放射能と被ばくを巡る最前線(1):知らず知らずのうちに放射能まみれにされる日本列島は「ゆでガエル」なのか=放射能と被ばくのずさんな扱いに徹底抗戦しよう
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)
(最初にコレ、驚きの悪いNEWS=アマリのひどさ)
●ウソだろ!! その1(東京新聞 2016.6.1)甘利氏と元秘書を不起訴 口利き、嫌疑不十分 東京地検
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201606/CK2016060102000120.html
(関連)<甘利氏>不起訴へ 東京地検、任意で聴取 現金授受問題
(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160531-00000003-mai-soci
(関連)【日本ヤバス】甘利元TPP大臣「不起訴」へ⇒ネット民はお怒りに!
(典型的な「あっせん利得罪」だと、多くの有識者はコメントしていた。その結果がこれだ。来る参議院選挙があるので無罪放免するそうだ。小沢一郎の時はその逆で、来る衆議院選挙があるので起訴された。悪栄えて良民滅ぶ、無理が通れば道理は引っ込む。無実の人を起訴して罰し、巨悪の犯人は見逃して無罪放免だ。この下劣極まる権力濫用のゲスどもの巣窟=検察は、政権交代とともにメスを入れなければ、もう駄目である。こんなものが許されると思いあがっている連中ばかりの「蜘蛛の巣城」だ。ところで、コレ、検察審査会へ申し立てるのかな?:田中一郎)
(関連)あっせん利得処罰法って何?
http://www.yonekawa-lo.com/legal/backnumber2/assen.htm
(これもザル法なのか? 今の検察にかかれば、どんな法律もみなザル法になる。よってもって「検察・法務省廃止」法を制定すべし。起訴は民間の弁護士にやってもらえばよろしい。:田中一郎)
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昨今、放射能や被ばくの危険性に関して、あまりにずさんで軽率な対応が目立ってきています。以下、最近のマスコミ報道等から抜粋して、そのアマリのひどさをご覧いただくことにします。一貫しているのは、福島第1原発事故が大したことはなかったと、嘘八百の大宣伝を定着させるため、ありとあらゆることをするという姿勢でしょう。「原発プロパガンダ」に代わる「放射能プロパガンダ」です。しかし、放射能と被ばくにいい加減なことをしていると、取り返しのつかないことになってしまいます。人間や生物の放射線被曝の影響は不可逆的で、累積的で、遺伝的で、かつ、治療法や修復の方法はありません。文字通り、生命が破壊され、やがて滅亡へと転落していくことになるのです。福島県よ、そして東日本の放射能汚染地帯よ、早く正気に戻れ。放射能も被ばくも、今日の出鱈目を許すほど甘くはないのだ。
●『原発プロパガンダ』(岩波新書 新赤版:本間龍/著) http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033421630&Action_id=121&Sza_id=B0
<別添PDFファイル>
(1)「なぜ急ぐ」、南相馬「避難指示7月解除」批判続出(東京 2016.5.28夕刊他)
(2)南相馬 7月12日 避難解除(福島民報
2016.5.28)
(3)Fukushima
東京から岡山へ移住した一開業医の危機感三田茂三田医院院長
「mita_isi.pdf」をダウンロード
(4)乳がん治療からのセカンド・オピニオン(金子勝・児玉龍彦『日本病
長期衰退のダイナミクス』(岩波新書))
「second_opinion.pdf」をダウンロード
(5)福島5市町村 本紙が調査、農地 土中に汚染残留(東京 2016.4.28)
(6)ジュニア新聞:福島の農業再生担う人材を(福島民報 2016.5.22)
「koyama_fukusima_saisei.pdf」をダウンロード
(7)浪江、農業者帰還の糧に、新農作物 産地化へ(福島民報 2016.5.16)
(8)被ばく牛「見続ける」(東京 2016.5.17)
(9)域外被爆 二審も認めず(東京 2016.5.24)
(10)(全面広告)あなたが思う福島はどんな福島ですか?(東京 2016.3.12)
<「子ども脱被ばく裁判」 関連>
(1)脱被ばく実現ネット 活動ブログ 子ども脱被ばく裁判
http://fukusima-sokai2.blogspot.jp/
(関連1)20160526
UPLAN 【期日前集会・記者会見・意見交換会】子ども脱被ばく裁判 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=rKWoXJ9L9bs
(関連2)子ども脱被ばく裁判 弁護団のページ
準備書面(11)・(12)・(13)、意見書
http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.jp/2016/05/blog-post.html
(関連3)子ども脱被ばく裁判のブログ 第5回口頭弁論期日報告(弁護団長 井戸謙一)
http://datsuhibaku.blogspot.jp/2016/05/blog-post_27.html
(関連4)20160526
UPLAN【前半・報告会】人見やよい「やいちゃんのヨーロッパ弾丸ツァー(子ども脱被ばく裁判報告集会)」 -
YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=kd2Tto59xrk
(門前払いを受けそうになっていた裁判ですが、どうも本格的な審議に入れることになった様子です。当たり前のことが、やっと当たり前に動き出そうとしているということです。しかし、現代の悪代官所=裁判所、悪代官=裁判官らに、当たり前のことをさせるのが容易ではないのが日本の裁判で、ことここにいたるまでに、原告や弁護団、そして多くの支援市民らの大変な努力がなされているのです。なお、上記のうち、特に「関連2」にある児玉龍彦東京大学アイソトープ総合センター長の意見書はご注目ください。長い論文ですので私もまだ目を通していませんが、ぜひご覧ください:田中一郎)
<関連サイト>
(1)北海道内で行われる放射性金属廃棄物の加工に NO! - becquerelfree’s blog
http://becquerelfree.hatenadiary.jp/entry/2016/05/30/225532
(2)UPZ圏外(静岡市)に「避難計画」と「安定ヨウ素剤」を求めます
https://www.facebook.com/upzkenngai/
(3)福島第1原発の放出セシウム一部が日本海域に環流(共同)最低の鹿児島県奄美大島付近でも1・39ベクレルを検出 海全体が汚染
てんさい(い)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/611.html
(4)福島原発事故から5年、「消された」真相_新華網日本語
http://jp.xinhuanet.com/2016-05/24/c_135383530.htm
(5)避難指示区域家屋内における放射性セシウム汚染
~汚... プレスリリース 東北大学
-TOHOKU UNIVERSITY-
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2016/05/press20160530-01.html
(6)校医10人が大量辞任 吉川の小中学校、健康診断の日程影響…懸念も
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/05/21/04.html
(7)【原発事故被害者の救済を求める全国運動】「原発事故避難者への住宅支援の継続を求める意見書」一斉提出行動への協力要請
http://www.foejapan.org/energy/fukushima/160510.html
1.ウソだろ!! その2 南相馬市 避難指示解除
(1)「なぜ急ぐ」、南相馬「避難指示7月解除」批判続出(東京 2016.5.28夕刊他)
http://blog.goo.ne.jp/koube-69/e/67411b58ec49face3a80ce381848b791
http://blogs.yahoo.co.jp/asaka_kichimondai/69386663.html
(2)南相馬 7月12日 避難解除(福島民報
2016.5.28)
http://www.minpo.jp/news/detail/2016052831364
(桜井勝延南相馬市長さん、どうしてあなたは南相馬市の住民を放射能から守らないのですか? 避難解除の日程を7月1日を7月12日に伸ばしただけで何の意味があるというのですか。放射能汚染の真っただ中に帰って来いと市民に強要するのですか? これじゃ、あなたの脱原発はニセモノになりますね:田中一郎)
(関連)【証拠映像】放射線量の測定・南相馬市住民(正しいやり方)と原子力災害現地対策本部住民支援班(電事連・間違ったやり方)の比較映像 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=L6WMdCvbWoo
(関連)南相馬・避難20ミリ撤回…第4回口頭弁論期日のご案内
http://minamisouma.blogspot.jp/2016/05/66.html
2.乳がん治療からのセカンド・オピニオン(金子勝・児玉龍彦『日本病
長期衰退のダイナミクス』(岩波新書))
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033383218&Action_id=121&Sza_id=B0
(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)それまでの主治医は患者さんがセカンド・オピニオンを希望する時には、それまでの経過や、検査の情報を提供することになっている。
(中略)第一には、(略)
第二は、患者にわかるように伝えることである。医学のさまざまな知識を正確に患者に伝えるのにはかなりの努力と注意深きがいる。理解を促すのが大事である。’
第三に、患者に強制しないこと。説明をわかりやすくする時に、間違いを生むことも多い。特に、わかりやすくするという意味を勘違いして、結論だけを強要してしまうことに注意がいる。というのはセカンド・オピニオンにあたる医師も外科か、放射線科か、内科の医師の場合が多く、自分の得意な治療法や、自分の経済的利益とかかわらせてしまう場合が多いのである。
第四に、医師は自分の意見と違っても、患者の決定を尊重し、支援することである。医師のセカンド・オピニオンはあくまで患者が意思決定するためのサポートであることを白覚しないといけない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(両氏の近著からの抜粋です。セカンド・オピニオンの在り方が書かれていますが、これと、今、福島県立医科大学が「福島県民健康調査」でやっていることとは「真逆」に近いような違いがあります。反県民的で巨大人権侵害のウソツキ大学=それが福島県立医科大学です。すべては患者のためにではなく、自分たちと放射線ムラのために、がこの大学の哲学のように見えます。:田中一郎)
3.福島5市町村 本紙が調査、農地 土中に汚染残留(東京 2016.4.28)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2016042802000143.html
https://twitter.com/risa_mama117/status/725696991699689473
(農地 土中に汚染残留しているのは放射性セシウムだけではありません。しかし国や自治体は調べようともしません。:田中一郎)
4.ジュニア新聞:福島の農業再生担う人材を(福島民報 2016.5.22)
(田中一郎コメント)
小山良太さん(福島大学教授:農業経済論)、学生にこんな農作業をさせて大丈夫なんですか? あなたは少し前、農地の汚染状況調査を綿密にすることが大事だと強調していましたね。それはどうなったんですか? 上記3.の東京新聞記事にもあるように、福島県の農地は放射能で汚染され、その土の中には放射性セシウムをはじめ、いろいろな放射性物質がかなりの量で入り込んでいますよ。そこで若者に泥だらけになって農作業をしろというのですか? この学生たちの一生の健康と生命をあなたはどうやって保障するのですか? この新聞記事、見るからに「ちょうちん記事」ですよ。そもそも、この実習農地の場所も書いていませんね。おかしくありませんか?
5.被ばく牛「見続ける」(東京 2016.5.17)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/fukushima_report/list/CK2016051702000188.html
(「線量との相関関係がない」「遺伝子が傷つけられた形跡もない」「現状では被ばくの影響はない」と、ないないずくしのようですが、どうも気になるなあ。この人たち、ホンモノなのかしら? この通りならいいんだけど。:田中一郎)
6.域外被爆 二審も認めず(東京 2016.5.24)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201605/CK2016052402000261.html
(現代の悪代官所の悪代官どもが、また、被ばく者を切り捨ているようなインチキ判決を下しています。原爆が落とされて今年で71年目だというのに、何をやっておるのでしょう。上記の甘利明事件といい、この判決といい、日本の司法・検察の劣化状況はただでない。必殺仕置人が必要だ。仕置人はみなさま一人一人です。最高裁判事の国民審査で「××××」で投票し、日本の司法と検察を仕置きいたしましょう。:田中一郎)
7.(全面広告)あなたが思う福島はどんな福島ですか?(東京 2016.3.12)
http://5891akatuso.blog10.fc2.com/blog-entry-292.html
(私が思う今の福島は、放射能で強く汚染されているのに、国や自治体や医者や学者やマスコミなど、よってたかって、それをごまかしているところです。こんな「ネコナデ声」でごまかしの上塗りをしてもダメですよ。かえって気持ちが悪いだけです。放射能は消えませんから、ごまかしてもだめなのです。早く子どもたちや住民を避難させなさい。話はそれからです:田中一郎)
8.北海道内で行われる放射性金属廃棄物の加工に NO! - becquerelfree’s blog
http://becquerelfree.hatenadiary.jp/entry/2016/05/30/225532
(放射能汚染石材、放射能汚染木材の次は放射能汚染金属か。放射能まみれの日本へ、一目散に駆け込んでいくようだ。放射能汚染ゴミを加工するという日本製鋼所に神戸製鋼所=典型的な原子力ムラ企業なり:田中一郎)
9.避難指示区域家屋内における放射性セシウム汚染
~汚... プレスリリース 東北大学
-TOHOKU UNIVERSITY-
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2016/05/press20160530-01.html
(こころもち、飯館村の汚染状況の数字が小さいように思うのだが、もし、意図的に小さく数字を丸めているのなら、この「研究」とやら、いっぺんにその性質が変わることになるが、さて、どうなのか? 田中一郎)
10.校医10人が大量辞任 吉川の小中学校、健康診断の日程影響…懸念も
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/05/21/04.html
(なぜ、小中学校の健康診断を巡り、こういうことが起きているのか、懸念の目が集まっています。埼玉県吉川市は、常磐道三郷ジャンクションの北、千葉県流山市に隣接する、いわゆる放射能汚染のホット・スポット地のようです。:田中一郎)
<(メール転送です)甲状腺がん手術をした原発事故当時15歳女性の証言>
◆検査:18才で若松で検査 早い人は10秒の検査 私だけ1分半くらい その場ではなにも言われない
何ヶ月か後に郡山で2次検査 福島県立医大で結果を聞くことだけ知らされた
https://www.youtube.com/watch?v=5IIt1k8zQds
◆甲状腺がん:最初は両親だけ呼ばれた 医師にがんということを聞いた 落ち込みはしなかった 私以上に悲しむのは親なので 明るくしていた
乳頭がんは成長が遅いとか転移しないと言われたが、数ヶ月後に大きくなっていた
https://www.youtube.com/watch?v=KIHUwAS40hY
◆距離感:左半分をとった ホルモンバランスが崩れると言われた 運動が得意だったが、人より倍疲れる体質になったのがつらい 情緒不安定にもなった。両方ないとホルモンバランスが崩れる・・どうすればいいのかなと聞きたい 気楽にしゃべれる先生はいなかった 遺伝でもない、原発でもないと言われた時に、この先生はなにを考えているのかな・・
本心で話してくれないからちょっと距離感があるという感じ 患者さんは私より年配 私より下の世代の子は甲状腺がんになっていないのかな・・と思った
https://www.youtube.com/watch?v=G8_prITScZk
◆未来:今年から保育の仕事をする 親にも子どもにも定期検診をしてほしい 24か25までには結婚して3人くらい子どもがほしい
https://www.youtube.com/watch?v=kKM_8REVng4
草々
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