(報告)南相馬・避難20ミリシーベルト撤回訴訟第二回口頭弁論:東京地裁の担当裁判長が提訴をした原告側の意見陳述を認めないという信じがたい出鱈目=人権蹂躙をしています、「現代の悪代官所」=東京地裁に抗議の声を!!
前略,田中一郎です。
昨日(2016年1月13日(水))、「南相馬・避難20ミリシーベルト撤回訴訟 第二回口頭弁論」がありました。後半の前には経済産業省前と東京地裁前で抗議集会が開かれ、そのあと参議院議員会館で報告集会が持たれました。以下、簡単にご報告いたします。
<イベント情報>
●南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会 第2回口頭弁論期日決定!1月13日は東京地裁へ! 大法廷を埋め尽くそう!
http://minamisouma.blogspot.jp/2015/11/113.html
<訴訟の会・支援の会>
(1)南相馬・避難勧奨地域の会 HP
https://sites.google.com/site/minamiswg/home
(2)南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会 HP
http://minamisouma.blogspot.jp/
(上記に次のサイトもあります)
●第2回口頭弁論期日での提出書類を掲載しました
●【緊急署名】原告による十分な意見陳述の場の設定を
≪当日録画>
(1)20160113 UPLAN【経産省・東京地裁前抗議】南相馬・避難20ミリシーベルト撤回訴訟第二回口頭弁論期日 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-_t9GfVHHVg
(2)20160113 UPLAN【報告集会】南相馬・避難20ミリシーベルト撤回訴訟第二回口頭弁論期日 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Erjk3lh-h4s
(お粗末ながらスピーチをさせていただきました。録画開始後、1時間30分くらいのところからです:田中一郎)
<当日配布資料>
(1)南相馬・避難20ミリシーベルト撤回訴訟 第二回期日報告集会 プログラム(2016.1.13)
「sosyou_syuukai_prgm.pdf」をダウンロード
(2)南相馬・避難20.:ミリシーベルト基準撤回訴訟について(2016.1.13)
「minamisouma_sosyounituite.pdf」をダウンロード
(3)再び放射能を南相馬にまき散らす蕨平「資材化」施設の危険性(青木一政、中西四七生2016.1.13)
コンパクトな資料ですが、この訴訟の肝心なことが短時間でわかります。(3)は報告集会での青木さん、中西さんの講演レジメです。とてもいい内容ですので、併せて是非ご覧ください。(南相馬の風上地域にあたる飯館村蕨平に巨大な放射能汚染ゴミの焼却施設をつくろうとしているようです。また、福島県内は、あっちこっちが、この放射能汚染ゴミの焼却場だらけになっていく様相になってきました。放射能の汚染物を焼却したりすれば、放射能は環境に拡散してしまい、除染した意味がなくなってしまいます。何を馬鹿なことをしているのでしょうか。こんなことはやめるべきです。放射能汚染物は、厳重に保管・管理して、自然減衰を待つほかありません。
ところで、このメールの表題にも書きましたように、「東京地裁の担当裁判長が提訴をした原告側の意見陳述を認めないという信じがたい出鱈目=人権蹂躙をしています、「現代の悪代官所」=東京地裁に抗議の声を!!」という状態になっていることが、今回の公判で明らかになりました。信じがたいことです。裁判を提訴した原告から裁判所・裁判官が意見陳述の機会を奪う、などということが許されるのでしょうか。明らかに、日本国憲法第32条が定める「裁判を受ける権利」を蹂躙する行為に他なりません。有権者・国民・市民の基本的人権を裁判所・裁判官自らが侵害しているのです。
これについて、原告代表の小澤洋一さんの抗議(別添PDFファイル)をご覧ください。
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裁判長、第2回口頭弁論以降の意見陳述を認めない意向を示したとのことですが、原告を代表して陳述の継続を強く求めます。808人の原告が、代わるがわる過酷な放射能環境下での生活実態を訴える機会を奪うことは、解除のプロセスで私たち原告の意見を無視した被告の国・政府と同じ轍を踏もうとしているのではないでしょうか。
原発事故に全責任があるのに矛盾を抱える国は、数々の機会がありながら私たちに耳を貸さず、質問書にも全く回答をしてきませんでした。たまりかねて起こした裁判なのに、世間にも訴えたい意見陳述を省かれるとは、まるで被ばくの黙認を強要されているかのようです。福島県にだけ年20ミリシーベルトという追加被ばく基準を適用されていることに、公平であるべき裁判所が、何の疑問も抱かれないのでしょうか。
国は線量(シーベルト)という概念だけを持ち出し、原発の放射線防護に適用される汚染(ベクレル)を無視しています。先週測定の通学路の土壌は、放射線管理区域基準の100倍以上( 1平方メートル当たり407万ベクレル)。空気も水も原発事故前の数百倍以上に汚染されました。先月、ついに私も幼少期以来の鼻血が出ました。以前の数百倍も強くなれないのに、ここで子どもたちを育て続けていいのでしょうか。
原告は年20ミリの被ばく以外にも地域の汚染について訴えたいことが山ほどあります。毎日被ばくの脅威に曝されている私たちにしか分からないことも数多くあります。私たち原告の声を十分に反映させてください。たったの数分です、この5年間の被ばく問題を数分で語ることに何の問題があるのでしょうか。裁判長、他の被ばく裁判のように毎回2名の意見陳述を、今すぐこの場で再開してください。以上
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(小澤さん、鼻血がとても気になります。ご健康と放射線被曝にはくれぐれも気を付けてください:田中一郎)
(田中一郎コメント)
この東京地裁の原告「封じ込め」=意見陳述をさせないという理不尽極まる訴訟指揮は、実はこの南相馬の訴訟だけでなく、福島地裁で行われている「子ども脱被ばく裁判」などの被ばく裁判や、同じく東京地裁で開催されているTPP違憲訴訟などでも同じです。裁判所自らが、こうした基本的人権の侵害行為を平然と行っていてどうするのでしょうか。
私は、これは、裁判所が、行政権力=安倍晋三自民党政権への忖度行為として、「マスコミ対策」を行っているのではないかと推測します。つまり、放射線被曝にしろ、TPP協定にしろ、その本当の姿=つまり「実態」が、広く有権者・国民に明らかになっては絶対に困るようなことが裁判のなかで詳細に明らかにされてしまい、それをマスコミが詳しく報道してしまうと、今の状況が180度ひっくり返ってしまうかもしれない、という危機感があるのでしょう。だから原告側にはほとんど意見陳述をさせず、大半を書類審査で裁判を進行させ、マスコミが取材できない状態にしておいて、結論だけ原告敗訴の判決を出そうとしているのではないでしょうか。
マスコミは、この東京地裁や福島地裁の裁判の「門前払い」行為、原告の裁判を受ける権利侵害をしっかり報道し、裁判の事実上の形骸化工作を裁判所・裁判官が自ら行っていることを有権者・国民・市民に広く知らせていただきたいです。また、私たち有権者・国民・市民も、この「現代の悪代官所」=裁判所・裁判官の「悪事」を広く拡散して伝えていきましょう。そして、返す刀で、最高裁判事の国民審判は、全員を「×××××××」です。また、「子ども脱被ばく裁判」やTPP違憲訴訟へのご支援もよろしくお願い申し上げます。
草々
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