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2015年11月12日 (木)

どん底へ向けて転落していく日本の現状は「ちんぴら右翼化」(野卑下劣)なのか、それとも「シンガポール化」(成長独裁)なのか? (内田樹・白井聡対談 『日本戦後史論』より)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

(最初に若干のこと)

1.(別添PDFファイル)ちばてつやさん執筆イラスト(6) 放射能は今でもこわいよ! 

「tiba_irasuto_6_housyanou.pdf」をダウンロード

https://drive.google.com/file/d/0B07Aw0TeW8fHQjVJZ3prV09Tb0U/view?pli=1


 漫画家のちばてつやさんが書いてくださいました。脱被ばくの市民運動・社会運動にご活用ください。

 

(関連)マンガ・イラストを集めました。さまざまな市民運動・社会運動にお使いください  いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-ad35.html

 

(関連)★寄稿:「新宿デモを取材して」 現代報道フォーラムの村田氏より、★郡山から川崎への避難者の訴え 等

 http://fukusima-sokai2.blogspot.jp/

 

2.(イベント情報)(メール転送です)たんぽぽ舎MGより

┏┓

┗■1.電力の自由化・連続講座(東京電力さようなら講座)開催

 |  来年4月から電力会社を選択できる・原発さよならだ

 |  北海道や九州の「新電力会社」からも電気を買えます

 └──── 主催:「スペースたんぽぽ」・たんぽぽ舎

 

◆第1回「電力自由化で原発と電力会社を葬る!!」

 日 時:20151128()18時より20

 お 話:広瀬 隆(作家)

 参加費:800(資料を用意します)

 

◆第2回「電力改革と脱原発」

 日 時:201512月8日()19時より21

 お 話:熊本一規(明治学院大学教授)

          緑風出版から「電力改革と脱原発」を出版

 参加費:800(資料を用意します)

 

◆第3回「新電力から購入・自治体でやれること」

 日 時:20151224()19時より21

 お 話:大沢 豊(立川市議会議員)

     (新電力からの電力購入で、立川市の電力料金=税金を大節約した人)

 参加費:800(資料を用意します)

 

3.(別添PDFファイル)(毎日新聞)■注目ニュース■ 原子力規制委 肝心の情報、やぶの中

 原子力規制委員会・規制庁で先月、公文書管理法違反が発覚した。情報公開請求のための文書目録とも言える「行政文書ファイル管理簿」を発足以来3年間も作らず、文書管理の組織内点検も怠って「点検した」と内閣府にウソをついた。これらは明白に違法だが、規制委の情報公開には他にも疑問が多い。

 

▽特集ワイド:原子力規制委・規制庁 肝心の情報、やぶの中

 http://mainichi.jp/m/?Tbqrtu

 

(重要な内容なので昨日のメールを再掲しておきます。委員長の田中俊一を含めて、この連中を委員に選んだのは、まず民主党(野田佳彦政権)であり、続いて自民党(安倍晋三政権)です。つまり自民も民主も同じ穴のムジナだということを意味しています。:田中一郎)

 

4.(別添PDFファイル)(毎日新聞)■注目ニュース■ 核燃 輸送4回の船に100億円

 政府の行政改革推進本部は11日、国の事業の無駄を点検する「行政事業レビュー」の公開検証を行った。高速増殖原型炉「もんじゅ」を運営する日本原子力研究開発機構については、ほとんど使われていない核燃料運搬船の維持費などに年間12億円かかっていることに「打ち切り、見直しも含めた将来的な選択肢」を示すよう注文が付くなど、批判が相次いだ。

 

▽行政事業レビュー:核燃批判続々…4回運搬の船100億円

 http://mainichi.jp/m/?8PwolZ

 

(関連)核燃サイクル、瀬戸際 もんじゅ見直し、規制委あす勧告:朝日新聞デジタル

 http://digital.asahi.com/articles/DA3S12062686.html?rm=150

 

5.Broadcastk~福島原発事故は収束したのか?~ - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=AV_H11XBiC8&feature=youtu.be

 

(ここから本文)

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少し前に発売された新刊書『日本戦後史論』(内田樹(たつる)氏・白井聡(さとし)氏の対談)を、今、読み進めております。その中で非常に興味深い内容のものがありましたので、以下、簡単にご紹介いたします。同書のP5663「右傾化と金儲けの親和性」の章です。内田氏によれば、現在の日本の政治や社会の状況は、いわゆる「右傾化」(戦前の天皇制軍国主義日本のような政治や社会へ向かっている)というよりも「シンガポール化」=「経済成長崇拝独裁」とでも言った方がより適切に思われるとのことです。白井聡氏も、この内田説に共鳴し、いくつかのことを付け加えています。下記に若干の部分を引用しておきます。皆様におかれましては、ぜひ、元本をお買いもとめてお読みになられることをお勧めいたします。

 

ところで、この本に限らないのですが、内田樹(たつる)氏も白井聡(さとし)氏も、その立論は非常に鋭く興味深いものが多いのですが、若手の白井聡氏の言論がしっかりと物事の核心を突いて徹底して正論なのに対して、年輩の内田氏の立論には、ところどころ首をかしげたくなるようなことが書かれています。下記には、今回、そう感じさせられた部分も抜き書きしておきます。図書にしろブログにしろ、内田氏の議論については要チェックであり、丸飲みは禁物であることを注意喚起しておきます。

 

●『日本戦後史論』(内田樹/著 白井聡/著:徳間書店)

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033227347&Action_id=121&Sza_id=B0

 

●(別添PDFファイル)右傾化と金儲けの親和性(内田樹 白井聡『日本戦後史論』)

「NIHONSENGOSIRON.pdf」をダウンロード

(一部抜粋)

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内田 最近の日本は「右傾化」したと言われますが、僕はむしろ「シンガポール化」と呼びたい。政治家も官僚もエコノミストも、モデルはピうもシンガポールのようです。シンガポールが東アジアで最も成功した資本主義国家だと思われている。たしかに、その見立ては正しいのです。シンガポールは国是が「経済成長」ですから。統治システムも、教育も、メディアも、すべての社会制度が「経済成長に資するか否か」を基準に適否の判断がなされる。わかりやすい国です。民主主義は経済成長にプラスにならないと判断されたので、建国以来一党独裁が続いています。国内治安法という法律があって、反政府的な人物は令状なしで逮捕拘禁することができる。労働組合は政府公認のものしかない。大学生は入学に際して「反政府的な意見を持っていない」ことを示す公的な証明書の提出を義務づけられている。反政府的なメディアは存在しない。リー・クアン・ユー一家が首相ポストを世襲し、国有企業を支配している。きわめて効率的なトップダワン・システムです。。だから「世界で一番ビジネスがしやすい国」だと言われる。

 

 そのシンガポールをモデルにして日本の制度も全部作り替えればいいじゃないかと思っている人たちが現在の安倍政権の熱烈な支持層を形成しています。特定秘密保護法とか、集団的自衛権の閣議決定とか、自民党改憲案の「非常事態」の適用による独裁制の合法化とか、あるいは学校教育法改定による学校の「株式会社化」などもすべて「日本のシンガポール化」の流れだと一言ってよいでしょう。だから、彼らを「右傾化している」と呼ぶのは見当違いなんです。彼らは別に戦前の大日本帝国のような日本を作りたいんじゃない。シンガポールみたいにしたいだけなんです。金儲けだけに特化した社会の仕組みにしてほしいので、民主主義は邪魔なだけなんです。

 

白井 はい。今の政治で目に付く傾向は二つあって、右傾化と新自由主義化であると。そのうちのどっちが優越した要素なのだろうと考えてみると、新自由主義化なのでしょうね。新自由主義は本質においては「国籍なき資本のイデオロギー」であるにもかかわらず、日本の文脈ではナショナリズムと親和性が高い。安倍総理は、「瑞穂の国の資本主義」なる珍妙なことを言っています。なんでも、日本の資本主義は英米型の弱肉強食型資本主義とは違ったものであって、そのシンボルが美しい棚田なんだそうです。それで美しい棚田を守りたいとおっしゃっている。もう笑うしかないのですが、政権の推進しているTPPの価値観からすれば、棚田は単に不効率な農地でしかない。こうした明け透けな矛盾を犯しながら平気な顔をしています。正気が疑われる状態です。

 

(中略)何がなんでも経済成長を続けなきゃいけない。そのためにはシンガポールみたいな警察国家になってもいいんだ、というのが現在の日本なのでしょう。もともとは幸福になるために経済成長するはずだったのに、それが自己目的化して、経済成長のためならどんなに不幸になってもいいという倒錯した心情がある。

 

(中略)経済成長が終わった後ーー国内の低廉な労働力人口のプールを使い果たした時点で、ずっと右肩上がりの状態は確実に終わるわけですーー、この国は何を提示できるのか。何も提示できていないではないか。ほんとうに何もないのです。しかも、その事実を直視することもできていないから、近視眼的に「効率、効率l」と喚いている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(田中一郎コメント)

 要するに市場原理主義アホダラ教の連中だということですね。しかも、アメリカの猿まねをして、向こう見ずのネオコンのようなマインドになっている様子もありますから、愚かさ極まれりです。アメリカご本家のネオコンは、そのずば抜けて強大な軍事力や政治力を背景にして、隆々として傲慢ですが、日本のこの「ネオコンもどき」は、アメリカ様に媚びへつらってばかりいて、その返す刀でアジアに向かって威張り散らすのですから、それこそTV時代劇「必殺仕置人」に出てくる南町奉行所の木っ端役人のような情けなさを感じさせます。

 

 ところで、内田樹(たつる)氏の議論の「ちょっと変よ」の部分をいくつか抜き書きしておきましょう。レトリックや自論の強調の可能性も考えられますが、そうだとすると少し不適切ないしはやりすぎです。

 

()「デモクラシーというのは原理的に物事の決定を遅らせるためのシステムであって、てきぱきと最適解を出すための仕組みじゃない。意思決定が遅いので、民主主義体制では国が滅びるときも緩慢にしか滅びない。逆に、独裁システムは急成長する代わりに、一夜にして滅びる。そういうものなんです。原理的にどちらがいい悪いということはない。」(内田樹(たつる))

 

⇒ デモクラシーは物事の決定を遅らせることを目的としているわけではないし、独裁下での意思決定の速さと比べること自体がどうかしている。また、デモクラシーと独裁とを比べて、どちらがいい悪い、ということはない、ということはない。独裁が悪いにきまっとる。(田中一郎)

 

(2)「独裁者に国政の決定権を丸投げしたら戦争を始めてボロ負けしたという場合に、その責任は国民が取らないといけない。現に日本がそうであるように、独裁者たちがとっくに鬼籍に入った後でも、その三代四代後の国民たちが相変わらず隣国への戦争犯罪のいつ終わるともしれね謝罪を続け、戦勝国は国土を不当に占拠したまま帰ろうとしない」(内田樹(たつる))

 

⇒ 日本という国の支配者どもが、アジア太平洋戦争における大日本帝国の罪悪を、いつまでたっても本気で反省をしようとしない、謝罪しようとしない、従って、あの戦争を総括しないでごまかしながら、敗北・敗戦を無視しながら、アメリカの従属下に入っていく、そういうインチキをしているからこうなるのでしょう?(田中一郎)

 

(3)「無限責任体である国家を、有限責任体である株式会社をモデルにして作ることはできない」(内田樹(たつる))

 

⇒ 国と株式会社の組織原理は違うから、同じロジックで組織をやっていけないのはその通りだが、国は無限責任体ではなく、無限の責任転嫁体であり、無責任体だと私は思う。(田中一郎)

 

(4)「自民党も、公明党も、共産党も一枚岩の政党です」(内田樹(たつる))

⇒ 公明党(宗教)や共産党(民主集中制)は確かに人為的に一枚岩に組織が改変されていますが、自民党はそうではない・なかった。それが「乱暴者と腰抜けが合体した一枚岩」となったのは、まさに小選挙区制度・政党制という1990年代初頭の似非政治改革の結果でしょう。(田中一郎)

 

(最後に内田樹(たつる)氏の名誉のため、また一つ鋭い指摘部分をご紹介してこのメールを終わります)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本を「シンガポール化」するためには、日本にあってシンガポールにないもの、つまりこの豊かな国民資源を破壊することが最も効率的な方法なんです。原発を次々に作って国土を汚染し、TPPで小規模自営農業の存立を不可能にするのは、国民が最後に逃れる先であるこの「山紫水明の山河」をそこにはもう戻ることができない場所に変えるための政策であり、その限りでは、たしかに非情なまでに合理的な選択なんです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(「国破れて山河なし」、それが「原発亡国」です。こういうことを率先してやっている安倍晋三一派と今の自民党の政治家連中のことを「保守」などと呼ぶのは間違いです。本当の保守は、原発・原子力にもTPPにも、そして対米隷属前提の安保体制・戦争法制にも、猛反対をする人たちです。何故なら、それらは日本の古き良き歴史と伝統と愛すべき郷土を破壊してしまうからです。:田中一郎)

草々

 

(追1)食べものの放射能汚染 近況

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●食品中の放射性物質の検査結果について(第955報) |報道発表資料|厚生労働省

 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000103673.html

 

(岩手県のソバとキノコから規制値を超える放射性セシウムが検出されています。:田中一郎)

 

●(別添PDFファイル)福島県産大豆、ソバ、小豆に放射性セシウムを検出(福島民報 2015.11.11

 

●福島県内の食品の放射性物質検査の結果

 http://www.new-fukushima.jp/monitoring/

((画面の下の方に「日付」「期間」を入れる「窓」があり、ここに調べたい採取日付を入れて「この条件で検索する」をクリックすれば一覧表で出てきます:田中一郎)

 

(田中一郎コメント)

 岩手県も含めて、東日本の農産物のうち、大豆、ソバ、麦から放射性セシウムが検出されています。岩手県では厚生労働省の定める放射性物質残留規制値の100ベクレル/kgを超えるものまでが見つかっています。福島県などでは、公表されるものについては、数値の小さなものばかりですが、しかし、その数は他の農作物に比べて多いのが目立ちます。安心してはいけません。もっと汚染数値の大きい農作物(大豆、ソバ、麦)が隠れている(ホット・スポット)、または隠されている可能性があるのです。福島県庁のサイトなどは、異常なまでに安全・安心を強調しすぎていて、逆に、大丈夫かなという疑念を湧き立てます。どうも関係者たちは肝心なことをしないで、耳に痛いことは聞かずに耳をふさいで、対策対応をしているのでおかしくなっているのでしょう。福島県を含め、東日本産の農産物や加工食品は、残念ながら安全・安心などといえる状態ではありません。

 

 肝心なこと=それは食べものの放射能の汚染状況を徹底して調べることです。福島第1原発から事故で放出され、今も放出されている放射性物質は放射性セシウムだけではありませんから、どういう放射性物質が放出されたのか、その物資名、その物理学的、化学的、生物学的特性を説明し、そして、それぞれがどれくらいの量の放出だったと推測されるか、などを地域住民や有権者・国民・市民に対して、つつみ隠さず公表すべきです。それから、その各種の放射性物質について、たくさんの飲食品サンプルについて調査・検査をし、検出されたら、今度はその生産現場を徹底して調べるのです。現状では、そもそも、この調査・検査するサンプル数が少なすぎますし(せめて流通する飲食品の1/3~1/2くらいは検査すべきです)、放射性セシウム以外の危険な放射性物質は無視されています。

 

 上記で「生産現場を調査する」とは、たとえば農林水産物であれば、田畑や山林などの空間線量と土壌の調査、そして地下水などの農業用水を、測量地点や土壌採取地点を徹底的に多くとって行い、きめ細かく、見逃しがないように調べるのです。そして、空間線量で言えば0.6マイクロシーベルト/時、土壌汚染で言えば4万ベクレル/m2=667ベクレル/kgを超える汚染が発見されたら(「放射線管理区域指定基準」以上という意味)、そこでの産業活動や農作業は直ちに禁止する、という対応を取ることです。そもそも、そんなところで農作業や林業施業をすれば、作業員・生産者・農家が深刻な被ばくをしてしまいます。恒常的な低線量被曝(外部被曝・内部被曝)は極めて危険なことです。それから、毎日屠殺している家畜の骨や内臓類も徹底して放射性物質の蓄積状況を検査する必要があります。検査しにくい放射性ストロンチウムなどは、屠殺した家畜の骨や歯を調べることが必要不可欠です。

 

 こうした、ごくたり前のことをしないでおいて、毎日毎日無内容な「安全安心キャンペーン」(アンアンキャンペーン)をやり続けているのですから、それを聞かされる方・見せられる方は、ドしらけ、となってしまいます。つまり、今のような「安全安心キャンペーン」(アンアンキャンペーン)は、やればやるほど逆効果であり、陰でそれを創作している広告代理店が商売繁盛で大喜びをするという、「除染」事業と同じような状態が生まれているのです。よらしむべし、しらしむべからず、の人を馬鹿にした原発・原子力哲学が貫徹しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(追2)政治の動きを若干お知らせします。

 民主党は何をしているのでしょうね。民主党は、早く野党第1党として、安倍自公政権を追い詰めるため、原発再稼働ストップや戦争法制廃棄・立憲主義、そして特定秘密保護法やTPPなどの廃止を軸にした「野党連合」ないしは「野党選挙協力」のためのテーブルをつくらなければいけません。党内の細野・前原・長嶋という、自民党も真っ青というほどの、ゴロツキぶり、「口先やるやる詐欺」ぶり、市場原理主義アホダラ教信心ぶりをみせる「民主党3バカトリオ」に足をすくわれている時ではないでしょうに。岡田克也どの、このままでは、来年夏の参議院選挙という関ヶ原の合戦でボロ負けしますよ。そのあとは大坂冬の陣、そして夏の陣で滅亡です。はよう自分自身の政治生命をかけて動き出さないと、あきまへん。草食男子よろしく、道草ばかり食っていてどうするのですか。

 

 有権者・国民・市民は、安倍晋三政権を退陣に追い込むための「野党選挙協力」体制をつくる方向で動く民主党党首=岡田克也を支持し応援するスタンスでいるのですから、これに逆らえば、明日はないし、その期待に応えれば、まもなく岡田克也総理大臣が生まれることになるのです。そういうことですから、頑張れ、岡田克也!!、バカを相手の時じゃない、という美空ひばりさんの古い歌があったでしょ。その歌を聴いて、早く動け。政治も、政権取りも、柔道も、コツは同じだ。(それから、共産党どの、まだいくさは始まったばかりですから、まだまだ早合点せずに我慢して、辛抱強く「野党選挙協力」達成へ向けて、体をほぐしておいてください。共産党もまた、その政治的な成熟度が問われておりますからね)

 

●柔 美空ひばり

 https://www.youtube.com/watch?v=M6MLPkBWP1A

 

●(別添PDFファイル)来夏の参院選 高まる野党共闘の壁(毎日 2015.11.10 他)

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151110-00000006-mai-pol

 

●改憲派が大規模集会、日本会議が主催 首相がメッセージ、改憲「緊急事態条項」から(朝日 2015.11.11

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12060662.html

 

(関連)改憲「緊急事態条項から」 首相、9条改正「必要」 閉会中審査

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12060664.html

 

(右派系はこうやって「ウハウハ」集まって一致団結しておるのに、左派系の市民運動・社会運動は、まるでカラスの勝手連合丸出しで、協調性・協力性・共同性ゼロの、好き勝手なことを個々バラバラでやっている様子。これではかなわんわな。:田中一郎)

草々

 

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