日本の司法・裁判所は、行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です=解体しよう、日本の検察・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官(その3)
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)
(最初にご紹介)
●キャンペーン · 有権者
安倍自民・公明に絶対投票しません! · Change.org
https://www.change.org/p/有権者-安倍自民-公明に絶対投票しません
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日本の司法・裁判所の最近の動きです。相も変わらずというか、ますますひどくなるというか、アベ自民党政権・首相官邸よりも、更にグロテスクでひどい、ロクでもないことを繰り返しているのが日本の司法・裁判所です。その最大の原因は、有権者・国民・市民からのフィードバックや彼らの所業に対しての厳格な評価がないまま、その権力を勝手気ままに濫用し、それに屁理屈をつけて合理化していることにあります。「解体しよう、日本の検察・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官」です。
みなさま、毎回の衆議院総選挙とともに実施されている最高裁判事の国民審査においては、候補者全員に「×、×、×、×、×」を書いて投票いたしましょう。あんなものを個々の最高裁判事の「信任」投票などと思ってはいけません。候補とされた判事たちが、どのような判決を下してきた人間達か、あるいは、どのようなことをしてきた人間か、何を約束して最高裁判事になろうとしているのか、一切明らかにされないまま、「お前たち、アホウの有権者・国民・市民は、黙って投票箱に白票を放り込んでおけばいいんだよ、いらぬことを考えるな」という主旨の、「司法・裁判所権力、このまま勝手放題やらせろ投票」制度なのです。何故なら、「白票」は「信任されたものとみなす」というインチキ制度がセットになっているからです。
あの連中をまとめて追い払うためには、あるいは、頭から水をぶっかけて目を覚ませるためには、最高裁判事の国民審判は「×、×、×、×、×」でなければ投票する意味がありません。大半の有権者・国民・市民が、これまでの国民審判において「×、×、×、×、×」としてこなかったがために、彼らを思いあがらせ、勘違いをさせ、いつまでたっても有権者・国民・市民のための日本の司法・裁判所が実現しません。だからこそ、今日のようなグロテスクな日本の司法・裁判所が出来上がっているのです。
以下、昨今の状況をご報告します。
<別添PDFファイル>
(1)新聞と9条 241 242(朝日 2016.4.21,22)
(2)隔離法廷 最高裁が謝罪、「ハンセン病患者へ差別助長」、違憲性認めず(朝日 2016.4.26)
(3)ハンセン病隔離法廷
差別的で違法、最高裁が謝罪 違憲性認めず(東京 2016.4.26)
(4)代用監獄 廃止を、渋谷署
肺結核で死者(東京 2016.4.18)
(5)全過程の可視化48.6%(朝日 2016.4.21 夕刊)
(6)地・高裁庁舎アスベスト
千代田区が指導 最高裁の検査不十分、法廷再開に疑問の声(東京 2016.4.2)
(7)言論封じ「スラップ訴訟」、批判的な市民に恫喝・嫌がらせ(朝日 2016.3.6)
(8)秘密保護法訴訟、2審も原告敗訴(東京 2016.4.27)
1.新聞と9条 241 242(朝日 2016.4.21,22)
http://www.asahi.com/articles/DA3S12321855.html
http://www.asahi.com/articles/DA3S12299996.html
(関連)新聞と9条に関するトピックス:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/topics/word/%E6%96%B0%E8%81%9E%E3%81%A8%EF%BC%99%E6%9D%A1.html
(関連)(新聞と9条:229)長沼裁判:1、2:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/DA3S12294879.html
http://www.asahi.com/articles/DA3S12296466.html
(田中一郎コメント)
最初は昔話から行きましょう。昨今のこの朝日新聞の特集記事(ウィークデイの夕刊に連載)がとても面白い。現在は、砂川闘争・伊達判決につづいて、北海道長沼ナイキ・福島違憲判決が特集です。ところで、この「241」「242」に出てきて、ふてぶてしくもタバコを口に加えているトンデモ野郎は(当時の)「鹿児島地裁所長の飯守重任(いいもりしげとう)」で、こいつは「砂川事件の上告審で原判決を破棄した最高裁長官、田中耕太郎の16歳下の実弟だった」である。こんな人間が、そして、こんな人間の弟子や手下たちが日本の司法・裁判所を牛耳っていることを忘れてはいけない。とにかく、朝日新聞の記事をお読みください。
2.隔離法廷 最高裁が謝罪、「ハンセン病患者へ差別助長」、違憲性認めず(朝日 2016.4.26)
http://www.asahi.com/articles/ASJ4T53CRJ4TUTIL03Y.html
3.ハンセン病隔離法廷
差別的で違法、最高裁が謝罪 違憲性認めず(東京 2016.4.26)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201604/CK2016042602000115.html
(「違憲性認めず」で詫びたことになるのだろうか? 顔洗って出直して来い、最高裁。:田中一郎)
4.代用監獄 廃止を、渋谷署
肺結核で死者(東京 2016.4.18)
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警視庁渋谷署に留置されていた六十代の男性が、署内での健康診断の数日後、肺結核で死亡した。署員十九人の集団感染も発覚したが、結核で発症後ただちに死亡するケースはあまりない。留置場の環境に問題はなかったか?
(中略)警視庁によると、男性は同署で留置されていた同二月上旬、留置場内で医師の健康診断を受けたが、その際に異常はなく、本人からも肺結核などの申し出はなかったという。ところが数日後になって体調不良を訴えたため大学病院に搬送され、死亡が確認された。
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(田中一郎コメント)
これ、本当に死因が結核なのか? どう見てもおかしいぞ。真相究明委員会を日弁連で組織して徹底調査すべきだ。「代用監獄」は江戸時代の「おかっぴき番屋の牢獄」ないしは「拷問留置所」とでもいうべき人権無視の権力犯罪インキュベーターである。なぜ、かようなものがいつまでも存続しているのか?
5.全過程の可視化48.6%(朝日・毎日 2016.4.21 夕刊)
http://mainichi.jp/articles/20160421/dde/001/010/070000c
(田中一郎コメント)
こんな「ちょうちん」記事では実態はよくわからない。全過程の可視化は全体の何%なのか、体制の問題はどうなっているのか、などなど、この問題の核心部分をはっきり書け!! それと、この記事には「裁判員裁判事件や検察が手がける独自捜査事件を対象に、全過程の可視化を義務づける刑事司法改革関連法案が今国会に提出されており、法制化をみすえて試行が拡大している」などと書いているが、この「刑事司法改革関連法案」は、可視化とは関係のない「盗聴法改悪」や「司法取引制度導入」など、ロクでもない「改悪」がセットになっているトンデモ法案である。何故きちんと報道しないのか。朝日新聞、毎日新聞、やっぱりゴミか?
(関連)違憲は安保法案だけじゃない
「盗聴法改正」が招く総監視社会 日刊ゲンダイDIGITAL
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162438
6.地・高裁庁舎アスベスト
千代田区が指導 最高裁の検査不十分、法廷再開に疑問の声(東京 2016.4.2)
7.言論封じ「スラップ訴訟」、批判的な市民に恫喝・嫌がらせ(朝日 2016.3.6)
http://www.asahi.com/articles/DA3S12245029.html
(裁判所が、かような訴訟は相手にせずに一蹴すべきであるのだが、たとえば国立マンション訴訟(元国立市長
上原公子被告)に見られるように、裁判所が一緒になって「スラップ訴訟奨励行為」のようなことをしているから、この国の司法・裁判所はどうしようもないほど堕落しきっている。許しがたいものがあるのだ。法律により、このスラップ訴訟は封じ込めてしまう必要ありだ。そうしないと、日本の言論・表現の自由や政治活動の自由などは、絵に描いた餅になってしまう。:田中一郎)
8.秘密保護法訴訟、2審も原告敗訴(東京 2016.4.27)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG18H7G_Y5A111C1000000/
(関連)特定秘密保護法違憲訴訟却下判決を斬る 異次元安倍政権に覚悟を示せない司法とメディア=吉竹幸則 Daily JCJ
http://jcj-daily.seesaa.net/article/431058370.html
(田中一郎コメント)
ロクでもない判決を更に一つ重ねたようなモノだ。特定秘密保護法が日本国憲法違反であることは明らかではないか。日本の民主主義や法の正義よりも、てめえの身のチョロい保身を最優先し、私は最高裁権力に忠実なポチです、を言いたいためだけの「恥知らず」判決が、また一つ出てきたということだ。
<関連サイト>
(1)(毎日新聞)■注目ニュース■
田母神容疑者を起訴 買収額は545万円
2014年2月の東京都知事選を巡り、運動員に違法に報酬を配ったとして、東京地検特捜部は2日、知事選に立候補して落選した元航空幕僚長の田母神俊雄(67)▽元選挙対策事務局長の島本順光(69)両容疑者を公職選挙法違反(運動員買収)で起訴し、鈴木新元出納責任者(57)を在宅起訴した。起訴の対象となった買収額は計545万円に上った。
●田母神氏:運動員買収で起訴 総額は545万円に
●田母神氏:現金の配布時期、意図的に遅らせる(有料会員限定)
(2)東京地方裁判所への「原発メーカー訴訟の会・事務局」声明 原発メーカー訴訟の会
http://maker-sosho.main.jp/news/2340/
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去る3月23日に開催された第4回口頭弁論において、朝倉佳秀裁判長(武部知子、渡邉達之輔裁判官)は、突然「弁論終結」を宣言し、第103号法廷内の怒声の中で聞き取れなかったのですが、7月13日(水)16:00に判決を出すと言って、閉廷しました。 原告の主張に対する被告からの答弁や反論が行われないまま判決を出し、裁判を終了するというのは、裁判所のとるべき態度ではなく、遺憾に思います。
審議は未だ尽くされておりません。原告弁護団からの原発メーカーを免責とする原賠法の違憲、本人訴訟団からの原発の製造・輸出違憲、原発製造のビジネス契約の公序良俗違反・無効、原発メーカーの精神的損害賠償を訴える4千人を超える国内・海外の原告・サポーターおよび東京地裁に対して「公正な裁判」を望んで署名した6千名を超える方々の声に耳を傾け、正当な裁判を継続することを強く望みます。
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(田中一郎コメント)
また、クソ判決のようです。
(3)(必読)司法官僚 裁判所の権力者たち-新藤宗幸/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032293365&Action_id=121&Sza_id=C0
(4)法服の王国 小説裁判官 上・下 -黒木亮/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033383213&Action_id=121&Sza_id=B0
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033383214&Action_id=121&Sza_id=B0
草々
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