« 「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(45):(続き)原発をやめた方がいいこれだけの理由、というか出来事(その2) | トップページ | 日本学術会議:研究予算欲しさにご都合主義の議論はやめよ、学者のくせにみっともないぞ »

2017年1月29日 (日)

重要報告4つ (1)(1.27)再処理工場院内交渉 (2)辛淑玉氏、BPOに申立て 東京MX「ニュース女子」  (3)映画「スノーデン」オリバー・ストーン監督の日本への警告 (4)高浜原発クレーン事故続報

前略,田中一郎です。(メール転送です)

 

少しボリュームがありますが、いずれも重要な情報です。

じっくりとご覧ください。

 

1.(メール転送です:抜粋)「プルトニウム政策・東海再処理工場・六ケ所再処理工場」に関する市民・政府官僚意見交換会

 

(参加者)

 経産省資源エネルギー庁 原子力立地・核燃サイクル産業課 1名

 内閣府原子力政策担当室    2名

 外務省不拡散科学原子力課   1名

 文科省 研究開発戦略官付   1名

     原子力課       2名

 原子力規制委員会原子力規制庁 8名

 環境省 水・大気環境局総務課 1名     合計16名

*市民側参加者は川田議員さん稲見秘書さんを含め30名ほどでした。

 

●要請書

 http://sanriku.my.coocan.jp/170127yousei.pdf

 

20170127 UPLAN「六ケ所・東海再処理工場等に係る要請書(意見と質問)を中心に」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=HTluX14bYaM

 

●再処理に係る市民と関係官僚との意見交換会1-27 参加報告|脱原発の日のブログ

 http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-12242424090.html

 

2.【全文掲載】辛淑玉さんの「ニュース女子」への見解 「政権の先兵として憎悪扇動」 沖縄タイムス+プラス ニュース 沖縄タイムス+プラス

 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/81754

 

(関連)MXテレビ「ニュース女子」の中傷報道に批判、「沖縄ヘイト」堂々と(東京 2017.1.20

 http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/d33568ddda5599b4aedf19162d13a1e3

 

(関連)「憎悪扇動許さず」 東京MXの沖縄蔑視番組 批判された辛さんが見解 (琉球新報) - Yahoo!ニュース

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170127-00000003-ryu-oki

(関連)辛淑玉さん、BPOに申し立て「むごい番組」 東京MX「ニュース女子」 (沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170127-00081679-okinawat-oki

(関連)辛淑玉さん:BPOに申し立て MXテレビ番組で人権侵害 - 毎日新聞

 http://mainichi.jp/articles/20170128/k00/00m/040/125000c?fm=mnm

 

(TVもついにここまで来たかという印象。マスごみから放射性廃棄物に転落、放射性廃棄物は厳重に密閉して管理するのが基本。このTV局は廃局か、反省・有効な再発防止策を取るまで休局にせよ。社会に害悪を垂れ流すデマ放送局など、無用を超えて存在悪だ。:田中一郎)

 

3.(メール転送です)映画「スノーデン」オリバー・ストーン監督の、日本への警告

 

●NEWS23 動画

 https://goo.gl/1jGjLb

●映画「スノーデン」予告編

 http://www.snowden-movie.jp/

●(必読です)NEWS23 オリバー・ストーン監督が明かした衝撃情報 「日本は昔持っていた主権がない。アメリカの衛星国で人質なのです」 赤かぶ(阿修羅でのテロップ文字起こし)

 http://www.asyura2.com/17/senkyo219/msg/380.html

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

彼は2年間、NSA(米国国家安全保障局)と連携するコンピューター会社・デルの社員として日本に駐在していた。将来的に日本がアメリカの同盟国でなくなったときのためにスパイプログラムをダム、駅、発電所、銀行などに組み込んでいた。いざとなれば機能停止に追い込めます。非常の恐ろしいことです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(田中一郎コメント)

 アメリカの水面下の「仮想敵国」は日本だったということですか、驚きました。私はアメリカの日本支配が水面下では非常に暴力的な形で行われているのではないかとかねがね思っておりましたが、その裏付けが一つとれたような気がしています。アメリカに反抗的・対抗的だった日本の総理大臣・あるいは有力政治家たちの「その後」がどうもおかしいのも、その状況証拠の一つです。たとえば橋本龍太郎(変死)、田中角栄(失脚)、中川一郎(変死)、鳩山由紀夫(水から退場)らがそうです。考えすぎであればいいのですが。

 

4.(メール転送です)高浜原発クレーン倒壊事故経緯 続報

 

以下はメール転送です。

=====================================

皆さま、渡辺悦司より

 

2017年1月20日に、関西電力高浜原発で起きた工事用クレーンの倒壊事故について、関電は、翌日、事故の事実の発表をしただけで、事故原因などの発表はまだありません。

 

この件に関する関電のプレスリリース(121日)は以下にあります。

 http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2017/0121_1j.html

121日の関電の記者会見が重要ですが、その報道は、以下が詳しいようです(中日新聞 122日)

 http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20170122/CK2017012202000016.html

福井新聞 122

 http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/113570.html

 

私の見たニュースや新聞報道などをまとめると、事故の経過は、概ね以下の通りと思われます。

------------------------------------------

(1)高浜原発1号機と2号機は昨年(2016年)6月に、原子力規制委員会による原則40年の運転期間の延長を認められたので、関西電力は、運転期間延長のための安全対策の一環として、大成建設を元請けに、下請け業者が、4基のクレーンを使って、格納容器の工事を行っていた。クレーンは大型で、長さが113メートル、高さ約105メートル、総重量が270トンあった(クローサクレーンと呼ばれるタイプ)。

 

(2)1201642分、福井県下に暴風警報が発令された。(これは、福井県庁危機対策・防災課のツィッターページで確認できる)。

 https://twitter.com/kikitaisaku

 

関電もこの事実を認めています。「クレーンブームの損傷時、暴風警報が出ており、強風が吹いていた」(関電プレスリリース)。高浜原発構内2箇所にある風力計では秒速1415メートル(ただ風力計の設置高度は不明、クレーンブームの先端付近[高度約100メートル]での風速ではないことは確かである)。気象庁の小浜での観測では、25.8メートルの最大瞬間風速を観測(ほぼ事故時と重なる2150分)。

 

(3)夕刻(時刻不明)、作業終了時の処理、「日中の作業を終えたクレーンは通常、アーム先端から垂らしたワイヤに重りを付けて接地させ安定した状態にする」(中日新聞)が、この日も、5トンのおもりを垂らした「通常」通りの処置を行って作業を終了した。

 

関電の担当者(高島昌和・高浜発電所運営統括長ら)の記者会見によると、「強風で倒れる恐れがある場合や年末年始などの長期休業時は、アームを折りたたんだり一部解体したりして、より安全な策を取る」が、この日は暴風警報が発令されており、強風が予想されたにもかかわらず、強風時の対応をとらなかった。「元請けの大成建設やクレーンメーカーの調査で、この重りで毎秒42メートルの風に耐えられると評価されていた」からだという(中日新聞)。

 

だが、記者会見で、記者が、「だれが(関電、元請けの大成建設、下請け業者など)、アームを折りたたむという転倒防止策を講じないという決定をしたのかについては、関電は回答しなかった。つまり、決定者が関電である可能性を否定しなかった。つまり、工事を急ぐために、関電側が要請して、すぐに翌日の工事に取りかかれるよう、本来の転倒防止策をとらないようにさせた可能性があることを、否定しなかった。

 

(4)「1月20日21時49分、構内で大きな音がしたため、現場を点検したところ、1、2号機格納容器上部遮蔽設置工事用の大型クレーン4台のうち1台のクレーンブームが2号機原子炉補助建屋ならびに燃料取扱建屋へもたれかかっていることを確認した」(関電プレスリリース)という。クレーンは、風に煽られる形で仰向けに倒れており、台車の一方が少し浮き上がっていた。関電によれば、原子炉補助建屋には原子炉の冷却装置が、燃料取扱建屋には259体の核燃料が保管されていた。「2号機原子炉補助建屋ならびに燃料取扱建屋の屋根が一部変形していること」が確認されたという。

 

(5)事故発生後(時刻不明)、「事故を受け、別の三台のクレーンは二つ折りの状態に戻した。二つ折りにすると『先端が接地するのでより安全』(関電担当者)なのだという」。つまり、やろうと思えば、クレーンの倒壊を防ぐ手段はあったし、問題なく実行可能であったはずである。中日新聞は「それなら、なぜ最初からこの安全策を取らなかったのか」と問うているが、全くその通りである。

 

-------------------------------------------

問題が経緯(3))にあることは明らかでしょう。まず関電の説明の通りとしても、暴風警報が発令されている状況下で、風速42メートルを超える風(これが最大瞬間風速か平均風速かは分かりませんが、おそらく前者でしょう)が吹くことは「ない」という判断を一方的に行うことは、安全性を無視することです。ちなみに、日本クレーン協会のホームページによれば、「最大瞬間風速」は「平均風速」のおよそ1.51.7倍程度と想定されています。

 

●建設工事用クレーンの強風対策

 http://www.cranenet.or.jp/susume/susume02_09.html

 

しかも、日本クレーン協会によれば、労働安全衛生法に基づいて制定された厚労省令「クレーン等安全規則」の「強風時とは10分間の平均風速が10m/S以上の風をいう」とされています。その時点でクレーンの「強風時における転倒防止」措置をとることが、同規則74条の4に義務づけられています。

 

●クレーン等安全規則

 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S47/S47F04101000034.html

 

日本クレーン協会によれば、強風時の注意点として、「移動式クレーンの運転者を始めとする関係者は,この位の風では大丈夫と安易に判断せず,強風が予想されたら以下のような早めの対策を講じる必要があります」と書かれています。ですから、「42メートルの風に耐えられるから」というのは、成り立たない言い訳にしかなりません。クレーンは現実に倒れたのですから、関電のいうとおりだとすると42メートル超の風が吹いたのであるか、42メートルという基準が誤りであったのかどちらかです。

 

また何よりも、強風警報が発令され、風速1415メートルの風が原発構内で観測されていたのに、転倒防止の労働安全衛生法の「クレーン等安全規則」に違反する行為であったといわざるをえないでしょう。労働基準監督局がすぐに調査に入ったことは当然です。

 

これらのことからも、またわれわれが今までから強調してきた高浜原発の再稼働時トラブルからの一連の事態からも、関電の安全管理体制の全般的危機と安全意識・規律の退廃・紊乱は、覆いようがない程度にまで進んでいるというほかないのではないでしょうか。

 

●高浜原発再稼働時のトラブルの分析は、以下をご覧下さい。

 http://www.torikaesu.net/data/20160812_watanabe_saikado.pdf

 

以上、ご検討いただければ、幸いです。

=====================================

 

(関連)相次ぐ再稼働作業時のトラブル=原発再稼働の恐 ろしい 危険性(渡辺悦司 2016.8.12

 http://www.torikaesu.net/data/20160812_watanabe_saikado.pdf

 

(田中一郎コメント)

度重なる原発でのトラブル:人的要素も含め原因の徹底究明と再発防止が極めていい加減、嘘八百の記者会見

(1) 川内原発1号機:再稼働直後に復水器チタン細管の破損と二次冷却水漏れ

(2) 伊方原発3号機:再稼働直前に一次冷却水ポンプのシール部不具合、封入水の水漏れ

(3) 島根原発2号機:ダクト(排気口)の保温材を取り外してみたら30×100cmの大穴

(4) 女川原発2号機:原子炉建屋にひび1130カ所、上部の剛性が7割減

(5) 高浜原発4号機:逆電流で原子炉スクラム、一次冷却水漏れ、大型クレーン倒れ建屋変形

(6) 柏崎刈羽原発7号機:安全系と常用系のケーブルが混在して敷設されていた(点検なし・法令違反)

(まだ他にもあります。高速増殖炉「もんじゅ」や東海村再処理工場など、(独)日本原子力研究開発機構が運営する施設では日常茶飯です:田中一郎)

 

小さなトラブルの(上記を見ると「小さく」もないですが)積み重ねが、やがて大事故につながります。日本の原発は、昔から規制当局が腐っていて、かつ事なかれ主義の無責任体質でしたが、加えて、現場がひどいのです。超危険物を扱っているという自覚と、それに対応した慎重かつ厳格な作業や対応が必要であるのは申し上げるまでもないのですが、それができていない、その結果が福島第1原発事故だったということです。この調子では、再びの原発・核施設過酷事故はほぼ確実でしょう。一刻も早くやめさせなければいけません。

 

(関連)平井憲夫さん:原発がどんなものか知ってほしい(全)

 http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

草々

 

« 「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(45):(続き)原発をやめた方がいいこれだけの理由、というか出来事(その2) | トップページ | 日本学術会議:研究予算欲しさにご都合主義の議論はやめよ、学者のくせにみっともないぞ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(45):(続き)原発をやめた方がいいこれだけの理由、というか出来事(その2) | トップページ | 日本学術会議:研究予算欲しさにご都合主義の議論はやめよ、学者のくせにみっともないぞ »

最近の記事

無料ブログはココログ