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2017年1月 7日 (土)

(報告)『原発避難者住宅裁判を準備する会』結成集会&記者会見(2017年1月6日)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

(最初にイベント情報その他です)

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1.(別添PDFファイル)(チラシ)(1.21)原発事故避難者に住まいと安心を(「希望のまち東京をつくる会」)

「tirasi_kiboumati.pdf」をダウンロード
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1482897385065staff01

 

2.(1.11)福島原発被害東京訴訟・第21回期日ご案内 福島原発被害首都圏弁護団

 http://genpatsu-shutoken.com/blog/archives/599

 

3.(1.18)井戸川裁判(福島被ばく訴訟)第5回口頭弁論

 http://idogawasupport.sub.jp/

 

4.【重要なお知らせ】1―16(月)TPP交渉差止・違憲訴訟 第7回口頭弁論期日のご案内 TPP交渉差止・違憲訴訟の会

http://tpphantai.com/info/20161126-announcement-of-7th-oral-argument-about-tpp/

 

5.(メール転送です)原子力規制委員会サイトから「IAEA安全基準翻訳版」が全て削除されています。

 玄海原発のパブコメに尽力された元原子炉設計技術者から削除の情報を頂きました。先ほど規制委に電話しました。15分ほど待たされましたが明確な回答を得られませんでした。IAEA安全基準は、深層防護など重要な内容が記述されています。規制委の姿勢に絶句です。取り急ぎ情報をシェアします。

 

<参考>IAEAの深層防護の考え方(朝日新聞新潟版2016113日より引用)

「原子力施設の安全確保策を構築するための基本的な考え方。第1~3層はプラントの当初の設計にかかわるもので、異常運転や故障の防止と制御、事故の制御を目的とする。 第4層は、プラントの設計基準外の部分で、事故の進展や重大事故の影響緩和を目的とし、格納容器の防護などが含まれる。第5層は、放射性物質が大規模に放出された場合の影響の緩和が目的で、原発の敷地外も含めた緊急時の対応方法を定める必要があるとする。 」

 

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本日(1/6)、参議院議員会館において、標記『原発避難者住宅裁判を準備する会』結成集会&記者会見が開催されました。以下、当日配布資料の拡散の他、簡単にご報告させていただきます。

 

●(イベント情報)キビタキの会 「原発避難者住宅裁判を準備する会」結成集会ご参加のお願い

 http://kibitakinokai.blogspot.jp/2017/01/blog-post.html

 

(山本ひとみさんサイト)

 http://yhitomi815.blog.fc2.com/blog-entry-365.html

 

(キビタキの会 HP)

 http://kibitakinokai.blogspot.jp/

 

 <当日配布資料:別添PDFファイル>

(1)『原発避難者住宅裁判を準備する会』結成集会&記者会見 次第+「準備する会」参加申込書(世話人会 2017.1.6

「program_sankamousikomi.pdf」をダウンロード

(2)『原発避難者住宅裁判を準備する会』結成に至るまでの経過報告(2017.1.6

「KEIKAHOUKOKU.pdf」をダウンロード

(3)メッセージ:井戸謙一、福島敦子、奥森祥陽(2017.1.6

「message_ido_hoka.pdf」をダウンロード

(4)住宅無償提供打ち切りと反対運動の現状と方向(キビタキの会 2017.1.6

「undounohoukou_kibitaki.pdf」をダウンロード

(5)ニュースレター 第3号(キビタキの会 20167月)

「news_letter_3_kibitaki.pdf」をダウンロード

 <関連資料:別添PDFファイル>

(6)避難先 住宅支援に格差(毎日 2017.1.6

 http://mainichi.jp/articles/20170106/k00/00m/040/135000c

(6-2)自主避難者、帰還も転居も難しく 都営住宅、入居要件が壁(毎日 2017.1.6

 http://mainichi.jp/articles/20170106/k00/00m/040/139000c

(7)避難区域外・解除区域の「自主避難」,1.2万世帯 住宅支援終了へ、来年3月(朝日 2016.11.12

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12656461.html

(8)救われず71年、空襲 見捨てられた民(6)(朝日 2016.12.26 夕刊)

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12724269.html

(9)(新聞広告)3.11甲状腺がん子ども基金(福島民報 2016.11.29)(カラー)

 http://www.311kikin.org/2016/11/29/581

(10)(チラシ)(1.21)原発事故避難者に住まいと安心を(「希望のまち東京をつくる会」)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1482897385065staff01

 

(田中一郎コメント)

 福島第1原発事故で被害を受けられた方々が、放射能による被ばくから逃れて、東京都をはじめ、この首都圏にも多く避難されています。3.11から早6年、この間の避難生活は、加害者・東京電力や事故責任者・国がほとんど何の賠償・補償も支援・救援もしないがため、経済苦の下、家族離れ離れになったり、居住を転々と変えなければならなかったりと、大変の苦労をしてこられました。今の住居はやっとの思いでたどりついた場所で、連れて来た子どもたちも含めて、ようやく日常生活の継続の糸口が見え始めて来た、そんな矢先に、今度は国や福島県は、唯一の支援策だった住宅を取り上げると言っています。いったい福島第1原発事故の被害者の方々に何のうらみがあるというのでしょうか。

 

 加害者・東京電力や事故責任者・国がロクでもないことは、今まで何度も申し上げてきました。しかし、今回のこの原発事故被害者からの支援住宅のはく奪という犯罪行為には、国や東京電力だけでなく、内堀雅雄知事以下の福島県庁の役人どもが一役買っています。被害者団体は、今まで政府と福島県の双方を参加させて、住宅の継続供給を含む被害者救済のための交渉を何度も何度も行ってきましたが、一方の国は「福島県が・・・・・」といい、他方の福島県は「国が・・・・・」と言って、お互いがお互いに責任をぬすくりつけあって一向にラチがあきませんでした。

 

 それでいて、被害者に対する態度は極めて横柄で、たとえば「帰還しないのが悪い」だとか「避難していない県民もたくさんいるのに、避難した人間に支援などできない」などと、まるであきれるような人権侵害のようなことを言い放って平気でいる役人もいるようです。そもそも、避難するか帰還するかは被害者個々人が決めることであって、国や福島県庁がとやかくいうことではありません。それどころか、福島県内は放射能だらけのようになっていて、あちこちに危険なホットスポットが存在しているなど、とても人が住めるような環境ではないところが多いのです。また、福島県庁その他の役人たちのかような態度は「子ども・被災者支援法」という法律違反でもあります。法に従わずに弱い立場の人間を追い詰めるなど、人間として公務員として許しがたいものがあります。

 

(参考)ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト

 http://www.f1-monitoring-project.jp/index.html

 

 国や福島県がこういう態度ですので、避難住宅を提供している避難先自治体の方は(たとえば千葉市や東京都庁)、まるで悪質な地上げ屋ヤクザのごとく「20173月までにここを出ていけ」と避難者にどなりつけ、何度も何度も嫌がらせの電話を掛け続けるなど、看過できない暴力を避難者に対してふるっているのです(私は「地上げ行為」を行った自治体役人に対しては厳罰を持って臨み、巨額の慰謝料請求とともに、自治体を懲戒解雇すべきであると思います。何故なら、そのような人間は「天下の公僕」である公務員にはふさわしくない人間だからです。人権侵害を断固として許すなということです)。

 

(参考)上記「別添PDFファイル」(8)救われず71年、空襲 見捨てられた民(6)(朝日 2016.12.26 夕刊)

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12724269.html

 

(アジア太平洋戦争の時代、日本各地で米軍機による空襲を受けましたが、その際、日本政府も軍部も、住民が空襲から避難することを「非国民」だと𠮟りつけ、行く手を阻んでは「戻ってバケツリレーによる消火活動を手伝え」と言って住民を追い返したそうです。そのおかげで、たくさんの人が空襲で焼死してしまうことになったのです。その辺の様子がこの記事に出ています。しかし、今日では、それと同じようなことが福島第1原発事故後の福島県他の放射能汚染地域で行われています。放射能と被ばくから逃れることが「非国民」扱いされ、被ばくへの懸念も口にできず(戦争への懸念も口にできず)、失わずに済んだ尊い健康や命が危険にさらされ、そして実際に失われていくのです。今日の日本がやっていることは戦争中と同じです。愚か極まるという他ありません。:田中一郎)

 

 こうしたことの底流には、福島第1原発事故による放射能汚染と被ばくの危険性についての不勉強と、危機感の欠如があるものと思われます。下記にご紹介するように、放射線被曝の危険性はチェルノブイリ原発事故を経て、従来にも増して危険であることが世界中の実証研究で明らかになりつつあります。科学的実証的根拠に乏しい国際放射線防護委員会(ICRP)や国際原子力機関(IAEA)などの原子力推進機関の嘘八百を、国や原子力ムラ・放射線ムラの御用学者たちが、さも本当であるかのごとく言いふらして宣伝し、何年か何十年かのちに放射線被曝を原因とする健康被害が出ても、しらばくれるつもりでいます。そもそも福島県だけでも、183人もの子どもに甲状腺ガンが出ているわけですから、被ばくの危険性は既に顕在化し始めているのです。そんな状態で、どうして福島県の汚染された土地へ帰還などできるものでしょうか。20ミリシーベルト/年など、とんでもない話です。

 

 ともあれ、今回、避難者の方とその支援者が中心になって、こうした会ができたことは喜ばしいことです。もちろん避難者も支援者も、裁判を提訴することは本意ではありません。避難者の方々は、ただでさえ日々の生活が大変なので、可能なら裁判などしないで済むようにしたいのです。ですから、これから提訴まではまだ少し時間がありそうなので、その間に、一刻も早く、原発事故の避難者の方々に救済の手を差し伸べていただきたい。加害者・東京電力や事故責任者・国が責任を持って対処するのは当然ですが、福島県もまた、原発を誘致して受け入れた責任と、その結果起きてしまった原発事故に対して、県民の命と健康と財産、そして避難する権利を守る義務があります。更には、東京都をはじめ全国の自治体についても、原発事故の放射能から逃れて自分たちの管内に避難してくる人たちを救済すべく全力を挙げるのは、行政としての基本的な使命です。一人の避難者も路頭に迷わせることがあってはならないのです。

 

(昨今の避難者の事情は、上記の「別添PDFファイル」避難先 住宅支援に格差(毎日 2017.1.6)と、(6-2)自主避難者、帰還も転居も難しく 都営住宅、入居要件が壁(毎日 2017.1.6)をご覧ください。

 

 <放射線被曝は危険です:昨今の情報から>

 国際放射線防護委員会(ICRP)も「国連科学委員会(UNSCEAR)」も国際原子力機関(IAEA)も、国内の原子力ムラ・放射線ムラの御用学者たちも、霞が関の官僚達も永田町の政治家達も、20ミリシーベルト/年などとんでもないという反証がたくさん寄せられているのですから、そうではないというのなら、一つずつ丁寧に、実証的な証拠をもって反論・説明していただきたいものです。しかし、彼らは、自分たちが言っている嘘八百が嘘八百だと批判されても「馬の耳に念仏」で、これまで一切のまともな反論も説明もしたことがありません。ただただ、国際機関や大学などのアカデミズムの権威を利用して、危険極まりない放射線被曝の「安全・安心」論をでっちあげ、事故を起こした原発・核施設周辺の放射能汚染地帯に住む人々にそれを押し付け、顕在化した健康被害や遺伝的障害については、知らぬ存ぜぬの態度で切り捨ててきているのです。彼ら国際原子力マフィア=原子力ムラ・放射線ムラによる犠牲者は世界中に存在します。かようなものに騙されてはならないのです。原発安全神話を放射能安全神話に転換してしまっていては、あまりに愚かという他ありません。

 

(1)福島原発事故・健康被害ゼロ論の欺瞞 渡辺悦司

 http://www.torikaesu.net/data/20161106_watanabe.pdf

(2)福島県の小児甲状腺がんと放射線被曝による健康影響について、この2つの資料は是非ご覧いただければと思います いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-572b.html

(3)(メール転送です)福島第1原発事故後の我が国における放射能汚染の現状と被ばくの実態について詳細な資料をお送りいただきました いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-e4ee.html

(4)ICRP学説に基づいてフクシマ事故の放射能影響を考えて本当に丈夫か?(広島2人デモ NO.129

 http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20150508.pdf

(5)低線量内部被曝の危険を々から覆い隠すICRP学説の起源(広島2人デモ NO.128

 http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20150501.pdf

(6)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会) 福島大学 崎山先生講演会 核災害はひとたび起きると生業を根こそぎ奪ってしまう。しかもその持続時間は人の寿命をはるかに超える。

 https://fukusima-sokai.blogspot.jp/2016/11/blog-post.html

(7)【低線量被ばくと健康被害を考える集い 新たな安全神話を批判 包括的健康調査・診断を 寄稿 医療問題研究会 高松勇】

 http://www.mdsweb.jp/doc/1453/1453_06t.html

(8)福島原発事故について思うこと -放射線被曝の危険性と科学者の責任- 山田耕作 どうしても取り返すために(PDF)

 http://www.torikaesu.net/data/20161200_yamada.pdf

 

 <その他関連サイト>

(1)キビタキの会 HP

 http://kibitakinokai.blogspot.jp/

(2)「3.11甲状腺がん家族の会」入会・支援案内リーフレット - 311kazokukai

https://311kazoku.jimdo.com/%E5%9B%A3%E4%BD%93%E6%A6%82%E8%A6%81/%E5%85%A5%E4%BC%9A-%E6%94%AF%E6%8F%B4%E6%A1%88%E5%86%85%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88/

(3)世界初α線放出注射薬Ra223が使用開始(永田文夫『原子力資料情報室通信 NO.511 2017.1.1』)

 http://sanriku.my.coocan.jp/170101Ra223.pdf

 http://sanriku.my.coocan.jp/no.172.pdf

草々

 

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