日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です=解体しよう、日本の司法・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官(その4)
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)
(最初に)
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●原発の地震動見直しと美浜3号審査中止を求める緊急要請・院内集会
http://kiseikanshi.main.jp/2016/07/22/takemura/
(7月26日(火)13:30~15:30@参議院議員会館B107)
(関連)原発地震動評価・美浜3号審査に関する緊急要請への賛同
https://ssl.form-mailer.jp/fms/273384fa318013
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日本の司法・裁判所の最近の動き「その4」です。相も変わらずというか、ますますひどくなるというか、アベ自民党政権・首相官邸よりも、更にグロテスクでひどい、ロクでもないことを繰り返しているのが日本の司法・裁判所です。今や日本の裁判所が出す判決の大半が、私たち有権者・国民・市民の常識や良識を逆なでするロクでもない悪性判決です。検察はその裁判所よりも更にひどく、無罪の人に罪をなすりつける冤罪製造組織になって久しく、かつ他方では、権力を握る巨悪を不起訴・無罪放免する、もう一つの(行政権力と並ぶ)権力の濫用機関でもあります。裁判で救われるべき人が救われず、罰せられるべき人間が罰せられず、改められるべき仕組みが改められぬまま、どんどん事態がひどくなっていく、その「促進役」「追認役」を買って出ているのが今日の日本の司法・裁判所です。その最大の原因は、有権者・国民・市民からのフィードバックや、彼らの所業に対しての厳格な評価がないまま、その権力を勝手気ままに濫用し、それに屁理屈をつけて合理化していることにあります。「解体しよう、日本の検察・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官」です。
みなさま、毎回の衆議院総選挙とともに実施されている最高裁判事の国民審査においては、候補者全員に「×、×、×、×、×」を書いて投票いたしましょう。それこそが、この日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」=腐った日本の司法・裁判所に対する有権者・国民・市民の「必殺仕置き」です。あんなものを個々の最高裁判事の「信任」投票などと思ってはいけません。候補とされた判事たちが、どのような判決を下してきた人間達か、あるいは、どのようなことをしてきた人間達か、何を約束して最高裁判事になろうとしているのか、一切明らかにされないまま、「お前たち、アホウの有権者・国民・市民は、黙って投票箱に白票を放り込んでおけばいいんだよ、いらぬことを考えるな」という主旨の、「司法・裁判所権力、このまま勝手放題やらせろ」投票制度なのです。何故なら、「白票」は「信任されたものとみなす」というインチキ制度がセットになっているからです。
あの連中をまとめて追い払うためには、あるいは、頭から水をぶっかけて目を覚まさせるためには、最高裁判事の国民審判は「×、×、×、×、×」でなければ投票する意味がありません。大半の有権者・国民・市民が、これまでの国民審判において「×、×、×、×、×」としてこなかったがために、彼らを思いあがらせ、勘違いをさせ、いつまでたっても有権者・国民・市民のための日本の司法・裁判所が実現しません。だからこそ、今日のようなグロテスクな日本の司法・裁判所が出来上がっているのです。
以下、昨今の状況をご報告します。
<別添PDFファイル>
(1)元国立市長へのSLAPP訴訟を応援する日本の裁判所(『週刊金曜日 2016.2.5』)
(2)新銀行東京訴訟、住民側訴え棄却、東京地裁判決(東京 2016.3.31)
(3)隔離法廷 最高裁が謝罪、「ハンセン病患者へ差別助長」、違憲性認めず(朝日 2016.4.26)
(4)列車事故訴訟の遺族
講演:認知症患者の介護無理解 痛感(毎日 2016.6.14)
(5)横浜事件 国賠請求認めず「記録償却で再審開始遅れ」、東京地裁(東京 2016.6.30 夕刊)
(6)栃木・ゴルフ場風評被害認定、原発事故
東電に1960万円賠償命令(朝日 2016.7.21)
(7)歩道橋事故 免訴確定へ(朝日
2016.7.14 夕刊)
(8)域外被爆 二審も認めず(東京 2016.5.24)
(9)代用監獄 廃止を:渋谷署
肺結核で死亡(東京 2016.4.18)
(10)まともな裁判官は「ドサ回り」(『FACTA 2016.5』)
<関連サイト>
(1)(朝日新聞夕刊:連載)新聞と9条
http://www.asahi.com/topics/word/%E6%96%B0%E8%81%9E%E3%81%A8%EF%BC%99%E6%9D%A1.html
http://www.asahi.com/topics/timeline/?keyword=%E6%96%B0%E8%81%9E%E3%81%A8%EF%BC%99%E6%9D%A1
(この朝日新聞の連載記事は久しぶりに非常にタイムリーで読み応えのあるものになっています。今現在は「長沼裁判」(福島重雄裁判長)を連載していますが、少し前は「沖縄(返還)問題」、その前は「伊達判決」(砂川裁判)を連載していました。特に昭和の時代の日本国憲法をめぐる歴史的経緯について詳しく知らない方には非常にいい文献と言えるでしょう。ただし、書かれていることが全て「正しい」という受け止め方をするのではなく、批判的に、おかしいと感じるところは問題意識をお持ちになってお読みになるといいと思います。この記事から感じられることは、今から約60年ほど前、朝日新聞は既に「腰抜け」的な要素を持っていたようですし、また、驚くのは、この時代の読売新聞が、今と比べるとずいぶんとまともな新聞だったと感じさせられることです。そして最も大事なことは、既に日本の司法・裁判所は、この時代(1960~70年代)において既に出鱈目三昧の、どうしようもない官僚組織だったということが、この特集記事を読み続けていくとよくわかります:田中一郎)
(2)福島第1原発:東電社員、旧保安院幹部ら「不起訴相当」 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160429/k00/00m/040/013000c
(ふざけんな。福島第1原発事故の原因をつくった張本人たちではないか。何故、起訴してその罪と責任を問わないのか:田中一郎)
(3)【速報】玄海プルサーマル控訴審、不当判決! - 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会
http://saga-genkai.jimdo.com/2016/06/27/a/
(下記のようなものを九州電力が出していること、それだけで、原告勝訴・九州電力敗訴にしなければいけないのではないのか!! 誰のための、何のための裁判所なのか!? 裁判所とはロクデナシ裁判官どもの自己保身立証機関のことか!? 裁判所とは(最高裁事務総局に媚びへつらう)「ヒラメ裁判官」を泳がせておく「いけす」のことなのか!? 恥を知れ、バカヤロー、である。万が一、使用済み核燃料プールも含めて玄海原発が大事故を起こした場合には、今回の判決を下したバカ裁判官どもにも必ず責任をとらせるから、よく覚えておけ!!:田中一郎)
(関連)【プルサーマル資料は「真っ黒塗り」!】 - 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会
http://saga-genkai.jimdo.com/2016/06/17/a/
(4)(毎日新聞)■注目ニュース■甘利問題、逃げるが勝ち?
「政治とカネ」の問題で、甘利明衆院議員が経済再生担当相を辞任してから2カ月が過ぎた。辞任を表明した1月下旬の記者会見では「さらに調査を進める」などと述べたが、いまだに追加説明はない。それどころか「病気」を理由に国会に姿を見せていない。これで国会議員の重責を果たしていると言えるのだろうか。
▽特集ワイド:甘利問題、逃げるが勝ち? 違法性疑念、しっかり説明必要
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今回ご紹介する判決群等は、それぞれの記事をお読みいただければ、特にコメントを付さなくても、各判決や行政上の処分の不当性や反社会正義、あるいは反有権者・国民・市民性は明らかですが、下記に補足説明を若干付記しておきます。各記事は読むだけで腹の底からムカムカと怒りが込み上げてくるものばかりです。
1.元国立市長へのSLAPP訴訟を応援する日本の裁判所(『週刊金曜日 2016.2.5』)
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=1832
http://www.asahi.com/articles/ASHDP72CTHDPUTIL03Q.html
(ゴロツキどもの言いがかり訴訟を裁判所が屁理屈をつけて認めてどうするのか。こんな判決がまかり通れば、日本の地方自治は崩壊してしまう。ふざけた判決を出すのもほどほどにしろ!! :田中一郎)
2.新銀行東京訴訟、住民側訴え棄却、東京地裁判決(東京 2016.3.31)
http://www.asahi.com/articles/ASJ3Z3FL0J3ZUTIL009.html
(「貸し渋り・貸し剥し」論という誤った情緒的認識でやり始めた新銀行東京は、その後、一部の都議会議員などの食い物にもされつつ、出鱈目な経営と放漫融資の乱発により巨額の貸倒損失を出し、竜頭蛇尾どころか都民の税金をドブに捨てる大出血で終了した。これに責任をとらせるための裁判を、日本の司法・裁判所のクソ裁判官どもは、なんと心得ておるのか。このロクでもない判決を下した裁判官どもに、新銀行東京の「穴」を埋めていただくことにするか:田中一郎)
3.隔離法廷 最高裁が謝罪、「ハンセン病患者へ差別助長」、違憲性認めず(朝日 2016.4.26)
http://www.asahi.com/articles/ASJ4T53CRJ4TUTIL03Y.html
(基本的人権を踏みにじるようなことをしておいて、違憲性を認めずとはどういうことか。それで謝罪したことになるとでも思っているのか。最高裁よ、お前たちは、憲法の番人を自称しながら、その憲法を平気で踏みにじり、その反省もしないつもりか:田中一郎)
4.列車事故訴訟の遺族
講演:認知症患者の介護無理解 痛感(毎日 2016.6.14)
http://mainichi.jp/articles/20160614/k00/00m/040/132000c
(何ゆえに被告・認知症患者家族の無条件全面勝訴=原告で反社会的企業であるJR東海の全面敗訴とせぬのか? 何ゆえに、場合によっては被告敗訴もあり得るかのごとき判決を出しているのか。介護はその家族の責任ではなく社会的な責任であること、また、踏切や列車のホームなどの施設では、一般の人のみならず身障者や認知症の人であっても、基本的には事故が起きないような設備にすることが事業者に義務付けられてしかるべきなのに、なんだこの判決は!! 有権者・国民・市民や認知症家族の方々をバカにするつもりか!! 人権を踏みにじるつもりか!!:田中一郎)
5.横浜事件 国賠請求認めず、「記録償却で再審開始遅れ」、東京地裁(東京 2016.6.30 夕刊)
http://www.kanaloco.jp/article/182881
(これも被害者をバカにしたような判決である。再審請求に対してもきちんとした対応をせず「免訴」などと偉そうなことを言い渡し、司法権力の違法な暴力行為にたいしては賠償もしないという無法ぶりである。このクソ裁判官どもに、同じような経験をさせてやればいいのではないか:田中一郎)
6.栃木・ゴルフ場風評被害認定、原発事故
東電に1960万円賠償命令(朝日 2016.7.21)
http://www.asahi.com/articles/ASJ7N5HZFJ7NUTIL02N.html
(勝訴した原告側の弁護士は「画期的な判決だ」などとして喜んでいるようだが、私はとても喜ぶ気にはなれない。何故なら、「損害賠償」訴訟としては、認められた賠償金額があまりに圧縮されすぎていて、事実上の原告敗訴にしか見えないからだ。この判決を下したクソ裁判官の言う「売り上げが減少した理由には「東日本大震災による道路被害やレジャー自粛のムードの影響もあった」として、東電の責任範囲は月ごとの売り上げ減少分の30~50%とした」の妥当性の検証はどうなっているのか。こんな「%」は全く根拠がないと言わざるを得ない。出鱈目を言うなよ、クソ裁判官!!。東日本一帯を放射能だらけにされたのでは、ゴルフなど、安心してできなくなるのは自明のことだ。その分の賠償を、過去の分のみならず、将来の分まで含めて、もっと巨額に賠償させるのが本来の在り方ではないか。そうでなければ、ゴルフ場の営業損失は穴埋めされない。えらそうに判決で説教を垂れ垂れしながら、賠償金額は加害者・東京電力や事故責任者・国のために極力小さく絞り込む、その見苦しい「御用裁判官」ぶりが、私には胸にむかついてしょうがない。東日本の全ゴルフ場が一致団結して、一斉に大集団訴訟を起こせばいい:田中一郎)
7.歩道橋事故 免訴確定へ(朝日 2016.7.14 夕刊)
http://www.asahi.com/articles/ASJ7G455SJ7GUTIL01G.html
(これでは被害者は救われない。裁判所・検察・警察が三つ巴で腐ってへばりついた結果がこれだ。:田中一郎)
8.域外被爆 二審も認めず(東京 2016.5.24)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201605/CK2016052402000261.html
(広島・長崎の原爆投下から既に70年以上が経過しているのに、未だにかような出鱈目判決が出てくるのが日本の司法・裁判所である。いったいいつになったら原爆被害者・被ばく者は「被ばく者」と認められるのか、救済されるのか。被害者を被害者と認めずに切り捨てるような司法・裁判所・裁判官はもう必要ない。このクソ裁判官はクビにしろ:田中一郎)
9.代用監獄 廃止を:渋谷署
肺結核で死亡(東京 2016.4.18)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201604/CK2016041202000139.html
(ある国の正体は監獄を見ればよくわかる、と言われる。この記事にあるこの事件、ほんとうに「肺結核」が死亡原因なのか? 代用監獄は日本の「グアンタナモ基地」(キューバ)そのものではないか。冤罪と拷問の隠れ蓑だとも言われている:田中一郎)
(10)まともな裁判官は「ドサ回り」(『FACTA 2016.5』)
https://facta.co.jp/article/201605033.html
(これぞ「さかさま人事」の典型事例なり。腐った組織の腐った人事だ:田中一郎)
草々
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