋三一派と自民党のゴロツキ集団を安心して眠らせないために、「政治の抜本改革」=平成有権者一揆へ向け、民進党はラストチャンスを徹底していかせ、そうすることで、再び大きな政治力と有権者・国民・市民の支持を獲得せよ、私はそれ以外に民進党に未来を切り開くすべはないと強く思う次第です(下記は昨今の関連情報ですので、あわせてご覧ください)。

 

 <別添PDFファイル>

(1)「小池一強」政党に危機感、都議選 単独過半数に照準(東京 2017.2.7

 http://www.scoopnest.com/ja/user/tokyohotweb/828726814814015488

(2)民進、小池知事に急接近、東京都議選(朝日 2017.2.3

 http://www.asahi.com/articles/ASK22519ZK22UTFK00C.html

(3)東奔政走:刻々と迫る「小池新党」「首都決戦」、存在を脅かされるのは民進党だ(人羅格 『週刊エコノミスト 2017.2.28』)

http://www.zasshi-online.com/Magazine/ProductDetail/SalesDate?code=2017-02-06&page=1&dcode=shukan_economist4170220&dpage=4

(4)特集ワイド:小沢一郎「次の衆院選で負ければ政権交代はあきらめる」(毎日 2017.2.13 夕刊)

 http://mainichi.jp/articles/20170213/dde/012/010/002000c

(5)民進党と共産党の握手で野党は共闘は前進(横田一 『週刊金曜日 2017.2.24』)

 http://www.kinyobi.co.jp/

(6)どうする連合、共産党との関係をどう考えていますか?(中野晃一・神津里季生 『週刊金曜日 2017.2.24』)

 http://www.kinyobi.co.jp/

 

(この対談というか、インタビュー記事は私はいただけませんね。そもそも連合会長の神津里季生がここで言っていることが、実際にやっていることと大きく違う。昨年の衆議院補選や新潟県知事選挙で「連合」が実際にしたことは何だったのか、思い出してみたらいい。おかげで東京10区の民進党候補者・鈴木ようすけは「野党は共闘」の共同街宣から逃げまくり、最初から当選を放棄しているような選挙活動ぶりだった。それは応援した市民をまるで馬鹿にしている態度だったが、その裏で「連合」は何をしていたのか? この対談を実現するためには、中野晃一氏はこういう形でしか話ができなかったのかもしれないが、それなら別の形を取るか、そもそもこんな企画はやめた方がいい。事情を知らない人がこの記事を読んだら「連合」について誤解してしまいかねない。何度でも申し上げますが、危機の時代に中途半端なことではいけないのです。:田中一郎)

 

 <関連サイト>

(1)自由党・小沢一郎代表生出演「小池都政と野党連合を語る」 - YouTube 

 https://www.youtube.com/watch?v=lO0868mbU_Y&feature=youtu.be

(2)民進党は野党共闘へ舵を切れるか

 http://blogos.com/article/204530/

(3)野党共闘確立に民進党分離と政策明確化不可欠 植草一秀の『知られざる真実』

 http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-7050.html

 

 <高野孟の辛口コメント:日刊ゲンダイ>

(1)ごちゃごちゃ言って民進党の足を引っ張っているのは誰か 日刊ゲンダイDIGITAL

 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/191641

(2)新潟県知事選への対応に今の民進党の問題点すべてが見えた 日刊ゲンダイDIGITAL

 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192109

(3)大企業エリートの連合が「民進党最大の支持基盤」は幻想 日刊ゲンダイDIGITAL

 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192586

(4)「水中に沈んだ」民進党に再生の道はあるのか OBに聞いた 日刊ゲンダイDIGITAL

 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197299

 

 <脱原発以外に民進党に選択肢はない=いやな議員は自民党へ行け>

(1)脱原発巡り民進紛糾(毎日・朝日 2017.2.17

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170217-00000001-asahi-pol

(2)原発ゼロで割れる民進「ふがいない」 小泉元首相 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170217-00000002-asahi-pol

(3)蓮舫代表「脱原発、卒原発。再生エネ、進めよう」:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/ASJC64D0YJC6UTFK001.html

 

(党内を「脱原発=危険な原発再稼働は認めない」でがっちりとまとめなければならない立場の党の代表が「脱原発、卒原発。明日なくそうとは言わない。でも40年で運転(制限制は)厳格に守りましょう。原子力規制委員会の厳しい安全検査を通ったものだけを再稼働しましょう」などと平気で語っている。原発というものの実態をこの政治家は何も知らないようである。これじゃ民進党などに政権を任せるわけにはいかない:田中一郎)

草々

 

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