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2016年2月27日 (土)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(16):老朽化原発をインチキ審査で再稼働する「破滅への道」=高浜1,2号の後ろには、他の老朽化したオンボロ原発の再稼働がわんさと待ち構えている

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のお知らせ)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.広島市内での伊方原発に関するアンケート調査結果

「広島市から一番近い原発は「伊方原発」だとご存知でしたか?」

 http://saiban.hiroshima-net.org/img/20160130_photo4.jpg

 

(路上でのシール投票によるアンケート結果は驚くべきものでした。福島第1原発事故を経験した日本で、あの原爆被爆地・広島市でこうですから、何をかいわんやです。東京をはじめ、他の地域では、もっとすさまじい結果になるであろうことは明々白々です。私たち脱原発の市民運動・社会運動に何が足りないのかを赤裸々に示しているように私は思います。:田中一郎)

 

(関連サイト)2月27日本通りにて街頭アンケートを実施します 伊方原発広島裁判経過報告

 http://saiban.hiroshima-net.org/report/?p=156

 

(関連)伊方原発運転差止広島裁判

 http://saiban.hiroshima-net.org/

 

(みなさま、この裁判の応援団に加わってください、お願いします:田中一郎)

 

2.【APASTイベントのお知らせ】

 4月3日(日)に、フリージャーナリストの守田敏也さんをお招きし、「『原発からの命の守り方』を考える」と題する講演会を開催します。福島の原発事故から5年が経とうとする今、あらためて被ばくの実態を捉えなおしながら原発事故対策を考えます。

 

日 時:201643()

13:00 開場、13:30 開始

13:4015:10 第一部【基調講演】講演者:守田敏也(フリージャーナリスト)

 (休憩)

15:3017:00 第二部【パネルディスカッション】


パネリスト:

    筒井哲郎(APAST理事・原子力市民委員会規制部会長・元プラント技術者)

   小倉志郎(コスタリカに学ぶ会・元原発技術者)

  青木一政(ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)理事)

  後藤康彦(菌類懇話会事務局)

  司会:後藤政志(APAST理事・元原発技術者)


場 所:入谷ホール(東京都台東区入谷1-27-4プラーズ入谷2階)

*東京メトロ日比谷線「入谷」駅3番出口より徒歩3分。地下鉄から地上に出て、そのまま昭和通り右側を直進、右側


参加費:一般1,000円、学生・APAST会員500

*講演会終了後、会場近くで懇親会を開きます。

 

参加のお申込みは以下のフォームよりお願いします。

 http://bit.ly/1SN5cEw

 

(ここから本文)

=============================

 みなさまご承知の通り、このほど、原子力に「寄生」しながら「リップサービス」だけの原子力「規制」(?)に終始している「ほら吹き」委員長=田中俊一以下、原子力規制委員会・規制庁が、福島第1原発事故後初めて運転開始後40年を経過した老朽化原発=高浜1,2号機の再稼働へ向けて、新規制基準適合「審査」にGOサインを出しました。信じがたい話です。しかし、これを報道する東京新聞その他の記事を読みますと、ますますこれは審査の甘さなどという生易しさを超えて、危険極まりない、目先のことだけしか考えない、日本を破滅に導いていくインチキ行為としか思えません。既にプロ級の理解力をお持ちの皆様に再確認をしていただく意味で、この老朽化原発である高浜12号機再稼働の看過できない問題点を書き留めてお送り申し上げようと思います。どうぞ、ご覧いただきますようお願い申し上げます。

 

 <別添PDFファイル・関連サイト>

(1)高浜12号機 新基準適合、老朽原発 40年超で初(東京 2016.2.24 夕刊)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/CK2016022402000238.html

 

(2)高浜12号機 新基準適合、例外「60年運転」 現実味、老朽原発相次ぎ延命も(東京 2016.2.25

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/CK2016022502000138.html

 

(3)老朽化 審査に記載なし 高浜1、2号機 新基準適合(東京 2016.2.25) 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2016022502000140.html

 

(4)安全は幻想だった(東京 2016.2.21

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/CK2016022102000110.html

 

(5)原発事故 政府の力では皆様を守り切れません(東京 2016.2.20

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/CK2016022002000148.html

 

(6)東京新聞【関連】福島事故 首相談話草案全文 妊婦、乳幼児連れの方 優先乗車させて社会(TOKYO Web)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/CK2016022002000157.html

 

 <参考>

(1)高浜原発の基準地震動700ガルは、実際に起こった4000ガルの地震を考慮したのか 2015.5.8 小山(美浜の会)

http://www.jca.apc.org/mihama/takahama/rep_fukui_senmoni20150507.pdf#search='%E9%AB%98%E6%B5%9C%E5%8E%9F%E7%99%BA+%E5%9F%BA%E6%BA%96%E5%9C%B0%E9%9C%87%E5%8B%95'

 

(上記の中でも(3)が重要な記事なので、下記にその一部を転記します)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(中略)

規制委の定例会合が開かれる部屋で、審査の経過などを記した審査書案を開き、疑問に感じたのが、四百ページ近い書類の中に、原発の老朽化についての審査が書かれていないことだった。老朽化の問題は、原子炉本体など交換できない原発の重要部分に直結する、いわば土台に当たる部分だ。土台の安全性がどう確かめられ、新基準向けの設備が加えられてどう改善されるかが記されていいはずだ。

 

実質的な議論はわずか十五分。老朽化に関する議論はなく、田中俊一委員長の「炉内構造物の耐震性は今後、実証試験をしていくの?」との質問に、事務局が「今後、実施していく」と答えただけだった。

 

関電は原子炉や建屋を調べる特別点検を実施し「問題ない」との結論を出しているが、審査は途中で、やりとりの通り、実証試験もこれからだ。事務局に、こうした点を含めて一体的に審査してない理由を聞くと、「法律が違う」と説明。今回の審査は、新規制基準に対応する方針を確認しただけだという。

 

(中略)

終わっていないといえば新基準に対応するための設備類もそうだ。格納容器上部に増設する鉄筋コンクリート製の放射線遮へいドームのほか、事故時に指揮所や備蓄基地、要員の避難所などの機能を果たす対策拠点の工事は手付かず。2号機の冷却に直結する海からの取水管も、想定する地震動の引き上げで、もっと強固な岩盤の中に造り直す必要に迫られたが、まだ始まったばかりだ。

 

ケーブルを防火性能の高いものに替えたり、ケーブルに防火シートを巻いたりする対策も必要だが、ケーブルの長さは12号機で計約千三百キロもあり、施工が難しい場所も少なくない。(以下、省略)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(田中一郎コメント)

 これらの記事を見て、私の頭に浮かぶ問題点を箇条書きにしておきます。こうしたことが素人の私のような者にも納得がいく説明がなされない限り、老朽化したボロ原発の再稼働など絶対にダメだということです。インチキ審査による無理やりの再稼働は、そのまま「破滅への道」を意味します。(下記は「老朽化」に関連することのみを列記しています。これに加えて、一般の原発の再稼働にかかる様々な問題=たとえば福島第1原発事故の実態解明や原因究明ができていないのに、どうして安全が確保できるのかとか、炉心溶融時の緊急冷却や放射能の環境拡散を防止する対策はどうなっているのか、地域住民の避難計画に実効性はあるのか、などの多くの「原発の安全確保上の問題」が置き去りにされたままであることは申し上げるまでもありません)

 

1.原子炉圧力容器が緊急冷却で割れてしまうかもしれない

 原子炉圧力容器の中性子照射劣化の度合いが不明。脆性遷移温度はいかほどになっているのか。この温度が高いと、緊急時に緊急炉心冷却装置(ECCS)などで緊急冷却水を原子炉に入れたとたんに、圧力容器が「パリン」と割れてしまうかもしれない。また、これまで井野博満東京大学名誉教授(金属材料学)や小岩昌宏元東北大学金属材料研究所教授・京都大学工学部教授らの専門家からは、①この脆性遷移温度の予測の方法が科学的に見ておかしい、危険な方向へ=金属劣化を甘く見る方向で。ごまかしがある、②古い原発は当時の金属素材に銅が混ざっていて、中性子照射による脆化がより一層ひどくなっている可能性がある、などの指摘がなされている。しかし、この点について、原子力規制委員会・規制庁が厳重に審査した様子は見られないし、説明責任も果たしていない。井野博満氏や小岩昌宏氏と、きちんと結論が出るまで議論・検討したという話も聞かない。原子力規制委員会・規制庁も関西電力も、まるで両氏から逃げ回っている様子である。

 

2.蒸気発生器(熱交換器)の老朽化・疲弊度合いはどれくらいなのか

 加圧水型のアキレス腱と言われている蒸気発生器(一次冷却水と二次冷却水の間で熱の交換を行う装置=効率を上げるため、ガラス細工のように細い細管が入り組んでいる機械だが、その分、地震の揺れに弱い)の堅確性はどこまで担保されているのか。高浜1号機、2号機のそれぞれの蒸気発生器は使い始めて何年目か?

 

3.80万KW級の巨大原発2基の老朽化による機器類劣化の状況を調べようと思ったら、何年も何年もかかるだろう。特にさまざまな冷却水その他の配管や電気系統・空気圧系統の制御系の管などに劣化・脆化や破損・故障はないのかなど、調べなければならないことは山ほどある。しかも、最近は隣接の高浜4号機で、ボルトの締めが悪くて一次冷却水が放射能とともに漏れる事故を起こしている。再稼働認可をしてすぐの話だから、全く呆れた話だが、老朽化している1,2号機の場合には、ボルトやねじのゆるみは、4号機より以上にありうる話である。しかし、その全部をどうやって、どれくらいの時間をかけて点検するのか。緩んでいるのは原発のボルトやねじだけでなく、関西電力や原子力規制委員会・規制庁も緩んでいるのであって、そんな人間集団が点検をしたところで、どこまで信頼が置けるのか。

 

4.老朽化原発は設計思想が古いため、どうやっても現在の技術水準の安全性は担保できない。そんなものを何故再稼働させるのか。田中俊一は、関西電力は新規に原発を建設する費用の1/2の費用をかけて老朽化した高浜1,2号を補強する計画のようだとコメントしている。しかし、そんな程度のコストでは、老朽化した原発は危険なままである。世界の原発安全水準は、こうしたインチキのはるか上を行く。二重の格納容器にコアキャッチャー、緊急時の格納容器強力冷却システムなどなど、日本の再稼働原発にはない安全施策が施されることがルールになっている。

 

5.基準地震動を700ガル程度の水準で誤魔化していること、また、基準津波も数mの水準で誤魔化していることは、老朽化原発にとってはより深刻な問題だ。特に地震の揺れは、ボロ原発の様々な機器類に深刻なダメージを与えるだろう。若狭湾の沿岸でも数千ガルの地震が直下型で起きても何の不思議もない。しかし、その場合、高浜1,2号はもたない。

 

6.規制委が追加の必要性を認めた「4つの補強・追加工事」

(1)1,2号機の格納容器上部にドーム状の覆いをかぶせ放射能を遮蔽するという。

 しかし、格納容器が水素爆発で吹き飛べば、こんなものはそれと一緒に吹き飛んでしまう。高浜原発のような加圧水型原子炉は格納容器が福島第1原発のような沸騰水型に比べて格段に大きいため、水素爆発も巨大なものになる可能性が高い。しかし、その水素爆発防止対策は手抜き状態だ。せめて格納容器を二重にし、格納容器内は窒素ガスを充満させよ(福島原発のような沸騰水型原発は窒素ガスが充てんされるが、高浜原発のような加圧水型原発は普通の空気状態のままだ=水素に、どうぞ爆発してくださいと言っているようなもの)。

 

(2)緊急時対策所の設置

 これがなぜ「追加工事」なのか? 原発過酷事故時には、これがないと対応のしようがない。しかし、記事には、その緊急時対策所が免震構造なのかどうか、どれくらいの収容人数で、どれくらいの広さで、どんな設備機能を保持させて、どういう内容・構造の「緊急時対策所」を、どこにいつまでに造るらせるのか、具体的なものは何もない、ただ「口約束」として「そのようなものを造ります」だけの話にとどまっている様子だ。九州電力の例もある。こんなものではダメだ。

 

(3)ケーブルを防火シートで被う

 覆ったって、燃えるものは燃える。実験をせよ。防火シートで覆われた可燃性カバー付きのケーブルを温度数千度の状態に長時間置いて、自然発火しないかどうか実験してみよ。また、原発全域にわたり(延長1300km)、防火シート追加の工事ができるのか? できなければ廃炉でいいのか。

 

(4)地震対策のため2号機の取水口を移設し、より硬い岩盤に海水管トンネルを造る

 こんな新トンネルが大きな地震に耐えられるなどという保障はどこにもない。より硬い岩盤が原発敷地内にあるのかどうかも怪しい。そもそもこの新海水管トンネルと海水管は、設備の重要度ランクではどのランクか。基準地震動700ガルが小さすぎ、それに対応しているだけの海水管トンネルなど、「慰め」程度の効果しかない。つまり、地震によって原発が海水を取り込めなくなれば、復水器が機能しなくなり、炉心を冷却することができなくなるということを意味している。 

 

7.建屋のコンクリートの老朽化

 加圧水型原発の建屋には鉄筋は入っていないと聞いたが本当か? 建屋の老朽化による構造強度上の問題はどうなのか? 地震の揺れで壊れたりしないのか?

 

8.狭い原発敷地

 高浜原発(1~4号機)を含め、若狭湾の各原発・核施設はその敷地面積が狭く、過酷事故などの緊急時対応ができるような立地ではない。もちろん事故後の汚染水対策もできないし、外部からの支援物資の搬入その他、外部からのアクセスも困難を極めるだろう。このことはいかんともしがたく、若狭湾の原発・核施設は即時廃止である。これまで大きな地震や津波が襲ってこなかったことを「幸い」とすべきである。

 

9.出力の大きい原発をコスト面の理由で再稼働=より危険

 東京新聞記事にもあるように、50万KW以下の小型原発は、新規制基準や老朽化対策にかかる費用とのコスト・パフォーマンスから見て、割に合わないため廃炉となっている。老朽化原発で再稼働する計画ないしは計画になりそうな原発は、すべて80万KW程度以上の中規模・大規模原発がほとんどだ。しかし、それはそれだけ危険度が大きいことを意味している。

 

10.この原子力規制委員会、そして老朽化40年廃炉の例外

 最後に、このいまいましい田中俊一以下の原子力規制委員会委員を選んだのは民主党政権であり、また、いろいろと修飾語を付けて言い訳をしながらも、原発寿命40年に例外規定を入れたのも民主党政権である。民主党など、脱原発もきちんとできない、まさに「口先やるやる詐欺」の政治家集団であることを忘れないでおきましょう。

 

▼原発用語と大日本帝国軍用語の類似性

 昔、あのグロテスクの固まりだった大日本帝国の軍部・昭和軍閥たちは「言葉いじり」をして、その言葉のニュアンスを変えることにより、国民に対して自分たちの「作戦」の悲惨な結果をごまかそうとした。それと全く同じような「言葉いじり」をしているのが原子力ムラの人間達である。下記にそのほんのわずかな事例を列記しておきます。ほんとうに愚かなことを繰り返しています。誰がこんなものに騙されますか? まさに、昔「軍閥」、今「原子力」(あるいは「核・原発」)です。

 

(原子力ムラ)

 事故 ⇒ 事象、過渡現象

 老朽化 ⇒ 高経年化

 炉心溶融 ⇒ 炉心損傷、炉心破損

 放射性廃棄物処分 ⇒ 環境整備

 原子炉建屋水素爆発=爆破弁,爆発的事象

 余裕深度処分場=中レベル放射性廃棄物:深度50100

 

(大日本帝国軍部)

 敗退 ⇒ 転進

 全滅 ⇒ 玉砕

 自爆攻撃 ⇒ 神風特攻隊

草々

 

(追)他のMLでの議論です。ご参考までに。

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私は日本の防衛論を論じる場合には、抽象論や一般論ではなく、具体論ないしは現実論としてすることが大事だと思っています。

 

それで、私が一番肝心だと思いますのは、今のアベ自民党政権が、はたして日本の国民を守る政権なのか、日本という国を守る政権なのか、ということが最も重要ではないかと思っています。あるいは、今の自衛隊の幹部たちは、日本の国民、日本という国を守る人間達なのか、ということです。(自衛隊の内部情報や事情については秘密のベールに包まれたままです。危険な状態が続いています)

 

彼らが日本国民の命や健康、財産や生活や仕事などを最も守るべき大切なものと考えているのなら、たとえば福島第1原発事故の後のあの態度は何なのか、被害者に対してふるまっているあの重大な人権侵害はいったい何なのか、あるいは原発・核施設の再稼働を、周辺住民の避難計画も出鱈目のまま、原発の安全確保もできていないまま、なぜ再稼働するのかです。

 

あるいはこれまで、あの連中がやってきたことが、国民や国土を最も大切なものと考えて行動していると言えるのかということです。派遣法などの労働関係法の改正や生活保護などの社会保障の切捨て、国家戦略特区や生活破壊の規制緩和、食の安全や日本の農林水産業を守らず、日本の医療をアメリカさまに差し出すTPP協定などなど、彼らがやっている売国奴行為・国民詐害行為は山のようにあります。それが、いざ、軍事や防衛の世界に来ると、いきなり清く正しき日本の守護神にでもなるというのでしょうか。私は、「彼ら」が行うものについては、全部だめ、というのが結論です。彼らに日本の国民や国の防衛を論じる資格はないと考えています。彼らに日本の政治をはじめ、一切を任せるわけにはいかない、ということです。防衛論云々以前の問題です。

 

少し前に私は「戦争とはどういうものか」という短文を書きましたが、戦争は「国を守るため」「国民を守るため」に行われるものではなく、まさに「政治の延長」として行われる、支配権力のための暴力であり、その暴力は、支配権力の利益や利害に反するものに対しては、それがたとえ国民であろうとも、牙をむくということを強調いたしました。

 

「北朝鮮や中国が攻めてきたらどうするか」という質問は、その質問をする人間が、そもそも平和ボケをしていて、戦争を抽象的に、せいぜいが小林よりのりのマンガ程度にしか認識していないと、私は受け止めています。

 

「北朝鮮や中国が攻めてきたらどうするか」には、そうならないために、どのような努力が必要なのかをまず考えること、が正解だろうと思っています。この小さな日本列島の国が、日本海側にずらっと原発・核施設をならべて、戦争などできません。鉄砲の弾を鉄砲で撃ち落とすような発想(前泊博盛さん)のミサイル防衛など、軍事オタクのカネのかかりすぎるお遊びか、アメリカへの媚びへつらい以外の何物でもないのです。

 

私は日本の防衛論は

(1)日米地位協定の見直し=対等の日米関係の構築

(2)「思いやり予算」「対米献金」の解消

(3)沖縄米軍基地の撤去(普天間のみならず嘉手納も撤去です)

(4)特定秘密保護法の廃棄と情報公開法・公文書管理法の拡充

 

の4つからスタートしていくべきと考えています。そうした具体論や現実論がないままの、空中戦のような「空論」のやりとりは、私はほとんど意味がないように思っています。

 

「思いやり予算」については、下記にお書きになっているようなことですが、そのネーミングの解消から始めないといけません。こんなものが問題にもならず、有権者・国民・市民の異議申し立てや怒りにつながっていないこと自体が、この国の民主主義のレベルの低さ、この国の有権者・国民・市民の前近代性を象徴しているように思われます。

 

近々、「安倍政治と自民党政権に終止符を打つための勉強会」で、「戦争と平和」の問題をとりあげてみようかなと思っているところです。次回は3/30を予定しています。

 

●戦争とはどういうものか (安倍晋三が進める戦争国家への道と,戦争というものの正体)+ (要注意)「牛乳」の表示がごまかされています!  いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-ba21.html

 

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