我が国の「言論・表現の自由」が危うい=アベズム統制下の翼賛化に歯止めを、日本国憲法に緊急事態条項はいらない
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
(最初に若干のお知らせ)
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1.キャンペーン · 今井絵理子さん自民党から出馬を撤回してください
· Change.org
2.「放射能から子どもをまもろう
3.5新宿デモ」新ちらし
http://fukusima-sokai2.blogspot.jp/
https://drive.google.com/file/d/0B07Aw0TeW8fHeTJGRkw5VGZWSnc/view
(引き続き上記デモの賛同人・賛同団体を募集中です)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/a0f5e66b390536
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(ここから本文)
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2013年に第二次安倍政権が成立して以降、日本のマスメディアがおかしくなり、まるで安倍政権礼賛を職務とするかのごとき御用まがいの報道を繰り返すだけでなく、これまで安倍政権に限らず、時の政権や支配権力を相応に批判して政府の方針や国の政策を相対化し、多様な考え方や評価があることを有権者・国民に示し続けてきた比較的優良なTV番組や新聞・雑誌紙面が消え始めています。
他方では、既成左翼や革新勢力に対する非常にレベルの低い批判や悪口雑言がまかり通るようになり、特に若い世代を中心に少なからぬ人々が、不勉強にもそうした「便所の落書き」に近いような内容のものをオームの物まねのごとく繰り返すようになってきています。ネット上のいわゆる「ネトウヨ」、ヘイトスピーチを繰り返す差別主義者たち、そして書店に行けば、ここは右翼団体事務所かと思わしき程に、怪しげなナショナリズム礼賛本や嫌韓・嫌朝・嫌中本、あるいはミョウチクリンな時事解説本などがうず高く積まれていたりしています。
そして、極めつけは、公的施設を含む一般の施設や公衆の場からの「異議申し立て」や「オルタナティブ」の提示活動の締め出しが強まっているということです。いまや東京の都や市区町村の公共施設では、公園や広場なども含めて、「政治的なことは禁止」などとして、いわゆる市民運動・社会運動を締め出している自治体が多くなってきました。また、地下鉄を含む鉄道の駅やその周辺、路上、その他の人が多く集まる場所での政治問題や社会問題のプレゼンテーションも、様々な妨害や邪魔が入り、容易ではなくなりつつあります。(これに加えて、下記でも少しふれますが、市民団体の一部の不心得者たちが、自分たちの気に入らない一般市民の言論・表現活動や市民活動の妨害・制限・統制行為を繰り返しており、いわゆる野外での言論・表現活動、あるいは市民運動・社会運動の具体的な実践活動が内憂外患状態にあるのです)
また、国会周辺での抗議行動が、60年安保闘争以来の盛り上がりを見せておりますが、実際に参加してみると、警視庁がいわゆる過剰警備を行って抗議に来る一般市民を狭い歩道に押し込め、また、さしたる理由もないのに通行の邪魔をしたり、地下鉄から地上に出る出口の制限をしたりして、要するに不必要な抗議行動への嫌がらせ、ないしは妨害行為を続けているのです。そして、場合によっては、さしたる理由もなく、天下の悪宝刀=公務執行妨害罪により、(たいていは「ねらい打ち」と言われています)参加市民が不当逮捕される場合もあるのです。
つまり、要するに、日本の言論状況がおかしくなり始め、同時並行で、言論・表現の自由が危うくなってきているのです。時の政権や支配権力を批判する「異議申し立て」の正論・卓見の議論が日本社会に対して自由に発信できなくなっていること、同時にまた、そうした正論や卓見が入手しにくくなっていること、従ってまた、社会に広がりにくくなっていることを強く感じさせられるこの頃です。
以下、昨今のほんの数事例をご紹介して、私の危機感をお伝えしたいと思います。
<別添PDFファイル>
(1)特集ワイド:海外メディア東京特派員らが語る日本「報道の自由」の危機(毎日 2016.2.12 夕刊)
(2)憲法論議の政治性(山口二郎
東京 2016.2.7)+ 議員会館の無礼
(3)総務相 電波停止に言及、公平欠く放送と判断なら(朝日 2016.2.9他)
(4)首相 総務相を擁護(朝日 2016.2.11他)
(5)NHK呼び説明求める、事前報道巡り滋賀県議会、決定後撤回(朝日 2016.2.11)
(6)(レジメ)戦争法は何故廃止しなければならないのか:市民の行動こそ力(清水雅彦日体大教授 2016.2.8)
「rejime_simizukyouju_sensouhousei.pdf」をダウンロード
(7)災害をダシにするな:緊急事態条項改憲の危険性(小口幸人弁護士 2016.1.22)
1.特集ワイド:海外メディア東京特派員らが語る日本「報道の自由」の危機(毎日 2016.2.12 夕刊)
http://mainichi.jp/articles/20160212/dde/012/010/003000c
(田中一郎コメント)
東京新聞の「こちら特報部」と並んで、この毎日新聞夕刊(但しウィークデイ)の特集ワイド(2面)は、新聞ジャーナリズムがまだ生きているいい記事が多いです。みなさまには東京新聞と並んで日々目を通されることをお勧めします。上記は、昨今のマスコミ事情を海外から東京に派遣された特派員の目で見た様子を報じたものです。ズバリ、その通りだと思います。是非全文をご一読ください。(みなさま、日本の新聞=特に全国紙や御用地方新聞の購読をやめ、外国人特派員が書いた記事だけを掲載した新聞を取れるようにしたらどうでしょう。ともかく、日経・読売・サンケイなどは徹底して不買運動を展開することが彼らに対していい薬になるでしょう。実際、御用新聞など読まなくても何の不自由もありません。また、TVはロクな番組がないので、ずっと真っ黒なままの「不動産」「置物」になっています)
2.憲法論議の政治性(山口二郎
東京 2016.2.7)+ 議員会館の無礼
http://kaminogesanpo.at.webry.info/201602/article_79.html
(田中一郎コメント)
注目箇所に赤サインを入れておきました。「首相の反対方向で憲法を論じることには何かと邪魔が入る。しかもその邪魔をするのは行政の末端である。憲法を守れと主張することは政治的だというのが、行政が憲法論議を排除する理由である」。日本国憲法を順守しなければならぬ国や自治体が、その憲法をないがしろにして有権者・国民の議論さえも妨害をする、その根底にあるのが、1980年代以降、この日本にはびこっている「脱イデ・イデオロギー」「政治的中立主義」「形式民主主義」と、「頂点盲従主義」に基づく「忖度行為」、及び「横へ向かっての同調の強い押付け」です。
政治のこととは距離を取り、自分自身の態度を示さずに、そ知らぬふりをしていることが(それでいて、自分自身の政治に対する見解や考え方が鍛えられているかというと、全然ダメのバカ丸出しです)、多くの有権者・国民のマナーであり処世術であり仁徳であり善である、かようなバカバカしい「政治文化」がこの国で蔓延しているのです。だから、国政選挙・地方選挙の投票率はどんどん低下していきます。日本の政治は、地方行政も含めて自分とは関係がない、こんな認識ではないかと推測されます。これで民主主義が維持できるわけがありません。この国の多くの有権者・国民は、民主主義や人権は「常に与えられるもの」「いつも空気のように存在しているもの」と勘違いをしているのでしょうか。愚かな態度を改めなければ、やがて地獄を見ることになるのです。
関連事項として、別添PDFファイルの2枚目をご覧ください。様々な考え方に基づく議論の府である国会の議員会館で、議員会館を利用する人たちに対して重大な言論・表現の自由の侵害=日本国憲法違反の人権侵害が行われています。そもそも無礼千万という他ありません。いったい誰が、いかなる権限をもって、かようなことを会館のガードマンたちにさせているのかです。それにしても、何故、かようなことが国会で問題にもならずに放置されているのか、日本の国会議員のレベルの低さ=言論・表現の自由というものがどういうものか理解できていない状態を、この議員会館でのガードマンたちの狼藉行為がよく現しています。(参議院会館は比較的対応が「まし」、ひどいのは衆議院第1、第2の2つの会館です)
他にも、会館の中で、室内が混み合っていた場合に、出口の外側で(廊下側)でチラシやパンフを配布しているとガードマンが邪魔をしに来るとか、議員会館の外の敷地空間ではチラシ配布はやめろ、ゼッケン・プラカード・ワッペン・バッチなどは外せなどとガードマンが言いに来るとか、この議員会館では、ロクでもない日本国憲法違反の言論・表現妨害行為が続いているのです。下記に、別添PDFファイルのチラシ下部に書いた私の怒りの告発文を転記しておきます(このちらしはただ今配布中です)。
(議員会館の非常識は他にも多くあります。たとえば電話で当日のイベントの開催場所がどの部屋かを聞こうとしても、そのようなことにはお答えいたしません、などという信じがたい返答が返ってくる、あるいは部屋に忘れ物を取りに行こうとしても入れない・入れさせないとか、ともかく、この会館はユーザーの便宜や利便のことなどは歯牙にもかけていない、ガードマン達の態度は劣悪か慇懃無礼で、「上から目線」のロクでもない運営がなされていて、しかもその責任の所在がはっきりしないという、まさに今日の日本政府の態度を象徴的に表すような運営のされ方がなされています。私はユーザーを代表して日弁連あたりが国会に改善を求めたらどうかと思います。そもそも国会議員たちは何をしているのか、です。お前たちだけが便利で快適ならいいのかという話です)
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「こともあろうに、霞金議員会館でかようなことをしている。他方では、赤い羽根や縁の羽根を胸に付けた人間たちはフリーパスである。何が「示威行為に当たる」だ。憲法第9条うんぬん以前の問題だ。言論、表現、活動の自由という基本的人権への侵害のみならず、個人の尊厳にもかかわることだ。無礼極まりなし。かような警備員は契約を解除して退去させよ。国会議員はこれを見てなんとも忠わないのか!?
海外からの訪問客も多い国会議員会館でかようなことをしていて、国際的な恥だと思わないのか!?」
3.総務相 電波停止に言及、公平欠く放送と判断なら(朝日 2016.2.9他)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160208-00000059-asahi-pol
4.首相 総務相を擁護(朝日 2016.2.11他)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201602/CK2016021102000126.html
(田中一郎コメント)
ついにここまで来たかという感じがします。大臣がかような発言を平気でできる国に、この日本がなってしまった。実に嘆かわしいことだと思っています。要するに有権者・国民を甘く見ているということです。
そもそも、いったい誰が、どういう基準で、「公平欠ける放送」と判断するのでしょうか? その「誰」とは、いったい「何様か」ということです。また、今日の安倍政権のように、毎日毎日ロクでもないことを繰り返す政権に対して批判を加えると「公平に欠ける」ことになるのでしょうか。この根曲がり似非右翼女の高市早苗(奈良)は、言論・表現の自由とか、ジャーナリズムがどういうものなのか、まったく理解できていませんね。かような人間を国会議員にしている有権者にも大きな責任があるのです。
ところで、今日において、こうしたトンデモ情勢に日本が陥っている理由はいろいろあるでしょう。しかし、私はこれまでの市民運動・社会運動にも大きな原因があると思っています。
その1:市民運動・社会運動の中に、平気で他人の言論活動を妨害する人間が少なからずいることです。私は3.11以降、本格的に言論活動を始めましたが。これまで、私の言論活動を最も妨害したのは、警察でも右翼でもなく、根性曲がりの木っ端役人や企業職員でもなく、実は市民運動・社会運動を牛耳る一部のリーダーや事務局員たちでした。そうした行為は、下記の高市早苗(奈良)の今回の態度と共通するものがあります。
多くの市民に開かれてある、多様な人々が参加する多様な市民運動・社会運動において、一部の事務局やリーダーを自称する人間たちが、一定の価値観に基づいて参加者の言論活動・市民活動に統制をかける、チラシやビラを撒くときは了解を取れ・挨拶をしろ=ほとんどヤクザの世界でしょう。会場から締め出して、外でずらっとチラシ配布の人たちが並ぶ、それを異常だとも思わない人間達、私の若いころには考えられなかった、こうした「北朝鮮型」の「統制され徹底管理された」、言い換えれば、「集団的一致行為」に美や価値を見出し、作為によって作り上げられた「団結」や「協賛」の演出を優先して動いていく市民運動・社会運動、これって、ひょっとして、かつてのファシズムやスターリニズムと、どこが違うの、と思われませんか? (カクマル派も撒いているからやめさせる、などという「言い訳」がなされますが、方便です。カクマル派がいてもいなくても妨害行為はなされています)
しかし、そんな人間が今の日本の市民運動・社会運動には、やたらに増えてしまっています。私は、他人の言論を妨害するようなうっとうしい市民運動・社会運動なら、迷惑なので、いらない、と思っています。ジョージオーウェルの小説「アニマルファーム」にでてくる「ブタ」のようなものだと思っています。
その2:日本の政治が2流であるというのはずいぶん昔から言われてきたことですが、日本の有権者も、そして市民運動・社会運動も、この2流の政治を変えることに、ほとんど本気で努力しませんでした。その典型が、老舗の市民運動・社会運動団体によくみられる「政治的カマトト主義」であり、また、多くの日本の有権者・国民に見られる「政治的中立主義」ないしは「脱イデオロギー」です。昨今では、日本国憲法について話をすると、イデオロギーに毒されている、政治のことはやめましょう、などといって排除しようとする馬鹿者までが出てきています。それは市民運動・社会運動の中においてさえ、そうです。日本には民主主義というものが全く根付いていないのか、と思わせるような状況が出始めています。
このメールには多くは書きませんが、有権者・国民は滅び去る前に早く覚醒する必要がありますし、市民運動・社会運動も、危機の時代のものに生まれ変わっていく必要があります、ただ単に、多くの人を集めて国会を取り囲むだけで、世の中が変わる、市民運動・社会運動の目的が達成できるなどとは思わない方がいいでしょう。これからの危機の時代の市民運動・社会運動は、社会を変えるとともに、政治も変えていかなくてはならないのです。この高市早苗を選挙で落選させること=これもまた重要な市民運動・社会運動の課題です。
5.NHK呼び説明求める、事前報道巡り滋賀県議会、決定後撤回(朝日 2016.2.11)
http://www.asahi.com/articles/DA3S12204359.html
(田中一郎コメント)
全国的に見ても数少ない優秀な知事だった嘉田由紀子氏を、在職期間中にいじめにいじめぬいていた滋賀県議会、その議席の圧倒的多数派は申し上げるまでもなく自民党です。そのオバカの集合体の滋賀県議会が、こともあろうに言論・表現の自由や報道の自由を侵害するロクでもないことをしていたことが発覚したのがこの記事です。事前報道して、何が悪いのか? お前たちは何様だと思っているのか、ということです。かようなことを議会の中でバカ騒ぎをして、NHKを呼び出して恫喝をかけ、そして他のマスコミも含めて今後の取材活動を委縮させていく、そういう「よからぬ魂胆」が丸見えの愚行である。
NHKがこれに対してどういう態度を取ったのかは知りませんが、そもそも呼び出されても、のこのこ出ていくなよ。マスコミも権力監視のメディアを自称するのなら、こうした理不尽な出鱈目に対して反撃をして、滋賀県議会のあらゆる出鱈目を徹底取材して、こてんぱんにぶったたけばいいでしょう。こういう地方議会にカビのように生息している地方ボス=地方議員どもは、一度大清掃をしないと、もはやにっちもさっちもいかなくなっている地方自治体が多いのです。嘉田由紀子知事を選んだ滋賀県民のみなさま、一度、滋賀県議会の自民党議員達を全員落選させたらどうですか?
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http://bylines.news.yahoo.co.jp/kawamotohiroshi/20160213-00054354/
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http://www.excite.co.jp/News/society_g/20151125/Litera_1718.html
6.日本国憲法に危機迫る
戦争法制と緊急事態条項改憲という2つの「アベズム」がもたらした民主主義破壊、平和主義放棄の危機については、別添PDFファイルの下記の2つの集会レジメをご覧ください。前者(6)は、北区での「総がかり行動実行委員会」発足集会でのレジメ、後者(7)は、参議院会館講堂で開催されました「ミナセン」全国集会でのレジメです。
(6)(レジメ)戦争法は何故廃止しなければならないのか:市民の行動こそ力(清水雅彦日体大教授 2016.2.8)
(7)災害をダシにするな:緊急事態条項改憲の危険性(小口幸人弁護士 2016.1.22)
草々
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