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2016年11月16日 (水)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(40):許し難いことが次々と起きている

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

(最初にイベント情報その他です)

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(1)(別添PDFファイル)(チラシ)2016.11.22.小澤洋一さんたんぽぽ舎学習会

 「福島の放射能汚染 ~ 年20mSvを下回れば人が住めるのか? ~」

「titasi_ozawasann_semina.pdf」をダウンロード

日 時:11月22日(火) 19時~21時 (開場 18時30分)

会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)

 

(2)(12.15)東電株主代表訴訟 第29回口頭弁論

「tirasi_12.15 TOUDENKABUNUSI.pdf」をダウンロード

日 時:12月15日(木) 13:30~

場 所:東京地裁 103号法廷

学習会:山埼久隆さん(原告・たんぽぽ舎)

『東電の闇』―― 報道されない大事なこと汚染水から原発分社化まで

(衆議院第2議員会館 1F 多目的会議室(予定))

 

(なお、第30回口頭弁論の予定期日は、来年2017119日(木) 午前10:30~ 東京地裁)

 

(3)福島原発事故・健康被害ゼロ論の欺瞞 渡辺悦司さん

 http://www.torikaesu.net/data/20161106_watanabe.pdf

 http://blog.torikaesu.net/?eid=56

 

(4)福島原発事故について思うこと -放射線被曝の危険性と科学者の責任- 山田耕作さん

 http://www.torikaesu.net/data/20161200_yamada.pdf

 http://blog.torikaesu.net/?eid=56

 

(5)運転40年超の美浜3号機、延長認可 高浜に次ぐ2例目:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/ASJCH5GBVJCHULBJ00N.html?iref=comtop_8_03

 

(本日をもって原子力規制委員会・規制庁は原発の安全性に関する規制・管理・監督をやめることにいたしました、という意思表示がなされたようです。今後は原発・核施設再稼働のための屁理屈づくりにまい進されるそうです。:田中一郎)

 

(6)村田光平元スイス大使からのメール:深まる世界の主流の変化

 

田中一郎様

12日発出した英文発信文をお届けいたします。

 

トランプ次期大統領の選出に関する所感を含むD.Scilla Elworthy氏宛返信の要点は添付の通りです。なお、Dr. Elworthyはノーベル平和賞に3度ノミネートされた平和活動家です。同氏は私の唱える母性文明の理解者で、3年前に女性の地位向上を目指す「Rising Women, Rising World」を起ち上げております。同氏より福島第一1号機の建屋の撤去が完成し青天井となったことに懸念を伝える下記掲載の記事が寄せられました。

 

.福島からの放射能流出による地球の核汚染は悲しいかな止めることが出来ない。

2..ご指摘の英国のメディアのみならず、世界の主流は福島の核災害を無視し続けている。世界の主流は未だに核エネルギーに執着しているが、トランプ次期大統領の誕生は既に始まっている。この主流の変化を決定的に深めることとなった点で評価される。

3.米国での政権移行を受け入れられるものとするために必要とされるのは母性文化的思考形態である。オバマ大統領ならではのイニシャチヴにより実現した同大統領・トランプ次期大統領の会談は極めて意義深いものであった。トランプ次期大統領はオバマケアの一部への支持を快諾するなど理解力と聡明さを示した。

 

4.新たな世界の主流が天地の摂理に沿うものと成るよう祈るのみである。この度、フランシスローマ法王が貧しいものに対して、これまで無視してきたことを謝罪し、ホームレスの人々を何人かヴァチカンに招待したことは極めて意義深い。

5.世界はあまりにも複雑でその先行きは具体的に予見し難い。しかし歴史の法則を意味する天地の摂理という哲学に頼ることが出来る。これによれば「傲れる者久しからず」、「全ての独裁は終焉せしめられる」である。

6.この哲学によりより明るい将来への希望を抱き続けることが出来る。

 

皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

村田光平(元駐スイス大使)

 

(関連)村田光平 オフィシャル サイト

 http://kurionet.web.fc2.com/murata.html

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「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開の第40回目です。昨年の12月初旬頃にこのシリーズを始めて約1年が経過しました。お伝えしたいことは山のようにある中で、絞りに絞ってメールに記載してお送りしていましたが、それでも40回目となりました。原子力ムラ・放射線ムラの出鱈目はいつまで続くのでしょうか? 昨今も許し難いことが次々と起きています。原発・核施設とその担い手=原子力ムラ・放射線ムラに対する甘い考えは禁物です。彼らはKY(簡単にやめない・空気読めない)であり、またKS(簡単に死なない)(勝手にさせてもらいます)ですから。

 

 <別添PDFファイル>

(1)2016.11.22.小澤洋一さんたんぽぽ舎学習会docx

(2)(意見広告)ノーモア原発震災 地方議会への働きかけのお願い(脱原発政策実現ネット 2016.11.15

(3)(意見広告)ノーモア原発震災(毎日 2016.10.30

(4)横浜・原発避難の中1が手記、悩む多くの子へ 願い込め(東京 2016.11.16

(5)原発避難いじめ1年半放置、横浜の小学校 防止法守らず(東京 2016.11.12

(6)避難区域外・解除区域の「自主避難」,1.2万世帯 住宅支援終了へ、来年3月(朝日 2016.11.12

(7)巨大噴火予兆で搬出、原燃方針 六ケ所村「核のごみ」、行き先は未定(毎日 2016.11.12

(8)規制委 導入を推進、使用済み核燃料 空冷保管(日経産業 2016.11.15

(9)高レベル放射性廃棄物の地層処分問題(マシオン恵美香 『HAIRO 2016.11.10』)

10)小笠原厚子さん(あさこはうす:大間原発)からのお便り(2016.11.15

 

1.上記参照

 

2.(意見広告)ノーモア原発震災 地方議会への働きかけのお願い(脱原発政策実現ネット 2016.11.15

「no_more_onegai.pdf」をダウンロード
3.(意見広告)ノーモア原発震災(毎日 2016.10.30)(=これが毎日新聞掲載の意見広告です)

「no_more_kiji.pdf」をダウンロード

(よろしくお願い申し上げます。また、この運動を主催する「脱原発政策実現ネット」への加入も併せてお願い申し上げます。別添PDFファイルに申込み(振込)用紙があります:田中一郎)

 

(関連)東日本大震災:福島第1原発事故 「ノーモア福島」主張を 相馬から滋賀に避難、佐藤清さん がん転移、故郷へ思い募る /福島 - 毎日新聞

 http://mainichi.jp/articles/20160318/ddl/k07/040/137000c

 

(関連)東日本大震災:福島第1原発事故 県内外避難世帯、半数近くが別居 県調査 /福島 - 毎日新聞

 http://mainichi.jp/articles/20160701/ddl/k07/040/324000c

 

4.横浜・原発避難の中1が手記、悩む多くの子へ 願い込め(東京 2016.11.16

5.原発避難いじめ1年半放置、横浜の小学校 防止法守らず(東京 2016.11.12

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016111501001636.html

 http://mainichi.jp/articles/20161116/k00/00m/040/063000c

 

(関連)「菌」「賠償金あるだろ」原発避難先でいじめ 生徒手記:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/ASJCH5GJYJCHULOB02P.html

 

(このいじめを止められなかった・止めようともしなかった・見て見ぬふりをしていた学校は「廃校」にせよ。校長・教頭、及び関係責任者の教員はクビだ。また、横浜市教育委員会は解散、委員と関係幹部職員を全員、懲戒解雇せよ。この連中には教育に携わる資格はない。徹底して子どもを守ること・子どもにいじめをさせないこと、それが教育だ。この子の貴重な少年時代は帰ってこない。どうするのか!! 責任逃れでこそこそ逃げ回るな!! :田中一郎(激怒中))

 

6.避難区域外・解除区域の「自主避難」,1.2万世帯 住宅支援終了へ、来年3月(朝日 2016.11.12

 http://digital.asahi.com/articles/DA3S12656461.html?rm=150

 

(こちらも全くふざけた話で、国としての使命放棄である。いや、避難者に対する原子力ムラ代理店政府の「嫌がらせ」「いじめ」といっていいだろう。上記の子どもの世界で起きていることと瓜二つである。これまでも何度も書いてきたが、これは今世紀最大規模の人権侵害である。避難をしている人のみならず、避難をしていない人たちもまた、無用の被ばくを強いられることによる人権侵害を受けている。そして、繰り返しで恐縮だが、「自主避難者」など存在しない。誰が好き好んで「自主的に」避難などするものか。福島をはじめ放射能汚染地域は人が住めるようなところではないから逃げているのだ。水面下では、福島県を中心に東日本一帯に広がる放射能汚染地域に住み続ける人々の間で、被ばくが原因と考えられる病気や疾患、あるいは死亡が増大している旨の情報が飛び交っている。このままでは危ない!! 人体は放射能には勝てない。:田中一郎(激怒中))

 

7.巨大噴火予兆で搬出、原燃方針 六ケ所村「核のごみ」、行き先は未定(毎日 2016.11.12

 http://mainichi.jp/articles/20161112/ddm/041/040/104000c

 

(田中一郎コメント)

 これは悪質極まる大嘘八百で、その場しのぎの無責任な言い訳だ。使用済み核燃料を運び出すにはかなりの長い期間と運搬手段が必要だが、青森県六ケ所村の再処理工場敷地には、尋常ではない量の使用済み核燃料が運び込まれている。また、同敷地内には、かつての再処理工場アクティブ試験の際にできた高レベル放射性廃液という、どうしようもなく危険で汚い核廃棄物がタンクに入れられており、この廃液ばかりは動かしようもないだろう。結局、日本はこの愚か極まる「再処理」という「火遊び」と、バカバカしい限りの「原発」という老朽化技術の結果生まれた「時限爆弾」を、青森県の下北半島に抱えることとなった。ここを恐山などの火山の巨大噴火が襲う時が日本のみならず、東アジアが消滅する時となるだろう。使用済み核燃料と高レベル放射性廃液、「トイレなきマンション」にたまりにたまった地獄への片道切符である。申し上げておくが、福島第1原発事故の比ではないぞ。

 

(関連)日本学術会議提言案、再処理推進の口実に?

 http://kakujoho.net/npp/hlw_scj.html

 

(8)規制委 導入を推進、使用済み核燃料 空冷保管(日経産業 2016.11.15

 

(日本全国に散在する原発敷地内の使用済み核燃料は原子炉と並ぶ危険物である。福島第1原発事故時の4号機を思い出してほしい。当時、米国は事故原発以上に、この4号機にあった使用済み核燃料プールの方を懸念していた。何と言っても、使用済み核燃料プールには圧力容器も格納容器もなく、プールの水がなくなって冷やせなくなったら「いっかんの終わり」だからだ。菅直人(当時)首相に指示を受け、原子力委員会の近藤駿介が最悪事態を予測したが、それによれば東京圏を含む半径250km圏内は避難というものだった。しかし、事故から約6年弱が経過し、日本の有権者・国民は福島第1原発事故のことをすっかり忘れてしまったのではないか。全国各地の原発立地で使用済み核燃料プールの安全対策を早急にやれという動きが出てこないのは不思議でならない。特に、使用済み核燃料プールが建物の4階・5階のような「空中」にある沸騰水型の原子炉は危険極まりない。巨大地震に襲われたら、原発を止めていてもアウトになるかもしれない。:田中一郎)

 

 規制委は「空冷保管導入推進」ではなく「空冷保管義務付け規制」ではないのか。こいつらは、いつの間にやら「原発推進」の組織に生まれ変わっている。(田中一郎)

 

(関連)福島原発事故の“核心”を見つめ直す・5/首都圏5000万人退避の切迫(高野孟) - 個人 - Yahoo!ニュース

 http://bylines.news.yahoo.co.jp/takanohajime/20130215-00023497/

 

9.高レベル放射性廃棄物の地層処分問題(マシオン恵美香 『HAIRO 2016.11.10』)

「masion_sann.pdf」をダウンロード

(関連)マシオン恵美香ブログ

 http://blog2.atelier-alice.net/

 

(参考)「最終処分説明会」について、釧路市へ確認しました - どうする“核のゴミ”〜北海道・幌延から

 http://fc2node0314blog.blog.fc2.com/blog-entry-39.html

 

(釧路の炭鉱後の海底が非常に心配です。それにしても、北海道に核のゴミを押し付けようとしているこの連中は、まるでしつこいハエか蚊のような生き物だ。殺虫剤で駆除したい。核ゴミは、霞が関や首相官邸の地下にでも、まず埋めてみろ。:田中一郎)

 

10.小笠原厚子さん(あさこはうす:大間原発)からのお便り(2016.11.15

「ASAKOHAUSU.pdf」をダウンロード

(関連)あさこはうす-小笠原厚子(@asakohouse)さん Twitter

 https://twitter.com/asakohouse

 

 <その他サイト>

(1)被団協 被ばく2世調査へ、全国規模で初、健康状態 意識把握(毎日 2016.11.13

 http://mainichi.jp/articles/20161113/ddm/041/040/078000c

 

(原子力ムラ・放射線ムラは平然と「原爆被ばく2世には健康障害はありません」などという。何の調査も検査もしていないのに、である。核の被害・被ばくもみ消し工作の一環だ。今回の調査はやや遅きに失しているようにも思うが、今後、数世代にわたって続けていってほしい。何故なら、人間よりも寿命の短いネズミなどの動物実験では、親世代の被ばくにより「ゲノム不安定性」という健康被害が、3~4代目以降、次々と現れるという結果が伝えられているからだ。放射線被曝の健康被害や遺伝的障害は、何世代もの期間=つまり数百年間の慎重な観察を経てみなければ、確たることは言えない。これは福島第1原発事故後の東日本も同じこと。汚染地域の方々には、一刻も早く被ばくを避けてほしい。それにしても、こういう調査は、国・厚生労働省が率先してすべきものではないのか。何故、被害者団体がしなければならんのか!? :田中一郎)

 

(2)政府・東電の農林業賠償案、県対策協 再考要請へ(福島民報 2016.11.15

 http://www.minpo.jp/news/detail/2016111536423

 

(当たり前だ。農業以外もみんなそうだ。加害者・東京電力や事故責任者・国は、福島第1原発事故にかかる損害賠償・補償をきちんと行え:田中一郎)

 

(3)福島医大 理事長候補に竹之下氏(福島民報 2016.11.15

 https://www.minpo.jp/news/detail/2016111036313

 http://this.kiji.is/171063819686135293?c=75768590128873475

 

(この人間について、詳しくご存知の方がいたらご教授ください:田中一郎)

 

(4)労働者の被曝を闇に葬る、電力業界の「ブラックな手口」 (HARBOR BUSINESS Online - Yahoo!ニュース

 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161114-00116480-hbolz-soci

 

(これが原発・原子力推進の正体です:田中一郎)

 

(関連)(岩波ブックレット)『知られざる原発被曝労働 ある青年の死を追って』(藤田祐幸/〔著〕)

 http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000019683848&Action_id=121&Sza_id=F3

 

(5)原子力災害対策特別措置法第20条第2項の規定に基づく食品の出荷制限の解除 |報道発表資料|厚生労働省

 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000142804.html

 

「本日、原子力災害対策本部は、原子力災害対策特別措置法に基づき出荷制限が指示されていた福島県沖(※)で漁獲されたババガレイについて、出荷制限の解除を指示しました。」

 

(⇒ こんなものを「解除」していいのかよ。放射性ストロンチウムは調べたのか? 有機結合トリチウムは調べたのか? 田中一郎)

草々

 

 

 

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